2013年01月エロパロ150: ■■男のオナニー小説 Part2■■ (201)
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■■男のオナニー小説 Part2■■
- 1 :2012/03/19 〜 最終レス :2012/12/29
- 純情オナニーから変態オナニーまで、ショタから大人の男性まで
男のオナニーを描いた話のスレです
【注意】
・sage進行推奨
・荒らしは各自でスルー対処
・次スレ立てはレス数980、スレサイズ480KBを目安に
・BLや二次創作、人を選ぶ要素のある作品は、前書きにその旨を明記してください
【前スレ】
■■男のオナニー小説■■
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1232090875/
- 2 :
- これから大体8レスほどの短編を投下します。
・親しい女友達へのオナ見せ二発目、前スレ>>660の続きです。
・ちょっと女友達がターボ入りすぎな気がしますが、そこはご容赦を
それから、いつも読んでもらってる方々、ありがとうです!
ただ、短編よりこっちの方が良い人にはすみませんが、次は短編になるかもしれません。
- 3 :
-
少し休憩をとって、荒れた息を整えた後。
「じゃあ、離すね…」
「はいっ…」
精液が垂れないよう注意しながら、勃起の先端に被せたティッシュを離そうとする。
「せぇのっ…っ!」
「んっ…!…」
いきなり外気へ触れるシロップ塗れの牡幹は、未だに半勃ちのまま緩い角度を保っていた。
(…あんなに興奮したの…初めてだ……)
凄まじいまでの昂ぶりに、頭の血が沸騰して、全ての思考が真っ白に焼け付くような熱狂。
最後の方は、自分の全てを曝け出したいとまで思ってしまった。
(あんまり声出なくて良かった…)
もしも普段の自慰行為のように、『オチンチン気持ちいい』だの『イグゥ!』と言った淫語まじりのよがり声を上げていたら、
流石に引かれただろう。
(それに…ティッシュ越しだけど、オチンチン触られちゃった…)
厚い束を通してとは言え、異性による初めての接触。手が触れたのを機に弾けた絶頂感は、今も鮮烈に心に刻まれている。
だが、相手が男性恐怖症である事に至り、申し訳ない気持ちが少年の心中に湧いてきた。
「あの…ごめん。準備なしに出しちゃって……」
「ううん、大丈夫。ティッシュも間に合ったし…」
少年の謝罪に、強張った感じもない自然な声が返ってきた。
「でも、ティッシュ越しだったけど、あの…僕のに…」
「大丈夫だったから、うん、大丈夫…」
少し早口になった言動に、拒絶の響きは感じない。どうやら怒っている訳ではないらしい。
ティッシュの中の精液を見ながら、どこか心ここに在らずと言った雰囲気だ。
(これが…精液……)
その時エミは、ティッシュの中のザーメンに釘付けだった。
(見た目は練乳みたい…よく見ると、濃いのと薄いとこが分かれてる)
粘り気たっぷりの黄ばんだ乳白色は、確かにコンデンスミルクにそっくりかもしれない。
(こんなにいっぱい出るなんて、思わなかった…)
手に感じるズッシリとした重さは、彼女の予想を上回るボリュームだ。
そして見た目以上に存在感を示すのが、ザーメンが放つ独自の臭気だった。
(家の漂白剤みたい……何と言うか、青臭いと言うか…)
スゥ…ッ……
お世辞にも良い香りとは言えない異臭を、だが積極的に鼻腔に吸い込んでいく。
(これが全部…私への……)
自分に欲情して、解き放たれた牡の白濁…私への熱情。
これ以上ない自分への思いをぶつけられた気がして、彼女もどこかおかしくなっていた。
(私、何か変になっちゃってる…)
普段とは違う自分、きっと今の自分は変なスイッチが入ってる…
このスイッチが、また切り替わったら…いつもの自分に戻ったら、こんな事出来なくなる。
元に戻る前に……もう一度。
- 4 :
-
「………」
熱心に精液を観察するエミ。まるで自分の欲望を、詳細に調べられている様で恥ずかしい。
「…精液が出る瞬間を、見たかったけど…仕方ないよね」
少し早いテンポの、緊張と興奮を織り交ぜた声が、ふとそんな事を呟く。
「う、うん…」
少年も何と言えば良いか分からず、曖昧な答えを返すだけに留める。
だがこのまま何もしないのもバツが悪い。股間を拭こうとティッシュに手を伸ばすと…
「ま、待って!」
それを見咎めたエミが、少しだけ大きな声でストップをかける。
慌てて手中のティッシュの塊をゴミ袋に捨てると、自分でティッシュを数枚抜き取った。
「私が…私が拭く」
妙な雰囲気の相棒から放たれた言葉は、予想以上の内容だった。
「でも…」
だが、濡れ光る欲望の汁が付着しているのは、少年の牡幹だけ。
「大丈夫、これもリハビリ、練習、慣らしの一環と言うか……ね?」
返事をしかけた少年の言葉を、エミの妙に強いプッシュが遮って、反論を許さない。
彼自身願っても無いシチュエーションだが、彼女の事を考えると無理はさせられない。
(でも、自分でやりたいって言ってるし、これも訓練…大丈夫だよね…?)
結局、ティッシュ越しでも良いから触って欲しいと言う欲望が、理性を説得してそれらしい理由を作らせた。
- 5 :
- シュッ…シュルッ…
数枚重ねのティッシュが、六割勃起の若茎の表面を行き来し、粘つく残滓を拭っていく。
「………」
「………」
掃除の間、沈黙を保つ二人。ティッシュの擦れる微かな音だけが車内に流れる。
だがそんな静寂の世界に在っても、少年の心は平穏ではいられなかった。
(オチンチン、触られてる…!)
ティッシュ数枚越しとは言え、年上の可愛い女性にペニスを触られる…
客観的に見てもかなり危ない行為に、若い牡が冷静でいられる訳はなかった。
ググゥッ…
特別濃厚な一発を放った後にも関わらず、再び股間に力が漲り始める。
「あっ…」
密やかな驚きの声。これで清掃も終わりかと思った少年だったが…
(えっ…!?)
シュッ…シュッ…
彼女の手が、止まらない。尚も硬さを増す高まりを、ティッシュで清めていった。
(………)
精液の残りもあらかた拭き取れたようで、もう掃除を終えても良い頃合だろう。
だがエミの『清掃』は止まらず、敏感な亀頭の表側をティッシュで優しく撫でていく。
「んっ……っ、くっ…」
半開きの口から小さな呻き声が上がるが、声に込められた色は、心地よさそうな喜悦だけ。
これはもう掃除ではない。ティッシュによるペッティングだ。
(私、ティッシュ越しに愛撫してる……オチンチンを、気持ちよくしてる)
捻じれて突起のようになったティッシュの先を使い、裏スジをくすぐり責める。
(オチンチン、さっきと同じぐらいにカチカチになっちゃった…)
既に勃起率九割にまで達した少年器官。その先端には新たな我慢汁が滲み出し、遂には…
ツゥ…
先端から伝い落ちた精液混じりの汚濁が、清めたばかりの勃起を再び汚す。
だが彼女の操るティッシュは、新たな先走りへは向かわずに愛撫を続ける。
なぜならこの薄汁は、彼女が望んだ物。少年のオナニーに潤滑を与える、大切な物だから。
- 6 :
-
(エミ…さん…!?……っ…!)
すっかり屹立して引き攣った感覚を訴える肉棒へ、尚もティッシュの先を這わす彼女。
牡幹への淫らな悪戯が、こそばゆい性感を少年に与え、若茎をさらに硬くさせた。
「ん、くっ……ん…っ…」
明らかにおかしいエミの様子に、少年もどう判断すればよいか分からない。
普通に考えればOKサインと受け取れなくも無いが、彼女は軽いながらも男性恐怖症持ち。
(変な事なんて、できないよ…っ)
変な事をされながら、どんどん崩れゆく理性の砦の中でじっと耐え忍ぶ。
やがて持て余し気味の興奮は、一度射精をした肉棒を再びフル勃起にまで復活させる。
(もう…っ…僕、もうっ…!)
少年の自制心に限界が見え始めたその時、ティッシュの軽い感触が無くなった。
(お、終わったの……?)
自制心が欲望を抑えるギリギリで、エミの悪戯が終わってくれたらしい。
彼女の真意を測ろうと顔に目を向けると、そこには今まで見たことの無い表情があった。
「………」
酔っぱらいのように惚けた表情を浮かべる、真っ赤に染まった顔。
そして自分を見返す瞳には、興奮と好奇、そして今までに無かった喜びの色があった。
「また…大きくなっちゃったね」
熱の篭った声。何かを期待するキラキラした瞳が少年を見つめてくる。
『…精液が出る瞬間を、見たかったけど…仕方ないよね』
先ほどの彼女の言葉。唐突に理解する。相棒の過激な行動の理由を。
少年の逃げ場を無くし、一つの結論にならざるを得なくさせる、用意周到な策謀。
(もう、一度……)
だが彼にも、抵抗する理由は無かった。
「あ、あの……!」
股間へ右手が伸び、切なさの詰まった高まりを軽く握る。
半分ずつの恥ずかしさと欲情を秘めた眼差しが、助けを求めるようにエミに向けられた。
「うん」
それに対する彼女の反応は早かった。
素早くティッシュを箱から数枚抜き取ると、両手を前にかざし、熱い迸りをどこに飛ばせば良いかを行動で伝える。
無邪気な探究心に、僅かな色情のエッセンスを加えた瞳。そして慈母のように優しげな微笑を湛えた口元から、一言だけ。
「いいよ」
少年の右手が、再び上下に動き始めた。
- 7 :
-
シュッ…シュッ…
再び自慰行為を始めた少年。
相変わらずの異常な状況にも多少は慣れ、色々な技巧を駆使して自分を責めるぐらいの余裕は出てきた。
まずは左手を陰嚢へ伸ばし、大切な玉の入った袋をムニムニと揉みしだく。
「ん…っ、ふぅ……ん……」
日夜過労気味の精子製造工場を、優しく掌の中で労わり、鈍い心地よさで癒していく。
昂ぶりが身体を火照らせたせいか、軟体動物のように伸び広がった皮袋は容易に形を変え、
中に納まっている睾丸のコリコリとした感触を、殊更に強調する。
そして上下に動かすだけだった右手も、しなやかにスナップを利かせ、扱き方一つとっても多彩なやり方があることを、
見守る彼女に教えた。
「うん…っ!…んんっ!」
射精直後の為、突っ張る様な鈍痛は残るが、それを上回る肉悦がマイナスを帳消しにした。
今度は左掌を亀頭に軽く被せると、手首を回して過敏な皮膚を擦り始める。
「あくっ…っ!…はっ…はぁっ……んぁ!」
血の色を見せる先端の赤みが増し、苦痛一歩手前の鋭い喜悦が少年を悶えさせた。
しかし先走りが出始めたばかりの表面は、未だ乾いた部分が大半。少しでも加減を誤れば、
途端に傷口に塩を塗り込むような苦しさが襲い掛かることになる。
「ん…っあづ!ん、うぁ…!」
案の定、乾いたままの表側に掌を引っかけてしまい、蕩けた表情を瞬時に引き攣らせるが、それでも手を止めない。
生まれたての赤子を撫でる慎重さで、綱渡りの愛撫を続けた。
(全部、見られてる…シコシコしてるとこも、亀さん弄りも、全部……っ!)
自分がどんなオナニーをしてきたか、過去の恥ずかしい戦歴を見られてしまった様な気分。
だが、それが少年には堪らなかった。堪らなく興奮して、気持ちよくなってしまう。
自分を苛める淫戯を披露することに、アブノーマルな昂ぶりを感じ始めていた。
- 8 :
-
その興奮をさらに煽る生オカズも、彼女自身が気づかない間に過激になっていた。
ティッシュを構えた両腕が、胸に左右から圧力を掛け、服の上からでも分かる谷間を作る。
(すごい…服の上からでも、あんなにタプタプしてる…)
そしてホットパンツの隙間から、明るい色の布切れを僅かにだが覗くことができた。
(…!?パンティが見えてる…!)
豊かな胸の谷間と、生パンチラ。より強力になったオカズでヒートアップした自慰行為は、
一回目の射精から10分も経っていないのに、牡幹を中心に堪らない快感を生み出す。
「ふっ…!ん、んっ…くっ!」
そして、再び少年器官の付け根の奥から昇ってくる熱い感覚。
二発目早撃ちの自己新記録を打ち立てるスピードで、射精感が迫ってきた。
「あ、あのっ…!」
切羽詰った一言で全てを理解したのか、エミの顔が股間から10cm程にまで寄ると、
ティッシュを持った両手を肉棒の正面に構えて、少年の射精に備える。
(来る、来ちゃう……くるぅ…っ!)
相棒の発射への備えを見計らった様に、ボーダーラインを超え、肉柱の中を駆け上る精液。
絶頂前の最後の膨張と共に、突っ張った感じの鈍痛がグイグイと増していく。
もう出ちゃう、ミルク出ちゃう…エミのパンティに釘付けだった顔を上げ、
射精前の昂ぶりと締め付けるような痛みに歪んだ顔を見せて、発射の時を伝える。
「いいよ……出して」
その一言と、肉棒への至近距離からの熱い吐息が、少年を二回目の昇天に追い上げた。
ドピュウーッ!!
尿道口が一際大きく開き、中から薄めの白濁が勢いよく飛び出した。
「んぐ、うぅっ!!…っ!」
二度目の噴射は、量や濃さは一度目より少ないが、元気だけは微塵も衰えていない。
薄くなったことで粘りが減り、かえって勢いが増した迸りが、銃弾の様に飛び出し続ける。
パタッパタタッ…
エミの掌へ、少年の獣欲を込めた速射が次々と命中して、ティッシュを汚していく。
「く…っ!…はぁっ…んっ!」
最初の射精でひりついた尿道を、高速度の二発目が通り、焼け付いた感触が肉棒を走る。
突っ張った感触も、白い樹液を吐き出す度に締め付けるような感覚が増して、鋭い快感とのバランスは拮抗しつつあった。
トクッ……ピュル……
だが射精回数が六回を過ぎると、早くも数滴の雫が出るだけにまで量が減ってしまう。
牡幹の下にたゆたうミルク袋も、キュッと身を引き締めて牡汁を絞り出すが、限界だった。
シェイクを緩めながら、握りに少し力を入れて尿道の中の残りを搾り出すと、
先端のおちょぼ口から、我慢汁並みに薄くなった最後の精液が垂れ出てきた。
- 9 :
-
二回目の射精が終わった後。気恥ずかしい空気が車内を満たす。
ここまでの事をしておいて、今更恥ずかしいも何も無いとは思うが、
ドギマギして何を話せば良いか分からない雰囲気が二人を包んでいた。
「窓……空けよっか」
「う、うん」
車内に篭った、二回分の若い子種汁の臭いを換気する。
(おしっこの穴がグワって開いたら、そしたら…)
慣れた動きでパワーウィンドウを操作しつつ、彼女の頭は射精の瞬間を反芻していた。
(中から真っ白な精液が出る度に、先っぽが風船みたいに膨らんで…)
窓の隙間から天然の漂白臭が出て行き、代わりに新鮮な空気が車内を満たし始めると、
一緒に淫気も抜け出たように彼女のスイッチも切り替わって、普段の自分を取り戻した。
(私、一体何てことを…)
まるで痴女の如き振る舞いで、年若い少年を興奮させ、自慰行為へと導く…
普段の自分では、考えることすら出来ない破廉恥なことを、嬉々として行っていた。
(これも、男の人に少しは慣れたってことなのかな…)
男性恐怖症を、何か別の性嗜好で上書きしただけの気もするが、そこは考え様なのだろう。
「あ、あの…」
思い悩む間に少年がティッシュを手に取り、後片付けを始めるのを見て、声を掛ける。
「大丈夫、自分でやります…」
彼女の変化に気づいたのだろうか。掃除を強請るようなことはせず、既に縮みきった性器に付着した精液を黙々と拭い取る。
一通り簡単な掃除をすると、ズボンに手を掛けた。
(これで…終わりなんだ)
じっと見られながらの着替えは恥ずかしいのだろうか、少年の顔には少しの照れが見える。
だが気を取り直してパンツごとズボンを上げると、手早くベルトを締めた。
- 10 :
-
「今日は……ありがとう。こんな変な事聞いてもらって…」
羞恥に顔を染めた彼女の、申し訳なさそうな感謝の言葉。
「いえ…でもこんなので、訓練になったんでしょうか?」
「それは……きっと多分いい練習になったんじゃ…ないかなぁって…」
方向性はともかく、予想以上の成果である事には少年も同感だった。
「でも……あっ」
「何かあります?」
何事か思いついた風のエミに、少年が問い返す。
「……その、アッ君の、ねっ……射精…する時の顔を、もっとよく見たかったなぁ…って」
肝心なところは小さくて聞き取れにくいが、確かに『射精』と聞こえた。
「ずっと、下ばかり見てたから……ごめんね、忘れてっ、今の無し!」
自分の破廉恥な要望を、慌てて取り消そうと声を上げる彼女に…
「……あの、また次の時だったら…」
少年の口は、遠回しにだが承諾を返した。
「…えっ……また、してくれるの……本当に良いの?」
「はい、でもエミさんが良ければ…ですけど…」
思わず返事してしまったが、先ほどまでの淫らな行為は、彼にとっても夢の世界の出来事のように甘美なものだった。
次を願うのも無理はない。
「私は大丈夫っ、OKっ、問題無しっ……本当に、お願いできる?」
興奮を隠さぬ声で、相棒が二つ返事を返す。
(今度は…僕のイキ顔を、じっと見られちゃう……)
未来に起こるであろう淫事に、思いを馳せ…
ムクッ
「…あっ……」
二連続発射をこなした後にも関わらず、若さ溢れる少年器官に血が巡り始める。
つい動揺の声を漏らす少年に、エミも勘付いて股間に視線を送ると、
そこには柔らかいスラックスを押し上げる若い高まりが、小高い鉄塔を作っていた。
(二回も出したのにおっきくしちゃったら、変態って思われちゃうかも…っ)
まだ半勃ちの域を超えないが、明らかな欲情の証しを前にしては、言い逃れは難しい。
「あ、あの…」
とにかく何か喋って誤魔化そうと口を開いた少年に…
ウィーン…
空気を入れ替える為に開いていた車の窓が、全て上がっていく。
やがて全ての窓が完全に閉まりきり、再び二人だけの密室が出来上がる。
「あの……?」
パワーウィンドウのスイッチから目を離し、こちらへ振り向く相棒の顔は。
「…アッ君……」
好奇と興奮に染まった、『スイッチ』の入った表情だった。
再び車の窓が開き、寂しい僻地から走り去るのは、さらに数十分経った後だった。
続く
- 11 :
- 以上です。
- 12 :
- イイ!
- 13 :
- >>1乙&GJ!!
- 14 :
- 抜いた
- 15 :
- 前スレ落ちたな
まさか生きてこのスレのpart2を見るとはww
- 16 :
- 良スレあげ
- 17 :
- これから大体11レスほどの短編を投下します。
・ひょんなことから、男友達と一緒にオナニーをすることに。
・こんな内容ですが、コンセプトは「BLっぽさ、ホモっぽさを極力排したBL向け作品」。
エロ体験談でよくある、ホモじゃないけど男同士でオナっちゃった…的内容を目指しました。
…のはずだったんですが、思ったよりソッチ系っぽくなっちゃったかなぁ。
・次回は一緒にオナ射君の続きになる予定です。
それから、いつも読んでもらってる方々、ありがとうです!
- 18 :
-
夜の住宅街。巨大な墓標のようにそびえ立つ、コンクリート作りの集合住宅の群れ。
一軒のマンションの、とある一室。
もうすぐ日付の変わる時間帯にあって、そこはまだ明かりが灯っていた。
「違うって那緒、これこれ、この二番目のヤツ」
「分かったよ…ってか、那緒って呼ぶな」
まだ明るい部屋の中では、二人の少年がパソコンの前に座って、マウスを操作していた。
那緒と呼ばれた少年は、毎度お馴染みの我らがオナ射君。
そして少年を那緒と呼んだのは、彼の幼馴染で同級生の星太(せいた)だ。
相方の少年よりも少しだけ背の高い、ほんのり日焼けした肌の持ち主で、大きく意志の強そうな目としっかりした顎、そしてあちこちに飛び跳ねている短髪は、スポーツ少年のような精悍な印象を見る者に与えた。
仲の良い星太の家に遊びに来て、時間も遅いからとそのまま泊まることになった少年。
今はパソコンを使い、二人して夜のオカズを教え合ったり、探したりしているところだ。
「そうそうこれこれ、さすがオナニーエリート仕事はえーっ」
「だからぁっ」
少年が嫌う『那緒』と言う呼び方。
実は小学生の頃、性関連に精通している少年に対して、星太が付けたあだ名だった。
オナニーから文字を抜き取って順番を変え、当て字まで考えた呼び名が、那緒。
どうやら少年は、小学生の頃から相当なやり手だったようだ。
- 19 :
-
日付を跨いだ深夜。
暗闇に沈んだ星太の部屋の中、ベッドで寝る幼馴染と、床に布団をひいて横たわる少年。
床に就いてから既に30分…しかし眠気はなかなか訪れない。
(…まいったなぁ…収まらないよ…)
寝る前に二人で見ていたアダルト動画が、どうやら彼のストライクゾーンに入ったらしい。
少年の高まりがパジャマを突き上げて、なかなか収まる気配を見せてくれない。
…ッ……
布団を被り、静まり返った世界で一人悶々とする彼の耳に、小さなノイズが入ってきた。
ギシッ…
星太が身じろいでいるのだろうか、ベッドの木材が軋む音がする。
ギギッ……ギッ…ギシッ…
直ぐに終わると思われた音だが、定期的な間隔で雑音は続く。
布団から顔を出して目を開けると、ベッドの掛け布団の一部が、小刻みに揺れていた。
(……まさか、星太…)
就寝前のオカズ巡りで催したまま、床に就いた二人。そして夜中に軋むベッド。
同じ性少年として、何が起こっているのか容易に想像できた。
(オナニーしてる…)
間違いない。小さい頃から良く知る幼馴染が、男の秘密の行為をすぐ近くで行っている。
ドクン…ドクン…
少年も、別にホモっ気がある訳ではない…とは断言できない気もするが、少なくとも現時点では、明確に男好きと言うわけでは無い。
一種の群集心理、自分のオナニーへの欲求が、そうさせるのだろうか。それとも親しい同性の痴戯に、何かいけない昂ぶりを感じてしまったのか。
幼馴染の密やかな手慰みに、胸の鼓動を早めてしまう。
「…っ、うっ……」
さらに、気まずさに耐え切れず、とにかく何か動こうと腰の位置を変えた際に、大きくなったままの少年器官を、布団に押し付けてしまう。
「んっ……」
予想以上に昂ぶっていた肉棒から、心地よい性感のレスポンスが返って来て、少年に事態を解決する別の選択肢が残っていることを教えた。
- 20 :
-
視線の先には、相変わらず夜の行為を続ける星太が、乾いた音の欠片を撒き散らしている。
(星太もしてるんだから……僕も…)
友人のいけない行為に、少年も少し大胆な気持ちになってしまったらしい。
アクロバティックな論理で自分を強引に納得させると、左手を枕元に伸ばし、履いてきたズボンのポケットから、ポケットティッシュを抜き取る。
既に2枚ほど使っているが、枚数はギリギリ足りるだろう。
両手を腰にやると、そろそろと音を立てないように、寝巻きのズボンを下着ごと下ろす。
ッ、サァッ…
そのまま膝まで静かに下ろすと、中から勃起した若茎が飛び出るように現れる。
肥大化した牡茎は、既に扱くには十分な硬さで、包皮も亀頭の中程まで後退していた。
(星太の部屋でしちゃうなんて、変な感じ……)
裸の少年器官の先端に感じる、いつもとは違う布団の肌触り。
ここが自分の家ではなく、幼馴染の部屋であることを、敏感な部位への感触で伝えてくる。
身体を横に向け、肉棒に右手を添えて準備を整えると、最後にもう一度だけ耳を澄ます。
ギッ…ギッ…ギシッ…
相変わらず聞こえるベッドの軋み。少しだけ前よりピッチが短くなった気がする。
(星太も…堪んなくなってきてるんだ…)
友人の昂ぶりが生み出す乾いたBGMに耳を傾けながら、少年も右手を動かし始めた。
- 21 :
-
シュッ…シュッ…
静かに音を立てないよう、周りを気にしながらの自慰行為。
自らの若茎を、欲望のままに触ることができないもどかしさの中、牡の快感を汲み出す。
(もっと、大きく動かしたいけど…)
大っぴらにはできない。鳴り続ける軋んだ音が、幼馴染の存在を忘れさせない。
しかし静寂の空間内での控え目な刺激も、性欲溢れる若い牡には十分なようだ。
「…っ……」
右手が半勃ちの若茎を這い、まだ余裕のある皮の上から緩やかに扱き上げる。
そこから生まれる仄かな喜悦は、年若い血潮を滾らせ、更なる牡の膨張を引き起こす。
グゥッ…
手の内で、どんどん硬さを増しながら大きくなる牡幹。
反り具合は浅く、ほぼ真っ直ぐな伸びの肉棒だが、手で扱き上げるには丁度良い。
(本格的に、のってきちゃったな…)
こうもあからさまな自分自身の変化が、気恥ずかしくもあり、頼もしくもあった。
手の動きに沿って肉棒を這う包皮を使い、硬くなった竿やカリ首の段差を扱き上げる。
ほぼ戦闘態勢を整えた牡幹を握り、上下に動かす様は慣れた手つきで、全く澱みない。
「ん……っ……」
徐々に調子の出てきた行為に、股間の高まりも八割以上の充血度にまで達している。
包皮を押し退けた先端には、まだ我慢汁の湿りは無いが、若さ溢れる色艶を覗かせていた。
「…っ……ふぅ…っ……」
密やかな吐息と共に、包皮越しに勃起を締め上げ、擦り続ける右手。
しかし、彼の頭の中を占めるのは、先ほど見たオカズ代わりのアダルト映像ではない。
(こんな、星太の部屋で…星太の隣で、しちゃってる…)
まだまだオカズが無くても、本能から来る昂ぶりだけで十分な年頃。
そんな彼を熱くさせているのは、普通ではない環境、普通ではない状態の隣人だった。
(二人で一緒に…オナニーしちゃってる…)
幼馴染が自慰行為をする近くで、自分もこっそりと牡の欲望を発散させる…
もどかしさと同時に感じる、いけない事をしている時特有の息苦しい緊張感。
だがそれが、性的興奮に繋がることもあると言うことを、少年は身体で理解していた。
- 22 :
-
着実にヒートアップする行為。だが、ふと気がつくと、ベッドの軋みが止んでいる。
(星太、出しちゃったのかな)
お楽しみを中断し、こっそり様子を確認しようと、被った布団から顔を覗かせると…
「!!」
少年の身体が、布団の上からでも分かるほど、大きく跳ね上がる。
その視線の先には、ベッドに横たわったまま、自分を見つめる幼馴染の顔があった。
(ぇえっ!?み、見られちゃった!?)
食事中の獣は、周囲の敵をとかく気にする。あれだけ音を発していた星太が、周りを警戒しない道理は全く無い。
音はしなくとも、小刻みに揺れる掛け布団をみれば、少年が何をしていたかは明確だろう。
オナニー自体ではないが、明らかな証左を見られた…軽い絶望に少年は打ちひしがれる。
だが視線を合わせる星太からは、なかなか次のアクションが来ない。
外から差し込む満月の蒼い光が、二人の少年の顔を照らし出す中、奇妙な睨み合いは続く。
(どうしよ、何か言ったほうが良いのかな…)
次の手を考えあぐねる少年に、幼馴染の静かな声が掛かる。
「那緒、さぁ…」
少し固い、言葉を選びながら喋るような、おどおどした口調。
「……何」
普段の快活な星太とは全く違う語り口に、違和感を覚えながらも先を促す。
「…ずっと、起きてた?」
その一言で、即座に合点がいった。
「うん…全然寝付けなくって…」
星太は、危惧しているのだ。少年が、自分の行為に気づいていないかと。
だから自分は起きていたと返答し、ずっとベッドの軋む音を聞いていたと暗に伝える。
これで立場は対等。こっそりと淫らな一人遊びに浸っていた、哀れな性少年が二人。
(でも、ここからどうしよう…)
自分から見なかった事にしようと、妥協を提案するのは、何か負けた気がする。
何よりも、いかがわしい行為をしていた事実を、先に認めることになる。
それがどんな危険性を持つか…数多の暗い未来の光景が頭を過ぎる。
このまま布団を被って、寝てしまおうか…そう思い始めた時だった。
ギシッ…
先ほどまで何度も聞いた、乾いた音色。
ギッ、ギシッ…
聞き間違いでは無い。今度は続けざまにベッドが軋み、フレームが小さな悲鳴を上げる。
さらに、小さく一定のペースで上下に動く、星太の掛け布団。もう間違いない。
(星太、まさか…始めちゃったの!?)
何と少年と顔を合わせたまま、オナニーを再開してしまった。
- 23 :
-
(本当に…しちゃってる…)
行為自体は見えないが、甲高い音と布団の動きが、彼の上下運動のペースを教えてくれる。
月明かりによる蒼い顔も、よく見ると少し目が潤み、鼻息も何時に無く荒い気がする。
(どうしよう……どうしたら…?)
少年の目をしっかり見つめながら、恥ずかしい痴戯から来る快感に身を任せる星太。
その真意を測りかねる少年には、どうすれば良いか分からなかった。
前提条件は、布団に包まる発情した少年二人。一方は自慰行為を、一方は何もしていない。
だが解決不可能と思われた難問に、意外な第三勢力が一つの答えを少年に示した。
ムクゥ…
快感を貪る星太を羨ましいと思ったのか、それとも幼馴染のオナニーに、いけない興奮を感じてしまったのか。
半勃起にまで萎えていた肉棒に、再び血が集まってその身を勃ち上げた。
(えっ…っ)
思いもよらない反応に、驚愕が表情に出る寸前まで驚く少年。だが、股間の肉棒が何を求めているかは考えるまでも無い。
(で、でも…)
男友達と見つめ合いながらオナニーなんて…目の前には実際に『そうしている』星太の顔。
こんな状況じゃ、しようにもできないよ…ひくつく肉棒が、臨戦態勢をアピールする。
詰め将棋の如く、少年の反論を一つずつ潰していく現実。
時々しゃくり上げる勃起が、皮に守られたカリを布団に擦り付け、快楽で彼を誘惑した。
「…っ……」
星太の口から、僅かに漏れ出る呻き声。彼の昂ぶりがどんどん高まっているのが分かる。
このまま何もしなければ、少年を悩ます夜は、何事も無かったように終わるかもしれない。
(…今、しか……)
星太の心中は分からないまま、時間に背中を押された欲望が、一つの決断を下す。
(…別に、星太もしてるんだし……これでお互い平等で…秘密…だよね…)
結局、本能から来る欲求には勝てなかった。
- 24 :
-
再び牡幹を掴むと、早速とばかりに上下に扱き始める。
手の動きに合わせて開閉を繰り返す包皮は、餌をねだる鯉の口を思わせた。
「んっ…」
男とはいえ、実際に初めて見る、他人の淫らな行為。しかも相手は親しい幼馴染。
そんな異常な状況に興奮した高まりからは、普段より高電圧の性電気が流れ出して、彼の心と身体を痺れさせる。
「…ふ…っ……」
少年がオナニーを始めたのを見て、星太の布団の揺れが、徐々に大きくなっていく。
声が出るのを必に我慢して、それでも漏れてしまう呻きが、彼の昂ぶりを体現する。
快感にのめり込む表情も、澄ました表情を保とうと力を込めるが、心の芯が腑抜けてしまったように惚けている。
(まずっ、来ちゃいそう…)
腰の奥が、グイグイと収縮する感覚。射精前の兆候だ。
特異な状況に加え、自慰の途中だったこともあり、かなり早めの前触れが訪れる。
「っふ…っ、んっ…!」
絶頂を先延ばしして、もっと快楽を楽しみたいという気持ちと、星太よりも先に射精して早漏と思われたくないという意地。
二つの男の性分が、のっぴきならなくなる前に手を離させて、ひとまず窮地を脱する。
(今のうちに、ティッシュ用意しておこう)
この小休止の間にポケットティッシュの紙を全て取り出すと、股間の前に敷き詰め始める。
亀頭の下と射線に沿って二枚重ねのティッシュを置き、両サイドにも紙を敷いておく。
射精時は掛け布団に注意する必要があるが、一通り準備は整った。
シュ…シュゥ……
右手が熱い高まりを包むと、再び上下に動き始める。
だが、その動きは優しいを通り越して、もどかしい程ゆっくりとしたフェザータッチだ。
「っ…んんっ…」
それは牡の迸りを遅らせて、自分自身を焦らす為の、射精をコントロールする手管。
ギリギリまで我慢して快感成分を溜め込み、ありったけの気持ちよさを一気に解き放とうと言う、浅ましい算段だった。
一時停止と再開を反復する少年の様子に、彼が射精寸前なことに気づいたのだろうか。
少年の絶頂に追いつこうと、星太の動きがより早く、大きなストロークになる。
「っ…ふっ、んぅっ…」
先にイキたくはないが、大きく遅れて一人だけオナニーを続けるのも恥ずかしい…
申し合わせたように二人同時の発射を目指し、痴態に浸る顔を互いに注視する。
「…っ…ふ……」
無様な喘ぎ声は絶対に出したくない…口を閉じて声を押しし、鼻息だけが二人の興奮を相手に伝えた。
- 25 :
-
射精感を一先ずやり過ごすと、快楽の上下運動を再開するが、たった数回の扱きで、すぐに欲望の間欠泉が身体の奥から昇り始めてしまう。
「ふ、ぅくっ……んん!」
早々に湧き出す絶頂感に、慌てて手を離すが、少年にも回復の余白はあまり多くはない。
尻穴を締め付け、今にも尿道へ雪崩れ込みそうな精液を、腰の奥で懸命に食い止める。
(まずい…オチンチン、イキそうなのが収まらないよ…っ)
ビクビクと危険なひくつきの止まらない肉棒から、なかなか射精感が引いてくれない。
何とか決壊を防ごうと、藁にもすがる気持ちで星太の顔を見つめて、気を逸らそうとした。
「ん、う…っ、んっ…」
見つめ合う瞳。時々恥ずかしそうに少年から目を逸らしては、しかしすぐに視線を戻して、いけない快感に酔う姿を窺う。
フッ、フー…フゥーッ…
口を結んで破廉恥な声を封じ、代わりに小鼻を膨らまして、淫気に溢れる吐息を吹き出す。
(いつもと全然違う感じだな…)
恥ずかしがり屋の小動物のように、痴態を晒すのを必に我慢する初々しい反応。
凛々しい顔立ちとのギャップは滑稽ではあるが、それ故に年相応の可愛らしさを強調する。
相手は男、それも日頃顔を合わせている幼馴染…それが分かっていても、演技無しの生の媚態と、共にオナニーで気持ちよくなるという状況は、少年を奇妙な興奮に染め上げ、遂には…
ビクッ!
一際大きくおののく少年器官。それを合図に、下半身の奥底から白いマグマが火口目指して流れ始める。
「く、うぅっ…!」
一瞬開いた口から、堪えていた喘ぎ声が弾けるのと同時に、射精感が境界を跨いだ。
(ダ、ダメッ、まだダッ、メェ…っ…!)
絶頂寸前とはいえ、全く肉棒に触れていないにも関わらず、自慰の快感に歪む幼馴染の表情で興奮し、若茎をイキつかせてしまう。
「んんぅ、っ!ぁむぅ…っふ!」
漏れ出た声を合図に、口を閉じていても、勝手にくぐもった喘ぎ声を喉で鳴らしてしまう。
普段からよがり声を出して昂ぶってしまう、少年のいけない性癖は、自身をさらに熱くさせ、絶頂感を後戻りできないところまで滾らせてしまった。
勝手に昇り来る性感に悶える少年を見て、対面の幼馴染は…
ギ、ギギッ、ギッギッギッ…
ベッドが、ピッチの短い喘ぎ声のような音を上げる。
フッ、フウゥ…フゥーッ…!
途切れ途切れの、猛々しい鼻息。
「…っ…!…ぁ…ふ、くっ!」
声にならない悦びの迸り。そして、驚愕と興奮で目を見開き、イキつく少年を凝視するギラついた目には、月明かりの元でも分かる明らかな欲情。
星太は、少年の痴態に、興奮していた。
- 26 :
-
(星、太……!?)
幼馴染の、自分の身体を苛めるような激しい上下運動。
絶頂の階段を二段飛ばしで駆け上って、発射寸前で踏み止まる少年に追いつこうとする。
(星太、ホントに…僕で興奮してるの…?…オチンチン…おっ勃てちゃったの…?)
それ以外に考えられない幼馴染の反応。だがそれをおかしいとは、異常とは言えない。
「ん、んっ!…んうぅ……くっ!」
なぜなら、少年も同じ熱を抱え込んでいるから。
ビクッビクッ…!
大量の先走り汁が、玉となって尿道口からダラダラと溢れ出した。
(星太と一緒に、オナニーして…オチンチン、気持ちよくしちゃってる…っ…!)
まだ胸の内で整理出来ていない、もやもやした感情と正体不明の動悸。
それが友達同士でオナニーをするという、ある種の一体感から来るものなのか、それとも…
自分を不安にさせる妖しい高鳴りに、どう向き合えば良いか分からないでいた。
しかし、葛藤に乱れる心が結論を出す前に、終わりの時はやって来る。
絶頂へひた走る友人の表情を見て、我慢のできなくなった右手が下肢に伸びていく。
「んっ…!」
淫熱の源を軽く五指で摘むように添えると、それだけで腰椎を蕩かす灼熱が走る。
しばらく放置していた高まりに沿って、スッと手を軽く動かすと…
ビクビクッ!
手指を弾き飛ばさんばかりに、首を振って暴れる若茎。子犬を撫でるような優しい一撫でで、収まりかけていた射精感が、あっという間に昇り来る。
騙し騙し引き伸ばしてきた牡の最期だが、もう誤魔化しきれなかった。
指先だけでなく掌全体で握り込み、猛然と扱き始めると、三往復もいかないでホットミルクが牡幹の中を昇り始める。
「ん、んっ…づっ!イッ…ヴゥ!!」
喉奥で唸る様な喘ぎ声を合図に、焦らしに焦らした喜悦を、幼馴染の目の前で解き放った。
- 27 :
-
ブピュルウゥッ!!
布団に敷いたティッシュに、少年の元気の証が迸る。
若さに裏打ちされた量と濃さは、最初の数射でティッシュの半分を黄ばんだ粘液で覆い尽くすほどで、改めて牡の欲望の深さを思い知らされる。
二枚重ねのティッシュをも突き破らんばかりの勢いも、正に白濁の銃弾と言った雰囲気だ。
勢い、量、濃度。三拍子の揃った射精は、吐き出す少年に堪らない悦びを与え、快楽のフラッシュが全ての思慮や理性を一時的に麻痺させる。
「んぐっ!んむううぅっ!!」
それでも、脈動を続ける勃起を右手で扱きつつ、左手で掛け布団を上げて、精液が付かないよう調整するのも忘れなかった。
自分より先にイキついた少年を前にして、遂に星太も感極まってしまう。
「…っふ!!…ん!!」
甲高い呻き声を漏らすと、ベッドの軋みと布団の小刻みな揺れがピタリと収まり…
フッ!フゥーッ!!…フゥー!!
今までに無いぐらいに小鼻が膨れ上がると、ジェット排気のような息が噴き出す。
自分とは違うやり方だが、何が起こったか少年も感づいた。
(星太、イッたんだ…!)
見たい、星太のイク時の顔、見てみたい…好奇心以上のドロドロした何かに急き立てられ、射精の最中は著しく落ちる視覚認識に鞭打って、牡の愉悦に浸る幼馴染に目を向けた。
どうやら星太は、射精の時は扱かずにジッとしているタイプらしい。
若さ溢れる筋肉の蠢きが、熱い獣欲の塊を吐き出す感触を、じっくり楽しんでいるようだ。
時折跳ね上がる身体と、噴き出す鼻息だけが、身を焦がすオーガズムの確かな証し。
こってりとした粘液が尿道を押し通り、欲望を思うがままに吐き出す悦び。あの感覚を知る人が、感じている人が、すぐ傍にいる…奇妙な一体感と安心、そして…
「っ!…っくっ!……ぅう!」
少年を惑わせる、紛れも無い情欲。
ビュルッ、ビュルゥツ!
「…んぅっ…!…っ、ふっ!」
「っん!……むぁ、ぁ…!」
互いのイキ顔を曝し合う、二人の少年による射精の競演。
禁断の興奮が生み出した、いけない絶頂汁の迸りが、彼らの表情をより淫らに彩る。
(星、太ぁ……っ…!)
快感で意識を飛ばしかけながら、それでも懸命に惚けた目を合わせ続ける二人。
しかし、生物としての限界が、二人の時間に終わりを告げる。
未だに鈴口からは、白い粘液が未練たらしく滲み出て来るが、既に頭の半分は賢者モード。
大量の精液と共に獣欲を吐き出して、勢力の衰えた本能に理性が取って代わると、急激に後悔の念が台頭する。
(…なんか…とんでもない事、しちゃった…のかな…)
星太に欲情したかのような、少年の行為。
良く知る幼馴染の顔が快感に歪む様子に、どこか背徳的な興奮を感じていたのは確かだ。
しかし同時に、それが同性愛的な欲求や、恋愛感情とは違う気もしていた。
(きっとさっきまでのは、群集心理がどうとか、そういうやつだよ…ね)
喜悦に染まりきった幼馴染から目線を外すが、なかなか踏ん切りのつかない悩み。
結局、難解な問題は一先ずスルーして、当面の問題である後始末を始めた。
- 28 :
-
布団に包まったままの二人。だが今は、解き放った欲望の後始末に忙しかった。
「……っ…」
七分立ちを保つ牡幹を握る手が、尿道に残ったザーメンを搾り出していく。
雫となった粘りつく白濁が、糸を引きながら下に敷いた薄紙へと垂れ落ちた。
中を綺麗にしたら、次は外側。精液の掛かっていないティッシュで、慎重に濡れた尿道口や亀頭表面を拭っていく。
「……ふ、ぅっ…」
亀頭を清めるのに使っていたティッシュが、敏感な表面に張り付いてしまう。
このまま包皮を戻したら、後処理が大変だ…ふやけて弱くなった薄紙を、指の腹で擦り落とすように、慎重に剥がして行く。
「っ、んっ……っ」
ただでさえ脆弱な亀頭表面、さらに射精直後で感度が高まっている状態では、僅かな接触でも悶絶級の苦しみとなる。
火傷のようにひりつく赤熱色の穂先を、一苦労で綺麗にすると、次はティッシュの処分だ。
敷き詰めた紙を丸めて固め、パルプ素材の精液団子を一個作り出す。
(あっ、少し染みちゃってる)
重ねたティッシュの許容量に収まらなかった白濁が、布団に少し付いてしまっている。
紙を一枚取って表面を軽く拭き取ると、薄紙の塊を包んで近くのゴミ箱へ落とし込んだ。
ギッ…ギギッ……………
ベッドの上の作業を告げる軋みが完全に止む。星太の後片付けも終わったらしい。
(何か…話した方が……いいのかな………)
考える頭とは裏腹に、少年の目頭がフゥッ…と閉じかける。
慌てて瞼を開くが、すぐに意識が飛びかけ、目の前を暗幕が覆っていく。
どうやら射精後特有の眠気が、深夜の時間帯も相まって強烈な睡魔を生み出したようだ。
(……星太…は……)
三大欲求の苛烈な奇襲攻撃に抗うことも出来ず、膝を折る直前。
星太は、まだ起きてるのかな…ふとそんな事に思い至ると同時に、夢の世界へと旅立った。
終幕
- 29 :
- 以上です。
- 30 :
- 抜いた GJ
- 31 :
- すごく分かるわこの感覚
扱きながら読み切ってしまった
俺もホモじゃないけど同性のオナニーには興味津々だった
- 32 :
- これは力作
GJ
- 33 :
- これはギリギリBLじゃないと思う
gj
- 34 :
- 興奮したし萌えた
ごちっす
- 35 :
- これから大体15レスほどの中編を投下します。
・>>2の続きです。
・男性恐怖症気味の女友達を助ける為に、オチンチンに慣れてもらおうと頑張る少年の話です。
・今回はあまりオナニーっぽくないかも。
- 36 :
-
周辺地域のターミナルである駅前から、歩いて十五分。
通勤通学で使うには、何とか及第点をあげられる立地にあるマンション。
とある上階の通路を歩く、二人の姿があった。
「でね、そのお店がねっ…」
仲良さそうに並んで歩く二人は、毎度お馴染みオナ射君と、彼の『相棒』であるエミ。
会話の弾む二人の間に架かった吊り橋。指先だけが、絡むように繋がっていた。
車中での淫事の後も逢瀬を繰り返し、遂には指先だけだが手を繋げる様にまでなった二人。
第三者が彼らを見たら、どんな関係を連想するか…十中八九が同じ答えになるだろう。
「なるほどね…だからあの店だったんだ」
聞き役に徹する少年。車に乗ってから此処に至るまで、彼女の口が閉じることは無い。
見る分には辟易してしまう光景だが、当事者である彼にとってはそうでもなかった。
人の話し相手になるのは嫌いではないし、何よりも左手の指先に感じる、暖かい感触。
幼児が大人の指を握るのに近いやり方だが、初々しい雰囲気の二人には良く似合っていた。
(これって何と言うか……こ、恋人…みたいだよね…)
少し浮かれ気味の少年の足が、マンションのとある一角で歩みを止める。
二人の目的地、エミの自宅前。
- 37 :
-
「散らかってるから、あまり見ないでね」
中に入ると、1DKの小奇麗な部屋が年若い客人を迎えた。
「そんなことないよ、綺麗に整理されてると思う」
社交辞令ではなく、小物に至るまで整頓された部屋からは、隅々まで清潔な印象を受けた。
「男の人を部屋に上げるの初めてだから、どうすれば良いのか分からなくて…」
少年の方も、女性の部屋に二人きりで上がるのは初めてだった。
「とりあえず何か飲み物持ってくるから、ちょっと待っててね」
「あっ、お構いなく」
以前より大分砕けた語り口になった、二人の間の会話。
こんなやり取りを女性の部屋ですることになるなんて…妙な感動に浸っていると、微かな匂いが香ってくる。
(なんか…いい匂いがする)
軽い芳香剤の香りも感じるが、少年が気になったのは香りに隠れた匂いだった。
元々化粧の薄い彼女の部屋だけあって、化粧品特有の化学臭は感じない。
食べ物や体臭のブレンドと掃除の頻度が、部屋の主の在り様を表す匂いを作り出していた。
スーッ…ハーッ……
ほんわかしてしまう、柔らかで仄かな匂いが、少年の鼻腔を満たしていく。
また一つ大人の階段を上ったと、一人ご満悦の彼の元に、エミが飲み物を持って来た。
その時、ふと少年の目が部屋の隅にある物体に留まる。
近くまで来ていた彼女の目も、釣られてそちらを向き…急に顔を赤らめる。
二人の視線の先に在るのは、シングルのパイプベッド。二人の今日のメインステージだ。
- 38 :
-
ベッドの上に膝を崩して座る二人。だがその装いは随分と差異がある。
服を着たままのエミに対して、少年は完全に全裸で股間の牡幹も半勃ちに近い。
その素肌を曝す股間の至近距離に、彼女の右手が伸びていた。
「んっ…」
そのまま若茎へ触れると思われた手は、寸前で止まってしまい、滞空したままになる。
「無理は良くないよ……今日はもう…」
少年の気遣わしげな声に、しばらく彷徨っていた手指が自身の胸元に引っ込む。
「…ふぅ…っ、やっぱり……駄目みたい…」
以前のように険しい顔にはならないが、少し硬い表情を浮かべていた。
だが、彼女が懸命にがんばるのには訳があった。
色々と無理を聞いてもらっている少年に、何か恩返しをしたい…そのお礼の中には、性的な礼も含まれていた。
幾度にも及ぶ逢瀬を重ね、彼女の中の友情が恋慕に変わるのに、時間は掛からなかった。
(アッ君が、私のことをどう思っているのか分からないけど…)
お礼と言っても、所詮は自分がしたい事なだけかも知れない…でも、それでもいい。
とりあえず身体ごと当たって砕けろと、その身体を使える様にする為のリハビリなのだが…
「でも、今日はオチンチンは始めてだし…最初は仕方ないよ」
愛しの少年器官へのアタック第一回目は、彼女の敗北に終わりそうだ。
医師によると、彼女の恐怖症は接触への拒否感の他に、男性器への恐れが大きいらしい。
少年も、男性恐怖症の原因について聞こうとした事はない。
古傷を抉る様なことはしたくないし、時が来れば彼女の方から語ってくれると考えていた。
(やっぱり、いきなり完治したりはしないか…)
身体への軽い接触程度ならできる様になったが、やはり総本山攻略を急ぎ過ぎたようだ。
(だけど、今日はまだっ…)
しかし、二人ともすぐに股間へ触れるようになれるとは思っていない。本命は別にある。
少年が背後に振り向いて両手を伸ばすと、何かを取り出してきた。
現れたのは、オナホールと小型のローションボトル。
少年のオナホ童貞を奪った、お気に入りの東京名器ではなく別の種類のようだ。
透明な素材を使ったストレートのシンプルな形で、複雑な形の物より内部の視認性は高い。
このオナホールが、今日の本命だった。
- 39 :
-
「そ、それじゃあ…いくよ」
「うん、大丈夫……来て」
短くも艶っぽい会話を交わし、少年の腰が徐々に前へと進む。
だが、その先にあるのは彼女の膣ではなく、両手に握られたシリコン素材の淫具。
まずはペニスを近くに感じてみようと色々考えた結果が、オナホール越しの接触だった。
オナホコキでは、エミ自身が積極的に動く必要がある為、心理的にも負担が大きいと判断し、
結局手に持ったオナホへ少年がピストンを繰り出す形をとった。
ジュプッ…
「んっ…んあぁ……っ…」
柔らかさよりも弾力や締め付けに重きを置いた、硬めの感触が亀頭を包んでいく。
中の構造は非貫通型で、中段まで細かいヒダが並び、奥に配置された大きめのイボとの二段構えが、
侵入する高まりを縦横無尽に嬲り責めるようになっていた。
(入ってきた…)
シリコンで出来た筒の中へ、少しずつ侵入していく少年の肉幹を、自分の手の中に感じる。
透明な素材のおかげで、肉筒の中を突き進む肉棒の姿をはっきりと確認できた。
グプッ…
「えっ」
中の空気が押し退けられて出た珍妙な音に、少し驚いてしまう。
「大丈夫。中の空気が抜けただけだから」
少年の言葉に、コクンと頷いて大丈夫と伝えると、再び彼の腰が動き始めた。
中へと進み行く高まり。肉圧がグイグイと掌を押し返す。
やがて、牡幹が根元までスッポリと埋まり切ると、そこで一息付く。
(あんなに中でビクンビクンしてる…)
透ける肉壁の向こうに、首を上下に振る少年器官が見える。
「それじゃあ、動くよ?」
コクン…エミの無言の承諾を始まりの合図に、緩やかなピストン運動が始まった。
- 40 :
-
(オチンチン…グイグイ入ってきてる)
前後する腰に合わせてホールの中を肉棒が行き来し、細かいヒダやイボが肉棒を責め嬲る。
グポッ…ブポッ…
(何か、少し間抜けな音…でも……エッチな音)
シリコン素材が腰捌きに引かれてへこみ、その都度空気が入り込んで大仰な音を立てる。
「はっ…ふ、んっ…」
いつかのオナニーとは違い、口を閉じて鼻で荒い息をしながら、一心に腰を打ち込む。
穴にペニスを突き入れて腰を使うという行為が、牡の本能を刺激するのか、熱中度は前回より高いように見える。
快楽を貪ろうと必になって腰を振る姿は、少し滑稽で、どこかいじらしくもあった。
(アッ君、精一杯腰を振ってる…一生懸命になるぐらい興奮して、とても気持ちいいんだ…)
もっと彼の硬さを、勢いを感じようと、指を動かして握りを変えてみる。
「ん、はぁ…っ…!っ、んあっ!」
圧迫箇所が変わり、責められる部位の変わった締まりに、上擦った声が吐き出された。
前回は彼女の前で三回も精を迸らせ、少しはオナ見せ行為にも耐性がついたと思っていた。
しかしいざ事を始めると、それが間違いであることを少年は思い知らされた。
「あっ…ん、んうぅっ…っ!」
正座で座るエミの両側に手を置き、膝前に構えたオナホに向かってヘコヘコと腰を使う。
(一人でっ、腰振ってるところ、見られちゃってる…っ…!)
自分の高まりを手で扱くより遥かに惨めな姿を、至近距離からじっと見られる。
透明素材のせいで、人口膣の中で悶える勃起まで観察され、正に逃げ場のない状態だ。
(…恥ずか、しい…のにぃ…っ…!)
しかしこの状況に、彼は性的な興奮を感じていた。
行為を見られるのにも多少は慣れたおかげか、以前より素直に興奮を性感に上乗せできた。
グプッ、グポッ、グプッ…
調子の出てきた少年のピストン。牡の愉悦を紡ぐ、逞しい腰突きのリズムの最中。
「あ、くうっ!」
予期しない感触が肉棒を襲い、口から調子を乱す不協和音が放たれる。
音の原因は、オナホを支え持つ彼女の手。細く白い指が、僅かに動いていた。
ゆっくりと、だが着実に。少年の肉棒をオナホの上から愛撫するように蠢いていた。
- 41 :
-
(アッ君…私の指で気持ちよくなってる…)
束ねたティッシュの先で、くすぐる様な愛撫を見舞った時よりも、はっきりした喘ぎ声。
自分の指の蠢きに合わせて、少年が気持ち良さそうに腰を震わせた。
「っふ…んっ……あぅっ!」
肉棒の突入に合わせて手を握り締めると、スイッチを入れたように淫らな音色が鳴り響く。
(指をうにうにさせると、うっううっ…って。何だか…可愛い)
当初の目的も忘れて指を動かす彼女の目が、ふと少年の両手に行き着く。
見てる分にも辛そうな体制で、もう少し身体を寄せて何かに掴まった方がやり易そうだ。
(何か、掴まれそうなもの……)
スイッチの入りかけていた彼女の目が、ついと自分の胸元を見た。
「アッ君、あの、その体制じゃやり辛い…よね?」
彼の様子を慮ってか、エミから声が掛かる。確かに手を広げての前傾姿勢は少し辛い。
「だから………ここに、掴まって?」
そう言って手で指し示した先は、彼女自身の胸元。
「……え?」
思わず腰を止めて、間抜けな声を出してしまう。
(そこって、オ、オッパイだよ…ね?)
Eカップに届きそうな豊かな乳房。
ただ歩くだけでもプルンプルンと牡を誘う堪らない動きに、少年も何度目を奪われただろうか。
「大きさは少しはあるから、掴みやすいと思うし…ね?」
確かに、鷲掴みにしても手に収まりそうにない程の巨塊なら、その役目を果たせるだろう。
「でも、あの…」
手で持って支えるだけなら肩もある。何より、そんな所へ触って大丈夫なのか…
コクン
彼女の小さな頷き。それだけで、少年の全ての疑問に大丈夫と答える。
「……そ、それじゃあ……お願い、できる?」
結局あの膨らみに手を伸ばし、柔らかさを感じたいと言う、根源的誘惑には勝てなかった。
- 42 :
-
「ちょっと待ってね」
片手を背中に伸ばして何かを弄り始めると、パチっと言う微かな音が聞こえた。
(ブラ、外しちゃった…!?)
白いカーディガンの下、黒のワンピースを押し上げる胸は、ノーブラ…
オナホールの中の肉棒へ更に血が集まり、大きさを、硬さを、そして熱さを増していく。
スウッ…
後ろ手に、水色をしたフルカップのブラジャーを抜き取り、背後に軽く投げた。
「それじゃあ、あの……どうぞ」
流石に恥ずかしいのか、少し俯き加減な火照り顔を見せながら、それでも捧げるように胸を少しだけ突き出す。
「う、うん……」
彼女の求めに応じ、その胸元へと両手を伸ばす。
これからオッパイを触るんだ……その認識一つだけで、頭に興奮と血が上ってしまう。
心臓の激しい鼓動は、胸だけでなく頭にも響いて、重低音のドラムを鳴らしているようだ。
(オッパイ…本物のオッパイ……)
やがて緩く広げられた十本の指先が、二つのマシュマロへと降り立った。
フニュウッ…
薄いワンピースの布地越しに感じる、蕩けそうな柔らかさ。
軽く触れただけの指先は、少し力を入れただけで、簡単に少年の指先を柔肉の中へと誘う。
(すごい…こんなに柔らかいのか…!)
ただ柔らかいだけではない、指を仄かに押し返す弾力は、若い瑞々しさのおかげだろう。
下側から手を添えて支え持つと、乳房の重みが腕に圧し掛かってくる。
(意外と重いな…)
母性の重さを体感しながら、指でマッサージをするように優しく揉み始める。
「んっ…」
吐息のような彼女の声。エミが初めて発した、性感への素直な反応の歌声。
そして俯き加減な彼女の潤んだ瞳に、険しい拒絶の色は見当たらない。
(エミ…感じてる…!)
そのまま乱暴にならないよう慎重を期して、ねちっこく乳肉を解していった。
- 43 :
-
(アッ君に、胸揉まれちゃってる…!)
自ら進んで双球を触らせたエミだが、内心は激しく混乱していた。
年下の少年に、自慰行為をさせながら胸を触らせると言う破廉恥すぎる行為。
傍目には痴女にしか見えない状況の中で、紛れも無い興奮と心地良さを感じていた。
「っ…ぁっ…」
自分の乳房に初めて触れる、男の手。だけど嫌な感じはしない、大好きな彼なら大丈夫…
初体験故にぎこちなさを残しながらも、たわわに実った果実を一皮残さず味わおうとする、ねっとりとした愛撫は、
エミの官能へ確実に楔を打ち込んでいた。
やがて乳房をたっぷり味わった指が、胸の先に息づく頂点へと走る。
自然な動きで頂上に辿りついた人差し指は、そのまま乳首の周りを這いだした。
「ん、んっ…!」
乳肉の、マッサージの心地良さにくすぐったさを足した様な愉悦とは異なる、鋭敏な快感。
(アッ君の指、エッチすぎ…っ…!)
徐々に大きくなり始めた蕾を、今度は二本の指で挟み、クリクリと交互に擦りたてる。
「あっ、んぅっ……んっ……!」
少年の巧みな乳首責めに、彼女の快感と熱情の篭った鳴き声が、部屋の中に流れていった。
(乳首が勃ってきた…!)
指の間の愛らしい蕾が、急激に膨らみ始める。
柔らかい突起は、あっと言う間にコリコリとした弾力に変化し、その身を指に押し付けてくる。
自分の乳首開発で鍛えた愛撫の技を、まさか女性相手に使うとは夢にも思わなかった…
すっかり育った肉の芽に追撃を掛けようとすると、オナホを握る彼女の手に力が入る。
「んうっ…!」
彼女のもたらした締め付けを合図に、忘れられていた少年の腰がピストンを再開した。
グプゥ…ッ グポッグポッ…
盛んに突き入れられる高まりを、蛇腹の数々が迎え撃ち、侵入者に淫らな反撃を繰り返す。
さらに、深い部分に生えたイボは、少し硬めの弾力で快感のツボを突いてくる。
普段なら硬過ぎと感じる内部も、興奮しきった牡幹には丁度良い具合だった。
「はっ、ふあぁっ…!はぅ…っ…!」
豊満な肉に指を埋めながら腰を振る。本能を直撃する柔らかさが触覚からも興奮を煽った。
喜悦に喉を反らして顔を上げた先には、恥ずかしそうに頬を赤らめたエミの顔。
意外な程近くにある表情は、快感に瞳を泳がせ、唇からの熱い溜息が少年の頬を撫でた。
(感じてる…僕の指で気持ちよくなってる…!)
自分の愛撫が彼女を悦ばせている…これまで経験した事のない、責める側の興奮。
初めての熱情が頭をダイレクトに刺激し、ピストンをより早く、より激しくさせた。
- 44 :
-
(アッ君、じっと見てる…んっ)
欲情した牡の不躾な視線を感じながら、快感に乱れる自分の痴態を止められなかった。
恍惚に染まった二人の貌が、相手の媚態に誘われる様に少しずつ距離を縮めていく。
肉悦を含んだ吐息が絡み合い、その息吹の熱さや勢いがはっきりと感じられる間合い。
遂には僅か数cmの距離にまで近づき、二人で昂ぶりを分かち合う。
「ふぁっ、くっ…うっ!」
その時、少年の突き込みが自身の良いところを擦ったのだろうか。
一際甲高い声と共に上半身が大きくしなると、僅かだった二人の距離が零へと近づき…
チュッ…
唇同士が触れ合った。
「っ!!」
途端に、ビクっと電気ショックを受けたように身体を跳ねさせ、慌てて仰け反る少年。
「あの、ごめん!」
狼狽した口調で謝る彼に、だがエミの内心を占めるのは、ときめき色の昂ぶりだけだった。
(チュって…しちゃった……キス)
唇の先端同士が一瞬触れただけの、キスと呼べるかどうかも怪しい触れ合い。
だが効果は覿面で、瞬く間に彼女の表情が、熱に浮かされた様な惚けた顔に変わっていく。
(けど…嫌じゃない、怖くなかった…ううん……嬉しかった)
コンマの世界で感じた、柔らかい肉感。少し濡れた感触。体温の温かさ。
淡い恋愛感情を抱く相手との口付けが、真実であることの何よりの証。
「その、つい当たっちゃって…」
一生懸命に謝る彼を見て、嫌じゃないと、嬉しいと伝えたかった…言葉よりも、明確に。
「…ん……」
瞼を閉じ、頤を少しだけ突き出して、自らの唇を目の前の少年に捧げた。
- 45 :
-
目を瞑って口を突き出すエミの姿を見て、少年の自制心は遂に瓦解した。
「んっ…」
彼女の口に顔を近づけると、自分も目を瞑って、しっかりと唇を合わせる。
(キスしちゃった…!…ちゃんとした、キス…!)
確かに重なる唇同士。今度こそ正真正銘のファーストキスだった。
彼女も興奮しているのだろうか、火照った鼻息が吹きかけられて、少しこそばゆい。
チュッ…ンチュ…ッ…
初めて同士故にぎこちないが、それ故にひたむきな熱い交わり。
プニプニした柔らかな感触をもっと感じたくて、夢中になって唇を這わし始めた。
(柔らかくて、なんか気持ちいい…)
一組の濡れた柔肉が互いに捏ねくり合う、唇同士の愛撫…
初めての経験に興奮した少年の欲望は、止まっていた腰に再び火を入れた。
(キス…キスしてる。アッ君と、キスしちゃってる…!)
貪るように唇を合わせる二人。やがて少年の腰と手が再び動き出して性感を分かち合った。
「ん、はむっ…んぅ……ふぅ…っ」
異性に胸を愛撫されながらのファーストキスと言う、初めてづくしの行為の連続。
キスはイチゴ味とはいかないが、無味無臭のそれは強いて言うなら少年の肉の味だろうか。
(アッ君…アッ君……んっ…)
自身の想いと火照りを伝えたい…口を強く押し付けて、唇と共に思いの丈をぶつける。
さらに少年の下唇を咥え込むと、フニフニと揉み解すような連続攻撃を見舞う。
彼女自身も驚くほどの積極的な行為は、自分以上に少年を興奮させ、手の中で猛る少年器官の絶頂を早めた。
乳房の溢れそうな柔らかさ、キスの感触、そして股間のオナホの快感。
三重苦ならぬ性の三重喜に沸いた興奮は、少年の我慢の沸点をあっという間に突破した。
「は、ぁん…むっ……っんぅ!」
睾丸の奥に集中する神経、熱い塊、蠢く『何か』。
牡の生きる意義、最大の快楽を前に、だが少年の関心は唇と両手に集中していた。
興奮のせいで乱雑になりがちな手を諫めながら、乳肉を優しく揉みしだくと、ご褒美代わりの熱い声が少年の耳を楽しませて、
行為に拍車を掛ける。
その必な手つきは、まるでお気に入りの玩具で遊ぶ子供のようだ。
蕩けそうなマシュマロを堪能する間も、少年の射精感はグングンとメーターを上げてくる。
最後の境界を跨ぐ寸前の射精感をそのままに、作業機械の如く腰を振って、硬めのヒダとイボの数々に肉棒を擦りつけた。
「あむっ……っ、くぅ!」
腰と手を動かす間も、唇同士で繋がる二人の熱いキスは続いていた。
少年の下唇を咥えるエミの上唇を咥え返すと、舌を繰り出して艶やかな唇表面を舐め上げ、ねっとりと味わうように這わせる。
すると彼女からの反撃の舌責めが、彼の下唇を同じく嬲り始める。
それだけでなく僅かに開いた口から、ぎこちないながらも彼女の舌先が捻じ込まれてきた。
口内で感じる、彼女の舌の温かさ…
初めての衝撃は、白濁の奔流を食い止める自制と言う名のダムを、決壊させるのに十分な破壊力だった。
(っ!来ちゃった!?まず、いっ…!)
気づいた時には、確かな手ごたえの感触が、自分の奥底から動き始めた。
- 46 :
-
(アッ君……アッ君…!)
少年の口内に舌を入れ、自分の上唇を舐め回す舌を、裏側から舐め返す。
こうしたテクも、いつかこのような状況が来ると信じて、様々な技巧を勉強した成果だ。
チュッ、クプッ……プフゥ…
口を大きめに開くと、今度はお返しとばかりに彼の舌がエミの口中に侵入して来た。
(熱くてヌルヌルして…だけど、嫌じゃないし……私も、興奮しちゃってる…)
唾液を交換しながら、相手の口腔粘膜を激しく、そして淫らに犯し合う二人。
やがて交差する熱い舌同士は、絡み合いながら互いを愛撫し始める。
「んっ…は、ぁっ…っ!」
まるで蛇の交尾のような、隙間無く密着して相方と触れ合う行為に、少年も限界が近い。
彼の全身が強張ったと思うと、鼻息がさらに荒くなり始める。
開いたままの口から漏れ出す喘ぎ声も、かすれる程高い感極まった声色に変わっていた。
最後の瞬間が近づくにつれて、腰とは逆に、舌と手は動き少なく雑になっていく。
だがそれを補うように、彼女の口唇愛撫は、より激しく大胆に少年を責め立てた。
「はっ、ふぅ、っ、はぁ…っ!」
肉棒の根元から昇り来る奔流を感じながら、守り一方となった少年。
目を瞑ったままの暗闇の世界で、確かな三つの感触に、射精の快感が付け足される直前。
フッ…
もはや胸に添えるだけとなった彼の右手に、柔らかくて温かい感触が覆いかぶさる。
それがエミの掌だと気づくのと同時に、肉棒がブワっと限界を超えて膨らみ…
「はぁっ…っ、ふくぅ…っう!!」
溜まりに溜まった、牡の熱情を開放した。
ビュビュウゥーッ!
オナホの中に勢いよく注がれる、欲望の証。
激しく動いていた腰を止め、頭を真っ白にする熱い性感に身を任せる。
透明な素材の向こうには、ビクビクとわななきながら白濁粘液をひり出す牡幹が見えた。
「あふぁ…っ!んうぅっ、うむっ!」
股間の筋肉が射精運動をする度に、お尻がキュッと締まってえくぼを作り上げる。
はしたない律動に合わせて、しゃくり上げる亀頭がオナホ内のイボに当たり、
過敏を通り越して苛烈なほどの刺激をもたらす。
舌足らずなよがり声を上げる口からは、断末魔のように尖った舌が伸び出していた。
その舌先へエミが吸い付くと、唇で扱き上げながら緩やかにしゃぶり始めてしまった。
チュクッ、プチュッ…チュウゥ…ッ
不慣れながらも、必に舌を絡ませて表面を舐め上げ、いやらしい湿った音を撒き散らす。
「ん、はっ…あふぅ……うむ…ん…」
精液と共に獣欲を吐き出す少年に、破廉恥な舌技が興奮を注ぎ足していった。
ビュルッ…プビュル…ゥ…
エミの左手の中にある肉棒が、もう幾度目かも分からない脈打ちを行う。
(アッ君のビクビク、収まってきてるのかな…)
尚も腰を小刻みに震わせて、精液を捻り出そうとするが、少量の雫が弾けるだけ。
彼女の方は、未だに頭の中を官能で満たしたままだが、発散のしようがない。
愛撫の技を緩めて、咥えていた少年の舌を名残惜しげに開放すると、
愛撫を受けていた少年の口端から、どちらの物とも知れぬ透明な唾液が流れ落ちていった。
- 47 :
-
「はっ…っ、ふぁ、あ……っ」
酸素を求める浅い呼吸と引き換えに、少年の内に燻る淫熱が吐き出される。
硬直を解き始めた股間の高まりと同じく、全身から緊張が失せていく。
強張った太腿や尻肉に浮き出ていた筋肉も、薄い脂肪の下にすっかり隠れてしまった。
「はぁぁ……っ…ふぅ………」
今は怖いほどの熱狂に代わって、精気を全て吐き出した様な虚脱感が身体を支配する。
そんな気だるさを抱えた身体とは逆に、欲望を出すだけ出して明瞭になった頭が最初に認識したのは、
肌を接する彼女の柔らかい唇だった。
(僕…キス、してる……)
すぐ近くから吹きかけられる彼女の息。熱い風が肌を撫でるのが、少しこそばゆい。
この感触に浸っていたいと思う本能を抑え、自分の口に吸い付く唇を優しく引き離す。
チュプッ…
離れる二人の唇。その間を透明な糸が繋ぎ、名残惜しげに互いを結び付ける。
目を開くと、真っ赤に茹で上がったまま目を閉じるエミの顔が、至近距離にあった。
(エッチくって色っぽくて……でも、可愛いなぁ…)
情事に慣れない少女のような健気さと、年上の色香を合わせた表情。
彼女の顔に魅入っていると、収まっていた胸の鼓動が再び早鐘を打ち始める。
このまま再び唇を合わせたい衝動を、だが少年は我慢してエミの反応を待った。
「んっ…」
しばらくすると、閉じていた彼女の瞼が薄っすらと開く。
「…ぁ……」
見つめられるのが恥ずかしいのか、顔を俯かせると上目遣いの視線を送ってきた。
(うっ…またそんな可愛い顔して、卑怯だよ…)
少年にとっては反則級の愛らしさ。もう少し見ていたいが、その前に確かめなければならない事がある。
「あの…キス……しちゃった、ね」
静かな一言で、彼女に切り出す。
コクン
俯いたままの頷きが返る。その言葉を予期していたのか待っていたのか、素早い反応だ。
「………あの、僕……」
だがここからが本番だ。行為の最中の、唇を突き出してキスをせがむ様な彼女の行動。
「…キスは初めてだったけど、嬉しくて…あの、エミが僕の、初めての人だったから」
あの行動の意味…しかしそれを彼女に聞いて、答えを求めるのは酷だろう。
「……僕、エミのことが……好き」
勘違いや振られることを覚悟で、自分から旗幟を明確にした。
「エミも、同じ気持ちだったら…すごく嬉しい」
緊張を色濃く残した、ガチガチになりながらの告白。
左胸に添えたままの手に伝わる鼓動が、早まった気がした。
- 48 :
-
(好き、好きって…アッ君に、好きって言われちゃった!!)
一方、告白を受けた彼女の内心は、歓喜と混乱がカーニバルを共同開催していた。
(早く、私も好きって、大好きって言わないと…!)
人生初めての恋愛イベントに舞い上がって、そのまま大気圏を突破しそうな勢いだ。
早く返事をと気持ちは急くが、脳内の言語中枢が旅行にでも出かけたかのように、言葉を出せないでいた。
コクン…
小さな頷き一つ。だがそれが彼女にとって精一杯の返事。
「……!」
私もアッ君が好き…
役立たずの口は捨て置いて、僅かな動作で思慕を伝えると、心配そうだった少年の表情が一転する。
固く結んだ口元が笑みの形に綻び、不安げな瞳も喜び一色に染まって、嬉しさを体現した。
「私もアッ君が…ファーストキスの相手で…よかった」
一瞬で華咲いた少年の様子に、ようやく彼女の緊張も解れたらしい。
仕事を再開したシナプスが、はにかみ気味の小さな声で思いの丈を紡いだ。
(これで、僕たち……恋人、なんだよね)
初めての告白で想いを遂げると、実感よりも先に気恥ずかしさが顔を出してくる。
最近は自然と恋人同士みたいな世界を作ることの多い二人だが、今の空気はそれ以上だ。
二人で照れ笑いを浮かべ、モジモジしながら見つめ合っていると、少年の右手に重なるエミの手が動き出す。
(…んっと…こういうことかな?)
指と指を合わせようとする動きに、何か思い当たるものがあるらしい。
乳房から手を離し、彼女の掌に自分の掌を重ねると、互いに指を絡ませた。
所謂恋人握り。どうやら勘は当たったようで、彼女の表情に一層の喜びが加わる。
その嬉しそうな様子に誘われ、自然と顔を近づけると、エミも同じく顔を寄せてくる。
どんどん狭まる二人の距離。その先にある当然の帰結は…
ンチュッ…
そうすることが当然であるかの如く、二人の唇が重なり合う。
「んっ……」
余分なノイズの無い、純粋なキス。
(…オナホに入れたまんまじゃ、いまいち決まらないけど……まぁ…いいかな)
傍から見た姿は、オナホに萎えた若茎を入れたままだが、そこには目を瞑って唇の感触に集中した。
- 49 :
-
二人が相棒から恋人に変わって、一時間ほどイチャついて恋人空間を楽しんだ後。
玄関には、帰宅時間を迎えた少年と、それを見送るエミの姿があった。
「じゃ……また」
「うん、また連絡するね」
名残惜しいが、泊まっていくわけにもいかない。
身を屈めて顔を寄せてくる彼女に、素早く触れるだけのキスを見舞う。
一時間の間に散々やって、もう何度目かも分からない口付けを終えると、後ろ髪引かれる思いで扉を開け…
「あっ、ちょっと待って!」
寸前で彼女の声が、少年を呼び止めた。
「今持ってくるから、ちょっと待ってて」
何か渡す物があるのだろうか。小走りで部屋の奥に行くと、戸棚を開ける音が聞こえる。
(なんだろ…お土産か何かかな?)
「お待たせっ」
頭に疑問を浮かべていると、赤ら顔の恋人が急いた歩みで戻ってきた。
「あの…これ、持っていって、使って…欲しいの」
差し出されたのは、デパートの土産物等を入れる小さな紙袋。
(何か様子が…どうしたんだろ?)
少しだけ緊張した雰囲気の目線。顔の火照りも、急いで動いただけにしては赤過ぎだ。
とりあえず紙袋を受け取って中を覗くと、そこには…
(…えっ……パ、パンティ…!?)
おそらくエミの物であろう、大量の下着が入っていた。
- 50 :
-
「あの、会えない時にしたくなったら、その……使って欲しいなぁって…」
思いも寄らない衝撃のプレゼントに、一時的に思考を放棄してしまう。
「…もしかして……引いちゃうかな」
待っても反応を返さない少年に、心配になったのか少し抑え目の声が掛かる。
「ううんっ!そんなことない…嬉しい、嬉しいよ」
随分と大胆な贈り物だが、慌てて答える声色には、負の感情は見えない。
恋人の生下着を使ったパンティオナニー…オナニスト中級の少年が、嬉しくない訳がなかった。
「本当…?本当に?」
「うん、ちょっと恥ずかしいけど……あの、我慢できなくなったら…使わせてもらうね」
演技の欠片もない本心からの言葉が届いたのか、エミの顔に再び明るさが戻る。
「それでね、こっちのビニールに入ってるのは、洗濯済みの下着。で、こっちが…」
調子が戻ると、今度は袋の中身を指差しながら、内容の説明を始める。
「それで、最後にこれが…」
一つのビニール袋を取り出す。透明な袋の中には、一枚の明るい水色のショーツ。
白いフリルに縁取られた、シンプルながら適度に可愛らしいデザインだ。
(あれ…どこかで見たような…)
ふとした既視感。だが自分で答えを探し出すより先に、下着の持ち主から答えが出た。
「…さっきまで、私が穿いてたショーツ」
最後の最後で、とんでもない破壊力の一品。
差し出された一枚を受け取ると、薄いビニール越しにだが微かな温もりが感じられた。
(まだ、あったかい…これがエミの…オマンコに……)
ググゥッ…
少年の股間が、草の芽の成長を早送りで見るように、急激に盛り上がり始める。
生々しい体温の残り香は、少年に小さな下着に包まれた秘部を想像させたようだ。
「ぁ…っ」
牡として正常な反応を、いち早く見つけた彼女の口から、小さな驚きの声が漏れ出る。
(う……また、やっちゃった…)
何時かの車内での情事。エミに勃起を見咎められ、三度目の滾りを放った事を思い出す。
(こんなにしょっちゅう勃たせてたら、かっこ悪いよ…)
股間の正直息子には悪いが、ここは気づかなかった事にしてスルーするのが一番だろう。
努めてさり気なく、手中のパンティーを紙袋に入れようと動き始める少年に。
「アッ君の家って、門限…まだ大丈夫?」
機先を制するエミの一言。
「うちはまだ大丈夫。一時間は余裕見てるから」
「そう、なんだ…」
どこか焦った雰囲気の思案顔で、一人頷く。
「…あのね、男の人って、あの、こういうのって…脱ぎたてが良いって…聞いたの…」
ドクンッ…少年の胸の動悸が1テンポ早まる。
「まだ、暖かいし…」
頭の芯が熱く火照っていく。この後の展開が容易に想像できるからだ。
「もしアッ君が、良かったらだけど…」
高まる熱は、頭だけでなく股間の肉棒にも集中し、その強靭さを銅から鋼鉄にランクアップさせる。
「…あの、ね………してく?」
コクン
少年の首が、ゆっくりと、だが躊躇いなく。
縦に動いた。
エミの部屋の玄関が開くのは、それから四十分程経ってからだった。
続く
- 51 :
- 以上です。
次の投稿は、いつもより遅くなるかもしれません。
- 52 :
- >>30-34
抜けてましたが、読んでもらってありがとうです!
やはり少年同士の方が、反応いいのかな…
- 53 :
- 自分はエミちゃんとの絡みが好きだぞ!!
今回も乙!毎回楽しませてもらってます!
- 54 :
- 毎度乙です!
しかしここのパンツプレイが見たかった・・・。またいつか書いて下さい!
- 55 :
- 今回も良かった!!超乙!!
つかここまでやって終了とはエミちゃんも可哀想だな・・・きっとぐしょぐしょに濡れてるだろうに・・・
男のオナニーって縛りがあるとはいえ、二人には幸せになって欲しいもんだ
そして少年がとうとう彼女持ちに・・・おめでとう(´;ω;)別に泣いてないから気にすんな・・・グス
>やはり少年同士の方が
いやそんなことはないと思うぞ。気にせずおまいさんの感性を貫いて欲しい。毎回まじでエロいし萌えるし最高だから
登場キャラも増えてきて、物語としても面白くなってきた
今後どうなってどう着地させるのか書き主のテクに期待。
- 56 :
- 伝統保守
- 57 :
- ソープランド君の続編マダー
- 58 :
- >>57
すみません、一応あちらも巡回はしているので、別スレでの事はそちらでお願いします。
既に全文完成して、文章のチェックをしている段階なので、明日夜をお待ちください。
それにしても、投下予定前日にスナイプとは…
- 59 :
- ん?別スレってなんぞ他にも投下してるの?
是非とも見たい
- 60 :
- >>59
今日完結しましたが、ショタとお兄さんスレで連載を一本やっています。
スレ内でCoDで検索すれば多分見つかると思います。
- 61 :
- しこしこ保守主義
ちんちんの気持ちよさが最高に伝わってくる文章を期待
- 62 :
- ホモ的な要素ではないつもりなんだけど、何らかのシチュエーションで「他の男の精液」を潤滑油にしてオナニーする話を妄想してる
- 63 :
- 男の娘アイドルが、男性ホルモンを増進させないために禁欲を強制させられる話とかみてみたい。
私室やトイレにまで監視カメラをつけられ、生活を管理される。
最初はカメラがつけられていることなど露知らず、
「オナニーしたら折檻だからな」と厳しく言われていたにも関わらず、
何カ月もの禁欲生活が堪えてその可愛らしい性器を擦りつけてしまう毎日。
敏腕にして剛腕の巨漢マネージャーも汁遊び程度であれば黙認していたが、
ある日………………
「あぁぁ…………だめだよ、出したいよぉ……!!
あっ、あっ、あっ、はぁんッダメととまらないでちゃうぅぅッ――――!!」
と、可愛らしい喘ぎをもらしながらもの凄いいきおいの精液を射精してしまう。
経験者ならわかるとおもうが、射精は時を経れば経るほど快感や精液の量が増す。
個人差はあれど、それが一カ月単位ともなるとすさまじい衝撃が体中をかけぬけるのだ。
るせあ(仮)は、久しぶりにもほどがあるオナニーの凄絶な気持ちよさに、
舌を突き出しながらものすごい涎をたれながし、レイプ眼を虚空に漂わせ、
しばらくの間ビクンビクンと全身を震わせ、意識が失いかねないほどに悶絶していた。
そして、そこに入ってきたのが剛腕マネージャー礼南人(れなと)で…………
巧い人誰か文章化オナシャス
- 64 :
- >>62
誰かこのネタで一つよろしく
男の精液をローション変わりにするとかエロいな
- 65 :
- ほしゅっ!ほしゅっ!ほしゅっ!ほしゅっ!
どぴゅっ!!
- 66 :
- >>63
シチュエーションはいいけど名前に萎えた
- 67 :
- みんなこのスレ見て何してるの?教えて?ていうか、このスレ見てるのって
男なの?もしかして、おちんちんが大好きな変態なの?このスレのタイトル読んで理解して
それから開いて、読んで興奮して、それからティッシュを用意して…それで?
読みながら男の子がえっちなことして、気持ちよくなってること想像して興奮して勃起しちゃうんだね!?
そして、しこしこ…しこしこ…するんだね?おちんちんを…
そっか、でも、いいよ…ぼくもヘンタイだから一緒にオナニーしよ?ねえ、いいでしょ?
ていうか、もう、この文章読んでるだけでおちんちんから我慢汁出てるでしょ?
実はぼくもこんないやらしい文章を打ち込んでたらだんだん興奮してきて、
はしたなくおちんちん勃起してるんだよ。だから、ね、いいんだよ…一緒に、しよ?
しこしこしこしこ…あぁ気持ちいいよぉ…おちんちんしこしこしごくの好きぃぃ…
このスレ読んでるみんながしてると思うとなんか、すごく興奮する…
他にもエロパロ板にはまともなエロいのがいっぱいあるのにわざわざこれでしちゃうんだねw
いいよ!見ててあげるから一緒にどぴゅどぴゅしよ!!あぁ、イク!ぼくもイク!あああああ
出るよ、おちんちんからえっちな精液、どぴゅどぴゅって思いっきり気持ちよく出るぅうう!!!!
っていう感じで保守
新作に期待w
はい、キモイですw ごめんなさいw
- 68 :
- 保守
- 69 :
- これから大体9レスほどの短編を投下します。
・>>36の続きです。
・恋人のヌード写真を見ながら、それをオカズにボイスチャットでオナニー実況することに。
・当初は淫語責め要素がありましたが、詰め込みすぎになったので淫語は次回に分離しました。
・短編が入らなければ、次の次が一緒にオナ射君シリーズの最終回になります。
- 70 :
-
「なぁっ、EMPぃ!?」
穏やかな日が降り注ぐ、どこにでもありそうな住宅街の一角。
二階建て一軒屋の上階から、相手の見えない一人だけの会話が聞こえる。
姿の見える方は、PCデスクに備え付けた椅子に座り、ボイスチャット用のヘッドセットを装着した少年。
『痛っ…さっきからAB周りのFMGアサがっ』
ヘッドセットのスピーカー部分から聞こえる、少し緊迫した声。
もう一人の会話の相手は、先週相棒から恋人にランクアップしたエミだった。
「エミ、ヘリガンで援護するからCの裏取り」
二人とも互いの本名は既に知っているが、未だにオンラインIDで呼び合っている。
慣れもあるが、現実世界では互いにしか通じない秘密の名前みたいで素敵、等とバカップルそのものな理由で、
今でも二人は『アッ君』『エミ』のままだった。
今日は二人で、お気に入りのオンラインゲームを楽しんでいたところだった。
数時間セッションを楽しみ、暫しの休憩をボイスチャットに費やす二人。
主題を二転三転するお喋りは、何時の間にか小さな頃の思い出話に及んでいた。
「これが幼稚園の頃のかぁ…やっぱり目元は変わってないよ」
机の上のディスプレイに表示されているのは、一人の小さな女の子。
チャットの機能を使ってエミから送られてきた幼稚園時代の彼女の写真は、ホニャっと垂れた目元に辛うじて今の面影が残るが、
やはり十数年の歳月は大きい。
『オッパイも小さいなぁ…って思っちゃった?』
「っ、んなこと思わないよ。幼稚園児相手に」
二人が唇を合わせて以来、彼女の中で何かが吹っ切れたのか、性に関して積極的なのはエミの方で、
少年はそんな彼女の攻勢の前に防戦一方だった。
『それでね、これが……今の私』
(今の私?どういう意味だろ…)
少し強張った声と一緒に受信した画像が、画面いっぱいに表示された。
「ぇっ…」
イントネーションの狂った声が、少年の口を出る。
画面に表示されているのは、確かに見覚えのあるセミロングと丸っこい輪郭の顔立ち。
だが顔から下、彼女の豊満なスタイルを包むはずの服が見当たらない。
肌色一色。恥ずかしそうに全裸を曝すエミのヌード写真が表示されていた。
- 71 :
-
『あの、ね。直接だとちょっと恥ずかしいけど、写真ならって思って…』
「う、うん……」
恥ずかしさを誤魔化すように早口になる彼女とは逆に、少年の反応は静かで大人しい。
だがそれは、困惑や軽蔑の感情を抱いた訳ではない。
彼の意識と集中力の全てが、今は画面の中の裸体に向けられていた。
(………)
手を後ろに回し足を交差させたモデルの様なポーズで、照れた笑顔を浮かべる裸の彼女。
適度に脂の乗った艶体が、僅か数秒で少年を骨の髄まで魅了する。
唐突すぎるエミの初ヌードを前にして、困惑半分の頭をよそに股間の反応は迅速だ。
ムクッ…クッ…クッ……
短パンの中の若茎は早速その身を硬くして、生殖器としての準備を整えつつあった。
『…ねぇ……どうかな』
「うん……綺麗と、思うよ」
昂ぶりに掠れた声が素直な感想を述べる。
少年の冷静な部分が、もうちょっと気の利いた台詞を言えないのかと心の中で呆れるが、余裕の無い今の彼にはこれが最大限の賛美だった。
『本当?本当に?変なところ無いかな……あの、男の人に裸を見せるの…初めてで…』
男の目、しかも想い人に自分がどう映るのか気になるのだろう。
少し焦燥感の滲む声が、彼女の不安を言葉という音色で言い募る。
「変じゃないよ、綺麗だと思う。だって僕も…っん、うん」
そんな彼女を元気付けようと言いかけた台詞を、しかし慌てて途中で止めてしまう。
『僕も……何?』
興奮してオチンチンおっきくなった…好きな女性には格好をつけたいのが年頃の男、恥ずかしい姿を何度も見せた相手とは言え、
出来たての恋人に言うには躊躇いを感じる内容だ。
「いや、何でもないよ、本当に綺麗だよ」
不安を煽る言葉で話を終えてしまう…こういった経験の少ない少年の、痛恨の失敗だった。
『本当?嘘じゃない?…気になる』
「ホントだって、変な意味じゃないって」
余程気になるのか、それとも女の勘が何かを嗅ぎ取ったのか、妙に食い下がってくる。
『だったら教えて、言い掛けて止めるなんて気になる』
女性を讃える際の悪い例として、どこかの雑誌に掲載できそうなほど見事な悪循環だった。
- 72 :
-
『アッ君、もしかして…』
少年の頑なな態度に、彼女もピンと来たようだ。
『大きくなっちゃった?』
疑問から確信へとランクアップした推測が、彼女の口から飛び出て少年を撃ち抜く。
「……うん」
正確な言葉のヘッドショットに、少年も一撃代わりの完全肯定を返すのが精一杯。
『本当に?アッ君、私の裸で興奮できた?』
当人に悪気は無いのだろうが、まるで羞恥プレイの如き質問攻めに、少年も返答しづらい。
最小限度の返事で受け流すのが限界だった。
『あの、大きくなったって事は…したくなっちゃった、のかな……』
ピクッ
半勃ちレベルの肉棒が、僅かに震える。
『アッ君、したい…って事だよね…?』
五割ほどの勃起率を維持していた若茎が、水を得た植物のように急激に成長していく。
『スッキリしないと、元に戻らなくて大変だよね』
一言ごとにソッチの方へ話は傾いていくが、少年は言葉を挟まない。
恥ずかしい質問に答え難いのが半分。そしてもう半分は、このまま彼女に全てを任せ、淫らな展開に導いて欲しいという願望。
『あのね、だったら……して、いいよ……今』
そして、50%の期待が待ち望んでいた通りの展開に、話は流れていく。
- 73 :
-
『じゃあ、まずズボンとパンツ脱ごっか…あの、穿いたままだと汚れちゃうから、ね』
二人の行為は申し合わせたように、エミが少年を誘導する形を取る。
彼女も緊張しているらしく、興奮に上擦った声は途切れ気味だ。
しかし幸いにして、少年の両親が帰ってくるのは夕方以降。多少の遅延や痴態も問題ない。
短パンの腰ゴムを下着ごと握り、両方まとめてズルズルと下ろすと、中からビックリ箱の玩具のように直立した物体が飛び出してきた。
現れたのは屹立した少年器官。遮る物のない素肌の肢体に欲望を滾らせ、充血した海綿体の浅ましくも雄々しい姿を外界に露出する。
「ん…脱いだ」
一緒くたに脱ぎ去った短パンと下着は床に放り出され、身に着けているのはシンプルな黒地のTシャツだけだった。
『ティッシュは近くにある?』
「うん、机に置いてある」
これで全ての準備は整った。
「じゃあ、その……始める、ね」
『うん、オナニー…して』
エミの言葉を合図に、右手指を肉竿に添えると静かに包皮を下ろす。
硬さに若干の余裕を残す牡幹はまだ包皮を被ったままで、肉の張りも鏡面のような艶を見せる程ではない。
根元に引っ張られる皮に従い、亀頭の先に開いた1cmにも満たない赤いカルデラが面積を広げ、内に隠した尿道口のクレバスを露にする。
「ん…」
赤い湖が丘から小山へと徐々に露出を広げ、遂には包皮口がカリ首を乗り越える僅かな抵抗と共に、敏感な亀頭粘膜がその全身を現す。
鮮やか過ぎる紅色の先端は刺激に弱そうな粘膜質で、まだまだ皮膚化の兆候は無い。
陰毛の薄く茂る根元の手前。折り返し地点に到着した右手が、止まることなく反復する。
剥きたての包皮が、柔らかさを残す赤肉の過敏な表面を這い進み、優しく撫で上げる。
「ん、んぅ…っ…」
繊細な部分への淑やかな責めに、声が少しずつ大きくなるのを止められない。
『アッ君、今どんな風にしてるの…?』
エミが上下運動の仔細を聞いてくる。何度も彼女にオナニーを見せたことはあるが、口で説明するのはそれとは別種の恥ずかしさがある。
「一番最初、車の中で見せたときみたいに…」
『どんな…やり方で?』
間接的に皮オナを示唆して誤魔化すが、それで納得してはくれない。
本来なら他人に明かされる事の無い孤独な痴戯の詳細を、はっきり説明してと言い募る。
(なんか、これって…)
まるで普段妄想しているようなソフトM的展開に、内心は予想外の喜びに打ち震えながら、
とりあえず見せ掛けだけの抵抗でアリバイ作りに勤しむ。
「エミ…なんかオッサンみたい」
『いいのっ、私の方が年上なんだから……ねぇ、どんな風にオナニーしてるの?』
またエッチなスイッチが入りかけてる…だが少年にとってはむしろ大歓迎だった。
「皮を指で摘んで、皮の開いた口のとこでカリを扱くみたいに…」
言い寄られて仕方なく…恋人の要求を免罪符に、率先して恥ずかしい痴態を実況する。
『皮オナで…自分の皮に扱かれて、気持ちよくなってるの?』
恋人からの予想外の言葉責め。少年も自分の性嗜好を話したことは無いし、彼女にそういった趣味があるとも聞いていない。
或いはスイッチの影響かもしれない。
「うん…気持ちよくなってる」
だが戸惑う思考を尻目に、牡の獣欲と肉体はエミのか細い声に素直に反応する。
グッ、グッ、グゥッ…
まだ拡大の余地を残していた肉棒が、脈打つごとにどんどん膨らんでいく。
指先に感じていた柔らかさが筋肉のような張りに変わり、指をグイグイと押し上げる。
数秒と待たずに、いつも以上の早さで100%勃起の少年器官が完成した。
- 74 :
-
『今は…どこ見てる?』
「オッパイ…見てる」
完全に発情しきった牡幹を手に、本格的な自慰行為を始める少年。
そんな彼の目が真っ先に向いたのは、透き通るような雪の肌よりも純白の双丘だった。
平均を優に上回るDカップ超の豊乳は釣鐘型で、支える物の無い柔肉は大きさ故に僅かに垂れているが、
それでも若さの詰まった瑞々しい弾力は重力に逆らい、ふっくらとした円やかなカーブを描いている。
その頂点には、濃いピンクの大きな乳輪と、乳房とは反対の密やかな突起が芽吹いていた。
視覚から入って少年の脳細胞を、牡の本能を直撃する、若さの詰まった美味しそうな果実。
既に触り心地を堪能している少年の指先に、ただ柔らかいだけでは無い、しっかりした揉み応えを返す絶妙な張りが蘇り、
自らの高まりを扱く右手を更に加速させる。
『…変じゃないかな、私さよなら胸だし、そばかすも出てて…』
「そんな事無い、自然な感じで僕は好きだよ…エミが一番いい」
確かに右胸の上側にはそばかすが僅かに浮き、二つの乳房も左右へ分かれている。
だが多くのグラビアモデルやAV女優を見てきた少年には、不自然な整形美乳よりもエミの自然な体つきの方が好ましく思えた。
そして何より、自分の恋人の裸体。他の要素など関係無しに、彼女の肢体が少年にとっての『No1』であり『Only1』だった。
その証拠に右手に握られた高まりは、普段のオカズを使ったオナニーとは比べ物にならないほど赤く充血して、
張り詰めた剛直っぷりを誇示していた。
「今度は、乳首」
『ふふっ、やっぱりオッパイの次は乳首なんだ。乳首大好きだもんね』
白い柔胸の頂上。青く浮き出た血管が続く先には、500円玉より一回り大きな乳輪。
そしてその中心には、可愛らしいサイズの蕾が身を伸ばしていた。
「好きだけど、大好きって訳じゃ」
『でもアッ君の乳首弄り、すごく上手だったよ。ビックリしちゃった』
自分ので日々練習していますとは言えない…矛先をエミに返して、話を逸らしにかかる。
「エミだってエロいよ、あんなにビンビンにしたら触りたくなるのは当然だよ…っん…!」
コリコリした心地よい感触と、日頃の乳首開発が頭に浮かび、予想外の興奮を呼び起こす。
(まずっ…!)
新たな滾りはオナニーに浸る肉棒と重なり、軽い絶頂感を呼び込んでしまう。
早すぎる暴発を避ける為、暴れ回る高まりから手を離して少し落ち着かせる。
『今、感じちゃった?』
「うん…話してたら触ってる感触思い出して、そしたら軽いのがキュウって昇ってきた」
肉棒にまで上がってきた絶頂感が引くのを見計らって、右手の上下運動を再開した。
- 75 :
-
「っ、んうっ…今は、脚を見てる…っ」
大きめの尻から伸びる脚に集まる熱い視線…その様子を今度は自ら進んで語る。
「綺麗なラインだと思う。柔らかそうな太ももだし、見てるとその、興奮してきて…」
むっちりとしたボリュームの脂肪と、その下に見え隠れする筋肉の締まったライン。
二律背反を程よくブレンドした脚線美に手を這わせたい、激しく屹立した牡幹を擦り付け、ふっくらした柔肉と締まりのサンドイッチを楽しみたい…
欲望そのままの妄想が止まらない。
『興奮して、オチンチンもっと大きくしちゃう…?』
ヘッドセットから聞こえる淫らな合いの手が、脳内淫劇と右手の上下運動に勢いを注ぐ。
『他にどんなエッチな事考えてたの…?』
「太もも触ったり、あの、オチンチンを、擦り付けて腰振ったり…あっ」
男性器への恐怖症を持つ彼女に何てことを…思慮が働く前に言葉が口を衝いてしまった。
『大丈夫、こういうのなら怖くない…だから、アッ君のエッチな妄想教えて…?』
ツゥ……
エミの許しの言葉に、透明の汁が尿道口から垂れて一本道を作り上げた。
「太ももでオチンチン挟んで、んっ、腰を振って…それで、気持ちよくなって…」
画面の中のボリュームたっぷりの太ももに包まれて、そのまま牡の欲望を開放したい…
『そしたら射精して…私の脚に、精液出しちゃうの…?』
静かに質問するようでいて、その内実は少年をより淫らな妄想にかきたてる誘導。
「っ…うん、エミの太ももに、んっ…っ、精液っ、ぶっかけたい…っ…」
『エッチ…でも、今度やってみようか…太ももにピュピュって』
彼女の挑発まがいの語り口が、少年の妄想をより過激に燃え上がらせる。
『できるか分からないけれど、練習になるし試してみようよ。それまでは……今は私の写真でオナニーして、気持ちよくなって』
歯止めの利かない妄想と言葉責めそのものな彼女の声に、沸き立つ高揚感を抑えきれない。
クチュックチュ…クチュッ…
亀頭の先端から滝の如く溢れる肉汁が勃起を濡らし、敏感な亀頭を直接扱くと、鋭い性感と共に淫猥な粘質音を辺りに撒き散らした。
- 76 :
-
『次はどこを…じっくり見つめるの?』
「あのっ…っ、アソコ…」
胸、脚と来て、残ったオカズになりそうな部位は一つ。
全身画像の中心やや下。交差する脚の根元に茂る、手入れされ一塊に集まった黒い森。そして年齢の割には大人しい装いのシンプルな女陰。
最後まで取っておこうと、我慢して目を向けなかった深淵に視線が集まる。
『アソコって、オマンコのこと…?』
「うんっ、オマンコ…オマンコ見て、オマンコでオナニーしてる……!」
甲高い声が、強要された訳でもないのに恥ずかしい名前を連呼し、上気した顔や首筋を更に赤く染めた。
「んっ…オマンコのとこ、っ、拡大表示して見てみるね」
『私のって…変じゃないかな?』
人と比べておかしくないか…自分の性器に対する思春期のような不安が、童貞少年に聞くには不適当すぎる質問を言わせる。
「僕もあまり分からないけど…綺麗だと思う。ビラビラもあまりはみ出してないし…」
傍目には大人しめのラビアを備えた縦スジ。邪魔なモザイクの無い画像を見慣れた少年には何てことの無い代物。
だが少年にとって初めて見る恋人の秘裂、そしていつか自らの肉棒を埋め、欲望の精でその中を満たしたいと熱望する深淵。
込められた意味には天地の開きがある。
「今は、クリ…トリスを見てる…」
ヘソから太ももまでの部位を、画面いっぱいに写し出すディスプレイ。
大写しでより鮮明になった陰毛の下にあるのは、年頃の男の子にとっては最重要目標である女の秘裂。
大陰唇の土手の膨らみと小陰唇の僅かな綻び、そして淫核の小さな芽。
「なんか、ポチっとしてて…ちょっと可愛い…かな…っ」
平常時の若茎よりも遥かに小さな異物。この女性版ペニスが男の肉棒に勝るとも劣らない快楽器官であることは、知識として知っていた。
(二人で触り合ったら…指で挟んで軽く扱いたり、親指で先っぽを撫で回して…)
「…っあ!?っ、くむ…っ!」
二人で欲望の突起を触り合う妄想に、幾度目かの絶頂感が降り立つ。
迫る度に法悦の沸点が下がり、簡単に白濁を漏らしやすくなってしまった牡幹は、ビクッビクッと前後に大きく首を振って、
これ以上我慢出来ないと必に訴える。
(まずっ、もう我慢…無理っ駄目、だっ…!)
あと数回擦り上げたらという寸前のところで、辛うじて股間から手を離した。
- 77 :
-
「もう、そろそろ…っ…!」
『アッ君、射精しそうなの…?』
辛うじて暴発は回避できたが、股間の奥底に渦巻くエネルギーは、もはや外へ解放するしか収まりそうにない。
『最後は…どこを見ながら射精するの?』
「あのっ…ん……」
言い淀む口とは裏腹に、既に候補は決まっていた。彼女の目。少し恥ずかしそうな上目遣いの瞳に魅入りながら、微笑みを湛えた眼差しに自分を曝しながら欲望を吐き出したい…
(でも…変態って思われないかな)
見つめ合いながらの射精…身体を見ながらするより、遥かに恥ずかしい事に思えてしまう。
『やっぱり…目かな?』
思考のループに入りかけた少年を助けたのは、意外なことに当の対象本人だった。
「んむぁっ!?…な、なんで…?」
『だってアッ君、最後はいつも私の目を見てたでしょう…?』
確かに過去の行為を思い起こすと、車内での情事も彼女の下着の中に精を放った時も、全て最後は目を見ながらだった。
『変じゃないと思う。見つめ合いながらって少し恥ずかしいけど、最後まで二人一緒って感じがして嬉しいな』
少年の心情を察したエミが、変じゃないと、だから安心してと声をかける。しかし…
『だから、私の目を見ながら、その…ピュッピュって射精して…ね?』
続く彼女の一言。絶頂を目前にしたMっ子少年の背筋を優しく撫で上げる言い回しは、昇天への最後の一歩に足る後押しだった。
ビクビクッ!
「っ!?」
体内に溜まった圧力が自制と言う堰を乗り越え、唯一の出口を求めて動き出す。
動き出した先にあるのは、若い牡幹の先端。小さな切れ込みのような尿道口。
「やば、んっ!?」
まさかの言葉だけでの暴発。恋人の声一つで興奮し、はしたなく精液を噴射してしまう…
慌てて尻穴を締め付けて前立腺を固め、精液の流れを食い止めようとする。
『アッ君どうしたの…?』
自分の一言が射精の引き金になったとは知らず、エミが気遣わしげに声を掛ける。
尚も抵抗を続ける少年だが、境界を跨いだ白濁を押し留めるには何もかもが遅すぎた。
「くぁっ、んあぁっ…!」
『もしかして…』
勃起の根元にまで精液が昇ってきた時点で、その迸りを止める方法はない。
(もうっ、ダメ…!)
最後の最後で抵抗を諦め下肢から力を抜くと、途端に自らを貫く精液の奔流が加速する。
止めのオカズにとディスプレイの中の彼女の目に、自分の目を合わせた直後。
『精液…出る?』
射精を促すでもない静かな問い掛けを聞いた瞬間、首筋から頭に至るまでのラインが熱くなり、
とば口にまで迫ったザーメンが勢いよく体外へ飛び出した。
ビュプウゥッ!
「っく、んぅ!?」
第一射は、触れる者のないまま打ち上げ花火のように真上へと放たれる。
扱くことなく吐き出される白濁は、普段より若干勢いは鈍いが、何度感じても飽きることのない、
肉棒の中を突き抜ける激しい愉悦を少年に与えてくれる。
二発目を放とうと大きくしゃくり上げる勃起に、慌てて右手を伸ばして握ると、発射寸前の牡幹を猛然と扱き始める。
ピュルゥッ!ブピュゥッ!
法悦にイキついた少年器官を容赦なく扱き、快感と精子の詰まったミルクを下半身だけでなく全身に撒き散らす。
『アッ君…出ちゃった…?』
どんな男も、この時間だけは思慮も何も働かない。あるのは精液を吐き出す肉の悦びだけ。
エミの声を無視して、真っ白な悦びに満ちた脳が右手にだけ上下運動の命令を送り続ける。
「はっ、んあっ…っく……んうぅ!」
射精の脈動と共に口から迸る、まるで傷口を軽く撫でた時に似た呻き声。
短い発声が10回を越えた頃には、自らの右手に欲望の汁の大半を絞り取られてしまう。
身体に降り注ぐ白い雨も弱まり、手の動きが最後の快感を得る為の激しいものから、尿道の残滓を搾り出す乳搾りのような手捌きに変わる。
『…アッ君……終わった…?』
「はっ……っ、ふぅ……うん…終わった…」
恐る恐るといった風の静かなエミの問いに、息も荒いまま一言答えるのが精一杯だった。
- 78 :
-
行為の後の会話なら、これも寝物語なのだろうか。
ティッシュで体中に掛かった精液を拭き取りながら、少年にとって際どい会話が続く。
『アッ君、気持ちよかった?』
『最後はどこを見ながら射精したの?』
『普段よりも沢山出た?』
『どこが一番興奮した?』
射精後の気怠い時間に嵐のような質問攻めは辛いものがある。
(女の人って、した後は色々と話をしたくなるって何かに書いてあったな…)
胡乱な頭でそんな事を考えながら、これも自分を想ってのことと自らを納得させるが…
『アッ君が最後にキちゃったのって、もしかしたら…”私の目を見ながら射精して”って私が言ったから?』
よりによって一番知られたくない患部にメスが入る。
(もしかして、気づかれた!?…まずい、これだけはまずい…っ!)
鋭い指摘に脇腹を突かれたような気分だが、これ以上の追求は拙い事この上ない。
無二の相棒であり初めての恋人に”実は言葉責めされるの大好き”などと知られたら…
「そんなことないよ、ちょうどエミの写真を見直した瞬間にビクって来ちゃって…」
外面は平静を装いつつ内心ビクビクしながら、話を逸らそうと必に別の話題を捻り出そうとした。
続く
- 79 :
- 以上です。
- 80 :
- >>53-55
読んでもらって、ありがとうです!
保管庫代わりにPixivを使っているのですが、一緒にシリーズは他のオナ射君シリーズよりもブクマ率が低く、
ちょっと唸っていた時期だったので感想が非常に嬉しかったです。
Pixivには他スレへ投稿した作品も含めてほぼ全ての作品を上げているので、宜しかったらそちらも読んでみてください。
それとPixivでは既に宣言していますが、一緒に〜完結後にIFの話として♂♂ルートに行っちゃったオナ射君を作成しようと思っています。
ですが内容が最終話到達前からオナニーの範疇を越える内容な為、Pixivのみかショタ兄スレでの投稿になるかもしれません。
- 81 :
- 抜けてました。
>>54
一緒に〜の中か単発かは決まっていませんが、パンティーオナはやるかもしれません。
自分でもこれやっときゃ良かったなぁと後悔しているので。
- 82 :
- 幼馴染に見られちゃうシチュとか幼馴染に見てもらうシチュとか幼馴染に見せてあげるシチュとか幼馴染と見せ合うシチュとか良いよね
- 83 :
- >>81
ずっとROMだったけどいつもGJ
pixivで「オナ射君」「オナ射くん」「ショタ R-18」いろいろ検索したが出てこない
俺の探し方がまずいのか?タグ教えていただけるとうれしい
- 84 :
- >>83
読んでもらってありがとうです!
小説を「オカズにしてもいいのよ」タグで検索してみてください。
6/15現在このタグで小説を登録してるのは私だけなのを確認しています。
- 85 :
- >>80
今回も乙!堪能させてもらったわ…ふう…
エミちゃんの確信犯的な言葉攻めがエロイな。
そしてそれすら燃料にオナニーしちゃう少年はMカワイイ
いつも楽しませてもらってます、ありがとう!!
結末どうなるのかワクテカして待ってる!!
- 86 :
- いいねぇ…エミちゃんいいねぇ…!!
- 87 :
- エミちゃん人気ねーな
- 88 :
- オナ射組君まだー
- 89 :
- これから大体4レスほどの短編を投下します。
・中学生〜高校生ぐらいの男の子が、寝起きのまどろみのまま戯れにオチンチン弄り→枕オナニーしちゃいますが…
・オナニー特有の悪夢を、途中までですが書いてみました。
- 90 :
-
とある個室。窓の外からは曙を過ぎた陽の光が、ほの暗い空間を柔らかく切り裂く。
「んっ…ぅ」
差し込む光の先、ベッドに寝転がる一人の少年が、身じろぎしながら呻きを上げる。
秒単位で照射位置を変える朝日のライトが彼の顔面を捉えると、眉間にシワが寄って声もいよいよ大きくなってくる。
「…っ……んっ…」
強烈な光に耐え切れず、泡沫の世界を漂っていた少年の意識が、覚醒に向かい歩き始めた。
「んっ…む、うぅーっ……ふぅ…」
ベッドに身体を横たえたまま大きく一伸び。
(…ちょっと…早いかな…)
胡乱な頭が昨日と雰囲気の違う日光に気づき、薄く開けた目で近くの時計を見る。
(午前6時25分…30分以上か…)
通常の起床時間は午前7時、それなりに余裕を残しつつ二度寝には足りない微妙な時間。
仰向けの身体を横に向けると、頭が乗った大きめの枕を引っ張って胸に抱きしめる。
手持ち無沙汰の両手を落ち着かせると、何とはなしに窓から外を眺め、世界に太陽の光が溢れていく様子を意味無く観察した。
(………)
ふと、呆けていた意識がとある事柄に気づく。股間の突っ張った感じ、寝間着のズボンに鋭角のテントを作り上げる何か。
男性特有の生理現象…いわゆる朝立ちだ。
大きくなった器官は包皮を被ったままだが、既に六割以上の硬化率にまで達している。
若さ故に有り余る元気は、性的興奮によらずに十分な勃起を果たしていた。
(……っ…)
まだ完全に覚醒しない意識が、突っ張った感触に落ち着かない腰を前へ突き出させる。
「…ん……」
枕に潜り込んだ高まりから返ってきたのは、馴染み深い牡の性感。
肉棒に詰まった血液の中身が淫欲ではなく純粋な生気であっても、快楽神経はその役目を果たしてくれた。
とは言え、こんな光景はよくある事。戯れに肉棒を捏ねくり回し、尿意が込み上げるか母親が起こしに来るまでの時間を潰すだけの遊び。
少年が使う枕は、抱きしめると口元からへその下までをカバーするほどの大きさで、
低反発性の素材は苦しくない程度の弾力で彼の腹と腕を押し返す。
背を曲げて身体と枕の間に股間を挟み、腰を突き上げるように短いピストンを繰り出すと、
まだ余裕のある皮が枕の圧力で固定されて、包皮口にカリ首を扱かれる形になる。
更に低反発素材特有の硬く戻りの少ない弾力が、適度な圧迫責めを裏スジに見舞った。
「…んぅ……んっ…」
寝息とは違う、著しく穏やかさの減った鼻息。口は枕の端を咥えて呻き声を封じると、束の間の快楽に暫し身を任せた。
- 91 :
-
傍目には寝ぼけて枕に抱きつく男子学生。だが軽く目を閉じ、うっとりと感じ入る表情と小刻みな腰の動きは、明らかな淫行の兆し。
ベッドは嫌な音を立てず、衣擦れだけが夜明けの静寂に溶け込む。
サッ…シュッ…スゥッ…
小さな乾いた音がする度に、肉棒に詰まった元気が淫気に変わっていく。
その割合は徐々に欲望へと傾いていき、朝立ちでは難しい最大勃起へとひた走る。
グ…グゥ……グッ…グッ……
その身を順調に伸ばす高まりは、遂に皮帽子からすっかり頭を出すまでに成長する。
張り出したカリ首は包皮が戻るのを防ぎ、寝間着を挟んではいるが亀頭への直接摩擦に変わった刺激は、
硬くなって感度の上がった竿もあって、寝起きの官能をさらに呼び覚ましていった。
(…どうしよっかな…)
下は腰を振りつつ上半身はと言うと、まったり気分の頭がこれからの事をぼんやりと考えていた。
朝立ちオナニーは、基本的にあまり気持ちのいいものではない。ヤル気の乏しい頭に生理現象で勃っているだけの股間、
そして下半身の感覚も寝起きで十全ではなく、中途半端な快感になる事が少なくない。そのくせ通常より射精しやすいのだから質が悪い。
具合の不鮮明な今の快感を取るか、夜に取っておくか…ぼやけ頭の損得勘定。
だがそんな事とは関係無しに、目先の心地よさの為だけに動いていた腰がその軌道を変える。
枕の位置をずらして枕と股間の中心を合わせると、そこを基点に腰を回して円を描くように牡幹をウレタン素材に押し付ける。
これまでに無い横軸の摩擦が加わり、裏スジから幹の裏側に至る部位にジワジワと快美感が溜まっていく。
その下、精液を溜め込んだ肉色のクルミも恥ずかしい腰振りダンスに弄ばれ、危険な痛みと紙一重の微弱な性感を生み出す。
「ん…うんっ……ふぅ…」
掛け布団をはだけて枕を下に敷き、うつ伏せのまま突き出した尻をくねらせる少年。
パジャマの薄い生地が巻き上げられて、小さくキュッと締まった尻と野暮ったい白ブリーフのラインを浮き上がらせる。
こじんまりとした年頃の男の子らしいヒップが、さらなる肉悦を求めて踊る腰つきは、
可愛らしい顔立ちや中性的な容姿もあって、いけない艶かしさを匂わせていた。
ッ……ギッ…ギィ……
大きく激しくなる少年の腰捌き。衣擦れの微かな音を耳障りな軋みが打ち消し、その間隔も少しずつ短くなってきている。
股間はすっかり本気のエレクトを見せ、頭も大分覚醒しつつあるが尿意はその兆しを見せず、枕元の時計を見ても起床時間まで若干の余裕がある。
(…いいや、しちゃおっ)
目先の欲望に負けた浅はかな決断。何時もの一人遊びより鈍い快感、一日の始まりで無駄に疲れる行為。
無駄撃ちになるなぁ…と頭の半分が思いながら、射精目指して次の段階へ進む。
枕を手で掴んで折り曲げると、パジャマ越しのボーイスティックをふくよかな谷間に挟み、溝に沿って腰を前後させる。
パイズリに近い愛撫はペニスの裏側だけでなく両サイドにも圧迫責めができ、手の力を強めればきつい締め付けが射精への道程を早めてくれた。
- 92 :
-
「…っ、んっ…っふっ…」
遊び半分のオチンチン弄りから、本格的な枕オナニーへ。
二枚の布地を挟んだ擦りつけは手よりもどかしく、絶頂に近づく事はできても射精には後一歩物足りない…普段なら。
(んっ…やっぱ朝は早いな…)
射精の閾値の低い今の少年。小刻みな突き込みを見舞っていた腰の奥に、ドクドクと甘美な濃縮ジュースが溜まっていく。
匂い立つ新たな精の香りに誘われ、絶頂という名の獣が急速に走り寄ってくる。彼の無防備な理性がこの淫らな動物のアギトに咥え込まれれば、
たちまち白濁は一滴残らず吸い尽くされ、絞りカスを辺りに撒き散らすだろう…白ブリーフの中に。
(そろそろ準備を…っと)
ティッシュ箱に手を伸ばして紙束の塊をごっそり抜き取ると、布団の上に薄紙を敷き詰めて射精先を確保する。
最後の仕事をやり遂げた理性は頭の片隅へ引っ込み、代わりに調子の出てきた性欲が求めるままに腰のリミッターを解除した。
ギッ…ギシ、ギシッ…ギィッ…
性急な牡のリビドーを体現する破廉恥な前後運動に、ベッドが悲鳴を上げるがお構いなし。
このまま自堕落で惨めな腰振りで絶頂を迎えたい…半ば意地になって腰を振り、その激しさに見合った快感を下肢の一点にチャージして…
(ちょっと弱いけど、来たっ…)
最後に溜め込んだ愉悦を、一気に開放する。十代の少年にとっては生き甲斐の半分と言っても良い、種付け射精の絶頂感が込み上げてくる。
いつもより早いオーガズムの前兆を感じ取ると、必の腰振りにブーストを上乗せして天国への階段を駆け昇る。
(ギリギリまで、枕で…!)
ここまで来たら枕オナニーでイキたい…パンツを穿いたまま射精は出来ないが、
自慰行為を覚える前の小学生のような行為を、発射直前まで続ける魂胆らしい。
「んっ、はっ…ふっ、んぅ、っ…む…!」
短く放たれる吐息と区別のつかない声が、徐々に鋭い連続音へと変わっていき、腰のマシンガンピストンとシンクロする。
そして遂に、朝っぱらからの快楽漬けに根負けした脳が、枕オナニーを楽しむ下半身に射精命令を発した。
睾丸より内側の一点に感じていた存在感が一気に膨らんだかと思うと、輸精管を牡のミルクが押し通る感触が…
(来たっ、来る!)
慌てて身を起こして膝立ちになると、左手一本でパジャマと下着を掴んで一気に引き摺り下ろす。
腰ゴムに引っかかって下を向く肉棒をタイミング良く右手で掴むと、勢いをさずそのまま扱き始める。
2秒にも満たない間の妙技で辛くもパンツ内射精を避けると、今日はまだ先走りも出ていない牡の銃口をティッシュに向ける。
「くっ、んんっ!ふっ……ぅ!!」
硬い先端が紙束に狙いを付けた瞬間、少年の眉間に一際深いシワが刻まれた。
ビュルゥッ!
「っ!ん、んうぅっ!」
一本の線となって勢いよく弾け飛ぶ白濁の塊。朝一番の元気を込めた少年一番絞りが、快感と引き換えに虚しく放たれる。
下肢の奥に感じる圧迫感に似た快感も、狭い尿道を精液が貫き通る感触も100%とはいかないが、それでも若い牡には十分に足る歓喜。
枕オナニーで高まった勃起を一生懸命扱いて、小さな噴射口からホワイトジュースをひり出し続ける。
膝立ちの足首をピンと伸ばし、射精の脈動に合わせて腹をキュウっと引っ込める姿は、身体全体でエクスタシーの波を表現しているようだ。
チュン…チチッ…チュッチュン……
「うっ…ん!…んあぁ……っく…っ!」
パタパタッ…パッ…パタッ……
一日の始まりを告げる小鳥達のコーラスに、快楽の呻き声と、重ねた紙束に降りかかる精の雨音が重なる。
初弾の後も、短い間隔で飛沫が次々とティッシュに命中し、黄ばんだ乳白色と薄い半透明の粘液、
そしてティッシュの純白が歪んだ水玉模様を作り出す。
白濁の溜まった池からは芳醇とは言い難いザーメン臭が放たれ、既に部屋の中に漂い始めていた。
- 93 :
-
二桁の吐精運動にいく前にザーメンの飛距離は明らかに落ち、右手のペニスも既に萎み始めている。
朝の光景とは対極的な行為も、そろそろ終わり…そう油断していたところへ。
ピピピッ!ピピピッ!ピピピッ!
「!!」
枕元の時計が、些か大きめの電子音で少年の起床時間を知らせる。
だが、射精後の虚脱感が頭を侵食し始めた絶妙のタイミングでの横槍は、意外な結果を生み出してしまう。
「んえっ……えっ!?く…が、がぁっ!」
不意の目覚ましにビックリした事と、寝起きで一部の部位だけを酷使する運動の連続に、右脹脛がこむら返りを起こしてしまった。
「つっ…ぐ、うっ…んん!!」
突如発生した引き攣る痛みに、抑えきれない正真正銘の呻き声が上がる。
痙攣する筋を右手で押さえ込んでこれ以上の悪化を防ぐが、なかなか痛みは引いてくれない。
ピピピッ!ピピピッ!ピピピッ!
耳障りな電子音をかき鳴す時計。
だが右足の異常事態を前に、歯を食いしばってその場にうずくまるのが精一杯の少年には、時計を止める余裕は無かった。
「ちょっとぉーっ、起きなさいよぉー」
今最も聞きたくなかった声。階下から母親が声を掛けてくる。
何時まで経っても止まらない目覚ましを心配しての事だろうが、しかしこの状況では余計な事この上ない。
(ティッシュを片付けないと…!)
いつもは母親に知られたくない一心で、精液処理に使ったティッシュはゴミ箱ではなく自分で燃えるゴミに出している。
まずはゴミ入れのビニール袋を出さないと…だが袋を収納している机はベッドから数歩離れた壁際。
今の彼にとっては千里先の蜃気楼の様に遠い存在だった。
「ちょっと、二度寝しないでよねぇ」
先ほどよりはっきりと聞こえる母の声。
トン、トン、トン、トン…
フローリングの床をスリッパ履きの足が進む軽い足音。
(ちょっ…んぇえ!?)
なんと、鳴り止まない目覚ましを訝しんだ母親が、二階に上がって来てしまった。
少年の自室のドアに鍵は無く、母の侵入を防ぐ手立ては無い。
「だ、大丈夫っ、だから!」
痛みを堪えて懸命に母の接近を阻むが、鈍い足音は止まらない。
対してこちらは、鳴り止まない目覚まし時計に半脱ぎのままのズボン、そして何があったかを如実に語る所々が変色したティッシュ。
やがて足音と人の気配が自室の前まで来ると…
カチャッ
ドアノブを回す軽快な金属音。それは少年を絶望に叩き込む断頭台の音色。
(ダ、ダメッ、来ないでっ、ダメダメ、ダメぇーっ!!)
そして、部屋の壁と扉の間の隙間が、徐々に広がっていき……
終幕
- 94 :
- 以上です。次の投下はちょっと遅れるかもしれません。
>>82,83,85-87
読んでもらって、ありがとうです!
>>86
読者層や求められるものの違いなんですかね…
- 95 :
- すみません、上のレス、>>86じゃなくて>>87でした
- 96 :
- 今回の作品も抜けました
ごち
- 97 :
- >>95
あんた、凄すぎww
文章力どうやって鍛えたのか本気で聞きたいわ
- 98 :
- 乙!毎回思うけど男の子の生理現象を本当に艶かしくエロく描くなぁ
おちんちんがギンギンだお…
- 99 :
- これから大体9レスほどの短編を投下します。
・ボイスチャット越しに、言葉責めされながらオナニーする男の子の話です。
・次回で一緒にシリーズ完結ですが、その前に短編でパンティーオナ物を上げる予定です。
- 100 :
-
前回の『アレ』…ボイスチャットをしながらの自慰行為から数日後。
「っと、これで全部かな」
今日も今日とてオンラインゲームに興じる二人。彼らの出会いの場であり共通の娯楽。
(今日はどうしたんだろ?)
もしかしたら今日も”アレ”な事が…などと密かに期待していた少年だが、相棒であり恋人のエミの調子が、今日はあまり宜しくない。
『らしい、ね』
所詮は遊び…そうは言っても、心身の良し悪しはそのまま手先や瞬時の判断に現れる。
(体調が悪いのかな、それとも何か悩み事でも…)
こういう時、相談に乗ったり悩みを受け止めるのも恋人の役目。
たまには年上の彼女に頼もしいところを見せたい…とかく背伸びしたいお年頃の少年であった。
「…少し休もっか?」
『うん』
頷く返事も、どこか上の空だった。
・
・
小休止に入って暫く、相方へ疑問を投げ掛けてみた。
「エミ…今日はどうしたの?」
単刀直入。こういう時の探りの入れ方など知らない少年の、正面突撃が炸裂する。
『悩み事って訳ではないけど……アッ君ってやっぱり、ああいうのが好きなのかなって』
「ああいうのって?」
意外なことに原因は少年の事らしい。何の事だろう…気になる先を促す。
『何となく、何となくなんだけど……エッチな言葉で責められたり、見られたりするの』
「っんぇっ!?」
あまりの動揺に音程の引っくり返った声を、何とか喉奥で押し留めた。
(な、なんで…!?)
何の脈絡もない猥談に驚くよりも、まず頭に浮かんだ思いは『なぜバレたのか』だった。
今まで誰にも話したことの無い、自分の軽い被虐嗜好。
それだけにエミの核心を突く言葉は想像以上に大きな衝撃だった。
『アッ君、射精する時いつも私の目を見つめるよね…?』
『その時の表情、恥ずかしそうなのにすごく興奮していて…いぢめて光線ダダ漏れで、とっても可愛いんだよ?』
(…僕…そんなにいぢめて欲しそうな雰囲気なのかな…)
知られた原因は自分自身。元凶は分かったが、性への興味と共に潔癖さや羞恥心も人一倍な年頃の少年にとっては複雑だ。
- 101 :
-
だが難儀な心境を余所に、身体の方は欲望に正直な反応を示していた。
ッ……ムク…ムクゥ…クン…クンッ、クンッ…
短パンの中で大人しくしていた若茎に、欲情成分の詰まった血潮が集まり始めると、あっという間にうなだれていた首が持ち上がっていく。
些か過剰な反応を見せる少年器官だが、実は前回の遠隔公開オナニーをもう一度という期待から、ずっとオナ禁を続けていた。
僅か数日の休眠だが、若い牡の睾丸と欲望をフル充填するには十分すぎる時間だった。
『正直に言って欲しいの。私の勘違いだったら、アッ君が嫌なら、もう変な事言わない』
少年の無言をどう受け取ったのか、さらに言い募る。
『でも、アッ君がそういうの好きなら……』
何の事はない、いつもと違う彼女の様子は、少しだけ入り掛けたスイッチのせいだった。
「………あの…」
自分が思い浮かべていた以上の展開。そして恥ずかしい少年の願望を満たそうと頑張ってくれるエミ。
しかし若さ故の虚栄心が、年上の恋人にこれ以上の恥を曝すことを頑なに拒む。
本音を言えば内心引かれるかも…でも本当に彼女が受け入れてくれるなら、毎夜頭の中で思い浮かべていた妄想が現実に…
期待と恐怖、完全な均衡を描く心がせめぎ合う。
「……ちょっとだけ、なら…」
答えの決め手は、被虐の雫滴る肉欲。体の疼きが歪な天秤を突き崩した。
『本当?』
「あんまりキツくされるのは嫌だけど……」
クンッ、クッ、クッ…
既に勃起率6割を超え、肉芯を守る包皮が突っ張るまでになった少年器官。
『優しい感じなら…好き?』
「…うん」
言葉を交わす間も、期待に興奮した牡幹は血を熱く滾らせ、その身をさらに硬くする。
『でも、嫌なら無理しないで言って…?そしたら、もうこんな事絶対に聞かないから…』
わざとなのか天然なのか。ここで断れば後は無いと、言葉巧みに追い詰め誘い込む手管。
「あの…ちょっとだけ。ちょっとだけなら……だから…」
張り詰めた肉棒は膨張を続け、窮屈な皮の中は御免だと言わんばかりに亀頭が包皮口から顔を出し、鮮やかな肉色の一部が露出する。
(もう、言っちゃうしか…)
既に賽は投げられた後。腹をくくって、自身が抱える恥ずかしい望みを彼女に伝えようと、小さく息を吸い込み…
「…僕のオチンチン……エッチな言葉でいぢめて…っ…」
吐息と共に、受け身一杯な願望を、吐き出す言葉に乗せる。
ツゥ…
そして外へ出たばかりの赤い切れ込みからは、一筋の歓喜の涙がトロリと流れ出た。
「っ…」
新鮮な肉汁が潤滑になり、最後まで抵抗を見せていた包皮口がクルリと剥き上がって、カリ首の段差を乗り越える。
遂に淫らな言葉のやり取りだけで、完全に股間をいきり立たせてしまった。
- 102 :
-
『えっと…今はどんな下着を穿いているの?』
(うっ…最初がそこなの…)
少年の今の下着は、小学生が穿くような白ブリーフだった。母親が安売りで大量に買い込んだ白ブリーフを、仕方なく自宅限定で使っていた。
彼にとっては、触れて欲しくない部分を突かれた形だ。
「っと、今日は…ブリーフ」
色柄に関する情報が抜けているだけで、嘘は言っていない。
『アッ君って、家ではブリーフ派なんだ』
「えっ、まぁ…そう言う時もあるかな…?」
流石に正面切って白ブリーフとは言えなかった。
『それじゃあまず、下を脱ごっか…』
椅子に腰掛けた尻を浮かせ、短パンと白ブリーフの腰周りに手を掛けて…
『ブリーフは脱がないで…パンツだけ脱いで』
下ろす前に、注文が一つ入る。
『脱いだら、下着のオチンチンの穴から、オチンチンを取り出して。あの、玉、は…そのままで良いから』
(女の人って、金玉の方が恥ずかしいのかな…?)
彼女とは彼方の女と書く…近くて遠い距離を思いながら短パンだけ膝まで下ろすと、後は重力に引かれて勝手にずり落ちた。
ファサッ…
露になった白ブリーフからは、薄い腹筋の浮き出たお腹と、僅かな脂肪層に包まれたスレンダーな脚が延びている。
そして中央にそびえる白い布の小山は、厚手の生地を限界まで押し上げる程の元気さで、頂上の染みを見なくても昂ぶり具合が簡単に分かった。
下着の前合わせから指を入れ、既にフルパワーの肉棒を取り出す。
既に包皮の剥けきった先端からは我慢汁が滴り、張り詰めた白い幹にまで垂れて一本の筋を残していた。
その付け根、中身がパンパンに詰まった柔袋は、白ブリーフの布地に包まれた少年饅頭を作っていた。
『そしたら目を閉じて…私の裸を想像して?』
前回のチャットで見たエミのヌード写真を元に、頭の中で彼女のヌード動画を作り出す。
『次はオチンチンを握って、最初はゆっくり…上下に擦って』
恋人に導かれて右手指を肉竿に添えると、静かに扱き始める。
『オチンチン、今はどうなっちゃってるのかな…?』
「うん…いつもよりおっきくなって…先走りがこんなに出たの初めてかも」
既に指先だけでなく掌全体を湿らせる程になった、彼自身の恥ずかしい薄汁。
右手を動かす度にクチュクチュと鳴る音が、玉袋に詰まった精液の量を、そして獣欲の深さを、垂れ流す本人にはっきりと教える。
『アッ君、あれからオナニーはしてないの?』
「ううん、あれからはしてない」
『もしかして…期待してた?エッチな事されるかもって』
先程のゲームと違い、女の勘は冴えに冴え渡っていた。
「…うん、してた」
『そっか、そうなんだ…アッ君期待してたんだ…』
実感をかみしめる彼女の呟きには、明らかな喜びの色が見えた。
『なら、私も頑張らないとね?』
- 103 :
-
『いっぱい我慢して、ヌルヌルになってるなら…亀頭を直接触っても大丈夫…かな?』
「…っ、んくっ…!ひぁっ!」
返事代わりの、悲鳴に似た甲高い声。
中指と親指でカリ首を摘み、人差し指の腹で尿道口を軽く擦ると、扱きだけでは得られない鋭い喜悦が少年を襲う。
『亀頭…真っ赤な先っちょをクリクリすると、敏感すぎて少し苦しい感じなんだよね…?』
ネットで探したのか、それとも自分で考えたのか。わざと卑猥な言葉を使って、自慰に没頭する彼の興奮を煽りたてた。
『でも、止められないよね…オチンチンとっても気持ちいいから、止めたくないもんね?』
「アッ君、前よりいっぱい声出してる……先っちょ、そんなにすごいんだ」
『うん、それにっ、ん…声出すと、気持ちいいって言うと、っく…こっ、興奮して…!』
多少のぎこちなさを残しつつも少年のストライクゾーンを突く淫語が、彼の幾重にも重ねた心の防壁を壊し、生のままの欲望を暴き出す。
自身の言葉責めに堕ちた少年に気を良くした彼女は、さらに卑猥な言葉使いで彼を昂ぶらせ、より淫らな行いへと導いた。
「アッ君のエッチ。でも、すごく可愛くて…」
(…大好き)
恥ずかしい秘密を、痴態を自分にだけ明かしてくれる…そんな彼が堪らなく愛しい。
いつしかエミも、言葉一つで年下の恋人を責め嬲ることに、妖しい興奮を覚えていた。
「もっと喘いで、もっとエッチなこと叫んで。自分のよがり声に興奮して、それだけでピュウって射精しちゃうぐらい…ね?」
『あっ…く、うぅっ…んあっ!』
ありのままの快感を声に乗せ、素直に迸らせる少年。
ヘッドフォンから流れる彼の歌声がエミに届く度に、彼女の体温が少しだけ上がり、脳組織がピンク色に犯されていく。
…ッチ……チャ……
喘ぎ声に混じって、小さな水音が定期的に聞こえる。
それはヘッドセットのマイクが拾い上げた、少年の先走りが自身の手指に攪拌される音だった。
(アッ君も、私と同じぐらいヌルヌルにして…)
アッ君”も”。言葉通りに、エミの穿くハーフパンツの中は、牡を受け入れる為の体液で溢れかえっていた。
淫らなやり取りの最中に漏れ始めた愛液は、湧き水の如く止め処なく出続け、
身体の奥の淫熱と湿気でむせ返るショーツの中は、さながら天然サウナだ。
薄手のハーフパンツの上から、小陰唇の辺りに指を這わせる。上から下へ、そして再び上。
自分の指先に彼を重ね、僅かに綻んだ縁を優しく撫で上げていく。
チュッ、クチッ…
糸引くような粘っこい音…その音の根は、爪先が伝い歩く彼女の股間。
(何もしてないのに、こんなに濡れてる…)
とうにエロスの軍門に下っていた彼女の心。そして、いつまでも身体だけが冷静を保つことなど、できる筈もなかった。
「ん…っ……」
女陰の周りから上端へ指が動き、そこに出来物のように生えた肉蕾の先を、爪先が掠める。
「っ…!」
ピリっとした性電気が、繊細な突起から波紋となって周りへ広がる。
予想以上の衝撃に、思わず身体から離してしまった指先を、驚愕の瞳で見つめる。
(ちょっと引っ掻いただけで…)
男性恐怖症とはいっても、彼女も人並みの性欲はあるし自慰もする。
だが直接触れなくても分かるほど肥大化したクリトリスと陰唇、そして洪水の如き惨状の膣。
こんな経験は初めてだった。
- 104 :
-
「次は私のアソコ…オマンコを想像して」
『うんっ』
「アッ君に見て欲しいから、大きく股を広げてて…きっとエッチな目でジロジロ見るから、ジュースで溢れてるかもね…?」
挑発の言い回しに自分自身の事をこっそり混ぜる一方で、中空をさ迷う指先が再び股間へと降り立つ。
(今度はアッ君の乳首弄りみたいに…)
指を一本クリトリスの側面に当て、円を描くように周りをなぞる。
優しく慎重に、軽いフェザータッチを心がけて…少年が乳首愛撫で見せた、絶妙なソフトタッチを再現する。
「そんな発情したオマンコ見せられたら、触ったり色々したいよね…どんなエッチなこと妄想するの…?」
ヘッドセットの向こう。そこには自分の秘めやかな場所で頭を一杯にした彼がいる…
目を閉じれば、自らを慰める少年の健気な姿が容易に浮かんだ。
『っ…ひだに触ったり、クリトリスをっ、摘んだり…んくっ!』
彼の妄想を具現化するように、右手が小陰唇のヒダを上下になぞりながら、左手は淫核を摘んで優しく圧迫責めを掛ける。
「本当にそれだけ…?本当はもっとエッチなこと考えてるんだよね?」
自分の中で膨れ上がっていく淫熱。身の内に収まらない快美は、白く濁った体液と化して膣壁の割れ目から溢れ出る。
「割れ目にオチンチンを擦り付けたり…」
それでも収まりきらない火照りは、少年を煽り昂ぶらせる為の、そして自分の熟れた欲求を満たす為の言葉として、体外に。
「クリちゃんとオチンチンの先っちょ同士で、チュッチュって…キスしたいんだよね?」
(こう言えば頷いてくれる、『うん』と言ってくれる…)
いたいけな年下の恋人に、欲望の暗い部分の責任を押し付けるようで、少し気が引ける。
(でも、アッ君も喜んでくれる…だってこんなにアッ君の声…)
「う、んっ、したい、エミのオマンコと、スリスリしたいって、っん、思ってた…!」
細切れのボーイソプラノには、悦びと興奮の気配しか聞き取れなかった。
「んっ、うぅ…く、あぁっ!」
男を知らない恋人からの、拙いながら一生懸命な言葉責めに、
浅ましい妄想が脊髄を駆け上り、沸騰した愉悦と興奮が少年の青い精神を追いつめる。
さらに彼を興奮させたのは、エミの小さな呻き声だった。
『…んっ……ふ、ぅっ……』
言葉責めの淫語を途切らせる息吹と、息を詰めて何かを我慢する気配。
(エミもしかして…一緒にオナってる!?)
彼女が興奮し切っているのは分かる。だが、それだけでは説明のつかない突発的な鼻息や息を呑む感じは、他に理由が思い浮かばなかった。
- 105 :
-
『私の妄想オマンコをっ、やらしい視線で、んぅ…隅々まで嘗め回して…エッチ』
ビクッ…ビクビクッ!
彼女のねちっこい言い回しが、少年の耳に心地よく響く。背筋をくすぐる細波のような共鳴は、心だけでなく手中の牡幹を跳ね踊らせた。
「ん…っ!…で、でも男なら当然でっ…」
平静を装うその裏では、自分を優しくいたぶる会話に興奮しすぎた肉棒から手を離し、急接近してきた暴発の兆しを避けると、
再び右手を動かして自分を追い詰めていた。
『アッ君みたいにっ…んっ、エッチな男の子なら、オチンチンをシコシコしながら…っ、見るのが当然…?』
「っ…今日のエミ、すごい意地悪だ」
彼女もこういう嗜好は趣味に合うのか、嬉々として淫らなやり取りを楽しんでいる様子だ。少年もせめて一矢報いようと言葉を返すが…
『でも、エッチな意地悪は好き?』
「…うん」
言葉では彼女に敵いそうに無い。
(今の私の…ジュースまみれで大きくなったクリちゃん見せたら、興奮してくれるかな…)
普段は考えもしない過激な思考が湯水のように湧き上がり、股間の愛液の源泉からも白んだ液体が途切れることなく湧き出してくる。
(もっとアッ君を興奮させて、気持ちよくしてあげたい…)
だが、少年を快感と興奮で狂わせる最もたる手段を、彼女は既に持っていた。
クチュッ…
指をハーフパンツの上から膣口に押し込むと、肉の性感と共に本能的興奮が彼女を包む。
「はぁ…っ、ぅ……!」
濡れた生地が肌に張り付くのを物ともせず、腰を迫り上げて積極的に強張りを迎え入れようとする動きは、
もどかしい喜悦と共にその先を求める渇望を生み出し、更に腰をくねらせる。
彼女の秘唇は、恋人を迎え入れる準備をすっかり整えていた。
(もしかしたら、私…)
恐怖の対象であるはずの男性そのものを欲している。心だけでなく、身体さえも。
(私…)
男の欲望そのものの火照りを、自分の身体で確かめたい…
血を吸って膨らむ海綿体の硬さと弾力。そびえ立つ男の象徴の逞しさに触れてみたい…
高まりの頂点、弾ける飛沫を身体の奥に感じたい…
(オチンチンが…アッ君のオチンチンが……欲しい)
匂いも大きさも、弾ける絶頂の一部始終さえ知っている彼自身。
その一歩先、情報ではない確かな繋がりが欲しい…確かな触れ合いを、心の底から欲しい。
- 106 :
-
『エミっ、そろそろ…っ!』
「もう駄目?オチンチン射精しそう?」
『っ、うん、何度も出そうなの我慢して…んっ手を離しても、収まんなくって…!』
危険な窮状を訴える少年。ここは気持ちよく絶頂へ導くのが、年上の優しさなのだろうが…
「アッ君、いつもより少し早いかな?なんで…オチンチン堪んなくなっちゃったの?」
嗜虐心を煽る切羽詰った声に、保護欲と共に悪戯心が湧いてしまう。わざと意地の悪い質問を、言葉責めに昂ぶった少年へ投げかける。
『だってエミが…エミがエッチなこと言うから、いつもより興奮して…小さいのが何度も来て、でも直ぐに出すの勿体無いから我慢して…』
言い訳を募る声には、未だに羞恥の欠片が見え隠れする。
(けれど、そこが可愛いんだけどね…っ)
「もっとシコシコしたいから、ずっと気持ちいいままでいたいから、何度も射精我慢したんだ…でもそれじゃあ、オチンチンが可哀想だよ」
言葉の愛撫で年若い恋人をいたぶるその裏で、彼女の指は密やかな自己愛撫を続けていた。
クチュ…チュッ…
無意識に自分の喘ぎ声というノイズを抑えるのは、羞恥よりも少年の悦びも露な声をはっきりと聞く為。
神経を下肢より耳に集中して、彼女の琴線を愛撫する歌声を待ち受ける。
「だからオチンチン、イカせてあげようよ。エッチな言葉で堪んなくなったオチンチンから、精液出させてあげよう…ね?」
エミの淫語も、より過激になって露骨に少年の噴射を求めた。
「いっぱい溜め込んだ快感に負けて、ドピュってしちゃうアッ君のイキ声…聞きたいな」
執拗な淫語の連続は、絶頂感をコントロールする少年の理性を暴走させるのに十分だった。
『っ、ダメっ、昇って来るっ、来るぅ…っ!』
何度も聞いた事のある切羽詰った声色は、いつも絶頂寸前の少年が放つ声だった。
(アッ君が射精する…私がイカせたんだ…!)
直ぐにでもイキたいのに、けれどもっと長く快感を楽しみたい…
若い牡の矛盾した欲望を、自分の言葉責めで止めを刺したという、女の達成感がエミの中に満ちる。
『エミっ!イきそうっ、ダメっイクぅ…っ!』
「そのまま出して、アッ君が真っ白な精液噴き出す声聞かせてっ」
『イク、イクっ、エミっイク…ぅっ!イっ、グうぅっ…!!』
トーンの高い連呼からくぐもった音に変貌するイキ声が、ある一点まで高まったと同時に、荒い息と声が一瞬だけピタッと止んだ。
『!!……っんあぁっ!!』
一瞬の沈黙の後、発音全てに濁音が付きそうな呻き声が、彼女の耳を満たす。
(イってる…アッ君射精してる…!)
苦悶に似ているが、その声色には悦びの色しか見えない、若い獣の雄叫び。
いつもより激しいイキ声が薄く開いた口から迸る時、勢いよく男の子の元気の塊が放たれる…その瞬間を聞き逃さない。
『んあっ!っ、あっ、くぅっ…!』
クチュッ……チュクッ……
マイク越しにもはっきり聞こえる粘質音の激しさが、垂れた精液を指に絡ませながら、必にペニスを扱く少年の様子を伝えてくる。
彼をそうさせたのは私、直接身体に触れてはいないが、私の言葉の愛撫が彼を絶頂させた…
その思いは、彼女の中に娼婦的喜びと興奮を生み出した。
『ふ、うっ…っ!はっ、ん…んぅっ…!』
激しかった鼻息も声と共にその勢いを弱め、射精運動の終わりも近いようだ。
それでも、目を瞑り必に若茎からいけないミルクを搾り出そうと、頑張る表情が容易に想像できる。
(がんばってアッ君。いっぱいシコシコして、精液出して…)
心の中で声援を送って、一人奮闘する少年を彼女なりに応援した。
- 107 :
-
「うぅ…っ、ん…」
トクッ…
軽く目を閉じて腰を突き出したまま、石像のように固まる少年。
右手で搾り出した精液の最後の一滴が、静止した下腹部から内股へと垂れて、濡れ光る道を作り上げる。
「はぁ…っ……はあぁ………」
一回、二回と深呼吸をして力の抜けた尻を、トスンと椅子が受け止めると、途端に射精後特有の倦怠感が身体を蝕み始める。
身体を支配する気だるさに身を任せ、力の抜けた右手が硬いままの肉棒を手離した。
(どうしよう……あんなこと…しちゃった)
徐々に思考を取り戻してきた頭に、最初に浮かんだのは満足感ではなく不安だった。
変態みたいな性癖を曝してしまい、エミに嫌われたのでは…至福の時間を台無しにする暗い感情が、虚脱しきった少年の心を苛む。
だがそんな状況なのに、或いはこんな心情だからこそ、身体は後始末の為に機械的に動く。
瞼を開いた先には、白い斑点柄に模様替えした机の台が見えた。
(床は大丈夫かな…あんまり散らないで良かった)
キーボードや近くの小物は、射精前に端へ避けておいたので、精液塗れなのは机の上だけ。
幸いにして床の絨毯にも汚れは見当たらず、これなら拭くだけで綺麗に出来るだろう。
『アッ君…大丈夫?』
掃除を始める少年に、静かなままの彼を心配したエミが話しかけてくる。
「うん、大丈夫。さっき終わったんだ…今は飛び散ったのを拭いてて」
『そうだったんだ……』
簡素なやり取りの後、暫しの静寂が二人の間に流れる。
(何か言った方が良いのかな…でも何を言えば…)
少年の迷いが徒に沈黙を引き伸ばす。だから微妙な空間を破ったのは、彼女の方だった。
『あの、ね…』
「っう、うん……」
『興奮…してくれた…?』
主語のない問い掛けは、もちろん彼女の淫語責めの事。
「うん…すごく興奮した……でも…っ」
言葉の内容とは裏腹に、暗く沈んだ声が返答を続ける。
「でも、こんな変態が彼氏なんて、エミも嫌だよね…」
(最低だな、僕…)
卑怯な聞き方。こんな言い方をされてNOを返す人は、まずいないだろう。
そんな事しか言えない自分が、まるで詐欺師のようで酷く情けなかった。
『あの、ね…アッ君にエッチな事を話している時……私も、その…濡れちゃった』
だが返ってきた答えは、予想とは少し違ったものだった。
- 108 :
-
『ばらしちゃうとね、アッ君の切なそうな顔や喘ぎ声で…前から少しキュンってしてたの』
エミの意外な告白。言葉を返せない間も、彼女の話は続く。
『オチンチンは怖いのに、今日だってエッチな言葉で興奮しちゃうアッ君が、すごく可愛くって…もっといぢめてあげたいなぁって』
「じゃあ、もしかしてエミ、さっき…」
『うん、一緒に……してた』
(やっぱり、エミもオナってたんだっ…!)
やはりという確信と興奮、そして一緒に同じ肉悦を感じ合っていた事が、少し気恥ずかしくもあり、何より嬉しかった。
ググゥッ…
多様なごった煮の感情に対して、肉体の反応は単純明快。
弛緩した全身の中で唯一硬さを残していた半勃ちペニスに、自慰の告白で昂ぶった血が流入し始める。
『だから、アッ君は今のままで良いの。エッチなアッ君に興奮する私だから…だから、一緒にもっとエッチになろう?』
許すのではなく、共に同じ道を歩みたい。
内容はともかく、二人が恋人になってから本当に互いを理解しあえた…そんな気がして無性に嬉しい。
何か言いたい、感謝でも何でも、自分の喜びを伝えられる言葉なら何でもいい。
自分の頭の中を探し回って、引っ張り出した言葉をそのまま口にする。
「今から、会えないかな」
だが、飛び出た言葉は意外な内容。言った本人も驚く台詞を、だが淀みなく唇が紡いだ。
いつの日か、少年からの告白を受けた時のように、心臓がバクバクと激しい鼓動を打つ。
「私も会いたい」
けれど、意外なほど迷いのない一言で返事が出来た。
『今から全速で行くよ、直ぐに行くから、だからっ』
だから、そのまま待ってて…無言の部分に込められた意味を感じ取る。
「うん、待ってるから…早く、来て」
最後の”来て”に、熱を帯びた懇願を滲ませたのは、意識的半分、無意識半分。答えの後、すぐさま音声チャットのセッションが切れる。
(アッ君、今頃大急ぎで準備しているんだろうな…)
おあずけを食らった猫の心境だが、悪い気はしない。肉体の火照りが少し煩いが、これからの事を思えば大した障害ではなかった。
(これからの事、か。どこまで…しちゃうんだろ)
まず玄関を開けたら、少し強引なぐらいに情熱的なキスで盛り上がって、その後二人で裸になって一緒に見せっこオナニーをして…
(でも、それだけで終わるかな。もし、アッ君が二回じゃ足りなかったら?)
そもそも彼女自身が、それだけで終わりに出来るか疑わしかった。
(今日なら…もしかしたら)
机に備え付けた小物入れの中に手を伸ばす。小さな紙箱を掴んで取り出すと、中からは携帯電話より一回り小さな群青色の箱が出てきた。
シンプルな商品名に会社名の刻印…いわゆるコンドームだった。
少年と付き合うようになってから、いざという時の為に購入しておいた物で、コンドームの装着練習で消費した中身は2個しか残っていない。
(これだけで足りるかな。元気な人だと、一日に10回なんて人もいるらしいし)
(アッ君も射精したばかりで疲れているよね…栄養ドリンク買っておこうかな)
(ベッドのシーツを代えておかないと)
(シャワー浴びておこう…でももしアッ君が匂いフェチだったら、今のままの方が…)
山積みの課題に対して、彼女の準備はなかなか始まりそうに無かった。
続く
- 109 :
- 以上です。連投規制に引っかかったので、途中IDを一回変えました。
>>96-98
読んでもらって、ありがとうです!
- 110 :
- 投稿おつかれさまです!
Pixivで見たいのですが出てきません...
- 111 :
- 投稿乙!!
双方向オナニー&初々しい言葉攻めまっことエロかったす… ふぅ…
あと今回柄にもなく二人の関係に萌えてしまった。これいよいよ大団円近づいてるよね…!?
- 112 :
- >>109いつも乙です!
>>110
PIXIVにログインしてR-18表示オンに設定すれば出るはず
- 113 :
- >>110-112
読んでもらって、ありがとうです!次回が最終回になります。
>>110
オナ射君タグを一部作品につけましたので、これで多分pixiv内部の検索にはヒットすると思います。
pixivのR-18小説はグーグルなど外部の検索エンジンには引っかからないようです。
- 114 :
- 良作
- 115 :
- 少年もエミちゃんも可愛いよおおおおう
毎度ごちそうさまです……!
- 116 :
- エミちゃん最強に抜けるわ、次の作品来るまでオナ禁するわ
- 117 :
- 今回のコミケ、どんな男やショタがオナニーする小説があるのか、行けない身としちゃ気になるな
>>116
二週間後、そこには夢精の無駄撃ちに泣く116の姿が!
- 118 :
- これから大体17レスほどの中編を投下します。
・>>100の続き、ひとまずのオナ射君シリーズの完結編、二人の見せっこオナニーです。
・ちょっとオナニー以外の前後の話が多いです。
・諸事情でパンティーオナの短編は中断させてもらいました、申し訳ないです。
- 119 :
-
「はぁっ…っく、はぁ…あっ……ふっ…」
肩を大きく上下させて息をつく少年。その目の前には、何度もくぐった鉄製の扉。
大急ぎで支度をして自宅を出ると、自転車徒歩電車を駆使し、自己新記録の早さでエミが住むマンションの部屋前にまで来た。
(ゴムも念のため…いや多分必要は無い…と思うけど、念のため)
上着のポケットと財布の中には、それぞれ二つピンク色のセルパッケージが忍ばせてある。
何を思ったのか、念の為を繰り返して合計4つもコンドームを持ってきてしまった。
(…なんか、緊張しちゃうな)
既に見慣れた恋人の住処。だが、その境界を見つめる少年の心身は、普段には無い緊張で張り詰めていた。
コン…コン…
焦りを出さないよう、間を空けて二回扉を叩く。
トットットットッ…
程なくして、部屋の奥から柔らかな足音が、小走りで駆け寄ってくる。
ゴクリ…
飲み込んだ唾に、飲み慣れない栄養ドリンクの味が混ざる。
来る途中で買った900円もするドリンクは、風邪の時に飲んだ事のある安物と比べると、刺激の少ない大人しい味だが、
それが却って薬としての効き目のみで勝負している感じが出て、非常に頼もしい気がした。
カチャカチャッ…
金属製のドアノブが音を立て、扉と壁の間に隙間が生まれる。
みるみる広がる隙間に、やがて扉と隙間の面積が逆転して、部屋への入り口が開かれる。
その先には、エロスイッチが入ったと分かる、ポゥ…っと酔った様に惚けた瞳と、
肌を染める紅を纏った、少年の恋人であるエミの姿があった。
(濡れてる…)
そしてもう一つ気づいた異変。彼女の穿く白いハーフパンツの中心、股間に当たる部分が僅かに黒く滲んでいた。
黒い染みの意味を理解した若い牡に、それ以上の思慮を求めるのは不可能だった。
「んんっ…!」
言葉一つ無く彼女に飛びつき、勢いのまま抱き寄せると、貪るように唇を合わせる。
チュッ…プチュッ…チュックプッ…
まだまだ拙い舌使いのディープキス。
技巧も何も無い、欲望の赴くまま舌を蠢かすだけの不埒な襲撃に、だがエミは少年の暴挙を甘んじて受け止める。
それどころか自身も積極的に舌を使い、熱くのたうつ侵入者を迎え撃った。
- 120 :
-
彼女の腰と頭を抱える手は二人の密着度を高め、少年の背中へ回された細い腕が、二人の抱擁を苦しいまでのプレスに変える。
「…っ、ふっ…」
少年の押しつけた股間がウエストラインを撫で、密着した部位から心地よい電気が生じる。
(まずっ…)
彼女は男性器への恐怖症持ち…思慮が働いて腰を引こうとするが、恋人の意外な反応が彼の動きを制する。
「ん……ぅん…」
エミの腰が後ろではなく、硬く屹立した肉棒が待ち受ける股間に向かってきた。
ゆっくりと押しては引いてを繰り返し、まるで少年の牡幹を愛撫するような往復運動は、無意識や偶然の産物ではない。
明らかに、自分の腰を彼の高まりへ押し付けていた。
図らずも、ペニスへの圧迫責めを受けることになった少年。
剛柔半々のブレンド肉が、ロングパンツの中でパンパンに膨れ上がった勃起を撫で回してくる。
キスに続いて二度目となる彼女の積極攻勢に、少年の頭を過ぎったのは、もはや戸惑いや逡巡ではなく、飢えた牡の思考そのものだった。
「んっ…!っふ…く、あぁ…」
自身も股間を回して、彼女の身体に円を描く。
適度に脂の乗った女の腰肉は、柔軟な脂肪で侵入者を受け止め、その下に隠れた筋肉がコリッとした感触で彼自身を楽しませる。
(やばっ、すごくいい…エミの身体、気持ちいい…!)
肉棒に感じる初めての女体に、彼の頭は煙を出しそうなほど熱くなっていた。
唇は思わぬ事態に動きが鈍り、彼女の激しい舌使いを受け入れる側になっている。
エミの肢体を強く抱き締めていた両手も、今では添えるだけで精一杯だ。
だが、そんなだらしない窮状を曝していた二本の腕が、突如として動き出す。
滑る手の先には、エミの豊かな乳房と臀部がたわわに実っていた。
「あっ…」
女として食べ頃の果実を鷲掴み、果汁を搾り取ろうと温かな果肉に指を埋める。
「うん…っ…ぁ、んっ…!」
果汁の代わりに淫らな雫を滴らせた声が、口付けを交わす唇の隙間から漏れ出した。
埋もれた両手指を互い違いに動かして、盛り上がった女性の象徴に肌色の波を作り出す。
指がすっぽり埋もれる双乳と、ぷりんと弾ける尻肉の感触が、堪らなく少年の本能を煽り立てる。
女体の挑発に鼻息を荒げ、掌を押し付けるように回しながら、手の全てを使って魅惑的な起伏を味わった。
「んんっ…っ!」
二度目となる乳房の感触と、初めて触るお尻の肉感、さらには身体を密着したままの激しいディープキス。
身体の前面全てで”女”を感じている少年の生殖機能は、早くもその役目を果たそうとしていた。
- 121 :
-
(本当にカッチカチなんだ…)
彼女の身体に感じる、初めてのおちんちん。
身体に硬い物が触れた時も、自分でさえ驚くほど素直に接触を受け入れ、さらに腰を動かして積極的に愛撫を返していた。
(アッ君どうかな…気持ちよくなってくれたら…嬉しいな)
豊かな胸と尻への拙い愛撫が彼女の官能に火を点け、より淫らなうねりを腰捌きに加える。
すると愉悦に浸る少年のキスが衰え、代わりにエミの舌が彼の口内を無茶苦茶に蹂躙する。
「んっ、んぷはっ…あむっ、ん、はむっ…」
淫靡な化学反応による生成物が、至近距離から耳を打つのも、女としての達成感を得られて心地よい。
(手で触ったり、口でしてあげたら、もっと…)
夢は広がる一方。ボイスチャットで感じていた責める側の快感を、彼女は再び感じていた。
「んう、っ…んぷっ…っ」
エミの身体を弄っていた手が、急に彼女の身体を押し退ける。
チュポッ…
恥ずかしい音を立てて離れる二人の唇の間に、透明なアーチが架かるがそれも一瞬のこと、直ぐに儚い繋がりは途切れてしまう。
(えっ、どうしたんだろ?)
戸惑うエミだが、少年の表情を見てすぐに納得する。何かを懸命に我慢するような、赤く染まった必な顔。
(アッ君、出ちゃいそうなんだ)
そこは何度も射精シーンを観察してきただけあって、その表情と固く強張った身体の理由に早々と辿り着いた。
少年がエミの手を取り、普段より少し強めに手を繋ぐと、その力強さそのままの足取りで部屋の奥に歩き出す。
彼女が見たことの無いぐらい強引な彼の行く先は、寝室だった。
(これから…どうなるんだろ)
些かパワープレイに偏ったアプローチだが、同じく発情しきっている彼女には、少しぐらいの強引さも心地よい。
流れのまま恋人に追いすがり、二人で寝室のベッドへと向かった。
・
・
- 122 :
-
部屋へ入るなり少年が服を脱ぎ始める。
落ち着いた色調のポロシャツを、デザインとは対照的な焦った指捌きでボタンを外し、その下に着込んだTシャツごと一息に脱ぎ去る。
ファサッ……バサッ
見つめるエミの目の前に、脱ぎ捨てられた服に代わって、少年の健康的な裸体が現れる。
彼女にとっては二度目になる素肌の上半身は、薄い筋肉と脂肪のコーティングに包まれた細身で、僅かにあばらを浮かせているが、
ガリガリという印象は無く、むしろ白くきめ細かい肌と合わせて、中性的な色香を漂わせていた。
そして下半身。何はなくとも彼女の目が行くのは、すらっとした太ももでも腰周りでもなく、股間の中心だった。
一度欲望を放っているにも関わらず、包皮を押し退けて艶々に張り詰めた亀頭は、既に小さな銃口を彼女へ向け、狙いを定めていた。
限られた年代の若者だけに許される、成熟と未熟の狭間の健康美に、思わず目を奪われていたエミだが、
彼の脱衣が終わると、次は自分の番とばかりに服に手を掛ける。
(アッ君に直接裸を見せるの、これが初めてなんだ…)
写真で見せた事はあるし、少年の手が身体に触れるのも一度ではないが、今日は初の生ヌード。
だが、オナニー見学など間を飛ばして進んできた関係故か、意外と緊張感や不安は無い。
ただ、身を焦がすような牝の熱情だけが、彼女の内で燃え滾っていた。
「…っと」
部屋着の大きなTシャツの裾を掴むが、直ぐには動かず、少し間を開けてから脱ぎ始める。
(多少焦らすぐらいゆっくりと…だっけ)
こんな時の為に収集しておいた情報を、頭の中で反芻しつつシャツを脱ぎ出す。
裾をわざと下乳に引っ掛け、胸が少しへこむぐらいに押し上げると、少年が食い入るようにソコへ視線をやるのが面白い。
そのままシャツを脱ぎ去ると、圧迫から開放された肉塊がふるん…と重たげに弛む。
質量感たっぷりの揺れを、猫じゃらしを見る猫の如く目で追う姿は滑稽だが、同時に彼女の母性本能をひどく掻き立てた。
シャツを軽く折り畳み、手近の椅子に掛けると、ショートパンツの腰回りに手を掛ける。
(アッ君、ちゃんと見てるかな……よしっ)
彼の目線の行く先を確認してから、両手を静かに下ろしていく。
腰肉に軽く食い込むショーツのウエストライン、股間を覆うクロッチと順に露出を高めると、
少年の頭が階段を下りるようにガクッガクッと下がっていく。
(ふふっ、見てる見てる)
主導権と年上の余裕もあり、ストリッパーのような悦びが、彼女の緊張を呑み込んでいた。
さらにパンツをずり下ろして足先から抜き取ると、たおやかなショーツのラインが露になる。
下着は無地の白いフルバック。フリルもリボンも無い無垢な装いだが、落ち着いた格好を好む彼女には似合っている。
それに、濡れて下の毛が透けるクロッチが、余計な装飾など太刀打ちできないエロティックなシンボルと化して、見る者を昂ぶらせていた。
- 123 :
-
数秒のサービスタイムで濡れパンを見せた後、最後の一線に足を掛ける。
腰のサイドゴムに手をやり下着を下ろしていくと、小さな陰毛の茂みが露出し、次いで隠れていた秘裂がその姿を覗かせる。
チュクッ…
僅かな水音を響かせて、クロッチと女陰の間に透明な愛液が糸を引く。
(盛ってると思われたら、恥ずかしいなぁ…)
貞淑を装う心とは裏腹に、秘所の潤みが少年に良く見えるよう、ゆっくりとショーツを足首から抜き取ると、一糸纏わぬ裸の女体が完成した。
(あっ……下着穿き替えるの忘れてた…)
身に着けていたショーツが、勝負下着どころか自宅限定の安物な事に気づいたのは、全てを脱ぎ去ってからだった。
「は…ぁ……っ、ふぅ…っ…」
浅めの吐息をBGMに、青い牡の不躾な視線がエミの裸体を視姦する。
画像で見たのと同じ裸体が、生々しい実感を伴って目の前にある…特に彼の意識が行く先は股間…所謂おまんこだった。
蜜の滴る肉ヒダの渓谷と、濡れて肌に張り付く黒い茂みは、以前見せてもらった彼女のヌード画像以上の威力で、少年の理性に衝撃を与える。
正面ではなく斜め前からの視点のお陰で、こんもりとした恥丘の盛り上がりやお尻のラインを、はっきりと拝むことが出来た。
(アッ君ガン見してる)
少年の視線が、実体を持つかのように剥き出しの肌へ突き刺さる。
だがその刺激を心地よいと思うあたり、彼女もかなり男に慣れてきたのかもしれない。
ピタン……ピタンッ……
興奮におののく彼の勃起が、自身の腹を何度も叩く。
(いつまでも待たせちゃ可哀想だよね…)
自身の火照りのことは棚に上げて、次の行動へ……と、そこで大きな問題が立ちはだかる。
(えっと……次、は……どうしよう?)
この期に及んでの情けない問い掛け。だが少年も、実は同じような状況だった。
(しちゃってオッケーなのかな、でも…)
もし外野がいれば、ほぼ100%全員が襲っちまえと野次を飛ばすであろう状況。
だが彼女の心情など知らぬ少年は、次の一手を測りかねていた。
だが、二人の共通問題が、この不毛な思考の堂々巡りを切り開く。
ツゥ……
エミの秘部から垂れる雫…新たな愛液。そして少年の尿道からも、透明な肉汁がタイミングを計ったかのように流れ出る。
二人とも、焦らしに焦らしてきた肉欲の限界が、直ぐそこにまで迫っていた。
特にエミは、一時間近く股間を触っては離してを繰り返しており、もはや収まりがつかなくなっていた。
「ん…」
「っ、ぁ…っ」
先に動いたのはどちらか。ほぼ同時に二人の右手が、自らの股間に伸びる。
結局二人の取った道は、確実な快感を得られる見せっこオナニーだった。
・
・
- 124 :
-
二人がベッドに上がると、まずはエミが腰を落として股を開き、少年に女性自身の内側を見せてくる。
(これが、生おまんこ…)
今まで画像でしか見た事の無かった、本物の女性器、アソコ、おまんこ。
秘所に添えられた彼女の左薬指と人差し指が、縦長の肉穴を左右に押し開くと、内に湛えたラブジュースが一筋流れ出した。
(……すごい、愛液ってこんなに濡れるんだ)
インターネットで散見する使い込まれたアソコと違い、外側の肉ヒダはあまり大きくなく、外側へはみ出してもいない。
どす黒い色素の沈殿も見当たらず、朱と肌色だけが塗られた唇はまさに処女地と言えるものだ。
まだ綺麗と言える大陰唇に対して、より内側の小陰唇はジュースで濡れ光り、指で広げられた中は内臓のような姿をしている。
(思ってたのよりテカテカしてて、肉々しいな…)
経験の少ない者にはグロテスクにも見える光景に、だが当の少年は興奮を覚えていた。
日々のオカズ探しで得た画像の数々は、予備知識となってある程度の耐性を作り上げていた。
だが一つだけ、色々な画像を見てきた少年にも分からないモノがあった。
ヴァギナより少し奥、大きな肉の一枚ヒダに似た物。赤みがかった肌色の皮膜の真ん中に、小さな丸穴が二つ開いている。
(これがおまんこの穴?けどやけに小さいな…尿道は上の点みたいな穴のはずだし…)
彼の記憶とは少し異なる、ペニスを受け入れる為の肉穴。すると、彼の怪訝な気配を察したエミが、答えを教えてくれた。
「ヒダヒダの奥の、真ん中に小さな穴があるところが、処女膜」
それが、今日初めての彼女の声だった。
正体を知った途端、少年の顔が、目からビームでも出さんばかりの形相に変わる。
(やっぱり珍しいんだ)
自分から探そうとしなければ、アダルト画像の中に紛れる事の無い代物。
珍しい逸品を目の当たりにして、牡の欲望と好奇心が少年の視線を熱くする。
「今の内にちゃんと見ておいてね」
(…アッ君がこの膜を破るのよ?)
言外に含みを持たせるが、カツカツの少年に隠れた意味まで伝わった様子は無い。
ならば直接言葉で…とはならない辺り、やはりまだ限界があるのだろう。
でも、見せたかったものは見せたと納得すると、左中指で陰核に軽く触れる。
「んっ…」
皮被りのままでも敏感な女の核からの性感に身を震わせながら、自らを慰め始めた。
- 125 :
-
右手が上半身へ向かい、その大きな胸を優しく掴むと、掌全体を使って揉み始める。
「ぁ…んっ、ぅ……あ、はぁ……」
女の象徴からの愉悦に浸る、小さな喘ぎ声。
チュッ……クチュッ……
「んっ…あ、あっ…あぅ、ん…!」
左中指の腹を愛液でヌルヌルのクリトリスに当て、先端を擦りたてると、音色のトーンが一階調高くなる。
(クリ弄ってる指が、すごいエロい…)
オナニーを見せることはあっても、オナニーを見るのはこれが初めて。
少年が見つめる中、自らの身体に指を這わせる恋人の姿に、彼も傍観者ではいられない。
ほぼ真上を向く肉棒に手を沿えると、上下に動かし始めた。
これまでにない最強のオカズに、一度精を放っているにも関わらず、少年の牡幹は十割どころかそれ以上の力を漲らせていた。
摩擦運動で赤み成分三割増しの怒張は、少年器官と呼ぶのを躊躇うほど力強く、
ピンと張った裏スジやテカテカに光る亀頭もその印象を更に強めた。
「うっ…は、ぁっ…!…っ、んっ、くっ…!」
逞しい”男”を乱雑に扱き、快感と共に射精後特有の締め付け感が剛直を苛む中、
それでも彼の目と意識の全てが、恋人のオナニーシーンに向けられていた。
(エミ、いつもこうやってしてるんだ…)
淫裂の奥を開いて中を見せながら、すぐ近くの肉芽の周りに細指を這わせる。
同時に手に余る乳房を揉みしだき、時には先端の乳首を摘んで軽く擦り合わすと、
太ももの内側がピクピクっといやらしく蠢き、爪先がピンと張り詰めて快感の鋭さを訴えた。
女体を鍵盤に、十指を巧みに踊らせて快感を紡ぐ…初めて見るエミの自慰の印象は、どこか儚さを漂わせる切ない行為。
だが、その身体はまな板の上の活魚の如く飛び跳ね、鋭敏な性感を感じているのが見た目にも良く分かる。
「ふぁ…ぁ、んあっ!…あくっ…!」
AVでよく見る、素人目にも演技と分かるヒステリックな絶叫とは違う、静かだが情感のこもった、すすり泣くような声が少年の耳をくすぐる。
彼が聞いた中でも、最上級のエロイ声。
この密やかなよがり声だけで、すぐに二発目の白濁を漏らしてしまいそうなほど、恋人の放つ甘声の虜になっていた。
(下から見ると、こんなにゴツゴツしてる)
少し足を開いて膝立ちの少年。ちょうどエミの真正面にある肉棒の裏は、太い血管がプクっと浮き上がり、デコボコのウネを作り上げていた。
上や正面からペニスを見ることが多い彼女にとって、珍しい角度から見る勃起はエイリアンのようなゴテゴテした質感で、
見慣れた少年器官とは全くの別物にしか見えなかった。
だが、それで彼女の中に恐怖が生まれることは無い。
少年らしさとは違った”男”を感じさせる怒張を、強い調子で扱く姿に圧倒されはしても、嫌な感じはしない。
それどころか、自身の行為を少年に合わせる様に、より過激に指を躍らせて秘所を苛めた。
- 126 :
-
クリ責めを続けていた指が、今度は小陰唇をなぞり上げる。
軽い電気ショックのような陰核の刺激よりは大人しいが、見た目の過激さなら、陰部全体を弄くり回すこちらの方が上。
「ぁっ…ん、ふぅ…っ、あ……」
大陰唇と小陰唇の隙間に指を這わせると、くすぐったそうに下肢が左右によじれる。
普段刺激を受けることのない部位へのタッチも、長時間の事前愛撫でこなれた肉ヒダは、サワサワした性感の細波を返してくれる。
(アッ君、ジッと見てる…私の一人エッチ、凝視してる)
少年から送られる、怖いくらい迫力ある視線。
だが上半身をわざと揺らして、柔肉の塊をふるん…と弛ませると、スイッチを切り替えたように目が上半身へと振り動く。
(ふふっ、いつものアッ君だ)
面白いぐらいに欲望に正直な彼を見て、普段の彼と同じだと安堵すると、乳首を二本指で摘んで交互に擦りたてる。
上下の性感帯への二点責めに、全身をくねらせて喜悦を現しながら、淫らな指使いは止まらない。
女の肉欲と恋人の好奇心を満足させる為、責め手をさらにヒートアップさせた。
初めての見せっこオナニーはエミにとっても、そして少年にとっても壊滅的な威力だった。
「はっ…っ、んっ!…っはぁっ…!」
言葉も無く、ただ息を荒げて自分自身を扱き上げる。
巧みなオナテクも今は鳴りを潜め、単純に手を上下させるだけで精一杯なほど、少年の昂ぶりは限界寸前だった。
(おまんこっ、おまんこ…!)
しとどに濡れた慎ましやかな膣口と、敏感な肉の蕾を舞台に、彼女の指が踊り狂う。
時折ヒクヒクと痙攣する肉ヒダや、絶えず湧き出す愛液の淫猥な効果音は、まるで彼の来訪を誘っているようだった。
牡器官を心地よい感触と温かさで包み込むことのできる、女性そのもの。
そこにおちんちんを入れたら、どんなに気持ちいいだろう…本能に忠実な願望が、脳内から溢れ出るのを塞き止められない。
シュッ、シュッ、シュッ、シュッ…
垂れ流しのリビドーそのままに、右手をゴシゴシと動かす強引な愛撫も、
興奮を通り越して発作状態の少年には、堪らないご褒美でしかなかった。
クチュクチュッ……ッシュ…シュッ……
競い合うような二人のマスターベーション。先に音を上げたのは、少年の方だった。
「はぁっ…んぁっ…っ、くっ…!く、んんっ!」
包皮の守りの無いカリ首を、忙しないピストンで苛め抜くと、ショッキングピンクの波が絶え間なく打ち寄せる。
一緒に押し寄せる引き攣った痛みも、見せっこオナニーの興奮が打ち消してくれた。
(やっ、まず…ぅ!)
ドクドクと危険な脈打ちを感じると、肉棒から手を離して込み上げる絶頂感をクールダウンさせに掛かる。
その間玉袋を掌で揉み解し、快感と昂ぶりを一定ラインで持続させる。
持たせ技を使う余裕も無い少年には、今はこれが射精を引き伸ばす精一杯の方法。
だがそれも時間の問題に思われた。既にペニスの根元より奥には、射精を促す圧迫感がしっかりと居ついてしまっていた。
しかし、絶頂間近なのはエミも同じだった。爪先はピンと伸びきったままで、甘美な波に揺れる瞳は涙を湛え、今にも溢れそうだった。
少年が玉揉みを始めたのを見て、彼の限界も近いと分かると、胸を揉んでいた右手も動員して、淫唇を集中して責めたてる。
小刻みな指の細動が、クリトリスに心地よい振動を与え、
別の指は処女膜のギリギリ手前まで膣を犯し、浅い肉壷の中をクチュクチュと掻き混ぜる。
「あっ、あっ…んん!っ、ひぅっ…!」
あられもない喘ぎ声が止まらない。快美感によって生み出される、意味を成さない嬌声が、喉の声帯から漏れ続けた。
- 127 :
-
(エミもイキそうなんだ…!)
クチュッ、チュクチュクッ、プチュッ…
途切れることの無い粘着質な愛液の音と、一段と高く大きくなった牝の鳴き声で、初めてづくしの少年も彼女の絶頂の訪れを察する。
しかし、それ以上に少年の射精感は、のっぴきならない地点まで迫っていた。
(やばっ……全然収まんない…っ)
睾丸からも手を離し全ての刺激を無くしても、上り詰めたテンションが一向に下がらない。
ビタッ、ビタッ…ビタンッ
支える物のない肉棒が、太鼓のようにお腹を叩く。硬い肉同士のぶつかり合いが、少しずつ肉悦のダメージを刻んでいく。
「ふぅ…ん…んっ……は、ぁ…っ…」
視覚と触覚から、じわじわと忍び寄る限界。自制心という名の水瓶に、悦楽の果汁を少しずつ。
恋人の一人遊びに夢中な少年に気づかれることなく、慎重に注ぎ続けた。
「あっ、あぅっ!んっ、はぁ、っ…!」
ギュッときつく閉じた目。それとは逆に開きっぱなしの口からは、息も絶え絶えのよがり声が上がる。
白い喉を震わせ、もはや喘いでいるのか息をしているのか、彼女にも分からない。
コリコリに硬くなった陰核と共に、肥大化して自己主張する乳首が、彼女の昂ぶり具合を体現していた。
(駄目っ、もう駄目、もう、もうっ…駄目ぇ!)
頭の中も、声と変わらぬ乱れ模様。
だが指先だけは的確に蠢いて、彼女の性感を確実に高めていくと、お腹や太もも、そして膣の中壁に自然と力が入りだす。
さらに指を踊らせて敏感な肉突起を嬲ると、鋭い快感の中心点に、熱い何かが集まってくる感覚が…
「はっ、ぁっ!もぉ、もぅっ…っふぁっ!…イ、キそぉ…!っん!」
昇天の予兆を感じ取ると、残った理性が自身の法悦を少年に伝え、それを合図に愛撫のラストスパートが始まった。
必に指先を、気持ちの良い箇所へ当てて擦りたてる。
小さいが故にペニスよりも快楽の許容量は少ないのか、クリトリスを中心とした一帯へ集まる切なさが、あっという間に高まる。
「あ、あっ、んっ、っあぁ…!」
伸びきったはずの足首が更に鋭角を描き、内ももだけでなく全身が細かい痙攣を起こす。
(もう…もう、駄目ぇ!!)
残った理性の欠片が最後に感じたのは、制御を離れた肉体の蠢きと、全身の重さが無くなったかのような浮遊感。
「あっ、ああぁ…っ…!!」
身を包む浮遊感が膨れるのを感じながら、喜悦を詰め込んだ風船が一気に弾けた。
ビクビクッ!!
クリトリスへ蓄積した熱が、爆発的に全身へ吹き飛び、四肢を駆け巡る。
鋭くも心地よいフラッシュが、爪の先から頭頂部までを照らし出して、快楽以外の感覚を忘れさせた。
「はぁっ…っ!…うぁっ…あ、あっ!」
男の絶頂と違い、迸るもの全てが自身の内へ向かう女のオーガズムは、射精以上に身体の反応が激しい。
絶頂の喜びに歪む顔が、大きく仰け反る。
流麗な肌を見せる細い喉からは、暴走した声帯の作り出すイキ声が垂れ流され、小さな寝室を大音響で満たしていく。
肉体の方も、全身の隅々に至るまでが痙攣を起こし、筋肉をキュッキュッと締め付けた。
鋭くも短い、ヒステリックな快楽の閃光。だが、一時の瞬きの後もその余韻は続き、彼女の精神を芯まで痺れさせる。
ツ、ツゥ…
高揚した目頭から、涙が流れているのに気づいたのは、顎の先まで涙の川ができた後。
(…アッ君の…前で……イっちゃっ…た……)
ようやく戻った切れ切れの思考で、恥ずかしい事実を思い出すが、それも今さら過ぎる事。
イった直後で過敏すぎるクリトリスから手を離し、そのまま身体に残った心地よい残滓に、暫し身を任せた。
- 128 :
-
(エミ、イッてるっ、クリイキでイッてる!)
一方少年は、絶頂に全身を震わせ、徐々に弛緩していく女体の全てを脳に刻みつけようと、熱い視線を注いでいた。
大きく膨れ上がったクリトリス、膣の入り口の処女膜、そしてびしょ濡れのヒダヒダが、
イキながらピクピクと細動を繰り返す生々しい動きを、頭に収めていく。
射精寸前の童貞少年には凶悪すぎる光景に、興奮は100%を遥かに超え、下半身は忙しなく欲望色の血液を股間にかき集める。
(アソコにおちんちん入れたら…)
年若い少年なら当然の欲求。男性恐怖症の女性を襲うなど、絶対許されないと理性が否定するが、心の声は異を唱える。
『ジュースまみれのおまんこに、おちんちん捻じ込みたいよね?奥の子宮までミルクをびゅうびゅうひり出しちゃおうよ』
声が上がる度に本能を理性の檻に押し込むが、幾度となく幽閉しても、誘惑の声は隙間から漏れ出して少年の心をくすぐる。
(そんなの…ダメ、だっ…!)
だがいくら否定しても、拒めば拒むほどに、内なる淫魔の誘惑は強く巧みになる。
『ほら、どう見たってOKサイン出してるよ…しちゃおうよ大丈夫だって』
揉みしだかれる為に大きく実った乳肉。複雑なヒダの集まりが蠢き、パクパクと口を開いて牡の高まりを誘う媚肉。
自慰絶頂で存分に女を咲かせたエミの身体は、蹂躙されるのを待っているかのようだ。
(でも…もしかしたら、今なら…)
堪らなく魅力的な女体を前に、ふと魔が差してしまう。
既に獣欲に屈したペニスは、これをチャンスとばかりに上下にのたうって彼の腹を叩き、微妙な性感で心の隙を突いてくる。
(んっ…っ…!バカッ…!)
降伏寸前の理性に代わり、彼女を大切にしたいという感情を前面に出して、いけない方向へ傾く自分自身を懸命に呼び戻した。
淫魔と思慕の拮抗する戦い。しかしそれは、意外な決着を迎える。
一方は、温かく蠢く肉ヒダが、肉棒を包み込む妄想。もう一方は、欲望のまま暴走しそうな四肢を封じ込めようと、筋肉に込められた膂力。
既に射精寸前だった少年を、淫靡な脳内妄想が煽り、
さらに下半身への過剰な力みが、射精前の圧力の集まった一点を刺激してしまったのが原因だろう。
「くっ…っ、んぇっ!?」
理性と欲望のせめぎ合いの余波で、自爆射精スイッチが入ってしまった。
(やっ、来るっ来ちゃう…!)
勃起の根元から込み上げる感覚…
まさかの接触なしの射精に、エミのオナニー絶頂へ向いていた意識の一部が戻ってくるが、もう精液を塞き止めることなどできない。
両脇の拳を握り締めて下肢に力を入れるも、圧迫感は衰えを知らず、尿道口目指して駆け上ってくる。
ビタッ、ビタッ、ビタッ…!
お腹に衝撃が走るほど、大きく力強いペニスの律動。猛る剛直からは、勢いづいた欲望の声が引っ切り無しに聞こえる。
(おまんこに…おまんこにぃっ!!)
あの肉ヒダに包まれたい、初めての膜を僕のおちんちんで破りたい…
浅ましい妄想がピークになった瞬間、肉棒が垂直に近い鋭角でビキっと固まり、強張った先端から白濁が噴出した。
「んんっ!んむ…っうぁっ!!」
ビュプウルゥッ!!
閉じた口の端から漏れる、くぐもった咆哮に乗って、今日二度目の精液が中を舞う。
下肢の脈動だけで飛び出した精液は、引き攣った痛みを置き土産に、ヒリヒリした肉悦を牡幹に残していく。
パタッ、パタタ…
初弾はオナニー絶頂に浸るエミの身体に降り注ぎ、下乳から首筋へかけて白い線を作る。
吐精の後、力みが抜けて下を向く高まり。
しかしすぐに硬さは戻り、ブルンと擬音のしそうな迫力で斜め上を向いた砲口から、新たな絶頂粘液が吐き出された。
ビュルゥッ!
少し勢いの衰えた第二射は、彼が見守る中エミの下半身へ飛び…
(!!!)
なんと指で広げられた彼女のアソコ、その内側の処女膜に命中してしまう。
もし精液が子宮まで届いてたら…妊娠の危険性より、処女膜へのブッカケという変態過ぎる行為に、異様な昂ぶりを感じてしまう。
「んっ!……ふぁっ!…っ、くっ…!」
ピュゥッ……ピュ、ピュッ……
膜ブッカケでブーストの入った薄い粘液が、ひりつく尿道から噴き出る。
二度の射精で粘度が落ち、かえって勢いの増したザーメンが、弾速に見合った痛いほどの性感をもたらす。
にも関わらず、射精時は閉じがちな目を見開いて、恋人の初めての媚態から目を離さない。
石像の如く静止した身体で唯一、牡幹だけが上へ下へと孤独に首を振り、自らの内から白濁を搾り続けた。
- 129 :
-
ポタッ…ポタッ…
「んっ……っふ、はぁ……」
ペニスの孤独な首振りダンスが、自身のお腹まで届かなくなり、迸る牡のエキスも透明な雫が数滴垂れるだけにまで弱まる。
脈動の度に、内に渦巻いていた獣性が抜けていき、代わって爽快感と理性が頭をもたげる。
「はぁ…っ……ふぅ…っ、はぁ……」
ポタポタと滴り落ち、エミのベッドを汚す最後の精液。
張り詰めた肺が強張りと共に息を吐き出すと、腰の位置で握り締めていた拳から力が抜けていく。
全身から消えゆく緊張に代わって、射精の疲労感が少年の身体を苛んだ。
変則オナニーは色々経験した少年だが、今回はその中でも最上位クラスだった。
もっとも、二人一緒の行為をマスターベーションと呼べるのか、些か疑問ではあったが。
(…あっ、エミまで飛んじゃってる)
感慨より先に、スッキリと冷静さを取り戻した意識は、彼女に掛かった精液に目を止める。
たわわに実った果実に滴る、乳白色の絶頂ミルク…美しい裸体と牡の卑しい欲望の対比に、まだ力の残る若茎がピクッと反応する。
「あの…エミ、精液かかっちゃって…」
「……んっ……んん…うん……」
申し訳なさそうな少年に対して、絶頂感が尾を引いたままで胡乱な反応の当人。
「…私は……大丈夫、だから……うん」
少しの間を置き、やっと思考が現実世界に戻ってきても、表情も言葉使いも蕩けたまま。
未だ落ち着きを取り戻していない呼吸が、言葉の端々を途切らせた。
少年がティッシュを探すと、ベッド脇の床に箱が置いてあった。箱を手に取って振り返ると、エミの指が精液を掬っているところだった。
「大丈夫?」
「…うん、大丈夫……」
恐れの対象であるはずの、男の性そのもの。
だが、しっかりした手つきで指先同士を擦り合わせ、ヌメヌメとした感触を確かめたり、至近距離から観察したりを繰り返していた。
「こんなにネバネバして…」
不安は時間と共に和らぎ、気がつけば白濁の粘り気で遊ぶ恋人の姿があった。
「ほらほらアッ君っ、こんなに糸伸びちゃったよ」
「う、うん…」
指を広げて、間に伸ばした白濁の糸を、出した本人へ嬉しそうに見せてくる。
ぽやっとした彼女の微笑みは、全ての心理的ガードを解いたように朗らかで、心の底から嬉しそうだ。
もの珍しさ以上に、男に慣れてきている事が嬉しいのかもしれない。
はしゃぐ恋人を見ていると、欲望のままに襲い掛からなくて良かったと、心の底から思う。
エミのオナニーに興奮して、おちんちんを触ってもないのに射精したのは格好悪かったが、誘惑に負けて暴挙に走るよりよっぽどマシ…
それだけで十分だ。
(まぁ、自分には負けなかった…よね?)
どこかの漫画で聞いた台詞を呟きながら、恥ずかしさと情けなさ、そして少しだけ誇らしさの入り混じった複雑な表情で、
恋人が白濁と戯れる姿を見守った。
- 130 :
-
(でも、これは…恥ずかしいと言うか、何か…エロイよね)
無邪気なエミの表情…だが子供のような笑顔とは対照的な、自分の獣欲の結晶である絶頂ミルクを弄られるのは、
恥ずかしさ以上に何かいけない光景に思える。
ムクッ…
(うっ…また…)
これも若さ故か、それとも栄養ドリンクの効果か。
三度目の放出を望む高まりに辟易しながら、射精で普段よりもスッキリした思考が、忘れていた危急の事態に警鐘を鳴らす。
(っ!そうだ、中にかけちゃったんだ!!)
高潮していた少年の顔から、サァ…っと血の気が引いていく。出した直後は処女膜ブッカケなどと興奮していたが、事後となれば話は別だ。
(もし出来ちゃったら…!?)
様々な妄想が脳裏を走る。責任や就職などという言葉からは縁遠い年齢の彼には、とてつもない一大事だった。
「エミッエミッ、中に精液が飛んじゃってる!」
少年の顔の蒼白さが一気に増し、伸びかけていた肉棒も、ビデオの逆再生のようにしおしおと小さくなっていく。
大騒ぎの声を聞かなくとも、彼の慌てぶりが分かる変化だ。
「大丈夫、今日は安全な日だから…多分大丈夫よ」
「そ、そう?…でも、ホントに大丈夫かな」
命中したのは膣を塞ぐ処女膜だけで、中央の小さな穴にホールインワンした感覚も形跡も無かった。妊娠の可能性は極めて少ないだろう。
むしろ彼女の方は、少年のあまりの慌て具合に少しカチンと来ていた。
(そんなに慌てなくてもいいのに…)
”出来ちゃった”と言われれば、世の男の反応は大なり小なり似たようなものだろう。
二人の年齢を考えれば、それも止むを得ない反応だが、女としては少し面白くない。
「でも、もし出来ちゃったら……どうしよっか?」
心の中で悪戯っぽい微笑を浮かべつつ、少年を横目に見やる。
「う、うん…………その時は…当面の養育費は、父さんにお金を借りて。その後は…どうしよう。学校は辞めないと多分……」
「ごめんごめん。大丈夫よ、奥に入った感じはしなかったから。入り口では妊娠はしないでしょう?」
深刻に考える少年を見かねて助け舟を出すが、内心は若干の不満を抱えていた。
(もうっ、一番肝心なところを忘れてる…)
その時、二人の関係をどうするのか…混乱した彼の頭は、そこまで考えが至らないらしい。
(でも……堕ろせ、とは言わないんだね)
そこだけは嬉しかった。
- 131 :
-
だがこれ以上からかうのも悪い。可哀想なくらい真剣な顔は少し蒼白く、股間の若茎も萎びきってしまった。
「…けれど、ちゃんと拭いておかないと、垂れてくるかもね」
せっかくのところに、自分から水を差してしまった…そんな後ろめたさもあったのか。
「ねぇ、アッ君が…拭いてくれる?」
少年に大胆なお願いをする。
「私からじゃ見難いから、綺麗に拭きとれないかもしれないし…ね?」
「でも、大丈夫?その、僕が…触っても」
コクン…少女のような上目遣いで頷き、今一度少年に身体を開いた。
ゴクリ…
少年の浅い喉仏が上下する。
(本物の…おまんこ)
今まではエミへの配慮もあり、自分から触ってみたいと言うことは皆無だった。
だが彼女自身のお許しを得た今、性欲はすっきりしても青い探究心は抑えられない。
シュッ、シュッ…
ティッシュを二枚ほど抜き取り、広げられたままの脚の間へ身体を入れる。
少し前かがみで顔を近づけると、濡れ具合で生々しさの増した肉ヒダと、おしっこに似た女の濃い匂いが少年を出迎えた。
(チーズ臭くないんだ…)
予想していた発酵臭やイカ臭さとは違う、汗臭さの混じった体臭と言った趣だ。
スゥ…
深く鼻で息を吸う。嫌な感じはしない。別段いい匂いと言う訳では無いのに、もっと匂いを嗅ぎたくなる。
(……っ、早く拭かないと)
鼻先を匂い漂う場所へ近づけたい衝動を堪え、本来の作業へ意識を戻した。
少年を待ち受ける裂け目まで後少しのところで指を止め、彼女の表情を確認する。そこには険しさも無理をしている雰囲気も見られない。
(大丈夫、かな)
僅かな距離を経て、股間の湿った熱気が掌に伝わってくる。あまり時間を掛けていい状況でもないし、焦らすようで悪い。
ピトッ…
手首の僅かな動きが、指先とエミの間の距離を0にする。
重ねた紙束越しではあるが、少年にとって初めての女性器との触れ合いだった。
- 132 :
-
(これが、おまんこの…)
触れてみたかった、見るだけで我慢してきた場所。今はその奥、処女膜と小陰唇の間に残ったぬめりを、ティッシュで拭っている。
普段より色の薄い精液と半透明な愛液では、見た目での区別は付き難い。精液が飛んだ膜の左側全体を拭きにかかった。
「んっ……」
優しく慎重にティッシュを当て、圧力が掛からないように二人の体液を拭う。
膜自体も性感は感じるのか、指先が伝う度に漏れる彼女の声には、苦痛に繋がる色は見えない。
チュクッ…チュ……クチュ……
女性の最もデリケートな皮膜を、薄紙が軽く撫でる。汁を吸ってふやけたら別の部分に代えて、少ずつ粘液を取り除いていった。
下手に力を入れたら、膜を傷付けちゃう…男の最終目的地を目前にした、細かい手作業が続く。
二回のオナニーが無ければ、どこまで平静を保っていられたかどうか怪しいところだ。
「ふぅ…っ……」
だが、膜の近辺を含めて、ほぼ全ての湿り気を取り除いた頃には、ペニスは再び硬さを取り戻していた。
そうなると、欲望に背中を押された好奇心が、頭をもたげてくる。
(この膜も感じるのかな)
破瓜に痛みがあるなら、この皮膜にも気持ちよさがあるのだろうか。
膣を拭き終えたティッシュを近くのゴミ箱に捨て、だが無手の右手を秘所から離さずエミの顔を見る。
「………」
無言のままの、お願いの目。少年が何を望んでいるのか、これ以上ないほど明確な状況に。
コクン
即答の頷き一つで、少年に先を促す…まるで、彼の行動を待っていたかのように。
少年の指が近づいてくる。慎重に慎重を重ねて、少しずつ近づいてくる。
クリトリスでイった後は、男の射精と同じく冷めてしまう場合が多い。だが、今日は火照りが全く収まらない。
彼のお願いの目を見て即決イエスを出したのも、彼女自身が熱情を未だ抱えていたからでもあった。
もっと触れ合いたい、もっと触って欲しい。その欲求の最もたる場所へ、初めて自分以外の指先が肌を合わせる。
ピトッ
「っひっ」
しゃっくりもどきの珍妙な声に、慌てて少年が手を引っ込め、こちらを心配そうに見る。
「大丈夫、びっくりしちゃっただけだから。だから……」
続けて…言外の催促に、もう一度指が濡れた小陰唇に近づく。
「っ…」
羽毛が落ちるような優しい軟着陸で、指が降り立つ。肩がピクッと跳ねるが、今度は小さな吐息だけ。
「………」
「………」
暫し無言のまま、互いの温かさと生の感触を確かめる。しかし、焦れるような触れ合いに若い牡が我慢できたのは、僅か数秒だけ。
「んっ…」
少年の指先が、彼女の表面をなぞり始めた。
- 133 :
-
「ん、んんっ……っ…」
指先の僅かな動き一つで、彼女の喉が声を上げる。
少年が聞きたかった、小鳥のさえずり。とても小さな、けれど彼の耳を心地良くくすぐる歌声。
「ん…っ…ぁっ…」
もっと、もっと声を聞かせて…さらなる声を求めて、小陰唇の縁を優しくなぞる。
(こんなに柔らかいんだ…熱くてトロトロで、それに少しウズウズ動いてる…)
温かい…そして、蕩けるように柔らかい。オナホールとは違う、本物の温かさと肉の柔らかさ。
そして柔肉のヒダを細動させ、秘裂の内部を締め付ける筋肉の存在。
的確に触れば、パクパクと淫らな口が蠢き、潤滑を促す汁が少年の指を濡らして、さらなる愛撫を求めた。
肉の感触を知れば知るほど、この中に肉棒を埋めたくなる。
この柔らかさを、牝の熱さを、敏感な高まりで感じられたら…欲望のままの腰振りで、淫らなよがり声を上げさせたい…
いけない妄想を振り切ろうと指が舵を切り、僅かに身を迫り出した陰核に触れた。
「っあっ!」
呻きに似た静かな声色が、甲高い悲鳴へ変わる。女性器の中で最も過敏な器官だけあって、いきなりの奇襲は予想以上の反応をもたらした。
起き上がった肉芽の側壁を撫でると、くすぐったそうに身を捩じらせるが、少年から身体を逃そうとはしない。
健気な反応に興奮した指先が、今度は小さな芽の先端に添えられ、円を描くように撫でさする。
「ぁひっ!っ、あくぅ…っあ!」
声の大きさ、トーン、乱れ方、全てが数段階跳ね上がった。
(亀頭と同じなのかな)
一番反応の良い触り方を心得ると、余った左手を膣に伸ばし、内壁の肉を同時に責める。
「あ、んあぁ!あんっ、んんぅっ!」
返って来たのは、明らかな快感に染まった声。反応の鈍い箇所でも、同時責めならより感じられるのは、男も女も変わらない。
自分のぎこちない愛撫に、激しく乱れてくれるエミの女体。
彼女を襲おうとする獣欲の代償行為が彼女をよがらせ、その淫らな姿が牡の欲望をさらに猛らせた。
- 134 :
-
少年の一生懸命な愛撫が、どんどん大胆に激しくなる。
(アッ君の手、どんどんエッチになって…っ…)
オナニー絶頂の余韻で敏感な身体のまま愛撫を受け、彼女の中の愉悦は高まる一方だった。
(それに、おちんちん凄くビンビン…)
二度の放出でも晴れない少年の欲望を示す、大きく張り詰めたペニスが、テカテカした亀頭表面を見せていた。
彼が何を望んでいるのか、股間を見れば容易に想像できる。
(アッ君、オナニーだけじゃスッキリできなかったんだ…)
少年の視界の外で、エミの右手が一つの決意と共に、静かに動き出す。
(だったら私が、私が……してあげたい)
肉棒のそそり立つ股間へ、ゆっくりと、だが躊躇いなく、華奢な手指が近づいていく。
しかし、牡の高まりに触れる直前、相手の熱さを感じられる近距離で右手の進行が止まる。
(私……っ…)
今まで何年も抱えていた恐怖や嫌悪感が、ここに来てその不気味な顔を覗かせる。
本当に触れるのか、触ったら自分はどうなるのか、その先まで行けるのか…男性恐怖症に未知への不安が加わり、彼女の手を押し止めにかかる。
だが、今日は右手にチリチリとした痺れは走らない。鈍く粘つく恐怖感もない。
あるのは初めての行為への不安と、彼を気持ちよくしてあげたいという欲求。
「あぅ、っ!んっ…んん!」
そして、彼女を心身共に熱くさせる、拙い指戯の感触。彼の汲み出す悦びが、彼女の背中を静かに後押しする。
(アッ君も、一緒に…!)
この悦びと同じ熱さを求めて、最後の僅かな隙間を踏み超えた。
クチュクチュッ…
一心不乱に、エミの股間に指を這わす少年。
「……っ、んっ!?」
集中力の全てを傾けて、媚肉の感触を堪能する彼の口から、突如として奇妙な声が上がる。
ペニスに感じる確かな感触…紛れもない指の感触。だが彼の十指は、自身の股間へ近づいてすらいない。何事かと目を下にやると、そこには…
「エ、エミ!?」
赤く染まった少年器官を握る、恋人の右手があった。
「大丈夫…」
慌てて愛撫を止める少年に、一言だけの返事。
(エミ、触れるの…?)
愛撫の手を止め、静かに彼女の次を待つ。男性恐怖症、特に性器への恐怖感が強いエミが、ペニスを握っている。
「………」
「………」
大きな一歩を噛み締めているのか、嫌悪感と戦っているのか、無言の時間が過ぎていく。
粘質音と喘ぎ声の満ちていた部屋の中も、今は痛いほどの沈黙が支配する。
ヴヴゥン……ガガガッ、ガガガッ……
どこか遠くから聞こえてくる話し声や工事の音が、余計に静けさを強調した。
言葉を掛ければ良いのか、それとも無言のままの方が…
だが、迷いに迷う少年の気持ちなど知らぬとばかりに、肉棒だけは初めて感じる生の女に、破廉恥な硬さを維持していた。
牡幹の中腹に指が触れてから、既に20秒近くが経っていた。
(……やっぱり、何か言ってみよう)
無理がたたったのでは…少年が言葉を掛けようと決心した直後。
「っ、んっ…!」
熱い牡の高まりに、慣れ親しんだ感触が走る。毎夜精を迸らせてきた自慰運動の、手扱きの性感。
その快感を導いたのは、少し体温の低いほっそりとした指。
エミの右手が、ペニスを軽く摘んだまま、根元へと下ろされる。
釣られて剥き上がった包皮が生の亀頭を丸出しにすると、硬さを、熱さを、男性自身の全てをじっくりと感じ取るように動きが止まる。
(エミ……!)
呼吸を止め、ジッと恋人の反応を待つ。数秒の焦れったい間を置いて、繊細な手が上へと昇り始める。
「……っ…」
露出した穂先が、再び包皮に隠れていく。包皮口が肉傘のくびれに掛かり、柔らかなカリ責めの快感で少年の喉が悦びに震える。
「んぁっ!…っ、んうぅっ…!」
密やかな喘ぎ声を合図に、エミが弾けた。
- 135 :
-
「アッ君っ!やった、やったよ!できた、できちゃったよ!!」
股間から手を離し、少年の手を取ると上下にブンブン振りまくる。
「う、うん…おめでとう、で良いのかな」
あまりのハイテンションに気圧されながら、それでも精一杯の祝福をする。
「うん、全部全部、アッ君のお陰っ!ありがとう、本当に、ほんとぉーに、ありがとっ!」
何年も彼女を苛んできた抑圧から解放され、顔には光り輝く太陽の笑みが昇っていた。
「でもホントに…良かった」
暴れっぷりにも少し慣れた少年の顔に、柔らかな微笑みが浮かぶ。
その表情には、恋人の回復への喜びと、長年の悩みから救ったのは自分なんだと言う、誇らしさが見え隠れしていた。
「ねぇねぇっ、あのねアッ君、今の感覚を忘れたら大変だから、だからっ、ね?」
「うん、いいよ」
いつものエロスイッチとは違うハイテンションモードでも、恥ずかしいものは恥ずかしいのだろうか。
核心部分をぼやかした要求に、少年も二つ返事で答える。既に二発抜いているが、初めての手コキに期待と股間は膨らむばかりだった。
「ん、む……くっ、ん…」
返答を聞くや否や、素早くペニスを摘むと、指先を軽く押し込んでくる。
「思っていたよりすごく硬くて、弾力もあるんだ…あっドクドクしてる、ここが血管?」
「う、うん、そうだと思う」
「見て見て、おちんちんの皮引っ張るとムキムキって…すごいすごい!」
「んぁっ…そ、そう…かな?」
「おちんちんの肌綺麗…羨ましいなぁ、こんなにスベスベで」
「そんなに綺麗か、なぁぅっ!」
「あっ、ごめんなさい……先っぽは柔らかいんだね。熱くてプニプニして…それにすごく敏感さん。
でも私、この感触好きかも……ねぇ、もっと触ってもいい?」
度重なる質問攻めと愛撫に、守り一辺倒の少年だった。
思春期の鬱憤を晴らさんばかりに、エミの指先がいたいけな少年器官を触り回す。
「くっ…っ、んあぁっ!エミっそこはっ、あひっ!い、うぅ…っ!」
肉棒の持ち主が上げる悲喜こもごもの喘ぎ声が、かなりの大音量になってきた頃、激しいペッティングがようやく終わりを告げた。
「はぁっ……はぁ……はぁ…っ…」
彼女の指から解放された少年。その肩は激しく上下に荒げ、ペニスの先端も赤色を濃くして赤黒いレベルにまで達していた。
惨状の原因である恋人に目を向けると、紅潮してはいるが真剣な表情が彼を見つめていた。
「あの、ね……アッ君」
今までとは違う、何かを感じさせる緊張した声に、少年も崩れた身体を起こす。
「まだ、できるよね」
質問ではなく、確認の一言。
「…うん」
「アッ君のお陰で、私も男の人に大分慣れたと思うの。だから、後は実際に色々なことしたいなぁ…って」
色々なこと…その言葉にドキリとする。
「私もアッ君がしたいこと、分かってるつもりだし……私も…」
意外なことに、心臓の脈は上がらない。
だが代わりを補うように、少年の上気した顔へさらに朱色が加わり、いよいよ真っ赤な血の色そのものに染まる。
「だから、ねっ」
エミが後ろを振り返り、何かを探し始める。暫しの後、目的の物を見つけたのか、手に小さな何かを握ってこちらを振り返る。
「だから……一緒に、しちゃう?」
小さな手に握り締めた物。
ピンクのセルパッケージに包まれた、避妊具だった。
一緒にオナ射君 完
- 136 :
- 以上です。
>>114-116
読んでもらって、ありがとうです!
- 137 :
- うおおおおおおおおおおおお!!!!!!!
ついに完結したのか!!!乙!!!!
…と同時に、終わってしまったショックもでかい…;;
短編とか次回作とかいつでも待ってるよ!!!
ハイテンションエミちゃん可愛すぎワロタww
- 138 :
- ぶっちゃけエミちゃんいない方が抜けるよね
- 139 :
- 腐女子ね
- 140 :
- 完結編超乙!!!ラストにふさわしい大作で大満足だった!!
俺はおねショタってそこまで好きじゃなかったんだけど、エミちゃんの話はどれも好きだったな
少年との奥手なやりとりが本当に可愛かった…
たまに年上ぶってする意地悪も最高b その調子でもっと少年を攻めまくるんだ
念願の2人の結合シーンそのものが読めなかったのは残念だけど、スレの趣旨を守りつつここまで物語を書き上げてくれた職人に心から礼を言いたい
追っかけてた連載を読みきった充実感をありがとう 2人が幸せになってホント良かった( ;∀;)
- 141 :
- 一緒にオナ射君の♂×♂版はよう
- 142 :
- 読んでくれた方々、本当にありがとうです!
一応、初めてシーンとその後を描いたエピローグ的な短編を1つ、Pixivに上げようかなと思っています。
♂♂Verはプロット的に考えて、Pixivのみか別スレでやる予定です。
ただ、時期は上記エピローグも含めて、諸々の事情でかなり先になるかもしれません。
- 143 :
- ああラ
- 144 :
- オナニスト
- 145 :
- エミちゃん需要ねーな
- 146 :
- 主役はアッ君だしな・・・
- 147 :
- まあアッ君だけでエミちゃんいなくても何も問題ないわな
- 148 :
- 多分、ここで問題ないと思うんで…投下します。
「優しく言葉責め」編、5レス程です。
- 149 :
- (※あなたはトランクス一枚でベッドの脇に立っている。
(※眼の前には着衣の女の子。興味津々という体であなたを見ている
うわ…もうテント、張ってるね。ん?どうしてかな?
こんなところ見られて、恥ずかしくないの?
そっか、恥ずかしいのが…昂奮しちゃうんだ?ん?
あはっ赤くなってる、かわいいね〜
ね、脱がせてあげよっか…?
(※女の子がトランクスのゴムに指をひっかけ、引っ張る
あれ?びくってしたよ?布が擦れて感じちゃった?
そうだよね、こんなにビンビンにしてるんだもん。
(※ゴムを引っ張り、出来た隙間から覗きこまれる
うわ〜すっごいカッチカチ…あ!またびくってした!あは…
もう早くしごいて〜しごいて〜って言ってるみたいだよ?
(※ゴムから指を離し、今度は前開きの穴に指を引っかけ…
は〜い、こんにちは〜
(※前開きの穴が広げられたため、あなたのモノがまろび出る
ほら、見られちゃったよ…恥ずかしい?
いっぱいびくんびくんってしてるね?
私に見られて昂奮してる?私に見られて嬉しい?
…
あれれ?これは何かなぁ?先っぽがぁ、なんだかぁ…
(※小首をかしげて上目遣いにあなたを見上げる
濡れてる、みたいだけど…ん?
…
あ、またびくんって…ほら、先っぽから…溢れてきちゃってる
息、荒いよ?
顔、真っ赤だよ?
…
うふふ、ごめんね?もう、したくてしたくて…
堪らないんだよね?
ほら、ちゃんと教えて。
オチンチン、しごきたいんでしょ?
(※女の子の指が再びゴムにかかり、脱がされていく
- 150 :
- 全部、脱がされちゃったね?恥ずかしい?
だめよ、眼をそらしちゃ。ちゃんと私の事、見て…ね?
見ててあげるから。あなたが気持ちよくなる所、ちゃんと見ててあげる。
あれれ?お返事、ないのかな?
ほら、オチンチンは正直だね。
びくんびくんって…嬉しいよって言ってるよ?
(※女の子はあなたの前にしゃがみこみ、頬杖をついてあなたを見上げる
ほら、いいんだよ?
気持ちよくなりたいんでしょ?
(※あなたの手が、自身の分身に触れる
うん、よく出来ました。
いいよ、いっぱい、いっぱい気持ちよくなっていいんだから、ね?
(※彼女の視線があなたの分身に注がれる
そう…そうやって、竿の部分をしごくのね
先っぽから出たぬるぬるを…掌で広げて、擦り込んで…
…
あ、えっちな声、出てきちゃった…あ、ごめん!我慢しなくていいんだよ
ほら、いっぱいえっちな声、聞かせて?
…
うん、そうそう。いっぱい声出した方が、気持ちいいもん、ね?
…
うわぁ…いやらしい声…そんなに声出して…恥ずかしくないの?
あは、冗談冗談。ん〜?あ、やっぱり恥ずかしいんだ?そっかそっか。
そうだよねぇおちんちんしごいてる所見られるなんて…恥ずかしいよね
でも…
…
恥ずかしいのが、昂奮するんでしょ?
(※………あなたは、小さく、頷く
ん、よろしい。認めるのね?
「ボクは女の子にオナニー見られて昂奮するヘンタイです」…って?
…
いいコね〜じゃあ…
(※立ち上がった女の子、至近距離で見つめられる
(※いまにも唇同士がくっつきそうな距離。
…ご褒美、あ・げ・る。
- 151 :
- (※両肩をどん!と押される。
(※あなたはベッドに倒れこんでしまう。
あはは!キスでもされると思った?眼が泳いでたよ?顔、真っ赤だったよ?
(※ベッドに仰向けに寝転がったあなたに、彼女が覆いかぶさる
(※彼女はあなたの下半身の方に移動し…その口をあなたの分身の上にかざす
なあに?へんな声出しちゃって…何を期待してるの?
(※唇が近づく。あなたの分身の、ほんの数センチ上。
まさかお口でしてもらえるなんて思ってないよね?
オナニー見られて昂奮するようなヘンタイさんに、
キスなんてする訳ないし、お口でしてもらえる訳もないよね?
そんなヘンタイさんへのご褒美はぁ…ん…
(※彼女の口から、あなたの分身に、ツバが垂らされる。
あは、ねぇ?えっちな声出ちゃったねぇ?
ツバ垂らされて、ツバがオチンチンに掛っただけで、
えっちな声、出ちゃったねぇ?
オナニー見られて、ツバ垂らされて、昂奮してるなんて…
やっぱりどうしようもないヘンタイさんだね?
いいよ、ヘンタイさん。
また溢れてきてるえっちなお汁と私のツバで、オナニーしていいよ?
…
うわぁ…ツバ、そんなに擦り込んじゃって…
ねぇ、ぬるぬるだよ?てっかてかだよ?
いやらしいね、ぬるぬるのてっかてかで…ガッチガチのおちんちん。
あ、なに?また膨らんだんじゃない?
うわ、激し…いつもそんなに激しくしてるの?
すごいね…どうせ昨日もしてたんでしょ?
…あれ?どうして止めるの?
…
あはは!そっかそっかぁ!自分で寸止め?
ねぇ、イきそうだったから止めたの?ねぇ!
いっつもそうやって、イきそうになったら我慢して楽しんでるんだ?
そうだよね、いっぱい我慢してからイくと気持ちいいもんね?ん?
イきそうなの少し収まったら再開?
エッチな声、止まらないね?いいよ、もっと聞かせて…
いやらしい…すっごくいやらしい…ふるふるしてる、ふるふるしてるね?
もうイきそう?ねぇ?今度は、イっちゃう?イきたい?ねぇイきたい?
…でも、だぁめ。
- 152 :
- (※彼女の手が伸び、貴方の手首を押さえる。動かせない。
(※いや、動かせるが…ダメと言われたから、逆らえない。
いっぱい我慢した方が気持ちいいよね?だから、手伝ってあげてるんだよ?
私って優しいよね。ね、嬉しい?嬉しいよね?
いっぱい見てもらって昂奮させてもらって…寸止めのお手伝いまでしてもらえて…
嬉しい、よね?
…
ん、素直でよろしい。じゃあ、またご褒美…ん…
(※彼女の口から、あなたの分身に、再びツバが垂らされる。
やだ、また声出ちゃった…ツバ掛けられただけで感じちゃうなんて…
うん、いいよ?ほら…こうやって…
(※手首を掴まれたまま、上下に振られる
あっ、抵抗しちゃダメだってば。ほら…気持ちいいでしょ?
うん、えっちな声、出てるじゃない…素直になって…
ああ…いやらしい、いやらしいなぁ…
ん?イきそう?イきそうなの?
…はい、ストップ。だめよ、まだまだ。
もっといやらしい声、聞かせてくれなきゃ…ね?
いい?もっといやらしく感じてるとこ、見せてくれる?
あは、俯いちゃった。いまさら恥ずかしがる?かーわいい。
ほら…もっとご褒美あげるから…ん…
ほら、しごいて。自分で。ご褒美、ちゃんと擦り込んで。
そうそう、やれば出来るじゃない。いいよ、もっと感じて?
ん、いいコね…じゃあ今度のご褒美は…
(※彼女の指が伸び…あなたの乳首をつまみあげる
きゃっ!
びっくりした〜やだぁ、そんなに感じちゃった?
あは、聞こえてないかな?そんなにあえいじゃって…
こう?これが、いいの?乳首、そんなに感じる?
いいよ、もっとしてあげる。
女の子みたい。やぁだ、いくら気持ちいいからって…
そんなに大きな声出したら、お隣に聞こえちゃうよ?
あ、聞かれてもいいんだ?そっか、見られて感じるんだもんね?
声聞かれたら、もっと昂奮して感じちゃうよね?ふふ…
ん?なあに?
ほら、言いたい事あるんなら、ちゃんと言いなさい?
- 153 :
- …
もう我慢できないの?そんなにイきたい?
…
じゃあ、ちゃんとお願いしなきゃ。また止めちゃ…
…
やだぁ!恥ずかしくないの?
もう!そんな必におねだりしちゃって…
そんなにイきたいんだ?気持ちよくなりたいんだ?
せーし、どぴゅどぴゅってしたいんだ?
…
うふふ…イくとこ見ててほしい?
我慢できずに女の子の前でせーしお漏らししちゃうところ、見ててほしい?
…
うん、いいよ。いっぱい出してくれる?見ててあげるから。
イくとこ見ててあげる。ほらぁ、こっち見て。ね?ちゃんと見てるでしょ?
…
乳首も、苛めててあげる…うわ、激し…!
ぬるぬるてかてかおちんちん、にちゃにちゃ音してるよ?
赤黒くてカチカチのおちんちん、ひくひくしてるよ?
えっちな声も、しごくのも、止められないねぇ?
すっごく気持ちいいんだもんね?
女の子に見られながらしごくの、堪らないんだもんね?
いいよ、出して。いっぱい出して。せーし出して。
出るトコ、見てるから。見ててあげるから。
あ、あ、あ…すごい…すごい…激し…
きゃっ…!?ああ………!!ああ、あ…!
…
すっごい…白いの、いっぱい…ふあぁ…
すっごい量だよ?お腹の方まで飛んじゃった…
何日溜めてたの?ん?
ほら、ちゃんと眼をみて答え…えぇ?昨日もした、の?
それなのに、こんなに出しちゃうんだ?
そんなに気持ちよかったんだ?クセになっちゃいそう?
…
すっごく素直になったね。うん、いいよ。
ちゃんとおねだりできたから…また、見てあげる…ね?
(了)
- 154 :
- 以上です。
もしスレ違いでなければ、激しく罵倒編も…いる?
- 155 :
- いる
激しく罵倒編を激しく希望
とりあえず今は優しいほうで抜く
- 156 :
- ふう・・・
激しく罵倒編はよう
- 157 :
- 思いの他エロかった
次も待ってる!
- 158 :
- >>155-157
ノシ
こんな言葉で罵られたい・蔑まれたいなど
希望・願望・リクエストありましたらお願いします。
- 159 :
- 優しい編にもあったように
唾垂らされるのは欲しいな
- 160 :
- こういう自分が優位に立ってると思って生意気な女の子を、
下克上して屈服させるパターンがすごい好きなんだけど、オナニーの域を越えてしまうというジレンマ…
- 161 :
- >>160
スレチ
- 162 :
- >>160
逆転はちょっと・・・
- 163 :
- 童貞とかちんちんが小さいとか、男の沽券に関わる系のネタは結構好き
にったじゅんのエロ漫画みたいだけどw
- 164 :
- >>160
優位だと思ってるんじゃない。優位なんだよ。
俺はそんな女の子に命令されたいんだ(震え声)
- 165 :
- いつもオナてつ系ボイスで抜いてる俺にはご褒美すぎた
- 166 :
- . /: : : : : : : : : : : : : : : . : : : :<
, ' : : : : : : : : : : : : /: : :i: : : : : :、 : : :、: : : : : \
. /: : : : : : : : : : : : : /: : : ハ: ヽ: : i ヽ : :|: i : ヽ: ヽ
/: : : : : : : : : i: : :/斗--/、 }: :ハ: :ト,:⊥:,_:| : |: : : :Vハ
. /: : : :∧: : ∧ |: :/「/!: :/ |: !|:| iハ:「!: :|: : :i: :!: }
/: : : : : ヘ V /: :|: :lレァ:ニ´ レ' !: i `ニヽ!: :|: : :|:|:i
. /: : : : : : : :〉 〈 : : V// fV心 レ' .iテ心 V.} : /!: W
/: : : : : : : :/∧ヘ: :ヘ:V {トi;;爿. トi;;爿 }}!: / レ'
ノイ: : : : : : : V: : V : : ヘ! 込zり. 込zリ .ノィヘ
!: : /!/!: : : : : : : 、: :\\\\\\\\\\i: : \
レ'. |: : :,、: : :`ーミ =ゝ __ ,.イ : : : 、ヽ
!/ i: ト; : :、:ト .、,_ ´ _,. イ:i、: : :!ヽ! ヽ!
リ V::i×´!- ≧z-- rrュノ! : /V \|
,,..........,,V::::::::::::::Y --ヘ:::`W-....,,
/:::::`ヽ::::::`ヽ:::::::::| 厂 〉!::/:::::::::::i:ヽ
i::::::::::::::`ヽ:::::::::::::::|ノヘV/i/::::::::::::::!:::::!
- 167 :
- 保守雄馬
- 168 :
- ほしゅっほしゅっ
- 169 :
- みんなで一緒にちんちん気持ち良くなりたいよぉ…
- 170 :
- オナ射君まだー
- 171 :
- >>149の罵倒編をくれ…
- 172 :
- >>171
意外と罵倒の語彙が少なくて苦戦中。キモイとヘンタイの連発になりそうでorz
こんな言葉で罵られたいとかもらえると助かります。
>>159 ツバ必須、了解です。
>>163 童貞&粗チン、了解です。皮は?
- 173 :
- http://video.fc2.com/a/member.php?kobj_mb_id=67492963
俺用メモ
- 174 :
- >>172
一人でオナニーばっかして情けないね、恥ずかしくないの?みたいなのが欲しいなー
- 175 :
- >>67
俺はこのスレ見て
お前のこと想像しながらちんこ扱いてるよ
お前も俺のこと想像しながら
ちんこ扱いていいから一緒にイコうぜ
- 176 :
- >>67
>他にもエロパロ板にはまともなエロいのがいっぱいあるのにわざわざこれで
実にもっともなこと書いててワロタw
- 177 :
- >>172
俺は唾はあんまり… 臭うしw
イッた後のセリフをもうちょい長くしてほしい
ともあれ期待してます
- 178 :
- >>175さんへ…
皆には完全にスルーされてたのでレスをくれたことに驚いています。ありがとうございます☆
自分のあの時の文章を読み返してみてすごく恥ずかしく、ドキドキしました(*///∇///*)
でも、うれしいです…ぼくのことを想像して…おちんちんを扱いてもらえるなんて…。
>>175さんにオカズにされたことに、ぼくはすごく興奮しています。顔にイカくさいせーえき、かけてください…ぼくも
>>175さんの、スケベで変態ですごく大きい勃起した男らしいおちんぽを、気持ちよくシコシコしているところを想像して
一緒にいっぱいシコシコ…オナニーします… また一緒にシコシコどっぴゅんしてくださいね♪(//ω//)キャ-www
by >>67こと、就活終わったばかりの大学4回生より 敬具
- 179 :
- オナ射君マダー チンチン
- 180 :
- 罵倒編マダー? チンチン
- 181 :
- 罵倒がないなら自分で書いたらいいじゃない
- 182 :
- 自分で書いた文章に自分で興奮してオナニーとはいかに…
- 183 :
- >>182
え?するだろ、普通
- 184 :
- するよなぁ
>>182はなにを言ってるんだ・・・
- 185 :
- とゆーか、誰も書いてくれないから自分で書くんだよ。
俺の望むものは俺にしか解らないし書けない…とは言え、
希にお前は俺か?ってSSに出会うことも無くはない。
- 186 :
- しねぇよwというか出来ない 文才ないし
だから新作はよ
- 187 :
- するだろ?
ってか普通に妄想でオナニーするだろ?
ただ文字を書くだけってだけでそれと同じだよ
- 188 :
- 大体な
自分で書いた文章に自分でオナニー出来なくても
人がオナニーしてくれればいいんだよ
オナニーした奴がまたここに文章を書いて
他の人がオナニーしていけばいずれ自分もオナニー出来る文章が
出てくるかもしれないからな
まあどうしても書けない奴は書いてくれた奴に
感謝のレスは忘れないようにしとけよ
- 189 :
- オナニー小説じゃなくて、隠語責めテキストのスレになってるな
催眠オナスレと息が合いそうだ
- 190 :
- まあ、みんな熱くなるなよ
ところでさ、俺、今朝起きたら夢精してたんだよ
パンツがベッタベタでシミの円周部は乾きかけでカピカピになってるの
洗ってる時間なんかなかったから、洗濯機の上において出勤したんだが、
ママンが合鍵持って掃除しに来てくれてて洗濯されてた
バレてると思う?
- 191 :
- バレてるねw
- 192 :
- >>190
ママンが処女なら意味わかんなかったろうけどなw
- 193 :
- ママンはマグダラのマリアか何かかw
- 194 :
- パイドン!
- 195 :
- 保守あげ
- 196 :
- オナ射くんマダー
- 197 :
- 幼馴染にオナニー見られたい
- 198 :
- オナ射君♂♂バージョンはよ
- 199 :
- 個人的にショタっ子のオナニーは精通を迎える時がピーク
- 200 :
- ほしゅう
- 201 :2012/12/29
- 後ろから抱きつかれ、甘い香りがしたところでシコシコ みたいな。
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