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進撃の巨人


1 :2012/08/12 〜 最終レス :2012/12/28
・このスレは漫画『進撃の巨人』に関するSSを投稿するスレッドです
・ここ成人向けのSSを投稿するスレッドなので、18歳未満の出入りを禁止します
・作品を投稿する際は、キャラの組み合わせやシチュエーション、注意点などの御記載をお願いします
・基本的にどんなジャンルもOKですが、過激な暴力表現が含まれる場合は、ちゃんとした注意喚起をお願いします
・このスレの私物化を禁止します
・このスレに関係の無い話や、私の性癖批判、本作品のキャラ批判等の話題はお控え下さい
・最低限、以上のルールは守ってください
・次スレは>>980を踏んだ人が建ててください
・次スレが建てられるまで、書き込みや作品の投稿は自重してください

2 :
>>1
乙です

3 :
いちもつ

4 :
自分の書いたSSが、好きな絵師さんの手によって同人誌にされるのであれば、俄然ヤる気が出ると思う
万が一そんな事になったら、ミカサシャ百合百合SSとかクリスタ調教SSとか幾らでも書くよ、俺

5 :
前スレ完走出来ましたね、良かった良かった
今スレではなるべく雑談は控えましょうか

6 :
雑談っつうか同人の話と僕の性癖談義がいい加減鬱陶しい

7 :
性癖語りしているやつもう嵐にしか見えないのだが

8 :
前スレ>>983です
時間がかかりましたがまとめサイト作ってみました
http://www59.atwiki.jp/aot_hokan/
突貫工事なので一部未完成&チェックが甘いところがあるので
問題点があったらどんどん指摘or編集してくだしあ
自分もちょくちょく時間を見つけて編集していく予定です。

9 :
>>8
GJ&乙すぎる!
都の地下街の変態の旦那方もお喜びになることうけあいだ!

10 :
>>8


11 :
                      _、ー-、, ‐'''Z.._
                    >. `    ′ <
      zヾ'`^`'``' ' 'ィ_  ∠   ,  ハ. 、    ヽ     オレらにも
     7"`"'^'"`"'ヘ ヽ  / , /{ / uヽ.|\ト、    l     エロSS
    /=ミ、 r,==1 .l   /,ィ=ミ‐' `ァ= 、ヽ  |    くださいよ‥‥‥!
    | r〜` "=ー、 1,、|.   { l「 `。lニニ{ 。´ ) }'Tn !
.     |ゝu゚l  l ゚-、< ||f|.|.  `(ノニイ v' ヽニゝ)' ||f} |    エロSS‥‥‥!
      |u _L__.」 __ 0 |lノ |   |u_└-- ┘, -、u llソ ト、
.      l(__`二´_) ハ ト、   l(__`ニ二´_ ノ( ト、 |::::ヽ、.__  エロSS‥‥‥!
_,, -‐''Tヽ.u ー   / ンH,>‐ヘ __ ー‐ v __ ノ  ヽ|::::::::l:::::
: : : : : : H::l`‐--‐' ,、-‐'' ´:::::::::::|:::::::「 ̄ ̄´u  v /|:::::::::|:::  エロSSを
: : : : : : :H::ヽ.  /:::l::::::::::::::::::::::|:::::::::ト、 u     / ,|::::::::::|:: くださいよ‥‥‥!
: : : : : : : H_::/V/::::::|:::::::::::::::::::::|::::::::::l、`ー---‐' ./|:::::::::::|:
: : : : : : : :`<エ.7:::::::::|::::::::::::::::::::|:::::::::_」` ー---‐ '  L_:::::::::|

12 :
前回の投下から一ヶ月近く時間が空いてしまいましたが、ようやく
続きを書くことが出来ました。しかもここまで書いてようやくエロ成分を
入れることが出来ました。
(ここまで読んでくれてる人がいるのかも分かりませんが……)
過去分がdat落ちしてしまったので、UPロダに上げました。
(誤字修正・空白挿入等あり、加筆なし)
ttp://www1.axfc.net/uploader/Sc/so/371155.txt
パスワード:mikasa
読んでくれてる人、今後ともよろしくです。

13 :
 深夜。兵舎の消灯時間はとうに過ぎ、俺も布団に包まりながらウトウトと眠りにつきかけていたその時、
部屋の外からガサゴソという怪しげな音が聞こえた。
 なんだ? 時間は……、もう十一時を回った頃だぞ。一体何をしているんだ?
 俺はその音が気になって、一応警戒しながら、ドアの側まで静かに移動し、耳を壁に付けて外の音を
伺った。
「おい……本当に……るのか?」
 男の声が聞こえる。
「黙って……に気づかれるわよ」
 今度は女の声だ。クソッ、壁越しだから会話の内容がが途切れ途切れにしか聞き取れない。音も不明瞭で
一体誰の声だかわかりゃしない。聞き覚えのあるような気がする声だが……。
「……じゃあ……けるぜ」
 今、「開ける」と言ったのか? 一体どこを開けるんだ。もしかして、この部屋じゃないだろうな。
クソッ、話の内容からすると、穏やかじゃないぜ。もし、この部屋のことだったらどうする? 一応、
9mm弾を装填したP220なら持ってはいるが……。撃つのか……? 入ってきたら……。それだけは避けたい
ところだぜ。らなきゃられるかもしれないが……。
ガチャ
 ドアノブが回される音がした。
ゴクッ
 嫌な予感に思わず息を飲む。
ギイィィィ
 ドアが開けられる音……。
 一瞬、緊張が走る。俺はドアに向かって拳銃を構えていた。
 ……。
 ……。
 開かない……。隣室だったのか? だが、隣室は空き部屋のはずだ。俺はすぐさま自室のドアを音を立てない
ように注意深く開け、誰かが入って行ったと思われる隣室のドアに耳をそばだてた。
「ミカサ、本当に大丈夫か?」
 さっきの男の声だ。……って、何、ミカサ? ミカサが中にいるのか? 男と二人で?
「大丈夫、この部屋は空き部屋だし。夜になると誰も来ないから」
 この声は、やっぱりミカサだ。その時、俺はこの状況から全てを理解した。
 ははあ、ミカサの奴、上手くやりやがったな。ということは、一緒にいる男は例のエレンって奴か。それにしても
俺がアドバイスをしたその日のうちに実践するなんて、なかなか優秀じゃないか。さすがはエリート兵士。いや、エロ兵士
というべきか……。
 っと、こんなことしている場合じゃない。さっさと覗かないとな。まあ、覗くこと自体は難しいことじゃない。俺の部屋と
この部屋は天井裏で繋がっているし、天井裏に廻ってしまえば部屋の中が一望できる覗き穴もある。そこからミカサの情事が
覗き放題ってわけさ。
 そうと決まれば、早速行動だ。俺は慎重に、だが素早く自室に戻り、机を踏み台にして天井裏に上がった。そして、これから
まさしくミカサとエレンとの行為が始まろうとしている部屋の真上に移動すると、予め発見してあった覗き穴に目を近づけた。
「ん……んっ……」
 ちょうどミカサとエレンの二人は、溶ろけんばかりのディープキスに勤しんでいる最中であった。灯りは、点けたままだ。
 思ったとおりだぜ。ミカサの奴、ああ見えてどエロだからな。好きな男とやる時に部屋を暗くするはずがない。むしろ照明を
全開にするタイプだと思ったぜ。ま、そのおかげで俺はこの決定的瞬間を鮮明に目に焼き付けることが出来るわけだけどな。
「んっ、エレンっ、好き……」
 エレンの奴ミカサの胸を揉んでやがる。パジャマの上からだが、形の良さと柔らかさがわかるぜ。クソッ、俺も揉みたいな。
それにしてもミカサの奴、意外と着やせするタイプなんだな。胸も……でかいぜ。貧乳だと思ってたんだがな。
「ああ、エレンっ……! エレンっ……!」
 好きな男の名を呼びながら喘ぐミカサの瑞々しい乳房を、エレンは好きなように揉みしだいている。ミカサの乳房は弾力的で
エレンの指を跳ね返さんばかりだ。パジャマ姿のミカサは胸を揉みしだかれながら、エレンにしがみ付くように抱きついている。

14 :

ゴクッ
 俺は普段のミカサと、今のミカサのギャップに興奮して、思わず唾を飲み込んだ。気付けば俺の下半身はギンギンに膨張していた。
 くっ、これはある意味……。
 目の前でこのような絶景が広がっているのに、身動き一つ出来ないなんて、ある意味拷問である。俺は辛くなってきたが、充血した
目で、その光景を見続けた。
「……ミカサ、脱がすぞ」
 エレンが、ミカサの胸を鷲掴みにする手を止めてそう言った。
「うん……」
 ミカサも緊張した面持ちで承知した。
「それじゃ……」
 と言って、エレンはおもむろにミカサのパジャマのズボンを脱がしにかかる。
「えっ!?」
 これにはミカサも慌てて驚いた声を出した。
「どうした?」
 エレンもその声に反応して手を止め、ミカサに問いかける。
「こ……、こういう場合普通上からじゃないの……?」
「そ……そうか?」
 エレンもこういうことは初めてなのか、緊張した様子でそう聞き返した。
 俺は、このやりとりを見て頭を抱えた。あちゃー、ミカサの奴、何を考えてんだよ。そんなこと言ったら、経験豊富な女みたい
じゃないか。純情なイメージで売ってるのに……。っていうか、純情なんだろ、本当に。そもそも、エッチする時に服を上から
脱がそうが、下から脱がそうが、どっちだっていいじゃねぇか。俺は下から脱がす派だ。
「じゃ……じゃあ、改めて」
 そう言って、震える手で今度はパジャマの上着のボタンに手を掛けるエレン。ぎこちない手つきではあるが、パジャマのボタンは
確実に上から順番に外れていく。ミカサもボタンが外されるごとに緊張の度合いを増しているようだ。さっきより表情が固くなっている。
……心なしか、ミカサも震えているようだ。
 ミカサの胸が見れる……。俺の期待は否が応にも高まっていく。あいつはこの世界で、同じ東洋人として、それ以上に人間として、
気心の通じ合う良い友人ではあるが、やはり異性として惹かれる部分が無いかと言えば嘘になる。あいつは美人だし、スタイルも良いし、
性格も良いし、……優しいし……な。敢えてあまり意識したことは無かったが……。
ごくっ……。
 とにかく、今の俺には生唾を飲み込むことしか出来ない。もしかしたら俺はすごく悪いことをしているのかもしれないが、ここまで
来たら乗りかかった船だ。泥船だろうがなんだろうが、最後まで見届けるぜ。
スッ
 ミカサのパジャマのボタンがお腹の辺りまで音もなく外されると、ミカサの布に覆われていた乳房が衣服の外に飛び出し、露わになった。
その瞬間、ミカサは羞恥に眉をしかめ、目を瞑る。
「ミカサ……」
 エレンは手を止め、呟くようにミカサの名を呼ぶと、無言になった。初めて見るミカサの乳房を凝視しながら、何かを考えているのだろう。
 俺は、おそらくエルヴィンが何かのために作っておいたのであろう小さな覗き穴から、ミカサの乳房を見るのに躍起になっていた。思った
とおり良い形の乳房だ。大きくは無いが、張りがあって、バランスが良い。それに柔らかそうで、挟まれたくなる乳房だ。……乳首も見えた。
薄桃色で、ミカサらしい可愛らしい乳首だ。
 吸い付きたい……。俺がそう思うより先に、エレンがミカサの乳首に吸い付いていた。
「んっ……」
 ミカサの表情が快楽に歪む。
 ちゅうちゅうという音を立てて、エレンがミカサの乳首に吸い付く度に、ビクンビクンと電流が走ったように身体を震わすミカサ。
「あっ……、エレンっ……」
 ミカサが悩ましい顔でエレンの名を呼ぶ。しかし、一心不乱に乳首を吸っているエレンには届いていない。
「エレンっ……、やめて……、気持ちいい……っ」
 普段のミカサからは想像も出来ない恍惚の表情と、媚びるような口調で懇願するミカサ。しかし、それでも興奮しすぎているエレンには
届かない。

15 :

ビクン ビクンッ
 ミカサも大好きな相手にこんなことをされて、相当興奮しているのだろう。大きく全身を波打たせて、一度目のエクスタシーを迎えた。
「あ……あぁっ」
 イった後、緊張が解けて全身の力が一気に抜けたのか、艶っぽい声を漏らすミカサ。その声だけで俺は危うくイってしまいそうになる。
 ミカサが力なくベッドに横たわったことで、ようやくミカサが達したことに気付いたエレン。乳首から口を離し、ミカサを気遣うように
声をかける。
「大丈夫か、ミカサ? 痛かったか?」
 よほど力強く吸っていたのだろう。ミカサが痛くなかったかをまず心配するエレン。
「ううん……、すごく、気持ち良かった……」
 ミカサは潤んだ瞳でエレンの目を見つめると、穏やかな口調でそう呟いた。
「そうか……」
 エレンという男は、想像するだに自分の下半身も大変な状況だろうに、ミカサのことばかりを気遣っている。ミカサも視覚的に容易にそれに
気付いたのだろうか。自らパジャマの下を脱ぎ、エレンを仰向けにさせて、それに跨った。
 いきなり挿入か……? と思ったが、それは躊躇ったのか、ミカサはその姿勢のまま少し後ろに下がり、上体を倒して、エレンの屹立したそれを
口に含んだ。
「あっ!」
 今度はエレンが瞬間的な強烈な快感に身を震わせて、思わず声を漏らす。その可愛らしい反応に悦んだのか、ミカサが目を閉じて、ナニを口に
含みながら、うっとりとした表情をしたのが見て取れた。
「恥ずかしい?」
 唐突に、ミカサがエレンのナニから口を離して、顔を上げ、エレンの顔をじっと見ながら問いかけた。
「う……うん……」
 エレンはミカサに真っ直ぐに見つめられ、気圧されたのか、それとも羞恥したのか、目を逸らしながらそう答えた。
「そう……」
 ミカサは蛋白にそう言ったが、俺は、ミカサが口角を吊り上げ、満足気に「うふふっ」と微かに笑みを漏らしたのを見逃さなかった。
 ミカサは何事も無かったかのように、再びエレンの一物を口に含むと、今度は勢い良く頭を上下に動かし、エレンのナニを強烈に刺激する。さっき
の一瞬のやり取りで弛緩した快感神経を、一気に奇襲されたエレンはひとたまりもない。
「あっ、あっ!」
 と男にあるまじき、情けない喘ぎ声を出して、ミカサに大事な尊厳を好きなように弄ばれる。
「あっ……、あん……、あんっ」
 次第に、少女のような喘ぎ方でよがるようになるエレン。ミカサは構わず、エレンの張り裂けんばかりに膨張したそれを吸ったり、舐めたりして刺激する。
あまりの快楽にびくびくと痙攣しているそれを手でつまんでは観察し、一番弱いカリの部分を舌の先端で容赦なく責め立てる。これにはエレンもたまらない。
「あああっ!」
 女の子のような高い声で断末魔のような声を上げると、びくんびくんと身体とあそこを痙攣させながら、白い液体をミカサの口内に放出するエレン。その
目は涙ぐんでいるように見えた。ミカサはその白い液体を恍惚の表情で存分に味わうと、ごくりと一気に飲み込んだ。はあっ、と至高の美酒でも飲んだかのよう
なため息をつき、そして、改めてエレンの顔を見直す。そして、先ほどの味を脳内で反芻し、エレンを見つめて満面の笑みを浮かべた。
「あれ、エレン。泣いちゃったの?」
 ミカサが意地悪な顔で、そんなことを問いかける。
「ば、バカ言うなよ。泣いてないよ」
 エレンが慌てて否定する。
「そんなに必になって否定しなくてもいいのに」
 そう言って、ミカサが自分より小柄に見えるエレンの手を取り、引き寄せて抱きしめる。
「ミカサぁ……」
 エレンはミカサの両腕に包まれて、母親に甘える子供のような声を出す。
 そんなやり取りをしばらくして、二人はそれぞれの自室に戻って行った。俺は物音を立てないように気を付けながらそれを見ていたが、二人が部屋に戻って
行ったのを確認すると、自室に戻り、ベッドに横になった。
「ふう、今日はなかなか良い物が見れたぜ」
 それにしてもミカサは最高だった。
 俺は、先ほどの光景をベッドの中で幾度も反復しながら、そう実感した。
「しかし……」
 今度ミカサに会うときには、なるべく今日あったことは意識しないように気を付けないとな。いや、完全に意識しないことは無理だとは分かっちゃいるが……。
 その後、俺は男なら当然と思われることを、当然にやり終えると、気持よく眠りに落ちた。

16 :
ぐっじょぶ

17 :
保守&GJ

18 :
ユミル×クリスタ小説はよ

19 :
ここの小説はpixivのより良いので楽しみにしています

20 :
クリスタ&班長

21 :
まとめWiki超ありがたい
もしかして、ドギーマンって他人がパコパコしてるのを覗いてシコるだけなのか?
でも、エレンとミカサがパコパコしてる所を覗く、というシチュは凄く興奮した
少しだけアルミンの気持ちがわかった気がした

22 :
ドギーマンはまとめサイトに載せるときどういう分類でいけばいいんだ?
オールキャラ?夢?

23 :
オールキャラじゃないかな
夢小説でジャンルを確立させちゃうと、また夢小説を描く人が出て来てしまうかも知れん
まあ、ドギーマンはミカサ×エレンの描写も有ったし、過疎ってたから今回は別に良いんではないかな
でも、次回からは夢小説はなるべく禁止にしたいな

24 :
夢小説とかいう専門用語?はよくわからないからオールキャラのほうがいいと思う。
まとめサイトに隠語は使わないほうがいいと思う。

25 :
てめぇが知らない言葉は隠語かよ。夢小説はSS界隈じゃ普通に使われる言葉だから覚えとけ
ついでにメアリー・スーでググっとけ
夢小説はSSの形態の分類であって、キャラによる分類とはそもそも基準が違う
基本的にキャラで分けて、夢小説であることは注意書きくらいにとどめておくほうがわかりやすいだろう
というかまぁ、基本的にキャラ・カップリングで分けて特殊な要素は注意書き、くらいが一般的だろう

26 :
「夢小説」をググったらwikipediaにあった。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%A0%E5%B0%8F%E8%AA%AC
明らかに腐女子の間だけで使われている隠語です。本当にありがとうございました。

27 :
もう何から突っ込んでいいのかわからんよ。好きに思え

28 :
オタクでネットやってたら普通に夢小説という言葉に行き会うけどな

29 :
まとめWikiは有り難いね
良作ばっかりだったから自信無くしたけど

30 :
確かに高品質だなー とくにアニまわりはすごいと思う
各キャラ増えてくれるいいなー

31 :
前スレドコデスカ?

32 :
落ちたよー^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

33 :
ごめん、落ちたんじゃなくて完走したんだ
ごめんごめん

34 :
ユミクリはよ

35 :
クリスタのクリちゃんクリクリ

36 :
セックリスタ

37 :
クリスタちゃんとセックリスタ

38 :
ナナクリ

39 :
これから投下します。
読んでくれている人には本当に感謝です。
感想くれる人もありがとうございます。
過去分は>>12にあります。
今後ともよろしくです。

40 :
 朝になった。この世界に来てから三度目の朝だ。まだこの世界に慣れてはいないが、ミカサや、リヴァイ兵士長、エルヴィン団長やクリスタちゃんのおかげで
何不自由なく暮らしてはいる。ミカサ……のことを考えると、どうしても昨日のことが頭に浮かんでしまうな。薄桃色の乳首……、くびれたウエスト……。
いかんいかん、こんなことではどこかで足をすくわれてしまうぜ。気を引き締めないと。
 さて、今日から朝は兵舎の食堂で食べることになるんだ。兵士たちの朝の訓練が始まるまでには食事を終える必要があるから、毎朝かなり早く起きなければ
ならないことになる。ま、それはいいんだが、問題は集団生活だな。俺は知ってのとおり、こういう複雑な経緯を抱えた人間だから、あまり自分のことを他の団員
に話すわけにはいかない。かと言って、話をしなければ諜報活動など出来るはずがないし、ずっとぼっちでいることも、それはそれで問題を引き起こしてしまうだろう。
それに現実的に考えて、自分がこの世界で生き残っていくためには、信頼出来る人間を少しでも多く作っておいたほうがいい。
 とにかく初日からごちゃごちゃ考えていても仕方がない。腹も減ったし、食堂に行くぜ。
 俺は部屋を出て食堂に向かった。途中、大勢の人間とすれ違ったが、知らない顔ばかりだった。向こうも俺を知らないだろうが。っと、食堂はこっちでいいん
だったか? 俺はリヴァイから簡単な地図を渡されていたが、道に迷ってしまった。そもそも、簡単過ぎるんだよな、この地図は。俺の部屋と矢印と、食堂しか
書かれてないじゃないか。こんなんで辿り着けたら俺はサイコメトラーだぜ。
 さてと、どうするかな……。俺は途方に暮れてしまった。やっぱりそこら辺の奴に聞くしかないか……。と思いかけたその時、
「あっ! ユウジ、こんなところにいたんだ。探してたんだよ!」
という聞き覚えのある女の子の声が聞こえた。
 この声は……、間違えようはずもない。クリスタちゃんだ。
「ごめんね、部屋まで迎えに行こうと思ってたんだけど、寝坊しちゃって……」
 彼女は、そう言って駆け足で俺の近くまで駆け寄ってくると、よっぽど俺を探して走り回ったんだろう、肩でゼェゼェと息をし始めた。
「そうだったのか……。いや、俺の方こそすまなかった。道に迷わなければ君が探し回ることも無かったのにな」
 俺がそう言うと、彼女はぶんぶんと首を大きく振って否定した。
「ううん……、そんなこと! とにかく、食堂に行こう! 私の友達も紹介するから」
「あ、ああ……」
 俺はクリスタに手を引かれるように食堂に向かった。
「二人共、おまたせ」
 食堂に入ると、クリスタの友達という二人の少女が待っていた。一人は長身でスリムな体型の、ポニーテール?のような髪型が特徴的な素朴系美少女、
もう一人は、普通な体型で、顔のそばかすが特徴的な、目立たない感じのちょっと因業そうな少女だ。ポニーテールの娘は鷹揚な笑顔で俺を見ているが、
そばかすの方は鋭い目付きで俺を観察しているかのようだ。
「ユウジ紹介するね。こっちがサシャ。で、こっちがユミル。二人共、私の同期なの」
「サシャ……、にユミルか。よろしく」
 俺は二人に挨拶をした。
「それでこの人はユウジさん。今日から新設される部隊の部隊長さんなんだよ」
 クリスタが振り返って二人に向けて俺を紹介すると、サシャは平然としていたが、ユミルは驚いて「はあ!?」と声を上げた。
「どうしたの?」
 クリスタが聞くと、ユミルは詰め寄るようにしてクリスタに向けて言った。
「それじゃ私達の上官じゃないか。なんでそんなタメ口聞いてんのさ!?」
「あっ、そっか」
 クリスタも納得したようにそう言った。
「いや、いいんだ。部隊と言ってもそういう種類のものじゃないし、普通に話してくれて構わない」
「でも……、ねえ」
 俺がそう言っても、ユミルは釈然としない様子だ。

41 :
「まあ、いいじゃないですか。部隊長さんがそう言ってるんですし」
 さっきから黙っていたサシャという娘が思いっきり敬語を用いてそう言った。
「いや、だから敬語は使わなくていいんだって」
「ほら、部隊長さんもここまで言ってくれてるんですし、これで敬語を使ったら逆に失礼ですよ」
「あのさぁ……」
 俺がサシャにツッコもうとしたところで、クリスタが口を挟んだ。
「うん、そうだよね。私も今さらユウジに敬語を使うのもなんか変な感じがするし。今まで通り話すことにするよ」
「それがいいですよ。ね、部隊長さん」
「あ、ああ」
 もしかしてこの娘は天然なんだろうか。そう思った俺はこれ以上何も言わないことにした。
「ふん、私はやっぱり出来ないね……」
 ユミルはまだブツブツ言っているようだったが、まあいい。口調なんて大して問題じゃない。ただ、俺はクリスタちゃんに敬語で話をされるのが
嫌なだけだ。
「それじゃユウジ。ユウジの食事持ってくるから、ここで待っててね」
「えっ?」
 俺が呼び止める間も無く、クリスタちゃんはそう言って食堂の奥に行ってしまった。悪いなあ、と思いつつ、俺もお言葉に甘えることにした。
彼女は本当に面倒見が良くていい娘だ。絶対に、巨人なんかにさせる訳にはいかない……。俺は改めてそう決心した。
 クリスタちゃんが食事を運んでくる間も、ユミルは俺のことを不審者でも見るような目でジロジロと観察してきた。俺はなんだか居心地が
悪かったので、とりあえずサシャに話しかけてみることにした。
「あのさ、サシャって言ったよね」
「はい、なんでしょうか?」
 彼女は相変わらず敬語で話してくる。だが、彼女の敬語はなんだか軽い。上手く言えないが、友達と話すような敬語だ。
「君は何で兵士になったの?」
「それは目的でしょうか? それとも手段でしょうか?」
 ああ、まあ確かに曖昧な聞き方だったな。目的というか理由を聞きたかったんだけど、なんか手段とか意味深な台詞が出てきたから、ちょっと
聞いてみるか。
「じゃあ、手段の方で」
「テストを受けてです」
 っておい。全然普通な答えじゃねえか。でも、意外とこういう所に重要なメッセージが隠されていたりするからな。とりあえず、もうちょっと
深く掘り下げてみるか。
「へえ、それはどんなテストなんだい?」
 と聞くと、彼女はちょっと暗い顔で俯き加減になって答えた。
「罵倒されたり、罰としてにそうになるまで走らされたりといったテストです……」
 そして彼女は深くため息をついた。俺は気まずくなって、引きつった笑顔を浮かべながら話題を変えることにした。
「そうか、それは大変だったね……。じゃあ、目的の方は?」
 俺がそう聞くと、さっきまで落ち込んでいた彼女は顔を起こして眼の色を変えて答えた。
「ご飯をお腹いっぱい食べられるからです」
 しかし、言い終えるとすぐにまた下を向いて暗くなって、
「……と、思ってたんですけどね……」
 そう言って、また溜め息をついた。
「うーん、これは重症だ」

42 :
 俺がそう思った時、ちょうどクリスタが戻ってきた。
「ユウジ、お待たせ。持って来たよ」
 そう言って、俺の朝食が盛りつけられたトレーをテーブルの上に置く。
「ああ、ありがとう」
 その時、俺はそれを見てあることに気が付いた。もっとも、サシャは俺よりもっと早くに気付いたようだが。
「あれ、俺のだけなんか量が多いな」
「ですよね……」
 サシャが俺の朝食を凝視しながらそう答えた。
「そりゃあ、ユウジは上官なんだから私たちみたいな一般兵より多くて当然だよ」
 クリスタがさらりともっともらしいことを言う。
 しかし、言われてみればそのとおりだ。上官と下級兵士が同じ服を着て同じ物を食べている軍隊なんて、古今東西存在したことがない。
しかし……だ。今の俺のように下級兵士からも情報を集めなきゃいけない立場になると、その格差が障害になる。誰だって、自分より立場
や待遇が上の人間に対して明け透けに物事を語ることは出来ないものだ。とりあえず、これは対処が必要な問題だな……。
 俺はそう考えをまとめると、改めて自分の前に置かれた食事を見直した。主食のパンが2つに、野菜のスープ、白身魚のムニエルと、水だ。
他の三人のトレーにはパンが一つと、スープと水しか乗っていないので、比べると俺の方はかなり豪華だ。どうやら、上官の食事には毎朝昼晩
に主菜が付き、主食が多めに配分されるようだな。軍隊の構成員としては、この差を当然視するしかないんだろうが……。
「なあサシャ、さっきから見てるけど、これ欲しそうだよな」
「えっ!」
 俺がそう言うと、サシャは図星を突かれたような慌てた顔をした。
「いっ、いえ、そんな……。欲しそうな顔なんて……、してましたけど……」
「だよな。これ、あげるから食べなよ」
 そう言って俺は、パンを一つと白身魚のムニエルを差し出した。
「えっ……、ええっ!!」
 サシャは驚いて目を丸くした。
「そんな……、ほ……本当にいいんですか?」
 そう言って俺に確認を求めるサシャ。
「うん。俺は元々少食なんだ。朝からこんなに食べられないから、食べていいよ」
 それを聞いた途端、サシャは地獄に仏を見たような、感激の涙でも流しそうな顔になって、
「あ……、ありがとうございます!!」
と俺に礼を言った。
「いいよ、礼なんて。本当にそんなに食べられないんだ。機会があったらまたあげるよ」
 サシャはさっきより感極まった表情で俺の手を両手でしっかりと握って、
「か……神様。あなたは神様です……」
と言って、その後は一心不乱に目の前に並んだ料理を食べ始めた。

43 :
「お……おいしい、おいしい」
 ハグハグと音が聞こえてきそうないい食べっぷりだ。
「良かったね、サシャ」
 クリスタもそれを見て、自分のことのように喜んでいる。ユミルは気に入らなさそうに終始こちらを見ていたが。
 それにしても、こんなに喜んでくれるとは思わなかったな。たかが料理を一品二品分けてあげただけなんだけど。もしかしてこの世界の
食糧事情は相当酷いのか? それとも、この娘が特別なだけか? どちらにせよ、こんなことで仲良くなれるなら安いもんだぜ。よく見れば
結構俺好みの顔してるしな……。って、俺は何を考えてるんだ。俺にはクリスタちゃんがいるじゃないか……。
 ……。
 いや、どうなんだろうな。俺はクリスタちゃんに好意を寄せているが、彼女も俺のことを好きだとは決まったわけじゃない。むしろ、俺の
ことなんかどうでもいいと思っている可能性の方がずっと高いんじゃないのか? だとすれば、この娘……、サシャにだって……。
ブルンブルン
 俺は頭を大きく振って、自分の考えを打ち消した。何を考えてるんだ俺は。俺は確かに恋やエッチなことに興味がある健康優良な日本男児だが、
こんな最低野郎ではなかったはずだぜ。
「ユウジ……、ユウジ?」
 気付いたら、クリスタが俺に呼びかけて来ていた。
「っと……、どうしたんだ?」
「大丈夫? なんか、ボーッとしてたよ?」
「あ……ああ」
 サシャとクリスタのことを考えているうちに、いつの間にか自分の世界に入ってしまっていたんだな。気を付けないと。
「それじゃ、私たちはもう食べ終わったから行くね。ユウジは訓練には参加しないんでしょ?」
「あ……ああ、そうなんだ」
「だよね。それじゃ、またね」
 そう言って、三人は食堂から出ていった。俺は一人になって、周囲を見回してみた。……大分減ったな。それもそのはず、もうすぐ訓練の
時間だ。
「さてと……」
 俺は無意味な掛け声をかけると、立ち上がって兵舎の外へ出ることにした。他の連中が訓練している中で、俺一人だけ兵舎の中をうろちょろ
していたら奇妙だと思ったからだ。
 ま、異世界見物と洒落込みますか。そんなことを考えながら、廊下を歩いて玄関に向かう。そういえば、今朝はミカサを見なかったな。まあ、
俺も道に迷ったりして遅くなったから当然か。
ガチャッ、ギィッ……
 俺は玄関のドアを開けた。

44 :
次回に続きます

45 :
おつ

46 :
>>44
お疲れさん

うーん、久しぶりに『不幸系SS』を書いてみたいけど 書く為の時間と文章力が明らかに足りな過ぎる
ここに投稿してる人はみんな凄いね、キャラがあまり崩壊して無い上にエロくて面白い
こんなに良作ばかりだと、萎縮しちゃうよ

47 :
>>46
書いてクリスタ

48 :
不幸系ありそうでないな
和姦ばかりや

49 :
まあ良いんじゃないですか

50 :
クリスタはたくさん喘ぎ声を出しながら、全力で中出しを拒否してた方が可愛い
サシャはアヘアヘしてた方が可愛い
ミカサは喘ぎ声を我慢してた方が可愛い
アニは悔しそうな表情をしてた方が可愛い

51 :
進撃の女キャラ全員のパンチラが見たい。
ピクシス将軍、女子の制服をミニスカートに変えてくれないかな。
by 調査兵団員

52 :
純愛とNTR、どちらの方が需要が高いですか

53 :
誘い受けですか?自分が好きなほう書けよ

54 :
だって、純愛が飽和してるって仰ってる方が居られるんですもん

55 :
進撃でNTRってのが想像出来ない。
NTRれるキャラがいない。
ミカサが他の男とやってもエレンは何も感じないだろうし
NTRが書けるならむしろ書いてみてほしい。

56 :
NTRなんて意外と簡単なんですよー
結局SSも二次創作だから、エレンに「俺は実はミカサの事が〜」って言わせる事も出来るワケで
でも実際に書きたいのは、エレンが知らない所でミカサ調教される→ミカサ堕ちる→エレン告白みたいな流れ
ただ、NTRの場合は書くのに時間がかかる(内面描写とかで)

57 :
クリスタとサシャが少ない

58 :
ストーリー展開 エロス描写 オチ
これらに説得力があるならNTRだろうがなんだろうが問題ない 要はお話として上手いかどうか
>>56のいうように内面描写がしっかりしていて物語の結論としてヒロインの堕ちを納得させられればいい
何の説明もなくキモデブのオッサンとかDQNとかとセックスしてるだけなのは基本的には下の下

59 :
どうでもいいよ
NTRについて語りたいだけなら他所でやってくれる
SSスレだからここ

60 :
夏コミで同人誌あった?

61 :
成人男性向けの奴で知ってるのは2つあった

62 :
進撃キャラでNTRなんて無理。
レイプものもミカサ→エレンしか考えらんない。
必然、純愛ばかりになる。

63 :
主人公に矢印あるヒロインが他の男にとられたら
主人公がヒロインをどう思っていようがNTRあつかいじゃないか

64 :
おら!誰でもいいから、早くクリスタたんの自慰SS書けや!おら!
ミカサNTRなんか書く暇があったら、クリスタたんのエッチなSS書けや!

65 :
クリスタちゃんのエッチな姿を想像すると
鼻血が止まらなくなるから書けない

66 :
これから投下します。
過去分を更新してUPしました。(誤字修正あり、加筆なし)
http://www1.axfc.net/uploader/Sc/so/373322.txt
パスワード:sasha
今後ともよろしくです。

67 :
バタンッ
 玄関のドアを閉めると、その脇にリヴァイ兵士長が壁にもたれ掛かって立っていた。
「どこに行くつもりだ?」
 リヴァイ兵士長がそのままの姿勢で俺に尋ねる。
「ちょっと、散歩に」
「俺も同行していいか?」
「もちろん」
 こうして俺は再びリヴァイとともに街に繰り出すことになった。
「リヴァイ兵士長は訓練には参加しないのですか?」
 俺は石畳の街路を歩きながら、リヴァイに問いかけた
「ああ、足の方は訓練程度ならもう支障ないんだがな、エルヴィンに止められてる」
「それは何故?」
「俺がいると兵団の戦術的成長を阻害するそうだ」
「そうは思いませんが」
 俺がそう言うと、リヴァイは遠い目をして答えた。
「それは建前だ。実際のところは、班を全滅させた人間の下で働きたい奴などいないということさ」
「……」
「ま、実質的に調査兵団という組織からはお払い箱にされたことになるな」
「そんなことは……。」
 俺が口を出そうとすると、リヴァイはそれを止めた。
「いいんだ。考えてみれば俺は今まで個人プレーに走りすぎていた。これをきっかけに兵団が成長するなら言うことはない」
「……」
 再び沈黙。そして、もう少しで街に差し掛かろうというところで、リヴァイが口を開いた。
「お前が要求していたクリスタ・レンズの転属の件だがな」
「……」
「ナナバからの了承を得た。明日にも辞令が出されることになるだろう」
 俺はこのことを聞いてホッとした。これで彼女を巨人との戦闘から引き離すことが出来たからだ。
「リヴァイ兵士長には感謝しています」
 リヴァイはフッと笑って答えた。
「礼などいい。お前の一人目の部下なのだから、しっかり面倒を見てやれ」
「はい」
 その後、俺はリヴァイと二人で街を見て回った。少しだが給料ももらったので日用品等を買うことも出来た。
ここへ来て驚いたのが、異常な物価の高さだ。食料は特に高い。やはり壁内にしか生活圏が無いので、資源が慢性的に
不足しているんだろう。俺はサシャの気持ちが分かったような気がした。
「そろそろ訓練が終わる頃だぞ。戻るか?」
 リヴァイが日の暮れかけてきたのを確認してそう言った。
「そうですね。そうしましょう」
 俺とリヴァイは兵舎に戻ることにした。

68 :
 兵舎に着くと、ちょうど夕食の時間が始まる頃だった。俺は自室に戻って荷物を置くと、急いで食堂へと向かった。
「それにしても日本にいたら考えられない刺激の多さだな。時間がものすごく短く感じるぜ」
 そんなことを考えながら、俺は食堂のドアを開け、配膳台のところまで行って、自分の夕食が乗ったトレーを受け取る。
そして、空いているテーブルを探して適当に腰をかけ、食事を始めた。今夜の献立は、パンが二つと、コーンスープ、
豚肉の腸詰をローストしたものと、水……、だな。
 周りの兵士達のトレーを見てみると、相変わらずパンとスープだけだ。俺はいいが、こんなんじゃ一般の兵士達はすぐに
栄養失調になっちまうぜ。こりゃ、エルヴィン団長に掛け合って、何とか兵士達の栄養管理に回す予算を増やしてもらうように
しないとな。まあ、鉄より食い物の方が値段が高い世界だから、難しいことだとは分かっちゃいるが……。
「ユウジ、ここ座っていい?」
 俺が下を向いて飯を食いながら考え込んでいたら、突然誰かに呼びかけられた。この声はもしかして……、と思いながら
上を向くと、目の前には思ったとおりクリスタちゃんが立っていた。
「あ、ああ、もちろんいいよ」
「ありがとう」
 そう言って、クリスタちゃんは俺と向かい合う席に腰掛けた。
「どうしたの? 何か真剣な顔で考え込んでたよね」
 テーブルに両手を置き、俺の顔を心配そうに見つめながら聞いてくるクリスタ。
「ああ……、いや、なんでもないんだ。それより、今朝の二人は?」
「サシャは遠征の訓練で今日は帰って来ないよ。ユミルは班長の命令で隣町まで物資を受け取りに行ってる」
「そうか。大変なんだな、二人とも」
「そうでもないよ。サシャは遠征の訓練とか好きみたいだし、ユミルは隣町を観光出来るって喜んでたし」
「そうか」
 それを聞いて俺は思わず笑ってしまった。この世界の人たちは厳しい環境の中で本当に前向きに生きている。俺の世界の
軍人で、あんな立体起動装置とブレードだけを持たされて巨人に立ち向かっていける奴はいないぜ。戦車かRPGでもあれば
別だけどな。
「クリスタちゃんはどんな訓練が好きなんだい?」
「私が一番好きなのは乗馬」
 クリスタは笑顔で即答した。
「へえ、それはどうして?」
 俺がそう聞くと、クリスタは照れくさそうにしながら答えた。
「私って背が低くってトロいでしょ? でも、そのおかげで体重が軽いから、乗馬をするといつもダントツで一番なんだ。
それで、いつの間にか乗馬が一番好きになっちゃった」
「そうか」
 俺は妙に納得してしまって、笑いを堪えながら返事をした。
「あっ、ユウジ笑ってる」
 クリスタがちょっとムッとした顔で俺をにらみつける。
「笑ってないよ」
 と、その瞬間、俺の口から空気が少し漏れ……。
「あっ、やっぱり笑ってる。ユウジ、ひどいよ」
 クリスタが椅子に座ったまま、腰に手を当てて怒り出す。その仕草がとても可愛らしい。
「ごめんごめん」
 俺は、子供をなだめるように謝った。

69 :
「もう……。あっ、そういえば!」
 クリスタがハッとした表情で言った。
「えっ?」
「班長から聞いたよ! 私って明日からユウジの部隊に配属されるんだって!」
 クリスタは大ニュースとでも言わんばかりの表情で俺にそう伝えた。
「なんだ、もう聞いてたのか」
 俺は当然驚くはずもなく、普通にそう答える。
「えっ、知ってたの?」
 クリスタは不思議そうに目を丸くして聞いてきた。
「ああ、だってそれは俺が要請したことだから」
「ええっ!」
 クリスタは今度は驚いて目を丸くした。この娘の目は大きくてクリクリしていて本当に可愛らしい。
「それじゃ、この人事はユウジがやったことなの!?」
「正確には俺がそうしてもらうようにリヴァイ兵士長に頼んだんだけど。まあ……、そういうことになるのか?」
「ええ〜っ! ユウジってすごーい!」
 クリスタは興奮しながらそう言った。
「すごい……、のかな……?」
 まあ、確かにすごいのかもしれない。軍隊の人事を変えてしまったんだからな。俺はただクリスタちゃんを守りたい一心で
やっただけなんだけど。
「それじゃ、ユウジ。明日は私、どうしたらいいの?」
 クリスタは俺に指示を仰いできた。当然だ。明日から俺が彼女の上司なんだから。これから彼女のスケジュールは俺が決める
ことになる。
「ああ、そうだな……」
「……」
「辞令が下りるのは明日の昼頃だろうから、午前中は今まで通りナナバの班で訓練をすればいいんじゃないか。午後からは俺の
ところに来て……、訓練だな」
「それで、何の訓練をするの?」
「そうだな……。何の訓練……か」
「選択肢
   乗馬の訓練をする
  →相撲の訓練をする
   プロレスの訓練をする」
 ……おい、またかよ。あのな、どこから俺に指示を出してるのか知らないが、ここは俺がクリスタちゃんをモノに出来るか
出来ないかの正念場なんだぞ。ふざけた選択肢を選んでる余裕は無いんだ……って、もう相撲の訓練をするにカーソルが付いてる
じゃねーか。こうなってしまうと俺はどう足掻いても他の選択肢を選べない……ってことか?
 わかったよ。そこまで相撲の訓練を選ばせたいんだな。そりゃあ俺だって、クリスタちゃんと相撲の訓練したいさ。それじゃ、
言うぞ。どうなっても知らないからな。

70 :
「それじゃ、相撲の訓練をしよう」
「スモウ……? 何それ?」
「相撲ってのは太った裸の男たちが土俵という円形の区域の中でぶつかり合う神事のことさ」
「神事?」
「神事ってのは……、簡単に言えば神聖な儀式のことさ」
「それを……するの? でも、それって男の人がすることなんだよね?」
「そりゃあ、神聖な土俵に女性は上がれないからね」
「それじゃあ、出来ないよね」
「そうだね、出来ないね」
「他のことをやろうよ」
「ああ、そうだな……」
 ほら、クリスタちゃん、すごいジトーッとした目で俺を見てるぜ。どうやら軽蔑されたみたいだ。こんなこと、言う前から分かってる
じゃねえか。ううっ、◯学館の某探偵漫画じゃないんだから、そんな目で見ないでくれよ。トラウマになっちまう。今度こそ真面目に選ぼうぜ。な?
「選択肢
   乗馬の訓練をする
   
  →プロレスの訓練をする」
 やると思ってたぜ……。いいさ、もう何も言わない。お前がそれでいいなら、俺もいいさ。こうなったら一蓮托生だ。行くとこまで行こうぜ。
二人でな。
「それじゃ、プロレスの訓練をしよう」
「プロレス……? 何それ?」
「プロレスってのは特別な衣装を着てリング上で行う、打撃や投げや関節技を用いた格闘技のことさ」
「へえ、格闘技なんだ。面白そうだね」
「やるかい?」
「でも、特別な衣装なんて持ってないよ」
「ま、レオタードとかでもいいんだが……」
「レオタード? そんなの持ってないよ?」
「それじゃ出来ないな」
「そう? 残念だね……」
「しょうがない、他のことをしよう」
 そりゃそうだろう? 衣装もレオタードも無いのにプロレスなんて出来るはずがない。俺も衣装なんて持ってないから、普通のパンツでやるしかない。
想像してみろよ。男がパンツ姿で下着の女性にプロレス技なんてかけてたら、そんなの格闘技じゃない。ただの変質者だろ。やらないぜ俺は、そんな事。
 ほら、やっぱりこれしか残ってないだろ。

71 :
「それじゃ、乗馬の訓練をしよう」
「えっ? でも乗馬なら、私得意だよ?」
「俺が出来ないんだ」
「えっ……?」
 クリスタは、信じられないとでも言いたげな顔をした。
「本当に出来ないの?」
 そして、念を押すように聞いてきた。
「本当に出来ないんだ」
 俺がそう答えると、クリスタは本当に理解出来ないという様子で、重ねて俺に聞く。
「でも、ユウジも軍人なんだよね? 本当はちょっとぐらい出来るんでしょ?」
「いや、全く出来ない。馬に乗ったこともない」
 この言葉は、クリスタには少し衝撃的だったようだ。この世界では、軍の人間が馬に乗れないなんて、よほどおかしいことらしい。しばらくポカーンと
俺の顔を見ていたクリスタだったが、そのうちハッと正気に返って、微笑みながら俺に言った。
「ま、そういう人もいるよね。それじゃ、これからは私がユウジに乗馬を教えてあげるね」
「ああ、頼むよ」
「任せて!」
 彼女は快諾すると、食器を片付けるために、食堂の奥に入っていってしまった。その時、俺の食器も一緒に持って行ってくれた。俺は自分でやるから
と断ったんだが、彼女に「いいから」と言われて、ここで座って待っていることにした。
「ねえ」
 すると、座っている俺の肩を何者かが叩いた。俺が顔を上げて見ると、そこにはミカサが立っていた。
「うわっ、ミカサ!」
 俺は驚いて、椅子に座ったまま後ろにぶっ倒れそうになった。
「何、その反応……?」
 ミカサは怪訝な顔で俺に尋ねてきた。
「いや、何でもないんだ。それより、何の用だ?」
 俺がそう言うと、ミカサはそれ以上気にしなかった様子で、
「後でちょっと時間とれない?」
と聞いてきた。
「それはいいが……。どうかしたのか?」
「ううん、どうもしない。ただちょっと話したいことがあるだけ」
「分かった。じゃあ、後で部屋まで呼びに行くよ」
「うん」
 そう言って、ミカサは軽く微笑むと、食堂から出ていった。そこに、ちょうどクリスタちゃんが戻ってきた。
「さっきのって、ミカサ……だよね。ユウジ、仲良いの?」
 クリスタが、ミカサが出ていった食堂のドアを眺めながら、俺にそう聞いてきた。
「ああ。まあ、同じ東洋人だしな」
「あっ……、そう言えばそうだよね。それで、ミカサが何か言ってたの?」
「なんか、俺に話があるんだと」
「そうなんだ。それじゃ、早く行かないとね」
 そう言うクリスタの表情が心なしか暗くなったような気がするが、ヤキモチ……、じゃないよなあ。いくらなんでも。
「うん。じゃ、ちょっと行ってくるよ」
「じゃあまた明日ね」
 そう言って、俺達は手を振ってその場で別れた。俺はその足で、ミカサの部屋に向かった。

72 :
次回に続きます

73 :
おつおつ
クリスタたんのエッチシーンはまだか

74 :
ドギーマン頑張れ

75 :
サシャたんの濡れ場はよ

76 :
サシャのフェラシーンはよ

77 :
クリスタ「ナナバちゃんのバナナおいしい!」

78 :
クリスタちゃんのクリちゃんもおいしいよ!

79 :
その内、ミカサかクリスタでキャラヘイト書く人が現れそうで怖い
すでに、今夏のコミケでそれ(ミカサヘイト)っぽいの有ったんだよなぁ・・・
愛がある作品なら、どんなに下手くそでも どんなにエロく無くても 心から『乙』したくなるけど、
例えどんなにエロくて、話の構成がめちゃめちゃ上手かったとしても、愛が無かったらイヤだな
でも、愛が有る = 和姦では無いんだよな、難しいな

80 :
空気読まずにまた投下です。
今回の投下で文字数4万、原稿用紙100枚突破しました。
そろそろ終わらせることを意識していきたいところです。
過去分は>>66にあります。
今後ともよろしくです。

81 :
 ミカサの部屋の前に来た。
コンコンコン
 俺はノックをして、ミカサからの返事を待つ。
「はい」
「あ、俺。ユウジだ」
「ああ、早かったのね。今出るからちょっと待ってて」
 しばらくすると、ミカサが出てきた。
「お待たせ」
 そう言って出てきたミカサは、いつもの軍服姿とは違い、白シャツ白ズボンのリラックスした格好で、首にはいつもの
マフラーを巻いていた。
「それじゃ屋上に行きましょう」
 ミカサはそう言って、屋上に行こうとする。俺はなぜ屋上に行くのかと疑問を持ったが、ここは黙って従うことにした。
「ごめんね。さっきは邪魔したかしら」
「何の話だ?」
「彼女とのこと」
 ここでいう彼女とは言うまでもなくクリスタちゃんのことだろう。
「いや、そんなことはないさ。別に彼女は俺の恋人でもなんでもない」
「でも、恋人にしたいんでしょう?」
 ミカサは俺を横目で見ながら、確信を持った笑顔でそう聞いてきた。
「他人のことに関してはえらく鋭い奴だな」
「ふふ、見てれば誰でも分かるわよ。彼女といる時のあなた、顔の表情が全然違うもの」
「そ……、そうか?」
 俺はそれを聞いて、何だか気恥ずかしい気持ちになった。もしかしてクリスタちゃんも気付いているんだろうか。
「自分で気付かなかった?」
「いや、全く……」
「そう」
 こんなことを話しながら、ミカサと俺は屋上へと続く階段を登る。俺はミカサの雰囲気が何だかいつもと違うことに気付いていた。
今まではピリピリしていた物腰が、今日は何だか柔らかく感じる。女らしくなった……というか、暖かくなった……というか……。
やっぱり彼氏が出来ると変わるものなんだろうか。
「なあ、ミカサ」
「何?」
「その、エレンって奴とはどうなったんだ?」
 俺はその答えを既に知っていたが、わざとらしく聞いてみた。
「知りたい?」
「まあ……な」
 ミカサはもったいぶってから俺に言う。
「上手くいってるわ。あなたのおかげよ」
 ミカサは小声で囁くように言った。それを聞いた時、急に俺の頭の中にあの時のミカサのあられもない姿が浮かんできた。俺は赤面
して、暗い屋上に出るまで顔を上げられなくなった。

82 :
「屋上に着いたわ」
 ミカサは屋上へと出るドアを開け、俺を外へと導いた。そして、
「今日は夜風が心地良いわね」
と言って、美しい黒髪をたなびかせ、
「ねえ、星でも見てみない?」
と促した。
「どうしたんだよ、突然」
 突然のミカサからのロマンチックな申し出に戸惑いながら、俺は夜空を見上げてみた。そこへちょうど吹くそよ風。今夜は確かに
風が気持ち良い。
「星が……綺麗だな。俺がいた世界ではこんなに綺麗に見えなかったぜ」
「そう」
 ミカサはそう言って相槌を打ってくれた。
「あれは……いて座の南斗六星だな。ってことは、こっちが南か。するってーと、こっちを向くとはくちょう座があって、あの星がデネヴ、
その上にこと座のベガ、右にいくとわし座のアルタイル、これが夏の大三角だな」
「へえ……」
 俺の博学に感心したかのように、ミカサは俺の話に聞き入っている。
「夏から秋にかけては、この夏の大三角の各辺を延長して、色々な星座を探すんだ」
「そう……。詳しいのね」
「まあな。こう見えても昔は動く星座盤と呼ばれて、夜になると友達やその親御さんによく呼び出されたりしたものさ」
「便利に使われていたわけね」
「まあ、そうとも言うけどな……」
 アレ?
 今、俺は何か重大なことを忘れてないか……? そうだよ。どうして俺がこの世界の星座を知ってるんだ? いや、違う。どうして、この世界
の星座が、俺の世界の星座と同じなんだ?
「やっぱり……、思ったとおりね」
 ミカサが狼狽える俺の様子を見て、静かにそう言った。
「どういうことだ?」
 俺はミカサに説明を求めた。
「ずっと思っていたんだけど……、あなたがいた世界と、この世界は、実は同じ世界で、時間だけが異なるんじゃないかしら」
「……」
「つまり……、ここはあなたがいた世界の遥か未来の姿で、あなたは何かの原理で、時間だけ飛ばされて来たということ」
「……」
「考えて見れば、あなたと私たちは姿形が似すぎているし、私たち二人なんて同じ東洋人同士、それに……同じ言葉を喋ってる……。
こんなこと、完全な異世界だったらありえないわ」
「……」

83 :
 その後、俺はミカサと別れて自室に戻ってきた。ベッドに仰向けになりながら、さっきのミカサの話を何度も反復し、考える。
「確かに……、ミカサの言うとおりだ……」
 だとしたら、ここは俺がいた世界から何年後の世界なんだ? 数百年とか、数千年か……?
 だとしたら……、俺は……元いた世界に戻れるのか……?
 そんなことを考えながら、うとうとと眠りに着こうとしていたら……、
ドンドンドンドン!!
 部屋のドアが激しく叩かれ、俺は何事かと思い飛び起きた。すぐさまドアに向かい、
「誰だ、どうした!?」
と呼びかける。
「俺だ、大変なことになった」
 ドアの向こうから聞こえたのは、リヴァイの声だった。
「リヴァイ兵士長……、一体どうしたんです?」
 俺はドアを開け、リヴァイに問いかけた。
「ここではまずい。とりあえず、部屋に入れろ」
 そう言って、リヴァイは強引に部屋の中に入ってきた。そして険しい顔のまま、小声で俺に言う。
「サシャ・ブラウスという娘のことは知っているな?」
 サシャ・ブラウス……。クリスタちゃんの友達の、あの娘のことだな。
「はい」
「その娘の班が、遠征の訓練中に巨人の襲撃を受けて壊滅した。壁内でだ」
「……!!!」
「知らせを受けた付近の住人が早馬を飛ばして兵団に知らせて来た」
 俺はかなり大きなショックを受けたが、努めて冷静になり状況把握を優先することにした。
「それで被害の方は!?」
「分からん、だがこれから救出に行くつもりだ」
「しかし外は真っ暗ですよ! これじゃ馬も走らせられない!」
「分かっている。だからお前に話しているんだ」
「と言いますと……」
「……お前、あのトラックとやらを運転して救出に行けるか? もちろん俺も同行する」
「場所はどこなんです!?」
「ここだ。そう遠くない」
 リヴァイはポケットから地図を取り出し、それを広げて俺に見せた。リヴァイらしからぬ精巧な地図だ。おそらく
専門家が作ったものだろう。
「ここから、10マイルぐらいか。余裕で行けますね」
「時間はどれぐらいかかる?」
 俺は地図を詳しく見ながら答えた。
「道が良ければ10分かかりません」
 それを聞いてリヴァイは驚愕した表情で言った。
「な……、そんなに速いのか……!?」
「とにかく、準備を」

84 :
 俺は急いで準備を開始した。リヴァイからトラックの鍵を受け取ると、すぐさま倉庫に向かい、トラックのカバーを外し、
中に乗り込む。限り有る燃料のことを考えると、後ろに搭載してあるミサイルは下ろしてから行きたかったが、そんなことを
している時間は無い。俺はサシャがまだ生きていることを祈って、キーを回してエンジンをかけ、ヘッドライトを点灯すると
強くアクセルを踏んで急加速で外に飛び出した。
 思ったより、道は良かった。駐屯兵団が豊富な予算を使ってしっかりと整備しているようだ。そのおかげで、俺達は現場に
急行することが出来る。
 走っていて感じたことだが、ある意味、事件が起きたのが夜で良かったかもしれない。昼だったらこの街道に、旅行者や
馬車、軍の騎馬などが大勢いて辿り着くのに余計な時間がかかったことだろう。いや、それ以前に、このトラックを走らせること
自体不可能だっただろう。
 案の定、こんな真っ暗闇の街道には誰もおらず、俺達は100km近い速度で走り、10分以内に現場に到着することが出来た。
「すごい機械だな……、これは」
 リヴァイはトラックの性能に驚いているが、俺はそれどころではない。
「そんなことより、まずはサシャを……!」
 俺とリヴァイはドアを開け、トラックから下りた。現場は凄惨な状況だった。巨人が戯れに食い荒らし、後に吐き出しのだと
思われる四肢がグチャグチャになった粘液まみれの遺体がそこかしこに転がっている。
「クッ……」
 俺はその異臭と異様な光景に頭がやられ、卒倒しそうになった。しかしサシャの顔を思い浮かべ、膝に力を込め、何とか
踏みとどまった。
「酷いな……」
 リヴァイはそう呟きながら、冷静に一体一体体を確認している。こういうところはさすが本物の軍人だ。
 これが巨人との戦闘か……。俺は今までの甘かった認識を反省し、転がる体を見回してみた。俺の場合は、リヴァイと違って、
体を詳細に確認する必要はない。サシャだけを探せばいいのだから、女性の体があるかどうかだけを見ればいい。
「頼むから見つからないでくれよ」
 祈るような気持ちで周囲を歩き回る。……無い。一体どういうことだ? サシャはいないし、体もない……。
 
ガサッ ガサッ
 探し回ったり、頭を使って落ち着いてきたのか、周囲の音が耳に入ってくるようになった。
ガサッ ガサガサッ
 なんだこの音は……? 風で木々がざわめいているんだと思ってたが、何か違うな……。これは何か巨大な生物的な……。
(巨人だ……! 暗闇の中に巨人がいる……!)
 俺は、そう直感すると、武器を取りにトラックに戻った。

85 :
 これは、5.56mm機関銃……ミニミか。これじゃ巨人の身体を貫通することは無理かもしれないな……。うわっ、これはRPG-7じゃないか!
なんでこんなものが積まれているんだ? 防衛省が研究用に少数を購入したとは聞いてはいたが……。とりあえず、これとこれは持っていか
ないとな。
 俺は武器を装備し、懐中電灯を手にとると、さっきの音がした場所に向かった。そこへ、俺に気付いたリヴァイが合流して来た。
「どうした?」
 異様な雰囲気を感じ取ったリヴァイが俺に聞く。
「どうやらあの辺りに巨人がいるみたいだ」
「何?」
 それを聞いてリヴァイは少し驚いた顔をしたが、覚悟はしていたのだろう、すぐに元の顔に戻って、
「それで、どうするつもりだ?」
と聞く。
「まずは状況を確認する。この暗闇の中だ。戦う必要が無ければさっさと撤退したい」
「だが、あの娘はまだ見つかっていないぞ」
「……」
 サシャのことだ。それは俺も気になっている。しかし、巨人が本能的に近くの人間を襲う特性があるのなら、その巨人の近くにサシャが
いる可能性が高い。
ガサッ ガサッ
 ……近い。俺は決の覚悟で、物音のする方に向けて、懐中電灯のスイッチを入れた。
「で……、でかい……」
 目の前には、15メートル程はあろうかという巨人が、大きな岩が並ぶ岩壁に身体をくっつけてガサゴソと何かをしている姿が映った。
「15メートル級か……。この暗闇の中でこんなに活発に動いているとは……奇行種か?」
 リヴァイはそれを見ながら、冷静に分析している。こういうところは、さすがプロだ。常人ならパニックで腰が抜けそうなこの状況で、
すぐ側でこれだけ冷静にいてくれるのは、本当に頼りになる。
「だ……、誰かそこにいるんですか!?」
 そこへ、突然女性の叫び声が聞こえた。聞き覚えがある……。この声は……サシャだ!!
「た、助けてください!! 巨人に襲われているんです!!」
 声は巨人が何かをしている岩陰の方から聞こえる。そうか、この巨人は岩の隙間に手を突っ込んで、岩陰に隠れているサシャを捕まえようと
しているんだな。
「サシャ!! 大丈夫か!? 待ってろ、今助ける!!」
 俺は、サシャに向かって叫んだ。
「部隊長さん!? 部隊長さんですか!?」
「そうだ!! 安心しろ!! もう大丈夫だからな!!」
 とはいえ……。状況はかなり悪いな。巨人はもうこっちに気付いてしまって、こっちを向いているし、サシャと巨人の距離も近すぎる。
これじゃ、ミニミを撃ってもうなじにダメージを与えられないし、RPGをぶっ放せば巨人は粉々になるだろうが、サシャも一緒に粉々だ。

86 :
「おい、何をしている。巨人の動きは速いぞ」
 すぐ横でリヴァイが呟く。
「分かってる、分かってるが、うなじが見えないと撃てないんだ」
「なんだ、それなら敵に後ろを向かせれば良い訳だな。お安い御用だ」
 そう言うと、リヴァイは立体起動装置のアンカーを発射して、暗闇の中に消えていった。俺は間髪入れずリヴァイに呼びかけた。
「後ろを向かせたらすぐにそこから離れてくれ!」
「分かった!」
 リヴァイは巨人の後ろに回って、巨人の後頭部から背中にかけてデタラメに切りつけた。
「クッ、明るければうなじに一撃なんだが、さすがに暗すぎるな……」
 リヴァイの攻撃は急所を掴めないが、しかしそれを喰らった巨人は、暗闇の中、俺に背後を向けて必でリヴァイを捕まえようとする。
その様子を確認すると、リヴァイは立体起動装置のアンカーを遠くの大木に撃ち込み、すばやくその場から離れた。俺はその瞬間を狙って、
ミニミの5.56mm弾を毎分1000発の速さで巨人のうなじに向けて連射する。
ドターン!!
 と大きな音を立てて、その場に前のめりに倒れこむ巨人。どうやらやったようだ。
ザッ
 同時に、リヴァイが立体起動装置を使って俺の隣に戻って来た。
「倒したようだな」
「ああ……」
 俺はなおも倒した巨人に懐中電灯の光を当てて動きを観察する。サシャを救出しようと近づいた瞬間起き上がってグワーッと襲いかかって
こられたら一巻の終わりだからだ。
「俺はあの巨人の生を確認してくる。お前は娘の救出に行け」
 そう言って、リヴァイは持参していた松明に火を灯した。
「分かった。頼んだぜ」
 承諾した俺は、懐中電灯を携えサシャが隠れている岩陰へと走った。
「サシャ!! どこだ!? サシャ!!」
 俺は彼女の名を叫びながら、懐中電灯の小さな光だけを頼りに必で探しまわる。クソッ、どうして返事が返ってこないんだ。まさか
彼女の身に何かあったのか? そんな不安を感じつつ、俺は目に付く岩の隙間に片っ端からライトを当てる。……いた!!
「サシャ!!」
 俺は、岩の隙間の中で、よほど怖かったのだろう、頭を抱えてうずくまって震えているサシャに大声で呼びかけた。
「あっ、ぶ、部隊長さん!?」
 ようやく俺の声が届いたのか、彼女は顔を上げ俺の方を見た。

87 :
「大丈夫か!? 出れるか!?」
「は……、はい!!」
 そう言って、まだ助かったという実感が沸かないのだろう、蒼白な顔をして岩の隙間から外にでようとするサシャ。
「あっ!」
 しかし、両手両足に力が入らないのだろう。岩のくぼみに手足がかからず、何度もズルズルと滑り落ちてしまう。
「待ってろ、手をかしてやる」
 見かねた俺は、岩の隙間に手を突っ込んで、サシャの右手を握ると、全身の力で一気に彼女を引っ張りあげた。
ズルッ
 出てきた瞬間、腰を抜かしてその場にへたり込んでしまうサシャ。そんなサシャの背中をさすりながら、
「怖かっただろう。もう大丈夫だ」
と安心させるべく呼びかける俺。
「ありがとうございます……。もう大丈夫です……」
 じきにサシャは安心してきたようで、呼吸を整えてゆっくりと立ち上がった。
「お……、おい、本当に大丈夫か?」
 まだふらつく彼女を心配して声をかける。
「は……、はい」
 その時、彼女の膝が力なく折れ曲がり、俺に向かって倒れかかってきた。
「わっ!」
 俺は彼女を転ばせまいと全身を使って支えたが、その姿勢が恋人同士が抱きあうような形になってしまった。びっくりして、思わず声を出す俺。
「す、すみません! 部隊長さん……!」
 サシャは慌てて離れようとする。が、俺は彼女の腕をぐっと掴んで離さない。
「いや……、いいんだ。このままで」
 そう言って、俺はその姿勢のまま反転し、彼女に背中を向けると、未だガクガクと震えている彼女のひざの裏に手を回し、そのまま背中にしょって
おんぶしてやった。
「あ……ありがとうございます……」
 割と長身な彼女は、恥ずかしそうに俺の後ろでそう呟くと、自分から身体を密着させてきた。
ドキッ
 彼女の息や、柔らかい身体の感触が俺の背中に伝わり、心臓が鼓動を上げる。
(確かに……、このほうがおんぶしやすいっちゃーしやすいんだけど……)
 俺の血流が下半身の一部分に集中し、ちょっと歩きにくくなった。

88 :
 サシャがいた岩場から出ると、リヴァイが暗闇の中さっき倒した巨人のうなじ部分をまじまじと観察しているのが見えた。
「リヴァイ兵士長!」
 俺が呼ぶと、リヴァイはこちらに気付き、俺の背中にいるサシャを見つけて言った。
「良かった。その娘は無事だったんだな」
「行きましょう、リヴァイ兵士長」
 この巨人は倒したとはいえ、他にもまだいるかもしれない。サシャの班を襲った巨人が一体だとは限らないのだ。それにこの暗闇だ、もし戦闘に
なったら次も勝てるという保証は無い。俺はリヴァイを促し、早くこの場から離脱することにした。
「こ……、これは……?」
 トラックを初めて見るサシャは、目を見開いて驚いていた。
「兵団が極秘に開発している最新式の馬車だ。極秘だから絶対に誰にも言うなよ。人に話すならお前を消さなきゃならん」
 リヴァイが心にも無いことを言って、サシャに脅しをかけた。
「ところで、これからどうするんです?」
 俺はトラックを運転しながらリヴァイに尋ねた。
「この近くに俺の縁者が経営している宿がある。今日のところはそこに泊まる」
「トラックはどうするんです?」
「その宿にでかい馬小屋がある。今夜はそこに隠して、明日エルヴィンにでもカバーを持って来てもらうさ」
「分かりました」
 俺はリヴァイの指示に従って、その宿に向かった。
 宿に着くと、リヴァイの縁者という男が俺達を出迎えてくれた。この男も元軍人なのだろうか。ただ者ではない気配を感じる。
「よく来たなリヴァイ。言われたとおり馬小屋は空けといた。中も見えないようにしてある。自由に使うがいい」
「すまんな、恩に着る」
 リヴァイは男にそう言って、俺にトラックを馬小屋に入れるように指示を出した。
「また何か怪しげな兵器でも開発しているのか?」
「まあな。そんなところだ」
 どうやらこういうことは初めてではないらしい。ま、そのほうが俺達にとっては都合が良いが。
「部屋は何部屋必要だ? 二部屋か? 三部屋か?」
 男がそうリヴァイに聞いた時、リヴァイが俺の方を見た。
「な……、なんです?」
「どうなんだ? 二部屋か? 三部屋か?」
 慌てる俺に、なぜかそんなことを聞くリヴァイ。おいおいおい、これってセクハラじゃねーのかよ。俺は反射的にサシャの顔を見た。
サシャは真剣な顔で俺の方を見ていた。その後、俺は気付いた。あ……、これこそセクハラじゃねーか……。
「あの……、三部屋で……」
 俺は慌てて顔の向きを戻し、小声でそう答えた。
「ということなんで、三部屋だ」
 リヴァイは口元に笑みを浮かべながら、宿の経営者の男にそう答えた。俺はその時思ったが、意外とこの人、リヴァイ兵士長は結構
お茶目な人なのかもしれない。

89 :
「ふう」
 俺は割り当てられた部屋に入ると、さっさとシャワーを浴び、歯を磨き、パジャマに着替え、ベッドに横になった。
「今日は色々あって疲れちまったよ。とっとと寝よう」
 そう独りごちながら、ランプの火を吹き消し、部屋を真っ暗にする。
 ……。
 ……。
 ……寝れない。
 当然だな。あんなスリリングなことがあった後だ。実はまだ心臓がバクバクしてるんだぜ。
トントントン
 その時、俺の部屋のドアが3回軽くノックされた。
 誰かな……? まいった。今日に限ってランプの火を消しちまったから、暗くて何も見えない。ベッドからドアまで歩くのも一苦労だ。
「誰? 何か用?」
 俺は何とかドアまで辿り着き、ドア越しに外にいる人間に呼びかけた。
「私です……。ちょっといいですか?」
「ああ、サシャか」
 俺はドアを開けた。サシャは薄暗い廊下の中でカンテラを持って立っていた。
「どうしたの? 何かあった?」
 俺は心配してサシャに尋ねる。
「すみません、ちょっと入っていいですか?」
「あ……、ああ、どうぞ」
 そう言って、俺は部屋にサシャを招き入れる。サシャが持っているカンテラのおかげで、部屋の中がぼんやりと明るくなった。とりあえず、
サシャのカンテラから火を借り、部屋のランプにも火を点けた。これで大分明るくなった。それでもまだ暗いが、この世界では夜はこんなもんだ。
 サシャが椅子に座ったので、俺はベッドに腰をかけた。
「……」
 そして、しばしの沈黙。とりあえず俺は、こういう時、何を言っていいのか分からない。
「あの……寂しくて、なんだか震えが止まらないんです……。今夜は一緒に寝てもらえませんか……?」

90 :
「……」
「……」
「……」
「……」
 ……えっ? 今、何て言ったの? 寂しくて、震えが止まらなくて、一緒に寝て欲しいって?
「あの……、サシャ?」
「駄目ですか……?」
 今さら気付いたが、サシャはパジャマ姿で、自分の枕まで持って来ていた。この部屋で俺と一緒に寝る気満々だ。
「そ……そりゃあ、駄目だよ……」
「どうしてですか……?」
 こういうことを意識すると、どうしても目線が、サシャの胸とか、あそことかに行ってしまう。
ごくっ
 サシャのパジャマの襟から胸の谷間が見える。いや、見えるだけじゃない。そこから、芳しい匂いというか、女性フェロモンが漂って
いることさえ感じられる。パジャマのズボンの下にはパンツを穿いているんだろうか。穿いているんだとしたら、どんなパンツを穿いて
いるんだろうか。そのパンツの中はどんなふうになっているんだろうか。匂いや女性フェロモンがかなり充満しているんだろうか……。
そんなあらぬ妄想まで抱いてしまう。
「だ……だめだめ、女性フェロモンにやられて、エッチしたくなっちまうから、本当に駄目なんだ」
 俺は冗談めかしてそう言った。これで彼女も諦めるだろう。と思ったのだが……。
「エッチしたくなるんですか? それなら……、エッチしましょうよ……」
 え……ええっ!?
「据え膳食わぬは男の恥ですよ」
 そう言って、彼女は椅子から立ち上がり、俺にキスをして、そのまま俺をベッドに押し倒した。

91 :
次回に続きます

92 :
キターーーーー(゚∀゚)ーーーーーッ!

乙! 続きはよ!

93 :
>>79
雑談の流れを断ってしまいすみませんでした。
私が思うに、作品への愛というのは、作者が好きな(書きたい)作品を書いている
時にしか出てこないものだと思います。
他人の意見を気にしながら書きたくもないシチュエーション等を書いていると、
その作品のみならず、その作品に出てくる登場人物にも愛情を持てません。
私の作品も色々と批判があることは分かっていますが、結局は自分が書きたいものしか書けません。
愛がある= シチュエーションの問題ではなくて、作者が自分の好きな作品を書けているかどうかだと思います。

94 :
ドギーマンええこというやん
このスレはNTR排除の声がでかいが
好きなキャラほどいじめたいという変態の旦那もいるんやで

95 :
ドギーマン 毎回読んでるけど エロくはないけどおもしろいよ
おもしろければNTRだろうがなんだろうがいいよ つまんなきゃ読まないし
気にせずどんどん書きなよ

96 :
俺もNTRは嫌いじゃないな
でも、俺の場合は『俺 →← ヒロイン ← 主人公』っていう関係を勝手に妄想してて、
主人公とヒロインが楽しそうにセクロスしてるのを見て
『俺の〇〇ちゃんが、あんな奴と幸せそうにセクロスする淫乱だったなんて・・・』って思うと凄く興奮する。
主人公が俺(読者)に見せ付ける様にヒロインを調教してた奴はフルボッキした。
特に、主人公がニヤニヤしながら「しゃぶれよ」って言って突き出した汚いチンポを、
大好きなヒロインが嬉しそうに頬張ってたシーンはヤバいかった。
だから、純愛なんか好きじゃないのに、NTR好きとも分かり合えないから悲しい

97 :
俺→←ヒロイン
とか言う時点で既にNTRとかそういう問題じゃなくなってる

98 :
別にNTRを排除してるわけじゃない。
御託ばっかりで全然SSを書かないNTR厨はいらないだけ。

99 :
性癖自慢にかける時間をSSにかけたらいいのにね

100 :
ミカサみたいなgorillaのエロなんか要らないから、もっとクリスタちゃんのエロ書けよ
勿論エレンとの和姦でよろしく

101 :
>>94
正直な話、純愛()は興奮出来ないから要らないよね
だからさ、この現スレはNTRや陵辱を中心に進めて、純愛とかは別のスレでヒッソリやって貰うってのはどう?
それなら自分も書いてみようと思うんだけど

102 :
わけわからん

103 :
>>101
御託はいいから、書く気があるならとっとと書け

104 :
こうなるとアンチNTRが基地外NTR厨を演じているのではないかという気もしてくる
だが別スレでガチの基地外NTR厨を見たことあるから本気だったとしても驚かない

105 :
>>104
NTR厨もアンチNTR厨も無駄に長文を書いてかつミカサについてばかり語っているの見ると
同一人物に思えてしまう

106 :
NTRの話はもういいよ・・・

107 :
クリスタちゃんはオナニーしますか?

108 :
するよ。寂しがりやだからいつもする。

109 :
もっと書き手が書きやすい環境を作る為に、テンプレを見直したり改変したりした方がいいんじゃないですかねぇ・・・
あれはダメだ、これもダメだって言われると書き手も困るでしょ
書き手はん、このスレはエロくて愛さえ有れば何だってええんやで(ニッコリ
くらいのスタンスで待ち構えんと、誰も投稿してくれなくなるで

110 :
>>108
サシャちゃんもしますか?

111 :
前スレもアルミン×サシャ小説が変な奴がいちゃもんつけたせいで
書き手さんが逃げちゃったんだよね
職人さんは空気を読まずにばしばし投稿してくれ
苦手な内容だったらこっちから避けるから

112 :
>>110
サシャちゃんも時々するよ。性欲が溜まった時にする。
頻度はクリスタちゃんの方が多い。

113 :
>>109
テンプレは別に制限かけてないでしょ。当たり前のことが書かれているだけ

114 :
うん、どう考えてもテンプレは関係ない。っつかここのテンプレはまだシンプルなほう
ただ語気が強いから、第一印象で「あー、なんかあったスレなんだろうなー」というのは感じるかもw

115 :
進撃の女たちを侍らせて4Pしたいわ

116 :
進撃の巨人の女の子たちはかわいい

117 :
ミカサちゃんも、サシャちゃんも、クリスタちゃんも
みんなかわいい

118 :
ミカサちゃんって性欲溜まったらどう処理するんだろう
エレンは相手してくれないだろうから、モブとか変態の旦那辺りに輪姦させるのかな?
それとも、オーソドックスにエレンのおぱんちゅクンカクンカしながらオナヌーするのかな?
クリスタちゃんとサシャちゃんは俺が処理してあげてるから良いけど、ミカサちゃんとアニちゃんは心配だなあ

119 :
ミカサちゃんは筋トレで性欲を発散してるから大丈夫だよ。
アニちゃんは筋トレもするけど時々オナニーもするよ。

120 :
ミカサちゃんとサシャちゃんとクリスタちゃんが
レズ3Pしてたら最高だなあ
みんなお互いのことが大好きで、いちゃいちゃべたべたしてるの
恥ずかしいとこさわさわしあってるの
ああ 想像するだけでかわいすぎる

121 :
>>120の光景を見ながらシコるアルミンを見ながらライナーがシコってる所まで受信した

122 :
>>121
やったー!
その光景を見てシコるアルミンきゅんなんて最高に可愛いよね!
女の子たち3人がオードブル・スープ、メインディッシュだとしたら
アルミンきゅんは食後にいただく甘〜いデザートかな?
ああ〜 フルコースで食べたいよう

123 :
ドギーマンの生しヤバい

124 :
俺、もしクリスタちゃんにオチンチンしゃぶられたら、3秒くらいしか我慢出来ないと思うわ

125 :
巨人との戦いより女キャラの私生活に興味がある俺は異端ですか?

126 :
サシャは 食い物貰う代わりにヤらせてあげる話くらいしか想像し辛いな
クリスタは 特定の相手(男)が居ないから、レイポポとかユリユリ等を中心に増えそうかな
アニは 兄貴やミンミン、ベルオさんが相手の話が中心に増えそう
ユミルやリコたん、ペトラ姉さんは人気無さそうだから なかなか増えないだろうな

127 :
アルミンきゅんがサシャたんやクリスタたん辺りを調教するお話マダー?

128 :
ミカサ   C〜E
クリスタ A〜C
サシャ D〜F
アニ B〜D
ユミル  絶対A
ペトラ  C〜E
エロ漫画やエロ小説に於ける、進撃の主要女子キャラクターのおっぱいの大きさの許容範囲
クリスタは勿論の事、ミカサやアニもだいぶヒンヌー(よくてDカップ位)の方がリアルで可愛いと思う
サシャは原作ではヒンヌー寄りっぽいが、何故かサシャだけは巨乳化してても許せる

129 :
ハーレム作品が大好物なのだが、主人公が影が薄い上に魅力が無いので、どうも棒役に使いづらい
エロ漫画でミカサの相手にエレンが使われてない理由が少しわかった気がする。
はぁ・・・、個人的に、主人公が複数の美女にスッカラカンに搾り取られる話は大好きなんだがなあ・・・
集団で変態の旦那に捕まる話とか、軍の性欲処理係にされる話じゃないとアカンのかなあ・・・

130 :
クリスタちゃんは何となく、男を誘惑するのが上手そうな、小悪魔っぽいイメージがある。
逆に、ミカサちゃんはエレンに色気を振りまいて一生懸命誘惑しても、空回りしてそうなイメージ。
サシャちゃんは、週に2〜3回くらいのスパンで適当な男と情事を交えて、溢れ出る性欲を発散してそう。
アニたんもセックスアピールは下手そう

131 :
エレンとミカサの性交が和姦に見える?
俺にはそうは見えないわ
エレンの事も考えてやれよ

132 :
待ちに待った別マガの発売日だー! いやっほう!
クリスタちゃんに会えるかなーーーーっ? と

133 :
そこまでエロく無くても良いから、キャラへの愛情がヒシヒシと伝わってくる作品が読みたい。
最近
純愛モノやNTRモノみたいにテンプレがはっきりした作品をテンプレ通りに書いて、
その性癖をもった人を味方にしようとしてる人が増えてきてる気がする。

134 :
個人的に
ヌッチャヌチャな和姦>>>鬼畜レイプ・輪姦>>>>下手くそなNTR>テンプレ通りの和姦
ミカサがエレンとヌッチャヌチャのラブラブセックスする話とか、キモデブに輪姦される話とかもっと見たい
クリスタやサシャも、もっと輪姦されたりして欲しい

135 :
どんなのでもいいから誰か書いて〜
書いてプリーズ

136 :
ほとんどの男は、泣き喚く女を見ると性的興奮をするらしい
だから、適当にミカサやクリスタ辺りを泣き喚かさせておけば、ある程度はエロくなる
簡単っすね

137 :
友「本編の巨人にチン〇なんて無いし 異種姦にも全く興味無いから
ミカサやサシャやクリスタが巨人に挿入されてても興奮出来ないわ〜」
俺「じゃあモブ兵士に輪姦される系は?」
友「好きな娘がDQNにヤられてても腹がたつだけだろww」
俺&友「もうレズで良いや」
進撃女子はみんな可愛いから みんな百合百合してれば良いかってなった

138 :
だまれ

139 :
性癖語りしているやつが○○が嫌だー嫌だーうるさいせいで
職人さんが投稿を躊躇しているとかないよね?

140 :
気の弱い職人さんだったら躊躇するだろうね

141 :
クリスタちゃんのおフェラで果てたい

142 :
たまに18歳未満にしか見えない書き込みしてるヤツも居るよな

143 :
今日やっと別マガ新刊が読めた。
クリスタちゃんに出番が回ってきたようで燃えた。
モチベも上がるなあ。

144 :
久しぶりに進撃のエロパロスレ覗いてみたら、2つ目のスレの140近くまで延びてたから
どんな超大作が投下されてるんだろうwktkとか思ったら コノザマだぜ

コテハンが一人で頑張ってるくらいで 後は妄想と性癖語りオンリーじゃねーか
純愛厨はNTR厨に触んなよ、ただの荒らし目的なんだから

145 :
例え荒らしと言えども、「やっぱり純愛はつまらん」的な事を言われたら、そら落ち込みますよ。
ちっぽけな頭をフル活用して書いた作品を、自分の性癖に合わないからと言った理由で貶されたら 傷つくよ。

146 :
このスレ自分で作品を投稿しない奴がいろいろ文句垂れてて
前スレでもそのせいでアルミン×サシャ小説書いてた職人さんが怒って逃げて未完になってた
投稿する気がないやつはROMってろよ

147 :
スレ立てた奴はもっと頑張れよ

148 :
まとめサイトの運営者ももっと頑張れよ

149 :
逆手コキって萌えるよな

150 :
クリスタにパイズリさせたら、やっぱり違和感有るか

151 :
愛が有れば関係ないよ

152 :
私は一向に構わんッ!

153 :
ドギーマンが来るまでひたすら全裸で待機

154 :
9巻が出るまで続き書けない

155 :
これから投下します。今回は結構間が開いてしまいました。
もっと早く投下して来月ぐらいまでには終わらせたいです。
んで、次のを書きたい。
過去分を更新してUPしました。(誤字修正なし、加筆なし)
http://www1.axfc.net/uploader/Sc/so/377771.txt
パスワード:yumiru
今後ともよろしくです。

156 :
「あの……」
「ユウジさん」
 俺が声を発しようとすると、サシャは再び俺の言葉を遮った。
「ユウジさんは私の命の恩人ですし、私もユウジさんになら何をされてもいいと思ってます。
悪いと思うことなんて、何も無いんですよ」
 ごくっ。サシャにそう言われて、俺は生唾を飲み込んだ。
「だ……、だけど……」
「それに……、さっき助けに来てくれたユウジさん……。すごく、カッコ良かったです……」
 サシャは、そう言って目を伏せた。
 ドキッ!
(うっ、なんてセクシーな……)
 俺はもう我慢できず、再びごくりと生唾を飲み込んだ。
「ほ……、本当にいいの?」
「はい……」
 サシャは小さく頷いた。
「そ……、それじゃ失礼して……」
 と変なことを言いながら、俺はサシャに擦り寄って抱きついた。サシャは俺に抱きつかれても、嫌がりもせずじっとしていた。そして、
俺はサシャのふんわりとまとめられた髪の毛に顔を埋めると、す〜っと深呼吸をした。女の子の芳しい匂いが鼻腔一杯に拡がる。
「あんっ……、ユウジさん……」
 こんなことをされて恥ずかしかったのか、気持ち良かったのか、俺にしっかりと抱きついて甘えた声を出すサシャ。
「サシャ……、いい匂いだ……」
「そんなこと……」
 サシャは恥ずかしそうに否定するが、俺には良い匂いにしか思えない。香水やシャンプーのような人工的な匂いではないが、早春の森林
のような爽やかな自然の匂いがする。誰のでもない、サシャの匂いだ。
 俺は、そのまま何度も何度も深呼吸をして、サシャの匂いを心ゆくまで堪能し、興奮してきた俺は、再びサシャと熱い口づけを交わした。
「んっ……」
 サシャの口からか細い声が漏れる。いつしか、サシャの頬は紅潮しているようだった。
 俺はサシャとキスをしたまま、無言でサシャのパジャマの上着のボタンを外しにかかる。左手でサシャを抱きながら、右手だけでゆっくりと
ボタンを外していくが、サシャは全く抵抗しようとしない。ボタンはすぐに全て外され、サシャのスレンダーな体の中心線が、首筋から胸の谷間、
へその下の辺りまで、露わになった。そのままサシャの身体を持って左右に揺さぶるか、シャツの開き部分をつまんで横にずらしてやるだけで、
今は薄い布で隠れている乳輪や乳首すらも見えてしまうだろう。
 俺はすぐにでもそれらを見たい気持ちに駆られたが、まずはパジャマのシャツの内側に右手を滑りこませ、触感でサシャの身体を楽しむことにした。
 サシャの衣服の内側で、蛇のように蠢く俺の手。サシャの、体型の割にふくよかな胸、無防備な脇、細いウエストを、衣服の下から無遠慮にまさぐる
俺の右手。

157 :
ごめん、ミスった。
>>156は無かったことにして下さい。

158 :
「ん……」
 俺とサシャはベッドに寝転がったまま、しばらくの間お互いの唇を求め合った。目を閉じると、つい先程まで巨人と戦っていた時の
光景が鮮明に思い出される。俺はあの巨人を倒し、サシャを助けた。あの時、もし俺がんでいたら……、もし俺たちが着くのが数分
遅れていたら、俺達がここでこうして抱き合っていることも無かっただろう。
「サシャ……」
 俺はサシャから唇を離し、彼女に呼びかける。
「ん、何ですか……?」
 サシャは微かに恥じらいを含んだ表情で、俺の顔を見る。
「俺さ、今すごく生きてるってことに感謝してるんだ。こんな気持ち、生まれて初めてかもしれない」
 彼女は黙って俺の話を聞いている。
「リヴァイ兵士長から、君の危機を知らされた時、俺は無我夢中で助けに走った。自分の命に変えても君を助けたいと思った。その時、
俺は気付いたんだ。君のことが好きなんだって」
「……」
「でもこれはライクであって、ラブじゃない。君のことを好きだけど、愛してるわけじゃない……、と思うんだ」
 俺がそう言い終えると、彼女は穏やかな表情で静かに口を開いた。
「愛してもいない人のために命を張れるんですね……。面白い人……」
「君だってそうじゃないか。女で、その若さで……。調査兵団はかなり危険な所だと聞いたぜ?」
「まあ……、そうですけど……」
 サシャはそう言うと、身体を起こし、ベッドの上で三角座りをした。
「でも、それを言ったらユウジさんもそうですよね?」
 うっ……、実はそれには深い理由が……。俺は、しかし痛いところを突かれた気持ちになった。
「ま……まあな」
 と、ともかく、この話はもう終わりだ。そういえば、さっきサシャは俺のことを階級名ではなく名前で呼んだな。彼女なりの親近感の表現なん
だろうか。
「そ……そうだ、サシャ」
「ユウジさん」
 サシャは俺の言葉に、言葉を被せてきた。
「愛していない人のために命を張れるのに、愛していない人とセックスすることは出来ないんですか?」
 彼女はちょっと上目遣いになって、俺の心理を伺うような様子で聞いてきた。
「い……、いや、そんなことは……。ただ……」
「……」
 彼女は黙って俺の言葉を待っている。
「ただ……、こんな気持ちでするのは……、サシャに悪いかな……と思って」
「……」
「……」
「……」

159 :
「あの……」
「ユウジさん」
 俺が声を発しようとすると、サシャは再び俺の言葉を遮った。
「ユウジさんは私の命の恩人ですし、私もユウジさんになら何をされてもいいと思ってます。
悪いと思うことなんて、何も無いんですよ」
 ごくっ。サシャにそう言われて、俺は生唾を飲み込んだ。
「だ……、だけど……」
「それに……、さっき助けに来てくれたユウジさん……。すごく、カッコ良かったです……」
 サシャは、そう言って目を伏せた。
 ドキッ!
(うっ、なんてセクシーな……)
 俺はもう我慢できず、再びごくりと生唾を飲み込んだ。
「ほ……、本当にいいの?」
「はい……」
 サシャは小さく頷いた。
「そ……、それじゃ失礼して……」
 と変なことを言いながら、俺はサシャに擦り寄って抱きついた。サシャは俺に抱きつかれても、嫌がりもせずじっとしていた。そして、
俺はサシャのふんわりとまとめられた髪の毛に顔を埋めると、す〜っと深呼吸をした。女の子の芳しい匂いが鼻腔一杯に拡がる。
「あんっ……、ユウジさん……」
 こんなことをされて恥ずかしかったのか、気持ち良かったのか、俺にしっかりと抱きついて甘えた声を出すサシャ。
「サシャ……、いい匂いだ……」
「そんなこと……」
 サシャは恥ずかしそうに否定するが、俺には良い匂いにしか思えない。香水やシャンプーのような人工的な匂いではないが、早春の森林
のような爽やかな自然の匂いがする。誰のでもない、サシャの匂いだ。
 俺は、そのまま何度も何度も深呼吸をして、サシャの匂いを心ゆくまで堪能し、興奮してきた俺は、再びサシャと熱い口づけを交わした。
「んっ……」
 サシャの口からか細い声が漏れる。いつしか、サシャの頬は紅潮しているようだった。
 俺はサシャとキスをしたまま、無言でサシャのパジャマの上着のボタンを外しにかかる。左手でサシャを抱きながら、右手だけでゆっくりと
ボタンを外していくが、サシャは全く抵抗しようとしない。ボタンはすぐに全て外され、サシャのスレンダーな体の中心線が、首筋から胸の谷間、
へその下の辺りまで、露わになった。そのままサシャの身体を持って左右に揺さぶるか、シャツの開き部分をつまんで横にずらしてやるだけで、
今は薄い布で隠れている乳輪や乳首すらも見えてしまうだろう。
 俺はすぐにでもそれらを見たい気持ちに駆られたが、まずはパジャマのシャツの内側に右手を滑りこませ、触感でサシャの身体を楽しむことにした。
 サシャの衣服の内側で、蛇のように蠢く俺の手。サシャの、体型の割にふくよかな胸、無防備な脇、細いウエストを、衣服の下から無遠慮にまさぐる
俺の右手。

160 :
(こ……、この状況は改めて冷静になって考えると……)
 すごい状況だ。
 一度食事を共にしただけの、ほとんど初対面と言ってもいいような可愛い女の子の衣服の下に俺の手がもぐり込んで好き勝手をやっているんだぞ……。
性的なことをだぞ……。それにしてもきめ細やかな肌だ、触ってるだけでも気持ちがいいぜ。こことか、すごく柔らかくってぷにぷにしてるしな……。
「っ……!」
 その瞬間、サシャの身体が緊張で硬直する。俺の右手の指先が、サシャのバストの先端の突起に触れたのだ。
「サシャ……?」
 夢中になってサシャの身体を触っていた俺は、そのことでふと我に返ってサシャに声をかけた。
「ううん……。なんでもないんです。ちょっと驚いただけ。続けて……触って下さい」
「う……、うん」
 サシャがそう言ったので、俺は再び手を動かし、サシャの身体を、主に触覚と嗅覚で味わう。サシャの髪の毛を、身体の匂いを、首筋と耳の裏の匂いを
思う存分嗅いでいるだけでイってしまいそうになるのに、手はサシャの絹のようなきめ細やかな肌に吸い付いて離れようとしないし、まだ俺の視覚、聴覚
味覚はかなりの部分温存されているというのだがら、気が遠くなるセックスだ。地球一周を踏破するよりも先が長いようにすら錯覚してしまう。
「サシャ、脱がすよ」
 俺はそう言って、サシャに考えさせる隙も与えず、素早く彼女のパジャマのズボンを剥ぎとった。
「きゃ……!」
 顔を赤くして、小さく悲鳴を上げるサシャ。この仕草が堪らなく可愛らしい。
「そ……、そんないきなり……」
 そう言って、ぼそぼそと俺に抗議するサシャ。しかし、俺はそんなこと意にも介さない。
「サシャ、もっとよく見せてくれ」
 そう言って、俺はサシャの両足を両手でつかみ、そのままサシャの脚を大きく開かせる。彼女は抵抗して脚を閉じようとはしなかったが、両手で真っ赤に
なった顔を覆うぐらいには恥ずかしがっていた。
「サシャ……」
 そして俺は広げられたサシャの股間をじっと見る。ずっと気になっていたことに答えが出た。サシャはパジャマのズボンの下にパンツを履いていた。しかも
純白の綿のパンツだ。
「あの……」
 サシャは両手で顔を覆った姿勢のまま、指の隙間からこちらを覗き込みながら話かけてきた。
「すみません……。遠征の訓練で来てたので、色気の無いもので……」
 そして何かと思えばこんな可愛らしい言い訳をする。
「ううん、全く、全然、そんなことないよ!」
 俺は心からサシャの言葉を否定する。女には解らないかもしれないが、この純白の綿パンこそ男にとって至高の萌えアイテム。最強の中の最強。ザ・キング・
オブ・パンツなのだ。無意味にヒラヒラが付いたフリルパンツとか、赤とか黒とかのスケスケのイカニモといった形の勝負パンツなど邪道だ。海◯雄山に見せたら
女体ごとひっくり返してわめきちらすに違いない。おっと話がズレた。閑話休題。ともかく、海◯雄山も俺の意見に賛同するに違いないという話だ。
 さて。
「それでは、サシャちゃん、覚悟は出来ているかな?」
 俺はあまりの嬉しさにキャラが変わっている。
「えっ? えっ?」
 俺のあまりの豹変ぶりに、サシャが驚いて目を丸くしている。
「サシャちゃん! サシャちゃーん!!」

161 :
ばふっ!
 そう言って俺はサシャの股間に顔をうずめて、パンツに頬ずりをする。すごく良い肌触りだ!
「えっ!? ええっ……!?」
 サシャは慌てて目を白黒させている。
「う〜ん、良いよ。すごく良いよ、サシャちゃ〜ん!」
 そんなことを言いながら、俺はサシャのパンツ越しに、股間の匂いを嗅いだり、口で咥えたり、顔を押し付けたりする。
「あ、あの〜、ユウジさん……?」
「サシャちゃ〜ん! サシャちゃ〜ん!」
 俺はサシャの呼びかけにも構わず、トランス状態でサシャのパンツに顔を擦り付ける。
「ユウジさん!」
 サシャはついに大声を出して俺を呼んだ。
「はっ……!」
 その声でやっと正気に戻った俺。
「あの……。ユウジさん、どうしたんですか……?」
「ご、ごめん……、あまりにも嬉しくてつい……」
 それを聞いてサシャは呆れたような顔で笑った。
「もう……。普通にやりましょう? ね?」
「あ……、ああ。そうだね。で、でも言い訳をさせてもらうと、海◯雄山だって俺と同じことをやるに違いないんだぜ?」
「何を言っているのかわかりません」
 サシャはピシャリとそう言うと、無言で俺のズボンを脱がせてきた。
「わあ、すっごい大きくなってる」
 張り裂けんばかりに膨張した俺の超硬質ブレードを見て嬉しそうに呟くサシャ。そして彼女はあろうことか、それを口に含み
食べてしまおうとする。いや、違う。これは……。吸って……、舐めて……、楽しんだら後で吐き出す気だな……。くっ、この
巨人め……。気持いいじゃねぇか……。これは……、やばいな。早く立体起動装置のアンカーを射出して退治しないと……。
 なんてふざけたことを考えていたら、本気で気持ち良くなってきた。
「さ……サシャ、やばい……イきそう……」
 サシャはかまわず俺の愛の如意棒を刺激し続ける。
「うっ……!」
 そして、俺はサシャの口の中で果てた。
ごっくん……
 サシャはあろうことか、俺の精子を一滴残らず嚥下してしまった。
「お、おい……」
「う〜ん、これは思ったより濃厚……ですね」
 そう言って俺の顔を見て笑う彼女の笑顔が愛おしくて、俺は射精直後にも関わらず瞬間湯沸かし器的に発情した。
「サ、サシャ〜〜〜!!」
 そして俺は彼女に覆いかぶさって、今度は俺から彼女をベッドに押し倒した。

162 :
次回に続きます

163 :
乙!

164 :
ドギーマン乙
「サシャちゃーん!」ってシーンが個人的にツボ

165 :
前戯やキスだけでアヘアヘしちゃうミカサが書きたいのに 仕事が忙し過ぎて書く暇が全くねえよ
会社辞めてえなあ

166 :
クリスタたんの和姦シーンはよ

167 :
サシャ万歳

168 :
くりくりクリスタちゃんはイケメンとのイチャラブセックスしか認めないよ

169 :
クリスタちゃんとラブラブHしたい

170 :
クリスタちゃんは天使だからレイプしてはいけません

171 :
これから投下します。
いつも感想有難うございます。
過去分は>>155にあります。
今後ともよろしくです。

172 :
 セックスとは生命の喜びであると思う。生きていることを二人で喜び合う行為。それは最初、自分が生きていることへの
喜びであったものを、相手が生きていることへの喜びへと変える。それこそが愛であり、愛とはセックスから生まれるのだと思う。
 
 俺がサシャをベッドに押し倒すと、彼女は俺をがっしりと抱きしめて、逆に俺をベッドの上に横倒しにし、二人できつく抱き合った。
そうしてサシャと俺は至近距離から見つめ合い、サシャは俺に笑いかけてきた。俺は実のところすごく緊張していたが、彼女が笑いかけてきたから、
思わず照れ笑いを返した。
「サシャ……」
「ユウジさん……」
 そして俺達はキスをする。長い長い、優しいキス。呼吸が止まりそうになる。
 そしてやっと唇が離れた。一瞬の深呼吸。そして……。
「ユウジさん……、好きです……」
 それは、サシャからの愛の告白だった。
「サシャ……」
 俺は彼女の目をしっかりと見つめながら、思いを巡らせた。
 サシャ……。彼女は田舎で生まれ、苦しい生活を狩りをして暮らしてきた。調査兵団に入ったのは「お腹いっぱい食べるため」だという。
こんな健気な子が、あんな恐ろしい目にあって、それでもまた、あの強大な敵、巨人に立ち向かって行かなければいけない。こんなことを
していたら、いつか……、そう遠くない未来に彼女はんでしまうんじゃないか……。
 これは悲観論じゃない。現実を直視すれば当然の推測だ。言うまでもなく俺は、彼女を助けたい。……んでほしくない。
 これは、「愛」なんだろうか? わからない。
 「愛」であって、そうじゃない気もする。じゃあ、愛って何だ?
 俺は、親から矛盾することを教わってきた。男が愛することが出来る女性は一人だけだと。だが、今の俺の気持ちはどうだ? 俺は……彼女、
クリスタちゃんにんで欲しくないと思ってる。どんなことをしてでも彼女を守りたい。彼女が生きていることが俺の幸せだ。だが、サシャも
んで欲しくない。どんなことをしてもサシャを守りたい。サシャが生きていることが俺の幸せだ。
 ……。もしかすると……。
 もしかすると……、ミカサも……。
 俺は……、浮気者なのかな……。
「サシャ……。愛してる……、と、思う……」
 俺の口から、自然と言葉が流れでた。
 それを聞いて、サシャが泣きそうな顔で笑った。
「はい……。なんだか変な言い方でしたけど、そう聞くと……、嬉しいものですね……」
 これでサシャと俺は恋人同士なんだろうか? 俺はそんな疑問を抱きながら、サシャと再び熱い抱擁を交わした。
 そしてキス……。
「サシャ……」
「はい……」
 二人はもうこれだけで全てが通じ合う。
 俺はサシャの服を脱がし、裸にした。そして、俺も服を脱ぎ裸になった。二人は、もう生まれたままの姿だ……。
「サシャ……」
「はい……」
 再び同じやり取りをする。だが、さっきと違う感覚。そう……、このやり取りをするごとに、二人の愛は深まっていくのだ。
「こうしてるとさ、すごく落ち着くよね。なんか、さっきの巨人との戦いとか、嘘みたいだよ」
「ふふふ、私もです」
 サシャが楽しそうに答えた。

173 :
 その様子を見て、俺もほっとした。もともと、サシャが「怖くて震えが止まらない」と言って、真っ青な顔で俺の部屋を訪ねてきたんだけど、
今の様子を見れば大丈夫だ。すごくリラックスしてる。こうしてやって、良かったなあと、心から思える。
「サシャ、好きだよ」
 俺はサシャのおでこにキスをする。
「きゃ」
 サシャは不意を付かれて驚いた声を出す。それを見て俺はニッコリと笑う。
 いいんだよな……、これで……。
 そして俺は、一つの想いを打ち消した。それは……、クリスタちゃんのこと。
(彼女は守る……。だが、サシャが一番だ……)
 ……。
「ユウジ……さん?」
 サシャに呼びかけられて、俺は自分がひどく真剣な表情をしていたことに気付いた。
「え……?」
「どうか、したんですか? 怖い顔をしていました……」
 俺は頭を振って、思考を元に戻す。
「いや、なんでもないんだ……。愛してる、サシャ」
「もう……」
 俺の言い方はなんだか白々しかったが、サシャはまんざらでもない様子だ。
「サシャ……」
「はい……」
 いったい何度このやり取りを繰り返すのだろう。将来、何万回、何億回と、出来たら良い。それをするごとに、愛が深まっていくとすれば、
どれだけ素晴らしいだろう。
「挿れて……、いいのかな……?」
 俺は、ちょっとしおれてきたが、依然として硬さと太さを保っている男性自身をサシャに見せながらそう尋ねる。
 サシャは、それを見て愛おしそうに微笑んでから、言った。
「もちろんです」
 そして俺は、もう一つの大事な質問をする。
「子供……、作っていいかな……?」
 この質問には、サシャもさすがに驚いた顔をした。そして、一寸考えてから、
「それは駄目です」
と冷静に答えた。
「だよね。やっぱり」
 でもなあ、困ったぞ。もちろん俺はコンドームなんて持ってない。

174 :
「う〜ん……」
 俺が腕を組んで考え込んでいたら、サシャが意見を述べた。
「外で出せばいいんじゃないですか?」
「ん……」
 俺はそれを聞いて、控えめな返事をした。というのも、それでは完璧な避妊にはならないことを知っていたからだ。性交の最中、射精に至る前に
出るカウパー液(俗に我慢汁と言われる)、にも微量の精子が含まれており、低確率ながら妊娠の可能性はある。
 しかしながら、今はそれしか方法が無いのも確かだ。こうなりゃ、子供が出来たら出来たで、やっちまうのも手か。サシャはそれでいいって言ってるし。
「よし、わかった」
「どうします?」
「外で出す」
「それじゃ、そういうことで」
 この問題に結論が出たところで、サシャがそう言って、俺にまたがってきた。
「んっ……」
 そして、自ら俺の性器をつまんで、自分の膣にあてがう。そして、そのまま挿入する。
「はぁ……」
 挿入し終えて、一度深呼吸をするサシャ。
 その後、自分で体を上下に動かし、俺の肉棒を上手に一定間隔で刺激する。
「うん……、サシャ……、すごくいい。上手だよ」
 俺はサシャを褒める。サシャは褒められてちょっと戸惑っていたようだったが、俺は特に気にしない。
 彼女は、初めてじゃなかった。けど、それがどうしたっていうんだ。俺と出会う前にサシャが何をしていようが、関係ない。それに、俺だって初めて
じゃないしな。
「サシャ……、気持ちいい」
 愛しているからこそ、信頼しているからこそ、素直にこんな感想が言える。
「私も……、気持ちいいです……」
 サシャも俺の上で動きながら、そう言う。なんだか照れくさいやり取りだ。
「ん……、サシャ……、俺もう、イキそう……」
 俺がそう言うと、サシャは速やかに、俺の肉棒を膣から抜き、手で擦り始めた。いわゆる手コキだ。
「くっ……」
 サシャの手コキは力加減が絶妙で、本当に気持ちよかった。男の気持ちいいツボも心得ていて、指を上手にカリに引っ掛けて刺激する。スピードも
丁度いい……。
「ああああっ」
 そして、サシャの手の中で俺は絶頂に達した。

175 :
「はぁ……、はぁ……」
 全身の力が抜けて、ベッドに横たわり、深呼吸をする。サシャは俺の身体についた精液を舐めてきれいにしてくれている。
「……あっ!」
 サシャの舌がイッた直後の敏感になっているペニスの先端に触れて、思わず声が出た。
「大丈夫ですか?」
「うん」
 後処理が済むと、俺の隣でベッドに横になって、添い寝するサシャ。
「ん……、サシャ……」
 俺はまだぼーっとする頭で、サシャの名前を呼ぶ。
「はい」
 サシャは優しく返事を返す。
「サシャ……、好きだよ……」
 そして、それを言った後、俺の意識は飛んだ。
 気付くと、朝になっていた。横にはサシャが寝ていた。
「ん……」
 俺は上体をむくりと起こして、両腕を上にあげて背伸びをする。そしてサシャを起こさないように、静かに起き上がると、カーテンに隙間を開けて、
窓から外を覗きこんだ。
(時間は……、分からないが陽の高さからして、結構眠っちまったみたいだな)
 それにしても……。
 今思うと、何かすごく大変なことをやっちまったみたいだぜ……。
 そう思いながら、サシャの寝顔を見る。
(ふふ、気持ちよさそうに眠っていやがる)
 それを見て、俺は「この娘が俺の彼女で良かった」と素直に思った。
(サシャ……、これから毎日、朝昼晩、俺の食事を分けてやるからな)
 そんなことを思いながら、吹き出しそうになる。
(はは……、なんかペットみたいだな)
「ん……、もう食べられません……」
 ん? 起きたのかな? 俺はサシャの顔を覗きこんだ。……、起きてない。どうやら寝言だったようだ。
(そういえば、リヴァイはどうしたのかな?)
 結構遅くまで寝ちまったから、絶対もう起きてるはずだけど。
 ま、俺に気を遣って静かにしてくれているんだろうが、サシャは後で怒られそうだな。ん〜、でも今回のことで一番大変だったのはサシャだし、
そんなことはないか。
 俺は考えをまとめ終わると、椅子に座って、サシャが起きるまでサシャの寝顔を眺めていることにした。

176 :
次回に続きます

177 :
お疲れー(*´ェ`*)

178 :
ドギーマンありがとお

179 :
クリスタちゃんクリクリ

180 :
アルミン輪姦してぇ

181 :
アルミン輪姦とかまじロマンだよね。
だって男なんだぜ? 女を輪姦は駄目だ。可哀想だし、妊娠するし、泣かれると萎える。
でもアルミンは男。しかも超可愛い男。普通は男とエロとか嫌だけど、アルミンほど
可愛かったら、むしろ女よりしてぇ、やらせろ、って感じ。
男だからエロいし、妊娠しないし、泣いちゃったら可愛くて可愛くてもっと興奮するよね。
ああ、アルミンきゅん輪姦したいよう。

182 :
>>181
待て待て頭を冷やせ まずお前一人じゃ輪姦にならない
だから俺も協力しよう!

183 :
俺も手伝うよ

184 :
おやおや、それならおじさんも混ぜて貰おうかな
2ヶ月程オナ禁してたから、濃くて臭いザーメンが一杯出せそうだよ

185 :
まとめサイトってどこにあるの?

186 :
これから投下します。
もう終盤に入っています。
長いですが、もうちょっと付いて来て下さい。
過去分を更新してUPしました。(誤字修正なし、加筆なし)
http://www1.axfc.net/uploader/Sc/so/379650.txt
パスワード:shingeki
今後ともよろしくです。

187 :
「ん……、ユウジ……さん……?」
 数十分は経っただろうか。サシャが目を覚ました。
「サシャ、起きたかい?」
 サシャはまだぼーっとした頭で、眠たげな目で俺の顔を見ている。
「あ……」
 寝惚けているのか、言葉にならない。俺は、そんなサシャの頭を撫でてやる。やがて、彼女の意識もはっきりとしてきたのか、
言葉をしゃべり始める。
「ユウジさん……、何してるんですか?」
「君が起きるのを待ってたんだ」
「すみません……、寝坊しちゃったみたいですね……」
「いや、いいんだ。俺も起きたばっかりだし、それに可愛い寝顔も見れたしね」
「……」
 それを聞いて、サシャは無言だったが、微かに頬を赤く染めたのが見てとれた。
「ユウジさん……、ちょっと……あっち向いててもらえますか?」
「あ、ああ、いいよ」
 そう言って俺は後ろを振り返り、ドアの方を向く。なぜならサシャはまだ服を着ていない。裸のままだ。昨日はあんなムード
だったし、部屋も薄暗かったから良かったが、日中明るい中で裸を見られるのはやっぱり恥ずかしいんだろう。
「もういいですよ。こっちを向いてください」
 俺が振り返ると、サシャはもうパジャマに着替えていた。
「えへへ、やっぱりなんか恥ずかしいですね」
 サシャは大きな枕を抱きかかえながら、照れる仕草をした。
「うん、可愛いよ。サシャ」
 俺はパジャマの姿のサシャを見て、改めてそう感じた。
「えへへ」
 サシャは再び照れ笑いをした。こうして見ると、本当に普通の少女って感じだ。こんな娘が軍服を着て、武装してあんな
でかい敵に立ち向かっていかなきゃならないんだから、俺のいた世界じゃ考えられないぜ。本当に、この世界は狂気の沙汰だ。
(俺も早く元の世界に帰った方がいいかも知れないな……)
 そんな思考が一瞬、頭をよぎる。だが、それを真剣に考えるのは、巨人、特にあのデカブツ……、超大型巨人を倒してからだ。
リヴァイやミカサの話によれば、こいつさえ倒せばこの世界の人間は平和に生きられるはずだ。幸い俺には88式地対艦誘導弾
(SSM-1シーバスター)という切り札がある。こいつを命中させさえすれば、あのデカブツでも間違いなく倒せる。そのためには
奴の位置を正確に把握するか、目視する必要があるが。
(しかし……)
 俺が元の世界に帰るってことは、サシャやクリスタちゃんのことはどうなるんだろうな。やっぱり、もう会えなくなるんだろうか。
(それも辛いな……)
 とにかく、俺が今考えるべきことは、超大型巨人の撃退のみだ。こいつさえやっつければ、みんな幸せになるんだからな。
「ユウジさん」
「ん? どうした?」
「私、お腹すきました……」

188 :
ぐうぅぅぅ
「……」
 言っておくが俺の腹の虫じゃないぞ。サシャのだ。
「えへへ……」
 サシャがそう言って左手でお腹を押さえて右手で頭を掻きながら照れくさそうに笑う。
「ん、そうだな。確かに腹がへった。飯にしよう」
 なんせサシャは昨日の晩飯もまともに食べてないはずだもんな。そりゃ腹も減るはずだ。
「それじゃ私、部屋に戻って着替えてきますね。ちょっと待っててください」
「うん」
 そう言ってサシャは部屋を出て行った。しばらく後、ノックがされて、サシャが戻ってきた。
「お待たせしました」
 サシャはロングスカートにブラウスとベストというような、民芸調の服装に着替えてきた。
「その服、よく似合ってるね」
 俺がそう言うと、サシャは嬉しそうに笑った。
「そうですか? 頑張って持って来てて良かったです」
 
ガチャ ギイッ
 ドアを開け、二人で廊下に出た。
「さて、部屋の外に出てきたのはいいけど、どこに行けば飯にありつけるのかな?」
 独り言のようにそう言いながら、カントリー調の、安っぽい木造の廊下をぐるりと眺め回す。
「わかりませんね。とりあえず、兵長のところに行きましょうか。朝の挨拶もまだですし」
 そういえばそうだな。俺はあんまり気にしてなかったが、サシャのような新兵は上官の機嫌が気になるはずだ。
「そうだな。分かった。そうしよう」
 俺とサシャは廊下を歩いてリヴァイの部屋へ向かった。と言ってもすぐそこなのだが。
コンコンコン
 ドアをノックする。
 ……。
 ……。
 ……。
 いないな。
 ここにいなけりゃ大方ロビーだろう。俺たちはロビーに向かった。

189 :
 ロビーに着くと、リヴァイの縁者だという大柄の男−−この宿のオーナーだ−−が、俺たちを待っていた。
「よう、ようやくお目覚めか?」
 男は俺たちを見るにつけそう言った。
「まあね」
 俺はそう挨拶して、リヴァイの居所を聞こうとする。
「分かってるよ。リヴァイの居所だろ? あいつなら朝から馬に乗って調査兵団本部に向かったぜ。どうやらエルヴィンに
会いに行ったみたいだな」
 そうだったのか……。
「それと食事の準備が出来てるからな。腹いっぱい好きなだけ食べてくれ。お前ら調査兵団にはいつも世話になってるから
奮発させてもらったぜ」
 それを聞いて、サシャの目が輝いた。
「ええっ、早く食べましょうよ! ユウジさん!」
「おいおい……」
 俺はそう言って焦るサシャを静止した。
「そうそう、それとリヴァイからお前らに伝言を預かってるぜ『今日はオフだ。恋人同士好きに過ごせ』だとよ。
相変わらず粋な奴だな。ガハハ」
 大柄なオーナーはそう言って豪快に笑った。俺たちはそれを聞いて二人で真っ赤になった。
 食事を終え、二人で部屋に戻ってきた。サシャは美味しい料理をお腹いっぱい食べて、満足した様子だ。
「それで、これからどうしますか?」
 サシャが俺に問う。
「うーん、たまにはゆっくりしたいな」
「それじゃ、散歩にでも行きませんか?」
(ゆっくりしたいって言ったんだけどなあ……)
 まあ、でも、行ってみるか。

190 :
 俺たちは宿の外に出た。周囲を見回すと、昨夜は暗くて何も見えなかったが、なかなか自然が豊かで美しい集落だ。
お店……、のようなものは特に無いが、民家はそれなりに並んでいる。それと、多くの畑……。
 これは……、とうもろこしかな? 小麦かな? こういうことに疎い俺には残念ながらよく分からない。だが、どうやら
ここは農耕で生計を立てている集落のようだ。
「私の……、故郷もこんな感じです」
「ん……?」
 ああ、そうか、サシャは狩猟の村で育ったんだったな。
「ユウジさんの故郷は……、どんな所だったんですか?」
「えっ!? 俺の故郷?」
 俺は思わず大声を出した。
「どうかしたんですか?」
 サシャが不思議そうに俺の顔を見る。
「い……、いや、何でもないんだ。そうだな……、俺の故郷か……」
「……」
「なんというか……、機械が沢山あって……、ここと全然違う所だよ。何でも機械でやるんだ。機械が生きてるのか
人間が生きてるのか、分からないぐらいだぜ」
 俺はしどろもどろになりながらこんな説明をしたが、幸いなことに彼女は何も疑問を持たなかった。
「へえ、世の中には面白いところもあるんですね。私は狭い世界で何も知らずに育ちましたから……」
「ああ。まあ、俺も今それを実感しているところだがな」
 実際この世界はすごいぜ。滅茶苦茶不安定なのに軍事力はそれほど発達していない。それに比べて、俺達の世界は一見平和で
安定しているのに、軍事力は異常に発達している。取替えっこしてやりたい気分だな。
「そろそろ……、戻ろうか」
 特に何をするでもなく、ぶらぶらと歩きまわった後、俺がサシャに尋ねた。。
「そうですね」
 サシャも同意してくれた。
「お休みも久しぶりでしたし、こんな楽しい一日も久しぶりでした。ありがとうございます」
 サシャはそう俺に礼を言った。
「ああ、俺もだよ」
 俺もそう返した。
「いつか、ユウジさんの故郷にも行ってみたいですね……」
「……」
 俺は、俺のいた日本にサシャがいる姿を想像した。そして、その夢のような光景を思いながら呟いた。
「そうだな……」
「……」
「行けたら……、いいな……」
「……?」
 サシャは不思議そうな顔をした。
(まさかな……)

191 :
 宿に戻ると、既にリヴァイが戻って来ていた。
「戻ったか、では帰還するぞ」
 俺達は支度を済ませ、調査兵団本部に帰還した。
 その途中、こんなやりとりがあった。
「おい、お前本当に馬に乗れないのか?」
 リヴァイが普段絶対見せないような、悲壮感漂う表情でそう言った。
「本当に乗れない」
「し……、信じられん……」
 リヴァイは全身を震わせながら頭を抱えた。
「バイクなら乗れるぞ」
「また訳のわからん機械の話か。頭が痛くなるぜ。……、仕方ない、サシャ・ブラウス、一緒に乗ってやれ」
「はい」
 サシャは大歓迎といった様子で承諾した。
「帰ったらちゃんと乗馬の訓練をしろよ」
「分かってるって」
 俺とリヴァイもこの世界に来てかなり打ち解けたみたいだ。
 本部への帰還後、エルヴィン団長への報告を済ませ、俺達が調査兵団宿舎に着いた時には、もう夕方になっていた。
「ふぅ、くたくただぜ」
「ふふふ」
 そんな俺の様子を見て、サシャがクスクスと笑っている。
「大変でしたね」
「全くだ」
 馬の背中に乗ってると強烈に酔うってことが分かったぜ。自分で馬を駆ってればまだマシなんだろうけどな。
「あっ、ユウジ、帰ってきてたの?」
 廊下を歩いていたら、後ろから呼び止められた。これは……、聞き覚えのある声。
 俺はゆっくりと後ろを振り返る。
「ク……、クリスタちゃん」
(うっ、なんだか後ろめたい気持ちが……)
「ねえ、どうしてたの? 今日のお昼からはユウジの班に所属して訓練って聞いてたから、探したんだけど、どこにもいないし」
「あ……、ああ、それは、その……、なんだ……?」
 俺は混乱して訳の分からない手振りをした。
「あっ、サシャもいる! どうして!?」
「く……、クリスタ……これは……」
 サシャもなぜか、たじたじとなっている。

192 :
「ふーん、言えないんだ? いいよ、ユウジに聞くから」
 うっ……。
「ねえ、今日見てたら私だけじゃなくて、サシャにもユウジの班に配置換えの辞令が下ってたけど、どうして?」
「えええっ!」
(な……、なんだと!?)
「ねえユウジ、どうして?」
 い、いや、確かにサシャの班はサシャだけを残して全滅したわけで、サシャが俺の所に来るのは望むところなんだけど。
「……」
「ふん、いいよ。ユウジの浮気者……」
「ク……、クリスタちゃん……、君はそういうキャラじゃ……」
「私だって怒る時は怒るよ」
 クリスタちゃんは、そう言って行ってしまった。俺は彼女の後ろ姿を目で追いながら思った。
(まずったかなあ……)
「ふう……」
 俺は食堂でパンを頬張りながらため息を吐いた。
「クリスタのことですか?」
「え? ああ……」
「ユウジさんは、クリスタのことが好きでしたもんね」
 サシャがスープを口に運びながら、さらりと言う。
 って……。
「おい、サシャ、何で知ってるんだ?」
 サシャは呆れたような顔をして言った。
「誰でも分かりますよ。ユウジさんがクリスタと話す時の表情、普段と全然違いますもん」
 俺はそれを聞いて急に恥ずかしくなった。
「じゃ……、じゃあ、なんであんな……」
 サシャは涼しげな顔でこう答えた。
「しょうがないじゃないですか。好きになっちゃったんですから」
 俺は部屋に戻って、明日のことを考えた。
(明日はサシャとクリスタちゃんと、三人で乗馬の訓練だ)
 それにしても……。
 当初はクリスタちゃんと二人で楽しく訓練のはずだったんだけどなあ。ややこしいことになっちまった。いや、完全に
自業自得なんだけど。
 ま、とにかく、悩んでてもしょうがないぜ。こうなったら、なんとか三人で楽しくやることを考えないとな。
(おやすみー)
 そして俺は、ランプの灯を消して、眠りに着いた。

193 :
次回に続きます

194 :
キターーーーー(゚∀゚)ーーーーーッ!
ユウジ羨まし過ぎだろ爆発しろ

195 :
ユウジってだれだっけ?

196 :
>>195
ドギーマンが現在進行形で連載してる小説のオリキャラ主人公
とマジレスしてみる

197 :
あざっす

198 :
オリキャラ×サシャ×クリスタの3Pになりそうな予感
全裸待機

199 :
まとめサイト http://www59.atwiki.jp/aot_hokan/
の意見要望掲示板がすごいことになってるな。

200 :
意見要望掲示板って作品リクエストじゃなくて
ここ修正しろとかそういうこと書く場所じゃないか普通

201 :
携帯からだと全部読めないんだよね、まとめWiki
途中でスクロールがストップしちゃう

202 :
クリクリスタちゃん

203 :
女性キャラがスカートだったらもっとエロ妄想できるのになあ

204 :
クリスタちゃんがミニスカ履いたら 他の男性兵士が注意力散漫になって危ないでしょ

205 :
確かに

206 :
俺だけのクリスタちゃんがむさ苦しい男性兵士達のズリネタにされるとかマジ勘弁

207 :
クリスタを輪姦してみたい

208 :
クリクリクリスタちゃんを複数のオチンチンで包囲したいお

209 :
クリスタを輪姦すると心が洗われるぞ。おすすめ。

210 :
クリスタちゃんがキモデブ親父に犯されてたら、おじさん興奮しちゃうかも

211 :
キモデブ親父に犯されるのはミカサの役目だよ
クリスタちゃんを犯していいのは俺だけ

212 :
まとめWikiに載ってるSSのレベル高杉ワロタ

213 :
おまえらどのSSが好きだ?

214 :
俺は書き手だから自分が書いたやつが一番好きだけど、
他の人が書いたやつなら『サシャ×ジャン』のやつ。
この人、また書いてくれないかなあ。

215 :
やっと書き上がりました。突然ですが、次で最終回になります。
今書き上がったばっかりなので、とりあえず寝かせて、
軽く見直したうえで今日か明日にでも投下します。
とりあえず、スレが大分下がってるようなので、上げておいて。寝ます。

216 :
これから投下します。
突然ですが今回で完結になります。これからしばらく「進撃」とは関係のない小説の
執筆作業に入りますので、このスレにもあまり投下出来なくなります。
機会があれば短めのものでも、また投下したいです。
完全版 ロダにうpしました。
http://www1.axfc.net/uploader/Sc/so/380952.txt
パスワード:kurisuta
ご愛読ありがとうございました。

217 :
 朝になった。
(さて、食堂に向かうか)
 食堂に着くと、すでにサシャとクリスタがいた。
「よう、二人ともおはよう」
 俺は二人に声をかけた。
「おはよう」「おはようございます」
 クリスタも昨日より幾分機嫌が戻っている様子だった。
「あっ、私、ユウジのお皿持ってくるよ」
「いや、私が……」
 クリスタとサシャが同時にそんなことを言い出す。
「はは、ありがとう。じゃ、一緒に行ってきてくれ」
 俺は冷や汗を垂らしながらそう言った。どうやらクリスタはまだ、俺とサシャが付き合っていることを知らないようだ。
(でも、それとなく伝えないとな……)
 それを考えると気が重くなる。
「おまたせ」「おまたせしました」
 サシャとクリスタが俺の食事を持って戻ってきた。
「あ……ありがとう」
 この事さえなきゃ夢のようなシチューエーションなんだけどなあ。とりあえず、俺は主菜と主食の一つをサシャにやった。
「ありがとうございます」
 音符が付いていそうな声でそう言うと、サシャは喜んで食べ始めた。
 さて、今日は待ちに待った乗馬の訓練だ。乗馬はもちろんやったことがないが、やりたいとは常に思っていた。ただ、あまりに
お金がかかるから手が出せなかっただけだ。それにややこしい事情を抱えているとはいえ、こんな美人二人に教えてもらえるなんて、
こんな幸せなことは無いぜ。
「それじゃ食べ終わったら乗馬の訓練をするからな」
「了解」
 二人が声を揃えて言う。
「でも、ユウジ道具持ってるの?」
「道具? そんなものがいるのか?」
「持ってないなら兵団に借りてきた方がいいよ」
 そうか、それじゃ後でリヴァイに聞いてみるか。

218 :
 食事も食べ終わり、俺達は乗馬場……、なんてものは無い、適当に馬を三匹選んで、適当な空き地に連れてきただけだ。
「それじゃ、まずお手本を見せますからよく見てて下さい」
 サシャがそう言って、クリスタとともに馬を走らせて見せた。それにしても上手いもんだ。サシャにしてもクリスタちゃんにしても、
とても鮮やかに馬を駆る。映画かなんかの登場人物みたいだぜ。それに……、服装も乗馬服だもんな。乗馬服なんて、トモちゃんがTKに
フラれた時のニュースでしか見たことないぜ。しかも、二人共よく似合ってる。
「どうですか?」
 二人がしばらく馬を走らせた後、戻ってきて俺に聞いた。
「うん、よく似合ってる」
「えっ?」
「その服装」
 俺がそう言うと、サシャはニコッと笑っていった。
「そうですか? ありがとうございます。でも、そんなとこばっかり見てないで、真面目に乗らないと怪我しますよ」
 サシャの口調は朝からずっと、語尾にハートマークでも付きそうな優しい口調だ。付き合ってんだから、当然と言や当然かもしれないけれど。
「……」
 なんか、クリスタちゃんが俺たちのこと怪しんでるんだよなあ。うーん、何か言い出しづらいぞ。
 よし、じゃあ、まあ、とりあえず乗ってみるか。見てるだけじゃしょうがないしな。
「ほっ!」
 俺は掛け声を上げて、鐙(あぶみ)に足をかけ、馬の背中にまたがった。
「っと……、これは思ったより……」
 不安定な馬の背中……、というより自分のバランスが不安定なのだが。しっかり捕まっていないと振り落とされてしまいそうだ。
「わあ、すごい。初めてなのに台も使わずに乗れたんだ。センスあるよ」
 クリスタちゃんがそう言ってくれたので嬉しくなった。
「でも、あんまり調子に乗り過ぎないでね。落馬したら大変だよ。ほら、もっと胸を張ってまっすぐな姿勢をとらないと馬が不安になっちゃうよ」
「そ……、そうか……?」
 俺は馬上の意外な高さにびびりながら、体勢を整える。乗馬を馬鹿にしていたが、これは思ったより危険で難しいスポーツだ。ちょっと気を
抜いてると落馬して大怪我しちまう。
「実はサシャがいてちょっとホッとしてるんだ。一人だと訓練中に何かあった時にユウジを助けられないかもしれないから」
 それを聞いて俺も納得した。クリスタちゃんと二人きりで楽しく訓練とか、そんな余裕は全く無いぜ。乗馬を舐めていたとしか言いようが無い。
今の俺は落馬しないようにビクビクしながら乗っているだけで精一杯だ。それでも馬が突然暴れだしたりしたらアウトだ。落馬して、打ちどころが
悪ければ大怪我、場合によってはんでしまうぜ。
「でも、サシャと二人でしっかり見てるから安心してね。何かあってもフォローしてあげるから」
 そうしてもらえるとすごく助かる。クリスタちゃん、ずっと弱い子だと思ってたけど、こうして見るとすごく頼りになるなあ。人は見かけに
よらないってことか。
「それじゃあ今日は、発進と停止、それから常歩(なみあし)までやってみようか」
「はい、よろしくお願いします、先生!」
 俺は元気よくクリスタに対してそう言った。

219 :
「ふぅ……」
 部屋に戻ってきた俺は、全身の疲労と筋肉痛に苦しみながら、ベッドに横になった。
「まさか、乗馬がこんなにきついものだったとは……」
 仰向けになって天井を見ながら独りごちる。
 それにしても、怪我などしなくて良かった。馬が暴れだしたり、突然走りだしたり、何度か危ないところはあったが、あの二人がすぐに駆けつけて
助けてくれた。本当に、優秀な部下を持ったもんだ。二人とも女の子だけど、やっぱ成績優秀な軍人ってのは伊達じゃないんだな。見直しちまったぜ。
 さてと、もうすぐ晩飯の時間だから、ちょっと休んだら食堂に行くか。
コンコンコン
 ん? 誰だ? ノックのクセからするとリヴァイかな……。そんなことを考えながら、俺はベッドから起き上がりドアを開けた。
ガチャ ギィッ
 相変わらず、ドアの蝶番がきしむ音が大きい。油ぐらい差せよ。といつも思ってしまう。
「よう」
 そこにはリヴァイが立っていた。
「ああ、リヴァイか」
「ちょっといいか?」
「いいよ、入んなよ」
 俺はリヴァイを椅子に座らせた。
「聞きたいことがある」
 俺はベッドに座り、リヴァイの顔を見た。心なしかいつもより真剣な表情をしている。
「お前……、あの、超大型巨人に勝てるか?」
「……」
 それは、いきなりの単刀直入な質問だった。だが、いつかは聞かれるだろうと思っていた。どこの馬の骨とも知れない素性不詳の俺を、役職まで付けて
調査兵団で匿ったのも、それが目的の一つだったのだろう。以前の俺なら答えを隠したが、今の俺は調査兵団を……、リヴァイを信頼している。もはや
隠す理由は無い。
「結論から言えば……、勝てる」
「本当か?」
「だが、条件がある」
「それは何だ?」
 リヴァイが緊張してごくりと生唾を飲んだのが聞こえた。
「トラックに積んであるミサイルを命中させることだ。そのためには、目標の位置を正確に把握してプログラミングするか、目視してロックオンする必要がある」
「目標の位置を正確に把握するか、目視出来ればいいんだな?」
「そういうことだ」
 リヴァイはこの返答を想像はしていたのだろうが、改めて聞くとあまりにも現実離れした話に戸惑っている様子が明らかに見て取れた。
「それで、倒せる確率はどれくらいだ?」
「100%だ」
 俺は、考える間もなく即答した。実際、考える必要が無いほど、このミサイルには威力がある。
「ひゃ……、100%……!?」
 リヴァイが明らかに驚愕した表情を見せた。
「実際にはうなじ周辺に当てないと倒せないだろうけどな。だが、俺なら確実にうなじ周辺に当てられる。だから100%だ」
「……実は超大型巨人の正体が分かった」
 リヴァイが打ち明けた。
「……」
 それを聞いて俺も真剣な表情になる。
「明朝、作戦を決行したい」
「作戦? 作戦ってのはその超大型巨人を倒すってことか?」
 俺がそう尋ねる。
「そうだ」
 リヴァイが答えた。
「それは急な話だな。俺はもうちょっとサシャやクリスタちゃんと楽しく訓練したりイチャイチャしたかったんだが……」
「作者の都合でな。俺にもこればかりはどうしようもない」
「そうか、それならしょうがないな」
「それで作戦だが……」

220 :
「分かった、そうしよう」
 作戦が決まった。
 明朝ヒトマルマルマル、超大型巨人の正体を壁外に連れ出し、拘束する。もし巨人化して抵抗しようとしたら、俺がミサイルで射撃する。
ミサイルを対象に誘導するための発信機(俺が持っていた携帯電話を改造して使用する)の目標うなじ付近への取り付けはリヴァイがやる
ことになった。
「それにしても本当に壁内から発射するのか? 壁に当たってしまわないか?」
 リヴァイが疑問を口にした。
「大丈夫だ。このシーバスターは地形回避機能を搭載していて、山の裏側から海上の戦艦を攻撃出来るように設計されている。あらかじめ
プログラミングしておけば、超低空飛行で壁の出口から壁外に出て、それから目標に電波を照射しながら向かって行く」
「回避されることはないか?」
「敵が時速1,150km以上、亜音速の速さで30分走り回れるなら回避されるけどな。だがそれでも2発め、3発めがある」
「蒸発して逃げることも考慮されるが?」
「ミサイルが壁外に出てから目標に到達するまで、距離が1kmあったとしてもおよそ3秒だ。3秒という対処時間では最新鋭イージス艦
でも必ず命中するし、敵が壁から出てきたミサイルを発見した瞬間に蒸発して逃げるという決断をしたとしても、ミサイルは目標を消失した
瞬間に爆発するように出来ている。人間体でこれを食らえば、熱風に巻き込まれて黒焦げだ」
「分かった。では、この作戦で行くとしよう」
 
 そして、翌日になった。
 今日は朝からものものしい。ある者は作戦の内容を知っており、他の者は壁外に出て遠征に出発すると思っている。超大型巨人の正体と
やらも、まさか壁外に出た途端自分が退治される側に回るとは思ってもいないだろう。
 俺は壁内にいて、サシャとクリスタとともに、88式地対艦誘導弾(SSM-1シーバスター)のスタンバイに入った。トラックを定位置まで動かし、
ミサイル発射の衝撃に備えるため、ジャッキで固定する。そして、発射機を射撃姿勢に移し、レーダーを起動する。発信機が目標に正しく設置
出来たらレーダーに反応があるはずだ。
 さて、当然のことではあるが、サシャとクリスタはこの超ハイテク兵器の登場に朝から驚きっぱなしである。
「安心しな。もうすぐ全てが終わる」
「は……、はい……」
 とは言うものの、彼女たちは二人ともこの兵器の威力に半信半疑の様子だ。それもそのはず、この世界の人間は誰も、あんな巨大な物体を
倒せる兵器があるとは思わないだろう。だが、このミサイルなら倒せる。なんたって、こいつは排水量1000トンの駆逐艦でさえ一発で大破させる
威力がある。たとえ敵が硬化していたところで、のぞむところだ。その硬化を突き破ってうなじの中の人間に大損害を与えてやるぜ。
 それからしばらく後、レーダーに電波の反応があった。
「ついに来たか」
 俺はすかさず、ミサイルの発射スイッチを押す。するとミサイルは射出され、固燃ロケットモーターによる慣性航法により超低空を壁出口に
向かって飛んでいく。
「よし、あとはあのデカブツにぶちかますだけだ」
 ミサイルは無事に出口を通過した。そしてその瞬間、エンジンがターボジェットに切り替わり、アクティブレーダホーミングによる誘導方式に
移行する。1、2、3秒後、ドカーンと敵に命中する音が響いた。
「よっしゃ、命中だ!」
 俺は飛び上がって喜んだ。しかし、それもつかの間、命中した場所から巨大な白い光が立ち上がって広がっていくのが目に見えた。
「……、なんだありゃ……?」
 その白い光はあっと言う間に、巨大な壁を飲み込み、俺達がいる市街地まで飲み込もうとしている。
「やばいぜ、なんだありゃ……。まさか、ミサイルの弾頭に核が搭載されていたのか……? いや、そんなはずはない。シーバスターに核弾頭を
搭載するのは不可能なはずだ……!」
 考えている時間は無い、この白い光は俺たちのすぐ目の前まで来ている。これに飲み込まれたら、多分、ぬ。いや、確実にぬだろう。
「クソッ、どうする?」
 とは言っても、どうしようもないぜ。とりあえず、俺の近くにはサシャとクリスタちゃんがいる。二人とも呆気にとられて生気を失っているぜ。
とにかく、両方を助ける余裕は無い。どちらかを庇わないと。庇ったからと言って、助かるとは限らないが、あの世に一緒に行く事ぐらいは出来る
かもしれないぜ。
(時間がない! 早く決めてくれ!)
サシャをかばう  → 【サシャEND】へ
クリスタをかばう → 【クリスタEND】へ

221 :
【サシャEND】
「う……」
 全身が痛い……。
 どこだ……。ここは……。
「くっ……」
 身体が……、動かない。
 そうだ……、俺は確か……、ミサイルの爆発に巻き込まれて……。
 でも……、なんとか、生きてるみたいだな……。いや、もしかしたらこれが「あの世」ってやつかも……。
「そ、そうだ、サシャは!!」
ガバッ
 サシャのことを考えて、俺は飛び起きた。全身の痛みももう忘れていた。
「って……、なんだこれ? 俺の部屋じゃないか」
 気付けば、そこは日本にある俺の部屋だった。
「なんだ……、全部……、夢だったのか……?」
 俺は落胆して言った。
 いや……。
 そんなはずはない……。
 あの世界の匂い、あの感覚、ミカサの……あの痛み……。あれが夢だったはずは無い。ほら、俺の服を見ろよ。あの時着てた服じゃないか。
「ん……」
 ん? 誰かいるのか?
 声がした方を見ると、俺がいつも使っていたベッドがあった。そして、そのベッドをよく見ると……、誰か眠っている。
 これは……、この髪型は、この後ろ姿は……、このシルエットは……。
「サシャ!! サシャじゃないのか!! サシャなんだろ!?」
 俺は思わず歓喜の叫び声を上げた。そして、彼女の体を強く揺さぶる。
「なんですかもう……。うるさいですねぇ……」
 彼女はとぼけた声を出しながら、こちらを振り返る。
 やっぱりサシャだ!!
「サシャ!! 良かった!! 良かった……」
 俺はそう言って、嬉し涙を流しながら、サシャを抱きしめる。
 そんな俺の様子を見て、何かがおかしいと感じたのか、起き上がって周囲の様子を見回すサシャ。
「あれ……? ユウジさん……、ここ……、どこですか?」
 俺はサシャの肩を抱き、顔を涙でぐしゃぐしゃにしながら、彼女の顔をしっかりと見て言った。
「俺の部屋だよ。日本の俺の部屋だ。いつか言ってた……、俺の故郷だよ……!」
「……!?」
 サシャはあまりにも驚きすぎて、現実がしっかりと把握出来ない様子だ。夢だとでも思っているのかも知れない。
ピンポーン
 そこへ、部屋のインターホンが鳴った。ドアの覗き窓から外を見る。……親父だ!
「サシャ、親父が来たんだ。ちょっと起きてくれ」
 俺はサシャのところに戻って言った。
「えっ、お父さんが……?」
 サシャはちょっと驚いて慌てていたが、ベッドから起き上がって、服や髪型を整えた。
 俺はドアを開けて、親父を招き入れる。親父が玄関に入ってきて言う。
「ユウジ、最近調子はどうだ? どうやら、また自衛隊の軍事演習に入り込んで悪さをしたらしいな。宇都宮駐屯地の師団長がカンカンだったぞ」
「はは……、それで、どうしたんだい?」
「俺の息子とは言え、学生ごときに重要な銃火器を奪われるとは何事か! と逆に、喝を入れてやったさ」
「はは、親父らしいや」

222 :
「ところで、この可愛い娘さんは誰かな?」
 親父が、サシャの方を指して言う。
「初めまして。お父様、私は……」
「ああ、この娘はサシャ。サシャ・ブラウスって言うんだ。俺の大事な女性さ」
 俺が話に割り込んだ。
「そうか、可愛らしい娘さんだな。こんな娘さんがお前のお嫁さんになってくれたら、私はとても嬉しいよ」
「ははは……」
 親父にそう言われて、俺とサシャは照れ笑いを浮かべた。
「それでは、元気そうだから、私はもう行くよ」
 親父はそう言って、部屋から出ようとする。
「ちょ、ちょっと待ってくれ」
「ん?」
 親父は立ち止まって、俺の話に耳を傾ける。
「彼女……、サシャ・ブラウスは、国籍が無いんだ。戸籍も……。親父の力で、なんとかならないか……?」
 それを聞いて、親父は呆れた顔をして肩を竦めた。
「なんだそりゃ。お前、人さらいに遭った子でも可哀想だと思って連れて来たんじゃないだろうな。まあいい。お父さんも若い頃はムチャを
やったものだよ。国籍と戸籍のことは私に任せておきなさい」
 そう言って、親父は退室していった。
 さてと……、とりあえずはこれで一安心だ。今まで言わなかったが、俺の親父は防衛省のお偉いさんなんでな。こんなことも出来るんだ。
「それじゃ、サシャ。俺の世界でも散歩しに行くか?」
「はい!」
 そして、三年の月日が経った……。
 俺とサシャは、日本を離れ、カナダのバンクーバーにいた。理由は、サシャが日本の生活に合わなかったからだ。
 二人は今、カナダのバンクーバー大学で学生をしている。二人とも専攻は動物学だ。
 時々、二人で山に登っては、珍しい動物を観察する。灰色熊が出るような所もあるが、サシャが立体起動装置と超硬質ブレードを持参していく
から平気だ。
 俺とサシャは、幸せに暮らしている。
 そして、また、三年が経った……。
 今日は俺とサシャの結婚式の日だ。
 ウェディングドレス姿のサシャとバージンロードを歩き、誓いの言葉を述べたその直後……。
バリバリバリッ
 と地を切り裂くような大きな音がして、教会の上に雷が落ちた。
 場内が騒然とする。それもそのはず、いつの間にかバージンロードに、二人の男女が寝転がっていたのだ。
「あ……、あれは」
 サシャが驚いて口を開く。俺も倒れている二人を見て、驚いていた。あれは……、あの二人は……。
「エレン! ミカサ!」

おしまい

223 :
【クリスタEND】
「う……」
 全身が痛い……。
 どこだ……。ここは……。
「くっ……」
 身体が……、動かない。
 そうだ……、俺は確か……、ミサイルの爆発に巻き込まれて……。
 でも……、なんとか、生きてるみたいだな……。いや、もしかしたらこれが「あの世」ってやつかも……。
「そ、そうだ、クリスタちゃんは!!」
ガバッ
 クリスタちゃんのことを考えて、俺は飛び起きた。全身の痛みももう忘れていた。
「って……、なんだこれ? 俺の部屋じゃないか」
 気付けば、そこは日本にある俺の部屋だった。
「なんだ……、全部……、夢だったのか……?」
 俺は落胆して言った。
 いや……。
 そんなはずはない……。
 あの世界の匂い、あの感覚、ミカサの……あの痛み……。あれが夢だったはずは無い。ほら、俺の服を見ろよ。あの時着てた服じゃないか。
「ん……」
 ん? 誰かいるのか?
 声がした方を見ると、俺がいつも使っていたベッドがあった。そして、そのベッドをよく見ると……、誰か眠っている。
 これは……、この髪型は、この後ろ姿は……、このシルエットは……。
「クリスタちゃん!! クリスタちゃんじゃないのか!! クリスタちゃんなんだろ!?」
 俺は思わず歓喜の叫び声を上げた。そして、彼女の体を強く揺さぶる。
「ん……。あ……、ユウジ……」
 彼女はとぼけた声を出しながら、こちらを振り返る。
 やっぱりクリスタちゃんだ!!
「クリスタちゃん!! 良かった!! 良かった……」
 俺はそう言って、嬉し涙を流しながら、クリスタを抱きしめる。
 そんな俺の様子を見て、何かがおかしいと感じたのか、起き上がって周囲の様子を見回すクリスタ。
「あれ……? ユウジ……、ここ……、どこ?」
 俺はクリスタの肩を抱き、顔を涙でぐしゃぐしゃにしながら、彼女の顔をしっかりと見て言った。
「俺の部屋だよ。日本の俺の部屋だ。ここが俺の、俺の元いた世界なんだよ……!」
「……!?」
 クリスタはあまりにも驚きすぎて、現実がしっかりと把握出来ない様子だ。夢だとでも思っているのかも知れない。
ピンポーン
 そこへ、部屋のインターホンが鳴った。ドアの覗き窓から外を見る。……親父だ!
「クリスタちゃん、親父が来たんだ。ちょっと起きてくれ」
 俺はクリスタのところに戻って言った。
「えっ、お父さんが……?」
 クリスタはちょっと驚いて慌てていたが、ベッドから起き上がって、服や髪型を整えた。
 俺はドアを開けて、親父を招き入れる。親父が玄関に入ってきて言う。
「ユウジ、最近調子はどうだ? どうやら、また自衛隊の軍事演習に入り込んで悪さをしたらしいな。宇都宮駐屯地の師団長がカンカンだったぞ」
「はは……、それで、どうしたんだい?」
「俺の息子とは言え、学生ごときに重要な銃火器を奪われるとは何事か! と逆に、喝を入れてやったさ」
「はは、親父らしいや」

224 :
「ところで、この可愛い娘さんは誰かな?」
 親父が、クリスタの方を指して言う。
「初めまして。お父様、私は……」
「ああ、この娘はクリスタ。クリスタ・レンズって言うんだ。俺の大事な女性さ」
 俺が話に割り込んだ。
「そうか、可愛らしい娘さんだな。こんな娘さんがお前のお嫁さんになってくれたら、私はとても嬉しいよ」
「ははは……」
 親父にそう言われて、俺とクリスタは照れ笑いを浮かべた。
「それでは、元気そうだから、私はもう行くよ」
 親父はそう言って、部屋から出ようとする。
「ちょ、ちょっと待ってくれ」
「ん?」
 親父は立ち止まって、俺の話に耳を傾ける。
「彼女……、クリスタ・レンズは、国籍が無いんだ。戸籍も……。親父の力で、なんとかならないか……?」
 それを聞いて、親父は呆れた顔をして肩を竦めた。
「なんだそりゃ。お前、人さらいに遭った子でも可哀想だと思って連れて来たんじゃないだろうな。まあいい。お父さんも若い頃はムチャを
やったものだよ。国籍と戸籍のことは私に任せておきなさい」
 そう言って、親父は退室していった。
 さてと……、とりあえずはこれで一安心だ。今まで言わなかったが、俺の親父は防衛省のお偉いさんなんでな。こんなことも出来るんだ。
「それじゃ、クリスタちゃん。俺の世界でも見物しに行くか?」
「うん!」
 そして、三年の月日が経った……。
「ん……、ユウジ……、愛してる……」
「クリスタちゃん……、好きだよ……」
 俺とクリスタちゃんは、自室で交わっていた。
「大好き……」
「うん」
 そして、キスをする。
 目を瞑ると、彼女の良い匂いが漂ってくる。懐かしい匂いだ。彼女と初めて会った時と、同じ匂いだ。
「クリスタちゃん……」
「ん……?」
 俺がそう呼びかけると、彼女は大きなクリクリとした目で俺を見つめる。この目で見つめられると、何度でも胸がキュンとする。
「もう離れない……。ずっと一緒だよ……」
「……うん」
 そう、俺はあれからずっと気になっていた。なぜ、クリスタちゃんだけが、俺と一緒にこの世界に来ることが出来たのか。
 俺はきっと、あの世界で影響力が大きくなりすぎることをしようとした。だから、歴史の修正力が働いて、俺は元の世界に強制的に
戻されたんだ。だけど、クリスタちゃんだけは、俺と一緒に来ることが出来た。これは……、神様でも愛だけは引き裂けないということ
なんだろうか……。だけど……、いつまた神様の気が変わるかもしれない。俺の知らない間に、彼女だけが元の世界に戻されてしまう
かもしれない。
 そんな不安にかられた俺は、クリスタちゃんから一時も離れることが出来なくなっていた。まるで、クリスタ依存症のようになっていた。
 優しいクリスタは、そんな俺を何も言わずに受け止めてくれた。いや、彼女も俺と同じように、不安だったのかも知れない。
「よしよし……」
 そんな俺の気持ちを知ってか知らずか、俺を抱きしめて、よしよしと頭を撫でてくれるクリスタ。もうこんな生活が三年も続いている。
 その間、俺は立派な引きこもりだ。ま、親父の力を借りて、クリスタちゃんを俺と同じ学校の同じクラスに入れたから、かろうじて学校
には行けていたがな。正直、こんなことを親父に頼んだ日にゃ、頭がおかしくなったのかと思われたぜ。
「クリスタちゃん……、しよ……」
「……うん」
 そして、いつものように、行為をするためにクリスタの服を脱がす。彼女も、何も言わずに脱ぐのを手伝ってくれる。
「かわいい……」
 彼女の、かわいらしい裸が露になる。俺が見つめると、クリスタは目を伏せて、頬を赤く染める。

225 :
ちゅ
 俺は、彼女の薄桃色の乳首にくちづけをした。
「はぁっ」
 とため息を漏らして、全身を震わせるクリスタ。そのあまりの美しさに、俺は息を飲む。
(やっぱこれ、人間じゃないよな……。天使だよな……)
 俺は、こんなふうに、天使と行為に至っているような錯覚に陥る。この錯覚が、人間離れした彼女の容姿が、俺の不安にまた拍車をかける
のかも知れない。
(実は小悪魔だったりして)
 そんなことを思いながら、彼女の股間に顔を近づけ、クンニをする。
「んっ!」
 電流が流れるような感覚に、悲鳴を上げるクリスタ。しかし、その感覚は間もなく快楽に変わり、悲鳴は喘ぎ声へと変わる。
「あっ……、あん……」
 可愛らしい声を出すクリスタの秘所を、取り憑かれたように舐めまわす俺。その味たるや、天国のような味である。「花のくちづけ」とは、飴では
なくてクリスタの此処に付けられるべき名前であると言えるだろう。
 クリスタの花びらは、本当に綺麗だ。ピンク色で、形も良くて、匂いも素晴らしい。こんな素晴らしいものを独占して好きに出来る俺は本当に幸せ
ものだ。
「ああんっ!」
 俺が一心不乱になって舐めていたら、いつの間にか彼女はビクンビクンッと全身を痙攣させて、エクスタシーに達してしまった。
「ふぅ……ん……」
 かわいい声を出して、ベッドの上で脱力して眠りそうになるクリスタ。この姿を見ると、彼女のことがとても愛おしくなる。とはいえ、彼女がイっても
俺はまだ、イっちゃいない。いくら余韻に浸っていたくても、俺がイクまでそれは許されない。俺は再び彼女にのしかかると、性欲に任せて、彼女の全身
を撫で回す。
「いやっ……、やめて……」
 イった後の、緊張が緩んだ胸や股間を無遠慮に撫で回され、軽い拒絶の反応を示すクリスタ。だが、俺はそんなこと気にしない。何事もなかったかのように
彼女の乳首に吸い付き、股間を弄る。
「んんっ……、もう……」
 そうしているうちに、彼女の身体も回復してきて、さっきよりも更に気持ちよさそうな反応をするようになる。
「クリスタちゃん……。好きだよ。……好き好き」
「ん……」
 クリスタは小さく頷いて、俺に軽く微笑みかける。そして、
「挿れて……」
と懇願してくる。
「うん」
 俺は返事をして、硬く、大きくそそり立った男のそれを、クリスタの陰部にあてがう。
「あっ、待って」
 いきり立つ俺を、彼女は手のひらで静止する。
「ちゃんとゴム付けてね」
「うん……」
 俺は渋々とコンドームを装着すると、こんどこそクリスタちゃんの割れ目に挿入した。
「あん……」
 その瞬間、彼女が痛そうな顔をする。多分、ちょっとは痛いんだろうが、この顔を見るたびに俺は悲しい気持ちになる。
 でも、そんな気持ちは、腰を動かし始めるとすぐ忘れる。それは彼女も同じらしい。
「ああっ、気持ち良い、気持ち良いよっ……!」
 快楽に我を忘れて、嬌声を上げるクリスタ。
「はぁっ……、はぁっ……」
 俺も気持ちよくて、息を切らしながら激しく腰を振る。

226 :
「ああん、いい、いいよっ……!」
 普段からは想像もつかないような、乱れた様子で悶えるクリスタ。この姿を見ていると、俺の興奮もさらに高まる。
「クリスタちゃんっ……、俺もう……イキそうだ……っ」
「ああっ、イって! お願い、私の中で、イッて〜っ!」
 そんなふうに懇願するクリスタ。俺ももう我慢できなくなって、クリスタの中で発射する。
「はぁっ……」
 男の宿命か、悲しさか、イッた瞬間にテンションが下がり、冷めてしまう。
「ふぅ……」
 しかし、彼女への愛情は決して冷めない。俺は気持ちよさの余韻に浸りながら、呼吸を整えた。そして、クリスタの方に目をやる。
「大丈夫? 痛くなかった?」
 俺が聞くと、彼女は「うん大丈夫。気持ちよかったよ」と答えた。
 そしてしばらく、ベッドの上で二人で抱き合って、愛情を確かめる。
「お風呂入ろ」
 クリスタがそう言って、お風呂を沸かしに行った。俺はよく、彼女と二人でお風呂に入る。
 こんな生活が、もう三年も続いている。こんなことじゃ駄目だとは分かっている。でも……、仕方がないだろう。俺だって不安なんだ。
彼女が俺の知らないうちにどこかに行ってしまわないかって。それに、最近なんだか……、あの世界のことが無性に気になるんだ。俺の知らない
間に、あの世界で、何か大変なことが起こっているような……。これが俺の杞憂だったらいいんだけど……。
 そして、一年後……
 今日は俺とクリスタちゃんの結婚式の日だ。
 俺があまりにもクリスタちゃんのことが好きすぎて、心配した親父が早めに結婚するように薦めたんだ。クリスタちゃんにも俺との結婚を拒む
理由はない。結婚式の準備も本当にスムーズに進んだぜ。
 やっとこの日が来た。俺は張り切って、ウェディングドレス姿のクリスタちゃんとバージンロードを歩き、誓いの言葉を述べた。その直後……。
バリバリバリッ!!
 と地を切り裂くような大きな音がして、教会の上に雷が落ちた。
 場内が騒然とする。それもそのはず、いつの間にかバージンロードに、二人の男女が寝転がっていたのだ。
「あ……、あれは」
 クリスタが驚いて口を開く。俺も倒れている二人を見て、驚いていた。あれは……、あの二人は……。
「エレン! ミカサ!」

おしまい

227 :
これでおしまいです。最後までご愛読ありがとうございました。
また機会があればお会いしましょう。それでは。

228 :
お疲れ様でした!
最後のクリスタちゃんの濡れ場はマジ最高でした!
次回作も期待してます!

229 :
乙やで〜

230 :
お疲れ様でした!
クリスタちゃんEND最高

231 :
アルミンきゅんに無理やり口内射精したい

232 :
アルミンきゅんを汁まみれのレイプ目にしたいお

233 :
クリスタちゃんにフェラされたい

234 :
僕はミカサちゃんに逆レイプされたい

235 :
クリスタちゃんのペタンコおっぱいは僕のもの

236 :
ミカサの肛門おいしいです

237 :
じゃんけんで負けた奴がSS書こうぜ

238 :
さーいしょーはぐー

239 :
じゃーんーけーんー

240 :
平和が一番

241 :
そう、平和が一番!

242 :
僕ちゃんは和姦だったらディープキスが一番好きかな
めちゃめちゃ興奮する

243 :
ドギーマンの小説はまとめサイトに載せないの?
てか、まとめサイトの管理人はなんで出てこないの?
このへんしっかりしないと書き手さんも不安になると思うよ。

244 :
まとめサイト全然更新されてないけど、まとめサイトがんでるとスレがんでると思われるよ。

245 :
まとめサイトってwikiだろ
気になるんなら自分で編集すりゃいいじゃん

246 :
>>245
このwikiは管理者しか編集出来ないようになってる

247 :
そうなのか
適当いってすまんかった

248 :
まあそういう時もあるさ
だから気にする事ないさ

249 :
エロ同人みたいに、セリフの最後にハートマークを入れられたら幅が広がるんだけどな〜
「おちんちんしゅごいっ(ハート)」って書いても全く萌えられない
畜生めが

250 :
一応機種依存文字だがあったはず
だが機種依存文字なので対応していないもので閲覧すると失笑ものになる

251 :
テスト
ミカサ「エレンッイ」

252 :
251 :名無しさん@ピンキー:2012/10/02(火) 20:16:59.92 ID:HAOjIHR2
テスト
ミカサ「エレンッイ」

253 :
成功か?

254 :
ハートついてると可愛いな

255 :
エレンのちんちんを舐め回したい。ミカサからエレンを奪い取りたい。

256 :
Macだと□に見えるのだ

257 :
俺の携帯では普通にハートマークに見える
そんな事より、たった一行のセリフだけなのに興奮してしまったのは俺だけじゃ無いよな

258 :
Windowsだけど□に見える…
ブラウザの問題かも

259 :
firefoxもIEも□だな

260 :
携帯厨の仕業かッ!

261 :
ミカサシャ百合百合はよ

262 :
クリクリクリスタちゃん

263 :
クリクリクリスタちゃんのエッチシーンはよ

264 :
クリクリクリスタちゃんのエッチシーンまだ

265 :
そばかす×クリスタはよ

266 :
ミカサのパンツの染みぺろぺろ

267 :
過疎ってんな

268 :
捕手

269 :
ナナバさん×クリスタ!!!!

270 :
嵐いないとこんな過疎るのか

271 :
主人公は 意外とDQNとかキモヲタみたいな喋り方も似合うかもな

272 :
アニメ化でエロパロ界もにぎわってほしいな

273 :
お久しぶりです。あまり盛り上がってないようで悲しいです。
気分が乗って一作書いてみたので投下します。
気に入っていただければ幸いです。

274 :
「クソッ……」
 煤けたカントリー調の酒場の隅っこで、黒髪の小柄な男がうつむいて座っていた。
酒場にいた他の客はその男のことをよく知っていた。色白で目つきが悪く、人相は一見
極悪人のようにも見えるが、その実人々の尊敬を一身に集めていたその男。笑うと貴公子の
ように強く、優しげだったその男。しかし、その美形は今や苦虫を噛み潰した時のように
歪んでおり、浴びるように酒を飲んでは、不機嫌そうに何事かを呟いていた。
「人類最強と言われたこの俺が……、このザマだ……」
 彼が酒に溺れている原因は、彼のことをよく知っている者なら皆分かっていた。長い間、
人類の希望であり続けた彼の足は、先の戦闘で傷つき、折れて使い物にならなくなってしまった。
あの事件の後も懸命のリハビリを続けてきたが、一向に回復しなかった。三十半ばという彼の年齢を考えると、
再び戦線に復帰できる見込みはもはや完全に絶たれてしまっていた。
「クク……、俺はもっと器用な奴かと思ってたんだが……、やはり戦うしか脳のない奴だったんだな……。
この俺から戦いを取ると、何も残っちゃいない。ただのクズだ……」
 酒場の空気は静まり返っていた。客たちは何も言わず、うつむいて酒を飲み続けた。皆、彼と
悲しみを共有していた。ある者は涙を流し、時計の音だけが静寂の中大きく響いていた。
 一方そのころ、調査兵団の兵士たちは、食堂に集い、昼食をとっていた。背の高い、長い髪を
後ろで縛った活発そうな少女が、坊主の自信なさげな少年から皿の上のパンを拾い上げて言った。
「へへ〜、コニー、これはいただきましたよ」
 コニーと呼ばれた少年は一瞬悔しそうな表情をしたが、すぐにしょげて落ち込んだ顔になった。
「悪いですね。でも、勝負に情けは無用。遠慮なくいただきますよ」
 そう言って、少女は、大きなパンを一口に平らげてしまった。ごっくんとろくに噛まずに一飲みにして、
ぷは〜っ、と息を吐いて幸せそうににんまりと微笑んだ。
 その様子を見ていた金髪の背の低い少女が、困った顔をして言った。
「も〜っ、サシャ……、また賭け事なんかして……。コニーが可哀想じゃない……。ほら、私の半分あげる」
 少女は自分のパンを半分ちぎって、コニーの空の皿に乗せた。コニーは泣いて喜んだ。
「あ……、ありがとう……、クリスタ……」
「ううん、もう賭け事なんてしないでね。コニーはそういうの向いてないんだから」
 コニーは神様にするように手を合わせて頭を垂れた。
「ごめん……。分かったよ、クリスタ」
 今度は、それを見ていた顔にそばかすのある少女が、サシャと呼ばれた少女の皿の上のパンを半分ちぎって、
クリスタの皿に乗せた。
「わっ! ユミル! 何するんですか!?」
 驚いて抗議をするサシャ。しかし、ユミルというそばかすの少女は、サシャをひと睨みして、
「あ? 何か文句あんのか? 半分増えたんだからそれで十分だろ?」
と、ドスの効いた声で言った。サシャはその迫力に押されて、冷や汗をかきつつ口をへの字に結んだ。
「不毛……」その様子を見ていた黒髪のマフラーを巻いた切れ目の少女が一言呟いた。
 そして、皆、黙って料理を食べ始めた。今日の献立は、いつものようにパンとスープと水だけだった。慢性的な
食糧危機の中では、仕方がないのかもしれないが、食べ盛りの若者にとっては、これではどうしても足りなかった。
 そのうち、空腹に耐え切れなくなった者が、ぼそりと声を出した。
「なあ、今日もあれ、やろうぜ」
 最初にそう言ったのは、金髪の坊主の少年、コニーだった。続けてサシャが言う。
「ふむ……、合法的略奪……、ですね……?」
 サシャとコニーは、お互いに視線を交わして頷き合った。そこに不機嫌な顔でユミルが割って入った。
「おい、またそんなこと考えてんのか? 却下! 絶対、却下だ!」
 ユミルは右手を大きく振り上げて、却下の意思を強く伝えた。しかし、サシャとコニーの二人は、そんなことに構わず、
クリスタのそばに擦り寄って、膝をついて手を組んだ。「どうかお願いします、クリスタ様〜、僕たち空腹でにそうなんです」
 クリスタは内心困惑しながら、ひきつった笑顔を浮かべて言った。
「う……、うん、分かった。分かったから、二人共頭を上げて。いつもみたいに、行ってこればいいんだよね?」
「うああ……、ありがとうございます、クリスタ様〜」
 クリスタの言葉を聞いて、サシャとコニーの表情が輝いた。反面、ユミルの表情が一気に険しくなった。
「こら! クリスタ!」と、声を張り上げた瞬間、

275 :
ぐ〜
と、音がして、ユミルのお腹が鳴った。決まりの悪そうな顔をして、動きが止まるユミル。そこにクリスタがフォローに入る。
「……あはは、ユミルもお腹空いてるよね。いいよ、私行ってくるから。待ってて」
「クッ……」
 ユミルも空腹には勝てず、無念そうに椅子に崩れ落ちた。
「それじゃ行ってくるね、待っててね。心配しないで、私、こういうの得意だから……」
 そう言ってクリスタは、食堂の外に出ていった。
 赤煉瓦造りの堅牢な建物が立ち並ぶ大通り。石畳の街路を踏みしめつつ、金髪の少女はきょろきょろと辺りを見回しながら歩いていた。
「えっと、前はあそこに行ったから、今回はあっちに行ってみようかな……」
 そんなことを呟きながら、進んでいくクリスタ。脇に曲がって細い路地に抜け、木造の建物が並ぶ裏通りに入る。すると、そこには一軒の煤けた酒場があった。
「う〜ん、ここにしようかな」
 その酒場を見上げながら、小柄な少女は呟いた。
 なんのことはない、合法的略奪とは、兵舎の外の料理屋さんに行って、食べ物を分けてもらってくることなのだ。もちろん、この
食糧難、そんなに簡単に貴重な食料がもらえるわけはない。ある程度古くなってお客に出せなくなった食材であっても、オーナーに誠心誠意お願いして、
相手に好かれないと分けてはくれないのだ。その役に、クリスタがこの上なく適任であったことは言うまでもない。
カランカラン
 クリスタがドアを開けると、吊り下げられていた鈴が鳴った。クリスタは、お店に入ってすぐに、驚愕した。ドアがバタンと閉まると、
静寂が店内を支配した。営業中の酒場にしては、あまりにも静かすぎた。普段なら、誰もがお酒を飲んで、ワイワイ騒いでいるというのに。
 決してお客がいないわけではない。いつもどおり、大勢のお客がいるのだ。しかし、皆、暗い顔をして、下を向いて、お通夜のような
雰囲気になっていた。そのうえ、空気がどんよりと重く感じられた。
 もしや、何かあったのか。クリスタはそう思った。しばらく店内を観察していると、クリスタはあることに気が付いた。ホールの隅の方に、
見知った顔がいたのである。そして、その男のせいで、店内の空気が沈んでいるのではないかと直感した。
「あの……」
 クリスタは、恐る恐る近づいて、その男に話しかけた。
「あ……?」
 男は、不機嫌そうな顔でクリスタを見た。クリスタは緊張に唾をごくりと飲み込んで、その名を発した。
「リヴァイさん……」
「……」
 男はその言葉を聞いて、露骨に嫌な顔をした。そして、次の言葉を発した。
「上官に向かってさん付けは無いだろうが……」
 言われてクリスタは、はっとして口元に手を当てた。
「すみません、リヴァイ兵士長」
「ふん……、まあいい……」
 リヴァイは視線をテーブルに戻した。クリスタは恐る恐るリヴァイに意見をした。
「あの……、兵士長……。昼間からお酒はどうかと……」
 再びリヴァイがクリスタをぎょろりと睨んだ。瞬間、クリスタは口を噤んだ。だが、リヴァイは何も言わず、視線を戻した。
「そういうお前は、何をしている。大方、この店に物乞いでもしに来たんじゃないのか?」
 クリスタはぎくっとした。リヴァイは続けて言った。
「俺はこれでも兵士を管理監督する立場なもんでな。兵士たちの素行は逐一耳に入れてる。やたら可愛らしい金髪の小柄な兵士があちこちの料理屋で
物乞いじみたことをしているって話もな」
 ぎくぎくっ。クリスタはリヴァイの目を見ていられなくなって視線を落とした。
「図星か……」
 リヴァイはぼそりとそう言うと、小さな布の袋をテーブルの上に置いた。じゃらりと金属が入っているような音がした。
「とりあえず、この金で何か食い物でも買って帰れ」
「え……、で、でも……」
「いいから、行け。俺の目の前で物乞いじみたことをするな。全く、こっちに気付いてくれて良かったぜ。俺が中にいるのに、部下に物乞いなんぞされたら
恥ずかしくてかなわん。分かったら早く行け」
「は……、はい、すみません。ありがとうございます。リヴァイ兵士長」
 リヴァイは何も言わず、再び酒を飲み始めた。

276 :
 その夜……。
 クリスタは夕食を終えると、どうしてもリヴァイのことが気になって仕様が無かった。あれほどの人がなぜ、昼間からあんなところで飲んだくれていたのか。
考えると何も手につかなくなって、とうとうクリスタはリヴァイのところに行って理由を聞くことにした。
「あの時のお礼もしっかりと言っておきたいしね」
 そんな言い訳を用意して、兵長室に向かった。
 兵長室のドアをノックすると、リヴァイの声が聞こえた。
「し……、失礼します……!」
 クリスタはドキドキしながらドアを開けた。なんだか、自分の切羽詰まり方がアルミンに似ているように思えておかしかった。
「何だ?」
 リヴァイはクリスタを確認すると、不愛想にそう尋ねた。
「あの……、今日はありがとうございました」
「それはいいと言っただろう。もう、あんな恥ずかしいことはするなよ。用件はそれだけか?」
「いえ……」
「何だ? 早く言え」
「リヴァイ兵士長ほどのお方が、なぜ昼間からあんなところで酔い潰れていたのかと不思議に思って……」
 リヴァイはあからさまに不機嫌になって、「またそれか」と言った。「本当に分からないのか?」
「分かりません……。それで……、心配になって……」
「ほれ、これだよ」
 リヴァイはそう言って、クリスタに負傷した足を見せた。「つまらんことで怪我をしてしまってな、もう戦場に立てそうにない」
「兵士長は、戦闘がお好きだったんですね……」
「まあ、好きとはちょっと違うが……、生きがいのようなものだったかもな」
「でも、戦闘以外にも、いろんな楽しいことがあると思います。そんなに落ち込まなくても……」
「物心ついてから戦ってばかりいた俺にそんなものがあると思うか?」
「……はい、今は無くても、絶対にあります」
 クリスタはまっすぐな目でリヴァイを見つめながら、自信を持ってそう言った。リヴァイはそれを見て、クスリと笑った。そして、
この純粋無垢な少女に、少し意地悪を言ってみたくなった。
「そうか、ならお前が教えてくれるのか?」
「私に出来ることなら喜んで」
 クリスタがそう言うと、リヴァイは落ち着き払った声で言った。
「そうか、それは良かった。では、今から俺の部屋に来い」
「えっ……!」
 これにはさすがにクリスタも驚いた。
「どうした? 来ないのか?」
 だが、ああまで言ったからには、ここにきて腰が引けるのも情けないような気がした。そもそも、リヴァイは部屋に来いと言っただけで
特に何をするとも言っていなかった。
「い、いえ……、行きます」

277 :
 リヴァイの部屋に着くと、彼はランプに明かりを灯し、クリスタに椅子に座るように促した。椅子は小さな木造の丸椅子だった。
 部屋の中はあまりに風景でびっくりした。ベッドと椅子と、かろうじて部屋に備え付けのクローゼットがあるだけで、他には家具と言える
ものは何も無かった。リヴァイはリラックスした様子で上着を抜いでクローゼットの中に掛けると、白シャツの衿ボタンを外してベッドに
腰を下ろした。
 言うまでもなく、クリスタは男性と密室の中で、二人きりで話をする経験などしたことがなかった。しかも、ここまで密着して、相手は上着まで
脱いでしまってベッドに座っている。内心逃げ出したくなったが、リヴァイを元気付けるために、そうするわけにはいかなかった。
「あの……」
 クリスタが緊張から言葉を発した。
「黙ってろ」
 リヴァイはそう言って、いきなりクリスタの唇にキスをしてきた。
「……!!」
 クリスタは驚いて硬直した。
「どうした? 俺に楽しいことを教えてくれるんじゃなかったのか? それとも、お前自身がこんな楽しいことを知らずに俺に意見していたのか?」
「そ……、そんなことは……」
 クリスタは抵抗しようとした。しかし、好奇心からか身体の奥底から沸き上がる情欲からか、出来なかった。リヴァイの大きく開いた首元から、
大人の男性の魅力を感じているのもまた事実だった。
 クリスタは白いワンピースドレスを着ていた。普段からよく着ている、お気に入りの一枚だった。下着も比較的色気のあるものを身に付けていた。
そんなことを考えて、なぜか安堵してしまう自分が嫌になった。
「抵抗しないのか?」
 リヴァイがそう聞いてきた。
「……」
 クリスタは黙っていた。
「そうか。もう野暮なことは聞くまい」
 そう言って、リヴァイのひんやりと冷たい手がクリスタのスカートの中に侵入してきた。スカートのサラサラとした軽い素材は、なんの抵抗も見せず、
すんなりとリヴァイの手の侵入を許してしまう。
「……っ」
 クリスタはあまりの恐怖と羞恥に歯を食いしばって耐えた。
 リヴァイの手はなおもクリスタのふとももをまさぐる。クリスタは股をしっかりと閉じ、じっと耐えた。顔がじわじわと紅潮してきた。今日になるまで
ほとんど面識が無かった人間に……、上官に……、スカートの中に手を入れられて、ふとももを好きなように触られて、すごく恥ずかしくて、嫌なのに、
身体はどうしても興奮して、感じてしまう。
「フフ……、確かにこれは、悪くないかもな。特にお前のような天使も顔負けの美少女とやれるとなれば、戦闘よりずっと面白い。最高だ」
「そ……、そんな……」
 とは言ったものの、続けて何を言っていいのか分からなかった。自分がそんなに美人ではないとでも言いたかったのだろうか。とにかく、リヴァイのこの
言葉を聞いて、心の中では満足感を感じていた。
「ん……!」
 リヴァイのもう一つの手が、突然胸を鷲掴みにしてきた。クリスタの身体がびくっと脈打った。快感が頭のてっぺんから上に抜けていった。

278 :
「いいな。なかなか、いい胸をしている」
 リヴァイがそう褒めたが、誰か他の女の胸と比較して言っているんだろうかと思うと、良い気分では無かった。リヴァイはふいに立ち上がると、
「ベッドに寝ろ」と言ってきた。クリスタは立ち上がって、素直にベッドの上に横になった。
「嫌に素直だな……。まあ、いい」
 リヴァイはクリスタのすぐ脇に寝そべると、キスをせがんできた。クリスタは何も言わずそれに応じた。
 リヴァイは深いキスを交わしながら、右手でクリスタの胸を揉みしだいた。服の上から揉むのに飽きると、ワンピースの上半分だけを脱がして、直に
胸を揉んできた。リヴァイの暖かい手のひらの感触を直接胸に感じて、どうしても乳首が立ってきてしまう。恥ずかしさのあまり泣きたくなった。リヴァイは
少しの間乳首をコリコリと弄ぶと、今度は手を下に持っていって、再びスカートの中に潜り込ませてきた。しかも、今度はふとももではなく、局部をパンツの
上から触ってきた。
「きゃ……!」
 少し悲鳴が漏れたが、リヴァイはそんなこと少しも気にしない。全く動じることなく、薄桃色のパンツの上から、秘部をじっとりとまさぐる。さすがにここを
触られると、後戻り出来ない一線を超えてしまったような気がする。
「それじゃ脱がすぞ」
 リヴァイは手際よく、クリスタのパンツを片手で下ろした。そして、それを鼻のところに持っていって、クンクンと匂いをひと嗅ぎすると、そのままズボンの
ポケットの中にしまい込んでしまった。
「えっ!? ちょ……!」
 クリスタの声は、リヴァイの唇に塞がれ、かき消された。
「ん……」
 私のパンツどうするの? とクリスタが思ったのも束の間、そんなことがもはやどうでも良くなるようなことが起きた。リヴァイがクリスタの膣に指を
突っ込んできたのだ。
「ひゃっ……!」
 びっくりして縮み上がるクリスタ。リヴァイの指は蛇のようにヌルヌルと動き、クリスタの快感神経を刺激する。
(いや……、気持ちいい……)
 クリスタは、そのままリヴァイにイカされてしまった。
「イったか……」
 リヴァイがそう言った。クリスタは無言で頷いた。しばらくリヴァイと見つめ合った。ふと、リヴァイの股間が目に入った。黒いズボンの上からでもはっきりと
わかるほど、その部分が膨張していた。
「舐めるぞ。いいな」
 確認を求めるより先に、リヴァイの顔が、クリスタの股間にくっついていた。クリスタの秘所に口をつけ、舌先でベロベロとクリトリスを舐めまわすリヴァイ。
股をぱっくりと開いたあられもない姿をはっきりと見られ、さらには卑猥な体液をすすられてしまった。恥ずかしくて赤面した顔を隠すクリスタ。
 リヴァイの舌はとても気持ちよかった。ここでクリスタは二度目の絶頂に達した。
「また、イったな……」
 再び無言で頷くクリスタ。頬は紅潮し、恍惚とした表情は微かに満足気な笑みを湛えていた。その顔は、愛おしく可愛かった。
「それじゃ、入れるぞ」
「えっ!?」
 その時、クリスタから出た言葉は、リヴァイにとって完全に予想していないものだった。
「駄目! それは駄目! 絶対駄目!」
 あろうことか、三度も言われてしまったのだ。
「それは結婚してから!」
 あまりの剣幕で怒り出すクリスタ。次の瞬間クリスタは服を着て、バタンとドアを大きく響かせて、部屋を出て行ってしまったのだ。
 リヴァイは絶望して、顔面蒼白になった。

279 :
(終)です。汗
また機会があったら会いましょう。それでは。

280 :
お疲れ!
オチでワロタwww

281 :
せっかくクンニしてやったのにこのアマァ・・・
っていう心境だろうな

282 :2012/12/28
お疲れ! ~
リヴァイxクリスタ最高!
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