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2011年11月1期日本史54: 天皇機関説 (126)
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天皇機関説
- 1 :10/12/15 〜 最終レス :11/12/10
- 一般的には受験用語で、法学説だから史学からしてみたら異分野だとは思うが
中世以降、混乱期ほど天皇が機関として有用なのではと?
日本は権威主義が多いのか?
統帥権干犯に火をつけた悪しき機関なのか?
でも例えるなら、核攻撃で現在の民主主義的な日本国が機能しなくなったら?
誰の主導権なら容認されるのか?
優れているのか、悪しき慣例なのか機関説?
歴史を読み解くのは先々を予想する楽しみ
幸いなのか不幸なのか?
- 2 :
- 日本語で頼む
- 3 :
- まあ何となく言わんとしてることは分かるさ(笑)
天皇機関説は戦前の大日本帝国憲法下においても、「天皇」の法的解釈の通説だよ。
けしからんとか言い出した奴が恥ずべき無知蒙昧の真性キチガイだっただけ。
- 4 :
- 天皇機関説=国家法人説
- 5 :
- >>3
>>けしからんとか言い出した奴が恥ずべき無知蒙昧の真性キチガイ
その孫もルーピーといわれている
- 6 :
- キチガイってより、大衆心理を利用しての非難を行ったら延焼しちまったって感じ
純粋に「けしからん」と思っていたのでは私欲絡みだし
- 7 :
- >思っていた
思っていたのでは無い
に訂正
- 8 :
- 天皇効かん説
- 9 :
- 法学のほうでやれ
- 10 :
- 機関説を唱えた側も、非難した側も「天皇」を利用していたって認識なのですが
近代以降、「天子」「帝」「天皇」に本当の意味での絶対的な実権なんて存在しないのでは
例えるなら「好き嫌い」「天気・自然の好悪」「個人の気分」で全て決っする「権力」の有無
明治・大正・昭和・平成、逸話やら風聞だけは多々有るけど
歴史自体は自主的・主体的に動かせていない
まぁ現世に醍醐はまだしも、後醍醐が出現したら目も当てられないがw
主権にしろ象徴にしろ「天皇」って人身御供は、国家論で言ったら便利でもあり厄介者でも面白い存在ではないかなと
で、日本史は今後はどうなる?ヒサヒト(変換出来ない、失礼)様までは多分安定、多妻は許され無いし、女性スキャンダル私生児満載だと非難轟々
先細り零細皇室だけど、生き残るのだろうか?
天皇と皇室には人権は無い、ってのは面白い
日本に置いては唯物論者や左翼否定者が、整合させ克服すべき、どうしようもない永遠の課題だし
あと200年くらい生きてみて歴史の生き証人になってみたいです
- 11 :
- 国家法人説はギールケとかいうドイツ法学者だったな。
- 12 :
- 実は日本人って権威が大好きだなw
- 13 :
- 権威も人権も大好き
- 14 :
- あげ
- 15 :
- >>12
西洋人とか中国人とかに比べれば、それほどでもないよ
- 16 :
- 天皇は権威なのか?
金も実権もなんら無い
が、一応は存続しているのは権威だから?
仮に日本列島が他国に併合されたとして
米国の大統領やら中国の国家主席を天皇と同じ位置に置き換えることは可能なんだろうか?
天皇への共通感って史学教育があってこそだと思う
- 17 :
- 新年に
なにをしてるの
糞天皇
- 18 :
- 天皇個人を追放しても天皇家は残すことになっているという意味では
他国の立憲君主とは異なるという点に注目してる説ってないよな
- 19 :
- イギリスの清教徒革命や名誉革命でも、王様をギロチンにかけたり国外追放したりしてるけど、国王・王家という存在自体がなくなった訳じゃないよね。
- 20 :
- 王家は変わってる
それに国王が無用とされた時期すらある
日本の場合は血筋が大切にされる代わりに人権なんて贅沢なこと抜かすなと言わんばかりの抑圧されっぷり
- 21 :
- 皇室に生まれたら特に男児にゃ人権は無いなw
赤ん坊の頃からモザイクなしで晒されまくりで有名な幼児期w
思春期くらいで狂いそう、の心配までされるしw
女児は女児で、ロリ同人ネタにされて陵辱ネタでも抗議すら出来ないんだしw
参政権も発言も移動も職業選択の自由も無い
まぁ飢え死にはしないだろうし、稀有な経験も出来るし、立派な葬式もして貰えるだろうけどさ
羨ましい存在で有るのかね?
- 22 :
- 今も昔も一緒で、天皇機関説な憲法だよ。
天皇を機関とか言うのは失礼ではないかと言う感情的な意見がマスコミを賑わして、
無知蒙昧な軍人は天皇は機関がって蒸気機関かぁーって興奮して走って行ったのを、
高級軍人達は、我々の時代が来るって笑って見ていたの。
- 23 :
- しかし早々に3代後にゃ、普通に父系での存続は困難になると予測されるし。
今はまだ幼児な男の子が、先々絶倫発揮して1人の嫁さんから5〜6人くらい男児でも儲けないと自然と終わる機関だろうね〜。
- 24 :
- 現皇室の廃止も時代の流れ
韓半島から韓国皇帝の血を分けてもらうべき
- 25 :
- 天皇みたいな白丁以下な下賤な血族は滅びて当然
- 26 :
- 日本人は野蛮だからたかだか135代続いたらありがたがる
韓国人なら全国民が天皇より続いてる
- 27 :
- >>26 朝鮮は新羅=倭人王朝、高麗モンゴル王朝、李氏朝鮮=ツングース王朝が続いていたな。
- 28 :
- 天皇機関説は最近、キカンな。
- 29 :
- 今上天皇VS木崎貴幸(無職) 仁義なき戦い
↓粘着アンチの正体
___________________________________________________________
【極左】反日左翼活動家ザキンコ(zakinco)【白痴】
木崎貴幸
1976年12月8日生 兵庫県高砂市出身 東京都調布市在住
1989年 高砂市立伊保南小学校卒業
1992年 高砂市立松陽中学校卒業
1995年 兵庫県立加古川東高等学校卒業
2000年 姫路工業大学工学部情報工学科卒業
2000年 同大学院中退
34歳にして単発アルバイトのみの実質無職w
ネットで反日左翼活動に邁進中の犯罪者予備軍。
http://twitter.com/zakinco
http://b.hatena.ne.jp/zakinco/
http://d.hatena.ne.jp/zakinco/
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%89%B9%E5%88%A5:%E6%8A%95%E7%A8%BF%E8%A8%98%E9%8C%B2/Zakinco
●中学時代、虐めにあう。母親を憎んでいる。
●天皇制廃止論者。親日的歴史解釈を「歴史修正主義」として激しく罵倒。
●中国の軍事的脅威を完全否定。9条擁護しながら、在日米軍は不要と主張。
●「新自由主義」「市場原理主義」という藁人形を攻撃しつづける。
●小泉改革で格差が拡大したと思い込み、竹中平蔵を憎悪している。
●神野直彦や内橋克人ら、マルクスの亡霊を妄信。
●池田信夫を激しく嫌い、小倉秀夫(キ○ガイとして有名)、hamachan(労組の御用学者)らを崇拝。
●底辺労働者が報われないのは、株主や経営者が搾取しているからだと思っている。
●法人税増税を主張。大企業は内部留保として金を溜め込んでいると思い込んでいる。巨額の負債も抱えているとは考えもしない。
●Zakinco「『非国民通信』は私のルです。世の専門家たちよりも見識が高く、信頼に足ります」
http://bbs.2ch2.net/test/read.cgi/kitatyousen/1285916936/
- 30 :
- >>27
中華の始皇帝以前から韓民族の系譜は確立されています世界的な歴史を学びましょう
- 31 :
- >>30 シナ人式名前をつけて固有の名前など不明な朝鮮人にどんな系譜があるんだ?
一部李氏朝鮮王のツングース名が伝わっているくらいだな。
- 32 :
- 天皇機関車説とは如何様な説でありや。
- 33 :
- 立法機関(議員) 行政機関(内閣)司法機関(所)と並んで
天皇という機関という別の機関車とかんがえられる 四輪駆動である
- 34 :
- 天皇を最高機関とするからややこしいコトになる
明治期から戦前のほうが一時期だけ以外は
今よりよっぽど有用に法的に天皇を定義づけているんでは?
- 35 :
- 今の天皇は国事行為を行う公務員・公僕、今でも機関といえば機関
国民の総意のみに基づいて存在が許されるから国民が天皇を煮て食おうが焼いて食おうが自由ということ
- 36 :
- 公務員・公僕は国民の総意のみに基づいて存在が許されるから国民が煮て食おうが焼いて食おうが自由ということ
近代法の基礎知識の欠落と法哲学を無視出来ている時点でw
中高校生くらいかな?
- 37 :
- >>35
小沢一郎の憲法学説だね。
- 38 :
- アホな軍人は天皇機関説を天皇エンジン説と解釈していたわけか。
- 39 :
- 当時の軍部は賢いからさ、アホな民衆を煽るの為にそういう説として流布させたのさ。
- 40 :
- 陸軍大学では憲法学は教えなかったはずだ。
- 41 :
- >>39 といより天皇機関という単語に反発した言霊信仰をもっていた連中だろう。
法学用語を工学のエンジンと錯覚した学術語音痴とも言える。
- 42 :
- いまでも東大出てる元アナウンサーの議員が、政治学では常識的な「暴力装置」って言葉に噛みついたりしてるんだから、
あんまり進歩してねえなあって思うわ。
- 43 :
-
■極言すれば、天皇はいてもいなくても同じなのである。
■そうだとすれば、天皇が人間である必要はない。ロボットで十分ではないか。
長野伊那の元教師・大野田秀夫氏の主張。
大野田氏は教え子の作文を無断で自分のホームページに掲載したり、各界人物を中傷したり、
雑誌の写真を無断で転載するなどの行為をなかなかやめようとしません。
ただ、長野県の人間がみなこういう考えの持ち主ではないことだけは付言しておきたいと
思います。
ttp://blogs.yahoo.co.jp/kazenozizi3394/49557366.html
- 44 :
- >>42 共産党支持者などは共産主義用語に踊らされているだけの言霊信仰者みたいなものだしな。
公明党支持者の法敵とか仏敵というのも同じようなもの。
- 45 :
- 三島由紀夫の天皇観も機関説だな。
- 46 :
- 俺は天皇絶対主義だってようなことを言ってたような記憶も
あるが機関としての天皇制を絶対化してるだけっつうか。
- 47 :
- 象徴天皇がそのまま機関説なのだが。
- 48 :
- >>47
全然違うから。
天皇機関説は国家法人論。象徴天皇は国民主権。
- 49 :
- 戦後の天皇機関説 [編集]
第二次世界大戦後、改正憲法の気運が高まる中、美濃部は憲法改正に断固反対した。
政府、自由党、社会党の憲法草案は、すべて天皇機関説に基づいて構成されたものであった。
しかし、天皇を最高機関とせず国民主権原理に基づく日本国憲法が成立するに至り、
天皇機関説は解釈学説としての使命を終えた。
- 50 :
- >>48
ではその国家法人としての天皇と国民主権としての天皇の違いは何?
- 51 :
-
日本国民=皇室(日本銀行)と薩長財閥(日本経団連)の使用人
- 52 :
- >>50
国家法人説というのは当時のドイツ公法で言われたイェリネックらの学説で、国家を法人とみなして
君主を含めた統治の構成者を法人の機関であるとする説。美濃部はこれを援用して明治憲法を解釈し、
天皇を日本という法人国家のひとつの機関(その中でも最高機関ではある)として位置づけした。
他方、象徴天皇制というのは天皇は君主の権限のうち、統治権などの政治権能の一切を持たず、
象徴としての機能のみ持つ存在であり、その地位は主権者である国民の総意によって基礎付けられるという
考え方によるもの。
以下に分かりやすく機関説と象徴天皇制を対置して説明する。
・国家主権→ 機関説=国家にある 象徴天皇制=国民にある
・天皇の存在→機関説=法人国家の機関のひとつ 象徴天皇制=国民の総意による
・天皇の役割→機関説=法人国家の最終意志決定機関 象徴天皇制=政治権能を持たない国事行為のみ有する※
※学説上、象徴行為説・公人行為説として憲法に記されている国事行為以外の統合作用を有する行為
(お言葉や各種の式典・イベントなどへの参列、被災者への激励など)を含むという説が有力
天皇機関説は上述したように明治憲法の文理的な面を認めた上で、国家法人説によって天皇主権論を封じ込め
解釈として事実上の国民(臣民)の権利を大幅に拡大させることを意図した。日本の法学はドイツ公法の影響を
大きく受けていた。19世紀末期のドイツや日本の君主の強権的な地位を限定的学説として、当時の法学では
通説的扱いを受けたが、現行憲法に通底する天賦人権説とは全く違った法理によるものであることから、
両者を同じであると見なすことはできない。根本が全く違うのだ。
- 53 :
- >>50 明治憲法の天皇は立憲君主制、現憲法では象徴にすぎないから日本は共和制である。
- 54 :
- >>51
ベストアンサー!
- 55 :
- >>52 現在なら日本共和国説とか首相=国家元首説くらいのインパクトがあったんだろうな。
- 56 :
- 天皇は現憲法では国家の機関だが、それを主張することは
天皇機関説とは呼ばれない。「天皇機関説」は歴史的に
特殊な意味を持たされているので、要注意。
- 57 :
- >>53
>明治憲法の天皇は立憲君主制
明治憲法の場合、運用された時代によって立憲君主制的に用いられたこともあるれば、
神権天皇を前面に押し出した天皇主権的に用いられたこともある。
どうしてこうしたことが起きたのかというと、法学上、明治憲法は外形的憲法と呼ばれ
類型として近代憲法の特色である「君主の権限を憲法によって抑制する」という、
立憲君主制の面が限定的であるばかりでなく、各種大権のため場合によっては天皇の
権限が自在に拡大する余地を残していたからだ。
また、天皇の地位を歴史的存在として憲法によって確認するという構造になっており、
憲法に縛られることなく広大な領域を憲法外の権限として有していた。憲法に定められてない
元老、内大臣・重臣会議などの大きな政治制度によって、天皇は国務大臣を自由に任命でき、
内閣は国会に対する責任を負う(議院内閣制)ではなく、天皇のみに責任を負うというもので、
国会は予算の権限のみで内閣を牽制する以外方法がなかった。
他方、明治憲法では国民の権利は天皇からの恩寵として位置づけられており、
法令によって容易に権利の停止や剥奪を可能にした(帝国憲法27〜31条)。
>現憲法では象徴にすぎないから日本は共和制
学説上は典型的な共和制若しくは君主制都は言えず、「独特な共和制」或いは「独特な君主制」と
類型できるとされている(佐藤功「日本国憲法概説」第3章 360頁)。
- 58 :
- >>55
>>57でも解説したとおり、現在の憲法では「独特な共和制」とする学説もあり、
特別に突飛な学説ということにはなってない。また、学説上、国家元首については
伝統的な概念を前提にする場合、「内閣または内閣総理大臣」という説も有力で、
「な形式的・儀礼的行為を行う機関でも、元首と呼んで差し支えないという説」と
併せて確定的な説はない。
他方、元首の概念は前近代的な国家有機体説を前提としているため、社会契約説を
前提とした今日の憲法学ではあまり考慮さず、元首が誰であるかはある意味で言えば
「外国に対して国家を代表する権能(芦部 憲法47-18頁)」を持つ対象者という
程度の意味で捉えられている。
- 59 :
- >>56
その通り。現行憲法でも天皇は国家機関として解されているが、天皇機関説の考え方と大きく違うことは
>>92で説明した通り。主権の様態、機関としての役割など根本的な違いがある。
- 60 :
- >>59
92に期待しますw
- 61 :
- >>92ではなく>>52の間違い。
- 62 :
- >>58 今の天皇制はイギリス、オランダ、北欧の王室制度と同じようなものだろうな。
それらの憲法を見てみないと分からんが。それと皇室典範も見ないと実態が分からない。
- 63 :
- >>62
英・蘭・北欧の王室は、まず国と一個人としての王が前提だから全然違いますがなw
皇室の自由財産は無きに等しく、継承の放棄って権利どころか、あらゆる権利も前提にない
戦前の機関説と戦後の象徴で異様に歪な形態をなしているのが現在の皇室
互いの悪い部分や不都合な部分を寄せ集めてるとしか思えないしw
- 64 :
- >>62
イギリス
この国はコモン・ローという習慣法を用いているため、統一的な法典を持たないため、
英国国王は議会との契約によって君主の権限を抑制するという形で立憲君主制度を
確立している。つまり、議会側と王室側で抑止的に権利を用いることで民主的政体を
実現しているわけだ。その為、王室は経済的自立を持ち、政府も軍も実態は別として
形の上では今でも国王の臣下であり国王の軍であるという建前になっている。
ただし、内閣は国王ではなく議会に責任持つ議院内閣制を用いている。
オランダ
オランダ王室は憲法からして「オランダ王国憲法」の呼称を用いており、王国であることを
明示している。国王は議会に対して責任を持ち、国王就任の際は議会に憲法遵守を誓う。
また、国王の継承は長子継承で、就任の際には議会の承認が必要。また、オランダは
典型的な大陸法憲法を用いているため、日本国憲法のようにエッセンスだけに留めるという
条項にはなっておらず、主要な決めごとは憲法に記されている。
北欧(スウェーデン)
スウェーデンの憲法は少し特殊で、基本法の集合体という仕組みになっている。そのうち、
国王に関するものは「政体法」「王位継承法」で、政体法では天皇の国事行為に当たる
形式上の権能も持たず、君主制の中では完全に政治と分離された存在。
北欧(デンマーク)
憲法では内閣によって国王の政治権限を抑制するという実質的な形を用いており、
スウェーデンの様な一切政治との接点を絶つという君主制形式ではない。
政治は内閣が責任を持つという条項により政治権能は内閣に帰属するとしている。
(デンマーク憲法14条による)
北欧(ノルウェー)
国王の政治との接点の在り方としては日本国憲法の天皇に比較的近い。国王の役割を儀礼的、
象徴的な役割に限定しているが、ノルウェーの場合、それまでの絶対的だった国王の権限を
議会の権限による憲法の制定によって弱体化させたという歴史的経緯を持つ。
- 65 :
- >>64 ご教示ありがとうござりました。
- 66 :
- >>現在の憲法では「独特な共和制」とする学説もあり、
現行憲法学はいかにして天皇の存在を無視するかというのが通説のベクトル。
従って、>>64のような他国の立憲君主制の実態を突きつけられても、
天皇を君主と認めることは、現在の憲法学の主流ではありえない。
- 67 :
- 昭和天皇の終戦の放送は詔勅でもない、いわば呼びかけでしかない。
- 68 :
- >現行憲法学はいかにして天皇の存在を無視するかというのが通説のベクトル。
意味がよく分からないんだが、日本国憲法というのは天皇を悪用できない様に抑止しつつ、
天皇の象徴としての機能(この機能は明治憲法にも諸外国の君主にもある)を維持することを目的にし、
天皇の地位の根拠を国民の意思に基礎付けるという理念に基づく。
私が例示した「独特な共和制」と言う学説は、もうひとつの「独特の君主制」という説と対になっており、
定義の仕方次第でどちらの学説を採るかによって違ってくる。確か法制局でも国会の質疑で同様のことを
説明していたはず(佐藤功説)。要はどちらの学説であっても、あまり大きな問題になることはないから、
憲法学者も拘ってない。
それから、「天皇の存在」が無視できないのは、政治権能だけが国の運営ではなく国事行為によっても
重要な役割であり、象徴行為を含めて概観してみれば無視などできず、必要な国家作用であろうことは
高橋などの教科書でも取り上げられている。政治の決定だけが統治機構の役割ではない。
>>67
あれは終戦の詔書を天皇自らが読み上げ、レコードに録音して放送したもの。
律令制から始まった詔(みことのり)には幾つかの形式があり、終戦の詔書で用いられた「詔書形式」は
公式令によって定められており、天皇大権によって勅旨宣告の際に用いられる。調書には天皇の御璽と
首相若しくは国務大臣の副書を必要とする。
- 69 :
- >>68はちょっと分かりにくかったかも。
要するに「昭和天皇の終戦の放送は詔勅でもない、いわば呼びかけでしかない」というレスに対してだが、
確かに放送という行為それ自体は公文式や公式令で定められた詔勅の行為に含まれないが、
終戦という未曾有の出来事を踏まえて、詔勅(詔書)を天皇自らが放送という方法を用いて公布した。
放送された内容は詔勅(詔書)であり、内容面か言えば「昭和天皇の終戦の放送は詔勅でもない」は間違い。
明治憲法下の法令としての公文式・公式令では、詔勅について以下の通り定めている。
・詔書・勅書は文書の形式に別段の定めがない詔勅
・詔書は公布される(終戦の勅書の放送はこれに当たる)
・勅書は公布されない
- 70 :
- >>憲法学者も拘ってない。
と言いつつ、自らは決して天皇を「君主」とは
口が裂けても言わないのが日本の憲法学者
(その意味で「拘っている」といえる)
「こだわらない」の意味は、他人が「君主」と呼ぶのは
止めないというくらいの意味
- 71 :
- 里見岸雄が一番科学的で論理的だがな
- 72 :
- 王政復古だって玉として担がれたんだ。
その時代時代の実力集団がどう持ち上げるかって話ではあるが。
- 73 :
- >>70
>と言いつつ、自らは決して天皇を「君主」とは
>口が裂けても言わないのが日本の憲法学者
君は憲法の教科書を一冊でも読んだことがあるのか?
もしあるのなら、そんな馬鹿な発言はできないはずだが。
- 74 :
- >>72 「王政復古」というのだからそれ以前は王政ではなく天皇は象徴みたいなものだったんだな。
勤皇思想は建武の中興に倣って明治の中興、天皇親政を目指したんだろう。
しかし明治になると西欧思想の影響で立憲君主制になった。これを軍部がまた天皇親政に戻そうという思想もあったんだろう。
戦前の軍部はボナパルティズムだったと思う。今のシナ共産党もそうだ。
- 75 :
- 酷い、書き込む前にさ
何となくな感覚でなく少しは調べようよ
- 76 :
- しかし、廃れていなかったら復古も出来まい。
明治大帝の幼少の砌は京でお化粧遊ばされて、鞠など蹴っておられた。
- 77 :
- そういえばイギリスもフランスも革命後に「王政復古」をやっていたな。
- 78 :
- したんだろう。
ったんだろう。
そうだ。
妄想に妄想を重ねて断言する、何と言うか..
- 79 :
- >>78 お前は馬鹿なんだろう(推測)。
- 80 :
- >>73
どうも、憲法学者の主流といえば「お花畑サヨク」
というイメージがついてまわるから、
そう思われても仕方がない面もある
- 81 :
- 保守的憲法学者というのは定義矛盾でしょう?
- 82 :
- 一方的に「教科書読んでない」と言うのも芸がないから少し解説しておこう。
法学的な定義をする場合(ここでは「君主」の定義だが)、それを成り立たせる要件、
概念としてどの様な呼称を用いるのが適切であるか、といった条件を踏まえて演繹させていくのが
学問的なテーゼの導き出し方だ。で、佐藤功の教科書では「伝統的・典型的な意味における君主制」なのか、
「典型的な意味における共和制」と言えるのかを検討している。
立憲主義上の「伝統的・典型的な意味における君主制」と言う場合、本来的に君主が統治権限を持つ前提があり、
憲法によってその権限を一定程度抑止することによって、法の支配(或いは法治主義)を実現するという、
憲政上の条件がある。佐藤功がいう「伝統的・典型的な意味における君主制」ではないという意味は、
はじめから天皇を象徴として規定し、その前提となる君主の制限を設けるという方法論に根ざしていないからだ。
他方、「典型的な意味における共和制」とは、統治上、一貫して君主と呼べる存在の介在がなく、
公共空間を共和主義によって統治することを意味する。そうした理由から、象徴である天皇が国事行為として
統治に介在していることを憲法が定めている我が国の場合、典型的な共和制とは言えないわけだ。
以上、概略的な説明をしたとおり、天皇の象徴性や国事行為は「君主的要素がなお残存」していると考えてよく、
その為「独特な君主制」であるか、或いは「独特な共和制」であるかは、定義の仕方次第に依存しているため、
もっぱら政治的な意味合いしか持たない。「憲法学者も拘ってない」というのは、そういう理由で言っている。
- 83 :
- >>80
ここは学問板だよ。
- 84 :
- 「独特な君主制」でも「独特な共和制」でもどっちで同じだよ。
どっちかに決める実益もない。
- 85 :
- >>84
>どっちかに決める実益もない。
そういうこと。法益に影響する様な問題であれば、学説はに影響を与えうるから研究が進むが、
天皇の存在をもって君主制と定義しようが共和制としようがそんな問題は起きない。
せいぜいどうでもいい国会答弁の対象になるか、暇な学者の研究対象になるかという程度だ。
だから実学として法学の世界では「拘ってない」。法制局答弁でもそうなってるからね。
- 86 :
- 王政復古は朝廷が実力でやったんじゃない。新政府も、
絶対君主が欲しかったんではない。
- 87 :
- 委員会のテレビ芸者の議論とか無意味。
- 88 :
- 「学者は歴史を積極的に読むべきであって、消極的に読むべき
ではない。自らの生涯を本文とし、書物はその注釈とすべきで
ある。」云々。
動機説から解釈しないと水掛論にしかならないことはある。
- 89 :
- 最近、皇室コキ使われてんの?
- 90 :
- アメリカ人とユダヤか。
- 91 :
- アメリカの植民地化を許すってのは、こういうことだからな。
- 92 :
- 象徴天皇もクソもない。皆で奴隷階級だ。
- 93 :
- アメリカの植民地支配の道具としての天皇制に寄生する奴らがいてさ。
- 94 :
- それで偉そうな面をするんだが、もちろん、生かしとかなきゃ
ならん義理はない。
- 95 :
- そういう不逞の輩は半しにして頭からガソリンをかけて
火をつけるのが我ら日本国民の絶対義務なのであると。
- 96 :
- ドジン酋長制…
- 97 :
- 提案して賛同してごまかして逸らす、3/10は統計学で八百長を証明出来る有意レス数
- 98 :
- 日王は死んだんでよ?日本の天罰は本当に嬉しい
- 99 :
- 天皇機関説問題
天皇機関説(国家法人説)は、明治憲法体制を法的に説明する理論として広く認知されていた。
昭和10(1935)年2月18日、貴族院本会議で菊池武夫が、憲法学者美濃部達吉らの著作を挙げて天皇機関説を排撃した。
これに対して貴族院議員でもあった美濃部が、2月25日に貴族院本会議で「一身上の弁明」を行ったことを契機に、
国家主義団体などが天皇機関説排撃のキャンペーンを展開した。軍部や在郷軍人会、さらに倒閣を目論む政友会もこの動きに加わり、
排撃運動は激化した。
陸軍教育総監の真崎甚三郎は、林銑十郎陸相が、美濃部説は承認できず、学説としても消失を希望するが、その処置については
他の関係と共に慎重に考究する、と述べたことを3月12日の備忘録に記している。この問題が単なる学説論争を超えて、
様々な思惑の絡む政治問題に発展していたことが窺われる。
排撃運動には、一木喜徳郎枢密院議長の辞職要求などにより、宮中グループをはじめとする現状維持勢力を打倒する目論見もあった。
政府は、4月に美濃部の著書『憲法撮要』などの発売頒布禁止処分・改版修正処分を決定し、岡田啓介首相が天皇機関説を否定する
「国体明徴声明」を8月と10月の2度にわたって出すことで事態を沈静化させたが、これにより明治憲法下における立憲主義の
統治理念が公然と否定されることとなった。
http://www.ndl.go.jp/modern/cha4/description04.html
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