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2012年09月文学24: ☆★☆★ドストエフスキー☆★☆★Part38 (298) TOP カテ一覧 スレ一覧 2ch元 削除依頼
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☆★☆★ドストエフスキー☆★☆★Part38


1 :2012/10/05 〜 最終レス :2012/10/23
用法用量は守って正しくお使いください
前スレ
☆★☆★ドストエフスキー☆★☆★Part37
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/book/1345384286/

2 :
あーりがーと、さーん。

3 :
なにがカントだよ…
中島なんたらみたいな
ひねくれ者が出て来そうで怖いわ…
少なくともドストの盲目的崇拝者はこないでほすい
すぐ人の言葉尻を捕まえて叩くような人…
前スレにもいたからな…

4 :
カントを読んで教えられただけでなく、救われもしたっていう人の話を、できればもっと聞きたい。
あんな難しそうな本で救われたなんて、すごい。そこまでいかなくてもいいから、
僕もカントを読んで荒筋だけでも理解したい。

5 :
カントは救われるような本じゃないと思うんだが

6 :
哲学はなんとでも言えるからなあ
なんとでも言えないものって重要なことじゃないし

7 :
>>4
漫画で読破にあった気が…

8 :
>>4
自分は昔、価値観の混乱を起こして倫理とか善悪の違いなどが感覚的に分からなくなってた時があった。
でも、カントが道徳の「原理」を「定言命法」という簡潔な形で自分に示してくれた。
それは、論駁の余地のない、見事に純粋な道徳の「原理」だった。一目見ただけで得心した。
それから、カントって哲学者に興味覚えて、何が何だか分からないうちに四苦八苦して著作読み始めてた。
ただ、それだけの話だよ。
さ、もうドストエフスキーの話に戻ろ。

9 :
哲学の話は、スレ違いなのかな?僕にとって哲学は、
人間や森羅万象の存在する理由や目的を何としてでも知らないと
落ち着いて生きていけなかった。哲学的な思考や試行錯誤を
何十年も重ね、実体験を経た結果、存在には理由も目的もないという、
誰もが初めから知っている当たり前のことを再確認するに至った。
そのあとは、ドストエフスキーなどの文学を読む時は、
混乱した人生を生きてる半狂乱の人間の普遍的な生き様を見て、
自分の人生と照らし合わせ、それを楽しむようになった。
諦観の楽しみかな。そういう意味で、文学にせよ学問にせよ、
その他あらゆる人間の活動はすべて気晴らしにすぎないという考えに同意する。

10 :
前スレで、ドストエフスキーの「アンカレ」評価の話が出たので、参考までに中村健之助がドストの
トルストイ評価を考察した「ドストエフスキー・ノート9アンナ・カレーニナをめぐって」からの抜粋UP。
「…ドストエフスキーが激賞するのは、『アンナ・カレーニナ』第四編第十七節、産褥熱で生死の間を
さまようアンナの熱に浮かされた願いによって、“寝取られ亭主”のカレーニンと情夫ヴロンスキーが
手を取り合い涙を浮かべて和解する場面である。…彼はこの場面に“人間愛”の発露を見、“みんなが
兄弟となる”未来の人間関係の予兆を認める。…こういう『アンナ・カレーニナ』解釈であったから、
やがてその最終編第八編が発表になると、ドストエフスキーは、半年前には“心の清らかな”と讃えた
レーヴィンを、今度は罵倒し始めるのである。
こと新しげに言うまでもなく、ユートピアンとナロードの合体がドストエフスキーの思想の柱である。
当然ドストエフスキーは、レーヴィンを一例とする“新しい人々”が“兄弟的連帯”を保持している
ロシアのナロードと手を繋ぐべきだと考えていた。いま異教徒トルコ人に“虐待”されているバルカンの
正教徒同胞を“救出”する露土戦争は、“兄弟的連帯”の心情によって動くナロードの意向と合致する
“聖戦”であるはずなのである。
ところが、そのナロードの意を真っ先に理解すべき“心の清らかなレーヴィン”が、そんな戦争に
ナロードは全く関心がないのだ、と言い出した。…怒ったドストエフスキーは、いかにレーヴィンが
百姓といっしょに汗を流して草を刈り荷馬車を引いて働こうと、それは旦那衆の“おあそび”にすぎないと
極めつけ、作者トルストイを批判する言葉を蜒々と書き連ねる。…彼は、“心の清らかなレーヴィン”を
今度は“のぼせあがったヒポコンデリー患者”と罵る。
のちにトルストイがゴーリキーに、『ドストエフスキーは実にたくさんのことを感じた人だったが、
考える方はだめだった。…』と語ったのには、このようないきさつがあった。」

11 :
>>10
中村健之助 → 中村健之介氏 だった

12 :
そして、ドストが理想とする「兄弟愛」って、たとえばこういうの。
「そうなのだ、ロシア人の使命は、争う余地もなく全ヨーロッパ的であり、全世界的である。
真のロシア人となること、完全なロシア人になることは、おそらく(つまるところ、この点を
銘記していただきたい)、ただすべての人々の同胞になるということを意味しているのである。
それは言うまでもなく、“全人”となることなのである。…
私の信ずるところでは、後日、われわれは──ということはもちろん、今のわれわれではなく
未来のロシアの人々のことだ──1人残らず理解すようになるだろう。つまり、真のロシア人
たることは、とりもなおさず、ヨーロッパの矛盾に最終的な和解をもたらすよう努めることを
意味するということを。そして、全人間的な、すべてを結合させる、自らのロシア的魂の中に
ヨーロッパの憂いの逃げ道があると教示してやり、兄弟的な愛をもってすべてのわれらが兄弟を
その魂のなかに収め、つまるところ、おそらく、すべての民族をキリストの福音による掟に
従って完全に兄弟として和合させ、偉大なる全体的調和をもたらす決定的な言葉を発するために
努めることなのである!」(1880年プーシキン記念講演)

13 :
へえ、あの卑怯で残忍なロシア人が?

14 :
日本がアジアに友愛を、というのと似てるね。

15 :
いいえ

16 :
ロシアがヨーロッパに兄弟愛を
日本がアジアに友愛を
そっくりじゃん。

17 :
ほんまや

18 :
≫9
森羅万象には存在理由があります。
それはまず「神の肉体」としての神から人間への語りかけです。
次の段階では人間は自然を利用してさらに神に近づくために自然超越を試みます。
最終段階では神と自己との完全なる一致融合による
「完全なる自由」「愛」「平和」に到達するのであります

19 :
フムフム

20 :
しかし、トルストイは路線変更した。ドストエフスキーは
トルストイが期待したのとは全く別の方向に進み始めたので
落胆した。
ドストエフスキーには「民衆が神である」というような考えが
あるな。これはソロヴィヨフの影響か?

21 :
ヴェーダーンタ学派でしょ?
(冗談です)

22 :
ドストエフスキーは『作家の日記』ではファナチックな民族主義には
はっきり距離を置いてる。
真のロシア人とは、外国で暮らしていようが、ロシア語を使わなかろうが、
自分の言葉で語ることの出来る人間だ。
これは『白痴』でなかったかな。

23 :
帝政ロシアの臣民として、ドストエフスキーは「偉大なるロシア」に
無関心ではないとしても。

24 :
民衆が主役である!

25 :
その発想がもう民衆バカにしてんねん

26 :
そういえば中国にいたよね、
発想はそこなんだけど実行段階で斜め上に突っ走った人が

27 :
民衆が主役。
そう言っておき、無言の民衆が言いたいことは実は、これこれこういうことだ
と言い続け、実はそれは、すべて自分の言いたいことに過ぎない。
民衆が主役。
実は、俺が主役。


28 :
ドストエフスキーの頭にあるのは正教会を中心にした、もっと宗教的な社会観。

29 :
ドストエフスキーがアカが嫌いだからと言って従軍慰安婦問題に
ついてどうこう言ったというのは別の話だ。

30 :
民衆は盾である

31 :
スターリン時代の大粛清はまことおぞましい

32 :
『悪霊』だと懲役人のフェージカまで唯物論に対して正義の立場に
置かれてる。ひねた見方をすれば「教会はならず者の最後の隠れ家」
ってところか?
ところが『カラマーゾフ』だと手のひらを返したように「ならず者の
正義」について、突き放したような冷めた言い方で切り捨ててる。

33 :
『悪霊』で論争になって「進歩派」から批判を受けて、その流れで、
『作家の日記』で自分はネチャーエフの親戚だというようなことを、
やや弁解気味に書いたのかな?
ネクラーソフの追悼演説で野次られて凹まされた翌年に、ザスーリチ
裁判を傍聴してる。

34 :
美人だな・・・
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%BB%E3%82%B6%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%81
カラコーゾフの次のテロでなかったかな。で、無罪になった。
社会主義=悪で片付く時代でもなかった。
ドストエフスキーの名誉のために言えば、「スタローギンの告白」が
公表されて、「完全な無神論は完全な信仰への道」という思想が
明らかにされていれば、同時代の『悪霊』評も多少は違ったかも
知れない。掲載されなかったのは、もっと単純な理由ということに
なっているが。

35 :
あ、本当に美人だ。
でも、要人を銃で狙撃して負傷させたのに、よく無罪になったね。
トレポフ側に落ち度があったにしても。

36 :
『白痴』から『悪霊』、『未成年』の時期は、子供が次々生まれて
態度も保守的傾向が強まったとは言えるか知らんね。

37 :
で、『カラマーゾフ』連載中に行ったプーシキン講演で大喝采を浴びて、
いわば人民と和解して、その時だけ『作家の日記』を復刊させた。

38 :
「私は私の苦悩に相応しくなくなることだけを恐れた」、のぼせやすい
自分の性質を良く分かってるからだろうな。

39 :
バカっぽくのぼせ上がって優越感に浸るのが生き甲斐みたいな
ハナクソが多い時勢だがね(笑

40 :
確かにドストは数学苦手そうだw

41 :
2×2=4ぐらいわかるよ、馬鹿野郎

42 :
二二が四で人間と世界を分かったつもりになるのは・・・

43 :
「私は私の苦悩に相応しくなくなることだけを恐れた」
これ、V.E.フランクルが「夜と霧」でドストの言葉として引用して有名だけど、これの出典が何か
判った人、いる?
以前からこのスレでも話題になって、気になっていたんだけど今だにわからない。
たぶん、小説からではないと思うんだけど。
ドイツでは第2次世界大戦前にドスト・ブームが起きてるので、たぶんフランクルはドイツ語訳の
ドスト作品を読んでるはず。
だとすると、ロシア語→ドイツ語→日本語で重訳になってるので、余計に原典を探しにくい。

44 :
あ、ドイツって書いちゃったけどフランクルはオーストリア在住のユダヤ系だった。

45 :
でも、オーストリアの言語はドイツ語だから、おそらくドイツ語版で読んでるんだと思うんだけど。

46 :
いかにもドストエフスキー的な言葉ではないか?
前にも書いた気がするが、こないだ『死の家』久しぶりに
読んだら『夜と霧』にそっくりだったんで、驚いたぞ。それに
類する言葉は『死の家』にはないか?

47 :
自分も「死の家」あたりかと思って読み返したりしたんだけど、見当たらないんだ。
もともと「死の家」の語り手のゴリャンチコフは、嫉妬で逆上して妻殺しをして自首した男って設定だから、
上記の言葉を言いそうなキャラでもないしね。
いかにもドスト的な言葉なのに、作品には類似した言葉がみつからない。
もしかして、書簡とか伝聞からの引用なのかな?または「作家の日記」?

48 :
自己告白的な物言いは『作家の日記』ではないような。
恥辱に身悶えするのが歯痛みたいに快楽だって主張してる(笑)
作品は何だっけ?

49 :
>>48
地下室の手記。でも、僕が地下室の手記をざっと見た限りでは、そういう言葉が見つからない。

50 :
帝政ロシアでは貴族がロシア語よりもフランス語の方が得意ってこともあったくらいに
フランス語がよく使われてて、その傾向は貴族だけでなくそれよりも下の階級にも
大なり小なり見られてたみたいだね。
カラマーゾフの兄弟の兄弟にもフランス語がよく出てくるけど、父親を侮辱されて
怒ったアリューシャがナイフで刺した相手のコーリャが、死の床にいるアリューシャを
元気付けるためにペレズヴォンという名前の犬を訓練している時にも、
フランス語を使ってるよね。ロシア語の原文でもフランス語がそのまま出てくるのかな、
と疑問に思ってた。

僕はロシア語がほとんどできないけど、ネット検索してみた。そしたら、やっぱり、
犬に対して「こっちへ来い」って言いたい時に、
Ici, Перезвон!
http://az.lib.ru/d/dostoewskij_f_m/text_0130.shtml
つまり、"Ici、ペレズヴォン!" っていうふうに命令してる。これは面白いと思った。
日本人も、犬に対して「犬小屋に戻れ」っていう時には「House!」って英語を使うよね。

51 :
>>49
恥辱に身もだえする快楽は、地下室ではないんだ。
『悪霊』かな。『永遠の夫』のトルソーツキィさんの
続きみたいな冒頭だけど。

52 :
で、小林も取り上げてるジイドが『地下室』と『永遠の夫』を結びつける
という話は、そういう観点からすると自然なことなんだが、『永遠の夫』
だけを読んでも、おそらく『地下室』は連想しない。
トルソーツキィさんは「可愛い天使さん!」のマカール氏の系譜だな。

53 :
あ、それで、『貧しき人びと』のエピグラフに『地下室』の由来が
書かれているわけだね。

54 :
「地下室の手記」が好きなんですが、
この作品の解説、批評、分析などを収めた書籍ないでしょうか?

55 :
この主題で釘の頭を外さないのは難しいね。

56 :
>>53
同じ「地下」でも、「貧しき人々」のエピグラフと「地下室の手記」のタイトルは、別々の文学作品の
一節に由来してるんだよ。
「地下室の手記」のタイトルは、チェルヌイシェフスキーの小説「何を為すべきか」中の
「地下室の住人たちよ、出ておいで」という作者の呼びかけをパロディ的に使用したもの。
「貧しき人々」のエピグラフは、1844年にオドエフスキイが「祖国雑誌」に発表した小説「生ける死人」
の結びの言葉から引用されてる。

57 :
「生ける死人」の内容は、死んで肉体を失った主人公のワシリイ・クジーミチが自分の死後に
起こる家族内の内紛をやきもきして眺めながら、死人ゆえなすすべもなくただ声にならない独白を
続けるが、最後には全て彼の夢だった事がわかる、という夢オチ小説。
こんなバカな夢を見たのも、ゆうべ幻想小説なんか読みふけったせいだ、
「ああ、もうこういった物語の語り手ときたら!何かためになる、気持ちのいい、慰めになることは
書こうともせず、地下の秘密を何もかもほじくりだすんだから。もうやつらに書くことを禁じたらいい!」
と主人公が詠嘆する最後の部分をドストは自分のR作のエピグラフに選んだらしい。

58 :
ついでに、ウェー・フィタ・オドエフスキイ公爵 = ウラジミール・オドエフスキイについての概要。
19世紀ロシアの作家・批評家。モスクワの由緒ある公爵家の出で、父親は銀行家、母は農奴、
モスクワ大学の学習院で学び、ドイツ・ロマン派の思想と文学に強い影響を受けた。
30−40年代に怪奇幻想小説から、SF小説、社交界を舞台にした心理小説、音楽評論など、
幅広いジャンルで活躍した。
オドエフスキーの小説の邦訳は創元SF文庫から出てる「ロシア・ソビエトSF傑作集(上)」に
「四三三八年」という書簡体小説が収録されている。

59 :
>>54
「地下室の手記」は、ドストエフスキーの伝記やら解説書では必ず取り上げられている作品ではあるけれど、
「地下室の手記」を中心に論じた本といえば、前スレでも出たシェストフの「悲劇の哲学」かな。
ジッドがこの作品を「ドストエフスキーの全作品を解く鍵」と評して、論文「ドストエフスキー」を
書いたそうだけど、自分は読んだことはない。

60 :
>>56-57
なるほど『生ける屍』? でも内容は『貧しき人びと』の主題とは
あんまり関係ないな。

61 :
オドエフスキーの関わりで言うなら、『貧しき人びと』は幻想小説の形式で
下層階級の暮らしを浮き彫りにしたって風かね。この頃のドストエフスキーは
幻想小説書いてるもんな。

62 :
「何かためになる、気持ちのいい、慰めになることは書こうともせず、地下の秘密を何もかもほじくりだすんだから。
もうやつらに書くことを禁じたらいい!」
作者としての、自嘲を込めてかも?

63 :
『貧しき人びと』は正に「地下室の住人たちよ出ておいで」という
作品で、ベリンスキーが泣いて喜んだ。
シベリア後、『死の家』の次の『虐げられた人びと』は、『貧しき人びと』を
上梓して間もない新進作家の「私」が主人公のメタフィクションだ。
この頃まではドストエフスキーの主題は本質的には変化してない。

64 :
>>62
アイロニーだろ…

65 :
>>59
ありがとうございます。
悲劇の哲学、読んでみます。

66 :
ヒーロー的に登場して徐々にニヒリスト的本性をむき出しにする『虐げら
れた人びと』のワルコフスキーは、後の大作群の萌芽ではあるが、まだ、
思想的には輪郭が曖昧だ。
『虐げられた人びと』の後で二年続きで西欧に出かけて、その後に
書かれたのが『地下室』。ロンドンにはダーウィン、パリには神の子を
人間の座に引きずり降ろしたルナンがいた。

67 :
芥川龍之介の『トロッコ』と同じパターンだな…

68 :
芥川はリミックスがうまいよな

69 :
芥川って長生きしたらノーベル文学賞取れた?

70 :
>>66
ドストエフスキーの晩年の蔵書リスト見ると、ダーウィンの「人間の系譜及び性に関する淘汰」、
「人間と動物における感覚の表現について」、ウォレスの「自然淘汰」が見つけられる。
セーチェノフ著「脳髄の反射作用」なんて本も。
ワルコフスキーって胸糞悪いキャラのはずなのに、センチメンタルな甘ちゃんばかり出てくる
「虐げられた人々」読んでると、不思議と一番親近感覚えるな。

71 :
>>69
ばか!芥川どまりだよ。

72 :
春樹でも取れそうなんだよ?
龍ちゃんって春樹以下なの?

73 :
>>70
『罪罰』で傾斜配分を説くルージンとか好きだろ。
ルナンはダーウィン相乗り組で、程なくしてアメリカで南北戦争が勃発、
開戦とほとんど同時期にロシアでは農奴解放令が出された。
ドストエフスキーが西欧旅行した頃だ。この頃、ローマの法王領も消滅した。
ロシアの農奴解放はクリミア戦争に負けたからとか言われてるらしいが。

74 :
最後にワルコフスキーが札束をつかんで遁走するところなんかは、
いかにも身近な景色だからな。

75 :
>>72
春樹くんは芥川賞もムリだったでしょ

76 :
ルージンって傾斜配分について、なんか説いてたっけ?

77 :
※前スレ参照

78 :
「ワルコフスキー」ってロシア語的に「ワル」の名前なのか知らん?

79 :
>>75
芥川賞とかもはや権威がまったくない
取ったら恥ずかしいと思った方がいいくらい

80 :
ノーベル文学賞の作家だって大した事ないんじゃね?
アナトールフランスとパステルナークとソルジェニーツィンあたり(なぜかどれもテーマが革命だな)は良かったと思うが
それ以外だとヘルマンヘッセとヘミングウェイとカミュとスタインベックと川端康成とバルガスリョサは読んだけど
春樹は日本のマスコミが自分の都合で受賞して欲しいから希望的観測記事を並べてるだけで客観的な根拠はないんじゃね

81 :
ノーベル文学賞だの春樹だのについては、それぞれ専用スレがあるだろ。

82 :
ドストの時代にノーベル賞的なものがあれば、彼は受賞できたろうかね?
生前の彼の文壇における芸術的・文学的評価をよく知らないんだが。

83 :
誰か、ドストエフスキーの海外翻訳史を貼れ。
あれれ、初の外遊もやっぱり案外と冷静だぞ。
『冬に記す夏の印象』
ドストエフスキーが1862年の夏に約2ヶ月半、初の海外旅行をした際の感想を
綴ったエッセイで、1863年「時代」2・3月号に掲載された。夏に体験したことを
冬に発表したためにこのような題名になっている。
http://www.dostoevsky.jp/works/opus19/

84 :
諸君らはロシア旅行に行ったら、
特にペテルブルグへ行ったら、
ラスコーリニコフの下宿へ行くんだろ?

85 :
行かない。

86 :
行きません。

87 :
え、自分は行きたい!

88 :
あと、ロシアだったらカリーニングラードに行きたいな。

89 :
>>82
ばか!芥川どまりだよ。

90 :
>>82
ツルゲーネフのドストエフスキー評とかなら知ってるけど。
ツルゲーネフのドストエフスキー評。
「逆の万人の真理とは何だか知っていますか。人がうっとりしているときに胸をどきどきさせたり、
人が怒っているときに恥ずかしがったりすることです。ドストエフスキーでは、なんでも逆のことが
おこります。たとえば、人がライオンに出会ったとします。その人はどうするでしょうか。もちろん、
青くなって、逃げようとするか、かくれようとするでしょう。…ところがドストエフスキーは逆に
語るのです。人は恥ずかしがって、その場にとどまるというわけです。これが逆の万人の真理でしょう。
そのためにドストエフスキーの作品では、2ページごとに、その主人公たちは、うわ言を言ったり、
狂乱したり、熱病のようになったりするのです。こんなことって、あるでしょうか。」
ツルゲーネフは「罪と罰」を傑作とは見なさず、この小説から受けた印象を「長くつづくコレラの苦痛」と
比較している。彼はまた「未成年」を、ドストエフスキーの「カオス」、「だれにも必要のない」わかりにくい
「つぶやき」と呼んで、酷評している。これらの片よった、意地のわるい、不当な評価は、論争による興奮を
示しているだけではなく、ドストエフスキーの、ときとして逆説的な創作方法にたいする、ツルゲーネフの
観点からすればドストエフスキーの心理主義の極端さにたいする原則的な反撥をもあらわしている。
ツルゲーネフは、その冷静な性格で、多分に主観的に、ドストエフスキーの主人公たちの悲劇的な世界を、
苦悩の一種独特の病的な弁解として受け取っている。芸術家としてのツルゲーネフにとっては、
ドストエフスキーは『残酷な才能』だった。
       (みすず書房 松下裕訳 アンナ・ドストフスカヤ「回想のドストエフスキー」注釈より)

91 :
ということで、引き続き文学賞についての話題は、それぞれの専用スレでどうぞ。

92 :
>>91
ということで、つまらん管理厨は、消えて下され。

93 :
今晩誰にノーベル文学賞が授与されようと、関係ない所で馬鹿騒ぎされんのは正直やだな。

94 :
>>93
言ってる意味がよくわからんが・・・
おまえ、村上?

95 :
こんにちは、蚊帳の外の村上龍です

96 :
日本人ノーベル賞は人体パーツ思想が獲得しちまったろ。

97 :
あかんかったやんw 春樹ww

98 :
小説に出てくるやつらがtwitterでつぶやきまくってたらウザそうだなあ

99 :
おめでとう!春樹

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