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2012年2月ニュー速VIP124: まどか「チョコよりもとっても甘いもの」 (254)
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まどか「チョコよりもとっても甘いもの」
- 1 :12/02/16 〜 最終レス :12/02/16
- 2月15日
まどか「………」
〜♪
まどか「……また…電話だ」
〜♪
まどか「……るさい…」
〜♪
まどか「うるさいっ!」ポイッ
まどか「うぅ…ぐすっ…」
まどか「ほむらちゃんの…ぐすっ、ばか…」
まどか「ばかぁ…!」
- 2 :
- 2月14日
まどか「き、今日はバレンタインだよ…!」
まどか「大丈夫…かな?」
詢子「まどか」
まどか「あっ、ママ」
詢子「今日は頑張ってきなよ!チョコ、渡すんだろ?」
まどか「う、うん」
詢子「自信ない?」
まどか「だって…わたし…初めてだし、それに……」
- 3 :
- まどか「も…もし、断られて、その子に嫌われちゃったらどうしようって思うと…」
まどか「…すごく怖くて…それで……」
詢子「まあ確かにね、わかるよその気持ち。すっごく緊張するし、怖くもなるもんな」
まどか「ママ…」
詢子「でもな、誰だって最初は同じだよ。みんな緊張して、怖がって」
詢子「それでも頑張って勇気を出した人に幸せってやつは来るもんさ」
まどか「勇気を…出した人に…」
- 4 :
- 詢子「そう、だからまどかも勇気を出さなきゃな」
詢子「その子のこと、好きなんだろ?」
まどか「…うん!」
詢子「ふふ、なら頑張らなきゃね」
まどか「……でも、やっぱり自信ないよ」
詢子「最初からそんな気持ちでどうすんのさ?そんなんじゃ勝てる勝負にも勝てないぞ?」
まどか「だって…」
詢子「大丈夫、まどかなら絶対大丈夫だって!」
- 5 :
- しえーん
- 6 :
- 詢子「まどかはパパと私の自慢の娘なんだからな!」
まどか「ママ…」
詢子「だから自信持ってぶつかってきな!」
まどか「…うん!」
詢子「よっし!それじゃあ行ってこい!」
まどか「うん、ママ…わたし、頑張るね!」
詢子「うん、その意気だ」
まどか「いってきまーす!」
詢子「いってらっしゃい!」
- 7 :
- 詢子「…ふふ、ついに我が娘もバレンタインに好きな子にチョコを、か」
知久「まどかも、もう14歳だからね」スタスタ
詢子「うん、そうね。まどかもすっかり大きくなっちゃってさ」
知久「はは、ほんとにね。それに頑張ってチョコ作ってる姿はとっても良かったよ」
詢子「だろうねぇ、見たかったなぁ…あの小さかったまどかが好きな子にチョコを作ったんだもんね」
詢子「ねえ、まどかの好きな子ってどんな子だと思う?」
- 8 :
- 知久「うーん…はは、きっと優しい子なんじゃないかな?少し心当たりがあるんだ」
詢子「やっぱり?私もそう思うわ」
詢子「パパみたいな優しい子だと嬉しいね」
知久「はははっ!」
詢子「よっし、それじゃあ私も行ってくる!」
知久「うん、いってらっしゃい」
- 9 :
- まどまど
- 10 :
- はよ
- 11 :
- タツヤ「パーパー」
知久「ん、タツヤもチョコ欲しい?」
タツヤ「チョコー」
知久「はは、タツヤもいつかはママみたいな素敵な人にチョコ貰えるよう頑張らないとね」
タツヤ「まろかみたいにがんばるー」
知久「ははっ、そうだね」
知久「……まどか、頑張れよ」
- 12 :
- さやか「まどか、遅いねー」
仁美「……ええ」ソワソワ
さやか「あれ?もしかして仁美…」
仁美「はい?」
さやか「仁美、緊張しちゃってる?」
仁美「……わかります?」
さやか「わかるよー、同じ立場だもん」
仁美「…私、誰かにチョコレートをお渡しするなんて初めてで……」
仁美「すごく不安ですの…」
- 13 :
- さやか「うんうん、すっごくよくわかる!」
仁美「でも、さやかさんは緊張してるようには見えませんわ」
さやか「あはは、そんなことないよ?こうやってテンション上げて誤魔化してるだけ」
さやか「…あたしだってメチャクチャ緊張してるよ」
さやか「でも!あたし、やりますからね!」
仁美「さやかさん…」
さやか「だからさ、仁美も頑張ってね」
仁美「…はい!」
- 14 :
- さやか「と言ったのはいいものの、仁美は最大のライバルなんだよねぇ」
さやか「あたしなんかが仁美に勝てるかなぁ…」
仁美「そんな!私こそ、さやかさんに勝てる自信がありませんわ…」
さやか「あはは、またまたぁ」
仁美「本当ですわ、さやかさんと上条君の仲に私なんがが入る隙なんて…」
さやか「仁美…でもさ、決めたじゃん」
さやか「2人で正々堂々、恭介に告白するって」
- 15 :
- ほむ
- 16 :
- 仁美「…ええ」
さやか「だから恭介がどっちを選ぼうが文句は無しだからね」
仁美「はい、もちろんですわ」
さやか「ま、仁美になら負けても悔いはないかな」
仁美「私もですわ、さやかさんになら…」
さやか「あははっ!」
仁美「えっ?どうかなさいました?」
さやか「いやさぁ、あたし達変わってるよなぁって思って」
さやか「ライバル同士なのにこんな話しちゃってさ」
- 17 :
- さやかいい娘や......
- 18 :
- 上条「ごめん、僕暁美さんが好きなんだ」
- 19 :
- おいおい、最大のライバルは中沢だよ?
- 20 :
- >>18
やめたげてぇぇ
- 21 :
- 仁美「…ふふ、そうですわね」
さやか「とにかく、正々堂々頑張ろう!」
仁美「ええ!」
まどか「さやかちゃーん、仁美ちゃーん」
さやか「おっ、来た来た」
仁美「おはようございます」
まどか「おはよぉ、遅れちゃってごめんね」
さやか「さてはバレンタインの準備してたなぁ?」
まどか「う、うん…すっごく緊張しちゃってたから、ママに励ましてもらってたんだ」
さやか「はは、まどかもついに…ってあれ?」
- 22 :
- さやか「え?本命!?」
まどか「…うん」
さやか「えぇー?」
仁美「まどかさんにも、お慕いしている方がいらしたのですね」
さやか「えっ?うそっ?全然わかんなかった…まどかに好きな人いたんだ…」
まどか「ず、ずっと隠してたから…」
さやか「ほぇー、あたしも知ってる人?」
まどか「うん…」
さやか「え?なら同じクラス?」
まどか「……うん」
- 23 :
- ほむ
- 24 :
- さやか「なら…」
仁美「こほん、さやかさん」
さやか「あっ…」
まどか「うぅ…///」
さやか「ご、こめんまどか…つ、つい…」
まどか「うん…」
仁美「そろそろ急ぎましょう、遅刻してしまいますわ」
さやか「あ、うん。そうだね」
まどか「……ふぅ」
- 25 :
- キーンコーンカーンコーン
さやか「あっぶなー、ギリギリだったぁ」
仁美「そうですわね」
さやか「にしても流石仁美だわ、バレンタインなのに男子からチョコ貰うとか」
さやか「朝からたくさん下駄箱に…さやかちゃん自信なくすわぁ」
仁美「で、でもっ!全てお断りしますわ!」
さやか「いやいや貰えるのがすごいっての…」
仁美「あ…」
まどか「てぃひひ、仁美ちゃんはすごいなぁ」
仁美「そ、そんな…」
- 26 :
- まどか(わたしも、頑張って告白しなきゃ!)
まどか(ほむらちゃん…!)
まどか「…あれ?」
まどか(ほむらちゃんがいない?)
まどか(なんで?もしかして、今日はお休み…?)
まどか(そんな…)
和子「出席をとります」
ガラッ
ほむら「遅れてしまいました、すみません」
- 27 :
- こいつ最高にニコ厨
- 28 :
- 俺は百合に飢えているということだけいっておく
- 29 :
- まどか「あっ!」
和子「あら、チャイムが鳴るまでには席に着いていないと」
ほむら「はい、次からは気を付けます」
まどか(よかった、お休みじゃないんだね)
まどか「…」ジィー
ほむら「!」
まどか「えへへ」ニコッ
ほむら「っ…」プイッ
まどか「……え」
- 30 :
- まどか(うそ…今、視線を反らされた…?)
まどか(た…たまたま、だよね?)
和子「それでは授業を始めます」
まどか(まさか、ほむらちゃんに嫌われたわけじゃないよね…)
和子「教科書128ページを開いてください」
まどか(大丈夫…だよね?偶然なんだよね…?)
まどか(どうしよう…不安になってきちゃった…)
まどか(ほむらちゃん……)
- 31 :
- キーンコーンカーンコーン
まどか「うぅ…」
まどか(全然授業に集中できなかったよ…)
まどか(……このままじゃダメだよ、ちゃんとお話ししなきゃ!)
まどか「よーし…!」
まどか「ほむらちゃ…」
ほむら「………」スタスタ
まどか「あ…行っちゃった……」
まどか「よ、用事があったんだよね!」
まどか「そう…だよね……?」
- 32 :
- 書き溜めしてありそうな速度だな
- 33 :
- まどか(無視されたんじゃないよね…?)
さやか「まどかー、お手洗い行かない?」
まどか「………」
まどか(ほむらちゃんに何か悪いことしたかな?)
さやか「あり?まどか?」
まどか「えっ?あ…さやか、ちゃん…」
まどか(ほむらちゃんに避けられたわけじゃないよね?)
まどか(そんなことないよね?)
- 34 :
- さやか「あれ、どうしたの?元気ないよ?」
まどか「…そんなことないよ」
さやか「え、でも…」
まどか「そんなことないよ!」
さやか「そ、そっか!」
さやか(まどか?)
まどか「あ…ご、ごめんね?大声だしちゃって」
さやか「ううん、いいよ?気にしてないから」
まどか「ありがとう…それで、どうしたの?」
さやか「ん?あぁ、お手洗い行かない?」
- 35 :
- まどか「…ごめんね、今はいいや」
さやか「わかった、んじゃ1人で行ってくるわー」
まどか「………」
さやか(まどか…様子が変だよね?緊張してるからかな…?)
さやか(心配だけど、あたしも自分のことでいっぱいいっぱいだからなぁ)
さやか「恭介…」
さやか「ん?あれ、ほむらじゃん」
ほむら「…」スタスタ
- 36 :
- さやか(そういや今日はまだ話してなかったなぁ、あいつもチョコとか渡すのかな?)
さやか「チョコレートよ、ありがたく受け取りなさい」ファサッ
さやか「なんてねー、へへ」
さやか(って言うかどこ行くんだろ?)
ほむら「〜」
A「〜」
さやか(あれ?あれって隣のクラスのAじゃん)
さやか(Aってやたら人気があるんだけど…もしかして、ほむらもAが好きなの?)
- 37 :
- さやか(うん…手に持ってるのは間違いなくチョコレートだ)
さやか(ちょっと意外…かな、なんとなくだけど)
さやか(まあ、ほむらも女の子だもんねぇ)
ほむら「〜」
A「〜」
さやか(うーん、何て言ってるのか聞こえないなぁ)
さやか(って!告白だったらヤバイじゃん!)
さやか(人の告白を盗み聞きなんてできないっしょ!)
さやか(たいさーん!)
- 38 :
- さやか男好きとか邪道だな
- 39 :
- こうして中途半端なさやかちゃん情報が、まどかにもたらされるのであった
- 40 :
- 次の休み時間
まどか「………」
まどか(ダメだよ、授業が耳に入んない…)
まどか(結局、さっきの休み時間もほむらちゃんがギリギリまで帰って来なかったから)
まどか(また話せなかったし…だから今度こそ話さなきゃ)
ほむら「…」スタスタ
まどか「ほむらちゃん!」
ほむら「…まどか」
まどか「あっ…!」
まどか(良かった、無視されてたわけじゃないんだ!)
- 41 :
- さやかちゃんまじKY
- 42 :
- まどか「あ、あのねっ?その…えっと…」
まどか(あはは、なんだか緊張しちゃうよ、何時もみたいにお話しすればいいのに)
まどか「えっとね?えへへ」ニコッ
ほむら「…」プイッ
まどか「!?」
まどか(え…?また、目を反らされた…?)
まどか「あ…」
ほむら「ごめんなさい、今急いでいるの…また後でいいかしら?」
まどか「………」
ほむら「…ごめんなさい」スタスタ
- 43 :
- まだなにもしてないだろ
まだなにも
- 44 :
- まどか「ぁ…ほむら…ちゃん……」
まどか(うそだよ…おかしいよ…なんで…なんで…)
まどか(なんで…わたし、避けられてるの…?)
まどか「どう…して……」
さやか「うぅー、緊張するなぁー!」
さやか(どうやって恭介に渡そっかな?やっぱり、すっごく怖いよ…)
さやか(大丈夫かな?仁美に負けちゃうのかな…?)
さやか(でも、あたしにだって勝ち目はあるはずなんだから、頑張らなきゃ!)
さやか(頑張れさやかちゃん!
- 45 :
- 昼休み
まどか「………」ボー
まどか(ほむらちゃん…)
さやか「まどかー、お昼にしよーよ」
まどか「………」ボー
仁美「まどかさん?」
まどか「え…あ…」
さやか「…まどか?」
まどか「…ごめんね、ぼーっとしてて」
さやか「ううん、いいよ大丈夫。それよりもお昼にしよっか!」
まどか「うん…」
- 46 :
- 俺が14日を寝て過ごしてる間に見滝原ではこんな激戦があったのか
- 47 :
- まどほむと聞いて
- 48 :
- 仁美「ほむらさんも一緒に…あら?」
仁美「ほむらさんは何処に?姿が見当たりませんわ」
さやか「ん?あれ…ほんとだ、教室にいないね」
まどか「ほむらちゃん…」
さやか「ん?まさか…」
さやか(またAのところに行ったのかな?ほむらもやるじゃん)
仁美「さやかさん、何か心当たりがございますの?」
さやか「んーん、何でもないよ」
仁美「そうですか、でしたらお先にいただきます?」
- 49 :
- さやか「うーん、どうする?まどか、待つ?」
まどか「うん、きっとお手洗いか何処かに行っただけと思うし」
さやか「おっけー、んじゃ待っとこっか」
仁美「はぁ…」ソワソワ
さやか「はは、そんなに緊張してる仁美ってなんだか新鮮だねぇ」
仁美「だ、だって…あと数時間で上条君に告白…するんですもの」
仁美「すっごく不安で…だから私、今日は授業も真剣にできなくて…」
さやか「うんうん、だよねぇ。わかるわ、あたしにも」
さやか「ほんとすっごくドキドキしちゃっててさぁ、あははっ」
仁美「そのようには見えませんが…」
- 50 :
- さやか「そうだ、ここ触ってみなよ」
仁美「えっ?は、はい」
さやか「ほら、すっごくドキドキしてるでしょ?」
仁美「…ええ、そうですわね」
さやか「だから緊張しない人なんていないわけよ、わかったぁ?」
仁美「はい、さやかさんも私も同じですわね」
さやか「そーゆーこと!」
まどか「………」
さやか「まどかも色々緊張してると思うけどさ、あたしらも同じなんだからね」
まどか「さやかちゃん…」
- 51 :
- ナチュラルに胸触らせるとかこのさやか乱
- 52 :
- さやか「だから今日は頑張ろう!ねっ?」
仁美「ええ、3人とも頑張りましょうね」
まどか「…う、うん…がんばるね…ありがと…」
さやか「ほらほら、テンションあげてこー!」
仁美「ふふふっ」
まどか「………」
まどか「ほむらちゃん…」
- 53 :
- 30分後
まどか「………」
さやか「ま、まどか!もう時間ないしさ、食べようよ!」
まどか「…ううん、わたしは待ってるから…さやかちゃんは食べてていいよ」
さやか「え?でもさ、今から食べないと間に合わないよ?」
まどか「…待つもん」
さやか「まどか…どうしたのよ?何でそこまで、ほむらに拘るわけ?」
さやか「別に良いじゃん、今日くらいさぁ?何も言わないで出ていったほむらが悪いんだし」
まどか「待つもん」
さやか「…はぁ、わかったよ。んじゃあたしらは先に食べてるからね」
- 54 :
- 何このガチほむ過ぎるまどか可愛い
- 55 :
- まどか「………」
さやか「とは言ったものの、仁美はまだお手洗いから帰ってきてないんだよなぁ」
仁美「すみません、遅くなりましたわ」
さやか「あっ、きたきた。もう食べようよ、時間ないしさ」
仁美「ええ、それにほむらさんは帰ってこないかと思いますの」
まどか「!」
さやか「え?なんで?」
仁美「でも…言ってもいいのかしら?」
さやか「ん?まさか…Aと一緒にいたの?」
まどか「えっ?」
- 56 :
- 仁美がトリガーだった
- 57 :
- 仁美「いえ、B君でしたわ…って、あっ」
まどか「…!?」
さやか「えっ?B!?」
さやか(んじゃAは義理だったのかな?)
仁美「あの…こ、これは私達だけの内緒で。ほむらさんに悪いですし」
さやか「う…うん、そうだね」
まどか「………た、たまたま一緒にいただけだよ」
まどか「委員会か何かの話があっただけだよ!」
- 58 :
- しえ
- 59 :
- これはまどか頑張れマジで
- 60 :
- さやか「え?ほむらは保健委員じゃん、でもBはあたしと同じ委員会だよ」
まどか「な、ならっ!何か他の…えっと…」
さやか「まあ何をしようとほむらの自由じゃん、そんなに否定しなくてもいいんじゃないの?」
まどか「だって!ほむらちゃんがB君とだなんて…」
さやか「まどか…あんまり人の恋路に口出ししない方がいいよ、今は気にしないでいこ?」
まどか「こ、恋?」
さやか「はぁ…こういうのはあんまり言わない方がいいんだろうけどさ」
さやか「ほむらが今日に限って男子といるってのはさ、まあ…あれだよ」
さやか「義理チョコや友チョコ…もしかしたら本命かもしれない」
- 61 :
- さやかさん通常運転すぎる
- 62 :
- 空気読んでるつもりでまったく読めてないさやか
- 63 :
- まどか「ほむらちゃんの…本命……?」
さやか「うん。だからさぁ、ほむらの好きにさせてあげなきゃね」
さやか「ほむらも勇気出して頑張ってるのかもしれないんだからさ」
まどか「……!」
さやか「まどかもほむらに負けないよう頑張るんだよー?緊張するのはわかるけどね」
さやか「それに、まどかとほむらは仲がかなり良いのに、ほむらに好きな人がいたのを知らなくて驚くのはわかるよ?」
さやか「だからって、ほむらに先越されたからってそんなに焦っちゃダメダメ!」
さやか「だからさ、ほむらのことは一旦忘れてお弁当食べよ?」
仁美「私もさやかさんの意見に賛成ですわ」
- 64 :
- これは酷い
- 65 :
- まどっちかわいい
- 66 :
- 悪気が全く無いところがさやかちゃんらしい
- 67 :
- まどか「…ほむら…ちゃん……」
さやか「ほらほら、早く食べるよ?もう時間ないんだからねぇ?」
仁美「まどかさん、いただきましょう?」
まどか「……うん」
キーンコーンカーンコーン
さやか「あっぶなー、ギリギリだったよ」
仁美「まどかさん、あまり食べてないようですが…大丈夫ですの?」
まどか「…うん…大丈夫……」
- 68 :
- ほむら「まどか!チョコ?」
B「は?」
ほむら「まどか!!」
B「は?」
ほむら(AとBはアスペ)スタスタ
- 69 :
- ほむら「……」スタスタ
まどか「あ…ほむらちゃん…」
ほむら「…」チラッ
まどか「!」
まどか「え、えへへ…」
ほむら「…」プイッ
まどか「ぁっ…ほむら…ちゃん…」
まどか(まただよ…たまたまじゃななかったんだ…)
まどか(そんな…何かの間違いだよね?)
まどか(わたし、ほむらちゃんに嫌われたりなんかしてないよね?)
まどか(そうだよね?間違ってないよね?)
- 70 :
- あれだよ、一人ずつまどかにチョコを渡すゴミがいないかチェックしていってるんだよ
見つけたら即抹という
- 71 :
- 放課後
まどか「うぅ…」ウルウル
まどか(結局、ほむらちゃんと話すことすら出来なかったよ…)
まどか(どうしてすぐに居なくなっちゃうの?どうして話しかけてくれないの?)
まどか(どうしてわたしを見てくれないの?)
まどか(たしかに…最近はほむらちゃんと話すことが少なくなってたけど…)
まどか(でも、それはほむらちゃんが忙しいからだって思ってたのに…なのに…)
まどか(わたし…ほむらちゃんに避けられてたの?)
- 72 :
- >>70
俺にはわかる。お前は天才だ
- 73 :
- まどか(なんで…?もしかして、ほむらちゃんの事が好きなのがわかっちゃったの?)
まどか(それで…気持ち悪いって思われて……)
まどか(そんな……)
さやか「すー…はー…」
さやか「よぉーっし!いっくぞー!」パチン
仁美「さ、ささささやかさん、私…やっぱり…」
さやか「なーに弱気になっちゃってんのさ?そんなんじゃダメだよー?」
仁美「だって…」
さやか「なに?それともあたしが恭介を独り占めしてもいいのかなぁ?」
仁美「そ、それは…」
- 74 :
- まどかがチョコ用意してるの知ってるけど相手が分からないから、人気のある男子を片っ端から「もしまどかが来ても断れよ?」と脅迫しているに一票
- 75 :
- これはあれだよな?
緊張して目が合わせられないとかそういうあれだよな?そうなんだよな?
- 76 :
- まあほむらちゃんだしな
- 77 :
- さやか「ふふ、嫌でしょ?そんなのはさ」
仁美「嫌と言うか…その…」
さやか「2人とも正直な気持ちをぶつけて、どっちが勝っても悔いはなし。って決めたんだからさ」
さやか「仁美が告白しないで、あたしだけ告白ってのは嫌だよ…スッキリしないし」
さやか「だから2人で行こう!覚悟決めてね!」
仁美「さやかさん…ありがとうございます」
仁美「やっぱり、この気持ちだけは上条君に伝えたいですし…」
仁美「それに、さやかさんになら負けても悔いはありませんわ」
仁美「私、覚悟を決めました!」
- 78 :
- お前らあんまりネタバレすんな
- 79 :
- さやか「うん!あたしも負けないからね!」
さやか「まどか、あたしら行ってくるわ。あんたも頑張ってね」
さやか「今から行くんでしょ?」
まどか「うん…」
さやか「よーし!それじゃあ、さやかちゃん行きます!」
仁美「では私も。まどかさんも頑張ってくださいね」
まどか「うん…」
まどか「…ほむらちゃんに渡さなきゃ…わたしのチョコ…」
まどか「ほむらちゃん…何処にいるの…?」
まどか「ほむらちゃん…」フラフラ
- 80 :
- なんだろう
この二人にはこっぴどくフラれてほしい自分がいる
- 81 :
- まどほむ派と恭さや派を兼ねている俺としてはさやかちゃんにも頑張って貰いたい
- 82 :
- 数分後
まどか「まだ靴はあるから帰ってないんだよね?何処にいるの?」
まどか「ほむらちゃんっ…」
まどか「……あれ?」
C「〜!」
ほむら「〜」
まどか「ほむらちゃん…?ほむらちゃんだよ」
まどか(あの人は…たしかC君だよね?何をしているの?)
ほむら「〜」
C「〜!」
まどか(あれ?ほむらちゃんが持ってるのって…チョコ?)
- 83 :
- まどっち、俺はここだ!
- 84 :
- >>81
`¨ − 、 __ _,. -‐' ¨´
| `Tーて_,_` `ー<^ヽ
| ! `ヽ ヽ ヽ
r / ヽ ヽ _Lj
、 /´ \ \ \_j/ヽ
` ー ヽイ⌒r-、ヽ ヽ__j´ `¨´
 ̄ー┴'^´
- 85 :
- >>81
`¨ − 、 __ _,. -‐' ¨´
| `Tーて_,_` `ー<^ヽ
| ! `ヽ ヽ ヽ
r / ヽ ヽ _Lj
、 /´ \ \ \_j/ヽ
` ー ヽイ⌒r-、ヽ ヽ__j´ `¨´
 ̄ー┴'^´
- 86 :
- まどか(じゃあ…ほむらちゃんが好きな人は…)
まどか(いや、でも…よく聞こえないし、もう少し近づいて…)
ほむら「〜」
C「〜!!!」
まどか「あっ!?」
まどか(今…き、キスしそうに…)
まどか(そんな……)
まどか「ほむら…ちゃん…」
ほむら「っ!?」
まどか「あ…」
C「あれ?なんだ、鹿目じゃん」
- 87 :
- やめろぉおおおおおお!!!!
- 88 :
- いいや、俺には読める
- 89 :
- ほむら「ま、まどか…」
まどか「あ…はは…あはは…」
まどか「あはははっ」
ほむら「まどか…」
まどか「ご、ごめんね!邪魔だよね!わたしっ!」
ほむら「まどか?待って、これは!」
まどか「ごめんね!帰るっ!」タタッ
ほむら「まどかぁー!」
まどか「はぁ…はぁ…」タタッ
まどか「きゃぁっ!」ドテッ
まどか「うぅぅっ…ぐすっ…」
まどか「ほむらちゃん…」ヨロヨロ
- 90 :
- まどホーム
ガチャッ
まどか「………」
知久「おかえり、まどか」
まどか「………」フラフラ
タツヤ「まろかー!」タタッ
まどか「…これ、あげる」
知久「!?それは…」
タツヤ「まろかのチョコー」
まどか「…ごめんパパ、もう寝るから何もいらない」
知久「…まどか」
まどか「………」フラフラ
ガチャン
- 91 :
- いや、ちょっと頭に血がのぼっちまっただけだ。。。
続けろ
- 92 :
- あああああああああああ
- 93 :
- まどルーム
まどか「………」ポフッ
まどか「…うぅ……うぅぅっ……」
まどか「うわぁぁぁぁぁぁん」
まどか「ぐすっ…えぐっ……」
まどか「ほむらちゃん…うぅぅ…」
まどか「好きだったのに…ずっとずっと前から好きだったのに…」
まどか「なのに…こんなのって……うぅっ」
まどか「ぅぁぁぁぁぁっ…」
- 94 :
- うわあああああああああああああたまがパリーンッ!あたまがパッリーッン!!
- 95 :
- お父さん、娘さんの想い人は女の子ですよ2828
- 96 :
- こんなのってないよ
- 97 :
- 今北産業で
- 98 :
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- 99 :
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最初からアレンジされてるガンプラがほしいわけではないんだ
☆★★旅客機プラモデル 3便目★★★
おっさんたちは昔のガンプラでよく満足できたな
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