Needham & Co. のアナリスト Charlie Wolf 氏によれば、2011年の第3四半期、PC 市場全体に対する Mac のシェアが5.2%に達したという。 これは、Mac が獲得したシェアとしては、過去15年で最大のものとなった。 5.2%というシェアは、HP や Dell といった主要 PC メーカーと比較した場合には決して大きなものではない。 だが、Apple には勢いがある。 PC 市場全体の成長率が5.3%なのに対して、Mac の成長率は24.6%だった。 最も驚くべきは、個人ユースだけではなく、企業での採用が急増していることだ。 第3四半期、Mac の企業に対しての売り上げは43.8%も増加した。 表が示す通り、Mac は中小企業から巨大企業に至るまで、幅広い分野でシェアを伸ばしている。 特に、大企業での採用が目立つ。 Mac はもはや職場における少数派では無くなりつつある。 何年もの間、Mac を採用する企業は、出版社など一部の業界に限られていた。 だが、個人ユースでの Mac 利用者が増加するにつれて、職場でも同じコンピューターを利用したいという声が高まり、 それに押される形で企業による Mac 導入も増加しつつあるようだ。 http://japan.internet.com/wmnews/20111122/2.html