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【ゴスロリ男の娘!?】もやしもん【ガチ百合娘?!】


1 :09/09/23 〜 最終レス :12/05/10
207 名前: 名無しんぼ@お腹いっぱい [sage] 投稿日: 2009/09/23(水) 12:02:40 ID:FxuO/lzx0
漫画キャラ板にでもスレ立ててそっちでやれ
という訳で、立てました。
「もやしもん」主人公を溺愛する日吉酒店の看板ゴスロリ娘(!?)の女装青年「結城 蛍」君や
飲むと女の子を抱いてしまうミス農大武藤 葵ちゃんなど「もやしもん」キャラ達に醸された人たちの
ちょっとアブノーマルな書き込みを期待するスレです。
ちなみに真面目な内容を期待する本スレは、こちら↓
●【もやしもん】石川雅之総合スレ73【純潔のマリア】
ttp://changi.2ch.net/test/read.cgi/comic/1253067884/l50
原作者のHP↓
●石川雅之HP
ttp://homepage2.nifty.com/mmmasayuki/
★発売中★
『もやしもん』 第1〜8巻(以下続巻) 3巻以降は通常版と特装版あり 講談社
『週刊石川雅之』 全1巻 2003年2月発行 講談社
『人斬り龍馬』 全1巻 2005年6月発行 リイド社
『カタリベ』 全1巻 2006年4月発行 リイド社

2 :
「ねぇ、沢木。あんた・・・・・」
「はい、なんですか?長谷川さん」
「結城の下着、男物か女物か知ってる?」
「・・・・・・・・なんで、そんなこと俺に聞くんですか?」
「しらない?」
「知りませんよ」
「ふーん。じゃ、まだ、やってないんだ?」
「ぶっ!!や、やるもなにも蛍は、男ですよ!!」
「わかんないわよ〜。あんなに可愛いんだから、ちょっと飲んで誘惑されたら、どうなるか・・・・」
「や、やめて下さいよ!!そんなことには、なりませんよ!!」
「本当にそうかしら?あんた・・・・結城のキスを拒まなかったそうじゃない?」
「あ、あああああ、あれは、まさかあんなことになるなんて・・・・!!」
「本当にそれだけ?結城の唇に魅せられてたとか・・・・・・」
「そ、そんなことないです!!だから、びっくりして菌も見えなくなったんですから」
「それもそうね。」
「あ、そうそう。樹教授にね日吉酒店に行ってこれ買ってきてって頼まれてたの。行ってきてくれる?」
「え?俺スか?」
「下っ端でしょ?当然じゃない?」
「あーあ。結局、酒買いに来ちゃったよ。すいませーん。」
「あ!沢木!!!」ドキ!!
「オ、おはよう・・・蛍」
「やだな。もう晩だよ?どうしたの?お酒買いに来たの?それとも・・・・・」
「”あたしに”会いに来てくれたのかな〜?」
「うわっ!!だ、抱き付くなよ」
「どうしたの?沢木。いつもとちょっと違う・・・・」
「べ、別になんでもねーよ!!」
(くそ〜。長谷川さんが変なこと言うから、変に意識しちゃうよ)
(というか、蛍、本当に綺麗になったなぁ・・・・・・)
「ふーん。で?今日は、何しに来たの?」  (うわ、よく見たら首、白くて細いんだなぁ)
「沢木?どうしたの?」  (足もストッキングとヒールのせいでなんかちょっと、いやらしい)
「沢木?」  (そういや、長谷川さんのいったとおり、下着はどうなってんだろう?まさか、女物?)
「ね!沢木!!!」「うわっ!!!」
「こら!沢木。今日は何しに来たの!?」
「い、いい、いやその、長谷川さんのおつかいで樹先生の頼まれごとで蛍の下着を買ってくるように頼まれたんだよ!!男物と女物か!?」
パアーァン!!
混乱していたとはいえ、何ということを口走ったのだろうか。さんざん、怒った蛍に平謝りで誤解を解いて酒を買うまでたっぷり3時間かかった。
大学に戻ってから長谷川さんに「遅い」と怒られ、理由を話して笑われるし・・・・・
でも、最後に蛍が教えてくれたことだけは、俺だけの秘密にしておいた・・・・
「あのね。僕の下着は・・・・・」

3 :
「うぃーす」
「おう!沢木。マリーからワインが届いてるぞ」
「へぇ、マリーから。」
「今年は、お前のおかげで助かったって手紙も付いてたぞ」
「そうなんですか。見せて下さい」
ー農大の皆さん。こんにちは。
長谷川さん。美里さん。川浜さん。沢木。お元気ですか?
愛しのマリーですよ。
11月のワインのお祭りぶんのおすそわけのワインです。
皆さんで是非、飲んでください。ビールもいいですが、ワインは、もっといいですよ。
追記、今年は、沢木のおかげで助かったわ。又、連絡くれないけど元気にしてる?
手紙読んだら、連絡欲しいな。     
                    愛しのマリーより。
(マリーの奴・・・・・・)
「なんで、沢木だけ特別に連絡することになってんの?♯」
「うわっ!!蛍!なんでここに!!」
「何言ってんの、こんなにいいワインがあるんだから、結城も呼んであげないとね。」
「長谷川さん…楽しんでますね?」
「あら、そうかしら?」
「さー、わー、きー!!!愛しのマリーってどういうこと?」
「え?い、いや、そんなこと俺に言われても!?」
「なんだよ?この手紙の内容はぁ!!!フランスに何しに行ってたんだよぉ!!」
「え?、い、いや・・・・」
「僕なんか、毎日毎日毎日毎日毎日・・・・・沢木の心配ばかりしてたのにぃー!!!!」
「え・・・・・あ、ご、ごめん・・・・」
「はい、結城。」
「え?」「あんたの分のワイン。せっかくだから飲んでみたら?」
「は、はい。」
「いい香り・・・・・」(きっと、誠実な人が作ったんだろうなぁ。・・・・)
「長谷川さん。僕もマリーさんに会ってみたい気がしますね。」
「ほ、ほんとか?」「でも、沢木は、ダメ!!」
「えー・・・・なんだよそれ。おい、俺の分のワインは?」
「ダメ!あたしが飲むの!」
「えー。そりゃないよぉ!!」

4 :
とりあえず、お疲れ

5 :
「セーラー服・・・」
「え?」
「とても似合うと思うんだ。沢木には・・・・」
「け、蛍?何を言い出すんだよ?」
「あ、あたしもそう思う!!沢木君て童顔だし背も・・・・・ううん。絶対、似合うって!」
「おい、及川。今、なんて言おうとした?」
「な、なななな、何でもないわよ。それよりセーラー服とナース服どっちにするの?」
「・・・・何か増えてるし・・・・・」
「沢木のナースかぁ・・・・・・うん。いいかもしれないね」
「何納得してるんだよ?」
「で?」
「は?」
「で?」
「何が?」
「ナースとセーラーどっちがいいの?」
「き、きないよ!!そんなに着たければ自分たちで着ろよ!?」
「じゃ、沢木決めてよ。」
「何を?」
「あたしと及川さん。どっちがセーラーで、どっちがナースか」
「へ?」(僕は、沢木がどっちが好きか知ってるんだよ。どっちを選ぶのかなぁ?)
「う、うーん。」
「どっちなの!?男でしょ!!」「なんで怒ってんの?結城君」
「蛍も男だろ!!」「それは言っちゃダメよ」
「え、えーと。じゃ、じゃぁ、蛍がナースで及川がセーラーで」(どっちでもいいや。メンドクサイ)
「勝ったー!!!」「へ?」「何が?」
この後、蛍と及川がナースとセーラーを着てくれた。絵にできないのがとても残念だ。
それにしても、終始、蛍は、上機嫌だった。理由は知らないが、とにかく、顔中キスマークにされた。
女の服を選ぶときは、慎重にしろということか・・・・

6 :
>>4
あ、どうもです。
暇つぶしに書いてるんで、読んでもらってうれしいです。
ありがとう。

7 :
「農大には、天敵がいるわ」
「え?なに?」
「オクトーバーフェストにいた、畜産科のプルンプルン!!な女ですよ。」
「ああ。あのFカップくらいありそうな娘?」
「あのは危険だわ」
「そうね。揉み心地もよさそうだし、意外と彼女、白い肌で華奢なのよねー」
「絶対。あのに気がいくわ」
「あのは、確かに危険ね。心がゆらぐわね」
「!!」
「ムトーさんもそう思いますか!!」
「ええ!!もちろんよ!!結城君もそう思ったの?あのサイズ!絶対に抱きたくなるわよ」
「やっぱり!!絶対に抱きたくなるはずよ」
「沢木なら!!!」「あたしも!!」
「・・・・・・・・・」「・・・・・・・・・」
「ムトーさん。酔ってます?」「うふふふふふふ。」
「ちょ、む、ムトーさん?」「でも、結城君みたいなツルペタも大好きよぉー」
「ぼ、ぼくは、男ですから!!」「問題ないわぁ。やん。肌白ーい」
「あ!そ、そんな。待って、待って下さい。ムトーさん」「うふふふ。震えちゃって。カワイー」
「や、あ、やめて、いやん。そ、そんな。まって、まって。」「いただきまーす!!」
「いや、やめて。ああー!!さわきーぃー!!!!」「ぐぅー・すぴー・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・ちょっと、残念なのは、何故だろう?」

8 :
「あれ?今日、沢木。お休みですか?」
「うん。何か、お腹壊したらしいわよ。」「え!?大変だ」
「そうねぇ。確かに大変かも」「え?」
「及川が看病に行ってるからねぇ・・・・・・・・」
「っ!!!!!!!」
「あ、あああ、あたし、これで失礼します!!」がちゃ!!
「あ〜あ。酒蔵の息子がこんなに乱暴にお酒置いて、一目散ね・・・」
「遥さん。楽しんでますね?」
「ん〜?ふふふ。何のこと?」
「こんにちはー。沢木君。きょうは、休みみたいですねー」
「・・・・・・」「・・・・・」
「及川。結城がお酒持ってきてくれたから、一緒に飲もうか?」「はいっ!!」
ピンポーン
「あ?蛍?どうして?」
「長谷川さんが教えてくれたの!!!」どすどす!!
「?」
「及川さんは?」
「え?及川なんているわけないだろ?大学行ってるだろう。おれは、今日、ちょっと体の調子が・・・」
「・・・・・・やられた・・・・」
「なにが?」「・・・・・」
「・・・あ!!」
「ん?」
「沢木。ごはん食べた?」
「え?ああ。いや、今日は、もう、何も要らないかな、って」
「ダメよ。ほら、ベッドで休んでて。」
「え?おいおい・・・」
「消化にいいおうどん作ってあげるね。」
「・・・・」
「もー、だめじゃない。こんなに洗濯物ため込んでぇー」
「・・・・・・・蛍」
「え?」
「ありがとうな。」
「う、うん」(///;)

9 :
「口噛みを作るぞ」
「いやっす。」
「即答か。何で嫌なんや」
「口噛みなんて飲まなくても、ここではたくさんのお酒があるじゃないですか?」
「お前、口噛みの凄さがまだわかっとらんようやの?」
「大体、蛍も言ってたでしょ。口噛みは、未婚の女性が・・・・・」
「・・・・・」
「いますね。うちには、未婚の女性が」
「ふふふふ。そうやろ。飲みたいだろ?口噛み?」
「う・・・・・・うす。」
「いくぞ沢木!!頼んで回るぞ」
「断る!!!帰れ!!!」ピシャッ!!
「・・・・・・・」「い、いきなり長谷川さんは、厳しくないですか?」
「ん?んー。ま、まぁ、ええ。及川とムトーさんに頼むか」
「いや。」「いや。」
「・・・・・・・」「まぁ、結果は、わかってたけどよ。」
「あとは、結城だけか・・・」
「ちょ!!蛍は、ダメですよ!!男ですよあれは」
「なんやねん。かまへんやろ。あれだけかわいんやから」
「ダメです!!絶対に!!!」
「独り占めか・・・・・」「独り占めやな」
「そ、そういうレベルの話じゃなくてー!!!」
「冗談や。ちょっと、からかっただけや。そんなにマジで怒るな。」
「えー。もう、勘弁して下さいよぉー」
「って、ことがあってね。全く、参ったよ」
「・・・・・。」
「ん?」
「・・・・・・・」
「蛍?どうしたの?」
「ん?えへへへ。独り占めかぁ・・・・・・気分いいね!」
「おいおい。お前まで・・・・」
「よし!!今日は、二人で飲み明かすぞー!!」「おー!!」(ま、いっか・・・・)

10 :
「ういーす」
「おう!沢木。ちょっと、このパン見てくれや」
「あ、すんません。また見れなくなっちゃって・・・・」
「なんや、結城に何されたんや?」
「あ、沢木。空気中の菌、捕まえてほしいんだけど・・・」
「あ、すんません。また見れなくなっちゃったんで・・・・」
「なーに?今度は結城に何されたの?」
「ちょ、長谷川さんも?」
「ねー、沢木君。あたしの研究手伝って欲しいんだけどぉー」
「うす。でも、おれ、また見えなくなったんで、あまり力になれないんですが・・・・」
「げげっ」
「?」
「キスの次だから・・・・・なに?やっちゃった?結城君と?」
「違います・・・・・・あと、もうちょっと押えた表現、無いっすか?」
「て、感じでさー。みんな蛍と何かあったんじゃないかって、疑ってるんだよ〜」
「ふーん。また見れなくなったんだ。」
「ん?ああ。」
「じゃ、今度は、僕が、見えるように・・・・し・て・あ・げ・る」
「ういーっす」
「おう!沢木。なんや、また、菌が見えるようになったんか?」
「・・・・・・・沢木、ちょっと、アンタ・・・・菌・・・見える?」「うわっ!、沢木君・・・・・見えるようになったんだ」
「な、なんで、皆、菌が見えるようになったことわかるんですか?」
「「「キスマーク!!!」」」   「あ」

11 :
「ね、ね。沢木君。ほら、あの二人見て?どっちがいい?」
「なんすか。ムトーさん」
「わかってるくせにー。ゴス衣裳の金城さんと結城君だよ」
「ど、どっちがいいって?」
「ふふふふ。おとぼけは、無しだぜ?少年。」
「どっちがいいの?ね?」
「酔ってるんですか?ムトーさん」
「ねー?どっちがいいの?」
「じゃ、じゃ・・・・・・・金城さん」
「ファイナルアンサー?」
「ファイナ・・・・・・;」
「・・・・・・・;」「・・・・・・;」「・・・;」「・・;」「・;」
「マジで考え込んでど―するのー!!!」
「あかんな沢木。醸され過ぎや」
「麻痺してきたな」
「道外さなきゃいいけどね・・・・」

12 :
「ね、沢木。ほら、見て。」
「お、凄いバラの花だな。どうしたのこれ?」
「お店のお客さんがくれたの。ね?きれいでしょう?」
「ふ、ふーん。」
「ん?少しは、妬いてくれた?」
「うーん。どうだろう。少し複雑な気分だなぁ」
「どう複雑なの?」
「俺さ、蛍は、ずっと、俺と一緒だと思ってたんだよ。もやしやと酒蔵の息子だろ?」
「うん。そうだね」
「だからさ、大学入ってから、蛍がいなくなってから、心配して何度も電話したんだよ・・・」
「ん。ごめん。あたしの気持ちの整理がつくまで・・・・無理だった」
「でさ?そのとき、”ああ、俺って結構、蛍がいないと寂しいんだ”って、思ったわけよ」
「・・・・・うん・・・・」
「で、蛍がまた、俺の前に現れた時、こんなことになってたじゃん。」
「ふふふふ。」
「俺の知らない所でさ…」
「・・・・・」
「俺たち、ずっと一緒だったから、お互いのことはよくわかってた。でも、今は、お互いのことを知らない時間が増えてるよね…」
「うん。ぼくも沢木の沖縄とかフランスの事とか後から聞いてしった。」
「友達が俺の知らない所で変わっていくことがこんなに寂しいとは思わなかったよ」
「で?」
「・・・・・・・」
「沢木は、どうしたいの…?」
「・・・・・・・・そうだな・・・・」
「・・・・・その、俺の小遣いじゃ、こんなにバラの花は、買えないけど・・・さ」
「ううん。例え一輪でも嬉しいよ。沢木がくれるなら・・・・・」
「その・・・・離れていかないで欲しいんだよ。そのまだ、ちゃんと言えないけど・・・さ」
「うん。今は、それでいいよ。今はね・・・・」
「・・・・・・蛍。」
蛍は、そのまま何も言わずにずっと俺の腕を抱いてた。
こんな蛍の顔は、初めてで俺の知らない蛍だった。
それが何故か心地よくって、何も言わずに二人で立ち尽くしてた・・・・・いつまでも・・・・

13 :
「みそ汁を作る時は、まず、火を止めてから味噌を入れるんだよ」
「知ってるよ、そのぐらい。もう!沢木は座って待ってて!!」
「は、はい。」
「もうすぐ出来るから、テーブルでも拭いてて。」
「うーす。」
「はい、できました。」
「おー、うまそう。蛍、いい嫁さんになれるよ」
「それ、本気で言ってるの?」
「・・・・・もちろんさ!」
「さ、沢木ぃ!!」
「ホンマ、器用な奴等やで・・・」
「本当。酔いつぶれて寝言で会話してるわ」
「せやけど、寝言の会話は、体に悪い言うから、起こして辞めさせよか」
「・・・・・止めて。みて、蛍。泣いてるわ」
「人の恋路を邪魔する奴は・・・・・て、ことか」
「そういうこと。外に行きましょ」
「せやけど、俺、腹減ったな」
「じゃ、一緒に食べに行く?奢るわよ」
「あ、アホ言うな。そのぐらい俺が出すわ。」
「ふーん。」
「・・・・・・・・・よ、吉牛でも構へんか?」 
「・・・・・・いいわよ。」
「すまん。」
「いいってば・・・・・」
「・・・・・い、いこか」
「うん。」
「二人ともでていった?」
「うん。作戦成功だね」
「じゃ、今日は、二人でゆっくり飲むか?」
「うん。沢木」
「ん?」
「嬉しかったよ」
「う、うん・・・・・」

14 :
「ここに、イチゴ大福が一つ余りました。」
「ん?蛍が食べたらいいじゃん」
「うん、二人きりの時ならそれでいいけど、今日は、及川さんもいるんだ」
「じゃ、二人で分ければいいじゃん」
「おっと、どっこい、そこに金城さんまで入って来ました」
「は?」
「そのうえ、フランスからは、マリーが押し掛けてきました」
「な、なんだよそれ!?」
「しかも新たなるドッペルゲンガー娘(原作未登場)も現れました。」
「さて、沢木は、だれにこのイチゴ大福を上げるんでしょうかー?」
「もちろん、私だよね?」「わたしよね、沢木君」「私以外に渡したら、パンチだよ」
「ま、まって、まって、まってよ、みんな!!!」
「と、いう夢を昨日見ました。」
「お前、疲れてるな。もう、今日は、帰っていいぞ」
「贅沢な悩みやな。」
「あれ、沢木。帰るの?イチゴ大福があるんだけど?」
「か、かか、帰りまーす!!!」
「ふうっ!!」
「あれ?沢木。今日は、もう、帰るの?」
「おー、蛍どうしたの?」
「樹先生にお届けもの。で、僕も帰るところだけど、送ってもらえるのかな?」
「・・・・・・そうだな。・・・・・・・・・イチゴ大福も付けてね」
「?なによ、それ」
「別に〜。さ、帰ろうぜ。蛍」
「あん!もう、待ってよ、沢木ぃ!!」

15 :
支援
全部読んでるのでもっとおながいします

16 :
精神的に非常に近い存在、例えば双子とか仲のいい兄弟とか夫婦とかなんかだと
同時に同じ夢見ることってあるらしいね

17 :
>>15>>16
どうもです。連休も明け今日から仕事ですが、気分転換になるので
これからもチョロチョロ書いていきます。

18 :
「つまり、これは、どういうことや?」
「わ、わかりません。」
「あ、あああ、朝、起きたら蛍が俺の隣で寝てたんです。」
「それで、俺は、何故かセーラー服で化粧をしてて……」
「なんか、蛍は、ボンデージ着てるし……」
「は、長谷川さんは、ゴスロリ着てるし・・・・・」
「お、及川は、チャイナドレス着てるし・・・・・」
「む、ムトーさんは、何故かドナルドだし・・・・・」
「なんかムトーさんと及川、抱き合って寝てるな。」
「ちょっと、いやらしいな。」
「ほ。本当っすね」
「お前もセーラー服、似合ってるぞ」
「ほんまや。女子中学生みたいやぞ」
「や、やややややや、止めて下さいよ!!似合ってませんってば!!」
「何真っ赤になっとるんや、冗談や」
「沢木、おまえ、ちょっと危ないぞ」
「そ、そそそそそそ、そんなことないですー!!!」
「その顔で怒るな。可愛すぎる。顔洗ってこい」
「う、うす」
「にしても・・・・下着から何から脱ぎ捨てたまんまってことは、ここで着替えたのか」
「あいつ・・・何にも覚えとらんのか」
「ついとるのか、ついてないのか、わからんな。」
「あーーーーーーっ!!!何だこりゃー!!背中、引っ掻き傷まみれだー!!!」
「いてーよぉー!!!」
「やられたか・・・・・あいつも」

19 :
「ねーねー。沢木君。高校のアルバム持ってないの?」
「え?」
「二人の学ラン姿、ちょっと見てみたいと思ったの」
「そうね。二人とも可愛かったろうね」
「及川、いいこと言うわね。」「でしょー?」
「いやー、その辺の田舎くさいガキでしたよ。ね?蛍」
「え・・・・ああ・・・うん」
(なんだ?蛍の奴。ちょっと、顔が暗いな)
(いや・・・・なのかな。学ラン姿を見られるのが・・・)
(お、及川!まずいこと聞いたんじゃない?)
(うん。結城君。顔が曇ってるよ。嫌なんじゃない?)
(あれは、絶対、見られたくないんやな)
(どうすんだよ!?及川。場が沈んじゃったじゃねーか!!)
(えーっ!!そんなぁ・・・・)
「・・・・・えっと。すんません。俺、高校のアルバムは、捨てちゃいました。」
「だから、残ってません。ほんと、すんません」
「・・・・・・・・沢木・・・・・・・」
「・・・・・・」「・・・・・・・」「・・・・・」「・・・・・・」「・・・・・・」
「沢木ぃ!!!!」「どわっ!!いきなり抱き付くなよ!!」
「いやーん!!沢木君カッコイイ!!」「へ?かっこいい?」
「男はこうじゃないとね」「え?え?」
「沢木君!!大事にしてあげなよ。結城君のこと」「は?え?」
「沢木の奴、自分が結城を守ったことが女どもに好印象を与えたことを気が付いてないな」
「そうやな。せやけど、ここは、先輩としてあいつを祝福したらなアカン」
「沢木。よくやった」
「へ?な、何がですか?」
「男は、そうでないとあかん。まぁ、飲め!!俺等が作った口噛みや!!」
「・・・・・・・・要りません」

20 :
「ぷはーっ!!!やっぱビールは、美味いなぁ」
「はい、お疲れ様。沢木」トクトクトク・・・・・
「お、サンキュ。蛍も疲れたろ?今日は、ありがとうな」
「ううん。僕も楽しかったよ。オクトーバーフェスト」
「学校で飲めなかった分、今日は、しっかり飲もうぜ・・・・・」
「うん。」
「そ、それでね。沢木・・・・」
「ん?」
「あ、あのさ・・・・・」
「・・・・・・・」
「・・・・・・・そ、その・・・・」
「似合ってるぞ。その服」
「・・・・・!!・・・・・」
「え、えへへ。沢木に頼まれたときは、どうしようかと思ったけどね」
「“僕のポリシーが・・・”とか言ってたしね」
「ふふふ・・・・だって、・・・・でも・・・・沢木に似合ってるなんて言ってもらえたら嬉しいな」
「沢木に見られるのは、・・・・・・嫌じゃないから・・・ね・・」
「・・・・・・蛍・・・・・」
「・・・・・・・・」
「・・・・・・・・」
「もしもーし!!」
「うわ!」「わっ!!お、及川さん!!居たんだ」
「あー!何よそれ。あたしのこと忘れてたの!?」
「あたしだって今日は、飲めずじまいだったのに!!!」
「あ、す、すまん。」「ご、ごめん。及川さん」
「自分たちだけで自分たちの世界作っちゃって、もー!!!」
「(///;) 」「(///;) 」
「許さんぞ!野郎ども!!今日は、意識失うまで飲むぞ!!!」
「「おー!!!!」」

21 :
「さて、ここで問題です。火事が起きた時に一番最初に何を持っていきますか」
「沢木」
「いや、のろけは、いらないから。3択で答えてね」
「沢木」
「・・・・・・・結城君」
「沢木が一番大事」
「・・・・・・・じゃ、じゃぁ、沢木君がいないときはどうするの?」
「携帯とお財布と通帳」
「・・・・・・・1択でお願いします」
「じゃ、携帯!!」
「ふーん。なんで?」
「だって、沢木の声が聞きた・・・・」「あー、はいはい。結城君に心理テストなんて無駄だったわ」
「ういーっす」
「あ、沢木!!」
「ねーねー。沢木君。今、結城君と心理テストやってたのに結城君たらひどいのよ」
「ふーん。どんな奴?」
「火事が起きた時に家から何を持ち出しますかって4択なのに・・・・」
「あー、俺、ここからは、選ばないなぁ」
「え?」
「だって、ここには載ってないもん」
「沢木・・・・」「はぁ、沢木君まで…?」
「俺は、やっぱり、もやしどもを外に連れ出すね。こいつらは、俺の家族だからな!!」
「・・・・・・も、もやし?」
「・・・も、もやしって・・・・・・・・さー、わー、きー!!!」
「あ、よせ、苦しいよ」
「僕は、沢木って答えたのに!!なんで沢木は、もやしなの?」
「く、くるし・・・だって、蛍は、一緒に暮らしてないジャン!!!」
「そういう問題じゃないのーーーーーっ!!!」
「本当・・・見てて飽きないわ。あんた達って・・・・」

22 :
「ねー?そうでしょう?」
「あははは。及川さん。そりゃないよ。あははは」
「ねー?結城。おかしいでしょ?」
「えー。変かなぁ・・・・」
「うーん。恐ろしいほど女の子同士の会話やな」
「沢木。結城は、昔からあんな感じか?」
「いや、どうでしょ?でも、女の子には、相当もててたから、免疫があるんでしょ」
「相当・・・・・」
「もてとったんか。あの容姿じゃ、そうやろな。」
「そやけど、だからいうてあんなに普通に溶け込めるもんなんかな?」
「やっぱり、結城の乙女心がそうさせるんだろうな。」
「お、乙女心?蛍は、男ですよ?」
「おまえ、あれ見てもそう思えるか?」
「お、思えますよ。だって、幼馴染ですもん」
「いや、それじゃ、ちょっと試してみるか?」「え?」
「そういや、及川。沢木を部屋に呼んでカレー御馳走したことがあるんやって?」「え?♯」
「ちょ、ちょちょちょ!!ちょっとまって。み、美里さん。何を言い出すんですか!!」
「沢木ーぃ?」
「ま、待ってくれ。話し合おう。これには、深ーいわけがあるんだよ」
「聞かせて貰うわよ。二人っきりでね」「え?」
「沢木。借ります!!」
「お!行ってこい」
「沢木。逝ってきな・・・・」「ちょ、長谷川さーん!!」
「逝ってこい。沢木!!そして乙女心を知ってこい!!」
「美里…お前、鬼だな・・・・」

23 :
「いやぁ、俺は、結城は積極的やから、沢木を誘惑する練習がてらに大人の恰好してると思うぞ」
「いやいや、俺もそう思うけど結城は乙女チックだからな。ちょっと、Hでもピンクのスケスケでフリル付きだと思うぞ」
「ちょ、ちょっと、なんで女物なんですか!?」
「蛍だって寝るときは、男らしくボクサー一枚ですよ」
「もしくは、露出の少ない服ですよ!!」
「こら!共!!セクハラ発言は、外でやりなさい!!」
「全く、何?アンタ等、結城の話で盛り上がるなんて、いくらモテないからって男に走る気?」
「ち・違うわ!!結城の誕生日に何をプレゼントしたらいいか、相談されたんじゃ!!」
「で、やっぱり、服にしようかと。でも、ゴスロリより、寝るときの服の方がいいぞって、勧めたんだ」
「はぁ?」「結城のためにな」
「あ、そういうこと。沢木、ごちそうさま」
「なんか、抵抗する気がなくなって来ました。」
「それにしてもアンタ等、何考えてるの?あたしでも寝るときは、ボンテージ着てるわけじゃないのよ」
「そ、そうなんか?」
「またまた、美里さん。とぼけちゃってぇー。知ってるくせに〜」
「ど、どういう意味よムトー」「ど、ど、どういう意味やねん?」
「べつにー?」
「ムトー。ちょっと、こっちに来なさい」「あ、あ、じょ、冗談です!!遥さん!!」
「あ、沢木。いっそのこと結城と一緒に買いに行ったらいいじゃない?」
「!!」
「なんや、気が付いてなかったんか?」
「驚かすために黙って買いたいのかと思ってた…」
「そ、そうだな。蛍誘って、買い物いってくるか!!」
「ありがとうございます。それじゃ、ちょっと、蛍に話してきます!!!」
「じゃ、お先でーす!!」
「・・・・・あの子。これがデートって気が付いてないんじゃ・・・」
「まぁまぁ、ええんと違うか?結城にとっては、最高のプレゼントになるんじゃないか?」
「美里さんは、遥さんにどんなプレゼントするんですか〜?」ニヤニヤ
「「ム、ムトーーーー!!!!」」
「と、いうわけでさ、蛍、誕生日もうすぐじゃん。一緒にプレゼント買いに行こうよ」
「・・・・・・・」
「先月から切りつめてるから、大抵のものは、帰る・・・よ?」
「・・・・・・・・」
「け、蛍。どうしたの?急に抱きついたりして・・・・・」
「・・・・・・・・」
「け、蛍!!泣いてるの?どうして?」オロオロッ
「いいの・・・・しばらく、このままで」
「・・・・・・このままでいさせて・・・・・」
「・・・・・・・・・うん。」

24 :
上の蛍の下着のイメージです。(ちょっとエロい?)
ttp://aaabbbccc.s6.x-beat.com/upload/src/up28908.jpg
画力は、求めないでね。

25 :
「あれ?沢木。いつから豚骨ラーメンに高菜を入れるようになったの?」
「ああ、及川に勧められてね。」
「前は、紅ショウガだけじゃないと嫌って言ってたじゃない!」
「うーん。そうだけど、意外と合うのに気づいたんだよ。」
「・・・・・・・・・・」
「美味いぞ。蛍も試してみろよ!」
「・・・・・・・や!・・・・・・」
「なんだよ?何むくれてんだよ」
「別に。・・・・・・・御馳走様」
「おい、まだ全然、食べてないジャンか」
「食べたくないの!」
「・・・・・・なんだよ。たくっ」
「・・・・・・及川さんは、可愛いからねぇ・・・・」
「・・・・・・何だよ、急に。」
「どうせ、及川さんに勧められたから美味しいと思っただけでしょ?」
「あ!おい、・・・・・及川と俺とは、そんなんじゃねぇよ!!」
「そうだと思うよ。二人は、そんな仲じゃない」
「じゃ、なんで怒ってんだよ」
「でも、沢木は、好きだよね。及川さんのこと」
「!?」
「好みのタイプだよね!!」
「・・・・・・」
「・・・・・・・・否定、しないんだね」
「ああ。」
「・・・・・・もう、帰る」
「蛍。最後まで食べろよ」
「知らない!!」
「ここは、お前をつれてくる店を及川に探してもらったんだよ」
「え?」
「俺、美味い店とかしらねぇし、交友関係も狭いから、店とかしらねぇし・・・・」
「だから、及川に調べてもらったんだよ・・・・」
「沢木・・・・・」
「その時に高菜を入れたんだよ・・・・・」
「・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・ごめんなさい。」
「いいよ。もう。それより、高菜。・・・・・・美味いぞ?」
「うん・・・・・・やってみる」
「・・・・・・・どう?」
「うん!美味しいね」
「ゆっくり食べろよ、それとこの後、どこか行きたい所あるか?」
「ん?んー・・・・・食べてから考えよ」
「そうだな。」
「ん!」

26 :
蛍…乙女やなぁ…
ムトーより年下だし「美里君」じゃね?
あとボンデージ bondage な

27 :
絵うまいな。
コミケとか参加しないの?
蛍は女ものの下着を買うのはいいけど、店で試着するのは抵抗ある位に男の娘希望。
沢木に「サイズとかあるんじゃないの?」とか聞かれて(無いよ)と言えないとか。

28 :
>>26
どうもです。
つねに勢いでキーボードの前に座り、書き込んでるんで
見直すと色々と結構変な所があるんですよね〜。
ボンデージは、どっちでもいいのかと思ってました。勉強になります(ボンデージの)
>>27
どうもです。
コミケとかやったことないです。買うの専門です。通販で・・・
参加してみたい気はあるんですけどね。

29 :
「でね、その時、沢木ったら・・・・」
「お、おいおい、蛍。それは秘密にしててよぉ〜!!」
「うふふ。どうしようっかな〜」
「こら!結城君。いちゃついてないで、続きはぁ〜!?」
「も〜っ!!」
「盛り上がってるところ悪いけど、沢木君。ちょっと手伝ってくれない?」
「あ、はーい。蛍、絶対しゃべるなよ!!」
「・・・・・・・・」
「どうしたの?結城君。なんだか元気ないね」
「沢木が消えたから、元気ないんでしょ」
「ううん。・・・・・・沢木、なんか心配事あるみたいで・・・・」
「え?そんな風に見えなかったけど・・・」
「沢木は、こういうとき昔からのくせがあってね・・・・・・あたし、わかるの」
「ふーん。さすがねぇ・・・・・」
「心配なら、見に行ったら?あたしたちは、研究があるから、ここにいるわよ」ニヤニヤ
「え・・・・えへへへへ。じゃ」
「どうしたの?沢木君。ボーっとして。」
「あ、すいません。ちょっと蛍が気になって」
「ああ、さっき話してた思い出話のこと?」
「いえ、それもあるんですけど・・・蛍、ちょっと疲れてるみたいですね。目が疲れてますよ」
「ええ?そうなのかい?僕には、全然、わからなかったよ」
「・・・・・・アイツ、頑張りすぎるところがあるから・・・」
「沢木君。もう、いいよ。後は、美里君に頼むから。」「おれかい!!」
「え、でも・・・」
「心配ごと抱えたままじゃ、怪我の原因になるよ。さ、いっといで」
「しゃぁないな。ほれ、行ってこい。あとは、俺と川浜でなんとかするわ。」
「す、すんません。じゃ・・・・」
「あ、沢木!!」「蛍・・・先生に用事?」
「いや、沢木、なにか心配事があるみたいだから・・・・」
「・・・・いや、俺は、蛍がちょっと疲れがたまってるみたいに見えたから・・・」
「え?・・・・」
「酒屋の仕事疲れがたまってるんじゃない?」
「・・・・・わかるの?」
「わかるよ。ずっと、一緒にいたんだよ・・・・蛍もわかったんでしょ?俺のこと」
「・・・・・・うん。」
「今日は、もう、帰って寝たほうがいいよ。送るから・・・・・・」
「・・・・・・ありがとう・・・・」
「いいさ。また、今度、会おうよ」
「うん。沢木もちゃんと僕のこと見ててくれたんだね。誰も気がつかなかったのに・・・」
「・・・・・・最近は、特に見てるよ。蛍のこと・・・・・・」
「え?」

30 :
日曜日に沢木が来てね。今日は、一日、幸せよ
♪とぅりゃとぅりゃとぅりゃとぅりゃとぅりゃとぅりゃとぅりゃとぅりゃりゃ〜
♪とぅりゃとぅりゃとぅりゃとぅりゃとぅりゃとぅりゃとぅりゃとぅりゃりゃ〜
月曜日にハンマー買って火曜日にお店を破壊
♪とぅりゃとぅりゃとぅりゃとぅりゃとぅりゃとぅりゃとぅりゃとぅりゃりゃ〜
♪とぅりゃとぅりゃとぅりゃとぅりゃとぅりゃとぅりゃとぅりゃとぅりゃりゃ〜
水曜日にあなたに会って木曜日に送ってもらう
♪とぅりゃとぅりゃとぅりゃとぅりゃとぅりゃとぅりゃとぅりゃとぅりゃりゃ〜
♪とぅりゃとぅりゃとぅりゃとぅりゃとぅりゃとぅりゃとぅりゃとぅりゃりゃ〜
金曜日は電話もかけず土曜日は、寂しく掃除
♪とぅりゃとぅりゃとぅりゃとぅりゃとぅりゃとぅりゃとぅりゃとぅりゃりゃ〜
♪とぅりゃとぅりゃとぅりゃとぅりゃとぅりゃとぅりゃとぅりゃとぅりゃりゃ〜
恋人よ これがあたしの一週間のスケジュール
♪とぅりゃとぅりゃとぅりゃとぅりゃとぅりゃとぅりゃとぅりゃとぅりゃりゃ〜
♪とぅりゃとぅりゃとぅりゃとぅりゃとぅりゃとぅりゃとぅりゃとぅりゃりゃ〜
♪とぅりゃとぅりゃとぅりゃとぅりゃとぅりゃとぅりゃとぅりゃとぅりゃりゃ〜
♪とぅりゃとぅりゃとぅりゃとぅりゃとぅりゃとぅりゃとぅりゃとぅりゃりゃ〜ぁーーーーー

31 :
「こんにちはー」
「あれ?だれもいないのかな?」
「あっ・・・・」
(沢木が寝てる)
「すー。すー。」
(ふふふ。気持ちよさそう)
(・・・・・・・・・・・・・・・・)
(・・・・・・・・・・・・・・・・)
(・・・・・・・・・・誰も見てないよね?・・・・・・)
「沢木・・・・・」
「大好きだよ」
ちゅ・・・・・・
「えへへへ。」
「また、しちゃった・・・・・」
「ていうか、キスが終わったら、唇拭いといてくれよ。真っ黒ジャン。いやらしい」
「えっ!!!!」
「及川に前言われたんだよ」
「さ、ささささ、沢木!!お、おきて・・・・」
「顔の近くで囁かれたら、誰でも起きるっつーの」
「あ、ご、ごめん!!!。そ、その。おじいちゃんに頼まれて」(///;)
「い、樹先生に・・・・あの・・・・だから・・・沢木が寝てたから・・・!!!」(///;)
「あははははっ。蛍、テンパッてる。あははははっ」
「わ!笑うなよ!!恥ずかしかったんだよ!!!」(///;)
「あはははは」
「ば、ばかっ!!!」(///;)
「・・・・・・」
「・・・・・・・・」(///;)
「ところで、今日、先生に何の用事」
「・・・・え?・・・・・・えーと・・・・・」
「蛍。ふわふわしてるぞ。嘘だな」
「い、いいでしょ、別に!!」(///;)
「じゃ、今日は?」
「沢木に合いに来ただけだよ!!いけない?」(///;)
「蛍。顔真っ赤だぞ」
「う!うるさいな!!も、もう帰る!!」
「じゃ、・・・・送るよ。今日は、もう、何もしないみたいだから」
「い、いいの?」
「うん。戸締りだけして、帰ろうよ」
「うん。あたし。パフェ食べたい!!」
「はいはい・・・・」
「はやく、はやく〜」
「はいはい・・・」

32 :
「沢木。お弁当持ってきたよ。」
「え?わ、わるいね。蛍」
「いいの!今日は、とんかつ弁当だよ」
「へー・・・・うわっ!!!」
(ちょっ!!沢木ラブってこんなデカデカと!!)
(いいでしょ?別に?)
(よくねーよ。ああ。恥ずかしい)
「ちょっと、あんた達、コソコソせずに普通に食べなさいよ。いやらしい」
「えっ、ええっ!!?」
「ほらー、沢木ぃ。早く食べてよ」
「あ、う・・・・うん。」
「・・・・・・・・どう?」
「あ、揚げ方上手いね!。美味しいよこれ。」
「ふふーん。ね、こっちのポテトも食べて見て」
「あ!うまい・・・・塩加減が抜群だ。このポテトサラダ」
「ほんと?おいしい?」
「うん。だって蛍が作ってくれたんだから!」
「いやーん。」
「・・・・・・・・・・・・・;」「・・・・・・・・・・・・;」
「ね。沢木・・・・・今でも菌見えてる?;」
「え?は、はい、突然どうしたんですか?長谷川さん」
「見えてるのか。じゃ、まだやった訳じゃないのね」
「ちょっ!長谷川さん!!!」
「いや、いや。今のお前ら危なすぎるぞ;」
「ええっ!!?」
「どう見ても新婚さんや」
「・・・・・・・そんなの二人に言われたくないっすよ・・・・・」
「「沢木ぃ〜?」」
「ああっ!!ごめんなさい!!」
「まぁまぁ、二人とも。」
「沢木、今度言ったら、わよ?」
「は、はい。」
「ふふふ。長谷川さん。僕達まだですよ。?」
「今のところは・・ね?沢木」
「い、いいいいい、今の所って何だよ、蛍!!?」
「あはははっ。ほら、ごはん、ごはん!!」
「・・・・・・・・・たくっ。かなわねぇなぁ・・・・・・」
「こっちが、たまらんわ。いこか、院生。ここおったら(居たら)醸されてまう」
「・・・・・・う、うん。そ、そうね。と、とてもいられないわよ・・・・・」
「ほんまにしゃーない奴等やで・・・・」
「・・・・・う、うん。」

33 :
「ほら、蛍。もう、いくよ」
「・・・・・・・・・・」
「・・・・ん?蛍、どうしたの?」
「・・・・・・・・沢木、最近ちょっと変わったね。」
「え?そうか?どんな風に変わったの?」
「昔はどちらかというと僕の後ろに引っ付いてきた感じだったのに・・・・」
「・・・・・ん。」
「あそこ行こう、ここ行こうって言っても僕の横か後ろから歩いてきてたよね」
「・・・・・そ、そうかな?」
「大学行って、ちょっと大人になったのかな?」
「最近は、僕の方が後ろ歩いてるよ」
「ん〜。なんていうかな。俺にも男の意地があるって言うか・・・」
「え・・・・・?」
「い、いや、何でもない。何でもないよ。」
「ね、沢木。今のどういう意味?ね?ね?」
「な、何でもないって、わ、忘れてよ。恥ずかしい・・・・」
「いーや。ね?男としての意地ってどういう意味なのかなぁ…?」
「あ、あんまり苛めるなよ。蛍、ちょっとサドだな。」
「ごめんごめん。ちょっと嬉しくて…ね?」
「も、もういいだろ。ほ、ほら、いくよ。」
「うん!」

34 :
「うっ・・・」
「沢木?きもちいいの?」
「うん。そ、そこ」
「うふふ。情けない声出しちゃって」
「だ、だって、蛍。」
「ほら、動かないの。傷つくわよ。」
「う、うん。」
「ここにはね、快感と幸福感を伝える神経が通ってるのよ」
「気持ち・・・・いいでしょ?」
「う、うん。なんだか、ふわふわしてきたよ」
「沢木。可愛い」
「・・・・・そ、そんなこというなよぉ〜」
「ふふふ。さ、こっちは綺麗なったよ」
「ふー。ありがとう」
「あ、まだ、右耳が残ってるよ。ほら!!」ぽんぽん!
「う、うん」(蛍のフトモモあったかいなぁ)
 ひそひそ
(ちょっと、押さないでよ。ムトーさん)
(み、耳掃除しとったんか・・・・・)
(俺は、てっきり危ないことしてるんかと思ったわ)
(まったく、おちおち部屋にも入れないわね)
(あ、あいつら膝枕で耳掃除してるのか)
(うそっ!あの二人、本気でやばいんじゃない?)
(今部屋に入ったら、完全にお邪魔虫だぞ)
(そ、そうやな。ドア越しに覗くのも趣味悪いし、醗酵蔵に行こうか)
(ちょっと!!あたし、研究が・・・・)
(も〜。遥さん。いいじゃないですか。行きましょうね?)
(・・・・・あんたは、飲みたいだけでしょ)
(そうですね。ま、肴は、手に入りましたしね)
(あの二人…?悪酔いしますよ〜)
(ほな、いくか)
「みんな、遅いね。」
「・・・・・・・・・・・うん。」
「沢木、眠いの?」
「うん。・・・・・・・・・ちょっ・・・・・・と」
「寝ていいよ。そのまま」
「そんな・・・・・悪い・・・よぉ・・・・・」
「お・・・もい・・・だ・・ろ・・・・」
「すー・・・・すー・・・・・」
「・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・悪くないよ。とっても幸せ・・・・・」
「・・・・すー。すー」

35 :
「え?沢木ですか・・・?」
「んー。これぐらいですね」
「・・・・・・結城君・・・・・手つきがいやらしいわよ」
「え?そ、そうですか」
「じゃ、こえくらいですね(あんぐり)」
「げっ!!な、なんで口で表現するのよ」
「冗談です」
「結城君が言うと冗談に聞こえないわよ」
「あはははは」
「はははははは」
「ういーっす」
「あ、沢木」
「ムトーさん。なんか楽しそうですね。なんの話してたんですか?」
「さぁ?」
「・・・・・・・・・・あ・あはははは」
「ん?」

36 :
「一週間らよぉ!!一週間あらしは、心配して待ってたんらよぉ!!」
「はいはい・・・」
「それなのに・・・・・ひっく・・・・この・・・このバカチンはぁっ!!!」
「はい、すいません」
「フリャンスで浮気れすか?えーっ!!?」
「はい。本当にもうしわけないです」
「結城。ベロンベロンじゃない。」
「は、長谷川さんのせいですよ。マリーのことなんか意味深に話すから・・・・」
「こりゃぁー!!ばか沢木ぃ!!またマリーのことれすかぁ!!」
「い、いや、今、長谷川さんに・・・・」
「はしぇがわぁ?・・・・・こんろは、か!!この・・・・浮気者ぉ!!」
「い、い、いいいい、今なんて言った、この小娘!!」
「お、おおお、落ち着け院生。」
「み、美里。長谷川さん連れてはやくいけ!!結城が殺される」
「ちょっとぉ!!離しなさいよ、この髭!!」
「いや、お前も悪い。あんな結城は、はじめて見るわ。よっぽど悲しかったんやろう」
「え?」
「マリーのこと」
「う・・・・うん。」
「さ、送るわ。もう、忘れろ」
「はぁ〜。もう、あたしったら・・・・・」
「ええ。ええ。かまへん忘れろ院生。酒の席のルールや」
「・・・・・・・そうね。」
「こりゃぁ!!聞いてるのか!!この・・・・ばかちん!!」
「じゃ、沢木。後は任したぞ。店の前で迷惑だから早く連れて帰れよ」
「ええっ!!こんな蛍を俺一人でぇ!!?」
「あらしの相手がれきないのかぁっ!!!」
「じゃ、じゃぁな」
「ああっ!!」
「ばか沢木ぃ・・・・・」
「ん〜。とんでもないフランス慰労会になったなぁ・・・」
「お前のしぇいらぁ!!」
「あのさ、蛍・・・・」
「なんら・・・・」
「みんないなくなってから、渡そうと思ってたんだけど・・・これ」
「・・・・・これ・・・・・」
「フランスのお土産。皆には、内緒だったんだ。」
「これ・・・・指輪」
「・・・・・・・なぁ、マリーとは本当に」
「・・・ん。ごめんなさい。」
「け、蛍が謝ることないよ」
「つけて。沢木」
「酔いがさめたらな・・・さ、帰ろ?」
「ひっく・・・・ごめんなさい・・・ひっく・・・うえええええぇえん」
「ほら帰るぞ。」
「抱っこぉ・・・・・」
「はいはい・・・と」(蛍。軽いなぁ・・・・」
「沢木。あったかい・・・ぐすっ」
「蛍もあったかいよ・・・・」

37 :
>>36
w ワロタww

38 :
蛍の一人称が「僕」じゃないのだけは許せない

39 :
>>37
コメントありがとうございます。
>>38
原作は、「あたし」「僕」男言葉、女言葉が入り乱れてるので・・・・・・・

40 :
こんな風に沢木と歩くのは久しぶりだね。
二人ぼっちで河原を歩く。
僕らの影が長く延びて、夕暮れ時の終わりを知らせている。
覚えてるかな?沢木。
小学生の時に二人で話したよね。将来のこと。
今、まさに僕らは、その時話した将来の年頃になったんだよ。
そう、だから、今、女の子の姿で沢木の隣を歩いてるんだよ。
あの時、僕はウソをついたんだ。
沢木の恋人になりたいとは言えなかった。
中学の時も高校の時も沢木のそば居れればよかった。
それは今も同じ。でもそれ以上の存在に僕はなりたかったんだ。
沢木が僕のことを恋人ではなく、親友として見続けるなら
ほんの少しだけ夢を見たかった。
ただ、それだけ・・・・・・
日が落ちかけて影絵のようになった沢木が笑う。
「俺達、これからも一緒だよね。」
「ずっと、ずっと一緒にいようね。」
何も言えずに泣いてしまった僕を沢木は、優しく抱きしめてくれた。
河原に吹く風が冬が近づいているのを知らせている。
それでも少しも寒く感じないのは、抱きしめてくれた腕がとても温かかったから・・・・・・
沢木の言葉がこの胸の中で温かかったから・・・・・・。

41 :
「沢木君、お酒は、何が一番好き?」
「・・・・・・・・・・さぁ、何でしょうか?」
「結城君の家のお酒?」
「ん〜。嫌いじゃないけど、一番じゃないですね」
「前に飲んだっていう古酒は?フランスのワインは?」
「あれも一番じゃないですね」
「え!沢木君、そんなにおいしいお酒飲んだことあるの?」
「おいしいかどうかは、人それぞれですよ」
「まぁ、そりゃ、そうだけど・・・・・・」
「教えてよ、一体、何てお酒?」
「こんにちはー。」
「あ、結城君。沢木君にお酒の話聞いてるんだけど・・・・」
「沢木君は、沖縄の古酒やフランスのワイン。それに結城君の家のお酒より美味しいお酒を知ってるそうだけど」
「何か知ってる?教えてくれないのよ」
「ん?なんだろう・・・?」
「結城君も知らないの?彼女のくせに・・・・・」
「む!そんなこというと甘酒あげないよ?ムトーさん」
「甘酒?」
「ん。毎年内緒で作ってるんですよ。で、毎年、二人で悪ふざけで飲んでるんですけどね」
「・・・・・・・・・・あたし、遠慮するわ。二人で飲んで」
「え?ムトーさん。甘酒嫌いですか?」
「嫌いじゃないけど、糖分多すぎる甘酒は、胃もたれするわ」
「え?」
「じゃ、邪魔者は消えますんで、お二人で飲んでくださいな」
「・・・・・・?ムトーさん?」
「行っちゃったね。変なムトーさん」
「蛍。甘酒飲もうよ」
「うん。ちょっと待っててね。おつまみも用意したから」
「・・・・・・・・一番おいしいお酒が一番好きなお酒とは限らないんだな、これが・・・・・」
「え?沢木。何か言った?」
「ちょっと、独り言・・・・」
「ふーん。はい、沢木」
「ありがとう、蛍」
「「じゃ、悪ふざけにカンパーイ!!!」」

42 :
「さ、沢木ぃ・・・・・ごめんって言ってるでしょう?機嫌直してよぉ・・・・・」
「いやだ!!蛍だけは、俺のことチビなんて言わないって信じてたんだ!!」
「だから・・・ごめんって」
「うるさい!!もう、蛍とは、一緒に帰らないよ!!離れて歩いてよ!!」
「だから・・・・だから・・・ひっく・・・ごめんって・・・・」
「しらないよ!!蛍なんて大っ嫌いだよ!!」
「うっ・・・ううっ・・・うわぁぁぁぁ〜ん!!!沢木が嫌いって言ったぁ〜」
「僕、僕ちゃんと・・・・ひっく・・・ごめんなさい言っていてるのに・・・・沢木の馬鹿ぁ〜!!うえーん!!」
「だって、だって・・・・・だって、ぐすっ・・・・蛍が・・・・蛍が・・・ぐすっ・・・悪いんじゃんか・・・・・」
「僕・・・・ひっく・・・・ちゃんと・・・・・謝ってるのに・・・・沢木の馬鹿ぁ〜!!」
「うわぁぁーん!!だって、蛍が俺のことチビって言うからぁ〜!!!」
「だからって、大嫌いなんてひどいよぉ〜!!沢木の馬鹿ぁ〜!!わぁーん!!」
「ひっく、ひっく・・・蛍だって俺のことチビって言ったぁー!!ううっ・・・ひっく」
「沢木の馬鹿ぁ〜!!ぼくも沢木のこと嫌いだぁ〜」
「うあぁぁぁん!!そんなのひどいよぉ〜!!蛍のこと大好きなのに〜!!」
「僕らって・・・沢木のこと大好きだよぉー!!うわぁぁぁ〜ん!!」
「俺の方が蛍のこと大好きだよぉ〜!!!うええええぇ〜ん!!」
「沢木の馬鹿ぁ〜!!僕の方が大好きだよぉ〜!!ええーん!!」
「蛍の馬鹿ぁ〜!!俺の方がもっと大好きだよ〜!!あああーん」
「おじいさん。蛍と直保が喧嘩しながら、学校から帰って来ましたよ。」
「ほう!蛍と直保が?珍しいこともあるもんじゃ」
「それがおっかしいの。二人とも大泣きして大声で喧嘩しながらね」
「”蛍の馬鹿ぁ〜俺の方が大好きだよぉ〜”」
「”沢木の馬鹿ぁ〜僕の方が大好きだよぉ〜”って泣きじゃくって、泣きじゃくって・・・・・・」
「おまけに二人で手をつないで帰ってきてるんですよぉ!!もう、おかしいったら。ふふふふふ」
「喧嘩するほど仲がええ言うからのぉ・・・。本当に仲のええ奴らじゃ。大人になったら結婚するかもなぁ」
「いやですよ。おじいさんったら・・・・」

43 :
「クリスマス。どうします?」
「・・・・・・沢木君と結城君と美里君と長谷川さんは、デートでしょ。だから・・・」
「ちょっと、今のどういう意味よ?」
「葉月ちゃんとあたしだけだ!」
「ムトー!!」
「・・・・ん?」
「・・・・ん?」
「・・・・あれ?」
「・・・・え?何?」
「沢木君・・・・・否定しないの?」
「・・・・・・・・・・・」
「ええっ!!」
「ちょ、ちょとお!!!ダメよ!男の子同士で!!そんな・・・いやーん!!!」
「何勘違いしてんだよ、及川・・・」
「え?」
「抵抗すんのが面倒くさくなっただけだよ・・・」
「あ、じゃ、クリスマスパーティやったら、来る?」
「いや、・・・その・・・・蛍と二人でどっかにいくことになってて」
「だめよ!!男の子同士で性夜なんて!!そんな・・・そんな・・・・いやーん」
「ダメって言いながら喜んどるがな・・・・・」
「及川は、ほっといてどういうつもり?沢木。本気で?」
「違いますよ。みなさん。樹先生のこと忘れてません?」
「「「「あ・・・・・」」」」
「クリスマスパーティは、絶対、醗酵食品パーティになりますよ・・・・」
「ホンオフェ、シュールストレミング、キビヤック、納豆、くさや・・・・・」
「い、いやぁぁぁぁぁー!!!」
「や、やっぱり、ダメね。みんな個別でやりましょう・・・」
「沢木君は、結城君と長谷川さんは、美里君。あたしと葉月ちゃ・・・・・・」
「・・・・・・・」
「だ、ダメよ!!女の子同士なんてダメ!!」
「は、長谷川さん!!美里君貸して!!」
「だ、ダメよ!!なにいってんのよ!!その・・・・貸すとか、貸さないとかじゃなくて、とにかくダメよ!!」
「じゃ、じゃぁ!!沢木君!!」
「だ、だめですよ!!絶対、ダメですよ!!もう、プレゼントとか色々、用意しちゃってるのに!!!」
「・・・・・・やる気満々なんじゃない?沢木君・・・」
「あう・・・」(///;)

44 :
「はい、蛍。豊作だったから、おすそわけ!」
「・・・・・・・・・」つーん!!
「なぁ、まだ怒ってんのかよ。3番目の事」
「・・・・・・・・・」つーん!!
(ううっ。及川のアイデア”東京の暮らしを支える食べ物の贈り物作戦は、失敗か!!)
(じゃ、じゃぁ、次は、ムトーさんの作戦・・・)
「蛍・・・・今日も綺麗だよ!」
「・・・・・・・・・」つーん!!
(ううっ!!ムトーさんの褒め殺し、このまま続けても意味なさそうだ!)
(長谷川さんの作戦、”無理やり押し倒してやっちゃえば?”は、絶対無理だし・・・・)
(ここは、・・・・・最終手段。俺のアイデアを使うしかない!!)
「け、蛍・・・・ちょっと、こっち向いてよ」
「・・・・・・・・・」つーん!!
「あ、お客さん・・・・・」
「え?」
ちゅっ!!!
「・・・・・・・」
「・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・なによ、それ?」
「な、仲直りのキス・・・・・・」
「・・・・・・・」
「・・・・・・・」
「・・・・・・・」
「・・・・・・・」
「へたくそ!」
「ぐはっ!!直球!!!!!!」
orz「うう〜っ。そ、それは、男の子が一番傷つくセリフだよ。もっと、オブラートに包んでよ〜」
「そんなキスで女の子が落とせると思ったの?」
「全く、沢木は、僕がいないと本当にダメなんだね。」
「しょうがない子だね。僕が教えてあげるよ」
「本物のキスを・・・・ね」


「また、菌が見えなくなったぁ?!」
「・・・・・・・・・」(ぽーっ)
「ふ抜けた顔してないで、さっさと元に戻してもらってきなさい!!このばかっ!!」

45 :
「秋といえば、秋祭りの季節だね!」
「蛍、珍しく大学に来てると思ったら・・・・・」
「あのね、沢木!明日、近くでお祭りがあるみたいだよ」
「行きたいわけだ。」
「うん!!沢木と二人っきりでね!」
「ゴスロリ衣裳で?」
「バニーガールのほうがいい?」
「え?も、持ってんの?」
「・・・・・・・沢木、目がいやらしい・・・・」
「え?い、いや、そんなことないぞ!!バニーガールなんて破廉恥なの許しません!」
「ふーん。じゃ、ヤフオクで売るか・・・・」
「え!そ、そんな勿体ない!!!」
「・・・・・・・・沢木ぃ?」
「い、いや・・・・その・・・・」
「沢木って、男の子のバニー姿で興奮するんだ?」
「あ、あの・・・・」
「だね・・・・・」
「け・蛍がいうな!」
「で?結局、いくの?いかないの?」
「・・・・・・・・・いく」
「じゃあさ、3時でいい?」
「う・うん」
「じゃ、待ってるよ」
「あ、あのさ・・・・」
「なに?」
「・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・?」
「・・・・・・・・・・・・・・バニーは、売らないで・・・・・」
「・・・・・・・・沢木スケベ」
「い、いや、そ、その・・・・・」
「売らずにとっておくよ。その時が来るまで」
「そ、その時って?」
「ふふふ、その時は、そのときだよ、チェリーボーイ君w」
「・・・・!・・・・・・;」

46 :
「沢木、ちゃんと勉強してるの?」
「け、蛍に言われたくないよ。」
「僕は、大丈夫だよ。勉強なんていつでもできるし・・・・」
「蛍は、賢いからなぁ・・・」
「そんなことないよ、要領の問題だよ。」
「要領ねぇ・・・・・おれは、要領悪いからなぁ・・・」
「うん。そうだね」
「はっきり言うなよ。ま、長谷川さんが色々教えてくれるからその辺は、大丈夫だよ」
「・・・・・・・。そう。」
「ん?ど、どうしたの?蛍?」
「ん?いや、大したことじゃないんだけど・・・・」
「でも、蛍すっごい悲しそうな目をしてたぞ?何でもいいから話せよ」
「・・・・・・なんか、沢木。僕がいなくても平気そうだなって・・・」
「え?」
「昔はさ、ずっと、僕と一緒だったじゃない?でも・・・・」
「・・・・・でも、今は、僕がいなくても全然やっていけるよね。」
「・・・・・・・・それが・・・ちょっと寂しかったの・・・・」
「俺、蛍がいなくても平気ってわけじゃないよ・・・・」
「平気だったら、こんなに会いに来たりしないよ・・・・」
「蛍がいないと寂しいよ」
「・・・・ほんと?」
「うん。蛍がいないと寂しい・・・・」
「・・・・・・・沢木・・・・・・・」
「蛍は、俺がいないと寂しくない?」
「・・・・・・・寂しいよ。とても・・・・・」
「僕ね。色々と沢木に頼み事されて嬉しかったんだ。」
「沢木に甘えて貰えるのが、嬉しかったんだ。」
「沢木は、僕に頼ってたと思ってるかもしれないけど、僕も沢木を頼ってたんだよ。きっと」
「だから・・・・今は、とても寂しいよ・・・・・」
「大学に沢木と一緒に行きたいけど・・・・今は、やらなきゃいけないことがあるし・・・」
「わかってるよ。蛍」
「だからこうして蛍に会いに来てるんだよ。」
「・・・・・・・・・俺、待ってるから、蛍の事・・・・」
「・・・・・・・・沢木・・・・・・」
「今までずっと一緒だったんだから、離れてても今もずっと一緒にいるつもりだよ。」
「・・・・うん。ありがとう・・・・」

47 :
>>39
日吉蛍として他人と話す時は「あたし」で女言葉
結城蛍として身内と話す時は「僕」で男言葉だな

48 :
本物のキスって蛍…誰におさったんだ
川浜君のことも思い出してあげてください

49 :
>>47
なるほど
>>48
川浜は、隅っこで泣いてます。

50 :
選べない沢木君
ttp://aaabbbccc.s6.x-beat.com/upload/src/up29026.jpg

51 :
「まず、僕らの今後を考えよう」
「・・・・・・・」
「僕らは、大学を卒業したら結婚する。そうだね」
「ちがう。勝手に決めるな」
「子供は、何人がいいかな?僕は一人っ子だったから、3人くらい欲しいなぁ」
「まて、蛍。男同士でどうやって子供を作る気だ。」
「・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・」
「朝早くキャベツ畑に・・・・・」
「おい!!」
「冗談だよ。」
「全く趣味が悪いよ。蛍」
「で?子供は、何人がいい?男二人女一人がいいと思うんだけど?」
「だ〜か〜ら〜っ!!男同士でどうやって子供を作るつもりだよ!!」
「・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・」
「・・・・・・沢木、本当に知らないの?男同士での子供の作り方」
「出来ねーよ!!何言ってんだよ!!」
「・・・・・・・・・・はぁっ・・・」
「な、何だよ」
「じゃ、僕が教えてあげるよ。男同士の子供の作り方・・・・・」
「ちょ、待て、蛍。お、おい、やっ・・・やめて・・・・あーっ!!」
「あーーーーーーーーっ!!」
「うわっ!!」
「な、なんだ、夢か。」
「もー、何?沢木ぃ」
「い、いや、怖い夢を見て・・・・ちょっとね・・・」
「ふふふ。子供みたい。さ、抱っこしてあげるから、またねんねしましょうね〜」
「も、もう!蛍!!」
「・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・ちょと待て。」
「は?」
「なんで、蛍が俺の部屋のベッドで俺と一緒に寝てて、しかも・・・・・・裸何だ?」
「なんでって、覚えてないの?昨日、二人で男同士での子供の作り方を話し合って・・・・・」
「出来ねーよ!!何言ってんだよ!!」
「・・・・・・・・・・はぁっ・・・」
「な、何だよ」
「じゃ、僕が教えてあげるよ。男同士の子供の作り方・・・・・」
「ちょ、待て、蛍。お、おい、やっ・・・やめて・・・・あーっ!!」

52 :
ァ゛――――あ゛――――っ!
武藤なんかシレっと「彼女なんでしょ」とか言ってっけど、どこまで本気
なんかねぇ

53 :
「なぁ、蛍。・・・・・俺のどこが好きになったの?」
「ど、どどどど、どこって、そ、それは・・・その・・・・」
「・・・・・・蛍は、さぁ。」
「ん?・・・・」
「蛍は、昔から女の子にも人気があってさ・・・・」
「そ、そんなことないよ・・・・」
「何人かの男から告白されたこともあるんでしょ?」
「ど、どうして、それを!!」
「いや、適当に言ってみただけなんだけどね。」
「沢木ぃ・・・・・・・」
「で、何で俺なの?」
「俺は、その、身長もどちらかといえば・・・その・・・・やや小ぶり・・・いや、ちょっと低いかな〜ってレベルじゃん」
「・・・・・・・・・・・・」(そこが可愛いのに!!うんって言えないよぉ!!)
「なんで、俺なのかな?俺さ、160pないってバレた時、結構ショックだったんだ」
「・・・・・・・・・・・・」(ば、バレてないと思ってたのか・・・・おいおい)
「やっぱり、女も身長で俺の事、計ってるんだなって、情けない反面、仕方ないと思ったよ。」
「・・・・沢木・・・・・」
「ね?蛍。俺のいい所ってどこ?俺・・・・・・・自分が悲しいよ」
「沢木・・・・」
(沢木・・・・・・なんて・・・)
(沢木、何て目で僕の事見るんだよ・・・・)
(そんな・・・・そんな悲しそうな目で見られたら・・・・・・僕、僕・・・・・)
(マジ萌ちゃうじゃん!!!)
(もー、沢木可愛いーっ!!!!)
(押し倒してしまいたいくらい、可愛いよ!!)
(はっ!!!ダメ…ダメよ。蛍。今、僕は、いいえ、あたしは、結城蛍じゃなく、日吉蛍!)
(女の子が男の子を押し倒すなんて、いけないわ!!・・・・・・いや、そういうのも正直ありかと・・・・)ぽっ
(だ、ダメダメダメダメっ!!い、今は、沢木を慰めるのが優先事項!!何でもいいから喋りなさい!!蛍!)
「そ、その沢木はさ・・・・」
「・・・ん・・・・・」
「えーっと、その・・・・・つまり・・・あの・・・」
「?蛍・・・・・?」
「ゴスロリとか似合いそうじゃない?」
(はっ!!!)
(あ、あたしったら何言ってんのよ!!ど、どうしよう、沢木、怒らない?)
「あ、あはははははは!!蛍、なんだよ〜それ。」
「え?」
「あはははっ、また、俺を元気づけようと頭の中で極端なことを考えてたんでしょ?」
「え。あ・・・・ああ。うん・・・」(お、怒ってない?)
「まぁ、でもおかげでちょっと元気になったかも」
「ほ、ほんと?」
「うん。はい、お礼」
ちゅっ
(え・・・・・ええ・・・?・・・・・・ええええええええええええっ!!)
(な、なによそれ、ちょっと・・・・どういうこと?)
(お、おかしいよ。胸がドキドキするよ!!)
(さ、沢木・・・・・かっこいいかも・・・・)

54 :
>>52
やっぱり、あれじゃないですか
ムトーは、男に捨てられた経験があるから、
沢木に対して蛍をュしてあげてるんじゃないですか?
もしくは、酒の肴

55 :
「うーっす。蛍、元気かぁ?」
「・・・・・・はぁっ・・・・・・・」
「・・・・どうしたんだよ、会うなり溜息なんて・・・・・」
「あ〜あ。冬が来ちゃうなぁ・・・・」
「え?・・・・ああ。蛍は、低体温っぽいもんなぁ。夏にゴスロリ衣裳着こんでても平気だし。」
「冬は、嫌だなぁ・・・」
「そんなに苦手?」
「クリスマスでしょ?大晦日でしょ?お正月でしょ?バレンタインデーにちょっと待てば、ホワイトデーもあるんだよね?」
「は?」
「僕、体がもつかなぁ・・・・」
「・・・は?」
「沢木って、意外と濃そうだもんなぁ・・・・・・」
「・・・・おい、何の話してるんだよ?」
「特に大晦日からお正月なんて、泊まり込みでさ・・・・・」
「おいっ!、おいっ!!!」
「えっ!?あ、あれ沢木?」
「さっきから何話してんだよ!!」
「え?ぼ、僕、もしかして口にしてた?て、いうか沢木・・・・いつからそこにいたの?」
「・・・・・・・・上の空かよ」
「・・・・・・・・・・い、いつから聞いてたの」(///;)
「『沢木君。好き好き、うっふ〜ん』、当たりかなぁ・・・・」
「う、うそうそ!!うそだ!!僕、そんなこと言ってないぞ!!絶対!!」(///;)
「いやいや、参ったなぁ・・・・蛍は、そんなに冬のイベントは嫌いかぁ・・・・」
「えっ?えっ!?」
「じゃ、しょうがない。他のメンツと過ごすよ。美里さんとか及川とか・・・・」
「ち、違うよ!!大好きだよ!冬、サイコー!!」
「クリスマスどうしようかと相談に来たんだけど、もう、いいよね・・・・」
「ま、まって、そんな・・・沢木ぃ・・・ぐすっ・・」
「わっ!!う、うそうそ!!な、泣くなよ。ちょ、ちょっとからかっただけだよ!!」
「しくしく・・・・沢木の馬鹿ぁ・・・・」
「き、機嫌直してよ。蛍。軽い冗談なんだよぉ〜」
「ぐすっ・・・絶対に許してあげないよ。もう、帰って・・・」
「な、なぁ〜、ど、どうすればいい?何でもするから、許してよぉ」
「・・・・・何でも?じゃ、キスしてくれる?」
「・・・・・え?・・・・・・」
「・・・・・・んっ・・・・!!」
「ちょ、そんな目を瞑ってスタンバイされても!!!」
「・・・・・・・・・」(だ、誰も見てないよな)
ちゅっ
「!?」
(け、蛍!?し、舌入れてくるなんて!!!ちょっ!)
「んん〜っ!!!?」
くちゅ、くちゅ、ちゅるっ・・・・・・
「ぷはぁっ!!御馳走様・・・・・」
「ふぁ・・・・」ずるずる
「くすくす。何?沢木、キスで足の力抜けちゃったぁ?ほら、しっかり立って」
「・・・・・・け・・蛍ぃ・・・・・」
「ふふふ、僕をからかおうなんて十年早いよ。沢木君・・・・・」
「だ、だましたなぁ・・・・嘘泣きなんて・・・」
「だまされる方が悪いんだよ。これから本番だけど、沢木には、ちょっと早かったね。くすくす」
情けなく蛍に支えられながら俺は、冬のイベントは、みんなで行わないと俺の体が持たないと考えていた・・・

56 :
「ごはんってやっぱり美味しいものから食べると思うんだよ」
「・・・?なんだよ急に」
「でね?おいしいものと他では絶対食べられないものがあったら、絶対に食べられない方を選ぶでしょ?」
「ん?ん〜、ま、そうかな・・・」
「その上、やっぱり、食べごろの新鮮な奴がいいよね」
「そうだね。みんなにお皿が回った後より、最初がいいよね」
「でね?・・・・」
「な、なんだよ。急接近して・・・・」
「沢木は、他では、絶対に食べられない女の子よりきれいな新品の僕を、いつ食べてくれるのかな?」

57 :
「沢木さ、昨日。及川さんと買い物行ってたよね・・・・・・」
「・・・え?なんで知ってるの?」
「ちょっと、見かけたの。」
「ふーん。声かけてくれたらよかったのに・・・・・」
「・・・・・あんなに仲良さそうにされたら、お邪魔になっちゃうかなって・・・・」
「・・・・・蛍・・・・」
「ご、ごめんね。変なこと言っちゃって・・・・でも、ちょっと・・・・」
「悲しかった?」
「・・・・うん」
「どうして?」
「だって、だって・・・・どっから見ても二人は、恋人同士だったじゃないか!僕、僕は・・・・」
「落ち着けよ。買い物は、樹先生のおつかいだし、買い物の内容もやっぱり
樹先生らしかったから、二人でケラケラ笑ってただけだよ」
「・・・・・・本当?」
「本当だよ。変な心配するなよ」
「・・・・そんなこと言われたってやっぱり、僕、男だから・・・・自信が持てないよ。」
「沢木が他の女の子と歩いてたら・・・・・僕はやっぱり悪い気がして・・・・・・」
「・・・・蛍・・・・・」
「ああ。僕は、なんて嫌な奴なんだろう!!こんな風に嫉妬して、縛りつけようとして・・・・」
「蛍。俺は、蛍に嫉妬されて嬉しいよ?」
「・・・・え?・・・・・」
「蛍、色んな男に言い寄られてるから、俺、ちょっと不安だったんだ・・・」
「沢木・・・僕、僕には、沢木だけだよ?」
「俺にも蛍しかいないさ!」
「・・・・・ああっ・・・・」
「泣くなよ。ほら、」
「うん・・・沢木・・・」
「ん?」
「大好き」
「俺も大好きだよ、蛍の事・・・・」

58 :
ア゛――――――ッ!
>>43
性夜…ってわざとかいw
>>56
蛍の妄想上の会話?

59 :
コメントどうもです。
性夜は、わざとです。
あと>>56は、さぁ?どっちでしょうか?
僕の小ネタは、読み手側の人が気持ちいいように解釈していただけると
僕が楽でいいです。

60 :
「さ、沢木。ちょっとまってよ!!」
「あ、ごめん。つい、急いじゃって・・・・」
「僕は、ヒールなんだよ?足が痛くなっちゃう!」
「ご、ごめんごめん。ちょっと、そこの喫茶店で休もうか?」
「このあと、ごはん食べるのに?」
「コーヒー1杯ぐらい大丈夫だろ?」
「ん。そうだね。ちょっと助かるかも」
「そんなに?ご、ごめんな?」
「いいって。じゃ・・・・」
「・・・・手、つなぐの?」
「当たり前でしょ?このポーズのまま恥かかせる気?」
「う・・・・・うん。」
ぎゅっ・・・・
「・・・・蛍、手、やわらかい」
「沢木の手。ちょっと逞しくなったね?」
「そ、そう?」
「うん!かっこいいよ。」
「や、止めてよ、蛍。からかうのは・・・・」
「からかってないよ。本気だよ。僕は」
「・・・・・・ん。・・・・・じゃ、じゃぁ、入ろうか・・・・」
「うん・・・・・」

61 :
「ミス農大・・・てさ、及川さんが候補に挙がってるって、本当?」
「うん。オクトーバーフェストの後に株が上がったんだよ。蛍もね」
「え?ぼ、僕まで?」
「うん。蛍、凄い注目されてたでしょ?」
「そ、それは気づいてたけど、あの・・・・・僕・・・・日吉なの結城なの?」
「ああ。それは、大丈夫。日吉酒店の看板娘で通ってるから・・・」
「ばれたわけじゃないんだ…でも、それだったら、僕は、ミス農大に選ばれないんじゃない?」
「まぁ、みんな可愛い子に飢えてるから・・・・オーケーってことで・・・」
「・・・・・・っ・・・・・・・!!」
「蛍?どうしたの?」
「・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・蛍?」
「さ、沢木。いま、僕の事、可愛いって・・・・」
「あ・・・・いや、・・・・・・うん。正直、可愛いと・・・・・」
「ほ、・・・・本当?」
「ん〜。言いにくいけど、蛍の正体に気づく前は、ちょっと・・・・・惚れてたかも・・・」
「〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!」
「ほ、本当?それ、本当?」
「う・・・・うん。」
「へへ・・・さーわきっ!!」
「んぐっ!!!んんっ・・・・・」
「ふうっ・・・・」
「・・・・・・・・いきなりキスするんじゃありません!!」
「いきなりじゃなかったらいいの?」
「ち、ちがうけど・・・・その・・・・いや、何でもない」
「ふふふ・・・それで?」
「ん?」
「どっち?」
「なんだよいきなり・・・」
「どっちがミス農大?」
「・・・・・・・・・・・・・言わなきゃダメかな?」
「言えないような結果だったら、パンチだよ?」
「それは、脅しだぞ?でも、まぁ・・・・・その・・・・」
「ん?」
「・・・・・・・けっ・・・・け・・・・け・・・・けけっ・・・蛍の方が・・・・・可愛いよ・・・・」
「はい、よくできました。ご褒美!!」
ちゅっ!!

62 :
「凄い本の数だね。全部、お酒の本なの?」
「うん!おじいちゃんの本だけどね」
「ふーん。日吉の爺さん、勉強熱心なんだなぁ・・・・・」
「うん。僕もびっくりしてるし、助かってるよ!」
「蛍は、偉いなぁ・・・」
「ん?」
「自分の生き方をしっかり持って、まっすぐ生きてるもんなぁ・・・・」
「女装してるけどね」
「あははっ。でも、本当、えらいよ。俺なんて、何にもないもの・・・」
「・・・・・・・」
「・・・・・・・俺、この先、どうしたいかとか、空っぽなんだよなぁ・・・・」
「とりあえず、菌の事勉強してるけどさ、その先、どうしたいんだろう?」
「僕のお嫁さんになる?」
「おい!」
「あははっ。冗談だよ」
「俺は、真面目に言ってるんだぞ〜?」
「ごめんごめん・・・でもさ、今すぐに見つけなくてもいいんじゃない?」
「ん?」
「やりたいことが見つかるまでは、自分を高めていけばいいんだよ。」
「高める?」
「そ、色んな事を学んで、経験して・・・・いつか自分がやりたいことが見つかる時に
すぐにでも飛び出せるように・・・さ」
「怠惰に過ごすと、鈍になって、飛びたい時に飛べなくなるよ?」
「・・・・・・」
「いいこというなぁ・・・・さすがだな。蛍は・・・・」
「伊達に女装してないよ?」
「いや、女装は、関係ないし・・・・」
「ふふふ・・・」
「へへへ。ありがとう、蛍。ちょっと元気出たよ」
「どういたしまして・・・・」
「でもさ、沢木・・・」
「ん?」
「将来設計に僕の事入れてもらえてたら・・・うれしいんだけど?」
「・・・・・・沢木蛍になるの?」
「ダメかな・・・・・・?」ドキドキ
「ん。その時が来たら飛び立てるように、準備しないとね」
「二人でね・・・」
「沢木!!」
「蛍。二人一緒だからね」
「・・・うん・・・!!」

63 :
「あ、雨だ。」
「蛍、ちゃんと傘持ってきた?」
「ん。わ、忘れちゃったな」
「嘘つけ」
「あうっ・・・・」
「でも、ま・・・・傘の二本差しでは、道路をふさいじゃうし、入ってく?」
「・・・!!うんっ!!」
「ふふ。沢木もひょっとして、期待してたのかなぁ?」
「ん?ん〜。ちょっと大きめの傘買ったんだ・・・」
「・・・・沢木」
「一緒に歩けるようにね・・・・」

64 :
「台風の日って・・・興奮するね・・・」
「蛍は、こういうの好きだもんね・・・・」
「沢木は、どう?」
「俺は、よく寝られるから好き・・・・・かな?・・・・」
「ふふふ。沢木らしいね・・・」
「で、も・・・・・・・今日は、僕が台風のせいで沢木の家にお泊りするわけでしょ?」
「あたりまえだろう!!まさか、歩いて帰る気か?」
「怒らないでよ。ちょっと、嬉しいだけだから」
「う、うれしいって?」
「わかってるくせに・・・・」
「い、いや・・・・あの・・・・うん・・・・」
「ね、沢木・・・・・」
「う・・・・うん。」ドキドキ
「Wii・・・・・・ある?」
「・・・・・・はい?」
「台風の夜と言えば!!朝まで徹ゲーでしょ!!!」
「・・・・え・・・・・・ええっ!!」
「さぁ!!やるよ。僕、絶対に負けないからね!!」
「え・・・あ・・・そ、そう?」
「あら〜?なんかテンション低いなぁ・・・・・」
「なんかスケベな期待してたのかなぁ?」
「・・・・・・・・うん・・・・・・」
「あはは!!でもダメだよ!!今日は、もう、僕の体に火がついちゃったんだから!!」
「絶対に寝かせてあげないよ!!」
「え・・・・・」(このセリフだけならめっちゃエロイのに・・・・)
「さぁ!!テニスでも何でもかかって来なさーい!!」

65 :
「沢木、最近、髪伸びたね」
「う、うん。切りに行くのが面倒でさ」
「切らない方が可愛いよ?」
「・・・・・・男に可愛いって言ってどうするんだよ?」
「え?僕は、沢木に可愛いって言われたら、嬉しいよ?」
「そ、そうなのか?」
「うん、試しに言ってみて?」
「蛍、可愛いよ・・・・・」
「・・・・・・・・・(///;)」
「・・・・蛍?どうしたの?」
「もう一回言って・・・・・」
「え?」
「もう1っ回!!!」
「蛍、可愛いよ・・・・」
「はうぅーっ・・・・・」(し、幸せ!!!!)
「蛍、大丈夫?」
「う、うん!もっと言って!!」
「・・・・はい?」
「僕の事、可愛いって言って!!」
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
「蛍、可愛いよ。蛍、可愛いよ。蛍、可愛いよ。蛍、可愛いよ。蛍、可愛いよ。蛍、可愛いよ。」
「蛍、可愛いよ。蛍、可愛いよ。蛍、可愛いよ。蛍、可愛いよ。蛍、可愛いよ。蛍、可愛いよ。」
「・・・・・・い、いや〜ん・・・・・」
「蛍、可愛いよ。蛍、可愛いよ。蛍、可愛いよ。蛍、可愛いよ。蛍、可愛いよ。蛍、可愛いよ。」
「蛍、可愛いよ。蛍、可愛いよ。蛍、可愛いよ。蛍、可愛いよ。蛍、可愛いよ。蛍、可愛いよ。」
「もっと、もっと言ってぇ〜」ゴロニャーン
「蛍、可愛いよ。蛍、可愛いよ。蛍、可愛いよ。蛍、可愛いよ。蛍、可愛いよ。蛍、可愛いよ。」
「蛍、可愛いよ。蛍、可愛いよ。蛍、可愛いよ。蛍、可愛いよ。蛍、可愛いよ。蛍、可愛いよ。」
「もっとぉ・・・・・」
「蛍、可愛いよ。蛍、可愛いよ。蛍、可愛いよ。蛍、可愛いよ。蛍、可愛いよ。蛍、可愛いよ。」
「蛍、可愛いよ。蛍、可愛いよ。蛍、可愛いよ。蛍、可愛いよ。蛍、可愛いよ。蛍、可愛いよ。それからね・・・・」
「え?」
「大好きだよ、蛍・・・・・」
「!!」
「・・・・・・・・まって・・・・ちょ、ちょっと待って・・・・」
「ん?」
「今の・・・反則・・・・そ、そんな優しい目で僕を見るのも・・・・ダメ・・・・」
「ね、蛍・・・・」
「う、うん」
「蛍、大好きだよ・・・・」
「・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・」
「僕も・・・・・・沢木の事、大好き!!」
「俺は、可愛いより、こっちのほうが嬉しいかな?」
「僕も・・・・こっちの方が好き・・・・・」

66 :
蛍の体に火をつけたのはやっぱりただやすのような気がします。
new half 和製英語 外見からは女性としか見えない、女装した男性
そうか蛍はニューハーフだったのか

67 :
>>66
ニュ・・ニューハーフとは、ニュアンスが違うような・・・・・
女装青年のほうがイメージに合ってるかも
いや、結局、一緒かw

68 :
「沢木さ、こっちの服とこっちの服・・・どっちが可愛いと思う?」
「ん〜。よくわかんねぇけど・・・こっちかなぁ」
「んふふ。やっぱりね」
「ん?何だよやっぱりって?」
「いいの!ほら、じゃ、この二つならどっち?」
「ええ?これとこれ・・・・・やっぱ、こっち・・・・かな?」
「わーい!!」
「な、なんだよ、さっきから」
「ん?新しい服。沢木の好みに合わせてみたんだけど、予想通りだったなーって。」
「・・・・・え?お、俺ってそんなにわかりやすい?」
「僕は、何でもお見通しだよ〜」
「沢木のあんなことや、こんなことまでお見通しだよ!!」
「う・・・・なんか怖いな・・・・・」
「こわいよ〜。浮気なんかしたらすぐバレて、パンチだよ!」
「う、浮気なんかしないよ・・・・」
「・・・・・」にやっ
「て、浮気って何だよ!!」
「へへー。やっぱり引っかかった!!」
「あう・・・・」
「沢木、単純」
「・・・・・・・全く、蛍にゃかなわねぇなぁ・・・」
「くすっ。今頃気づいた?」
「・・・・・・いーや。子供のころから気付いてたよ・・・・・」
「うん。僕も、子供のころから、沢木の事、好きだったよ」
「・・・・・・・・」
「・・・・・・・・」
「まだ、することあるけど、もう、今日は一緒に帰ろうか?」
「うん!」

69 :
「沢木君!!ごはん食べに行こうよ!!」
「え?あ・・・・ご、ごめん及川・・・・蛍が弁当持ってきてくれたんだ」
「え?ゆ、結城君が?」
「ほら、これ・・・・・」
「うわぁ・・・・すごい。結城君、本当に彼女だね」
「でも、おれ、これ嫌いなんだよね」
「ダメ!栄養あるんだからしっかり食べないと・・・・」
(な、なんか結城君。保護者見たい)
「わ、わかってるよ・・・・もう・・・・」
(しかも、沢木君も普通に従ってるし!!)
「な、なんかもう、凄い関係だよね・・・・・二人とも」
「は?」「?」
「ううん!何でもないよ。じゃ、続けて。お邪魔虫は、退散しまーす」
「え?お、おい」
「沢木君、結城君を大切にしてあげてね!!」
「ちょ・・・・・ちょっと・・・・」
「・・・・・・・」
「お、及川の奴・・・・茶化しやがって・・・」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・・・・はむっ・・・・ん・・・・ごくん」
「・・・・・・ど、どう?」
「うん。蛍の作ったやつなら、食べられるかも!!」
「僕の愛が詰まってるからねぇ・・・・くすくす」
「うん。蛍の友情が詰まってる」
「愛!!」
「はい、蛍の愛が詰まってて、美味しいです!!」
「よろしい!」
「はい、じゃ、次はこれ、どうぞ!」
「え!?こ、これぇ?」
「僕の愛が食べられないのか!!」
「い、いただきます」
ちゅっ!!
「ごちそうさま・・・・・」
「・・・・・・・どういたしまして」

70 :
「おう、沢木。ちょと結城にどんなプレゼントされたら喜ぶか、聞いて見てくれへんか?」
「け、蛍にですか・・・・・・何でですか?」
「美里さん・・・・まさか!!」
「にらむな沢木。勘違いするな、寮の奴に女が喜ぶプレゼントを教えてほしいて頼まれたんや」
「あ、そう言うことですか・・・・・・」
「待ってください。蛍は、男の子ですよ」
「女みたいなもんやろ。それに、うちの女どもは、生肉食ったり、飲んだくれたり、親父好きだったり
変なんしかおれへんやろ。結城の方がまだ普通の女に近いわ」
「め、滅茶苦茶な理屈ですね。ま、まぁ、そう言うことだったら、聞いてみますね」
「頼むわ」
「ね?蛍。プレゼントには、何が欲しい?」
「・・・・・さ、沢木・・・・・」
「ん?・・・・」
「クリスマスのプレゼント・・・・用意してくれるの?」
「うれしい!!沢木、大好き!!」
「ちょ、苦しいよ。蛍!!」
「あ、ごめんなさい。抱き易いから、つい・・・」
(そういや、蛍のプレゼント考えてなかったな。ついでに用意することにするかな)
(つ、ついでだぞ。聞いちゃったから用意するだけだ。)
(か、彼女とか可愛いとかは、関係ないぞ。聞いちゃったからだ)
「うーんとね。リボン」
「は?リボン?」
「うん、沢木がね、髪にリボン付けて『はい、どうぞ』がいいなぁ」
「それはさすがに無理」
「冗談だよ。やっぱり花がいいな。それもバラ。真っ赤な奴」
「真っ赤か・・・・・」
「花ことばが素敵だよ。しりたい?」
「いや、いい。は、花束だな、用意するよ」
「うん!!じゃ、僕は、リボンを用意するね。『はい、どうぞ』って・・・・」
「・・・・・・・・・・・」
「ういーっす。」
「あら、沢木、今日は、早いのね」
「ん?長谷川さん、なんかご機嫌ですね」
「ふふ。ちょっとバラの花を貰ってね♪」
「え?」
「沢木、赤い薔薇の花ことばって知ってる?」
「いえ?」
「貴方を愛します。よ・・・」
「・・・・・・・・いい言葉っすね。おれも、そういう気持でプレゼントすることにしますよ」
「誰に?」
「だ、だれって・・・・・あはははははっ!!」

71 :
「沢木さ、携帯の待ち受けまだ変えてないんだね」
「ん?うーん。なんか、いい顔してるだろ?二人とも」
「ね?もう一回、写真とらない?」
「今の恰好でか?」
「いけないかな?」
「うーん。まぁ、それでもいいよ。」
「じゃ、とってもらおうかな・・・・・おにいちゃーん♪」
「こんな時だけ猫なで声出しやがって・・・・・」
「うん・・・・・今のは、可愛すぎるぞ。蛍」
「ふふ〜ん。女の子の特権だよ」
「「女の子・・・・ねぇ」」「何よ!!」
「それより早く写真とってよ!おにいちゃん!!」
「うるせぇなぁ・・・・全く・・・ほれ、どうするんだ?腕組むのか?」
「ん、ん〜、そうだなぁ・・・ね、沢木、お姫様だっこできる?」
「え!!そ、そんなの無理だよ、俺非力だし」
「ええ〜、そ、そんなぁ・・・・・」
「おい!うちの妹を泣かしたら、・・・・・ただじゃおかんぞ」
「う、うす。抱っこします・・・・」(目、目が怖ぇえよ。お兄さん・・・・)
「きゃっ!!」
「うわっ!蛍、こんなに軽いの?」
「えへへ。やれば、出来るじゃない!沢木!!」
「お、お兄さん。早く撮って・・・・」
「ちっ、わかったよ、撮るぞ!はい、チーズ」
カシャッ!!
「ね?沢木、これ、新しい待ち受けにしてね?」
「う、うん・・・・・」
「よく取れてるなぁ・・・うんうん。美人は、写真とっても美人だぁ・・・・」
「おにいちゃん!!これ、ポスターサイズに印刷してよぉ〜」
「だから、こんなときだけ、甘ったれた声出すなって!!」
「へ〜。これがその、新しい待ち受けの画像なんだ・・・」
「うん。蛍に変えられちゃった。前の待ち受け気に入ってたのになぁ・・・」
「はぁ〜、なんか、ラブラブすぎて・・・・・」
(て、いうか沢木君。前のも相当なラブラブ画像でこれとあんまり変わらないんじゃ・・・・)

72 :
「僕は、結城酒造の一人息子だから、沢木が婿養子になってね?」
「ちょっとまて、なんで俺が・・・」
「あ、別にお嫁さんでもいいよ。」
「俺が女役か!!」
「いいじゃん。沢木も結構可愛い顔してるし、受けが似合うよ?」
「うけって何だ?俺は、何を受けるんだ?」
「えっ!!そ、それは・・・・そのつまり・・・あの・・・・」
「なんだよ、蛍。何真っ赤になってんだよ?」
「だ、だって、それは、・・・・さ、沢木が恥ずかしいこと言うからだぞ!!」
「受けるのって恥ずかしいことなのか?」
「も、もういいよ。忘れて!!」
「なんだよ、どういう意味なんだよ・・・・。」
「て、いう会話があってな・・・・」
「へ、へ〜。」ドキドキ
「及川、俺は、蛍の何を受ければいいんだ?」
「そ、そそそそそ・・・・それは、つまり・・・・だって!!ダメよ、男の子同士で!」
「はぁ?」
「い、いや。その・・・」
「及川、何のことか知ってるの?知ってたら、教えてくれよ・・・」
「そ、それは、つまり・・・・・・・ゆ、友情よ!!」
「友情?」
「そ、そうよ!!つまり、沢木君は、結城君の愛と友情を受け入れる側なのよ!!」
「そ!!そうだったのか・・・・」がーん!!
「そうとも知らず、俺は、蛍を困らせるようなことばかり言っていたのか。」
「そうだよな、そんなくさいセリフ・・・・恥ずかしいよな」
「でも、わかった今なら大丈夫だ!!」
「俺もそう思うよ、蛍。俺は受けだ!!蛍の(友情の)すべてを受け止めて上げるからね」
「さ、沢木」じーん
「いただきまーす!!」がばっ!!
「え?ちょ、蛍?まて、え?何?」
「だ、だめ、そんなところ・・・あ・ああ・・・・あああっ!!」
「あーーーーーーーーーーっ!!!!」

73 :
>>70
沢木、「そういうことですか」って一旦納得してるとこが笑えるw
美里が赤いバラ…似会わねーっ
花言葉なんてない方がいいのに
この花綺麗だな、これ贈りたいな、とか思っても花言葉がネガティブだったり
気持ちとそぐわないとためらうよねやっぱ。
美しいから贈りたい、でも勘違いされたら困るからやめとこうとか
念のため言っとくけど>>70にケチつけてるわけじゃないよ。
かわいいなと思ったし相思相愛なら嬉しいよね。
チラ裏だな。おまけにダラダラ長文スマソ。

74 :
>>73
コメントどうもです。
いや、花言葉って難しいですよね。
同じ色でも咲き方や解釈が違って、「愛」と「嫉妬」「憎悪」などが
物の本によっては、重なってたりしますからね。
花を贈る時は、その言葉もそっとカードに添えてると、綺麗ですよね。
ーこの花ことばの一つ”美しい愛”を君に        
ー大切な蛍へ。沢木から愛をこめて・・・・

75 :
「金城さんは、僕たちのどこを見て、恋人だと思ったか聞いた?」
「え?いや?」
「沢木がね、酔ってる僕をずっと気づかってるところみて思ったそうだよ?」
「ふ・・・・ふ〜ん。」
「沢木、焦ってるでしょ?」
「べ、べ、べべべ、べつに!!か、金城さんは、勘違いしてるんだよ」
「じゃ、心配してくれてなかったの?」
「・・・・・心配してました・・・・はい。」
「ふふふ・・・・それだけでいいよ。それで充分!」
「何が十分なんだよ?」
「いいんだよ。沢木にとって僕はまだ、心配してもらえる程度の価値はあるってことだから」
「・・・・・・・・・・・・・・蛍」
「うそうそ、冗談だよ。ちょっとからかっただけ!」
「俺、蛍の事、大切に思ってるよ」
「沢木・・・・・」
「いつでも蛍の事・・・・心配だよ」
「うん。ありがとう沢木」
「ありがとう・・・・・・・・・沢木」

76 :
「沢木、大丈夫?」
「いや、ここ・・・菌が多いから・・・」
「ごめんね。店の雰囲気がよくなるからお店の木を使ったの」
「いや・・・・うん・・・いい雰囲気の店になってると思うよ・・・」
「ほんと?嬉しいな・・・・」
「蛍は、センスがいいからなぁ・・・・」
「そ、そうかな?」
「うん・・・そのゴスロリだって、よく似合ってるし、可愛いよ」
「・・・・・・・・・・・うん。ありがとう・・・・・・」
「?なんだよ、にやにやして・・・・」
「別にいいでしょ〜、何でもないよ!!」
「ふ、ふ〜ん・・」
「ね、沢木。お腹すかない?」
「え?ん?いや」
「僕おなかすいた!!何か食べに行こうよ!」
「え?で、でもお店・・・・」
「大丈夫だよ」
「ねぇ〜え。おにいちゃぁ〜ん」
「しなを作るな、しなを!!」
「わかったよ!!ホレ、さっさと行ってこい!!」
「え?い、いいんですか?」
「店んなかでイチャイチャされたら、迷惑なんだよ!!ホレ、行ってこいや!」
「わーい!お兄ちゃん、大好き!!」
「う、うるせぇ!!」
「ほら、沢木、行こうよぉ〜」
「・・・・・・・・俺たち、はたで見てると、イチャイチャしてるように見えるんだろうか?・・・・・・」
「うーむ・・・・・」
「ほら、沢木ぃ!!」
「うーむ・・・・・」

77 :
「いやぁ〜、沢木って白好きよねぇ」
「って、長谷川さんが言ってたから、白を着ようかなと思うんだけど?」
「ちょっと、まて・・・・・・」
「ねー、沢木ぃ・・・・これなんかどうかな〜?」
「おい・・・・蛍、こんなもん、普段着にするつもりか?」
「やだな〜、沢木」
「これ、ウェディングドレスだよ?いつ着るかなんて決まってるじゃないの!!」
「い、いいいいい、いつ着るのかなぁ〜・・・・・・」
「大丈夫、大学卒業までは、待ってあげるから・・・・・」
「あ・・・あはは・・・・は・・・・・・」

78 :
「はい、僕の勝ち!!」
「あーっ!!くっそぉ〜!!!」
「へへへ、僕に勝とうなんて10年早いよ、沢木」
「なんでか蛍にゃ、ぜんぜんカードで勝てねぇなぁ・・・・」
「沢木はすぐに顔に出るからねぇ」
「え?そ、そうなの?」
「うん!」
「じゃ、じゃぁ・・・・」
「うん、沢木が女の子のどこ見てるとか、どういう風に思ってるかすぐにわかるよ」
「お、おれが何を質問するかまで読めたの?」
「そうだよぉ〜」
「僕は、沢木の事読めるんだよ。」
「僕の事をどういう風に思ってるかも・・・・ね」
「そ、そうなの?」
「うん!だからね、僕は待ってるんだ」
「な、なにを・・・かな」
「沢木が自分の本当の気持ちに気が付いてくれる時を・・・だよ!」

79 :
「じゃ、・・・・あの・・・蛍ちゃん。またね・・・・」(///)
「ありがとうございました〜」
「あ、沢木!!」
「け、蛍・・・・・今の奴凄いマッチョだったな・・・」
「うん、なんかプロの総合格闘家の卵らしいよ」
「うげっ・・・・」
「?」
「あいつも・・・・・蛍目当てで店に来てるの?」
「さぁ?最近この店の事知ったらしくてちゃんとお酒買って帰ってくれてるよ?」
「でも、あいつ、眼付きがやらしい・・・・」
「え?そ、そうだったの?」
「蛍は、無防備すぎるよ!!あんな奴が変な気を起こしたらどうするの?」
バチバチッ!!
「うわっ!!」
「ボブ・サップでも失神するようなスタンガン持ってるよ」
「お、おお。す、すげー。」(て、いうか、今スカートの中から出した時、ちょっと見えたぞ。黒いの)
「他にも、ほら、催涙スプレー」
「お、おおおーっ!!!」(む、胸元から・・・見えたぞ。黒のブラ)
「・・・・・・・・・ねぇ」
「え?ええ?」
「沢木、目が」
「あ、それはわかるんだ。」
「・・・・・すけべ・・・・」
「あ、あはは・・・・・・ごめん・・・」
「でも、ちょっと嬉しいな♪」
「え?な、何がかな・・・・」
「沢木が僕の事心配してくれてるのが・・・・・・・」
「・・・・・・蛍・・・・・」
「僕の体で興奮してくれたこと・・・」
「こ、こら・・・・・いや、ごめん」
「謝らないでよ?僕は、沢木が変な気起こしても、これを使わないよ」
「え・・・・・」
「待ってるくらいだから・・・・・」
「・・・蛍・・・・・」
「いつでも、変な気起こしてね」
(いつまでも、自制できる自信がない・・・・・・)
(いつか…その時が来たら・・・・オリゼー、その時は、俺を止めてくれよ)

80 :
ぴんぽーん
「お〜、蛍。よく来たなぁ・・・・」
「うん。今日は、お休み貰ったから・・・・・」
「ま、上がってよ」
「はーい、おじゃましま・・・・・・・」
「あ、結城君。こんにちはー」
「・・・・・・あ・・・・・・」
「・・・・・・・・・沢木。なんで及川さんがここにいるの?」
「い、いや〜、その・・・・」
「テストが近いから、長谷川さんにまとめて貰った要点を沢木君に教えてあげに来たの」
「・・・二人きりで?・・・・・・ふ〜ん」じろり
「だ、大丈夫だよぉ・・・・ほ、ほら、・・・あ、あたし・・・親父好きだし・・・・・」
「別に何もいってないよ!!」
「ご、ごめんなさい・・・・」
「ま、まぁ、座れよ、蛍・・・」
「ん・・・」
「・・・・・・・・・・蛍」
「及川さんと沢木の間に僕が座ると何か問題が・・・?」ぴりぴり
「い・・・・いえ・・・・」
「で、でねー。沢木君。ここはぁ・・・・」ぴりぴり
(せ、説明しにくいよぉ〜)
「な、なるほどぉ・・・・さすが長谷川さんだぁ・・・・」ぴりぴり
(あ、頭に入らないよぉ・・・・蛍ぃ・・・・・)
ぴりぴり
ぴりぴり
ぴりぴり・・・・・・・・・・・
「じゃ、じゃぁ、あ、あたし…これで…帰るわね」
「あ、ありがとう」
「お、送らなくていいわ、沢木君。結城君と一緒にいてあげて」
(はぁーっ、やっと解放された・・・・)
「あ・・・・ありがとう・・・・及川」
(ふーっ、長かったぁ・・・・・・)
「待って、及川さん」
「ひっ!!!」
「・・・・・沢木。見てたからわかるよ。話ほとんど聞いてなかったでしょ?」
「え、あ・・・・ああ」(誰のせいだと思ってんだよぉ〜)
「ダメじゃない!!ちゃんと勉強しないと!!」
「及川さん!!」
「は、はいっ!!」
「もう一度、沢木に教えてあげて」
「「も、もう、かんべんしてくださいーい!!」」

81 :
「あー、結城来てたの?」
「はい、こんにちは。長谷川さん」
「ん?あれ、沢木・・・・・」
「えへへ。酔いつぶれちゃいました・・・・」
「て、いうか膝枕で寝てるし・・・・・・」
「ふふふ。可愛いでしょ?」
「う・うーん。」
(結城が言うと複雑ね・・・・・)
「・・・・・・・蛍・・・・」
「うん。いるよ、そばに。」
「・・・・すーっ・・・・・・すーっ・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・」
「あたし、帰るわ。」
「え?研究いいんですか?」
「いいわ。邪魔しちゃ悪いもの・・・・・」
「えへへ。すいません」
「嬉しそうね。結城。素直でうらやましいわ・・・」
「え?」
「じゃ、帰るわね・・・・・・」
「・・・・・・長谷川さん・・・・・」
「・・・・ね?沢木。僕、素直で幸せなんだって」
「もっと、素直になっていいかな・・・・もっと、沢木に甘えても・・・」
「・・・・・・蛍・・・・・・・ごはん、食べた?むにゃむにゃ・・・・」
「・・・・・ふふふ。本当、幸せだ。このまま時が止まればいいのにね・・・・」
「・・・・・・すーっ・・・・すーっ・・・・」
「・・・・・・・・・」
「すーっ・・・・すーっ・・・・・」

82 :
「さぁ!!王様の命令よ!3番の人は、7番の人にキスしなさーい!!」
「ちょ、及川!」
「だ、だれよ。3番と7番て・・・・」
「俺っす。7番」
「僕3番だ!!」
「・・・・・・・」「・・・・・・」
「ちょっと、まって、男の子同士でキスはだめでしょ!」
「王様の命令だもん」
「い、いや、でも・・・・」
「そうだ。王様の命令だから仕方ないんだ。」
「え?さ、沢木君まで」
「「ねーっ!!」」
くちゅ・・・・はぷ・・・・ちゅるっ・・・・はぁっ・・・・・・
くちゅ・・・くちゅ・・・・はぁぁっ〜・・・・・ちゅるちゅる・・・・
「ちょと!!舌入れちゃだめでしょ!!男の子同士で!!!」

83 :
「ねー、沢木。年末どうするの?」
「ん〜。実家に戻って来いって言われてるけど、地元に戻っても大して面白くないしな」
「僕は・・・・戻るに戻れないし・・・・・」
「あ・・・ああ・・・・そういや、そうだね・・・・」
「・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・」
「・・・・・じゃぁ、一緒に正月過ごそうか?」
「いいの!!?」
「うん。蛍を一人っきりに出来ないでしょ」
「じゃぁ、じゃぁさ!!一緒に除夜の鐘聞いたり、年越しそば食べたり、初詣に行ってくれるの?」
「あ、うん。当然だろ」
「僕、おせち作るよ。」
「蛍作れるの?」
「うん!!沢木、何食べたい?」
「うーん・・・・・・」
「・・・・・・・・」
「・・・・・何でもいいよ」
「・・・・え・・・・何でもって・・・・そんな」
「蛍が作ってくれるんなら、何でもいいよ」
「・・・・・・沢木・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・くすっ。沢木、自分で言っといて、照れてるでしょ?」
「い、いや、べ、別にそんな・・・・・あ、あははっ・・・・・」
「ダメだなぁ・・・・ちゃんと、しめられない男の子は・・・・」
「そう言う男は嫌いか?」
「いじわる!大好きだよ。沢木!!」
「あははっ!!蛍、痛いよ」
「こうしてやる、こうしてやるぅ〜。」つんつん!!
「あはっ・・・あははっ!!やめてよ、蛍〜」
ばんっ!!
「・・・・・・・・わっ!!!」「ひっ!!!」
「・・・・・・・・さっきから、うっとうしいのよ、あんた達!!」
「長谷川さん・・・・・」「い、いたんですか!!」
「い・・・いたんですかですってぇ〜!!」
「外でイチャ付け!!!このバカップル〜!!人が研究に忙しいのに〜」
「わわっ!!は、長谷川さん。物投げないで!!」
「沢木ぃ、逃げようよ。ねー、ほらぁ〜!!」
「おいおい、引っ張るなよぉ・・・蛍ぃ・・・」
「お前ら・・・・・・サッサと出て行け〜!!!!」

84 :
「蛍、そういや、いつまでその格好を続ける予定なの?」
「!!・・・・・・・・・」
「いや、そんなに悲しそうな顔しなくても、別に止めてるわけじゃないんだよ?」
「そ、そうなの?びっくりしたよ。」
「ご、ごめん・・・・・」
「沢木、僕に興味がないのかと思っちゃったよ。」
「いや、興味とかそういう問題じゃ・・・・」
「ふー、急に力が抜けてきたよ・・・・・」
「そ、そんなにショックだったの?」
「・・・・・・沢木、僕の事、なめてない?」
「え?」
「僕はね、ずっと、ずっと、沢木の傍にいて、ずっと、ずっと、」
「沢木の事、大好きだったんだよ!!」
「どれだけ、沢木の事を好きか、わかってるの?」
「ご、ごめん・・・。でも、俺そんなつもりじゃ・・・・」
「んー・・・。謝ったから許してあげるけど、もう、絶対、僕を試すようなこと言わないでよ」
「ん。ごめんな。蛍・・・・」
「もう、いいよ。」
「・・・・・・・・・・・ところで、最初の質問の答えだけど・・・・」
「もう!!全然わかってないじゃないか!!」
「え?」
「僕は、沢木のお嫁さんになるんだよ!?いつまでこの格好を続けると思ってんの!!」
「あ!そ、そういう意味か。なるほど・・・・」
「もう!沢木の鈍感!!罰として、お昼連れてって!!」
「はいはい。マックでいいか?」
「うん!ちゃんとエスコートしてよー」
「了解。わかってるよ、俺の未来のお嫁さんだからな…」
「えへへ!!」
「いや、ちょっとまてーっ!!!!」
「蛍の迫力に押されたけど、お嫁さんってなんだよー!!」
「知らないの?沢木。お嫁さんと言うのはね、・・・」
「それは、わかっとる!!」
「じゃ、何が聞きたいんだよ」
「だから、その、俺のお嫁さんて何だよ」
「だから、僕の事だよ?」
「だー、かー、らー!!!」
「はいはい。後は、マックできいてあげるから。早く行こう!」
「うー・・・・わかったよ、じゃ、行こうか」
「うん!」

「沢木君、完全に操られてるね」
「あいつら、ほんと仲いいなぁ・・・・・・・」

85 :
ニコニコ動画に、蛍は沢木の嫁ってタグがあったな

86 :
ニコニコのもやしもんMAD
私/の/右/側

じゅもんをあげるよが可愛くて大好きです。
何回再生したか分からないですよ!。
やっぱり二人は、ラブラブな関係で無いとね!

87 :
「金城さんには、びっくりしたよねー」
「うん。ね?蛍そっくりだったでしょ?」
「ふふふ。誰か、僕と見間違えてなかった?」
「え?」
(う・・・・蛍、笑顔だけど、何か怖いぞ・・・・)
「ねー?そっくりだから、見間違ってもしょうがないよねー?」
(ううっ!!なんか、めっさ笑顔だけど、半端なく怖いぞ!!!)
「ねー?沢木ぃ〜・・・・・」
(こ、怖すぎる。・・・・・・殴られる前に謝っておかねば…)
「あ、あー。その・・・・・暗くて・・・・遠かったし・・・・・ご、ごめんなさい!!」
「・・・・・・・言い訳するんだぁ・・・・・・」
「え・・・・いや・・・・マジすいません」
「いいんだよぉ〜、別にぃ・・・・」
(ちょ、どうすりゃいいのよ!!)
「沢木は、どうせ、僕のことなんか全然見てくれてないんだしぃ・・・」
「い・・・いや、そんなことないよ!!俺、蛍の事ずっと見てるよ?」
「金城さんは可愛いしねー・・・・」
「金城さんが可愛いなら、蛍の方がもっと可愛いじゃんか!!ゴスロリだし・・・」
「・・・・・・・・・・」
「・・・・・ん?・・・・・」
「お、及川さんも可愛いしねー・・・・・」
「・・・・・蛍、何企んでるか、わかったぞ・・・・・・」
「ん!もう!そこは引っかかってよ!!!」
「蛍の方が、及川より可愛いよ?」
「・・・・・・・・・・・・ホント?」
「うん!」
「じゃ、許してあげる!」
(ふ〜、蛍って、単純なんだか、複雑なのか・・・・)
(ん?こういうのを乙女心って言うのか?)

88 :
ごんっ!!
「いってぇー!!何すんだよ、蛍!!」
「沢木、さっき通りすがりの女の人の胸ばっかり見てたでしょ!!!」
「え?・・・・・い、いや・・・ええと・・・・」
「沢木、スケベ」
「ご、ごめん。蛍」
「ひどいよねー。僕と話してる最中に他の女の事見るなんてぇ・・・・・」
「そ、それは、しょうがないよ。本能みたいなもんだもん」
「本能?」
「そ、男は、そうやって、異性かそうでないかを無意識的に判断するんだよ。」
「無意識的に?」
「動物でもするだろ。肉体的本能なんだよ!仕方ないの!」
「僕は、そんなことしたことないぞ!!」
「え、い、いや・・・・蛍は、普通の男とちょっと違う特殊部隊的な・・・・・」
「なんだよ!特殊部隊って!!」
「ええと・・・・・ごめんなさい・・・・」
「もう、いいよ!」
「・・・・・蛍、怒ってるの?」
「当たり前でしょ!!」
「ご、ごめんなさい・・・・」
「・・・・・もう、絶対、僕と話してる時によそ見しない?」
「・・・・・できる限り」
「浮気だぞ、それは!!」
「ご、ごめんなさい・・・・・・」
「浮気しない?」
「うん。」
「僕だけを見続けるか?」
「はい。ごめんなさい」
「よろしい。それでは、デートの続きだよ。」
「ふーっ、蛍、ちょっと怖かったぞ」
「くすすっ!そうだよー。僕は怖いんだぞ〜。浮気したらひどいんだからね」
「それはよくわかったよ・・・・」
「て、いうか、よくわかってたけどな。蛍のそういう部分。」
「僕も沢木のそういう部分よく知ってるよ」
「・・・・・・・子供のころからずっと一緒にいたもんな」
「・・・・・・・うん」
「あのさ、蛍。今気づいたよ」
「うん?」
「もう、他の女は、見ないと思うよ。なんか、俺には、蛍がよくあってるんだ」
「今頃気づいたの?僕なんか、ずっとずっと昔から・・・・・」
「幼いころに初めて会ったその時から」
「沢木に僕は、よくあってて、ずっと繋がっていく存在なんだって・・・ね」

89 :
「ういーっす、蛍いますかぁ?」
「おう、今休憩してるよ。そうだなこの時間なら飯食い終わって軽い昼寝してるんじゃないかな?」
「奥の部屋にいるから、用があるなら入って行けよ」
「あ、すいません。ありがとうございます」
「蛍。入るぞ〜」
「すーっ。すーっ」
「ん?」
(本当だ。寝てる。)
「すーっ、すーっ」
(・・・・・・改めてこうして見てみると、蛍、本当に可愛いなぁ・・・・・・)
(全体的に顔が怖いくらいに整ってるからなぁ・・・・・子供のころから)
(でも・・・・なんで、ゴスロリなんだ?未だにわかんないな)
(ん?もやしとセレビシエが喋ってる。)
「どうして最近、来てくれなかったの?」
「ごめんね。僕は来たかったけど、直保が忙しくって・・・・」
「・・・・・ちゅーしていい?」
「ダメ、直保が見てるよ。」
「直保って、嫌なホモサピ!!」
「わ、わかった、わかった。よそ見してるから・・・・」
「直保は、いいホモサピ!」
ちゅー!!
「直保、もういいよ!!」
「なんだ?もういいのか?」
「うん。蛍が、いっつも直保とキスしたい、抱きしめたいって言ってるから、僕もやってみたいだけ」
「え?蛍、そんなこと言ってるの?」
「うん。会いに来てくれないときは、泣いてる時もあるよ・・・」
「え?蛍、泣いてるの?」
「そうだよ!直保。蛍は、僕たちの大事な友達だから、大切にしてあげてね」
「う・・・・うん」
「あ、そろそろ、蛍が起きる時間だけど・・・・・僕達が喋ったこと秘密にしててね?」
「・・・・・わかったよ。ありがとう。」
「ん・・・ううん・・・・」
「起きた?蛍?」
「え!さ、沢木!!ど、どうしてここに・・・・み、見てたの?僕の寝顔」
「うん。可愛い顔だったよ・・・」ニコニコ
「!!ちょ、ちょっと!!そんな、ひどいよ。寝顔見て笑ってたんだな?」
「うん。寝言言ってたかなぁ?」
「う、うそだよ、そんなの!!もう、沢木のばかっ!!」
「ごめんごめん。ほら、こっち向いて・・・・・」
「ん?」
ちゅっ
「・・・・・・・・・・・・・・さ、沢木、どうして?」(///;)
「ん。ん〜?御目覚めの・・・・・キスかな?」
「・・・・・・ばか・・・・・」
「ん。直保は、いいホモサピ」
「ちょっとニブチンだから、僕たちも苦労するけどね」
「「ねーっ」」

90 :
(あ、蛍だ。本屋でもあの恰好か・・・)
(ん?女性向けの漫画コーナーに入っていくぞ・・・・)
(うーん。蛍、そこまで女の子なのか・・・・)
(あれ?あそこ、ちょっとまて、あそこ、あのどう見てもあやしいぞ)
(あれが噂のBLか!)
(おまけに腐か!!)
(ちょっとまって、それ俺、ピンチじゃないの?)
(え?うわっ!こっちくる!!)
「え?あ、さ、さささ、沢木ぃ!!?」どさどさっ!!
「こ、こんなにたくさん・・・・」
「ち、違うんだ、沢木。そうじゃないよ。うん」
「どうなんだ。」
「だ、だから!!!さ、沢木の馬鹿ぁ!!」
たたたたたたっ!!!
「お、おい、蛍!!」
「走って行っちゃった。蛍、ちょっと、涙ぐんでたな」
「・・・・・悪いことしちゃったな・・・・・」
「・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・はっ!!!」
「ちょっと、まって、この落ちてる本の山・・・俺がしまうの?・・・・・」
(もしかして、蛍・・・・・・・わざと・・・・か?)
壁|ω°)「くっくっくっ・・・・・・・」

91 :
このスレ・・・・美味しんぼの劣化と化した最近の原作よりおもろいは・・・・

92 :
たった二話前の「3!?」を忘れたとは言わさんぞ

93 :
>>91
ssとも呼べない代物ですが、よかったらこれからも読んでください。
>>92
一応、>>44が「3?!」の後のながれですが、もう一つ作りましょうか

94 :
「3?」
「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい!!」
「3人目ってどういうこと!?何で僕が3人目なの!?」
「い、いや、だ、だから〜・・・・」
「酷いぞ!!沢井!!」
「僕は、二人と比べて”3人目”って呼び方されるのか!!」
「僕は、沢木にとって、二人と同系列なのか!!」
「オクトーバーフェストにいなかった二人より、あの時そばにいた僕の方がおちるのか!!」
「ち、違うよ!!蛍は、もちろん、俺にとって特別な存在だよ!」
「じゃ、何で3人目なんだよぉ!!」
「い、いや、だから、話をした順番が・・・」
「おかしいよ!!僕の事が特別なら、僕が最初じゃないとおかしいよ!!」
「・・・・いや、だから・・・・」
「電話をかける前に、電話を貰う前に、まず僕のところにきて、“楽しかったね”って言ってよ!!!」
「・・・蛍・・・・・・・」
「お願い、沢木。僕だけを見てよ!!他の・・・・女の子なんて・・・・・」
「女の子なんて見ないで!!・・・・・・」
「うっ・・・・ううっ・・・・・・」ボロボロ
「ご、ごめん!!蛍、ね?泣かないで・・・・俺が悪かったよ・・・」
「ひっく・・・・ひっく・・・・!!」
「蛍・・・・・」
ぎゅっ
「・・・・沢木ぃ・・・・・ぐすっ・・・・」
「ね?蛍。話をしたのは、3人目だけど、俺、他の二人に目が奪われたりしないよ?」
「・・・・・うそつき・・・ひっく・・・・・そんなの嫌いだよ!!」
「蛍だけだもん・・・・」
「・・・・・え?・・・・・・」
「蛍だけが、俺を安心させてくれること言ってくれた。」
「蛍だけが俺のことをわかってくれてたんだよ。ずっと、子供のころから・・・・」
「だから、蛍は、あの二人・・・・・ううん。他の誰よりも特別な存在だよ」
「・・・・・沢木ぃ・・・・」ぎゅっ・・・・
「ね?蛍・・・・」
「なに?・・・・・」
「ちゃんと説明させて?どうしてこういうことになったか・・・」
「・・・・ん・・・・」
「3人目って言葉は悪かったけどさ・・・・・・・ちゃんと順序よく最初から話を聞いてもらったら、わかって貰えると思うんだ」
「・・・・・ん。わかった。でも・・・・・」
「なに?」
「今は、何も言わずに、二人の話もしないで、僕の事抱きしめてて・・・・」
「僕は今、とっても幸せな気分なんだよ・・・・・」
「・・・・・蛍・・・・・・・」

95 :
その後、結城と日課と課したを終えた、そうえもんは・・・・
沢木「なぁ2ちゃんねらーのどもよぉ・・・・」
おまえら「五月蝿い黙れ!!この売れない雑誌のイブニングのリア充が!!」
沢木「俺さぁ金城さんと沖縄の砂浜で愛しあったんだぁ・・・・」
おまえら「(^ω^#)ビクビク俺達の知ったことか!!」
沢木「おフランスでマリーともなんだぁ」
おまえら「男と女のやる事、珍しくともなんともない(^ω^#)ビキビキ!!!」
沢木「蛍ともなんだぁぁ・・・・」
おまえら「何を・・・・言っている・・・・(やっぱりなぁ)」
沢木「いやぁ・・・幼馴染みの男だと思って本音は馬鹿にしてたあさぁ・・・・」
沢木「だがねぇ・・・・情熱を秘めた肉体・・・・」
おまえら「ウっセーチビ!!!(本音は萌えている)」
沢木「ァッヒャヒャッヒャヒャ怒れよ♪」
おまえら「このもやしやの、チビよや!!!(本音は興奮している)」
沢木「スマン。言い過ぎた。」

96 :

沢木「しょせんおまえらは担当だの、蛍やムトー萌えだの言ってるだけの存在なんだ。」
おまえら「嘘だ!そうえもん流の強がりだ!!」
沢木「嘘かどうか沢木×蛍でググッてみなよぉ。そこには真実がある。」
おまえら「くっ・・・・(まぁ同人誌は持ってますがね)」

沢木「所詮、おまえらはそれまでの存在なんだ。そんなお父ちゃんお母ちゃんから生まれた菌以下の存在なんだ」

97 :
やはりブレンパワードネタはここでは駄目ですな・・・・
俺は破廉恥な男なのかもしれん

98 :
>>97
元ネタがあるのは、ネタ元を知ってない人には通じませんからね。
ちなみに自分もブレンパワードを知らないので、よくわかりませんでした。><
でも、まぁ・・・・・・
破廉恥なのは、いいことですよ。

99 :
「沢木!おいしいうどんのお店を見つけたよ!!」
「え?」
「お客さんに教えて貰ったの。でさ、すっごく美味しかったから、一緒に行こうかと思ってね?」
「蛍・・・その格好でいくの?」
むかっ!
「じゃ、どんな格好すればいいんだよ?体操服にブルマか!?」
「なんでだよ」ガクッ!!
「それとも、スク水?メイドさん?バニーガールにバドガール、セーラー服にチャイナドレス?」
「ご、ごめんなさい。いつものゴスロリでいいです」
「で、いいですぅ?」
「ご、ごめんなさい!!ゴスロリがいいです!!」
「・・・・・・むー!!もう、怒ったぞ!」
「今日は、一日、僕とデートだからね!!絶対に帰さないんだから!!」
「わ、わかったよ。蛍ぃ・・・・」
「・・・・・完全に尻に敷かれとるな、沢木よ・・・」
「笑い事じゃないっすよ。美里さん・・・・」
「そ、それにしても結城、あんた、さっき言ってた服、持ってるんじゃないでしょうね」
「もちろん持ってますよ。長谷川さん」
「もっとるんかい!!」
「沢木は、バニーちゃん大好きですから!」
「ちょ、蛍!!お前が言うと本気にされるだろ!!」
「「・・・・・・・・・・」」
「「・・・・・・・・・うん。本気にしたかも」」
「ち、ちがいますよ!!いくら蛍の足が綺麗だからって、絡みつかれたいとか、膝枕してほしいとか、
思ったことないですよ!!」
「語るに落ちるとは、このことね、沢木」
「え、えええええっ!!ち、違います!!今のは、物の例えです!!」
「じゃ、結城の太もも、美味しそうとか思ったことないの?」
「あります!」
「・・・いや、ありません!!蛍は、男ですよ!!何言ってるんですか?長谷川さん!!!」
「沢木、お前の方が何言うとるんや?大丈夫か?」
「だ、だだだ、大丈夫です!!俺は、ノーマルです・・・・」
「・・・・・・・・・ふーん。ね?沢木ぃ・・・・・」にやり
するするする・・・・・・
「ぼくと・・・一緒に・・・・・お店行こうよぉ・・・・・」ちらっ!!
「・・・・・・は、はーい・・・・」ふらふら〜
「たくりあげたスカートの中の太もも見たとたん、夢遊病者見たいになったぞ、沢木・・・・・」
「あははっ!!ほんと、おっかしい二人ね」
「いや、笑いごとやあらへん・・・・ま、ええけどな・・・・・」

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