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2013年01月文学191: ケータイ小説やラノベが世界一とかって・・・・ (203)
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ケータイ小説やラノベが世界一とかって・・・・
- 1 :2011/04/16 〜 最終レス :2012/12/16
- めっきり聞かなくなったけど、今考えるとやっぱり恥ずかしいなw
そんなこと言ってた奴の今の気持ちを知りたい。
今度はニコニコが文学とか言うの?
- 2 :
- ニコニコ的なものが文学であっても別にただの一ジャンル。しかもニコニコやってるやつはキモイオタクばっかり。
- 3 :
- アホは西尾維新でも読んでればって感じ。ぼくは読まない。なんにも得るものなし。
- 4 :
- 下ばっかりみたって得るものなんて何もないよ
- 5 :
- その人にとってはそれらを世界一と思う時期があったということ、それでいいじゃん。
これをグチグチ言うことこそが恥ずかしい。
- 6 :
- 忘れたらそれでいいんかい。御用評論家の思想そのままだな。
- 7 :
- いまどきドストエフスキーなんてありがたがってるやつらもバカだけどな。どこぞのライターとかに多いらしいが。
- 8 :
- >>7
ふつうに彼氏は大天才だと思うが。
- 9 :
- >>7
大江健三郎といった人物とかか? バカなの?
- 10 :
- ラノベも恥ずかしいかもしれないが
ミステリーも歴史小説もSFも純文学も9割以上が恥ずかしい代物だろ
ここ数年になって本を読み出したけど
あいつらこんなしょうもないもの読んで偉そうに馬鹿にしてきたのかと驚いた
- 11 :
- どんなの読んだ?
- 12 :
- >>6
そもそもスレタイみたいなことを誰が言ってるかを思えばどうでもいいことでは?
って普通に思うんだけど違うのかね。君はそんなに気になるようなことなの?
- 13 :
- 俺か?
シェイクスピア、漱石、魯迅は全作
あと村上春樹、筒井康隆、安部公房、大江健三郎、藤沢周平、ドスト、チェーホフとかその辺は好きだ
でも、時々ラノベの傑作には負けてる時もあると思う
他に最近の京極夏彦とか伊坂 幸太郎とかあまり読んでないけど
これってラノベとどこが違うんだ、世界の軽さがまさにライトでラノベと違わないだろ
- 14 :
- ラノベの傑作も挙げてくれよ。
- 15 :
- 涼宮ハルヒの憂鬱 最近非道いが消失までは良い出来
化物語 正直好きな作者じゃないけど、文章は新しい価値を作れてると思う
乙一全作 間違いなく天才だと思う、本人がやる気を出せば全集だせる身分になれる
ブギーポップ初期 新しい物語りの土台を作れたと思う
こいつらが古典に勝ってるなんてモチロン言うつもりはないが
「楽しさ」とか、ある部分は勝ってる時もある
萌えとライトな作品の中でも熾烈な争いがあってしのぎを削ってて
そんなもの嫌いだって意見まではいいが、無価値とまで言うのはおかしい
- 16 :
- 楽しさて…それはエンタメ小説と比べろよ
- 17 :
- 「楽しさ」というか、“読みやすさ”じゃないかな。
昔からそういうのはあったよ。アメリカのパルプマガジンみたいなのね。
とにかく文章が平易で当世風で、多少内容は下品でどぎつくても
刺激がいっぱいで読者を飽きさせるような描写のページもない。
ストレートに劣情や痴情に訴えかけ、読者を読むことに惑溺するように仕向ける作品。
もちろんそれが商売だから、まさに「売文業」というに相応しい。
女性にとってのハーレクイン・ロマンスや女性向けコミックスの文章版みたいな。
「文学的価値」とはちょっとちがうな
- 18 :
- 小説というのは、何もない紙に文章の羅列をかいて
それを読んだ読者が、まるでその物語りが実際に起きてるように錯覚して感情が動くという装置だろ
だったら「楽しい」も「萌え」も「叙情」も「身を切るような孤独感」も全部価値だよ
ゼロからそれを生んでるんだもん
その生まれる感情を娯楽と芸術に分類することは出来るけど
それですぐ芸術>娯楽とはならないと思う
芸術にレベルの高低があるように、娯楽で萌えでも作るのに困難なレベルの高低がある
低レベルの芸術に、高レベルの萌えだったら後者のほうが間違いなく希少になる、数が少ないから
そんなもは文学的価値じゃないっていうなら、何か別の名前でもいいと思うけど
- 19 :
- >>18
それは「芸術とはなにか」について真剣に考えたことがない人の意見。
「芸術」の歴史は「音楽」や「美術」や「文学」と同様、人類の歴史の数千年に渡っている。
大学で美学・芸術学の講義があれば聴いてみればいい。
「娯楽としてよく出来ている」というのは確かに一つの価値だが、
それはスティーヴン・スピルバーグの映画がよく出来ている、というのと変わらない。
古典的文学作品とラノベを比較するのは、もはやカテゴリーミステイクの範疇。
たとえばバッハの『マタイ受難曲』とエミネムのヒップホップを比較する人はいない。
携帯からなので長文はムリなんだが、そういうことじゃないのかね?
- 20 :
- >>18
うわぁ…
- 21 :
- >>19
俺は別に古典とラノベを競わせたいわけではない
>>3みたいな意見に、それはアンタにとって価値がないだけで
ラノベ自体はこれだけ商品として存在する理由があるって言いたいだけ
萌えキャラが出てくるだけでゴミと思ってしまう人は
それはその人にラノベの拙攻を判断する才能がないだけになる
逆に文学を読んでもちんぷんかんぷんで、意味不明な人のように
だから両方の分野の評価を正しくできる自身があるなら、それなりに比較はできると思うよ
作られた時代が違うからフェアじゃなくなるが
クラッシックマニアでなおかつヒップホップのDJとかなら、バッハとエミネムの部分部分で比較はできる
- 22 :
- 萌えキャラ論とか誰も絡めて言ってない件
さっきから「楽しい恥ずかしい刺激萌えキャラ小説とは感情を動かす装置云々…」語ってる人、すごいヌルい
- 23 :
- 恥ずかしいのう
恥ずかしいのう
電車男は21世紀文学!w
- 24 :
- まあ、よくある議論は、
純文学より通俗小説のほうが、時代や社会の現実を反映したものだ、みたいなのとか。
ただ、ラノベ=キャラクター小説とすると、もうかなり定着しちゃってるでしょ。
それこそ今回芥川賞取っちゃうくらいに。苦役列車のほうだけど。
言ってみれば西村賢太の小説は、西村自身がライトノベルの表紙のイラストに該当して、
小説の中身は、貫多という過剰なキャラクターを楽しむという小説なわけだけど、
それはラノベの「萌えキャラ」を楽しむのと同じようなものでしょ。
と、大塚英志あたりの議論を援用してみる。
- 25 :
- そもそもラノベ=キャラクター小説みたいにラノベを無理矢理ジャンルとして捉えるから不毛なカテゴライズの議論が生じる
ラノベやケータイ小説、もっといえばJPOPなんてくくりは、ジャンルというよりブランドやレーベルに近いと捉えた方がいい
そのレーベルからどんだけのものを輩出してゆけるかっていうブランド構築戦略の文脈で語った方が面白い
- 26 :
- >ブランド構築戦略の文脈
あんたは経営者ですか。三島賞をブランド化してほしいものだ。
ジャンルというか、方法論的に明らかに違いがある、って視点なんだよね。
素朴な自然主義的な純文学(=芥川賞)より、メタフィクショナルなものを取り込めるのがラノベやエロゲ。
谷川流のほうが、よっぽど今の時代精神を捉えて「文学」している、みたいな。
ラノベやケータイ小説が注目されなくなったからって、ジュンブンガクが行き詰っていることに変わりはないし。
- 27 :
- >>26
それは、ラノベにそういう傾向があるってだけで
ラノベだけの特質なわけでも、ラノベがそういうものばかりなわけでもない
ラノベの現状(シーン、トレンド)がどんなであるかをまとめただけ
ラノベを語って面白いのは、ラノベってレーベルがどういうものを取り扱うようになるか、みたいな今後の展望を語るような話じゃないとつまらない
定義してみたところで節操なく移り変わってゆくわけだから
- 28 :
- >>27
表紙にアニメ絵のイラストがあるかないかは大きい。以上。
- 29 :
- ラノベなんてアニメと同じだから誰でも書ける。あまりに敷居が低すぎる
- 30 :
- >>28
それだと太宰×DEATH NOTE企画とかが定義できないだろ
あれはラノベのブランドで純文学をだしたっていう戦略よ
- 31 :
- そもそもライトノベルの何がライトなのかな?
- 32 :
- レトリックもないし、セリフばっかりだし、あほかと。
- 33 :
- 誰でも読めるからライトです。
私見だが、小説を読むというのは、想像力の力を借りながら、脳内で作品世界を構築していくという行為だ。
だから慣れが必要。逆に、アニメなんかは誰でも見れる。想像力がいらない。
たとえば、ジブリアニメのトトロなんかは幼児でも見れる。
じゃあ、トトロの絵本はどうだろうか? 幼児でも読めるだろう。
それじゃあ、イラストなしのトトロの小説というのがあったとして、幼児に読めるか。
原理的にはラノベは絵本と同じ。だから、普通の小説じゃなくて「ライト」なものだ、と区別されている。
- 34 :
- 時代って揺り戻しが多いから、また純文学的なものが流行るかもしれない
- 35 :
- 本読んでればラノベっぽい自称文学も増えてるのは確かだけどさ
あってもいいと思うけどラノベで文学といえるものって何があるの?
いい文学作品は読み込むだけの深さがあって楽しいけど、ラノベを読み込む人って聞いたことない
- 36 :
- とりあえずラノベを語るときは、物語の力がうんたらかんたらって話になるんだっけ。
- 37 :
- 物語やおとぎ話は中学生で卒業してください
- 38 :
- ↑ラノベは読まないが、物語に関してはそうは思わない
- 39 :
- 例えば今更ドラッカーの著作を読もうなんて奴はいないけど、もしドラならアクチュアルに読めるだろ
ラノベ化は現代の言文一致なんだよ。
文学作品もどんどん萌え化してゆけばいいと思うよ。
ハリーポッターなんかもハヤカワが翻訳権とればよかったのに
- 40 :
- そういやラノベを知ろうとハルヒともしドラだけは読んだが、
ハルヒは絶対的に薄っぺらいことに変わりはないがまずまず読めた、が、
もしドラは糞すぎてなんであそこまで有り難がって読んでる奴がいるのかマジで理解できなかった。
しかもあれに4つ星(/5つ星満点)の評価してる奴が多くてかなり引いたわ。
>>39みたいなのはまともなこと言おうとしてるけど、
かなりゆとり化が深刻してたって現状を示してたとしか思えないわ
- 41 :
- >>39
ん?俺の認識がおかしいのかな、それを言うならもしドラを今後読む人間は消えていくだろうけど
ドラッカーの著書はその分野に興味のある人間がこれからも手に取り続けると思うんだが
そもそもドラッカーを知りたくてラノベに手を出す人間っているの?w
(ドラッカー自体の評価は置いておくとして
- 42 :
- ラノベのはそこまで敷居の低いものか?
ラノベはある特定の読者層を想定して書かれているんじゃないのか?
ラノベ作家の想定しているターゲットは読書が苦手な人なのか?
- 43 :
- 敷居が低いだろ。言文一致どころかアニメとか漫画みたいなセリフと地の文。バカが書いたって丸わかりの文章。
- 44 :
- 俺は普通に哲学書とかも読むけど、ドラッカーは合わなかった
どうしても合わない、個人的にこれは役に立たない本ってないか?
もしドラ自体の出来はRだがドラッカーごときあれで知った気になっていれば俺としては十分だった
なのでもしドラはそれなりに有益だった
これから情報がわんさか増えて本なんかますます読んでられなくなるんだから、全く読まれなくなるくらいなら萌え萌えで知った気になるのもいいじゃない
構えて読む文学からの解放だよ。
- 45 :
- 情報過多でゆとり過多。そして知ったかが増える時代。
情報に振り回されても知識ない故に振り回されてることに気付かない人生、それはそれで幸せか。
知ったかな知識ばかりという己の未熟さに気付き苦しむよりは、開き直って踊れよ踊れ。
- 46 :
- >>45
そうそう
ある程度はそうするしかない時代はくるんじゃない?
希薄化こそが労働と共存できる文化の在り方だよ
薄めてしまう前の原液を定期的に滴下する仕事を純文学が担えばいい
- 47 :
- 敷居が低いというか、文章に関しては読みやすくするために一定のルールがあると思うよ。
難しい漢字や表現は使わない、改行は5行に一回くらいはする。
会話文は何ページに1回以上とか。
ただ、一般のエンタメでもそういうのはあるけど。
たとえばだけど、津村記久子の小説の主人公って「ナガセ」とか名字をカタカナ表記にしてるけど、
純文学だから出来る書き方だと思うよ。
エンタメだと、女は下の名前、男は名字で呼ぶ、っていうルールが一応あるから。
鹿島田真希とかジェンダー意識の強い作家だと、男も女も名字で呼ぶからわけが分からなくなる。
その辺が、純文学の敷居の高さでもあるんだろうな。個人的にはそれで良いと思うけど。
- 48 :
- ゆとりにはなりたくないもんだ。
- 49 :
- でも、俺はもしどらのアニメは見てみるよ!! 峰岸みなみは結構可愛いと思う。
よくしらんけど。
- 50 :
- サンデルの番組見ても思ったが東大生ですら馬鹿になってる。
マンガ、アニメ、ラノベ、小説、ゲーム、ネット、サークル…
そういやなんかの雑誌でやってたアンケート見たが、今の東大生は小説ですら
伊坂K太郎なんかを有り難がって読んでる程度の奴が統計的に多くて引いた。
いい加減勉強しろ。。
- 51 :
- そんな、駄目駄目だったけど麻生ちゃんみたいに総理大臣にまでなった人が、
マンガ好きを公言する日本じゃないか。
伊坂を読んでるなんてちゃんとしてるよ。ある意味で、大江読んでるより健康的だろ。
- 52 :
- というか伊坂幸太郎は「群像」に作品が載ったので、「文学」として認定されました。
舞城とか古川日出男とかと同じ。
- 53 :
- 伊坂作品って浅いじゃん
- 54 :
- >大江読むより健康
↑中身ない=健康
- 55 :
- またくだらない話になってきたな
見下すべき文章表現がなければ純文学を語れなくなってきてるんだろうなあ
- 56 :
- >>55
ここは文学板であって、ラノベ、ケータイ小説を語るスレであるわけ。
お前みたいな考えのやつしか出来ない奴は一般書籍板行けばいいと思うよって話。
- 57 :
- >>37
三十路入って不思議の国のアリス読んだが、笑えたぞ。
あんな不条理な物語、子供に読ませちゃいかんだろw
分別ついた大人がギャグとして読む物なんじゃないかよと。
ちなみに、ついでとして映画を小説化したアリス・イン・ワンダーランドも読んだが、
こっちの方が子供向けだな。
- 58 :
- まだ諦めてないのかw
いい加減ラノベブームが去ったことを悟ろうぜ
批評家もラノベ語らなくなってっぞ
- 59 :
- 筒井康隆が、いとうのいぢ(涼宮ハルヒのイラストの人)と組んで「ラノベ」を書いてたり、
数年前の盛り上がりは異常だった。
とはいえ、西尾維新なんかは、まだまだ中高生に読まれてるんだろうな。
- 60 :
- 西尾維新っていつ図書館いってもほぼ全部借りられてる
読んだことないんだけど、面白いの?
- 61 :
- オタクっぽいのに嫌悪感がないなら、楽しめると思うよ。
文体的には、舞城王太郎に近い。饒舌文体っていうか。
- 62 :
- >筒井康隆が、
粋ってやつかぇ
- 63 :
- >>61
ありがとう、化物語あたり借りれたら読んでみる
- 64 :
- 化物語ならいいと思う。
まあ、あれも傷だの偽だの猫だの傾だの……
いろいろ続編が出てて、場合によっては外れもあるけど、
それもどれがどうというのは人それぞれっぽいし……。
その中でも、前日譚の傷物語は、ぜひ一緒に読んで欲しいな。
あと、戯言シリーズは面白いけど中二臭いけど、
こっちの方が西尾っぽさが出てるのかな? と思いながら読んでたw
- 65 :
- そもそも日本は詩文学が優位の国で、純粋に散文の芸術性が追求された歴史は浅く独自性もまだまだ得られていない
そんな中で映像メディアと結び、既存の評価系から脱出したエンタメ色の強い作品群の登場に日本らしさを見ても無理なからぬことだ
- 66 :
- 日本はポップカルチャーが昔から強い国ですから。
埴谷雄高なんかはもう読まれなくなる。なってるか。
代わりに西尾維新は新しい古典になる、のかな。銀英伝みたく。
好みの問題かもしれないが、川上未映子より西尾維新のほうが才能あるように感じる。
- 67 :
- 西尾維新は一生筆で食べていける作家だと思う
他のラノベ作家と明らかに異質さを持ってる
でも古典になれない、感情面が薄っぺらすぎる
ラノベで古典になれるのは乙一だけだろうな
もう少し頑張れば百年後でも新品が売れる作家になれる
- 68 :
- 乙一は今何やってるんだろうな。映画作るとか、そんな話があったけど。
感情的に薄っぺらい、というのは問題にならないよ。若い子が読むんだし。
百年後だって、思春期真っ盛りで自意識過剰なR野郎は沢山いるだろうから、
西尾維新の需要はなくならない、と予測。
ただ、ラノベって基本的に男向け、女向け、と分かれてるから、メジャーにはなりきれないか。
乙一は女性読者も多いけど、西尾維新ってどうなんだろ。
- 69 :
- いやなくなるって。10年後すら怪しい
- 70 :
- >>68
>感情的に薄っぺらい、というのは問題にならないよ。若い子が読むんだし
これは絶対に違う、小学性にだって物語の現実性を感じる力はある
その部分がなくて、昔は最先端だったというだけの話は
未来では、薄っぺらでなおかつ古くさい作品になってしまっていて、魅力が無くなる
>>69
かもね
今の小学性とか萌えとか見て、うわオッサン臭いと思ってるんだろうな
- 71 :
- まあ自己憐憫系小説はむかしから需要はあるよね。文体とかレトリックは糞だけど。
ラノベはラノベでしょぼいが、ケータイ小説よりはましかな?
- 72 :
- にしおなんちゃらだの、ハルヒなんちゃらだの、きえますよ 赤川次郎的 残滓になる
- 73 :
- >>70
いやいや、日本では太宰治なんて作家が何十年も持てはやされてるわけだし。
あと、「キャラクター」ということを軽視してるよ。
登場人物を、現実に存在するだろう人間として読むなら「薄っぺらい」と感じるにしろ、
マンガやアニメのような「キャラ」だと前提して読むなら、非現実的な「ツンデレ」とかでも許容できる。
ただ、うまく騙される、というか自分を騙せるのは二十歳くらいまでだろうけど。
それと、小学生が「物語の現実性」を感じるって、例えばハリーポッターとか?
新潮文庫の「古典」がどんどん売れなくなって、純文学ではメタフィクションやマジックリアリズムが
どんどん増えてる世の中で、「現実味のある物語」なんてものがどれだけ存立するか。
何に「リアル」を感じるかが、決定的に変わってきていて、そのリアルの所感を文章化したのがラノベで、
いわば現代の言文一致なんだ、というのが数年前にあった議論。
で、議論は下火になったにしろ、ラノベ自体は売れ続けてる。今後どうなるんだか。
- 74 :
- >>73
自分が言った現実性というのは、この世の中の正しい情報という意味で
その中で苦痛や不安についての情報に特化してるのが、いわゆる文学だと思ってて
そういう意味では太宰にはそれは溢れてるから残ってるんだろ、あまり読んだこと無いけど
別にツンデレでてきても、ヤンデレでてきてもいいけど
その部分がしっかり他にはないものが書けてれば、古典として残ると思うよ
小学性の国語で何十作も小説を読まされたけど、覚えているのって黒い雨とかごんぎつねとかで
子供だってやっぱりそれを判断する力はあると思う、現にこの世に生きてるんだから
- 75 :
- リアル求めてラノベ読みました→どうでした?→リアル感じました!→終わり。
- 76 :
- ここにいるラノベ肯定者を見て思うのは、
あまり現代思想のおっさんらにハマりすぎない方がいいぞってことだな。
- 77 :
- 現在でいうところの過去アニメ程度には残るだろうね、特定のマニアの趣味レベルでさ
流行を武器にしている以上新しいものに取り変わっていくものだからな
ラノベというジャンルがアニメ小説になってる今ではマンガアニメの渦中でこれから生き残れるかもね・・・
- 78 :
- ラノベは読み捨てられるの覚悟で次から次へとだし続ける所が気に入っている。
- 79 :
- ペーパーバックの劣化スタイルみたいな。
- 80 :
- そう。電子書籍化すれば印刷製本コストも減るし現代的だな。よく身の程をわきまえている
- 81 :
- >>74
「ごんぎつね」はいいよね。昔、留学先の英語の授業で「物語を訳して話す」みたいなのがあって話したら
女の子がボロボロ泣きだしたりしたよ。物語として普遍性があるってことなんだろう。
別に西尾維新が売れなくなってもいいんだけど、中国語版も順調に売れてたりするし、
まぁ何かあるのかなと。オタク文化が普遍的だ、って話かもしれないけど。
横光利一の「純粋小説論」じゃないけど、読み捨てられるもの(通俗小説=ラノベ)の中から、
残るものが生まれてくる、とかね。
そもそも今の純文学の作家で、読む気になる奴がいないのがいけないんだが。
- 82 :
- 結局、文学板で語るに値しないと思う。一般書籍板で語るもの。
- 83 :
- 結局yoshiか読まれているか? 結局絶版だ。美嘉も似たようなもんだっただろ。
- 84 :
- 一人の作者・作品が長らく愛されるんじゃなくて、わんこそばのごとき過剰流動性のなかで作者・作品が入れ替わることで市場を維持してる。文学として語るなら、作家や作品単独では成り立たないだろう
- 85 :
- >>84
つグイン・サーガ
世界最長の小説はラノベじゃねーか、なに言っちゃってんの
よくラノベは読み捨てだって責めるが、そんなもん小説ほとんどそうじゃん
ミステリーはもっと新しい謎を、SFは新しい発明発見を、歴史小説は新しい戦を
そして文学は新しい苦悩をって、次々消費してきたんだろ
なんでラノベだけ責められなきゃなんないの
- 86 :
- >>82
カルチュラル・スタディーズもそうだったけど、批評の対象として何が適切か、
という部分での争いなんだろうね。
>>83
本屋行って、「ケータイ小説」のコーナーがなくなっているかどうか、が答え。
そんな、古井由吉の本だって、ほとんど絶版だろうに。
でもケータイ小説って、横書きって以外はそんなに特徴ないんだよね。
- 87 :
- >>85
84じゃないけどグインサーガはファンタジーだけどラノベではないよ。 知らないけど一般的にもラノベ扱いされてるのかな?
ラノベの定義が曖昧だからややこしいけど、グインはRな表現が多いから範囲に入れるべきじゃないだろう
作者もずっとSF畑で書いてる人だし、他のラノベのようなアニメ小説と一緒に扱うべきじゃないと思うよ
逆に宮部みゆきのブレイブストーリーなんかはラノベレベルかなとおもうけど
ラノベを責めてるわけじゃないけど文学と言われる小説群と比べると物足りないし、流行色の強い読物ではある
- 88 :
- 合掌、栗本薫先生(中島梓先生)。
大江健三郎の評論で群像新人賞からデビューして、
江戸川乱歩賞でミステリー作家としてデビューして、
かつBL(JUNE)の始祖でもあられる。
まだ若かったのにな。
- 89 :
- ラノベと文学では目指してるところが違いすぎて比較とか意味ないような…。
ラノベに思想がないとか、
文学に楽しさがないとか、批判にもならない。
ラノベ作家だって後世に残ることより
現代の購買層に楽しんでもらえることを目指してるだろうに。
まあ文学の中には
当時の購買層に楽しんでもらえることを目指したのもあるけどさ。
大デュマとかどう考えてもエンタメだし。
- 90 :
- 今は「まどかマギカ」だからな。
しかし、ブックオフで試しに一冊ラノベを手に取って、開いてみたら警察(けいさつ)って、
ルビふってあったよ。
中学生くらいでも読めるだろ、って、いかんいかん、若者批判するところだった。
そういうとこが読めない子に、疎外感を味わわさせない親切仕様なのがラノベなんだろう。
- 91 :
- そういえば、微エロ以上のエロがない「ライト」なものだから、ラノベってのもあったな。
- 92 :
- ライトノベルのしっかりした形式があるわけじゃないのかな?
- 93 :
- ライトノベル=軽小説
軽音楽=ポップス
つまり、小説界のポップスみたいなもんなんじゃない?
- 94 :
- ラノベってそれほど浸透してんの?ポップスに位置するのはむしろ文芸書じゃないか?
- 95 :
- >>94
しかし歴史を考えれば、まだラノベは浅い。
つまり、演歌なんかが主流だった頃に現れたポップスという状況なのでは、現時点では?
ということは、将来はむしろラノベが主流になってしまう、と・・・
- 96 :
- 良い悪いは別にして最先端なのは確かだな
文芸書を自分に関係あるものだと思ってる中高生は殆どいないだろ
あれは自分にはよく分からないことが書いてある、年上の人達が読むモノって認識で
- 97 :
- それは違うよ、大人が若いのは本を読まないと言うが若いのほどドストとか芥川とか古典を
読んでたりする。厨二病に近い心理かもしれないけど
むしろラノベは人に見られるとおたく認定されるので手に取りずらいです!
- 98 :
- ドストや芥川じゃなくて伊坂幸太郎とか東野圭吾とか
それすら自分には無関係だと思ってる若者がほとんど
それより、漫画を小説化したラノベのほうが遥かに身近
- 99 :
- 19 :名無しさん@涙目です。(関西地方):2011/05/10(火) 23:10:36.91 ID:dp/giLqF0
東北土人みたいに ゴネ得ねらっちゃおうかな
金よこせって、暴れればいいんでしょ? 勝手に津波来るところにすんでて、文句言うとか すてきやん!
34 :名無しさん@涙目です。(京都府):2011/05/10(火) 23:13:12.11 ID:YAIucunI0
また京都の独り勝ちか……
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