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2013年01月文芸書籍サロン133: ネタバレ「ロマンス小説1」よろずOK! (244)
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ネタバレ「ロマンス小説1」よろずOK!
- 1 :2010/10/05 〜 最終レス :2012/12/13
- 旧「ネタバレ1.5」です。
ロマンス小説について、ネタバレの程度を気にせず語り合うスレです。
レビューは過去作も新作も全てOK!
もちろん、雑談もOKです。
基本的にNGの無いスレですが、他の人の活動を妨げる風紀活動は
極力ご遠慮ください。
(風紀活動=書き込みに対する、指導・文句・苦情・希望といった
要素を一方的に書き込む行為)
- 2 :
- 「プロポーズは決戦の前に」ステファニー・ローレンス:ラベンダー
シンスターシリーズ・バスチョンクラブ+α全勢力を結集してお送りいた
しますな一作。ヒーロー多すぎw
とは言え、話は面白い。貴族と言うか上流階級の末端くらいに位置する
職業軍人ヒーローと独立心旺盛なヒロインのアドベンチャー。
所謂リージェンシーの結婚相手探しでもなく、謎解きでも無く、冒険活劇
的な中身で飽きずに読めました。
ヒロインが29歳と年齢高めで、しかもバージンヒロインで無い事は地雷
だけど、それ以外は特に気になる事は無し。
アドベンチャー形式のロマンスはあまり無いので、読んでみる価値有り
です。
自作の「誘惑のアラビアンナイト」も面白かったのですが、それはまた
次回に。
- 3 :
- 「誘惑のアラビアン・ナイト」ステファニー・ローレンス:ラベンダー
前作「プロポーズは決戦の前に」は、序盤こそシリーズ一作目なのでインドが
舞台のシーンが長かったですが、ヒロインが合流するのがヒーローがイギリス
に到着してからだったので、異国情緒は薄かったです。でも、この作品は、ど
ちらかと言うと、イギリスに到着するまでの方が長く、イエメンに寄港したり、
バイオレット・ウインズピアに良く出てきたベルベル族のキャラバンと旅をし
たり、イスラム君主の妃に招かれたり、と異国情緒たっぷりで飽きないです。
さらに、イスラム圏の商業船にも乗ったりしますしね。
今回もシンスターシリーズ・バスチョンクラブ+αが登場しますが、イギリス
が舞台になるのが最後の少しだけなので、登場するシーンは少なめです。
今回のヒロインはバージンヒロインだし地雷は無いと思います。昔懐かしい
中東の香りを楽しめる作品かも。(今のハーレのシーク物は中東の香りが無い!)
- 4 :
- 「ハイランドで眠る夜は」リンゼイ・サンズ:二見を読了
若くて(19歳)美人でちょっと天然なバージンヒロインに、逞しく精悍なハイ
ランダーのヒーロー、と言うと王道なんだけど、実際にはヒロインはちょっと
お間抜けで、ヒーローは幾らなんでもって言うほど極端な無口男で、二枚目半
な仕上がりです。
中世物でヒーローがハイランダーなのに戦闘シーンが無い! 族長として真面
目に仕事をしているシーンは出てくるんだけど、ハイランダーらしい魅力を演
出してもらえるシーンはやっぱり戦闘シーンだよなぁとしみじみ思った。
とは言え、詰まらない訳ではありません。特に地雷は無いし、全体的にお笑い
ムードの作品。中世物は肩の力を入れて読むようなシリアスでドラマティック
は話が多いですが、これは気楽に楽しめる一作。
中世物を読みたいけどちょっと気力が足りない時や、リージェンシーに飽きた
時には良いんじゃないかな。
- 5 :
- 「謎の伯爵と過ごす夜は」カレン・ラニー:フローラ
とりあえず、購入を迷っている人には購入しない事をお勧めします。
バージンヒロインではない上、そうなった理由が単なる好奇心……
事の後に踏み込まれ、多くの人の目に触れて社交界から追放されたヒロインで
すが、実はその時の相手からプロポーズされてます。でも、愛していなかった
ので父親の急逝を理由に断ってしまった。
いわゆるビッチ系とも言えるヒロインで嫌いな人が多そう。しかも、とっても
逞しくパワフルなヒロインで、そこも好みが別れる所。
そして、ヒーローは挫折系。かつてはかっこよかったけど、今は……なヒーロ
ーな上に、立ち直らない。(自力では)
まあ、自力で立ち直れないような背景ではあったけど、でもこのヒーロー本当
に何もしない。ハッピーエンドを迎えられたのは全てヒロインの頑張りのおか
げという情けないヒーロー。
前向きで逞しく勇気に溢れるヒロインが大活躍するストーリーが好きな人には
向いているかもしれないけど、多くの読者に向いていない内容だと思う。
- 6 :
- 「禁じられた『恋の指南書』エマ・ワイルズ:ラズベリー
あとがきからは分からないけど、WH&H。一つ目のカップルは、あとがきか
ら分かるとおり、公爵夫妻。二組目のカップルは、公爵夫人の親友と公爵の弟
で放蕩者。
公爵夫妻は、互いに一目ぼれの恋愛結婚で、ヒーローは公爵と言う肩書き上ク
ールに振舞ってはいてもヒロイン激ラブなので、ヒロインの誘惑になすすべも
なく嵌っていきます。にやにやしながらその様を楽しむ作品。
親友&弟カプはもうちょっと難しいのですが、公爵のもう一人の弟(次男)が
軍務の休暇で一時帰省し、親友の味方となり弟(三男)を結婚へと追い込んで
行くお話し。
両ヒロインとも美人で若くてひたむきで好感が持てるし、両ヒーローともタイプ
は違うけどハンサム。特に地雷は無く、気楽に読める作品でした。
個人的には凄く気に入ったので、同作家の「不埒な公爵と恋の賭けを」を買って
しまいました。
- 7 :
- 「甘い蜜に溺れて」トレイシー・アン・ウォレン:二見
ミストレス・シリーズの第3弾。とは言え、このミストレス・シリーズって、
ヒーロー同士が知り合い以外に共通点が何も無く、シリーズって言えるのかな
と思わないでも無い。
ストーリーは王道ど真ん中な感じ。ヒロインは17歳の凄い美少女です。すみ
れ色の瞳に黒髪。ヒーローはヒロインの父親の異父兄の友人。つまり、親子程
歳が離れた歳の差カップル。ちなみに公爵様ヒーロー。極甘でちょっと切な目。
互いに惹かれあい、独身主義者のヒーローは抵抗する物の、あるハプニングが
元で結婚することになる2人の結婚後がメインのお話です。
特に地雷は無く、美男美女カプ。若いバージンヒロインスキーさんや公爵ヒー
ロースキーさんにはお勧めです。同作家の双子妹もちょっとだけ出てきます。
ラエバーン公の婚約パーティがクライマックスなので。
- 8 :
- 「とこしえの愛はカノン」ニコール・ジョーダン:ライム
個人的な感想になるけど、すごく良かった。今まで読んだニコール・ジョーダ
ンの作品で一番好みでした。なんと言っても、切ないのがいい。ヒロインの葛
藤は凄く納得行くし、ヒーローの葛藤もまた納得が行く。上手く行って良かっ
た−−という達成感を読後に感じました。
ヒロインは家計状態の非常にまずい家の娘で、呪い持ち。男性を魅惑するけど
相手を愛したらその男性は死ぬと言う呪いをかけられています。家計を救うた
めにヒーローとの結婚に応じるけれど、ヒーローを死なせない為に心を閉じよ
うとしますが、どうしても惹かれていく。
ヒーローは諜報部員のリーダー的存在で、ヒロインが実は国家反逆に関与して
いるのでは無いかと苦しみます。
互いに愛し合いながらも、愛を認められない事情が有り、とっても切ない一作
でした。
互いに追い詰められ、相手の為に相手を騙す部分はあるものの、自分にとっては
余裕で許せる範囲。というか、当然だと思った。でも、そこがちょっと地雷か
もしれないです。
他には、特に地雷は無く美男美女カプだしバージンヒロインです。ヒロインは
24歳なのでちょっと年齢高めですが、オールドミスヒロインとまではいかな
いかと。
- 9 :
- 復活したんですね、よかったですw
以前も参考にしてましたが、また参考にさせて貰いますね〜
全部面白そうだけど>>7>>8の作家が好きなので、まずはそちらから読んでみようと思っています
ありがとうございました!
- 10 :
- 連打すいません
自分はコンテンポラリーが好きなのですが
レビュー書きさんのオススメがあったら教えて下さいw
コンテで好きな作家はリサマリー・ライス、シャノン・マッケナです
HOTでやや強引な男性が組織に属しているような設定が大好物ですw
ロマ本ってコンテ少ないですよね。もっと沢山出て欲しいです〜
- 11 :
- >>9
>レビュー書きさんのオススメがあったら教えて下さいw
済みません、ヒストリカルの方が自分は好きなので冒険買いはヒストリカルが
基本なもので、あまりコンテには詳しくないんです。それこそ、ライスやマッ
ケナ位しか買って無いんですよ。
それ以外だと、ローラ・リー位です。でも、さすがにローラ・リーは読んでい
ますよね。シール隊員(元も込み)は大好きなので、あらすじには目を通して
いるのですがあまり無い上、好みに合いそうな設定の話も少ないですよね。
コンテで軍人や諜報員などの設定だと、ロマ本よりハーレの方が沢山読んでいる
位です。
お役に立てなくて済みません。
- 12 :
- 「闇の瞳に守られて」ローラ・リー:マグノリア
エリート作戦部隊の第二弾。
ヒロインの過去の悲惨さはかなりの凄さで、痛い過去持ちのヒロインが苦手な
人には向かないかも。顔が気に入らないと言う理由で顔を隠した状態でレ○プ
された挙句、既刊に登場した「娼婦の粉」を投与されます。更に、誘拐から救
出されても父親(実は誘拐の黒幕一人)の手で精神病院に幽閉され、2年間
「娼婦の粉」の代わりとなるRの実験台にされてしまいます。
現在は、その病院からも救出され、父親も死に、一応平穏な生活を送っていま
すが、心の傷やRの後遺症に苦しんでいます。そんな中過去を乗り越えよう
と大きな決断をしたところからストーリーはスタートです。
ヒーローは元イスラエルの諜報員。両親の敵を討つためにエリート作戦部隊に
入った経歴の持ち主。あつかましい男なのは過去2作のヒーローと変らず。
「禁じられた情熱」同様にヒロインの友人のほぼ全員が作戦に関わっていて、
自分だけがよく知らされていない中、見方の嘘の発覚などで更に心の傷をえぐ
られる様な展開。
HOTで痛々しい作品でした。自分は平気だけどダメな人はダメだと思う。
あと、ヒロインの容姿は、敵方からはボロクソですが、ヒーローは評価してい
るので微妙なラインと思われます。美女スキーさんにもちょっと厳しいかも。
- 13 :
- >>11
ご親切に回答頂きましてありがとうございました!
ローラ・リーは気になっているのですが、未読の作家さんです。
ロマ本よりハーレの方がコンテ充実してるかもしれないですねw
これからチェックしてみます!
>>12
なんというか壮絶でダークなストーリーですねw
ちょっと引いてしまいましたが自分はダークなのも好きなので是非読んでみようと思います。
というかロマ本らしくない異色な感じですね。凄く楽しみですw
- 14 :
- やっぱ きもい。
自分のブログで書けばいいんじゃないの?
一般書籍で、相手にされないからって
サロンに迷惑だよ。
- 15 :
- 迷惑かどうか決めるのはオマエじゃない、>14
オマエこそ帰れ
- 16 :
- ここはいわゆる隔離スレなんだから。
一般書籍板でこの手の感想をあげると、ネタバレ論争が始まるからさ。
今の棲み分けで平和なのよ。
- 17 :
- なんか基本的なことを聞くようで恥ずかしいんですけど・・・
ロマ本ってヒストリカルが中心?あるいは出発点?
おススメやリピ本を聞くとヒストリカルが多いので
前から聞きたかったんです・・・
>10
私と好みが似ているようなので
スーザンブロックマンはどうでしょう?
トラブルシューターシリーズも危険な男たちシリーズも
かっこいいです。
- 18 :
- >>13
>ローラ・リーは気になっているのですが、未読の作家さんです。
未読だったんですね、もし読むなら「禁じられた情熱」マグノリアからがお勧め
です。基本設定だけは王道だからw
>ロマ本よりハーレの方がコンテ充実してるかもしれないですねw
>>17お勧めの「危険な男たちシリーズ」は自分もお勧めです。あとリンダ・ハ
ワードの「愛は命がけ」もヒーローがシール隊員で面白いです。
もともとハーレですが、両方ともミラから再販されているので手に入れるのも
簡単だと思います。
- 19 :
- >>17
欧米のことは判らないけど
日本はハーレクインがロマンスだのイマージュだのを出して
その後サンリオがシルエットで参入してロマンスだのディザイア出した頃、
サンリオからモダンロマンスって新書版のロマ本が出た。
初期はジャネット・デイリーとかダニエル・スティールとかの現代物だった。
その後、キャサリン・E・ウッディウィスやローズマリー・ロジャースのヒストリカルが出たって流れじゃないかな?
『冬のバラ』には夢中になったな〜。初めて読んだヒストリカル・ロマンスだった。
ヒストリカルが好まれてるのは、輪っかのドレスとか馬車とかの非日常な道具立ても大きいように思う。
- 20 :
- >>17
ロマ本の邦訳本が出版されるようになったのは割りと最近の事で、初期にはロ
マサス一辺倒だったように記憶しています。このロマも2005版は1・2位
はリンダ・ハワードとシャノン・マッケナのロマサスでしたし。ヒストリカル
が出発点って事は無いと思います。
そもそも古くからの邦訳版ロマンスファンはハーレファン(ハーレしかなかっ
たし)で、ハーレはコンテが主力です。
が、ハーレは清純なヒロインとハンサムで精悍なヒーローの、ロマンス以外の
要素が薄くロマンスのみに集中した作品が好まれる傾向があると思います。
そういう要素をロマ本で満たすのがヒストリカルだから、ヒストリカルが好ま
れるのかもしれないです。
コンテは、ロマンス要素が沢山詰まった作品が多いですよね。だからこそ、自
分の感覚にぴったり来ると凄い傑作だと感じるんですが、少しでもはずすと
長いだけで読むのが苦痛になりやすいのかも。本スレでも「長すぎる」って苦
情が時々書き込まれているし。
自分も長いハーレファン。ハーレも加えれば、読んだ冊数はコンテの方が断然
多いんだけど、今は断然ヒストリカル派。元ハーレ読者には感覚的にヒストリ
カルの方が「地雷」関係で受け入れやすいんじゃないかと思う。バージンヒロ
インはまずコンテでは望めないし。
- 21 :
- >>19
>『冬のバラ』には夢中になったな〜。初めて読んだヒストリカル・ロマンス
>だった。
凄い偶然、自分もこれ。ハーレ本は大概読んでいたけど、当時はハーレにヒス
トリカルって無かったから夢中になったよ。
古本屋をしつこく回ってウッディウィスはコンプした。サンリオロマンスは
売り切りで既刊本の取り寄せが出来なかったので、古本屋だけが頼りだった。
15年ぐらいまで、職場で先輩と話していて、その人がウッディウィススキー
と知り、「貸しましょうか?」といったら「貸して!!!!!」と凄い勢い
で申し込まれた。更に、現物を職場に持っていったら、別の先輩が「ウッディ
ウィス〜!!!!!」叫び、本に飛びついてきた。
当時、ウッディウィスを読むのはそれだけ大変だった。今は良い時代になった
なぁとつくづく思うよ。
って
- 22 :
- 「不埒な公爵と恋の賭けを」エマ・ワイルズ:ラズベリー
有名な放蕩者の公爵と伯爵がはじめた「どちらがより優れた恋人で、女性を
悦ばせる事ができるか」という賭けに子爵未亡人が審判役として応じるとい
うあらすじを見て、迷わず書棚に戻した作品でしたが、同作家の邦訳2作目
の>6が面白かったので、買って見ました。
あらすじから当初予定した「官能的なだけの作品」ではなく、どちらかと言う
と、うぶなヒロインに経験豊富なヒーローがてほどきをする「てほどき」ジャ
ンルの正統派でした。
ヒーローは公爵の方で、伯爵はサブカップルのヒーロー(サブヒロインは彼の
叔父の被後見人の令嬢)とは何も無いですのでご安心を。共に苦しい恋をして
居る事を知り、互いに互いの恋愛を後押しする協力者という関係になります。
ヒロインは18歳で望まぬ結婚をした20代前半の若く・美しく・それなりに
裕福な子爵未亡人。最初の結婚で「冷感症」と夫から責められ、二度と結婚す
る予定は無いものの、本当にそうなのか知りたいと考え賭けの審判に応募しま
す。傷ついたヒロインの再生物でもあります。
バージンヒロインスキーさんには難ありかもしれないけど、清純で正統派の作品
だと思いました。
- 23 :
- 誤:コンテは、ロマンス要素が沢山詰まった作品が多いですよね。
正:コンテは、ロマンス要素以外が沢山詰まった作品が多いですよね。
スマソ
- 24 :
- >>21
自分は身近にロマンススキーな人がいないのでウラヤマス。
幸いウッディウィスの作品発売時にはリアルタイムで購入できたのでそちらは苦労なかったものの
ハーレの既刊本を求めて古本屋巡りはしました。
今は古書もネットで注文できて、ほんといい時代。
欲しい本が見つかるか否かは運まかせだったからなあw
そしてレビュー乙っす。助かる。
- 25 :
- >>24
>自分は身近にロマンススキーな人がいないのでウラヤマス。
15年前に勤めていた会社の話なので、今現在は同じ身の上です。ハーレに嵌
った頃、同じ趣味の読書仲間が周りに居て、情報交換とかしたり語り合ったり
して楽しかったのですが、あれは特別な環境だったのだなと、今にして思いま
す。15年前の会社の時もカミング・アウトには勇気がいりましたが、口に出
して見たところ同士が2人も居たんです。
でも、今は回りに同士は居ません。
- 26 :
- 「いまひとたびの口づけを」エリザベス・ソーントン:ラズベリー
お亡くなりになられ旨があとがきに載っていました。ご冥福をお祈りいたしま
す。
ヒロインは未亡人で、両親死亡後引き取られていた親戚の家(というか本家)
を駆け落ち結婚で出た後は音信不通状態にになっています。更に、婚家とも縁
を切って、今は子供達にピアノを教えて独力で生計を立てています。
そこに、本家の次男で初恋の相手が訪ねてくる再会物。
ヒロインは子持ちですが、その子は実はヒーローの子供。長男亡き後、ひどく
酔っ払ったヒーローをヒロインが慰めようとして事におよび、しかもヒーロー
はヒロインを別の女性と勘違い。その苦い思いと、家を救う為お金持ちの令嬢
と結婚せざるを得ない状況になったヒーロー(結局せずに乗り切ったけど)を
傍で見ているのが耐えられなくて駆落ちしたヒロイン。ストーリーで読ませる
作品です。
迫り来る暗殺者の正体は、あまり真剣に読んでいなかったせいか、意外すぎて
驚くと言うより「え?」って感じだったので、真剣に読み伏線をしっかり捕ら
える事をお勧めします。
ソーントンは結構読んだ作家さんだけど、リピ作品は基本的に無い。何故だろ
うと考えたけど、ストーリー展開で読ませる作家さんだからかも。再読は特定
のシーンやシュチに萌えたりぐっと来たりする作品が多い。その辺りだけ読み
帰せば満足だから気軽に再読できるし。ストーリーで読ませるタイプの作家さ
んの作品は全編再読か少なくとも半分は再読しないと楽しめないので気力と
時間が無いと難しいから。
そう考えてみれば、再読はしていないけど、読んでいた時は本当に嵌って読ん
だ作品が以外に多い事に気付きました。コールターとかメイスン(中世物限定)
とかパトニーとか。
- 27 :
- レビュー乙
ここは気軽に質問できるからいいわ
- 28 :
- >>27
うん、そうだね。皆さん優しい人ばかりで楽しいスレだねw
自分も、そのうちレビュー書かせて貰いますね。
他の方達のように上手に書けませんがw
- 29 :
- >>27
>ここは気軽に質問できるからいいわ
でも、「おすすめ教えて」ってカキコは無いよねぇ。自分もジャンル偏っている
から全ての人にお答えは出来ないけど、そういうカキコがあれば喜んで答えるん
だけどなぁ。
本スレの>>298とか思わず答えたくなるんだけど、バレ制限のあるスレにカキコ
してそこを荒らすのは嫌なので見ているだけ。お勧めしたい作品は一敗あるのに!
もどかしい〜
- 30 :
- >一敗あるのに!
何を負けいるんだか……orz
>一杯あるのに!
の、間違いです。スマソ
- 31 :
- 自分は人に勧めるのはちょっと苦手。
地雷もツボも人それぞれだと思うと、考えすぎて無難なところに落ち着いてしまうし
おススメポイントが上手く解説できんのよ。面白いよ!くらいしか言えぬ。
でも人のお勧めを教えてもらうのは大好き。
前スレから重宝させてもらってます。
- 32 :
- >>19&>>20
回答ありがとう!
なるほど、邦訳順とか出版社参入の流れとかも関係あったりするわけですね。
おススメや再読本の話題でヒストリカルが多いような気がして(リンダ除く)
ロマンス=ヒストリカル?基本?
と思ったわけで・・・。
このジャンルを読み始めてまだ日が浅いのですが、
ロマ”サス”が私が好きなジャンルと確認しましたw
ヒストリカルも読まないわけじゃないので
このスレ、参考になります!
- 33 :
- あのー
ロマンス小説は二見やら扶桑の表紙がモデルの本限定でしょうか?
時代小説や日本のもの洋物ミステリーはNGなのでしょうか
ここのスレの人ってたくさん本を読んでて
ロマンスの入った和物やミステリーも詳しそうなんですが
- 34 :
- 時代小説や日本のもの洋物ミステリーはロマンス小説の範疇には入らないと思うけど…
ここは「ロマンス小説」について語るスレだし
古今東西ロマンス要素の入った小説ではあまりに範囲が広すぎる
自分はコージーミステリくらいまでならギリギリオッケーかなと思うけど
- 35 :
- >>33
そこまで行くとスレチじゃない?
洋物ミステリや時代物該当スレの方がいいかと。
ロマンス小説は海外の女性作家が書いた
ロマンスに重点を置いた小説のことを指すからね。
- 36 :
- >>32
ロマサススキーさんなのですね。
人気作家さんだけど、どのスレでもヴィレッジから出ているヒストリカルの話題
しか無いジュディ・ガーウッドは如何でしょうか? 二見からロマサスが複数出
て居ます。自分はコンテのロマサスは一作しか読んでいないけど、決してつま
らなくは無かったです。
割と初期に固まって出版されているので、もし未読なら参考にしていただけると
嬉しいです。
- 37 :
- 「金色のヴィーナス」キャンディス・キャンプ:ミラ
「伯爵夫人の縁結び」シリーズ第二弾!
オールドミスヒロインが嫌いでなければ、特に問題点は無い作品。いつものキ
ャンディス・キャンプ。貴族様だけど叩き上げの魅力のあるヒーローに自己主
張の強いヒロイン。ある意味、ヒロインが完敗する話かもw
縁結び役の伯爵夫人とその古い友人でヒーロー以上にかっこいいロックフォー
ド公爵ギデオンがシリーズ最後のH&Hになるのか、それともあくまで脇役の
ままくっつくのか、そこが楽しみなシリーズです。
- 38 :
- >>33
ロマンス系レーベルから出た作品じゃないけど、ロマンス読みとしてこれは絶
対ロマンス! って作品の紹介ならスレチじゃないと思う。
創元推理文庫から出ているシャンナ・スウェンドンの「竃v@製作所」シリー
スとかそんな感じで紹介された作品。そういう作品は自分で発掘するのはほぼ
不可能なので紹介してもらえるなら自分としては大歓迎です。
ただ、情報収集がご希望ならスレチだと思う。ラノベとかでロマンス要素のあ
る小説も心当たりはあるけど、「これはロマンス!」って思え、ロマ読みさん
に満足して頂ける様な作品には心当たりが無いので。
- 39 :
- >>37
最終話は是非とも伯爵夫人と公爵をH/Hでお願いしたい。
ってゆーか、脇のままでくっついちゃったら暴れるよww
- 40 :
- 伯爵夫人の縁結びシリーズは、最終作で2人がヒーローとヒロインになるよ。
なんてったって、ロックフォードの花嫁探しの話だから。
- 41 :
- >>40
トン
そうなんだ!
>>39暴れなくて済んだよ!
- 42 :
- 「侯爵の憂鬱な結婚」ジョー・べバリー:RH読了。
無頼同名シリーズの第二弾! でも第一弾はレビューを書いたら「地雷原を突
き進むがごとき」とレスを貰ったほどの地雷万歳作品。(でも、面白い)読む
のにちょっと覚悟がいった。覚悟を決め、腕まくりをし、「よっしゃ地雷原を
渡ってやるぜ!」と読み始めたんだけど……あれ? 地雷どこ? と、ちょっ
と肩透かしを喰らってしまった。
ヒロインが24歳と年齢高めでそう美人ではない事とか、ヒロインとであった
後にヒーローが他の女性と関係を持つ(愛人と別れに行き最後の逢瀬だけど)
位しか地雷といえるものが無かった!
ストーリーテリングの上手い作家さんだと思っていたけど、心の動きを描写す
るのが上手い作家さんと言う方が当たっているかも。
ヒロインもヒーローも、公爵もその夫人も、皆冷酷な人間ではなく、他者への
愛情を十分に持ち合わせた人間なのにちょっとした出来事から歯車が狂って、
あらすじにあるような状況に陥ります。
じょじょに気持ちが結びついていくH&Hの話でした。あらすじや序盤の様子
とはかなり雰囲気の違う作品でした。公爵はもっと冷酷な人で、ヒーローもヒ
ロインにもっと冷酷な態度をとるのかなと思っていたけど、全然そうじゃなか
った。妙にリアルというか、自分がヒロインやヒーローだったらやっぱりこん
な感じかなと、2人の様子に納得が行ってしまう。
目だった地雷は無いし、話は面白いので個人的にはお勧めです。
- 43 :
- 「注文された花婿」ローリー・ロビンソン:マグノリア
19世紀のアメリカ物。父親を亡くし牧場を経営するヒロイン、でも未婚女性
が牧場経営するには制約が多すぎて……
送られてくる花婿は親友の夫の双子の弟。1年ほど前に妻子を亡くしてゾンビ
状態になっているヒーローを親友がアヘンLで眠らせて運んできます。
H&H共性格が良く好感がもてました。優しく思いやり深く、でも独立心が強
くて他人に甘えられないヒロイン。厳しい土地で肉体労働を厭わず頑張る健気
で清純で気骨のあるヒロインは個人的に大好きです。ヒーローはゾンビ状態か
ら立ち直るの早すぎとは思いましたが、物語前一年間そうだったし、うじうじ
状態を見たいわけでも無いので不問とすることにしましたw
ヒロインは21歳の美女。厳しい生活の中で身なりに気を使わなくなっていま
すが、ヒーローの気を惹こうと徐々にお洒落に目覚めていきます。
ヒーローは30歳。輝くヒーローのようにヒロインを助け、更にヒロインに手
は付けずその地を去ると言う誓いを立てています。
ラブシーンは「寸止め」までも行かないまま止まるし、ラスト辺りも描写なし。
HOT度は最低ランクです。マグノリアとは思えない作品。
でも、ストーリーはテンポ良く進むし、H&Hをはじめ脇役も魅力的。
個人的には当たりでした。エリザベス・ローウェルの「太陽の谷」を読みたく
なった。本当に、厳しい土地で肉体労働を厭わず頑張る健気で清純で気骨のあ
るヒロインと、それを無私無欲に救いに来るヒーローの話が好きなんだなと再
発見しました。
- 44 :
- >36
はい!ガーウッド、大好きです!全作読みましたし再読が多いです。
ブキャナン兄弟はまさに私のツボw
確かにガーウッドはヒストリカルの方が話題になりますよねぇ
またコンテを書いてほしいなぁ・・・
- 45 :
- 「私を見つけるのはあなただけ」セレステ・ブラッドリー:ラズベリー
娼婦の息子で最底辺の暮らしをしていたヒーロは、あるときスパイ組織の親玉
に拾われ、現在はそのスパイ組織の親玉。経済的にも安定しているけどあくま
で裏街道一直線な身の上。
ヒロインは良家の令嬢だけど、父親は亡くなり兄は帰ってこず、隣人から息子
と結婚するよう強要される日々。ついに、家を逃げ出し兄を捜索するため偽名
を使ってロンドンへ。
かなり緻密なストーリー展開で面白かったです。長さも忘れて一気読みしまし
た。冷静に見れば平凡なヒロインなのに、そのグラマラスな体型と、説得力あ
る話しっぷりと行動力で、登場する男性陣を悉く魅了する魅力的なヒロイン。
ヒーローは叩き上げのスパイで、そんなヒロインをプロ中のプロのスパイと大
誤解。
ヒロインが架空の夫の名とした「モーティマー・アップルクイスト」という名
が意外な伏線となっていてびっくりしました。
特に地雷は無く(ヒロインが25歳とやや高齢で冷静に見れば平凡な事以外)
ストーリーテリングも良く新規開拓したい人にはお勧めです。月並みなヒスト
リカルとはちょっと違う味わい。ヒロインの行動力と多彩なスキルには感心す
ることしきり。よもや、ディーラーとしていかさまするスキルがあるとは……
作中、やっぱりヒロインに参った男で、最終的にヒーローからスパイの元締め
を譲られたらしい貴族のダルトンは多分スピンでヒーローだ。
- 46 :
- 「罪の夜への招待状」シャロン・ペイジ:ラベンダー
HOTな作風のロマンス作家ならそこそこ読んでいるつもり。でも、リアル知
り合いにこの本を読んでいる事を知られたら、死ぬしか無いと思ったはじめて
の作品。中味をチラ見されたとしても、ライスなら余裕でかわせる、ローラ・
リーも何とかごまかせる、でもこの作品は……w
そう、楽しんで読んでしまったからこそリアル知り合いには読んでいる事を知
られたくない作品。腰巻に書いてあった「罪深いほどの楽しみ」……良く分か
りました。
内容は「HOTシーン」を除くと非常に正統派。
ヒロインはバージンヒロインで、父親を脅迫して来た高級娼婦になんとか思い
とどまって貰う為、彼女が出席しているハウス・パーティー(Rパーティ)
に乗り込みます。お供のナイトは、「無垢な女性が不埒な男どもの餌食になる
事を防ぐ活動」に協力していて、その活動の一環としてヒロインの春画家人生
を絶ちに序盤でやってくる伯爵様。(ヒロインの活動はいずれ世間にばれてヒ
ロインは破滅するという理由で絶ちにやって来るけど、時既に遅し)
ヒーローは、「君の純潔は必ず守る。だから、私の側を離れてはいけない」と
言い、他の全ての男性からヒロインを守りますが、自分からだけは守れない
ありがちパターン。また、ヒロインもヒーローからは守られたくないという、
これまたありがちパターン。
ヒロインはヒーロー以外の異性関係はまったく無いし、ヒーローもストーリー
開始以降はヒロイン以外には手を触れません。意外と貞操関係に地雷持ちでも
大丈夫な内容。
とは言え、エロティック作品なので、そういうシーンが延々と……Rパーテ
ィをヒロインが観察するシーン(当然繰り広げられているのは他のパーティ参
加者のそういうシーン。BLありSMあり多数Pあり)とH&Hのラブシーン
の繰り返しです。
骨子はロマンスで、超HOT。罪深い作品でした。無記名の掲示板だから感想
が書けます。個人ブログだったら読んだ事は秘密にしていたな、絶対!
- 47 :
- ここで感想のあった
「甘い蜜に溺れて」
面白かった〜久しぶりにサクサク読めました。
- 48 :
- 「誘惑のタロット占い」ジャッキー・ダレサンドロ:二見
「バラの香りに魅せられて」のスピンで、前回も登場したヒーロー兄の伯爵家
の跡取り息子が今作のヒーロー。あとがきにH&Hが4年前スラム街で一度会
っている事が書いてあるけど、実は当時のヒロインはスラム街でスリをして、
ヒーローからすろうとしたところをヒロイン以上にスリが上手いヒーローに
阻止され、あわてて逃げたというのが真相。
今のヒロインは、母親から受け継いだタロット占いの腕を生かして、貴族のパ
ーティーの余興に呼ばれて生計を立てるまでに這い登って来ています。
そんなある時、パーティーでヒーローとばったり出くわすヒロイン。自分がか
つてスリをしていた事を気付かれるとまずいので避けようとするも、そのせい
で逆に事件に巻き込まれて近づく事に……
ダレサンドロらしいユーモアたっぷりの作品でした。
- 49 :
- 今月の二見新刊はアナ・キャンベル……しかも、また監禁モノ……
アナ・キャンベルの前作はなかなか良かったけど、それでも癖のある作家さん
だから読むのは勇気いるなぁ。パラ読みした所、ヒロインは単なる未亡人以外
にも何がしかの秘密が有りそうだったし。
二見はリサ・マリー・ライスとかローラ・リーとかトレイシー・アン・ウォレ
ンとかの続刊を先にやってくれればいいのにと思わなくも無い。
そういえば、バレスレの方に「金色の巫女に捧ぐ」の感想が出ていたけど、メ
アリー・ジョー・パトニーも最近新刊音沙汰無しな気がする。ラベンダーも最
初はすんなり出たけど、3作目?から出てないし、ランダムも2作出た辺りか
らストップしているような。
メアリー・ジョー・パトニーはキャサリン・コールターほど痛くないけど、同
じ位ドラマティックで、ニコール・ジョーダンほどロマンスロマンスしてない
けど、ばっちりロマンスなので大好きなんだけどな。
- 50 :
- >>49
アナ・キャンベルの前作は買おうかどうしようか迷っていたけど、
ネタバレの「ヒーローが年下」の一言で買ってしまったわ〜
ちょっと余裕のない年下くんで、可愛らしくて好みだったwww
今月のも週末に読む予定だ。
- 51 :
- >50
>今月のも週末に読む予定だ。
良かったら感想聞かせてください〜
- 52 :
- 「黒いシルクの秘密」シャロン・ペイジ:ラベンダー
前作「罪の夜への招待状」のヒロインの妹がヒロインで、ヒーローの親友で
前作にも登場していたスワンバロ子爵がヒーロー。
ロンドンで繰り広げられる秘密のゲームに参加した女性が行方不明になり、
その行方不明になった女性達を連れ去ったという見に覚えの無い証言をする
ものが現れたヒーローは、自分自身がそのゲームに参加する事に。
ヒロインは、一緒に組んで官能小説を出版する編集者&エージェントとなっ
た高級娼婦のSOSの手紙でゲームの最初の舞台となる娼館に潜入。
巡り会った(といっても、実は2人は会ったことが有ります。義兄の親友で
すから)2人は、成り行きでパートナーとなってゲームに参加。ヒロインは
身元がばれないように仮面を外さず、ヒーローが寝込んだ隙に義兄宅に逃げ
帰りますが、既に事は十分にいたした後。
その後、ヒロインは妊娠してしまい、義兄が話しを付けに行って結婚する事
に。惹かれあっていても誤解が横たわる2人は……
ストーリーは今回も王道系です。ただ、非常にHOT過ぎてそこは王道では
無いw
あとがき読んだらシリーズ最終話は、11月に出版らしい。HOTなのはや
っぱり一定部数が楽に捌けるからこんなにスムーズに出版されるんだろうか?
- 53 :
- >>52
楽に捌けるのもあるんだろうけど、読者が「続きキボンヌ!」と思ってる間に
ガーッと出してしまおうかって戦略もあるような気がする。
ラベンダーではS・ローレンスも続けて出たし、今後のラインナップを見ると
幻冬舎はシリーズはできるだけ詰めて出してく方針なのかも。
- 54 :
- >>53
>幻冬舎はシリーズはできるだけ詰めて出してく方針なのかも。
そういえば、ニコール・ジョーダンとかもさくさく出たよね。
自分の立ち寄る本屋の範疇しか知らないけど、ラベンダーは既刊を並べるスペ
ースがどこもロマ本レーベル中最小。新刊こそ入るんだけど、既刊のスペース
が3〜10冊位しかない。シリーズ前作がまだ本屋の店頭にあるうちに次を出
すって感じなのかな。
- 55 :
- 「夜明けまであなたのもの」テレサ・マデイラス:二見
プレイボーイ伯爵に見初められた令嬢。伯爵に「自分に相応しい男性である事
を証明すれば結婚しても良い」と条件を出します。そして伯爵は海軍に入隊し
英雄となりますが、引き換えに大怪我をし、更に失明してしまいます。自分の
浅はかな提案がもたらした大惨事に向き合えず、病院に見舞いに行くもすぐに
逃げ帰ってしまう令嬢。次の日覚悟を決めて再び病院を訪れた所、伯爵はもう
引き払った後。
プレイボーイ伯爵との関係を他人に知られたく無かった令嬢は、伯爵との付き
合いを手紙限定にしていて、結婚の約束も本人同士の口約束で誰も知らない。
伯爵を訪ねていく事も出来ない。
その後、伯爵が傷ついた動物のように館に閉じこもっているという噂を聞いた
令嬢は、ヒロインとなって行動を起こします。髪を染め、地味な服と眼鏡を
あつらえ、偽物の紹介状を手にヒーローの元に看護士として乗り込みます。
ヒロイン扮する看護士はヒーローの怒りを駆り立てたり、時にはなだめたり
辛抱強く接し、ヒーローも次第に立ち直って行き、やがてある事故が元でヒー
ローは視力が戻る可能性が出てきます。その頃には2人は両思いなのですが、
ヒロインにはヒーローとの未来は望めません。ひっそりとヒーローの元を立ち
去ります。
そして数ヵ月後、ヒロインはヒーローと再会します。今度は裏切った元婚約者
として……
切ない物語でした……と言いたいところなのですが、実はヒロインの看護師=
婚約者だと言う事は、ヒロインがヒーローの元を去った後まで明かされないの
で、ヒロインがヒーローとの未来に悲観的なのは身分違いとかそういう事なの
かなと思って読んでました。なので、「ありがち」って位の気持ちしか持てな
かった。物語後半も後半になっていきなりネタばれはインパクトはあるけど
この話に限っては最初から明かしていた方が前半部分がより切なく読めていい
じゃないかなと思いました。
美男美女でバージンヒロイン。ヒーローもヒロインに依存するタイプの廃人ヒ
ーローではないです。特に地雷も無く、ほどほどの長さで気軽に読めると思い
ます。
- 56 :
- なぜにいまごろ「夜明けまであなたのもの」?
- 57 :
- というか、ほとんどの人が「同一人物」ってわかってて読んでると思ってたよ。
- 58 :
- 素朴な質問だけどここに感想書いてくれる人は何人ぐらいいるの?
まさか一人じゃないよね?
- 59 :
- 別に何人だって一人だっていいじゃん。ここ2ちゃんでネットだし
感想書いてくれる人がいて、それ読んで自分が気に入った本買えれば御の字でしょ
正直まさかも糞も無意味だと思うわw
最近おもしろいと思えるロマ本が少ないね
話の展開でもっとワクワクするような本にRたいよw
- 60 :
- >>56
別に新刊刊行直後じゃなくてもいいんじゃないか?
そういうの本スレでも出たことあるけど、
みんながみんな新刊ばかり読むわけじゃないから。
最近ロマ本読み出しました、って人もいるし。
>>59
ワクワクってほどでもないけど、
わりと最近でた作品だとジェーン・グレーヴズ『10ドルチップの奇跡』が、
読後感爽やかなコンテ作品でした。
パッと見二枚目ヒーローが、実はグズグズなヤツで、
でもヒロインの存在でジワジワと成長していく感じが面白かった。
- 61 :
- >>60
ご親切にありがとう!
レビュー読んだら評価いいね〜
粗筋読んだけどハリウッド映画になりそうな楽しい話だと思った
さっそくチェックしてみますw
ついでに書評にあったアナ・キャンベルの新作も気になったよw
- 62 :
- >>56
ほれ、
>>1
書き込みする前に、せめて>>1位は読もうよ。
- 63 :
- ゆれる翡翠の瞳に
キャサリン・コールター
を読まれた方感想をお待ちしています
庶子・ヒロイン以外の女性との描写が地雷でキャサリン・コールター作品から離れていましたが
お医者さまヒーローに興味があります(珍しいですよね?)
宜しくお願いします
- 64 :
- 「公爵のお気に召すまま」サブリナ・ジェフリーズ:扶桑
シリーズ第二弾を最初に手に取りました。この作品は扶桑から出ているこのシ
リースの第2弾というだけではなく、ミラから出版された同作家のシリーズ物
のスピンでもあります。
ジョージ4世の庶子(でも母親は子爵夫人でその夫の娘という事になっていて
子爵令嬢)であるヒロインと、英国首相(架空)の孫である公爵さまヒーロー
のお話。
7年前、ヒロイン父であるジョージ4世にヒロインを引き合わせるべく、ヒロ
インに偽りの求婚をしたヒーロー。H&Hともに惹かれあうのだけれど、うま
く行かず、ヒーローは激怒したヒロインの要請に従いインド総督として赴任。
そして、物語の開始とともにヒーローはイギリスに帰国し、まだ独身で氷の女
王となったヒロインに再会。
そして、7年前には2人の結婚に反対だったジョージ4世が、ヒーローにヒロ
インとの結婚を持ちかけます。
ヒロインが国王庶子だったり、ヒーローが首相の孫で自分も政治的な野心があ
ったりと、月並みなヒストリカルとは違う要素が盛り込まれているものの、や
っぱりスタンダードなヒストリカルです。
ハンサムで公爵なヒーローと、黒髪の美女でオールドミスな子爵令嬢の物語。
長い分だけこった作りもあり、読んで損は無いかなと思いました。
気に入ったので他の翻訳作品も読んでみようと思います。
- 65 :
- 「まだ見ぬあなたは海を越えて」アン・グレイシー:フローラ
アン・グレイシーはメリデュー・ダイアモンド以外ではこれが始めての作品。
なんとなく買った1作でしたが、今までで一番面白かった。ストーリーも、
H&Hの性格も物語の背景も好みでした。
エジプト在住のイギリス紳士の娘だったヒロインは、13歳で両親を亡くし、
その後、男装し少年としてパイやパンを焼いて生計を立てている現地女性の
手伝いをしながら暮らしています。(更に、年少の少年を引き取ってもいる)
そんな中、旅の画家が描いた一枚の絵がヒロインの祖母の元に流れ着くように
届き、孫娘を連れ戻したいという祖母の願いがヒーローを動かし、物語は始
まって行きます。
ヒロインは、実は祖母が探している嫡出の孫ではなく一ヶ月差で生まれた庶生
の娘。それで、ヒーローに名乗り出る事が出来ない。庶生と分かった瞬間に奴
隷市場に連れて行かれる恐れもあったから。
しかし、なんとしてでもヒロインをイギリスに連れ帰るつもりのヒーローは色
々策略をめぐらし、ヒロインをイギリスへの旅に追い込みます。
不遇な立場で育ったヒロインと、そのエスコート役としてやってくるヒーロー
ものでもあるし、身分の低いヒロインと、そんな彼女の運命を歪めにやってく
るヒーローものでもあります。周りの人間への愛情と忠誠心に満ち、周りの人
間からも愛されるヒロインはとても好感がもてました。
個人的に、自分の居たらなさゆえ(それでも、あまりヒーローの責任が重すぎ
ないのがいい)にヒロインに逃げ出され必死に捜索するヒーローって萌えるの
で、この話は萌えました。最後はそうなるので。再会シーンは萌え萌え(個人
的に)でした。
バージンヒロインですし、登場人物でもH&H側の人間は最初どう見えても、
根本的には善人で、痛いシーンやエピソードも無く読みやすい作品でした。
- 66 :
- >>65レビュー乙です。
面白そうですね。
アン・グレイシーはヒロインがRされたりとか
痛い過去の場合があるので、そういうのダメなので
今まで避けてたけど、これは読んでみたくなりました。
とっても参考になりました。
ありがとうございます
- 67 :
- アン・グレイシー
中盤になって未婚なのに実は子供産んでたか流産したってのがあって
苦手だったな
- 68 :
- >>67
メリデュー・ダイアモンドシリーズだと、一作目の長女の話ですね。近隣の郷
士の子供を身ごもったけど祖父に折檻されて流産した話。(ちなみにヒーロー
はそのエピには関係ない)
メリデュー・ダイアモンドシリーズの第二弾「ラスト・ワルツはあなたと」は
痛いエピは無くて自分は好きです。ただ、本スレではヒロインが自分と違う主
張を持つ女性を言い負かす部分が気になった人が居たようですが。
不遇な身の上から社交界のダイヤモンドとなったヒロインと、貴族出身なのに
叩き上げヒーローの物語です。
美男美女だし、バージンヒロインだし、アン・グレイシーとしては珍しい痛く
ない作品でした。お勧めです。
アン・グレイシーはヒーローはいつもいい気がします。そう言えば。
- 69 :
- 脇役が魅力的なのってどんなのあるかな
ちょっと古いけどアイリス・ジョハンセンの「女神達の嵐」で主役のジュリエットの恋愛より
親友のカトリーヌの恋愛の方が好きだったし相手役もカッコよく感じたんで
主役の恋愛だとホットすぎたりしてイマイチのめり込めなかったりする
- 70 :
- >69
>脇役が魅力的なのってどんなのあるかな
コンテでよければ、私の中では
ジュディスマクノートの「いつも君を見守るために」が
一番好きだな〜
脇役のはずの刑事とその上司の恋愛の方がドキドキしたもん
- 71 :
- >>70
有難うございます。
コンテも読むので読んでみます。
- 72 :
- ローラ・リー「禁じられた熱情」読んだ。
いや〜、わかっていたけどHotでしたw
Hotシーンも長めだし・・・一時はどうしようかと思ったくらい。
でも最後まで読みきれたのは、
このH/Hの再生していく姿がすごく良かったから。
ヒーローが身分を明かすシーンは泣けました
で、これはシリーズ物みたいだけど
次を読んだ方います?
密林のレビューで得られる知識はあるんだけど
「Hotだけじゃない切ない何か」みたいなものはありますか?
正直、「禁じられた熱情」は私のHot許容度ギリッギリなので
これ以上Hotだけが強調されても・・・な気分なので。
あと、今回のヒーローは行為の最中やたらしゃべるのですけど
次回以降のヒーローもそうですか?
途中何回か「黙っとれ!!」と思ったものでw
- 73 :
- 72ですが、今アマゾン見てきたら
ローラ・リー名義の「青の炎に焦がされて」って
この「禁じられた熱情」のシリーズとは別みたいですね。
同じ出版社の「闇の瞳に守られて」は
レビューでヒロインが悲惨すぎるとのことなのでスルーかもしれません。
もし「青の炎に焦がされて」を読んでる方がいらしたら
教えてください。
- 74 :
- >>72=73
「禁じられた熱情」と「青の炎に焦がされて」「闇の瞳に守られて」は、確かに
別のシリーズですが、繋がっています。マグノリアのエリート作戦部隊シリーズ
が二見のシリーズの後発シリーズになります。
「禁じられた熱情」のヒーローが命を落した(と思われている)ミッションが
上院議員の誘拐された娘を救い出すミッションで、その時一緒に誘拐されていた
のが「闇の瞳に守られて」のヒロインですし、マグノリア2作で過去の物として
語られているR「娼婦の粉」が現役で、それを捜査するお話が「青の炎に焦がさ
れて」です。また、「青の炎に焦がされて」でも「禁じられた熱情」のヒーロ
ーの事が語られています。
HOT度はどれも見たりよったりです。ア○ルが無い分「闇の瞳に守られて」が
一番低いかな? 酷い目にあったヒロインだけど、リアルタイムではないので
そこまで酷いとは思わないかも。(それでもまあ、酷いけど……)
でも、自分はそれに負けない強いヒロインに好感を持ちました。
- 75 :
- 「甘い囁きは罪な夜に」アン・マロリー:ライム
あらすじ読むんだ印象は「エロ」系だったけど、そうではなかったです。
困窮している人間の依頼を、金持ちなら一万ポンドで、そうでないなら3つの
願いを叶える事で請け負うヒーローのお話。作中、過去にヒーローに3つの願
いで助けられた人間が沢山出てきますので、エロ系で無い事はすぐ分かります。
ヒロインは、健気なタイプかと思いきや、冴えないオールドミスで気が強い。
上流階級の女性に良い印象の無いヒーローは零落はしていても上流階級のヒロ
インに最初あまり良い印象を持ちませんが、このヒロインなら当然かもって思
えるヒロインなのが痛い。
サスペンスとしては良く出来ていると思うし、変った切り口のお話しで目新し
いのは確かなんだけど、自分と相性が良くなかったのか、全然話に集中できす
読んでいても別のことを考え始めてしまったりで、読み終えるのに苦労しまし
た。何が原因か分からないです。ヒロインの性格がイマイチな作品は今までに
も沢山読んだけどこんな事は無かったので。
とにかく、そういう状況で読んだので登場人物に感情移入が全然出来なかった。
それでも、謎解き的なストーリーの練りこみがうまい事は分かった。最初はヒ
ロインが窮地に陥る話として始まるけど、途中からヒーローが逆に窮地に陥る
話になってくるあたり、見事でした。
ヒロインが冴えないオールドミス以外には特に地雷は無い作品です。出来れば
パラ読みして会うかどうかを選んでもらいたい作品です。
- 76 :
- メアリー・ジョー・パトニーの風に乗ってダンスを、評価が割れてるようで購入を迷ってます。
どなたか感想をお聞かせいただけないでしょうか。
お願いします。
- 77 :
- >74
ありがとうございました!
やっぱり3作はつながっているのですね〜
Hot度が特にパワーアップしてないようですので
残り2作を読んでみます。
>ア○ルが無い分・・・
そうそう、これがね〜w
「一件落着」したあとのHotシーンだったから
正直いらないなぁと思ったのでした。
そのあとにヒーローが指輪をはめてくれるシーンとか
エピローグは良かったのですけどね〜
- 78 :
- >76
メアリー・ジョー・パトニーは今までに4作読んだけど、期待を裏切られた事
は無かったです。
「風に乗ってダンスを」以外の作品は読みましたか? それが面白かったなら、
はずれって事は無いはずです。
美男美女カプだし、バージンヒロインだし痛いエピも無いので。(無かったはず)
ヒーローは貴族様だけどスパイの元締めで、序盤に襲われ一人を仕込み杖でば
っさりやって、もう一人は素手で首の骨を折る辺り、アルファ・メイル系。
ヒロインはその正体が明かされないというちょっと変った切り口。でも、ヒロイン
目線の描写がメインで、ヒーロー目線で展開する話ではありません。
ヒロインが一体何者なのかはヒーローと共に読者も悩むストーリー。でも、正
体が分かって見れば「なるほどね」って感じで、そう恐れるような正体では無い
です。
特に地雷は無いと思うんだけど、ストーリーの特性上、ヒロインが序盤でヒー
ローを騙しまくりなんですよね。ヒーローを騙すヒロインって嫌いな人が多いの
で、もしそうならダメかも。
自分としてはヒーローを騙すのは当然だったと思うし(出会ったばかりで信じら
れないよね)、作品自体もお勧め作品です。
そういえば、「風に乗ってダンスを」ってつかまって縛り首になるって言うよ
うな意味のタイトルだったような。
- 79 :
- >77
>「禁じられた熱情」と「青の炎に焦がされて」「闇の瞳に守られて」は、確かに
>別のシリーズ
今見て気付きましたが、間違いでした……orz
「禁じられた熱情」と「闇の瞳に守られて」は同シリーズです。(エリート作
戦部隊シリーズ:マグノリア)
二見刊行の「青の炎に焦がされて」がそれとは別シリーズでした。スマソ
お詫びといってはなんですが、「青の炎に焦がされて」のヒーローの後輩が
「禁じられた情熱」のヒーローです。
- 80 :
- >>78
有難うございます。
「金色の女神に捧ぐ」と「放蕩者に見せられて」の二作を読んで面白かったので
突撃しようと思います。
- 81 :
- >80
「今宵、魔法をかけて」は未読ですか? ああ、なんて羨ましい! あの作品
を初読する楽しみが残されているなんて!
メアリー・ジョー・パトニーでは一番気に入っている作品です。
未亡人ですがバージンヒロインで、しかもその設定が生かされた作品。さらに、
ぱっとしないヒロインなのですが、最後には傾国の美女級ヒロインに大変身。
史実を下敷きにした重厚なストーリー構成で、読んだ4作中でも出色の出来
でした。
「風に乗ってダンスを」を迷っているなら、こっちを先に読んでも良いかも。
ちなみに「金色の女神に捧ぐ」と同じ出版社から刊行されています。
- 82 :
- >>81
続き出ないよね…
- 83 :
- >81
情報有難うございます!
思い切って二冊購入してみます。
- 84 :
- >>82
確かに……orz
メアリー・ジョー・パトニーは2つのレーベルからパタパタパタって出たけど、
最近は新刊無いよね。
どっちもシリーズものが途中なのにね。売れていないとは思えないんだけど。
- 85 :
- >78
わざわざありがとうございます。
先輩後輩wのつながりがあって別シリーズなのですね〜
ポチって来ます!
>「今宵、魔法をかけて」は未読ですか? ああ、なんて羨ましい! あの作品
を初読する楽しみが残されているなんて!
↑これを読んで、この本もポチってしまいそうですw
重ね重ねありがと〜
- 86 :
- メアリー・ジョー・パトニー、確かに今年は刊行ゼロでしたね。
去年一気に5冊も刊行された反動かしら。
好きな作家さんだけど、私は唯一『風に乗ってダンスを』だけが途中でダレました。
あとは全部好きな作品として印象に残っているけど。
- 87 :
- >>86
しまった!先に『風に乗ってダンスを』を注文しちゃったよ!
ま、いっか〜、どうせ全部読むしw
- 88 :
- パトニーの作品では「放蕩者に魅せられて」が好きだなぁ
ヒーローとヒロインが好き
ヒロインが自分を男好きと思っている所とか、ええっと思ったけど意外で楽しかった
男好きっていっても沢山の男性に惚れるわけでなく
ヒーローに対して一途ですが(昔一人夢中になった人がいたという描写はありますが)
- 89 :
- >>88
「放蕩者〜」はアル中についてわりとキチンと描いているのが印象的だった。
ヒストリカルなので、アル中という表現ではなかったと思うけど。
- 90 :
- >>63
キャサリン・コールター『ゆれる翡翠の瞳に』
コールターお得意の、序盤はヒロイン性的に受難ものです。
Rの方が高く売れるという理由でバージンは守られますが、
羞恥プレイ的精神面で追い詰められる扱いを受け、
ヒーローに助けられるものの、家族からはセカンドR的扱いを受けるますし。
そんな散々な性的体験をくぐり抜けてきたので、ヒーローは優しさで初Hを控えるんだけど、
その優しさも何とも空回り傾向だし、ついに迎えた初Hも痛いばっかりでいいことないし、と。
ただそこはロマ本なので、ヒーローはヒロインにメロメロなのは読んでいて良い感じですし、
ヒロインも段々自尊心を取りもどしてしっかり生きていくとこは良いと思います。
シリーズ前作のカップルも中盤から頻繁に登場するので、前作を好きだった人は楽しいと思います。
今までのコールター作品が好きだったら大丈夫でしょう。
個人的感覚ですがヒロインの扱いは『夜の炎』よりはマシではないかと。
- 91 :
- 積読解消!
「愛しの伯爵と秘密のひとときを」エリザベス・ボイル:フローラ
冴えないヒロインが、大叔母から相続した指輪に「ヒーローに愛されたい」と
と願いを掛けたらその通りの世界に。
あとがき読んだ印象では、高級娼婦を営む別人になったと思ったけど、実際に
は、別の人生を送る自分になった話。
なので、最初冴えないヒロインだけど、本質的には美女キャラ。高級娼婦とし
てロンドンをひれ伏させている。
かなり面白かった。ヒロインは、冴えない貴族の娘→ロンドン一の高級娼婦
→冴えないけど頑張る娘 って変遷を得る話。
パラ・ノーマルなので、過去の愛人がいたヒロインは幻的設定。ヒロインは
バージンヒロインです。(パラノーマル世界外では)
ヒーローが貧乏貴族で、その辺りが色を添える設定になっています。
- 92 :
- レビューの人、規制されちゃってんのかな
なんかかなり大規模に携帯規制されてるって聞いたけど
- 93 :
- 最近、向こうのネタバレスレに詳しく書きすぎて、こっちへ誘導されていた人がいたよ。
ここの人かどうかは解らないけどさ。
ヒストリカルじゃなくコンテの感想だったから、違う人の気がするけど。
- 94 :
- >>93
詳しく書きすぎた人は私っす。
いつもはあんまりレビュ書いたりしないんで、ついいらんとこまでばらしてしまってスマソ。
- 95 :
- >>94
どんまいですよ
- 96 :
- アン・グレイシー
中盤になって未婚なのに実は子供産んでたか流産したってのがあって
苦手だったな
- 97 :
- アングレイシー
苦手設定も多いが
ヒロインがベッドで九九暗唱ってのは大ヒットだった
- 98 :
- >>97
ハーレの話?
- 99 :
- 氷の伯爵だったかね
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