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2013年02月昭和特撮70: 特技監督中野昭慶 (280)
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特技監督中野昭慶
- 1 :2006/05/01 〜 最終レス :2013/01/29
- 語ろう
- 2 :
- 華麗に2GET!
そして、終了
- 3 :
- ガイガンの回転ノコギリで斬られ、ヘドラに腕を溶かされ、メカゴジラのミサイルで蜂の巣にされる等、傷だらけのゴジラの演出は優れもの。
- 4 :
- なんとなくサヨ臭がするんだよね。この人。某ゴジラ番組で「日本は
歴史上かつてとんでもないことをしてきた」とか、「円谷さんは、どっか
の総理大臣みたいに答えを濁さずにはっきりと決断した」とかコメントしてるし。
- 5 :
- 爆発だ
- 6 :
- 【慎二?】東宝映画・連合艦隊【2さん】
http://that4.2ch.net/test/read.cgi/rmovie/1138265204/
- 7 :
- ロメロスペシャル
- 8 :
- 厳しい時代に特技監督になったからというので、同情から近年再評価されてるが、センスのなさは絶望的。
円谷全盛時代並みの予算と時間とスタッフを使えても、大して変りのない下手さを発揮していたと思う。
どのインタヴューでも自分なりのこだわりを披露しているが、出来栄えにさっぱり反映されていない。
何時も同じ画づくり。
再評価の必要なし。
- 9 :
- たしかに連合艦隊は、最近映画板では評価高いけど、戦艦がちっとも巨大に見えなかった。円谷監督なら他の建造物と比較させて巨大感を演出するだろうになぁ・・・と、見た当時は思ったな。
- 10 :
- 特撮はッ、爆発だぁ〜ッ!!
ってか?
- 11 :
- 「怪獣プロレスみたいな非現実的な事はやりたくない。」などと言いながらも、
結局は光線の撃ちあいと金粉ショーの印象しか残らない平成シリーズを作ってた
弟分の方が、ある意味性質が悪いよ。
- 12 :
- 弟分は「VSビオランテ」一本の特撮だけで、中野の総てのゴジラを遥かに超えた。
「VSキングギドラ」から直ぐに堕落したけど…
- 13 :
- 有川さんが東宝に残ってたらね......。
- 14 :
- 「リアリズムではなく特撮ならではの表現を」とか、とにかく能書きが多かった印象がある。
インタビューを読む分には面白いんだけど、出来上がったものは散々だったような。
特撮監督がリアリズムを頭から否定してはマズいんではないの?
憶測だけど、円谷時代の「質」を求める事を許されない時代にデビューしたので
「言い訳」としてこういう事を言い続けるしかなかったのではないか。
尤も、最初は言い訳だったにしても、後には本気で言ってたような感じもするが(w
1984年の『ゴジラ』の冒頭の嵐に翻弄される漁船のカットと
『竹取物語』の金色に輝く海を進む帆船のカットが一番印象に残っている。
- 15 :
- >>9
あれね、特に「大和」の初登場シーンが痛いね。
あの大和は確か1/20スケールだったと思うので、実はかなり大きなミニチュアなんだよね。
(まぁ数種類のミニチュアを使っているだろうから、あのシーンの大和のサイズは違うかもしれないのだが)
しかし1/20モデルを使っているとすると、あれはツライものがあるな。
(もっと小さなミニチュアにしか見えない)
- 16 :
- Aさん>腕は確かだが蟹の口とか常人に理解しがたい部分に予算をかけたがる
Kくん>TVシリーズと言ったにもかかわらず後先考えずに予算を使いまくる
Nさん>なにしろ現実的な予算の枠内で細々と色々工夫してくれる
某流星人間と海鮮怪獣映画および草加映画を観ての感想
東宝も当たり前に人選しただけって事がよく判る
中野監督に足りなかったのはセンスではなく「時の運」だけだよ
- 17 :
- 当時の2ちゃんには「中野はダメぽ」と書き込みをしたが
自分がそれなりの年齢となった今では
ガイガンやメガロなどの怪獣プロレスをで観て郷愁を感じている。
時代の悪さもあったろう。センスを磨くことに作品をつかえる時代ではなかったし。
そもそも円谷と比べるのは酷だ。しかし現在につながるゴジラを作り続けた功績もある。
老齢になった姿を見るとさ、多少のことには目をつむって
「ありがとう、観てましたよ」と言ってあげたい気持ちなんだ。
- 18 :
- >> GnopKmvk
> 「ありがとう、観てましたよ」と言ってあげたい気持ちなんだ。
同感、そしてパニックものでのダークでシャープな破滅特撮は
やはり中野さん以外では考えられない崩壊のイメージだとも申し添えたい
- 19 :
- >中野監督に足りなかったのはセンスではなく「時の運」だけだよ
>老齢になった姿を見るとさ、多少のことには目をつむって「ありがとう、観てましたよ」と言ってあげたい気持ちなんだ。
>パニックものでのダークでシャープな破滅特撮はやはり中野さん以外では考えられない崩壊のイメージだとも申し添えたい
みんな優しいんだな。厳しい時代に特技監督だったからって、そこまで同情的になって目を瞑るのか。
中野に功績があるとすれば、他に人がいなくて何となく特技監督を任せられて、東宝特撮の根を絶やさなかったという、その一点のみではないか。
それはそれで大変な功績だとは思うが、だからどんなチャチな映像を撮っても赦されるという訳ではあるまいに。
あの、本編と合わせようという意思が全く見えない、セット撮影丸出しの薄暗い映像や、ミニチュアがミニチュアにしか見えないお粗末さは、低予算、短期間、スタッフ不足を理由にする以前の、センスの欠如だと思うが。
- 20 :
- ホイよw つ【大特撮】
- 21 :
- 宇宙家族カールビンソンのショウちゃんのモデルになった人か。
ショウちゃんは火と爆発が大好きで知ったかぶりのアブナイ奴だが。
- 22 :
- キンゴジ埋没シーンは特撮セットに役者を入れた斬新なシーンだが、
同じことをゴジラ対メカゴジラでもやってたとは気づかなかった。
- 23 :
- しょ〜ちゃんに必要なのは再評価ではなく火薬だ(笑)
- 24 :
- 不謹慎を覚悟での書き込みだが
中野昭慶の火の使い方に懐疑的だったのだが
阪神大震災が発生当夜の火災のヘリショットを観てたら
まんま中野特撮なんだよね
手のつけられない火災は火のスケールが死んで建物に対してすさまじい大きさになる
むろん偶然なんだろうけど、なにやらゾッとした
あれ以来、中野特撮が怖くて仕方がない
おそらくこの逆に「空襲→ゴジラ」が円谷特撮なんだろうな
- 25 :
- 5/27 池袋・新文芸坐オールナイト
スーパーSF日本特撮映画大会 藤岡弘、スペシャル
「日本沈没」「エスパイ」「東京湾炎上」
http://www.shin-bungeiza.com/allnight.html
藤岡弘、特集だが中野監督特集でもある。
- 26 :
- 中野や川北は映画やTVをやっていない時期は何で食ってるの? CMや
博覧会映像などの仕事が多いみたいだが。
このスレのオタがバカにしているような目立つ仕事は、実は彼らの日常の
仕事のごく一部だろ? 特殊効果マンは普段は地味に色んな現場をやってるわけで。
川北氏はまだ東宝のTVシリーズをやっているようだが、中野氏は第一線
の仕事からはほぼ退いて久しい。普段は何やってるんだろ?
- 27 :
- だから展覧会とかの映像の仕事だろ。
それと年金もらえるし
- 28 :
- 中野氏は専門学校の講師してるんじゃなかったかな
- 29 :
- スレ違いだけど、川北って映画になると どーしてあんなに仕事がワンパターンになるの?
- 30 :
- 「何か新しい事をやってやろう」と考えている暇もないほどカット数が多いから。
- 31 :
- 青木利郎は過大評価
- 32 :
- >>29
一度、客が入るとパターンを変えなくするのは特撮のみならず映画全体のセオリーだから
川北特撮も一緒なのでは?
中野監督も「日本沈没」のヒットの後、パニック特撮が続いたし。
個人的には「首都喪失」が……いや、文句言いたいのは判るけどさ……好きな俺なのだ。
- 33 :
- >>32
「首都喪失」
最近DVDで18年ぶりに再見したな。
これの特撮って、雲の描写と、その雲の中をピアノ線釣りで飛ぶ偵察機のシーンと、崩壊するマンションとか、何故か何時ものように爆発するガスタンクとか、あと実景とスタジオで作った雲の合成とか、他にあったっけ?
スタジオでスモーク炊いて撮りました、の特撮ショットが本編から見事に浮いている、何時も通りの出来でしたな。
本編が酷いので、あまり特撮を叩こうという気にはなれないが。
- 34 :
- 【劇場用映画】
●60年代
マタンゴ(1963) 特技助監督
大盗賊(1963) 特技監督助手
青島要塞爆撃命令(1963) 特技監督助手
海底軍艦(1963) 特技助監督
士魂魔道 大龍巻(1964) 特技監督助手
モスラ対ゴジラ(1964) 特技監督助手
宇宙大怪獣ドゴラ(1964) 特技監督助手
三大怪獣 地球最大の決戦(1964) 特技監督助手
太平洋奇跡の作戦 キスカ(1965) 特技監督助手
フランケンシュタイン対地底怪獣(1965) 特技監督助手
大冒険(1965) 特技監督助手
怪獣大戦争(1965) 特技監督助手
ゼロ・ファイター 大空戦(1966) 特技監督助手
フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ(1966) 特技監督助手
ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘(1966) 特技監督助手
キングコングの逆襲(1967) 特技監督助手
怪獣島の決戦 ゴジラの息子(1967) 特技監督助手
怪獣総進撃(1968) 特技監督助手
連合艦隊指令長官 山本五十六(1968) 特技監督助手
クレージーの大爆発(1969) 特技監督
緯度0大作戦(1969) 特技監督助手
日本海大海戦(1969) 特技監督助手
ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃(1969) 特技監督助手
- 35 :
- ●70年代
ゴジラ対ヘドラ(1971) 特殊技術
決戦!南海の大怪獣(1970) 特技監督助手
激動の昭和史 沖縄決戦(1971) 特殊技術
地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン(1972) 特殊技術
人間革命(1973) 特技監督/特殊技術
日本沈没(1973) 特技監督
ゴジラ対メガロ(1973) 特技監督
ノストラダムスの大予言(1974) 特技監督
ゴジラ対メカゴジラ(1974) 特技監督
エスパイ(1974) 特技監督
メカゴジラの逆襲(1975) 特技監督
東京湾炎上(1975) 特技監督
続 人間革命(1976) 特技監督
惑星大戦争(1977) 特技監督
火の鳥(1978) 特技監督
- 36 :
- ●80年代
二百三高地(東映・1980) 特殊撮影
地震列島(1980) 特技監督
連合艦隊(1981) 特技監督
大日本帝国(1982) 特技監督
幻の湖(橋本プロ・1982) 特撮監督
日本海大海戦 海ゆかば(東映・1983) 特技監督
ゴジラ(1984) 特技監督
プルガサリ 伝説の大怪獣(朝鮮民主主義人民共和国・1985) 特撮
竹取物語(1987) 特技監督
首都消失(徳間大映・1987) 特技監督
- 37 :
- 【TVシリーズ】
流星人間ゾーン(1973) 特殊技術
西遊記(国際放映・1978) 特撮監督
STARBOWS スターぼうず(円谷映像・2000) 監修
間違ってたら修整よろ
- 38 :
- 日本沈没は海溝とかはまぅ良かったけど、東京地震
の時のチャチさにガックリしたな。
地震列島は比較的良い仕事してると思ったけど
旅客機が地割れに挟まれるシーンは、チャチかったな。
あれは空を本編と合わせて青空にするだけで、もう少し
マシになったろうに、
なんか連合艦隊といい書き割りみたいな空ばかりして
本編とあってないという印象が強い。
- 39 :
- >>38
>あれは空を本編と合わせて青空にするだけで、もう少し
>マシになったろうに、
>なんか連合艦隊といい書き割りみたいな空ばかりして
>本編とあってないという印象が強い。
まさにこのこと。
センスの欠如。
- 40 :
- >>38
東京地震のシーンの特撮自体のお粗末な仕上がりは同意。
だけど、今じゃあまりお目に掛からない「漢らしい」特撮にちと感心。
ミニチュアのビルに直に火をつけるなんて、これ以降はあまりお目にかかりませんぜ(w
「そうした方が迫力あるのか?」っていうのは別の話だけど。
あと、人物との絡みでのスクリーン・プロセスの使い方は上手いと思った。
この辺、本編絡みなので特撮班の手柄なのか本編班の手柄なのかはわからないけど。
崩れる歩道橋へ突っ込む車の主観カットとか、短いカットで効果的に使われていたと思う。
ただ、崩壊する長屋をバックにしたブルーバック合成なんかは
どうもミニチュアと人物の比率が何となくおかしくて
「やはり中野特撮」ってかんじ。
- 41 :
- ゴジラ対ガイガンでも、メーサー車に油をかけて直接燃やしてたね。 思いきりよすぎ・・・
- 42 :
- 「日本沈没」のマンション倒壊シーンなどは円谷師匠とは
一味違うリアルさで良い出来だと思うんだけどなあ。
あれ、劇場の大スクリーンで観るとすごくいい。
- 43 :
- 別のスレで
円谷=絵画 中野=漫画 矢島=版画 川北=動画 と例えられていた。
- 44 :
- つまり派手だって事?
- 45 :
- 4人4様で中野特撮には勢い任せの魅力があるね
特撮シーンだけ抜いて編集すると一番オモシロイ
全編から「これでいいのだ〜」って声が聞こえる感じ
- 46 :
- 円谷=絵画 ってゆーより 絵巻物って感じだよ。
物理的キャパシティーを計算できない川北は論外。
- 47 :
- 日本沈没を佐川和夫や有川貞正が撮ってたら違う物になってたんかな
- 48 :
- 多分、あんなどんよりとした空の色にはしなかった筈。
「日本沈没」の東京大地震のシーンを見直してみた。
震災直後の一連の描写は、オープンやら実物大セットを使った本編のショットがかなり多くて、純粋な特撮ショットはそんなにない。
編集や、本編班の成果が迫力に大きく貢献していると見た。
そういう意味では、邦画には珍しい、正しい特撮の使い方だと言える。
ミニカーが転がっている橋の崩壊シーンは何度見ても酷い。
民家が潰れた後、爆発が起きるのはガス爆発の積りなのだろうが、派手すぎ。
ビル群の火災炎上シーンでも、意味もなく地面が爆発している。
この辺り、ジョエル・シルバーやブラッカイマーの20年は先を行っている。
夜間になり、スクリーン一面に燃える街並が拡がるショットは、まずまずの出来。
ヘリのパイロットと炎上するショットとの編集が巧く、後半のシーンはいい。
それにしても、地震が起きたのは日中の筈なのに、本編、特撮とも、夜間シーンのように撮っているのは何故だろう。
本編の方が特撮に会わせたような気がしないでもない。
- 49 :
- そもそもコンビナートが揺れたくらいで爆発しまくるのが変w
- 50 :
- >>48
>地震が起きたのは日中の筈なのに
たしか原作では、大地震が夕飯時に発生したから火災などの被害が拡大したという
設定じゃなかったでしたっけ?
>>49
それは“映画のうそ”というやつですね。
神戸の大地震のときは、ガソリンスタンドから出火した例はなかったそうで、
むしろ焼け野が原に、ガソリンスタンドがぽつんと残っている
光景もあったそうですぅ。
- 51 :
- ただ、神戸の時はガスタンクの周辺でガスの臭いがずーっとしてたよ。
火の気があれば間違いなく爆発していただろうね。
- 52 :
- >>51
おっかない話ですねぇ。
でも専門家さんの話だと今のガスホルダーはめったなことでは爆発しないそうですね。
ガスのにおいがしたからといって、空気中の可燃物の密度が一定量以上でも以下でも
爆発しないとのことですぅ。
だから、怪獣に倒壊させられた建物の中でガス爆発が起こるということは、
実はまずないと言っていいそうです。
そこはそれ映画的にはガスタンクとかは派手に爆発したほうが良いですね。
でも、「ゴジラの逆襲」でタンクローリーの事故が元で、
石油コンビナートが爆発するのはまあ良いとして、
同じ小田基義監督の「透明人間」で高田稔チャマの撃ったピストルの流れ弾が
当たったぐらいで石油コンビナートが爆発するのはさすがに無茶ですね。
このシーンの元ネタはジェームズ・キャグニーの「白熱」だと思うですけど、
こっちはバルブに直接発砲して点火してましたから無茶さ加減が減殺されてますが…。
- 53 :
- ガソリンとか灯油って意外と火がつきにくいんですよね。
ある程度気化してないと。
第二次大戦中の飛行機同士の戦闘でも、ただの弾丸では燃料タンクに
当たっただけではそう簡単に爆発したりせず、破れ目から噴き出した
燃料に引火して、やっと燃え上がったとか。
だから口径の大きな機関砲の弾丸には炸薬が仕込んでありました。
穴を開ける力を増す他に、漏れたガソリンに火をつける為。
しょ〜ちゃんの戦争映画ではどんな感じでしたっけ?
当たった瞬間ドッカ〜ン!ではさすがに無かったと思いますけど。確か。
コンビナートとかの石油タンクも一緒で、あらかじめ油が漏れて気化
してないとなかなか火はつかないんですよね。
かといってふつ〜のピストルに炸裂弾やら焼夷弾は使いませんよね。
そもそもタンク撃ち抜くには徹甲弾でないと(笑)
- 54 :
- ちょっと言葉が足んなかったですね。
気化して、空気との混合比が一定の割合に達しないと、ですか。
ガソリンとか揮発油の臭いって結構強烈ですし、都市ガスとかは
ガス漏れに気づきやすい様にわざわざ臭いつけてるそうですから、
臭いがする、だけではどの程度の混合比かわかりませんよね。
つ〜か、ガソリンとかが爆発しそうなほどの濃度だったら、臭い
がする程度では済まないんではないかと。
きっとぶっ倒れてしまいます(笑)
- 55 :
- 機関銃とかには曳光弾がありますね。
これで燃料に点火できると聞いたことがあるですぅ。
でも拳銃弾の曳光弾なんて聞いたことなんかないですから、
ピストルで自動車のタンクを狙って爆発させるなんてできないでしょうね。
兆弾で火花が散って、火が付くなんてことはあるかも知れませんが…。
ですから、ピストルでタンクが爆発したりするのは映画のお約束ということで
ニッコリ笑って見てやってください。ってことですね。
- 56 :
- >>53
>しょ〜ちゃんの戦争映画ではどんな感じでしたっけ?
中野昭慶特技監督の携わった映画で、空中戦中に航空機が敵機の攻撃で被弾し、
ダメージを受けるシーンはちょっと思い出せないですね。
そもそも中野昭慶特技監督の携わった戦記映画、戦争映画は、「連合艦隊」、
「二百三高地」、「海ゆかば 日本海大海戦」ぐらいしか見たことがありません。
ほかにありましたっけ?
「連合艦隊」で地上においてある零戦が敵機の機銃掃射で爆発炎上する
大変よくできたミニチュア特撮ショットがありましたけど、
それって「大空のサムライ」のライブかもしれません。
- 57 :
- 小学生の時に、日本沈没、ゴジラ対メカゴジラを原体験した俺にとって
嘘だろうがなんだろうが中野のコンビナート爆発のカタルシスは最高なんだよ。
リアルさの追求もいいが、映画的な嘘も必要だと思う。
樋口の映画でそれが無かったら、悲しいな。
- 58 :
- >>55
そりゃピストルに曳光弾はありませんやね(笑)
あれは弾道補正の為に弾丸の軌道を見やすくする為のものですから、
連射式の重火器でないと意味ありませんから。
しかも火を噴きながら飛ぶ、つ〜事は発火剤を内臓させとかないと
いかんので命中時の貫徹力はガタ落ち。
確かに穴が開いて燃料が漏れていれば、そこに火はつくでしょうが。
もっとも、ピストルはともかくライフルとかには焼夷徹甲弾もある
でしょうから、それで撃ったらドカ〜ンといく……のかな?
>>56
>34>35>36の作品リストの中にいくつか戦争映画はありますが……。
あ、「ゼロ・ファイター大空戦」ってそれっぽいです。未見ですが。
もっとも、空戦でなく機銃掃射でも、当たってすぐに爆発するのは
厳密には変なんじゃないかな、という気はするのですが。
米軍機の主兵装はコルト・ブローニング12.7mmで、命中率は
抜群でも焼夷効果はそれ程でもなかったみたいですし。
もっとも、日本機の装甲はペラペラの紙ですし、簡単に穴が開いて
漏れたガソリンに曳光弾の火とかが引火したのでしょうね。
一式陸攻を「ワンショット・ライター」つってたくらいですから、
当たれば火はついたんでしょう。
でも山本長官機だって墜落はしましたが爆発はしませんでしたよ。
どんどん違う話に(笑)失礼!
要は当たって即ドカ〜ン!は変だ、という事が言いたいのですが。
- 59 :
- 漏れの場合、中野特撮は車田漫画のようなものと考えてるので気にならないな
- 60 :
- >>58
「ゼロ・ファイター大空戦」の特撮は中野ではなく円谷師匠です。
監督は「日本沈没」の人で、主演は若大将、モノクロ映画です。
実話を基にした話ではなくて、「零戦黒雲一家」みたいなノリです。
空戦映画なら、弟弟子の川北が「大空のサムライ」「零戦燃ゆ」と、2本手がけていて、中野よりも経験豊富です。
「零戦燃ゆ」でいいカットだな、と思う箇所は「大空のサムライ」のバンクだったりします。
B29と零戦の一騎打ちは、ミニチュアもろバレですが、日本人としては実に溜飲が下がる名シーンです。
- 61 :
- 中野センセの戦記特撮は「激動の昭和史 沖縄決戦」もあるよ。
- 62 :
- >>58
「007は二度死ぬ」に出てきたジャイロジェット銃なら点火はできるですかねぇ?
>ライフルとかには焼夷徹甲弾もある
松本零士チャマのマンガで見たことあるですね。
それって、MATシュートみたく当たるとポンッと炸裂して火を吹くんですかね?
小銃から発射される弾丸でそんなのがあるんでしょうか?
ペンシルバニューム弾は当たるとポンッと核爆発しますが(w
>要は当たって即ドカ〜ン!は変だ、という事が言いたいのですが。
「太平洋の翼」では結構やってましたよ。
コルセアやらムスタングが紫電改の弾に当たって即ドカ〜ン!でした。
>でも山本長官機だって墜落はしましたが爆発はしませんでしたよ。
あっ、そーだったんですか。
山本長官機撃墜シーンは、「太平洋の鷲」、「ゼロ・ファイター大空戦」、
「山本五十六」、「ああ海軍」で描かれていますが、
「…鷲」以外はみんな墜落して爆発してましたね。
でも長官機撃墜後、ブイン基地の捜索隊が山本長官の遺体を完全な形で
収容したと聞いたことがありますから、やっぱ爆発はしなかったんですね。
でも、飛行機が落ちたら映画的には爆発しないと観客はおやっ?思いますよね。
- 63 :
- 川北ビオランテのとき、中野は裏番組の「公園通りの猫たち」で特撮を担当していたと聞いた。
見てないけど、どんな思いで仕事してたんだろ。
- 64 :
- イナカモノの俺はゴジラ84の新宿決戦を見て
「こんな場所にガスタンクあるかよ、これだから中野は……」と思ったが
上京しておどろいた。
あるんだねー、高層ビルの近くに、ガスタンク
- 65 :
- >>62
>「007は二度死ぬ」に出てきたジャイロジェット銃なら点火はできるですかねぇ?
ジャイロジェット銃って、要するに火薬の力で飛ばすんでなく、弾丸が
自力で推進する超小型ロケット砲なんですよね、確か。
曳光弾と同じ理屈で火はつくかも知れませんけど、結局弾頭次第って事
になるんではないでしょうか。
>松本零士チャマのマンガで見たことあるですね。
こちらもマンガですが(笑)「エリア88」の原作で、ライフル用の焼夷
徹甲弾が出てきました。エラー君がタンクローリーを狙撃して燃やして
ましたっけ。ガンッと当たって穴が開いて、油が漏れ出して、ちょっと
間があってからドッカ〜ン、でした。
あの作者さんわりと軍事マニアですから、結構正確な描写なんじゃない
かな〜、と。松本零士の弟子ですし(笑)
MATシュートは……あれはカプセル状で色んな弾丸があるんですよね、
確か。焼夷弾やらHEAT弾も多分あるでしょうね。
>コルセアやらムスタングが紫電改の弾に当たって即ドカ〜ン!でした。
それは……ど〜なんでしょ?いくら20mm弾の威力が大きいつっても、
米軍機はなにより頑丈さがウリなのに。
まあどんくらい大爆発かにもよりますけど。20mmは一応当たれば
炸裂するよ〜にはなってますし。でも機体全部が即座にドッカ〜ン、は
やっぱガソリンに引火して誘爆とかしないと、じゃないのかなあ。
>でも長官機撃墜後、ブイン基地の捜索隊が山本長官の遺体を完全な形で
>収容したと聞いたことがありますから、やっぱ爆発はしなかったんですね。
という話です。なにより一式陸攻は空飛ぶガソリンタンクですから、爆発
なんかした日にゃぜ〜ったいタダでは済まないと思います。
意外と綺麗に落っこちたんでしょうね、多分。
山本長官は機上戦死、と言われてますから、弾丸か弾片が当たったんでは
ないでしょ〜か。
>でも、飛行機が落ちたら映画的には爆発しないと観客はおやっ?思いますよね。
やっぱそうですよね。観客のニーズに応えるのが特撮ですか。
やっぱし特撮は、爆発だぁ〜!! ってか(爆)
- 66 :
- まぁ、「映画のウソ」があるから映画なワケでね。
- 67 :
- >>66
それをいっちゃあおしまいよ、と(笑)
いや確かにそ〜なんですけどね。
飛行機とか石油タンクとかにタマが当たれば火がついて爆発する、つ〜のは
要するに「お約束」という事なんですよね。
しょ〜ちゃんはその辺が上手いのやら下手なのやら。
まあ、爆発は派手な方が見栄えがするのは確かですね。
- 68 :
- >>63
「公園通りの猫たち」は、現在、確認できる資料に中野の名はない。映画本編だと
クレジットされていたのかもしれない。自分は未見だが、動物を動かさないといけない
し合成などのVFXはあるし大変な現場だったと聞く。しかも大コケ。
- 69 :
- 「スラップスティック映画を撮るのが夢」と語られていたが、夢と終わりそうですね。
- 70 :
- 撮りたい映画を撮れる演出家なんてほんの一握りだよ
- 71 :
- >>69
(゚∀゚)何?声優バンド主演の映画?
- 72 :
- バーボロバーボロバーボロバーボロ バーさん
- 73 :
- >>34-37
【TV】
西遊記U(1979国際放映)#11,13特撮監督
猿飛佐助(1980国際放映)#16特撮監督
12時間ワイドドラマ 海にかける虹-山本五十六と日本海軍-(1983東映)特撮監督
【その他】
三菱未来館「日本の自然」・・・追加撮影
「狼の紋章」雪山ロケに同行したらしい
>>19
>他に人がいなくて何となく特技監督を任せられて、東宝特撮の根を絶やさなかったという、その一点のみではないか。
特に昭和50年以降は真野田陽一と田淵吉男の異動もあり、
特撮の現場を仕切れるスタッフは中野・川北の二名だけになってしまったんだって。
>低予算、短期間、スタッフ不足を理由にする以前の、センスの欠如だと思うが。
映画のウソ、すなわち視覚・感覚的なリアルさとは何かを理解してないのが
中野昭慶の最大の欠点かと。
- 74 :
- >>56
中野昭慶唯一の空中戦が>>73の12時間ドラマ「海にかける虹」で
カメラワークなどから、名演出の誉れ高い「連合艦隊司令長官山本五十六」
山本機墜落シーンを再現しようとしたのが伺えるが、TV特撮の域を出るものではなかった。
>>62
山本長官機撃墜の特撮が行われた作品はほかに
「軍神山本五十六と連合艦隊」(上村)があるくらいで、意外に少ないです。
「太平洋の鷲」はジャングルのセットを組んで「ゼロ・ファイター」「山本五十六」と
同様の場面を撮影したものの本編では未使用に終わった。
>>60
空戦とはいえないが、川北は「ドン松五郎の大冒険」でハングライダーとヘリの
追跡戦をやってました。出来は芳しくない。
「ゼロ・ファイター大空戦」はむしろ空飛ぶ独立愚連隊では?
- 75 :
- >>74
「海にかける虹」!
デュークエイセスの「そして大和」のヤツですね。
そ〜いやアレでも山本長官機は原型留めて落ちてた気が。撃墜シーンはよく覚えてませんが。
あれのストーリーはとても良かったのですけど、しょ〜ちゃんとはあまり関係ないですね(笑)
「歩はやがて金になる」 忘れ難いセリフです。
- 76 :
- 「綿と、ドライアイス…」
「雲だよ、雲に見えるじゃないかっ!」
わだつみの海底探査シーンは素晴らしいのに
首都を覆った雲が微妙に見えるのは何故?
やはり、作品に対する思い入れの違いか?
- 77 :
- >>76
>わだつみの海底探査シーンは素晴らしいのに
>首都を覆った雲が微妙に見えるのは何故?
どっちも微妙。
海底に「どこから見てもドライアイス」が流れていて
素晴らしいとか言う気にはならない。
- 78 :
- 「日本沈没」の海底乱泥流の場面と、
「首都消失」の"雲"が同じということについて・・・w。
- 79 :
- ツマンネ ('A`)
- 80 :
- 爆発だー
- 81 :
- 東映の「大日本帝国」でも特撮を担当された・・・という記憶がある。
もっとも、自分が覚えているのは、
真珠湾攻撃に備えて、夜間、空母に着艦訓練する艦上爆撃機(零戦のようにも見えた)
→着艦に失敗して海面に落下・・・。
という一連のシーンだけだが。
「連合艦隊」でも珊瑚海海戦がらみの空中戦シーンがあった。『多分、過去作品の
ライブだろうな』と思っていたが、違うようだし。
話は変わるが〈雲〉を特撮で再現しよう・・・としても、当時の技術では
1:マットアート 2:グラスワーク 3:綿 4:ドライアイス または
スモーク 5:水槽に絵の具
ぐらいが限界だったのでは?
- 82 :
- 樋口が手掛けた平成ガメラ第1作ですら
雲海を抜けるシーンの雲は綿菓子にしか見えんもんな
マテリアルから変えないと難しいのだろう
- 83 :
- 雲の表現なら「引き裂かれたカーテン」が巧い。
別に中野監督を擁護するわけではないが、この人が批判され続ける
大きな要因として「天下の東宝特技課(東宝映像)三代目特技監督」だった
ことがあげられないだろうか。他社で地味な特殊効果やってる分には
何の話題にも上らない、群小の特技スタッフの一人に過ぎないだろう。
- 84 :
- >>83
擁護どころか、これまで目にした中で最も痛烈な皮肉に充ちている。
- 85 :
- >>82
青空や雲の色を上手く出すのも光量や絞りの関係で難しいみたいね。日本の特撮
で宇宙の色が上手く出ない(いつも青み掛かっている)のもその関係だったみたいだし。
このあたりも近年のポスプロやCGの進化で相当に変わってきたのだろうが。
>>81
地味な合成の場面とかやったんじゃないの?
>>83
特撮といっても、派手なミニチュアワークよりも合成などの人目に付かない地味な仕
事の方が多い。中野さんや川北さんも普段はCMや博覧会映像のそういう仕事しかしてないだろう。
中野氏の悲劇は、ミニチュアなどの派手な場面で計算が狂っては(もしくは予算・スケジュール
不足で何も出来ず)オタに目を付けられやすかったことだろう。
- 86 :
- まぁヲタは「気付いた部分」は大声で騒ぎ立てるけど、気付かないでスルーしているカツトもあるからね。
- 87 :
- まだ東宝に籍はあるの?
- 88 :
- なんつーか、
プロの特撮職人は、手早く仕事をして、やり直しなどしない。
と言いつつ、その実、時間も、金もない。
リテイクでやり直す暇などない。
うまく爆発して火がキレイに回ればしめたもの。
ダメでも使える部分だけで、映画にしてしまう。
一発勝負、運任せ、そんな感じがするね。
- 89 :
- 特技監督デビューが「大爆発」だからね
- 90 :
- まんまじゃねえかよ
大爆笑
- 91 :
- 宇宙家族カールビンソンの「復活の日の巻」より
神楽の話だが、神楽を特撮にすると分かりやすい。
以前は名人とうたわれたおやじさん(円谷英二)がいたんだ。今でも思い出すおやじさんの
見事な舞台!。ぼくらのあこがれの的だった!でもおやじさんが死んでしょーちゃんが後を
つぐとあっという間にすたれちゃったんだ。
うりゃー花火でショーアップ!、ドカーン!、ドカーン!
- 92 :
- ヘドラとか、スタッフ集めた時点で予算尽きたと聞いたが。
円谷時代と予算の桁という前提がまず違うのだから、執拗に比べるのも酷だと思う。
- 93 :
- >>92
「ゴジラ対へドラ」は、本編も特撮も一斑編成で、普段は特撮班にいる
人たちが本編も撮影している。
- 94 :
- 円谷特撮でも、「妖星ゴラス」の南極 核融合推進の噴射に
プロパンガスを使うことになったんだよね。
で、本番で噴射してみて、あまりにフニャフニャな炎で力がないので
「こりゃアカン」でも、しょうがない。
ってな感じで、そのまま使っちゃってるんだよね。
長時間の噴射はプロパンしか選択肢がなかった、という意見も判るけど、
せめて事前に、1つモデルを作って噴射テストして確認すべきだと思うよ。
ぶっつけ本番でやってみたら、アカン・・・じゃお話にならない。
- 95 :
- >>92
しかし皮肉なことに、中野最高の特撮ショットは低予算ゴジラ時代の「対メガロ」のダム崩壊だったりする。
あれほどスモーク炊きまくって、薄暗いシーンにこだわり続けた男の最高の仕事が、自然光を使ったオープンセットの特撮だという皮肉。
やりたいことと得意なことが別だということに、どうして中野は気づかなかったのだろう。
- 96 :
- >>95
自分の言葉に酔ってない?
- 97 :
- >>94
'62年の時点で特撮は既にテストやる時間も予算もないくらい圧迫されてたのだろうか。
いつの時代もその時点での限界をやっているわけだな……。
>>95
いや、得意じゃないものに挑戦してこそじゃないのかね、人間ってのは……。
こういう人たちにはいつの時代も結果が伴わなくても挑戦し続けてほしいよ。
- 98 :
- >>96
皆様私なんぞよりも遥かに博学なので、酔ってなきゃ書き込めませんよ。
で、酔いが醒めて見直すと自己嫌悪…
- 99 :
- >>97
>'62年の時点で特撮は既にテストやる時間も予算もないくらい圧迫されてたのだろうか。
もちろん、事前にプロパンを燃やしてみて実験はしていたが、その時点では行けると
思ったんでしょ? それでいざやってみると駄目で、でも単純にプロパンの仕掛けにお
金が掛かり過ぎて直せなかったんだと思う。
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