Round And Round

1 ：2010/12/22 〜 最終レス ：2013/03/02

　 　 　 　 　 　 　 |l　　　　　　＿＿＿＿　　　　　　 「　|＿|l
＿＿＿＿＿＿＿|l　　　　「↓カウンター」l　　　　　 ＿＿ｌl
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　　　　 ,/;;l＿＿＿＿＿|＿＿＿|/　　　ｌ＿＿＿＿|＿＿|二‖＿ _
　 　　 /;;;;;|
￣|￣ |;;;;;;;|　　　　　　　　　　　　　　　　　「￣ ll
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　 | 　 |￣￣￣￣|!|　　　　∧＿∧　　　 〈 Y　ヽ
/￣￣ ￣￣￣ ￣/￣￣ （, 　　 ・）')￣￣/￣￣￣￣￣￣￣￣/￣
── ─── ──── '　　　　 /────────────
　　　「二二二」　　　　　「二二二」ヽ　　　　　「二二二」
　　 　　 l‖l　　　　　　　　　l‖l ,l,_/　　　　　　　 l‖l
　　　　　, -───────ヽ─────────────- 、
　　　　　 …んでさぁ、やっぱ最後にモノ言うのは出身地だよね
　　　　　　　横浜の桜木町あたりが出身でーすとか言うとさぁ
　　　　　　　　　　やっぱ「おーっ」ってなるわけじゃん

2 ：

　 　 　 　 　 　 　 |l　　　　　　＿＿＿＿　　　　　　 「　|＿|l
＿＿＿＿＿＿＿|l　　　　「↓カウンター」l　　　　　 ＿＿ｌl
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　　　　 ,/;;l＿＿＿＿＿|＿＿＿|/　　　ｌ＿＿＿＿|＿＿|二‖＿ _
　 　　 /;;;;;|
￣|￣ |;;;;;;;|　　　　　　　　　　　　　　　　 「￣ ll
　 | 　 |/￣￣/二/|　　　　　　　　　　　　(,,ﾟДﾟ)
　 | 　 |￣￣￣￣|!|　　　　∧＿∧　　　 〈 Y　ヽ
/￣￣ ￣￣￣ ￣/￣￣ （, 　-д）　￣￣/￣￣￣￣￣￣￣￣/￣
── ─── ──── '　　　　つ────────────
　　　「二二二」　　　　　「二二二」ヽ　　　　　「二二二」
　　 　　 l‖l　　　　　　　　　l‖l ,l,_/　　　　　　　 l‖l
　　　　, -────────ヽ─────────────- 、
　　　　　で、そこへ行くとなると僕なんか川崎の中野島とか言う
　　　　 ワケ分かんないとこの出身でさぁ、やっぱり肩身狭いわけ
　　　　　川崎ってその時点でダメだからね、公害都市みたいな

3 ：

いやホントは違うんだよ、駅から歩いて5分ぐらいで梨畑あるし
　工場なんか見当たらないしのどかでいい町なんだけどさぁ、
中野島出身ですなんてまず普通の奴にゃ分からないだろうから
　川崎出身ですってこの20数年間ずっと言い続けてきたけど
大概の反応はぁ、公害の町出身です　, -──────────
かってそんなんばっかでぇ、もうオレ嫌|　ご注文はいかがでしょう
　 だからオレぇもういっそのこと開き直｀─-y-────────
────────────y───────────────
　 | 　 |/￣￣/二/|　　　　　　　　　　　　(ﾟДﾟ,,)
　 | 　 |￣￣￣￣|!|　　　　∧＿∧　　　 〈 Y　ヽ
/￣￣ ￣￣￣ ￣/￣￣ （#　-д）')￣￣/￣￣￣￣￣￣￣￣/￣
── ─── ──── '　　　　 /────────────
　　　「二二二」　　　　　「二二二」ヽ　　　　　「二二二」
　　 　　 l‖l　　　　　　　　　l‖l ,l,_/　　　　　　　 l‖l

4 ：

　 　 　 　 　 　 　 |l　　　　　　＿＿＿＿　　　　　　 「　|＿|l
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　 | 　 |/￣￣/二/|　　　　　　　　　　　　(,,ﾟДﾟ)
　 | 　 |￣￣￣￣|!|　　　　∧＿∧　　　 〈 Y　ヽ
/￣￣ ￣￣￣ ￣/￣￣ （, 　 　・）')￣￣/￣￣￣￣￣￣￣￣/￣
── ─── ──── '　　　　 /────────────
　　　「二二二」　　　　　「二二二」ヽ　　　　　「二二二」
　　 　　 l‖l　　　　　　　　　l‖l ,l,_/　　　　　　　 l‖l
　　　　　　　　 　, -────ヽ ────────- 、
　　　　　　　　　l　えーと、けんちん汁。七味付きでね l
　　　　　　　　　　──────── ────── '

　γ￣ ヽ　ound
　 l ＿ ノ　 and
　 | 　 ＼　ound
─━━━─━─#1

5 ：

　　　　こんにちはこんにちはこんにちは
　　　　　　　　約束の時間より30分ほど遅れて
　　　 私タカラギコがやって来ましたアハハハ
　　　WYWYYYYYWYヽ/'YYYWWWYWYWWYWY '
　　　　　　　　　　　 ∧∧　　─━━━━───
─━───━ 　　(＾Д＾)')　　　　　　───━───━━━　 　_　 ＿
　　 ,──━━━　(　　　/　　　　　「　く 「「 　.「　く 「「　＿＿　　　「＿「　/
　　　　　　　　　　　r　,　〈　 　　　　.| l　 ＼l　　| l　 ＼l　　 ￣￣　「＿＿/
　　 ─━━━━─l,_,lヽ,_,)　　　─━───━━

6 ：

　　　　　　　「￣￣￣l
　　　　　　 _l| 　　　,∧∧
　　　　　　|　＼　　(＾Д＾)')
　　　　　　|￣　ヽ　(　　　/
　　　　　　|＿＿　＼　 ,∧＿∧　
　　　　　　|　　　　　 ヽ（　　　　）
　　　　　　|　　　　　　 と　　　 ヽ
　　　　　　|＿＿＿＿＿＿ヽ　二]
　　　　　　|　　　　　　　　　　＼ll

7 ：

　　　　　　　「￣￣￣l
　　　　　　 _l| 　　　,∧∧
　　　　　　|　＼　　(,,＾Д)')
　　　　　　|￣　ヽ　( 　　 /
　　　　　　|＿＿　＼　 ,∧＿∧　
　　　　　　|　　　　　 ヽ（　　　　）
　　　　　　|　　　　　　 と　　　 ヽ
　　　　　　|＿＿＿＿＿＿ヽ　二]
　　　　　　|　　　　　　　　　　＼ll

8 ：

　　…前々から思ってたけどよぉ、お前オレを馬鹿にしてるだろ
　　　　　　芦屋出身だからって調子に乗ってんだろお前
　 ｀ ──────────y────────────── '
　 | 　 |￣￣￣￣|!|　　　　∧＿∧　　　　　　　　∧∧
/￣￣ ￣￣￣ ￣/￣￣ （#　・д）　￣￣/￣　(Д＾,,)　￣￣￣/￣
── ─── ──── '　　　　つ──── と 　　,) ))────
　　　「二二二」　　　　　「二二二」ヽ　　　　　「二二二」
　　 　　 l‖l　　　　　　　　　l‖l ,l,_/　　　　　　(,_l‖l''))
　　　　　　　　　　　　　, -────────── ヽ ──────────────- 、
　　　　　　　　　　　　　　いやいや、持病の慢性胃腸炎が日に日に悪化していってるんで
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヤケクソどっちらけモードに陥っているだけです
　　　　　　　　　　　　　　馬鹿にしているとしたらそれは僕じゃなくて僕の胃腸のせいです

9 ：

　　　ピロリ菌が僕の胃の中をグワーッって
　　うごめいてるの想像してたらいつの間にか
　　　　30分経ってましたアハハハハハハハ
　｀ ───────y ────────── '
　　　　　　　　　　 ∧∧
　　　　　　　　　　(,,＾Д)　　　　.∧＿∧　　　　　　　　　|＼￣￣￣￣
　　　　　　　　　 と　　 つ　　　（,, -д-）')　　　　　　　　　 「ヾ
ヽ￣￣￣￣ ヽ￣￣￣￣￣ヽ￣ヽ,)￣￣　ヽ￣￣￣￣　llヽ　l［|￣￣￣
　r────-r─────-r─────-r─────-ll　l|「□
　　　　　　　　　　　　　　, -────ヽ ────────- 、
　　　　　　　　　　　　　　　分かった分かった
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　無駄な釈明ご苦労さん

10 ：

　　てなわけで僕が担当になって10回目の会合ですがね、
　　 現在未だに僕の胃の中はエアロスミスで言う
　　　　　　 「闇夜のヘヴィ・ロック」状態になっているので
　　　さっさと切り上げてしまいたい次第でございます
　｀ ───────y ────────────── '
　　　　　　 _l| 　　　
　　　　　　|　＼　　 ∧∧
　　　　　　|￣　ヽ　(＾Д＾)
　　　　　　|＿＿　と　　∧＿∧　
　　　　　　|　　　　　 ヽ（∀-　 ,）')
　　　　　　|　　　　　　 と　　　 /
　　　　　　|＿＿＿＿＿　, -─ヽ─────────────- 、
　　　　　　|　　　　　　　　l　　　うん、できるだけ速く済ませてね
　　　　　　|　　　　　　　　　僕がけんちん汁を食い終わるまでにだ

11 ：

　 　 　 　 　 　 　 |l　　　　　　＿＿＿＿　　　　　　 「　|＿|l
＿＿＿＿＿＿＿|l　　　　「↓カウンター」l　　　　　 ＿＿ｌl
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　 ,/;;l＿＿＿＿＿|＿＿＿|/　　　ｌ＿＿＿＿|＿＿|二‖＿ _
　 　　 /;;;;;|
￣|￣ |;;;;;;;|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「￣ ll三＝
　 | 　 |/￣￣/二/|　　　　　　　　　　　　　　 (Дﾟ,,)二 =
　 | 　 |￣￣￣￣|!|　　　　∧＿∧　　　　　　〈V∧∧ ≡
/￣￣ ￣￣￣ ￣/￣￣ （, 　　 ・）')　￣￣/￣(Д＾,,)　￣￣￣/￣
── ─── ──── '　　　　 /────　 l　　J　────
　　　「二二二」　　　　　「二二二」ヽ　　　　　「二二二」
　　 　　 l‖l　　　　　　　　　l‖l ,l,_/　　　　　　(,_l‖l
　　　　　, -───────ヽ──────────- 、
　　　　　　ていうかね、僕が頼んだそのけんちん汁は
　　　　　　　　　　　未だに僕の元に届いてないんだけど
　　　　　　　　　　　　　　どう思うよおっさん

12 ：

　　　　　　　　　　　　　　　　　ごめんね、本当にごめんね
　　　　　　　　　　　　　　　　｀ ──── y ───────'
　 　　 /;;;;;|
￣|￣ |;;;;;;;|　　　　　　　　　　　　　　　 「￣ ll
　 | 　 |/￣￣/二/|　　　　　　　　　　 (ﾟДﾟ,,)
　 | 　 |￣￣￣￣|!|　　　　∧＿∧　　〈V　 ヽ　 ∧∧
/￣￣ ￣￣￣ ￣/￣￣ （, 　　 ・）')　￣￣/￣(Д＾,,)　￣￣￣/￣
── ─── ──── '　　　　 /────　 l　　J　────
　　　「二二二」　　　　　「二二二」ヽ　　　　　「二二二」
　　 　　 l‖l　　　　　　　　　l‖l ,l,_/　　　　　　(,_l‖l
　　　　　　　　　　　　　　, -─ヽ─- 、
　　　　　　　　　　　　　　　　……。

13 ：

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　いいじゃないですか、謝ってるんだし
　 　　 /;;;;;|　　　　　　　　　　　　　許してあげましょうよモラさんアハハ
￣|￣ |;;;;;;;|　　　　「￣ ll三＝　　｀ ───── y ──────── '
　 | 　 |/￣￣/二/|Дﾟ,,)二≡
　 | 　 |￣￣￣￣|!|V　ヽ=,∧＿∧　　　　　　　∧∧
/￣￣ ￣￣￣ ￣/￣￣ （, 　-д）　￣￣/￣(Д＾,,)')　￣￣￣/￣
── ─── ──── ' 　　　J──── と　　 /　────
　　　「二二二」　　　　　「二二二」ヽ　　　　　「二二二」
　　 　　 l‖l　　　　　　　　　l‖l ,l,_/　　　　　　(,_l‖l
　　　　　　　　　　, -────ヽ─── 、　, -─ヽ────────- 、
　　　　　　　　　　　府に落ちねぇなぁ　　l　　あっ、僕五目チャーハンで
　　　　　　　　　　 まったく腑に落ちねぇ　　　　　　 お願いします

14 ：

　　　　　　　　　　　　　　んでまぁ早速本題に入りますけどね
　　　　　　　　　　　　　　　　今回モラさんに発注する依頼は2件です
　　　　　　　　　　　　　｀ ───────── y ────────'
　 | 　 |￣￣￣￣|!|　　　　∧＿∧　　　　　　　 ∧∧
/￣￣ ￣￣￣ ￣/￣￣ （,,　 ・ -）　￣￣/￣ (Д＾,,)　￣￣￣/￣
── ─── ──── '　　　　J─────l　　つ　────
　　　「二二二」　　　　　「二二二」ヽ　　　　　「二二二」
　　 　　 l‖l　　　　　　　　　l‖l ,l,_/　　　　　　(,_l‖l
　　　　　　　　　　　　　, -──────────ヽ────────- 、
　　　　　　　　　　　　　　　ひとつはとある暴走族の頭の暗殺依頼で、
　　　　　　　　　　　　　　もうひとつもとある中小企業の社長の暗殺依頼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　無論、誰にも怪しまれないように

15 ：

　　　　…オレさぁ、ずっと疑問に思ってるんだけど
　　　　　　　　　　　こういう依頼の発注って一体誰が決めてるの?
　　　　あんたのところと契約してからちゃっちい仕事ばっかりだ
　　 ｀ ─────────── y ──────────── '
　　　　　　　　　　 ∧∧
　　　　　　　　　　(,,＾Д)　　　　∧＿∧　　　　　　　　　|＼￣￣￣￣
　　　　　　　　　　(　　 J　　 　（・д・ ,,）　　　　　　　　　　「ヾ
ヽ￣￣￣￣ ヽ￣￣￣￣￣ヽ￣￣　ヽ,) ￣ヽ￣￣￣￣ llヽ　l［|￣￣￣
　r─　 , -────ヽ─────────- 、
　　　　　　　　　どうなんでしょうねぇ…。
　　　　　僕はただ上からの依頼をそのまま
　　　　　　　　　　モラさんに渡すだけですから

16 ：

　　　　　まぁモラさんぐらい若くて実力があるんだったら
　　　そのうちいい仕事が沢山舞い込んでくると思いますよ
　　たとえばカンナントカ総理を亡き者にしてくれとかそういう
　｀ ───────y ────────────────'
　　　　　　 _l| 　　　
　　　　　　|　＼　　 ∧∧
　　　　　　|￣　ヽ　(Д＾,,)')
　　　　　　|＿＿　　 l　 ∧＿∧　
　　　　　　|　　　　　 ヽ（∀-　 ,）
　　　　　　|　　　　　　 と　　　J
　　　　　　|＿＿＿＿＿　, -─ヽ──────────────- 、
　　　　　　|　　　　　　　　l　いいねぇ、そういうのいいよねぇ
　　　　　　|　　　　　　　　　　　国中大パニックになるようなことをねぇ
　　　　　　　　　　　　　　　　実力があるかどうかは知らねぇけどよ

17 ：

　　　　　　　　　　　　　　　　　　いつか必ずそんな日が来ますよ
　 　　 /;;;;;|　　　　　　　　　　　　　　二人で目指しましょう立派な殺し屋を
￣|￣ |;;;;;;;|　　　　　=三「￣ ll　｀ ──────y ─────── ── '
　 | 　 |/￣￣/二/|　＝(,,ﾟД)
　 | 　 |￣￣￣￣|!| 三〈　,∧＿∧　　　　　　　∧∧
/￣￣ ￣￣￣ ￣/￣￣ （, 　・д）　￣￣/￣(Д＾,,)　￣￣￣/￣
── ─── ──── ' 　　　J──── と　　 つ　────
　　　「二二二」　　　　　「二二二」ヽ　　　　　「二二二」
　　 　　 l‖l　　　　　　　　　l‖l ,l,_/　　　　　　(,_l‖l
　　　　　　　　　　　　　, -──ヽ─── 、　, -─ヽ─────- 、
　　　　　　　　　　　　　　　それは違う　　l　　　　違うんですか

18 ：

　　　　　　　　　　　　　　　　　はいお待たせしましたね
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　五目チャーハンですね
　　　　　　　　　　　　　　　　　　お待たせしましてごめんね
　　　　　　　　　　　　　　　　｀ ──── y ───────'
　 　　 /;;;;;|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　l　いえいえアハハ
￣|￣ |;;;;;;;|　　　　　　　　　　　　　　　 「￣ ll　 ｀ y────── '
　 | 　 |/￣￣/二/|　　　　　　　　　　 (,, ﾟД)
　 | 　 |￣￣￣￣|!|　　　　∧＿∧　　〈V　 ヽ_　∧∧
/￣￣ ￣￣￣ ￣/￣￣ （, 　　 ・） 　￣ ,,ﾄ＿/(Д＾,,)　￣￣￣/￣
── ─── ──── '　　　 J　─　ｺﾞﾄｯ─と　　l────
　　　「二二二」　　　　　「二二二」ヽ　　　　　「二二二」
　　 　　 l‖l　　　　　　　　　l‖l ,l,_/　　　　　　(,_l‖l

19 ：

　 　　 /;;;;;|　　　…っつーかオイ、オレのけんちんｊ
￣|￣ |;;;;;;;|　　｀ ───── y ──────── '
　 | 　 |/￣￣/二/|Дﾟ,,)二≡
　 | 　 |￣￣￣￣|!|V　ヽ=∧＿∧　　　　　　　,∧∧
/￣￣ ￣￣￣ ￣/￣￣ （・　　 ,,）　￣　ﾄ＿/(Д＾,,)　￣￣￣/￣
── ─── ────と　　　 つ────と　　つ　────
　　　「二二二」　　　　　「二二二」　　　　　「二二二」ﾌ
　　 　　 l‖l　　　　　　　　(,_l‖l ,l ﾌ　　　　　(,_l‖l
　　　　　　　　　　　　　　　　, -───────ヽ───────- 、
　　　　　　　　　　　　　　　　　アハハハハ、モラさん落ち着きましょう
　　　　　　　　　　　　　　　　　 時を待ちましょう、いつか必ず来ます

20 ：

　　　　　　　　　　　　んだぁ、テメェはさっきから
　　　　オレの横で新興宗教がかったことばっか言いやがって
　　 ｀ ─────────── y ───────────'
　　　　　　　　　　 ∧∧　　　　　∧＿∧
　　　　　　　　　　(,,＾Д)')　　　 （д-　#）　　　　　　　 ｌ＼￣￣￣￣
　　　　　　　　　　と　　/　　 　　し　　　ヽ　　　　　　　　 「ヾ
ヽ￣￣￣￣ ヽ￣￣　￣ﾄ＿/￣ヽ￣￣￣￣ヽ￣￣￣￣￣　llヽ　l［|￣￣￣
　r─　 , -────ヽ────────────- 、
　　　　　 今日拾ったセーキョー新聞とかいうものに
　　　　　書かれていた言葉を借用しましたアハハハ

21 ：

　　　　…にしてもさぁ、オレ道踏み外しちゃったなぁホント
　　　　オレがこの仕事に手染めたのも、結局「儲かるから」なんて
　　　　理由だったんだけど、そうはいかねぇもんだなぁ
　　 ｀ ─────────── y ─────────────'
　　　　　　　　　　 ∧∧
　　　　　　　　　　(＾Д＾)　　　　∧＿∧　　　　　　　　　|＼￣￣￣￣
　　　　　　　　　　(　∽ヽ　　　 （,, -д・）　　　　　　　　　　「ヾ
ヽ￣￣￣￣ ヽ￣￣￣￣ﾄ＿/ヽ￣￣ヽ,) ￣ヽ￣￣￣￣ llヽ　l［|￣￣￣
　r─　 , -────ヽ───────────- 、
　　　　　　そうですねぇ、ほんの数年前までは
　　　　　儲かって儲かって、本当に「キラーバブル」
　　　　　　　　　　　状態でしたからねぇ

22 ：

　　 あの頃は夢があったなぁ。暗殺業が一番稼げるぞーっつってさ、
　　　近所のパン屋も魚屋も八百屋も裏で人殺して金稼いでたんだ
　　｀ ───────── y ────────── ───── '
　 | 　 |￣￣￣￣|!|　　　　∧＿∧　　　　　　　 ∧∧
/￣￣ ￣￣￣ ￣/￣￣ （, 　-∀）　￣　 ﾄ＿/(Д＾,,)')　￣￣￣/￣
── ─── ──── '　　つと ──── と　　 /　────
　　　「二二二」　　　　　「二二二」ヽ　　　　　「二二二」
　　 　　 l‖l　　　　　　　　　l‖l ,l,_/　　　　　　(,_l‖l
　　　　　　　　　　　, -───────────ヽ───────- 、
　　　　　　　　　　　　あの頃は企業戦争も活発化してましたからねぇ
　　　　　　　　　　　　あの大企業の社長を殺してくれーとか、
　　　　　　　　　　　　暗殺業界もそれに並行して活発化していって…

23 ：

　　　　　　だからこそオレはこんなつもりじゃぁなかったんだよ!!
　　　　　　オレがこの業界に足踏み入れてから直後にバブルが崩壊して
　　　　　　今じゃぁお前らの会社と業務提携して
　　　　　　こんな残りカスみたいな仕事もらって細々と食っていってさぁ!!
　　　　　｀ ───────── y ─────────────── '
　　　　　　　　　　 ∧∧　　　　 ∧＿∧
　　　　　　　　　　(,,＾Д)　　　 （Д-　#,）')　　　　　　ｌ＼￣￣￣￣
　　　　　　　　　　/　　l　　　　と　　　　/　　　　　　　　「ヾ
ヽ￣￣￣￣ ヽ￣￣￣ ﾄ＿/￣￣ヽ￣￣￣￣ヽ￣￣￣　 llヽ　l［|￣￣￣
-───────ヽ──────────- 、
まぁ分かりますけどねぇ…
バブルの崩壊でこの業界も次々とブッ倒れて
残るはうちのような大企業と、
　　　　　　　　それに提携している零細業だけ

24 ：

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 だからこそ、この業界は僕らのような
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　次世代が力を見せないといけないんです!!
　 　　 /;;;;;|　　　　　　　　　　　　　2人で目指しましょうよ世界一の殺し屋を
￣|￣ |;;;;;;;|　　　　　　　　　　　　｀ ──────y ────────── '
　 | 　 |/￣￣/二/|
　 | 　 |￣￣￣￣|!| 　　　 ∧＿∧　　　　　　　∧∧
/￣￣ ￣￣￣ ￣/￣￣ （, 　-д）　￣ﾄ＿/('(Д＾,,)')　￣￣￣/￣
── ─── ──── ' 　　　J ────　ヽ　　l　 ────
　　　「二二二」　　　　　「二二二」ヽ　　　　　「二二二」
　　 　　 l‖l　　　　　　　　　l‖l ,l,_/　　　　　　(,_l‖l,_)
　　　　　　　　　　　　　, -──ヽ─── 、　, -─ヽ ───────- 、
　　　　　　　　　　　　　　　それは違う　　l　　相変わらず違うんですね

25 ：

　 　 　 　 　 　 　 |l　　　　　　＿＿＿＿　　　　　　 「　|＿|l
＿＿＿＿＿＿＿|l　　　　「↓カウンター」l　　　　　 ＿＿ｌl
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　 ,/;;l＿＿＿＿＿|＿＿＿|/　　　ｌ＿＿＿＿|＿＿|二‖＿ _
　 　　 /;;;;;|
￣|￣ |;;;;;;;|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「￣ ll
　 | 　 |/￣￣/二/|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(ﾟДﾟ,,)
　 | 　 |￣￣￣￣|!| 　　　 ∧＿∧　　　　　　　　∧∧　　　' V　ヽ
/￣￣ ￣￣￣ ￣/￣￣ （,, 　・ -）　￣￣ﾄ＿/ (,,　 ＾)')　￣￣￣/￣
── ─── ──── ' 　　　J─────と　　 /　 ────
　　　「二二二」　　　　　「二二二」ヽ　　　　　「二二二」
　　 　　 l‖l　　　　　　　　　l‖l ,l,_/　　　　　　　 l‖l,_)
　　　　　　　　　　　　　, -──ヽ──- 、
　　　　　　　　　　　　　　　　……。　　, -────────ヽ───────────- 、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l　 んじゃぁ、そろそろ胃炎も全盛を極めてきたので
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ここら辺で失礼します。720円ここに置いておきます

26 ：

　　　　 さっき言った2件の依頼については、いつも通り
　　依頼者にモラさんの事務所に行くように伝えておきますんで
　　　　　　　　　　その時は宜しくお願いしますよ
　｀ ─────── y ───────────────── '
　　　　　　　「￣￣￣l
　　　　　　 _l| 　　　,∧∧
　　　　　　|　＼　　(＾Д＾)
　　　　　　|l＿/ヽ　(　　 つ
　　　　　　|＿＿　＼　 ,∧＿∧　
　　　　　　|　　　　　 ヽ（д-　 ,）
　　　　　　|　　　　　　 と　　　 つ
　　　　　　|＿＿＿＿＿＿ヽ　二]
　　　　　　|　　　　　　　　, -─ヽ───────────-、
　　　　　　　　　　　　　　l　　あーっ、分かった分かった
　　　　　　　　　　　　　　 　いつも通りってことでいいんだな

27 ：

　 　 　 　 　 　 　 |l　　　　　　＿＿＿＿　　　　　　 「　|＿|l
＿＿＿＿＿＿＿|l　　　　「↓カウンター」l　　　　　 ＿＿ｌl
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　 ,/;;l＿＿＿＿＿|＿＿＿|/　　　ｌ＿＿＿＿|＿＿|二‖＿ _
　 　　 /;;;;;|
￣|￣ |;;;;;;;|　　
　 | 　 |/￣￣/二/|
　 | 　 |￣￣￣￣|!|　　　　∧＿∧　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヾ
/￣￣ ￣￣￣ ￣/￣￣ （, 　 　・）　￣￣/￣￣￣￣￣￣￣￣/￣　　　ﾝｼﾞｬｱ　　　　　　＼
── ─── ──── '　　　 J ────────────　　　　　　ｼﾂﾚｲｼﾏｼﾀｱ　-
　　　「二二二」　　　　　「二二二」ヽ　　　　　「二二二」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／
　　 　　 l‖l　　　　　　　　　l‖l ,l,_/　　　　　　　 l‖l　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 '
　　　　　　　　　　　　　, -──ヽ──- 、
　　　　　　　　　　　　　　　　……。

28 ：

　 　 　 　 　 　 　 |l　　　　　　＿＿＿＿　　　　　　 「　|＿|l
＿＿＿＿＿＿＿|l　　　　「↓カウンター」l　　　　　 ＿＿ｌl
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　 ,/;;l＿＿＿＿＿|＿＿＿|/　　　ｌ＿＿＿＿|＿＿|二‖＿ _
　 　　 /;;;;;|
￣|￣ |;;;;;;;|　　
　 | 　 |/￣￣/二/|
　 | 　 |￣￣￣￣|!|　　　　∧＿∧
/￣￣ ￣￣￣ ￣/￣￣ （, 　 　・）　￣￣/￣￣￣￣￣￣￣￣/￣
── ─── ──── '　　　 J ────────────
　　　「二二二」　　　　　「二二二」ヽ　　　　　「二二二」
　　 　　 l‖l　　　　　　　　　l‖l ,l,_/　　　　　　　 l‖l

29 ：

　　　　　　　　　|　 オレのけんちん汁は
　　　　　　　　　|　 オレのけんちんじるは
　　　　　　　　　|　 オレのケンWルは
　　　　　　　　　|　 オレのKenchinjiruは
　　　　　　　　　|　 オレのオレのオレの
￣|￣ |;;;;;;;|　　　｀ ──── y───── '
　 | 　 |/￣￣/二/|
　 | 　 |￣￣￣￣|!|　　　　∧＿∧
/￣￣ ￣￣￣ ￣/￣￣ （, 　 　・）　￣￣/￣￣￣￣￣￣￣￣/￣
── ─── ──── '　　　 J ────────────
　　　「二二二」　　　　　「二二二」ヽ　　　　　「二二二」
　　 　　 l‖l　　　　　　　　　l‖l ,l,_/　　　　　　　 l‖l

　γ￣ ヽ　ound
　 l ＿ ノ　 and
　 | 　 ＼　ound
─━━━─━─#2→

30 ：

　　　　　　　　∧ハ　　みなさんおはようございます
　　　　　　　（'∀　｀）　　ジャムと申します、よろしくお願いします
　　　　　　　　つ　　つ　元々長編板の下の下の下の方で
　　　　　　　　l　　　ヽ　ズレズレのAAなんかを描いて
　　　　　　　　し 'ヽ,_/　「ヌフフ」とか言って自己満足やってましたが
　　　　　　　　　　　　 今回板が吹っ飛んでどうしようもなくなったので
　　　　　　　　　　　 ならばということで身分をわきまえず
　　　　　　　　　　 自分でスレを立ち上げてしまいました
　　　　　　　　　これからこの話の動向がどうなるのかまったく分かりません
　　　　　　　自分自身でも分かりません恐ろしいです
　　　　　　規制に負けないように頑張っていきたいと思います
　　　　　それでは

31 ：

二人の会話が面白いｗ
応援してます

32 ：

実は結構ハードな話なのか……？
ｶﾞﾝｶﾞﾚ

33 ：

　　|　　　　| |
　　|　　　　| |　|￣￣￣￣|
　　|　　　　| |　| | ￣'　　| |　　[当直表]
　　|　　　　| |　| |　　 ,＿| |　　|,＿＿＿|
　　|　　　　| |　|ﾖ 　 　 　 ,|　　|＿＿＿,|
　　|　　　　| |　| 　　　　　!|
　　|　　　　| |　|　　　　　 !|
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　　　　　　, -───────────
　　　　　　　r「lll/llll」ll ]] ── ／V＼「ll//ll,┤
　　　　　　/　　　　　　/　　　（- ・ [('ヽ　 /
　　　　　　r────t──と　　　　 y] t─
　, -───────────ﾍ──────────- 、
　　いやだからね、僕は嘘はついてなかったつもりだよ
　　「シーンにゃんの嘘つき」とか言われてもさぁ
　　嘘なんてついてないつもりだからなおさらしょうがない

34 ：

　　|　　　　| |
　　|　　　　| |　|￣￣￣￣|
　　|　　　　| |　| | ￣'　　| |　　[当直表]
　　|　　　　| |　| |　　 ,＿| |　　|,＿＿＿|
　　|　　　　| |　|ﾖ 　 　 　 ,|　　|＿＿＿,|
　　|　　　　| |　| 　　　　　!|
　　|　　　　| |　|　　　　　 !|
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　　　　　　, -───────────
　　　　　　　r「lll/llll」ll ]] ── ／V＼「ll//ll,┤
　　　　　　/　　　　　　/　　 ('（- ・ [('ヽ　 /
　　　　　　r────t──　ヽ　　　 y] t─
　, -───────────ﾍ──────────-、
　　ああ確かに僕は言ったさ
　　　　　　　　「オウシュウ旅行に連れてってやるよ」ってな
　　　でもそれはしぃちゃんの勘違いでさ、僕が言ったのは
　　ヨーロッパじゃなくてセンダイの方の奥州なんだよ
　　　　　伊達政宗のルーツに迫るとか洒落こもうとしてさぁ

35 ：

　　|　　　　| |
　　|　　　　| |　|￣￣￣￣|
　　|　　　　| |　| | ￣'　　| |　　[当直表]
　　|　　　　| |　| |　　 ,＿| |　　|,＿＿＿|
　　|　　　　| |　|ﾖ 　 　 　 ,|　　|＿＿＿,|
　　|　　　　| |　| 　　　　　!|
　　|　　　　| |　|　　　　　 !|
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　　　　　　, -───────────
　　　　　　　r「lll/llll」ll ]] ── ／V＼「ll//ll,┤
　　　　　　/　　　　　　/　　　（- ・ [('ヽ　 /
　　　　　　r────t── と 　 　 y] 't─
　, -───────────ﾍ──────────-、
　　僕は嘘はついてないよそれはしぃちゃんの思い込みっ
　　とにかくこっちにかけるのはよしてね
　　　　　　僕が会社の金で遊んでるのがバレちゃうからね

36 ：

　　|　　　　| |　 ＿＿　ガ　ラ　ッ
　　|　　　　| |　| 　　 ≡三||
　　|　　　　| |　| ,∧＿=二||　　[当直表]
　　|　　　　| |　|（・д・三=||　　|,＿＿＿|
　　|　　　　| |　|（　　　 ,つ||　　|＿＿＿,|
　　|　　　　| |　| l 　 ≡三,||
　　|　　　　| |　| ヽ,_,j ,三=||
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　　　　　　, -───────────
　　　　　　　r「lll/llll」ll ]] ── ／V＼「ll//ll,┤
　　　　　　/　　　　　　/　　　（・　 [('ヽ　 /
　　　　　　r────t── と 　 　 y] 't─

　γ￣ ヽ　ound
　 l ＿ ノ　 and
　 | 　 ＼　ound
─━━━─━─#2

37 ：

　　 どうですか今回の依頼は
　　 いい加減にしないとうちの資本金が
　　 無くなりますよ
　｀ ──── y────────── '
　　　　　　 ,／V＼
　　　　　　（　・−・）
　　　　　 [（　　　 J　　　　　　　　　　　
￣￣ヽ￣￣￣￣￣￣￣ヽ￣￣￣￣r＼
r￣￣￣￣l]　￣￣￣￣　rl￣ll￣￣￣lr'　　　　∧＿∧
──────[　l￣|　]─────── '　　（д-　 ,）
三三三ll　　　　 ─ｌ'l─　　　ll三三三三三ll 　　 し　　 ヽ
　　　　　　　　　　　　 　, -──────────ﾍ ─────── - 、
　　　　　　　　　　　　　　小さい仕事だよ、暴走族と小さな会社の社長だ
　　　　　　　　　　　　　　　両方ともこっちに来るように言ってあるからな

38 ：

　　　　　　　絶対タカラの会社ぁ俺達ハメてんだよ
　　　　　　　そうやってクズみたいな金しか入らない仕事集めて
　　　　　　　俺に渡してほくそ笑んでんだよアホらしい
　　　　　　｀ ─────── y───────────── '
　　　　　　　　　　　　　　　 ,∧＿∧
　　　　　　　　　　　　　　 ('（,, -д-）
　　　　　　　　, -────── ヽ') ────
　　　　　　　r「lll/llll」ll ]] ── ／V＼「ll//ll　 , -────────────- 、
　　　　　　/　　　　　　/　　　（ 　 　 ・）　/ 　  |　もういいじゃないっすか
　　　　　　r────t ── [　l￣|　]つ─ <　早いとこ縁切っちゃいましょうよ
　　　　　　l三三三三 ll　　　　─ｌ'l─ 'ヽ　　   |　そんな会社

39 ：

　　　　　　　　 |　ああ、できるなら今すぐにでも切りたいよ
　　　　　　 ,／V＼　でもねでもねでもねでもねでもねシーンにゃん
　　　　　　（　・−・）─y ─────── ────────── '
　　　　　 [（　　　 J
￣￣ヽ'￣￣￣ ∧＿∧￣￣ヽ￣￣￣￣r＼
r￣￣￣￣l]　 （・　　　,） ￣　rl￣ll￣￣￣lr
──────[　l￣|　]つ─────── '
三三三ll　　　　 ─ｌ'l─ 、　　　ll三三三三三ll
　, -──────ﾍ───────────────- 、
　　あそこと切れたら僕たち仕事なくなるから
　　シーンにゃんの大好きな女遊びだって出来なくなるから

40 ：

　　バレてたんですか
　　　　 アハハハハハハハハハハハハ
　｀ ──── y────────── '
　　　　　　 ,／V＼
　　　　　　（　・−・）)
　　　　　 [（　　　　/
￣￣ヽ'￣￣￣ ∧＿∧￣￣ヽ￣￣￣￣r＼
r￣￣￣￣l]　 （・　　　,）')　 rl￣ll￣￣￣lr
───── と[　l￣|　]──────── '
三三三ll　　　　 ─ｌ'l─ 、　　　ll三三三三三ll
　　　　　　, -──ﾍ──────────- 、
　　　　　　　バレバレだよ
　　　　　　　　　　アハハハハハハハハハハハ

41 ：

　　てなわけでだな、パクられた資本金はしめて12万
　今月来月再来月と、毎月4万円を引かせてもらいますが
　　　自業自得だからしょうがないよねシーンにゃん
｀ ───y ─────────────────── '
　　　 ∧＿∧　　　　　　　　　　　　　　　,／V＼
　「γつ　・д）───- 、, -─── 、（- ・ と ヽ
　　　　　　　　, -──────────ﾍ──────────- 、
　　　　　　　　　　　 分かりました。でもいくら僕に非があれど
　　　　　　　　　モラさんにそのあだ名で呼ばれると虫唾が走るので
　　　　　　　　　お控えいただくようお願い申し上げられないでしょうか

42 ：

　　　　　　　　いんや、気に入った。このまま続ける
　　　　　　｀ ───────y───────── '
　　　　　　　　　　　　　　　 ∧＿∧
　　　　　　　　　　　　　　　（,, -∀-）
　　　　　　　　　　　　　　,「（　　∽ ）
　　　　　　　　, -─────────────
　　　　　　　r「lll/llll」ll ]] ── ／V＼「ll//ll　 , -───────────- 、
　　　　　　/　　　　　　/　　　（・ 　 　 ）　/ 　  |　モラさんは
　　　　　　r────t ── [　l￣|　]── <　　そういうところに関しては
　　　　　　l三三三三 ll　　　　─ｌ'l─ 'ヽ　　   |　　　　人一倍面倒くさいですね

43 ：

　　　　　　　　　　　　　　　 ∧＿∧
　　　　　　　　　　　　　　　（, 　・д）そ
　　　　　　　　　　　　　　,「（　　∽ ）
　　　　　　　　, -────────────── ､
　　　　　　　r「lll/llll」ll ]] ── ／V＼「ll//ll┤　＝=
　　　　　　/　　　　　　/　　　（,　　　・）　ll ﾃｨﾛﾘﾛﾘﾛﾘﾛﾘﾛ
　　　　　　r────t ── [　l￣|　]　 l　　　ﾘﾛﾘﾛﾘﾛﾘﾛﾘﾛﾘﾛ
　　　　　　l三三三三 ll　　　 r' ─ｌ'l─

44 ：

　　　 どうも、モララー二回転商事です
　｀ ──── y ────────── '
　　　　　　 ,／V＼
　　　　　('[l・−・ ,,）
　　　　　　ヽ 　 　 ）
￣￣ヽ'￣/ ￣' ∧＿∧￣￣ヽ￣￣￣￣r＼
r￣￣￣￣l]　 （・　　　,）　　　rl￣ll￣￣￣lr
──────[　l￣|　]──────── '
三三三ll　　　　 ─ｌ'l─ ヽ　　　ll三三三三三ll
　　　, -─────ﾍ────────────- ､
　　　　この電話いっつも
　　　　　　　スズメの喘ぎ声みたいなベル鳴らすよな

45 ：

　　…はい、大丈夫ですよ
　　じゃあお待ちしてますんで、1時間後に
　｀ ──── y─────────── '
　　　　　　 ,／V＼
　　　　　('[l−・　 ,）
　　　　　　ヽ 　 　 ）
￣￣ヽ'￣/ ￣' ∧＿∧￣￣ヽ￣￣￣￣r＼
r￣￣￣￣l]　 （,　　　・）　　　rl￣ll￣￣￣lr
──────[　l￣|　]──────── '
三三三ll　　　　 ─ｌ'l─ ヽ　　　ll三三三三三ll

46 ：

　　　　　　　　　　　　 …んで、何だって?
　　　　　　　　　　　｀ ───y ──── '
　　　　　　　　　　　　　　　 ∧＿∧
　　　　　　　　　　　　　　　（,, ・д・）
　　　　　　　　　　　　　　,「（　　　 J
　　　　　　　　, -─────────────
　　　　　　　r「lll/llll」ll ]] ── ／V＼「ll//ll　 , -──────────- 、
　　　　　　/　　　　　　/　　　（・ 　 　 ）　/ 　  |　依頼人です、暴走族の
　　　　　　r────t ── [　l￣|　]つ─ <　 1時間後にこっちの方で
　　　　　　l三三三三 ll　　　　─ｌ'l─ 'ヽ　　   |　詳細について詳しく話すと

47 ：

　　　　　　 ,／V＼
　　　　　　（　・−・）そ
　　　　　 [（　　　　）
￣￣ヽ'￣￣￣ ∧＿∧￣￣ヽ￣￣￣￣r＼
r￣￣￣￣l]　 （,　　　・）　　　 rl￣ll￣￣￣lr
──────[　l￣|　]つ─────── '
三三三ll　　　　 ─ｌ'l─ 、　　　　ｌｌ三三三 ヾ
　　　　　　　　　　　　ll ﾃﾚｯﾃｯﾃｯﾃｯﾃｯﾃﾃｯ　＼
　　　　　　　　　　　　l　 ﾃﾚｯﾃｯﾃｯﾃｯﾃｯﾃﾃｯ

48 ：

　　　モラさんのケータイですか
　　｀ ────y────── '
　　　　　　 ,／V＼
　　　　　　（　・−・）
　　　　　 [（　　　 J
￣￣ヽ'￣￣￣ ∧＿∧￣￣ヽ￣￣￣￣r＼
r￣￣￣￣l]　 （,　　　-）　　　 rl￣ll￣￣￣lr
───── と[　l￣|　]、─────── '
三三三ll　　　　 ─ｌ'l─ ' ))ｺﾞｿｺﾞｿｺﾞｿ　三三ll
　　　, -─────ﾍ──────────────- ､
　　　　ああ、タカラに言っておいたんだ
　　　　　依頼人にオレの携帯の番号を伝えておけってな
　　　　通話中だったりで電話が通じないときに
　　　　　　　こっちに電話をよこしてくれるようにしてくれと

49 ：

　　　　　　　モララー二回転商事ですが
　　　　　　　　　　 …はい、んじゃあ一時間後ですかね
　　　　　｀ ────────y────────── '
　　　　　　　　　　　　　　　 ∧＿∧
　　　　　　　　　　　　　　　（,, ・д・l〉)
　　　　　　　　　　　　　　,「（　　　　/
　　　　　　　　, - ─────────　─── ─ 、
　　　　　　　r「lll/llll」ll ]] ── ／V＼─「ll//ll ￣llTｔlヽ'
　　　　　　/　　　　　　/　　　（・ 　 　 ）　　/　　　　　 /||
　　　　　　r────t ── [　l￣|　]─────-t　|
　　　　　　l三三三三 ll　　　 r'─ｌ'l─　　l三三三三 ll /

50 ：

　　　　　　 …んじゃあ、そういうことですね、分かりました
　　　　　　 　 んじゃあ、お待ちしておりますんじゃあ
　　　　　　 　 んじゃあ失礼しますんじゃあんじゃあんじゃあ
　　　　　 ｀ ─────── y──────────── '
　　　　　　　　　　　　　　　 ∧＿∧
　　　　　　　　　　　　　　　（,　 -дl〉)
　　　　　　　　　　　　　　,「（　　　　/
　　　　　　　　, - ─────────　─── ─ 、
　　　　　　　r「lll/llll」ll ]] ── ／V＼─「ll//ll ￣llTｔlヽ'
　　　　　　/　　　　　　/　　　（・ 　 　 ）　　/　　　　　 /||
　　　　　　r────t ── [　l￣|　]つ────-t ,!|
　　　　　　l三三三三 ll　　　 r'─ｌ'l─　　l三三三三 ll /

51 ：

　…んで、結局なんだったんですか
　　　　　もう一人の依頼人の方ですか
｀ ─────y────────── '
　　　　　　 ,／V＼
　　　　　　（　・−・）
　　　　　 [（ 　　　 ヽ
￣￣ヽ'￣￣￣ ∧＿∧￣￣ヽ￣￣￣￣r＼
r￣￣￣￣l,] ('（-　　　,） ￣　rl￣ll￣￣￣lr
──────[　l￣|　]つ─────── '
三三三ll　　　r　─ｌ'l─　　　　 ll三三三三三ll
　　　, -────ﾍ─────────- ､
　　　　中小企業の方だ
　　　　面倒くさいからこっちも一時間後に
　　　　　　　　 　  　　　来てもらうことにした

52 ：

　　　　　　　　　　　　　　　　　…ってことはアレですか
　　　　　　　　　　　　双方の依頼を同時に聞けってことですか
　　　　　　　　　　　｀ ─────────y─────── '
　　   ∧＿∧　　　　　　　　　　　　　　　　／V＼
　　,（,　 -∀）')　　　　　　　　　　　　　　（- ・　　）
　 「（　　　　/, -───- 、, -─── 、し　　　ヽ
, -──ﾍ───────────- ､
　そっちの方がいいじゃん
　いちいち別の時間帯に来られても
　面倒だしさぁ

53 ：

　　|　　　　| |
　　|　　　　| |　| |　んじゃあ、ちょっとオレ缶コーヒー買ってくる
　　|　　　　| |　| |　もし依頼人が来たら適当につくろっといてな
　　|　　　　| |　| ｀ ────y────────────── '
　　|　　　　| |　|ﾖ 　 　 　 ,|
　　|　　　　| |　| 　　　　 ∧＿∧
　　|　　　　| |　|　　　　(（д-　 ,）
￣￣￣￣￣￣￣￣￣ヽ　　　 ,）　[二ll二]
　　　　　　　　, -────── ────── ─ 、
　　　　　　　r「lll/llll」ll ]] ── ／V＼「ll//ll, ￣llTｔlヽ'
　　　　　　/　　　　　　/　　　（・　　　,）') /　　　　　/||
　　　　　　r────t'──  （　　　　/]　 ─── '
　　　　　　　　　　　　, -──── ﾍ ─────────- ､
　　　　　　　　　　　　　分かりました、誠心誠意つくろいます
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　あくまでも適当に

54 ：

　　|　　　　| |
　　|　　　　| |　|￣￣￣￣|
　　|　　　　| |　| | ￣'　　| |　　[当直表]
　　|　　　　| |　| |　　 ,＿| |　　|,＿＿＿|
　　|　　　　| |　|ﾖ 　 　 　 ,|　　|＿＿＿,|
　　|　　　　| |　| 　　　　　!|
　　|　　　　| |　|　　　　　 !|
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　　　　　　, -───────────
　　　　　　　r「lll/llll」ll ]] ── ／V＼「ll//ll,┤
　　　　　　/　　　　　　/　　　（- ・ 　 ,）　/
　　　　　　r────t───し 　　 ヽ]─
　　　　　　　　　　　　　　　, -── ﾍ ──- ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　……。

55 ：

　　|　　　　| |
　　|　　　　| |　|￣￣￣￣|
　　|　　　　| |　| | ￣'　　| |　　[当直表]
　　|　　　　| |　| |　　 ,＿| |　　|,＿＿＿|
　　|　　　　| |　|ﾖ 　 　 　 ,|　　|＿＿＿,|
　　|　　　　| |　| 　　　　　!|
　　|　　　　| |　|　　　　　 !|
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　　　　　　, -───────────
　　　　　　　r「lll/llll」ll ]] ── ／V＼「ll//ll,┤
　　　　　　/　　　　　　/　　　（- ・ 　 ,）　 /
　　　　　　r────'t──  （∽　　 l〉ﾐ─
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｷﾞｲｯ
　　　　　　, -─────── ﾍ ──────────- ､
　　　　　　　さてと、オレも会社の金をバレないように使う
　　　　　　　　　　　　　　　手立てを考えるか
　γ￣ ヽ　ound
　 l ＿ ノ　 and
　 | 　 ＼　ound
─━━━─━─#3→

56 ：

　　　　∧ハ　　　とりあえず物語の可能性を広げるためには
　　　（'　　∀｀）　　設定は練って練って練って練ったほうが
　　　　つ　　つ　　　良いみたいなんですけども　
　　　　 ）　　　）　　　いくら練ったとしてもそれを公表しないと
　　　　(,／l,＿）　　 意味が無いので
　　　　　　　　　　　前回と今回は、登場人物の内輪話から
　　　　　　　　　　この物語がどういう設定なのかを読者の皆様に
　　　　　　　　　伝えるという役割を重視して描きました
　　　　　　　　伝わっているかどうかというと結構あやふやですが

>>47のモララーのケータイの着メロ
http://www.youtube.com/watch?v=wRLAlvS5w7Y

57 ：

> 伝わっているかどうか
大丈夫だ、問題ない

58 ：

まさかこんなところでニューオーダーが出てくるとは思ってなかった

59 ：

十分、分かりやすい。うん問題ない。
これからどう転がっていくのだろうか。

60 ：

　γ￣ ヽ　ound
　 l ＿ ノ　 and 　　　　　　　　　　　ここまで出てきた登場人物
　 | 　 ＼　ound
─━━━─━─#2.5

───────────────────────────┐
モララー　２０代中盤　男　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|
　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　 　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　 |
「モララー二回転商事」社長。凄い殺し屋。　　　　　 　　　　　 　　　 |
「儲かるから」という理由で人殺しに手を染めたクズ人間（AA?）。     |
気性はそれなりに荒い。　　　 　　　 　 　　 　　 　 　　 　　　 　　　　 |
───↓───────────────────────┘
　　   ∧＿∧　　　　　　　　　　　　　　　　／V＼
　　,（,　 -∀）')　　　　　　　　　　　　　　（- ・　　）
　 「（　　　　/, -───- 、, -─── 、し　　　ヽ
─────────────────↑─────────┐
シーン　20代前半　男　　　　 　 　　 　　 　　 　　　 　　　　 　　　　　 |
　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　 　　　　　　　　 　　　　　　　　 |
「モララー二回転商事」社員。凄いプレイボーイ。　 　　 　 　　 　 　 |
会社の資本金を盗んでまでRに通うクズ人間（AA?）。 　     |
「シーンにゃん」という気色悪いあだ名を付けられている。　　　　　 |
───────────────────────────┘

61 ：

───────────────────────────┐
ギコ店主　40代後半　男　　　 　　　 　　 　 　 　　 　　　　　 　 　　　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　 　　　　　　 　　　　　　　　　　　 |
とある定食屋の店主。凄い人待たせ。　 　　　　　　　 　　 　　　　　 |
けんちん汁から五目チャーハンまでなんでも作る作る作る。　　　　|
モララーとタカラの会合も彼の店で行われる。　　　　　　　　　　　　 |
────────────────↓──────────┘
　 　　 /;;;;;|
￣|￣ |;;;;;;;|　　　　　　　　　　　　　　　 「￣ ll
　 | 　 |/￣￣/二/|　　　　　　　　　　 (,, ﾟД)
　 | 　 |￣￣￣￣|!|　　　　∧＿∧　　〈V　 ヽ_　∧∧
/￣￣ ￣￣￣ ￣/￣￣ （, 　　 ・） 　￣ ,,ﾄ＿/(Д＾,,)　￣￣￣/￣
── ─── ──── '　　　 J　─ ───と　　l─────
　　　「二二二」　　　　　「二二二」ヽ　　　　　「二二二」
　　 　　 l‖l　　　　　　　　　l‖l ,l,_/　　　　　　(,_l‖l
───────────────────↑───────┐
タカラ　30代前半　男　　　　　 　　　 　　 　 　 　　　 　 　　　 　　　　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　 　　　　　 　　　 |
とある大手殺人企業の社員。凄い胃炎持ち。　　 　 　 　 　 　 　 　  |
二回転商事と業務提携を結んでおり、モララーの担当でもある。　  |
鬱陶しい性格故、年下のモララーにすらタメ口を使われている。      |
───────────────────────────┘

62 ：

───────────────────────────┐
ジャム ◆aPApOrRcCEzE　　　　　　　 　　　　 　　　　　 　　　 　　　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　 　　　 　　　　　　　　　 |
俺。凄いウォークマン愛好家。　 　 　 　 　 　　　　 　　 　　　 　 　　 |
暇さえあれば音楽しか聴いていないクズ人間（AAではない）。　　      |
ちなみにモナーではない。 モナーはここまで腑抜けてはいない。    |
───────↓───────────────────┘
　　　　　　　　　　 ∧ハ
　　　　　　　　（'∀　　｀）
　　　　　　　　　ヽつと ＼
　　　　　　　　　　〉　　　　￣ﾌ
　　　　　　　　　（,＿/　￣￣

63 ：

　　　　　　　　　　　　そ れ で は よ い お 年 を
　　　　　r　、　　　　　　　来 年 も R & R を 宜 し く お 願 い し ま す
　　　　　|　 ＼
　　　　　|　　　＼- ─────-、　　　　　　　　　ジャム ◆aPApOrRcCEzE
　　　　　|　　　　　　　　　　　　　 /
　　　　　|　／　　　　　　　　 ヽ／
　　　　　 Y　　　「;;;;ヽ　　 r;;;;」l
.　　　　　 | 　　　　　　　　　　 |
　　　　　　ヽ 　　　　l ￣ ﾌ　 /
　　　　　　　＞ 　　　　　 _　'　　　　　　／V＼　　　 ∧∧　　.「 ￣ll　　　∧ハ
　　　　γm0、　　　　　　ヽ　　　　　　（・ - ・ ,,）　　(Д＾,,)　　(Дﾟ ,)　　（'∀　　｀）
　　　　　↑地味にノッている　　　　　　　　　　　↑ ど っ ち ら け

　γ￣ ヽ　ound
　 l ＿ ノ　 and
　 | 　 ＼　ound
─━━━─━─#3→

64 ：

登場人物の半分がクズ人間…

65 ：

おもしれ

66 ：

　　　l zzz…/
　　　∧＿∧　　　　　　　　　　　　随分遅めの謹賀新年
　　 （∀-　とγ ,￣ ｀'ヽ - 、 　　 皆さんどうですか元気ですか普通ですか終わってますか
.　　　　　　　　　　　　　　　　　　　中々進まないです遅れていますあと半分ほどで投稿できるはずです
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 1月末にはできるはずですそう信じます

　ウォークマン愛好家のジャム ◆aPApOrRcCEzEより

67 ：

ガンガレ

68 ：

今回のBGM
The Yardbirds「Train Kept A Rollin'」
http://www.youtube.com/watch?v=Cd1gRHk28IE


　　　　　　 ……。
　　　｀ ── y─── '
──── 、
「」:::::ll;;;;;;;;;;;;／V＼
:::::::::::|;;;;;;;;;;（- ・　 ,）
:::::::::::| ;;;o,[と　　　ヽ
　　　　　ｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬ

69 ：

　　　　　　　……!!!
　　　｀ ── y─── '
──── 、
「」:::::ll;;;;;;;;;;;;／V＼
:::::::::::|;;;;;;;;;;（- ・　 ,）
:::::::::::| ;;;o,[と　　　 ヽ
　　　　　ｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬ
　　　　　　　　　　ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬ

70 ：

うわーなんだってんだよ
　　　全然破れねぇよコノヤロォー　そ
｀YWYYWYWYWWYWWYWYWYYWY '
──── 、
「」:::::ll;;;;;;;;;;;;／V＼
:::::::::::|;;;;;;;('（- ・　 ,）') ))
:::::::::::| ;;;o,lヽli!　ll! /l!ll　　ガ　/二|　ｯ
.　　　　　　　　　　　　　　　　　　/

71 ：

ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬ
ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬ
─────────────────────────── 、
ったくガチありえねぇっすモラさん　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l
あんた普段はズボラなくせに金庫はメチャクチャ鍵かけてんのね　 |
だからアンタはモテないんだよぉモラさんよぉ　　　　　　　　　　　　　 l
───── y ───────────────────── '
──── 、
「」:::::ll;;;;;;;;;;;;／V＼　　　　　　　　　　　　　　 /
:::::::::::|;;;;;;;;;;（- ・　 ,）)) 　　　　　　　　　　　 （
:::::::::::| ;;;o((とと　　ヾ　　　　　　　　　　　　　し
ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬ
ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬ

72 ：

ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬ
ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬ
─────────────────────────── 、
そんで何だよ、オレがいくらモテモテだからってさ　　　　　　　　　　　l
しぃちゃんがオレに付けてくれたあだ名勝手に使い始めやがって　.|
何が「シーンにゃん」だよふざけんなよ　　　　　　　　　　　　　　　　　.|
お前が言うと僻みにしか聞こえねぇんだよモテねぇくせに　　　　　　  |
モテねぇくせにモテねぇくせにモテねぇくせにモテねぇくせに　　　　　.l
───── y ───────────────────── '
──── 、
「」:::::ll;;;;;;;;;;;;／V＼　　　　　　　　　　　　　 ∧
:::::::::::|;;;;;;;;;;（- ・　 ,）))　　　　　　　　　　　（ﾟ　
:::::::::::| ;;;o((とと　　ヾ　　　　　　　　　　　　 し
ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬ
ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬ

73 ：

ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬ
ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬ
───────────────────────── 、
モテねぇくせにモテねぇくせにモテねぇくせにモテねぇくせに　　.l
モテねぇくモテねモテモテモッテモテねモッテくモッテイケモテ　  |
モテモテのモッテイキモテねぇのモテモねぇテくせにモテのモ　  |
テテテモにテねぇくくくテモぇねくのモテくくもクテもカキもトトテ　.l
───── y ─────────────────── '
──── 、
「」:::::ll;;;;;;;;;;;;／V＼　　　　　　　　　　　　 ∧＿
:::::::::::|;;;;;;;;;;（- ・　 ,）そ　　　　　　　　　　（ﾟ∀ﾟ
:::::::::::| ;;;o((とと　　ヾ　　　　　　　　　　　 し
　　　　　, -─ﾍ─- 、
　　　　　　　 ハッ

74 ：

　　　　　　 ……。
　　　　｀ ──y── '
──── 、
「」:::::ll;;;;;;;;;;;;／V＼　　　　　　　　　　　　 ∧＿∧
:::::::::::|;;;;;;;;;;三　・ -）　　　　　　　　　　　（ﾟ∀ﾟ　；,）
:::::::::::| ;;;o;;; し　　 ヽ　　　　　　　　　　　 し　　　ヽ

75 ：

　　　　　…いやはや
　　　　｀ ──y── '
──── 、
「」:::::ll;;;;;;;;;;;;／V＼　　　　　　　　　　　 {{∧＿∧,,　 ｿﾞﾜｿﾞﾜ
:::::::::::|;;;;;;;;;;（, 　・ -）　　　　　　　　　　　（ﾟ∀ﾟ ；lil）ll ｾﾞﾊｾﾞﾊ
:::::::::::| ;;;o;;;（　　　J　　　　　　　　　　　 llし　　　ヾ}

76 ：

　　　　　　　　　　　　　　そ　　貴様そこを動くんじゃないぞ!!　　て
　　　　　　　　　　　　　　　て, 一歩たりとも動くんじゃないぞ!!　そ
─━━━━──────｀YWWYWYWWYWYWWYWYWYYW '
──── 、　　　　━━━━━─────━━──━━━━
「」:::::ll;;;;;;;;;;;;,／V＼　ﾊﾞｯ　━──── {l∧＿∧l!, ━━─────
:::::::::::|;;;;;lil('（, 　・ -）')jj　─━━━─　 （ﾟ∀ﾟ ；lil）')ﾆl＿'_フ ｻｯ ─━
:::::::::::| ;;;o;liヽl!li 　 li/li　━━━─　　　と　　　　/━ﾉﾉﾉｿ　　━━─
:::::::::::|;;;;;;;;;;;;/　　　 ヽ ━─────　li{「　　　 ヽ:;l　━──────
:::::::::::|;;;;;;;;;;（,_ ,/ヽ,_,/　━━━━──　{l,＿|ヽ,＿）ll, ━━━─
　　　　　 人入人人入
　　　　そ　　 !　　?　　て

77 ：

　　　　　　　　　　　　　よーしそのまんまだ、そのまんまだぞ
　　　　　　　　　　　　　何も言うなよ、絶対に何も言うなよォ!!
　　　　　　　　　　　 ｀ ────────y──────── '　　　　
──── 、
「」:::::ll;;;;;;;;;;;;／V＼　　　　　　　　　　　　∧＿∧
:::::::::::|;;;;;;;;;;（- ・　('ヽ　　　　　　　　　　 （ﾟ∀ﾟ ；li）
:::::::::::| ;;;o;;;（　　　 y　　　　　　　　　　　（　　　 つﾆl＿'_フ
　　　　　, -─ﾍ─- 、
　　　　　　　……。

78 ：

──── 、
「」:::::ll;;;;;;;;;;;;／V＼　　　　　　　　　 ｻｯ　∧＿∧
:::::::::::|;;;;;;;;;;（- ・　('ヽ　　　　　　　　　　=三；liﾟ∀）')ﾆl＿'_フ
:::::::::::| ;;;o;;;（　　　 y　　　　　　　　　　　 し　　　/

79 ：

　　　　　　　　　　　　　 そ　　オトコのヒト呼んでぇー!!
　　　　　　　　　　　　　　 て　　誰かオトコのヒト呼んでぇえー!!
　　　　　　　　　　　　　　　 ｀YWWYWYWWYWYWWYWYWYYWW '
──── 、
「」:::::ll;;;;;;;;;;;;／V＼　　　　　　　　　　　;; l!∧＿∧　　　　≡-
:::::::::::|;;;;;;;;;;（- ・　('ヽ　　　　　　　　　　I('ヽ,；iliﾟ∀）')ﾆl＿'_フ))
:::::::::::| ;;;o;;;（　　　 y　　　　　　　　　　l{l,ヽ　　　　〈;:, 　'-=
　　　, -───ﾍ────- 、
　　　　 … 嗚呼なんという

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　γ￣ヽ　 ound
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l ＿ ノ　  And
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 | 　 ＼　ound
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　─━━━─━─#3

80 ：

　　　　　　┌────┐
　　　　　　│　 あー、 . |
　　　　　　└─┐ 　　 └────────────┐
　　　　　　　　　 |　　そーいうことだったんですかぁ !! 　 |
　　　　 　　　　 └───────────────┘

81 ：

　　　　　　　　　　　　　　 ／ ヽ　　　　　　 ヘ　　　　　　 ,ヘ
　　r───────,／ 　　 |　　　　　/　　 ヽ 　　　,;'　　 ヽ
　　ヽ　　　　　　　　 ／ 　　　　|　　　　 ,;　　　　 ＼／　　　　 ';　　
　, ─＼ 　　　　　　　　　　　　 | 　─　 l　　　　　　ヽ 　　　　　l -── 、
,/;;　　　 Y　　　　　　　　　　　. |　　　　,|　　　　　　　　　　　　.│　　　　;:ヽ
:;;　　　　 l　 l￣l_l　　　 l_l￣l　 ,l　　　　.l　　l￣l_l 　　　l_l￣l　　|　　　　　:;;:〉
ヽ;;　　　　;,　　　　　　　　　　　,;　　　　 ;, 　　 　　　　　　　　　 ,;　　　　 ;,;,/
　{;,;　　　 ヽ　　　　　　　　　　,/　　　　　ヽ 　　　　　　　　　　,/　　　　　:;}
　|:;,.　　　　 ＞　　　　　　　＜　　　　　　　＞ 　　　　　　　＜　　　　　　 ;|
　　　　　∧＿∧
　　　┌（*　ﾟ∀ﾟ）)''┐
　　　└┐ 　　　　 └────────────────────────┐
　　　　　|　いやー、まさか事務所のヒトだったとは思ってもいませんでしたぁ!!　　|
　　　　 │ 　 　 　 昔っから早とちりなもんで ホントにすいませんねぇ!! 　 　 　 　 |
　　　　 └─ ─── ──────────────────────── ┘

82 ：

　　　　　 …んまぁ気にすることはないですよ
　これでようやくこいつの首をはねる口実も出来ましたし
｀ ────y────────────────── '
　　　 ,, -∧＿∧ ─ ／V＼ - ,、
　　　〈　（-д- ,,）) （- ・　 ,,）　 ,〉
　　　 l| と　　　 /　と　　　 つ |l
　　　「 -〈　　　 ヽ-〈　　　〈 ─ l
　　　 ' -　' -'ヽ,_ﾉ─ヽ,_,l ,_,) ─'　 ∧＿∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（∀ﾟ　　,）- 、
　　, -───────ﾍ─────────- 、
　　　貴方が言うと
　　　どっちの意味でも捉えられるので怖いです

83 ：

　　　　　∧＿∧
　　　┌（,, ・д・）┐
　　　└┐ 　　　 └────────────────────┐
　　　　　|　…んで、貴方がアヒャさん。 　　　　　　　　　　　　　　　　　  .|
　　　　　|　 某刃物メーカー社員ってことで間違いはないんですね?　  |
　　　　 └───────────────────────　┘
　　　　　　　　　　　　　 ∧＿∧
　　　　　　　　　　　　　（ﾟ∀ﾟ　 ,）- 、
.　　　　　　　　　　　　 l（ 　　とヽ　 ]
　　　　　　　, -─────ﾍ──────- 、
　　　　　　　　ハイ、大丈夫です大丈夫です

84 ：

　　　　　　　　 零細ながら最近凄い追い上げじゃないですか　..|
　　　　　r 、　 職業柄結構重宝してますよ、アナタんとこの… . |
　　　　　l:: ＼────────────────────┴ ─┐
　　　　　ヽ:;, ;ヾ　　　　　　|　あ、そうですかね。光栄ですそれなりに    |
　　　　　　＼:;,:;,＼,  　　　└── ────  ───────── ─┘
　　　　　　　 ヽ, ,、＼　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　＼:::, ヽ　　　　　ｿﾚﾅﾘﾆｯﾃﾅﾝﾀﾞﾖｿﾚﾅﾘﾆｯﾃ
　　　　　　　　　　 'Y　、＼
　　　　　　　　　 ,／'　 ＼ ;＼　　┌───────────────────────┐
　　　　　　　　　 ヽ　　　　ヽ　ヽ　　　…んでも、本当に間違いは無いんですよね? 　 　　 　　 |
　　　　　　　　　　 '＼　　　　　　＼　　　他社でもなし、自分の勤務先の会社の社長ですが   |
　　　　　　　　　　　　 ＼　　　 ＼　ヾ,,　 ───────┬─────────────┴──┐
　　　　　　　　　　　　　　 ヽ _　　　　　＼,, 　 　 　 　 　 　 　|　 ええ、何一つ間違っていませんがね　  |
　　　　　　　　　　　　　　　　　｀ ＝- 、＿ヽ,

85 ：

　　　　　　 僕ぁね、独立したかったんですよ
　　　　　　　　　あの会社の元を離れて
　　　　 ｀ ───────y─────── '
　　　　　　　　　　　　　 ∧＿∧
　　　　　　　　　　　　　（ﾟ∀ ::;;;;）- 、
.　　　　　　　　　　　　 lと　　　 ヽ　,]
, -──────────ﾍ──────────────- 、
　ところがですね、その旨を伝えようと辞表願を提出したところ
　社長の態度は途端に一変しましてね、ふざけるなと
　　　　 「お前は絶対に我が社から抜け出すことは出来ない」と

86 ：

　　　　…なして?
　　 ｀ ──y── '
　　　 ,, -∧＿∧ ─ ／V＼ - ,、
　　　〈　（,, ・д・）　（,, ・−・）　 〉
　　　 l| と　　　J　 （　　　 J　 |l
　　　「 -〈　　　 ヽ-〈　　　〈 ─ l
　　　 ' -　' -'ヽ,_ﾉ─ヽ,_,l ,_,) ─'
　　, -───────ﾍ────────- 、
　　　秘伝のナイフ製造法とか
　　　そういう企業秘密でもあったんですかね

87 ：

　いえ、表向きに言うとあの会社は 終身雇用制度を採用していたんで 　 　　　 |
　　　よっぽどのことがない限りは退社を認めない、ってのがあるんですけど　 .|
────────────────────────────────┘
　 　 ┌───┐○　　　　　　○
　　　 |　　？　　|/ | >　　　　￣ | >
────────────────────────────────┐
　それにしちゃぁ激しい反応だと思ったんで、ちょっと調べてみたんですよ　　　  |
　　　　何か会社側が浸隠しにしてることでもあるんじゃないか…と思いまして　 |

88 ：

　　　　　 そしたら案の定出てきたんですね、
　　　　　　　　　 その　隠　し　事　ってヤツが
　　　　 ｀ ───────y─────── '
　　　　　　　　　　　　　 ∧＿∧
　　　　　　　　　　　　　（ ∀ :::;;;）- 、
.　　　　　　　　　　　　 lと　　　 つ　]
　, -─────────ﾍ──────────────-、
　　 短直に言うとですね、暴走族と連携を結んでいたんですよ
　　　　奴らはRを恐れて僕に足止めさせてたんですね

89 ：

　暴走族なぁ…
　　 性質の悪いパターンだな
｀ ────y─────── '
　　　 ,, -∧＿∧ ─ ／V＼ - ,、
　　　〈 (（,, -∀-）　（,, ・−・）　 〉
　　　 l| ヽ　　　 つ　し し　 ヽ |l
　　　　 , -─────ﾍ───────- 、
　　　　　 んでもそれくらいRしても
　　　　　　　会社には何も響かないでしょう

90 ：

いえ、それが中々響いてくるようで本当に性質が悪い　　　　　　　　　.|
　　　会社がその族の方へ製品を安価で提供してるらしいんですが　.|
────────────────────────────┘
　　　ぼ　く　の　か　ん　が　え　た
　　　　　　　　　　　　　　　　　　れ　ん　け　い　ぱ　た　ー　ん
　　　 ∧＿∧　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　∧＿∧
　　　（ﾟ∀ﾟ　 ,）　　　→せいひんのていきょう→　　　　（;;;;;;;;;;;;;;;）
　　ぼくんとこの　　←しょばだいのいちぶ　　　　　れんけいさきの
　　　かいしゃ　　　  　　　　　　　　　けんきん←　　　 ぼうそうぞく
────────────────────────────┐
彼らはなんていうんですかね、彼らの治めている地域…。　　　　　　 .|
所謂「ショバ代」のようなものを会社の方へ貢いでるらしいんですね　 |

91 ：

　　そいつらは「暴走族」とは名乗っているんですが
　　 立ち振る舞い方は完全にヤーさんそのもので
　　この町、地域は完全に制圧しているらしいんです
　｀ ─────────y ────────── '
　　　　　　　　　　　　　 ∧＿∧
　　　　　　　　　　　　　（::::::;;;;;;;;）- 、
.　　　　　　　　　　　　 lと　　　 つ　]
　, -─────────ﾍ──────────────-、
　　　だからその「ショバ代」とやらも莫大な金額になってくる
　　　あの会社が零細ながら急な追い上げを見せているのは
　　　そのせいもあるようです

92 ：

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ┌─────────────────┐
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　しかしながら結局は犯罪者集団です　　　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　これまでにも恐喝、誘拐、強盗だ….　　　.|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　こいつらだと分かる事件だけで数百件       |
　　┌───────────┘  　　　　　　　　　　　　　　　　　　..┌───┘
　　│ 仮にRされた場合、当然あの会社の好感度はガタ落ち  　 |
　　│ そうじゃないとしても、連携先が連携先なために 　　 　　　 　 |
　　│ 報復としてそんなことをしでかすか分からないところもある  　 |
　　└──────────────────┐ 　 　 　 　 　　 └──────────────┐
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　 　 　　 　 　 　 |　だから奴らは僕に強固な姿勢をとっていたんです   |
　　　　　　　 　　　　　　 　 　　　 　 　　 　　 　　　　 └─────────────────────┘
　　　 ,, -∧＿∧ ─ ／V＼ - ,、
　　　〈 (（,, -д-）　（・−・ ,,）　 〉
　　　 l| ヽ　　　 つ　し し　 ヽ |l
　　　　 , -─ﾍ────ﾍ─- 、
　　　　　　　　　　……。

93 ：

　　しかしですね、そんなことくらいじゃ
　　僕が社長を殺したいほど憎む理由にはなりませんよ
　　　　　　　　　　　　　　　奴はとにかく隠避な野郎でした
　｀ ─────────y ──────────── '
　　　　　　　　　　　　　 ∧＿∧
　　　　　　　　　　　　　（ ∀ :::;;;）') 、
.　　　　　　　　　　　　 lと　　　　/　 ]
　　, -────────ﾍ──────────- 、
　　　これまでにもその暴走族の仕業と思われる
　　　　　　　突然の不意打ちが何度あったことか…
　　　　 今まではどうにか逃げきってはいましたが

94 ：

　　 つい先日、僕と共に独立を志していた同僚4人が
　　 急にそいつらに襲われて…それはもう大群でバーッと
　｀ ─────────y───────────── '
　　　　　　　　　　　　　 ∧＿∧
.　　　　　　　　　　　　('（ﾟ∀ ::;;;;）')- 、
.　　　　　　　　　　　　 ヽ 　　　 /　　]
　 , -─────────ﾍ─────────────- 、
　　　それで1人は足の複雑骨折、もう一人は肺が片方潰れ
　　　　　挙句の果てに最後の一人は意識不明、危篤!!

95 ：

　　　　　　　　 ┌─────────────────── ┐
　　　　　　　　 │もう僕は我慢できないです、もう無理です!! 　 　 |
　　　　　　　　 │あの男が生きていることにすら耐えられない!!　  |
　　　　　　　　 └──────┐　　　  ──────────┴  ─────────┐
　　　　 　　 　　 　　　 　　　　　　  |　モララーさん、どうにかしてあの男に終末を!!　　　　　　 |
　　　 ,, -∧＿∧ ─ ／V＼ - 、   |　強欲に支配された豚に終末を与えてやってください!!　   |
　　　〈 (（,, -д-）　（・−・ ,,）　,〉.└  ──────────────────── ──┘
　　　 l| ヽ　　　 ヽ　（　　　 ヽ |l
　　　　 , -─ﾍ─- 、
　　　　　　 ……

96 ：

　　　　　　　　ｺﾞﾛｯ
　　　 ,, -∧＿∧ ─ ／V＼ - ,、
　　　〈 (（д-　三= （・−・ ,,）　 〉
　　　 l| ヽ　　 とヽ　（　　　,J　|l
　　　　, -─ﾍ─- 、
　　　　　 …zzz

97 ：

　　　　　　　　…ってことは、やっぱり
　　秘伝のナイフ製造法なんかがあるわけですね
　｀ ────────y ────────── '
　　　 ,, -∧＿∧ ─ ／V＼ - ,、
　　　〈 (（д-　 ,）　（,, ・−・）　 〉
　　　 l| ヽ　　 とヽ　'　　　 つ　|l
　　　　, -─ﾍ─- 、
　　　　　 zzz…
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　γ￣ヽ　 ound
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l ＿ ノ　  And
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 | 　 ＼　ound
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　─━━━─━─#4→

98 ：

　　　　ハ∧
　　　（　　　）')
　　　　ヽ　　〈　　　　おはようございますジャムです
　　　　r　　　ヽ　　　　顔を描くのすらおっくうになってきたので
　　　　ヽ,_ ヽ,_ ,)　　　　今日は描きません
　　　　　　足りない頭で一生懸命会社と暴走族との連携パターンを作り上げました
　　　　　んでもこんなんじゃ連携する意味も無いし採算も取れないですよね
　　　　それに今時そんな凶悪な暴走族ってのがいても良いのでしょうか
　　　でも人間国宝の伊藤ナントカさんの件もありますしなんとも言えない状況です
　BGMはＴiny Bradswawの原曲をJohnny Burnetteがロカビリー風にアレンジ、
　　そしてそれをThe Yardbirdsがロック風にカバーしたという面倒くさい遍歴を辿った曲です
　　　最終的には、The Yardbirdsのバージョンをハードロック風にカバーした
　　　　Aerosmithのバージョンが一番有名かもしれません

99 ：

話がいよいよきな臭くなってきましたな。
相変わらずテンポが良くてスムーズに読めます。
さぁて、今後どのように転がっていくのか……。

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