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Apple「Mac信者なら韓国LG製の安物液晶でも満足する」


1 :2009/01/26 〜 最終レス :2012/12/31
韓国LGディスプレー、米アップルに5年間液晶パネルを供給
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=109937&servcode=300§code=330
LGディスプレーは12日、米アップルに5年間にわたり液晶パネルを長期供給すると明らかにした。
これは最近サンフランシスコで開かれたマックワールドの期間中にLGディスプレーの
権暎寿(クォン・ヨンス)社長と、アップルのティム・コック最高執行責任者(COO)が会い合意したもの。
LGディスプレーは公示を通じ、「5年間にわたりアップルに液晶パネルを供給し、
アップルは先受け金として5億ドルを今月中に支払う予定」と明らかにした。
また「安定的な需要確保と大規模外貨資金の流入で、世界の景気低迷の中でも一段階跳躍できる契機を設けた」と説明した。
アップルは今後、ノートパソコンなどに使われる液晶パネルをLGディスプレーから
優先調達することになる。これによりアップル製品のうちLGディスプレーのパネルが
占める割合は昨年第3四半期の50%から70%以上に拡大する見通しだ。
LGディスプレーは今後、携帯電話用パネル、フレキシブル液晶パネル、タッチスクリーン、
有機発光ダイオード(OLED)のような高付加価値ディスプレーを多様に供給することについても
話し合う予定だ。今回の総取引規模や具体的な契約内容は明らかにしなかった。
今回の契約で同社の先行き見通しは改善した。未来アセット証券のイ・ハクム研究員は、
「数億ドルの現金を確保する上、アップルと多様に協力する足がかりを築いた」と肯定的に評価した。
ただ供給過剰により価格が暴落した時点で長期契約を結んだことは、
当面は工場の稼働率を高めることはできるが、今後市況が改善した場合には負担になりかねないとの指摘も出ている。

2 :
LGのH-IPSといえばデスクトップ液晶ではピンの高級品なわけだが
ノート用IPS液晶を最後まで供給してたのはLGとHydis

3 :
ピンじゃないwピンじゃw
だからアポー信者は馬鹿だと言うんだ。

4 :
NEC LCD2690WUXi(グラフィッカー御用達の高品質液晶ディスプレイ・WUXi2に代替わり)
http://miyahan.com/me/report/computer/070125_WUXGA_LCD/LCD2690WUXi.html
RDT261WH(H-IPSで話題のロングセラー、現在実売8万程度)
http://miyahan.com/me/report/computer/070125_WUXGA_LCD/RDT261WH.html
LG H-IPS 広色域パネルの色空間検証用資料
http://miyahan.com/me/report/computer/070125_WUXGA_LCD/LG_H-IPS.html
WUXGA高解像度ワイド液晶ディスプレイ選び
http://miyahan.com/me/report/computer/070125_WUXGA_LCD/index.html

5 :
信者が素晴らしいと言ってるだけのページ張ってなにを言いたいんだ?
某ページを張れば、某大作先生は世界で一番素晴らしい人だとか
認定してくれんのか?

6 :

誘導
Apple「Mac信者なら韓国LG製の安物液晶でも満足する」
http://ex24.2ch.net/test/read.cgi/pc2nanmin/1232435501/
>>1
削除依頼出しとけよ

7 :
>>6
バカ?
板が違ったら同じ内容でも一向にかまわんのだが。
レスがどんだけ付くかは抜きにして。

8 :
せっかくの真面目なニュースも頭おかしいマカーがコピペ荒らしして終わりなんだろうな

9 :

MacBook Air薄すぎワロタ
http://pc11.2ch.net/test/read.cgi/notepc/1200511019/
↑この糞スレには一切文句無し。
気に入らないスレだけに誘導を書き込む工作w

10 :
まあウォン安だから目先の利益に釣られて長期契約結んだんだろ

11 :
232 名前: 必殺名無し人 投稿日: 09/01/26 15:57 HOST:pa3c21a.nigtnt01.ap.so-net.ne.jp<8080><3128><8000><1080>
削除対象アドレス:
http://pc11.2ch.net/test/read.cgi/notepc/1232902469/
削除理由・詳細・その他:
5. 掲示板・スレッドの趣旨とは違う投稿
6. 連続投稿・重複
ノートPC板と無関係。
他板の同名スレッドへ誘導済みです。

12 :
>アップルは今後、ノートパソコンなどに使われる液晶パネルをLGディスプレーから
>優先調達することになる。
こう書いてあるのにノートPC板と無関係とは呆れる

13 :
まっくはPCじゃないしなぁ

14 :
新潟県のマカが荒らしてるのか

15 :
ノート板にまで恥を晒したくないのかな
削除依頼を出したヤツはw
液晶絡みの話題ならこの板でも無関係じゃないだろうに

16 :
まかーは隔離板からでてくんなってのw

17 :
顔まかーですね

18 :
ドザチョンズが立てたスレだろ

19 :
こいつどこでもアンチMacスレ立てるな
Mac板みりゃいかに狂ってるかわかる

20 :
>>18
差別用語連呼するキチガイマカーはここも見てるのか

21 :
ドザチョンズw

22 :
ちなみにドザチョンズ=ホロン部

23 :
マカーは選民思想持ってるから差別好きなんだよな。

24 :


■韓国 重工業 売上高 2007年
斗山重工業 連結198億ドル (2兆3364億円)
現代重工業 15兆 5330億ウォン(1兆7552億円)     2008年は19兆9571億ウォン
三星重工業 08兆5191億ウォン(約9670億円)

■日本 重工業 売上高 2007年
三菱重工業 連結3兆2,030億円
川崎重工業 連結1兆4,386億円(二輪車事業含む)
石川島播磨重工業 連結1兆2,210億円




25 :
MacBook 13個の不具合まとめ。全てソース有りver
@充電機能の不具合でバッテリーが爆発、炎上(アップルボム)
http://gigazine.net/index.php?/news/20070313_macbook_inferno/
A突然電源が落ちる(幻のオートシャットダウンシステム)
http://netafull.net/mac/014834.html
B落ちる原因の一つでもあるかもしれない熱暴走
http://japanese.engadget.com/2006/06/06/macbook-vent/
Cアダプターが発火
http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000056025,20352948,00.htm?ref=rss
D謎の黄ばみ
http://japanese.engadget.com/2006/07/26/macbook-whinning-discoloration/
E謎のひび割れ
F謎の不快なノイズ
http://japanese.engadget.com/2006/10/28/macbook-crackbooks/
G訴えられるほど酷い低品質液晶
http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000056025,20349226,00.htm
H内蔵中国製HDDの不良による壊滅的なデータ損失
http://japan.cnet.com/news/ent/story/0,2000056022,20361827,00.htm
IMacBook Proのカバーは低精度アルミニウム削り出しなのでカパカパする
http://www.youtube.com/watch?v=lbzx--isKN8
Jトラックパッドが正しく反応しない
http://japan.cnet.com/news/sec/story/0,2000056024,20383805,00.htm
Kメモリを増やしたらフリーズ
L正しくスリープモードに入れない
http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000056025,20385064,00.htm

26 :
今はサムチョンとべったりなんだって?
SSDに液晶にDRAMに。
そのうち、インチキCPUもサムチョンに造らせるんじゃないの?

27 :
アップル製ノートPCの需要,低下傾向--米調査
AppleのMac部門は前四半期,デスクトップPCにおける売り上げの落ち込みをノートPCの
売り上げ急増で補うことにより,不況の圧力に耐えることができた。今後も同様の傾向が続くのだろうか?
調査会社ChangeWaveが米国時間2月4日に発表した新たな調査結果によれば,
Appleの2009会計年度第1四半期(2008年10-12月)決算は比較的好調だったとはいえ,
まだ楽観はできないことが明らかになった。調査では,今後90日以内にノートPCを購入する
予定があると答えた人のうち,Apple製のノートPCを購入する予定だと答えた人の割合は,
2008年 11月の調査から6ポイント減少し,28%となった。
ノートPC全体で見ると,購入する予定があると答えた人の割合は11月の8%から6%に低下しており,
苦しい状況にあるのはAppleに限ったことではない。また,家電製品にかける支出も減少傾向にあり,
今後90日以内に家電製品に支出する予定があると答えた人の割合は2年半ぶりの低水準にまで落ち込んだ。
だが,Changewaveによれば,Netbookに対する需要は高まっており,これによりノートPCや
家電製品の売り上げ減少の一部は相殺されるという。Netbookについて
,Appleは今のところ様子見の姿勢をとっている。Changewaveのレポートは結論として,
景気後退が進むにつれPC市場はますます価格に敏感になっているため,
Netbook市場に参入しなければAppleは苦境に立たされる可能性があるとの見解を示している。
この結論に同意するかしないかは,おそらく市場をどう見るかにかかっているだろう。
Netbookは成長しているが,それほど利益をもたらすわけでもない,利益率の低い製品だ。
利益を犠牲にして販売台数を増やしたからといって,必ずしもメーカーの収支が改善するわけではない。
確かに,より価格を意識した製品を提供する競合他社が得ていたかもしれない利益をいくらか
手に入れることはできるだろうが,果たして投資家は粗利益の減少を容認するだろうか?
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/MAG/20090205/324114/

28 :
「Mac」の顧客満足度、他社製PCを大きく引き離す--米調査
Appleはこのところ、「Mac」販売の減少傾向に苦慮しているかもしれない。
それでも、最近Macを購入した顧客の満足度は非常に高いようで、そこに慰めを見いだすことはできるだろう。
調査会社ChangeWaveが米国時間2月18日に発表した新しい調査には、今後90日間に回答者が
パーソナルコンピュータを購入する見込みがどの程度あるかが、メーカーごとに図示されている。
先日の記事で指摘したように、 Appleもついにテクノロジ業界を襲う不景気の嵐の中に突入したようだが
さらに興味深い数字がある。ChangeWaveがまとめた顧客満足度だ。
ChangeWaveの調査によると、Appleは過去90日のPC購入者の満足度が群を抜いて高く
購入者の81%が「大いに満足」したと答えている。これに次いで満足度が高かったのはASUSTeK Computerの
PC購入者で、大いに満足したという回答は67%だった。Acerが61%でこれに続いている。
調査した中での最下位はLenovo で、大いに満足したという購入者は50%にすぎなかった。
ChangeWaveの消費者調査は、ミシガン大学が年に1回実施している米国顧客満足度指数
(American Customer Satisfaction Index:ACSI)の調査(こちらでも首位はApple)ほど包括的なものではないが
それでも注目に値する。ChangeWaveは「精選した業界の主要企業に務める、テクノロジ担当および事業担当の上級幹部
を対象に調査しており、テクノロジ製品の購入に関して、平均的な消費者よりもおそらく要求が少し厳しいのだ。
ところで、この調査のほかの部分では、2009年の初めにMacの売り上げが鈍ると示唆した調査会社NPDの
データが裏付けられている。過去90 日間のPC購入者のうち、Apple製ノートPCを購入したという回答者は20%しかおらず
Apple製デスクトップPCはわずか15%だったのだ。 ChangeWaveの1月の調査ではそれぞれ22%と17%だったので
さらに減少している。
もっとも、この数字はホリデーシーズンの影響が出ただけかもしれない。今後90日間については、回答者の30%が
Apple製ノートPCを購入する予定だと答えており、1月の調査での27%から増加している。Apple製デスクトップPCの
購入予定者は1月の調査での27%から少し減少して26%となったが、今後数カ月で新しい「iMac」が発表されれば
また変わってくるかもしれない。
http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000056025,20388573,00.htm

29 :
アップルの顧客の満足度が非常に高い理由。
PowerBook 5300 →バッテリー爆発(初代アップルボム)+アダプターが強度不足で抜ける+液晶部分のヒンジに亀裂→生産中止
PowerBook G3 Series → アダプタから発煙の危険性 → 期間限定無償交換
Cube → 電源部から発火のおそれ → 期間限定無償修理+筐体のウェルドクラック(熱収縮ヒビ割) → 金型の跡と放置
初代AirMac BaseStation→密閉構造で放熱が悪くコンデンサの寿命低下
eMac&箱iMac → CRT画面が上下からかなりの割合で縮む → 放置+グラボがへたれる虚弱体質、上記と関連? → 放置
DualUSB他 → グラボがあぼーんする時限爆弾 → 期間限定無償修理(何度やっても爆発)
初代Titanium → バッテリが落下する → 期間限定無償処置?+鬼発熱で膝の上で使うと低温やけど、高温による変色 → 放置
初代大福 → 液晶モニタが数センチ斜める → 放置
TitaniumP88"以降? → ホワイトスポットで一部液晶がヘンになる → のらりくらり対応
Gigabit Ethernet → 特定条件下でカーネルパニック続発 → 原則放置
Mirrored Drive Doors → ファンが爆音 → ファームウェア&静音電源送付
FW800 → メモリモジュールの不具合の可能性 → 完全無視
iBook→バッテリー爆発(アップルボム)なんと回収対象の機種にメールでの案内は一切なし
PowerBook G4→バッテリー爆発(アップルボム)
sawtooth→FWのプラグ&プレイの突入電流でFW死亡→放置
iMac G5 → 奇声を発する → 放置+ コンデンサ潮吹き(アップルボム)+熱設計ミスにより常に超高温動作→熱暴走=短命化
iPod → ウィルス混入+爆発(アップルボム)+バッテリー持続時間を長く表示する嘘+液晶傾き+クリックホイールの膨らみ
iPod touch→ファームウェアの不具合で完全に操作不能。→iTunesのアップデートで修正+爆発(アップルボム)
MacBook→ 充電機能の不具合でバッテリー爆発(アップルボム)+突然電源が落ちる+アダプターが発火+謎の黄ばみ
+謎のひび割れ+訴えられるほど酷い糞液晶+中国製HDDの壊滅的なデータ損失
iPhone →謎のひび割れ+携帯とは思えない脆さ+謎の変色+フリーズ頻発+アダプターに感電の恐れ

30 :
0月15日発売のアップルの新MacBookファミリー。発売から2週間ほどたったが、この間、テレビをはじめさまざまな
メディアで取り上げられ、旧来のMacユーザーだけでなく、Windows PCユーザーや、これからノートPCを買おうという
PC初心者層からも、高い関心が寄せられている。新MacBookの使い心地を確かめてみた。
新旧で、まるで違った印象を見せるMacBook。
今回、お借りしたのは新MacBookの上位モデル「MB467J/A」。ひと世代前の白いMacBookを持っていたので、旧モデル
と比較しながら新MacBookの特徴をお伝えしよう。まずはパッケージ。ボディ本体の幅と奥行きは新旧でそれほど変わら
ないのに、箱の大きさはずいぶんと違う。新MacBookのパッケージはひと回り小さく、持ち運びしやすい。上ぶたの
裏側にクッション素材が取り付けられており、それがボディ本体の固定と、外部からの衝撃への緩衝材になっている。
梱包方法は、iPhone 3Gとよく似ている。上ぶたを開けると、黒いケースに本体が収まっていて、その下の黒い紙箱に
インストールディスクや取り扱い説明書などがしまい込まれている。なお、付属品であるインストールディスクは
MacOS X用とアプリケーション用の2枚ある。MagSafe電源アダプタは、旧MacBookからとくに変更はないようだ。
本体をチェック! 「ユニボディ」で軽くなったのに剛性感はアップ
それでは本体を見ていこう。デザインの基本的な方向性は新旧で変わっていないが、旧MacBookのボディがポリカー
ボネートだったのに対して、新MacBookはアルミ削り出しの「ユニボディ」になったことで、見た目の印象はずいぶん
と違っている。新MacBookは、その金属の重厚感から、見た目には何だか重そうに思える。しかし、実際に手に取って
みると、旧MacBookよりもかなり軽くなっていることがわかる。計ってみると約230gほど新MacBookのほうが軽かった。
この軽量化には、アルミ自体が高剛性で軽いことに加え、「ユニボディ」の採用によって内部のフレームなどをなくし
部品点数を大幅に削減できたことも寄与しているのだろう。また、新旧MacBookを並べてみると、ちょうど旧MacBook
のディスプレイ分だけ、新MacBookのほうが薄くなっていることがわかる。ディスプレイのバックライトがLEDに変更
されたことで軽量になったのと、それによってボディ全体の厚みも薄くなったので、手に持ったときに、よりいっそう軽く
感じられる。薄く軽くなった新MacBookだが、ボディの剛性感は、旧MacBookよりもはるかに高い。試しに両手で持って
ねじれ方向に力を加えてみたが、まったくびくともしなかった。旧MacBookでは、さすがにここまで力を加えることは
怖くてできなかった。最後に背面を見ていこう。新MacBookのヒンジ部の黒いプラスチック部分には、無線LANのための
アンテナが仕込まれている。旧MacBookのヒンジ部左右には、スピーカー用のスリットがあるが、新MacBookにはない。
新MacBookのスピーカーは、キーボードの下に埋め込まれているそうだ。キーボード部分から音が立ち上がってくるので
旧MacBookよりも良い音質に聞こえる。
アルミ削り出しによる美しいライン、魅せる工夫がここにも……
デザイン性では、アルミの一枚板から削り出された「ユニボディ」の、キーボード面から側面にかけてのラインが実に美しかった。
とくにキーボード手前側のパームレスト部分とその側面は、使用時に手のひらが頻繁に触れるところで、長時間使っていると
手首が痛くなったり、ボディがひどく汚れたりするものだが、新MacBookでは、継ぎ目がまったくないので手のひらへの
感触も心地良く、汚れやたわみも気にする必要がないので、安心して作業に没頭できる。心地良いといえば、新MacBook
の新しいガラス製「マルチタッチトラックパッド」の触り心地だ。指のすべり具合は、もはや官能的とでもいうべき次元に
ある。少し触っただけではあまり実感できないかもしれないが、しばらく使い続けていると、もう他のトラックパッドでは
満足できなくなってくるくらいだ。エッチング加工されたガラス製のトラックバッドなのだが、単なるガラ

31 :
ところで、新MacBookでは、ディスプレイ前面がガラスパネルで覆われたことで、「画面への映り込みが気になる」とい
う声をよく耳にする。ディスプレイ自体は、新旧どちらのMacBookも光沢タイプなのだが、旧MacBookは反射を低減する
処理が施されていたのに対して、新MacBookではその処理がなくなり、加えてガラスパネルで覆われるようになった。結
論から言ってしまえば、新MacBookでは、画面への映り込みがそれなりにある。蛍光灯の下で暗闇のシーンなどを鑑賞してい
ると、見る位置と角度によっては、部屋の明かりの映り込みが気になることがあるかもしれない。しかし、通常の使用では
映り込みはほとんど気にならないレベルだ。それよりも、LEDバックライトの採用によって、画面全体が均一な明るさになった
ことと、旧MacBookと比べて輝度が高くなったことの恩恵のほうが大きい。また、スリープからの復帰時に、ほとんど瞬間的
に画面が明るく表示されるのも使い勝手が良くなった。旧MacBookも、画面が明るくなるのが遅かったわけではないが、それ
でもLEDバックライトと比べるとその効果は歴然だ。モバイルでの出動機会も増えそうな新MacBookだけに、屋外での映り込
みも気になるところ。試してみたところ、Web画面やWord書類を開いているときには、映り込みはそれほど気にはならなかっ
た。ただ、ディスプレイの周囲が黒いベゼルに変わったので、この部分では、空の反射などがけっこう目立つようだ。どうして
も気になるようであれば、ディスプレイに市販のアンチグレアフィルムを貼るなどの対策を講じれば良いだろう。
新MacBookレビュー第2弾! キーボードもトラックパッドもイカスぜ
店頭でも注目されている新MacBook。常に大勢のお客に囲まれており、実機に触るのに順番待ちをしなくてはならないほどだ。
こうした人気は売り上げにも現れている。CPUの動作速度が2GHzの下位モデル「MB466J/A」は、10月第4週(10月20-26日)
BCNランキングの販売台数シェアで堂々の9位とトップ10入り。5万円前後の「ミニノートPC」が目立つ中の大健闘だ。それ
ではCPU動作速度が2.4GHzの新MacBook上位モデル「MB467J/A」レビューの第2弾。今回は、旧MacBookと比較しながら
新MacBookのスペック、操作性を検証してみた。 モバイル用として使用する場合、頻繁に触るトラックパッドの使い心地は
どうだろう。旧MacBookのトラックパッドでは、2本指のジェスチャーでスクロール操作ができたが、新MacBookでは
3本指や4本指で、上下または左右にスライドさせるスワイプでの操作もできる。例えば4本指で上下にスワイプするとExpose
が起動して、開いているファイルやフォルダがデスクトップにサムネイル状態で一覧表示される。
滑らかな「トラックパッド」
Windows Vistaにも「Windowsフリップ3D」という機能があるが、新MacBookの「マルチタッチトラックパッド」での4本
指スワイプは、それよりももっと直感的に、素早く目的の作業にジャンプできる画期的なものだ。こうしたさまざまなマルチ
タッチジェスチャーは、ものの数時間で自在に使いこなせるようになる。「マルチタッチトラックパッド」を2本指でタップす
ると、マウスの右クリックと同じ操作を行うこともできる。このとき、2本の指の開き具合やタップしたときの接地間隔で
MacOSが2本指タップか1本指タップかを判断してくれる。例えば、親指を「マルチタッチトラックパッド」に触れたまま
人差し指で少し離れた位置をタップすると、それは1本指タップと判断される。指先のジェスチャーに対するMacOSの判断が
なんともユーザーフレンドリーなのだ。こちらのやりたいことを、マシンが汲み取ってくれるかのような親しみやすさを覚える。

32 :
新旧MacBookの一番の違いといえば、システムバスの速度とグラフィックス機能だろう。
実はこれらも、決して目に見えないわけではない。新MacBookは、あらゆる面で動作のキビキビ感が旧MacBookを上回っている。
3Dゲームやベンチマークソフトで確認するまでもなく、日常的な操作でレスポンスが速くなっていることを十分体感できるはずだ。
試しに、米アップルのQuickTime Guideサイトにある1280×720ピクセルのHDムービーを再生してみた。新MacBookのCPU稼働
率は、50%以下だったが、旧MacBookの稼働率は 120%を超えてしまった。つまり、それだけNVIDIA GeForce 9400Mのグラフ
ィック機能が、QuickTimeムービーの再生に効果を発揮しているといえるだろう。また、Adobe Photoshop Lightroom 2を使
ったRAW現像と、Adobe Photoshop CS3を使った画像補整も試してみた。まず、ライブラリでの一覧表示が高速になったことに驚
かされる。そして、トーンカーブを操作したときの変化も、ほとんどタイムラグなく画像に反映された。現像後の画像書き出しも一
瞬で、NVIDIA GeForce 9400M搭載の効果を思い知らされた。筆者の旧MacBookはBTOでカスタマイズしているので、単純な処理
時間の比較はできないのだが、体感的には、新MacBookの写真画像の処理速度は、ひと世代前のMacBook Proに十分匹敵する。デ
ジタル一眼レフカメラのユーザーで、Macを使用している人は少なくないかもしれないが、旧MacBook以前の機種で画像処理にもた
つきを感じていた人は、新MacBookを使ったRAW現像や画像補整の快適さに、惚れ惚れしてしまうはずだ。
抜群にタイピングしやすくなった新キーボード
最後に、新MacBookのキーボードについても触れておきたい。新旧MacBookでは、キーボードの形状はほぼ同じ。新MacBookの
キートップの色はブラックなので、一見すると、旧MacBookのブラックモデルと同じように見える。しかし、実際にタイピングし
てみると、その感触がずいぶん違っていることに気づくはずだ。新MacBookでは、キートップの中央に微妙なくぼみがつけられ
ているので、指の腹のカーブに絶妙にマッチするようになった。さらに、旧 MacBookのキーボードは、押し込んだときの反発が固く
カチャカチャした打ち心地だったのに対し、新MacBookでは、沈み込むような感触になった。表現が難しいのだが、新MacBookの
タイピング時の感触は、MacBook Proの感触に限りなく近づいたようだ。キーボードの変化は、とくに長文作成作業では影響が大きい。
好みの問題もあるが、筆者の場合は、新MacBookだと文字入力がものすごく楽だった。気持ち良くタイプできるし、旧MacBookで頻
発していたミスタイプや、キーを打ったのにうまく認識されないといったストレスも、新MacBookでは解消された。このキータッチだ
けとっても、新MacBookに買い換えたくなってしまうほどだ。同種のキーボードを搭載したWindowsノートPCと比較しても、新MacBook
のキーボードは、かなりすばらしい打鍵感触なのではないかと思う。このほか、新MacBookの上位モデル(2.4GHzのモデル)には
キーボードのバックライトが搭載されている。周囲の明るさに応じて、キーボードの下に配置された光ファイバーが発光して、キートッ
プの文字・記号のプリントやキーの周囲が光る。
プロとの垣根がなくなった魅力的な新MacBook
かつて、PowerBookとはデザインもコンセプトも異なるiBookが登場して以来、プロシューマー向けノートと、コンシューマー向け
ノートは、明確な差別化が図られてきた。しかし、新MacBookファミリーでは、ついにその垣根が取り払われた。新MacBookと新MacBook Pro
との違いは、ディスプレイサイズとGPUの違い、FireWire800の有無くらいである。総じて、新MacBookの価値が飛躍的に高まった
と言っていいだろう。もう、Macのノートにプロやコンシューマーという違いは存在しない。そう考えると、性能もデザインも新次元の
新MacBookは、かなりコストパフォーマンスの高いノートPCだと言える。ただ、一方で、相対的に新MacBook Proの魅力が減じられ
てしまうのは、少々残念だ。

33 :
Macbookレビュー@3ヶ月目 - Windowsを使わなくなった理由
早いもので、私がMacbookを購入してから3ヶ月経ちました。しばらくMacbookを使ってみたので、今感じている事でも書い
てみようと思います。なお、タイトルには「レビュー」としましたが、「チラシの裏」的な内容ですw
この3ヶ月間で、メインで使い続ける予定だったWindowsマシンが壊れたりして、私のコンピューティング環境は大きく変わり
ました。中でも、最も大きな変化は「Windows」をほとんど使わなくなった事です。このBlogで何度か取り上げていますが
私のMacbookにもWindows環境を構築しました。ですが、ここ最近はWindowsを起動すらしていません!これには、自分で
も驚いています。なんでWindows使わなくなったんだろう?という訳で、Windowsを使わなくなった理由を自己分析してみ
ました。その結果、どうも二つのキーワードに集約されそうです。※ ここで「Windows」は主に「XP」を指しています。
「Vista」は使った事がありませんので。(正確には、Vistaのβプログラムに参加して使った事があります。この時、どうし
てもVistaを受け入れる事ができませんでした...。なので、Vistaの購入は見送りました。思えば、この頃からWindows離れ
が始まっていたのかもしれないですw)
* 美しい「ヒラギノフォント」
皆さんはどのアプリケーションを一番長い時間利用しますか?私の場合は、間違いなく「ブラウザ」です。従って、ブラウザ
の良し悪しは最も重要なポイントになります。なお、私はメインブラウザとして、Safari(WebKit)を使っています。実際
に使っていて、体感として「速い」と感じます。その一つの要因として、JavaScriptの処理が高速であることが挙げられると思います。
このパフォーマンスという視点も大切なのですが、それ以上に重要だと感じているのが「フォント」です。Macでは日本語
フォントして「ヒラギノフォント」が標準で含まれています。これが本当に美しく、読みやすいです!実は、Macbookを購入
する何年も前に、知人のマカーから「ヒラギノ、美しい!」と聞いていました。当時は「美しいとか意味分からんwww」と
思っていたのですが...。今なら言えます、「ヒラギノ、美しい!」と。 特に、VMwareで起動したWindowsと併用してい
ると強く感じます。これまでは全く気にならなかったのですが、今ではMS系のフォントで文字を読むのが苦痛ですらあります。
そして、Macの環境に戻ってくると、なぜかホッとするようになりました。
* 使いたい時にすぐ使える「スリープ」
以前使ってたWindowsマシンでも、一応、この機能はありました。ですが、ほとんど使用しませんでした。私の環境だけ
だったのかもしれませんが、スリープ状態から戻らない事が頻繁に発生したからです。これでは、スリープ機能を積極的に使お
うとは思えませんでした。また、Windowsを長時間使い続ける事にも抵抗を感じていました。経験的に、スリープして使い続
けることよりも、一旦シャットダウンしてメモリをキレイにしようと考え方に慣れてしまっていました。このような経緯があって
Macのスリープを使ってみると本当に新鮮に感じます。スリープ状態から瞬時に、そして確実に、元の状態に復帰できます。また何
日使い続けても全く問題が発生しません(少なくとも今のところは)。やはり使いたい時にすぐにコンピュータが使える環境はとて
も快適です。この環境に慣れてくると、OSを起動する待ち時間も我慢できなくなってしまいます。一度、便利な事や快適な事を知
ってしまうと、なかなか元には戻れないですよね!ええと、実はこのエントリを書き始めた当初は、「Macbook購入を検
討している、Windows XPユーザ」の背中を押す内容にするつもりでした。例えば、「iPhoto、便利!」だから「Mac、イイ
ヨー!」という感じで。ただ、そもそもなんで Macを勧めようとしているんだ?という根本的な疑問から始まって、MacとWindo
wsを使い勝手の違いなどをアレコレ考えていくうちに、このような内容になっていました。自分でも意外な所を重要視しているなー
と思ったので、そのまま掲載してみることにします。正直に言えば、Macユーザからすると当たり前過ぎる話で、Windowsユーザ
から見るとイマイチ実感の沸かない話だったと思います。まあ、チラシの裏ということでご容赦を!

34 :
MacBookとMacBook Proがフルモデルチェンジした。今回はMacBook、次回はMacBook Proと2回に
分けて詳細にレビューしていく。両者には共通部分も多いので、できれば合わせて読んでいただきた
い。正直に申し上げると、最初に写真でMacBookを見たときにピンとこなかった。「あRほど
ね」といった印象しかなかったのである。これはもう、MacBook Airからの流れが自然すぎるからだ
ろう。アルミのボディーは想像していたものと大差なかったのだ。とはいえ、どの程度のデキなのか
実物をチェックする機会を楽しみに待っていた。早速、手元に届いたMacBookに触れて、驚愕した。
僕は、毎年300台ほどのパソコンを10年以上にわたってチェックしてきたのだが、ここまでボディーに
コストを分配した製品を初めて見た。ボディーにこだわった製品は、いくらでもある。以前取り上げた
東芝「RX2」のマグネシウムボディーやVAIOのモバイルモデルが採用するカーボンなどが良い例だ。
こだわりを定量化することはできないが、コストはMacBookよりもかかっている可能性は大いにある。
MacBookがすごいのは、普及モデルにして驚異的な質感のボディーを採用している点だ。これはアッ
プルだからできることであろう。MacOSのシェアが仮に10%程度だとすると、たいした数字ではない。
だが、そのシェアを1社のパソコンが占めているのである。MacBookのアルミボディーの生産台数は
相当な数に上るはずだ。量産効果が効くからこそ、専用の製造工程を構築してこんなにとてつもない
製品が作れるのである。店頭でMacBookを見たらまず、トラックパッドの下にある切り込み部分に
触れて欲しい。液晶のフタを開ける際に指をかけるための切り込みなのだが、この造形は金属の固まり
からくりぬいたモデルでなければできないだろう。ボディーのエッジの立ち方もしかり、である。
あまりにも硬いボディーは、まるで金属を持っているような印象を受ける。信じられない高級感とともに
数値以上に重く感じる人も多いはずだ。もちろん、2.04キロではモバイルには重い。だが、旧モデルより
200グラムほど軽くなっているのだ。A4ノートとしては、素晴らしい薄さでもある。どこでも良いから
ボディーの継ぎ目を見ると、構成するパーツの精度がわかるだろう。スキマというスキマが細く
しかもぴたりと同じ幅なのだ。これは、樹脂製のボディでは困難な成型だ。底面には、ネジが4つしかなく
レバーでバッテリーを脱着できるようになっている。さらに各種コネクターの中をのぞいてみるといい。
もちろんここには樹脂のパーツが入っているわけだが、色には驚くべし。なんと、グレーなのだ。
こういうやたらに細かい部分までのこだわりの積み重ねが、最終的に製品の良さにつながる。
性能とは無関係だが、所有欲には直結するというわけだ。機能として一番話題になっているのが
トラックパッドのボタンがなくなったことだろう。パッド全体がボタンを兼ねており、押し下げると
クリックできる仕組みだ。僕は最初、人差し指1本で操作し、そのままクリックしてみた。つまり
アイコンを選択した人差し指を押し下げたのだ。これが重い。指が疲れるほど重いのである。そんな
使い方をしていると「ダメだこのパッドは」と思うかもしれない。ところが、しばらく使ってやっと
理解した。このパッドは、従来のクリックボタンとほぼ同様の使い方ができてしまうのである。例えば
右手の人差し指でアイコンを選択したら、親指でパッドの下の方をクリックできる。つまり、このパッド
はいままで通りの使い方ができる上に、どこでもクリックできるという懐の広さで、使い勝手をあげて
くれる。素晴らしいじゃないか。ホメる点はあれど、否定するべきでは決してないのだ。複数のアイコン
を選択するときなどは、右手の人差し指でドラッグしておき、左手の親指でパッドの左部分をクリック
するなど、かつてない使い方ができるのは、かなり便利だぞ!今回は、新たに4本の指までの操作に対応
している。標準設定では、4本で上下になぞると「Expose」を利用でき、左右になぞるとアプリケーションの
切り替えとなる。僕のようにWindows中心のユーザーは、右下カド等に右クリックのエリアを指定できるのも
うれしい。Macがついに、2ボタンを採用してたようなものなのだ。今シーズンは、CPUよりグラフィックス
機能が強化されている。NVIDIA製のチップセットを採用しているのが大きな違いだ。

35 :
ベンチマークを取れば、グラフィックの能力に大きな
差があるはずだ。ただ横並びで使ってみない限りさほど差はわからないだろう。用途によるところが大きいので
動画やゲームなどなら体感できるはず。エントリーモデルとしては、十分なパフォーマンスだ。この高級ボディー
にして14万8000円という価格は、とてつもないバーゲンだ。前モデルに比べると1%の弱点もなく良くなって
いる。だが、ちょっと微妙なのが、旧モデルより欲しくなるかどうか、である。僕はもちろん、ちゅうちょせず
に欲しい。だが、ポップなデザインの旧モデルのルックスを好んでいたエントリーユーザーや、ライトユーザー
がこの高級感を受け入れてくれるかどうかが微妙なのだ。ここで断言しておくが、このボディーは高級感を醸
し出したのではない。間違いなく高級品だ。高級だが、かわいらしさや親しみやすさには欠けている。
MacBook Proなら、コンセプトと100%合致しているが、MacBookにここまでの質感が必要なのだろうか?
「私はよくわからないから、安くてかわいい白でいいよ」と、継続ボディの最廉価モデルがよく売れてしまう
かもしれない。アップルの戦略は吉と出るのだろうか?もちろん、ユーザーにとってはこのモデルを買う方が
間違いなくお得だ。樹脂と違って割れてしまう可能性も低く、痛みも少ないので末永く満足して使えるだろう。
僕がアドバイスするなら、今日からパソコンを使い始めるユーザーも迷わず新モデルを買って欲しい。
MacBookとMacBook Proがフルモデルチェンジした。今回はMacBook、次回はMacBook Proと2回に
分けて詳細にレビューしていく。両者には共通部分も多いので、できれば合わせて読んでいただきた
い。正直に申し上げると、最初に写真でMacBookを見たときにピンとこなかった。「あRほど
ね」といった印象しかなかったのである。これはもう、MacBook Airからの流れが自然すぎるからだ
ろう。アルミのボディーは想像していたものと大差なかったのだ。とはいえ、どの程度のデキなのか
実物をチェックする機会を楽しみに待っていた。早速、手元に届いたMacBookに触れて、驚愕した。
僕は、毎年300台ほどのパソコンを10年以上にわたってチェックしてきたのだが、ここまでボディーに
コストを分配した製品を初めて見た。ボディーにこだわった製品は、いくらでもある。以前取り上げた
東芝「RX2」のマグネシウムボディーやVAIOのモバイルモデルが採用するカーボンなどが良い例だ。
こだわりを定量化することはできないが、コストはMacBookよりもかかっている可能性は大いにある。
MacBookがすごいのは、普及モデルにして驚異的な質感のボディーを採用している点だ。これはアッ
プルだからできることであろう。MacOSのシェアが仮に10%程度だとすると、たいした数字ではない。
だが、そのシェアを1社のパソコンが占めているのである。MacBookのアルミボディーの生産台数は
相当な数に上るはずだ。量産効果が効くからこそ、専用の製造工程を構築してこんなにとてつもない
製品が作れるのである。店頭でMacBookを見たらまず、トラックパッドの下にある切り込み部分に
触れて欲しい。液晶のフタを開ける際に指をかけるための切り込みなのだが、この造形は金属の固まり
からくりぬいたモデルでなければできないだろう。ボディーのエッジの立ち方もしかり、である。
あまりにも硬いボディーは、まるで金属を持っているような印象を受ける。信じられない高級感とともに
数値以上に重く感じる人も多いはずだ。もちろん、2.04キロではモバイルには重い。だが、旧モデルより
200グラムほど軽くなっているのだ。A4ノートとしては、素晴らしい薄さでもある。どこでも良いから
ボディーの継ぎ目を見ると、構成するパーツの精度がわかるだろう。スキマというスキマが細く
しかもぴたりと同じ幅なのだ。これは、樹脂製のボディでは困難な成型だ。底面には、ネジが4つしかなく
レバーでバッテリーを脱着できるようになっている。さらに各種コネクターの中をのぞいてみるといい。
もちろんここには樹脂のパーツが入っているわけだが、色には驚くべし。なんと、グレーなのだ。
こういうやたらに細かい部分までのこだわりの積み重ねが、最終的に製品の良さに

36 :
前シーズン継続ボディーのモデルと逆転しているのだ。ベンチマークを取れば、グラフィックの能力に大きな
差があるはずだ。ただ横並びで使ってみない限りさほど差はわからないだろう。用途によるところが大きいので
動画やゲームなどなら体感できるはず。エントリーモデルとしては、十分なパフォーマンスだ。この高級ボディー
にして14万8000円という価格は、とてつもないバーゲンだ。前モデルに比べると1%の弱点もなく良くなって
いる。だが、ちょっと微妙なのが、旧モデルより欲しくなるかどうか、である。僕はもちろん、ちゅうちょせず
に欲しい。だが、ポップなデザインの旧モデルのルックスを好んでいたエントリーユーザーや、ライトユーザー
がこの高級感を受け入れてくれるかどうかが微妙なのだ。ここで断言しておくが、このボディーは高級感を醸
し出したのではない。間違いなく高級品だ。高級だが、かわいらしさや親しみやすさには欠けている。
MacBook Proなら、コンセプトと100%合致しているが、MacBookにここまでの質感が必要なのだろうか?
「私はよくわからないから、安くてかわいい白でいいよ」と、継続ボディの最廉価モデルがよく売れてしまう
かもしれない。アップルの戦略は吉と出るのだろうか?もちろん、ユーザーにとってはこのモデルを買う方が
間違いなくお得だ。樹脂と違って割れてしまう可能性も低く、痛みも少ないので末永く満足して使えるだろう。
僕がアドバイスするなら、今日からパソコンを使い始めるユーザーも迷わず新モデルを買って欲しい。
MacBookとMacBook Proがフルモデルチェンジした。今回はMacBook、次回はMacBook Proと2回に
分けて詳細にレビューしていく。両者には共通部分も多いので、できれば合わせて読んでいただきた
い。正直に申し上げると、最初に写真でMacBookを見たときにピンとこなかった。「あRほど
ね」といった印象しかなかったのである。これはもう、MacBook Airからの流れが自然すぎるからだ
ろう。アルミのボディーは想像していたものと大差なかったのだ。とはいえ、どの程度のデキなのか
実物をチェックする機会を楽しみに待っていた。早速、手元に届いたMacBookに触れて、驚愕した。
僕は、毎年300台ほどのパソコンを10年以上にわたってチェックしてきたのだが、ここまでボディーに
コストを分配した製品を初めて見た。ボディーにこだわった製品は、いくらでもある。以前取り上げた
東芝「RX2」のマグネシウムボディーやVAIOのモバイルモデルが採用するカーボンなどが良い例だ。
こだわりを定量化することはできないが、コストはMacBookよりもかかっている可能性は大いにある。
MacBookがすごいのは、普及モデルにして驚異的な質感のボディーを採用している点だ。これはアッ
プルだからできることであろう。MacOSのシェアが仮に10%程度だとすると、たいした数字ではない。
だが、そのシェアを1社のパソコンが占めているのである。MacBookのアルミボディーの生産台数は
相当な数に上るはずだ。量産効果が効くからこそ、専用の製造工程を構築してこんなにとてつもない
製品が作れるのである。店頭でMacBookを見たらまず、トラックパッドの下にある切り込み部分に
触れて欲しい。液晶のフタを開ける際に指をかけるための切り込みなのだが、この造形は金属の固まり
からくりぬいたモデルでなければできないだろう。ボディーのエッジの立ち方もしかり、である。
あまりにも硬いボディーは、まるで金属を持っているような印象を受ける。信じられない高級感とともに
数値以上に重く感じる人も多いはずだ。もちろん、2.04キロではモバイルには重い。だが、旧モデルより
200グラムほど軽くなっているのだ。A4ノートとしては、素晴らしい薄さでもある。どこでも良いから
ボディーの継ぎ目を見ると、構成するパーツの精度がわかるだろう。スキマというスキ

37 :
新MacBookレビュー「ユニボディ」は秀逸の使い心地
10月15日発売のアップルの新MacBookファミリー。発売から2週間ほどたったが、この間、テレビをはじめさまざまな
メディアで取り上げられ、旧来のMacユーザーだけでなく、Windows PCユーザーや、これからノートPCを買おうという
PC初心者層からも、高い関心が寄せられている。新MacBookの使い心地を確かめてみた。
新旧で、まるで違った印象を見せるMacBook。
今回、お借りしたのは新MacBookの上位モデル「MB467J/A」。ひと世代前の白いMacBookを持っていたので、旧モデル
と比較しながら新MacBookの特徴をお伝えしよう。まずはパッケージ。ボディ本体の幅と奥行きは新旧でそれほど変わら
ないのに、箱の大きさはずいぶんと違う。新MacBookのパッケージはひと回り小さく、持ち運びしやすい。上ぶたの
裏側にクッション素材が取り付けられており、それがボディ本体の固定と、外部からの衝撃への緩衝材になっている。
梱包方法は、iPhone 3Gとよく似ている。上ぶたを開けると、黒いケースに本体が収まっていて、その下の黒い紙箱に
インストールディスクや取り扱い説明書などがしまい込まれている。なお、付属品であるインストールディスクは
MacOS X用とアプリケーション用の2枚ある。MagSafe電源アダプタは、旧MacBookからとくに変更はないようだ。
本体をチェック! 「ユニボディ」で軽くなったのに剛性感はアップ
それでは本体を見ていこう。デザインの基本的な方向性は新旧で変わっていないが、旧MacBookのボディがポリカー
ボネートだったのに対して、新MacBookはアルミ削り出しの「ユニボディ」になったことで、見た目の印象はずいぶん
と違っている。新MacBookは、その金属の重厚感から、見た目には何だか重そうに思える。しかし、実際に手に取って
みると、旧MacBookよりもかなり軽くなっていることがわかる。計ってみると約230gほど新MacBookのほうが軽かった。
この軽量化には、アルミ自体が高剛性で軽いことに加え、「ユニボディ」の採用によって内部のフレームなどをなくし
部品点数を大幅に削減できたことも寄与しているのだろう。また、新旧MacBookを並べてみると、ちょうど旧MacBook
のディスプレイ分だけ、新MacBookのほうが薄くなっていることがわかる。ディスプレイのバックライトがLEDに変更
されたことで軽量になったのと、それによってボディ全体の厚みも薄くなったので、手に持ったときに、よりいっそう軽く
感じられる。薄く軽くなった新MacBookだが、ボディの剛性感は、旧MacBookよりもはるかに高い。試しに両手で持って
ねじれ方向に力を加えてみたが、まったくびくともしなかった。旧MacBookでは、さすがにここまで力を加えることは
怖くてできなかった。最後に背面を見ていこう。新MacBookのヒンジ部の黒いプラスチック部分には、無線LANのための
アンテナが仕込まれている。旧MacBookのヒンジ部左右には、スピーカー用のスリットがあるが、新MacBookにはない。
新MacBookのスピーカーは、キーボードの下に埋め込まれているそうだ。キーボード部分から音が立ち上がってくるので
旧MacBookよりも良い音質に聞こえる。
アルミ削り出しによる美しいライン、魅せる工夫がここにも……
デザイン性では、アルミの一枚板から削り出された「ユニボディ」の、キーボード面から側面にかけてのラインが実に美しかった。
とくにキーボード手前側のパームレスト部分とその側面は、使用時に手のひらが頻繁に触れるところで、長時間使っていると
手首が痛くなったり、ボディがひどく汚れたりするものだが、新MacBookでは、継ぎ目がまったくないので手のひらへの
感触も心地良く、汚れやたわみも気にする必要がないので、安心して作業に没頭できる。心地良いといえば、新MacBook
の新しいガラス製「マルチタッチトラックパッド」の触り心地だ。指のすべり具合は、もはや官能的とでもいうべき次元に
ある。少し触っただけではあまり実感できないかもしれないが、しばらく使い続けていると、もう他のトラックパッドでは
満足できなくなってくるくらいだ。エッチング加工されたガラス製のトラックバッドなのだが、単なるガラスとも、もちろ
んアルミやポリカーボネートとも違った、独特の手触り感を実現している。

38 :
映り込みはあるが、LEDバックライトで明るい液晶ディスプレイ
ところで、新MacBookでは、ディスプレイ前面がガラスパネルで覆われたことで、「画面への映り込みが気になる」とい
う声をよく耳にする。ディスプレイ自体は、新旧どちらのMacBookも光沢タイプなのだが、旧MacBookは反射を低減する
処理が施されていたのに対して、新MacBookではその処理がなくなり、加えてガラスパネルで覆われるようになった。結
論から言ってしまえば、新MacBookでは、画面への映り込みがそれなりにある。蛍光灯の下で暗闇のシーンなどを鑑賞してい
ると、見る位置と角度によっては、部屋の明かりの映り込みが気になることがあるかもしれない。しかし、通常の使用では
映り込みはほとんど気にならないレベルだ。それよりも、LEDバックライトの採用によって、画面全体が均一な明るさになった
ことと、旧MacBookと比べて輝度が高くなったことの恩恵のほうが大きい。また、スリープからの復帰時に、ほとんど瞬間的
に画面が明るく表示されるのも使い勝手が良くなった。旧MacBookも、画面が明るくなるのが遅かったわけではないが、それ
でもLEDバックライトと比べるとその効果は歴然だ。モバイルでの出動機会も増えそうな新MacBookだけに、屋外での映り込
みも気になるところ。試してみたところ、Web画面やWord書類を開いているときには、映り込みはそれほど気にはならなかっ
た。ただ、ディスプレイの周囲が黒いベゼルに変わったので、この部分では、空の反射などがけっこう目立つようだ。どうして
も気になるようであれば、ディスプレイに市販のアンチグレアフィルムを貼るなどの対策を講じれば良いだろう。
新MacBookレビュー第2弾! キーボードもトラックパッドもイカスぜ
店頭でも注目されている新MacBook。常に大勢のお客に囲まれており、実機に触るのに順番待ちをしなくてはならないほどだ。
こうした人気は売り上げにも現れている。CPUの動作速度が2GHzの下位モデル「MB466J/A」は、10月第4週(10月20-26日)
BCNランキングの販売台数シェアで堂々の9位とトップ10入り。5万円前後の「ミニノートPC」が目立つ中の大健闘だ。それ
ではCPU動作速度が2.4GHzの新MacBook上位モデル「MB467J/A」レビューの第2弾。今回は、旧MacBookと比較しながら
新MacBookのスペック、操作性を検証してみた。 モバイル用として使用する場合、頻繁に触るトラックパッドの使い心地は
どうだろう。旧MacBookのトラックパッドでは、2本指のジェスチャーでスクロール操作ができたが、新MacBookでは
3本指や4本指で、上下または左右にスライドさせるスワイプでの操作もできる。例えば4本指で上下にスワイプするとExpose
が起動して、開いているファイルやフォルダがデスクトップにサムネイル状態で一覧表示される。
滑らかな「トラックパッド」
Windows Vistaにも「Windowsフリップ3D」という機能があるが、新MacBookの「マルチタッチトラックパッド」での4本
指スワイプは、それよりももっと直感的に、素早く目的の作業にジャンプできる画期的なものだ。こうしたさまざまなマルチ
タッチジェスチャーは、ものの数時間で自在に使いこなせるようになる。「マルチタッチトラックパッド」を2本指でタップす
ると、マウスの右クリックと同じ操作を行うこともできる。このとき、2本の指の開き具合やタップしたときの接地間隔で
MacOSが2本指タップか1本指タップかを判断してくれる。例えば、親指を「マルチタッチトラックパッド」に触れたまま
人差し指で少し離れた位置をタップすると、それは1本指タップと判断される。指先のジェスチャーに対するMacOSの判断が
なんともユーザーフレンドリーなのだ。こちらのやりたいことを、マシンが汲み取ってくれるかのような親しみやすさを覚える。
旧MacBookではアップル純正のマウスを常用している筆者だが、新MacBookのマルチタッチジェスチャーに慣れると、マウ
スの出番は完全になくなってしまった。

39 :
目に見えないところでの新旧MacBookの一番の違いといえば、システムバスの速度とグラフィックス機能だろう。
実はこれらも、決して目に見えないわけではない。新MacBookは、あらゆる面で動作のキビキビ感が旧MacBookを上回っている。
3Dゲームやベンチマークソフトで確認するまでもなく、日常的な操作でレスポンスが速くなっていることを十分体感できるはずだ。
試しに、米アップルのQuickTime Guideサイトにある1280×720ピクセルのHDムービーを再生してみた。新MacBookのCPU稼働
率は、50%以下だったが、旧MacBookの稼働率は 120%を超えてしまった。つまり、それだけNVIDIA GeForce 9400Mのグラフ
ィック機能が、QuickTimeムービーの再生に効果を発揮しているといえるだろう。また、Adobe Photoshop Lightroom 2を使
ったRAW現像と、Adobe Photoshop CS3を使った画像補整も試してみた。まず、ライブラリでの一覧表示が高速になったことに驚
かされる。そして、トーンカーブを操作したときの変化も、ほとんどタイムラグなく画像に反映された。現像後の画像書き出しも一
瞬で、NVIDIA GeForce 9400M搭載の効果を思い知らされた。筆者の旧MacBookはBTOでカスタマイズしているので、単純な処理
時間の比較はできないのだが、体感的には、新MacBookの写真画像の処理速度は、ひと世代前のMacBook Proに十分匹敵する。デ
ジタル一眼レフカメラのユーザーで、Macを使用している人は少なくないかもしれないが、旧MacBook以前の機種で画像処理にもた
つきを感じていた人は、新MacBookを使ったRAW現像や画像補整の快適さに、惚れ惚れしてしまうはずだ。
抜群にタイピングしやすくなった新キーボード
最後に、新MacBookのキーボードについても触れておきたい。新旧MacBookでは、キーボードの形状はほぼ同じ。新MacBookの
キートップの色はブラックなので、一見すると、旧MacBookのブラックモデルと同じように見える。しかし、実際にタイピングし
てみると、その感触がずいぶん違っていることに気づくはずだ。新MacBookでは、キートップの中央に微妙なくぼみがつけられ
ているので、指の腹のカーブに絶妙にマッチするようになった。さらに、旧 MacBookのキーボードは、押し込んだときの反発が固く
カチャカチャした打ち心地だったのに対し、新MacBookでは、沈み込むような感触になった。表現が難しいのだが、新MacBookの
タイピング時の感触は、MacBook Proの感触に限りなく近づいたようだ。キーボードの変化は、とくに長文作成作業では影響が大きい。
好みの問題もあるが、筆者の場合は、新MacBookだと文字入力がものすごく楽だった。気持ち良くタイプできるし、旧MacBookで頻
発していたミスタイプや、キーを打ったのにうまく認識されないといったストレスも、新MacBookでは解消された。このキータッチだ
けとっても、新MacBookに買い換えたくなってしまうほどだ。同種のキーボードを搭載したWindowsノートPCと比較しても、新MacBook
のキーボードは、かなりすばらしい打鍵感触なのではないかと思う。このほか、新MacBookの上位モデル(2.4GHzのモデル)には
キーボードのバックライトが搭載されている。周囲の明るさに応じて、キーボードの下に配置された光ファイバーが発光して、キートッ
プの文字・記号のプリントやキーの周囲が光る。
プロとの垣根がなくなった魅力的な新MacBook
かつて、PowerBookとはデザインもコンセプトも異なるiBookが登場して以来、プロシューマー向けノートと、コンシューマー向け
ノートは、明確な差別化が図られてきた。しかし、新MacBookファミリーでは、ついにその垣根が取り払われた。新MacBookと新MacBook Pro
との違いは、ディスプレイサイズとGPUの違い、FireWire800の有無くらいである。総じて、新MacBookの価値が飛躍的に高まった
と言っていいだろう。もう、Macのノートにプロやコンシューマーという違いは存在しない。そう考えると、性能もデザインも新次元の
新MacBookは、かなりコストパフォーマンスの高いノートPCだと言える。ただ、一方で、相対的に新MacBook Proの魅力が減じられ
てしまうのは、少々残念だ。それだけ新MacBookが魅力的なわけだが、MacBook Proの次のモデルでは、例えば、Adobe RGB対応の
ディスプレイを搭載して、アップルの写真管理・編集ソフト「Aperture」の最新バージョンをプリインストールする
「Photographer's Edition」がBT

40 :
者には共通部分も多いので、できれば合わせて読んでいただきた
い。正直に申し上げると、最初に写真でMacBookを見たときにピンとこなかった。「あRほど
ね」といった印象しかなかったのである。これはもう、MacBook Airからの流れが自然すぎるからだ
ろう。アルミのボディーは想像していたものと大差なかったのだ。とはいえ、どの程度のデキなのか
実物をチェックする機会を楽しみに待っていた。早速、手元に届いたMacBookに触れて、驚愕した。
僕は、毎年300台ほどのパソコンを10年以上にわたってチェックしてきたのだが、ここまでボディーに
コストを分配した製品を初めて見た。ボディーにこだわった製品は、いくらでもある。以前取り上げた
東芝「RX2」のマグネシウムボディーやVAIOのモバイルモデルが採用するカーボンなどが良い例だ。
こだわりを定量化することはできないが、コストはMacBookよりもかかっている可能性は大いにある。
MacBookがすごいのは、普及モデルにして驚異的な質感のボディーを採用している点だ。これはアッ
プルだからできることであろう。MacOSのシェアが仮に10%程度だとすると、たいした数字ではない。
だが、そのシェアを1社のパソコンが占めているのである。MacBookのアルミボディーの生産台数は
相当な数に上るはずだ。量産効果が効くからこそ、専用の製造工程を構築してこんなにとてつもない
製品が作れるのである。店頭でMacBookを見たらまず、トラックパッドの下にある切り込み部分に
触れて欲しい。液晶のフタを開ける際に指をかけるための切り込みなのだが、この造形は金属の固まり
からくりぬいたモデルでなければできないだろう。ボディーのエッジの立ち方もしかり、である。
あまりにも硬いボディーは、まるで金属を持っているような印象を受ける。信じられない高級感とともに
数値以上に重く感じる人も多いはずだ。もちろん、2.04キロではモバイルには重い。だが、旧モデルより
200グラムほど軽くなっているのだ。A4ノートとしては、素晴らしい薄さでもある。どこでも良いから
ボディーの継ぎ目を見ると、構成するパーツの精度がわかるだろう。スキマというスキマが細く
しかもぴたりと同じ幅なのだ。これは、樹脂製のボディでは困難な成型だ。底面には、ネジが4つしかなく
レバーでバッテリーを脱着できるようになっている。さらに各種コネクターの中をのぞいてみるといい。
もちろんここには樹脂のパーツが入っているわけだが、色には驚くべし。なんと、グレーなのだ。
こういうやたらに細かい部分までのこだわりの積み重ねが、最終的に製品の良さにつながる。
性能とは無関係だが、所有欲には直結するというわけだ。機能として一番話題になっているのが
トラックパッドのボタンがなくなったことだろう。パッド全体がボタンを兼ねており、押し下げると
クリックできる仕組みだ。僕は最初、人差し指1本で操作し、そのままクリックしてみた。つまり
アイコンを選択した人差し指を押し下げたのだ。これが重い。指が疲れるほど重いのである。そんな
使い方をしていると「ダメだこのパッドは」と思うかもしれない。ところが、しばらく使ってやっと
理解した。このパッドは、従来のクリックボタンとほぼ同様の使い方ができてしまうのである。例えば
右手の人差し指でアイコンを選択したら、親指でパッドの下の方をクリックできる。つまり、このパッド
はいままで通りの使い方ができる上に、どこでもクリックできるという懐の広さで、使い勝手をあげて
くれる。素晴らしいじゃないか。ホメる点はあれど、否定するべきでは決してないのだ。複数のアイコン
を選択するときなどは、右手の人差し指でドラッグしておき、左手の親指でパッドの左部分をクリック
するなど、かつてない使い方ができるのは、かなり便利だぞ!今回は、新たに4本の指までの操作に対応
している。標準設定では、4本で上下になぞると「Expose」を利用でき、左右になぞるとアプリケーションの
切り替えとなる。僕のようにWindows中心のユーザーは、右下カド等に右クリックのエリアを指定できるのも
うれしい。Macがついに、2ボタン

41 :
前シーズン継続ボディーのモデルと逆転しているのだ。ベンチマークを取れば、グラフィックの能力に大きな
差があるはずだ。ただ横並びで使ってみない限りさほど差はわからないだろう。用途によるところが大きいので
動画やゲームなどなら体感できるはず。エントリーモデルとしては、十分なパフォーマンスだ。この高級ボディー
にして14万8000円という価格は、とてつもないバーゲンだ。前モデルに比べると1%の弱点もなく良くなって
いる。だが、ちょっと微妙なのが、旧モデルより欲しくなるかどうか、である。僕はもちろん、ちゅうちょせず
に欲しい。だが、ポップなデザインの旧モデルのルックスを好んでいたエントリーユーザーや、ライトユーザー
がこの高級感を受け入れてくれるかどうかが微妙なのだ。ここで断言しておくが、このボディーは高級感を醸
し出したのではない。間違いなく高級品だ。高級だが、かわいらしさや親しみやすさには欠けている。
MacBook Proなら、コンセプトと100%合致しているが、MacBookにここまでの質感が必要なのだろうか?
「私はよくわからないから、安くてかわいい白でいいよ」と、継続ボディの最廉価モデルがよく売れてしまう
かもしれない。アップルの戦略は吉と出るのだろうか?もちろん、ユーザーにとってはこのモデルを買う方が
間違いなくお得だ。樹脂と違って割れてしまう可能性も低く、痛みも少ないので末永く満足して使えるだろう。
僕がアドバイスするなら、今日からパソコンを使い始めるユーザーも迷わず新モデルを買って欲しい。
MacBookとMacBook Proがフルモデルチェンジした。今回はMacBook、次回はMacBook Proと2回に
分けて詳細にレビューしていく。両者には共通部分も多いので、できれば合わせて読んでいただきた
い。正直に申し上げると、最初に写真でMacBookを見たときにピンとこなかった。「あRほど
ね」といった印象しかなかったのである。これはもう、MacBook Airからの流れが自然すぎるからだ
ろう。アルミのボディーは想像していたものと大差なかったのだ。とはいえ、どの程度のデキなのか
実物をチェックする機会を楽しみに待っていた。早速、手元に届いたMacBookに触れて、驚愕した。
僕は、毎年300台ほどのパソコンを10年以上にわたってチェックしてきたのだが、ここまでボディーに
コストを分配した製品を初めて見た。ボディーにこだわった製品は、いくらでもある。以前取り上げた
東芝「RX2」のマグネシウムボディーやVAIOのモバイルモデルが採用するカーボンなどが良い例だ。
こだわりを定量化することはできないが、コストはMacBookよりもかかっている可能性は大いにある。
MacBookがすごいのは、普及モデルにして驚異的な質感のボディーを採用している点だ。これはアッ
プルだからできることであろう。MacOSのシェアが仮に10%程度だとすると、たいした数字ではない。
だが、そのシェアを1社のパソコンが占めているのである。MacBookのアルミボディーの生産台数は
相当な数に上るはずだ。量産効果が効くからこそ、専用の製造工程を構築してこんなにとてつもない
製品が作れるのである。店頭でMacBookを見たらまず、トラックパッドの下にある切り込み部分に
触れて欲しい。液晶のフタを開ける際に指をかけるための切り込みなのだが、この造形は金属の固まり
からくりぬいたモデルでなければできないだろう。ボディーのエッジの立ち方もしかり、である。
あまりにも硬いボディーは、まるで金属を持っているような印象を受ける。信じられない高級感とともに
数値以上に重く感じる人も多いはずだ。もちろん、2.04キロではモバイルには重い。だが、旧モデルより
200グラムほど軽くなっているのだ。A4ノートとしては、素晴らしい薄さでもある。どこでも良いから
ボディーの継ぎ目を見ると、構成するパーツの精度がわかるだろう。スキマというスキマが細く
しかもぴたりと同じ幅なのだ。これは、樹脂製のボディでは困難な成型だ。底面には、ネジが4つしかなく
レバーでバッテリーを脱着できるようになっている。さらに各種コネクターの中をのぞいてみるといい。
もちろんここには樹脂のパーツが入っているわけだが、色には驚くべし。なんと、グレーなの

42 :
新MacBookファミリー。発売から2週間ほどたったが、この間、テレビをはじめさまざまな
メディアで取り上げられ、旧来のMacユーザーだけでなく、Windows PCユーザーや、これからノートPCを買おうという
PC初心者層からも、高い関心が寄せられている。新MacBookの使い心地を確かめてみた。
新旧で、まるで違った印象を見せるMacBook。
今回、お借りしたのは新MacBookの上位モデル「MB467J/A」。ひと世代前の白いMacBookを持っていたので、旧モデル
と比較しながら新MacBookの特徴をお伝えしよう。まずはパッケージ。ボディ本体の幅と奥行きは新旧でそれほど変わら
ないのに、箱の大きさはずいぶんと違う。新MacBookのパッケージはひと回り小さく、持ち運びしやすい。上ぶたの
裏側にクッション素材が取り付けられており、それがボディ本体の固定と、外部からの衝撃への緩衝材になっている。
梱包方法は、iPhone 3Gとよく似ている。上ぶたを開けると、黒いケースに本体が収まっていて、その下の黒い紙箱に
インストールディスクや取り扱い説明書などがしまい込まれている。なお、付属品であるインストールディスクは
MacOS X用とアプリケーション用の2枚ある。MagSafe電源アダプタは、旧MacBookからとくに変更はないようだ。
本体をチェック! 「ユニボディ」で軽くなったのに剛性感はアップ
それでは本体を見ていこう。デザインの基本的な方向性は新旧で変わっていないが、旧MacBookのボディがポリカー
ボネートだったのに対して、新MacBookはアルミ削り出しの「ユニボディ」になったことで、見た目の印象はずいぶん
と違っている。新MacBookは、その金属の重厚感から、見た目には何だか重そうに思える。しかし、実際に手に取って
みると、旧MacBookよりもかなり軽くなっていることがわかる。計ってみると約230gほど新MacBookのほうが軽かった。
この軽量化には、アルミ自体が高剛性で軽いことに加え、「ユニボディ」の採用によって内部のフレームなどをなくし
部品点数を大幅に削減できたことも寄与しているのだろう。また、新旧MacBookを並べてみると、ちょうど旧MacBook
のディスプレイ分だけ、新MacBookのほうが薄くなっていることがわかる。ディスプレイのバックライトがLEDに変更
されたことで軽量になったのと、それによってボディ全体の厚みも薄くなったので、手に持ったときに、よりいっそう軽く
感じられる。薄く軽くなった新MacBookだが、ボディの剛性感は、旧MacBookよりもはるかに高い。試しに両手で持って
ねじれ方向に力を加えてみたが、まったくびくともしなかった。旧MacBookでは、さすがにここまで力を加えることは
怖くてできなかった。最後に背面を見ていこう。新MacBookのヒンジ部の黒いプラスチック部分には、無線LANのための
アンテナが仕込まれている。旧MacBookのヒンジ部左右には、スピーカー用のスリットがあるが、新MacBookにはない。
新MacBookのスピーカーは、キーボードの下に埋め込まれているそうだ。キーボード部分から音が立ち上がってくるので
旧MacBookよりも良い音質に聞こえる。
アルミ削り出しによる美しいライン、魅せる工夫がここにも……
デザイン性では、アルミの一枚板から削り出された「ユニボディ」の、キーボード面から側面にかけてのラインが実に美しかった。
とくにキーボード手前側のパームレスト部分とその側面は、使用時に手のひらが頻繁に触れるところで、長時間使っていると
手首が痛くなったり、ボディがひどく汚れたりするものだが、新MacBookでは、継ぎ目がまったくないので手のひらへの
感触も心地良く、汚れやたわみも気にする必要がないので、安心して作業に没頭できる。心地良いといえば、新MacBook
の新しいガラス製「マルチタッチトラックパッド」の触り心地だ。指のすべり具合は、もはや官能的とでもいうべき次元に
ある。少し触っただけではあまり実感できないかもしれないが、しばらく使い続けていると、もう他のトラックパッドでは
満足できなくなってくるくらいだ。エッチング加工されたガラス製のトラックバッドなのだ

43 :
MacBookでは、ディスプレイ前面がガラスパネルで覆われたことで、「画面への映り込みが気になる」とい
う声をよく耳にする。ディスプレイ自体は、新旧どちらのMacBookも光沢タイプなのだが、旧MacBookは反射を低減する
処理が施されていたのに対して、新MacBookではその処理がなくなり、加えてガラスパネルで覆われるようになった。結
論から言ってしまえば、新MacBookでは、画面への映り込みがそれなりにある。蛍光灯の下で暗闇のシーンなどを鑑賞してい
ると、見る位置と角度によっては、部屋の明かりの映り込みが気になることがあるかもしれない。しかし、通常の使用では
映り込みはほとんど気にならないレベルだ。それよりも、LEDバックライトの採用によって、画面全体が均一な明るさになった
ことと、旧MacBookと比べて輝度が高くなったことの恩恵のほうが大きい。また、スリープからの復帰時に、ほとんど瞬間的
に画面が明るく表示されるのも使い勝手が良くなった。旧MacBookも、画面が明るくなるのが遅かったわけではないが、それ
でもLEDバックライトと比べるとその効果は歴然だ。モバイルでの出動機会も増えそうな新MacBookだけに、屋外での映り込
みも気になるところ。試してみたところ、Web画面やWord書類を開いているときには、映り込みはそれほど気にはならなかっ
た。ただ、ディスプレイの周囲が黒いベゼルに変わったので、この部分では、空の反射などがけっこう目立つようだ。どうして
も気になるようであれば、ディスプレイに市販のアンチグレアフィルムを貼るなどの対策を講じれば良いだろう。
新MacBookレビュー第2弾! キーボードもトラックパッドもイカスぜ
店頭でも注目されている新MacBook。常に大勢のお客に囲まれており、実機に触るのに順番待ちをしなくてはならないほどだ。
こうした人気は売り上げにも現れている。CPUの動作速度が2GHzの下位モデル「MB466J/A」は、10月第4週(10月20-26日)
BCNランキングの販売台数シェアで堂々の9位とトップ10入り。5万円前後の「ミニノートPC」が目立つ中の大健闘だ。それ
ではCPU動作速度が2.4GHzの新MacBook上位モデル「MB467J/A」レビューの第2弾。今回は、旧MacBookと比較しながら
新MacBookのスペック、操作性を検証してみた。 モバイル用として使用する場合、頻繁に触るトラックパッドの使い心地は
どうだろう。旧MacBookのトラックパッドでは、2本指のジェスチャーでスクロール操作ができたが、新MacBookでは
3本指や4本指で、上下または左右にスライドさせるスワイプでの操作もできる。例えば4本指で上下にスワイプするとExpose
が起動して、開いているファイルやフォルダがデスクトップにサムネイル状態で一覧表示される。
滑らかな「トラックパッド」
Windows Vistaにも「Windowsフリップ3D」という機能があるが、新MacBookの「マルチタッチトラックパッド」での4本
指スワイプは、それよりももっと直感的に、素早く目的の作業にジャンプできる画期的なものだ。こうしたさまざまなマルチ
タッチジェスチャーは、ものの数時間で自在に使いこなせるようになる。「マルチタッチトラックパッド」を2本指でタップす
ると、マウスの右クリックと同じ操作を行うこともできる。このとき、2本の指の開き具合やタップしたときの接地間隔で
MacOSが2本指タップか1本指タップかを判断してくれる。例えば、親指を「マルチタッチトラックパッド」に触れたまま
人差し指で少し離れた位置をタップすると、それは1本指タップと判断される。指先のジェスチャーに対するMacOSの判断が
なんともユーザーフレンドリーなのだ。こちらのやりたいことを、マシンが汲み取ってくれるかのような親しみやす

44 :
旧MacBookの一番の違いといえば、システムバスの速度とグラフィックス機能だろう。
実はこれらも、決して目に見えないわけではない。新MacBookは、あらゆる面で動作のキビキビ感が旧MacBookを上回っている。
3Dゲームやベンチマークソフトで確認するまでもなく、日常的な操作でレスポンスが速くなっていることを十分体感できるはずだ。
試しに、米アップルのQuickTime Guideサイトにある1280×720ピクセルのHDムービーを再生してみた。新MacBookのCPU稼働
率は、50%以下だったが、旧MacBookの稼働率は 120%を超えてしまった。つまり、それだけNVIDIA GeForce 9400Mのグラフ
ィック機能が、QuickTimeムービーの再生に効果を発揮しているといえるだろう。また、Adobe Photoshop Lightroom 2を使
ったRAW現像と、Adobe Photoshop CS3を使った画像補整も試してみた。まず、ライブラリでの一覧表示が高速になったことに驚
かされる。そして、トーンカーブを操作したときの変化も、ほとんどタイムラグなく画像に反映された。現像後の画像書き出しも一
瞬で、NVIDIA GeForce 9400M搭載の効果を思い知らされた。筆者の旧MacBookはBTOでカスタマイズしているので、単純な処理
時間の比較はできないのだが、体感的には、新MacBookの写真画像の処理速度は、ひと世代前のMacBook Proに十分匹敵する。デ
ジタル一眼レフカメラのユーザーで、Macを使用している人は少なくないかもしれないが、旧MacBook以前の機種で画像処理にもた
つきを感じていた人は、新MacBookを使ったRAW現像や画像補整の快適さに、惚れ惚れしてしまうはずだ。
抜群にタイピングしやすくなった新キーボード
最後に、新MacBookのキーボードについても触れておきたい。新旧MacBookでは、キーボードの形状はほぼ同じ。新MacBookの
キートップの色はブラックなので、一見すると、旧MacBookのブラックモデルと同じように見える。しかし、実際にタイピングし
てみると、その感触がずいぶん違っていることに気づくはずだ。新MacBookでは、キートップの中央に微妙なくぼみがつけられ
ているので、指の腹のカーブに絶妙にマッチするようになった。さらに、旧 MacBookのキーボードは、押し込んだときの反発が固く
カチャカチャした打ち心地だったのに対し、新MacBookでは、沈み込むような感触になった。表現が難しいのだが、新MacBookの
タイピング時の感触は、MacBook Proの感触に限りなく近づいたようだ。キーボードの変化は、とくに長文作成作業では影響が大きい。
好みの問題もあるが、筆者の場合は、新MacBookだと文字入力がものすごく楽だった。気持ち良くタイプできるし、旧MacBookで頻
発していたミスタイプや、キーを打ったのにうまく認識されないといったストレスも、新MacBookでは解消された。このキータッチだ
けとっても、新MacBookに買い換えたくなってしまうほどだ。同種のキーボードを搭載したWindowsノートPCと比較しても、新MacBook
のキーボードは、かなりすばらしい打鍵感触なのではないかと思う。このほか、新MacBookの上位モデル(2.4GHzのモデル)には
キーボードのバックライトが搭載されている。周囲の明るさに応じて、キーボードの下に配置された光ファイバーが発光して、キートッ
プの文字・記号のプリントやキーの周囲が光る。
プロとの垣根がなくなった魅力的な新MacBook
かつて、PowerBookとはデザインもコンセプトも異なるiBookが登場して以来、プロシューマー向けノートと、コンシューマー向け
ノートは、明確な差別化が図られてきた。しかし、新MacBookファミリーでは、ついにその垣根が取り払われた。新MacBookと新MacBook Pro
との違いは、ディスプレイサイズとGPUの違い、FireWire800の有無くらいである。総じて、新MacBookの価値が飛躍的に高まった
と言っていいだろう。もう、Macのノートにプロやコンシューマーという違いは存在しない。そう考えると、性能もデザインも新次元の
新MacBookは、かなりコストパフォーマンスの高いノートPCだと言える。ただ、一方で、相対的に新MacBook Proの魅力が減じられ
てしまうのは、少々残念だ。

45 :
Macbookレビュー@3ヶ月目 - Windowsを使わなくなった理由
早いもので、私がMacbookを購入してから3ヶ月経ちました。しばらくMacbookを使ってみたので、今感じている事でも書い
てみようと思います。なお、タイトルには「レビュー」としましたが、「チラシの裏」的な内容ですw
この3ヶ月間で、メインで使い続ける予定だったWindowsマシンが壊れたりして、私のコンピューティング環境は大きく変わり
ました。中でも、最も大きな変化は「Windows」をほとんど使わなくなった事です。このBlogで何度か取り上げていますが
私のMacbookにもWindows環境を構築しました。ですが、ここ最近はWindowsを起動すらしていません!これには、自分で
も驚いています。なんでWindows使わなくなったんだろう?という訳で、Windowsを使わなくなった理由を自己分析してみ
ました。その結果、どうも二つのキーワードに集約されそうです。※ ここで「Windows」は主に「XP」を指しています。
「Vista」は使った事がありませんので。(正確には、Vistaのβプログラムに参加して使った事があります。この時、どうし
てもVistaを受け入れる事ができませんでした...。なので、Vistaの購入は見送りました。思えば、この頃からWindows離れ
が始まっていたのかもしれないですw)
* 美しい「ヒラギノフォント」
皆さんはどのアプリケーションを一番長い時間利用しますか?私の場合は、間違いなく「ブラウザ」です。従って、ブラウザ
の良し悪しは最も重要なポイントになります。なお、私はメインブラウザとして、Safari(WebKit)を使っています。実際
に使っていて、体感として「速い」と感じます。その一つの要因として、JavaScriptの処理が高速であることが挙げられると思います。
このパフォーマンスという視点も大切なのですが、それ以上に重要だと感じているのが「フォント」です。Macでは日本語
フォントして「ヒラギノフォント」が標準で含まれています。これが本当に美しく、読みやすいです!実は、Macbookを購入
する何年も前に、知人のマカーから「ヒラギノ、美しい!」と聞いていました。当時は「美しいとか意味分からんwww」と
思っていたのですが...。今なら言えます、「ヒラギノ、美しい!」と。 特に、VMwareで起動したWindowsと併用してい
ると強く感じます。これまでは全く気にならなかったのですが、今ではMS系のフォントで文字を読むのが苦痛ですらあります。
そして、Macの環境に戻ってくると、なぜかホッとするようになりました。
* 使いたい時にすぐ使える「スリープ」
以前使ってたWindowsマシンでも、一応、この機能はありました。ですが、ほとんど使用しませんでした。私の環境だけ
だったのかもしれませんが、スリープ状態から戻らない事が頻繁に発生したからです。これでは、スリープ機能を積極的に使お
うとは思えませんでした。また、Windowsを長時間使い続ける事にも抵抗を感じていました。経験的に、スリープして使い続
けることよりも、一旦シャットダウンしてメモリをキレイにしようと考え方に慣れてしまっていました。このような経緯があって
Macのスリープを使ってみると本当に新鮮に感じます。スリープ状態から瞬時に、そして確実に、元の状態に復帰できます。また何
日使い続けても全く問題が発生しません(少なくとも今のところは)。やはり使いたい時にすぐにコンピュータが使える環境はとて
も快適です。この環境に慣れてくると、OSを起動する待ち時間も我慢できなくなってしまいます。一度、便利な事や快適な事を知
ってしまうと、なかなか元には戻れないですよね!ええと、実はこのエントリを書き始めた当初は、「Macbook購入を検
討している、Windows XPユーザ」の背中を押す内容にするつもりでした。例えば、「iPhoto、便利!」だから「Mac、イイ
ヨー!」という感じで。ただ、そもそもなんで Macを勧めようとしているんだ?という根本的な疑問から始まって、MacとWindo
wsを使い勝手の違いなどをアレコレ考えていくうちに、このような内容になっていました。自分でも意外な所を重要視しているなー
と思ったので、そのまま掲載してみることにします。正直に言えば、Macユーザからすると当たり前過ぎる話で、Windowsユーザ
から見るとイマイチ実感の沸かない話だったと思います。まあ、チラシの裏ということでご容赦を!

46 :
には共通部分も多いので、できれば合わせて読んでいただきた
い。正直に申し上げると、最初に写真でMacBookを見たときにピンとこなかった。「あRほど
ね」といった印象しかなかったのである。これはもう、MacBook Airからの流れが自然すぎるからだ
ろう。アルミのボディーは想像していたものと大差なかったのだ。とはいえ、どの程度のデキなのか
実物をチェックする機会を楽しみに待っていた。早速、手元に届いたMacBookに触れて、驚愕した。
僕は、毎年300台ほどのパソコンを10年以上にわたってチェックしてきたのだが、ここまでボディーに
コストを分配した製品を初めて見た。ボディーにこだわった製品は、いくらでもある。以前取り上げた
東芝「RX2」のマグネシウムボディーやVAIOのモバイルモデルが採用するカーボンなどが良い例だ。
こだわりを定量化することはできないが、コストはMacBookよりもかかっている可能性は大いにある。
MacBookがすごいのは、普及モデルにして驚異的な質感のボディーを採用している点だ。これはアッ
プルだからできることであろう。MacOSのシェアが仮に10%程度だとすると、たいした数字ではない。
だが、そのシェアを1社のパソコンが占めているのである。MacBookのアルミボディーの生産台数は
相当な数に上るはずだ。量産効果が効くからこそ、専用の製造工程を構築してこんなにとてつもない
製品が作れるのである。店頭でMacBookを見たらまず、トラックパッドの下にある切り込み部分に
触れて欲しい。液晶のフタを開ける際に指をかけるための切り込みなのだが、この造形は金属の固まり
からくりぬいたモデルでなければできないだろう。ボディーのエッジの立ち方もしかり、である。
あまりにも硬いボディーは、まるで金属を持っているような印象を受ける。信じられない高級感とともに
数値以上に重く感じる人も多いはずだ。もちろん、2.04キロではモバイルには重い。だが、旧モデルより
200グラムほど軽くなっているのだ。A4ノートとしては、素晴らしい薄さでもある。どこでも良いから
ボディーの継ぎ目を見ると、構成するパーツの精度がわかるだろう。スキマというスキマが細く
しかもぴたりと同じ幅なのだ。これは、樹脂製のボディでは困難な成型だ。底面には、ネジが4つしかなく
レバーでバッテリーを脱着できるようになっている。さらに各種コネクターの中をのぞいてみるといい。
もちろんここには樹脂のパーツが入っているわけだが、色には驚くべし。なんと、グレーなのだ。
こういうやたらに細かい部分までのこだわりの積み重ねが、最終的に製品の良さにつながる。
性能とは無関係だが、所有欲には直結するというわけだ。機能として一番話題になっているのが
トラックパッドのボタンがなくなったことだろう。パッド全体がボタンを兼ねており、押し下げると
クリックできる仕組みだ。僕は最初、人差し指1本で操作し、そのままクリックしてみた。つまり
アイコンを選択した人差し指を押し下げたのだ。これが重い。指が疲れるほど重いのである。そんな
使い方をしていると「ダメだこのパッドは」と思うかもしれない。ところが、しばらく使ってやっと
理解した。このパッドは、従来のクリックボタンとほぼ同様の使い方ができてしまうのである。例えば
右手の人差し指でアイコンを選択したら、親指でパッドの下の方をクリックできる。つまり、このパッド
はいままで通りの使い方ができる上に、どこでもクリックできるという懐の広さで、使い勝手をあげて
くれる。素晴らしいじゃないか。ホメる点はあれど、否定するべきでは決してないのだ。複数のアイコン
を選択するときなどは、右手の人差し指でドラッグしておき、左手の親指でパッドの左部分をクリック
するなど、かつてない使い方ができるのは、かなり便利だぞ!今回は、新たに4本の指までの操作に対応
している。標準設定では、4本で上下になぞると「Expose」を利用でき、左右になぞるとアプリケーションの
切り替えとなる。僕のようにWindows中心のユーザーは、右下カド等に右クリックのエリアを指

47 :
ベンチマークを取れば、グラフィックの能力に大きな
差があるはずだ。ただ横並びで使ってみない限りさほど差はわからないだろう。用途によるところが大きいので
動画やゲームなどなら体感できるはず。エントリーモデルとしては、十分なパフォーマンスだ。この高級ボディー
にして14万8000円という価格は、とてつもないバーゲンだ。前モデルに比べると1%の弱点もなく良くなって
いる。だが、ちょっと微妙なのが、旧モデルより欲しくなるかどうか、である。僕はもちろん、ちゅうちょせず
に欲しい。だが、ポップなデザインの旧モデルのルックスを好んでいたエントリーユーザーや、ライトユーザー
がこの高級感を受け入れてくれるかどうかが微妙なのだ。ここで断言しておくが、このボディーは高級感を醸
し出したのではない。間違いなく高級品だ。高級だが、かわいらしさや親しみやすさには欠けている。
MacBook Proなら、コンセプトと100%合致しているが、MacBookにここまでの質感が必要なのだろうか?
「私はよくわからないから、安くてかわいい白でいいよ」と、継続ボディの最廉価モデルがよく売れてしまう
かもしれない。アップルの戦略は吉と出るのだろうか?もちろん、ユーザーにとってはこのモデルを買う方が
間違いなくお得だ。樹脂と違って割れてしまう可能性も低く、痛みも少ないので末永く満足して使えるだろう。
僕がアドバイスするなら、今日からパソコンを使い始めるユーザーも迷わず新モデルを買って欲しい。
MacBookとMacBook Proがフルモデルチェンジした。今回はMacBook、次回はMacBook Proと2回に
分けて詳細にレビューしていく。両者には共通部分も多いので、できれば合わせて読んでいただきた
い。正直に申し上げると、最初に写真でMacBookを見たときにピンとこなかった。「あRほど
ね」といった印象しかなかったのである。これはもう、MacBook Airからの流れが自然すぎるからだ
ろう。アルミのボディーは想像していたものと大差なかったのだ。とはいえ、どの程度のデキなのか
実物をチェックする機会を楽しみに待っていた。早速、手元に届いたMacBookに触れて、驚愕した。
僕は、毎年300台ほどのパソコンを10年以上にわたってチェックしてきたのだが、ここまでボディーに
コストを分配した製品を初めて見た。ボディーにこだわった製品は、いくらでもある。以前取り上げた
東芝「RX2」のマグネシウムボディーやVAIOのモバイルモデルが採用するカーボンなどが良い例だ。
こだわりを定量化することはできないが、コストはMacBookよりもかかっている可能性は大いにある。
MacBookがすごいのは、普及モデルにして驚異的な質感のボディーを採用している点だ。これはアッ
プルだからできることであろう。MacOSのシェアが仮に10%程度だとすると、たいした数字ではない。
だが、そのシェアを1社のパソコンが占めているのである。MacBookのアルミボディーの生産台数は
相当な数に上るはずだ。量産効果が効くからこそ、専用の製造工程を構築してこんなにとてつもない
製品が作れるのである。店頭でMacBookを見たらまず、トラックパッドの下にある切り込み部分に
触れて欲しい。液晶のフタを開ける際に指をかけるための切り込みなのだが、この造形は金属の固まり
からくりぬいたモデルでなければできないだろう。ボディーのエッジの立ち方もしかり、である。
あまりにも硬いボディーは、まるで金属を持っているような印象を受ける。信じられない高級感とともに
数値以上に重く感じる人も多いはずだ。もちろん、2.04キロではモバイルには重い。だが、旧モデルより
200グラムほど軽くなっているのだ。A4ノートとしては、素晴らしい薄さでもある。どこでも良いから
ボディーの継ぎ目を見ると、構成するパーツの精度がわかるだろう。スキマというスキマが細く
しかもぴたりと同じ幅なのだ。これは、樹脂製のボディでは困難な成型だ。底面には、ネジが4つしかなく
レバーでバッテリーを脱着できるようになっている。さらに各種コネクターの中をのぞいてみるといい。
もちろんここには樹脂のパーツが入っているわけだが、色には驚くべし。なんと、グレーなのだ。
こういうやたらに細かい部分までのこだわりの積み重ねが、最終的に製品の良さに

48 :
内部も外装も一新したが、多くの共通項を持つ新型MacBookファミリー
10月15日、アップルは同社のノートPC製品のラインアップを一新した。MacBook、MacBook Pro、MacBook Air
3ラインすべてがリフレッシュされている(ただし、MacBookのローエンドモデルを除く。また17型ワイド液晶ディ
スプレイを搭載したMacBook Proは内蔵ディスプレイの解像度アップなどのマイナーチェンジにとどまる)。今回
フルモデルチェンジを行った3機種(MacBook、15型MacBook Pro、MacBook Air)は、多くの点で共通する特徴を持つ。
1. 全モデルで45ナノメートル世代でFSB 1066MHzのPenrynを採用
すでにMacBookとMacBook Proではインテルの45ナノメートル製造プロセスによるCore 2 Duo(開発コード名:Penryn)
を搭載していたが、新モデルではFSBが1066MHzに引き上げられた。また小型パッケージの低電圧版を採用するMacBook Air
では1世代前の(65ナノメートルプロセスの)Meromが使われていたが、新型ではほかのモデルと同じFSB 1066MHzの
Penrynに更新されている。
2. 全モデルでNVIDIAのグラフィックス統合型チップセットを採用
これまでアップルは、チップセットにすべてインテル製品を採用してきたが、今回の新モデルではすべてNVIDIAのグラフィックス
機能を内蔵した統合型チップセット、GeForce 9400M mGPUに切り替えられた(256Mバイトの共有メモリ)。
NVIDIAがmGPU(Motherboard GPU)と呼ぶグラフィックス統合型チップセットのうち、最新版となるGeForce 9シリーズは
デスクトップPC用が9月30日に発表されたばかり。ノートPC向けは今回のMacBookが初めてとなる。16のグラフィックスコア
を搭載するGeForce 9400Mは、従来のMacBook(Intel GM965 Express内蔵のIntel GMA X3100)比で5倍の性能を持つと
アップルは述べている。MacBook ProではこのGeFore 9400M mGPUに加え、ディスクリートグラフィックスチップのGeForce
9600M GT(32グラフィックスコア、GDDR3 256Mバイトの専用メモリ)も合わせて搭載し、両者を切り替えて利用することが
できる。残念ながら、両者を同時に利用するハイブリッドSLIは、MacBook Proではサポートされない。2008年の6月に開催
されたWorldwide Developers Conference(WWDC)で、アップルはPCでいうGPGPUのプログラミングモデルとして
OpenCL(Open Computing Language)を提唱している。今回、NVIDIAのGPUを全モデルに採用したことには、OpenCLの
インプリメントが関連しているのかもしれない。そうでなくても従来のIntel GM965 Expressチップセットが内蔵するGMA X3100は
Windows、Macを問わず、ディスプレイドライバのデキが優秀とはいえなかった。Macにおいては、前世代のIntel 945GM Express
(Intel GMA950)比でOpenGLのパフォーマンスが低下する、という現象も見られた。単にこれが不満だったという可能性もある。
3. 外部ディスプレイ端子として、全モデルでMini DisplayPortを採用
これまでMacBookシリーズでは、外部ディスプレイ端子としてMacBookはMini-DVI、MacBook Proは通常のDVI、MacBook Air
ではMicro-DVIを採用していた。いずれも信号レベルはTMDSで共通性を持つが、今回のモデルチェンジで採用されたのはTMDS
系のHDMIではなく、DisplayPort系のMini DisplayPortであった。RGBと同期信号をそれぞれデジタル化した格好のTMDSに
対し、データをパケット伝送するDisplayPortは、技術的に1世代新しい。アップルはHDMIを採用しなかった理由として、30型
の液晶ディスプレイに対応できないことを挙げているが、正確にはHDMIでも30型ディスプレイに必要な2560×1600ドット解像度
をサポートすることは可能だ。しかし、それには現在普及しているAコネクタ(Type A)とは全く別の、デュアルリンクに対応した
Bコネクタ(Type B)が必要になってしまう。当面、テレビではBコネクタを必要としない(フルHDはAコネクタで可能)ため
その普及には疑問も寄せられている。パケット伝送のDisplayPortは、1つのコネクタですべての解像度に対応できる。アナログRGB
やHDMIといった普及した既存の規格に対してはアダプタによって互換性が確保される。これまでもMicro-DVIやMini-DVIで別売
アダプタを提供してきたアップルにとって、こういったアダプタの必要性は大きな問題ではないだろう。

49 :
4. 全モデルでアルミニウム削りだしの「ユニボディ」を採用
今回発表されたMacBookシリーズ全モデルが、リサイクルの容易なアルミニウム削りだしの「ユニボディ」を採用する。これまで
ポリカーボネート樹脂製だったMacBookがアルミニウム製になるほか、金属製でも複数のパーツで構成されていたMacBook Proや
MacBook Airも内部構造が簡素化され、剛性の向上などが期待される。重量的にはMacBookは約230グラムの大幅な軽量化となったが
MacBook Airは据え置き、MacBook Proはわずかに重くなっている。このリサイクル性に配慮したボディにとどまらず、液晶ディス
プレイのバックライトをLEDに切り替えることで水銀の利用をゼロにしたり、ケーブルやコネクタからPVC(ポリ塩化ビニール)素材
を排除するなど、環境に配慮したことも新しいMacBookシリーズの特徴の1つになっている。
5. 全モデルでガラス製のマルチタッチトラックパッドを搭載
従来からマルチタッチトラックパッドが採用されていたMacBook ProとMacBook Airに加え、MacBookにもマルチタッチトラック
パッドが採用された。MacBook Airのみ採用が明記されていないが、MacBook ProとMacBookでは3本指や4本指によるスワイプが
明記されるなど、サポートするジェスチャも拡張されているようだ。いずれにしても、前ページで挙げた4と5については実物を見て
触れてみないことには、その善しあしはよく分からない(本稿執筆時点で、筆者はまだ実物に触れていない)。細かな部分の変化としては
MacBook Airに続きMacBookからもFireWireポートがなくなった。MacBook Proには残されているとはいえ、FireWireのサポートが
縮小していくのは避けられないようだ。今回発表された3ラインのMacBookシリーズで、やはり一番進化した印象が強いのはMacBookだ。
金属ボディ採用による軽量化、グラフィックス性能の向上、トラックパッドの大型化など、モデルチェンジによる恩恵が最も顕著である。
一番数が売れる、ボリュームの出る製品が、最も恩恵を受けるというのは、ごく当たり前のことだが、MacBookとMacBook Proの差は
いよいよ小さくなりつつある。ただ、新ボディのMacBookで従来のMacBookすべてを置き換えるのはコスト的に難しかったようで
ローエンドモデルにポリカーボネートボディの従来モデル(白)が1機種だけ残されている。米国で1000ドルを切るこのモデル(日本では
11万4800円)は、初めてMacを買うユーザーの呼び水になっているようで、そのまま残された。ただ、わが国での販売価格は、このとこ
ろの円高を反映して1万5000円ほど値下げされており、従来以上にお得になっている(それでも筆者なら新しいアルミニウムボディの新型
MacBookを買いたいと思うが)。一方、一部でウワサされていた低価格の携帯型Mac(NetBookをもじってNetMacなどと呼ばれる)
は今回発表にならなかった。まだこの市場(低価格モバイル機)は未成熟で、もう少し動向を見極めたいというところなのだろう。
もちろん、不透明な景気の動向も気になるところだ。
内部も外装も一新したが、多くの共通項を持つ新型MacBookファミリー
10月15日、アップルは同社のノートPC製品のラインアップを一新した。MacBook、MacBook Pro、MacBook Air
3ラインすべてがリフレッシュされている(ただし、MacBookのローエンドモデルを除く。また17型ワイド液晶ディ
スプレイを搭載したMacBook Proは内蔵ディスプレイの解像度アップなどのマイナーチェンジにとどまる)。今回
フルモデルチェンジを行った3機種(MacBook、15型MacBook Pro、MacBook Air)は、多くの点で共通する特徴を持つ。
1. 全モデルで45ナノメートル世代でFSB 1066MHzのPenrynを採用
すでにMacBookとMacBook Proではインテルの45ナノメートル製造プロセスによるCore 2 Duo(開発コード名:Penryn)
を搭載していたが、新モデルではFSBが1066MHzに引き上げられた。また小型パッケージの低電圧版を採用するMacBook Air
では1世代前の(65ナノメートルプロセスの)Meromが使われていたが、新型ではほかのモデルと同じFSB 1066MHzの
Penrynに更新されている。
2. 全モデルでNVIDIAのグラフィックス統合型チップセットを採用
これまでアップルは、チップセットにすべてインテル製品を採用してきたが、今回の新モデルではすべてNVIDIAのグラフィックス
機能を内蔵した統合型チップセット、GeForce 9400M mGPUに切り替えられた(256Mバイトの共有メモリ)。
NVIDIAがmGPU(Motherboard GPU)と呼ぶグラフィックス統合型チップセットのうち、最新版となるGeForce 9シリーズは

50 :
どうした途中で切れてるぞw

51 :
アップル製ノートPCの需要,低下傾向--米調査
AppleのMac部門は前四半期,デスクトップPCにおける売り上げの落ち込みをノートPCの
売り上げ急増で補うことにより,不況の圧力に耐えることができた。今後も同様の傾向が続くのだろうか?
調査会社ChangeWaveが米国時間2月4日に発表した新たな調査結果によれば,
Appleの2009会計年度第1四半期(2008年10-12月)決算は比較的好調だったとはいえ,
まだ楽観はできないことが明らかになった。調査では,今後90日以内にノートPCを購入する
予定があると答えた人のうち,Apple製のノートPCを購入する予定だと答えた人の割合は,
2008年 11月の調査から6ポイント減少し,28%となった。
ノートPC全体で見ると,購入する予定があると答えた人の割合は11月の8%から6%に低下しており,
苦しい状況にあるのはAppleに限ったことではない。また,家電製品にかける支出も減少傾向にあり,
今後90日以内に家電製品に支出する予定があると答えた人の割合は2年半ぶりの低水準にまで落ち込んだ。
だが,Changewaveによれば,Netbookに対する需要は高まっており,これによりノートPCや
家電製品の売り上げ減少の一部は相殺されるという。Netbookについて
,Appleは今のところ様子見の姿勢をとっている。Changewaveのレポートは結論として,
景気後退が進むにつれPC市場はますます価格に敏感になっているため,
Netbook市場に参入しなければAppleは苦境に立たされる可能性があるとの見解を示している。
この結論に同意するかしないかは,おそらく市場をどう見るかにかかっているだろう。
Netbookは成長しているが,それほど利益をもたらすわけでもない,利益率の低い製品だ。
利益を犠牲にして販売台数を増やしたからといって,必ずしもメーカーの収支が改善するわけではない。
確かに,より価格を意識した製品を提供する競合他社が得ていたかもしれない利益をいくらか
手に入れることはできるだろうが,果たして投資家は粗利益の減少を容認するだろうか?
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/MAG/20090205/324114/

52 :
15日発売のアップルの新MacBookファミリー。発売から2週間ほどたったが、この間、テレビをはじめさまざまな
メディアで取り上げられ、旧来のMacユーザーだけでなく、Windows PCユーザーや、これからノートPCを買おうという
PC初心者層からも、高い関心が寄せられている。新MacBookの使い心地を確かめてみた。
新旧で、まるで違った印象を見せるMacBook。
今回、お借りしたのは新MacBookの上位モデル「MB467J/A」。ひと世代前の白いMacBookを持っていたので、旧モデル
と比較しながら新MacBookの特徴をお伝えしよう。まずはパッケージ。ボディ本体の幅と奥行きは新旧でそれほど変わら
ないのに、箱の大きさはずいぶんと違う。新MacBookのパッケージはひと回り小さく、持ち運びしやすい。上ぶたの
裏側にクッション素材が取り付けられており、それがボディ本体の固定と、外部からの衝撃への緩衝材になっている。
梱包方法は、iPhone 3Gとよく似ている。上ぶたを開けると、黒いケースに本体が収まっていて、その下の黒い紙箱に
インストールディスクや取り扱い説明書などがしまい込まれている。なお、付属品であるインストールディスクは
MacOS X用とアプリケーション用の2枚ある。MagSafe電源アダプタは、旧MacBookからとくに変更はないようだ。
本体をチェック! 「ユニボディ」で軽くなったのに剛性感はアップ
それでは本体を見ていこう。デザインの基本的な方向性は新旧で変わっていないが、旧MacBookのボディがポリカー
ボネートだったのに対して、新MacBookはアルミ削り出しの「ユニボディ」になったことで、見た目の印象はずいぶん
と違っている。新MacBookは、その金属の重厚感から、見た目には何だか重そうに思える。しかし、実際に手に取って
みると、旧MacBookよりもかなり軽くなっていることがわかる。計ってみると約230gほど新MacBookのほうが軽かった。
この軽量化には、アルミ自体が高剛性で軽いことに加え、「ユニボディ」の採用によって内部のフレームなどをなくし
部品点数を大幅に削減できたことも寄与しているのだろう。また、新旧MacBookを並べてみると、ちょうど旧MacBook
のディスプレイ分だけ、新MacBookのほうが薄くなっていることがわかる。ディスプレイのバックライトがLEDに変更
されたことで軽量になったのと、それによってボディ全体の厚みも薄くなったので、手に持ったときに、よりいっそう軽く
感じられる。薄く軽くなった新MacBookだが、ボディの剛性感は、旧MacBookよりもはるかに高い。試しに両手で持って
ねじれ方向に力を加えてみたが、まったくびくともしなかった。旧MacBookでは、さすがにここまで力を加えることは
怖くてできなかった。最後に背面を見ていこう。新MacBookのヒンジ部の黒いプラスチック部分には、無線LANのための
アンテナが仕込まれている。旧MacBookのヒンジ部左右には、スピーカー用のスリットがあるが、新MacBookにはない。
新MacBookのスピーカーは、キーボードの下に埋め込まれているそうだ。キーボード部分から音が立ち上がってくるので
旧MacBookよりも良い音質に聞こえる。
アルミ削り出しによる美しいライン、魅せる工夫がここにも……
デザイン性では、アルミの一枚板から削り出された「ユニボディ」の、キーボード面から側面にかけてのラインが実に美しかった。
とくにキーボード手前側のパームレスト部分とその側面は、使用時に手のひらが頻繁に触れるところで、長時間使っていると
手首が痛くなったり、ボディがひどく汚れたりするものだが、新MacBookでは、継ぎ目がまったくないので手のひらへの
感触も心地良く、汚れやたわみも気にする必要がないので、安心して作業に没頭できる。心地良いといえば、新MacBook
の新しいガラス製「マルチタッチトラックパッド」の触り心地だ。指のすべり具合は、もはや官能的とでもいうべき次元に
ある。少し触っただけではあまり実感できないかもしれないが、しばらく使い続けていると、もう他のトラックパッドでは
満足できなくなってくるくらいだ。エッチング加工されたガラス製のトラックバッドなのだが、単なるガ

53 :
ところで、新MacBookでは、ディスプレイ前面がガラスパネルで覆われたことで、「画面への映り込みが気になる」とい
う声をよく耳にする。ディスプレイ自体は、新旧どちらのMacBookも光沢タイプなのだが、旧MacBookは反射を低減する
処理が施されていたのに対して、新MacBookではその処理がなくなり、加えてガラスパネルで覆われるようになった。結
論から言ってしまえば、新MacBookでは、画面への映り込みがそれなりにある。蛍光灯の下で暗闇のシーンなどを鑑賞してい
ると、見る位置と角度によっては、部屋の明かりの映り込みが気になることがあるかもしれない。しかし、通常の使用では
映り込みはほとんど気にならないレベルだ。それよりも、LEDバックライトの採用によって、画面全体が均一な明るさになった
ことと、旧MacBookと比べて輝度が高くなったことの恩恵のほうが大きい。また、スリープからの復帰時に、ほとんど瞬間的
に画面が明るく表示されるのも使い勝手が良くなった。旧MacBookも、画面が明るくなるのが遅かったわけではないが、それ
でもLEDバックライトと比べるとその効果は歴然だ。モバイルでの出動機会も増えそうな新MacBookだけに、屋外での映り込
みも気になるところ。試してみたところ、Web画面やWord書類を開いているときには、映り込みはそれほど気にはならなかっ
た。ただ、ディスプレイの周囲が黒いベゼルに変わったので、この部分では、空の反射などがけっこう目立つようだ。どうして
も気になるようであれば、ディスプレイに市販のアンチグレアフィルムを貼るなどの対策を講じれば良いだろう。
新MacBookレビュー第2弾! キーボードもトラックパッドもイカスぜ
店頭でも注目されている新MacBook。常に大勢のお客に囲まれており、実機に触るのに順番待ちをしなくてはならないほどだ。
こうした人気は売り上げにも現れている。CPUの動作速度が2GHzの下位モデル「MB466J/A」は、10月第4週(10月20-26日)
BCNランキングの販売台数シェアで堂々の9位とトップ10入り。5万円前後の「ミニノートPC」が目立つ中の大健闘だ。それ
ではCPU動作速度が2.4GHzの新MacBook上位モデル「MB467J/A」レビューの第2弾。今回は、旧MacBookと比較しながら
新MacBookのスペック、操作性を検証してみた。 モバイル用として使用する場合、頻繁に触るトラックパッドの使い心地は
どうだろう。旧MacBookのトラックパッドでは、2本指のジェスチャーでスクロール操作ができたが、新MacBookでは
3本指や4本指で、上下または左右にスライドさせるスワイプでの操作もできる。例えば4本指で上下にスワイプするとExpose
が起動して、開いているファイルやフォルダがデスクトップにサムネイル状態で一覧表示される。
滑らかな「トラックパッド」
Windows Vistaにも「Windowsフリップ3D」という機能があるが、新MacBookの「マルチタッチトラックパッド」での4本
指スワイプは、それよりももっと直感的に、素早く目的の作業にジャンプできる画期的なものだ。こうしたさまざまなマルチ
タッチジェスチャーは、ものの数時間で自在に使いこなせるようになる。「マルチタッチトラックパッド」を2本指でタップす
ると、マウスの右クリックと同じ操作を行うこともできる。このとき、2本の指の開き具合やタップしたときの接地間隔で
MacOSが2本指タップか1本指タップかを判断してくれる。例えば、親指を「マルチタッチトラックパッド」に触れたまま
人差し指で少し離れた位置をタップすると、それは1本指タップと判断される。指先のジェスチャーに対するMacOSの判断が
なんともユーザーフレンドリーなのだ。こちらのやりたいことを、マシンが汲み取ってくれるかのような親しみやすさを覚える。

54 :
実はこれらも、決して目に見えないわけではない。新MacBookは、あらゆる面で動作のキビキビ感が旧MacBookを上回っている。
3Dゲームやベンチマークソフトで確認するまでもなく、日常的な操作でレスポンスが速くなっていることを十分体感できるはずだ。
試しに、米アップルのQuickTime Guideサイトにある1280×720ピクセルのHDムービーを再生してみた。新MacBookのCPU稼働
率は、50%以下だったが、旧MacBookの稼働率は 120%を超えてしまった。つまり、それだけNVIDIA GeForce 9400Mのグラフ
ィック機能が、QuickTimeムービーの再生に効果を発揮しているといえるだろう。また、Adobe Photoshop Lightroom 2を使
ったRAW現像と、Adobe Photoshop CS3を使った画像補整も試してみた。まず、ライブラリでの一覧表示が高速になったことに驚
かされる。そして、トーンカーブを操作したときの変化も、ほとんどタイムラグなく画像に反映された。現像後の画像書き出しも一
瞬で、NVIDIA GeForce 9400M搭載の効果を思い知らされた。筆者の旧MacBookはBTOでカスタマイズしているので、単純な処理
時間の比較はできないのだが、体感的には、新MacBookの写真画像の処理速度は、ひと世代前のMacBook Proに十分匹敵する。デ
ジタル一眼レフカメラのユーザーで、Macを使用している人は少なくないかもしれないが、旧MacBook以前の機種で画像処理にもた
つきを感じていた人は、新MacBookを使ったRAW現像や画像補整の快適さに、惚れ惚れしてしまうはずだ。
抜群にタイピングしやすくなった新キーボード
最後に、新MacBookのキーボードについても触れておきたい。新旧MacBookでは、キーボードの形状はほぼ同じ。新MacBookの
キートップの色はブラックなので、一見すると、旧MacBookのブラックモデルと同じように見える。しかし、実際にタイピングし
てみると、その感触がずいぶん違っていることに気づくはずだ。新MacBookでは、キートップの中央に微妙なくぼみがつけられ
ているので、指の腹のカーブに絶妙にマッチするようになった。さらに、旧 MacBookのキーボードは、押し込んだときの反発が固く
カチャカチャした打ち心地だったのに対し、新MacBookでは、沈み込むような感触になった。表現が難しいのだが、新MacBookの
タイピング時の感触は、MacBook Proの感触に限りなく近づいたようだ。キーボードの変化は、とくに長文作成作業では影響が大きい。
好みの問題もあるが、筆者の場合は、新MacBookだと文字入力がものすごく楽だった。気持ち良くタイプできるし、旧MacBookで頻
発していたミスタイプや、キーを打ったのにうまく認識されないといったストレスも、新MacBookでは解消された。このキータッチだ
けとっても、新MacBookに買い換えたくなってしまうほどだ。同種のキーボードを搭載したWindowsノートPCと比較しても、新MacBook
のキーボードは、かなりすばらしい打鍵感触なのではないかと思う。このほか、新MacBookの上位モデル(2.4GHzのモデル)には
キーボードのバックライトが搭載されている。周囲の明るさに応じて、キーボードの下に配置された光ファイバーが発光して、キートッ
プの文字・記号のプリントやキーの周囲が光る。
プロとの垣根がなくなった魅力的な新MacBook
かつて、PowerBookとはデザインもコンセプトも異なるiBookが登場して以来、プロシューマー向けノートと、コンシューマー向け
ノートは、明確な差別化が図られてきた。しかし、新MacBookファミリーでは、ついにその垣根が取り払われた。新MacBookと新MacBook Pro
との違いは、ディスプレイサイズとGPUの違い、FireWire800の有無くらいである。総じて、新MacBookの価値が飛躍的に高まった
と言っていいだろう。もう、Macのノートにプロやコンシューマーという違いは存在しない。そう考えると、性能もデザインも新次元の
新MacBookは、かなりコストパフォーマンスの高いノートPCだと言える。ただ、一方で、相対的に新MacBook Proの魅力が減じられ
てしまうのは、少々残念だ。

55 :
早いもので、私がMacbookを購入してから3ヶ月経ちました。しばらくMacbookを使ってみたので、今感じている事でも書い
てみようと思います。なお、タイトルには「レビュー」としましたが、「チラシの裏」的な内容ですw
この3ヶ月間で、メインで使い続ける予定だったWindowsマシンが壊れたりして、私のコンピューティング環境は大きく変わり
ました。中でも、最も大きな変化は「Windows」をほとんど使わなくなった事です。このBlogで何度か取り上げていますが
私のMacbookにもWindows環境を構築しました。ですが、ここ最近はWindowsを起動すらしていません!これには、自分で
も驚いています。なんでWindows使わなくなったんだろう?という訳で、Windowsを使わなくなった理由を自己分析してみ
ました。その結果、どうも二つのキーワードに集約されそうです。※ ここで「Windows」は主に「XP」を指しています。
「Vista」は使った事がありませんので。(正確には、Vistaのβプログラムに参加して使った事があります。この時、どうし
てもVistaを受け入れる事ができませんでした...。なので、Vistaの購入は見送りました。思えば、この頃からWindows離れ
が始まっていたのかもしれないですw)
* 美しい「ヒラギノフォント」
皆さんはどのアプリケーションを一番長い時間利用しますか?私の場合は、間違いなく「ブラウザ」です。従って、ブラウザ
の良し悪しは最も重要なポイントになります。なお、私はメインブラウザとして、Safari(WebKit)を使っています。実際
に使っていて、体感として「速い」と感じます。その一つの要因として、JavaScriptの処理が高速であることが挙げられると思います。
このパフォーマンスという視点も大切なのですが、それ以上に重要だと感じているのが「フォント」です。Macでは日本語
フォントして「ヒラギノフォント」が標準で含まれています。これが本当に美しく、読みやすいです!実は、Macbookを購入
する何年も前に、知人のマカーから「ヒラギノ、美しい!」と聞いていました。当時は「美しいとか意味分からんwww」と
思っていたのですが...。今なら言えます、「ヒラギノ、美しい!」と。 特に、VMwareで起動したWindowsと併用してい
ると強く感じます。これまでは全く気にならなかったのですが、今ではMS系のフォントで文字を読むのが苦痛ですらあります。
そして、Macの環境に戻ってくると、なぜかホッとするようになりました。
* 使いたい時にすぐ使える「スリープ」
以前使ってたWindowsマシンでも、一応、この機能はありました。ですが、ほとんど使用しませんでした。私の環境だけ
だったのかもしれませんが、スリープ状態から戻らない事が頻繁に発生したからです。これでは、スリープ機能を積極的に使お
うとは思えませんでした。また、Windowsを長時間使い続ける事にも抵抗を感じていました。経験的に、スリープして使い続
けることよりも、一旦シャットダウンしてメモリをキレイにしようと考え方に慣れてしまっていました。このような経緯があって
Macのスリープを使ってみると本当に新鮮に感じます。スリープ状態から瞬時に、そして確実に、元の状態に復帰できます。また何
日使い続けても全く問題が発生しません(少なくとも今のところは)。やはり使いたい時にすぐにコンピュータが使える環境はとて
も快適です。この環境に慣れてくると、OSを起動する待ち時間も我慢できなくなってしまいます。一度、便利な事や快適な事を知
ってしまうと、なかなか元には戻れないですよね!ええと、実はこのエントリを書き始めた当初は、「Macbook購入を検
討している、Windows XPユーザ」の背中を押す内容にするつもりでした。例えば、「iPhoto、便利!」だから「Mac、イイ
ヨー!」という感じで。ただ、そもそもなんで Macを勧めようとしているんだ?という根本的な疑問から始まって、MacとWindo
wsを使い勝手の違いなどをアレコレ考えていくうちに、このような内容になっていました。自分でも意外な所を重要視しているなー
と思ったので、そのまま掲載してみることにします。正直に言えば、Macユーザからすると当たり前過ぎる話で、Windowsユーザ
から見るとイマイチ実感の沸かない話だったと思います。

56 :
今回はMacBook、次回はMacBook Proと2回に
分けて詳細にレビューしていく。両者には共通部分も多いので、できれば合わせて読んでいただきた
い。正直に申し上げると、最初に写真でMacBookを見たときにピンとこなかった。「あRほど
ね」といった印象しかなかったのである。これはもう、MacBook Airからの流れが自然すぎるからだ
ろう。アルミのボディーは想像していたものと大差なかったのだ。とはいえ、どの程度のデキなのか
実物をチェックする機会を楽しみに待っていた。早速、手元に届いたMacBookに触れて、驚愕した。
僕は、毎年300台ほどのパソコンを10年以上にわたってチェックしてきたのだが、ここまでボディーに
コストを分配した製品を初めて見た。ボディーにこだわった製品は、いくらでもある。以前取り上げた
東芝「RX2」のマグネシウムボディーやVAIOのモバイルモデルが採用するカーボンなどが良い例だ。
こだわりを定量化することはできないが、コストはMacBookよりもかかっている可能性は大いにある。
MacBookがすごいのは、普及モデルにして驚異的な質感のボディーを採用している点だ。これはアッ
プルだからできることであろう。MacOSのシェアが仮に10%程度だとすると、たいした数字ではない。
だが、そのシェアを1社のパソコンが占めているのである。MacBookのアルミボディーの生産台数は
相当な数に上るはずだ。量産効果が効くからこそ、専用の製造工程を構築してこんなにとてつもない
製品が作れるのである。店頭でMacBookを見たらまず、トラックパッドの下にある切り込み部分に
触れて欲しい。液晶のフタを開ける際に指をかけるための切り込みなのだが、この造形は金属の固まり
からくりぬいたモデルでなければできないだろう。ボディーのエッジの立ち方もしかり、である。
あまりにも硬いボディーは、まるで金属を持っているような印象を受ける。信じられない高級感とともに
数値以上に重く感じる人も多いはずだ。もちろん、2.04キロではモバイルには重い。だが、旧モデルより
200グラムほど軽くなっているのだ。A4ノートとしては、素晴らしい薄さでもある。どこでも良いから
ボディーの継ぎ目を見ると、構成するパーツの精度がわかるだろう。スキマというスキマが細く
しかもぴたりと同じ幅なのだ。これは、樹脂製のボディでは困難な成型だ。底面には、ネジが4つしかなく
レバーでバッテリーを脱着できるようになっている。さらに各種コネクターの中をのぞいてみるといい。
もちろんここには樹脂のパーツが入っているわけだが、色には驚くべし。なんと、グレーなのだ。
こういうやたらに細かい部分までのこだわりの積み重ねが、最終的に製品の良さにつながる。
性能とは無関係だが、所有欲には直結するというわけだ。機能として一番話題になっているのが
トラックパッドのボタンがなくなったことだろう。パッド全体がボタンを兼ねており、押し下げると
クリックできる仕組みだ。僕は最初、人差し指1本で操作し、そのままクリックしてみた。つまり
アイコンを選択した人差し指を押し下げたのだ。これが重い。指が疲れるほど重いのである。そんな
使い方をしていると「ダメだこのパッドは」と思うかもしれない。ところが、しばらく使ってやっと
理解した。このパッドは、従来のクリックボタンとほぼ同様の使い方ができてしまうのである。例えば
右手の人差し指でアイコンを選択したら、親指でパッドの下の方をクリックできる。つまり、このパッド
はいままで通りの使い方ができる上に、どこでもクリックできるという懐の広さで、使い勝手をあげて
くれる。素晴らしいじゃないか。ホメる点はあれど、否定するべきでは決してないのだ。複数のアイコン
を選択するときなどは、右手の人差し指でドラッグしておき、左手の親指でパッドの左部分をクリック
するなど、かつてない使い方ができるのは、かなり便利だぞ!今回は、新たに4本の指までの操作に対応
している。標準設定では、4本で上下になぞると「Expose」を利用でき、左右になぞるとアプリケーションの
切り替えとなる。僕のようにWindows中心のユーザーは、右下カド等に右クリックのエリアを指定できるのも
うれしい。Macがついに、2ボタンを採用してたようなものなのだ。今シーズンは、CPUよりグラフィックス
機能が強化されている。NVIDIA製のチップセットを採用しているのが大きな違いだ

57 :
ベンチマークを取れば、グラフィックの能力に大きな
差があるはずだ。ただ横並びで使ってみない限りさほど差はわからないだろう。用途によるところが大きいので
動画やゲームなどなら体感できるはず。エントリーモデルとしては、十分なパフォーマンスだ。この高級ボディー
にして14万8000円という価格は、とてつもないバーゲンだ。前モデルに比べると1%の弱点もなく良くなって
いる。だが、ちょっと微妙なのが、旧モデルより欲しくなるかどうか、である。僕はもちろん、ちゅうちょせず
に欲しい。だが、ポップなデザインの旧モデルのルックスを好んでいたエントリーユーザーや、ライトユーザー
がこの高級感を受け入れてくれるかどうかが微妙なのだ。ここで断言しておくが、このボディーは高級感を醸
し出したのではない。間違いなく高級品だ。高級だが、かわいらしさや親しみやすさには欠けている。
MacBook Proなら、コンセプトと100%合致しているが、MacBookにここまでの質感が必要なのだろうか?
「私はよくわからないから、安くてかわいい白でいいよ」と、継続ボディの最廉価モデルがよく売れてしまう
かもしれない。アップルの戦略は吉と出るのだろうか?もちろん、ユーザーにとってはこのモデルを買う方が
間違いなくお得だ。樹脂と違って割れてしまう可能性も低く、痛みも少ないので末永く満足して使えるだろう。
僕がアドバイスするなら、今日からパソコンを使い始めるユーザーも迷わず新モデルを買って欲しい。
MacBookとMacBook Proがフルモデルチェンジした。今回はMacBook、次回はMacBook Proと2回に
分けて詳細にレビューしていく。両者には共通部分も多いので、できれば合わせて読んでいただきた
い。正直に申し上げると、最初に写真でMacBookを見たときにピンとこなかった。「あRほど
ね」といった印象しかなかったのである。これはもう、MacBook Airからの流れが自然すぎるからだ
ろう。アルミのボディーは想像していたものと大差なかったのだ。とはいえ、どの程度のデキなのか
実物をチェックする機会を楽しみに待っていた。早速、手元に届いたMacBookに触れて、驚愕した。
僕は、毎年300台ほどのパソコンを10年以上にわたってチェックしてきたのだが、ここまでボディーに
コストを分配した製品を初めて見た。ボディーにこだわった製品は、いくらでもある。以前取り上げた
東芝「RX2」のマグネシウムボディーやVAIOのモバイルモデルが採用するカーボンなどが良い例だ。
こだわりを定量化することはできないが、コストはMacBookよりもかかっている可能性は大いにある。
MacBookがすごいのは、普及モデルにして驚異的な質感のボディーを採用している点だ。これはアッ
プルだからできることであろう。MacOSのシェアが仮に10%程度だとすると、たいした数字ではない。
だが、そのシェアを1社のパソコンが占めているのである。MacBookのアルミボディーの生産台数は
相当な数に上るはずだ。量産効果が効くからこそ、専用の製造工程を構築してこんなにとてつもない
製品が作れるのである。店頭でMacBookを見たらまず、トラックパッドの下にある切り込み部分に
触れて欲しい。液晶のフタを開ける際に指をかけるための切り込みなのだが、この造形は金属の固まり
からくりぬいたモデルでなければできないだろう。ボディーのエッジの立ち方もしかり、である。
あまりにも硬いボディーは、まるで金属を持っているような印象を受ける。信じられない高級感とともに
数値以上に重く感じる人も多いはずだ。もちろん、2.04キロではモバイルには重い。だが、旧モデルより
200グラムほど軽くなっているのだ。A4ノートとしては、素晴らしい薄さでもある。どこでも良いから
ボディーの継ぎ目を見ると、構成するパーツの精度がわかるだろう。スキマというスキマが細く
しかもぴたりと同じ幅なのだ。これは、樹脂製のボディでは困難な成型だ。底面には、ネジが4つしかなく
レバーでバッテリーを脱着できるようになっている。さらに各種コネクターの中をのぞいてみるといい。
もちろんここには樹脂のパーツが入っているわけだが、色には驚くべし。なんと、グレーなのだ。
こういうやたらに細かい部分までのこだわりの積み重ねが、最終的に製品の良さに

58 :
前シーズン継続ボディーのモデルと逆転しているのだ。ベンチマークを取れば、グラフィックの能力に大きな
差があるはずだ。ただ横並びで使ってみない限りさほど差はわからないだろう。用途によるところが大きいので
動画やゲームなどなら体感できるはず。エントリーモデルとしては、十分なパフォーマンスだ。この高級ボディー
にして14万8000円という価格は、とてつもないバーゲンだ。前モデルに比べると1%の弱点もなく良くなって
いる。だが、ちょっと微妙なのが、旧モデルより欲しくなるかどうか、である。僕はもちろん、ちゅうちょせず
に欲しい。だが、ポップなデザインの旧モデルのルックスを好んでいたエントリーユーザーや、ライトユーザー
がこの高級感を受け入れてくれるかどうかが微妙なのだ。ここで断言しておくが、このボディーは高級感を醸
し出したのではない。間違いなく高級品だ。高級だが、かわいらしさや親しみやすさには欠けている。
MacBook Proなら、コンセプトと100%合致しているが、MacBookにここまでの質感が必要なのだろうか?
「私はよくわからないから、安くてかわいい白でいいよ」と、継続ボディの最廉価モデルがよく売れてしまう
かもしれない。アップルの戦略は吉と出るのだろうか?もちろん、ユーザーにとってはこのモデルを買う方が
間違いなくお得だ。樹脂と違って割れてしまう可能性も低く、痛みも少ないので末永く満足して使えるだろう。
僕がアドバイスするなら、今日からパソコンを使い始めるユーザーも迷わず新モデルを買って欲しい。
MacBookとMacBook Proがフルモデルチェンジした。今回はMacBook、次回はMacBook Proと2回に
分けて詳細にレビューしていく。両者には共通部分も多いので、できれば合わせて読んでいただきた
い。正直に申し上げると、最初に写真でMacBookを見たときにピンとこなかった。「あRほど
ね」といった印象しかなかったのである。これはもう、MacBook Airからの流れが自然すぎるからだ
ろう。アルミのボディーは想像していたものと大差なかったのだ。とはいえ、どの程度のデキなのか
実物をチェックする機会を楽しみに待っていた。早速、手元に届いたMacBookに触れて、驚愕した。
僕は、毎年300台ほどのパソコンを10年以上にわたってチェックしてきたのだが、ここまでボディーに
コストを分配した製品を初めて見た。ボディーにこだわった製品は、いくらでもある。以前取り上げた
東芝「RX2」のマグネシウムボディーやVAIOのモバイルモデルが採用するカーボンなどが良い例だ。
こだわりを定量化することはできないが、コストはMacBookよりもかかっている可能性は大いにある。
MacBookがすごいのは、普及モデルにして驚異的な質感のボディーを採用している点だ。これはアッ
プルだからできることであろう。MacOSのシェアが仮に10%程度だとすると、たいした数字ではない。
だが、そのシェアを1社のパソコンが占めているのである。MacBookのアルミボディーの生産台数は
相当な数に上るはずだ。量産効果が効くからこそ、専用の製造工程を構築してこんなにとてつもない
製品が作れるのである。店頭でMacBookを見たらまず、トラックパッドの下にある切り込み部分に
触れて欲しい。液晶のフタを開ける際に指をかけるための切り込みなのだが、この造形は金属の固まり
からくりぬいたモデルでなければできないだろう。ボディーのエッジの立ち方もしかり、である。
あまりにも硬いボディーは、まるで金属を持っているような印象を受ける。信じられない高級感とともに
数値以上に重く感じる人も多いはずだ。もちろん、2.04キロではモバイルには重い。だが、旧モデルより
200グラムほど軽くなっているのだ。A4ノートとしては、素晴らしい薄さでもある。どこでも良いから
ボディーの継ぎ目を見ると、構成するパーツの精度がわかるだろう。スキマというスキ

59 :
ところで、新MacBookでは、ディスプレイ前面がガラスパネルで覆われたことで、「画面への映り込みが気になる」とい
う声をよく耳にする。ディスプレイ自体は、新旧どちらのMacBookも光沢タイプなのだが、旧MacBookは反射を低減する
処理が施されていたのに対して、新MacBookではその処理がなくなり、加えてガラスパネルで覆われるようになった。結
論から言ってしまえば、新MacBookでは、画面への映り込みがそれなりにある。蛍光灯の下で暗闇のシーンなどを鑑賞してい
ると、見る位置と角度によっては、部屋の明かりの映り込みが気になることがあるかもしれない。しかし、通常の使用では
映り込みはほとんど気にならないレベルだ。それよりも、LEDバックライトの採用によって、画面全体が均一な明るさになった
ことと、旧MacBookと比べて輝度が高くなったことの恩恵のほうが大きい。また、スリープからの復帰時に、ほとんど瞬間的
に画面が明るく表示されるのも使い勝手が良くなった。旧MacBookも、画面が明るくなるのが遅かったわけではないが、それ
でもLEDバックライトと比べるとその効果は歴然だ。モバイルでの出動機会も増えそうな新MacBookだけに、屋外での映り込
みも気になるところ。試してみたところ、Web画面やWord書類を開いているときには、映り込みはそれほど気にはならなかっ
た。ただ、ディスプレイの周囲が黒いベゼルに変わったので、この部分では、空の反射などがけっこう目立つようだ。どうして
も気になるようであれば、ディスプレイに市販のアンチグレアフィルムを貼るなどの対策を講じれば良いだろう。
新MacBookレビュー第2弾! キーボードもトラックパッドもイカスぜ
店頭でも注目されている新MacBook。常に大勢のお客に囲まれており、実機に触るのに順番待ちをしなくてはならないほどだ。
こうした人気は売り上げにも現れている。CPUの動作速度が2GHzの下位モデル「MB466J/A」は、10月第4週(10月20-26日)
BCNランキングの販売台数シェアで堂々の9位とトップ10入り。5万円前後の「ミニノートPC」が目立つ中の大健闘だ。それ
ではCPU動作速度が2.4GHzの新MacBook上位モデル「MB467J/A」レビューの第2弾。今回は、旧MacBookと比較しながら
新MacBookのスペック、操作性を検証してみた。 モバイル用として使用する場合、頻繁に触るトラックパッドの使い心地は
どうだろう。旧MacBookのトラックパッドでは、2本指のジェスチャーでスクロール操作ができたが、新MacBookでは
3本指や4本指で、上下または左右にスライドさせるスワイプでの操作もできる。例えば4本指で上下にスワイプするとExpose
が起動して、開いているファイルやフォルダがデスクトップにサムネイル状態で一覧表示される。
滑らかな「トラックパッド」
Windows Vistaにも「Windowsフリップ3D」という機能があるが、新MacBookの「マルチタッチトラックパッド」での4本
指スワイプは、それよりももっと直感的に、素早く目的の作業にジャンプできる画期的なものだ。こうしたさまざまなマルチ
タッチジェスチャーは、ものの数時間で自在に使いこなせるようになる。「マルチタッチトラックパッド」を2本指でタップす
ると、マウスの右クリックと同じ操作を行うこともできる。このとき、2本の指の開き具合やタップしたときの接地間隔で
MacOSが2本指タップか1本指タップかを判断してくれる。例えば、親指を「マルチタッチトラックパッド」に触れたまま
人差し指で少し離れた位置をタップすると、それは1本指タップと判断される。指先のジェスチャーに対するMacOSの判断が
なんともユーザーフレンドリーなのだ。こちらのやりたいことを、マシンが汲み取ってくれるかのような親しみやすさを覚える。
旧MacBookではアップル純正のマウスを常用している筆者だが、新MacBookのマルチタッチジェスチャーに慣れると、マウ
スの出番は完全になくなってしまった。

60 :
目に見えないところでの新旧MacBookの一番の違いといえば、システムバスの速度とグラフィックス機能だろう。
実はこれらも、決して目に見えないわけではない。新MacBookは、あらゆる面で動作のキビキビ感が旧MacBookを上回っている。
3Dゲームやベンチマークソフトで確認するまでもなく、日常的な操作でレスポンスが速くなっていることを十分体感できるはずだ。
試しに、米アップルのQuickTime Guideサイトにある1280×720ピクセルのHDムービーを再生してみた。新MacBookのCPU稼働
率は、50%以下だったが、旧MacBookの稼働率は 120%を超えてしまった。つまり、それだけNVIDIA GeForce 9400Mのグラフ
ィック機能が、QuickTimeムービーの再生に効果を発揮しているといえるだろう。また、Adobe Photoshop Lightroom 2を使
ったRAW現像と、Adobe Photoshop CS3を使った画像補整も試してみた。まず、ライブラリでの一覧表示が高速になったことに驚
かされる。そして、トーンカーブを操作したときの変化も、ほとんどタイムラグなく画像に反映された。現像後の画像書き出しも一
瞬で、NVIDIA GeForce 9400M搭載の効果を思い知らされた。筆者の旧MacBookはBTOでカスタマイズしているので、単純な処理
時間の比較はできないのだが、体感的には、新MacBookの写真画像の処理速度は、ひと世代前のMacBook Proに十分匹敵する。デ
ジタル一眼レフカメラのユーザーで、Macを使用している人は少なくないかもしれないが、旧MacBook以前の機種で画像処理にもた
つきを感じていた人は、新MacBookを使ったRAW現像や画像補整の快適さに、惚れ惚れしてしまうはずだ。
抜群にタイピングしやすくなった新キーボード
最後に、新MacBookのキーボードについても触れておきたい。新旧MacBookでは、キーボードの形状はほぼ同じ。新MacBookの
キートップの色はブラックなので、一見すると、旧MacBookのブラックモデルと同じように見える。しかし、実際にタイピングし
てみると、その感触がずいぶん違っていることに気づくはずだ。新MacBookでは、キートップの中央に微妙なくぼみがつけられ
ているので、指の腹のカーブに絶妙にマッチするようになった。さらに、旧 MacBookのキーボードは、押し込んだときの反発が固く
カチャカチャした打ち心地だったのに対し、新MacBookでは、沈み込むような感触になった。表現が難しいのだが、新MacBookの
タイピング時の感触は、MacBook Proの感触に限りなく近づいたようだ。キーボードの変化は、とくに長文作成作業では影響が大きい。
好みの問題もあるが、筆者の場合は、新MacBookだと文字入力がものすごく楽だった。気持ち良くタイプできるし、旧MacBookで頻
発していたミスタイプや、キーを打ったのにうまく認識されないといったストレスも、新MacBookでは解消された。このキータッチだ
けとっても、新MacBookに買い換えたくなってしまうほどだ。同種のキーボードを搭載したWindowsノートPCと比較しても、新MacBook
のキーボードは、かなりすばらしい打鍵感触なのではないかと思う。このほか、新MacBookの上位モデル(2.4GHzのモデル)には
キーボードのバックライトが搭載されている。周囲の明るさに応じて、キーボードの下に配置された光ファイバーが発光して、キートッ
プの文字・記号のプリントやキーの周囲が光る。
プロとの垣根がなくなった魅力的な新MacBook
かつて、PowerBookとはデザインもコンセプトも異なるiBookが登場して以来、プロシューマー向けノートと、コンシューマー向け
ノートは、明確な差別化が図られてきた。しかし、新MacBookファミリーでは、ついにその垣根が取り払われた。新MacBookと新MacBook Pro
との違いは、ディスプレイサイズとGPUの違い、FireWire800の有無くらいである。総じて、新MacBookの価値が飛躍的に高まった
と言っていいだろう。もう、Macのノートにプロやコンシューマーという違いは存在しない。そう考えると、性能もデザインも新次元の
新MacBookは、かなりコストパフォーマンスの高いノートPCだと言える。ただ、一方で、相対的に新MacBook Proの魅力が減じられ
てしまうのは、少々残念だ。それだけ新MacBookが魅力的なわけだが、MacBook Proの次のモデルでは、例えば、Adobe RGB対応の
ディスプレイを搭載して、アップルの写真管理・編集ソフト「Aperture」の最新バージョンをプリインストールする
「Photographer's Edition」がBT

61 :
何で途中で切れるんだ?

62 :
容量オーバーでスレを落とすのが目的のようだから、
おそらく内容に意味は無い。
こういうことを罪悪感すらなく平気で繰り返せるのがApple信者の恐ろしいところだな。

63 :
ほんと、こぴぺご苦労って感じだな。
信者パワーは恐ろしい。

64 :
>>62
Part2立てればいいだけじゃね?
マカーってそんなにバカなのか?

65 :
バカだよ?
そんなこともわからない?

66 :
ネットブックブームの陰で光る売れる「MacBook」とアップルの戦略
ノートPCの売れ行きが堅調だ。調査会社BCNが全国25社2338店舗の大手家電量販店のPOSデータを集計したBCNランキン
グによると、ノートPCの2008年1〜12月の販売台数は前年同期比19%増という大幅な成長となった。成長率は四半期を追う
ごとに高まっており、第1四半期(1〜3月)は5.2%増、第2四半期(4〜6月)は8.1%増にとどまっていたものが、第3四半期
(7〜9月)が25.8%増、第4四半期(10〜12月)が40.3%増と、驚くべき伸張率となっているのだ。この背景にはネットブッ
クの貢献が見逃せないのは周知の通り。BCNがミニノートとして集計している10.2型以下のディスプレイを搭載したノートP
C の成長率は、第3四半期には前年同期比16倍、第4四半期には同22倍という大幅な伸びを見せた。ノートPC市場全体の約25
%を占めていたミニノートは、2009年1月に入ってからは、ノートPC全体の3割近くまで構成比が拡大。今年は、ミニノート
の構成比拡大がさらに進展する可能性がありそうだ。メーカー別の数値を見ると、ノートPC市場全体の成長を上回る実績とな
っているのは、ほとんどがネットブックを発売しているメーカーだ。そんな中で唯一、市場平均以上に成長しているにも関わ
らず、ネットブックを投入していないメーカーがあった。それはアップルだ。BCNの調べによると、2008年通期のアップルの
ノートPCの成長率は前年比34%増と、市場全体の19%を大きく上回っている。東芝の 2.6%増、NECの4.5%増、富士通の3%
減というように、国内PCメーカー各社が軒並み苦戦しているのに比べても突出した伸び率となっている。 アップルは、2008
年1月に、13.3型ワイド液晶を備えたスリムなモバイルノート「MacBook Air」を投入。2008年10月には一体成型の「ユニボ
ディー」を採用したメーンストリームの新「MacBook」と、上級者向けの新「MacBook Pro」(15インチ版)を発売し、ノー
トPCのラインアップを拡大してきた。こうしたラインアップの強化が、同社のノートPCのシェア向上に寄与していると言っ
ていいだろう。実は、この傾向は日本だけのものではない。先ごろ、米アップルが発表した2009年第1四半期(10〜12月)の
決算では、Mac全体の販売台数は9%増の252万4000台となった。ただ、そのうち、ノートPCは34%増の179万6000台で、や
はり大幅な成長率となっているのだ。前年度第1四半期には6割を切っていたアップルにおけるノートPCの販売台数構成比は
今年度第1四半期でなんと71.2%にまで上昇している。1月に入ってからも、MacBook Proの17インチ版を発表。さらにはMac
Bookの一部機能強化などを図り、ノートPCの強化に余念がない。アップルは、ノートPC戦略において、ネットブックとは別の
方向に舵を切ったのだ。 今年1月にサンフランシスコで開かれた「Macworld Conference & Expo」で、基調講演の大役を務め
た米アップルのフィル・シラー上席副社長に、昨年秋に単独インタビューした際、同氏はこんな風に語っていた。「500ドル程
度のノートPCは、メーカーの勝手な判断で機能を削除したり、技術面で妥協したり、スペックを落としたもの。本来、提供し
なくてはならない機能まで削除している。それに対して、マックは多くのイノベーション(技術革新)を詰め込み、将来的に必
要になるであろう機能も提供している。将来の利用環境を見据えて開発するMacの価値は、とても500ドルでは作れない。アッ
プルが500ドルのノートPCを投入することは、現時点ではない」その戦略は、まさに成功していると言えよう。ネットブックが
推進している「価値を削除して、価格を下げて、台数を売る」ことは、台数増加につながるが、販売金額は減少する。ネットブ
ックによる低価格化に引きずられて、メーンストリームのノートPCまで価格下落を余儀なくされるPCメーカー各社が業績悪化
に苦戦しているのはそのためだ。だが、アップルはそれと対峙(たいじ)する「価値を高めて、価格を維持し、台数を売る」と
いう手をとった。その結果、第1四半期の売上高は、前年同期比6%増の101億6700万ドルと100億ドルを突破。日本においても
販売台数で9%増、売上高で20%増を達成している。ノート PC1台あたりの利益も上昇している。ネットブックへの話題集中の
陰に隠れているが、実は、アップルのノートPCの躍進は特筆すべきものがあるのだ。

67 :
348 名前:不明なデバイスさん[sage] 投稿日:2009/03/01(日) 19:11:22 ID:gEI+n0wH
1920x1080買うやつって何なの?馬鹿なの?死ぬの?
普通1920x1200だろ。
1600x1200環境で作成されたwebページだと、縦にスクロールバーが出たりするけど、
1920x1200だとスッキリ表示。
DbDさえ実装してれば1920x1080のハイビジョン再生等も完璧。
1920x1080買う奴はカス。物の価値のわからないゴミクズ。
1920x1080持ってる奴がいたら「ああ、コイツ安物買いのバカだな」と蔑みましょう。
350 名前:不明なデバイスさん[sage] 投稿日:2009/03/01(日) 19:34:53 ID:gEI+n0wH
世の中には、その一点だけで能無しと判断できる場合がある。
・ドザ(うぃんどうずユーザー)
・ガラケーユーザー(スマートフォンもiPhone以外は全てゴミ)
・液晶バラ購入で1920x1200が選択できたのに、1920x1080液晶を使ってる。
・グレア(つるつる)液晶が選択できるのに、あえてノングレア(ざらざら)を選んだ。
一つでもあてはまるなら、ソイツはビジネスパートナーとして失格なのはもちろん、
友人としても距離を置いたほうがいい。

68 :
キチガイだな。
マカは自分自身のそれに気づいていないのが哀れ…。

69 :
気づくくらいならマカーにはなってないだろうしなぁ

70 :
ふーん。

71 :
魔カーってのは、腐れりんごの毒電波を盲信するような奴らなんだぜ。

72 :
ついにこの板でもマカーはキチガイって事実が浸透しちゃったんだな

73 :
Mac版なんかキチガイマカーと煽り自作ヲタがバトルを繰り返しているからな。
見るに耐えん。

74 :
0月15日発売のアップルの新MacBookファミリー。発売から2週間ほどたったが、この間、テレビをはじめさまざまな
メディアで取り上げられ、旧来のMacユーザーだけでなく、Windows PCユーザーや、これからノートPCを買おうという
PC初心者層からも、高い関心が寄せられている。新MacBookの使い心地を確かめてみた。
新旧で、まるで違った印象を見せるMacBook。
今回、お借りしたのは新MacBookの上位モデル「MB467J/A」。ひと世代前の白いMacBookを持っていたので、旧モデル
と比較しながら新MacBookの特徴をお伝えしよう。まずはパッケージ。ボディ本体の幅と奥行きは新旧でそれほど変わら
ないのに、箱の大きさはずいぶんと違う。新MacBookのパッケージはひと回り小さく、持ち運びしやすい。上ぶたの
裏側にクッション素材が取り付けられており、それがボディ本体の固定と、外部からの衝撃への緩衝材になっている。
梱包方法は、iPhone 3Gとよく似ている。上ぶたを開けると、黒いケースに本体が収まっていて、その下の黒い紙箱に
インストールディスクや取り扱い説明書などがしまい込まれている。なお、付属品であるインストールディスクは
MacOS X用とアプリケーション用の2枚ある。MagSafe電源アダプタは、旧MacBookからとくに変更はないようだ。
本体をチェック! 「ユニボディ」で軽くなったのに剛性感はアップ
それでは本体を見ていこう。デザインの基本的な方向性は新旧で変わっていないが、旧MacBookのボディがポリカー
ボネートだったのに対して、新MacBookはアルミ削り出しの「ユニボディ」になったことで、見た目の印象はずいぶん
と違っている。新MacBookは、その金属の重厚感から、見た目には何だか重そうに思える。しかし、実際に手に取って
みると、旧MacBookよりもかなり軽くなっていることがわかる。計ってみると約230gほど新MacBookのほうが軽かった。
この軽量化には、アルミ自体が高剛性で軽いことに加え、「ユニボディ」の採用によって内部のフレームなどをなくし
部品点数を大幅に削減できたことも寄与しているのだろう。また、新旧MacBookを並べてみると、ちょうど旧MacBook
のディスプレイ分だけ、新MacBookのほうが薄くなっていることがわかる。ディスプレイのバックライトがLEDに変更
されたことで軽量になったのと、それによってボディ全体の厚みも薄くなったので、手に持ったときに、よりいっそう軽く
感じられる。薄く軽くなった新MacBookだが、ボディの剛性感は、旧MacBookよりもはるかに高い。試しに両手で持って
ねじれ方向に力を加えてみたが、まったくびくともしなかった。旧MacBookでは、さすがにここまで力を加えることは
怖くてできなかった。最後に背面を見ていこう。新MacBookのヒンジ部の黒いプラスチック部分には、無線LANのための
アンテナが仕込まれている。旧MacBookのヒンジ部左右には、スピーカー用のスリットがあるが、新MacBookにはない。
新MacBookのスピーカーは、キーボードの下に埋め込まれているそうだ。キーボード部分から音が立ち上がってくるので
旧MacBookよりも良い音質に聞こえる。
アルミ削り出しによる美しいライン、魅せる工夫がここにも……
デザイン性では、アルミの一枚板から削り出された「ユニボディ」の、キーボード面から側面にかけてのラインが実に美しかった。
とくにキーボード手前側のパームレスト部分とその側面は、使用時に手のひらが頻繁に触れるところで、長時間使っていると
手首が痛くなったり、ボディがひどく汚れたりするものだが、新MacBookでは、継ぎ目がまったくないので手のひらへの
感触も心地良く、汚れやたわみも気にする必要がないので、安心して作業に没頭できる。心地良いといえば、新MacBook
の新しいガラス製「マルチタッチトラックパッド」の触り心地だ。指のすべり具合は、もはや官能的とでもいうべき次元に
ある。少し触っただけではあまり実感できないかもしれないが、しばらく使い続けていると、もう他のトラックパッドでは
満足できなくなってくるくらいだ。エッチング加工されたガラス製のトラックバッドなのだが、単なるガラ

75 :
ところで、新MacBookでは、ディスプレイ前面がガラスパネルで覆われたことで、「画面への映り込みが気になる」とい
う声をよく耳にする。ディスプレイ自体は、新旧どちらのMacBookも光沢タイプなのだが、旧MacBookは反射を低減する
処理が施されていたのに対して、新MacBookではその処理がなくなり、加えてガラスパネルで覆われるようになった。結
論から言ってしまえば、新MacBookでは、画面への映り込みがそれなりにある。蛍光灯の下で暗闇のシーンなどを鑑賞してい
ると、見る位置と角度によっては、部屋の明かりの映り込みが気になることがあるかもしれない。しかし、通常の使用では
映り込みはほとんど気にならないレベルだ。それよりも、LEDバックライトの採用によって、画面全体が均一な明るさになった
ことと、旧MacBookと比べて輝度が高くなったことの恩恵のほうが大きい。また、スリープからの復帰時に、ほとんど瞬間的
に画面が明るく表示されるのも使い勝手が良くなった。旧MacBookも、画面が明るくなるのが遅かったわけではないが、それ
でもLEDバックライトと比べるとその効果は歴然だ。モバイルでの出動機会も増えそうな新MacBookだけに、屋外での映り込
みも気になるところ。試してみたところ、Web画面やWord書類を開いているときには、映り込みはそれほど気にはならなかっ
た。ただ、ディスプレイの周囲が黒いベゼルに変わったので、この部分では、空の反射などがけっこう目立つようだ。どうして
も気になるようであれば、ディスプレイに市販のアンチグレアフィルムを貼るなどの対策を講じれば良いだろう。
新MacBookレビュー第2弾! キーボードもトラックパッドもイカスぜ
店頭でも注目されている新MacBook。常に大勢のお客に囲まれており、実機に触るのに順番待ちをしなくてはならないほどだ。
こうした人気は売り上げにも現れている。CPUの動作速度が2GHzの下位モデル「MB466J/A」は、10月第4週(10月20-26日)
BCNランキングの販売台数シェアで堂々の9位とトップ10入り。5万円前後の「ミニノートPC」が目立つ中の大健闘だ。それ
ではCPU動作速度が2.4GHzの新MacBook上位モデル「MB467J/A」レビューの第2弾。今回は、旧MacBookと比較しながら
新MacBookのスペック、操作性を検証してみた。 モバイル用として使用する場合、頻繁に触るトラックパッドの使い心地は
どうだろう。旧MacBookのトラックパッドでは、2本指のジェスチャーでスクロール操作ができたが、新MacBookでは
3本指や4本指で、上下または左右にスライドさせるスワイプでの操作もできる。例えば4本指で上下にスワイプするとExpose
が起動して、開いているファイルやフォルダがデスクトップにサムネイル状態で一覧表示される。
滑らかな「トラックパッド」
Windows Vistaにも「Windowsフリップ3D」という機能があるが、新MacBookの「マルチタッチトラックパッド」での4本
指スワイプは、それよりももっと直感的に、素早く目的の作業にジャンプできる画期的なものだ。こうしたさまざまなマルチ
タッチジェスチャーは、ものの数時間で自在に使いこなせるようになる。「マルチタッチトラックパッド」を2本指でタップす
ると、マウスの右クリックと同じ操作を行うこともできる。このとき、2本の指の開き具合やタップしたときの接地間隔で
MacOSが2本指タップか1本指タップかを判断してくれる。例えば、親指を「マルチタッチトラックパッド」に触れたまま
人差し指で少し離れた位置をタップすると、それは1本指タップと判断される。指先のジェスチャーに対するMacOSの判断が
なんともユーザーフレンドリーなのだ。こちらのやりたいことを、マシンが汲み取ってくれるかのような親しみやすさを覚える。

76 :
新旧MacBookの一番の違いといえば、システムバスの速度とグラフィックス機能だろう。
実はこれらも、決して目に見えないわけではない。新MacBookは、あらゆる面で動作のキビキビ感が旧MacBookを上回っている。
3Dゲームやベンチマークソフトで確認するまでもなく、日常的な操作でレスポンスが速くなっていることを十分体感できるはずだ。
試しに、米アップルのQuickTime Guideサイトにある1280×720ピクセルのHDムービーを再生してみた。新MacBookのCPU稼働
率は、50%以下だったが、旧MacBookの稼働率は 120%を超えてしまった。つまり、それだけNVIDIA GeForce 9400Mのグラフ
ィック機能が、QuickTimeムービーの再生に効果を発揮しているといえるだろう。また、Adobe Photoshop Lightroom 2を使
ったRAW現像と、Adobe Photoshop CS3を使った画像補整も試してみた。まず、ライブラリでの一覧表示が高速になったことに驚
かされる。そして、トーンカーブを操作したときの変化も、ほとんどタイムラグなく画像に反映された。現像後の画像書き出しも一
瞬で、NVIDIA GeForce 9400M搭載の効果を思い知らされた。筆者の旧MacBookはBTOでカスタマイズしているので、単純な処理
時間の比較はできないのだが、体感的には、新MacBookの写真画像の処理速度は、ひと世代前のMacBook Proに十分匹敵する。デ
ジタル一眼レフカメラのユーザーで、Macを使用している人は少なくないかもしれないが、旧MacBook以前の機種で画像処理にもた
つきを感じていた人は、新MacBookを使ったRAW現像や画像補整の快適さに、惚れ惚れしてしまうはずだ。
抜群にタイピングしやすくなった新キーボード
最後に、新MacBookのキーボードについても触れておきたい。新旧MacBookでは、キーボードの形状はほぼ同じ。新MacBookの
キートップの色はブラックなので、一見すると、旧MacBookのブラックモデルと同じように見える。しかし、実際にタイピングし
てみると、その感触がずいぶん違っていることに気づくはずだ。新MacBookでは、キートップの中央に微妙なくぼみがつけられ
ているので、指の腹のカーブに絶妙にマッチするようになった。さらに、旧 MacBookのキーボードは、押し込んだときの反発が固く
カチャカチャした打ち心地だったのに対し、新MacBookでは、沈み込むような感触になった。表現が難しいのだが、新MacBookの
タイピング時の感触は、MacBook Proの感触に限りなく近づいたようだ。キーボードの変化は、とくに長文作成作業では影響が大きい。
好みの問題もあるが、筆者の場合は、新MacBookだと文字入力がものすごく楽だった。気持ち良くタイプできるし、旧MacBookで頻
発していたミスタイプや、キーを打ったのにうまく認識されないといったストレスも、新MacBookでは解消された。このキータッチだ
けとっても、新MacBookに買い換えたくなってしまうほどだ。同種のキーボードを搭載したWindowsノートPCと比較しても、新MacBook
のキーボードは、かなりすばらしい打鍵感触なのではないかと思う。このほか、新MacBookの上位モデル(2.4GHzのモデル)には
キーボードのバックライトが搭載されている。周囲の明るさに応じて、キーボードの下に配置された光ファイバーが発光して、キートッ
プの文字・記号のプリントやキーの周囲が光る。
プロとの垣根がなくなった魅力的な新MacBook
かつて、PowerBookとはデザインもコンセプトも異なるiBookが登場して以来、プロシューマー向けノートと、コンシューマー向け
ノートは、明確な差別化が図られてきた。しかし、新MacBookファミリーでは、ついにその垣根が取り払われた。新MacBookと新MacBook Pro
との違いは、ディスプレイサイズとGPUの違い、FireWire800の有無くらいである。総じて、新MacBookの価値が飛躍的に高まった
と言っていいだろう。もう、Macのノートにプロやコンシューマーという違いは存在しない。そう考えると、性能もデザインも新次元の
新MacBookは、かなりコストパフォーマンスの高いノートPCだと言える。ただ、一方で、相対的に新MacBook Proの魅力が減じられ
てしまうのは、少々残念だ。

77 :
Macbookレビュー@3ヶ月目 - Windowsを使わなくなった理由
早いもので、私がMacbookを購入してから3ヶ月経ちました。しばらくMacbookを使ってみたので、今感じている事でも書い
てみようと思います。なお、タイトルには「レビュー」としましたが、「チラシの裏」的な内容ですw
この3ヶ月間で、メインで使い続ける予定だったWindowsマシンが壊れたりして、私のコンピューティング環境は大きく変わり
ました。中でも、最も大きな変化は「Windows」をほとんど使わなくなった事です。このBlogで何度か取り上げていますが
私のMacbookにもWindows環境を構築しました。ですが、ここ最近はWindowsを起動すらしていません!これには、自分で
も驚いています。なんでWindows使わなくなったんだろう?という訳で、Windowsを使わなくなった理由を自己分析してみ
ました。その結果、どうも二つのキーワードに集約されそうです。※ ここで「Windows」は主に「XP」を指しています。
「Vista」は使った事がありませんので。(正確には、Vistaのβプログラムに参加して使った事があります。この時、どうし
てもVistaを受け入れる事ができませんでした...。なので、Vistaの購入は見送りました。思えば、この頃からWindows離れ
が始まっていたのかもしれないですw)
* 美しい「ヒラギノフォント」
皆さんはどのアプリケーションを一番長い時間利用しますか?私の場合は、間違いなく「ブラウザ」です。従って、ブラウザ
の良し悪しは最も重要なポイントになります。なお、私はメインブラウザとして、Safari(WebKit)を使っています。実際
に使っていて、体感として「速い」と感じます。その一つの要因として、JavaScriptの処理が高速であることが挙げられると思います。
このパフォーマンスという視点も大切なのですが、それ以上に重要だと感じているのが「フォント」です。Macでは日本語
フォントして「ヒラギノフォント」が標準で含まれています。これが本当に美しく、読みやすいです!実は、Macbookを購入
する何年も前に、知人のマカーから「ヒラギノ、美しい!」と聞いていました。当時は「美しいとか意味分からんwww」と
思っていたのですが...。今なら言えます、「ヒラギノ、美しい!」と。 特に、VMwareで起動したWindowsと併用してい
ると強く感じます。これまでは全く気にならなかったのですが、今ではMS系のフォントで文字を読むのが苦痛ですらあります。
そして、Macの環境に戻ってくると、なぜかホッとするようになりました。
* 使いたい時にすぐ使える「スリープ」
以前使ってたWindowsマシンでも、一応、この機能はありました。ですが、ほとんど使用しませんでした。私の環境だけ
だったのかもしれませんが、スリープ状態から戻らない事が頻繁に発生したからです。これでは、スリープ機能を積極的に使お
うとは思えませんでした。また、Windowsを長時間使い続ける事にも抵抗を感じていました。経験的に、スリープして使い続
けることよりも、一旦シャットダウンしてメモリをキレイにしようと考え方に慣れてしまっていました。このような経緯があって
Macのスリープを使ってみると本当に新鮮に感じます。スリープ状態から瞬時に、そして確実に、元の状態に復帰できます。また何
日使い続けても全く問題が発生しません(少なくとも今のところは)。やはり使いたい時にすぐにコンピュータが使える環境はとて
も快適です。この環境に慣れてくると、OSを起動する待ち時間も我慢できなくなってしまいます。一度、便利な事や快適な事を知
ってしまうと、なかなか元には戻れないですよね!ええと、実はこのエントリを書き始めた当初は、「Macbook購入を検
討している、Windows XPユーザ」の背中を押す内容にするつもりでした。例えば、「iPhoto、便利!」だから「Mac、イイ
ヨー!」という感じで。ただ、そもそもなんで Macを勧めようとしているんだ?という根本的な疑問から始まって、MacとWindo
wsを使い勝手の違いなどをアレコレ考えていくうちに、このような内容になっていました。自分でも意外な所を重要視しているなー
と思ったので、そのまま掲載してみることにします。正直に言えば、Macユーザからすると当たり前過ぎる話で、Windowsユーザ
から見るとイマイチ実感の沸かない話だったと思います。まあ、チラシの裏ということでご容赦を!

78 :
MacBookとMacBook Proがフルモデルチェンジした。今回はMacBook、次回はMacBook Proと2回に
分けて詳細にレビューしていく。両者には共通部分も多いので、できれば合わせて読んでいただきた
い。正直に申し上げると、最初に写真でMacBookを見たときにピンとこなかった。「あRほど
ね」といった印象しかなかったのである。これはもう、MacBook Airからの流れが自然すぎるからだ
ろう。アルミのボディーは想像していたものと大差なかったのだ。とはいえ、どの程度のデキなのか
実物をチェックする機会を楽しみに待っていた。早速、手元に届いたMacBookに触れて、驚愕した。
僕は、毎年300台ほどのパソコンを10年以上にわたってチェックしてきたのだが、ここまでボディーに
コストを分配した製品を初めて見た。ボディーにこだわった製品は、いくらでもある。以前取り上げた
東芝「RX2」のマグネシウムボディーやVAIOのモバイルモデルが採用するカーボンなどが良い例だ。
こだわりを定量化することはできないが、コストはMacBookよりもかかっている可能性は大いにある。
MacBookがすごいのは、普及モデルにして驚異的な質感のボディーを採用している点だ。これはアッ
プルだからできることであろう。MacOSのシェアが仮に10%程度だとすると、たいした数字ではない。
だが、そのシェアを1社のパソコンが占めているのである。MacBookのアルミボディーの生産台数は
相当な数に上るはずだ。量産効果が効くからこそ、専用の製造工程を構築してこんなにとてつもない
製品が作れるのである。店頭でMacBookを見たらまず、トラックパッドの下にある切り込み部分に
触れて欲しい。液晶のフタを開ける際に指をかけるための切り込みなのだが、この造形は金属の固まり
からくりぬいたモデルでなければできないだろう。ボディーのエッジの立ち方もしかり、である。
あまりにも硬いボディーは、まるで金属を持っているような印象を受ける。信じられない高級感とともに
数値以上に重く感じる人も多いはずだ。もちろん、2.04キロではモバイルには重い。だが、旧モデルより
200グラムほど軽くなっているのだ。A4ノートとしては、素晴らしい薄さでもある。どこでも良いから
ボディーの継ぎ目を見ると、構成するパーツの精度がわかるだろう。スキマというスキマが細く
しかもぴたりと同じ幅なのだ。これは、樹脂製のボディでは困難な成型だ。底面には、ネジが4つしかなく
レバーでバッテリーを脱着できるようになっている。さらに各種コネクターの中をのぞいてみるといい。
もちろんここには樹脂のパーツが入っているわけだが、色には驚くべし。なんと、グレーなのだ。
こういうやたらに細かい部分までのこだわりの積み重ねが、最終的に製品の良さにつながる。
性能とは無関係だが、所有欲には直結するというわけだ。機能として一番話題になっているのが
トラックパッドのボタンがなくなったことだろう。パッド全体がボタンを兼ねており、押し下げると
クリックできる仕組みだ。僕は最初、人差し指1本で操作し、そのままクリックしてみた。つまり
アイコンを選択した人差し指を押し下げたのだ。これが重い。指が疲れるほど重いのである。そんな
使い方をしていると「ダメだこのパッドは」と思うかもしれない。ところが、しばらく使ってやっと
理解した。このパッドは、従来のクリックボタンとほぼ同様の使い方ができてしまうのである。例えば
右手の人差し指でアイコンを選択したら、親指でパッドの下の方をクリックできる。つまり、このパッド
はいままで通りの使い方ができる上に、どこでもクリックできるという懐の広さで、使い勝手をあげて
くれる。素晴らしいじゃないか。ホメる点はあれど、否定するべきでは決してないのだ。複数のアイコン
を選択するときなどは、右手の人差し指でドラッグしておき、左手の親指でパッドの左部分をクリック
するなど、かつてない使い方ができるのは、かなり便利だぞ!今回は、新たに4本の指までの操作に対応
している。標準設定では、4本で上下になぞると「Expose」を利用でき、左右になぞるとアプリケーションの
切り替えとなる。僕のようにWindows中心のユーザーは、右下カド等に右クリックのエリアを指定できるのも
うれしい。Macがついに、2ボタンを採用してたようなものなのだ。今シーズンは、CPUよりグラフィックス
機能が強化されている。NVIDIA製のチップセットを採用しているのが大きな違いだ。

79 :
ベンチマークを取れば、グラフィックの能力に大きな
差があるはずだ。ただ横並びで使ってみない限りさほど差はわからないだろう。用途によるところが大きいので
動画やゲームなどなら体感できるはず。エントリーモデルとしては、十分なパフォーマンスだ。この高級ボディー
にして14万8000円という価格は、とてつもないバーゲンだ。前モデルに比べると1%の弱点もなく良くなって
いる。だが、ちょっと微妙なのが、旧モデルより欲しくなるかどうか、である。僕はもちろん、ちゅうちょせず
に欲しい。だが、ポップなデザインの旧モデルのルックスを好んでいたエントリーユーザーや、ライトユーザー
がこの高級感を受け入れてくれるかどうかが微妙なのだ。ここで断言しておくが、このボディーは高級感を醸
し出したのではない。間違いなく高級品だ。高級だが、かわいらしさや親しみやすさには欠けている。
MacBook Proなら、コンセプトと100%合致しているが、MacBookにここまでの質感が必要なのだろうか?
「私はよくわからないから、安くてかわいい白でいいよ」と、継続ボディの最廉価モデルがよく売れてしまう
かもしれない。アップルの戦略は吉と出るのだろうか?もちろん、ユーザーにとってはこのモデルを買う方が
間違いなくお得だ。樹脂と違って割れてしまう可能性も低く、痛みも少ないので末永く満足して使えるだろう。
僕がアドバイスするなら、今日からパソコンを使い始めるユーザーも迷わず新モデルを買って欲しい。
MacBookとMacBook Proがフルモデルチェンジした。今回はMacBook、次回はMacBook Proと2回に
分けて詳細にレビューしていく。両者には共通部分も多いので、できれば合わせて読んでいただきた
い。正直に申し上げると、最初に写真でMacBookを見たときにピンとこなかった。「あRほど
ね」といった印象しかなかったのである。これはもう、MacBook Airからの流れが自然すぎるからだ
ろう。アルミのボディーは想像していたものと大差なかったのだ。とはいえ、どの程度のデキなのか
実物をチェックする機会を楽しみに待っていた。早速、手元に届いたMacBookに触れて、驚愕した。
僕は、毎年300台ほどのパソコンを10年以上にわたってチェックしてきたのだが、ここまでボディーに
コストを分配した製品を初めて見た。ボディーにこだわった製品は、いくらでもある。以前取り上げた
東芝「RX2」のマグネシウムボディーやVAIOのモバイルモデルが採用するカーボンなどが良い例だ。
こだわりを定量化することはできないが、コストはMacBookよりもかかっている可能性は大いにある。
MacBookがすごいのは、普及モデルにして驚異的な質感のボディーを採用している点だ。これはアッ
プルだからできることであろう。MacOSのシェアが仮に10%程度だとすると、たいした数字ではない。
だが、そのシェアを1社のパソコンが占めているのである。MacBookのアルミボディーの生産台数は
相当な数に上るはずだ。量産効果が効くからこそ、専用の製造工程を構築してこんなにとてつもない
製品が作れるのである。店頭でMacBookを見たらまず、トラックパッドの下にある切り込み部分に
触れて欲しい。液晶のフタを開ける際に指をかけるための切り込みなのだが、この造形は金属の固まり
からくりぬいたモデルでなければできないだろう。ボディーのエッジの立ち方もしかり、である。
あまりにも硬いボディーは、まるで金属を持っているような印象を受ける。信じられない高級感とともに
数値以上に重く感じる人も多いはずだ。もちろん、2.04キロではモバイルには重い。だが、旧モデルより
200グラムほど軽くなっているのだ。A4ノートとしては、素晴らしい薄さでもある。どこでも良いから
ボディーの継ぎ目を見ると、構成するパーツの精度がわかるだろう。スキマというスキマが細く
しかもぴたりと同じ幅なのだ。これは、樹脂製のボディでは困難な成型だ。底面には、ネジが4つしかなく
レバーでバッテリーを脱着できるようになっている。さらに各種コネクターの中をのぞいてみるといい。
もちろんここには樹脂のパーツが入っているわけだが、色には驚くべし。なんと、グレーなのだ。
こういうやたらに細かい部分までのこだわりの積み重ねが、最終的に製品の良さに

80 :
前シーズン継続ボディーのモデルと逆転しているのだ。ベンチマークを取れば、グラフィックの能力に大きな
差があるはずだ。ただ横並びで使ってみない限りさほど差はわからないだろう。用途によるところが大きいので
動画やゲームなどなら体感できるはず。エントリーモデルとしては、十分なパフォーマンスだ。この高級ボディー
にして14万8000円という価格は、とてつもないバーゲンだ。前モデルに比べると1%の弱点もなく良くなって
いる。だが、ちょっと微妙なのが、旧モデルより欲しくなるかどうか、である。僕はもちろん、ちゅうちょせず
に欲しい。だが、ポップなデザインの旧モデルのルックスを好んでいたエントリーユーザーや、ライトユーザー
がこの高級感を受け入れてくれるかどうかが微妙なのだ。ここで断言しておくが、このボディーは高級感を醸
し出したのではない。間違いなく高級品だ。高級だが、かわいらしさや親しみやすさには欠けている。
MacBook Proなら、コンセプトと100%合致しているが、MacBookにここまでの質感が必要なのだろうか?
「私はよくわからないから、安くてかわいい白でいいよ」と、継続ボディの最廉価モデルがよく売れてしまう
かもしれない。アップルの戦略は吉と出るのだろうか?もちろん、ユーザーにとってはこのモデルを買う方が
間違いなくお得だ。樹脂と違って割れてしまう可能性も低く、痛みも少ないので末永く満足して使えるだろう。
僕がアドバイスするなら、今日からパソコンを使い始めるユーザーも迷わず新モデルを買って欲しい。
MacBookとMacBook Proがフルモデルチェンジした。今回はMacBook、次回はMacBook Proと2回に
分けて詳細にレビューしていく。両者には共通部分も多いので、できれば合わせて読んでいただきた
い。正直に申し上げると、最初に写真でMacBookを見たときにピンとこなかった。「あRほど
ね」といった印象しかなかったのである。これはもう、MacBook Airからの流れが自然すぎるからだ
ろう。アルミのボディーは想像していたものと大差なかったのだ。とはいえ、どの程度のデキなのか
実物をチェックする機会を楽しみに待っていた。早速、手元に届いたMacBookに触れて、驚愕した。
僕は、毎年300台ほどのパソコンを10年以上にわたってチェックしてきたのだが、ここまでボディーに
コストを分配した製品を初めて見た。ボディーにこだわった製品は、いくらでもある。以前取り上げた
東芝「RX2」のマグネシウムボディーやVAIOのモバイルモデルが採用するカーボンなどが良い例だ。
こだわりを定量化することはできないが、コストはMacBookよりもかかっている可能性は大いにある。
MacBookがすごいのは、普及モデルにして驚異的な質感のボディーを採用している点だ。これはアッ
プルだからできることであろう。MacOSのシェアが仮に10%程度だとすると、たいした数字ではない。
だが、そのシェアを1社のパソコンが占めているのである。MacBookのアルミボディーの生産台数は
相当な数に上るはずだ。量産効果が効くからこそ、専用の製造工程を構築してこんなにとてつもない
製品が作れるのである。店頭でMacBookを見たらまず、トラックパッドの下にある切り込み部分に
触れて欲しい。液晶のフタを開ける際に指をかけるための切り込みなのだが、この造形は金属の固まり
からくりぬいたモデルでなければできないだろう。ボディーのエッジの立ち方もしかり、である。
あまりにも硬いボディーは、まるで金属を持っているような印象を受ける。信じられない高級感とともに
数値以上に重く感じる人も多いはずだ。もちろん、2.04キロではモバイルには重い。だが、旧モデルより
200グラムほど軽くなっているのだ。A4ノートとしては、素晴らしい薄さでもある。どこでも良いから
ボディーの継ぎ目を見ると、構成するパーツの精度がわかるだろう。スキマというスキ

81 :
新MacBookレビュー「ユニボディ」は秀逸の使い心地
10月15日発売のアップルの新MacBookファミリー。発売から2週間ほどたったが、この間、テレビをはじめさまざまな
メディアで取り上げられ、旧来のMacユーザーだけでなく、Windows PCユーザーや、これからノートPCを買おうという
PC初心者層からも、高い関心が寄せられている。新MacBookの使い心地を確かめてみた。
新旧で、まるで違った印象を見せるMacBook。
今回、お借りしたのは新MacBookの上位モデル「MB467J/A」。ひと世代前の白いMacBookを持っていたので、旧モデル
と比較しながら新MacBookの特徴をお伝えしよう。まずはパッケージ。ボディ本体の幅と奥行きは新旧でそれほど変わら
ないのに、箱の大きさはずいぶんと違う。新MacBookのパッケージはひと回り小さく、持ち運びしやすい。上ぶたの
裏側にクッション素材が取り付けられており、それがボディ本体の固定と、外部からの衝撃への緩衝材になっている。
梱包方法は、iPhone 3Gとよく似ている。上ぶたを開けると、黒いケースに本体が収まっていて、その下の黒い紙箱に
インストールディスクや取り扱い説明書などがしまい込まれている。なお、付属品であるインストールディスクは
MacOS X用とアプリケーション用の2枚ある。MagSafe電源アダプタは、旧MacBookからとくに変更はないようだ。
本体をチェック! 「ユニボディ」で軽くなったのに剛性感はアップ
それでは本体を見ていこう。デザインの基本的な方向性は新旧で変わっていないが、旧MacBookのボディがポリカー
ボネートだったのに対して、新MacBookはアルミ削り出しの「ユニボディ」になったことで、見た目の印象はずいぶん
と違っている。新MacBookは、その金属の重厚感から、見た目には何だか重そうに思える。しかし、実際に手に取って
みると、旧MacBookよりもかなり軽くなっていることがわかる。計ってみると約230gほど新MacBookのほうが軽かった。
この軽量化には、アルミ自体が高剛性で軽いことに加え、「ユニボディ」の採用によって内部のフレームなどをなくし
部品点数を大幅に削減できたことも寄与しているのだろう。また、新旧MacBookを並べてみると、ちょうど旧MacBook
のディスプレイ分だけ、新MacBookのほうが薄くなっていることがわかる。ディスプレイのバックライトがLEDに変更
されたことで軽量になったのと、それによってボディ全体の厚みも薄くなったので、手に持ったときに、よりいっそう軽く
感じられる。薄く軽くなった新MacBookだが、ボディの剛性感は、旧MacBookよりもはるかに高い。試しに両手で持って
ねじれ方向に力を加えてみたが、まったくびくともしなかった。旧MacBookでは、さすがにここまで力を加えることは
怖くてできなかった。最後に背面を見ていこう。新MacBookのヒンジ部の黒いプラスチック部分には、無線LANのための
アンテナが仕込まれている。旧MacBookのヒンジ部左右には、スピーカー用のスリットがあるが、新MacBookにはない。
新MacBookのスピーカーは、キーボードの下に埋め込まれているそうだ。キーボード部分から音が立ち上がってくるので
旧MacBookよりも良い音質に聞こえる。
アルミ削り出しによる美しいライン、魅せる工夫がここにも……
デザイン性では、アルミの一枚板から削り出された「ユニボディ」の、キーボード面から側面にかけてのラインが実に美しかった。
とくにキーボード手前側のパームレスト部分とその側面は、使用時に手のひらが頻繁に触れるところで、長時間使っていると
手首が痛くなったり、ボディがひどく汚れたりするものだが、新MacBookでは、継ぎ目がまったくないので手のひらへの
感触も心地良く、汚れやたわみも気にする必要がないので、安心して作業に没頭できる。心地良いといえば、新MacBook
の新しいガラス製「マルチタッチトラックパッド」の触り心地だ。指のすべり具合は、もはや官能的とでもいうべき次元に
ある。少し触っただけではあまり実感できないかもしれないが、しばらく使い続けていると、もう他のトラックパッドでは
満足できなくなってくるくらいだ。エッチング加工されたガラス製のトラックバッドなのだが、単なるガラスとも、もちろ
んアルミやポリカーボネートとも違った、独特の手触り感を実現している。

82 :
映り込みはあるが、LEDバックライトで明るい液晶ディスプレイ
ところで、新MacBookでは、ディスプレイ前面がガラスパネルで覆われたことで、「画面への映り込みが気になる」とい
う声をよく耳にする。ディスプレイ自体は、新旧どちらのMacBookも光沢タイプなのだが、旧MacBookは反射を低減する
処理が施されていたのに対して、新MacBookではその処理がなくなり、加えてガラスパネルで覆われるようになった。結
論から言ってしまえば、新MacBookでは、画面への映り込みがそれなりにある。蛍光灯の下で暗闇のシーンなどを鑑賞してい
ると、見る位置と角度によっては、部屋の明かりの映り込みが気になることがあるかもしれない。しかし、通常の使用では
映り込みはほとんど気にならないレベルだ。それよりも、LEDバックライトの採用によって、画面全体が均一な明るさになった
ことと、旧MacBookと比べて輝度が高くなったことの恩恵のほうが大きい。また、スリープからの復帰時に、ほとんど瞬間的
に画面が明るく表示されるのも使い勝手が良くなった。旧MacBookも、画面が明るくなるのが遅かったわけではないが、それ
でもLEDバックライトと比べるとその効果は歴然だ。モバイルでの出動機会も増えそうな新MacBookだけに、屋外での映り込
みも気になるところ。試してみたところ、Web画面やWord書類を開いているときには、映り込みはそれほど気にはならなかっ
た。ただ、ディスプレイの周囲が黒いベゼルに変わったので、この部分では、空の反射などがけっこう目立つようだ。どうして
も気になるようであれば、ディスプレイに市販のアンチグレアフィルムを貼るなどの対策を講じれば良いだろう。
新MacBookレビュー第2弾! キーボードもトラックパッドもイカスぜ
店頭でも注目されている新MacBook。常に大勢のお客に囲まれており、実機に触るのに順番待ちをしなくてはならないほどだ。
こうした人気は売り上げにも現れている。CPUの動作速度が2GHzの下位モデル「MB466J/A」は、10月第4週(10月20-26日)
BCNランキングの販売台数シェアで堂々の9位とトップ10入り。5万円前後の「ミニノートPC」が目立つ中の大健闘だ。それ
ではCPU動作速度が2.4GHzの新MacBook上位モデル「MB467J/A」レビューの第2弾。今回は、旧MacBookと比較しながら
新MacBookのスペック、操作性を検証してみた。 モバイル用として使用する場合、頻繁に触るトラックパッドの使い心地は
どうだろう。旧MacBookのトラックパッドでは、2本指のジェスチャーでスクロール操作ができたが、新MacBookでは
3本指や4本指で、上下または左右にスライドさせるスワイプでの操作もできる。例えば4本指で上下にスワイプするとExpose
が起動して、開いているファイルやフォルダがデスクトップにサムネイル状態で一覧表示される。
滑らかな「トラックパッド」
Windows Vistaにも「Windowsフリップ3D」という機能があるが、新MacBookの「マルチタッチトラックパッド」での4本
指スワイプは、それよりももっと直感的に、素早く目的の作業にジャンプできる画期的なものだ。こうしたさまざまなマルチ
タッチジェスチャーは、ものの数時間で自在に使いこなせるようになる。「マルチタッチトラックパッド」を2本指でタップす
ると、マウスの右クリックと同じ操作を行うこともできる。このとき、2本の指の開き具合やタップしたときの接地間隔で
MacOSが2本指タップか1本指タップかを判断してくれる。例えば、親指を「マルチタッチトラックパッド」に触れたまま
人差し指で少し離れた位置をタップすると、それは1本指タップと判断される。指先のジェスチャーに対するMacOSの判断が
なんともユーザーフレンドリーなのだ。こちらのやりたいことを、マシンが汲み取ってくれるかのような親しみやすさを覚える。
旧MacBookではアップル純正のマウスを常用している筆者だが、新MacBookのマルチタッチジェスチャーに慣れると、マウ
スの出番は完全になくなってしまった。

83 :
目に見えないところでの新旧MacBookの一番の違いといえば、システムバスの速度とグラフィックス機能だろう。
実はこれらも、決して目に見えないわけではない。新MacBookは、あらゆる面で動作のキビキビ感が旧MacBookを上回っている。
3Dゲームやベンチマークソフトで確認するまでもなく、日常的な操作でレスポンスが速くなっていることを十分体感できるはずだ。
試しに、米アップルのQuickTime Guideサイトにある1280×720ピクセルのHDムービーを再生してみた。新MacBookのCPU稼働
率は、50%以下だったが、旧MacBookの稼働率は 120%を超えてしまった。つまり、それだけNVIDIA GeForce 9400Mのグラフ
ィック機能が、QuickTimeムービーの再生に効果を発揮しているといえるだろう。また、Adobe Photoshop Lightroom 2を使
ったRAW現像と、Adobe Photoshop CS3を使った画像補整も試してみた。まず、ライブラリでの一覧表示が高速になったことに驚
かされる。そして、トーンカーブを操作したときの変化も、ほとんどタイムラグなく画像に反映された。現像後の画像書き出しも一
瞬で、NVIDIA GeForce 9400M搭載の効果を思い知らされた。筆者の旧MacBookはBTOでカスタマイズしているので、単純な処理
時間の比較はできないのだが、体感的には、新MacBookの写真画像の処理速度は、ひと世代前のMacBook Proに十分匹敵する。デ
ジタル一眼レフカメラのユーザーで、Macを使用している人は少なくないかもしれないが、旧MacBook以前の機種で画像処理にもた
つきを感じていた人は、新MacBookを使ったRAW現像や画像補整の快適さに、惚れ惚れしてしまうはずだ。
抜群にタイピングしやすくなった新キーボード
最後に、新MacBookのキーボードについても触れておきたい。新旧MacBookでは、キーボードの形状はほぼ同じ。新MacBookの
キートップの色はブラックなので、一見すると、旧MacBookのブラックモデルと同じように見える。しかし、実際にタイピングし
てみると、その感触がずいぶん違っていることに気づくはずだ。新MacBookでは、キートップの中央に微妙なくぼみがつけられ
ているので、指の腹のカーブに絶妙にマッチするようになった。さらに、旧 MacBookのキーボードは、押し込んだときの反発が固く
カチャカチャした打ち心地だったのに対し、新MacBookでは、沈み込むような感触になった。表現が難しいのだが、新MacBookの
タイピング時の感触は、MacBook Proの感触に限りなく近づいたようだ。キーボードの変化は、とくに長文作成作業では影響が大きい。
好みの問題もあるが、筆者の場合は、新MacBookだと文字入力がものすごく楽だった。気持ち良くタイプできるし、旧MacBookで頻
発していたミスタイプや、キーを打ったのにうまく認識されないといったストレスも、新MacBookでは解消された。このキータッチだ
けとっても、新MacBookに買い換えたくなってしまうほどだ。同種のキーボードを搭載したWindowsノートPCと比較しても、新MacBook
のキーボードは、かなりすばらしい打鍵感触なのではないかと思う。このほか、新MacBookの上位モデル(2.4GHzのモデル)には
キーボードのバックライトが搭載されている。周囲の明るさに応じて、キーボードの下に配置された光ファイバーが発光して、キートッ
プの文字・記号のプリントやキーの周囲が光る。
プロとの垣根がなくなった魅力的な新MacBook
かつて、PowerBookとはデザインもコンセプトも異なるiBookが登場して以来、プロシューマー向けノートと、コンシューマー向け
ノートは、明確な差別化が図られてきた。しかし、新MacBookファミリーでは、ついにその垣根が取り払われた。新MacBookと新MacBook Pro
との違いは、ディスプレイサイズとGPUの違い、FireWire800の有無くらいである。総じて、新MacBookの価値が飛躍的に高まった
と言っていいだろう。もう、Macのノートにプロやコンシューマーという違いは存在しない。そう考えると、性能もデザインも新次元の
新MacBookは、かなりコストパフォーマンスの高いノートPCだと言える。ただ、一方で、相対的に新MacBook Proの魅力が減じられ
てしまうのは、少々残念だ。それだけ新MacBookが魅力的なわけだが、MacBook Proの次のモデルでは、例えば、Adobe RGB対応の
ディスプレイを搭載して、アップルの写真管理・編集ソフト「Aperture」の最新バージョンをプリインストールする
「Photographer's Edition」がBT

84 :
者には共通部分も多いので、できれば合わせて読んでいただきた
い。正直に申し上げると、最初に写真でMacBookを見たときにピンとこなかった。「あRほど
ね」といった印象しかなかったのである。これはもう、MacBook Airからの流れが自然すぎるからだ
ろう。アルミのボディーは想像していたものと大差なかったのだ。とはいえ、どの程度のデキなのか
実物をチェックする機会を楽しみに待っていた。早速、手元に届いたMacBookに触れて、驚愕した。
僕は、毎年300台ほどのパソコンを10年以上にわたってチェックしてきたのだが、ここまでボディーに
コストを分配した製品を初めて見た。ボディーにこだわった製品は、いくらでもある。以前取り上げた
東芝「RX2」のマグネシウムボディーやVAIOのモバイルモデルが採用するカーボンなどが良い例だ。
こだわりを定量化することはできないが、コストはMacBookよりもかかっている可能性は大いにある。
MacBookがすごいのは、普及モデルにして驚異的な質感のボディーを採用している点だ。これはアッ
プルだからできることであろう。MacOSのシェアが仮に10%程度だとすると、たいした数字ではない。
だが、そのシェアを1社のパソコンが占めているのである。MacBookのアルミボディーの生産台数は
相当な数に上るはずだ。量産効果が効くからこそ、専用の製造工程を構築してこんなにとてつもない
製品が作れるのである。店頭でMacBookを見たらまず、トラックパッドの下にある切り込み部分に
触れて欲しい。液晶のフタを開ける際に指をかけるための切り込みなのだが、この造形は金属の固まり
からくりぬいたモデルでなければできないだろう。ボディーのエッジの立ち方もしかり、である。
あまりにも硬いボディーは、まるで金属を持っているような印象を受ける。信じられない高級感とともに
数値以上に重く感じる人も多いはずだ。もちろん、2.04キロではモバイルには重い。だが、旧モデルより
200グラムほど軽くなっているのだ。A4ノートとしては、素晴らしい薄さでもある。どこでも良いから
ボディーの継ぎ目を見ると、構成するパーツの精度がわかるだろう。スキマというスキマが細く
しかもぴたりと同じ幅なのだ。これは、樹脂製のボディでは困難な成型だ。底面には、ネジが4つしかなく
レバーでバッテリーを脱着できるようになっている。さらに各種コネクターの中をのぞいてみるといい。
もちろんここには樹脂のパーツが入っているわけだが、色には驚くべし。なんと、グレーなのだ。
こういうやたらに細かい部分までのこだわりの積み重ねが、最終的に製品の良さにつながる。
性能とは無関係だが、所有欲には直結するというわけだ。機能として一番話題になっているのが
トラックパッドのボタンがなくなったことだろう。パッド全体がボタンを兼ねており、押し下げると
クリックできる仕組みだ。僕は最初、人差し指1本で操作し、そのままクリックしてみた。つまり
アイコンを選択した人差し指を押し下げたのだ。これが重い。指が疲れるほど重いのである。そんな
使い方をしていると「ダメだこのパッドは」と思うかもしれない。ところが、しばらく使ってやっと
理解した。このパッドは、従来のクリックボタンとほぼ同様の使い方ができてしまうのである。例えば
右手の人差し指でアイコンを選択したら、親指でパッドの下の方をクリックできる。つまり、このパッド
はいままで通りの使い方ができる上に、どこでもクリックできるという懐の広さで、使い勝手をあげて
くれる。素晴らしいじゃないか。ホメる点はあれど、否定するべきでは決してないのだ。複数のアイコン
を選択するときなどは、右手の人差し指でドラッグしておき、左手の親指でパッドの左部分をクリック
するなど、かつてない使い方ができるのは、かなり便利だぞ!今回は、新たに4本の指までの操作に対応
している。標準設定では、4本で上下になぞると「Expose」を利用でき、左右になぞるとアプリケーションの
切り替えとなる。僕のようにWindows中心のユーザーは、右下カド等に右クリックのエリアを指定できるのも
うれしい。Macがついに、2ボタン

85 :
前シーズン継続ボディーのモデルと逆転しているのだ。ベンチマークを取れば、グラフィックの能力に大きな
差があるはずだ。ただ横並びで使ってみない限りさほど差はわからないだろう。用途によるところが大きいので
動画やゲームなどなら体感できるはず。エントリーモデルとしては、十分なパフォーマンスだ。この高級ボディー
にして14万8000円という価格は、とてつもないバーゲンだ。前モデルに比べると1%の弱点もなく良くなって
いる。だが、ちょっと微妙なのが、旧モデルより欲しくなるかどうか、である。僕はもちろん、ちゅうちょせず
に欲しい。だが、ポップなデザインの旧モデルのルックスを好んでいたエントリーユーザーや、ライトユーザー
がこの高級感を受け入れてくれるかどうかが微妙なのだ。ここで断言しておくが、このボディーは高級感を醸
し出したのではない。間違いなく高級品だ。高級だが、かわいらしさや親しみやすさには欠けている。
MacBook Proなら、コンセプトと100%合致しているが、MacBookにここまでの質感が必要なのだろうか?
「私はよくわからないから、安くてかわいい白でいいよ」と、継続ボディの最廉価モデルがよく売れてしまう
かもしれない。アップルの戦略は吉と出るのだろうか?もちろん、ユーザーにとってはこのモデルを買う方が
間違いなくお得だ。樹脂と違って割れてしまう可能性も低く、痛みも少ないので末永く満足して使えるだろう。
僕がアドバイスするなら、今日からパソコンを使い始めるユーザーも迷わず新モデルを買って欲しい。
MacBookとMacBook Proがフルモデルチェンジした。今回はMacBook、次回はMacBook Proと2回に
分けて詳細にレビューしていく。両者には共通部分も多いので、できれば合わせて読んでいただきた
い。正直に申し上げると、最初に写真でMacBookを見たときにピンとこなかった。「あRほど
ね」といった印象しかなかったのである。これはもう、MacBook Airからの流れが自然すぎるからだ
ろう。アルミのボディーは想像していたものと大差なかったのだ。とはいえ、どの程度のデキなのか
実物をチェックする機会を楽しみに待っていた。早速、手元に届いたMacBookに触れて、驚愕した。
僕は、毎年300台ほどのパソコンを10年以上にわたってチェックしてきたのだが、ここまでボディーに
コストを分配した製品を初めて見た。ボディーにこだわった製品は、いくらでもある。以前取り上げた
東芝「RX2」のマグネシウムボディーやVAIOのモバイルモデルが採用するカーボンなどが良い例だ。
こだわりを定量化することはできないが、コストはMacBookよりもかかっている可能性は大いにある。
MacBookがすごいのは、普及モデルにして驚異的な質感のボディーを採用している点だ。これはアッ
プルだからできることであろう。MacOSのシェアが仮に10%程度だとすると、たいした数字ではない。
だが、そのシェアを1社のパソコンが占めているのである。MacBookのアルミボディーの生産台数は
相当な数に上るはずだ。量産効果が効くからこそ、専用の製造工程を構築してこんなにとてつもない
製品が作れるのである。店頭でMacBookを見たらまず、トラックパッドの下にある切り込み部分に
触れて欲しい。液晶のフタを開ける際に指をかけるための切り込みなのだが、この造形は金属の固まり
からくりぬいたモデルでなければできないだろう。ボディーのエッジの立ち方もしかり、である。
あまりにも硬いボディーは、まるで金属を持っているような印象を受ける。信じられない高級感とともに
数値以上に重く感じる人も多いはずだ。もちろん、2.04キロではモバイルには重い。だが、旧モデルより
200グラムほど軽くなっているのだ。A4ノートとしては、素晴らしい薄さでもある。どこでも良いから
ボディーの継ぎ目を見ると、構成するパーツの精度がわかるだろう。スキマというスキマが細く
しかもぴたりと同じ幅なのだ。これは、樹脂製のボディでは困難な成型だ。底面には、ネジが4つしかなく
レバーでバッテリーを脱着できるようになっている。さらに各種コネクターの中をのぞいてみるといい。
もちろんここには樹脂のパーツが入っているわけだが、色には驚くべし。なんと、グレーなの

86 :
新MacBookファミリー。発売から2週間ほどたったが、この間、テレビをはじめさまざまな
メディアで取り上げられ、旧来のMacユーザーだけでなく、Windows PCユーザーや、これからノートPCを買おうという
PC初心者層からも、高い関心が寄せられている。新MacBookの使い心地を確かめてみた。
新旧で、まるで違った印象を見せるMacBook。
今回、お借りしたのは新MacBookの上位モデル「MB467J/A」。ひと世代前の白いMacBookを持っていたので、旧モデル
と比較しながら新MacBookの特徴をお伝えしよう。まずはパッケージ。ボディ本体の幅と奥行きは新旧でそれほど変わら
ないのに、箱の大きさはずいぶんと違う。新MacBookのパッケージはひと回り小さく、持ち運びしやすい。上ぶたの
裏側にクッション素材が取り付けられており、それがボディ本体の固定と、外部からの衝撃への緩衝材になっている。
梱包方法は、iPhone 3Gとよく似ている。上ぶたを開けると、黒いケースに本体が収まっていて、その下の黒い紙箱に
インストールディスクや取り扱い説明書などがしまい込まれている。なお、付属品であるインストールディスクは
MacOS X用とアプリケーション用の2枚ある。MagSafe電源アダプタは、旧MacBookからとくに変更はないようだ。
本体をチェック! 「ユニボディ」で軽くなったのに剛性感はアップ
それでは本体を見ていこう。デザインの基本的な方向性は新旧で変わっていないが、旧MacBookのボディがポリカー
ボネートだったのに対して、新MacBookはアルミ削り出しの「ユニボディ」になったことで、見た目の印象はずいぶん
と違っている。新MacBookは、その金属の重厚感から、見た目には何だか重そうに思える。しかし、実際に手に取って
みると、旧MacBookよりもかなり軽くなっていることがわかる。計ってみると約230gほど新MacBookのほうが軽かった。
この軽量化には、アルミ自体が高剛性で軽いことに加え、「ユニボディ」の採用によって内部のフレームなどをなくし
部品点数を大幅に削減できたことも寄与しているのだろう。また、新旧MacBookを並べてみると、ちょうど旧MacBook
のディスプレイ分だけ、新MacBookのほうが薄くなっていることがわかる。ディスプレイのバックライトがLEDに変更
されたことで軽量になったのと、それによってボディ全体の厚みも薄くなったので、手に持ったときに、よりいっそう軽く
感じられる。薄く軽くなった新MacBookだが、ボディの剛性感は、旧MacBookよりもはるかに高い。試しに両手で持って
ねじれ方向に力を加えてみたが、まったくびくともしなかった。旧MacBookでは、さすがにここまで力を加えることは
怖くてできなかった。最後に背面を見ていこう。新MacBookのヒンジ部の黒いプラスチック部分には、無線LANのための
アンテナが仕込まれている。旧MacBookのヒンジ部左右には、スピーカー用のスリットがあるが、新MacBookにはない。
新MacBookのスピーカーは、キーボードの下に埋め込まれているそうだ。キーボード部分から音が立ち上がってくるので
旧MacBookよりも良い音質に聞こえる。
アルミ削り出しによる美しいライン、魅せる工夫がここにも……
デザイン性では、アルミの一枚板から削り出された「ユニボディ」の、キーボード面から側面にかけてのラインが実に美しかった。
とくにキーボード手前側のパームレスト部分とその側面は、使用時に手のひらが頻繁に触れるところで、長時間使っていると
手首が痛くなったり、ボディがひどく汚れたりするものだが、新MacBookでは、継ぎ目がまったくないので手のひらへの
感触も心地良く、汚れやたわみも気にする必要がないので、安心して作業に没頭できる。心地良いといえば、新MacBook
の新しいガラス製「マルチタッチトラックパッド」の触り心地だ。指のすべり具合は、もはや官能的とでもいうべき次元に
ある。少し触っただけではあまり実感できないかもしれないが、しばらく使い続けていると、もう他のトラックパッドでは
満足できなくなってくるくらいだ。エッチング加工されたガラス製のトラックバッドなのだ

87 :
MacBookでは、ディスプレイ前面がガラスパネルで覆われたことで、「画面への映り込みが気になる」とい
う声をよく耳にする。ディスプレイ自体は、新旧どちらのMacBookも光沢タイプなのだが、旧MacBookは反射を低減する
処理が施されていたのに対して、新MacBookではその処理がなくなり、加えてガラスパネルで覆われるようになった。結
論から言ってしまえば、新MacBookでは、画面への映り込みがそれなりにある。蛍光灯の下で暗闇のシーンなどを鑑賞してい
ると、見る位置と角度によっては、部屋の明かりの映り込みが気になることがあるかもしれない。しかし、通常の使用では
映り込みはほとんど気にならないレベルだ。それよりも、LEDバックライトの採用によって、画面全体が均一な明るさになった
ことと、旧MacBookと比べて輝度が高くなったことの恩恵のほうが大きい。また、スリープからの復帰時に、ほとんど瞬間的
に画面が明るく表示されるのも使い勝手が良くなった。旧MacBookも、画面が明るくなるのが遅かったわけではないが、それ
でもLEDバックライトと比べるとその効果は歴然だ。モバイルでの出動機会も増えそうな新MacBookだけに、屋外での映り込
みも気になるところ。試してみたところ、Web画面やWord書類を開いているときには、映り込みはそれほど気にはならなかっ
た。ただ、ディスプレイの周囲が黒いベゼルに変わったので、この部分では、空の反射などがけっこう目立つようだ。どうして
も気になるようであれば、ディスプレイに市販のアンチグレアフィルムを貼るなどの対策を講じれば良いだろう。
新MacBookレビュー第2弾! キーボードもトラックパッドもイカスぜ
店頭でも注目されている新MacBook。常に大勢のお客に囲まれており、実機に触るのに順番待ちをしなくてはならないほどだ。
こうした人気は売り上げにも現れている。CPUの動作速度が2GHzの下位モデル「MB466J/A」は、10月第4週(10月20-26日)
BCNランキングの販売台数シェアで堂々の9位とトップ10入り。5万円前後の「ミニノートPC」が目立つ中の大健闘だ。それ
ではCPU動作速度が2.4GHzの新MacBook上位モデル「MB467J/A」レビューの第2弾。今回は、旧MacBookと比較しながら
新MacBookのスペック、操作性を検証してみた。 モバイル用として使用する場合、頻繁に触るトラックパッドの使い心地は
どうだろう。旧MacBookのトラックパッドでは、2本指のジェスチャーでスクロール操作ができたが、新MacBookでは
3本指や4本指で、上下または左右にスライドさせるスワイプでの操作もできる。例えば4本指で上下にスワイプするとExpose
が起動して、開いているファイルやフォルダがデスクトップにサムネイル状態で一覧表示される。
滑らかな「トラックパッド」
Windows Vistaにも「Windowsフリップ3D」という機能があるが、新MacBookの「マルチタッチトラックパッド」での4本
指スワイプは、それよりももっと直感的に、素早く目的の作業にジャンプできる画期的なものだ。こうしたさまざまなマルチ
タッチジェスチャーは、ものの数時間で自在に使いこなせるようになる。「マルチタッチトラックパッド」を2本指でタップす
ると、マウスの右クリックと同じ操作を行うこともできる。このとき、2本の指の開き具合やタップしたときの接地間隔で
MacOSが2本指タップか1本指タップかを判断してくれる。例えば、親指を「マルチタッチトラックパッド」に触れたまま
人差し指で少し離れた位置をタップすると、それは1本指タップと判断される。指先のジェスチャーに対するMacOSの判断が
なんともユーザーフレンドリーなのだ。こちらのやりたいことを、マシンが汲み取ってくれるかのような親しみやす

88 :
旧MacBookの一番の違いといえば、システムバスの速度とグラフィックス機能だろう。
実はこれらも、決して目に見えないわけではない。新MacBookは、あらゆる面で動作のキビキビ感が旧MacBookを上回っている。
3Dゲームやベンチマークソフトで確認するまでもなく、日常的な操作でレスポンスが速くなっていることを十分体感できるはずだ。
試しに、米アップルのQuickTime Guideサイトにある1280×720ピクセルのHDムービーを再生してみた。新MacBookのCPU稼働
率は、50%以下だったが、旧MacBookの稼働率は 120%を超えてしまった。つまり、それだけNVIDIA GeForce 9400Mのグラフ
ィック機能が、QuickTimeムービーの再生に効果を発揮しているといえるだろう。また、Adobe Photoshop Lightroom 2を使
ったRAW現像と、Adobe Photoshop CS3を使った画像補整も試してみた。まず、ライブラリでの一覧表示が高速になったことに驚
かされる。そして、トーンカーブを操作したときの変化も、ほとんどタイムラグなく画像に反映された。現像後の画像書き出しも一
瞬で、NVIDIA GeForce 9400M搭載の効果を思い知らされた。筆者の旧MacBookはBTOでカスタマイズしているので、単純な処理
時間の比較はできないのだが、体感的には、新MacBookの写真画像の処理速度は、ひと世代前のMacBook Proに十分匹敵する。デ
ジタル一眼レフカメラのユーザーで、Macを使用している人は少なくないかもしれないが、旧MacBook以前の機種で画像処理にもた
つきを感じていた人は、新MacBookを使ったRAW現像や画像補整の快適さに、惚れ惚れしてしまうはずだ。
抜群にタイピングしやすくなった新キーボード
最後に、新MacBookのキーボードについても触れておきたい。新旧MacBookでは、キーボードの形状はほぼ同じ。新MacBookの
キートップの色はブラックなので、一見すると、旧MacBookのブラックモデルと同じように見える。しかし、実際にタイピングし
てみると、その感触がずいぶん違っていることに気づくはずだ。新MacBookでは、キートップの中央に微妙なくぼみがつけられ
ているので、指の腹のカーブに絶妙にマッチするようになった。さらに、旧 MacBookのキーボードは、押し込んだときの反発が固く
カチャカチャした打ち心地だったのに対し、新MacBookでは、沈み込むような感触になった。表現が難しいのだが、新MacBookの
タイピング時の感触は、MacBook Proの感触に限りなく近づいたようだ。キーボードの変化は、とくに長文作成作業では影響が大きい。
好みの問題もあるが、筆者の場合は、新MacBookだと文字入力がものすごく楽だった。気持ち良くタイプできるし、旧MacBookで頻
発していたミスタイプや、キーを打ったのにうまく認識されないといったストレスも、新MacBookでは解消された。このキータッチだ
けとっても、新MacBookに買い換えたくなってしまうほどだ。同種のキーボードを搭載したWindowsノートPCと比較しても、新MacBook
のキーボードは、かなりすばらしい打鍵感触なのではないかと思う。このほか、新MacBookの上位モデル(2.4GHzのモデル)には
キーボードのバックライトが搭載されている。周囲の明るさに応じて、キーボードの下に配置された光ファイバーが発光して、キートッ
プの文字・記号のプリントやキーの周囲が光る。
プロとの垣根がなくなった魅力的な新MacBook
かつて、PowerBookとはデザインもコンセプトも異なるiBookが登場して以来、プロシューマー向けノートと、コンシューマー向け
ノートは、明確な差別化が図られてきた。しかし、新MacBookファミリーでは、ついにその垣根が取り払われた。新MacBookと新MacBook Pro
との違いは、ディスプレイサイズとGPUの違い、FireWire800の有無くらいである。総じて、新MacBookの価値が飛躍的に高まった
と言っていいだろう。もう、Macのノートにプロやコンシューマーという違いは存在しない。そう考えると、性能もデザインも新次元の
新MacBookは、かなりコストパフォーマンスの高いノートPCだと言える。ただ、一方で、相対的に新MacBook Proの魅力が減じられ
てしまうのは、少々残念だ。

89 :
Macbookレビュー@3ヶ月目 - Windowsを使わなくなった理由
早いもので、私がMacbookを購入してから3ヶ月経ちました。しばらくMacbookを使ってみたので、今感じている事でも書い
てみようと思います。なお、タイトルには「レビュー」としましたが、「チラシの裏」的な内容ですw
この3ヶ月間で、メインで使い続ける予定だったWindowsマシンが壊れたりして、私のコンピューティング環境は大きく変わり
ました。中でも、最も大きな変化は「Windows」をほとんど使わなくなった事です。このBlogで何度か取り上げていますが
私のMacbookにもWindows環境を構築しました。ですが、ここ最近はWindowsを起動すらしていません!これには、自分で
も驚いています。なんでWindows使わなくなったんだろう?という訳で、Windowsを使わなくなった理由を自己分析してみ
ました。その結果、どうも二つのキーワードに集約されそうです。※ ここで「Windows」は主に「XP」を指しています。
「Vista」は使った事がありませんので。(正確には、Vistaのβプログラムに参加して使った事があります。この時、どうし
てもVistaを受け入れる事ができませんでした...。なので、Vistaの購入は見送りました。思えば、この頃からWindows離れ
が始まっていたのかもしれないですw)
* 美しい「ヒラギノフォント」
皆さんはどのアプリケーションを一番長い時間利用しますか?私の場合は、間違いなく「ブラウザ」です。従って、ブラウザ
の良し悪しは最も重要なポイントになります。なお、私はメインブラウザとして、Safari(WebKit)を使っています。実際
に使っていて、体感として「速い」と感じます。その一つの要因として、JavaScriptの処理が高速であることが挙げられると思います。
このパフォーマンスという視点も大切なのですが、それ以上に重要だと感じているのが「フォント」です。Macでは日本語
フォントして「ヒラギノフォント」が標準で含まれています。これが本当に美しく、読みやすいです!実は、Macbookを購入
する何年も前に、知人のマカーから「ヒラギノ、美しい!」と聞いていました。当時は「美しいとか意味分からんwww」と
思っていたのですが...。今なら言えます、「ヒラギノ、美しい!」と。 特に、VMwareで起動したWindowsと併用してい
ると強く感じます。これまでは全く気にならなかったのですが、今ではMS系のフォントで文字を読むのが苦痛ですらあります。
そして、Macの環境に戻ってくると、なぜかホッとするようになりました。
* 使いたい時にすぐ使える「スリープ」
以前使ってたWindowsマシンでも、一応、この機能はありました。ですが、ほとんど使用しませんでした。私の環境だけ
だったのかもしれませんが、スリープ状態から戻らない事が頻繁に発生したからです。これでは、スリープ機能を積極的に使お
うとは思えませんでした。また、Windowsを長時間使い続ける事にも抵抗を感じていました。経験的に、スリープして使い続
けることよりも、一旦シャットダウンしてメモリをキレイにしようと考え方に慣れてしまっていました。このような経緯があって
Macのスリープを使ってみると本当に新鮮に感じます。スリープ状態から瞬時に、そして確実に、元の状態に復帰できます。また何
日使い続けても全く問題が発生しません(少なくとも今のところは)。やはり使いたい時にすぐにコンピュータが使える環境はとて
も快適です。この環境に慣れてくると、OSを起動する待ち時間も我慢できなくなってしまいます。一度、便利な事や快適な事を知
ってしまうと、なかなか元には戻れないですよね!ええと、実はこのエントリを書き始めた当初は、「Macbook購入を検
討している、Windows XPユーザ」の背中を押す内容にするつもりでした。例えば、「iPhoto、便利!」だから「Mac、イイ
ヨー!」という感じで。ただ、そもそもなんで Macを勧めようとしているんだ?という根本的な疑問から始まって、MacとWindo
wsを使い勝手の違いなどをアレコレ考えていくうちに、このような内容になっていました。自分でも意外な所を重要視しているなー
と思ったので、そのまま掲載してみることにします。正直に言えば、Macユーザからすると当たり前過ぎる話で、Windowsユーザ
から見るとイマイチ実感の沸かない話だったと思います。まあ、チラシの裏ということでご容赦を!

90 :
には共通部分も多いので、できれば合わせて読んでいただきた
い。正直に申し上げると、最初に写真でMacBookを見たときにピンとこなかった。「あRほど
ね」といった印象しかなかったのである。これはもう、MacBook Airからの流れが自然すぎるからだ
ろう。アルミのボディーは想像していたものと大差なかったのだ。とはいえ、どの程度のデキなのか
実物をチェックする機会を楽しみに待っていた。早速、手元に届いたMacBookに触れて、驚愕した。
僕は、毎年300台ほどのパソコンを10年以上にわたってチェックしてきたのだが、ここまでボディーに
コストを分配した製品を初めて見た。ボディーにこだわった製品は、いくらでもある。以前取り上げた
東芝「RX2」のマグネシウムボディーやVAIOのモバイルモデルが採用するカーボンなどが良い例だ。
こだわりを定量化することはできないが、コストはMacBookよりもかかっている可能性は大いにある。
MacBookがすごいのは、普及モデルにして驚異的な質感のボディーを採用している点だ。これはアッ
プルだからできることであろう。MacOSのシェアが仮に10%程度だとすると、たいした数字ではない。
だが、そのシェアを1社のパソコンが占めているのである。MacBookのアルミボディーの生産台数は
相当な数に上るはずだ。量産効果が効くからこそ、専用の製造工程を構築してこんなにとてつもない
製品が作れるのである。店頭でMacBookを見たらまず、トラックパッドの下にある切り込み部分に
触れて欲しい。液晶のフタを開ける際に指をかけるための切り込みなのだが、この造形は金属の固まり
からくりぬいたモデルでなければできないだろう。ボディーのエッジの立ち方もしかり、である。
あまりにも硬いボディーは、まるで金属を持っているような印象を受ける。信じられない高級感とともに
数値以上に重く感じる人も多いはずだ。もちろん、2.04キロではモバイルには重い。だが、旧モデルより
200グラムほど軽くなっているのだ。A4ノートとしては、素晴らしい薄さでもある。どこでも良いから
ボディーの継ぎ目を見ると、構成するパーツの精度がわかるだろう。スキマというスキマが細く
しかもぴたりと同じ幅なのだ。これは、樹脂製のボディでは困難な成型だ。底面には、ネジが4つしかなく
レバーでバッテリーを脱着できるようになっている。さらに各種コネクターの中をのぞいてみるといい。
もちろんここには樹脂のパーツが入っているわけだが、色には驚くべし。なんと、グレーなのだ。
こういうやたらに細かい部分までのこだわりの積み重ねが、最終的に製品の良さにつながる。
性能とは無関係だが、所有欲には直結するというわけだ。機能として一番話題になっているのが
トラックパッドのボタンがなくなったことだろう。パッド全体がボタンを兼ねており、押し下げると
クリックできる仕組みだ。僕は最初、人差し指1本で操作し、そのままクリックしてみた。つまり
アイコンを選択した人差し指を押し下げたのだ。これが重い。指が疲れるほど重いのである。そんな
使い方をしていると「ダメだこのパッドは」と思うかもしれない。ところが、しばらく使ってやっと
理解した。このパッドは、従来のクリックボタンとほぼ同様の使い方ができてしまうのである。例えば
右手の人差し指でアイコンを選択したら、親指でパッドの下の方をクリックできる。つまり、このパッド
はいままで通りの使い方ができる上に、どこでもクリックできるという懐の広さで、使い勝手をあげて
くれる。素晴らしいじゃないか。ホメる点はあれど、否定するべきでは決してないのだ。複数のアイコン
を選択するときなどは、右手の人差し指でドラッグしておき、左手の親指でパッドの左部分をクリック
するなど、かつてない使い方ができるのは、かなり便利だぞ!今回は、新たに4本の指までの操作に対応
している。標準設定では、4本で上下になぞると「Expose」を利用でき、左右になぞるとアプリケーションの
切り替えとなる。僕のようにWindows中心のユーザーは、右下カド等に右クリックのエリアを指

91 :
ベンチマークを取れば、グラフィックの能力に大きな
差があるはずだ。ただ横並びで使ってみない限りさほど差はわからないだろう。用途によるところが大きいので
動画やゲームなどなら体感できるはず。エントリーモデルとしては、十分なパフォーマンスだ。この高級ボディー
にして14万8000円という価格は、とてつもないバーゲンだ。前モデルに比べると1%の弱点もなく良くなって
いる。だが、ちょっと微妙なのが、旧モデルより欲しくなるかどうか、である。僕はもちろん、ちゅうちょせず
に欲しい。だが、ポップなデザインの旧モデルのルックスを好んでいたエントリーユーザーや、ライトユーザー
がこの高級感を受け入れてくれるかどうかが微妙なのだ。ここで断言しておくが、このボディーは高級感を醸
し出したのではない。間違いなく高級品だ。高級だが、かわいらしさや親しみやすさには欠けている。
MacBook Proなら、コンセプトと100%合致しているが、MacBookにここまでの質感が必要なのだろうか?
「私はよくわからないから、安くてかわいい白でいいよ」と、継続ボディの最廉価モデルがよく売れてしまう
かもしれない。アップルの戦略は吉と出るのだろうか?もちろん、ユーザーにとってはこのモデルを買う方が
間違いなくお得だ。樹脂と違って割れてしまう可能性も低く、痛みも少ないので末永く満足して使えるだろう。
僕がアドバイスするなら、今日からパソコンを使い始めるユーザーも迷わず新モデルを買って欲しい。
MacBookとMacBook Proがフルモデルチェンジした。今回はMacBook、次回はMacBook Proと2回に
分けて詳細にレビューしていく。両者には共通部分も多いので、できれば合わせて読んでいただきた
い。正直に申し上げると、最初に写真でMacBookを見たときにピンとこなかった。「あRほど
ね」といった印象しかなかったのである。これはもう、MacBook Airからの流れが自然すぎるからだ
ろう。アルミのボディーは想像していたものと大差なかったのだ。とはいえ、どの程度のデキなのか
実物をチェックする機会を楽しみに待っていた。早速、手元に届いたMacBookに触れて、驚愕した。
僕は、毎年300台ほどのパソコンを10年以上にわたってチェックしてきたのだが、ここまでボディーに
コストを分配した製品を初めて見た。ボディーにこだわった製品は、いくらでもある。以前取り上げた
東芝「RX2」のマグネシウムボディーやVAIOのモバイルモデルが採用するカーボンなどが良い例だ。
こだわりを定量化することはできないが、コストはMacBookよりもかかっている可能性は大いにある。
MacBookがすごいのは、普及モデルにして驚異的な質感のボディーを採用している点だ。これはアッ
プルだからできることであろう。MacOSのシェアが仮に10%程度だとすると、たいした数字ではない。
だが、そのシェアを1社のパソコンが占めているのである。MacBookのアルミボディーの生産台数は
相当な数に上るはずだ。量産効果が効くからこそ、専用の製造工程を構築してこんなにとてつもない
製品が作れるのである。店頭でMacBookを見たらまず、トラックパッドの下にある切り込み部分に
触れて欲しい。液晶のフタを開ける際に指をかけるための切り込みなのだが、この造形は金属の固まり
からくりぬいたモデルでなければできないだろう。ボディーのエッジの立ち方もしかり、である。
あまりにも硬いボディーは、まるで金属を持っているような印象を受ける。信じられない高級感とともに
数値以上に重く感じる人も多いはずだ。もちろん、2.04キロではモバイルには重い。だが、旧モデルより
200グラムほど軽くなっているのだ。A4ノートとしては、素晴らしい薄さでもある。どこでも良いから
ボディーの継ぎ目を見ると、構成するパーツの精度がわかるだろう。スキマというスキマが細く
しかもぴたりと同じ幅なのだ。これは、樹脂製のボディでは困難な成型だ。底面には、ネジが4つしかなく
レバーでバッテリーを脱着できるようになっている。さらに各種コネクターの中をのぞいてみるといい。
もちろんここには樹脂のパーツが入っているわけだが、色には驚くべし。なんと、グレーなのだ。
こういうやたらに細かい部分までのこだわりの積み重ねが、最終的に製品の良さに

92 :
哀れなマカーがDAT落ちを狙って荒らすのはわかるんだけど、
荒らすということは、マカーに取って>>1は図星ってこと?

93 :
アク禁覚悟で荒らしてでも落としたいスレがある
by Mac信者

94 :
Macってろくなノート型製品が無いよな。
これ見よがしで持ち歩く奴、マジで病気だ。変態だ。

95 :
きもいスレですね

96 :
15日発売のアップルの新MacBookファミリー。発売から2週間ほどたったが、この間、テレビをはじめさまざまな
メディアで取り上げられ、旧来のMacユーザーだけでなく、Windows PCユーザーや、これからノートPCを買おうという
PC初心者層からも、高い関心が寄せられている。新MacBookの使い心地を確かめてみた。
新旧で、まるで違った印象を見せるMacBook。
今回、お借りしたのは新MacBookの上位モデル「MB467J/A」。ひと世代前の白いMacBookを持っていたので、旧モデル
と比較しながら新MacBookの特徴をお伝えしよう。まずはパッケージ。ボディ本体の幅と奥行きは新旧でそれほど変わら
ないのに、箱の大きさはずいぶんと違う。新MacBookのパッケージはひと回り小さく、持ち運びしやすい。上ぶたの
裏側にクッション素材が取り付けられており、それがボディ本体の固定と、外部からの衝撃への緩衝材になっている。
梱包方法は、iPhone 3Gとよく似ている。上ぶたを開けると、黒いケースに本体が収まっていて、その下の黒い紙箱に
インストールディスクや取り扱い説明書などがしまい込まれている。なお、付属品であるインストールディスクは
MacOS X用とアプリケーション用の2枚ある。MagSafe電源アダプタは、旧MacBookからとくに変更はないようだ。
本体をチェック! 「ユニボディ」で軽くなったのに剛性感はアップ
それでは本体を見ていこう。デザインの基本的な方向性は新旧で変わっていないが、旧MacBookのボディがポリカー
ボネートだったのに対して、新MacBookはアルミ削り出しの「ユニボディ」になったことで、見た目の印象はずいぶん
と違っている。新MacBookは、その金属の重厚感から、見た目には何だか重そうに思える。しかし、実際に手に取って
みると、旧MacBookよりもかなり軽くなっていることがわかる。計ってみると約230gほど新MacBookのほうが軽かった。
この軽量化には、アルミ自体が高剛性で軽いことに加え、「ユニボディ」の採用によって内部のフレームなどをなくし
部品点数を大幅に削減できたことも寄与しているのだろう。また、新旧MacBookを並べてみると、ちょうど旧MacBook
のディスプレイ分だけ、新MacBookのほうが薄くなっていることがわかる。ディスプレイのバックライトがLEDに変更
されたことで軽量になったのと、それによってボディ全体の厚みも薄くなったので、手に持ったときに、よりいっそう軽く
感じられる。薄く軽くなった新MacBookだが、ボディの剛性感は、旧MacBookよりもはるかに高い。試しに両手で持って
ねじれ方向に力を加えてみたが、まったくびくともしなかった。旧MacBookでは、さすがにここまで力を加えることは
怖くてできなかった。最後に背面を見ていこう。新MacBookのヒンジ部の黒いプラスチック部分には、無線LANのための
アンテナが仕込まれている。旧MacBookのヒンジ部左右には、スピーカー用のスリットがあるが、新MacBookにはない。
新MacBookのスピーカーは、キーボードの下に埋め込まれているそうだ。キーボード部分から音が立ち上がってくるので
旧MacBookよりも良い音質に聞こえる。
アルミ削り出しによる美しいライン、魅せる工夫がここにも……
デザイン性では、アルミの一枚板から削り出された「ユニボディ」の、キーボード面から側面にかけてのラインが実に美しかった。
とくにキーボード手前側のパームレスト部分とその側面は、使用時に手のひらが頻繁に触れるところで、長時間使っていると
手首が痛くなったり、ボディがひどく汚れたりするものだが、新MacBookでは、継ぎ目がまったくないので手のひらへの
感触も心地良く、汚れやたわみも気にする必要がないので、安心して作業に没頭できる。心地良いといえば、新MacBook
の新しいガラス製「マルチタッチトラックパッド」の触り心地だ。指のすべり具合は、もはや官能的とでもいうべき次元に
ある。少し触っただけではあまり実感できないかもしれないが、しばらく使い続けていると、もう他のトラックパッドでは
満足できなくなってくるくらいだ。エッチング加工されたガラス製のトラックバッドなのだが、単なるガ

97 :
ところで、新MacBookでは、ディスプレイ前面がガラスパネルで覆われたことで、「画面への映り込みが気になる」とい
う声をよく耳にする。ディスプレイ自体は、新旧どちらのMacBookも光沢タイプなのだが、旧MacBookは反射を低減する
処理が施されていたのに対して、新MacBookではその処理がなくなり、加えてガラスパネルで覆われるようになった。結
論から言ってしまえば、新MacBookでは、画面への映り込みがそれなりにある。蛍光灯の下で暗闇のシーンなどを鑑賞してい
ると、見る位置と角度によっては、部屋の明かりの映り込みが気になることがあるかもしれない。しかし、通常の使用では
映り込みはほとんど気にならないレベルだ。それよりも、LEDバックライトの採用によって、画面全体が均一な明るさになった
ことと、旧MacBookと比べて輝度が高くなったことの恩恵のほうが大きい。また、スリープからの復帰時に、ほとんど瞬間的
に画面が明るく表示されるのも使い勝手が良くなった。旧MacBookも、画面が明るくなるのが遅かったわけではないが、それ
でもLEDバックライトと比べるとその効果は歴然だ。モバイルでの出動機会も増えそうな新MacBookだけに、屋外での映り込
みも気になるところ。試してみたところ、Web画面やWord書類を開いているときには、映り込みはそれほど気にはならなかっ
た。ただ、ディスプレイの周囲が黒いベゼルに変わったので、この部分では、空の反射などがけっこう目立つようだ。どうして
も気になるようであれば、ディスプレイに市販のアンチグレアフィルムを貼るなどの対策を講じれば良いだろう。
新MacBookレビュー第2弾! キーボードもトラックパッドもイカスぜ
店頭でも注目されている新MacBook。常に大勢のお客に囲まれており、実機に触るのに順番待ちをしなくてはならないほどだ。
こうした人気は売り上げにも現れている。CPUの動作速度が2GHzの下位モデル「MB466J/A」は、10月第4週(10月20-26日)
BCNランキングの販売台数シェアで堂々の9位とトップ10入り。5万円前後の「ミニノートPC」が目立つ中の大健闘だ。それ
ではCPU動作速度が2.4GHzの新MacBook上位モデル「MB467J/A」レビューの第2弾。今回は、旧MacBookと比較しながら
新MacBookのスペック、操作性を検証してみた。 モバイル用として使用する場合、頻繁に触るトラックパッドの使い心地は
どうだろう。旧MacBookのトラックパッドでは、2本指のジェスチャーでスクロール操作ができたが、新MacBookでは
3本指や4本指で、上下または左右にスライドさせるスワイプでの操作もできる。例えば4本指で上下にスワイプするとExpose
が起動して、開いているファイルやフォルダがデスクトップにサムネイル状態で一覧表示される。
滑らかな「トラックパッド」
Windows Vistaにも「Windowsフリップ3D」という機能があるが、新MacBookの「マルチタッチトラックパッド」での4本
指スワイプは、それよりももっと直感的に、素早く目的の作業にジャンプできる画期的なものだ。こうしたさまざまなマルチ
タッチジェスチャーは、ものの数時間で自在に使いこなせるようになる。「マルチタッチトラックパッド」を2本指でタップす
ると、マウスの右クリックと同じ操作を行うこともできる。このとき、2本の指の開き具合やタップしたときの接地間隔で
MacOSが2本指タップか1本指タップかを判断してくれる。例えば、親指を「マルチタッチトラックパッド」に触れたまま
人差し指で少し離れた位置をタップすると、それは1本指タップと判断される。指先のジェスチャーに対するMacOSの判断が
なんともユーザーフレンドリーなのだ。こちらのやりたいことを、マシンが汲み取ってくれるかのような親しみやすさを覚える

98 :
実はこれらも、決して目に見えないわけではない。新MacBookは、あらゆる面で動作のキビキビ感が旧MacBookを上回っている。
3Dゲームやベンチマークソフトで確認するまでもなく、日常的な操作でレスポンスが速くなっていることを十分体感できるはずだ。
試しに、米アップルのQuickTime Guideサイトにある1280×720ピクセルのHDムービーを再生してみた。新MacBookのCPU稼働
率は、50%以下だったが、旧MacBookの稼働率は 120%を超えてしまった。つまり、それだけNVIDIA GeForce 9400Mのグラフ
ィック機能が、QuickTimeムービーの再生に効果を発揮しているといえるだろう。また、Adobe Photoshop Lightroom 2を使
ったRAW現像と、Adobe Photoshop CS3を使った画像補整も試してみた。まず、ライブラリでの一覧表示が高速になったことに驚
かされる。そして、トーンカーブを操作したときの変化も、ほとんどタイムラグなく画像に反映された。現像後の画像書き出しも一
瞬で、NVIDIA GeForce 9400M搭載の効果を思い知らされた。筆者の旧MacBookはBTOでカスタマイズしているので、単純な処理
時間の比較はできないのだが、体感的には、新MacBookの写真画像の処理速度は、ひと世代前のMacBook Proに十分匹敵する。デ
ジタル一眼レフカメラのユーザーで、Macを使用している人は少なくないかもしれないが、旧MacBook以前の機種で画像処理にもた
つきを感じていた人は、新MacBookを使ったRAW現像や画像補整の快適さに、惚れ惚れしてしまうはずだ。
抜群にタイピングしやすくなった新キーボード
最後に、新MacBookのキーボードについても触れておきたい。新旧MacBookでは、キーボードの形状はほぼ同じ。新MacBookの
キートップの色はブラックなので、一見すると、旧MacBookのブラックモデルと同じように見える。しかし、実際にタイピングし
てみると、その感触がずいぶん違っていることに気づくはずだ。新MacBookでは、キートップの中央に微妙なくぼみがつけられ
ているので、指の腹のカーブに絶妙にマッチするようになった。さらに、旧 MacBookのキーボードは、押し込んだときの反発が固く
カチャカチャした打ち心地だったのに対し、新MacBookでは、沈み込むような感触になった。表現が難しいのだが、新MacBookの
タイピング時の感触は、MacBook Proの感触に限りなく近づいたようだ。キーボードの変化は、とくに長文作成作業では影響が大きい。
好みの問題もあるが、筆者の場合は、新MacBookだと文字入力がものすごく楽だった。気持ち良くタイプできるし、旧MacBookで頻
発していたミスタイプや、キーを打ったのにうまく認識されないといったストレスも、新MacBookでは解消された。このキータッチだ
けとっても、新MacBookに買い換えたくなってしまうほどだ。同種のキーボードを搭載したWindowsノートPCと比較しても、新MacBook
のキーボードは、かなりすばらしい打鍵感触なのではないかと思う。このほか、新MacBookの上位モデル(2.4GHzのモデル)には
キーボードのバックライトが搭載されている。周囲の明るさに応じて、キーボードの下に配置された光ファイバーが発光して、キートッ
プの文字・記号のプリントやキーの周囲が光る。
プロとの垣根がなくなった魅力的な新MacBook
かつて、PowerBookとはデザインもコンセプトも異なるiBookが登場して以来、プロシューマー向けノートと、コンシューマー向け
ノートは、明確な差別化が図られてきた。しかし、新MacBookファミリーでは、ついにその垣根が取り払われた。新MacBookと新MacBook Pro
との違いは、ディスプレイサイズとGPUの違い、FireWire800の有無くらいである。総じて、新MacBookの価値が飛躍的に高まった
と言っていいだろう。もう、Macのノートにプロやコンシューマーという違いは存在しない。そう考えると、性能もデザインも新次元の
新MacBookは、かなりコストパフォーマンスの高いノートPCだと言える。ただ、一方で、相対的に新MacBook Proの魅力が減じられ
てしまうのは、少々残念だ。

99 :
早いもので、私がMacbookを購入してから3ヶ月経ちました。しばらくMacbookを使ってみたので、今感じている事でも書い
てみようと思います。なお、タイトルには「レビュー」としましたが、「チラシの裏」的な内容ですw
この3ヶ月間で、メインで使い続ける予定だったWindowsマシンが壊れたりして、私のコンピューティング環境は大きく変わり
ました。中でも、最も大きな変化は「Windows」をほとんど使わなくなった事です。このBlogで何度か取り上げていますが
私のMacbookにもWindows環境を構築しました。ですが、ここ最近はWindowsを起動すらしていません!これには、自分で
も驚いています。なんでWindows使わなくなったんだろう?という訳で、Windowsを使わなくなった理由を自己分析してみ
ました。その結果、どうも二つのキーワードに集約されそうです。※ ここで「Windows」は主に「XP」を指しています。
「Vista」は使った事がありませんので。(正確には、Vistaのβプログラムに参加して使った事があります。この時、どうし
てもVistaを受け入れる事ができませんでした...。なので、Vistaの購入は見送りました。思えば、この頃からWindows離れ
が始まっていたのかもしれないですw)
* 美しい「ヒラギノフォント」
皆さんはどのアプリケーションを一番長い時間利用しますか?私の場合は、間違いなく「ブラウザ」です。従って、ブラウザ
の良し悪しは最も重要なポイントになります。なお、私はメインブラウザとして、Safari(WebKit)を使っています。実際
に使っていて、体感として「速い」と感じます。その一つの要因として、JavaScriptの処理が高速であることが挙げられると思います。
このパフォーマンスという視点も大切なのですが、それ以上に重要だと感じているのが「フォント」です。Macでは日本語
フォントして「ヒラギノフォント」が標準で含まれています。これが本当に美しく、読みやすいです!実は、Macbookを購入
する何年も前に、知人のマカーから「ヒラギノ、美しい!」と聞いていました。当時は「美しいとか意味分からんwww」と
思っていたのですが...。今なら言えます、「ヒラギノ、美しい!」と。 特に、VMwareで起動したWindowsと併用してい
ると強く感じます。これまでは全く気にならなかったのですが、今ではMS系のフォントで文字を読むのが苦痛ですらあります。
そして、Macの環境に戻ってくると、なぜかホッとするようになりました。
* 使いたい時にすぐ使える「スリープ」
以前使ってたWindowsマシンでも、一応、この機能はありました。ですが、ほとんど使用しませんでした。私の環境だけ
だったのかもしれませんが、スリープ状態から戻らない事が頻繁に発生したからです。これでは、スリープ機能を積極的に使お
うとは思えませんでした。また、Windowsを長時間使い続ける事にも抵抗を感じていました。経験的に、スリープして使い続
けることよりも、一旦シャットダウンしてメモリをキレイにしようと考え方に慣れてしまっていました。このような経緯があって
Macのスリープを使ってみると本当に新鮮に感じます。スリープ状態から瞬時に、そして確実に、元の状態に復帰できます。また何
日使い続けても全く問題が発生しません(少なくとも今のところは)。やはり使いたい時にすぐにコンピュータが使える環境はとて
も快適です。この環境に慣れてくると、OSを起動する待ち時間も我慢できなくなってしまいます。一度、便利な事や快適な事を知
ってしまうと、なかなか元には戻れないですよね!ええと、実はこのエントリを書き始めた当初は、「Macbook購入を検
討している、Windows XPユーザ」の背中を押す内容にするつもりでした。例えば、「iPhoto、便利!」だから「Mac、イイ
ヨー!」という感じで。ただ、そもそもなんで Macを勧めようとしているんだ?という根本的な疑問から始まって、MacとWindo
wsを使い勝手の違いなどをアレコレ考えていくうちに、このような内容になっていました。自分でも意外な所を重要視しているなー
と思ったので、そのまま掲載してみることにします。正直に言えば、Macユーザからすると当たり前過ぎる話で、Windowsユーザ
から見るとイマイチ実感の沸かない話だったと思います。

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