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2013年03月戦国時代185: 【三浦介】葦名氏総合スレ【会津守護】 (903)
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【三浦介】葦名氏総合スレ【会津守護】
- 1 :2007/07/22 〜 最終レス :2013/02/07
- 桓武平氏良文流三浦氏族で陸奥会津を本拠とし
戦国時代には南奥州に覇を唱えた葦名氏について語りましょう
- 2 :
- 蘆名盛氏は名将ですな。
- 3 :
- 芦名
蘆名
葦名
本やサイトによって表記がバラバラ
どれが正しいのか
- 4 :
- 読めりゃ表記はどうでもええやん。
- 5 :
- 10年ぐらい前、自分が初めて蘆名の表記を見たのがこれだった。
以来これで統一している。
『戦国合戦クロニクル』だったかな。
- 6 :
- >>3
後に伊達に仕えた分家は、同時代資料では「葦」の字が使われることが多い。
- 7 :
- 名家臣・猪苗代盛国
- 8 :
- 止々斎てカッコイイ名前だよね
- 9 :
- ひょっとこ斎
- 10 :
- 摺上原でよく2万弱もかき集められたね
- 11 :
- 会津100万石ですから
- 12 :
- そのうち伊達信者と抗争が巻き起こりそう
- 13 :
- 2万も集められるなら伊達滅ぼせたじゃん
- 14 :
- 半分は日和見だったから。
- 15 :
- 東北出身の俺からすると
葦名は伊達絡みでもよく出てくるし、勢力もそこそこ大きいので十分馴染みがあるんだが
西日本の松田や三村、秋月あたりは馴染みがほとんどわかん
西日本の人からすると、葦名は若干マイナーな存在なんだろうか
- 16 :
- >>3
会津の民俗学者の方が言うには「葦名」が正しいらしお
11代盛信以来、葦名氏の菩提寺は会津天寧寺であるが
安置されている盛信や盛氏の位牌は「葦名」で書かれている
例の盛氏座像にも「葦名」で刻銘されているらしいお
それと植物の葦についてだけど
未熟のものは葭
成長したものを蘆(芦は蘆の略字のようなもの)
成熟し穂を付けたものを葦
と呼ぶらしい
だから姓にするなら成熟した葦こそ相応しい
以上の事から見てなるほどと漏れも思ったお( ^ω^)
- 17 :
- なかなか勉強になりました。
- 18 :
- 葦名家が何故弱いというイメージがあるのかというと、奥州の戦国史は伊達政宗を中心に見られがちだから。政宗が家督を継いだ頃の葦名は、すでに弱体化していたのだ。
- 19 :
- 素人の見方だよね
- 20 :
- >>19
専門家ですか?
プロの見解をどーぞお願いしまーす!
- 21 :
- >>16
おまえうざい。
- 22 :
- http://hobby9.2ch.net/test/read.cgi/sengoku/1154094080/l50x
- 23 :
- 21!お前こそ超うざい
- 24 :
- つか室町時代後期の伊達は
中央の人からは南奥羽の実質のボスの認識されてたし
天文の乱が始まるまでのは南奥羽は伊達の領土と言ってよい
ゲームでもそのように変えるべき
- 25 :
- 天文以降も東北ではギリギリ最大勢力だしな
- 26 :
- 戦国前期に6年も内乱してたんだから相当な財力と武力があったんだろw
- 27 :
- 戦国中期だっぺ
- 28 :
- 天文の大乱において稙宗時代の近隣諸大名との緩い主従関係を
一度清算することができたのは、後の伊達氏にとって+に働いたんじゃないだろうか?
- 29 :
- プラスになってないな
稙宗はどんどん主従関係を強くしていったから
あの勢いのまま10年たってたら越後も伊達のものだっただろう
- 30 :
- ここも伊達に占領されたかorz
- 31 :
- ネタないしw
- 32 :
- 悲劇の蘆名盛隆というネタがあるはず…
- 33 :
- どっちかと言うと盛興じゃないお?( ^ω^)
盛隆は男色のもつれが原因と言われているし
余り悲劇って感じでもないお
- 34 :
- >>33
( ^ω^)?
- 35 :
- 酒飲みが原因で死んだのが盛興
男色のもつれで殺されたのが盛隆
どっちも悲劇とは言えん気がする
- 36 :
- >>32
父親の方が悲劇だろ、早くに息子死なれて
盛氏はもっと評価されるべきだし、佐瀬種常はもっと非難されるべき
- 37 :
- 何で盛隆を世継ぎにしたのかイマイチ分からんお( ^ω^)
- 38 :
- 全く血縁がないわけでもないから別にええやん。
- 39 :
- >>37
人質としてたときに盛氏が何らかの素質を感じたのだろう。
関係ないが東北は伊達の血が流れすぎだ。
- 40 :
- 血縁たって大したものじゃないおね?
しかも従属国の人質だお
普通は家格が上であったり
力がある所から養子を入れると思うのだけど
格下から迎えた当主にいいように使われたら
そりゃ一族や重臣は面白くないお
- 41 :
- >>40
松本太郎とかが反乱を企てているしな。
- 42 :
- 松本家は親伊達の代表じゃなかったっけ。
- 43 :
- 松本太郎など重臣たちは、盛隆よりむしろ盛隆夫人(伊達晴宗の娘)に近い
立場のものが多かったようだ。
- 44 :
- でも、その夫人もすぐ後に亡くなったし
結果論ではあるけれど
盛隆養子は葦名と二階堂の共倒れを招いただけだったおね
- 45 :
- しかし、もし寵臣に斬られなかったら盛隆はなかなかの将になったと思うぞ。
信長とも接触して三浦介の称号を許されてるぐらいだし。
外交技術はなかなかだったと思っている。
大庭三左衛門に夢中になりすぎたゆえの悲劇だったが。
- 46 :
- 信長に接近するのはあの時勢なら当たり前な気も…
- 47 :
- 他のアホ武将も接近してるしな
- 48 :
- じゃあ、岩城常隆と同盟を結んだような、
柔軟な対応の方を評価するか。
- 49 :
- 岩城も葦名も佐竹に乗っ取られてたからじゃん?
- 50 :
- それはもう少し後じゃないか?
- 51 :
- なんにせよ実父の二階堂盛義より優れていた可能性は高い
- 52 :
- 盛隆の生母(晴宗公長女)と正室(晴宗公四女)は姉妹だし伊達だらけだお
これで盛隆の娘に小次郎を迎えたらもう完全に伊達だお
初めから小杉山御台に佐竹か伊達から養子迎えた方が
混乱は少なかったような気もするけど
- 53 :
- 伊達家は未だに絶倫なんかな?
- 54 :
- 伊達信者的にはあまり嬉しいことではないな、その事実は。
正直、盛隆は盛氏に比べると見劣りするし…活動期間は四年と短いけれど。
- 55 :
- 国分盛重の10男てのもすげえな。
- 56 :
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- 57 :
- 「三浦・会津蘆名一族」
七宮A三 新人物往来社 定価2800円+税 2007年7月15日発売
- 58 :
- >>57ヤンジャンでやってる漫画の影響もあるのかな?
- 59 :
- でもあれ直接は戦国蘆名に関係なくね?
- 60 :
- >>57の本読んだ人に質問があるのですが、宜しいでしょうか?
その本面白いのでしょうか?
私は盛氏に興味があり、彼の年表を作りたいのですが、データが見つからないので…
これ以外の簡単に入手できる資料があれば、是非教えてください!!お願いします!!
- 61 :
- 松本図書助、最高や! 猪苗代盛国なんか最初からいらんかったんや。
- 62 :
- 芦名という地名は三浦半島にあるぞ
- 63 :
- うん矢口ってる
- 64 :
- >>60
その本は読んでないけど葦名に関する代表的な史料はあげてあげよう。
塔寺八幡宮長帳
異本塔寺長帳
会津旧事雑考
会津四家合考
ふたつの『長帳』は同時代のもので、会津の高田町かどこかにあった八幡宮の古記録。
『旧事』はおそらく江戸時代に作られた会津に関する事柄の記録。
『旧事』は『長帳』を原本にしている記事もある模様。
『合考』は江戸時代の軍記物だが、内容は信頼できるところが非常に多い。
あとは秋田藩の『家蔵文書』や伊達関連の文書類の中にあると思う。
多分『福島県史』の中にあげられていると思うが(オイラは見たこと無い)、
なかったら茨木県史料や米沢仙台方面(上杉、伊達)の史料集などから見ていくしかない。
葦名は滅亡してしまったので、葦名氏の諸氏が持っていた文書などは
ほとんど散逸してしまって、「無い」といっていい状況。
上記のものなどは福島や会津やその周辺の自治体史に治められているので、
あとは自分で探して頂戴。
- 65 :
- >>64 レス、ご丁寧にありがとうございます
そうですね『会津旧事雑考』と『福島県史』ならなんとかなりそうです。
>>61
会津松本氏は代々謀反人の家系だから…盛国と同等じゃないのかな?
- 66 :
- 長尾(上杉)や伊達、佐竹に囲まれてどうにも動けないな。
- 67 :
- 盛氏の時は盛んだったけどね。
- 68 :
- とりあえず、、通字は「盛」で宜しいかな?
- 69 :
- 本家三浦氏の通字は「義」
「盛」といえばこの一族では和田義盛が初出。
仮冒くさいね
- 70 :
- 初代光盛以来当主は全て盛がつく、ある意味凄いね
- 71 :
- >>70
例外は、佐竹から養子に入った「義広」ぐらいかな?
- 72 :
- >>71
後には盛重となのってるけどね、義広
手持ちの本だと江戸崎の頃になってるけど、蘆名を継いだ頃という説もあるの?
- 73 :
- >>72
実家に逃げ帰ってから、義広→盛重に改名というのは、
一緒に逃げてきた蘆名旧臣の求めもあったからかな?
その蘆名の名跡にしても、伊達家に於ける留守氏みたいな扱いだろうけど。
- 74 :
- 江戸崎では一応大名だよね。
どの程度旧臣がついてきたのかな?
- 75 :
- 猪苗代盛胤・富田隆実・針生盛信・沼沢出雲らが従ったらしい。
但し、盛胤は後に故郷の会津に戻り、隆実は後に相馬氏に仕えている。
両名とも葦名千鶴丸の死後に佐竹家から去ったのかどうかはわからん。
盛胤の子盛親は後に保科正之に仕え、隆実の息子又は孫の正実は相馬氏の家老を務め、
盛信は慶長七年に伊達氏に召し出されて仕え、曾孫の盛定は葦名千鶴丸死後に葦名氏を名乗っている。
沼沢出雲は盛重の命令で畠山義綱を討ったとも言われるな。
- 76 :
- >>75
くわしく教えて頂きありがとう。
- 77 :
- >>75
盛胤は猪苗代盛胤の子か。
盛胤と聞くと名将・相馬盛胤が思いつくが、あやかって名付けられたかな?
- 78 :
- 葦名盛連の子
長男の大炊助経連は耶麻郡猪苗代(福鳥県耶麻郡猪苗代町)に住み、猪苗代氏の祖となった。
次男の次郎広盛は河沼郡北田(福島県河沼郡湯川村)に住み、北田氏の祖となる。
三男の盛義は同郡藤倉(同河東町)にあって藤倉氏の祖となった。
四男の光盛は蘆名家の正統三代目を継ぎ、事実上の会津蘆名氏の祖となった。
五男の五郎左衛門尉盛時は耶麻郡下三宮(福島県耶麻郡熱塩加納村)に住み、加納氏の祖となり、
六男の六郎左衛門尉時連は同郡新宮(福島県喜多方市)に住み、新宮氏を称した。
上三人は側室の子だったのだろうか
- 79 :
- 長男〜三男と四男〜六男が本当に兄弟であるかどうかは、不明な点もあるらしい
宝治合戦で北条方についたのは光盛、盛時、時連
この段階では三兄弟は佐原を名乗っているんね
- 80 :
- >>78
通字の「盛」の字が、上に付いたり下に付いたりバラバラだな。
- 81 :
- 鎌倉期の通字は戦国期にくらべれば法則性が緩いからね
通字が複数認められる場合も少なくないし
- 82 :
- >>77
有り得るけど、どっちの相馬盛胤だろね。
- 83 :
- 享禄二年生まれの方でしょう。
- 84 :
- なんかもう義広でも小次郎でもどっちでもいいや…二階堂万歳!
- 85 :
- 盛氏かやはり。
- 86 :
- 近隣なので、ご挨拶に参りました。
本庄繁長や越後揚北衆らを語る
http://hobby10.2ch.net/test/read.cgi/sengoku/1201348770/
- 87 :
- やはり盛興死後、盛隆に継がせたのが敗因だお
いくらなんでも従属国の人質を養子にしたのでは家中が納得しないお┐ (´ω`) ┌
それに折角養子入れるなら力のある大名から貰って関係強化を狙った方が効果的だお
この時点で伊達か佐竹から養子入れておけば良かったのだお
そうすれば伊達や佐竹との争いが本格化する前に体制を固められたお
- 88 :
- >>40
たとえるなら信長が信忠の急死に際して蒲生氏郷を後継者に指名したり、
秀頼が生まれなかった場合の秀吉が宇喜多秀家を後継者にしたりするようなものかね?
- 89 :
- >>88
関東管領山内上杉家に養子に入った長尾景虎。
離合集散の関東諸将。
- 90 :
- 仙台藩百姓さんへ
それは違うよぉ。葦名家が衰亡したのは、
盛氏が戦争ばっかりやっていたので、
領地が疲弊していたんだよ。
フランス革命が起こったのも、マリー・アントワネットの浪費ではなく…
ルイ十四世の戦争好きとヴェルサイユ宮殿造営、中産階級である新教徒(ユグノー)を追放したからフランスが財政難になったわけで…
それを放置したルイ十五世の責任。
それと葦名も同じことじゃないのかな?
『塔寺八幡宮長帳』によると、盛氏の治世にわたって、六回も徳政令を出したり、二回も禁酒令を出している。こんなこと他の戦国大名には見られない。
内政では盛氏の能力は、やや疑問視。
- 91 :
- さらに、付け加えると…
これは、あくまでも私見だが…
戦争ばっかりやっていたから、家臣に重い軍役を課し、その結果「四天の宿老」の反乱ばっかり発生しているんじゃないかなぁ。
- 92 :
- 佐瀬種常は難しい人物
- 93 :
- >>90
それは話が全く逆だと思うよ。
そもそも葦名は他のそれなりの大名と比較しても、それほど元の基盤が強くない。
だいたい室町の大名が戦国(的)大名化するに当たっては、家督問題を中心とする
内紛の克服が必須なんだけれど、葦名はこれに失敗してるのね。
同じような基盤の弱さを持っていた伊達は、天文の乱でこの内紛を完璧に決着させた。
伊達政宗の強さは天文の乱の結果によるものだよね。佐竹は鎌倉以前の領主で
一族結合が非常に密だったから、葦名とは基盤の強さがもともと違うんだけど、
内紛の処理がやや中途半端だったので、戦国時代に出遅れた部分がある。
葦名は盛高と盛滋の争いはそれなりに決着させたんだけど、猪苗代とは決着してないし、
葦名内の家臣団の再構築もどうやら行われていない。所謂葦名四天と呼ばれる
宿老達は盛高盛滋の争いのあとも以前と同じように君臨しており、平気で主家に対して
謀叛を何度も繰り返している。これが「基盤の弱さ」のひとつなんだな。
しかし盛氏の代になると、これらの四天宿老の反乱はぴったりと止んで、
「てどお」氏が言うように領地の外へ向かって戦争を仕掛けるようになる。
オイラはこれを領地の疲弊を生み出したととらえない。むしろ強さであると思う。
葦名家の家臣に対する権限が強化されたからこそ外征を行い得たのであって、
また外征を行うことによってさらに葦名の権力強化につながった。
つまり織田とか武田とか、他の戦国大名と同じなわけ。徳政令に関しても領国が
疲弊したから徳政令を頻発したのではなく、徳政令を出せるほど葦名の権力が
強化されたということ。
ところがまずいことに家督者が次々死ぬ。その際のゴタゴタが再び家臣の
増長をもたらすことになる。知られているように義広が入った時に、連れてきた
元佐竹家臣が傲慢だったので元々の葦名家臣と軋轢を起こしたという話も、
家臣団に対する主家の更なる権力強化という大名の近世化への普遍的な有り方に
過ぎないんだな。そのまま進めば、恐らく葦名は家臣団の再構築を遅ればせながら
行ってより強力な大名になったと思われるんだけど、運の悪いことに
伊達政宗がやってきてしまったというわけ。
つまり収穫逓増。戦争することで大名が疲弊するのであれば、どの大名も
より大きくはなれないことになる。こういった静的均衡をもとにした見方では、
多くの戦国大名が国規模での地域権力となり、さらには地方規模の権力と
なっていた事実を上手く説明できなくなってしまう。
- 94 :
- 外征で消耗はあるにせよ、外征したくてもできない大名よりは
マシだということだねw
- 95 :
- >>93さんへ
貴重なご意見痛み入ります。
「収穫逓増」がでてくるとは…
なかなかやりますね。
これもじっくり読んで、思ったことを書きますね。
あ、そうそうこれらを貼っときます。
武家家伝_葦名氏
http://www2.harimaya.com/sengoku/html/asina_k.html
武家家伝_会津松本氏
http://www2.harimaya.com/sengoku/html/a_matumo.html
武家家伝_会津富田氏
http://www2.harimaya.com/sengoku/html/ai_tomita.html
武家家伝_会津佐瀬氏
http://www2.harimaya.com/sengoku/html/sase_kz.html
武家家伝_平田氏
http://www2.harimaya.com/sengoku/html/ou_hirata.html
以上、恐々謹言。如月拾七日。
- 96 :
- 盛舜の活躍も思い出してあげてください。
- 97 :
- 盛舜か、目立たないけど基盤かためているね
- 98 :
- だが盛氏だね目立つのは
- 99 :
- age
- 100read 1read
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