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ぼくの かんがえた ロボット13ごうき


1 :2012/03/06 〜 最終レス :2013/04/05
アイアンキング
全長100m
重量50トン
宇宙の果てから地球にやって来たロボット
鉄より固いボディで敵の攻撃を跳ね返す!
全身から放たれる「アイアンビーム」が必殺技だ!!

つうことで君達も幼少のころ考えたロボットを思い切って晒してみないか?
前スレ
ぼくの かんがえた ロボット12ごうき
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/gamerobo/1289215794/
そくろWEB(保管庫・SRCぼくロボ大戦・Bジェネ)
ttp://www.geocities.jp/acidsandlot/
まとめwiki
ttp://www21.atwiki.jp/bokurobo/

2 :
500いってしまったか……ともあれ>>1

3 :
まとめと新スレ超乙
どうする?投票やる?

4 :
投票自体埋めの内輪遊びみたいなものだし、わざわざ新スレでやることもないと思う
ダーッとやってしまえるならそれがいいが

5 :
>>1
んじゃまバーっと投票いっちゃいますか
>>67-68 闇攻機甲インダーク
>>206 次元騎士サンダー
>>559 地獄のサタンも金次第。

以上

6 :
じゃあこの3つで
>>193 走行機ア・ルーク
>>419-420 蒼界のシャングリア
>>544 インセクターハンターズ

7 :
ダーッてことで能書きなしね
82 駿馬ハヤテガー
304-305 ねこねずみ
495 小鉄人コテツ

8 :
116 闘綱!ガクエンガー
123 風車の街のウィンガルデ
538 電筋戦士ノウキング

9 :
>>388 大気万星マスターホープ
>>487 正月神オーショウガーU
>>548 浪漫凱殻ディザイオン
どこまで受け付けるんだろうか

10 :
あんまり長々やると新参お断りな雰囲気になるから、適当に見きって平常運行に戻せばいいんじゃない?
見事に票割れてるから集計するまでもないし

11 :
男なら、黙って溜めて、ぶっ放せ!
何故に、忘れていた。
チャージ
チャージ
チャージ
チャージチャージチャージチャージチャージチャージチャージチャージチャージチャージチャージチャージチャージチャージチャージチャージチャージチャージチャージチャージチャージチャージチャージチャージ
そうだ、これが俺だ。連射なんてくだらねぇ。
敵の攻撃なんざ気に住んな。こいつは頑丈だ。そのための装甲だ。
男は黙って溜め撃ち、そうだろ?なぁ相棒。
多くの敵に囲まれ味方の機体もいない絶望的な戦場で男は、機体はにやけていた。先ほどまで機体の連射機構に頼っていた男とは思えないくらい変わっていた。
焦りも、恐怖も強情も、全て消えて、男は、自分を取り戻した。
そして、終わりの始まり、始まりの終わりのを告げる一撃が放たれた。


主人公。
機体
主人公機。

新スレ記念に何処かの星の何処かの大陸の戦いの一部分を

12 :
ダンディウス
これはダンディーな男の、ダンディーな男による、ダンディーのための物語である。
<ダンディウス>
ダンディーな男にしか乗れない機体。
紳士の嗜みである燕尾服に似た装甲、武器として使用できるダンディーなヒゲ、蝶ネクタイ、仕込み杖、シルクハットを装備。
ジェントルシステムというリミッター機能がある。
リミッターを解除するともはやダンディーとは言えない野蛮で原始的な戦闘スタイルになる。
見た目はかなりダンディー。
<ジョン・ビスタリオ卿>
36歳、ダンディウスのパイロット、爵位は男爵。
下賤な者を決して許さない。しかし子供、老人、特に淑女には優しい。
皇帝よりフラン帝国の敵を討つ使命を帯びている。
朝起きて横に女がいない日はないという。
独自ブレンドのカモミールを飲むティータイムを何よりも大切にしている。
『スモークシルバー(いぶし銀)』の異名の通り、髪の色は銀色。
「男(ダン)!!」
<レディウス>
淑女にしか乗れない機体。
たまに現れてはダンディウスの邪魔をする謎のロボット。
ダンディウスと合体はしない。
<ミスゴールド>
ジョンを付け狙う謎の淑女。仮面を被っているため正体は分からない。
「あら?ごめん遊ばせ子犬ちゃん」

13 :
―世界が闇に堕ちし時、天より光の剣舞い降りてこれを退けん―

エイリアンだかバイオウェポンだか、出所なんぞ分かりゃしないし、ちんたら調べてる時間もない。
デイモクレオス、悪魔の軍団。
お偉いさんがた後先考えず、保身に走っていい巻き添えだ。
とにかく奴らは急に現れ、恐るべき統率力でもって地上を瞬く間に制圧しやがった。
混沌極まるこのご時世だ、どこのカルトが言い出したか「英雄伝説」なんてものも流行りだす始末。
まあすがりたくなるのも無理はない、と思いきや、こいつが本物だったというのだから大変だ。
「帝よ、上空より飛行物体がこの城に!」
見事に落ちてきたのだ、天より光の剣。しかも全高100メートル超の馬鹿でかい奴が。
一撃粉砕、これによってデイモクレオスの本拠地&首領壊滅。
だがそれで人類に希望が戻ってきたかといえば答えはNO。
カリスマを失った残党どもの野蛮で残虐な略奪殺戮地獄が始まったのだ。
ならば後付上等と、「光の剣を引きぬきて、世界を平定へと導く勇者」が立ち上がる。
馬鹿でかい剣を得るための馬鹿でかい身体と共に。

巨人籠手(ギガンテ)
大剣エクザスが宇宙より飛来した際に散った構成元素・ライトマターを鍛えて作られた武装。
電気を受けて他の金属と強力に結合する性質を持ち、神経接続によって起動。
片腕に装着された通常形態から、巨大な腕となる覚醒形態を経て、全身を包む巨大外骨格となる。
使い手によっては固有の龍手解放(ドラガン・アーム)と呼ばれる特殊能力を開放できる。
アクセル・オラクル
伝説の大剣「エクザス」を目指し旅する少年。行き倒れた先代のマスターから、巨人籠手・ザンカリバを譲り受ける。
女の子とヤりたくてしょうがない最悪のストレートスケベ。勇者になる動機もそれ。
龍手解放は生成した剣を自在に巨大化させる機甲膨剣鍛(イクス・ガリバー)。
スチル・スチーム
成り行きでアクセルと同行する事になる剣士。行方不明の若き獅子・スラストの巨人籠手・ザンセイバを何故か所有。
真面目で規律に厳しい常識人と思いきや、名誉に固執している。実はスラストの妹。
龍手解放は放った斬撃から一定時間剣を作り出す化装幻実(サイバー・トゥルース)。
ケンゾー・ミツルギ
ひょんな事からアクセルに命を助けられたはぐれ契約忍者。極道組織オウカから巨人篭手・ザンヤイバを借りている。
莫大な借金を返済するために勇者にならんとし、何かにつけて金銭を要求する。
龍手解放は裂いた空間に複数の剣を出し入れできる丹忍刃檻(シノ・ブレイド)。

14 :
>>1乙
絶望戦記
それは突如現れた
空を覆い尽くすほどの軍勢、絶対的な力
現行兵器は通用せず、すべての者が絶望した時
それは人々の前に姿を表す
異形の者、暴力の権化
軍勢の圧倒的な力に対し、それを上回る力でそれらを捩じ伏せるその姿はまさに地獄絵図
絶望の先に待つのは新たなる絶望でしかない
汝、一切の希望を捨てよ

フリードリヒ・手塚
デスパーダの製作者の息子
急遽、デスパーダのパイロットに選ばれることとなり
人々に感謝されることもなく、忌み嫌われても尚戦う運命を背負わされる
敵だけでなく、死の恐怖と狂気に戦うことを強いられている
デスパーダ
絶望の名を冠する、黒き巨人
搭乗者のストレスを原動力にして動く殺戮の兵器
また、搭乗者だけでなく、敵や市民等の絶望感にも感応して強化されていく
動かすためには莫大なストレスが必要なため、まず、リストカットをしなければならない
コックピットシートは処刑椅子のようになっており、頭に万力を取り付けられる
時間が長引けば長引くほど、万力に力が加えられ最終的には頭部を潰される仕組みとなっている
謎の敵
圧倒的な力と物量で地球を制圧していく無機質な軍団
たとえ倒しても、強化され二度と同じ手段は通用しない

15 :
あ、あげちゃった。恥ずかし

16 :
「ふきでロボ」
ナノマシン治験に参加するはずが、手違いで自律機械兵器「アバタール」の金属細胞を埋めこまれて半人半ロボの変身ヒーローみたいな事になりながら意地でも平穏に暮らそうというお話

17 :
ぼくロボデータベース用まとめファイル
ttp://www1.axfc.net/uploader/Sc/so/328272.zip
・重複は初出分のレスでカウント、テキストもそちらに継ぎ足し
・名称不明・名称募集ロボは便宜上の命名
・読み仮名も暫定
・SSのみの文はテキストとして省略→SS保管庫で補完
・抜けだってあるさ人間だもの
パスは例によってぼくロボ
phpファイルで自動的にページ作って吐かせられるようになりゃいいが先は長い

18 :
白銀のトルメンタ
遠い未来、地球は氷河期に入り地表は吹雪によって荒らされていた。
この世界では貴族は一年中晴れている首都「カエルム・ファイン」にすみ、金の無いものは諦め吹雪に苦しんでいた。
だが、そんな世界に不満を持った一人の女がいた。
彼女の名はトルメンタ。偶然世界に喧嘩を売ってしまった彼女は数々の戦い、あらゆる場所を巡りやがて世界の秘密に近づいて行く……
トルメンタ
世界に喧嘩を売った18歳
金髪赤眼のキュッキュッキュな残念体系
普段は似非お嬢様な喋り方だが感情かわ荒ぶると似非関西弁になる。
白銀の機体を操り貴族達を翻弄して行く
シュネー
雪原戦に特化した白銀の装甲わ持つ機体
新開発のカルトアーマーによりエンジンを最大出力で使用しても赤外線センサーに反応しない
背中の大剣はボードになり四本の長剣はスティックとスキー板になる。
変形して高起動型のスノウモービルになれる。

19 :
巨衛武装カゲマト
宇宙からの移民トカゲヤロー(地球人がはじめに言ったのを聞いて、それを名乗っている)は人工太陽の日照時間でしか活動できない。
しかし人工太陽の光は地球人からしたら良いものでもない。
圧倒的な武力を持つも、侵略ではなく移民を選んだトカゲヤローに、地球人はもやもやしたものを抱き続けていた。
彼等を怒らせてはいけないが、だからといってあちらの都合に従う訳にもいかない。
この十年で気が滅入って辞めた大統領は七人目になった。
そんな地球人がある日対抗手段を見つけてしまったのだから大変だ。
陰謀渦巻く工作作戦が始まるぞ。

カゲマト
人工太陽が出ている間だけ稼動できる特殊工作ロボ
人工太陽光の波長を利用し、影と同化しているように見せる(トカゲヤローの使うレーダー類も透過)
ただし影と隣接していなければ駄目
二機あり片方は研究用だったが、謎の事故で施設ごと消える
各国各企業がこぞって奪い合い足を引っ張り合うが、トカゲヤローにバレたらどうするつもりなんだか

20 :
起動変数ランダム
地球連邦が開発したMS(モビルソフト)。出力がまったく安定しないうえに起動自体不安定。
それでも10回に7回ぐらいは戦果をあげてくるので頼らざるを得ない。

21 :
波動合体エナガイガー
グランエネルエンジンによって起動する対異星人ロボ。
特定空間内のDゾーンと呼ばれる隣接する次元空間にアクセスし、無限に近いエネルギーを得る事ができる。
起動時にマイクロ・ワームホール・フィールドを形成、地上のエネルギーを送り込むことで発生した重力子の波動を得て、擬似的なエネルギー吸収機関としての役割を果たす。
ただし取り出せるのは特定空間内(=エナガイガーの周囲二百メートル以内)で新たに発生したものでなければならず、その効力も短い。
稼動を続けるにはより激しいエネルギー運動が必要となる反面、一度安定すれば自身の運動で加速度的に出力を上昇させられる。
この性質から制御のためのリミッターが何重にも設けられており、これを破るとあらゆる物質を崩壊させ量子として取り込み、最終的に次元の膜に飲み込まれて消滅するという。
非常に強力な機体だが、出力を安定させるまでがとに角大変であり、敵をうまく嵌めてエネルギーを吸収させたり、人工的に火山を噴火させたりするなど、そこまでの道のりが物語のメインとなっている。

22 :
サンガクオー
全長260メートル
重量2万1000トン
富士山跡地から発進するマウント・ギガントと呼ばれる巨人ロボ。
世界山脈爆破事件の生き残りが作った防衛奪還組織パルチザン所属。
地上を占領するメモリア帝國から、龍脈山と呼ばれる戦略拠点を解放するために、帝國の戦力である琥珀竜と戦う。
開放した龍脈の力により通常形態の他、溶岩を操るサンガクオー・カザン、冷気を操るサンガクオー・ヒョウザン、金属を操るサンガクオー・コウザン、草木を操るサンガクオー・セイザンの4つに変化できるようになる。
必殺技は退竜剣・封輪荷印来斬(ふうりんかいんらいざん)。




23 :
超鎧骨殻バグゾラス
外宇宙意思が作り出したワクチンにより、銀河のバグとみなされた地球人は遺伝子殲滅兵器・バスターの攻撃を受ける。
汚染された地上で、バスターの殲滅因子と、これにより遺伝子改造した昆虫の甲殻から生み出された保護服・鎧骨殻を用いる事でなんとか生き永らえる地球人。
だがワクチンは地上に降り立ち、その殲滅に乗り出していた。
もっと強く、もっと硬く。問答無用の侵略者に対抗すべく、戦闘用鎧骨殻が誕生したのはそれから2年後のことであった。
バグゾラス
対ワクチン兵器を想定して戦闘用鎧骨殻ならびこれを扱う特殊部隊。
空気中に滞在しているものだけでなく、ワクチン兵器が扱う直接・即効型の攻撃ナノマシンに対しても高い耐性を持つ。
超反射運動能力や電脳連結演算能力により、物理環境が大きく変質した地上でパワー・装甲・スピードを同居させた。
しかしあまりに過ぎた能力や、各ナノマシンによる適応・反応から、常人では半分の力も発揮できない。
そのためバグゾラスに所属するのは突然変異による適合者か、0から遺伝子改造されたデザイナーズベイビーのみである。
ティタノスホーン
カブト虫およびグワガタ虫をベースに作られたバグゾラス。
スピードこそやや低いが、パワーは非常に高い。
変重力ジャベリン*1 炎熱曲刀*2 多目的スパイクチェーン*2を装備。
フライハイ
蝶と蛾をベースに作られたバグゾラス。
電子戦に強く飛行能力とあわせ支援に特化している。
ジャム兼用レーダー*2 チャフ・フレアスケイル*2 物理接続用ワイヤクロー*1を装備。
キラーフォース
ハチとアリをベースに作られたバグゾラス。
もっとも数の多い量産型で連携を得意とする。
プラズマ槍*1 小型六連ガトリング*1 バイオミサイルポッド*1を装備。
アースシーカー
タガメとセミをベースに作られたバグゾラス。
可変機構を持ち、地中および水中での活動が可能。
工作用パワーアーム*2 回転式補助アーム*2 エネルギー吸収管*1を装備。
スラッシュシザー
ゴギブリとカマキリをベース作られたバグゾラス。
高速低空飛行とステルス性を備え奇襲性に優れる。
可変式鎖鎌*2 切断短刀*1 多重光子反射外翼*2 電磁高速振動内翼*2を装備。

24 :
【銀河天風ジンライガー】
・ストーリー
ロボットアニメ版忍法帖シリーズ。

25 :
overSUN
太陽を超える兵器
圧倒的制圧力により有無を言わさず完封してしまう
弱点はバーゲン

26 :
鋼刃王ヴァンドライブ
三機のメカからなる合体メカ。パイロットは熱血ロボットオタクの剣正太郎。
敵性宇宙人から地球を守るために作られた。
《武器》
グランドソード
デルタバスター
デュアルミサイル
鋼刃拳

27 :
聖女装甲ミリア・リュート
ヘイト・ビーストと呼ばれる半生体兵器を従え、世界の混乱を望む結社・黒山羊十字。
彼らは不安や懐疑、嫉妬や絶望といった人々の感情を煽り、瞬く間に勢力を拡大していった。
だが影あるところ照らす陽あり、黒山羊十字の野望を阻むべく、白銀の鎧と光の衣を纏った麗しき女神が舞い降りる。
ミリア・リュート
流れるような曲面構成と表面を走るプラズマ紋が美しい、女性的なフォルムの機体。
粒子配列を組み換え、分解と再構築を行うことで衝撃を分散する反応装甲と、エーテル流体による指向性干渉フィールドにより、見た目と裏腹に高い防御力を持つ。
武器は斬撃によって共鳴破壊を起こす特殊なシュバイツァーサーベル・ジェイン。
ほか、エーテル流体でプラズマエネルギーを収束させ、光の矢として放つ事ができる。
この際頭髪状の排熱機関が黄金色に輝く。

上尾部 歩
行方不明の姉に代わりミリア・リュートの操者にされてしまった少年。
操縦にはM4機関(Motion and Memory Mutual Manage Mechanism)と呼ばれる特殊なシステムが用いられているため、専用のスーツ(所謂ピッチリパイスー)を着用しなければならない。
カメラ(プロパガンダ兼資金集め)を前に恥ずかしがる姿と剣を振るう凛々しさのギャップから人気があるとか。
お嬢様学校に編入させられたり支援をとりつけるためのプロモーション(タレント活動)に駆り出されたりと苦労が耐えない。
男であるという秘密を必死に隠し続けてきたが、最終話で遂にバレる。
負の感情を糧とするヘイト・ビースト・ルシフォーンへの勝利は絶望的かと思われたが、かえって人気に火が付き、理解不能な異質の愛を取り込んだルシフォーンは弱体化、これを撃破した。

28 :
>>27
M4機関といいつつM五個あるじゃないか

29 :
隠された第五のM感覚だよ

30 :
前四つでM4+Mechanism(機関)って意味です
英数+漢字でできた名前を使いたかったんで、どうせなら英訳でさらにかぶせられる奴にしようと
紛らわしくてすまぬ

31 :
ナンバーショット9
九州の各県に眠る9体のマシンが合体して完成する
武器はエネルギー弾を発射するキューと9つの異なる性質をもった球体衛星
一直線に並んだ球衛星を通り超加速の弾を放つペネトレインが必殺技
パイロットは全員九州人で防人という防衛組織に所属している

32 :
毎度毎度時間が空くもんだから、スレも新しくなったついででおさらい
『マグマダイバー・プラグマ』
突拍子もなく巨大ロボット「プラグマ」のパイロットを任された少年「大塚豪」は、地底から現れた怪獣「バゴラ」と、それを利用し地上征服を狙う「ザルガン帝国」と戦う。
別段、強制される事も進んでやる理由もないのだが、なんやかんやで毎度毎度戦う豪。
しかし激化する戦いに、技量的にも、立場的にもどうやら怪しくなってきたよう。
果たしてこの先どうなるのか、そして散らかりっぱなしの話をちゃんと完結させられるのか!?

「プラグマ」
よく苦戦するがなかなか問題点が改善されない主役ロボ。
これといった武器がないので殴る蹴るばっかりだが、出力は結構スゴイらしい。
ただし制御が難しいので、パイロットの精神・肉体状態に応じた可変リミッターがついている。
テンション上がった時の必殺パンチ「ブレイザーナックル」の正体がこれ。
マグマの中で戦う「マグマダイブ」というシステムがあるが、一回しか使われていない。
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org2815206.jpg
「大塚豪」
本人は自覚していないが、大体熱血馬鹿っぽい主人公。
ただ変なところで悩んだりと感情の浮き沈みが激しい。
地口をよく使う癖がある。O2化合でおおつかごー。
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org2815176.jpg
「コロナ・ザルガン」
しっかり系で行動派、頭の回転も良い万能ヒロイン。
「ザルガン帝国」からの亡命者で、度々プラグマに同乗している。
思う事があっても、あまり人に言わない。太陽コロナのコロナ。
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org2815181.jpg
「大塚大」
豪の父の弟、即ち叔父。博士的な立ち位置だが開発しない。
やる気がなさそうで見えないところで頑張ってるらしい。
研究所や修理所など間借りした物件をやたら壊される。読みはまさる。
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org2815184.jpg
「雨城竜」
応援に来ていた自衛隊の隊員で、豪と共闘。
割とテキトーな性格だが義理人情には厚く、根は真面目。
面倒見が良いかといえばそれは微妙。
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org2815191.jpg
「ブレイザー1」
豪が小さい頃に見ていたロボットアニメのキャラ……の格好をした謎の男。
ピンチに現れ、バゴラ獣や帝国のサイボーグ兵器と肉弾戦を繰り広げた。
ただのコスプレではなくパワードスーツの模様。
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org2815203.jpg

33 :
「バゴラ獣」
マグマの底から現れる怪獣。炎を吐くが、高すぎる熱には弱い。
討ちもらしたままにしておくと、母体の大バゴラに吸収され、復活する。
個体差はかなりあるが基本的な構造は共通。
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org2815213.jpg
「ザルガン帝国」
地上制圧を狙う敵。バゴラを制御できるわけではないが、利用している。
今のところゲリラ的な戦法が多く、全容は謎に包まれている。
「アイスマン」
ザルガン帝国が使う巨大ロボ。その名の通り氷のような形。
実際に氷でできている訳ではないのであしからず。
伸縮や透明化、凍結能力などそれぞれ特化した機能を持つ。
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org2815216.jpg
「アレフ・ザルガン」
ザルガン地天将の一人で、アイスマン操縦技術は随一。
力押しだけでなく頭もそれなりに切れる武人だが、調子にのりやすい。
太陽フレアの逆さ読みでアレフ。
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org2815194.jpg
「プロム・ザルガン」
ザルガン地天将の一人で、工作活動を得意とするらしい。
透明化するアイスマン・プリズザードに乗っていたのはこいつ。
プロミネンスの短縮でプロム。
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org2815196.jpg
「コクテン・ザルガン」
ザルガン地天将の一人で、女性。まとめ役であり開発者でもある。
冷静沈着と思いきや、直接乗り込んできたりと結構ヤバい人。
まんま太陽黒点のコクテン。
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org2815672.jpg

そんなわけでまたお世話になります。

34 :
>>31
タイトル方言とかけてるのか。いいなこれ敵の意表つくデリンジャーショットとかありそう
>>32
絵書ける人いいなぁ……
自分で書くと立体感なくペタンとなって困る

35 :
ルインの巨神
ある日目覚めると、周りには誰もいなかった。
人、鳥、犬、虫、生き物すべて。
時計を見る。
どれもばらばらで狂っている。
テレビをつける。
延々と再放送の古いドラマが流れる。
電気も水道も使えるし、食料もまだある。
とりあえず都市部に行こう。
道路もすごく空いているから、初めての運転でもなんとかなる。
夕方になってようやく隣街、けれどやっぱり誰もいない。
不安。焦燥。
そんな時、ふと車輪の転がる音。
追いかけるとそこには"影"があった。
人の影だけが、壊れた車輪を転がしていた。
もちろん恐怖を感じたが、相手のほうがそれ以上に怯えていた。
影はなにも喋らない。けれどなにかを伝えようとしている。
案内されるままに着いたのは巨大な石が積み上げられた高台。
祭壇のようにもみえる。そこで影は消えた。
いや、消されたのかもしれない。
丁度、空の上から、"光"の塊が降りてきた。
眩しくて周りがよく見えない。それが止んだとき、影はいなくなっていた。
途方に暮れていると、また光が降りてくる。今度は凄く近い。
しょうがないので石の陰に隠れる。
すると光の塊から、手足が生えてきた。手足は光っていない。
そして、そのまま地面に着地して、こっちに走ってきた。
感覚に直接響く。こいつは危険。こいつは私をR。
けれどどうして、それを防ぐことができるだろう。
迫る死。
そのとき巨大な石は、動き出した。
・ルイン
主人公。15歳。女。周りには人間がいない。
自分の生死にはあまり執着しないが、生物としての本能程度には抗う意思もある。
以前通りの静かな生活を続けたいが、そこに日常にある不思議への探究心が含まれていた事に気づいていない。
現状に強制されていると思い込み、世界を回っているが、実際は自分から動いて、時に危険を冒している。
・巨神
動く石。大きい。光がくると反応して追い払おうとする。
もとあった場所からある程度の範囲までしか動けない。
世界各地にいろいろな巨神がある。
・光
空から降りてくる球体状の塊。地上に近づくと手足や羽などが生えてくる。
影やルインに向かってやってくる天災のようなもの。
・影
世界のどこかに潜んでいるが、滅多に出会うことはない。
動物など色々な形の影がある。
・世界
壊れた世界を修復するためにつくられた複製。
世界だけが必要なので、生物はいらない。
影は世界と一緒に複製されてしまった生物の一部。
光はそのごみ取りをしている。

36 :
機動物園ゼロゼロゼータ
小さなころから夢見ていた、動物園の飼育係。
ところが最悪な事にその園で飼育されているのは全部偽物の動物ロボだった!
おまけに園は変形巨大ロボ、しかもそのパイロットまでやらされる羽目に!
遊園地・水族館・博物館・サーカス・ショッピングモールetc…幾多の敵を打ち破り、集客の銀河へと突き進め!

37 :

――2300年、地球は宇宙人の襲撃を受けていた
アーカロイドと名付けられた宇宙人の軍勢は数にして七兆を超える大所帯
幸い数だけで個々の戦力は恐ろしく弱いため、専守防衛の形をとる限り敗北はない
しかし、戦いが長引くことで駆り出される人々も精神的に参っていた
「風呂ぐらいゆっくり入らせろ」
そんな折、一人の兵士がもらした言葉から、この物語は始まる
     『壊敵浴装ユニバスター』
          第一話
       『戦いのオフロード』
全ての負を洗い流す時が来る――

38 :
パワーケイジ・ムシガッター
水棲甲殻宇宙人エビガノイドから地球を守る、正義のAIマシン・パワーケイジ。
しかし起動時にメインコンピューターへ虫が紛れ込んでしまう。
これが原因で、以降パワーケイジはコンピューターに虫を入れないと動かなくなってしまったのだ。
「どの虫ならパワーを発揮できるのか」「どの虫ならこちらの命令を聞いてくれるのか」
科学者たちの実験・研究が毎日繰り返される。

39 :
古代覇械者メガタスク
亜空間航行最中の事故により謎の惑星に不時着した輸送船団。
そこにはサーベルタイガーやメガテリウムなど、遥か昔に滅びたはずの生物が住んでいた。
地形情報を見てみると、そこはまさしく過去の地球。
だがどうした事か、同じ時代にいるはずのない恐竜なども出現。
そのパワーは科学検証の果てに導き出された数値を遥かに凌駕する、まさに地上の覇者ともいうべきものであった。
否応なく生存競争の渦に巻き込まれた船団は、逃亡生活のなか地殻変動で露出した「象の墓場」を発見する。
突然変異種と思われる巨大化・硬質化したその化石と破壊を免れた輸送船のコア・コンピュータ基に、メンバーは自らの身を守る兵器を生み出す。
その機体に完成はない。襲い来る敵を倒し、武器を奪い、次の戦いに備える。
そうして遂に最強の暴君・ティラノサウルス撃退までを成し遂げた船団。
しかしそこで衝撃の事実が発覚する。
今まで過去の地球だと思っていた戦いの舞台は、過去ではなく未来の地球だったのだ。
生物が全滅した後の地球を訪れた謎の存在が、復元した各時代の生物を戦わせ、娯楽と種の選定を行なっていたのである。
画して参加するはずではなかったイレギュラー「人間」は数多の生物の力ともに、最後の決戦に挑む。

40 :
>>38
最後は意図的に仕込まれた バグ で収まったりしそうだな

41 :
【機械島】
植物と機械しか存在しない謎の島に流された男が、「生命の解明」を目的に捕獲しようとするロボット達から逃げながら脱出を試みるサバイバルもの
物語の途中、旧式のロボット群から神と崇められ、ロボット同士での抗争が勃発する
島の謎を追ううちにもう一人の人間と出会うが、それは年老いた自分自身の姿だった

42 :
勇者新星ソルジーク
空に瞬く無数の光、それは宇宙に輝く星々の光。しかしその美しい輝きの中で壮絶な戦いが繰り広げられていた。
勇星軍(ブレイブスター)と恐星軍(フィアスター)。銀河中を巻き込んだその星間戦争は恐星軍が有利で進み、勇星軍が壊滅寸前にまでに至っていた。
戦いの戦火は遂に地球まで迫る。
そして地球に降り注いだ光・勇者新星ソルジークが恐怖を振り払うために目覚めた。
ここから始まる勇星軍の大反攻、地球を守れ、ソルジーク!!
岸原天児(きしはらてんじ)
主人公。天道虫小学校四年生。身長150cm、体重53kg。血液型はAB型。水瓶座。
ある日ジークとR、心を通わせる運命の少年。
大人しい性格で気が弱く、なよなよしていてとても勇者と一緒に戦える性格ではなさそう。だが、誰かのためとなると、ここ一番で強い意志と正義感を見せる。
勇者主人公共通の赤いジャケットを着ている。
「ぼくも一緒に戦うから頑張ってよ、ジーク!」
赤沢空乃(あかざわそらの)
天児の友達、天道虫小学校四年生。身長146cm、体重45kg。血液型はA型。双子座。
天児と同じクラスの女の子、図書委員を一緒にしたことがきっかけで友達になる。
「天児、あたしの言うこと聞きなさい!」

シャドウ・ザ・ファントム
恐星軍幹部の一人、地球に向かった光(ジーク)を追いかけて艦隊を引き連れ地球に侵攻しにきた。侵略した星を占領せず、悉く破壊してきている。
「俺がこの星を滅ぼす、ほんの戯れだがな」
ヨロン・ダロ
恐星軍幹部の一人、艦隊を引き連れシャドウと一緒に地球に侵攻しにきた。恐星軍は様々な星の混成軍のため、シャドウとは、母星が異なる。
古風な出で立ちとそれに見合う性格で、戦いは常に1対1を望む。
「フフフ、戦いは常に正面から正々堂々と…」
恐怖大帝デストリーム
全てが謎に包まれた人物、位の高い兵ですら大帝の全容を知らないという。
●機体
 ○ジーク
スポーツカーに乗り移ったジーク本体。人型に変形する事ができる。新米勇者だから突っ張って仲間の言うことを無視する事がある。戦いの中で天児とともに成長していく。
 ○ソルエース
ジェット機乗り移ったにジークのサポートメカ。胴体に変形する。
 ○ソルライナー
新幹線に乗り移ったジークのサポートメカ。腕部に変形する。
 ○ソルマリン
潜水艦に乗り移ったジークのサポートメカ。脚部に変形する。
 ○ソルジーク
三つのサポートメカとジークが合体した姿。
武器
ソルブレード
ソルライフル
ソルキャノン
シューティングスターバーニング
ジーク・ドライバー
○恐星獣
恐星軍に放たれた機械の獣。様々な星の凶暴な獣を改造している。

43 :
生と死の淵で踊る歯車(ダイビング・アビス・ギア)
宇宙と宇宙とが繋がった時、崩壊が始まる。
それは寿命であり組み込まれたプログラムでもあるはずだが、人間たちは夢に酔いしれたまま自ら引き金を引く。
海の奥深くに発生した「竜宮城」と呼ばれる一帯は、二つの宇宙どちらとも異なる時と空間の法則を持つ。
止められない故郷の崩壊を前に、人間たちは新たに生まれた極小宇宙である「竜宮城」への突入を開始する。
だがそれはもうひとつの宇宙側も同じ、異形の怪物、巨大な機械。
カオスのるつぼで退路なき侵略戦争が始まる。

44 :
軽装刑事コップ・コップ
凶悪強盗犯を逮捕した帰りに、自宅の階段からうっかり転落して死亡した刑事が、宇宙硝子の心臓を持つサイボーグ刑事「コップ・コップ」として蘇る
コップ・コップはその高性能サブコンピュータを活用し、道案内や落し物・盗難品の発見、正確な交通取り締まりが可能なのだ
機械部分はデリケートなので暴力事件には対応できないぞ

45 :
イエーガーマイスター
武装
修理装置
アサルトナイフ
プラズマショットガン
スラッシュソーサー
バーストレールガン
メガスナイパーランチャー
「狩人の主人」の名前を冠したPT。中距離戦闘・遠距離戦闘に重点を置いて開発された。名前の由来は、同名のドイツ産の薬酒

46 :
コスモエレファント
コスモガンダム
次元震によりつながったヤマトの技術を取り入れた超大型スーパーロボットと
小型可変機。
コスモエレファント:ヴァルシオンやSRXをベースに駆逐艦級波動エンジンを
搭載した機体。本体は60mの人型だが、丸太を背負うように本体より長大な
波動エンジン・波動砲・盾を兼ねたバインダーと直結されている。
右手には大型銃剣のついたショックカノンライフル、左手の各指は
大型パルスレーザーで、補助エンジンしか必要でない胴体内部には大量のミサイル。
ワープ能力すらある。
コスモガンダム:リゼルをベースにした中型可変MS。
波動カートリッジを使用できる無反動ショックカノンを主武器とする一撃離脱タイプ。
ミサイル搭載量も多く、上腕部のパルスレーザーと足のビームサーベルで接近戦も強い。

47 :
『大怪機械バスターズ』
荒野・密林・氷原・火山洞・海底。
西暦という単位すら文明とともに風化し滅び去った遥か未来、
そこには人の侵入を阻む強大な自然要塞だけが残っていた。
そんな超危険地帯に挑む無謀な冒険野郎こそが、「大怪機械バスターズ」だ。
大自然の奥深く、今だ命令を守り進化を続けるロストテクノロジーのロボット達。
あるものは自在に飛行し、あるものは龍の姿を、ある者は溶岩流を操る。
まだ見ぬ大怪機械を求め、男達の飽くなき挑戦は続く。
タケシ・フジオカ
インゼク星からやってきたバスターズのリーダー。
専用の強化外骨格を纏うことでいなかる場所も突破する。
780歳となかなかの高齢だが、未だ衰えないアクションと大仰なリアクションに視聴者(アンドロメダ太陽系宇宙人達)人気は高い。
PSY・クーロン
バスターズのサポートアンドロイドで、変形することで空陸海に対応できる。
後に強化外骨格の強化パーツとして合体できるようになるが、
実際には0から作った別のロボットとすり替わっているらしい。

48 :
 カラクリ鬼人エレキ雷光
 宇宙より降り注いだ謎の雷を浴びた、樹齢5000年の御神木から切りだされた木製ロボット。
 電気への完全な耐性と制御能力を持ち、これによって表面を直接電流でガードし続ける事が可能になった。
 そのため質量兵器以外に対してはかなりの防御力を誇る。
 代わりに、外からの操作を一切受け付けないため、動かすにはパイロットの搭乗が必要不可欠。
 また、細胞を活性化させる特殊な電磁波を放ち、植物を急成長させる事ができる。
 ただしこの能力を使うと、パイロットの細胞までにも影響を及ぼし、爆発的な活力と引換に寿命を蝕んでしまう。
 最終的には肉体が老衰とともに電気に分解され、神経信号だけが残って機体に取り込まれる。
 実は過去、同じように御神木に取り込まれていった魂が無数に存在しており、これがエレキ雷光の消費するエネルギーにもなっている。

49 :
ブック•メイカーズ
20xx年、本をセットし独自のロボットを生み出し戦わせる遊び、ブック•メイカーが子供達の間で流行っていた。
これはひょんなことから世界に一冊しか無い本を手に入れた少年の愛と勇気と友情の物語である!
本宮 (14歳)
主人公。ブック•メイカーで作り出すロボになんの本を使うか迷っていたところとある本屋で人気があったのに一冊、作者用にだけしか単行本化されなかった知る人ぞ知る伝説のロボット漫画【機動武神ブランドラー】(全一巻)の単行本を見つける。
しかしその本には世界を揺るがす秘密が隠されておりだんだん大きな戦いに巻き込まれて行く。
機体は漫画のブランドラーそのものでありロケットパンチやキャノン砲、バスターソードなどスーパーロボットのような戦いをする。
本宮 葵(14)
主人公の従姉妹で幼馴染
自称小説家であり自らが始めて書いた推理小説でブック•メイカーに参戦する。
ロングコートのような装甲の機体で七つの武器に変形する拳銃や犬型サポートメカで戦う。
紀律 方助(13)
主人公をアニキと呼ぶ天才少年
小さい頃から愛用して居る辞典でブック•メイカーに参戦する。
鎧のような装甲の機体で特徴的な武器はないが相手の弱点を調べることができる。
尾田倉 洋介(14)
主人公達の友達でいわゆるオタク
アイドルの何度も読み返して居るほど好きなライトノベルで参戦する。
全身が黒く右腕に禁断の力が封印されており現存機体の中でも強力な機体だが封印が解ける様子は未だにない。
剛力 元(14)
自称主人公のライバル。
葵に惚れているが当人はLOVEなので進展しない。
オークションを頼ってやっと手に入れた中国の古書でブック•メイカーに参戦する。
ゴリラのような機体で八極拳や功夫、太極拳等を複合した新型拳法で戦う。

50 :
○聖霊将アストライザー
巨大な魔獣の跳梁跋扈する聖霊界。
人々を魔獣の脅威から守る術は、霊将と呼ばれる機人と、それを行使する魔術師の存在。
この物語は、各地を旅する二人の魔術師の物語である。
・聖霊界
 所謂ステレオタイプなファンタジー世界ともいうべき、剣と魔法の世界。
不定期な魔獣や魔族の襲来により危機に陥るが、そのたびに魔術師に救われている。
・魔族と魔獣
 魔族は劇中後半まで正体不明の存在だったが、
実は魔術を行使しすぎたが故に魔力に蝕まれてしまった元・人間。
そのため人間に似た風貌をしているが、何かしら人間にはない器官を備えており、
金色の昏い瞳を持っている特徴がある。
また、人間だった頃の面影は残しながら、完全に人間としての倫理観が破壊されており、
人間を滅ぼすという本能に従う存在に成り果て、
元々仲間だった人物を手にかけることに躊躇もない。
魔獣は魔族の造り出したしもべ。魔力のみで構成されることもあれば、
既存の生物を人間の魔族化と同じ要領で変化させたものも。
巨大サイズは基本的に数は少ないが、強力なものが多い。
・霊将
 各魔術師に用意された巨大ロボット。
最初は骨格だけの素体だが、魔術師が最初に搭乗する時に
本人の魔力や性質が反映され、装甲と同時に称号と名前を得る。
基本的に武器や装甲は本人の魔力で構成されるため、継戦能力は高くない。
一度称号を得た霊将は、契約した本人の手により任意の場所に召喚が可能。

51 :
・登場人物
 フレア 人間・女性:22歳
炎の魔術を得意とする天才魔術師。奔放で豪快、細かいことは気にしないタイプ。
良家の生まれであり、幼いころから魔術に触れ、嗜んでいるが、
とある事情により、家出のような形で旅をすることに。
燃えるような紅の髪とラフな格好が特徴なナイスバディ。
中盤、魔族に捕らえられた際、魔族の魔力を大量に注ぎ込まれた結果魔族化するが、
元凶の魔族の打倒、リュートの献身、後述のアストライザーの覚醒等、
様々な要素が重なった結果、人間に戻ることに成功する。
所持する霊将は「火霊将ファイザード」。真紅をメインに白のポイントの鮮やかな、
細身の本体に重厚なポイントアーマーを纏ったような、直線曲線入り混じる機体。
炎を操り、広範囲を焼き尽くす豪快な戦術が得意。
 リュート 人間・男性:18歳
水(氷)の魔術を得意とする魔術師。疑い深いが、苦労性でお人よし。
片目が魔族を彷彿とさせる昏い金色であるために、
生まれた集落では忌み子とされ、通りかかったフレアに拾われることに。
以後、彼女の弟子兼雑用として旅を続けており、
家事の全くできないフレアを補うように料理が上手い。
序盤にフレアの勧めにより、自らの霊将である「水霊将ラ・ゼラート」を手に入れる。
フレアと対照的に、青いボディに白のポイントを備えた、
甲冑のような装甲を持つ機体である。
水を障壁に用いたり、冷気により水を剣に変えたり、変幻自在の能力を持っている。
 聖霊将アストライザー
すべての霊将の原型となった存在であり、心の光の象徴たる伝説。
人間と魔族の生まれる前、聖なる力の象徴として生命を救った巨神。
対となる邪霊将ブランディオスと相打ちになり、現在は両腕を失った状態で朽ち果てている。
劇中後半で、その骸がファイザード&ラ・ゼラートと合体し、復活。
若干ながら二人と意思疎通をとることが可能であり、
二人の魔術に加え、三人の意思が一つになった時、光の魔術を行使することが可能。
 ディオス 魔族・男性:年齢不詳
魔族の集団を束ねる男。頭部に備える二本の角、獣のように鋭い爪を備える。
魔族の例に漏れず冷酷、かつ知略のまわる男だが、
人間を滅ぼすこと以外にも何らかの意図を持った動きがある。
彼の意識は邪霊将ブランディオスに呑みこまれており、現在は邪霊将の傀儡である。
邪霊将は心の闇の象徴であり、人々の心の闇と大量の魔力を集め、
自身の復活を目論んでいるが、本体はアストライザーの両腕とともに封印されていた。
最終的に封印を解除し、完全復活を果たすものの、
人間という力を得たアストライザーに敗北し、再びアストライザーとともに封印される。

というファンタジー世界の魔術ロボを妄想。

52 :
『マグマダイバー・プラグマ』その17
・前回(前スレ532)までのあらすじ
本格的な作戦に乗り出すも、予測以上の速度で現れたバゴラ獣。
迎撃に向かう自衛隊には持っていかれたプラグマの姿も。
しかも豪の代わりにパイロットを務めるのは、顔見知りのちょっと変な自衛隊員、雨城であった。

53 :

『各員所定の配置へ。第二班は「M2シーカー」の起動準備を!』
テントからの指令放送を受けて、戦車やら何やらが一斉に隊列を組む。
その中心に陣取ってるのは一際巨大なずんぐりロボ、プラグマだ。
「ウッソだぁ!?」
「あ゛ぎょぎょっ、あ゛がぁーっ!」
予想外の展開に驚くヒマもなく、バゴラ獣が雄たけびをあげ走り出す。
『砲撃開始! 火炎弾を吐く隙を与えるな!!』
対する自衛隊は、重装甲車と戦車とで代わる代わるにバカスカ撃ちまくる。
何発かには痛がる様子もあるけど、それでもバゴラは強引に突っ込んできた。
「あ゛ぐぐっ!」
『いかん、第一隊下がれっ!!』
ドガバァッ!!!
のけぞった姿勢をひねらせてバゴラが尻尾を振り払うと、地面がめくりあがっる。
続けざまで火球がぶちまけられて、焼けた土が一斉に飛び散る。
ズドドン! ズドドン!!
「ぐろっ!!」
後退しながら自衛隊は撃ち続けているので、あたりは煙にまみれて何も見えやしない。
その状況を突き破ったのはバゴラ獣!
四つんばいの体勢から、列の端へ横周りに飛びつく。
各車両が急いで方向転換するけど、その間にバゴラは手当たりしだい火球を飛ばしまくる。
『雨城隊員、奴を押し出して距離を取れるか!?』
「もちろん、了解であります!」
通信機に返事が入る前からすでにプラグマは突っ走っていた。
ボクサーのように両腕で壁をつくり、それからバゴラに倒れこむ!

54 :

「あ゛ごあ゛ーっ!」
「来るかっ!!」
大口が開く直前に、プラグマが身構える。
だけど、固めた上半身に火球は飛んでこない。
デロデロトシャ〜〜ッ
赤黒いマグマがあふれ出して、地面を溶かしながら流れていく!
なんか見た目も汚い!
「足元!? しまっ――」
ビタアァアアアン!!
バゴラが体勢を整えようとするプラグマを、尻尾ビンタで地面のマグマごと、削り取ってふっ飛ばす。
司令部の入り口まで突っ込んだ巨体でテントがめちゃくちゃになる。
『バゴラ獣から熱反応急上昇、超巨大火炎弾来ます!』
『全隊一斉射撃だ、撃たせてはならん!!』
『第一隊の復帰と第二隊の再装填が完了していません!』
『動けるものから手当たり次第だ、あれを回避できても後ろは街がある!!』
バルバルバルバル! カンカンカン!
『あ゛うがーっ……!』
こぼれる炎の量だけで、ヤバいのがわかる。
装甲車やヘリもあわせて機関銃を撃ちまくるけど、バゴラはおかまいなしに攻撃をどんどん溜め込んでいる。
他の戦車や起き上がったプラグマが加勢に入ろうとするけど、もう時間がない。
なにか手は――いや待てよ、あのヘリ確か元々……?

55 :

「クソっ間に合うか!?」
「雨城さんアレ、そこのでっかい筒!」
「ありゃ『ボウリングソナー』……ん!? そういう事かッ!!」
崩れたテントの足を飛び越えて、ありったけの声を張り上げる。
指差す先にあるのは、バゴラの探知に使ったらしい、煙突の親玉みたいな物体。
雨城さんの駆るプラグマ、その意図に気付くやいなや。
「ごおあ゛っ……!」
今切り札を切ろうとしているバゴラに!
「こちとら槍投げインターハイっ――りゃあああッッ!!」
ドゴアッ!!
吐き出しかけの炎を押し込んで見事命中。 当の筒はRリ折れたけどもはや関係ない!
『今だ、第一隊・第二隊! 頭部集中砲火!!』
スバドガドドドガバカドゴォーーーーン!
よろめくバゴラにようやく揃った陣形が火を吹く。
「あ゛ぐっ……ご………がぁーーっ!!!」
スゴッ!
 ……ボコッ……ゴボゴッ!
バゴラの身体が、炎を取り込もうとするも、取り込むとバゴラから噴出す炎までも強くなる。
そうやって、自分で自分を焼き溶かして、ドロドロになってしまった。
凄い。圧倒とはいえないけど、五体満足で全員健在。ものの十分そこらでバゴラ獣を倒してしまった。
『第一フェイズ、バゴラ獣の沈黙および形態変化確認。これより第二フェイズに移行する』
『固定流体周波セット。バゴラ獣母体への進路トレース』
溶けた赤黒い溶岩だまりが、地面の割れ目に落ちていく。
あ、そうか。倒したらばアレを追いかけなきゃいけないんだ。
一度きりでマグマダイブが使えなくなってたから忘れてたけど、流石に今は直してあるだろう。
そう思ってプラグマのほうを見ると――

56 :

「なんじゃありゃ!!」
出てきたのは、見たこともない形の乗り物だった。
いや、見たことあるかもしんない。特撮映画に出てくるドリル戦車だとか地底艦だとか、そんな感じの形だ。
『M2シーカー発進準備完了、これより突入を行います』
スゴゴゴゴ……ズブ、ブブブ……
驚いてる間にもそいつは溶岩だまりに突っ込んで地面の中に消えていってしまった。
どーやらアレにマグマダイブの代わりをやらせているらしい。
『ポイント、突入地点より南南西2度、深度120、130……速度28、各計器異常なし』
『よし、このまま行けば地上への影響はないだろう。目標到達と同時にバスター弾射出』
『了解。セイーフティ・ロック解除します』
地面の中なら地上より威力の高い爆弾を使えるってことだろうか。
あんまりのぞき込むと周りににらまれるので、聞き耳だけ立てとくしかないけど、それで判断するに無人なのを通信で動かしているようだ。
ピピピ……ピコン
「?」
『どうした、受信装置に問題が発生したのか』
ピコ……ピ……ガガァーーーーッ
『――っ! 通信、途切れました……』
その一言を聞いて、戦闘後の始末に回っていた隊員たちも手が止まる。
そりゃあ間違いなく、良くない事って意味だ。
『母体に攻撃されたのか?』
『いえ、機体の反応自体はありますし、目標ポイントも変わっていません。通信障害の可能性がありますが、外部レーダーブロックが機能している事を考えると……』
『とにかく、行かねば分からんのだろう。どの道、ここで時が過ぎれば作戦はやり直しだ。大塚氏に至急連絡を取れ! 緊急フェイズに移行する!!』
ざわつく隊員達に、ザーザーとわめくモニターとスピーカーの砂嵐。
さっきの戦いで焼け焦げた匂いまであわさって、嫌な感覚が司令部を塗りつぶしている。

つづく

57 :
鋼鉄分神ブラックラッド
力は命。命は力。
それを刈り取るのもまた。
死に損ないの人間と、出来損ないの殺戮機械。
生きてすらいない。死んでもいない。ただそこに存在するだけ。
それでも、鉄の表皮の下には確かに血が流れている。
だが彼らが進めば進むほど、周りの血も流れていく。
そこには悪も正義もなく、ただ不器用に命を求める姿がある。
背負いし業は平穏を許さない。
今日もまた荒野が赤黒く染まる。

ブラックラッド
特殊金属細胞によって装甲の再生を行う半自律型マシン。
自らの身体を破壊しながら再構築することで、従来の兵器では考えられないような対重量速度と変則機動を可能とした。
たがAIに重大なバグがあり、有機物と無機物とを識別できず、一定期間でプログラムが強制的に初期化され、自己防衛を優先して味方すら標的とする。
ロビン
施設が襲撃され処分されないまま放置されていたブラックラッドを発見、細胞循環装置を改造し瀕死の命を繋ぐ。
ブラックラッドの装置内から出て活動できるのは1時間。
ブラックラッドは彼の血中の鉄分を基に再生を行うため、文字通り命を削って戦う。

58 :
バクダンガー
Burst Organize Machine、略してBOMと呼ばれる
身体に無数の球体パーツが埋め込まれており、これが爆発して攻撃する

59 :
ハードメタルナイト・ハンマー・ハイ
古より存在する地下大空洞、その奥深くで眠る超硬鉱石ガノンドライト。
それは光を受けてエネルギーを生む無限のエンジンでもあった。
だがそれは宇宙の光子生命レザルシアを呼び寄せる引き金をも引いてしまう。
地球のエネルギーを食らうレザルシアを撃退すべく、人類はガノンドライト製の大型格闘兵器を造り出す事となる……
●ハンマー・ハイ
レザルシアの身体はエネルギーそのものであり、通常の軍事兵器があまり通用しない。
高威力の大量破壊兵器に限っては有効だが、レザルシアはエネルギーを求めて大都市などな現われるため、使用できないのが現状である。
ガノンドライト製のハードメタルナイトと呼ばれるロボット達は、直接レザルシアに触れる事でエネルギーを空間に固定、攻撃を行なう事ができる。
また、レザルシアが周囲に放つ余波光を分解吸収して自身の出力に変える事ができる(ただし変換には10分程度かかる)。
非常に強力な対抗手段なのだが、ガノンドライトの加工技術が未発達で、変換出力をあてに機械装置で強引に繋ぎ、動かしている。
ハンマー・ハイは三機目となる機体だが、資材不足もあり右半身はむき出しの岩肌になっている。

60 :
サイバーストーム
ミッドナイトタウンで犯罪者を取り締まる謎のヒーロー
機械を分解する右手と、進化する機械の左手をもつ
この二つを組み合わせる事で、機械を着ぐるみのように着る事が可能になる
人間では考えられないような身体能力に、アンドロイドでは真似できない人間心理を突いた知略を駆使して、裏社会組織の壊滅を狙う
その正体は、ミッドナイトタウンで唯一、この街が仮想現実である事を覚えている人間である。

61 :
お久しブリッツガンダム。
まさか生きてるとは思われなかったでしょう、陰陽式機伝の作者です。
もう覚えてない・そもそも知らない方のためにこれまでのあらすじをば……
……と思いましたが、長いので、これまでの投下分をまとめていただいたwikiを代わりに。
http://www21.atwiki.jp/bokurobo/pages/307.html

では、其の七、投下を開始致します。

62 :
 隆道が苦い勝利を収めた刻限より、時はしばし遡る。
「これは、いったい何だというのだ――」
 海が、空に浮いていた。
 合衆国海軍第11艦隊(他には第5艦隊しか残っていないのだが)の
将兵が見たのは、ミッドウェー諸島近海から広がった巨大な波を
アメオスが神剣によって海から“切り離した”結果である。
艦上からは弧を描く巨大な紺碧のアーチとして見え、合衆国の軍人たちの
正気を危うくするような光景に、艦隊は水位の下がった海で
しばし立ち往生せざるを得なかった。
「提督、先行した対潜哨戒機からの観測データです。津波の発振源と
 思われるミッドウェー近海で、断続的な爆発を確認しました」
 艦隊指揮官――“提督”と呼ばれた男は、報告してきた部下に
椅子を勧めた。部下は辞退すべきか迷ったが、結局腰を下ろす。
「どうやら、JSDFが手に入れた例のスーパーウェポンと
 津波を起こした大型の敵が交戦中のようです」
「式機とやらか? ふむ……戦場へ辿り着くには、この宙に浮く海の下を
 くぐり抜けて行かねばならないということか」
 提督は数秒で決断を下した。
「全艦に通達、これより浮上した海水の下を通って
 ミッドウェー近海の戦域に移動する」
「大丈夫なのでしょうか? 敵の罠ということは……」
 部下が心配しているのは、太平洋上に浮かぶ巨大な水のリングが
敵の仕掛けた防衛機構なのではないか――ということである。
 くぐり抜けようとした途端に、海水の塊が落ちてきて潰される。
それで艦隊は一網打尽。大いにありそうな話だ。
 慎重な予測に対し、提督は恐怖に邪魔されることなく理性を働かせる。
「これが敵の攻撃によるものである可能性は低い。
 敵の目的が何であれ、長距離ミサイルの集中攻撃で
 微動だにしなかった奴が、我々が接近するくらいのことに
 焦って津波攻撃を中止するというのもおかしな話だろう。
 敵にとっては陸地に被害を出すことこそが戦略目標のはずだ」
 衛星のカメラは津波の発生に前後して大型の敵機をロストしている。
その前に記録された映像では、
「と、いうことは、これは……」
「JSDFの機体がやっているのに相違ない。全速前進!」
 号令一下、低い唸りを上げて各艦のスクリューが回転を再開する。
空の半分を覆い隠した海を睨みつけ、提督は胸に掛けた救世主の磔刑像を
汗ばんだシャツの上から握りしめていた。
 これほどの海水を重力に抗して持ち上げ、支え続ける。
 さながら神の力だな――不遜なことを考えているという自覚はあった。
だが、出エジプトの際に預言者モーセが海を割ったのは神の力による奇蹟だ。
 JSDFが数カ月で日本を取り戻したと聞いたときから思っていた。
 ――いったい“誰”が、“何”を相手に戦っているのか?

陰陽式機伝 イメージ・アンド・ワード
其の七(1)「不在との戦い」

63 :
 ヒオムシとしては、まず利口な手段を選んでいる時間はなかった。
一瞬の遅れが何万、何億の死に繋がるかもしれぬという状況が
彼に最も脊髄反射的な対応を選択させたのである。
 すなわち太平洋をアメオスで一周し、隆起した海水を海から切り離す。
そして呪縛によってその水環を空中に固定し、波動のエネルギーを
一時的に棚上げならぬ“空上げ”することで、海面を強制的に
フラットに戻すのだ。事が済んだ後で、水を漸次降ろしてゆけばよい。
惑星規模での長期的気象変動は避けられないが、大津波よりはましだ。
 解決法も副作用も、言うは易し。
 だがそれは、亜光速に達する三位式機の速度と、無尽蔵のエネルギーが
あればこそ可能になる荒業。そして神の力を持つ機体の唯一の弱点である
操手に掛かる負担は、想像を絶して大きい。
 ヒオムシは海を支えながら敵を倒さねばならない。
 太平洋全域のスケールで呪縛結界を維持するには、亜光速機動を
可能にする慣性中和術式を解除していなければならないのだ。それ以上は
術者のキャパシティを越えてしまう。ハンデを抱える形になるが、
それだけに敵も食いついて来るだろうと彼は踏んでいた。
 危険な賭けである。
 四肢を縛られた我が身を餌として、一本釣りを試みるに等しい。
 現在のところ、敵の姿はない。しかしこの海域にいることは確かである。
真下の海から殺気が放射され、アメオスに収束してくる。
 占敵八卦――陰陽式レーダーは敵の具体的な位置を示していない。
正確に言えば、海全体に敵の反応を感知している。三位式機に故障は
あり得ぬ以上、何らかの撹乱を受けていることは間違いない。
 ヒオムシは落ち着いていた。焦れば敵の思惑に乗ると、解っている。
「潜ったまま出て来ぬつもりでもあるまい」
 敵は土蜘蛛とは違う。おそらくは陰陽の術に長けた人間か、その魂だけを
利用しているものだ。そう当たりをつけた彼は、神剣“天羽々斬”を
機体に寄せて構え、術と機体の力も借りて全方位に警戒の目を張り巡らせた。
 死角はない。敵であれ、敵の攻撃であれ、来れば見える。
見えれば、即座に対応できる。

64 :
 果たして、海を割って飛び出してくる流線型の小物体。数は無量。
普段は感じぬGに耐えつつヒオムシが回避運動を取れば、小物体らは
滑らかにアメオスを半包囲するような動きで追ってくる。
 突っ込んできた一体を神剣で薙ぎ払うと、その場で爆発した。
ツチイミの術装“針羽蟲”に似たミサイル型の攻撃らしい。
 第二波を機体掌部からの衝撃波で爆散せしめたとき、ヒオムシは
その動きに奇妙なものを感じた。ツチイミの式神は土くれから
生み出されるものだ。意思はない。ゆえに最短の軌道でこちらを追ってくる。
しかしこちらは、不規則に蛇行したかと思えば有機的に連携して、
アメオスを追い込むように動いてくる。
 狩りの動きだ。そう思ったとき、ヒオムシは見た。
 2メートルはあろうという大型の弾が爆発する寸前、目にした形は
鮫であった。全身に黒々と刻まれた文様から、その鮫が一個の爆弾として
作りかえられていることを看取する。
 むごい真似を――。
 爆炎に捲かれながら、少年の顔が険しいものへと変わる。
 物体を爆発させる術式自体はそう難しいわけでもないが、
それは紙などに呪文を書いて行うのが普通だ。いま周囲の海から
飛び出してくる生体誘導弾は、生命のエネルギーをも破壊力に転化する点で
確かに術の優れた応用と言える。言えども、気分のいいものではない。
 それは紅蓮のやり方を思い起こさせる。
「貴様、何者だ! 姿を見せよ!」
 ミサイル、あるいは文字通りの“魚雷”と化した魚たちの猛追を
逃れ、弾き、ヒオムシが吼える。生体誘導弾は海面のどこからでも
飛んでくるように思われ、敵本体の位置が掴めない。
 海そのものが敵であるかのようだった。
「海……」
 敵の反応は海全体に拡散している。つまり、敵と海を区別できない。
 ヒオムシの記憶に引っ掛かるものがあった。
「斯様な術、師がいつぞやに……」
 思い出そうと記憶のうちに心の目を向けたほんの刹那、ヒオムシは
敵弾への注意を怠っていた。相手が土蜘蛛の群などであれば、
問題は無いほどのわずかな隙。
 が、この戦場にあってそれは致命的な油断。

65 :
 慣性制御の働かぬアメオスを、横殴りの衝撃が襲う。見れば、
巨大な蛸が機体に絡み付いている――それが、爆発。密着しての自爆に、
さらなる振動が操手を揺さぶる。
 小さな隙が大きな隙へと繋がり、詰め手へとなだれ込んでゆく。
 どこからか、声が聞こえる。
「――封縛法“八方塞(やつかたふさがり)”」
 いぃん、と、時空の凝結する音が鳴った。
「結界だと!? この強度は……!」
 三位式機であるアメオスが、空中の一点から移動できない。
力技でそれを為せるような敵はツチイミ以外に考えられなかったが、
紅蓮がここにいるはずはないし、そもそも戦い方が違う。
 とすれば、これは敵の術者が優れた技量を有することの証左である。
 結界などによる封縛の術式は、その構造を理解することでパズルのように
「解く」か、あるいは術式そのものを圧倒的なエネルギーで「壊す」かによって
破ることができる。
 後者の手を取るとき、術式が複雑であるほど破壊にも大きな力を必要とするが、
三位式機ならば大抵の結界は剣の一振りで祓えてしまうのである。
それができない以上、敵は少なくとも結界に関しては、きわめて完成度の高い
術式を構築できる使い手であることがわかる。
「むうっ、剣を振るう腕も動かぬとは!」
 力任せは無理と見て、術式の解体を試みる。
 しかし、遅い。男の声と同時に、アメオスの頭上を影が覆う。
「三位式機の性能に頼り過ぎている。それでは、おれに勝てまい」
 鯨だった。歯の生えた口を開き、巨体を捻りながら喰らいついて来る。
呑まれたと思った次の瞬間には、ヒオムシの視界が炎に染まった。
アメオスを呑み込んだ鯨が、そのまま爆発したのだ。
 巨大な火球が空に砕ける。
 上下左右から同時に襲ってきた衝撃に全身を殴り付けられ、一瞬で
ヒオムシの意識は空白の中へ放り込まれた。

66 :

 その男は、海面に落下してくるアメオスを見ていた。
 視線が背景の空に移り、いまだ宙に浮いたままの水塊が動かぬのを確かめる。
「他愛もない、と言いたいところだが……気を失っても術が切れんとは。
 これは単純な気合によるものだな、未熟な操手にしてはやる」
 男の名を、ユゲといった。
 狩衣を着た若者の姿だが、実体は無い。彼もまた怨霊である。
「ならば命脈を断つ。アウム・ヤーマ・ヤ・スヴァハ――
 カワアラシ、破法術式起動――“死堺祭”」
 全長400メートルに届く大型強襲式機、カワアラシが動き出す。
 深海の水圧にも耐える装甲で覆われた背部、そこに生えていた四つの突起が
本体を離れて独自に水中を泳ぎ出した。楔型のそれは魚のように見えぬことも
ないが、一つの大きさは十数メートル、並みの式機より遥かに巨大である。
 それらが沈んでゆくアメオスを取り囲み、正四面体の小結界を成した。
見る間にその内部で水が黒く濁り出し、四つの独立部が間隔を広くしてゆく。
当然、結界の容積は指数関数的に膨張する――なおも海水は黒く染まる。
 破法術式“死堺祭”は式神と結界術のきわめて高度な融合である。
 四基の霊力中継ユニットを用いて、内側からの負荷に対して強固な結界を
構築し、その領域内へ無数の疫鬼を放つ。疫病などの災厄から作られた
この式神は、生きとし生けるものをただRという本能だけで動く。
強力だが命令は聞かない。だから、結界を使って活動範囲を限定する。
 結果として、結界の内部に死が吹き荒れることとなる。どんな生きものも
そのままでは生き延びられない。微生物さえ死滅し果てる、ゆえに破法。
 むろん、相手が三位式機ともなれば疫鬼らは手こずり抜くこと必定。
しかし操手を斃せなくとも、機体の防御に力のリソースを割かれれば
海を支える術式が持たなくなる可能性は高いとユゲは踏んでいた。
よしんば両立できたとして、その状態で反撃に出ることはできないだろう。
もう一つの秘術“無名法”がある限り、カワアラシはその巨体にもかかわらず
三位式機に対してさえ完璧なステルス性を備えているのだ。
 窮極的には“ある目的”のために時間さえ稼げればよいのであって、
アメオスを必要な時間だけ拘束しておくという最低条件はどのみち達成される。
 無謬の作戦。ユゲは己に酔った。

67 :
「馬鹿な小僧め。大波で死ぬ有象無象どものことなんぞ放っておけば、
 少なくともこの状況からは脱せるものを」
 どす黒い水の中で、操手が意識を取り戻したらしく、アメオスがもがく。
機体が移動したところで結界も合わせて移動するのだから、脱出は不可能だ。
それでも少年は術式のコントロールを手放ず、海は墜ちない。
「似ているな――気に入らん」
 このまま時間切れを狙ってもよかった。だが、ユゲの心を波立たせた
出所のわからぬ怒りが、彼に駄目押しの一手を打たせる。
 時間を与える理由も、容赦の必要もない。
 待機させていた生体誘導弾の群れが、号令一下アメオスへ向かった。
三位式機には恐るべき再生能力があるが、爆発によって一瞬でも装甲に
亀裂ができれば、そこから疫鬼が入り込み操手を魂ごと貪り喰らうだろう。
「守る価値もない命を、ただ命だからと守る。その甘さ、己をRと知れ」
 特攻兵器と化した魚群が、その身を疫鬼に喰われながらも水中を突き進み、
結界を破ろうと遮二無二神剣を振るうアメオスに四方から迫る。そして――
 暗い海の底、さらにどす黒い一角に、炎と閃光が乱れ咲いた。

 ユゲは「やったか」などと俗な失敗宣言に時間を費やさなかった。
 見えていたのだ。生体魚雷はすべてアメオスに届く前に爆発した。
それも、横合いからの迎撃によって。
「新手……式機ではない?」
 続いて、第二波――今度はカワアラシの至近、回遊する生体魚雷の群が
連鎖する閃光球に変わった。次いで、さらなる爆発が耐圧装甲をも叩く。
衝撃波面が膨張し、後に残った泡沫の壁がただでさえ暗い海底の視界を遮る。
 確かに何かが見えた。
 カワアラシの視覚システムを解して、ユゲはほんの一瞬だけ細い円錐形の
ものを視認している。だが、水中を進む物体にしてはあまりに速い。
それは大気中の音速を上回っていた。
「海上で受けた花火に似ていたが……ありえん、ここは水底だぞ」
 彼が“花火”と称したのは、合衆国が津波の前に仕掛けた長距離ミサイル攻撃である。
だが、空気よりもはるかに抵抗の大きい水に満たされた海中で、あれほどの速度で
動けるものがあるはずはない――無論、三位式機は別としても。
 しかも、一発は直撃をもらった。
 深海の水圧にも耐える外殻ゆえ損傷はない。それでも、秘術“無名法”によって
認識されないはずの機体に命中弾があったこと自体は、無視し得ぬイレギュラーだった。
 三位式機すら欺く秘術だが、意外なほど単純な弱点がある。それを悟られぬよう
立ち回るのは、術者として最低限の戦闘作法だ。
 敵の狙い通りと知りつつ、ユゲの注意は新たな敵の方へと移りつつあった。
まぐれ当たりでも、結界を形成する四基の霊力中継ユニットが破壊されるような
ことがあれば――否、内向きの結界に外からの負荷が掛かるだけでも危険だ。
未熟な操手に力の制限付きとはいえ、敵は三位式機。機を与えれば、
一気に形勢逆転される可能性もある。
「天の三位式機に助太刀というわけだ。ますますもって気に入らん。
 いいだろう、挑発に乗ってやる。貴様らもまた、顔のない衆愚……!」
 死せる男の憎悪を乗せ、かつて鮪などの大型魚だった生体弾が一斉に身を翻した。
狂えるかのごとき全速力で群れ成し、泳ぐ先には巨大な鉄塊の一団。
 闇に埋もれた水牢の中、守りを固めたアメオスは沈黙している。
                            <続く>

68 :
※訂正 
>>62の下から13行目に文章の抜けがありました。
正しく前後の文章を補うと以下のようになります。
  衛星のカメラは津波の発生に前後して大型の敵機をロストしている。
 その前に記録された映像では、島一つ焦土にするレベルのミサイル攻撃を受けながら
 目立った損傷もなく、不動を保つ大型機の姿が確かに捉えられていた。
 核弾頭は使用していなかったが、それでも第11艦隊を凌駕する火力だったはずだ。
ほか>>67でも「手放さず」が「手放ず」になってたり、誤字脱字はまだありそうな悪寒。
間隔が開いたせいで、2chに投下するときの感覚を忘れてしまったようです。

69 :
THE敵と言わんばかりの敵がすごいカッコイイ

70 :
ドラッグノード漂龍記
切り離されて寄せ集められた「スクラップ」と呼ばれる意世界で、これに巻き込まれた第七機動戦車隊「ラグーン09」が、大戦の鎮圧と帰還を試みる
スクラップ世界の特殊な砂地を走破するべく、開発された多脚移動モジュール「スRニル」に、保護服をかねるパワードアーマーを装着して搭乗する。
戦車砲を改造したモジュールサイドキャノンと手持ちのワイヤショット・パイク、二連無反動砲で武装した姿は、大きさこそ違えど中世の竜騎兵。
さらに一定時間、アーマーとスRニルを一体化させた近接特化の亜人体系「ニュート」というモードに変形可能。
また「ハイドラゴ」と呼ばれる翼や鉤爪をもつ、いわゆる幻想におけるドラゴンを模した決戦も存在する。

71 :
×意世界
◯異世界
×亜人体系
◯亜人形態
×いわゆる幻想におけるドラゴンを模した決戦も存在する
◯空想・幻想世界におけるドラゴンの姿を模した決戦形態も存在する
寝ぼけ過ぎた

72 :
式機伝は筆力あるなあ……

73 :
FULL METAL ONIGOKKO
激化する抗争の最前線で連合軍に捨てられた兵士達。
正体すら知らぬ敵の捕虜となった彼らは、見知らぬ島に輸送される。
そこには獣と人、そして機械の骸が横たわる文明の墓場とも言えるような地であった。
突如として島内に響くアナウンス。
森をかき分ける異様な駆動音。
兵士達の前に現れたのは、巨大な機械の鬼だった。
ルールはただ逃げる事。
捕まれば死あるのみ――いや、それよりもむごたらしい。
捕まった兵士達は生きたまま脳髄を引きぬかれ消耗生体ユニットとして、新たな鬼に組み込まれる。
もとより敵対する国同士、さらには司令体系すら失った寄せ集めの雑兵ばかり。
言語や文化の違いで意思疎通すらままならない彼らは、果たして生を勝ち取る事ができるのか。

・シュテルンドゥーゼ
鹵獲した「鬼」と島中に打ち棄てられているこれの「失敗作」とで造り上げた乗り込み式ロボット兵器。
なけなしの火器を搭載するも、増え過ぎた「鬼」の前には無力。
部品を奪いながらに無謀ともいえる近接戦闘で危機をくぐり抜ける。
相手と同じく稼働には消耗生体ユニットを必要とするため、幾多の兵士が(ある者はその事実を知らず)散っていった。
「鬼」製造拠点への奇襲作戦で全機あえなく玉砕するが、この兵器の利用自体が初めからデコイとして想定されていたものだった。
裏切りにより死んだと思われていた一人の自衛隊員の神風により、悪魔のゲームは幕を下ろす事となる。

74 :
>>73
相手の動きを止める氷鬼とかいそう

75 :
真剣に女児向けのロボット物ができないか(レイアースは認めない)考えてみた。
フェアリー
妖精エクスキュート!
妖精の世界にも文明化の波は押し寄せていた。パズラー博士の機械技術と、カステラ将軍の機械化政策に
よるものである。このために精霊の力は弱まり、妖精界全体が滅亡の危機に瀕してしまう。カステラ将軍は
脆弱な妖精界に見切りをつけ、理想である「機械化による完璧な世界」を実現できる世界に手を伸ばす。
人間界へと……
人間界に危機を知らせにきた3人の妖精が憑依した玩具みたいな小型ロボット(エグゼドール)が、
人間の女の子との友情をエネルギーにして巨大ロボ(エグゼキュート)に変身する。
フェリシオン 人間そっくり(女性剣士)型。赤。炎。性格はお姉さんタイプ。
       エグゼドールはケータイ(Iフォン)
必殺技:プリミティブファイヤ 剣先に高濃縮のエネルギー球、いわゆる「1兆度の火の玉」を発生させ、
                 投げつける。
フェリシオン・マジカルブラスト エネルギーが高まると変身する、魔力に特化した形態。フリフリ衣装の
                  少女の姿になり性格も若干幼くなる。
浄化技:シャイニングフラッシャー 剣を収めた鞘が変形したステッキから発射する強烈な光線。
                    イキドールから妖精を開放することができる。

スーテイル 普通にかっこいい系ロボット。青。風。男声。物腰丁寧で心優しい、いわゆる執事?タイプ。
      エグゼドールはロボット鳥「エアロ」
得意技:エアロエッジ 指先から繰り出す真空の刃。必殺技と呼ぶほどの威力はない。
浄化技:ブリリアントブリーズ 柔らかな風で浄化する。効力は強くないが、長時間放ち続けることができる。
スーテイル・ガルーダ 鳥形の高速飛行形態に変形。手足がなくなるので格闘戦には不向き。かわりにエアロ
             エッジやブリリアントブリーズを多方向に放射できるので、1対多の戦闘で役に立つ。

ぐり太 ぬいぐるみ(2頭身のテディベア)型。属性不明。怪力。火に弱い。気分屋で毒舌のだだっ子。
   エグゼドールのぬいぐるみからそのまま巨大化。
必殺技:サーモン爆弾 背中のチャックから巨大なシャケ型の爆弾を取り出し投げつける。
浄化技:ふわふわハッグ 抱きしめて頬ずりする。その肌触りで敵は「ほわわ〜」となり浄化される。
ぐり太グリッター 全身が金色に輝き、パワーとスピードがアップする。また火にも強くなる。ただし毛が
         尖って表面がゴワゴワになるため、ふわふわハッグが使えなくなる。制限時間は1分。

カステラ将軍 もともと妖精界に棲む妖精だが、攻撃的な性格で完璧主義者。パズラー博士の機械技術に
       魅せられて自らを機械化し、妖精界全体も同じように文明化させた。といっても自分が良いと
       思ったものを広めようとしているだけで、必ずしも悪というわけではない。なのでたぶん和解END。
パズラー博士 妖精界に科学技術を生み出した張本人。無邪気で能天気に振る舞う。もしかしたら黒幕。
イキドール 敵幹部が携帯する、半分機械化された妖精。壊れた人形のような姿をしており、ちょっとグロい。
      これが人間界の物品や建物と融合し、毎回の敵ロボットが誕生する。
      ちなみに「憤る」と「生き人形」がかかってる。

プリキュアのパクリにロボを捻じ込んだらエクスカイザーになった。

76 :
これは女児喜ばないだろw

77 :
>>78
わりと真面目に考えたんだけど、どこが悪かったかな?

78 :
いや、これ見た女児がどうやって遊ぶのかと思って
巨大ロボみたいにブンドドすればいいのか、ぬいぐるみや人形でキャッキャすればいいのか
後者に関しては巨大でバトルってダブルでイレギュラー
妖精だとかそういうジェンダーな部分でとっつきやすそうにしてるのに、相反する要素をすぐ隣に盛り込んだら、かえって感情移入しにくいと思う
既存の価値観と食い違うわけだし

79 :
実はそれがわからないからロボット3タイプ用意したんだw
玩具的要素はむしろ変身前にあるかな。ケータイだったりペットロボットだったりぬいぐるみだったり、なりきりにも人形遊びにもできる感じで

80 :
それが余計、どう遊べばいいか分からなくさせてるから駄目なんだって
女児向けにロボットっていう時点で新しい遊びを啓示する事になるのに、丸投げするか一から全までを教えこむかしなきゃいけないわけだろ
要素を散らすにしても、ある程度の統一性はないと、それら単体それぞれで遊ぶのが難しくなると思う
っていうかこれ巨大にする必要ないんじゃない

81 :
いや、うっかり79で答えちゃったけど、そもそも遊びを提示する気はないんだよ。玩具展開のプレゼンしてるんじゃないんだからw
これは「巨大ロボットもので女児を喜ばせるものができるか?」のトライアルであって、「喜んで見る」と「遊ぶ」は同じじゃないだろ?

82 :
でもこれ女児が好きそうな要素表面的に詰め込んだだけで統一感ゼロじゃね
着地点が結局巨大ロボになってるんだから、それを面白いと思わせる必要はあるんじゃないの
ストーリー次第といえばそれまでだが

83 :
といっても設定こねくり回してるだけじゃ面白いもなにもないからなぁ、とりあえずこれくらいでやめとくわ。
二人?とも本当にありがとうございました

84 :
無限発条パイラル・ゼン
全ての電力を止めてしまう恐るべき宇宙生命体「エゴロシヤ」に対抗するべく、超巨大ゼンマイ式ロボが完成した!
発条水陸艇メイルストーム!発条地底戦車 ドリルマイン! 発条戦闘宙空戦闘機スプリティンガー! 3つの力が一つの螺旋となり、無限の回転を生み出す!
人の生命の歴史を紡ぎ、広がる未来へ突き進め、パイラル・ゼン!!

85 :
ベルフェリオン作者です。
13話できました。
が、いつにも増して混沌としているので、wikiに直接上げておきます。
TSとか苦手な人は注意。
ttp://www21.atwiki.jp/bokurobo/pages/624.html

86 :
ようやるわw

87 :
『マグマダイバー・プラグマ』その18
・前回(>>53)までのあらすじ
見事強化型バゴラ獣を撃破した自衛隊。
次いで母体バゴラ獣の殲滅へと作戦を移行させ、
追跡用地中潜航ユニット・M2シーカーを送り込むのだが……。

88 :

首尾よくバゴラを倒せたかと思えば空気は一変、初お目見えの新兵器が音信不通ときたもんだ。
予定としてはバゴラ獣撃退と追跡とで分業をやる魂胆だったようだけど、こうなってしまった以上、頼みの綱はやっぱりプラグマ。
ところがそれも一筋縄じゃいかないらしい。
『……それはマズい状況ですね。一応こっちでもデータは確認してますが、地上からではなんとも。』
『シーカーの起動テストに合わせてプラグマ側のシステムも構築し直してますから、理論上は問題ないはずです。ただ実際に動かすとなると……』
電話先であわただしく答えるのは叔父さんで、その横か後ろからか、コロナが分析する。
音信不通の原因がマグマダイブ自体にあるなら、ここで追いかけていっても二の舞になってしまう。
確かにその通りだけど、だからと言って引き下がれる状況でもない。
「しかし三佐、プラグマ自身のダイブモードに関しては訓練どころか伝達も不十分です。自動制御のシーカーと違っていきなり本番というわけには。」
「確かにその通りだな、はてどうしたものか……ん?」
「へ?」
指揮官をならうように、テント内の視線が俺に集中する。
「大塚先生、今ちょうどこちらにいるあなたの甥に、同伴をお願いしたいのだが。」
『え、豪くんが来てるんですか? いいですよ、それなら。』
「――というわけで、よろしく頼むぜ少年!」
「ちょっと待てええぇぇぇぇ!!!!」
準備を終えていつの間にか戻ってきていた雨城さんがやたらいい笑顔でサムズアップ。
有無も言わさずそのまま引っ張られていった。

「……ったく、乗るなだ乗れだ、大人って勝手だぜ。」
「ははは、そう腐るなよ。別に無理強いしてる訳じゃないんだ、降りても誰もとがめやしないさ。」
そうは言われても、別に乗るのが嫌だって訳じゃないし、俺でも状況をちょっとでも好転させられるなら、そっちのほうがいい。
雨城さんの後を追いかけ、黙ってハシゴを登る。
「あれ、なんかコックピットちゃんとしてるし。」
「感動はエンディングのあとにしてくれ、今はとにかく急ぎだぜ。」
「お、おう!」

89 :

ピコペコピコヴーーン……
「いよしっ『マグマダイブ』起動ぉーーっ!!」
雨城さんがノリノリでレバーを引くと、機体もゴウゴウとうなり出す。
ぬかるみみたいなマグマの入り口に、拳骨突き立てて素もぐり超特急。あとは歯ぁ食いしばって、とにかく突き進む!!
ズゴガゴガアアアアーーーッ
「どおおおおおああああ!!!」
「うるせえええええ!!!」
「これが黙っていられるかあああああぁぁ……っと、おっ!?」
流れる灼熱地獄の中をかき分けていくプラグマだったが、突然、その動きに異変があらわれた。
前と同じ条件なら、マグマを突き抜けたらそのままバゴラの親玉がいるはずだ。
というより、そこまでずっとマグマ続きで「突き抜ける」なんて事はありえないハズだが……
ドガシャゴアァッ!!!
「痛てて……ああっ!?」
急に放り出されたのは空中で、叩きつけられたのは地面。
地中だってのにそれが起こるのはおかしな話だけど、周りを見渡せば理由は一目瞭然だ。
「なんだ、でかい空洞になってやがる。しかもありゃ……!」
岩盤に突き刺さって動けなくなっているのは、例の新兵器だ。
でも、その刺さり方はどうみたって自然じゃあない。
通信電波やマグマを押し込めている、この空間もだ。
ザッ……
『やはり来たかプラグマ、裏切り者の木偶。猿知恵で作った地上の玩具では話にならんからなあ。』
漏れ出た炎の明かりに照らされて、現れた影はザルガン帝国のロボット兵器・アイスマン。
イヤミったらしい喋り方は山車山で戦った透明化する機体の奴!
「先に手を出してるのはそっちだ、大人しく殴られろよッ!」
ゴウッ――
「断る」
――ドバギャッ!!

90 :

「ぐおおっ!」
雨城さんがプラグマで飛び込んだのも一瞬だっけけど、崩れたのも一瞬だった。
まっすぐ貫いた手を、アイスマンがおさめる。
「今のじゃポイントもやれねえよ!」
雨城さんがプラグマを立ち上がらせ、再び距離を詰める。
どうやら相手も飛び道具はないらしく、不用意には動かない。
だったらとステップで揺さぶりをかけ、ワン・ツーを叩き込む!
「ガードが遅れたか、チャンス!!」
『フン、賢しい』
ズボグォアアアアッ!!
「なあっ!?」
「またカウンターっ!」
「この野郎――おおッ!!?」
ギュラァッ!!
今度は回し蹴りにまで合わせてきやがった!
体重を支えきれなくなって、不恰好に倒れこむプラグマ。いくらなんでも的確すぎる!!
「まさか動きを読んでるってわけじゃねえよな……?」
『ご名答だ。もっともその事実の前では何をする事もできんがな。』
ハッタリだと思いたいが、「読まれている」結果があるのは揺るがない。
このままじゃ、ホントにコイツの二の舞だ。
そう思って脇のなんちゃらシーカーに目をやっていると、いきなりその距離がぐいと近づいた。
「うおりゃっ!!」
次の瞬間にはシーカーの後ろ半分が、引きちぎられて宙に舞っている。
狙いはもちろんアイスマンだが、やっぱりと言うべきか遠くからの攻撃でも、あっちは難なくかわす。
けど、雨城さんの目的は、この一瞬だけでも視界を覆う事にあった。
あっちが元の体勢に戻る頃には、振り上げた拳が待ち構えて――

91 :

ズドム!!!
プラグマのがっしりとした巨体を、一直線にアイスマンの肘が弾き飛ばす。
またまたカウンターだ……!!
『地上の人間はよほど学習能力がないと見える。いくらやろうと無駄だというのに。』
確かに、このまま突っ込んでいてものれんに腕押しで無駄にエネルギーを消費するだけだ。
でも、今のやりとりで分かった事だっていくつかある。
あいつは自分から攻めてこないけど、こっちのフェイントには反応している節があるし、動き自体がメチャクチャ早いわけでもない。
つまり完全な後出しジャンケンじゃなくて、こっちの出方に合わせて、あらかじめ動いているという事だ。
「――問題はそのカラクリだな。反撃が嫌だといって手をこまねいても、こっちが増援が期待できる場所でもない。」
「じゃあどうするんすか?」
「そうだな……ここは『逃げる』!!」
「はぁーーっ!?」
言うが早いが急旋回してホップステップダッシュジャンプ。
入ってきた穴にでしがみつく、が。
「げ。」
ビシッ……ビキキドガッシャーーーッ!!!
つかんだ岩壁が崩れ落ちて、本日二度目のズッコケ大転倒。
黒炭のような土煙がもうもう舞い上がる。
……いや、それだけじゃない。今まで「見えなかった」ものまで、一緒に宙へ巻き上がっている!
「なんだこの氷のモヤ、レンズみたいに光を集めてるぞ!?」
そして、その光が集まる先は、アイスマンの「像」が映し出されていた。
(こいつで攻撃をずらしていたのか? いや、今までのは「かわしてからの反撃」じゃなくて「攻撃の直前で潰す」動きだ……じゃあこいつは一体なんなんだ!?)
『諦めろ地上の。今日この場所が貴様の墓場だ。』
オオオオオオオン……
地の底からうめくような音が、不気味にこだまする。

つづく

92 :
機動堤防ダムガン
地球温暖化で南極の氷が溶け、世界の95パーセントは海に覆われてしまった
新たな陸地であるスーパーメガフロート・サイン5の少年「氷室光」は、資源略奪にあらわれたオゾン帝國のモビルダイバーを撃退するべく、父親の開発した最新鋭機ダムガンを起動させる
ある時は水中、またある時は水上、そしてまたある時はメガフロート上……青い星で種の生存と自由を賭けた戦いが始まる
ダムガン
南極の奥深くに閉ざされていた未知の金属ミノオンダイトと、海水を利用して起動するハイパーナゴロ・ドライブを搭載したモビルダイバー
あらゆる地形に適応し、高い流体制御能力と出力を誇る

93 :
あからさまにアレだけどなにげに面白そうだから困る

94 :
覇界走星機バスター★カノン
 巨大隕石衝突で文明が崩壊した未来の地球で、地層に埋もれた機械が掘り起こされる。
 しかし、高度な機械装置ほど、使用には膨大なエネルギーが必要。
 現在の発電技術と環境では宝の持ち腐れであった。
 主人公ランチャ・ランクスはそんな使い道のない機械を掘り出しては分解して売り飛ばすジャンクハンター。
 ところがある日、地盤沈下に巻き込まれて地下空洞に落ちてしまう。
 しかしそこには、非常時に備え過去の人々が建造した超々圧縮エネルギー貯蔵装置エルバレットが保管されていた場所であった。
 エルバレットを狙う人間たちから逃れ、生き延び、仕方なしに平和を築くべく、ランチャは過去の遺産を復活させる。
 それは危険な力を守る盾であり、閉じ込める檻であり、操る器だ。

★バスターカノン
 恒星にも匹敵すると言われるエルバレットのエネルギーを受けて起動する大型兵器。
 二足歩行の人型で、投射面積が大きいというデメリットも、大出力が成す高速運動と電磁装甲(バリア)の前では些細な問題。
 あらゆるジャンク武器をその場で組み上げ、使いこなす器用さと攻撃範囲の広さで、孤軍奮闘する。
 あくまでエルバレットの出力ありきなので、機体そのものの性能はそこまで高くなく、ランチャの手によって行く先々で改造が加えられる。
 エルバレットは親機的存在であり、実はエレメントシェルと呼ばれる子機エネルギー貯蔵・転用装置が世界各地に散らばっている。
 バスターカノンはただ電力の供給を受けているだけだが、バレットとシェルは組み合わせる事でさらに出力を増すとともに、これを様々な形で応用する事ができる。
 ビーム粒子の固定化・分散化や、他エネルギーへの共鳴干渉、金属元素の再結合など、その能力はシェルの種類によって異なる。
 シェルは単体でも膨大なエネルギーを持っているので、これを集めて守るのもランチャの旅の目的のひとつ。
 カノンの名通り、背中に巨大な砲塔を備えており、これにシェルのエネルギーを装填すると、種類に応じた超強力な圧縮弾を放てる。
 ただし一度発射したシェルは一週間機能が完全停止し、再起動後さらに1ヶ月のチャージが必要になる。
 なので基本的にはジャンク武器と、カノンによる棒術的殴打が主戦法になる。
★バンキニッシャー
 物語の後半で登場するライバル機。大陸一つを犠牲にして誕生した悪魔の心臓デモンバレットを搭載し、3つのアーキ・エルバレットを連動させる事でバスターカノンに匹敵する出力を誇る。
 失われた生物・化学兵器を惜しみなく使用し、ランチャとエレメントシェルを奪い合う。
 自律金属細胞により超質量を取り込んだ大剣ソドム・ダムドは、獅子や竜などシェルの力で生物のような姿に変わり辺りを食らい尽くす。

95 :
超機星ディゾフィオン
太陽の寿命が間近に迫る遠い未来、機械技術の発達した太陽系の住人たちは、広い宇宙に新天地を求めて旅立っていった
それは過酷な旅路であり、いくつもの船団が住む場所を見つけられず滅びていった
だがそれでも、百年、二百年と世代を重ねるうち、住める星をみつけたものもいた。
ついに太陽が崩壊するまで一年のリミットとなった年、残された人々も旅立ちを余儀なくされる
しかし頼みの綱であるはずの銀河系の親族たちは、その日を境に音信不通となる
それは恒星のエネルギーを吸収して銀河系を破壊する暗黒物質生物のしわざだった
次々と消えていく空の明かりを前に、残された人々は太陽をコアにスペースコロニーを連結させ、わずかなてエネルギーを振り絞り、外宇宙へと旅立つ

96 :

誰も立ち入ることのできない密林の奥深くに存在する魔境、Dゾーン。
そこに棲みつくのは、抹消されたはずの危険な遺伝子改造生物兵器。
彼らは決して群れる事をよしとせず、刻み込まれた偽りの本能に従い殺し合いを続ける。
そんな自然と人工の狂気とが混ざり合うコロッセオに、ひとつの異形が。
【ジャングラー・ナイト・シックス】
不朽の金属でできた四本の腕としなる尾をもち、木々の合間を駆ける鎧の魔獣。
その頭脳を司るのは、四肢を家族を名を奪われた一人の復讐者。
今日も銀の刃を掲げ、糧にならぬ血をすする。


97 :
聖痕のペルソナ・ペイン
資源価値を失った地球は、それでもシンボルとして太陽系コロニーから重要視されていた。
機甲代理戦争と呼ばれる、大型機動兵器を用いた覇権争いもその一環である。
だが科学技術の粋を集めた武力の化身たちをあざ笑うかのように、一蹴していくものがいた。
ペルソナ・ペインは搭乗者を守る盾でありながら、外界よりの痛みを伝達し、増幅し、力に変える。
それは傷つくことを忘れた人々の業を、引き受けているかのようであり、そして憤っているようでもある。

98 :
感情戦士ハートレイン
ある日を境に、少年少女たちの精神エネルギーが覚醒と暴走を起こす超常事件。
それは人類にとって早すぎた進化のステップだった!
「もはや不完全なたんぱく質の体や、老いた星に縛られる時代は終わった!」
不安定な感情を排し、覚醒者同士の精神状態を共有・同一化させる事でこれを制御する組織「機属械柩」は、人類の先導者を名乗り、世界中の覚醒者を取り込み地球の支配を目論む。
そんな彼らに対抗するべく誕生したのは、同じ機械でありながら、人の心をコアに、人の感情を力に変える感情戦士(サイコ・フィール・フェノメナイザ)と呼ばれるロボットだった。
熱くたぎる炎、静かに凍てつく氷、激しく走る稲妻――喜怒哀楽と個性をもって、その我を貫き通せ!!
・千汐太陽
困った人は放っておけない、正義感に満ちた熱血少年。
ハートレインが搭載する自律型エネルギードライブ「ナイトラウンド」に感情潮流(オーバーロード)する事で、怒りをトリガーに爆炎を操る事ができる。

99 :

【題名】
ロボットVSゾンビ
【プロローグ】
科学技術が発達した未来。人型ロボットが普及して人間たちの労働力となっている。
なんらかのきっかけで戦争が勃発。ロボットが兵器として動員され、ロボット同士での戦闘が激化する。
戦地の拡大と荒廃が進む中、戦闘用として完全自律型のロボットが登場。
【1章】
自律型ロボットたちは圧倒的なスペックで戦況を大きく変化させていく。
しかし、あまりにも過ぎた破壊性能に、開発国側がこれらを停止させ、その間に戦争は収束。
痛み分けの形となり、ロボットは任務を解除されないまま封印される。
【2章】
封印されたロボット達が目覚めると、開発国は荒れ果てて人の気配すらない。
優先任務を人命救助から報復へと移行させ、隣国への進軍を開始するが、道中の中立国で、破壊しつくされた各国兵器の残骸を発見。
任務を捜索・情報収集へと移行し、民間人との接触を試みるロボット。
しかしようやく発見したその民間人に襲われてしまう。
【3章】
呼応するかのように隠れていた人間達が群がり襲撃。民間人への攻撃を許可されていないためうまく逃げられないロボット。
数体がそのまま捕まってしまうが、その時先に目覚めていた自律型ロボットと遭遇し、これの手引きにより残りは離脱に成功する。
先のロボットにより、地上の人間達が変わり果ててしまった事、開発国が全滅した事を聞かされる。
しかし手引きをしたロボットは敵国のものであったため、真偽をめぐりグループ内で亀裂。
だがその夜、変わり果てた人間=ゾンビの大群が押し寄せる。
強大な力を持ちながらも、行使できないロボット達はこれによってバラバラに分断される。
【4章】
このままでは一方的に破壊されるのみであるため、ロボット達はそれぞれ道を模索。
あるものは、生き残った正常な人間を探し、これを最優先保護対象として設定、防衛による武力行使の許可を得ようと放浪。
あるものは、倫理思考を排除し、自己を捨て去る事で完全な破壊兵器として戦う術を求める。
あるものは、変わり果てようと守るべきものには違わないと、ゾンビの側に向かう。
だがそれらは実ることなく、一体また一体とゾンビ達の前に崩れ落ちていく。
そしてあるものは、戦いの末に、もはやその理由がないと悟り、破壊される事を受け入れる。
【5章】
最後まで生き残った2体のロボットは、仲間が遺した倫理思考の部分停止システムを完成させ、理性を犠牲にしながら戦う。
ゾンビを人類と認識する思考パターンをフリーズさせた事で、兵器としての性能を遺憾なく発揮するロボット達。
しかし圧倒的な物量を前に、徐々に押されていく。
また人類を認識しなくなった事は、これのために行動するというシステムの基礎思考に悪影響を与えていた。
過去の記憶における人類との整合性がとれず、狂いはじめる思考。
そこで2人はメモリーを物理的に破壊して人類の再定義を試みる。
それは存在しない創造者を想像し、崇拝し、拠り所として戦うという行為であったが、それら高次元的思考を行うには2体の思考破壊は進行しすぎていた。
一方のロボットは既に自我を保つことも困難であったが、余力を振り絞り、もう一方を守るべく自爆攻撃を行う。
ゾンビ達の進軍が止まる事はなかったが、この行動はロボット同士の帰属意識と自己犠牲、そして死という概念を学習させ、残る1体に「自分を含めたロボット達を新たな人類として定義する」事を可能にした。
怒り、悲しみ、そして自分自身の生への執着により、開発国すら想定していなかった性能を発揮する最後の1体。
そしてついに、ゾンビ=地上全ての元・人類を掃討する。
【エピローグ】
戦いを終えたロボットの眼前に広がるのは、無残な破壊の跡と幾多の屍。
もはや地上には自らをのぞいたロボットも動物も存在しなかった。
孤独と仲間を偲ぶ感情を学習し、認識したロボットは、最後に新たな人間に至った証を残す意味も込め、ひっそりと命を絶つ。

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