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じごくからす(ryが現れた。勇者Lv1「え?」


1 :2013/08/09 〜 最終レス :2013/08/17
じごくからす(ryは空を眺めてぼーとしている。
先制攻撃のチャンス!
勇者「(よ、よし・・・)」
勇者「たーーー!」
勇者の攻撃
じごくからす(ryに会心の一撃を与えた!
じごくからす(ryは1のダメージ
勇者「・・・え?」
じごくからす(ry「カーーーー!!」(鳴き声)
じごくからす(ryは怒っている。
じごくからす(ryは変身した!
なんと長身の女性になった。
勇者「え、なに?は・・・ハダカ!?」
女性はハダカだった。
カラス?「ちょっとー何するのよ、痛いじゃないですか!」
勇者「お、おっぱ・・・」
勇者の精神に痛恨の一撃。
勇者は鼻血を吹いて倒れた。
勇者は負けてしまった…

2 :
あ、ここでいいよね?
続けていいかね?

3 :
勇者「うーん・・・(あれ?ここ何処だろう、あれ?僕寝てる・・・?)」
勇者「(なんか、後頭部があったかいな・・・)」
勇者「(えーと、確か・・・今日は出陣式があって・・・外に・・・)」
勇者はがばっっと起き上がった。
勇者「え、ここ何処?」
町の近くの草原のようだ。
勇者「それに後頭部の温かかったのは一体・・・」
女性「あ、目が醒めたんだ?」
勇者「さっきの・・・(ちゃんと服を来てる・・・残念・・・あいや良かった。)」
女性「いきなり殴りかかってきたかと思ったら、いきなり鼻血を出して倒れるなんて、どういう事なのよ。」
勇者「あ、すいません・・・」

4 :
勇者「(あれ?・・・この人、大カラスだったよね?地獄カラスだったっけ?あれ?)」
勇者「あ、ちょっと待って下さい。えっと、貴女・・・カラスですか?」
女性「そーだよー」
よく見れば背中に黒い翼。言うなれば堕天使の翼か、カラスの翼かが生えている。
勇者「え、えーと・・・魔物なんですか?」
烏女「えっと妖怪だよー」
勇者「妖怪?え・・・?え・・・?」
勇者「(妖怪ってなに?・・・魔物の一種なんだろうか。)」
勇者「えっと、ここで何をしていたんですか?」
烏女「うん・・・うん?なんだっけ?」
勇者「え?・・・え?」
烏女「そうだ、制御棒が無くなってたんだ。それで久しぶりに空も見れたし・・・どーしようかなーって」

5 :
勇者「途方に暮れてたわけですか。」
烏女「とほうにくれる?よくわからないけど、何をしていいかわからなかった。」
勇者「なるほど・・・(よくわからん)」
勇者「えっと・・・それで、貴女は一体なんなんですか?」
烏女「なんなん?って?」
勇者「カラス?だとしても、変身できるカラスを僕は知りません。魔物でなければ一体何者かと思いまして。」
烏女「あーうん。だから妖怪だよ?」
勇者「(なんだろう、このモヤッとする感じ・・・)」

6 :
勇者「よ、妖怪なのはわかりましたけど、何で変身できるんですか?」
烏女「妖怪だからだよー」
勇者「(よ、よし・・・妖怪は変身できる・・・ということにしておこう。)」
勇者「えっと、あなたは、オオカラスの一種なんですか?」
烏女「オオカラス?よく知らないけどカラスの一種だよ。地獄カラス。」
勇者「(地獄カラス、魔物っぽい)」
勇者「(総合すると、地獄カラスで制御棒というのを探していて、よく分からないけど途方に暮れていると。)」
勇者「(で、僕は一撃で・・・いやハダカを見て・・・やばい、鼻血が出てきた。)」
勇者「(鼻血を吹いて気絶。・・・うん若さ故の過ちってやつだな。これからは気をつけよう)」
勇者「(まとめ終了!)」

7 :
勇者「(地獄カラスさんはぼーっと空を眺めてる。途方に暮れてるんだろうなぁ)」
地獄烏「(あー太陽が今も核融合中だなぁ・・・水素たちが元気だなぁ〜・・・)」
勇者「(あ、そうだ、ネームとかあるのかな。・・・タゲって・・・ぽんと・・・)」
何かシステムメニュー的なものを操作し、地獄烏に合わせた。
Utsuho Reiuji と出ていた。
勇者「うつほ れいうじ・・・さんか。」
地獄烏「え?・・・どうして私の名前分かったの?言ってなかった・・・・・・・・よね?」
最後のほうで首をかしげていた。
勇者「(どうして疑問形なのさ)」
勇者「え?いや、ほらタゲったら名前でて来るじゃない?」
地獄烏「え?なにそれこわい」
勇者「え?・・・」
あたふたとしながらも、タゲる動作を教えた。

※あ、今更だけど東方分ついてます。

8 :
うつほ「おー君は勇者っていうんだーへー」
勇者「う、うん。(疲れた・・・)」
勇者「(こういうのLvも一緒に調べられるんだけど・・・No Lvってなんだろう。)」
勇者「(あ、聞いたこと有るぞ。動物だったら生まれた瞬間にLv1が付くけど、稀に教会でクラスを設定しないとつかない例があるって・・・ソレかなぁ)」
勇者「(それに・・・困っている人(?)を見過ごせないし・・・・・・困ってるよね?)」
勇者「よし!」
勇者「うつほさん!君のその制御棒ってのを探す手伝いをさせてくれないか?」
うつほ「え、いらないよ?」
勇者「拒否られたーー!?」

9 :
うつほ「あと、私のことは、『お空』って呼んでよ。なんかうつほって呼ばれ慣れてない・・・」
勇者「えあ、はい。お空さん。」
勇者「まあ僕の冒険のついでに制御棒を探しておくので!見つけたら連絡しますね!」
お空「あ、ほんとう?それは嬉しいなぁ。」
勇者「それでですね、いつでも連絡できるように、フレンド登録しましょう!」
お空「フレンド登録?」
勇者「ですよねー^^;」」
勇者はお空にフレンド登録とチャットシステムについて教えた!

10 :
勇者「これで離れたところに居ても、連絡ができますよ!」
お空「そうなんだー・・・ふーん。」
お空「あ、そうだ!・・・えーと」
▽ちゃっとしすてむ▽
>>satorisama さとりさまお空です!
このユーザー名は存在しません
△ちゃっとしすてむ△
お空「んー居ないのかあ・・・良かったのかな?私だけで済んだってことで。うん、よかったに違いない!」
勇者「(なんだろう・・・?人探しもしたいのかな?)」
勇者「あの、人探しもしたいなら、一緒に探しておきますよ?」
お空「あ、居ないみたいだからいいよー」
勇者「そうですか・・・(居ないみたい?なんだろう?)」

11 :
お空「ぼーーー」
お空は相変わらず空を眺めている。
勇者「うーん、それじゃ僕はそろそろ行きますね。怖い人に狩られないように注意してくださいね?」
お空「あ、どっか行くの?私も行くー」
勇者「えっ?」
お空「えっ?」
勇者「ちょっと待ってください。なんで付いてくるんですか?」
お空「そんな話しの流れじゃなかったっけ?」
勇者「流れじゃなかったです!」
お空「そうなんですか?」

12 :
勇者「(っく・・・なんてつぶらな瞳・・・・・・)」
お空「私何処に行くべきかよくわからないんだけど、ついてっちゃ駄目なのかなぁ?」
勇者「くっ・・・わ、わかりました。どうせ今は一人旅だったのですし、パーティーを組んで一緒に行きましょう。」
お空「わーい!やったぁー」
お空はぴょんと飛び跳ねて喜んだ!
勇者「(む、胸が・・・べ、別に胸に釣られたわけじゃないぞ、釣られてない釣られてない・・・)」
お空「それで、パーティーってなに?」
勇者「デスヨネー^^;」

13 :
勇者はお空にパーティーについて教えた。
勇者「さて・・・お空さん【つよさ】は見れますか?」
お空「つよさ?わたしはけっこー強いよー」エッヘン
勇者「あ、そういうのではなくて、この・・・メニュー画面から・・・」
勇者はお空にステータス画面の見方を教えた。
お空「なるほど・・・」
勇者「お空さんのジョブって何になってます?」
お空「えぬおうしーえるえーえすえす」
勇者「(えーと、NoClassってことかな?何か変だな、このひと)」
勇者「とは言え、黒い翼の生えた人を街中に入れる訳にはいかないし・・・」ブツブツ
お空「あー翼しまっといたほうがいい?」
お空は翼をひっこめた。
勇者「うーん、ますます常識はずれだ・・・」
お空「どっちかの巫女が、常識には囚われてはいけないとか言ってたよ」

14 :
勇者「なんか、含蓄があります。」
勇者「さて、レベルもジョブもない見たいですし、一旦教会に行きましょう」
お空「ジョブ?」
勇者「まあ現在の初期ジョブを告げてくれるところです。」
勇者「所謂、女神様の生命支援機構という加護によって、レベルを介して成長を手助けしてくれる加護なんです。」
勇者「もちろん、自前の努力で経験値を得ること無く、体を鍛えることも可能ですが」
勇者「レベルによって急成長や、本来長時間の勉強が必要な呪文などを簡単に習得できるという素晴らしい加護なんです。」
お空「うん、よく分からないー」
勇者「ですよねー^^;」

勇者「ここが教会です。」
お空「ついに来たのか・・・」ゴクリ

15 :
勇者「それほど緊張するところじゃないですよ。」
お空「そうなんだ。」
勇者「じゃあ入ろう」
お空「おー」
勇者「あ、すいませんー」
神官「はい、女神様はどのよな方にも耳を傾けてくださいます。今日はどのようなご用件でしょうか。」
勇者「このひと、NoClassってことらしくて、まだ女神様の加護を受けていないみたいなのです。ですから是非女神様の加護をお受けしたいと思い参上しました。」
神官「おお、そうでしたか。それでは迷える子羊よ、こちらに。」
お空「カラスだよー」
勇者「いや、そういうのはいいから」
お空「えー」

16 :
神官「それでは跪きなさい。女神様の加護を与えます。」
神官「貴女に女神様の加護がありますように!」
お空は女神の加護を受けた。
お空のクラスはカラスになった!
お空はLv1になった!
お空はメラを憶えた!
※なお、このメッセージはパーティメンバーにも見れる。

17 :
勇者「ちょ、え・・・カラス?」
神官「では行きなさい。そして再び迷った時に来なさい。また、Lv20を超えたらジョブチェンジが可能となります。」
お空「あ、おわった?はーい、またねー」
勇者「こら、神官様に失礼のないようにしなさい」
お空「あ、うん、ごめんなさい」
勇者「さて、ジョブもめでたく(?)決まったし、武器を買おう。防具は後でもいいけど、武器が無いと戦えないからな。」
お空「武器!制御棒!?」
勇者「制御棒が武器なのか・・・」
お空「そうだよー」
勇者「あーもういい、とにかく武器屋だ!」

18 :
お空「なんかね?【ひのきの棒】しか装備できないって出るよ?」
勇者「剣は予算の関係で無理としても、棍棒も装備できないとか・・・」
勇者「ま、まあ・・・メラが使えるんだ。」
勇者「き、きっと魔法使いの亜種に違いない!」
お空「ふーん。」
勇者「あ、じゃあ買います!10G!!(ふっ、これで全財産使い果たした!)」

19 :
財産すくねぇwwww

20 :
勇者「さて・・・武器は装備しなければ使えません!」
お空「持ってるだけじゃ駄目なの?」
勇者「まあソレだと、非装備物の所持ってことになってダメージが半減するらしい」
お空「ふーん」
勇者「なので、このメニューから・・・アイテムストレージを開いて、ひのきの棒を装備するんだ。」
お空「ふんふん・・・えっと・・・装備した!」
お空はひのきの棒を装備した。
素手→ひのきの棒E

21 :
お空ファンとして支援

22 :
勇者「それじゃー外に出て修行だ!」
勇者「Lv1じゃ、他の冒険者達に比べてもぜんぜん駄目すぎる!だから修行だ!」
お空「おお!修行!燃える!」
勇者「よし・・・適当にフィールドを歩いて・・・魔物を探す!!」
お空「探す!!」
勇者「いた!オオカラスだ!いくぞー!」
勇者はオオカラスを発見した!
勇者はさくせん「ガンガンやろうぜ!」を選択中!
勇者「(ああ、作戦が使える喜び・・・!)」

23 :
お空「ダメー!」
勇者「え?」
お空「駄目だよ!カラスと戦っちゃダメ!」
勇者「え、でも・・・」
〜オオカラスが現れた!〜
大烏(おおからす)「カー!」
お空「カー!!」
大烏「カーカー!」
お空「カーカーカーー!!」
大烏「カーーーー!」
お空「カ〜?」
大烏「カー?」
お空はこちらを向いて首を傾げた。
勇者「(会話しているのか、そういえばカラスだからなって、なんでこっちむいて首をかしげてるんだ?)」
お空「カーカー!」
大烏「カカッ!」
お空「カー!」
大烏「カー(↓)」
お空「カー(↓)」
勇者「(なんで落ち込むんだよ)」
お空「カーカーカー」
大烏「カーカー」

※あ、見てくれる人居たのか、よかった。

24 :
お空「カー・・・じゃなくて、話がついたよ!」
勇者「お、なんて言ってたんだ?」
お空「うん、あの子も付いてくるって!」
勇者「そうかそうか・・・って、えーーーーーーー!?」
大烏「カー!」
お空「よろしくだって!」
勇者「ああ、うん、よろしく・・・(どうしてこうなった。)」

PTは3人(?)PTになった。
※以降 カラス『』は、お空通訳

25 :
大規模規制で過疎ってんじゃないですかね?

26 :
勇者「よし、じゃあカラス以外は避けて魔物を狩ろう!」
お空「おー!」
大烏『仕方ないな』
----
---
--
-

〜スライムが2匹現れた!〜
勇者「よし、いくぞ!」
勇者の攻撃!(剣)
 →スライムAに6のダメージ!
大烏の攻撃!(クチバシ)
 →スライムAに3のダメージ!
 →スライムAをたおした!
お空の攻撃!(棒)
 →スライムBに50のダメージ!
 →スライムBをたおした!
魔物の群れを倒した!
合計2EXPを得た!
〜〜
※そーなのかー

27 :
勇者「え、ちょ・・・ひのきの棒で50ダメージ?」
お空「どうしたの?」
勇者「いえ、確か・・・攻撃力2しか増えない武器だったようなって思ってただけです。」
お空「ふーん。まあいいや!次行こう次!」wktk
勇者「お、おう・・・」

〜スライムが〜・・・
〜夕方になったので勇者のおうちに帰った。〜
勇者「(結局・・・一度もメラを使わなかったな。代わりに、ひのきの棒はいつでも50ダメージだった。)」
勇者「(確か、武器の場合ダメージ上限が決まっているってどこかで聞いたことが有るぞ。)」
勇者「(無制限なのは魔法だけって聞いたことがあるけど、武器でダメージ上限を無視出来るのが、女神さまの武器。)」
勇者「(・・・お空さんがソレを持てたらどれだけダメージがあがるんだろうか。)」

<<本日の成果>>
勇者Lv1→Lv4
大烏Lv1→Lv5
お空Lv1→Lv1
--------

28 :
だからROMってる人はいるかも
自分もさっきまで規制されてる中寝ぼけて書き込んだら書けたってだけだし

29 :
勇者「僕ははLv4に上がったけど、お空さんはLv1のままですね。どうしてなんだろう。」
お空「さあ?」
勇者「僕はメラとホイミを憶えられました。ホイミっと!」
勇者のHPが7回復した!
お空「おぉ!なにそれ!すごい!」
勇者「ああ、うん。回復呪文なんだ。」
お空「へぇーすごいなぁ」
勇者「この調子でガンガンLvあげていこうと思う」
お空「がんばろう!」
勇者は、お空(と、大烏)を客間に泊めた。
勇者の母親が何か言いたそうだったが結局何も言わなかった。
※規制関連わからないです。規制されたらどうしよう((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

30 :
〜〜 翌日 〜〜
勇者「今日はとなり町に行こうと思う」
お空「うん」
勇者「ちょっとだけ敵の強さが上がるから気をつけよう」
お空「うん」
勇者「その前に聞きたいんだけど、なんでメラを使わないの?」
お空「メラ?」
勇者「そう、メラ。教会でジョブを確定した時にメラを憶えたでしょう?」
お空「誰が?」
勇者「お空さんが!だよ!」
お空「そうだったのか!」
勇者「(毎度のことながら疲れる・・・)」
勇者「じゃあ、使い方・・・!」
お空「うん、了解!」
勇者「至ってシンプル!使いたい方向を意識して・・・手をかざしてもいいし棒で指してもいい。要するに意識すること!」
勇者「メラ!」
勇者はメラを唱えた!
 →メラは荒野を焼いて消えた!
勇者「こんな風に呪文名と使いたいっていう意識で発動するんだ。とってもシンプルだね。」
当然だが、これらも女神の加護による呪文の簡略化である。

31 :
SS速報っていう、SS書く人が集まってる外部の板があるんで、そこに行ってみるとかですかね?

32 :
お空「そうだったのか!」
お空「じゃあ今度敵が出たらやってみるよ!」
勇者「うん、よろしく!」
〜 敵が現れた! 〜
勇者「お、早速か」
メタルスライムが現れた!
勇者「え、・・・メタル!?」
勇者「(確か、呪文が一切効かず、べらぼうに硬いというアレか・・・)」
メタルスライムは逃げ出した!
お空「お、逃がすか!!」
→しかしお空が回り込んだ!
 メタルスライムは逃げられなかった。
勇者「ハネ!!!翼がでてるよ!!」
勇者「ってええい!全力攻撃だ!!」

※さがしてみます

33 :
勇者の攻撃!(剣)
 →メタルスライムに0のダメージ!
お空はメラを唱えた!
勇者「(く、呪文が効かないっていうのを言いそびれた!)」
 →メタルスライムに14のダメージ!
 →メタルスライムは倒れた!
勇者「ちょ、え?」
各1380の経験値を手に入れた!
勇者「えっ?えっ?」
勇者はLvがあがった!
勇者はLvがあがった!
勇者はニフラムを憶えた!
大烏はLvがあがった!
大烏はLvがあがった!
大烏はLvがあがった!
大烏はLvがあがった!
お空はLvあがあがった!
お空はLvあがあがった!

34 :
さすが核の力ぱねぇ

35 :
お空「わーい!2つもレベルがあがったー!」
勇者「(あっれーーー?メタルスライムって呪文効かなかったよね?あれ?)」
お空「あのメタルってやつはいいやつだ!どんどん倒そう!」
勇者「いや、でもこのへんだと超レアだからね?出会えたのかなりの奇跡だよ?」
お空「そんなことはない!探せばまた会える!」
勇者「え、そ、そうかな・・・」
お空「大烏!索敵だ!キラキラ光るのを探すんだ! カーー!」
大烏「カーー!!」
大烏は空高く舞い上がった。
大烏「カーー!」
お空「あっちだ!行こう!!」
勇者「そんな馬鹿な・・・」

36 :
〜〜夕刻
勇者「(結局・・・狩りまくってしまった。結構いるもんだな。)」
勇者「狩りながら、となり町に来てしまった。日はそろそろ落ちそうだ。おなかすいた。」
お空「おなか空いたね〜」
勇者「今日は宿に泊まろう。」
お空「お宿!お宿!」
勇者「稼げたし、2部屋とれるかな。」
お空「ごはんごはーん!」
勇者「(大きな割に)お気楽だなぁ〜」
<<本日の成果>>
勇者Lv4→Lv12 ルーラ、ギラ
大烏Lv5→Lv17 急降下爆撃、索敵
お空Lv1→Lv5  スカラ
----------

37 :
〜〜翌日
勇者「(そういえば、お空さんLv5になったけどヒャド憶えなかったな。なんでだろう。)」
勇者「魔法使いじゃないのか。うーん。考えても仕方ない。ジョブはカラスだし何かあるんだろう。」
勇者「あ、でも大烏はもうLv17だし呪文憶えないし、なんなんだろうな。」

38 :
やっぱ必要経験値多いのね
http://ex14.vip2ch.com/i/thread.html?bbs=news4ssnip
一応SS速報のURL

39 :
〜食堂〜朝ごはん中
勇者A「お、ひよっこじゃないか、がんばってるか?」
勇者「む・・・その声は2〜3くらい年上で以前からレベル上しまくってた勇者Aじゃないか。」
戦士A「俺らも居るけどな」
僧侶「おや、お知り合いですか?」
魔法使い「あーアレよアレ、最年少申し込み者の勇者よ。」
武闘家「もぐもぐ。ふーん」
商人「朝刊によると、募集所に行ったが既に全員パーティーを組んでしまい、一人で旅立ったとありますな。」
盗賊「そんな新聞どっから仕入れて来るんだよ。」
戦士B「一人旅は大変そうだが、まあ頑張れ。」
勇者A「まー一応近所の知り合いだしな、近所のよしみってやつだが、どうだ?成長してるか?」
勇者「結構な大所帯だね・・・(8人PTとかふざけすぎだろ・・・)」
勇者A「いやー人数が多いと経験値の分量も減るから大変ったら大変なんだけどな。」
盗賊「その代わり、効率よく数で稼いでるじゃねえか。」
勇者A「まあそうだがね。君もはやくレベルを上げて試練の塔に挑めるといいな。どうせLv40制限装備だ。Lv40になってから挑んでも大丈夫だろう。」
勇者A「もっとも、Lv40ソロで行くとかありえないけどなぁ!ww」

40 :
あ、誘導ありがとうです

41 :
勇者「そう・・・だね。(めんどくさいな・・・Lvいくつだよ。・・・ってLv32か、流石に稼いでる。)」
お空「おはよー」
勇者「あ、ああ、おはよう(そして空気読めよ!)」
お空「あー私のぶんの朝食はー?」
勇者「あっちにあるから、持って来なさい。」
お空「はーい」
魔法使い「ねえねえ見た?Lv5だって、しかもひのきの棒じゃない?アレ。わっかりやすい素人っ子ねぇ」(小声
僧侶「そ、そんなに言うもんじゃないですよ。この間出発しただけの勇者さんが既にLv12という方に私は驚きを禁じえませんが…」(小声
魔法使い「昨日今日仲間にしたばかりの魔法使いに・・・あの受け答えだと、かしこさが足らないんじゃないかしら?(小声」
僧侶「ま、まあ始めたばかりというのもありますし。」(小声

42 :
勇者「(丸聞こえだよ・・・まったくお空さんを馬鹿にするなよなぁ!・・・ひのきの棒で50ダメージ出すんだぞ!!)」
勇者A「おうそうだ、Lv上げといえばよ、このあたり、レアだがメタルスライムが出るぞ。いっちょ狙ってみたらどうだ?」
勇者「あ、うん。出会えたら頑張ってみるよ。(昨日はソレしか狩らなかったけど)」
勇者A「まーあいつはカナリすばしっこいからな。おまけにギラを使ってきたりもする。」
勇者「そ、そうなんだ。(撃たれる前に、撃ってたよね、メラを・・・)」
勇者A「お前の相方が魔法使いっぽいから忠告するが、魔法効かないから注意しろよ?」
勇者「そ・・・そうなんだ。(『普通』そうだよねー)」
勇者A「じゃ、俺らこれから試練の塔に挑むからな、精々頑張ってLv上げしろよ〜!じゃあな!」
戦士B「忠告するとはなんとお優しい」
勇者「(レベル上げかぁ・・・どうするかなぁ)」

43 :
勇者「と、言うわけで」
お空「と、言うわけで」
大烏「カーーーーーー」
勇者「やって参りました。」
お空「何処に?」
勇者「なんと、Lv30台の狩場!」
お空「ほう・・・」
勇者「・・・囲まれてる。もうルーラで帰ろう。」
お空「諦めるんです?」
勇者「いやだってさ!ダメージが通らないんだもん!!」
お空「諦めたらそこで(ry」
勇者「試合なんてしてないよ!」
お空「いや、ここでは・・・命が終了?」
大烏『コントしてる場合か!』

44 :
まぁ規制されたらでいいですよー、見る分にはここでも大丈夫ですし

45 :
〜敵が現れた〜
うごくせきぞうx5
はぐれメタルx1

勇者「死んだな・・・」
お空「強そうだ!」
大烏『さあ、ルーラしようぜ』

46 :
勇者はルーラを唱えた!
しかしここではルーラは使えなかった!
勇者「え?なんで!!」
お空「嘆いてたってしょうが無い!」
大烏『リーダーの無能さ故に死す。辞世の句ができちゃった』
お空の攻撃
 →うごくせきぞうAに50のダメージ!
 なんと、ひのきの棒は折れてしまった!
 
勇者「そりゃな!そりゃな!硬い石に当てたら折れるよな!木だもん!」

47 :
やべぇwwwww

48 :
うごくせきぞうAの攻撃!
 →お空に73のダメージ!
お空「あいた!」
うごくせきぞうBの攻撃!
 →お空に48のダメージ!
お空「痛いってば!」
うごくせきぞうCの攻撃!
 →お空に93のダメージ!
うごくせきぞうDの攻撃!
 →お空に37のダメージ!
うごくせきぞうEの攻撃!
 →お空に104のダメージ!
はぐれメタルの攻撃!
 →お空に23のダメージ!

49 :
勇者「おんやあ?」<物陰に隠れてる
勇者「あれ?お空さんてLv5だよね?・・・なんでHPもつの?ってかHPゲージ1割減ってないんだがドウイウコト?」
お空の攻撃!(素手)
 →うごくせきぞうAに240のダメージ!
 →うごくせきぞうAを倒した!
 
勇者「ちょま!」

50 :
ヒノキの棒<素手

51 :
結局ボコボコになりつつも、HP1割も減らずに敵を殲滅した。
勇者はLvがあがった!x2
大烏はLvがあがった!x8
お空はLvがあがった!
勇者「というか、お空さん、HPいくつあるんです?」
お空「え?えーとね。いーちじゅーうひゃーくせんーん」
勇者「ちょ、1000の位まであるのか!」
お空「んとね、HP26890だって!」
勇者「」

52 :
勇者「おーらい、深呼吸だ。」すーはー。
勇者「(なんだろう。・・・このラスボス臭は・・・)」
お空「どうしたの?」
勇者「世の中の理不尽さについて考えています。」
お空「そっかー。よく分からないけどがんばって!」
お空「それとさっきの敵!おいしかったね!」
勇者「え?」
お空「たぶんメタルだよメタル!」
勇者「えっえ?」
お空「はぐれメタルってのを倒すときっといいんだよ!ってことで、カー!『はぐれめたる索敵お願い』」
大烏『心得た!』
勇者「え、とりあえずさ、このよく分からない遺跡から退散しようよ。ルーラ使える場所まで戻ろう?」
お空「みつけたって!行こう!」
勇者「ま、まってーーーー!」

53 :
勇者「(結局・・・リレミト使わないきゃいけないことに気付いたのが、狩りの終わり頃だった。)」
<<本日の成果>>
勇者Lv12→Lv26
大烏Lv17→Lv50
お空Lv5→L12
----------

54 :
六ボスだもんね、仕方ないね

いやーでもコメ出来るのが私だけ……過疎こわーい

55 :
宿:勇者の部屋
勇者「おかしい・・・、戦った記憶が無いのにLv26まで来た。なんだろうこれ、パワーレベリング?」
勇者「確か旅に出て3日目だよね?コレ」
勇者「どうしてこうなったし・・・」
勇者「もっとヤバイのがコレ!14万G」
勇者「いつの間にこんなに溜まったんだ。」
勇者「あと、ひのきの棒・・・アレはいい目眩ましだったな。ダメージ限界のせいで、50くらいなんだーって思っていたのが・・・ただの蹴りやパンチのほうが限界ないもんだからダメージが出るわ出るわ・・・馬鹿らしい。」
勇者「もっとヤバイのはあれ。HP。しかもLv1つ上がる度に1000単位で上がるとか正気の沙汰じゃない。あいつは確実にラスボス!」
勇者「もう。あいつひとりで良いよなぁ・・・」

※過疎こわーい

56 :
勇者は目を瞑るとお空の笑顔を思い出した。
そしてそれは色々ヘマをやらかしたあとの苦笑いだった。
勇者「駄目だ・・・あいつ・・・馬鹿だから何しでかすかわからない。」

57 :
〜〜宿:お空の部屋
お空「あ、なんか光った。チャットってやつかな?」
>>Satori komeiji いるのかしら?
<<Utsuho Reiuji おまえだれだ
>>Satori komeiji 私よ、古明地さとり。
<<Utsuho Reiuji ふるあきちさとりとかしらないぞ
>>Satori komeiji さとり
<<Utsuho Reiuji あ、なんださとりさまかやっほー!
>>Satori komeiji 単刀直入に聞くけど、今何処にいるのかしら?
<<Utsuho Reiuji おやどだよ!
>>Satori komeiji あ、うん。そうね。どこの宿?
<<Utsuho Reiuji まちのだよ
>>Satori komeiji うん。どこの国の?
<<Utsuho Reiuji どこだろ、ここ。
>>Satori komeiji 分からないの?誰かに聞ける?
<<Utsuho Reiuji ちょっとまってください

58 :
お空は下に降りていく。
お空「ねえねえ!ここどこの国?」
店主「はぁ?あんたふざけていってんのか?」
お空「えーと、町の名前でも良いみたい。」
店主「あー・・・(なんだ、可哀想な娘か、仕方ない)」
店主「ここは南国の遺跡近くの町だ。」
お空「ありがとーー!」
<<Utsuho Reiuji みなみのくにのいせきちかくのまちだって
>>Satori komeiji なるほど、わからない。場所についてはこちらで調べるのであまり動きまわらないでちょうだいね。
<<Utsuho Reiuji わかりました!
※わかってない
>>Satori komeiji とりあえず、あなたが元気でやっているのがわかって安心したわ
>>Satori komeiji じゃあ、明日も忙しくなりそうなので終わるわね。おやすみ
<<Utsuho Reiuji はいげんきですよ。おやすみなさい!

59 :
〜翌日〜
勇者「今日は先日の遺跡でレベリングです。」
お空「うん」
大烏『おう』
勇者「昨日とおんなじように狩りを続けましょう。ついでに遺跡の探索です。」
お空「じゃあ、まずは索敵だね!」
大烏『任せろ!』
勇者「カラスサイズだと、すいすい飛んでいけるんだなぁ」
お空「私もそうしたほうがいい?」
勇者「やめてください」
大烏「カー」
お空「さっそく見つけたみたい」
勇者「よーし、狩るぞ〜!」

60 :
あ、異世界にきちゃったとかじゃなさそうなのね

61 :
〜夕方〜
勇者「まるで戦った記憶が無い」
お空「ギラって、複数攻撃するの楽だよね」
勇者「もうパワーレベリングってレベルじゃない・・・」
お空「目標レベルっていくつだったっけ。」
勇者「40」
お空「今は?」
勇者「52」
お空「よかったじゃない!」
勇者「強くなった実感が無いよ!」
お空「あーそういえば、私も強くなった気がしないかな。」
勇者「お空さんはもとから強いからでしょ!!」
お空「うっ、怒らなくたっていいじゃないか。」
勇者「とにかく!僕一人だけで戦ってみたい!」
お空「じゃあ応援してるね!」
勇者「よろしく!」

62 :
〜魔物が現れた〜
うごくせきぞうが現れた!
お空「がんばれー」
勇者の攻撃!
 →うごくせきぞうに89のダメージ!
 
お空「がんばれー」
うごくせきぞうの攻撃!
 →勇者に15のダメージ!
 
勇者「(なんてこった、結構余裕になってきているぞ!)」
お空「がんばれー」
勇者の攻撃!
勇者はギガデインを唱えた!
 →うごくせきぞうに163のダメージ!
 →うごくせきぞうはたおれた!
 
お空「おお、すごい!雷だ!」
勇者「うん・・・なんか知らないが強くなってた。」
勇者「(そして、応援がひどく鬱陶しかった・・・)」

63 :
勇者「よし、じゃあ帰ろうか。」
お空「そうだね、おなかすいたよー」
魔人「待て!」
勇者「く、魔物!?」
魔人「貴様ら、よくも我が傀儡を壊してくれたな」
勇者「なるほど、つまりうごくせきぞうのことか!お前が作ったんだな!」
魔人「そのとおりだ。どこの誰か知らぬが、覚悟せよ!」
お空「あ、うごくせきぞうがいっぱい出てきた!」
勇者「な、なんて数・・・」

64 :
親玉きたー

65 :
〜魔物が現れた〜
うごくせきぞうがx159体現れた
勇者「現れすぎだろ!」
お空「とはいえ、戦場で戦えるのは、5x3マスの15体づつだよ!」
勇者「メタいこというな!」

66 :
お空の攻撃!
 →ギラを唱えた!
 うごくせきぞう1〜15にそれぞれ520〜630のダメージ!
 うごくせきぞう1〜15はたおれた。
 
勇者「」
魔人「」

67 :
勇者のMPさえ切れずにHP回復できりゃなんとかなりそう

68 :
勇者「おかしい」
勇者「ダメージの桁がおかしい!」
魔人「え、なにマジコレ。シャレにならんでしょ。」
勇者はギガデインを唱えた!
魔人に170のダメージ!
魔人「ぐおお!」
勇者「お前の相手は僕だ!」
魔人「小癪な!」
お空「ギラ!ギラ!ギラ!」

69 :
せきぞうカワイソスwwwww
まぁ52もレベルありゃ勇者もいけるだろ

70 :
魔人の攻撃!
勇者に104のダメージ
大烏の攻撃!
 魔人に120のダメージ
 
魔人「こいつ、カラスのくせに強い!」
勇者「ずっと戦ってきた仲間だからな!」(回りこむだけの簡単なお仕事だが)
勇者の攻撃!魔人に173のダメージ!
魔人「くっ、こうなれば真の姿を現すしか無いか・・・さあ見て絶望するがいい!」
魔人は変形を始めた。
→魔人の攻撃力が4倍になった!

71 :
勇者「よ、四倍だと!」
お空「あ、あぶなさそう?スカラ!」
勇者の防御力があがった!
魔人「スカラ程度ではどうにもならぬ!くらえ!」
魔人の攻撃
→勇者に240のダメージ
勇者「くぅ〜だ、だけど耐えたぞ。」
勇者HP 29/543

72 :
お空「こっち終わったよー」
魔人「え?」
勇者「え?」
うごくせきぞうは全滅している。
お空「じゃあいくねー」
魔人「ま、待て!」
お空「メラ!」
お空の攻撃。
 →魔人に893のダメージ

73 :
メラゾーマってレベルですらねぇwwwww

74 :
魔人「な、なんという火力。メラゾーマでこんなダメージを出す奴など見たこと無いぞ・・・」
魔人(撤退すべきか・・・)
お空「今のはメラゾーマじゃないよーメラだよー」
魔人「」
魔人「や、やばい。私の命がストレスでマッハだ!」
魔人は逃げ出した!
大烏が回り込んだ。魔人は逃げられなかった。
魔人「ま、待て・・・話せば分かる!」
お空「ニコっ・・・メラミ!」
魔人「ぎゃーーーー!」

75 :
流石にそっちも覚えてたのね

76 :
勇者「ダメージが4桁になるの、初めて見た。」
お空「そうなんだ。」
大烏『所で、クラスチェンジ可能になったみたいだ』
勇者「え、なにそれ」
大烏『化けガラスというものにチェンジできる模様』
勇者「あーうん。良いんじゃないかな。」
大烏『適当だな。だが良し。』
大烏はクラスチェンジした。
大烏は化けカラスになった。
勇者は鼻血を吹いて倒れた。

<<本日の成果>>
勇者Lv26→Lv53
大烏Lv50→Lv99→化烏Lv1
お空Lv12→Lv31

77 :
見てるぞ

78 :
〜翌日〜
勇者「う・・・ん。ここはどこだ?」
何かよくわからない石造りの部屋だ。
勇者「ど、どこだ・・・?」
勇者「現在地は・・・」
メニューを選択して現在地を確認する。
勇者「南の国の遺跡か」
勇者「なんでそんなところで・・・あ、(////)」
勇者「大烏が化烏になったら、人の姿になって・・・ハダカだったので・・・あ、鼻血が出てきた。」
勇者「・・・あ〜。なんかお空さんのほうが大きかったな。」
勇者「・・・誰もいない・・・よし。」ごそごそ

79 :
私以外にも人がいたとは
化け烏のフォルムが気になるところ(ハァハァ

80 :
勇者「(あ、あぶない!、ズボン脱ぐ前でよかった!)」
化烏「どうかされましたか?」
勇者「いや、どうもしないよ・・・えーと、大烏・・・さん?」
化烏「如何にも。クラスチェンジしたので、これからは化烏とでも。」
勇者「ああ、うん。宜しく。」
勇者「(お空さんと同じく、翼の出し入れができるみたいで、今は無いな。)」
勇者「(服もなんかボロだけど着ているし、大丈夫かな。)」

81 :
ごめん80の前に↓が入ります。
ガチャ
化烏「入ります」
勇者「うわあ!」

82 :
お空とは違って利発そうな予感

83 :
勇者「あ、そうだ、お空さんは?」
化烏「朝食を用意している。」
勇者「そうなんだ。よし、起きよう。」
化烏「勇者殿、先日は昨日の戦いの傷からか倒れられてしまったが、今は変わりないか?」
勇者「あ、うん。だ、大丈夫。さ、さあご飯に行こう」
化烏「左様か。」
お空「あ、おはよー」

84 :
〜朝ごはん後〜
勇者「さて、今日は町に帰ってから試練の塔に行こうと思う。」
お空「うん。」
勇者「この遺跡も調べ尽くしたからね。ということで早速、ルーラ!」
勇者は天井に頭をぶつけた。
お空「びっくりした!」
お空と化烏は天井に足をついて回避していた。
カラス達は翼を使っておりた。
勇者「る、ルーラが使えないのはこういうことだったのか。」
お空「じゃあ、歩いて外まで出ましょう。」
勇者「あ、お空さん。リレミトお願いしていいですか?」
お空「リレミト?」
勇者達は遺跡の外に出た。

85 :
勇者「なんで疑問形で発動できるのさ。」
お空「おお!一瞬で外に出た!」
化烏「流石でございます。」
勇者「まあいいや、ルーラ!」
勇者達は、試練の町に到着した。

86 :
勇者「ここが試練の塔か。」
お空「ここが試練の塔か。」
化烏「ここが試練の塔か。」

勇者「(なんで、僕のセリフ事繰り返すんだろう。)」
勇者「試練を受けるパーティー毎に試練が与えられるから、試練中は別のパーティーが同じフロアに進むことはない。」
お空「ほうほう」
勇者「でもソロで挑むわけじゃないから(僕は)大丈夫!」
お空「よーし、頑張るぞー」
勇者「(お空さんが頑張ったら、試練にならないんじゃないだろうか。)」
勇者「いざ!ゆかん!」

87 :
扉を開けるとシステム音が鳴る。
『ようこそ試練の塔−盾−へ。パーティー勇者を確認しました。』
『1階の試練は扉の試練です。』
勇者「・・・パズル?」
勇者「いきなり力技じゃない試練が来ましたか・・・」
勇者「あれを、こうして・・・こうやって・・・」
お空「何をすればいいの?」
化烏「私は何をしましょうか。」
勇者「あ、すいません。なんかパズルなので・・・頭をつかう試練みたいです。ちょっと待っててください。」
お空「ふーん・・・」

88 :
〜15分後〜
勇者「ぬぐぐぐぐぐ」
〜15分後〜
勇者「そ、そうだ、発想を変えよう。」
〜15分後〜
勇者「賢さが足らないのだろうか」
〜15分後〜
勇者「わからん・・・」
化烏「まだだろうか?」※じっと後ろで待ってた
勇者「ご、ごめんなさい。」
勇者「なんか、僕の賢さというかソレでは解けないみたいだ。ドウシヨウ・・・(ここだけは僕の活躍の場だと思ったのに。)」orz

89 :
ゴゴゴゴ…重い扉が開く。
勇者「え?なんで?・・・パズル解けなかったのに。」
お空「あー内側からなら空けれたみたい。」
勇者「どういうこと?」
お空「暇だったからあっちの方で壁を掘ってたら通れた。」
勇者「そんな馬鹿な。」
お空「きっと常識に囚われた無い方がいいんだよ。」
勇者「そうですね。では次の階に行きましょう。」

90 :
化烏さんなら、化烏さんならやってくれるはず

お空?焼き尽くして終わりじゃね?

91 :
まさかの穴掘りとは常識にとらわれなさすぎワロン

92 :
無性に挿絵が欲しい

93 :
〜2階休憩エリア〜
勇者「試練はリタイアは最初からやりなおし。途中抜けは許されない。でも休憩したい人のためのエリアがここだよ。」
勇者「一階層ごとに休憩を入れることも可能なんだ。」
お空「休憩する?」
勇者「何もしてないし、行こう!」

94 :
2階層ボス「土の精霊である私を倒していくがいい!」
お空「メラ!」
2階層ボス「ギャーーー−ー!」
勇者「瞬殺とか・・・」
3階層ボス「水の精霊であるギャーーーーー!」
勇者「最後まで聞かないとか・・・」

4階層ボス「風のギャーーー−ー!」
勇者「名乗らせもしないとか。」

95 :
まさに外道

96 :
〜5階層休憩エリア〜
勇者「なんだろう、試練の気がしない。」
お空「簡単だねぇ」
勇者「お空さんがチートだからだよ。」
そのよう話していると、5階層休憩エリアに入ると、先客が居た。
勇者A「おいおい、ひよっこがなんでここまで上がってこれたんだ?」
勇者「(みんなボロボロだな。2日ほどで5階層。そしてこのボロボロ感。これが実際の試練なんだろうなぁ。)」
勇者「いや、なんというか・・・ハハハ」
魔法使い「ちょっと、この階層に来たのに、ほぼ無傷とかどうなってるのかしら」(小声
僧侶「どういうことなんでしょうか。まさかズルでもしたのでは。」(小声
勇者「(ハイ、すいません。ズルしてます。チートキャラのお空さん使ってます。ハイ。)」
戦士A「おいおい、ひよっこだったんじゃねえのか?ここまで来るとはたいした奴と思わざるを得ないが・・・」

97 :
盗賊「ちょ・・・」
勇者A「どうした?」
盗賊「Lv52とか、こないだ12だったはずだぞ、どういうことだ・・・」
勇者A「え、マジ・・・かよ・・・どういうことだ」
勇者A「一体どうやったらこんな急速に成長できるんだ!」
勇者「えーと・・・」
お空「あーあれだよ。メタル!メタルをいっぱい狩ったら、いっぱい成長できたんですよ。」
勇者A「なん・・・だと・・・。まさかあの時言ったことを忠実に守って、狩りをしたというのか。(半ば嫌がらせ的に言ってたのに)」
勇者「ああ、うんまあ。ハハハ」

98 :
>>92
同じく、絵心欲しいなぁ

99 :
魔法使い「その割に、そっちの子が31なのね。どういう事かしら」
勇者「(こっちが知りたい)」
勇者「ま、まあ・・・そういう事で、ちょっと行ってきます。」
勇者A「あ・・・ああ。」
お空「ばいばーい」
化烏「(ペコリ)」<なおLv5
僧侶「なんでLv5の子が・・・」

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