前スレ：連続ドラマ小説「ニホンちゃん」51クール目
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/korea/1363520896/
<丶｀∀´>このスレのまとめページニダ
目次+ログ 現在紛失中。
1～1095話 http://web.archive.org/web/20080604192332/http://funshei.at.infoseek.co.jp/index.html
1072話～ http://nihonchan.himegimi.jp/index.html
<丶｀∀´>このスレの起源は速報板ニダ「韓国逆切れ、日本に制裁措置発動！」
http://nihonchanshuppan.web.fc2.com/tanjou.html#R339
http://nihonchan.jp/legacy/994649225.html
<丶｀∀´>イラスト倉庫ニダ
http://page.freett.com/nihon_chan/
<丶｀∀´>お絵描き掲示板ニダ
http://w3.oekakies.com/p/nihon2/p.cgi
<丶｀∀´>PIXIVのイラストニダ
http://www.pixiv.net/tags.php?tag=%E3%83%8B%E3%83%9B%E3%83%B3%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93
本スレに掲載するのが微妙な作品や、長文感想や火病は総督府のスレを活用するといいかもしれません。
連続ドラマ小説「二ホンちゃん」補完・議論用スレ８
http://www.soutokufu.com/cgi-bin/hogehoge/test/read.cgi/hangul/1328276891/l50
二ホンちゃん‥‥‥‥本編の主人公。可憐で弱気な美少女。
カンコ君‥‥‥‥‥‥二ホンちゃんになにかとちょっかいを出すが自滅する事多し。強きに従い弱きをいたぶる。
アメリー君‥‥‥‥‥クラスの番長。一番大好きの陽気な暴れん坊。
エリザベスちゃん‥‥権謀術数に長けたお嬢様。ちょっと嗜虐的なところがある。
ゲルマッハ君‥‥‥‥金髪碧眼の知性派。マイスター並みの器用な手をもつ。
アーリアちゃん‥‥‥ゲルマッハ君の双子の妹。暗殺者として養成された暗い過去を持つ。二ホンちゃんが大好き。
フランソワーズちゃん‥ワガママいっぱいのクラスの女王様。エリザベスちゃんとの仲は宿敵と書いて友と読む。
マカロニーノ君‥‥‥美女と美食をこよなく愛するプレイボーイ。
ロシアノビッチ君‥‥良家の御曹司のはずが、家が破産して今は貧乏暮らし。小学生なのに呑んだくれる日々。
チューゴ君‥‥‥‥‥クールで不気味な策士。クラスの不良的存在。
タイワンちゃん‥‥‥二ホンちゃんの親友。元気印の拳法娘。チューゴ君に絡まれて困っている。
アサヒちゃん‥‥‥‥二ホンちゃんを困らせることが好きな捏造娘。チューゴ君が好き。
ベトナちゃん‥‥‥‥昔アメリー君とけんかしたときの後遺症なのかどこか影のある少女。
トル子ちゃん‥‥‥‥菓子処『おすまん堂』の看板娘。二ホンちゃんの親友だけど時々・・・・。
フラメンコ先生‥‥‥五年地球組の担任。情熱的指導で子供たちを導く。
ウヨ君‥‥‥‥‥‥‥二ホンちゃんの弟。姉を心配しつつ見守っている。三年地球組。
ラスカちゃん‥‥‥‥アメリー君の義理の妹。幼さを色濃く残す無垢な少女。三年地球組。
ハプスブルク先生……三年地球組の担任。没落した旧家のお嬢様で、保母さんタイプ。
こちらに詳しい人物紹介等があるニダ。
http://members.at.infoseek.co.jp/nihonchanjiten/jinbutsu.html
二ホンちゃんwiki（人物編）
http://nihonchan.jp/cgi-bin/pyukiwiki/index.cgi?%bf%cd%ca%aa%be%d2%b2%f0
●スレの進行はsage進行でよろしくお願いします。ただし下がりすぎはageもよし。
●連投は控えましょう。即席小説では読者も面白くありません。
●雑談もOK。でもほどほどにね。
●面白かったら感想をつけてあげると、作者達が泣いて喜びます。
●作者個人への批評はやめましょう。人格攻撃とみなされる書き込みも慎みましょう。
●根拠のない認定や罵倒は荒らし行為だと認識しましょう。
●新人や古参というのはありません。皆同じ住人です。
●作者は作品を離れれば同じ住人です。読者にもなります。どちらが偉いというのもありません。
●新参叩きや批評と称して、他の住人を排除しない。
●二ホンちゃんは皆のものです。誰がえらい、というのはありません。
●議論の結論は時間をおきましょう。いきなり、では納得しない人もいます。議論を経ていない、または迅速なスレ立ては認められない場合もあります。
●今あるサイトのリンクの拒否や新規リンクの申請、作品ナンバリング辞退は自己申告です。
●自分の気に入らない書き込みを無闇に認定する事は止めましょう。論理的かつ理性的な反論を。
★荒し、粘着、気に入らない書き込みや作品、特定個人に対して。
専用ブラウザの使用をお勧めします。ギコナビ、ホットゾヌ等お好きな物をお使い下さい。それで
見えなくなります。自分が気に入らない書き込みが他人もそうだとは決して思わない事です。人と
あなたは違う人格だと認めるのも大人です。スレはあなただけのものではありません。
・ニホンちゃんの著作権は全て２ちゃんねると掲示板運営者に帰属します。
・ニホンちゃんのキャラクター・世界観・及び作品を利用した２次的創作活動は原則自由です。
ただし、スレ内での告知・宣伝活動は一切禁止とします。
・投稿されたSS作品などの商業利用は、２ちゃんねると掲示板運営者の了承を得てください。
尚、著作者への無断使用は厳禁とし、議論スレへ御一報の上、著作者の意向に従って下さい。
・本スレはあらゆる関連書籍・他板のニホンちゃん・同人誌・ファンサイトは一切関知せず、その行動により生じたいかなる責任も負わない物とします。
・出版問題の資料サイトです。参考にどうぞ。
ニホンちゃん出版問題過去ログ集
貼れないので後日。
★重複スレが立った場合の作品の処置
投稿確認
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28条に規定される権利も含む）その他の権利につき（第三者に対して再許諾する権利を
含みます。）、掲示板運営者に対し、無償で譲渡することを承諾します。ただし、投稿
が別に定める削除ガイドラインに該当する場合、投稿に関する知的財産権その他の権利、
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頒布及び翻訳する権利を投稿者に許諾します。また、投稿者は掲示板運営者が指定する
第三者に対して、一切の権利（第三者に対して再許諾する権利を含みます）を許諾しな
いことを承諾します。
２ちゃんねるのこのルールに従い、本スレに移管される事となります。重複スレの確認は、
そのテンプレ等が２ちゃんや日本国の法律に準拠しているか否かを基準とします。そうで
ないスレの作品は、本スレに移管される事になります。
Ｑ．ニホンちゃんは何を取り扱っていますか？
Ａ．日韓関係及びその他の様々な時事や文化、風物、習慣、出来事等様々のものを取り扱っています。
Ｑ．作品を書いてみたいですがいいですか？
Ａ．誰でも構いません。是非書いて下さい。
Ｑ．スレにいて具体的に慎むべき事は？
Ａ．一般人に相応しいマナーを守る事です。罵倒や新人いびり、誹謗中傷、そういった行いはやめましょう。
Ｑ．ニホンちゃんの事を詳しくないけれど作品やイラストを書いてもいいでしょうか。
Ａ．初心者大歓迎です。
Ｑ．ニホンちゃんは誰の物ですか？
Ａ．２ちゃんねるハングル板を利用している皆の物です。
Ｑ．ニホンちゃんはハングル板にあるべきスレですか？
Ａ．日韓関係を主に扱っています。ですからいいのです。
Ｑ．重複スレが立ちました。どうしましょう。
Ａ．そのスレが２ちゃんねる、日本国のルールや法律に違反している場合はすぐに正規スレを立て
ます。作品はその正規スレに移動となります。ルール違反のスレは論外です。
Ｑ．正規スレの定義は？
Ａ．テンプレが２ちゃんねるのルールに即しているかどうかが重要です。
Ｑ．ハングル板なのに色々な国を擬人化キャラが出ているけれど？
Ａ．そうしたキャラクターが出る作品においてはできればニホンちゃんのお家の人かカンコ君の
お家の人が絡む様な作品を御願いします。これは作者の方の書き方にお任せします。
Ｑ．何か気に食わない人がスレにいてストレスが溜まります。
Ａ．ここは個人のストレスを発散させる場所ではありません。最悪板で好きなだけ吼えて下さい。
Ｑ．お話のソースとかは？
Ａ．できるだけ付けて下さい。ソースがほしいと言われても貼らないというのは読者の方にも不親切です。
Ｑ．住人とはどういう人ですか？
Ａ．２ちゃんねるのルールに従って利用する人です。マナーも守って下さい。
連続ドラマ小説「ニホンちゃん」
http://nihonchan.jp/legacy/2ch/994719628.html
連続ドラマ小説「ニホンちゃん」その２
http://nihonchan.jp/legacy/995270236.html
大河ドラマ「ニホンちゃん」
http://nihonchan.jp/legacy/2ch/995270347.html
連続ドラマ小説「ニホンちゃん」 3クール目
http://nihonchan.jp/legacy/2ch/995710507.html
連続ドラマ小説「ニホンちゃん」 4クール目
http://nihonchan.jp/legacy/2ch/996515142.html
連続ドラマ小説「ニホンちゃん」 5クール目
http://nihonchan.jp/legacy/2ch/997449486.html
連続ドラマ小説「ニホンちゃん」 5クール目
http://nihonchan.jp/legacy/29ch/997449486.html
愛と憎しみのドラマ小説“ニホンちゃん“６クール
http://nihonchan.jp/legacy/29ch/998497708.html
連続ドラマ小説「ニホンちゃん」避難所版 ７クール目
http://nihonchan.jp/legacy/1003202607.html
連続ドラマ小説「ニホンちゃん」総督府編 ８クール目
http://nihonchan.jp/legacy/1006483116.html
連続ドラマ小説「ニホンちゃん」 9クール目
http://rkrc5w2q.dyndns.org/cache/korea/kaba.2ch.net/korea/kako/1010/10103/1010376182.html
連続ドラマ小説「ニホンちゃん」 10クール目
http://rkrc5w2q.dyndns.org/cache/korea/kaba.2ch.net/korea/kako/1014/10143/1014327874.html
http://rkrc5w2q.dyndns.org/cache/korea/academy.2ch.net/korea/kako/1018/10185/1018599620.html
連続ドラマ小説「ニホンちゃん」 12クール目
http://rkrc5w2q.dyndns.org/cache/korea/academy.2ch.net/korea/kako/1021/10216/1021604702.html
連続ドラマ小説「ニホンちゃん」 13クール目
http://rkrc5w2q.dyndns.org/cache/korea/academy.2ch.net/korea/kako/1024/10248/1024846941.html
連続ドラマ小説「ニホンちゃん」 14クール目
http://nihonchan.jp/legacy/nihonchanjiten/1028225672.html
連続ドラマ小説「ニホンちゃん」 15クール目
http://nihonchan.jp/legacy/nihonchanjiten/1032396328.html
連続ドラマ小説「ニホンちゃん」避難所版 15クール目
http://nihonchan.jp/legacy/1032543676.html
連続ドラマ小説「ニホンちゃん」 16クール目
http://nihonchan.jp/legacy/1039534514.html
連続ドラマ小説「ニホンちゃん」 17クール目
http://nihonchan.jp/legacy/nihonchanjiten/1046677620.html
連続ドラマ小説「ニホンちゃん」 18クール目
http://nihonchan.jp/legacy/1053855838.html
連続ドラマ小説「ニホンちゃん」 19クール目
http://nihonchan.jp/legacy/1061554997.html
連続ドラマ小説「ニホンちゃん」 20クール目
http://nihonchan.jp/legacy/nihonchanjiten/1069476618.html
http://nihonchan.jp/legacy/1080127286.html
連続ドラマ小説「ニホンちゃん」 22クール目
http://nihonchan.jp/legacy/1087220403.html
連続ドラマ小説｢ニホンちゃん」２３クール目
http://nihonchan.jp/legacy/1093894546.html
連続ドラマ小説｢ニホンちゃん」２４クール目(特定勢力の荒らし行為酷し)
http://nihonchan.jp/legacy/1101820543.html
連続ドラマ小説｢ニホンちゃん」25クール目(特定勢力占拠期)
http://nihonchan.jp/legacy/nihonchanjiten/1106928971.html
連続ドラマ小説｢ニホンちゃん」26クール目(特定勢力占領期、新人いびりあり)
http://nihonchan.jp/legacy/1112658057.html
連続ドラマ小説｢ニホンちゃん」27クール目(特定勢力占領期)
http://nihonchan.jp/legacy/nihonchanjiten/1118843682.html
連続ドラマ小説｢ニホンちゃん」28クール目(騒動勃発)
http://nihonchan.jp/legacy/nihonchanjiten/1128503619.html
連続ドラマ小説｢ニホンちゃん」29クール目
http://nihonchan.jp/legacy/nihonchanjiten/1134802288.html
連続ドラマ小説｢ニホンちゃん」30クール目(特定勢力極東板へ逃走後)
http://nihonchan.jp/legacy/nihonchanjiten/1138623432.html
http://nihonchan.jp/legacy/1147078829.html
連続ドラマ小説｢ニホンちゃん」32クール目
http://nihonchan.jp/legacy/1156601517.html
連続ドラマ小説｢ニホンちゃん」33クール目
http://unkar.org/r/korea/1175110726
連続ドラマ小説｢ニホンちゃん」34クール目(正規スレ)
http://logsoku.com/thread/society6.2ch.net/korea/1195618710/
連続ドラマ小説｢ニホンちゃん」35クール目
http://logsoku.com/thread/tsushima.2ch.net/korea/1241278529/
連続ドラマ小説｢ニホンちゃん」36クール目
http://logsoku.com/thread/tsushima.2ch.net/korea/1260593353/
連続ドラマ小説｢ニホンちゃん」36クール目(再統一により37クールに)
http://read2ch.com/r/korea/1259836537/
連続ドラマ小説｢ニホンちゃん」38クール目
http://logsoku.com/thread/kamome.2ch.net/korea/1273410832/
連続ドラマ小説｢ニホンちゃん」39クール目
http://logsoku.com/thread/kamome.2ch.net/korea/1281794884/
連続ドラマ小説｢ニホンちゃん」39クール目復活版。
http://unkar.org/r/korea/1284042709
連続ドラマ小説｢ニホンちゃん」40クール目
http://mimizun.com/log/2ch/korea/1293537832/
http://logsoku.com/thread/kamome.2ch.net/korea/1301928439/
連続ドラマ小説｢二ホンちゃん」42クール目
http://logsoku.com/thread/kamome.2ch.net/korea/1309349777/
連続ドラマ小説｢二ホンちゃん」43クール目
http://unkar.org/r/korea/1315975979
連続ドラマ小説｢二ホンちゃん」44クール目
http://logsoku.com/thread/awabi.2ch.net/korea/1322011671/
連続ドラマ小説｢二ホンちゃん」45クール目
http://logsoku.com/thread/awabi.2ch.net/korea/1327760654/
連続ドラマ小説｢二ホンちゃん」46クール目
http://logsoku.com/thread/awabi.2ch.net/korea/1332939939/
連続ドラマ小説｢二ホンちゃん」47クール目
http://logsoku.com/thread/awabi.2ch.net/korea/1337801800/
連続ドラマ小説｢二ホンちゃん」48クール目
http://logsoku.com/thread/awabi.2ch.net/korea/1343211222/
連続ドラマ小説｢二ホンちゃん」49クール目
http://www.logsoku.com/r/korea/1348495702/
連続ドラマ小説｢二ホンちゃん」50クール目
http://desktop2ch.tv/korea/1354096795/
カンコ君が起こっています、そのうえでチョゴリちゃんに言うこととは。
「ええい、最近ウリの出番が少ないニダ！」
「そうニダか？」
「そうニダ、だからこうして地鎮祭に出たニダ」
「つまり今クール下手したら地鎮祭だけが出番ニダな」
「いや、流石にそれはないと思うニダ」
とはいってもいささか自信がない感じのカンコ君です。
「ウリは主役の一人ニダ、そのウリが地鎮祭だけということはないニダ」
「だといいニダが」
「とにかく５２クールとなったニダ、それこそ２クールだの４クールだのいうレベルではないニダ」
「そうニダな、よく続いているニダ」
「目指せ１００クール、そしてその第一歩としてニダ」
「今クールも皆で頑張るニダ」
兄妹で言う二人でした、ニホンちゃん５２クール開始です。
チョゴリちゃんは最近ニホンちゃんやウヨ君が書いた
小説も読んでいます、カンコ君もアニメ化したそうし
た作品についてはよく知っています。
「そうニダな、はたら○魔王○もよかったし俺の青春
ラブ○○は主人公の行動に痛々しささえ感じたニダ」
「兄さん詳しいニダな」
チョゴリちゃんはお兄さんの言葉に突っ込みを入れま
した。
「兄さんも読んでいるニダな」
「ウリも面白いものは読むニダ、少なくとも特撮県の
響鬼前期信者みたいなことはしないニダ」
カンコ君はこのことに関しては完全にウヨ君の方に立
っています、つまりそうした信者さんはカンコ君です
ら辟易する程なのです。
「ウヨはあの時叩かれることを承知で快諾したニダ、
それでライダーシリーズが救われたニダ」
「だからニダな」
「ウリはああした連中にはなりたくないニダ」
そうした信者の人みたいには、というのです。それに
です。
「アニメ化した作品からは声優さんも楽しめるニダ、
なじぇそれが悪いニダか」
「ならウリ達も書いてみるニダ」
カンコ君もここでこう言うのでした。
「そうするニダ」
「兄さんもニダか」
「そうニダ、言うよりもニダ」
まずは、というのです。
「何か兄さんも変わったニダな」
チョゴリちゃんは早速パソコンのワードで書きだし
たカンコ君を見て言いました。
「自分で書くニダか」
「自分でもニダ、読むだけでは飽き足らないニダ」
「本当に変わったニダな」
「だからウリは痛い信者にはなりたくないニダ」
ウヨ君を滅茶苦茶に叩いて前期がよかったばかり言
う様な人達にはなりたくないというのです。
「ましてあの時のウヨのこともわかっているつもり
ニダ」
とにかく前期信者の人達は酷過ぎるというのです、
カンコ君から見ても。
それで、です。カンコ君はあれこれ言うよりもまず
自分で書くことを選んだのです。
それで、です。自分でも書いていくのでした。
そしてその書いたものをとある小説サイトに投稿して
クラスで皆に見てもらいました、勿論チョゴリちゃん
もそうしています。そのうえでその皆から感想を貰う
のでした。
その感想はといいますと。まずはタイワンちゃんがこ
う言うのでした。
「いいんじゃないの？」
「出来がいいニダな」
「ええ、辛口で言ってもね」
あえてこう前置きをしてから自分の携帯に出ているカ
ンコ君の小説を読んで言うのです。
モ小説よりはずっといいわよ」
「そこでそう言うニダか」
「だってね、どっちも強烈だったから」
その設定がだというのです。
「もう忘れられないわよ」
「そうニダか」
「けれどこの作品はいいわよ」
辛口の評価でもそうだというのです。
「何処かの夫妻のガン○ムよりもね」
「いや、その例えは何ニダ」
「遥かにいいから」
少し位は、どころではなくというのです。
「というか読めるからね、文章も構成もね」
「ならいいニダが」
「ふうん、チョゴリちゃんも書いてるのね」
見れば同じサイトにチョゴリちゃんの作品もあります、
それも読んでみますと。
「あの娘のも中々じゃない」
「そうね、カンコ君のも面白いけれど」
勿論ニホンちゃんも読んでいます、そのうえで言うの
です。
「チョゴリちゃんのも面白いわ」
「女の子が書いてるからあたし達にはこっちの方が合
うかもね」
タイワンちゃんも読みながらコメントします。
「そうよね、面白いわよね」
「チョゴリちゃんは女の子向けでね」
「それぞれの面白さがあるわよね」
「では、ニダ」
ここでカンコ君の野心が燃え上がりました、そのうえ
で言うことはといいますと。
「アニメ化、そしてキャラクターはねんどろいどにな
るニダな。アニメも第二期、第三期となっていってウ
リは中の人達と仲良しにもなれるニダ。勿論ＯＰとＥ
Ｄはメインキャラの中の人達が歌ってくれてキャラソ
ンも流れるニダ」
「ってあんたそこにいくのね」
タイワンちゃんは野心を見せるカンコ君にやれやれと
いった顔で突っ込みを入れます。
「全く。それはちょっと夢見すぎでしょ」
「むっ、そうニダか？」
「そうよ、というか中の人達に会いたくて書いてる訳
じゃないでしょう」
「勿論楽しいからニダ。チョゴリもニダ」
「だったらそれに専念しなさい、さもないと本当にど
っかの夫妻みたいになるわよ」
「あの二人と前期信者は反面教師にするニダ」
「面白いから最後まで書いてくれたらいいけれどね」
ニホンちゃんはこのことも気になりました。
「途中で書かなくなる人も多いから」
「そこは頑張るニダ」
書いたらまずは完結させることです、このことも確認
されたのでした。
知られざる「Ｋ文学」の魅力を日本の読者に伝える試みが始まっている。（海老沢類）
◆相互に刺激与え
「日本社会は個を追求するあまり、人間の『情』を切り捨ててきた部分がある。韓国文学にある人間の
縁（えにし）の描き方を学びたい」。韓国をテーマ国にして今月開かれた東京国際ブックフェア。父との
相克といった普遍的な主題を静謐（せいひつ）な声で紡ぐ韓国人作家の李承雨（イ・スンウ）さん（５２）
との公開対談で、作家の中沢けいさん（５３）は、そんなあこがれにも似た思いを語った。
中沢さんは今年本格始動したボランティア団体「Ｋ－文学振興委員会」の委員長。委員会は韓国
書籍の情報を発信し、出版に向けた仲介役も担う。５月には、韓国語で書かれた５０冊を選び、
あらすじや著者の経歴、日本でのアピールポイントをまとめた冊子「日本語で読みたい韓国の本」も作成した。
委員会設立の背景には「日本の輸出超過」ともいえる文芸書の出版状況がある。大韓出版文化協会
の統計によると、昨年１年間に韓国で翻訳出版された日本の文学書は計７８１点。韓国の書店には、
村上春樹、東野圭吾といった人気作家の翻訳が数多く並ぶ。一方で、日本で翻訳出版される韓国の
文学書は年間３０点に届かないとされる。
中沢さんは「隣国同士で同じ感情表現をいくつも共有する、良き競争相手。互いの作品を読んで刺激
し合えば、豊かな創造につながる」と話す。
日本の読者を開拓するため出版社も工夫をこらす。
韓国関連コンテンツ専門出版社「クオン」（東京・月島）は２年前から、主に２０００年以降に発表された
作品を紹介する「新しい韓国の文学」シリーズを刊行している。全２４巻の予定で、今月に第７巻が出た。
純文学から詩、エンターテインメントまで、内容は多岐にわたる。
「散発的に出すのでは読者の目に触れにくい。韓国文学をおしゃれなイメージでシリーズ化したかった」。
社長の金承福（キム・スンボ）さん（４４）がこだわった白を基調にした清潔感のある装丁も奏功し、３刷に
達した韓江（ハンガン）著『菜食主義者』のような話題作も生まれた。
金さんはソウル芸術大を卒業後、日本に留学。広告代理店勤務を経て平成１９年にクオンを設立した。
「関心が薄いのは情報が不足しているから。韓国文学のアンテナショップとして、ヨン様（俳優、ペ・ヨンジュン）
のようなスターが出る環境を作りたい」という。
◆豊かな感性紡ぐ
韓国文学の潮流の変化も翻訳出版の機運を高める。
「直接的な表現を使ったR調の小説が多かったが、最近は個人の深い心の動きを自由に描く作品が
目立つ」と話すのは、新潟県立大学教授（朝鮮近代文学）の波田野節子さん（６３）だ。軍人出身者の
政権が終わり、１９９０年代以降、経済発展と海外文化の流入が加速すると、個人の内面を豊かな感性
で紡いだ小説が増えたという。１８０万部のベストセラー『母をお願い』の申京淑（シン・ギョンスク）さん（５０）
や、韓国最高峰とされる李箱（イサン）文学賞を最年少受賞した金愛爛（キム・エラン）さん（３３）ら女性
作家の台頭はそんな流れを象徴している。
波田野さんは「日本漫画の影響を受ける形で韓国漫画の質はぐっと上がった。小説でも同じことが起き
る可能性はある。文化の障壁を感じさせない優れた作品が出てきていますから」と期待を寄せる。
ttp://sankei.jp.msn.com/life/news/130724/bks13072408360001-n1.htm
チョゴリちゃんも漫画を描いています、そちらもしっか
りとニホンちゃんの影響を受けていますがチョゴリちゃ
んはこのことを否定しません。
「嘘を言ってはいけないニダ」
「ううむ、チョゴリがそう言うならいいニダ」
妹さんには優しいカンコ君もチョゴリちゃんには強く言
えません、それでチョゴリちゃんがこうしたことを言っ
ても怒らないのです。
ですがチョゴリちゃんが今描いている漫画を見てです、
流石にむっとした顔で言うのでした。
「・・・・・・その漫画は何ニダか」
「恋愛漫画ニダよ」
チョゴリちゃんはそのカンコ君に何でもないといった顔
で返します。
「純愛漫画ニダ」
「男同士が純愛ニダか」
見ればその漫画は男の子と男の子の清らかな恋愛を描い
た漫画です、確かに純愛ですが。
しかし男同士です、それでカンコ君は言うのです。
「それは止めろニダ」
「どうしてニダか？」
「男同士なぞ駄目に決まっているニダ」
カンコ君の言い分はこうでした。男同士なぞ健全ではな
いというのです。
「すぐに止めろニダ」
「どうしてニダか、ニホンさんの同人誌ではごく普通の
ことニダよ」
こちらは男同士どころか女同士も普通です。
「逆に何処がまともニダか」
カンコ君はまた言い返しました。
「とにかくそのジャンルだけは駄目ニダ、すぐに他のも
のを描くニダ」
「では何を書けばいいニダか」
「男同士以外ニダ」
カンコ君はとにかく男同士は描くなというおです。
「わかったニダな」
「わからないニダ」
「・・・・・・じゃあその作品の執筆を中断してさっさ
と他の漫画を描くニダ」
カンコ君にとっては最大限の譲歩です。こうした譲歩を
経てです。
何とかチョゴリちゃんにその場はそうした漫画の執筆を
止めさせました、ですが次の日。
カンコ君はクラスで朝から言いまくるのでした。
「ええい、ニホンのせいニダ！ニホンがチョゴリに男同
士なぞという不健全極まるものを教えたニダ！」
「えっ、チョゴリちゃんもそういうの描いてるの？」
「そうニダ、全部ニホンのせいニダ！」
「わたしそういう漫画は描いてないけれど」
ニホンちゃんは戸惑いながらカンコ君に答えました。
「それを匂いわせる表現は嫌いじゃないけれど露骨なの
は」
「じゃあ誰が描いているニダか
「あっ、それあたしよ」
ここで出て来たのはドキュソちゃんです、ニホンちゃん
の親戚の。
「あたしが描いてるけれど」
「何っ、ドキュソだったニダか」
「というかニホンちゃんそういうお話は好きでも詳しい
内容には疎いのよ」
恋愛関係には本当に鈍くて疎いニホンちゃんがそうした
世界の詳しいことまで知っている筈がないです。少し考
えてみれば。
それで、です。ドキュソちゃんはカンコ君に言うのです。
「チョゴリちゃんはあたしの漫画に影響を受けたのよ」
「御前が教えたのではないニダか」
「そういうことはしてないわよ」
直接そうしたことは言っていないというのです。
「影響を受けただけね」
「うう、そうだったニダか」
「というかね、男同士の何処が悪いのよ」
「むっ、御前が悪の親玉だったニダな」
「だから何でそうなるのよ。うちじゃあれよ」
ドキュソちゃんは日之本家のことからお話します、これ
は今だけのことではありません。
「昔から普通だからね」
「そういえばそうだったニダな」
カンコ君もこのことは知っています、それでお話を静か
に聞くのでした。
「ノブナガさんもシンゲンさんもケンシンさんもだった
ニダ」
「クウカイさんからはじまったって説があるから」
そこまで古いのです。
「ううむ、しかしウリナラではニダ」
「じゃあ女の子同士はどうなのよ」
このことはドキュソちゃんの予想通りです、それでこう
返したのです。
「一緒でしょ、というかあたしとチョゴリちゃん、あた
しとニホンちゃん、ニホンちゃんとチョゴリちゃん果て
は三人入り乱れてってどうなのよ」
「そこまでいくと妖しくて何とも言えないニダ、という
かチョゴリを勝手に中に入れるなニダ」
「いいじゃない、別に。想像することまで否定は出来な
いでしょ。じゃあコユンちゃんまで入れて四人で卍みた
にとか？」
「いい加減に汁ニダ」
カンコ君もここで本気になりました。
「全く、何処までいくつもりニダか」
「まあまあ。とにかくチョゴリちゃんも多少描いてる位
でしょ、じゃあいいでしょ」
「いや、それが段々割合が増えていっているから困るニ
ダ。どうしたらいいニダか」
「飽きるのを待つしかないわね」
「うう、何か全然解決になっていないニダ」
カンコ君は今回はこう言うしかありませんでした、どう
もドキュソちゃんが勝ったみたいです。そしてそれを見
ていたニホンちゃんが言うことは。
「ううん、今度ライ○ーとか戦隊の脚本書く時はもっと
男同士の絡みを増やしてみようかしら」
何となくこう思うのでした、この娘の場合は天然でも自
然とこう考えていくみたいです、ソフトではありますが。
海千山千すべて経験した男性でもなく、まだ２０歳になったばかりの大学生の言葉だった。
その年頃には異性に対する好奇心で胸が騒いでいるものと思っていたが、意外だった。理由はもっと意外だった。
「下手に女と付き合えばセクハラにあうかもしれない。最近は常識のない女が非常に多い」。
一例として、女性は男性の体を好き勝手に触り、筋肉がどうのこうのと品評し、
さらにはヘッドロックをかけて殴ったりするということだ。それでも男性は対抗する方法がないという。
「女と同じように仕返しすればすぐに監房行きとなる」。
別の若い男性は、最近は女性がむやみに行動しても指１本でも触れれば大変なことになるという強迫観念があるという。
また、テレビをつければ自称少女のガールズグループが群れで登場し、ホットパンツ姿でお尻を振り、
いわゆる“開脚ダンス”を踊りながら刺激するが、男性は反応どころか、自分の目が見つめていないか心配するそうだ。
これが「最近の男性」に生まれた罪だという。
最近、ドラマの男男カップルが脚光を浴び、映画でも男女間のロマンスが消え、
男たちの話の「隠密に偉大に」「新世界」のような映画に観客が集まるのは、こうした世相を反映しているのかもしれない。
実際、「最近の男性」関連の話は憂鬱だ。最近ソウル市が発表した統計で見たソウルの男性の生活は余裕がない。
若い頃は就職難で結婚も遅れ、年を取っても仕事を続けなければならず、
４０歳代の未婚男性は１０年前に比べ３．２倍、５０歳代は４．５倍に増えた。物理的な男性の生活もますます厳しくなっていることを見せている。
さらにソン・ジェギ男性連帯代表が投身パフォーマンス後に遺体で発見された。一言であきれる事件だが、
インターネットではこれを契機に男女がお互いを誹謗する男女対決に発展している。
ついに、これが女性権益を伸張させた女性政策の過ちだとして女性家族部に非難があふれ、ホームページがダウンした。
もちろん今日の男性の憂鬱な現実は女性政策の過ちではない。また、こうした行動は一部の感情的、非理性的な行動に見える。
しかし一方では、この時代の男性の疲労感と相対的な剥奪感が女性に対する嫌悪感として表出する信号にも見え、胸に引っかかる。
人類にただ２つの性の男女が対立し、地球にプラスになることがあるだろうか。その間、女性が追求してきたものは、
すべての人間が疎外されず、平等・公平・開放・善隣・友愛の精神が実現される、男女が一緒に平等で幸せに暮らす世の中だった。
過渡期には混乱が伴うものだが、それでも男女間の対立と反目へ向かうのは消耗的だ。
今は男性が表出する疎外に対しても、私たちみんなが耳を傾けなければならない時期になったようだ。
ttp://japanese.joins.com/article/592/174592.html?servcode=100§code=120
今日は日之本家で夏祭りです、皆出店の遊びや食べ物、
飲み物を楽しんでいます。
その中で、です、ニホンちゃんは可愛らしい浴衣姿で
います。浴衣姿のニホンちゃんに皆が言うことは。
「やっぱり夏に一回は見ないとね」
「ニホンちゃんの浴衣姿っていいのよね」
「可愛くてそれでいて綺麗で」
「まさに大和撫子っていう感じで」
かなりの好評です、やっぱり日之本家の女の子には浴
衣でしょうか。
皆普通の夏の服装だから余計に目立ちます、本当にニ
ホンちゃんの浴衣姿は綺麗で尚且つ可愛いです。
ただ、ここでふとトル子ちゃんが言うことはといいま
すと。
「確かその下は」
「あっ、湯文字とか穿いてないとかじゃないから」
そのことについてはニホンちゃんもちゃんと言います。
「半ズボンとかスパッツをはいてね」
「線が透けない様にするのね」
「そうしてるから。今も実際にね」
その紫に白い花が飾られた浴衣姿での言葉です。
「だから見えないの」
「成程、やっぱり穿いてるのね」
「ちゃんとね」
それを聞いた男の子達の落胆すること、ここでまた一
つ浪漫が砕け散ったのです。
それで、です。皆そんな落胆もありますが出店を楽し
んでいます。その中で。
たれば景品が貰えます。
中には凄い景品があります、それこそ皆が欲しい様な。
ですが。
その凄い景品は誰も当たりません、それこそどれだけ
くじを引いてもです。
それで皆チンソー君を疑う目で見て言うのでした。
「おい、ひょっとしてな」
「この中には凄い商品への当たりはないんじゃないの？」
「全然当たらないけれど」
「ひょっとして」
「あっ、そんなの言うかよ」
これがチンソー君の返答でした。出店のところに椅子を
置いてそのうえでそこに座っています。
そのうえで、です。こう言うのでした。
「あるとかないとか言って商売になるかよ」
「つまりないんだな」
「そうなのね」
皆チンソー君の言葉をこう解釈しました。
「それって詐欺だろ」
「どんな悪質商法なのよ」
「そんなの出店じゃないだろ」
「ちょっと酷いんじゃないの？」
「ああん？何言ってんだよ」
チンソー君はむっとした顔で皆の汚い商売やるなという
批判に応えます。尚チンソー君の家族は日之本家のこう
した出店全般を引き受けています。
「俺の家のやり方に文句あるのかよ。そもそもうちのや
り方はな」
「いい商品の当たり入れてないのにかよ」
「酷いことするわね」
「まあまあ皆落ち着いてね」
ここでニホンちゃんが出てきました。皆とチンソー君の
間に入ります。
そのうえで、です。こう皆に言うのです。
「遊びだからね。それに皆他の出店もあるから」
「そこで遊べっていうの？」
「つまりは」
「うん、喧嘩しないでね」
それでだというのです。
「他のところで遊んでね」
「ううん、ニホンちゃんが言うならね」
「それならね」
「じゃあ今からね」
「他のお店に行くから」
ニホンちゃんのとりなしでこの場はなしになりました。
こうした物事をやんわりと収めるとなるとこの娘は本
当に凄いです。
それで皆他のお店に行って焼きそばやたこ焼き、フラ
ンクフルトといったものを食べてヨーヨーや金魚をす
くって楽しむのでした。出店はとても楽しいものでし
た。
勿論ニホンちゃんも楽しく遊んでいます。その中で。
は二人で綿菓子を作っています。その尋ねることはと
いいますと。
「チンソーのことだけれど」
「いいの、ああしたお店ではね」
「当たり券ないの？」
「うちじゃそれが常識になってるからね」
所謂出店の、です。
「だから皆そのことがわかってて遊んでくれてると思
ってたけれど」
「チンソーも悪気がなかったのね」
「それがチンソー君のお家の商売だからね」
彼にしても普通にしているだけだというのです、彼の
家の商売を。
「だから怒ったのよ」
「それ位わかってるだろうっていうのね」
「そうだったの、そうしたこともわかったうえで遊ぶ
のがね」
出店の楽しみ方だというのです。
「そういうことなのよ」
「成程ね、出店の楽しみ方ってやつね」
「そうなの、それじゃあね」
ニホンちゃんもトル子ちゃんも綿菓子を作り終えまし
た。そして二人で食べて。
綿菓子の美味しさににっこりと笑い合います。そうし
て綿菓子の後は次の出店に行くのでした、夏の夜の中
で。
２８日、大阪市西成区天下茶屋２丁目、露店アルバイト毛利川強（もり
かわつとむ）容疑者（４５）を詐欺容疑で逮捕したと発表した。容疑を
認めているという。
阿倍野署によると、逮捕容疑は２７日午後６時５０分ごろから１時間半
にわたり、大阪市阿倍野区の阿倍王子神社で開かれた夏祭りで、当たり
が入っていないくじ引きの露店を営業し、男女３人から計約１万４千円
をだまし取った疑い。
くじ引きは１回３００円、２回５００円。１枚のくじに１～１００番の
数字が振ってあり、５５番以上なら「プレイステーション３」や「Ｗｉｉ
Ｕ」などの人気ゲーム機が当たるとの触れ込みだったが、実際には５
４番以下のくじしか入っていなかったという。
２７日に１万円以上をつぎ込んだ男性が不審に思い、府警に相談。同署
が２８日に露店を家宅捜索し、当たりがないことを確認したという。毛
利川容疑者は「２７日に約１０万円を売り上げた」と話しているという。
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130729-00000001-asahi-soci
タイワンちゃんはよくニホンちゃんと一緒にいます、
ニホンちゃんはクラスの中でもかなりの人気者なので
一緒にいることは中々難しいのですが。
それでも何とか一緒にいます、この辺りお家が近いせ
いもあるでしょうか。
ただこのことについてです、アーリアちゃんなんかは
感情は見せませんがあまり楽しくない感じです。それ
でこう言うのです。
「タイワンがいるとな」
「ああ、言いたいことはわかるわ」
トル子ちゃがそのアーリアちゃんに応えます。
「そのことはね」
「そうか」
「私もね」
かく言うトル子ちゃんもなのです。
「もっと一緒にいたいけれど」
「二人きりになるのはな」
「それが難しいのよ(ＣＶ：豊崎愛生もしくは日笠陽
子）」
「そうだな、どうもな」
アーリアちゃんも難しい顔でトル子ちゃんに応えるの
でした。
「タイワンも必死だしな」
「ニホンちゃん大好きだからね」
このことについては三人共同じなのです、ですから余
計に難しい問題なのです。そしてこのことについて一
番困ったことはといいますと。
ニホンちゃんが全く気付いていないのです、当の本人
がです。
今一緒にいるこの娘に言うのです。
「アーリアちゃんとトル子ちゃん何か遠慮していない
かしら」
「あっ、まあそれはね」
インドネシアちゃんはわかっています、それで返答に
困ってしまうのでした。
それで、です。こう言うのでした。
「色々とあるのよ」
「色々と？」
「そう、色々と。そういえばね」
インドネシアちゃんは後ろにベトナちゃんの視線を感
じています。静かな視線ですが確かに。
それでそそくさと立ち上がってでした。
「またね、急用思い出したから」
「そうなの」
「ええ、それじゃあね」
インドネシアちゃんと入れ替わりにベトナちゃんが来
ます、本当にこうしたことには気付かないのです。
タイワンちゃんもその中の一人ですから本当に苦労し
ています、ですが。
クラスメイトとしてお友達としてです、切実にこう言
うのです。
「一緒にいたいのよね」
「よりによって私に言うか」
アーリアちゃんはタイワンちゃんに対して少しむっと
した顔で返します。
「わかってるわよ、あんたもよね」
「そうだ、わかっていて言うか」
「あたしニホンちゃん好きだから」
「私も嫌いではない」
二人共お互いに言います。
「だから、少しでも一緒にいたいって思ってるのよ」
「同じだな、本当に」
このことは二人だけではありません。ですがタイワン
ちゃんは皆より少しだけその切実さが強いでしょうか。
「ずっとニホンちゃんのお家とお互いにね、公式なこ
とはもう長い間ないけれど」
「交流があるからだな」
「そうなのよ」
こう言うのです。
「わかるでしょ、あたしのお家って結構複雑な事情も
あるからね」
「それはわかる」
タイワンちゃんも中々の苦労人です、それでこうした
ことを言うのです。
「だからなのよね」
「しかしだ、ニホンといつも一緒にいるとな」
「ううん、駄目っていうのね」
「そうだ、多少でいいからな」
遠慮して欲しいというのがアーリアちゃんの言葉です。
そしてこのことは皆もです。
けれどそれでもです、アーリアちゃんはまだこう言う
のでした。
「それでも嫌か」
「ううん、悪いけれどね」
タイワンちゃんも苦いお顔です。
「そうか。それならな」
「それならって？」
「御前はいつも一緒にいていいニホンとな」
それはいいというのです。
「しかしだ、私も他の娘達もだ」
「皆っていうのね」
「皆一緒にいればいいな、これでどうだ」
「まあね。あたしもニホンちゃんを独り占めしたいっ
ていうと」
ここで言葉が詰まるタイワンちゃんでした、そうして
頭の中であれこれと危険な妄想をして。
そのうえで鼻血を流します、何処かの生徒会の役員さ
んみたいに。
けれど鼻血を拭いてアーリアちゃんに答えました。
「我慢するわ」
「せめて涎にすればどうだ」
「まあそこはね。とにかくね」
「うむ、皆一緒ならいいだろう」
「そういうことね」
こうして皆でニホンちゃんと一緒にいるようになりま
した。ですがやっぱりニホンちゃんだけは全く気付か
ないままでこう言うのでした。
「皆一緒にいてくれるからわたしとても幸せなのよね。
こんなに幸せでいいのかしら」
こうしたところもニホンちゃんの魅力でしょうか、ど
うも疎いニホンちゃんなのでした。
▲ 日本と台湾―国交なき信頼関係
1990年代末、台湾に「哈日族」と呼ばれる、日本が好きでたまらない若者たちが出現。台湾の大人と日本人
を驚かせた。「哈日」という言葉を創作した哈日杏子さんが、今も続く日本への熱い想いを綴った。
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2013年現在、みなさんは「哈日（ハーリー、またはハールー）症」と聞いて、どんなことを思い浮かべるでしょ
うか。懐かしいと思うでしょうか。それとも初めて聞く言葉でしょうか。まずはこの「哈日症」について説明しま
しょう。
■ 日本が好きでたまらないという造語「哈日」
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
「哈日」という語は、私が創った言葉です。台湾で話される北京語には従来なかった言葉で、1996年に出版
した4コマ漫画『早安日本（おはよう日本）』の中で初めて用い、自分のペンネームにも使いました。「哈」は
台湾語（台湾で話される?南語［びんなんご＝中国福建省南部の地方語］）の「ha」から来ており、元の意味
は「とっても欲しい」「欲しくてたまらない」「我慢できない」などの意味です。「日」は日本を指し、つまり「哈日」
とは「日本のことが好きでたまらない」ということです。北京語ではうまく表現できなかった「日本が好き」とか
「日本への熱い想い」をこれで表しました。私にとって「哈日」は治療の施しようがない末期症状であり、私は
「哈日」の後に、さらに「症」という字を加えました。「哈日症」という言葉はこうしてできたのです。
それでは、「哈日症」はどのように台湾の人々に広まっていったのでしょうか。当時、私はテレビの人気ブック
レビュー番組に出演する機会があり、その番組の司会者が、私の『おはよう日本』に出てくる「哈日症」を有名
にしました。その後、台湾のメディアでは、日本が好きで「哈日症」になった人々を「哈日族（ハーリーズー、
またはハールーズー）」と呼ぶようになっていきます。「哈日族」という言葉は台湾語・北京語・日本語の3言語
に縁があり、台湾人にとっては「哈日族」という語を見ただけで意味が分かる、まさに一目瞭然の言葉です
（笑）。
の日本を目の当たりにしてからというもの、「哈日」という底なし沼に足を踏み入れてしまい、日本の魅力の
虜（とりこ）となっています。漫画の他に、奥深い日本語、和食グルメ、美しき日本の風景、和服、伝統芸能、
古い建築物など、どれ一つとして興味をそそられないものはありません。初めての外国旅行だった最初の
訪日以来、私の中の「哈日」遺伝子が呼び覚まされ、いつの間にか六十数回の訪日となってしまいました。
1回あたりの滞在期間も回を追うごとに長くなり、以前は数日だったのが、いつの間にか数カ月に及ぶように
なりました。今ではビザ期限の最後の1日まで滞在し、後ろ髪引かれるように台湾に戻っていきます。
■ 2000年にピークを迎えた「哈日」現象
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ 当初、私は台湾に戻るたびに、またすぐに日本に行きたいという衝動に駆られ、日本に初めて降り立った時
や日本で短期研修を行った際に感じたさまざまなことを4コマ漫画にして描いていました。「阿杏」という名の
漫画の主人公は重度の「哈日症」で、台湾にいても、日本にいても、常人とは思えない数々の奇妙な行動
を取りますが、この主人公は私自身の分身です。1996年の『おはよう日本』の出版のタイミングは釣魚台
（尖閣諸島の台湾名）事件の発生と重なり、その後台湾と日本の関係は冷え切ってしまいました。しかし、
そんなハードルも、私の日本への熱い想いを消せるものではなく、1998年には、日本が私に与えた文化的
なインパクトを1冊のエッセー集『我得了哈日症（私、哈日症にかかりました）』にまとめ、これ以降、作家と
しても活動を始めました。
ttp://www.nippon.com/ja/in-depth/a02201/
ソースかなり改変、あとソース以下省略。
今エリザベス家の皆でバカンスを楽しんでいます、勿論
その中にはエリザベスちゃんもいます。
エリザべスちゃんは優雅にビーチに折りたたみ式の椅子
を持ってきてその上に寝ています、サングラスに白いワ
ンピースの衣装という格好です。
その格好で優雅にです、一緒に休んでいるウェールズ君
に言うのです。
「いいバカンスですわね」
「そうですね、ご本家のお兄様にもご子息が生まれまし
たし」
「あの方が順調にいけば次の次の次のご本家の当主にな
りますわ」
少し先のお話です。
「ただ、お兄様は」
ここでこう言うエリザベスちゃんでした。
そのお顔は不安そうです、そのうえで言うことは。
「髪の毛が」
「本当にまずいですね」
「大丈夫ではありませんわね」
最早言い繕えるレベルを超えています。
「既に」
「最早諦めるしかないでしょうか」
「言ってはなりませんわ」
そこから先は、というのです。
「わかりましたわね」
「はい、仕方ないですね」
「まだお若いというのに」
最早手の施しようがないのです。
でアイルちゃんとスコット君が遊んでいるのが見
えました。その中で。
トランクスタイプの黒い水着のスコット君が上は
赤と白と緑のビキニ、下は同じ配色の半ズボンと
いう水着姿のアイルちゃんにこう言いました。
「おい、あそこにな」
「あっ、イルカさんいるわね」
「うん、大きいわね」
少し離れた方にいます、見ればとても可愛いです。
そのイルカを見てです、アイルちゃんも笑顔でこ
いう言います。
「ちょっと遊んでみる？」
「イルカとか」
スコット君も応えます。
「そうするんだな」
「うん、そうしない？」
「イルカに乗った少年だな」
「また古い歌出すわね」
「城み○るだよ、そんなに古いか？」
「今その名前聞いてすぐにわかったら結構な年齢
じゃないの？」
アイルちゃんもこう言う位です。
「それこそ」
「それもそうか」
「そうよ、幾ら何でもね」
アイルちゃんもすぐに名前が出ますが流石に古い
というのです。
をしてです。
そのうえでまずはアイルちゃんがイルカに近付き
ます、近付くアイルちゃんも残念そうに見るスコ
ット君も特に危険だとは思っていません、それも
全くです。
アイルちゃんは今まさにイルカに近寄ります、で
すが。
その瞬間にです、それまで休んでいたのか全く動
かなかったイルカが急に動いてでした。
そうしてアイルちゃんに襲いかかってきました、
これには傍にいたスコット君だけでなくビーチで
休んでいたエリザベスちゃん達もびっくりでした。
そしてです、皆でアイルちゃんのところにすっ飛
んで行きました、そうして彼女を守りますと。
イルカは慌てて逃げ出しました、アイルちゃんは
無事でしたが。
それでもです、エリザベスちゃんにとってこのこ
とは衝撃でした、それでイルカのことにも詳しい
ニホンちゃんにお話を聞きますと。
「あっ、その子によってね」
「イルカにも性格がありますのね」
「うん、そうなの」
こうエリザベスちゃんにお話します。
「だからそうしたこともね」
「ありますのね」
エリザベスちゃんにニホンちゃんに応えて言いま
す。
「アイルちゃん野生のイルカさんに近寄ったのよ
ね」
「ええ、そうですわ」
「野生だと余計にね」
何時シャチとかの外敵に襲われるかわからないで
すししかも人に慣れていません、それではなので
す。
「危ないわよ」
「そうでしたのね」
「だから。城みち○さんの歌みたいにね」
ニホンちゃんもこの歌のことを言うのでした。こ
の娘もいささか古いと思いながら。
「ああしたことはね」
「ないのですわね」
「そうなの、実際はよく訓練されているイルカさ
んでないとね」
危ないというのです、そうしたことは。
「賢くて大人しい生き物っていってもワンちゃん
や猫ちゃんと同じでね」
「わかりましたわ、それでは」
「うん、これからは注意してね」
「アイルにもよく話しておきました。他の子達に
も」
勿論エリザベスちゃん自身も肝に命じるのでした、
イルカもその子によってそれぞれで訓練が必要な
のです。
続出している。当局は注意を促す看板を設置して、このイルカに近づかないよう呼びかけた。
騒ぎを起こしているのは「ダスティ」と名付けられたバンドウイルカ。
同国西部クレア州のドゥーリンハーバーで２８日、女性が腹部に突進されて負傷し、
入院した。同じような目に遭ったのは今年５月以来、これで４人目だという。
ダスティは２０００年ごろ同州沿岸に姿を現し、０４年ごろから危険な行動が
確認されるようになった。報道によれば、ダスティのせいでおぼれかけたと話す人も
いるという。
襲われた人の正確な数は不明だが、今年に入って件数が増えた。
地元の人は、遊泳客でにぎわうドゥーリンハーバーにダスティが姿を見せるようになった
ことが原因だと話している。保護団体ＩＷＤＧによると、これまでの負傷者の中には、
救急ヘリでドイツに搬送された女性もいるという。
ダスティは人に近寄ってきて体に触れさせながら、次の瞬間には襲ってきたりする
といい、追いかければけがをしたり死亡する恐れもあるとＩＷＤＧは警告。
写真を撮ることも危険だと指摘し、「もしカメラなどを奪われたら、取り返そうと
しないこと。頭突きされるか、尻尾で殴られるかもしれない」としている。
クレア州もＩＷＤＧに協力して注意を呼びかけるポスターを掲示するとともに、
監視員にはダスティが目撃されたら警告の赤い旗を立てるよう指示した。
バンドウイルカは成体の体長が３メートル。絶滅危惧種に指定されている。
ttp://www.cnn.co.jp/fringe/35035336.html?tag=top;topStories
ttp://www.youtube.com/watch?v=AAMFBvpPQ40
フラメンコ先生は小学校の先生ですがその専門は美術
です、それで芸術部門については町においてもかなり
の有名人です。
まさに芸術家です、そのフラメンコ先生が今はといい
ますと。
全身を青い服で統一しています、青い上着にズボン、
スカーフに靴です。まさに上から下まで青一色です。
そのフラメンコ先生を見てカンコ君が言うことは。
「仮面ライダーガタッ○ニダな」
「あれっ、ナイ○とかブレ○ドじゃないのね」
ニホンちゃんがカンコ君に応えます。
「そっちなのね」
「まああれニダ」
ここでカンコ君が言うことは。
「別にウラ○ロスでもライジン○イク○でもディエ
ン○でもアク○でもメテ○でもビース○でもいいニ
ダが」
「青いライダー多いわね、Ｇ３シリーズもだったし」
「そうニダな、鬼でもイブ○さんがそうだったニダ」
本当に青は多いです。
「戦隊では絶対にいるニダ」
「そうなのよね」
「今の先生もニダ、ただし青が主役だとおもちゃが
売れないらしいニダ」
「さっきから色々言ってるわね」
フラメンコ先生がそのカンコ君に応えます、そうし
て言うことは。
「それが普通だったんですね」
「髪型は今と変わらないけれど」
伸ばしてウェーブをかけています、ウェーブは元々
ですが。
「セーラー服の上は短く、下は思いきり長くしてそ
うしてチェーンとか木刀持ってバイクの時は特攻服、
バリバリ夜露死苦ってね」
「もとはしまさ○で先生の世界ニダ」
カンコ君はヤンキ○烈風隊を思い出しました、その
うえでの言葉です。
「後藤○子さんもそうだったという噂があるニダが」
「○藤さんってそういう年代よね」
ニホンちゃんも応えます、本当に早く完全復帰して
下さいね。
「そうよね」
「そうニダ、とにかくニダ」
「先生の頃はそうした時代なのね」
「そうよ、その頃から美術の点はよくてね」
一応授業は真面目に受けていたみたいです。
「それでなのよ」
「今小学校の先生でも美術が専門なんですね」
「そうニダな」
「そうなの、それで今は青がね」
マイブームで凝っているというのです。
「どうかしら」
「前にもこうしたことありましたよね」
ニホンちゃんはこう先生に突っ込みを入れました。
「むっ、そういえばそうだったニダ」
カンコ君もここで思い出します。
「先生は何度か青に凝っているニダ」
「わたし達かなり長い間先生に担任をしてもらっ
てますけれど」
それこそ十年以上は普通にです、一体六年生にな
れるのは何時でしょうか。
そうした突っ込んではいけないことは放っておい
てです、そうして。
あらためてです、ニホンちゃんはこう言うのでし
た。その言うことは一体どうしたものかといいま
すと。
「青の時代とか青一色のお部屋とか」
「今度は青いファッションニダか」
「本当に時々青に凝られますよね」
「周期的になっていないニダか？」
「そうかもね、実際にね」
フラメンコ先生自体もです、青に凝る時期がある
ことを認めます。
そうしてです、こう言うのです。
「時々こうしてね」
「青に凝られるんですね」
「そうした時期があるニダか」
「ええ、自分でもわかるわ」
はっきり自覚出来ることでした。
「やっぱりそうなんですか」
「時々そうした時期があるニダか」
「青はいい色よ」
先生はその青一色のファッションから二人にお話
します。
「色々な青があるしそれぞれを使うのもまた芸術
なのよ」
「コバルトブルーにマリンブルー、スカイブルー
にダークブルー」
「本当に青といっても色々ニダな」
カンコ君はニホンちゃんが挙げていく青を聞いて
頷きます。
「言われてみればニダ」
「その違いを表現していくのも」
「芸術ニダか」
「わかったわね、じゃあ二人もね」
ニホンちゃんとカンコ君もだというのです、先生と
して言うのです。
「その辺りを工夫してみてね」
「わかりました、色々してみます」
「青もそれぞれ、使い方ニダな」
二人も先生の言葉に素直に頷きます、今は珍しく素
直なカンコ君でした。先生もそのことに気付いて言
うのでした。
「カンコ君が出た割にあっさりと終わるわね」
「たまにはこうしたこともあるニダ」
自分でもそのことが少し意外なカンコ君でした。
活躍する映画「スマーフ」をＰＲするため、村の建物すべてが青く塗られた
スペイン南部アンダルシア地方のフスカルが、青い村として継続することに
なった。
プロモーターは２０１１年のイベント終了後、白に塗り直すことを約束。
しかし、同村を訪問するスマーフファンらがもたらす経済効果が大きいこと
から、住民は青色のままにしてほしいと要望したという。
人口２５０人に満たないフスカルの村長は２３日、
「２年前に村が青くなって以降、約２１万人の観光客が訪れ、その流れは
止まっていない」とコメントした。
ソニー・ピクチャーズは、ＰＲイベントの開催地としてフスカルを選定。
同村ではイベント開催のため、教会や役場などすべての建物が青く塗られて
いた。
ttp://www.excite.co.jp/News/odd/Reuters_newsml_TYE96N02I.html
ttp://image.excite.co.jp/feed/news/Reuters/Reuters_newsml_TYE96N02I_1.jpeg
夏です、皆ビーチで遊んでいます。勿論その中には
ニホンちゃんもいます。
ニホンちゃんは今は白いワンピースで腰にパレオを
巻いています、勿論その胸は。
「本当に成長するのかしら」
「だから別にそれでいいんだよ、ニホンちゃんは」
マカロニーノ君はにこりと笑って悲しそうな顔をし
ているニホンちゃんに言いました。今はビーチらし
くラフな格好をしています。
「いつも言ってるじゃない、胸が大きいことは確か
に素晴らしいけれど胸が小さいことも同じだけ素晴
らしいことなんだよ」
「本当に？」
「僕はこうしたことには嘘は言わないよ」
そのことは絶対にだというのです。
「何があってもね」
「そうなのかな、わたしはどうしても胸が大きい方
が」
いいというのです、ニホンちゃんは本当にいつもそ
う思っています。
ですがこればかりはどうしようもありません、容姿
端麗で眉目流麗、成績優秀にして文武両道人格円満
とかなり揃っているニホンちゃんですが胸だけはな
のです。
この娘の最大のコンプレックスです、しかしマカロ
ニーノ君はその胸こそがというのです。
「いいんじゃない」
「そう思えないけれど」
どうしてもだというのです。
「そうだよ、それにニホンちゃんは全体的なスタイ
ルがいいじゃない」
スタイルは胸だけではありません、お尻や脚もなの
です。
マカロニーノ君がそこまで見てそれでニホンちゃん
に言うのです。
「自信持っていいと思うよ」
「そうかしら」
「アーリアもね、ただね」
マカロニーノ君はここでアーリアちゃんを見ます、
しかし今の彼女は。
どうも面白そうではありません、ビーチで黒ビキニ、
はこぺらさんのデザインのそれを着ています。
アーリアちゃんもまた見事なスタイルです、ですが
それでもなのです。
アーリアちゃんはどうも面白くなさそうな顔です、
そして言うことはといいますと。
「皆がいるからな」
「ああ、だからなんだ」
「折角の日差しだ、こうした時はだ」
切実な顔でマカロニーノ君に言うことはといいます
と。
「やはりだ」
「脱ぎたいんだよね」
「馬鹿、声が大きい」
アーリアちゃんはマカロニーノ君に慌てて言いまし
た。
「ああ御免、そうだったね」
「そうだ、ましてやだ」
アーリアちゃんは顔を真っ赤にさせてマカロニーノ
君に言います、その言葉はといいますと。
「そもそも皆いるんだ、それでどうして裸になるの
だ」
「男組もいるからね」
「兄上にも見せていないんだぞ」
お風呂に入るのは一人だというのです。
「もうな」
「そうだよね、僕もお風呂は一人だしね」
女の子同士、男の子同士ならともかくです。
「それはね」
「そうだ、とてもだ」
こう言うアーリアちゃんでした。
「全く、本当にな」
「アーリアのところは曇りが多いからね、特に冬
がね」
ゲルマッハ家の冬は長くしかもその時お空はいつ
もどんよりとしています、日光が当たることは少
ないです。この辺りホクオウの家と近いです、あ
そこまで凄くはないですが。
「だからだよね、ビーチだとね」
「全身で浴びるのだ」
日光をここぞとばかりです。
「そうだよね」
「ああ、日光浴って身体にいいからね」
ここでニホンちゃんも言います。
「そうよね」
「そうだ、誰もいない時や周りに女の子しかい
ない時なら脱ぐがな」
しかし今はというのです。
「御前しかいなくても結婚してからだ」
「あれっ、今何て言ったの？」
マカロニーノ君はアーリアちゃんの今の言葉に
ふと何かを感じました、そのうえで彼女に問い
返しました。
「今一体」
「な、何でもない」
アーリアちゃんは今の失言に気付いてお顔どこ
ろか身体全体を真っ赤にさせてしまいました、
そうしてニホンちゃんの手を引っ張ってお池の
方に行きます、そうして必死に遊ぶのでした。
そのアーリアちゃんと一緒にいてです、ニホン
ちゃんはふとこう思いました。
「何か今のアーリアちゃん不自然だけれど何か
あるのかしら」
ニホンちゃんは見事に気付いていません、そし
てマカロニーノ君も自分自身のことには。彼も
こうしたことはまだまだ子供みたいです。
２０１３年の調査結果を発表した。
それによると、世界で最も全裸になるのが好きなのはドイツ人で、約１７％が公共のビーチで
全裸で日光浴をしたことがあると回答した。また、カナダ人が１５％、アメリカ人は８％だった。
一方、欧州で最もトップレスや全裸になりにくいのはフランス人で、世界全体ではインド人
韓国人、マレーシア人、シンガポール人、日本人がビーチで全裸になるのが苦手という結果が
出た。
男性用ブリーフ型水着に対する許容度の調査では、アメリカ人の約半数が許容できると回答。
最も許容度が高かったのはフランス人で、全体の９１％が許容できると回答した。
一方、この種の水着に厳しいのは日本とノルウェーで、公共ビーチでのブリーフ型水着の着用が
適切と回答したのはそれぞれ２９％、３４％にとどまった。
また海辺の活動でアメリカ人に最も人気があったのはビーチの散歩（７８％）で、続いて
人間観察（６４％）、スイミング（６１％）、日光浴（５６％）となった。
（４６％）、体を鍛える（３３％）、ダイエット（２６％）、無駄毛の処理（１３％）だった。
またビーチで最も恐れている物・事の調査で、アメリカ人は盗難、溺死、サメ、クラゲの順で
恐れているのに対し、シンガポール人は８５％がサメと回答。さらに４割が、サメがいるので
海では泳がないと回答した。アメリカ人も約４割がサメが怖いと回答したが、サメがいるから
海で泳がないと回答したのはわずか７％だった。
またビーチで砂の城を作るのが最も好きな国民はインド人で、さらに最もウォータースポーツを
楽しむ国民、ビーチで最もよくマッサージを受ける国民もインド人だった。
またビーチで最もよく泳ぐ国民はドイツ人（９０％）だった。ビーチでの活動でドイツ人が
２番目に好きなのは、なんと読書だった。読書をしていると見せかけて、実は全裸で日光浴して
いる人々を眺めているのかもしれないが。
ttp://www.cnn.co.jp/fringe/35035419.html
ポーラちゃんといってもクラスではリトアニアちゃんと
仲良しとか意外とタフだとか親戚の人に美人の博士さん
がいたことが有名な位でしょうか。
何処かぼんやりとしたところがあるとも言われています、
それでポーラちゃん自身もこうした評判をあまりよく思ってはいません。
それで、です。親友でありパートナーでもあるリトアニ
アちゃんにこう提案するのでした。
「何か、新しい私を皆に見せたいなって思ってるけど」
「それでぼんやりっていうイメージを払拭したいのね」
「そうなの」
こう言うのです。
「そう考えてるけれど」
「ううん、そうね」
そう言われてです、リトアニアちゃんはまずは考えました。
その時ちらりとお部屋のテレビが点いていることに気付
きました、テレビではニホンちゃんのお家の悪魔が主人
公になって先輩同級生後輩のウハウハハーレムのアニメ
の第一期がやっていました。
アニメのエンディングの場面です、リトアニアちゃんは
その映像を観てポーラちゃんに言います。
「これどう？」
「これ？」
「そう、これ」
リトアニアちゃんはテレビの画面を指差してポーラちゃんにお話します。
「これどう？」
「かなり過激じゃない？」
「これ位ポーラさんのクラスだと普通でしょ」
五年地球組なら、というのです。
「ううん、そのアニメ過激な描写も多いし」
「中の人もそうした声を出せる人が多いからね」
というかそうした人で統一されている感じです。
「金髪シスターの人ってアイマ○の白の人だけれどど
うも生き別れの姉妹の人もいるから」
「そこ、生き別れだからね」
ここ重要です。何はともあれです。
ポーラちゃんはパートナーのリトアニアちゃんの提案
に意を決しました、それでなのでした。
ある日皆をお家に呼びました、皆ポーラちゃんのお誘
にまずはあれっ、といった感じの顔になってしまいま
した。
それで、です。ニホンちゃんもポーラちゃんのことを
よく知っているマジャールちゃんに尋ねました。
「ポーラちゃんのお家って」
「ニホンちゃんあまり行ったことないわよね」
「ううん、ちょっとね」
ニホンちゃんの場合お誘いすることはあってもです、
ポーラちゃんにお呼ばれすることはだったのです。そ
してそれは他の皆もです。
ポーラちゃんからのお誘いにちょっと珍しいといった
顔です、けれど誰かのお誘いは相当な事情がない限り
は応えるのがこのクラスの不文律です。
それで皆ポーラちゃんのお家に来ました、するとでし
た。
けれどなのです。
二人の格好は普段とは違います、上は露出の多いタン
クトップで下は何と。
ビキニです、幸いブルマでも下着でもありませんがこ
れは、です。
男組がまず目が点になります、女の子達も唖然となっ
て二人に尋ねます。
「ええと、これって」
「何？」
「うん、ちょっと新しい出しものを考えてね」
「提案したのは私なの」
ポーラちゃんとリトアニアちゃんがそれぞれ皆に答え
ます。
「それでこの格好なの」
「今からダンスを踊るつもりなの」
「ううんと、まさかと思うけれど」
ニホンちゃんはここで自分の記憶の中を辿りました、
そのうえで二人に言うことは。
「お家の中にポールない？」
「えっ、どうしてわかったの？」
「うん、だって今第二期だから」
ニホンちゃんにもわかりました、まさにそのアニメの
エンディングだったからです。
それで言うのです、その恰好で二人が一体何をするか
ということを。
「ポールダンスね」
「そうなの。
リトアニアちゃんが答えます。
メージがあるんじゃないかって思って」
「私も勇気を出してね」
この恰好になってポールダンスを踊るというのです。
「今からね」
「うわ、これはまた」
「凄い冒険だね」
男組はここまで聞いて目を点にさせます、そのうえで
の言葉です。
「ポールダンス踊ってくれるなんて」
「それはまた」
「じゃあ今からね」
本当に決意している顔で、です。ポーラちゃんは皆に
言ってからです。
リトアニアちゃんと一緒にポールダンスを踊るのでし
た、それを見てです。
皆二人の必死のダンスに応えます、そうしてなのでし
た。
ニホンちゃんとマジャールちゃんが皆を代表して言う
のでした。
「うん、ポーラちゃんの気持ちは伝わったわ」
「そうした一面もあるのね」
「本当にね、必死にやってみたの」
「どうかな」
「そうよね、ポーラちゃんもそうした一面あるのね」
「お色気あるのね」
わかったのはこのことでした、二人の必死の思惑とは
裏腹にお色気キャラになったポーラちゃん達でした。
このイベントは、新しい体操の方法を広めるのが目的。
ttp://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2952960/10972257
ttp://img.afpbb.com/jpegdata/thumb/20130628/10972250.jpg
ttp://img.afpbb.com/jpegdata/thumb/20130628/10972264.jpg（ほか多数ソース内にございます）
ニホンちゃんは今日はクラスでアテネちゃんと一緒に遊
んでいます、この組み合わせの問題点は一体何かといい
ますと。
まずトル子ちゃんはニホンちゃんが大好きです、そして
トル子ちゃんはアテネちゃんが大嫌いです、アテネちゃ
んもトル子ちゃんが大嫌いでニホンちゃんだけが二人の
ことに全く気付いていないのです。
この三角関係はクラスでかなり危険な関係の一つです、
ニホンちゃんだけは気付いていませんが。
それでそのトル子ちゃんがです、ニホンちゃんとアテネ
ちゃんのところに来て言うのです。
「ねえニホンちゃん、私のお家で懐かしいものが見つか
ったんだけれど」
「懐かしいって？」
ニホンちゃんも応えます。
「何？それ」
「全く、何なのよ」
アテネちゃんはトル子ちゃんの意図がわかっているので
これ以上はないまでに嫌な顔です、尚アテネちゃんはニ
ホンちゃんは結構好きです。
そしてトル子ちゃんはさらに言うのです。
「私のお家の大昔のボードゲームなのよ」
「将棋みたいなのね」
「そうなの、こんなのなの」
こう言って盤と駒をそれぞれ出してきました、見ればチ
ェスみたいな感じです。
このゲームとファイルも出してきてです、ニホンちゃん
に言うトル子ちゃんでした。
「それを読みながら遊ぶのね」
「そうなの、今から遊ばない？」
「ええと、けれどね」
ニホンちゃんは今まで一緒に遊んでいたアテネちゃんを
見ました、二人の関係にはまだ気付いていませんがそれ
でもです。
アテネちゃんに気を使ってです、こう言うのでした。
「三人で遊ぼう」
「えっ、アテネと！？」
「トル子の遊びで！？」
トル子ちゃんだけでなくアテネちゃんもニホンちゃんの
今の提案にはあからさまに嫌そうな顔になります、その
うえでなのでした。
二人はお互いに睨み合います。もう火花がバチバチと散
っています。
それを見たクラスの皆は周りでまずいといったお顔にな
っていますがそれでもです。
ニホンちゃんだけは気付きません、それでのどかな顔で
言うのです。
「三人いるから三人で遊ぼう」
「ううんと、ニホンちゃんの申し出は有り難いんだけれ
どね」
「ちょっとね」
二人共お互いを見て言うのでした。
「こいつとはね」
「どうもね」
こう言い合います、本当にこの二人の仲の悪さはかなり
のものです。
ゃんに言うのでした。
「それじゃあね」
「私達はね」
「あっ、そのゲームのルールがわからないからよね」
ニホンちゃんの天然がここで発動しました、それでなの
でした。
ニホンちゃんは二人のことに気付かないままさらに言う
のでした。
「だったらわたしのお家の将棋しない？実は昔の将棋が
見つかったの」
「昔の？」
「昔の将棋？」
二人の興味はそちらに移りました、対立から。
それでニホンちゃんのお話を聞きます、ニホンちゃんが
二人に紹介する将棋はといいますと。
出してきた盤は滅茶苦茶大きいです、しか駒の数はかな
り多くて二人がはじめて見る種類の駒も一杯あります、
ニホンちゃんもゲームの仕方を説明したファイルを出し
てきて言うのでした。
「この将棋泰将棋っていうの」
「泰将棋？」
「何か凄そうな名前ね」
「うん、これ読んでね」
ニホンちゃんはトル子ちゃんとアテネちゃんの分までそ
のファイルを出してきます、そのうえで二人に手渡して
から説明するのでした。
「ううん、鳳凰とか銅将とか盲虎とかね」
「本当に一杯あるわね」
普通の将棋とは比べ物にならない程です。
「こんなに多いとね」
「中々難しそうね」
「三人でやってみない？今から」
あまりにも複雑なゲームになっているので三人で勉強し
ながらしてみようというのです。
「どうかな」
「ううん、そうね」
「何か面白そうだしね」
今は対立を忘れて遊ぶことにする二人でした、こうして
です。
三人で駒を配置してそれぞれ動かしながらやってみます、
トル子ちゃんとアテネちゃんが動かしてニホンちゃんが
動かし方とかをチェックしながらです。
三人で手探りで遊んでみます、確かに難しいですが。
「うん、これはかなり」
「面白いわね」
二人も言います、そしてなのでした。
ニホちゃんも笑顔で言います。
「こうして三人で暫く遊んでみようね」
「まあ、その間はね」
「いがみ合いは止めておこうかしらね」
二人はお互いを見て笑って言うのでした、二人のうち
どっちかが出すといがみ合ってしまいますがニホンちゃ
んなら大丈夫なのでした。
ゲーム用の駒が発見された。考古学者によれば、これまで見つかった
ゲーム用の駒としては最古級だという。
見つかった49個の駒はどれもさまざまな色で塗られ、ブタ、犬、ピラミッド
などの形をしている。「これがユニークな発見と言えるのは、チェスの
ようなゲームのセットがほぼ完全に揃っていることだ。われわれは今、
このゲームのルールについて頭を悩ませている」と、トルコのイズミルに
あるエゲ大学のハルク・サグラムティムルは、この発見を最初に報じた
「Discovery News」の取材に対して説明している。
今回の石は、さいころ、コインのような丸いアイテム、それに保存状態の
悪い木製の棒とともに見つかっており、これらの物がゲームのルールに
ついて何らかのヒントを与えてくれるのではないかと考古学者は期待している。
同じような石はこれまでシリアやイラクでも見つかっているが、それらは
個別に発見されたもので、まとまった形ではなかったと、サグラムティムル氏は
この発見について発表したシンポジウムの席上で述べている。
（中略）
あれこれ考えているが、このゲームは4という数字をめぐるものでは
ないかと推測されている。
（中略）
※Discovery Newsの記事によると、今回駒が発見された墓は、放射性炭素
年代測定によれば紀元前3100年から2900年頃のものとされている。
場所は、メソポタミアと東アナトリアを結ぶ交易ルート上にある街で、
紀元前7000年ころから居住されていたという。
（後略）
ttp://wired.jp/2013/08/16/ancient-game-tokens-found/
ttp://wired.jp/wp-content/uploads/2013/08/1.gaming-stones-1024x682.jpg
泰将棋。
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B3%B0%E5%B0%86%E6%A3%8B
ノルウェー君はクラスの臨時委員に選ばれました、とに
かく人の多いクラスなので臨時でも色々な役職があるク
ラスなのです、
それで、です。今回は彼が五人のクラス委員のサポート
みたいな役割を務める臨時委員となったのです。
けれどその委員についてです、彼は少し自信がなくて同
じホクオウ丁の真冬ちゃんに相談しました、実はこの二
人は親戚同士だったりします、それもかなり近い。
「僕の臨時委員としての評判どうかな」
「気になるのね」
「うん、皆どう思ってるのかってね」
「クラス委員の五人とか生徒会長やってるカンコはそん
なの気にしてないわよ」
「いや、あの面々はまた特別だから」
悪い意味で、です。
「あれこれ言われても全然平気じゃない」
「あの面々がそうだからノルウェーも別に気にしなかっ
たらいいんじゃないの？」
これが真冬ちゃんの意見でした。
「そうしたら？」
「いや、僕は気になるから」
この辺りノルウェー君はクラス委員の五人やカンコ君と
は違います、繊細と言うべきかこうしたお仕事に慣れて
いないというべきか。
それで真冬ちゃんに相談するのです、真冬ちゃんも彼の
性格がわかっているので結果としてこう言うのでした。
「ううんと、それじゃあね」
「それじゃあって？」
ノルウェー君は身を乗り出して尋ねます。
「こうしてみたら？」
真冬ちゃんはノルウェー君にそのやり方をお話します、
これでノルウェー君は動きだしました。
お話は変わりますが地球町には人力車という乗り物があ
ります、人が引く車に乗って移動するというかなり古風
な乗り物です。
皆時々これを利用しています、それはニホンちゃん達も
同じです。
ニホンちゃんはこの日真冬ちゃんと一緒に人力車を使お
うとしました、それで人力車を見つけて二人で乗ろうと
しますが。
けれどです、真冬ちゃんは乗ってからこうニホンちゃん
に尋ねるのでした。
「ニホンちゃんはノルウェーのことどう思ってるの？」
「あっ、今クラスの臨時委員やってるわよね」
「そう、どうかしら」
動く人力車の中でニホンちゃんにさりげなく尋ねる真冬
ちゃんでした。
「最近のあの子は」
「いいんじゃないかしら」
何も気付かないまま応えるニホンちゃんでした。
「真面目にやってくれていて」
「いい感じなのね」
「うん、わたしはそう思うわ」
こう真冬ちゃんにお話するのです、ノルウェー君の仕事
ぶりについて。
「わかったわ」
真冬ちゃんはニホンちゃんの言葉に静かに頷きました、
そしてなのでした。
真冬ちゃんは人力車に乗る度に一緒に乗る人にノルウェ
ー君のことを尋ねます、皆それに応えて彼のことをお話
します。
そうしていきました、それでなのでした。
ある日人力車の引き手の人のところに来てです、こう言
うのでした。
「どう？」
「うん、わかったよ」
人力車の人が頭の笠を取りました、そこから出て来た人
はといいますと。
ノルウェー君でした、何と引き手はノルウェー君だった
のです。真冬ちゃんは彼が引く人力車に皆を乗せてその
うえで彼のことを聞いて彼自身に聞かせてあげていたの
です。
それで、です。真冬ちゃんはクールな感じですが微笑ん
でノルウェー君に尋ねてノルウェー君はにこりと笑って
応えたのでした。
「僕、皆から評価されてるんだね」
「そうよ、よかったわね」
「うん、本当によかったよ」
ノルウェー君はそのにこりとした笑顔で真冬ちゃんに言
うのでした。見ればその笑顔は本当に嬉しそうなもので
す。
「お礼には及ばないわ」
クールな調子で返す真冬ちゃんでした。
「私達は双子みたいなものでしょ」
「うん、親戚同士でね」
「だからいいわ」
そんな水臭いことを言うなというのです。
「そんなことはね」
「そうなんだ」
「じゃあ、そういうことでね」
真冬ちゃんはノルウェー君の肩をぽん、と叩いて言い
ました。
これで一件落着でした、ノルウェー君は自分の評判を
確かめられてそれがいいものだったので満足しました。
ですが。皆はといいますと。
「全く、ノルウェーも変装が下手っていうか」
「そうよね」
「モロバレだって」
「真冬のお芝居も臭かったし」
実はわかっていたのです。
「伊達に幼稚園入る前からの付き合いじゃないから」
「もうお互いわかってるわよ」
「それなのに変ノルウェーはに気にして」
「真冬もそれに合わせて」
変なことをするものだというのです、皆やれやれといっ
た感じです、やっぱりニホンちゃんだけは気付きません
が。
けれど皆そこはあえて言わないのでした。気付いていた
ことは内緒です。
11日、有権者の本当の関心を知るため、ある日の午後にタクシードライバーに
変装したことを明かした。
交流サイト（SNS）のフェイスブック（Facebook）、マイクロブログの
ツイッター（Twitter）、動画共有サイトのユーチューブ（YouTube）に
投稿した動画の中で、首相は「国民の真意を聞くことは重要。国民が
考えていることを話す場所があるとすれば、それはタクシーの中だ」と
語った。
スウェーデンでは9月9日の総選挙に向けた選挙戦が最高潮を迎えており、
最新の世論調査では、同首相が率いる与党の中道左派連合が敗北する
可能性が高いとの結果が出ている。
そんな中公開された動画では、同首相が6月のある日、オスロ・タクシー
（Oslo Taxi）の制服を着用、バッジもつけて、首都オスロ（Oslo）で
黒塗りのベンツに乗り、次々と客を拾う様子を捉えた車内の隠しカメラに
よる映像が収められている。
乗客の中には「この角度からだとこの人、本当に首相そっくりだ」と
コメントする人も。ある老婦人は首相の変装を見破り、「（企業の）
お偉方たちは何百万という給料を取るべきではない」と、首相に対策を
迫った。また、首相に8年間運転したことがないことを白状させた客も
いた。
日刊タブロイド紙ベルデンスガング（Verdens Gang）から、選挙に
負けたらタクシードライバーになるかと尋ねられた首相は「タクシー
ドライバーより首相でいる方が、国とタクシー乗客により良い奉仕が
できると思う」と語った。同紙によると、首相が乗せた乗客は運賃を
取られなかったという。
ttp://www.afpbb.com/article/politics/2961428/11172330
日之本家の文化は実に独特なものであり様々なものが
あります。
その中の一つに茶道があります、今クラスの皆がニホ
ンちゃんのお家の中でニホンちゃん自身の手から茶道
でのおもてなしを受けています。
ニホンちゃんは綺麗な振袖姿です、その着物姿で正座
をして日之本家に伝わる数々の茶器、どれも一つ一つ
がお家が一つ建つ位の立派なものを使ってお茶を淹れ
ていきます。
そのお茶を作法に従って飲んで、です。皆は微笑んで
こうニホンちゃんに言いました。
「結構なお手前で」
「はい」
こう応えるのでした。
そして、です。皆はニホンちゃんが用意してくれたお
菓子もおかわりのお茶も頂いて満足しています。
タイワンちゃんとインドネシアちゃんもです、こう言
いました。
「正座は辛いけれどね」
「もういつもニホンちゃんのお家に来てるから慣れて
るけれどね」
茶道は基本正座です、おもてなしをする方もおもてな
しを受ける方もです。
皆茶道にある心も味わいます、本当に文化の空気がそ
こにあります。
ですがこの空気がいつも破られるのもまたこのクラス
の特徴です、それを破る人はといいますと。
とジーンズ姿でギターを奏でて言うのでした。
「ニホン、その茶道は御前の起源ではないニダな」
「はい、恒例行事ね」
「やっぱりこう言ってきたわね」
タイワンちゃんとインドネシアちゃんだけではありま
せん、他の皆もです。
ああ、やっぱりここで出てきたかよ本当にお約束だな
といった顔でカンコ君を見ています。まさに様式美と
言っていいです。
「で、また快傑ズバッ○ねえ」
「好きねえ、宮内さんが」
「ふん、永遠のヒーローへのリスペクトは忘れないニ
ダ」
カンコ君もこの辺りは忘れません。
「というか特撮県で騒いでる連中はどうかしていると
しか思えないニダ」
「あそこはまた酷いでしょ」
「ウヨ君が鬼の後半の脚本書いた時は最悪だったでし
ょ」
タイワンちゃんとインドネシアちゃんは特撮県の一部
の住人の人達のことを言います。
「論外でしょ、あそこは」
「正直あんたよりずっと酷いから」
「というかそこでウリを基準に出すなニダ」
カンコ君が見てもウヨ君の時の騒動は酷いものでした、
この人はこの件やウヨ君の脚本全体については冷静に
評価をしています。
「火を点けるとかね」
「そういうこと言ってたりコラ作り殴ってた人もいた
から」
その荒れ様といったらです、もう見られたものではな
かったのです。
とりあえずカンコ君はそうした人達よりも遥かにまと
もです、その彼が言うのです。
「とにかくニダ」
「その次あんたは茶道の起源はウリナラと言う(ＣＶ：
杉田智和といきたいですがタイワンちゃんは女の子な
ので石原夏織にしておきます)」
タイワンちゃんは腕を組んで極めて冷静にこうカンコ
君に言いました。
そして実際にです、カンコ君はこう言ってしまったの
でした。
「茶道の起源はウリナラニダ・・・・・・あっ、言っ
てしまったニダ」
「というかね、もう皆あんたの行動パターンわかって
るから」
冷静なまま突っ込みを入れ続けるタイワンちゃんでし
た。
「全く、予定調和な行動ばかりするから」
「ええい、とにかくニダ」
「で、あんたの茶道を見せるっていうのよね」
「あんたのお家で」
また言うタイワンちゃんでした、インドネシアちゃん
も一緒です。
「行動パターン変わらないわね」
「うりゅしゃいニダ、とにかくそのウリが本物の茶道
を見せてやるニダ」
「わかったわ、じゃあ今度はよね」
「あんたのお家に来いっていうのね」
「楽しみにしておくニダ」
カンコ君はボルサリーノ姿のままでびしっと指差して
皆に宣言します。
「いいニダな」
「ええ、ある意味においてね」
「楽しみにしておくから」
ここでもタイワンちゃんとインドネシアちゃんが応え
ます。
かくして今度はカンコ君のお家に行くことになった皆
でした、勿論その中にはニホンちゃんも入っています。
この娘にはいつも通りカンコ君が直々に声をかけます。
「ニホン、本物の茶道を見て腰を抜かすニダ」
「う、うん。それじゃあ」
「さて、ニホンが腰を抜かして聖闘士星○冥皇編のパ
ンド○みたいになる姿を今から楽しみにしておくニダ」
「原作者さんの本編の方よね」
「あの鳳凰に驚かされていた時の姿にしてやるニダよ」
こう言うのです、かくして皆でカンコ家に行って彼の
茶道を見ることになりました、そして。
「次に続くニダ！」
「というかこのお話続くの」
「まだあるのね」
カンコ君に突っ込みを入れずにいられないタイワンちゃ
んとインドネシアちゃんでした、本当に続きます。
【吹いたら負け】 これが韓国の茶道だ！
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm21555732
ttp://youtu.be/PMKpO3uQ3_0
開始1秒で左下に不穏な物が映ってるんですが……ｗ
ttp://i.imgur.com/L81toWm.jpg
ttp://i.imgur.com/p9Sb2oP.jpg
ttp://i.imgur.com/zBIQHlO.jpg
ttp://i.imgur.com/WPF3cIl.jpg
・韓国すげえなあんな水筒が何百年も前からあるんだろ？ ってつっこんでもらうためのネタだと信じたい
・韓国の茶道がステンレス水筒使ってて草不可避
・韓国の誤茶道おもろいｗｗ水筒使うなやｗｗ
ttp://logtter.com/blog-entry-67.html
かくしてカンコ家でカンコ君の茶道を見ることになった
皆でした、その前の様子はといいますと。
皆首を傾げながらカンコ家に向かう道中でそれぞれお話
をするのでした。
「まあ何が出て来ても」
「どれだけトンデモなことになっても」
「まあ覚悟を決めて」
「応対を受けますか」
「そういうことでね、ニホンちゃん」
タイワンちゃんもニホンちゃんに応えます。
「まあ、何が出て来ても覚悟していこうね」
「覚悟なのね」
「だってね、バカンコよ」
これに尽きるというのです。
「それこそ何が出て来てもおかしくないでしょ」
「ううん、確かにこれまで色々あったけれど」
その色々あった中で常にだったのです。
「いつもだったよね」
「そうでしょ、だからね」
インドネシアちゃんもニホンちゃんに言います。
「何があってもおかしくないわよ」
「そうなのね」
「そう、何があってもね」
「驚かないようにしようね」
タイワンちゃんとインドネシアちゃんの二人で
ニホンちゃんに言ってでした、そのうえでなので
した。
が出て来てまず皆に言うのでした。
「皆よく来てくれたニダ」
ここでこう言うカンコ君でした。
「では早速皆に本物の茶道を見せてやるニダ」
「まあ一応驚いてぶっ飛ばない様には心構えをして
いるからね」
「鬼でも蛇でも出してくればいいわ」
タイワンちゃんとインドネシアちゃんが至って冷静
にカンコ君に応えます。
他の皆もです、もう何が出て来てもいいといった顔
でいます。勿論ニホンちゃんもです。
本当にいつものことなので落ち着いた顔で言うので
した。
「じゃあカンコ君今からなのね」
「ニホン、御前には特に見せてやるニダ」
とにかく何があってもまずはニホンちゃんに自慢し
たりこうしたことを言わないと気が済まないカンコ
君です。
だから今もです、ニホンちゃんにこう言ってからな
のでした。
皆をお家に入れます、そうしてです。
用意された茶道具一式の前に座りました、しかしそ
の茶道具の中にです。
最初に気付いたのはタイワンちゃんでした、その変
な茶道具を見てすぐに怪訝な顔になってこう言うの
でした。
「それとは何ニダか」
「だから、それ魔法瓶でしょ」
その怪訝な顔でカンコ君に尋ねます。
「それ使うの？」
「こうして使うニダよ」
「・・・・・・ってちょっとあんた」
魔法瓶の中からお湯を出してです、それを茶器に入
れたカンコ君を見てです。タイワンちゃんは思わず
言いました。
「今何したのよ」
「だから茶道ニダ」
「・・・・・・」
タイワンちゃんも絶句です、そして。
他の皆もです、絶句しています。
勿論ニホンちゃんもです、カンコ君のその茶道に
唖然となっています、出す言葉もありません。
しかしカンコ君は平然とお茶を入れていきます。そ
うしてでした。
その淹れたお茶をです、自分で飲んで言うのでした。
「これがウリナラに伝わる本物の茶道ニダ」
「・・・・・・そう言うのね」
インドネシアちゃんが絶句している顔でカンコ君に
応えます。
「あんたは」
「どうニダか、凄いニダな」
ドヤ顔で言うカンコ君にです。
した。
「ええ、確かにね」
「凄かったよ」
「というか僕達に出さないんだ」
「自分で飲んだけれど」
「？茶道はこうして飲むものニダよ」
カンコ君は皆何を言っているニダといった顔で皆に
言い返しました。
「そうニダな」
「・・・・・・まああんたがそう言うならいいけれ
どね」
タイワンちゃんも言葉がありません、こうしてなの
でした。
皆カンコ君の茶道を見てから帰りました、ニホンち
ゃんもです。
お家に帰っています、その時にタイワンちゃんとイ
ンドネシアちゃんに言いました。
「ちょっと、以上にね」
「覚悟していたけれどその斜め上をいってくれたわ
ね、あいつ」
「毎度毎度ながら、そのことだけは見事よ」
「とりあえず、びっくりして爆発しなかっただけで
もよかったかしら」
「まあそうね、それじゃあね」
「今日はこれでね」
お家に帰るのでした、皆カンコ君の茶道に唖然とな
ってしまったのでした。
舞う行為。また、それを基本とした様式と芸道。
元来「茶湯」（ちゃとう）「茶の湯」といった。千利休は「数寄道」、小
堀政一（遠州）は「茶の道」という語も使っていたが、江戸時代初期には
茶道と呼ばれた（『茶話指月集』『南方録』など）。海外では「Japanese
tea ceremony（＝茶の儀式）」として岡倉天心が紹介し、以後その名前
で定着する。
主客の一体感を旨とし、茶碗に始まる茶道具や茶室の床の間にかける禅語
などの掛け物は個々の美術品である以上に全体を構成する要素として一体
となり、茶事として進行するその時間自体が総合芸術とされる。
現在一般に、茶道といえば抹茶を用いる茶道のことだが、江戸期に成立し
た煎茶を用いる煎茶道も含む。
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8C%B6%E9%81%93#.E5.8D.83.E9.81.93.E5.AE.89.E3.81.AE.E6.B5.81.E3.82.8C.E3.82.92.E6.B1.B2.E3.82.80.E6.B5.81.E6.B4.BE
最近カンコ君はアニメやゲーム、漫画のキャラにばかり
ご執心です、そしてこんなことを言うのです。
「恋愛円ボもきんい○モザ○クもいいニダな、犬○ハサ
ミは使いよ○もいいニダ」
「最近のカンコはアニメとかばかりダスな」
「リアルの女は怖過ぎるニダ」
真顔でオージー君に言うカンコ君でした。
「それは御前も心当たりがあるニダな」
「むう、キャンベラも怒ると凄いニダ」
それこそ烈火の如くです、一旦怒った地球町の女の子達
は本当に怖いです。
だからです、カンコ君は言うのです、それもかなり真剣
に。
「コユンもチョゴリも怒ると凄いニダ、というかこのク
ラスの女子は全員ニダ」
「怒ると鬼か夜叉ダスな」
「ウリはこれまで数多くの相手に袋にされたニダが」
それこそ数え切れないだけそうされてきています。
「女子を怒らせた時の方が凄かったニダ」
「ニホンちゃんもダスな」
「夫婦善哉を読むニダ」
織田作之助の名作です、舞台にもドラマにもなっていま
す。
「蝶子も怒ると怖いニダな」
「そういえばそうダスな」
「リアルの女は怖過ぎるニダ、だからニダ」
今はアニメやゲームのキャラ、二次元だと強調するカン
コ君でした。
「御前の言うことは間違ってはいないダスな、それも一
つの道ダス」
オージー君もカンコ君の言葉に頷きます、そしてなので
した。
カンコ君は二次元キャラに夢中になって他の男の子達も
同調している人が多いです、ですが。
そのカンコ君の妹さんのチョゴリちゃんカンコ君曰く怒
ると物凄く怖いこの娘はといいますと。
最近以前にも増してウヨ君に夢中です、それで自分から
こうウヨ君に対して声をかけます。
「今度ウヨ君のお家のオオサカの間で善哉を食べたいニ
ダ」
その善哉はといいますと。
「夫婦善哉一緒に食べるニダ」
「そうか、じゃあ皆も呼んでな」
お姉さんに負けない位鈍感なウヨ君は気付かないまま応
えるのでした。
「それで食べるか」
「ま、まあそれでいいニダ」
チョゴリちゃんは気付いてくれないウヨ君に内心残念に
思いながらも今はこれでいいニダ、と思いました。それ
で、です。
何気にです、ウヨ君にこんなことも言うのでした。
「オオサカの間だから丼の中に入れてあるうなぎとかは
じめからルーと一緒にまぶしてるカレーとかおでんとか
粕汁も食べたいニダ」
全部夫婦善哉からです。
「よし、じゃあ皆と一緒にな」
ここでもこう言うウヨ君でした、本当に気付かないので
すから凄いです。
けれどチョゴリちゃんは果敢にアタックしています、こ
のことを知ったカンコ君は当然怒ります。
「おのれウヨ、あいつは柳吉ニダか！」
「今回何か織田作ダスな」
そのカンコ君にオージー君が言います。
「けれどよく考えたら蝶子は強いダスな」
「あんな奴にチョゴリを任せることはないニダ、チョゴ
リを嫁にやるなら」
それならというのです。
「漢でないと駄目ニダ」
「じゃあウヨは合格ダスな」
このことはオージー君から見てもです、ウヨ君はどう見
ても柳吉ではありません。
「御前はまた自分で死亡フラグを立てたダスか」
「違うニダ、とにかくウヨにチョゴリはやらないニダ」
まだこう言うカンコ君でした。
「ええい、チョゴリにも言うニダ」
「何かチョゴリちゃんの方が積極的だと思うダスが」
「うりゅしゃいニダ、こうなればウリは鬼になるニダ」
今度は神のみぞが知る、になるカンコ君でした。
「絶対にニダ」
「ではどうするダスか？」
オージー君が尋ねますと。
「ウリも必ず同席するニダ！そしてチョゴリからウヨの
様な柳吉男から守るニダ！」
「そうなるダスか」
かくしてです、チョゴリちゃんが日之本家に遊びに行く
時はいつもなのでした。
カンコ君も一緒に来るようになりました、そしていつも
チョゴリちゃんに目を光らせつつウヨ君に本気そのもの
の顔で言うのです。
「御前も二次元にしておくニダ」
「？どういうことだ？」
事情がわかっていないウヨ君はそう言われても目をしば
たかせるだけでした。
「二次元？」
「アニメやゲームだけにしておくニダ、ウリの様にして
おくニダ」
「だからどういうことだ」
言われている意味がわからないで首を傾げさせるウヨ君
でした。
「とりあえずそのカレーでいいんだな」
「うん、自由軒のカレーは最高ニダ」
「卵の上からソースをかけて食べるんだ」
「昔ながらのオオサカの味ニダな」
「遠慮なく食べてくれ」
「こっちはそうさせてもらうニダ」
カレーはいいとするカンコ君でした、けれどそれでもチョ
ゴリちゃんのアタックには目を光らせるカンコ君でした。
銀行員８年目のキム・サンギョンさん（３６、仮名）が最後に合コンをしたのは５年ほど前のことだ。
彼は「恋愛らしい恋愛をしてから１０年は経つと思う」と話した。キムさんは「この頃の主な関心事
といえば平日は美味しい店、週末は（趣味の）リモコン操縦自動車」と付け加えた。大企業に勤める
イ・チャンギュ代理（３１、仮名）もやはり結婚を考えてみたことがない。大学入学後から一人暮らしが
１２年目になるという彼は「仕事に疲れながら生活するうちに、ペットの犬『カミ』と暮らすことに慣れた」
と短く答えた。イ代理は「一人で暮らすのを変に見る周りの視線が負担になるが、無理に家庭を
つくるほど不便でもない」と話した。
いわゆる恋愛に消極的で、温厚・受動的な性格の「草食男子」は韓国のドラマにでも出てくるような
「異端キャラクター」ではない。現代（ヒョンデ）経済研究院が全国の成人男女１０１５人に質問調査して
２１日に出した報告書によれば、未婚男性の半分近く（４３．１％）が「草食男子の性向がある」と答えた。
草食男子の割合が７０％を超えたという日本よりは低い水準だ。だが日本で草食男子が１９８０年代に
登場したことを勘案すれば、さらに速い速度で広がることになる。これとは対照的に女性たちは、恋愛や
社会交流に積極的な「肉食女子」に成長している。研究院によれば韓国の未婚女性１０人中３人以上
（３３．８％）が「肉食女子の性向」と答えた。日本（３７．７％）と大きな差はない。日本が「失われた２０年」を
経ながら草食男子・肉食女子が本格的に登場した前車の轍（てつ）を、韓国がそのまま踏みつつある
ということだ。
自身を草食男子の性向があると明らかにした男性のうちの４０．１％は「日常業務に疲れて」との理由を
挙げた。その次が「恋愛よりも自身への投資が良くて」（３２．６％）、「経済的余裕がなくて」（１６．８％）の
順だった。教育と就職で無限競争を行う中で、外に目を向ける余裕がないということだ。その一方、肉食
女子は「女が男をリードできる社会的雰囲気」（５９．５％）や「私に対する自信の高まり」（３４．２％）などを
背景に選んだ。女性の社会進出が広がる中で経済・心理的に自信がついたという解釈だ。
草食男子・肉食女子が増えていきながら、結婚はますます難しくなる。一般人が配偶者を選択する時に
「性格」を最優先に考えることに比べ、草食男子・肉食女子は「職業・年収」を先に考慮する。その分、
気に入った相手に会うのが難しくなる。一般男性が結婚を敬遠する理由は「資金準備のため」だが
草食男子は「自由な人生を楽しみたいから」だ。
現代経済研究院のチャン・フソク研究員は「日本では草食男子・肉食女子が登場して以降３０年間で
初婚年齢（男性３０．５歳、女性２８．８歳）がそれぞれ３年以上遅れた」として「これは出産率の低下に
つながり、潜在成長率にも悪影響を及ぼす」と憂慮した。正確な実態把握と新婚支援など政府レベルの
「脱草食男子対策」が必要だという注文だ。
ソウル大学のクァク・クムジュ教授（心理学）は「大部分がひとりっ子で育つ中から生まれた過保護問題や
就職への負担、萎縮した社会的位置づけまでが重なり、草食男子傾向はより一層明確になっている」と
しながら「男性たちに経済力と無限競争を過度に要求する社会の雰囲気を変えなければならない」と指摘した。
ttp://japanese.joins.com/article/279/175279.html
マカロニーノ君はマカロニーノ家の次男さんです。
長男さんがシチリアーノ君で三男さんがヨハネ君で
す。他にはサンマリノちゃん達が兄弟です。
「お家の会社の表の方は僕が継ぐんだけれど」
「裏はなのね」
「うちのお家って裏が凄いからね」
ニホンちゃんにバツの悪い顔でお話するマカロニー
ノ君でした。
「それでその裏はね」
「お兄さんが跡を継ぐのね」
「というかもう半分跡を継いでるから」
シチリアーノ君といえば地球町一の不良です、もう
その名前を聞いただけで町の誰もが震え上がる位で
す。
「誰も逆らえなくてね」
「そんなに凄いのね」
「凄過ぎるからね」
だからだとお話するマカロニーノ君でした。
「大学を卒業したらもうそっちは襲名するから」
「そこまでいってるのね」
「それで、ヨハネはね」
三男のこの人はといいますと。
「教会に入ってるから」
「そっちの跡を継ぐのね」
「そうなってるんだ」
マカロニーノ家の男の子はそれぞれ何処を継ぐのか
が決まっているのです。
「真面目でね、しかも純真で」
「そうよね、すごくいい子よね」
「うん、けれどね」
「けれど？」
「教会は怖いよ」
教会はです、どうかといいますと。
「ヨハネの後ろにはいざとなったらシチリアーノ
兄さんの取り巻きの子達よりも凄い人達がいるから
ね」
尚シチリアーノ君の取り巻きの子達はマカロニーノ
君をドンの弟さんと言って大切にしています。ただ
しマカロニーノ君に何をした相手にはです。
そしてヨハネ君に付き従っているその上半身裸でし
かも覆面で顔を覆っている人達はといいますと。
「怖いよ、僕も結構注意されるけれど」
「折檻はされないわよね」
「うん、それはないよ」
流石にそこまではしません、マカロニーノ家の息子
さんですから。ただし他の家の人達ならばというの
です。
「けれどね、ヨハネが注意してきてね」
「その人にも注意されるの」
「そうなんだ、もう威圧感が凄い人達でね」
その威圧感に喧嘩はからっきしのマカロニーノ君は
といいますと。
注意がいくと」
「その人達も後で来てなの」
「だからヨハネってある意味僕にとってシチリアー
ノ兄さんより怖いんだ」
地球町一の不良であるこの人よりもというのです。
「シチチアーノ兄さん僕のことは可愛がってくれて
るから」
「けれどヨハネ君はなの」
「うん、何しろ生真面目だからね」
注意する時は注意してくるというのです、それがと
ても厄介なのです。
「怖いよ」
「そうなの」
「いや、こうして携帯を見てみてもね」
若しヨハネ君からの連絡があると、というのです。
「それだけでびくってすると」
「あれっ、そういえば」
ここでニホンちゃんがマカロニーノ君が出してきた
その携帯を見ますと。
その瞬間に電話が鳴りました、マカロニーノ君はそ
の相手を見て瞬時に蒼白になりました。
「ヨ、ヨハネだよ！」
「そうよね、そのヨハネ君よね」
「な、何っ！？今度は！」
その蒼白の顔で慌ててです。
ネ君に尋ねます。
「ど、どうしたのかな」
「あっ、マカロニーノ兄さんですね」
「う、うん。そうだけれど」
「こんにちは」
普段のヨハネ君の穏やかで透き通った言葉での挨拶
でした。
「挨拶にかけてみました」
「えっ、それだけ？」
「はい、それだけです」
本当にそれだけだと答えるヨハネ君でした。何もな
いという感じです。
「ご苦労かけました」
「いや、それならいいから」
挨拶だけならとです、マカロニーノ君はほっとした
顔で返しました。
そしてです、こう言うのでした。
「それじゃあまたね」
「はい、それでは」
こうしてヨハネ君は電話を切りました、そして。
電話を切ったマカロニーノ君を見てニホンちゃんは
言うのでした。
「何か今凄くほっとしてない？」
「うん、心からね」
本当に怖かったからです、マカロニーノ君にも色々
とあるのです。
イタリア北部パドバに住む学生ステファノ・カビツッア君（１９）が、
法王から直接電話をもらい、地元メディアに「人生最高の日になった」と
感動を語った。
庶民派として知られる法王は友人らにちょくちょく電話することで
知られている。
ステファノ君は今月、家族とローマ郊外で開かれた法王のミサに参列。
その際に関係者に法王宛ての手紙を託した。
数日後、法王から自宅に電話があったという。
約８分間の会話で法王は
「友達同士で敬語はやめよう。キリストと使徒たちも敬語では話さなかった」
と打ち解けた態度だった。
ステファノ君は「法王の謙虚さと信者との距離の近さを感じた」と話した。
アルゼンチン出身の法王は３月に選出された後、ブエノスアイレスの新聞店に
自ら電話し、新聞購読の契約打ち切りを伝えたことで知られる。
今月初めにも、兄を殺害されたイタリア中部ペサロ在住の男性に慰めの電話を
かけたと報じられた。（共同）
ttp://www.sankeibiz.jp/macro/news/130823/mcb1308230904026-n1.htm
ttp://www.sankeibiz.jp/images/news/130823/mcb1308230904026-p1.jpg
今皆はロシアノビッチ家に遊びに来ています、そこで
ロシアノビッチ君が皆に出したものはといいますと。
まずはウォッカです、それに彼が腕によりをかけて作
ったお料理です、音楽はムソルングスキーです。
その中で、です。ロシアノビッチ君は豪快な笑顔で皆
に言うのでした。
「皆楽しんでくれてるか？」
「ええ」
ベトナちゃんがそのロシアノビッチ君に応えます。
「ウォッカは強過ぎるけれど」
「ううん、何でいつもウォッカなのかしら」
このことについてはニホンちゃんが首を傾げさせてい
ます、普通の子供にウォッカはといいますと。
「ベトナちゃんの言う通り強過ぎるわ」
「そもそも小学生で飲んだくれという設定が凄いわ」
「おい、そこで設定の話はするなよ」
ロシアノビッチ君はベトナちゃんの禁じられた言葉に
即座に言い返しました。
「それは言わない約束だろ」
「そうね。これはジュースね」
「おうよ、俺はジュースを飲んで酔っ払ってるんだよ」
強引にそういうことにしてしまうのでした。
「ここ重要だからな」
「そうね、小学生の飲んだくれなんていう有り得ない
設定がね」
「だから言うなって言ってるだろ」
この辺りはとにかく言うなというロシアノビッチ君で
した。
ビッチ家のお料理を楽しんでいます、その腕前は中々
のものです。
そのお料理を皆で楽しんでいるとです、ここでロシア
ノビッチ君が言ってきました。
「ちょっと皆今からくじ引いてくれるか？」
「えっ、くじを？」
「それを？」
「ああ、それを引いてくれるか？」
こう言ってきたのです。
「今からな」
「何があるの？」
ニホンちゃんが一体何かしらという顔でロシアノビッ
チ君に尋ねます。
「王様ゲームとか？」
「いやいや、あれじゃあちょっとスリルが足りないか
らな」
それではないというのです。
「当たったら見事楽しい遊びをしてもらうんだよ」
「楽しい遊びって？」
「何かしら」
ニホンちゃんと一緒にです、ベトナちゃんも首を傾げ
させます。
「ちょっとわからないけれど」
「何かしら」
「それは当たってからのお楽しみだよ」
それからだと言うロシアノビッチ君でした。
「ううん、何かしら」
「嫌な予感がするわ」
ベトナちゃんは直感的にこのことを悟りました、こ
のクラスではよくあることだからです。
「殆ど罰ゲームみたいなのかしら」
「当たらない方がいいかもね」
「そうね」
ベトナちゃんはニホンちゃんにも応えます、そして
なのでした。
皆避けようとしましたがロシアノビッチ君が参加し
ろというオーラを出していたので仕方なく参加する
ことにしました、流石にクラス委員の一人でクラス
きっての力持ちを怒らせてはまずいです。
それで嫌な予感を感じながらもくじを引いていきま
した、その結果です。
くじを引いた運のいい人達はといいますと。
カンコ君とキッチョム君、それと。
「・・・・・・僕」
「誰？」
「カナディアンだよ」
ベトナちゃんに悲しい顔で応えるのでした、この三
人が目出度く？くじを引いたのです。
その三人にです、ロシアノビッチ君は言いました。
「三人共運がいいな」
「全くニダ」
「最高の気分ニダ」
カンコ君とキッチョム君は観念している顔です、勿
論カナディアン君もです。
す、するとです。
ヘルメットにドカジャン姿のロシアノビッチ君がシ
ャベルカーに乗ってやって来ました、そして。
シャベルで三人を捕まえてです、そのうえで。
三人を振り回します、ロシアノビッチ君はシャベル
カーをウォッカを飲みつつ動かしながら実に楽しそ
うに言います。
「どうだ、楽しいだろ？」
「アイゴーーーー！！」
「な、何で僕はいつもこんなことになるんだろう」
カンコ君達もカナディアン君達もシャベルの中で叫
んでします。
三人にとっては地獄です、ですが操縦するロシアノ
ビッチ君はといいますと。
「楽しいぜ、こんな遊びはないぜ」
「やっぱりこうなったわね」
ベトナちゃんはとても楽しそうなロシアノビッチ君
を見て呟きました。
「うちのクラス、特にロシアノビッチのやることだ
から」
「ううん、くじを引いたらわたしもあの中に入って
いたわね」
ニホンちゃんはカンコ君達に同情しながらほっとも
しています。
「よかったわ」
「そうね」
とりあえず三人以外はほっとしています、ですがこ
のゲームは以後罰ゲーム扱いとなりました。
最近ロシアの若者男性3人が、重機のショベルカーを使った、スリルと涼しさを味わえる遊びを
体験したという。その様子を撮影した動画がYouTubeに投稿され、英メディアを中心に
注目を集めている。
英紙デイリー・ミラーやメトロなどによると、この動画は8月17日付で投稿された
「Also interesting to young people in a village in Russia "aqua park" entertainment」
（ttp://www.youtube.com/watch?v=-MDhv2XVHeI）。
投稿者の説明では、動画はロシア国内のある村で撮影されたもので、10代の若者男性3人が
重機のショベル部分に乗り、「夏の楽しみ」に興じた様子を撮影したそうだ。
窮屈そうに横並びで座る彼ら3人が乗ったショベルがあるのは池の上。
重機が操縦されるとショベルは激しく動き回り、宙高く持ち上げられたり、水の中へ
突っ込まれたりと上下の変化もありながら、左右へ振られている。
しかもショベルの動きは、彼らの安全が心配になるくらい速い。ショベルを高く持ち上げれば
彼らは勢いよく空中へ、池の中に突っ込まれればショベルを包み隠してしまうくらい大量の水が
彼らを襲う。まるで罰ゲームのような激しい遊びだが、周囲にいた撮影者たちは大いに面白がって
見ていたようだ。
最後まで側面から手を離そうとしないところを見ると、必死に捕まり続けようとするほどのスリルを
味わったようで、終わって捉えられた3人の顔を見ると、笑顔を浮かべて満足感を
うかがわせながらも、どこか疲れを覗かせている印象も受ける。
とはいえ、スリルと水のダブルの涼しさを味わえる“重機アトラクション”は、彼らにとって
楽しい夏の思い出になったようだ。
動画は投稿から間もなく英メディアを中心に紹介され始め、ロシア国外からも注目。
ただ、「これはすごい、一度やってみたい」「ロシアらしい」と興奮する人もいれば、
当然のことながら安全性に対する懸念を指摘する声もあり、今のところ動画を見た人たちの間では
賛否両論となっている。
ttp://d2tu4pb4f28rzs.cloudfront.net/site_img/photo/2013-08-21-164339.jpg
フラメンコ先生は専門教科が美術なので絵はとても
上手です、ですが妹さんのバスクちゃんは画伯です。
「いいだろ、小林○うさんかたかはし○秋さんみた
いだろ」
「見事に居直ってるわね」
そのバスクちゃんにフラメンコ先生が言います。
「最近では久保ユ○カさんもだけれど」
「美人で演技もよくてスタイルもいい人ばかりだか
らね」
それで自分もだと言うバスクちゃんです。
「いいじゃない」
「まああの絵はね」
前に代打を頼んだキリストさんの絵です、これがま
たかなり評判になったのです。
バスクちゃんが絵のことで有名になったのはこのこ
とからです、ですが。
バスクちゃんが描いたその絵を観る為に皆メゾンリ
ベリアに来る様になっています、そして。
その絵からです、さらにです。
「今グッズとかも作ってるからね」
「それを売って商売してるのね」
「今うちは厳しいのよ」
お金がないというのです、メゾンリベリア存続の危
機が続いているのです。
「だからね、こうしたことでお金を稼いでね」
「随分世知辛いな」
「それが世の中よ」
どの家でも同じことです。
「あたしのあの絵をティーシャツとかにしたりして
グッズにするんだな」
「ニホンさんのところのナラの間のマスコットみた
いにいくわよ」
「おい、あたしの絵は妖怪扱いかよ」
そう言われると流石に怒るバスクちゃんでした、し
かしメゾンリベリアの財政が大変であることは紛れ
もない事実です。
それでグッズが売られていくのでした、ニホンちゃ
んもその絵のティーシャツを着てみてクラスの皆に
似合っているかどうか尋ねています。
「どうかな」
「いいと思うよ」
ベルギー君がニホンちゃんに応えます。
「それでね」
「ううん、ただわたし胸がね」
見事です、本当に真っ平らです。
「ティーシャツ自体が似合うかどうか不安だから」
「いや、ニホンちゃんスタイルがいいから」
ベルギー君はだからだとニホンちゃんに答えます。
「だから大丈夫だよ」
「そうかしら」
「マカロニーノがいつも言ってるじゃない、女の子は
大きさだけじゃないって」
胸のです。
「だからいいと思うよ」
「だといいけれど」
「似合ってることは事実だから」
それは間違いないというのです。
「それじゃあね」
こうしたお話をしてです、そして。
ニホンちゃんだけでなくクラスの皆もそのティーシ
ャツを着て他のグッズを買います、メゾンリベリア
にとってはとてもいいことです。
ですがこのことについて一つ問題があります。その
問題はといいますと。
フラメンコ先生はお家で売上のお金を見ています、
そのうえで一緒にいるバスクちゃんに尋ねます。
「あんたの取り分だけれどね」
「取り分って？」
バスクちゃんはそのフラメンコ先生に応えます。
「あたしのかよ」
「そう、あんたが描いた絵からの収入だからね」
「それでっていうのね」
「あんたの取り分があって当然でしょ」
「そうか、じゃあ半分位でいいか？」
「半分？わかったわ」
あっさりと返すフラメンコ先生でした。
「じゃああんたが四十九パーセントで私が五十、
それでお家には一パーセントでいいわね」
「まあそんなところだろうね」
あっさりと返すバスクちゃんでした、本当に何
でもないといった風にです。大切なお金のこと
ですが。
「いいわね、じゃあね」
「ああ、それじゃあそういうことでね」
お金のお話は本当にあっさりと済みました、フ
ラメンコ先生のお家はお金にはこうしてあっさ
りとしています。こうして。
バスクちゃんもフラメンコ先生も沢山のお金を
手に入れました、ですが。
肝心のメゾンリベリアには一パーセントしか入
っていません、それでなのでした。
メゾンリベリアは大変なままです、本当に何も
変わっていません。相変わらず潰れそうなまま
です。
フラメンコ先生はこの事態に首を傾げさせてい
ます、皆絵を観に来てくれてグッズも買ってく
れて収入が凄いことになっているのにというの
です。
ですがお金にしっかりとしたお家の子達である
ニホンちゃんとベルギー君はこのことを聞いて
こう言うのでした。
「そんなお金の配分したらね」
「普通に駄目だよね」
「お家に入るのが一パーセントって」
「ちょっとないよ」
二人から見ればそうです、ですがフラメンコ先
生とバスクちゃんは気付かないのでした。
世界中から失笑を買った82歳の女性が、問題の絵の著作権収入の約半分を
手にすることになった。
(中略)
問題のフレスコ画があるサントゥアリオ・デ・ミセリコルディアの教会を運営する
慈善財団によると、この1年で芸術的災難に見舞われた作品とともに写真に収まろう
という観光客が5万7000人も同教会を訪れた。
ボルハ市が保有する同財団は、訪問者1人につき1ユーロ（約130円）の入場料の
徴収を始めた。入場料収入はフレスコ画の保存や慈善活動の費用に充てる。
■著作権収入の49％がヒメネスさんに
だが、より大規模な収入が期待できそうなのが、ワインボトルのラベルから
マグカップ、Tシャツまで、ありとあらゆる商品を対象にした修復後のキリスト画の
著作権収入だ。
ボルハ市で文化分野を担当するフアン・マリア・オヘダ副市長はAFPに対し、
修復後のフレスコ画の著作権収入の49％をヒメネスさんが受け取り、
残りは教会の運営財団のものとする契約が21日に結ばれたことを明らかにした。
年配の芸術家ヒメネスさんはもう笑いものではない。
自身の作品を集めてボルハで開催した個展は好評を博した。
セシリアさんが慈善目的で使用する」と述べ、ヒメネスさんは金持ちに
なりたがっているわけではないと語った。「この騒動を利用して金儲けしようと
考えている人は誰もいない。ぜひこのことは明確にしておきたい」
バルカレレス氏は、すでに国際的な大企業数社が修復された絵の使用に
関心を示していると話したが、まだ正式な契約を結んでいないという理由で
その社名は明かさなかった。
■オリジナルの画家の子孫は不満
しかし元のフレスコ画を描いたスペイン人画家エリアス・ガルシア・マルティネスの
子孫は、キリストの絵が台無しにされたまま復元されないことに不満を持っている。
この点が最も大きな意見の相違点となっていることを、最近マルティネスの子孫の
1人と話をしたというオヘダ副市長も認める。
「子孫の何人かは復元を求めているが、おそらく今となっては不可能だろう。
他に修復後の絵を教会からどこか別の場所に移してほしいと言っている子孫もいる」
ボルハ市とヒメネスさんの弁護士は共に、元のフレスコ画の作者マルティネスの
子孫たちさえ同意するならば、著作権収入に関する契約を子孫たちにも拡大する用意が
あると語っている。
ttp://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2963272/11231239
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