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おまえらもっと稲垣浩を褒め称えろ!


1 :04/03/05 〜 最終レス :2013/10/09
「無法松の一生」でベネチアを制し
「宮本武蔵」でアカデミー賞外国映画賞までとった稲垣監督をもっと褒め称えるできだと思うんだけどどうだ!

2 :
そういえば、新宿ツタヤの邦画エリアにも稲垣浩コーナーは作られてなかったよな。
「無法松」もいいけど、笠知衆が主演した『嵐』なんかいいよね。

3 :
「宮本武蔵」はわざとつまらく演出してるの?

4 :
トリマシタ ナキマシタ

5 :
>>2
『嵐』で、主人公一家が住んでいる家とその周囲は、巨大なオープンセットなのか?
それとも当時はまだ、手を入れれば、撮影に使えるああいう界隈がまだあったのだろうか?
観ていて、そこばかりが気になったんだが・・・。
他には和製シラノ『或る剣豪の生涯』や、戦国大作『大阪城物語』なんか好きだね。
『大阪城物語』は、のちの三隅研次+中村錦之介『尻啖え孫市』によく似た
話なんだが、これって題材は同じでしたっけ?

6 :
レス少ない・・

7 :
>>1
∩(・ω・)∩バンジャーイ

8 :
「瞼の母」は稲垣版がベスト!
>>5
>『大阪城物語』は、のちの三隅研次+中村錦之介『尻啖え孫市』によく似た
>話なんだが、これって題材は同じでしたっけ?
そんなに似ていたかな?

9 :
http://www.tamba.ne.jp/mb-9.html
http://www.tamba.ne.jp/mb-21.html


10 :
『手をつなぐ子等』と『忘れられた子等』も良かった・・・

11 :
>>5
題材は違いますよ。

12 :
素直にアカデミー賞受賞作品が好き。
中世日本のエキゾチズムが画面に充満して、
剣豪映画なのに、まるで日本昔話のような悠久の美に浸ることができる。
八千草薫の美しさもその世界にはまりこんで一人歩きすることがない。
以後続編が作られるが、この独特の雰囲気が再現されることはなかったように思う。


13 :
海を渡る祭礼
傑作と思うが断片でしか残っていない

14 :
大味な大作ばかり作っていた人という印象であまりまともに見てないな
身びいきでなく厳しく現代の目で見て、いいと思う映画があったら推薦してほしい

15 :
やっぱ、「風林火山」でしょ。

16 :
この前実家に帰った時、親父とたまたま無法松(戦前版)の話になったが、
なんと漏れの親父は「あれは黒澤作品だ」と言い張ってた。
禿げしく萎えた。

17 :
>>14
たしかに戦後の作品は大味だよね
しかし
「無法松」(戦前・戦後両方)と「瞼の母」は大傑作

18 :
わーいレスついてたー

19 :
何と >>1 の無責任発言が飛び出しまつた。

20 :
さっき「嵐」をビデオで見返しながら思ったのだが、
稲垣監督って結構シークエンスショット(ワンシーン・ワンショット)を多用するね。
カメラが流れるように人物の所作を追いかけるとこを見ていて溝口かと思ったよ。
あと、どういうわけか照明が暗い。逆行気味で人物の表情をとらえるもんだから顔が見えない。
>5の「主人公一家が住んでいる家とその周囲は、巨大なオープンセットなのか?」というのと同じ疑問は湧いたけど
情報不足で判断不能。ただ、黒光りする屋根瓦の家々がすべてオープンセットだとしたら、言葉が出ないね。

21 :
山中貞雄と共同して作った「関の弥太ッぺ」が最高!

22 :
age

23 :
稲垣の作品的な全盛時代というのは、
戦前〜昭和23年頃でしょう、やっぱ(主に日活〜大映時代)。
東宝時代は駄作が多すぎますよね。
遺作は「待ち伏せ」だっけ?
あれなんか駄作の最たる例といっても言い過ぎではあるまい。。。

24 :
その前の「風林火山」って良かったじゃん!

25 :
 この監督は子どもを軸としたほのぼのとした小品を撮るのがとても上手い。
 そのことをプロデューサーがわかっていないので大作ばかり撮らせていた。
外国で賞をもらったのがつまずきの始まり。
本人には罪はない。
 無法松も子どもがでているからうまくいった。(大人は駄目という意味ではない)

26 :
 戦前は片岡千恵蔵や伊丹万作と組んで傑作を作っていますね。
山中とも仕事をしていたのですか。
アクの強い人とよくつきあってますね。

27 :
「風林火山」の弓、目に突き刺さるシーン初めて見たときは
「うぉ」ってこえだして驚いたよな!

28 :
>>27
黒澤の「蜘蛛の巣城」の明らかなパクリ

29 :
パクリでもなんでもええわい!
驚いただろ?

30 :
よくよく考えたら「蜘蛛の巣城」は目に矢刺さってないじゃない

31 :
またよくよく考えたら目に矢刺さったら即死じゃない
ごちゃごちゃ言う暇なく死んじゃうじゃん

32 :
おまえもごちゃごちゃいうな

33 :
"Rickshaw Man" (無法松の一生)のDVD
http://www.hongkongmovie.com/english/dvd/asp/search/synopsis.asp?code=DVD-374&page=3&beforebasket=search&overall=&boxset=1&key=&type=&newtype=Japanese&price=&zone=&bs=

34 :
無法松は勝新版だけ見てない

35 :
あげ

36 :
イナカンage
「無法松の一生」は戦前版も戦後版もイイ!
戦前版の洗練されたモノクロ映像も美しいし、
戦後版のカラーも「明治の色」って感じで好きだー
>>5
>>20
「嵐」の街並については「我が心の稲垣浩」という本に書いてありました。
図書館で借りて読んだので、よく思い出せませんが・・・。

37 :
無法松の一生は戦前の方が断然いいのが通説。
山田洋次が戦後版をみてどうしてこんなにつまらなくなったのかと嘆いていた。
役者はいいけど演出が駄目、身分差がでていないとのこと。
子役も長門の方がいい。

38 :
山田洋次につまらないと言われるほどはつまらなくないよ、戦後版。

39 :
山田監督も結構好き

40 :
「日本誕生」、「大坂城物語」、「大竜巻」
円谷英二と組んだ特撮大作は皆ドラマ部分はつまらないでつ。
でも珍しく円谷と喧嘩しない監督だったらしい。

41 :
本の助監督だった高瀬監督が講演で語ってたんだけど
大竜巻の稲垣監督と円谷監督の打ち合わせは
「よっ」「「よっ」だけで終わったんだって
なのに竜巻の来る方向はバッチリ合っていて
たまげたって

42 :
『士魂魔道 大龍巻』、衛星劇場でやりますね。

43 :
『嵐』(主演:笠智衆)観ました。いい映画だった。

44 :
戦後の稲垣浩が数多くの大味な作品を撮ったのは、東宝という会社の体質の問題。
宮本武蔵三部作は、@東宝のはじめての本格的なカラー時代劇で演出上の制約が
多かった Aのちに内田吐夢が撮った錦之助の五部作の出来が素晴らしすぎた
などの理由でイマイチという印象もあるが、のちに加藤泰が松竹で撮ったのより
は、ずっと面白いと思う。

45 :
トリマシタ、ナキマシタ

46 :
稲垣監督じゃスレのびないなほとんど俺の書き込みだ

47 :
>>44
たしかに加藤泰版は荒っぽい映画だが、加藤の異様な画面造形力に圧倒される。
製作上の都合はあったにせよ、稲垣版武蔵は単調で辛かった。

48 :
戦後でも、まだ大映にいて、
宮川カメラマンと組んでいる頃は、結構イイ作品を撮ってた。
例えば、伊丹万作脚本の「手をつなぐ子等」みたいな・・・

49 :
「秘剣」観たけど、ラストの叫び→暗転→「終」って編集は変だよ。
暗転要らない。次のシーンがあるかと期待してしまった。
もしかしてフィルムが切れていて暗溶だったのかな?

50 :
若い頃の稲垣さんのかっこよさにはほれぼれするな

51 :
 先日スカパーの時代劇専門チャンネルで放映された
『闇の影法師』を観たら、フィルムがズタボロでビックリしたけど、
それでも轟夕起子が阪妻に想いを打ち明けるシーンが素晴らしい!
これだけでも観たかいがあったと思いました。

52 :
「手をつなぐ子等」も(・∀・)イイ!!

53 :
黒澤、小津らに比べて稲垣の評価がふるわない理由の想像
1 オスカーの「宮本武蔵」という題材は、多くの日本人にとって、錦之介版こそが
  決定版で、稲垣版は見劣りする。(ゆえに、「あんなのだったら、こっちのほうが」とみんな思う)
2 カンヌの「無法松」は、オールドファンにとっては、「阪妻版のほうが詩情があった」。
  だから、権威ある評論家筋には相対的に低く見られる。
3 ところが、現在までではまだ阪妻版はビデオもDVDもなく、「良かった」と
  言われても、基本的に確認できない。
4 近々、DVD化されるとかいうけど、バラ売りなしのボックスのみだとすれば、
  よほどの阪妻マニアの老人しか買ってくれなさそう。
5 で、戦後の「大作時代劇」の人としての仕事しか今じゃ見られない。
  東宝の「○○周年記念」ものの人としてしか。
  それじゃ、せいぜい「渡辺邦雄」並みの評価で終わっちゃう。
6 せめて、現代劇「手をつなぐ子等」が鳴り物入りでDVD化されれば、ねえ。
7 しかし、最大の痛手は(おそらく彼の最高傑作にして日本映画史上有数の作品であろう)
  「海を渡る祭礼」が残ってないことだよね。
  これさえあれば、「ヤマナカ」みたいに伝説になったのでは?

54 :
「海を渡る祭礼」は24分しかみてない。
それでも面白いことは面白かったが、
↑はちょっと過大評価だと思う。
ちなみに劇画のさいとうたかをは影響受けていると思う。

55 :
後年の大作時代劇も好きだけどな。この人の場合、演出自体のハッタリが少ないから安心して乗れる。
「大竜巻」が良かった。

56 :
とにかく稲垣はたるい。

57 :
無法松は大好きなのだが
稲垣が偉いのか それとも伊丹が偉いのか

58 :
>53
>5 で、戦後の「大作時代劇」の人としての仕事しか今じゃ見られない。
>  東宝の「○○周年記念」ものの人としてしか。
>  それじゃ、せいぜい「渡辺邦雄」並みの評価で終わっちゃう。
>
>7 しかし、最大の痛手は(おそらく彼の最高傑作にして日本映画史上有数の作品であろう)
>  「海を渡る祭礼」が残ってないことだよね。
>  これさえあれば、「ヤマナカ」みたいに伝説になったのでは?
稲垣が若くして戦死して「海を渡る祭礼」フィルムが残されて、
山中が死なずに戦後の東宝でも生き抜いて、しかし「人情」も「百万両」も
失われてたら…
そしたら、稲垣が「伝説の天才」になって、山中が「今では忘れ去られた職人」に
なってたんだろうか。
な〜んていう、歴史のifは漏れもすきだよ。

59 :
 久々に書き込みが。
 『壮士劇場』って観た人いますか? 主演の阪妻が稲垣監督に
「この作品の演出は『無法松』より優れている」と言ったそうなのですが。

60 :
 あ、>>59の話は稲垣の『ひげとちょんまげ』に載っていたのです。

61 :
age

62 :
先日『忘れられた子等』を見ました。主人公の教師(堀雄二)が、知的障害者
の子供たちと接して、「子供に教えられることは大きい」と実感する映画でし
た。しみじみと心に染みる名作です。
戦後の大作時代劇に厳しい御意見が多いですが、『忠臣蔵』は、忠臣蔵映像化
作品の中で一番良かったと思います。八代目市川中車氏の吉良の憎たらしさと
気品が、すばらしかった。

63 :
風林火山か゛遺作だったらよかったのに

64 :
伊丹がいなかったらカス監督になってたはず

65 :
イナカンなめんな

66 :
 先日ようやく『日本映画の若き日々』を買って
読んだのですが、この人の文章はほのぼのしていて
良いですね(といっても他に『ひげとちょんまげ』を
読んだだけなんですけど)。
 映画関係者の本というと個人攻撃やドロドロした人間
関係が書かれたものがありがちですから。

67 :
風林火山つまんね

68 :
>>66
京都時代の話とか良かったですね。
若い映画人たちの青春群像というか、
まさに「日本映画の若き日々」という感じで。

69 :
>>67
待ち伏せ観ろ

70 :
ttp://www.nihon-eiga.com/0412/0412_13.html
「手をつなぐ子ら」がCSで放送!!
……ン!??
キャストが全然ちがってねえか!!??

71 :
>>70
わらた。
資料を見ながら書き込んでて、出演者の欄だけズレちゃったのかな。

72 :
俺はイナカン忠臣蔵好きだけどなあ。

73 :
>>71
>>72
直されたように見えて、別の間違いがまた生じてるよ。

74 :
>>69
それ観せたらもっと稲垣嫌いになっちゃうよw

75 :
 なんと池部良が股旅者を演じたという『旅路』という
作品を観てみたいです。スカパーの放送局にリクエスト
してみようかな?

76 :
ほしゅ

77 :
「手をつなぐ子等」見たよ。
よかったよ。的あげ。

78 :
寛ちゃんの純真な魂に泣きました、見守る仲間も偉い。

79 :
このスレでメンヘラぶってると簡単に女が釣れますよ。
http://life7.2ch.net/test/read.cgi/utu/1103454155/l50

80 :
「わが心の稲垣浩」やっと買えますた。読み応えあってよかったです。

81 :
ヒロシです…。
子供主体の作品が好きなのに、大作しか撮らせてもらえません。
ヒロシです…。

82 :
確かに子供主体の作品は傑作が多いですね。
「無法松」「手をつなぐ子等」「嵐」・・・
稲垣監督は子供時代に苦労されているそうなので、
(幼少時から子役として働いて、学校にも通えなかったらしい)
映画の中で幸せな子供時代を描きたかったのかな、なんて思ったり。

83 :
 ゴールデンウィークの時期に日本映画専門チャンネルで
『忘れられた子等』が放映されるらしいです。楽しみ。

84 :
「我が心の稲垣浩」ヤフオクでなかなか出てこない……

85 :
宮本武蔵見たら
びっくりした
つまんなくて
わざとつまらなく作ってる?

86 :
>>85
おまいの感覚が稲垣向きじゃない
ほかのもん見てな

87 :
晩年の雇われ仕事
としか見られてないけど、
「風林火山」
は結構良いと思う。

88 :
浪漫と野望と哀感を描く時代劇、『風林火山』。
自分にとっては、心にしみる名作であります。

89 :
三船の兜がかっこいいよな

90 :
ヒューマニズム  

91 :
東京国立近代美術館フィルムセンター
で稲垣浩の特集やるね
今年が生誕100周年なのか・・・。
http://homepage3.nifty.com/showcine/koya/nfc.htm#inagaki

92 :
豊田、成瀬も100周年特集やるのですね>NFC

93 :
山中の作品が存在するという噂があるけど、幻の稲垣作品の噂はない?

94 :
フィルムセンター誰も逝ってないの?
戦前版「宮本武蔵」2本見てきた
主役を単体で見ると、錦之助より迫力あるなぁ
武蔵(千恵蔵)vs小次郎(月形)が見れただけでお腹一杯
作品自体は内田のがやっぱ決定版って感じで上かな

95 :
今日無法松の戦前のと独眼流政宗を見てまいりました
客は年寄りばっかでした

96 :
>>94
地方に住んでるから行けねぇんだよ!!
関東在住の連中は自分たちだけが見れれば構わないという考え方なんだろうな

97 :
それはいいすぎ。一般人には責任ないだろ。
同じ地方人としては口惜しいけどな。昔は名画座なんかが
地方にもあったらしいが。

98 :
この人の時代劇は全部つまらん
「待ち伏せ」は大失敗作だし「風林火山」は三船が好演しているだけの駄作。

99 :
NFCで特集上映が始まったのに、誰も感想を書かないので、観た何本かの感想を
書きますね(一般映画板のフィルムセンターのスレは落ちちゃったみたいなので)。
「海を渡る祭禮」
日本絵映画の失われた名作と言われていますけど…、果たして本当にそうなのかな〜?
同時期の作品を何本か観ましたけど、佳作どまりじゃないかな?もちろん、あれだけの
部分じゃ評価はできないけど。まあ、観れないとなれば想像は膨らみますからね〜。
「東海水滸伝」
海軍の慰問映画だそうで(恤兵映画ってやつ?)、阪東妻三郎・片岡千恵蔵・市川右太衛門の
豪華競演(3人が同一画面にクレジットされる!)。千恵蔵・右太衛門共に見せ場はあるけど、
阪妻がさすがの貫禄。とにかく、この人のグッと引き付ける演技の集中力は、いつ観てもタダモン
じゃないな〜、と思わされます(それ故にクサイとも言われるんだけど)。



100 :
「最後の攘夷党」
戦後まもなくのGHQ指導による映画。そのために、攘夷思想に凝り固まっていたアラカンが、
外国人と触れ合う事で海外への目を向ける、というGHQの指示がかなり感じられる作品。
アラカンに考え方を改めさせるきっかけを作った画家が笠智衆で、アラカンとの競演は珍しい。
「おかぐら兄弟」
千恵蔵・ロッパの競演作。人情コメディにしたいのか、ドタバタ喜劇にしたいのか、狙いが中途半端
なので、どっちつかずの印象。伊達三郎が、敵討ちを狙う学生(?)役で出てるんだけど、いやあ
若い若い。かなり初期の作品だね。
何本か観たけど、噂どおり傑作・佳作は、戦前・戦時中・戦後まもなくに集中してる感じ。東宝時代の
大作路線のはほとんど観ているので、このあたりの作品を集中的に観ようかな〜、と思ってます。
一応、個人的な東宝時代のおススメ作を挙げておくと、稲垣版「深川安楽亭」の「海賊船」、野武士たちが
村を為政者から守る「七人の侍」の逆パターン「野盗風の中を走る」、晩年の宮本武蔵を演じる月形龍之介が
貫禄の「秘剣」あたりかな。

101 :
99、100さんありがとう。土日は混んでるのかな?
わたしも戦中前後に目処つけて行ってみます。

102 :
さぁ、土曜は八千草薫を見に行くか

103 :
>>101
今回の特集は正直いっていまひとつの入り。土日でも半分ぐらいしか入ってないかな?
むしろ、当スレでは評価がいまひとつの、東宝大作路線の上映の時のほうが混むかも?

104 :
とりあえず今日の『宮本武蔵』をみてきた。入りやはり半分。平均年齢65超?
この年のミフネだと、タケゾウやるには貫禄ありすぎるかなと感じつつ、オーソドックス
な娯楽大作を楽しむ。ただ、アカデミー外国語映画賞は?
水戸光子と岡田茉莉子が母娘で武蔵に迫るところなんかよい。しかし三国連太郎は何でも
できるな。一方、沢庵の人、かなりヘタクソ? 戦前版をわたしも見たい。

105 :
金曜日にNFCで「風雲千両船」を観てきました!つ、つまらん…。
大谷友右衛門の黛三五郎と、長谷川一夫の高杉晋作のどちらを中心に描くのかハッキリせず、
全体に平板な印象。山口淑子の、男勝りの姉御肌なれど、恋に落ちたらただ一途、という
キャラクターは、大映だったら京マチ子が演じてますね。>>104さん、沢庵の人は尾上九朗右衛門
という人で、六代目菊五郎の息子さんです。まあ、あまり映画出演がないですからね。でも、
谷口千吉監督「裸足の青春」の、島のおまわりさんとかはいい味出してましたよ。

106 :
特集があるわりに盛り上がらんな。
来週何本か見ようと思うので感想でも書こう。

107 :
>>106
>>特集があるわりに盛り上がらんな。
>>96

108 :
スレタイが悪いんじゃないかな?

109 :
武蔵の一作目は好きなんだけどなー
三船はちょっと年取りすぎてたけど役にあってたし
人間的に成長した2-3作目になると役にあわなくて微妙なんだが

110 :
「風林火山」は信玄を錦之助、謙信を裕次郎が演じている時点で失敗作だろ。
もうちょっと配役考えろよ。

111 :
それ以前の映画だったかと
でも客はいったんだからイイじゃん

112 :
>野武士たちが村を為政者から守る「七人の侍」の逆パターン「野盗風の中を走る」
今日フィルムセンターで鑑賞
脚本に井手雅人で期待したが、
役者はダイコン、セリフは陳腐、演出古臭い、音楽ダサダサ
四拍子そろったゴミ映画でした

113 :
>>112
しかし、その「ゴミ映画」の水準に達することさえ至難トロプス・ペキネシスとなった
現在の日本映画に関しては何をか言わんや!
あれは岡本喜八の「戦国野郎」とほぼ同じ水準の映画だろうが!
(せめて音楽が佐藤勝か團伊玖磨だったら良かったんだけどね)
しかし「どぶろくの辰」が田坂具隆版より面白いことについても触れてくれなきゃね。

114 :
やっぱり黒澤は偉大だ〜と思いました、正直

115 :
監督は性格が悪くないと駄目だね。

116 :
NFCで観た作品の感想その他もろもろ。
「ゲンと不動明王」
心あたたまる秀作。やっぱり、稲垣監督はこの分野で本領を発揮する人だな〜、
と再認識。三船敏郎の不動明王が登場するシーンのみパートカラーで、浅草東宝
で観た時は、退色してプリントが赤いのかな〜、と思っていたら、白黒の画面に
赤く着色しただけなんだね。笠智衆は、実家のお寺を継ぐのがいやで俳優になったのに、
映画では僧侶の役が多いのはおかしいね。あと、この作品は木曽あたりが舞台なんだけど、
この地方では父親の事を「おっちゃん」と呼ぶの?あと、ゲンが母親(乙羽信子)を
なじる時の「お大黒!」ってど〜ゆ〜意味?
「野盗風の中を走る」
あらくれ男たちが、無辜の人々の真心に触れ、自分たちの命までも投げ出して行く、という
今回上映している「海賊船」と似た内容の作品。この時期の稲垣作品では、かなりいい出来の
作品かな?中丸忠雄と谷晃のコンビが活躍するのも、東宝ファンには嬉しいかぎり。ただな〜、
野盗たちや、田坂将監(松本幸四郎)の最後も、盛り上げればもっといいのに、ここはいつもの
稲垣流で、大味に終わるんだよな〜。そこだけが残念。
「どぶろくの辰」
なんか、東宝作品というより、日活や東映みたいな雰囲気の作品。上記2作品がなかなかだっただけに、
ちょっと落ちる印象。それにしても、有島一郎があらくれ男というのは笑える。
以上、スレタイ通り稲垣浩を「褒め称えて」みました。

117 :
娯楽活劇より「無法松」や「瞼の母」みたいな作品向きの人だったんじゃないの
自分で勘違いしちゃったというか

118 :
>>117
そ〜だね〜、この人の場合、東宝に時代劇大作をまかせられる監督が他にいなかった、
というのが大きかったんでは?黒澤時代劇は、正統派時代劇と呼ぶには、
チョット違う様な気がするし。伝え聞く所によると、この監督ってかなりいい人らしいし、
会社から来る企画を断りきれなかったんじゃないかな?でも、決して東宝時代の作品は、
晩節を汚した、とまでは行かないと思いますよ。それなりに格調高い作品に仕上がっていますもの。

119 :
>>116
>あと、ゲンが母親(乙羽信子)をなじる時の「お大黒!」ってど〜ゆ〜意味?
大黒は僧侶の妻の意の通称。
>>117-118
砧撮影所製の時代劇は結局、黒澤明、稲垣浩、岡本喜八の三本柱だった。
稲垣の場合、娯楽映画としてはツボを押さえた水準作だし、大作風のムードも出せるし、
安心して任せられる人として重宝されたんだろう。

120 :
稲垣最高稲垣最高稲垣最高稲垣最高稲垣最高稲垣最高稲垣最高稲垣最高
稲垣最高稲垣最高稲垣最高稲垣最高稲垣最高稲垣最高稲垣最高稲垣最高
稲垣最高稲垣最高稲垣最高稲垣最高稲垣最高稲垣最高稲垣最高稲垣最高
稲垣最高稲垣最高稲垣最高稲垣最高稲垣最高稲垣最高稲垣最高稲垣最高
稲垣最高稲垣最高稲垣最高稲垣最高稲垣最高稲垣最高稲垣最高稲垣最高

121 :
稲垣メンバー稲垣メンバー稲垣メンバー稲垣メンバー稲垣メンバー稲垣メンバー稲垣メンバー稲垣メンバー
稲垣メンバー稲垣メンバー稲垣メンバー稲垣メンバー稲垣メンバー稲垣メンバー稲垣メンバー稲垣メンバー
稲垣メンバー稲垣メンバー稲垣メンバー稲垣メンバー稲垣メンバー稲垣メンバー稲垣メンバー稲垣メンバー
稲垣メンバー稲垣メンバー稲垣メンバー稲垣メンバー稲垣メンバー稲垣メンバー稲垣メンバー稲垣メンバー
稲垣メンバー稲垣メンバー稲垣メンバー稲垣メンバー稲垣メンバー稲垣メンバー稲垣メンバー稲垣メンバー

122 :
いなかん

123 :
>>119
へ〜、そうなんだ。ありがとさん。勉強になりました。

124 :
「風林火山」で緒形拳がヒャッと驚く戦死者とか、籠の中で自害した由布姫
の侍女とか、いかにも死んだ人の静寂感が出てる。「忠臣蔵」ラストの宝田
明もそうだ。

125 :
>>124
お、なかなか今まで聞かれなかった見所の鋭い意見。もっと、こんなヒザをポン
と叩く様な意見を頼む。

126 :
諧謔三浪士・一心太助・大菩薩峠見てきた
「諧謔三浪士」
片岡千恵蔵26歳。若い。精悍。痩せてる。殺陣も三船敏郎ばりの動きの良さ。
戦後の50歳過ぎてからの作品しか見てなかったので、とにかく千恵蔵のカッコよさが
強く印象に残った
内容もドタバタナンセンスとして普通におもしろい
サイレント時代の日本映画についてはほとんど知識がないんで、これが当時としては
出来の良い部類なのか、それとも並みなのかはよくわからん。とりあえず映画史に残る
ような傑作って訳じゃないだろうし、必要以上に持ち上げることもないだろう
「一心太助」
正直一心太助についてはやんちゃな錦之助が史上最高だと思ってるが、今回は女房持ち
という設定なので、渋い千恵蔵もなかなかハマっていた。内容はウェルメイドな娯楽作
でそれ以上でもそれ以下でもない。小エピソードの数珠繋ぎ
「大菩薩峠」
最近フィルム見つかって初公開ってことで、物凄い客が集まるのかと思ったら、案外
少なくて(七割)拍子抜け。内容は正直平板。つーか「大菩薩峠」自体、登場人物が
多くて筋がグチャグチャしてて疲れると思ってるのはおれだけだろうか。机竜之介と
いう主人公をもっと集中して掘り下げればいいじゃねーかと思ってしまう
あとは単純に他作品との比較で楽しむしかないんじゃないだろうか。千恵蔵=内田版
しか見てないが、とりあえず内田版のほうが勝ちかな(内田版も面白くないけど)。
雷蔵版、仲代版と比べるとどうなのだろう?とりあえず伝次郎はオーラ皆無でした。
それ以前に出番が少ない
稲垣ってほんとに「巨匠」なんですかね?相撲で言えばせいぜい前頭筆頭くらいじゃないの?

127 :
野盗荒野を走る
あんま期待してなかったが
けっこうイケてたよ
佐藤允は、この頃の無頼キャラが一番カコイイよな

128 :
>>126
「諧謔三浪士」 のドタバタのセンスは当時の日本映画では傑出しています。
「大菩薩峠」は、以前も名画座で見ることはできたけれど、画質が大変悪かった。
「ほんとに「巨匠」なんですかね?相撲で言えばせいぜい前頭筆頭くらいじゃないの?」
という疑問には、「無法松」のような時代を象徴する名作を残しただけでも「巨匠」扱いに
なりうることを指摘しておこう。たしかに傑作『血煙高田馬場』の大半を撮ったのはマキノ
正博であるから、そんな疑問も出てきますわな。
戦後の東宝作品ではウェルメイドな娯楽映画と渡辺邦男のような大味な「大作」が半々
ぐらいなので、作品を選んで行けば、十分に映画の面白さを堪能することはできますよ。

129 :
なかなか行けませんが、今日の11時の回を鑑賞。高齢者中心の客層で全体の入りやはり半分くらい。
『海を渡る祭禮』、部分とはいえ、全体の4分の1ということで結構内容があった。「お祭りにくっ
ついて歩いている、それだけしか生活能力のない人間たち、米を無駄に食っている奴ら」、イナゴの
ような人間どもということでタイトルも「海を渡るイナゴども」だったらしい。今日上映されたのは
割とはじめのほうから中盤の終わりくらいか? 失われた傑作かどうかは判断できないけど、何だか
面白そうな映画だなという感じはかなりあった。『戸田家の姉妹』とか『馬』が同年の製作。
『宮本武藏 第三部 剣心一路』、月形龍之介の小次郎が重みもあってカッコイイ。いきなり三部から
みて、前半、武藏の千恵蔵ががあまり出てこないせいもあるのか、ちょっとモタモタした印象も残っ
たけど、宮城知賀子のお通には納得。千恵蔵VS月形の巌流島は、やはりよかった。

130 :
14時と17時の回を二連戦してきた
『血煙高田馬場』
>>128の人は傑作と言ってますが、うーーーん・・・・・。
ていうか通のファンはほとんどの人が「傑作」と評価してますね・・・・。
とりあえずこの作品は4割が阪妻の酔っ払い演技、6割がクライマックスの剣戟、
あとは何もないって感じですね。
剣戟はほとんどダンスというか、いわゆる「チャンバラ」を自己パロディ化したかの
ように見えた。ダイナミックだがリアリティ皆無、足捌きも無茶苦茶でバレエ踊って
んのかと思った。途中で何度も歌舞伎調の見栄切ってるし。
今の観客が見たらこれってギャグ?と思う人が多いのでは。もしくはキワモノ・カルト作品
だと勘違いするかも。殺戮に情念が篭っておらず、陰影が見えないので底抜けに明るいっちゃ
明るい。見てないけど「キル・ビル」のチャンバラとかこんなんかな?
ていうか内容が既に頭の中で風化しかけてるのでw、今度やったらもう一度見に行ってみる。
評価は保留ってことで
『闇の影法師』
眠くて眠くて・・・必死で画面に集中しようとするのだが、どうしても瞼が重くなってくる。
筋がぜんぜん掴めないおれは頭が悪いのだろうか?と落ち込んでたら、実はフィルムの30%
が欠落してるそうだ。そりゃ無作為で25分近くカットされたら分からなくもなるわな。
この状態で評価しろと言われても困るが、あえて言ってしまうと仮に完全版を見たとしても
それほど感銘は受けなかったように思える。どうでもいいがトーキーになったから、役者に台詞を
一杯喋らせよう!みたいな雰囲気が当時の関係者の間にあったのでは?と変に勘繰ってしまった。
ベラベラ口で説明するより、画面自体に語らせたら?『諧謔』や『一心太助』のほうが音が無い分、
映像に知恵を使ってて100倍面白かったとおもうぞ
あと主人公が月光仮面みたいで萎えた

131 :
『旅は青空』
オープニングでオタマジャクシが踊ってるの見て、製作者の「トーキーだぜ!
イヤッホウ!」という喜びが伝わってきた。登場人物の第一声は当然千恵蔵
が引き受けたわけだが、あんな甲高い声だったっけ?30歳過ぎて声変わりでも
したのか?
『男達ばやり』
なんかヤクザ集団同士の抗争を描いたスケールの大きい作品を期待してたら、
なんてことない家庭内のイザコザを追った軽い内容だった。こういういわゆる
明朗時代劇が公開当時の観客には「新しかった」のかなぁと思いつつ見てた。
今の感覚で面白いか面白くないかなぞ語るのは野暮でしょう。面白いか?と
聞かれても困る。へのへのもへじで笑える心の温かい人向き。この作品に限らず
千恵プロ作品は製作者の「粋」の精神が感じられる

132 :
「風林火山」しか見たことない。
三船の目に矢が刺さるのは凄いと思ったが、それだけ。
学芸会で使われそうな衣装が安っぽいし、キャスティングも下手。

133 :
それにしても、稲垣特集、客が入ってないな〜。三百人劇場の吉村公三郎特集と、
客を喰いあっちゃってるのかな?高峰秀子特集の、毎回満員御礼がウソみたいだ。
そのせいか知らんが、次回の豊田四郎特集、土日の上映回数が2回に戻っちゃったよ。
今日、「壮士劇場」観てきました。阪妻の恋人役が入江たか子なんだけど、数年後に
変わり果てた時の姿がノーメイク(ナチュラルメイク?)で、劇中の阪妻同様、途中
まで入江たか子って気がつかなかったよ。

134 :
土日の2回上映回帰、そうですね。チラシもらってきたけど、気づかなかった。
だったら月曜の夜くらいやってほしいよな。土日の選択肢が減るのは、社会人
にはつらいよ。

135 :
>>134
受付のお姉ちゃんに聞いたら、今後土日の上映回数が、2回になるか3回になるかは、
まだ未定との事。その次の成瀬巳喜男特集は、さすがに今年の目玉だろうから3回に
戻るだろうけど、なんだかな〜。個人的には、土日祝は4回上映でもいいと思っているし、
月曜日が祝日の場合は、振り替えで火曜日を休館日にあててもらいたいんだよな〜。
ホント、頼むよNFCさん。

136 :
135さん、早速ありがとう。そうなんですよ。土日の初回が11時開始ってのも、
中途半端なんですよ。今みたいに吉村特集とか、これから文芸座の喜八特集とかも
かぶるから、みるほうも効率的なスケジュールが組みにくいんだよね。

137 :
客が入っとらんというけれど、この間の『忠臣蔵』だけは、ほぼ満員だったぞ!
豊田四郎特集が土日二回なのは、イナカンに比べて、ここ数年フィルムセンター
やラピュタその他で見る機会があった作品が多いという単純な理由だと思うがな。
土日祝4回上映というのは、役所のシステムで「人件費増になるからアカン」と
却下される可能性が高いですなぁ。「独立行政法人」って「監督官庁が口は出すが
金は出さん。勝手に稼いで、リスクは全部自分で持て」っていうシステムだもん。
ところで、豊田四郎特集では、勝見庸太郎出演作は、要チェックだぜ。

138 :
>>137
うん、まあね。一般の劇場に比べて上映システムについての改善は望むべくもない
のは,百も承知だけど、あくまでも希望ですよ。

139 :
『宮本武藏 一乘寺決鬪』みてきました。入り4割弱、若手もチラホラ。
たいへんよかったと思う。前半40分くらいまでは、文句のない出来じゃないかなあ。
そこからちょっとモタモタするけど、ラストの吉岡一門との決闘は見応え十分。
吐夢監督がこれを超えようとして、あの異常なまでの映像を作り上げていたかと妄想す
るだけでもうれしいです(どうしたって比較されちゃうとこは不運か)。
ちょうど1時間くらいのところで、一時上映が中断しました。

140 :
続きまして、自分は「白頭巾現わる」「群盗南蛮船」の2本をリポート。
「白頭巾現わる」は、戦前に大河内傳次郎主演で作られていた怪傑白頭巾の
シリーズかと思っていたら、白頭巾を被った医者の話じゃん!サギだ!
内容は、数年たったら完全に内容を忘れていそうな凡作。
一方の「群盗南蛮船」はまあまあの佳作。演出とかに、ちょっとマキノ正博
監督に似てる感じ。「海を渡る祭禮」って、全体を通して観ると、この作品
に雰囲気が似てるんじゃないかな〜、と思った。あと、旅篭の板前の一人が、
若き日の大川橋蔵だった。たぶん、彼のフィルモグラフィーにも載っていないハズ。
そいう意味では、橋蔵ファン必見作だ(?)。


141 :
>130レポート書くのはいいけど、血煙高田馬場はコメディ仕立て
の剣戟なんだよ!稲垣監督の日活時代からのスタイルでもあるし。
ワタスは大好きな映画、共同監督のマキノのスタイルが影響はしてるけど。
黒澤時代劇とかと比較してんじゃないでしょうね?
いつでもFCに見にいける人等ってほんとに自分が恵まれてるってこと
が判んないんだよね、「これ駄作、これ眠い」ってさ、見られるだけでも
満足しなさいよ。つーか稲かんのファンじゃない人等が特集に行ってる
ってことなのか・・・

142 :
九州に住むようになってFCにありがたみがわかるよになりますた
あと浅草東宝と文芸座も・・・

143 :
ラピュタ阿佐ヶ谷とシネマアートン下北沢もお忘れなく。

144 :
今は亡き並木座、大井武蔵野館、シネマジャックの有難味もお忘れなく!!

145 :
>>141
そうですね、確かに先人が一生懸命作った作品を、「つまらない」の一言で評価してしまうのは
いかにも高慢かもしれませんが、やっぱり本音でイマイチだな〜という作品はありますもの。
でも、淀川長治先生の言葉じゃありませんが、どんなにつまらない作品でも、必ず一ヶ所はいいところ
がある、と思って観てますよ。内容はつまらなくても、役者の顔ぶれを見ているだけでウキウキしてしまう
作品とか沢山ありますよ。だから、この映画を観て時間とお金を損した!と思った事は殆どないかな。
第一、観たくない映画だったら、ハナっから行かない。
東京に住んでいると恵まれている、というのは確かにそうですね。東京は、日本はおろか、もしかすると
世界で一番映画環境に恵まれている都市かもしれません。仕事・結婚その他の理由で、地方に住まざるを得ない方は、
せめてCSに加入してみれば?結構、レアな作品もガンガン放送してますよ。今月なんて、NFCにしか
所蔵プリントがない、浅丘ルリ子のデビュー作「緑はるかに」とか放送してます。


146 :
「東海水滸伝」
普通に面白い。っていうか特に変わった趣向もなく、そのまんまって感じ。
阪妻の次郎長や千恵蔵の石松がこれ以上ないというくらいハマってるのはいい。
しかしこれだとスターを見てだけという感じで、作品自体は空気のようなもんだ
映画監督の職人芸とはよくいうが、悪く言えば自己主張が無く、没個性とも言える。
暑苦しいまでの作家性というのは時に鬱陶しいものだが、無きゃ無いで味気ないもんだ。
超一流と一流の間の壁というのは、そこら辺に在るような気がする
ただエンタメとしてはスパッと鮮やかな語り口が小気味よく、まったく飽きさせない。
これは共同監督の伊藤大輔のほうの持ち味か?
「狼火は上海に揚る」
絵に描いたような国策映画だが、スペクタル風味でゼニはかかってる感じ。
フィルムが不完全なので完全な評価はし難いが、持ち上げるような作品ではないのは
想像できる。
戦時下の支那大陸で、駐屯している兵隊や軍属がこれを映画館に見に行ってたのだろうか
と考えると感慨深いものがあった

147 :
ヒロシです
「宮本武蔵」がアカデミー賞を獲ったのはまぐれだったとです
ヒロシですヒロシです

148 :
「無法松〜」は、戦前編も戦後編も名作
最後の頃は、三船プロのお抱え監督みたいになってしまったよね。。。

149 :
>>148
言えてる!山田洋次が「戦後編はつまらない」と言ったそうだけど、カラー・ワイド
画面になった事によって、松五郎が最後に見る幻想シーンも、素晴らしくなってるもんね。
NFCみたいな大画面で観るとそう思う。

150 :
ああ、あの最期はいいね。

151 :
本日NFCにて『秘剣』を鑑賞。う〜む、これぞ「東宝時代の稲垣はつまらない」
という人に観てもらいたい傑作!親友同士の早川典膳(市川染五郎)と細尾長十郎
(長門裕之)の、お互いを認めながらも対決せざるを得ない運命へ向かって行く悲劇。
そして、貫禄・品格共に、晩年の宮本武蔵にぴったりの月形龍之介。三井弘次 ・左卜全・
中谷一郎ら脇役も好演。この特集の最後でいい作品にめぐり会えましたね。
東宝はこの作品をDVD化しないかな〜。

152 :
>>151
「秘剣」は染五郎、長門、月形と東宝っぽくないキャストで佳作となったのが皮肉っぽい。
月形の武蔵を演じられるのは、当時の東宝にはいなかったし。
東宝時代は「秘剣」「嵐」「がらくた」「ゲンと不動明王」あたりがいいね。
結局、大味すぎる三船敏郎のスペクタクル時代劇の印象が強すぎて(嫌いではないが)、
総体としての評価が曇っている。
昨日は小谷承靖監督が見に来ていました。

153 :
このスレタイひどくね?

154 :
ヒロシです。
最近は円谷さんや伊福部さんと組んだ作品しか印税が入りません。
ヒロシです。
マトモな作品はみんな残っておらんとです。
ヒロシです。
クジャクが羽を開いてくれません。
ヒロシです。

155 :
海を渡るなんとかは傑作と聞いたが4分の1しか残ってないらしいね

156 :
図書館で『忘れられた子等』見ました。オープニング、エンディングの
地面に書かれた数字をローアングルで撮ったキャメラが印象的かな。

157 :
あげ

158 :
日本映画専門チャンネル、豊田四郎特集やるなら稲垣特集もやってくれるよね?

159 :
稲垣作品は戦前作があまり残っていないのが痛いですね。
成瀬巳喜男や豊田四郎は東宝なので保存状況が良いですが。

160 :
スポーツライターの玉木正之氏が、自身のサイトで
稲垣忠臣蔵を褒め称えてます。

161 :
やはり、この人の代表作には戦前の作品が多いからね。
戦前の日活が、もう少しフィルムの保存に力を入れていてくれたらねえ。。。

162 :
日活は国策で製作部門が大映にされちゃったのが痛かったね。

163 :
>>160
どこー?

164 :
>>161
 稲垣監督の『日本映画の若き日々』によると、
日活本社は京橋にあったので空襲を恐れて
新たに八丁堀にできた大映本社の地下倉庫に
フィルムを移したら、大映が焼けて日活は無事という
皮肉な結果になってしまったそうです。残念無念。

165 :
>>163
http://www.tamakimasayuki.com/
何やらかんたらとかいう表紙の日記の、
9月19日のところ。

166 :
あげる

167 :
今年の追尾を飾って(?)、NHK−BSで稲垣浩監督の作品を
特集放送するみたいだよ。なかでも、前スレでも話題になった、
『秘剣』は必見!未ソフト化作品なので貴重ですよ。
あと。『忠臣蔵』は、やっぱり一度に放送してもらいたいな〜。
http://www.nhk.or.jp/bs/

168 :
京都文化博物館で見た『独眼龍政宗』、面白かった。
月形龍之介の片倉小十郎景綱が凄く渋くてカッコ良かった。

169 :
「我が心の稲垣浩」古本がどうしてもみつからない。
そのBSの放送までにみつかるといいんだけど。

170 :
保守

171 :
12月に宮本武蔵のDVDが出る

172 :
何を見ても特徴ねえな。
センスも無いし力もない。
歴史に埋没するのも当然だと思うな。

173 :
宮本武蔵は1作目だけはイイ。
無法松の一生
柳生武芸帳  
大阪城物語  
この3作は凄く好き。
全部三船だ。
よく言われる「豪快」な三船敏郎が好きな俺にとっては
まあまあ凄い監督。

174 :
BSで放送が始まったのに誰も来ない・・・。やはり大味な時代劇監督と思われているせいか?
ttp://www.nhk.or.jp/bs/navi/movie_td_f.html
>懐かし映画劇場 生誕100年記念 稲垣浩特集
>12月12日(月)〜
>「宮本武蔵」でアカデミー名誉賞(1955年度最優秀外国語映画賞)を受賞した名匠、稲垣浩を特集。
>稲垣浩の生誕100年を記念し、監督作9作を一挙放送します。
>○柳生武芸帳 1957年 12月12日(月) 後1:10〜2:57
>○柳生武芸帳 双龍秘剱 1958年 12月13日(火) 後1:00〜2:46
>○忠臣蔵 花の巻 1962年 12月14日(水) 後1:00〜2:58
>○忠臣蔵 雪の巻 1962年 12月15日(木) 後1:00〜2:35
>○ふんどし医者 1960年 12月19日(月) 後1:00〜2:56
>○野盗風の中を走る 1961年 12月20日(火) 後1:00〜2:52
>○秘剣 1963年 12月21日(水) 後1:00〜2:49
>○暴れ豪右衛門 1966年 12月22日(木) 後1:00〜2:41
>○無法松の一生 1958年 12月23日(金) 後1:00〜2:45
その他、1月2日には「待ち伏せ」を放送。

175 :
>柳生武芸帳
五味康祐の原作は未読だが、柳生十兵衛を主人公にした近衛十四郎版と違い、
こちらでは霞の多三郎=三船敏郎を中心に話が進んでいくので驚いた。
これでは話の視点がまるで逆ではないか。
柳生武芸帳を巡る諸派(柳生家・山田浮月斎・竜造寺家・大久保彦左衛門・知恵
伊豆)の権力闘争をダイナミックに描き、まあまあ飽きさせない。
稲垣浩は1905年生まれだったというから、この頃はまだ52歳だったのか。
サイレントの頃から撮っているので、もっとお爺ちゃんかと思っていたよ。

176 :
>>175
『双龍秘剱』は千四郎視点になってるよ。
原作は誰が主人公やら何が本筋やら解らない錯綜ぶり。
まあ神視点の群像劇なんでしょうけど。

177 :
戦前の無法松はやるの?

178 :
戦前の無法松やらないとかありえんよNHK

179 :
BS2を録画した「ふんどし医者」で稲垣浩監督初めて見たが(はじめだけ)
これがまるで冗談みたいに画面が揺れる。
録画のせいのかどうか。 これでは見るのは無理だ。明日の「野盗〜」にトライ

180 :
俺も録画したけど ま っ た く 揺れないぞ。

181 :
そうか 上から下に流れるような感じ 
最初に出てきた女優が狸みたいになっていた 森繁も出てると知らなきゃ誰かわからない
レコーダーのせいかもしらん こんなんは初めてで参った

182 :
>>179
「ふんどし医者」は佳作だね。田舎の人の好い名医である森繁が文明開化に乗り遅れてしまい、自
分が命を救い医学の道に転じた元チンピラ(夏木陽介)にまで追い越され、保健衛生
の概念すらない農民たちには裏切られてしまう。このくだりは胸に迫ったな。
ラストは、今は中央で偉くなった友人(山村聰は東大卒だけに? こういう役は巧い)と立派な
医者になった夏木の助力で、きっと知識や道具の遅れも取り戻し今後もあの町で頑張
っていくのだろう、という未来を予想させて爽やかに終わる。
お嬢さん育ちのこれ以上はない良妻なのに根っからの博打好き、という原節子
のキャラクターが面白く、博打のエピソードがきちんと伏線になっているのも流石。
チフス騒動の件だが、自分の親は医者ではないが、昔は食品関係の保健衛生の仕事をしていて、僻地や
離島の人間はお人好しで働き者だが無知で気が荒く、衛生観念の欠落ぶりには本当に参ったと言っていた。
畜産農家を回っていたら、「細かいことばかり言いやがって」と馬喰に肉斬り包丁で刺されて
殺されそうになったこともあったそうな。あの打壊しのくだりも昔は本当にありそう。

183 :
悪党たちが貧しい村人たちのために戦い討ち死にする「野盗風の中を走る」は、まるで
ジョン・フォードやハワード・ホークスの西部劇のように素晴らしい!

184 :
「柳生武芸帳」はジャンプノリで今一つしっくりこなかったが、
「ふんどし医者」「野盗風の中を走る」さっき見終わったばかりの「秘剣」
と、どれも強烈におもしろいっ

185 :
>>184
秀作だけ選りすぐって放送しているから当然なのだが、今回、BSで放映した
作品はどれも面白かった。
とくに三船版の「無法松の一生」は、戦前戦後の検閲でカットされた箇所、旧作で描写
仕切れなかった箇所まで押さえているので、完成度においてはオリジナルよりも優れているとさえ言える。
オリジナルの現存している版では、松の吉岡夫人への片思いがはっきり分からないので、
松はただの豪放磊落な善人にしか見えない。三船版では松の思いや苦しみを明確に描いているので、
吉岡夫人だけが松の本当の気持ちを知っているラストの重さがまるで違う。
何よりも、これは許されざる愛に生きた男の物語なんだよね。
オリジナルを尊重するのはいいのだが、「日本映画史上ベスト」に判で押したように
阪妻版だけを選ぶ人は、実はこのリメイク版を観ていないのではないだろうか?

186 :
今日の無法松はよかった

187 :
「がらくた」も放送してほしかった
「秘剣」と「がらくた」は好きなんだ

188 :
三船版の「無法松」見て思ったんだけど、
今だったら竹内力でリメイクしたら結構いけるんじゃないかな。
吉岡夫人は黒木瞳あたりでw

189 :
>>185
> オリジナルを尊重するのはいいのだが、「日本映画史上ベスト」に判で押したように
> 阪妻版だけを選ぶ人は、実はこのリメイク版を観ていないのではないだろうか?
三船版も見ているけど、戦前にも観ている人とか。

190 :
>>188
そんなの作るならもう西田敏行と倍賞千恵子でいいよ@松竹by山田

191 :
>>188
今まで無法松を演じた俳優は、(映画)阪妻、三船、三国連太郎、勝新。
(TV)田崎潤、須賀不二男、南原宏治。
舞台では田村高広もやったらしい。若い頃なら若山富三郎・丹波・高倉健・文太・佐藤允あたりも出来ただろうね。
無法松を下敷きにしてズラした「馬鹿まるだし」や「男はつらいよ」に出ているハナ肇や渥美清も真正面から取り組めば出来ただろう。
>>188
力さんの荒っぽさは案外にハマるかもな。結局、堤真一とかがどんなに頑張っても
町工場のオヤジには見えないんだよね。今はこういうキャラクターが出来る俳優は本当にいない。
>>189
>三船版も見ているけど、戦前にも観ている人とか。
阪妻版の完全版を観たことがある人なんかどれだけいるのか? 

192 :
稲垣特集の最後待ち伏せかよ・・・






orz

193 :
やべっ、待ち伏せ録り忘れた……けど、
あまり録画忘れを悔いなくても良い作品みたいねw

194 :
あ、1月2日放映予定なんですか。失敬。しかも上げて書いちゃったし。

195 :
三木聖子ですか?

196 :
『待ち伏せ』もうすぐ放映だね
わくわく♪w

197 :
どうなん?この作品。  出演者だかえは豪華だけど・・・

198 :
あの豪華出演陣で、知名度がいまいちな作品なんだから、
内容のレベルは推して知るべしだろ。

199 :
>>198
この時期から独立プロ(大物俳優の)の作品が
それほどヒットしなくなるんだよね・・・
映画産業が本格的に崩壊・・大物俳優のテレビ進出
この映画のタイトルみるたびについ連想してしまう。

200 :
そういう構造的な問題があったのか
しかしまあ この「待ち伏せ」はさあ そういうことをヌキにしても
なんだか脚本てかストーリーが幼稚だよな あんまおもしろくない

201 :
そういや 三船、勝新の「座頭市と用心棒」を思い出してしまった
あれも個人的には期待したほどおもしろくなかった。
もっと娯楽に徹するちゅうか、 ヘンな理屈をこねないでほしいのよ

202 :
ハリウッドに毒された禎脳鑑賞力是炉遣ろうには見て欲しくないな

203 :
あげ

204 :
伊丹脚本のやつはいい作品が多いよね

205 :
群衆の動かし方がうまい監督の内の一人だと思う。   

206 :
ゲンと不動明王→クリスマス・カロル
或る剣豪の一生→シラノ・ド・ベルジュラック

207 :
来週のNHK・BS2、13時〜の時間帯は稲垣特集らしいな。

208 :
宮本武蔵

209 :
DVD-BOXでないかな。

210 :
CSで「士魂魔道 大龍巻」っつーの観た。
おもしろかったぞ。
終り近くに三船敏郎が出てきて雰因気ががらっと変わったのには苦笑すた。

211 :
「日本誕生」最高だった
やっぱり円谷は偉大だ

212 :
大龍巻あたりまで「大味な東宝時代」で済まされるのはちょっとなあ、と思う。
ああ秘剣を見直したい・・・

213 :
文芸座で『秘剣』みてきました。フィルムセンターのは違うのだろうけど、今日のモノクロシネスコ
プリントは終始雨降り、ブチブチ切れて上映時間も5分短いというバッドコンディションが残念。
内容的には、青臭さプンプンの染五郎(当時)が、ハナから「この人、ダメだわ」を観客に感じさせ
て、真っ当な志ある青年が心ならずも・・・、という王道パターンから外れてしまうものの、その過
剰な狂いっぷりを前半、堪能。組織による抑圧のイヤらしさもよく描かれている(三井弘次ら)。
それにしても、やっぱり月形龍之介の武蔵が貫禄あったなあ。あと、なぜか東宝映画に出てきた長門
裕之が明らかにオカシイ染五郎を存分にフォローする役回りで、感心させられる。
終盤以降の陰惨な展開、少々ダレながらも、全体としては緊張感が途切れない作品ながら、活字では
取り上げられてませんね。この前の川本さん本にもない。時代劇は名作が多すぎるからか。

214 :
忠臣蔵花の巻素敵だった。
明日も楽しみです。録画ばっちりしました。
BSさん有難う!

215 :
ふんどし医者見たけど、
最初の大井川の鉄橋を電車が渡るシーンは
必要なんだろうか。

216 :
>>215
日本の近代化の影で取り残されていく者、文明開化を受け入れていく者の
相克がテーマなので、日本の文明化の象徴である鉄道をオープニングに
持ってくるのはさりげないけど巧いと思いますよ。
江戸幕府の頃までは関所として「越すに越されぬ大井川」だったのが、明治政府
になり川越人足がいなくなり、船、やがては鉄道で渡れるようになったわけですからね。

217 :
久々に「士魂魔道 大龍巻」を観た。
稲垣監督らしい荒削りな映画なんだけど、みんな
行き当たりばったりと言う感じがする。
松たか子の父ちゃんも夏木も佐藤も・・・。
それに水野久美も最初はRと言ってたのに
好きになってるしw
まずこの映画で一番おいしいという役は間違いなく
三船だったと思う。場面を全部、かっさらってしまうw
あと最後の龍巻のシーンは明らかに狙ってたとしか思えない。
監督もそう言ってたみたいだったから、そういう意味では
監督の思い通りになった映画かなと思う。

218 :
age

219 :
あーやっちまった・・・
バンツマで見たかったのに、三船の無法松だった。
借りてきたからには見るけどさ。

220 :
稲垣浩は神だと思っている。
70年ほど前の正月休みに両親と静岡市の稲垣浩実家(もんじゃ焼き屋)に
食べに行った時の話。
両親と3人で鉄板を囲んで食事をしているといきなり稲垣浩が
玄関から入ってきた。もんじゃ焼き屋に似合わない活動屋チックないでたちで。
稲垣浩が「俺いつもの〜」と言って二階へ上がろうとすると、
店内にいた高校生集団が「イナカンさん!」「イナカンさんかっけー!」などと
騒ぎ出し、稲垣浩が戻ってきてくれて即席サイン会になった。
店内に13、4人ほど居合わせた客全員に店内にあった色紙を使い
サインをしてくれた。
高校生達が自分の母校の映画研究会だとわかった稲垣浩は
いい笑顔で会話を交わしていた。
そして稲垣浩は「またな〜」と二階に上がっていき、店内は静かになった。
私と両親はイナカンの気さくさとかっこよさに興奮しつつ
食事を終え、会計を済ませようとレジに向かうと、店員さん(カズ妹)が
階段の上を指差しながら
「今日のお客さんの分は出してくれましたから。また来てくださいね」と。
あれには本当にびっくりした。

221 :
>>220
カッコいい話だなぁ〜
70年前のお話か〜、てことは1930年代!
千恵プロで日活で
片岡千恵蔵や阪妻の主演作を撮っていた全盛期ですね

222 :
222

223 :
「ひげとちょんまげ」面白かった

224 :
わたしも『ひげとちょんまげ』読了。

225 :
「無法松の一生」観ました、三船の方
すんごくいい、日本人の美学、秘すれば花
この映画が理解されなくなったら日本は終わりだと思う

226 :
文芸座、勝新特集最終日『待ち伏せ』上映age。

227 :
>220
これってコピペだよな?元は三浦カズだっけ?

228 :
『待ち伏せ』はゴミ映画です

229 :
三船目当てに『日本誕生』と『待ち伏せ』をレンタルしたのですが、どちらもプロローグから萎えまくりです。
とりあえず今日はあきらめて黒澤の『野良犬』を再度観ました。
やはり面白かったです。

230 :
>『日本誕生』と『待ち伏せ』をレンタルしたのですが
これはどっちも駄作だなぁ。
三船は出てないけど『秘剣』や『がらくた』はなかなか面白かった。
市川染五郎(現・松本幸四郎)と稲垣監督との相性は抜群だと思う。

231 :
野盗、風の中を走る
だっけか、これも結構好きだな
市川染五郎と相性がいいというよりも、
稲垣監督の純朴?というか叙情感ある作風は
三船や鶴田なんかよりもヤングスターを使った
青春風の時代劇にこそ本領発揮される気がするよ

232 :
しばらくコンビを組んでいたカメラマンが伊豆長岡ロケ時に稲垣の人間的にとても嫌な面を
見てしまい稲垣の話はあまりしたくない、との話そのカメラマンから聞いたことがある。
その話俺は聞いたけれど本当に保身の強い嫌な監督の行動で旅館の人、スタッフの中には大
変な目に遭った人がいたそうです。稲垣監督の息子さん、円谷プロにいたけれど今は何を・・
そのカメラマンとのコンビ作品はこのサイトにもたびたび取り上げられています。

233 :
>232
くわしく

234 :
カメラマンの方も今は他界されています。その方がある雑誌の稲垣についての取材時に丁度私も
同席していたのですがそこの部分は飛ばしていらっしゃいました。高名な監督の悪口は云わない
後にあのことは話したくなかった、とおっしゃっていました。監督にも知られていないそのような
嫌聞な面があった、ということで・・・・。ささいな出来事から本質的な人間性を見てしまった、
そうゆうことです・

235 :
無法松(戦後版)をDVDで見ますた
たまたま若尾文子のエロエロな映画を観た後だったせいか
凸ちゃんが三船をいつ押し倒すのかと期待した俺はバカでしたw
ラストは哀し過ぎ

236 :
連投すんません
それから「無法松の一生」の世界は、なんとなく
本宮ひろ志の漫画に影響を与えているような
気がしたんですが・・・  気のせいか

237 :
>>232,234
そのカメラマンにしてもあなたにしても、そういう思わせぶりなことだけ話すなら、
いっそ全部黙ったままにしておいた方がいいんじゃないの?
何も知らない第三者から見ると、単なる中傷にも見えるよ。

238 :
昨夜BS2でやってた「戦国無頼」をみたけど、イマイチだったな。
城の炎上や長篠の戦なんかはすごかったけど。

239 :
先達への、敬意が深い。

240 :
文芸坐時代劇特集、2月26日(木)、『風林火山』&『大阪城物語』上映age

241 :
稲垣浩と聞くと「無法松の一生」を思い出します。

242 :
きょう浅草新劇場で『或る剣豪の生涯』を観てきました。
プリントは傷はなかったので比較的新しいプリントと思われますが、粒子が目立ちました。
1959年では、撮影フィルムの性能に限界があったのでしょうか。
稲垣の脚本はロスタンの原作をよく時代劇に移しており、傑作といってよいでしょう。

243 :
久我美子とマージャンをしていると、「先生、お願い、上がらせてーー」で、
よく負けていたらしい。

244 :
面白いのも一杯あるけど、信じられないレベルの駄作も多いよなあ。

245 :
無法松の一生神杉ワロタ

246 :
>>236
影響を与えているのは「シェーン」じゃないか?

247 :
うあぁ・・・
あの久我美子さんがマージャンなんかするのか・・・
ショック・・・

248 :
大阪市西成区の西成署前で13日から5夜にわたり、労働者らが投石などを
繰り返した騒動で、府警警備部と同署は18日、道路使用許可を得ずに街頭
演説を行ったとして、道交法違反の疑いで、釜ケ崎地域合同労働組合委員長、
稲垣浩容疑者(64)=大阪市東淀川区淡路=を逮捕、組合事務所などを捜
索した。調べに対し黙秘しているという。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080618/crm0806182027037-n1.htm

249 :
神保町シアター稲垣小特集にて『忘れられた子等』、モノクロスタンダード、ほとんどの巻で雨降り、
キズ多数も、鑑賞には支障なし。姉妹篇の『手をつなぐ〜』ともども、こういった作品があったから
こそ、敬意を込めて “巨匠” と東宝で呼ばれてたのだなと納得させられる感動の名作。その視線の暖か
さに、発達障害児の佇まいは本作の達者な子役が演じることのできる形からはるかに遠い多様性があっ
て(故にまた見慣れない一般人にはおぞましくも感じさせる)、この作品に表象される様態は全体と
して安易なキレイごとに堕しかねないという批判の芽は封印せざるを得ないか。
黒板に印す、あと何日で序盤を引っぱりつつ、それ自体を消し去る瞬間、滑稽味を醸し出す呼吸、クラ
イマックスのはしご車出動、いずれも素晴らしい。 当初ふて腐れていた堀雄二がハマっていくのは、
若さと、それに伴う無自覚な正義以外の何者でもないんだと感じると、さらに羨ましくなる。

250 :
>>248
同姓同名の別人。
でも、『産經』は警察発表そのままですな。暴動を煽ったのが別人の方の稲垣浩とあるけど、どうだか。

251 :
神保町シアターにて『柳生武芸帳』、アグファカラースタンダード、多少キズも退色のない上々の
プリント。 巨匠による王道娯楽時代劇の感。豪華キャストだが、やはりミフネが突出。無骨さは
変わらず、いつもの不感症ちっくな久我美子との最初のラブシーンとかはハラハラしてしまうが。
扇雀によるくノ一、その舞はさすが見応えがあった。単純逆回しのヒラリヒラリを観ていると、忍
者イイよーイイよー、と嬉しくなる(ミフネとかは軽やかさに欠けるが)。伝通院ロケ(?)敢行
のクライマックスも迫力がある。よく言及される、原作者が感心したという入り組んだストーリー
を巧みな交通整理で飽きさせず、ラスト伊福部音楽に塗りつぶされつつ、続編も観たくなる。

252 :
神保町シアター山田五十鈴特集、『大阪城物語』上映age

253 :
無法松の一生(阪妻)
無音場面込みの最長版をはじめて見た
提灯にイマジネーションを感じましたね

254 :
まだまだ褒めます、age

255 :
宮本武蔵は内田吐夢のやつの方が面白いよね。

256 :
日曜日のNHKラジオ第二の佐藤忠男が今週の朝に稲垣だね

257 :
三船がな〜、活き活きしてるんだよな。宮本武蔵でも無法松の一生でも。
黒沢以外じゃ三船はダメだなぁ〜と昔は思っていたが、稲垣を見てから「へー知らなかった。
このコンビはいいな」と思った。

258 :
海を渡る祭礼を観たいな。戸上城太郎の。
俳優を自由に生かせる稲垣は最高ですね。

259 :
「待ち伏せ」って駄作かもしれんが、ついつい観返しちゃうんだよね(^O^)
何か俺って変わり者

260 :
このところの名画座人気はもう一つか。

261 :
>>258
>海を渡る祭礼
どっかでやってないものかな?
戦後の大友柳太郎版のはあるが。

262 :
上映されないが、age

263 :
忘れられた子等
といった児童映画?が
割と頻繁に名画座でかかってる気がする

264 :
>>259
仲間発見。

265 :
>>259 >>264
はげどー。
「待ち伏せ」はトンデモ映画。

266 :
皇潤のCMで宮本武蔵の映像が出てきた。
八千草と三國の初共演作品として。

267 :
稲垣浩
http://wiki.livedoor.jp/yik21/d/%b0%f0%b3%c0%b9%c0

268 :
伊丹万作脚本以外はろくな映画撮ってないよな。
誉めようがないわ。

269 :
褒め足りないage

270 :
番場の忠太郎 瞼の母
は伊丹万作絡んでないがいい映画だよ
褒めてあげて

271 :
『佐々木小次郎』は新旧どっちのほうがおもしろいですか?

272 :
神保町シアター、昭和のガキ映画特集にて、『手をつなぐ子等』、『忘れらた子等』、
『ゲンと不動明王』上映age

273 :
文芸座、池部追悼特集にて、『旅路』上映age

274 :
稲垣浩の時代劇では、戸上城太郎と言う戦前のスターが脇役でも重宝されてましたね…戸上は他の東宝や東映時代劇では悪役になったりしてますが、稲垣時代劇では良い感じでした。

275 :
『海を渡る祭礼』のもう少しでも長い断片は、ないものか。

276 :
>>247
『大阪城物語』の撮影のときに雨が続いてロケができなくなり暇つぶしにマージャン。
そこに平田昭彦も加わって二人は仲良くなったんだとさ。

277 :
当時(今もかもしれんが)女性芸能人がマージャンするなんて普通だよ。
渡辺晋の自宅でしょっちゅう人気絶頂期のザピーナツがマージャン大会に加わってたそうだ。

278 :
ザ・ピーナッツはやっていても不思議ないだろ。
原節子とか乙羽信子もやってる。久我もそのメンバー。

279 :
保守

280 :
保守

281 :
若いときと晩年では別人かと思うほど顔が違う

282 :
東宝で黒澤との仲はどうだったのかな

283 :
保守

284 :
アクションものではなく「瞼の母」「無法松」系の作品をメインに撮って欲しかった

285 :
どんなジャンルでもこなした人だと思うが

286 :
藤山寛美の筆名も稲垣浩でしたね

287 :
文芸座、八千草特集にて、宮本武蔵三部作一挙上映age

288 :
釜ヶ崎地域合同労働組合の委員長も稲垣浩さんだよ

289 :
無法松、宮本武蔵が海外で賞を取ったのは半分くらいは三船のおかげですな
海外は三船贔屓だからよ

290 :
あげ

291 :
贔屓っつーよりもうアイコンだわな

292 :
強う日本人、強い侍の象徴だな
三船主演作は11本か
片岡千恵蔵・大河内伝次郎主演作も多い

293 :
釜ヶ崎地域合同労働組合委員長
釜ヶ崎炊き出しの会代表


294 :
桜町弘子さんが太秦の撮影所内で稲垣監督と出くわしたら、、杖を振りかざして「女よ」と絡んで来たとか。

295 :
釜ヶ崎に住む日雇い労働者の為に日夜頑張っている釜ヶ崎地域合同労働組合委員長の稲垣浩

296 :
立ちん坊人生 味なもの♪
通天閣さえ 立ちん坊さ♪
だれに遠慮が いるじゃなし♪
じんわり待って 出直そう♪
ここは天国 ここは天国 釜ヶ崎♪
身の上話にオチがつきここまで落ちたと いうけれど♪
根性はまる出し まる裸♪
義理も人情もドヤもある♪
ここは天国 ここは天国 釜ヶ崎♪
命があったら 死にはせぬ♪
あくせくせんでも のんびりと♪
七分五厘で 生きられる♪
人はスラムと言うけれど♪
ここは天国 ここは天国 釜ヶ崎♪
http://www.youtube.com/watch?v=iQQL1b1x6qg


297 :
『俺は用心棒』万作脚本、知恵蔵主演、月形助演。
どこかに上映プリントはないのか。

298 :2013/10/09
age
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