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2012年2月エロパロ187: ライアーゲームでエロパロ (851) TOP カテ一覧 スレ一覧 Pink元 削除依頼

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ライアーゲームでエロパロ


1 :09/03/02 〜 最終レス :12/02/04
ゲームに負けた神崎直が売春ルートに売り飛ばされる鬼畜なやつをお願いします。

2 :
メインはフクナガだろjk

3 :
なつかしいな‥賑わってた頃のライアーのスレ‥
なんで今ライアーのエロスレが無いのか現スレ主は知らないのか‥そっか

4 :
じゃあ直とコサカさん頼む

5 :
ドラマ版直タンと秋山さんは別々の道を歩いてるな
賑わってた頃が懐かしい。
絵本風味のギャグ作品とかもあったな。

6 :
自分は脳内会議が大好きだった‥その当時はROM専だったんだけどw

7 :
>>6
懐かしいw
まとめサイト昔あったよね?
まだあるのかな

8 :
>>7
俺が知ってるのは
ttp://yaplog.jp/liar_game4/index/だな。
当時から居たけど、>>3てどういう意味??

9 :
小ネタ・秋直・エロなし・台詞変更あり
「秋山さんSとMって何ですか?」
直が無意識の上目遣いで秋山に聞いてくる。
他の参加者の視線が彼に突き刺さる。
‥そうか、直はそんな事知るわけないよな‥
秋山の頭上で天使と悪魔が戦い始める。
天《直は今時珍しい位、純粋な娘なんだよ!大切にしてあげなきゃ》
悪《誰かに奪われる前に奪ってしまえ!》
‥奪われる‥?直の純潔が誰かに‥?
悪《奪ってしまえ!》
「‥秋山さんどこか具合悪いんですか?」
ハッとすると
不安げな表情を浮かべた彼女が目の前にいた。
他の参加者は各々雑談をしていた。
直にだけ聞こえる様に、彼女の耳元で囁く。
「いやどうもしないさ。‥それより直、今夜君の部屋に行っても良いかな?」
「えっ?私の部屋ですか?構いませんけど」
「‥じゃあその時、さっきの件について説明するよ。実践も入れてさ」
「本当ですか?ありがとうございます!‥でも実践って?」
「ん?‥その時になれば分かるよ」
「はい分かりました!」
―翌日―
「どう?これで理解出来た?」
「‥はい」
いつもはポーカーフェイスな秋山はやたらと上機嫌でにこにこしており、
その一方、いつも明るく笑顔だった直は、何故か常に俯きがちに加え体調も優れないのか、ぐったりと椅子にもたれていた。
また時折、足腰を庇う姿が、他の参加者達に目撃された。
End.

10 :
ネ申降臨age
GJ!!!
直タソ可愛いよハァハァ

11 :
ナオは処女じゃなかろ〜
可愛くて巨乳で疑うことを知らない世間知らずのお人好し
カモがネギしょってカセットコンロと鍋まで用意してるようなもん
ぜって〜どこかのヤリチンに騙されて姦られてるって!
……って路線で誰か書いてくれ

12 :
おお!復活しとる!しかもまとめサイト久々に発見して感動した!

13 :
ナオちゃんをラブシャーに参加させて下さい

14 :
ヨコヤァァァ!!ネタも良いよな‥

15 :
脳内会議とかすごい懐かしいなw

16 :
>>13
ナオちゃんをブラジャーにさせてあげてください

17 :
>>16
え?ナオちゃんにブラジャーをさせろって?
よし俺が着けてやる!
ノーブラとはけしからんきょぬータソだw

18 :
エロ職人さんが来るまでの暇つぶしにどうぞ。
秋山×直 エロ無し
仲間以上恋人未満な原作8巻終了時点のお話
「ねえ、秋山さん」
なんだよ、と直を振り返る。
「秋山さんに、守るって言ってもらえたの嬉しかった」
直の顔を見れなくて、こちらの表情が見えないように背を向ける。
あの時なんの気もなく言ったことが今になって恥ずかしい。
こっちの恥ずかしさなど気にも留めず、直は続ける。
「でも、私も秋山さんの役に立ちたかったんです…
三回戦の時みたいに苦しい思いをさせたくなくて、
その苦しみを少しでも私が肩代わりできたらいいのに」
彼女は強くなった。
最初であった時から比べたら嘘のように…いや
であった時があまりに弱かっただけだろうけれど、
苦しむ人を救いたいという思いが彼女をここまで強くした。
信と不信に揺れる世界で信を取る。
そのバカ正直さが彼女の取り柄であり弱点でもある。
弱点は自分やフクナガが補えばよい。
いまや彼女はライアーゲームに怯える小娘ではなく
自分と同じ目的を持った仲間に成長していた。
けれども、最終的に目指すことは一人の勝者が多額の負債を抱えること。
その役割はどうしても彼女に負わせる気にはなれなかった。
「君は、強くなったよ」
これからも汚れない正直さで居て欲しかった。
苦しみ続けることなんて彼女に似合わなかった。
彼女自身を好きかどうかだなんてことは置いておいても、
苦しむ彼女がぱっと明るくなるその瞬間が好きだった。

19 :
「秋山さんが居たから、私、頑張れたんです。
これからも…秋山さんが居るから頑張っていける。
秋山さんは色んなこと考えて自分のことを後回しにしてます、
だからせめて私くらいは秋山さんのことを考えちゃだめですか…?
あっ、フクナガさんも秋山さんのこと…むぐ」
「フクナガのことは言わなくていい…!」
「やっとこっち向いてくれましたねっ」
直の口を塞いでいた手を握られる。
退こうにもしっかり両手で握られていて、下がれば直も下がってくる。
「秋山さんが誰にどう思われようと、
私は秋山さんのこといい人だって、優しい人だって思ってますから」
笑顔でそう言ってから、直はふと思い出したようにささやいた。
「フクナガさんのこと苦手なんですか?さっきも二人で話してたのに」
「いや…その、普通ニューハーフに興味なんて持たないだろ…?」
近くにフクナガが居るわけでもないのに思わず小声になった。
「中身は乙女ですよ?」
「いあそれは置いといてやっぱりほら…」
「うーん、フクナガさんなら応援しちゃうのに」
「…お前自分で言ってることわかってるか?」
きょとんとする彼女の額に自分の額をゴツとぶつける。
「きゃ、痛いじゃないですかっ」
にやりと笑って、至近距離で彼女の目を見つめたまま目をそらさずにおく。
「目の前に女とニューハーフが居たら女がいいって普通は言う」
直の色白い肌が面白いくらいに赤くなったのを確認して顔を離した。
しばらくおろおろと困っている様子を楽しんでいると、
秋山さんはやっぱりずるいとか上目遣いに睨んでくる。
「ずるいもなにも一般常識だぞ」
「わ、私の気を知らないで…」
「なんでそんなにお前は俺とフクナガをくっつけたいのか…」
「乙女心は複雑なんですっ」
「ああそう…」
聖母のような余裕をかましたかと思えばいたずらにちょっかいを出す。
いたずら仕返せば真っ赤になっておどおどし、
不思議がれば乙女心がどうので流してしまう。
素直にころころと感情を見せるのが面白くて、
次はどうからかってやろうかと考えたくなってくる。

20 :

「で、その複雑な乙女心がなんで俺とフクナガをくっつけたいわけ」
「えっ、それは、お世話になってる二人だから幸せになってほし」
「ふーん」
この直のことだ、フクナガの恋心を応援しようとか思っているのだろう。
それにしては矛盾だらけだ。
「それでフクナガが幸せでも俺が幸せじゃなかったらどうすんの?」
「…それは、えっと…困りますね…」
「だろ、だから気を使わなくていいって」
俯いたまま、直が言う。
「私…秋山さんには幸せになってほしくて」
「フクナガとお前なら、お前と居る方が気休めになるけどね」
何気なく吐いた言葉に、直ががばっと顔を上げた。
「ほんとですかっ」
「嘘じゃねえよ…!」
嬉しそうな顔を見ているとなんだかまずいことを言ってしまった気がしなくもなくて
今自分が何を言ったか思い出してみる。
(俺は気休めになるとしか言ってないぞ…!)
「じゃ私これからも秋山さんの気が安らぐように頑張りますから〜!
秋山さんに頼られる人になります!」
「あ…ああ、そう…」
妙に嬉しそうな直が自分の腕を掴んで手を引く。
「お夕飯食べに行きましょう!」
「もうそんな時間か」
歩き出して手が少しずれると、こちらの指を掠めて直の手が宙に浮かんだ。
その瞬間、反射的に離れた手を引き寄せて指を絡ませる。
自分のしたことに気付いて、一瞬どきっとするが、
直が振り返らず何も言わずそのまま歩き続けるので、
手を繋いだまま二人で夕暮れの街へと繰り出して行った。
END.

21 :
以上です。エロなくてすいません。
7巻の「お前のことは必ず守る。信じろ」に感動したもので。

22 :
何か知らんが感動・・・w

23 :
保守るわよ〜秋山!

24 :
そろそろフクナガ×アキヤマが投下される頃だと思うんだ

25 :
最新巻でフクナガが秋山に
気があるっぽいって直が言ってたもんな。
でも、俺はあえてフクナガ×直の百合?プレイを希望。

26 :
原作フクナガってさ、どうすればいいかわかんね
エロパロ的に
教えてエロい人

27 :
フクナガさんは攻めage

28 :
自分でSって言ってるしね

29 :
へぇ

30 :
「ナオ、あんたそんなにオボコい知識しかなかったら秋山を振り向かせるなんて無理ね。
アタシが教えてあげるわよ。ついでに体も開発してあげる。」
秋山とナオ、両方味見する福永

31 :
ちょ、フクナガさん美味しいなw

32 :
フクさん祭り

33 :
保守

34 :
小田霧響子さんも混ぜてやってはくれないか

35 :
オダキョのエロさが正直わからない俺がいる

36 :
続編と映画化age

37 :
オダキョとフクナガと渡久地東亜は兄弟かなんかか
どうもキャラがだぶるね

38 :
渡久地とフクナガは同じマンションに住んでます

39 :
え、トクチ×フクナガだって?

40 :
甲斐谷総合で良くね?

41 :
エリ直ください

42 :
渡久地もフクナガもドM
間違いない
しかし男同士はキモイから無しにしてくれ

43 :
>>42
下を脱ぐまでは絵的にわからないから無問題

44 :
小田霧×フクナガ
巨乳同士
但し片方は偽乳

45 :
ライアの巨乳担当はナオたんに任せとけ

46 :
ドラマスレが復活したからもしかして…と思ったらパロスレも復活
してたんだ!!!うわー乗り遅れたw
前盛り上がってた頃の保管庫ってまだ閲覧できるところあと一つ
二つあったと思ったけどPC壊れてURLわからん…
でも当時の同志もぽつぽついるみたいで心強いね
ほのぼの小ネタSS落として下さった方々本当にGJでした!
またいっぱい人戻ってくるといいなー

47 :
>>44
偽乳言うな

48 :
保守

49 :
ほす

50 :
静かだな……

51 :
まとめサイトってのあったのか…。自分が前に投稿したSS発見してぬほど恥ずかしいんだがwwww

52 :
恥ずかしさを払拭するため、新たなエロパロを綴るんだ!

53 :
>>52
書いてはいるがどうエロに持っていけばいいか悩んでる/(^0^)\

54 :
エロなし作品もおkだお!

55 :
君の作品を読みたいな!

56 :
投下待ってます!!

57 :
エロなしエリ→直って需要あるだろうか…?

58 :
ない

59 :
自分は読んでみたいよ!

60 :
ライアースレ復活嬉しいです……!
復活記念に秋直エロ有りSS一本投下させて頂きます(`・ω・´)
ここ数日、体調が悪いという自覚があった。
秋山が起き上った瞬間、ぐらりと世界は揺れ、天井の蛍光灯が視界の端を横切っていく。
平衡感覚がおかしい、そう秋山が感じた時にすでに身体はベッドの上へと倒れこんでいた。
体温計などというものは秋山のこの部屋には置いていないけれど、高熱が有るのは間違い無さそうだ。
(――参ったな)
ひどい頭痛に襲われて考えがまとまらない。
昨晩から微熱が有るのは感じていたけれどまさかここまで悪化するとは考えていなかった。
夕食さえ抜いて早々に取った睡眠もまるで功を奏さなかったようだ。
結局起き上ることは諦め、半日横になってみたものの体調は全く改善しそうにない。
ぼんやりと冷蔵庫の中身を思い返してみても、飲み物ですらろくに無かったような気がする。
こんな時に頭に浮かぶ顔はたった一人で、皮肉なことに一番この状況を知らせたくなかったのも彼女だけれど、そうも贅沢を言っていられない状況に秋山はカンザキナオに短いメールを送った。
日も傾きかけた頃、両手いっぱいの荷物を抱えたナオが秋山の部屋を訪ねてきた。
息を上がらせているところを見ると駅からの道のりを相当急いできたらしい。
「秋山さん……!大丈夫ですか!?」
「――うん」
「全っ然大丈夫そうじゃありませんよ!」
普段頼りない風情の彼女にこんなに素早い動きが出来たのかと秋山が妙な感心をしているうちに、ナオは固く絞った熱いタオルと着替えを秋山に差し出した。
「まだジーパンのままじゃないですか。汗もかいてるし、とにかく先に着替えてください!」
秋山がのろのろと着替えを始めた時には既にナオは小さなキッチンと向かい合っていた。
「最後の御飯はいつ食べました?」
「…………昨日の昼」
「信じられません……!丸一日何も食べてないじゃないですか!」
気分が悪くて食欲がなかったなどと反論しようものなら、「そういう問題じゃありません!」とさらに怒られそうで秋山は大人しくベッドに潜り込む。
いつの間にかシーツは取り換えられ、枕の上には氷嚢が置いてある。
山ほど抱えた荷物の中身は食料品以外にも色々有ったらしい。

61 :
「どうしてこんなに具合が悪くなるまで何も言ってくれないんですか?」
秋山の額に冷たいタオルを当てながら呟いたナオの声は秋山を非難する訳では無く、ただ寂しげな声音だった。
先程まで休みなく働き続けていたナオはベッドサイドへ膝をつき、心底心配そうな表情で秋山を見つめている。
今の秋山を病床の父と重ねているのか、ナオのその不安げな顔は泣き出しそうにも見えた。
「――悪かった」
「いえ……。あっ!もうおかゆが出来ますから」
小さくかぶりを振って、ナオが立ち上がる。
キッチンへ向かう彼女の背中がいつも以上に頼りなさげで秋山は思わず抱きしめたい衝動に駆られた。
それから丸一日ぶりのまともな食事も終え、ようやく人心地がついた頃、薬が効いてきたのかいつの間にか秋山は眠っていた。
まず視界に入ったのはうっすらと差し込む街灯でぼんやりと浮かび上がる天井だった。
暗闇と静寂の中、ふと気になって耳を澄ますとかすかな寝息が聞こえる。
彼女がまだそこに居ることになんとも言えない安堵感を覚え、秋山は思わず苦笑いを浮かべた。
ベッドの縁に沿って手を滑らせると柔らかな髪に触れる。
ぽんぽんと軽く頬に触れると、ベッドサイドに頭をもたせ眠っていたナオがゆっくりと顔を上げた。
「……ん、あきやまさん?」
「そんなとこで寝てるとお前まで風邪ひくぞ」
「あ……いつの間にか私まで寝ちゃいました」
まだ眠たげな瞳をこすりつつ、ナオは秋山の顔を覗きこむ。
「気分はどうですか?」
「――おかげでだいぶ良くなった」
まだ熱で朦朧としている感じはあるものの、先ほどまでのめまいと頭痛は治まっている。
「俺はもう平気だからそろそろ帰れよ。今日は送ってやれないから」
「あの……、このまま泊っていっても良いですか?」
「風邪が移っても知らないぞ」
「大丈夫ですよ!」
何の根拠も無く断言したナオは両手を秋山の頬に添え、自らの額を秋山のそれに押し当てる。
「なかなか熱、下がりませんね」
軽く眉をしかめ難しい表情をしたナオは次いで秋山の首筋へ手のひらで触れる。
「お前の手、冷たくて気持ちいい」
「気持ちいいですか?」
「ああ。――もっとして」
「もっと……ですか?」
「だからさ…………」
秋山はナオの手を取り、ベッドサイドから自分を覗き込む彼女を引き寄せ、耳元で囁いた。
秋山の言葉にナオは一瞬ためらったものの、頬をほんのりと染めこくり頷いた。
「ちゃんとむこう、向いてて下さいね」
「はいはい」
下着姿になったナオはするりと秋山の隣に滑り込んだ。
「これで、いいですか?」
「うん」
ふと秋山がベッドサイドに目をやると、ナオの衣服はきちんと畳まれベッドサイドに置かれている。
そんな動作の一つ一つが彼女の几帳面な性格を物語っているようで微笑ましかった。

62 :
ぴたりと身体を秋山に寄せた直はどこかぎこちない仕草で彼のシャツのボタンを外し、その胸に頬を寄せる。
「秋山さん・・・すごく熱いです・・・・・・」
「イヤ?」
「違います! 全然イヤなんかじゃないですよ・・・!」
ただ、心配なんです……そう呟いたナオは秋山のうっすらと汗ばんだ肌に浮き出た背骨を辿り、広い背中を優しくさする。
火照った体にひんやりとしたナオの肌が心地いい。
なめらかな皮膚は手の平に吸いつく様に滑らかだった。
「やっぱりお前の体、冷たくて気持ちいいな……」
秋山がナオの肩口に頬を押し当てると、そっと延ばされたナオの指が慈しむように彼の髪を撫でた。
「さっきはすごく心配しました……」
「ごめん……」
心配をかけたくなかったのと、頼りない姿は見せたくないという小さな意地のせいで連絡するのがためらわれていた。
けれど、ナオの表情を見た途端にこんな顔をさせるんじゃなかったと後悔が秋山の胸を占めた。
「秋山さんにまで何かあったら私・・・・・・」
「大丈夫だって・・・・・・」
「早く元気になって下さいね」
「ああ……」
秋山に背中に回されたナオの腕に力がこもる。
うつむいたままの彼女の額に秋山はそっと唇で触れた。
「秋山さん・・・・・・」
まだ不安げな表情のナオのまぶたから頬へと秋山は触れるだけのキスを繰り返す。
柔らかな唇の感触に顔を上げたナオの唇に秋山はそっと自分のそれを重ねた。
秋山にさらに深い口づけをねだる様にナオの唇が僅かに開き、濡れた感触が伝わる。
ちゅっと音を立て、ナオから秋山へキスを繰り返す。
「そんな事すると、本当に風邪が移るぞ」
「――それでも良いです・・・・・・」
ちろりとナオの紅い舌が秋山の唇をなぞる。
「こら・・・・・・」
たしなめようと秋山が視線を落とすと、ナオは拒まれることを恐れるようにぎゅっと秋山にしがみついた。
「ん・・・、ん」
いつもと同じように秋山へ体をすり寄せるナオの仕草も普段の無邪気な甘え方とはどこか違っていた。
目に見えない何かを怖がる様に、すがる様にナオは秋山の唇を求めている。
何かを懇願するような憂いと悲しみを含んだナオの瞳に秋山の胸が締め付けられた。
彼女の不安や悲しみの全てを払拭してやりたいと強く思う。
弱々しい彼女の様子が秋山に彼自身も不思議に思うくらいの庇護欲を抱かせた。
儚げな身体のそこかしこに口付けてナオに自分の存在を刻みこみたかった。

63 :
どうしようもないほどの欲望。
こんな時に、と考える辛うじて残った理性のかけらは全く身体を押し留めはしない。
(きっと全部熱のせいだ・・・・・・)
熱と衝動に駆り立てられ秋山はナオの華奢な身体をきつく抱きしめた。
「駄目ですよ……! 大人しくしてないと風邪が治りませんよ」
秋山の口付けが耳元から鎖骨まで降りてきた辺りで、ナオが焦ったように声を上げる。
「いい子にしてただろ。――さっきまで」
「んっ……」
「それに――最初に誘ったのはお前だろ」
「……っ!」
ナオの次の言葉を待たずに秋山は彼女の唇へ自分のそれを重ねた。
グミの様に心地よい弾力を持った少女の唇はひんやりと心地よく、秋山は何度も口付けを繰り返す。
ナオが身につけていた頼りなく小さな布地は、秋山の器用な指先で簡単に取り払われる。
「あっ……だめ…」
秋山は体全体でナオを押さえつける様に抱きしめ、ナオのわずかな抵抗を封じた。
「……駄目、ですってば!」
大型の肉食獣に襲われる小動物はこんな気分なのかもしれない。
そんな事をナオは頭の隅で考えた。
鋭い牙の代わりに秋山の熱をもった唇が貪るようにナオの首筋や胸元のやわらかな皮膚をきつく吸い上げ甘噛みする。
まるで食べられているみたいだと思いながらナオは秋山の背中へ腕を回す。
細身ではあるが筋肉質な背中。
秋山のその引き締まったしなやかな体は豹を思わせた。
「――んっ!」
ナオの喉元の窪みを秋山の舌がなぞり上げ、そのまま強く吸われる。
息苦しさとこみ上げる甘やかな感覚に息が詰まる。

64 :
日頃の余裕も技巧も感じられない程に性急な秋山の愛撫。
それでも彼に触れられているというだけでナオの身体は敏感に反応する。
形よく盛り上がった双房の柔らかな肌の上、存在を主張するように薄紅色に色づいた頂点が固く尖っている。
誘われるように口づけ、軽く吸う。
「っふぁ・・・・・・」
期待以上の反応に秋山はさらにそこを吸い上げ、唇でしごく。
「んっ・・・っ」
ナオが身体を震わせる度に、豊かな乳房の上に揺れるもう片方の蕾を指先で捕らえる。
「あっ・・・あぁ!」
どこまでも敏感な彼女の反応。その声も反応も全てが愛らしく愛おしい。
「ん……あ、あっ」
「――ひゃっ…ん」
秋山はまだ僅かに透明な果蜜が滲みだしただけの蜜口に、揃えた人差し指と中指を押し込める。
「あっ・・・つ、ぅ・・・・・・」
直の体がびくりと震え、前触れも無い進入を拒むように、彼女の内壁は秋山の指を締め付けた。
「やぁっ!・・・んっ」
秋山は二本の指を挿入したまま、親指で花裂の先端から最も敏感な突起を探り出す。
小さく尖った花芯を指先で捕らえ、蜜液を馴染ませるながら強く、弱くとこねるように刺激する。
まるで微弱な電流の様な刺激が直の背筋を駆け上がった。
指の動きは止めないまま、秋山は直の下腹部に手の平を押し当て圧迫する。
僅かに角度をつけた指先が更にナオの深部に押し当てられる。
「っつ・・・ぅ・・・・・・」
「あ・・・っ、秋山さ・・・奥っ・・・くる・・・し・・・・・・」
事実、まだ十分に慣らされていない状態のナオは秋山の指を受け入れるだけで精一杯の様子だった。
「もっ…、抜い…てくださ……」
「じっとしてればいいだろ」
「だってっ・・・そん、なの・・・できなっ・・・!」
親指でじわじわと花芯を刺激され、直は自らの意志とは関係なく腰をくねらせる。
秋山の指が僅かに位置を変えるだけでずきずきとナオの身体の中心が疼く。
次第に潤み出した柔らかな襞の感触を楽しむように指先を押し当てながら滑らせる。
「ふぁっ・・・は、ぁ・・・・・・」
体中で一番敏感な箇所を捕らえられ、逃れようと身をよじるほどにかえって直の身体は甘い苦痛に苛まれる。
まるで飴と鞭を両方同時に与えられる様な秋山の愛撫に直は必に身体を固くして耐える。
そんなナオの行動に秋山は不敵な笑みを浮かべるとぐい、と親指で薄い皮膜を持ち上げ、剥き出しになった花芯に直に指先を強く押し当てそのまま前後に動かす。
突如湧き上がった鮮烈な快感にナオの瞼の奥が真っ白になる。
「――っ!」
思いがけない強い刺激に直が大きく体を震わせた分だけ、二本の指は更に深部を圧迫した。
「う・・・あ・・・」
自らを追いつめるようにナオの腰が動き、快楽を享受する。
直はぎゅっと目を閉じ何とか動きを押し留めようと試みるものの、秋山の指がくちゅりと淫らな水音をたて微かに花芯を掠めるだけで彼の手に再び腰を押し当ててしまう。
「あ、あ・・・ふぁ・・・・・・」
いかにも清純でまだあどけなさを色濃く残す仕草や容貌とは裏腹に、ナオのその身体は一度腕に抱けばどこまでも感じやすい。
決して秋山以外の誰にも見せることはない熱を帯びて潤んだナオの瞳は彼に堪えきれないほどの支配欲を抱かせた。

65 :
「……ごめん、もう入れる」
「――っ!!」
ナオがその言葉の意味を理解するよりも先に、彼女の背中の下から腕を回し肩を押さえ込む。
逃げ場のない体勢で秋山が張りつめた自身を強引に最奥まで押し込めると、ナオは背中を弓なりに反らせ小さく悲鳴を上げた。
「……っふ…」
指先よりも更に熱を持ったそのその存在。
蜜奥を一杯に満たし押し広げるその質量に、トクリと溢れた蜜液がナオの脚を伝う。
「あのさ、手加減できるほど余裕がない……」
・・・・・・今気づいたんだけど。
小さく囁いた言葉通り、半ば強引に挿入したそれを全く手加減なしに引き抜き、再び突き上げる。
強すぎるその刺激にナオの頭が真っ白になる。
「あっ・・・は、・・・っ」
苦しいくらいに抱きしめられ、荒々しく突き入れられる。
乱暴さともまた違う激しさをナオはただ必に受け入れる。
身体の中心からこみ上げてくる何かを快感だと判別する余裕さえ与えられず、ナオの体は秋山自身でシーツに繋ぎ止められた。
まだ完全に受け入れることの出来る状態ではなかったそこは次第にその熱に蕩かされる様に綻び、柔らかな内壁が秋山へ絡みつく。
「んっ・・・! んっ・・・」
抱かれることは初めてではないが、今までの優しく穏やかなそれとは全く異質な交わりにナオの体は翻弄される。
(や、だっ、やっ・・・も、だめっ・・・・・・!)
「ひ、・・・あっ・・・・・・!」
ひたすらに最奥を突き上げられ、高ぶっている自覚さえないままにナオの体は唐突に絶頂に達する。
びくびくとナオの体が震えてもなお、秋山の動きが緩められる事は無い。
敏感になった体により鮮明に秋山の熱が焼き付けられる。
「っ・・・、あきやまさん・・・・・・」
ナオの涙で潤んだ視界に映る秋山は微かに眉をしかめ、熱っぽい眼差しで真っ直ぐに彼女を見つめていた。
荒い息遣いとせわしなく柔らかな肌の上を探る指先。
取り繕う余裕は欠片もなく、秋山はただひたすらにナオを求める。
「あきやまさん・・・あきやまさん・・・っ」
「まだ駄目だって・・・・・・。――もっと欲しい・・・」
体中が熱い。
その熱は秋山からもたらされる物なのか、ナオ自身の身体の奥から湧き出たものなのかも分からなかった。
背中から腰までナオの身体の中心は甘く痺れ、全く力が入らない。
一突きごとに快感が喉元までこみ上げる。
この感覚だけにナオの全てが支配される。

66 :
「あっ! やぁっ……!」
微熱を伴う甘い感覚がすでに臨界点まで満ち溢れ、ほんの少しの刺激でもナオは容易に達してしまう。
(や……また、いっちゃう……)
(だめ…っ、だめ……)
断続的な軽い絶頂感にナオの爪先はまるで意志を持ったかの様に跳ね上がり、シーツへ次々と新たな陰影を刻み込む。
身体は逃れられない様に押さえつけられ、奪う様な口付けに制止の声を上げることも出来ない。
(も、おかしくなっちゃう……)
快楽をひたすら受け入れる事しか出来ない状態を、ただ甘い声を上げることだけで耐える。
激しい行為のせいで薄紅色に染まりつつもまだひんやりと冷たいナオの素肌は、いつまでも秋山の体温と馴染むこと無く腕の中で彼女の存在を引き立たせる。
それを感じるだけで、秋山の胸に何かが満ち溢れる。
熱で思考はまとまらない思考を差し置き、唐突に秋山の感情が理解する。
――自分は彼女を愛してる。
そんな事を口にした事は無かったけれど。
苛めたいのも独占したいのも守りたいのも。
隣で幸せそうに笑っていてほしいのも。
ああ、そうか。だからなのかと今更ながら納得する。
今はそれを言葉にして伝えるよりも、ただこの感情そのまま自分の胸に抱いていたかった。
秋山はナオの手を取り指を絡めて手を繋ぐ。
心臓がどくどくと早鐘を打つのを感じた。
「・・・・・・も、イキそう・・・」
耳朶にかかる熱い秋山の吐息にナオは僅かに顔を上げた。
「あき・・・やま、さ・・・だいすき、です」
「・・・っ、・・・・・・ーっ!!」
息もつけない程に最奥を貫かれ、堰を切った感覚の奔流にナオの背中が大きくしなる。
「・・・・・・なお」
掠れた声で秋山は愛しい彼女の名を呼ぶ。
「……」
ナオはこくこくと必に頷き、秋山の背中へしがみついた。
ひくりと震える花奥に欲望を吐き出すリズムと共鳴する様に、秋山の腕が二度、三度と力を込めナオの華奢な体を強く抱きしめた。

67 :
(こういうのも悪くないのかも……)
いつもは見上げている秋山の顔がすぐそこにある。
薄く唇を開き眠っている秋山の表情は普段からは想像もできないほどあどけない。
我ながら現金だとは思いながらも、ナオの頬には思わず笑みが浮かんでしまう。
いつもは頼りっぱなしの自分が秋山の支えになれる事が嬉しかった。
枕元から拾い上げたタオルで秋山の額にうっすらと滲んでいる汗をそっと拭き取る。
ふいに秋山の目がぱちりと開いた。
「寝ないんですか?」
「……うん」
「駄目ですよ、早く寝ないと」
「――お前が先に寝るまで待ってる」
「え?」
「俺が先に寝たら、お前が怖い夢見た時困るだろ……」
秋山は幾分か舌足らずな様子で淡々と続ける。
「心配事が有る時、よく怖い夢を見るって言ってったから」
「……はい」
「大丈夫……ちゃんと守ってやるよ」
蕩けそうな程に優しい笑みを浮かべ、秋山はナオの頬に触れた。
「いつでも守ってやるから――」
「私は大丈夫です。――秋山さんが傍にいてくれたらそれだけで安心できます」
「――そうか……」
秋山はナオの髪を優しく数度撫でると再び瞳を閉じた。
好き過ぎて胸が苦しい。どうしてこんなにもこの人は優しいんだろう。
――ああ。胸を締め付ける切ない痛みにナオは小さく呟いた。
ナオが顔を上げた時には秋山はすでに静かに寝息をたてていた。
体調の悪い時にあれだけ動けば疲れてしまうに決まってる。
整った顔にかかる前髪を除けナオは秋山の額にキスをすると、もう一度畳み直したタオルをそっと当てた。
「ーーっ!」
翌朝起きあがろうとしたナオは声にならない声を上げた。
上体をわずかに動かすだけで、身体の奥から何とも言えない疼痛が湧き上がる。
何よりも腰が抜けてしまった様で思うように体が動かない。
「・・・・・・っ、秋山さんーっ!」
一晩明けて、ずいぶんと顔色の良くなった秋山の瞳は明らかにナオの状況を面白がっている。
「――怒ってる?」
「・・・・・・怒ってません、けど・・・・・・」
「けど?」
「怒ってませんけど、もう秋山さんが風邪の時は絶っ対添い寝はしません・・・・・・!」
ぷい、と顔を背けたナオの恨みがましい声にも秋山は全く動じる気配がない。
「悪かったって、ごめんごめん」
「・・・・・・ちっとも悪いと思って無さそうです」
もう一度起きあがろうとして挫折した、微妙な体勢のナオを秋山は胸の中へ抱き寄せた。
「今日一日、ここで一緒に大人しくしてればいいだろ」
「・・・・・・」
「いい子にするって約束するよ」
精一杯むくれた表情を作ってみても、その魅力的な提案に抗えない。
窓から差し込む柔らかな光と眠気に後押しされ、ナオは秋山に体を預けた。
//終わり
以上です(`・ω・´)
読んで下さってどうもありがとうございました!!

68 :
一番槍GJ!!!!!!!!!!!!!!!!

69 :
ネ申キテターーーーーーー!!!!
超超GJ!
ナオかわいいよナオは秋山悪い子だな秋山w
先生の次回作にも期待しています(ニヤニヤ

70 :
GJー!!!!!
最高っす!!!!!
ありがとう!

71 :
>>67 あなたは神です!!

72 :
神降臨あげ

73 :
そういえば公式の秋山と直の年齢が前作より+2才されてたけど、映画もドラマも2年後の話なのかな

74 :
松田は、マンガの秋山の年齢設定より若いし、ナオは、…微妙だけど
そのまま続きからやるんでない?

75 :
映画…だと?

76 :
キノコに犯される直が読みたい……

77 :
薄着の季節だが、直タソは脇からのブラチラや白などの透けブラがありそうだ

78 :
スレの繁栄を願い、投下します。
人生初SS 初投下なので、見難かったらごめんなさい。
キノコ福永x直 エロ 無理やりものです(精神的には秋直)
********
「福永さん、このお茶すっごく美味しいです。」
「でっしょー、まだまだあるから、どんどん飲んじゃってよ〜!
 今日暑かったから咽かわいてんじゃなーい?」
福永にそう促され、お言葉に甘えて…と、
ナオは、その初めて飲む味のお茶を一気に飲み干す。
福永が空いたグラスに注ぎ足した。
 『友達の海外土産でナオちゃんに似合いそうなものが一杯あるから、見に来ない?
  あ、女の子が喜びそうなものばかりだから、秋山君は今回は呼ばなくていいから』
そう福永に誘われ、ナオは今、福永の家にいる。
事前に秋山に報告していれば、少しは警戒心を持つように窘められていただろうが、
(福永さんはネイリストさんだし、女性向けの小物やお土産に詳しいんだろうなー)
等と考えながら、福永に指定されたとうり、秋山は誘わず単身で福永の家へ訪れていた。
「このお茶が例の海外のお土産ですか?」
2杯目のお茶を飲みながら、直が福永に尋ねる。
「そうそう。他にもそこの箱に直ちゃんが喜びそうなものがあるから、後で見せてあげるね」
そう答えながら、福永は何やらカメラと三脚のようなものをごそごそとセットしている。
「?福永さん何しているんですか?福永さんの分のお茶、氷溶けちゃいますよ」
「うん、ちょっとナオちゃんに見せたいものがあるんだよねー
 もうすぐ準備できるから、ナオちゃん僕の分も飲んでていいよー」
「え、いいんですか?」
「いいよーいいよー。まだおかわりあるし」
勧められるまま、ナオが福永の分のグラスを手にしたとき、
正面のテレビに、グラスを手にしているナオの姿が映し出された。

79 :
「あーびっくりした。それ、ビデオカメラですか?」
ナオがカメラだと思っていた機材のレンズを通して、
自分の姿がテレビに映し出されていることに、ちょっと照れたように、
ナオが福永に問いかける。
「そうそう。その海外に行った友達からもこれも借りたんだよ」
福永はカメラの向きを調節しつつ、ナオのほうを振り向き、笑顔を向けた。
「?」
ナオは何となく福永の笑顔に違和感を感じた気がしたが、
その疑問を口に出す前に、ナオの手から飲みかけのグラスが落ちた。
「きゃあ、すみません!!なんか勝手に手がすべったみたいで!」
ナオはあわてて、自分の膝の上に落としてしまったグラスを取ろうとするが、
何故だか手がうまく動かず、グラスを掴む事ができずにいると、
福永がそのグラスを持ち上げてテーブルの上に置いた。
「あ、ありがとうございます。何故かうまくつかめなくて、床もすごし汚しちゃいました」
慌てて福永を見上げ謝罪をするが、またしても福永の笑顔に違和感を感じる。
その後の福永の行動はナオには信じられないものだった…。
「いいよぉ。別に。
でもスカート濡れちゃったから脱がないとね」
そう言いいながら、ナオのスカートのファスナーに手をかけ、下着ごと脱がせはじめる。
「!!福永さん、何するんですか、スカートは大丈夫ですからやめてください」
突然の出来事に慌てながらも、ナオは福永の手を止めようとするが、
何故か手足が思うように動かず、あっというまにナオの下半身は一糸纏わぬ状態にされていた。
「いやです。やめてください!!」必に声のみで抵抗をする。

80 :
「そぉんな言ってもさ、ナオちゃんぜぇんぜん抵抗しないじゃーん。
 ナオちゃんてば実はさ、こういうことされるの待ってたんじゃないのぉ?」
「!!!違いますっ」羞恥と恐怖のあまり、ナオの両瞳からぽろぽろと涙が零れる。
実はさきほどナオが飲まされていたお茶は、
一時的に手足の動作を鈍くさせる作用と、催淫効果があるという、
日本ではとても手に入らないような品物で、
ナオが今手足がうまく動かないのはその為であった。
普通の人であれば、何かを飲まされた直後に、
手足がうまく動かないような事態が発生した場合、
飲まされたものを疑うだろう。
だが、相手は疑う事を知らないカンザキナオだ。
福永としては、飲ませた物の効果の種明かしを、
得意げに話したいのは山々だったが、
その事には敢えてふれず、ナオのブラウスのボタンを外しはじめる。
「嫌なら抵抗すればいいのに、
 さっきから脱がしてもらうの待ってるみたいじゃない。
 ナオちゃんて本当はこういう事されるのが好きな子なんだねー」
「ちが…本当に違うんです。あの、びっくりしすぎちゃったせいか、
 手足が動かないだけなんです。本当にやめてください。お願いします。」
ナオは羞恥のため俯いたまま首を左右に振り、小さな声で、
やめて欲しいとと、何度も懇願する。
飲まされたものの効果である事を全く疑っていない様子に、
福永は厭らしい笑みを浮かべ、心の中でつぶやいた。
ナオちゃん、君はほんっとうに、バカだよね。

81 :
「福永さん…。お願いします。もうやめてください」
ブラウスもブラも取り去られ全裸にされてしまったナオは、
必の思いでそう懇願した。
すると福永が、一度脱がせたブラウスを拾い、
ナオの腕をとり、両袖をとおさせた。
(よかった…。福永さん、解ってくれたんだ)
「ありがとうございます」」
安堵の表情を浮かべ、礼の言葉を告げるナオを、
福永は一瞥し、心底馬鹿にしたような表情でこう告げた
「ばっかじゃないのぉ。お楽しみはこれからじゃん」
驚愕するナオを尻目に、
「待っててね♪待っててね♪」と、スキップしながら、
例の【海外土産】が入っているという箱を持ってくる。
箱の中から紐のようなものを取り出し、
「まぁ、この紐は海外製とか関係無いんだけどね」
と言いながら、ソファーに座らせている状態のナオの右手に、
紐を巻きつけて縛り、ナオの右足を高く持ち上げた。
「やっ…いや」
足を持ち上げられた事で、恥ずかしい場所がより露わになる事を、
ナオは必に抵抗したが、手足は思うように動かず、福永の自由にされてしまう。
高く持ち上げられた右足の内腿に、
紐でしばられた右手が重なるように、きつく紐を巻きけ、紐をナオの背中側に通し、
同じように左側の手足も固定してゆく。
その紐の上に、先ほど袖を通したブラウスを、紐が隠れるように重ねる。
「ほらー、見てごらん。
 こうやって紐を隠すと、ナオちゃんが自分の手で足を広げてるみたいに見えるでしょ?
 超セクシー♪」
楽しげにはしゃぐ福永の視線の先のテレビのモニターに映し出されている、
あまりにも恥ずかしい姿を、ナオは直視する事ができず、
小さな声で「いや…いや…」と呟きながら涙を流す事しかできずにいた。

82 :
「いやいや言っちゃってる割にはさ、
 脱がされただけで随分と感じちゃってるんじゃないの?」
フクナガはそう言いながら、
お茶の効果で既に硬く色付き主張していた、ナオの乳首をつまみあげる。
「やっ!…んっ」
ナオの体に甘い電流のような疼く感覚が走る。
(やだ…。嫌なのに、どうして…)
一連の出来事で既に精神的に一杯な状態のナオには、自覚は無かったが、
先ほど飲まされたお茶の催淫効果は既にナオの体に表れていた。
形のいい双方の乳房を彩る乳首は色濃く硬くなり、
下半身の蜜口から甘い蜜を漏らし、その先の一番敏感な肉芽も、
既に硬くなり存在を主張していた。
縛られ無理やり開かされているナオの足の間に、
フクナガはしゃがみこみ、わざとゆっくりナオの秘部を眺めまわす。
(やだ。やだ。こんなの恥ずかしすぎる。)
ナオはあまりの恥ずかしさに声も出せずに、顔を背け涙を流すが、
同時に自身の体の奥に甘い疼気を感じ、体液が吐き出されたのを感じた。
(私…恥ずかしいのに、嫌なのに、何で?)
フクナガは、ナオの蜜口から蜜をすくいあげ、
敏感な肉芽にこすりつけるように、数回軽く撫で上げながら、
ナオに囁く。
「ナオちゃんはさぁ自覚は無いかもしれないけど、
こういう恥ずかしい事をされるのが大好きな、えっちなコなんだよねー。本当は」
「はぁ…んんんっ」
生まれてはじめてそこを他人に触られる刺激に、嫌悪感を感じつつも、
ナオの体は敏感に反応し、自分でも信じられないような甘い嬌声が漏れてしまう。
(いやなのに…わたし、わたしのカラダ…フクナガさんの言うとうりだ…)
「こぉんな、やらしいナオちゃんにとっても喜んでもらえるプレゼントがあるん
だよね。」
じゃじゃじゃーん。と効果音をつけつつ、土産物入れから、フクナガが取り出し
たものを見て、
ナオは青ざめた。
ナオはそれを見るのははじめてだったが、今の自分のおかれている状況と、
その形状から、それが何かの察しがついた。
フクナガの手に握られれているもの、それば電動式のバイブだった。

83 :
bb

84 :
ごめんなさい
>83は間違い投下です。
ようやくアクセス規制解除されました…。

85 :
「ほら、ナオちゃんこういうの大好きでしょ?
 海外サイズだからちょっと大きめだけど、色んなパターンの動きが可能だから、
 ナオちゃんにとっても楽しんでもらえると思うよ。」
そう言うとフクナガはナオに見せつけるようにバイブのスイッチをいじりはじめる。
フクナガのスイッチを動かす指にあわせ、ナオの目前のバイブが細かく振動する。
スイッチのモードを変えると、先端や入口にあたる部分の内側のボール状のものが回転したかと思えば、
全体的にうねうねと回転を見せたりした。
ナオの顔が恐怖心に歪む。
全身の力を使い、必に抵抗を試みるが、緊縛された状態とお茶の効果で、
首を左右にめいいっぱい振る以外に、抵抗をする事ができない。
フクナガの手元のバイブの先端が、ナオの秘部分の入口にあてがわれた瞬間、
ナオは悲鳴のような声で必に、やめて欲しいとフクナガに懇願した。
「いや!そんなの、そんなの入りません!!やめてください!!」
その台詞を聞き、フクナガは手を止めニヤニヤとしながら、ナオに質問を投げかけた。
「あれぇ?ナオちゃんてさぁ、ひょっとして処女?
 処女なら、いきなりバイブはちょっと可哀想だから考えてみてもいいけど?」
「処女です!だから、やめてください」
通常のナオの性格では、恥ずかしくてとても口に出せないような申告だったが、
今の状況から逃れたい一心で、処女である事を告げる。
「秋山とは?やっちゃってるんじゃないの?」
「秋山さんとはそんなんじゃありません!!」
フクナガから急に秋山の名を出され、
ナオは秋山との関係を侮辱されたような気分になり、声を荒げて否定した。
「ふーん。じゃあナオちゃんの片思いなんだ。」
「…!」
ナオの秋山への思いを、断定的にフクナガに指摘され、ナオは言葉を詰まらせた。
そのナオの表情を見て、フクナガは更にナオに追い打ちをかける。
「ほーんと、ナオちゃんはすぐに表情に出るよね。バレバレだよ?」
恥ずかしさから、どう答えていいか解らず、
フクナガからの視線を反らすように、横を向き、
俯くナオの耳元にフクナガを唇を寄せ囁く。
「可哀想にね。ナオちゃん。
 君の処女は秋山にじゃなく、このオモチャに奪われるんだよ」

86 :
GJ!!
怯えるナオの表現が最高です!!

87 :
いつの間にか神が―――!!
GJです!
ナオがエロいっ!
秋山に助けに入って欲しいような欲しくないような。
続きwktkして待ってます。

88 :
GJ! ナオはやっぱり処女ですよねー。

89 :
>>88 もち。でしょ!

90 :
>GJレスくれた優しい方々!
ありがとうございます。
自分で読み返してみても、読みにくいなーと思う、
拙い文章を読んでいただけて、嬉しいです。
文章を書く事の難しさに絶望していたところですがw
嬉しくなってしまったので続きがんばります。
まとめて投下すべきなのに細々とした投下ですみません。
使ってるプロバイダが、アクセス規制の期間が多すぎるので、
(今も規制中なので携帯からです。)
解除されているうちに出来てる部分だけでも!と、
ちょこまかと投下しちゃってますが、
他の投下希望の方の邪魔になってるようでしたら、
無視して新作投下しくださいね!

91 :
「…っ、処女なら考え直すって、言ったじゃないですか!」
「考えてみてもいい、って言っただけで、止めるなんて言ってないよ、
 でも、まぁ可哀想だから、ひとつゲームでもしてみようか?」
「ゲーム、ですか?」
「そう、ゲーム。ナオちゃんが勝ったら、ナオちゃんの希望をひとつ、
 例えば、もう止めて家に帰して欲しいとか?聞いてあげるよ。どう?」
「……」
現状を回避するには、そのゲームで勝つ以外に方法が無いのであろう。
だが、ナオの過去の経験上、フクナガからゲームを持ちかけられ、
良い結果となった事は無く、さすがのナオも警戒心から即答を躊躇った。
「そんな警戒しないでよぉー。正直者のナオちゃんにはぴったりのゲームだよ」
「…どんなゲームですか?」
正直者にぴったりな簡単なゲーム、というフクナガの言葉を聞き、
ゲームの内容によっては勝てるのかもしれない、と、
騙されやすいナオは、一筋の希望を見出したように、ゲームの内容を質問する。
「簡単だよ、今から僕がナオちゃんに質問を10個するから、
 その質問の正直な回答を、ナオちゃんがビデオカメラに向かって言うだけ。
 全部の質問が終わるまで、嘘をつくのは禁止。
 全部の質問に正直に答えてくれたらナオちゃんの勝ちだよ」
(…嘘はつかないで10個の質問に正直に答えるだけなら、勝てるかもしれない)
実際のところ、ナオにはフクナガが何故そんなゲームを持ちかけてきているかの、
意図が全く理解できないでいた。
先ほどの会話の流れの続きで、
秋山に対する気持ちを根掘り葉掘り質問されたり、するのかもしれない。
とも思ったが、10個程度の質問なら答えられそうな気がした。
それどころか、ひょっとしたらフクナガは自分に同情してくれて、
わざと簡単なゲームを持ちかけてくれたのかもしれない。
と、常人であれば、この状況まで追い込まれたら思いもつかないような、
お人好しにも程がある考えにいたり、ナオはフクナガ提案のゲームにのる事にした。

92 :
「それじゃあ、ゲーム開始だね。
 まず質問1、あなたの名前を答えてください」
「…カンザキナオです」
フクナガからの、あまりにも簡単な質問内容に、
少々拍子抜けしながらも、これなら勝てる、とナオは安堵し、
フクナガに向かって、回答である自分の名前を告げる。
「ちゃんと、ビデオカメラに向かって答えて」
「あ、はい。すみません」
ルールでは、ビデオカメラに向かって回答する事になっていた事を、
うっかり忘れてしまい、フクナガに向かって答えてしまったので、
ナオは、改めてビデオカメラに向かい自分の名前を答える為、
視線をビデオカメラのほうに向けた。
ビデオカメラに視線を向ける事で、その奥のテレビに映し出されている、
自分の姿が再び目に入り、先程迄の安堵の感情が、
途端に羞恥と、居た堪れないような感情で一杯になる。
テレビに映し出されているナオの姿は、
全裸で足を大きく開いた状態でソファーに座り、
まるで、自分から恥ずかしい部分を見せつけるように、
開いた足を自らの手で抑えているような格好だ。
(やだ、こんな格好恥ずかし過ぎる…)
自分の恥ずかしい姿を改めて目にし、自然と目から涙が零れる。
それと同時に体中が熱くなり、先ほどから意識しないようにしていた、
疼くような感覚が、より一層強くなる。
(やだ、やだ、私のカラダ、おかしい…恥ずかしい…)
自分の姿を見ている事に耐えられず、カメラから目を反らす。
「あの、フクナガさん。
 この格好恥ずかしすぎます。ゲーム中は普通の格好でいさせてください。」
自分のカラダがもたらす、思いもよらない感覚や反応と、羞恥心から、
ナオのか細い声は震えていた。

93 :
そんなナオの姿を、
フクナガは満足げな厭らしい笑みをたたえながら眺めている。
「だぁーかーら、
 ナオちゃんがゲームに勝ったら、お願いをひとつ聞くって、決まりじゃない、
 それ以外は、ゲーム中は何を頼まれたってお断りだよ」
「…そんな…無理です。恥ずかしすぎます」
ナオの瞳からは涙が止まることなく流れ、か細い声は相変わらず震えていた。
「だいたいさぁ、本当のナオちゃんは、
 こういう恥ずかしい格好させられるのが大好きな、やらしいコじゃない」
そんなナオの姿を眺め、一層楽しげに、フクナガはナオを追い詰める発言をする。
「…っ。好きじゃありません、嫌です」
こんな格好、好きなはずが無い。嫌に決まっている。
ナオは否定の言葉を口にする。
が、心の奥底では、フクナガに言われた言葉に不安を覚える。
催淫効果のあるお茶を飲まされた事を知らないナオとしては、
この、嫌で堪らない筈の、恥ずかしい姿を強要されながらも、
同時に体の奥底の甘く疼く、否定しようが無い感覚に焦っていた。
(わたし…ひょっとしたら、フクナガさんの言うような、
 やらしい、えっちな子なのだろうか…)
黙ってしまったナオの様子を見て、
フクナガは計算道理と言わんばかりの顔で、話をすすめる。
「本当に嫌のかなー?ナオちゃん、ゲーム中は嘘は禁止だよ?
 まぁ、ナオちゃんがえっちな子かどうかは、とりあえず置いておいて、
 さっさと、1つ目の回答をカメラに向かって答えてくれる?」
「……」
ナオは俯いてしまったまま、カメラのほうを向こうとしない。
ゲームをする事に決めた段階では、カメラ越しに自分の姿を見る事が、
こんなに恥ずかしいという事までは、考えが及んでなかったのだ。
今のナオとしては、こんな格好のままゲームを続けられる事は、
到底無理なように思えた。

94 :
ナオがいつまでも黙っているような反応を返す事は、
フクナガの想定内であったが、わざとイラついたような口調でナオを追い立てる。
「さっさと答えないと、ナオちゃんの負けだよ?
 あ、そういえばさ、ナオちゃんが負けた場合、どうするか決めてなかったよね」
フクナガの苛ついた声とともに、
『パシャ』というシャッター音が、ナオの耳に入ってきた。
ナオが嫌な予感を抱えながら、フクナガのほうを向くと、
フクナガの手元に、いつのまにか、
ー…おそらく勝手に鞄から出したのであろうと思われる、
ナオの携帯電話が握られていた。
「へー、ナオちゃんて結構、秋山と頻繁に連絡とってるんだねー。
 でもさ、こんな写真つきのメールが送られてきたら、さすがの秋山も驚くと思わない?」
フクナガはそう言いながら、ナオの携帯の画面をナオに向ける。
画面には、顔をそむけてはいるものの、
ナオを知る人には一目でナオだと解る、現状のナオの痴態が写っていた。
「…っ!!絶対にやめてください!!」
「ナオちゃんがゲームに負けた場合の話だよ。
 負けたく無かったら、さっさとビデオカメラに向かって回答してよ」
実際には、フクナガとしては、秋山にメールを送るつもりは無かった。
こんな写真のメールなんか送ったら、自分の命も危ない。
だが、ナオの心情を追い詰めるには効果的であると判断し、
実際にその判断は正しく、ナオの心情を追い詰めた。
大好きな男性に、自分の恥ずかしい姿の写真を見られる、
それは少女にとって、何よりも耐えがたい、一番避けたい事柄であった。
(秋山さんに、あんな写真見られたら、もう、二度と顔向けできない…)
ナオは意を決し、ビデオカメラのほうへ顔を動かし、
震える声で、フクナガの指示に従った。
「私の名前はカンザキナオです。」
止まることなく溢れる涙のせいで、ぼやけはじめたナオ視界に、
恥ずかしい姿で名乗る自分の姿が映る。
ナオは自分の体が一層熱くなるのを感じていた。

95 :
「はーい。1問目正解。じゃあ、2問目の質問でーす」
そう言いながら、フクナガはナオの双方の胸の頂点の蕾を、
両手で摘まみ上げる。
「ゃあっ!」
突然の出来事に、ナオが悲鳴とも嬌声ともつかない声をあげる。
「ゃっ…やめっ…ん」
嫌だ、やめてほしい。
ナオは確かにそう思って、言おとしたのだが、
同時に体内に甘い痺れが走り、口から発した言葉は嬌声となる。
催淫効果で、甘い刺激を感じやすくなっているナオの蕾を、
フクナガは強弱をつけて揉み込んでは、
親指を使って左右交互に軽く転がし、ナオの反応を楽しむ。
「…っ…んっ…はっ…」
(嫌、嫌なのに、変な声が出そうになる…)
ナオは漏れてしまいそうになる声を必至で我慢しつつ、
フクナガに触れられている部分から全身に広がる、
電流のような甘い痺れに戸惑っていた。
「はーい。2問目の質問です。
 ナオちゃんは乳首を弄られるのが好きですか?」
「!!違…っん。嫌、っんん…はぁっ」
「あれぇ?違うの?そんなやらしい声出してる癖に。
 嘘ついたらこのゲーム、ナオちゃんの負けなんだよ?」
フクナガの指がナオの双方の蕾に齎す甘い刺激は、
止まらず繰り返し続けられている。
繰り返される毎に、ナオのカラダげの甘い疼きが増し、
自身の秘部から、熱をもった蜜が漏れ溢れていくのを、
ナオは自覚し、戸惑っていた。
(本当に嫌なのに…
 私のカラダはフクナガさんの言うとうり、すごくエッチだ…)
感情とは異なった反応を返す、自分の体、
そして認めたくは無いが、快楽を感じている。
その状況にナオはすっかり混乱していた。
通常であっても、他者の言う事を鵜呑みにしやすい性格のナオだが、
与え続けられる快楽と、体の反応という状況証拠、混乱する思考の中で、
フクナガ言う事が、正しいような気がしてきてしまう。
(私…こういう事をされるのが好きな、えっちなコだったんだ…)

96 :
本当はそんな事認めたく無い、絶対に認めたく無い、が、
違う、恥ずかしい、と思えば思うほど、気持とは反対に、
カラダは熱を増し、蜜が溢れ、甘い声が漏れてしまう。
「…んっ…ふぅ…ぁ…」
「ほら、ちゃんと早く、正直に言わないと、秋山君に写メ送るよ?」
それはナオにとって、何よりも避けたい事柄だ。
(恥ずかしいけど…ちゃんと、本当の事、言わないと…)
追い詰められているナオの心を更に追い詰めるように、
フクナガは、指先でナオの蕾を弄ぶ行為はそのままの状態で、
ナオの耳元に唇を寄せささやく。
「『私は乳首を弄られるのが好きなエッチなコです』でしょ?
 早く言わないと、本当に秋山に写真見られちゃうよ?」
ナオは、苛まれる快楽を耐える為に閉じていた目を開き、
小さな声であったが、ナオにとっては精一杯の声で、
カメラに向かって告げた。
「わ…わたし、は、乳首を弄られるのが、好きな…えっちな子、です…」
そう告げた直後、ナオは、自ら認め口にしてしまった恥ずかしさと、
後悔の気持でいっぱいになる。
急速に全身が火照り、同時に、より敏感に反応してしまう。
フクナガの指は絶え間なく、ナオの蕾を刺激し続ける。
「ゃ…っ…っ」
ナオが必に声を我慢しつつも、敏感に反応している様を、
フクナガ楽しみながら、更に言葉でも、揺さ振りをかける。
「処女なのにこんなに感じちゃうなんて、ナオちゃんて、
 相当えっちだよねぇ。こーんな厭らしい子滅多にいないよ。」
(…これが、感じてるって、コトなんだ…
 わたし、今まで知らなかったけど、すごく、厭らしい子なんだ…)
フクナガの指から与えられる、快楽と辱めにより、
朦朧としはじめていたナオの意識は、
フクナガの思惑どうりに、思考を誘導されてしまっている状態だった。

97 :
「!…あぁんっ!!」
不意に、今までに無い強い刺激が与えられ、
ナオの口から大きな声が漏れる。
ナオの敏感な蕾は、フクナガに、抓るように捩じり上げられていた。
限界まで引っ張り上げ、ぎゅうぎゅうと、強く揉み込まれる。
その強すぎる刺激は、痛みを伴いつつも、
痛みとは異なる新たな快楽をナオの体にもたらし、
ナオは喉を仰け反らせ、体を震わせた。
「あっ!…あ!…あぁ…あ…」
声を我慢する事すら出来ず、再び涙が零れ落ちる。
フクナガは暫くの間、
押し潰さんばかりの強い刺激を、ナオの蕾に与えた後、
次に、双方の乳房を両手の指で、
わざと頂上の蕾には触れないように、包み込み、
柔らかく揉みはじめた。
「ふぁ…っん」
強い刺激の後に、柔らかい刺激を与えられ、
ナオの口から、ナオ自身が驚くような、甘い声が漏れてしまう。
ナオは慌てて、声を我慢する事に意識を集中させようとしたが、、
柔らかく胸全体を揉まれている内に、
今は触れられていない頂点の蕾が、先程の刺激を思い出し、
再びそこへ触れて欲しいという、認めたくない感情が自分の中に、
芽生えた事に気が付き、当惑する、。
(ダメ…そんな事、考えちゃ、ダメ、なのに…)
フクナガの指の動きが変わり、指全体を乳房の外側から、
頂点に向かってゆっくりと滑らせるような動きに変わる。
ゆっくりとそたその動きが、頂上へ近付きはじめると、
ナオは、そんな事は考えてはいけない、と思いながらも、
欲していた場所に刺激が与えられる事を期待し、
触れられる前から、想像し、甘い溜息を洩らしてしまう。
だが、無情にも福永の指は、頂上の蕾のみ触れず、
乳房の外側に戻り、再度同じ動きを繰り返す。
ナオは、じわじわと、外側から迫ってくる指の動きに、
考えてはいけない、と思いながらも、
頂点の蕾への刺激が、欲しいという気持ちが湧いてしまう。

98 :
フクナガの指の動きが変わり、やはりわざと蕾には触れないように、
蕾付近の桜色に色づいた部分を、やわやわと揉み始める。
「はぁん…っ」
欲しい場所への刺激を、与えてもらう事ができない。
その状況が、更にナオから漏れる声を艶めいたものにしていた。
フクナガは計算どうり、散々焦らしてkらの、3つ目の質問に入る。
「では、3つ目の質問です。
 ナオちゃんは今、乳首を触って欲しくて堪らないんじゃない?」
ナオは、自分の厭らしい欲望が見透かされてしまっていた事に、
既に火照っていた顔を更に赤くし、小さく小さく頷いた。
(恥ずかしい…でも、でも、我慢できないんです…)
「頷くだけじゃ、回答になってないよ。ナオちゃん、
 ちゃんとビデオカメラに向かって言ってくれないと」
フクナガはそう言いながら、カメラに向かって言うべき台詞を、
ナオの耳元で囁く。
「そ、そんな事!…言えません」
「言わないとナオちゃんの負けだけど、いいのかなー?」
「……」
負ければ、大好きな秋山へ、見られたくない写真のメールが、
送られてしまう。
負けるわけには、いかないのだ。
ナオは震える息遣いで小さく深呼吸し、気力を振り絞り、
フクナガに指定されたセリフをカメラに向かって告げる。
「もっと…もっと、乳首を、苛めて、欲しいんです。
 お、お願い、します。」
本来、フクナガが指定したセリフ回しで言う必要など、
ゲームのルールに無い事だったが、
精神的にも、肉体的にも、追い詰められているナオは、
ただ、フクナガの指示に従うしか術が無い状態となっていた。

99 :
とりあえず、今日はここまでです。
多分続きます。
短く文章を纏める能力が無いようで、
気持ち悪いくらい長くなりそうな予感がしてきました。。。
(予定道理書き切れれば、今で1/3くらいです)
あまり長いのはNG等のご意見がありましたら、
きりがいいところで切り上げます。
(一か所誤字がありました。
 >98  k→か
 です。失礼しました。)

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