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2012年2月エロパロ591: 【俺の】結婚&新婚萌えスレッド第5夜【嫁!】 (297)
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【俺の】結婚&新婚萌えスレッド第5夜【嫁!】
- 1 :10/10/27 〜 最終レス :12/02/02
- 「あなたの色に染めてください」という意味が秘められた
純白のドレス・・・そんな姿の花嫁さんたちにハァハァするスレです。
愛し合う2人の世界を描くもよし、
式場で花嫁を奪い去る黄金パターンを想像したり、
逆に花嫁を奪われるといった流行りの寝取られ展開を入れてもよし、
政略結婚で好きでもない男に嫁がされる薄幸の美少女に興奮するもよし、
とにかく花嫁が出ていれば何でもOKです!
もちろん2次元キャラ同士のカップリング&新婚生活なんかも大歓迎!!
前スレ
【俺の】結婚&新婚萌えスレッド第4夜【嫁!】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1234888680/
過去スレ
【俺の】結婚&新婚萌えスレッド第3夜【嫁!】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1215355199/
【俺の】結婚&新婚萌えスレッド第2夜【嫁!】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1185632204/
【俺の】結婚&新婚萌えスレッド【嫁!】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1149503791/
保管庫
2chエロパロ板SS保管庫
http://red.ribbon.to/~eroparo/
「オリジナル・シチュエーションの部屋その7」に収蔵されています。
- 2 :
- 1乙&後半wktk
- 3 :
- 即回避
- 4 :
- >>1乙
大きい旦那と小さい奥さんのスピンオフ?
であったクール眼鏡な
奥さんと料理人の旦那の話がまた読みたいな
- 5 :
- 残り投下
スレ保守ありがとうございます
* * *
* * *
せっかくだから少し休もうとベッドに並んで横になる。
「病院いつにする?俺も行こうか。最近はそういうの多いんだろ」
「えー……恥ずかしいなあ。仕事大丈夫?」
「うん、まあ無理はしないから。できればって事にしとくよ」
「本当ね?ちゃんと頑張って貰わなきゃ困るんだからね、これからも」
「わかってるよ」
苦笑いしながら、腕枕して抱き寄せた。そのままお腹に手を回して撫でてみる。これまではどちらかというと遠慮の
色が強く表れてか、いまのように発破をかけるような発言は聞いた覚えがない気がする。それを少し嬉しいと思う自分は
変だろうか?と考える。
イチは以前香子に『男は守る者があれば強くなれるのだ』と言った事を思い出していた。これまで自分は唯一の家族で
あった彼女を育てるために頑張ってきたつもりだ。勿論自身の生き甲斐の一つでもあり、自信や信用も地道に築いてきた。
それに守るべき者が新たに加わるのだ。こんな喜ばしいことはない。その為ならいくらだって頑張れるだろう。
だからもっと頼って欲しいと思う。
「火曜日に病院行こうかな。月曜日は混むだろうし、バイトあるし」
「そうだ!お前」
「うん、わかってる。そろそろ話するつもりだったし……」
「そうか。ならいいけど。重い物とか絶対ダメだからな!メタボ店長に持って貰いなさい」
「ちょ、酷……ぷぷっ。でも何だか淋しいなあ。結構楽しかったんだけどな」
バイトとはいえ初めての職場だ。越してきてすぐ主婦になった香子にとって世間との接点を持てる唯一の場所だった筈だ。
子供が出来たことによってそれが奪われ、家庭という檻にに縛り付けてしまう事になる。そして自分にも。
「ごめんな」
「なんで?大変なのはイチ君も同じでしょ。これから我慢して貰わなきゃいけなくなること沢山出てくるだろうし」
「そうなんだけどさ……」
ほんの少しの罪悪感を感じつつもどこか安心している自分に戸惑う。そんな気持ちに被さる新たな罪悪感。
「我慢、か……」
ある意味お互い様だがな、と自分のズボンにこっそり目をやる。
- 6 :
- いわゆる月の予定日あたりから始まって、それが終わったであろう頃から香子に触れていなかった。
「……黙っててごめんなさい」
遅れていたものに不安を感じ自分で調べ結果確信を得てからは、それが間違いないという報告をする前に、あれこれと
できる事を考えた。
まず、動けなくなる前にできる事をやっておきたい。それから万が一の事を考え適当な言い訳を連ねたり、先に寝て
しまうなどしてイチとのそういう行為を避けた。
下手に期待や心配をさせまいと頭を巡らせ過ぎて、却っていらぬ誤解を招いてしまったのは反省している。
「まあ、仕方ないよな。でも、まああの、うん、場所も場所だし……」
「ん……」
「……ちょっと勿体ないかな。はは」
「……」
ごそごそと、そのあたりをばつが悪そうに弄る。耳まで赤くして困ったイチの横顔を眺めながら、思い切ったように
香子は自分の手をそこに伸ばした。
「私のせいだね。ごめん。なんか怖くて」
「無茶しちゃいけないから仕方ないな」
「我慢できる?」
「うーん……」
「……してあげようか?」
「えっ……じゃ、ちょっとだけ触ってくれる?」
「うん」
横になったままジッパーを下ろす。しっかりと盛り上がった下着があからさまなのに顔を見合わせて赤くなる。
「溜まってるから」
「覚悟してます」
腰を浮かせ下着を香子の手で下ろしてもらう。しっかり臨戦態勢にあるそれを指先で包むと、先から既に染み出て
いるものでしっとりと濡れてくる。
「動かす……よ」
「うん」
ゆっくり撫でるように指を動かしながら上下すると、始めこそ多少の引っ掛かりがあったものの徐々に湿り気のある
音をたてはじめる。
「このまま最後までいっていい?」
「ん……いいよ。ちょっと待ってね」
イチの脚の間に体を移動させ、俯くと髪を耳にかけ顔をそろそろとそれに近づける。
「え……それは……」
「もうすぐ頼まれても出来なくなるかもしれないし」
- 7 :
- 確かにそうだが、と思い悩んでいる隙に温かい唇と柔らかな舌の感触に包まれている下半身。そこだけを露出して
“ただ気持ちいいと思う行為”に耽っていく自分の姿が映る天井をぼんやり眺める。
上下する度にさらさらと揺れて肌に触れ被さる髪がくすぐったくて、下半身を寝ながら見下ろすように目を細めると、
そっと頭を撫でてやる。
「ん……む……」
「無理しなくていいよ」
イチの呼びかけに口からアレを抜くとはーっと息を吐き、腕を伸ばして体を起こす。
その頬に触れつつ傍に来るように促すと、香子が脇へ寄り添ってきたと同時に下着だけをずり上げ、またさっさと彼女を
胸の中に納めた。
「まだ途中だよ?」
「休憩休憩。ていうか酸欠は良くないぞ?血圧上がっちゃうから」
「そっか……でも少しくらい大丈夫だよ」
「本当か?」
「それだけ?遠慮しなくていいよ。辛かったら言うから」
「うん……まあ、それもあるんだけど、本音いうとちょっとだけ欲が出ちゃったってのもあるんだよね」
ゆっくりと唇を重ねると、鎖骨を指でつっと撫でる。
ぴくっと跳ねた肩を露わにし唇を押し当てる。
「イチ……く」
「ちょっとだけ」
横向だった体をゆっくり仰向けに倒すと、それにまたゆっくりと体重をかけ、香子の上に被さるように体勢を変える。
「……いや?」
「ん……ううん……でも……」
「俺だけが気持ちいいのはなんかダメだわ。損した気分になる」
すぐ届くところにある愛しさの塊は、ただ見ているだけで満足出来なくなり、触れられれば捕まえてしまいたくなり、
そして今度はそのまま自分だけのものとして閉じ込めてしまいたくなる。
そんな気持ちを分け合いたいと思ってしまうのは、所詮は自己満足な独占欲という名の愛なのかもしれない。
だがそれをわかった上で自分を受け入れてくれる彼女を、やはり失いたくないと思う。
「俺は欲張りだからさ。一緒に気持ち良くなりたいの。あと……そういう顔見るの好きだから」
「ばかっ」
「うん」
こうなると何を言っても同じだ。それをわかっている香子はただ彼の欲情に身を任せる。
- 8 :
- 香子は天井を見上げて寝転ぶと、同じ顔で見下ろす鏡の中の自分と目があって、慌てて顔を覆った。
「目、瞑ってていいよ」
くすっと笑ってバスローブの紐を解いていくイチに小さく頷くと、きゅっと瞼を閉じて両手の力を抜いた。
その様子に、初めて彼女をオンナにした日の事を思い出す。湧き上がる愛おしさに堪えきれず、少々焦って乱暴に剥いだ
着衣を放り投げ、躰の上に慎重に跨がる事は忘れず被さり口づけをする。
唇に軽く触れると、頬、額、耳元に半開きの唇から零れる息を吹きかけつつ、また唇に戻し今度はそっと舌を差し込む。
初めは戸惑ってただ必についていくだけだった行為も、今はすんなりと受け入れられる。
それを教えたのが自分であるという優越感と、そんな彼女を独占できる喜びに浸ると、思い切り抱き締めてしまいたい
気持ちに何とか歯止めをかけ、そっと触れては柔らかな温もりを大事に味わおうとする。
大事な宝物を抱えた身体である。いわば彼にとっての宝箱そのものの彼女は、更に壊れやすいタマゴのように思えた。
「優しくするから。もしだめだったら言って」
「うん……でも、へーき?」
「仕方ないだろ?」
自分自身は結局の所、すっきりさえすれば躰の疼きは鎮まるのだ。だが今はそれだけではなく、ただ愛し合いたいと
思う要求に素直になってしまっているだけたのだ。何が違うと言われても、多分上手くは説明がつかないのだろうが。
「まあ、とにかく方法はあるわけだからさ」
「まあね……」
無茶はすまいと思いつつ、普段より弱い力でゆっくりと肩のラインや腕を撫で、首筋から鎖骨に唇を滑らせる。
じれったい程の愛撫に身を捩っては声を漏らし始める彼女の肌に、ほんの少し力を加えて吸いつく。うっすら赤く残った
跡に満足げに口元を綻ばせる。
それを咎める瞳を一瞬だけ見せたものの、胸の膨らみのはじまりの位置にある跡からすぐ上の鎖骨に指先を触れてやった
だけで、ふっと切なげな息遣いをする。
- 9 :
- 「や……だめっ」
「えっ?」
ぱっと指を離すと、香子もまたはっとした様子でイチを見上げた。
「どうした?」
「ん……なんでもない……ごめん」
「ならいいけど」
ほんの少し困惑した様子に首を傾げつつ、イチは自分だけがまだがっちり服を着込んでいたことに気付き、さっさと下着
一枚残した格好になる。
改めて肌と肌が触れ合うかたちになると、先ほど以上に近く感じる温もりにますます愛おしさがこみ上げてくるような
気がしていた。
「なんか、安心する」
「俺も」
何度目かのキスをして、ただぎゅっと抱き締め合う。それだけなのに、不思議な満足感が二人を満たし始めていた。
「イチ君……」
「ん?」
腕枕して横向に抱き合った香子の背中を、首から腰にかけてそっと指の腹で撫で下ろす。
「……ひゃっ!?」
「どうした?だめだったか、これ。くすぐったい?」
「え……と、それもあるけど、そうじゃなくて……あっ」
背中から廻した手を胸にあてて、膨らみごと手のひらで包むように揺する。
それだけのことにまた小さな呻き声をあげ、顎を引いて背中を丸める。
「やっぱ、嫌?だめならやめよう。……無理しなくていい」
残念さを残しつつも心配げにそう言って離したイチの手を、さっと掴んでまた押し当てる。
「ち、違うの!あの」
困ったようにぼそぼそと言い訳する香子に
「聞こえないよ」
と促すと、耳を寄せるよう言われ要求された通りにしてやる。
「あの……なんか、ね、変なの。触られると……すごくて」
「え〜?久しぶりだから興奮してるとか?」
ニヤリと目元を緩めるイチの頬をつまんで伸ばすと、痛がる彼にイーと歯を見せ怒った顔アピールをしてから離してやる。
「もーやだ何そのオヤジっぽいエロ顔!……ていうか、なんか前より感じやすく、ていうか感じすぎ……て」
「え……気持ち良すぎ、てこと?」
真っ赤になって頷く香子の唇に、嬉しさを隠せない様子でさっきよりも強く唇を押し当てた。
- 10 :
- 「体質が変わったりしたのかな?妊娠するとあるらしいし」
「そ、そうなの?……よく知ってるね」
「ん、前に早川に聞いた」
「……そういう話するんだ」
「たまたまだよ、たまたま。いやあ、儲けた気分だわ。嫌がる嫁もいるらしいし。ま、でも安定期までは無理できないからな」
「まあ、いいけど……」
さっさとブラのホックを外してしまうと取り去り、また覆い被さる。
「あの、だからできるだけ優しく……あっ」
「わかってるよ」
話が終わらないうちに胸の先を指の腹で撫でる。尖った周りを丁寧に回しながら触るうちに、見た目にもつんと堅くなって
動きに合わせてふるふると揺れる。
「や……はぁ……んっ」
吸い付き舌で包み転がすと、びくびくと小刻みに震えて跳ねながらイチの背中に腕を廻してしがみつく。
時折、強く与えすぎた愛撫に対して訴える痛みに、想像以上に敏感になった身体をより丁寧に扱わねばと気を引き締める
彼の脳裏には、最初にそう思いながら夢中になって香子を貫いた日の自分の余裕の無さが思い出された。
「うんと大事にしなきゃな」
この先、場合によっては暫く禁欲の日々が続くかもしれないのだ。勿論それだけではないが、これまで以上に大切に
扱おうと決意を新たにする。
「……んあっ、あっ……あ……やぁ……んぁぁっ……や、そこ、あっ」
胸への刺激を続けながら、腰から太ももを手のひら全体で確かめるように撫でると、脚をばたつかせながら枕を掴んで
背中を浮かせながら身を反らす。
普段より控えめな動きに、これだけ激しい反応を示すのなら、普段通りどころかもっと執拗に攻め上げればどうなるのか………
と考えつつもそうはいかない現実に、頭に血が昇りそうになるのを僅かに残る理性で堪える。
「思い切りイカせてやりたいけど……」
「ふ………ぁ、だめ、こわ……うぁぁっ」
「わかってるよ」
そういう情報は早川から入手済みだ。彼は普段は無口だが、イチに対しては親友だからという事だけでなく、嫁バカという
点でもかなり饒舌になる。特に酒が入ると、であるが。
- 11 :
- いつもはからかい半分に撫でたりつまんだりするお腹を、今は何ともいえないむず痒い気持ちを抱えながら、むにむにと
掴むように触る。
「もう、やだっ」
「何でだ。俺これ好きなんだって」
気にしている『幼児体型』を嬉しそうに眺めるイチを、複雑な気持ちで眺め返す。
「……そのうちそういう事言えなくなるよ。物凄い体型になるんだから」
「そんなの承知だよ」
「でも、ほんっとパンパンなんだよ。写真でしか見た事ないけど、腕とか脚とかも太くなるし、胸もおっきくなるみたいだけど……」
「得するじゃん。つうか詳しいな」
「ほ、本で見た」
「それでか」
待ち合わせの時の光景を思い浮かべる。確かあの辺りには育児書もあったかもしれないと納得した。
「……ち、乳首とか真っ黒くなるんだよ?ていうかやっぱ巨乳好きなんじゃん……」
「いや、別に乳はおまけだから深く考えるなって!つうか仕方ないだろ?みんなそうなんだからさ」
お腹を慈しむように撫でると、尖らせた唇を宥めるキスをする。
母親になる身体だ。それも、自分の子を宿している最愛の女のものとあれば、愛しくないわけがない。
「言っただろ?俺はお前を裏切るような真似はしない。どんなふうになったって、俺はお前が好きだし、浮気なんかしない。
お前だって、俺が禿げてもメタボ親父になっても変わらないって言ったろ?それと同じだよ」
添い遂げるなら彼女しかいない。――そう思って一緒になったのだ。イチにだって、香子の母親が亡くなったあとに
それらしい話が持ち込まれなかったわけではない。だが、香子を育てようという決意と、それが新たな感情を生み始めた
ことが彼からそれらを遠ざけた。
何もかもが、香子のためにあったのだ。
「私でいい?」
「何を今更」
「だって……ほんとならイチ君は私のパ」
「言うな」
開きかけた香子の唇に指をあて、言葉を止めた。
「お前を愛してるんだ」
彼女が心に住み着いていると気付いてからは、決して他の幻影を追ったことなど無い。
「お前じゃなきゃ……」
互いにもう、別の人生を歩むことなど不可能なのだと、精一杯の想いをぶつけ合う。
涙を啜る香子の喉の奥深く、密かにつかえていた小さな欠片が溶け落ちてゆくような気がした。
- 12 :
- ショーツ一枚身に付けただけの香子の裸を存分に眺め、唇で胸の頂を弄びながら、触れられる限りの範囲を手のひらで覆う。
空調の効いた部屋の中で、肌を露出したまま寝転がったところで何の不快さもないが、彼の躰が一部とはいえ自分の
どこかに触れていると感じるだけで、香子の芯から熱が溢れて溶けだしていく。
もっと、もっと、もう少し。
焦れったいくらいの優しさをもってした彼の弱々しい指先の熱に、徐々に拓かれてきたカラダは物足りなさを感じ始めて
内なる声に支配されかかっていた。
下着の端に掛かった指が、それを脱がそうとせず、脇から後ろにかけての尻の膨らみにそってくすぐるように動く。
じれじれとした愛撫に、香子の方が我慢が利かなくなってきたのか、強請るように腰を浮かしてにじり寄る。
「――っ!?」
「どうした?」
顔をしかめて自分にしがみつくと、ばつが悪そうに目を背ける香子の足下を見れば、時折小さな呻き声と共にそっと曲げ
伸ばしされる膝の動きが映る。
「ああ……大丈夫か?つい力入っちゃったんだな。そんなに気持ち良かった?」
「うっ、うるさい!」
「ゆっくり、曲げてごらん」
「え……!?あっ!ちょ……や……ぁ」
「そろそろ触って欲しいだろ?」
ちょうどいいと思える体勢を作ろうと脚を動かすと、同時にその間をイチの手が割り込んできつつ悪戯する。
布の上から指の腹で形を確かめるようになぞり、中心を裂くように現れた筋と窄みをつつくと、僅かに甘く息が乱れた。
「ああ、もう染みてきてるかな。脱がしちゃうよ?ちょっと我慢して」
香子を気遣いつつショーツを脱がせる。
「もう股開いちゃえよ。その方が楽だぞ」
「えっ……えっ?きゃっ!!」
足の付け根から割るように、内から外へと力を加えて脚を開かせる。
「丸見え」
「うわぁ!やだっ!!やだやだぁ!?こんなじゃなかったら蹴ってやるのにっ……」
「何だよ。……わかった、電気消すから」
「消しても上がっ!」
「目、瞑りなさい」
「だからって……やっ」
「いつもこんなんだけどな、お前」
つるっと滑った感触とともに指が触れるのを感じ息を呑む。
- 13 :
- 全く何の引っ掛かりもなく滑らかに動く。そしてそれが一点をつつくと全身を甘い痺れが貫いていく。
「ほら、な」
無意識のうちにシーツに掛かるその部分の負担が軽くなっていく。仰け反って浮いた背筋から尻の膨らみまでを片方の手を
滑り込ませ撫でた。
小さな悲鳴とともにびくんと震える躰に唇を寄せ、とろとろに溢れる蜜を掬い取るように舐める。
か細く耳に届いてくるいやいやと言う呟きは聞こえない振りをして、充血した蕾をくりくりと舌先で転がす。
「あ……っ……ん……ぁ……やぁ……く……ぅ……いく……ぅ」
あまり負担をかけてはまずいらしい事を思い出し、少々不完全燃焼な気持ちのまま名残惜しくイチは躰を起こした。
「……ふ……」
「ごめんな。……そっとやるから挿れてみていい?」
半分惚けたような顔で頷く香子の頭を優しく撫で、開かれたままの脚の付け根をぐいと押し上げるようにして自身を
そこに擦り付ける。
ぬるりと滴るほど濡れそぼった先が秘部に呑み込まれ、その久々に拓かれる圧迫感に香子の唾が鳴った。
くぅ、と吐息に混じった声に心配げに覗き込むイチに『大丈夫』と頷いて見せると、首筋に腕を絡ませ引き寄せしがみつく。
「香……子」
「ん……ゆっくり……し……あっ……んぁぁン」
ゆっくりと抜き差しを繰り返すと、腰を引くに合わせて呑み込んだモノを追うように香子の尻が浮き上がる。
「だめだよ……そんな誘っちゃ。俺すぐいっちゃうよ」
「そんな……つもりじゃ……あぁぁ……!!」
ゆっくり揺さぶったイチの腰が打ちつけられる度に気が遠くなりかけ、膝の痛みも忘れて自らの脚を彼の躰に絡めようと
する。その動きを察知してか、腿を押さえていた手を離して香子の脇に置き、シーツを力一杯掴む。
負担を抑えるために浅く細やかに描いていた腰の動きは、徐々に深く重くなっていく。
ぐちゃぐちゃと滑りのある音はやがて時折ぺちりと肌のぶつかり擦れる音がして、二人の喘ぎとも呻きともとれる声と
共に混ざり合いながら、やがて静かに終わりを迎えた。
- 14 :
- 勢い良く引き抜かれたものから、白いものが飛び散り滴り落ちる。
「間に合わなかった、すまん」
内腿にぴしゃりと飛び散ったそれを枕元のティッシュでぬぐい取る。
「気持ち悪いだろ?風呂行って洗おうな」
「ん……っ。ちょっと疲れたから休んでからでいい?」
「いいよ。これからも毎日洗ってやるから」
「毎日!?」
「そ。これからそういうのも大変らしいぞ。第一危ないじゃないか」
「……それもコージさんからなの?」
一体あの強面と普段どんな会話をしているのだろうか。一見すると合わなそうな2人が仲の良い理由が解るような気がした。
「大事な身体なんだから仕方ないよなぁ。明日から俺が帰るまで風呂は待ってなさい」
堂々と香子と毎日一緒に入浴する理由が出来たのだ。その嬉しさを隠そうとせずにこにこ笑いながら腹を撫でている。
「しょうがない人……あ、こんなとこ……や、触っちゃ」
「帰りにまた本屋行こう。見てたやつ買ってやるよ」
「ん……」
時々まだあちこちに残る肌の疼きを覚醒させるイチの指の悪戯に悶えながら、幸せな気怠い時間に身体を委ねた。
* * *
数日後、そわそわした面持ちで携帯を気にしつつ仕事をこなすイチの姿があった。
そんな彼をこちらも観察しつつ書類を片付けているのは親友で同僚の早川浩史(こうじ)。
マナーモードにしてあった携帯が震えるや否や、物凄い勢いでそれを掴み、こそこそと男子トイレの方へ出て行く。
数分後、満面の笑みを浮かべて戻ってきた彼のランチの奢りの誘いにいつものポーカーフェイスで応えるも、浮き足立った
その後ろ姿を見送る顔にはうっすら笑みが浮かんでいた。
「で、どうよ?やっぱり風呂場と寝室は広い方がいいと思わない?お前んとこどうだっけ」
「うちは風呂は普通の一坪タイプってやつだし、それで充分だ。寝室は子供部屋と続きにしていずれ仕切りを……って、
お前仮にもプロだろ?どんな家買う気だ。つうか所詮建て売りだから弄るのも限度があるぞ」
「そうなんだけどさ〜、今のマンション風呂狭いから。でっかいのぞき窓とか嫌がるだろうな……。ほら、1人で入るとか
言い出したら心配だし」
「ラブホかよ!」
- 15 :
- あほらしいと思いつつ、突っ込んでしまう。『こんな男がどうしてエリート社員としての地位を築いていけるのか』と
長年付き合い続けた早川だが、軽く彼の頭を叩きながら、自分もそんな男だからこうして気を許せるのだと心の奥底に想う。
――どんな小さな物だとしても、些細な幸せだと思えるのなら、それを大事に出来ないなら何を手に入れて同じだ――
彼のその信念の種が今こうして実を結び、新たな種を産もうとしている。
早川も自分も守りたいと思うものを手に入れて、他人からの評価はともあれ自身は以前よりも自分自身を、そして
それ以外の自分に繋がるものを大切に想うことを覚えた。
それを教えてくれた八神伊知郎は、良くも悪くも感情に素直で、そして一途であるが故に不器用だ。
そんな男を親友にもつ事を誇りに思っている。
思っている、のだが。
「な、どうよ早川。可愛いだろ?うちの子」
「お前……」
翌日の昼休み、イチから見せられた物を手に困惑する早川。
それもその筈、昨日香子が病院から持ち帰った超音波写真を持って来たはいいが、写っているのはまだ初期の豆粒に
手足の生えたようなものだからだ。
「どうしろっつうんだ、おい」
「何でだよ!むちゃくちゃ可愛いだろ?これがもっとでっかくなって出てくるんだぞ。男かな?でも最初は女の子がいいって
言うしな〜。娘なら香子似だといいな〜可愛いだろなぁ……でもそしたら変な虫が……どうしよう早川」
「知るかボケ」
昨日病院に行った香子から報告を受けてからずっとこの調子なのだ。親友の慶びごととはいえこうも花畑全開では流石の
自分も頭が痛い。仕事は仕事と割り切れる男なだけにその反動は大きい。年下妻の香子の苦悩はこんなもんでは無かろうと、
これから子を産む筈の彼女に少なからず同情する。
「そう言うけど、美月ちゃんだっていずれパパ臭いとかウザイとか言うんだぞ?でもってどっかの男に……」
「言うな」
どこまで想像力豊かなんだと半ば呆れながらも、先の娘の成長ぶりを思い浮かべる早川の顔に生気が無くなっていく。
- 16 :
- 「あ、今お前想像しただろ。な、悲しいよな?どこの馬の骨とも知れない奴に大事な娘を……こんなだったら息子にしとこう
かな、俺」
「まて。娘にしろ息子にしろそればっかりはどうにもならんだろうが。その前に馬の骨に美月はやらん。つうか俺を
巻き込むな!」
「なんでよ、先輩じゃんか。あ、そうだ、息子だったら美月ちゃんがうちに嫁に来ればいいじゃん。解決解決♪年上でも
気にしないから」
「誰もやるとは言ってないが……」
この不毛な夫どもの言い合いを聞いたら、妻達はどう思うのだろうか。
「にしても早川。男親って……切ないのな」
「……」
まだ見ぬ我が子の将来を思うがあまり妄想が暴走するイチと、彼のペースに巻き込まれ同じく娘の未来を案じる早川。
食後のコーヒーが冷めるのも構わず共に遠い目でどこかを見つめる2人の友情の理由は、こんなところにあるのかもしれない。
* * *
※ちょっとしたおまけ?
「……でさ、色々考えたんだけど、産まれてからみんなで撮ろうと思うんだ。どうせその頃には香子の成人式のも撮って
やりたいからさ」
「そうか。いんじゃね?」
結婚式を挙げてないイチ達は、写真だけは残しておく事にした。早川夫妻は妊娠中に式を挙げたが、妻の愛永(まなえ)
から大事をとった方がいいと諭され、産後落ち着いてからという事に決めたのだという。
「マナがわかる事なら聞いてくれって言ってる。お前からも香子ちゃんに遠慮しなくていいからって言ってやれ」
「すまんな早川。……で、今日のなんだが」
早川の目の前に並ぶ2つの弁当箱。1つはイチの分だが、もう1つは……。
「あ、早川さん今日も愛妻弁当?」
背後に聞こえるくすくす笑う 島田女史の声が聞こえる。
香子の悪阻が始まり、イチが必要に駆られたとはいえ、料理を始めた。が、腕を振るう機会がないため毎日早川が
それを受ける羽目になった。(妻のマナは喜んで=面白がっている)
「勘弁してくれ……」
そう言いつつ、“ある意味愛妻弁当”に箸を伸ばす彼だった。
* * * 終わり
- 17 :
- GJ! 安定期が待ち遠しいです(←偏った嗜好の持ち主)。
- 18 :
- GJGJGJ〜
相変わらずなイチ君と香子が微笑ましかった
子供生まれたら可愛がりながらもヤキモチやきそうだ
- 19 :
- 嫁に「ハロウィーン」って叫ばれながら
カボチャで殴られた。ハロウィンってそんな日
だったっけ?
- 20 :
- 投下GJ!妊娠ネタは特に幸せな気分になれるから良いね
最後の方の男二人のやりとりに笑ったw
>>19
そんな日です
- 21 :
- ハロウィン……噂には聞いている。
愛し合う男と女が、互いの愛を確かめ合いながらカボチャで殴打しあう日だと……
- 22 :
- >>21
名護さん乙
- 23 :
- このスレで名護さんの名前を見るとはw
- 24 :
- このスレ見てると、心の底から嫁さんが欲しくなる
- 25 :
- 私は旦那がほしいよ
- 26 :
- このスレの作品は(たぶん)フィクションです・・・
- 27 :
- >>24-25
ユー達結婚しちゃいなYO
- 28 :
- ヒューヒュー
- 29 :
- はい!あっちっち〜w
あっちっち〜w
- 30 :
- 小学生かよw
- 31 :
- なんか和んだ
このスレなんかいいな
- 32 :
- おまえが和んでいる隙に俺はお家のしきたりに従い
小学生ながら夫婦の契りを交わす許嫁カップルの初夜を妄想していた
- 33 :
- 小学校の同級生が大人になって再会して急展開結婚っていいな。
男は女が初恋だったが女は男が嫌いだったとかなら、更に萌える
- 34 :
- この香子とイチの話で、二人が初めて結ばれた時の話とかってある?
割と最近知ったんだけど、もしあるなら是非読みたい
- 35 :
- >>34
真夏の雪解けで検索
- 36 :
- ありがとー!
てかこの二人の話、上のと保管庫にあるのだけ?
イチ&香子好きだから全部読みたい
- 37 :
- あー俺も彼女ほしい結婚したい
まあ俺は病気で子種ないから誰も彼女になってくれないだろうけど
- 38 :
- >>32
そのシチュエーションは良いよな。ぜひ読みたいぜ。
- 39 :
- >>32マダー
- 40 :
- http://moemoe.homeip.net/i/index.php?ac=view&aid=21056
挿入がともなってないだけで、かなり濃厚な夫婦生活ですね
- 41 :
- 今日は「良い夫婦の日」
- 42 :
- 俺の誕生日でもあるな
- 43 :
- そんな>>42に嫁の裸エプロンとお風呂御一緒権をプレゼント
つ 純情ロリっ娘幼妻
つ お色気ムンムン年上熟嫁
つ 元ヤンドS恐妻
つ 天然ドMお嬢様嫁
さあ好きにするがよい
ただし脳内でな
- 44 :
- 元ヤン純情年上お嬢嫁で妄想できた俺は勝ち組
- 45 :
- >>42
誕生日おめでとう
- 46 :
- ほ
- 47 :
- っ
- 48 :
- こ
- 49 :
- く
- 50 :
- ど
- 51 :
- 男「何、これ?」
女「婚姻届だ。私が君のこれからの人生と生活を統括する
さ、まずは記入欄に名前を書きなさい」
男「……は? 何考えてんの。ヤダよ、お断り」
(男、婚姻届を破り捨てる)
女「実はまだ一枚ある」
女「君、早くサインしなさい!私以上、君を幸せにできる人間はいない筈だ!」
男「しつこいなー。もう、絶対お断りだ!」
女「何故だ!どうしてそんなに嫌がる?」
男「じゃあ言わせて貰いますけど! お前は本質的にエゴイストで、
いつも上から目線で細かいことにいちいちうるさい空気の読めない朴念仁だから!わかった?」
女「わかった!反省します!だからサインしなさい!」
(立ち去ろうとして足がつる男)
女「ほら見ろ、神様もサインしろと言っている。ほら男!サイン!早く!」
- 52 :
- 名護さん&めぐみん乙w
- 53 :
- >>52
いやそれだと男女逆だろw
- 54 :
- 男女そのまんまの方がいいかもね
義父「何、娘が気分が悪いと言うから、もしかしたら…と思って産婦人科に行ったら、実はただの食べ過ぎだった? …失態だな、男くん。
どう責任を取るつもりだ」
男「俺は悪くない。原因は女くんにあります」
義父「君はいつもそうだ。なぜ自分の非を認めない、なぜ自分の弱さと向き合って検査を受けようとしない!」
男「弱さと向き合う……そんなことに何の意味があるんです」
義父「そこが君の限界だ。やはりこのままでは無理だな、結婚生活を続けるのは。…娘は返してもらう」
男「…………」
- 55 :
- 男女のそのままのほうがしっくりくるね。
義父「どうした、泣いてるのか」
男「義父さん…検査を拒絶したのは、私の責任です。私が未熟だから、弱いから……。
娘さんはお返しします……」
義父「いや、その必要はない。それでいいんだ。自分の弱さを自覚した今、君は本物になった。
たとえ血の繋がらずとも、我が子を持つにふさわしい男にな」
男「……(ニヤリ)……。」
- 56 :
- 義父「やはりそうか。男くん、君は勃起する事ができないんじゃないのか?」
男「はい……」
女「どういうこと、男くん? ……私のせいじゃ…!」
男「違う!単に俺が企業戦士として未熟だった……ストレスに耐えられなかった……それだけのことだ!」
男「なぜ俺のために、こんなことをしてくれるんだ?」
女「あたしさ、あんたがこうなってから気づいたことがあるわ。
あたし…心の中であんたを尊敬していたって」
男「俺もわかったことがある。お前、優しい女だったんだな」
- 57 :
- 保守
- 58 :
- 聖夜にヨメを召し上がれ
- 59 :
- うちの女房と本音でトークできて判明したのだが
世の妻の大半が悪妻になる理由は
そのほとんどがイケメン好きで
でもイケメンと結婚できなかった
もしくは振られたなどで 他の男と結婚してそのウサを晴らしてる事が
大半だということがわかった
女房の話だと 結婚後もイケメンの旦那の妻は
それはそれは甲斐甲斐しいそうだ
どんなに浮気しても 本妻が自分ならと責めないらしい
家事万端 仕事のアドバイスも適切であげまんになる
でも逆にイケメンと結婚できずやむを得ず フツメンブサメンと結婚した男には
容赦なく 牙を振るうそうだ
女の価値観の中で
イケメン=ご主人様
ブサメン=ATM奴隷というのが構図として決まっているのだそうな
序列の価値観で動く犬タイプの女に多いらしい
それでも結婚前にブサメンにも逃げられるのは避けたいから
結婚前は猫かぶるらしいけどな
大抵 悪妻は昔振られた彼氏や イケメン男性のことをずっと思ってるらしい
そしてそんな女の大半がサゲマンになるのだそうだ
- 60 :
- 携帯から失礼します。
以前、翔とユキというのを書いた者です。
この夫婦+子供でクリスマスネタを書いたので、投下させて下さい。
エロなし、短いですが、楽しんでいただければ、幸いです。
2レスお借りします。
- 61 :
- 「りょっうっごっきゅ〜ん。
サンタさんからは何貰ったのかなあ?」
「いやいや、あげたの翔くんだし」
新幹線に顔がついたぬいぐるみを愛しの我が息子の前で左右に振っていたら、ちょっと年上の嫁にツッコミをくらった。
「ユキっ!そーゆーこと言わないっ!」
「だいじょぶだよ。わかんないって」
「最近、ちゃんと色々言葉覚え始めてるんだから、幼いうちにそういうこと吹き込まないの!
なー。良吾ー」
良吾はオレが知ってる中じゃ世界一かわいい笑顔でぬいぐるみをぽふぽふ叩いて、
「ぱーぱ、てぃんかんてん」
とか言っちゃってる。
毎日見てるけど、かわいくてたまらん!
なんなんだ。ホントに。
このかわいい生き物はっ!
「翔くんがこんな親バカになるとは思ってなかったわ」
これまた毎日嫁のユキから聞いてる台詞だけど、そう言うユキだってなかなかの親バカだ。
「良吾は翔くんサンタがくれた新幹線も好きだけど、ママの方が好きだよねー?」
ほーら始まった。
だが負けねえ!
「ママも好きだけどパパのことだって好きだよなー?なー?良吾ー」
「パパサンタはクリスマスにしか物くれないけど……
ママサンタは毎日良吾のの大好きなおっぱいあげられるもんねー」
ユキはそう言うと、良吾をひょいと膝に乗せ、良吾の顔を自分のおっぱいに押し付けた。
- 62 :
- 「うあっ!ずっる!
オレにはおっぱいないのにっ!」
「ふっふっふー。ママの特権です」
「ぱいぱーい」
くっ!良吾のやつ……。
それは元々オレの……。
「あれ?翔くんもおっぱい欲しい?」
ユキがにんまりと笑って、良吾が撫でてるのとは反対側のおっぱいを持ち上げて見せた。
あ、やべっ……ムラっときた……。
「翔くん、目がえっち」
「りょっ、良吾の前でそーゆーこと言うな、って」
「翔くん、意外と真面目だよね。しかも過保護で親バカ」
楽しそうに笑って良吾の頭を撫でながらのユキの台詞にちょっとムッとしたら、それが顔に出たらしい。
ユキは右手で良吾の頭を抱えると、自分の胸に押し付けてから、オレのTシャツの袖をつまんで引っ張った。
からかわれて面白くない半面、なんだかムラムラしてるという複雑な気分のまま、ユキに顔を近づけると、こそっと耳打ちされた。
「良吾には早く寝てもらお。
ね。翔くんにプレゼントあるから」
ほっぺたにちゅぅっとキスをされて機嫌が直る。
「う、うん……」
そんな自分が相変わらずガキみたいで拗ねたくなるけど、それ以上にユキからのお誘いが嬉しくて、キスを返すと、ユキが嬉しそうに笑ってくれた。
今度こそ本気で機嫌が直る。
「オレもユキにプレゼント用意してる」
安物だけどさ。
気持ちの中でごめん、と謝ってもう一回キスをしようとしたところで、良吾にぺしりと顎を叩かれた。
- 63 :
- 「いてっ!」
「まーま」
ママはボクのだ、とでも言いたげだ。
「ママは渡さん!」
「もー。翔くん、良吾相手に何言ってるのー」
ユキが笑う。
「だって、こいつが叩くから。
そういうことすると隠しちゃうぞ!」
オレが背中にぬいぐるみを隠すと、良吾は、
「やー、パパ、やーあー」
と両手をパタパタさせた。
ぐはっ!かわええ!
その仕草に負けて、ぬいぐるみを良吾に返す前にユキにぺしりとおでこを叩かれた。
「子供みたいなことしない」
わざと口を尖らせて見せると、ユキは良吾の頭にキスをして、
「良吾もパパを叩かない。
私は良吾と翔くん、二人のもなんだから、取り合いっこしないの。
ね?」
と言って、良吾の前でオレのほっぺたにキスをくれた。
(了)
- 64 :
- >>62
おぉー 親ばかラブラブ夫婦GJ
尻にひかれてるけど愛されてて羨ましいぞw
- 65 :
- GJ ほほえましいな
- 66 :
- (T)
- 67 :
- 鉄仮面と子猫投下します。
・多少ですがアナル描写があります。
苦手な方はタイトル「サファリパークにはライオンがいる」をNGにして下さい。
- 68 :
- 「……サファリパーク、ですか?」
某市市役所職員の若き出世頭にして、無表情・無愛想・無口の三拍子揃った、
通称鉄仮面・中嶋貴巳課長(36)が、
彼の20も年上の部下である富岡係長に声をかけられたのは、
そろそろ家に帰ろうかという午後7時過ぎのことであった。
「そうそう。知り合いにタダ券もらったんだけどさ、
うちの娘も奥さんも、別に行きたくないって言うんだよ。
で、無駄にするのももったいないし、中嶋君たちどうかなと思って」
「いえ、折角ですが、自分も特に興味はありませんので」
部下であり先輩であるという微妙な立場の年配者を前にしても、
貴巳の態度は常に一定しており、要するに取り付くしまもない。
「いや、中嶋君は興味無いだろうけどさ、雪子ちゃん、動物好きでしょ?
それにどうせ中嶋君のことだから、せっかくの正月休みにも、
行楽らしいこともしなかったでしょ?奥さん孝行だと思って、
今度の連休にでも行ってくればいいじゃない」
鉄仮面のつれない態度にもめげず、恰幅の良い富岡係長は、布袋様のような笑顔で言う。
痛いところを突かれて貴巳は黙った。
確かに、彼の12も年下の妻で、元同僚の雪子は動物好きである。
それに、貴巳は人込みが大嫌いなため、正月休みにもお互いの実家に顔を出したきりで、
結局ほとんどを家で過ごしたのだ。
自分はそれで何の不満も無いが、雪子には寂しい思いをさせているかもしれない。
いい機会とも思うが、雪子に対する負い目を係長に見透かされたようで、
素直にチケットを貰うのも、何となく抵抗があった。
無表情のまま逡巡する貴巳の手元に、無理やりチケットの入った封筒がねじこまれる。
「まだ頂くとは言ってませんが」
「まぁまぁ。もし雪子ちゃんが行きたくないって言ったら、
誰かにあげちゃって構わないからさ。じゃあお先に」
難しい顔で手の中の封筒を睨む貴巳を尻目に、
中年の哀愁をその一身に背負った風情の富岡係長は、
「ほんとにほんとにほんとにほんとにライオンだ〜♪」
などと歌いながら、脂の乗った腰を左右に振りつつ帰途についてしまった。
- 69 :
- その夜の中嶋宅。
全ての物事に対して迅速・正確を旨とする鉄仮面にあるまじきことに、
貴巳は、サファリパークの一件を、雪子に言い出すことができないでいた。
そもそも、貴巳が自分から雪子を外出に誘うなどということは、
結婚して2年になる今まで、一度も無かったのである。
必要にせまられない外出は、全て雪子にねだられ、貴巳が渋々承知する、という
お決まりのパターンだったのだ。
貴巳が自分から行楽に行こうと切り出すなぞ、天地がひっくり返っても無いと、
夫婦はお互いに思っていたはずだ。
こんなことで悩むのは自分でも馬鹿らしいとは解っているし、
恐らく雪子はどんな誘い方をしても喜ぶだろう。
が、どうにも言い出すタイミングが掴めずに夕食も終わってしまった。
いつもなら、夕食後にお茶で一服するとすぐに風呂に向かう夫が、
いつまでも食卓に座っているのを見た雪子が、不審げに言う。
「貴巳さん、どうしたの?お風呂入らないの?」
「……ああ、その」
「なあに?」
妻の、きょとんとした無邪気な顔を見ていると、せっかく口から出かかった言葉も
喉の奥に引っ込んでしまった。
「いや、風呂に入ってくる」
自分の思いがけない優柔不断さを呪いながら、貴巳はリビングを後にしたのだった。
妻を誘う良い口実も見つからないまま、風呂を出てリビングに戻ると、
雪子がソファに腰掛け、何やらもぐもぐと食べている。
「何だ、それは」
「……どーなつ」
いたずらを見つかった子供のように、ばつの悪そうな表情で雪子が言う。
手には、何やら甘ったるそうなチョコレートの掛かったドーナツが、
まだ半分ほど残っていた。
「寝る前に食べると太るぞ」
これは本音ではない。ただでさえ小柄で細身な雪子は、
むしろもっと肉付きが良くなってもいいくらいだと、貴巳は常々思っている。
しかし貴巳のそんな本心には気づかず、雪子は唇を可愛く尖らせて言う。
「いいんだもん。たまにだから大丈夫だもん」
- 70 :
- 確かに、雪子が甘いものを買ってくるのは珍しい。
貴巳が、既製品の駄菓子など絶対に食べないので、1人分だけ買ってくるというのも
気が引けるらしいのだ。
甘いものが食べたい時は、雪子が自分で作ることが殆どだ。
「…確かに珍しいな」
テーブルの上に置かれた、ドーナツ屋の紙袋に目をやり、貴巳がそう言うと、
雪子はえへへ、と笑いながら、ポケットから携帯電話を出して貴巳の目の前で揺らした。
「これが欲しかったからなの」
「…どれだ?」
「ストラップ。ポ○デライオンの。可愛いでしょ」
言われてみると、何やら奇妙な形の動物のマスコットが、携帯にぶら下がっている。
ライオンと言われればそんな気もするが、どこが可愛いのか貴巳には理解できない。
おまけ目当てで、滅多に買わないドーナツなど買ってきたということか。
「……雪子は、ライオンが好きか?」
「へ?ポン○ライオン?」
「いや、ドーナツ屋のキャラクターではなく、本物のほうだ」
「な、何で急に」
「どうなんだ。好きなのか、嫌いなのか」
妙に意気込んで尋ねる夫に、たじたじとなりながら、雪子はそれでも素直に考えこむ。
「んっと……赤ちゃんライオンとかは可愛いと思うけど……大人のライオンは、
好きとか嫌いとか、考えたことないなぁ……」
「……実物を間近で見てみたいと思うか」
背広の内ポケットに入れたままのチケットを脳裏に浮かべながら、貴巳は妻に詰め寄る。
「え?檻の中にいるのなら、動物園で見たことあるけど……
街歩いてて、いきなり目の前に『がおー』って出てくるのとかは嫌かも……」
「いや、それは喜ぶ人間のほうが異常だと思うが」
「ね、ね、もし、いきなり目の前にライオンが現れたら、貴巳さんどうする?」
(……いかん、話が妙な方向に)
「そんなことは、日本に住んでいる限りあり得ないだろう」
慌てて貴巳が否定すると、雪子は何が面白いのか、目をきらきらさせて更に言い募る。
「絶対無いとは言いきれないでしょ?例えば動物園とかサーカス団から逃げ出したり、
あとサファリパークで車のドアが故障して閉じなくなったり。
そうなったら、どうやって立ち向かったらいいかなぁ?」
ようやく雪子を誘う糸口が見つかったと思ったら、
話題は思いがけず、斜め上の方向へ転がっていく。
どうやったら本筋に戻せるのか、貴巳は内心頭を抱えていた。
- 71 :
- 「ドアが故障して、開かなくなるならともかく…閉じなくなるというのは考えづらい。
そもそもサファリパークで車のドアを開けるような真似は、俺は絶対にしない」
「だから、例えばの話だってば」
「……その場合は諦めるしかないだろうな」
半ば投げやりにそう答えると、雪子は何故か、むっとした表情になる。
「……何だ」
「約束が違うっ」
「何の約束だ?」
「貴巳さんは、私より早くんじゃダメなの!」
「……」
確かに、それは二人が結婚する時に、雪子が唯一貴巳に出した条件である。
12歳という年齢差があり、貴巳に先立たれる可能性の高い雪子の、
必にして健気な、ただ一つの願いである。
が、しかし。
「だから、ライオンに襲われても、貴巳さんは何とか切り抜けなきゃダメなの!
お腹を空かせたライオンが目の前に迫っています!さあどうしますかっっ?!」
これはどう考えても無理難題ではないだろうか。
げんなりしつつ、それでも目の前に問題があると解かずにはいられない性分から、
貴巳は無意識のうちに答えを模索していた。
「……そうだな、まず、素手で立ち向かう場合…これは論外だ。
人間の腕力で猛獣に敵うわけがない。格闘技の達人でも恐らく不可能だろう。
次に何か武器を使う場合だが…包丁だのナイフだのでは太刀打ちできないだろうな。
リーチが短すぎる。日本刀くらいの長さがあれば少しは違うかもしれないが、
そんなものは身近にはない。拳銃……も、警察官でもない限りは現実的でない。
もし手元にあったとしても、俺はそんなものの扱い方は知らんしな」
「じゃあどうやって勝てばいいの?」
「いや、この場合、目標はあくまで『生き延びる』ことであって、
ライオンに勝つことじゃない。冷静に考えて、『逃げる』という選択肢が
一番現実的だろうな。…しかしそれも、当然、容易ではない。
近くにどんな建物があるかにもよるが、安全な場所まで走って逃げるにしても、
ライオンの最高速は時速60km。自動車と競争するようなものだから、
あっという間に追いつかれるだろう」
「な、なんか貴巳さん、ライオンに詳しいね…」
「常識だ。ちなみにトラは時速80kmだ」
先程こっそりサファリパークのホームページを見たのだ、とは貴巳は当然言わない。
「そ、そうなんだ……じゃあ、どうすればいいの?」
「よほど好条件が揃っている場合を除いて、やはり諦める以外にないだろうな」
「……」
「何だその顔は」
黙ってしまった妻のほうを見やると、雪子は頬をふくらませ、
上目づかいで貴巳のほうを睨んでいる。
「……諦めるんだ……貴巳さんは、約束破っても平気なんだ……」
「いや、もちろん、最大限の努力はするが、不可抗力というものも」
「他の人ならともかく、貴巳さんだけは絶っ対、約束破ったりしないって信じてたのに」
うつむいてしまった雪子の前で、貴巳は頭痛を感じて頭を抱えた。
どうにも理不尽な理由で責められているのだが、雪子が余りにも真剣なので、
適当にあしらうこともできない。
暫し考え込んだ後に、貴巳はおもむろに口を開いた。
「……一つだけ、生き延びる可能性が高くなる方法が、無いわけでもない」
「え?!本当に?!」
途端に雪子が目を輝かせて飛びついてくる。
貴巳の頭に浮かんだ考えは、あまりにも救いが無いのだが、
この場合他に思いつかないのだから仕方が無いだろう。
- 72 :
- 「……あまり褒められた方法ではないが……手近に他の人間がいた場合、
その人間を犠牲にして、その隙に逃げる、というのが一番現実的ではないだろうか。
腹を空かせたライオンなら、まず一人目を食べ始めるだろうから時間が稼げるしな」
最初、期待に満ちた顔で聞いていた雪子だが、
説明が進むにつれ、その表情は急速に陰り、曇り、そして今にも泣き出しそうな、
聞いたことを後悔している様がありありと浮かんだ表情になった。
「……ほかのひとを、ぎせいに」
「いや、その、生き延びるという目標をどうしても達成しなければならない場合に、
不本意ながら解決策はそのくらいしか見当たらないというか」
「……」
「そもそも日本にライオンが何頭いて、それが脱走する確率はどの程度かというと」
「……」
「更にその脱走事件が俺たちの生活圏内で起こる確率を考えると…雪子?」
「……お風呂に入ってきます」
これ以上ないほど暗い苦悩の表情で、ふらふらと立ち去った妻の後姿を眺めながら、
(……だから、どうしてこんな話になるんだ?本題はサファリパークだった筈…)
鉄仮面・中嶋貴巳氏もまた、深い苦悩の溜息をついた。
雪子の入浴は、随分長くかかっている。そろそろ1時間を過ぎようというところだ。
いい加減心配になった貴巳が、浴室まで様子を見に行こうとしていたところに、
バスローブを羽織った雪子が、亡霊のごとき陰気さでリビングに戻ってきた。
「……雪子?さっきの話なんだが…」
「貴巳さん、あのね、考えたんだけど…」
二人が同時に口を開く。僅かに躊躇し、貴巳は雪子に先を促した。
バスタオルを手にしたまま、雪子は貴巳の隣に腰を下ろす。
少しの間無言で俯いて、意を決したように息をつき、雪子は話し出した。
「あのね、他の人を犠牲にするって聞いたとき、すごく後悔したの。
なんでそんな事聞いちゃったのかなって。
でも、どうしても貴巳さんに生き延びて欲しいっていう気持ちは変わらないのね。
自分でも、すごく醜いっていうか、自己中心的だと思うんだけど、
もし本当にライオンに襲われたら、最悪の場合、他の人を犠牲にしてでも、
貴巳さんには生きてて欲しい……かもしれない。
でもそんな事思っちゃう自分が凄く嫌で……それに、もし本当に貴巳さんが、
他の人を盾にして生き延びて帰ってきたとしたら、
きっと、今までと同じ気持ちでは貴巳さんと暮らせないような気がする。
自分勝手ですごく嫌なんだけど、でもそうなの」
「……」
目の前の、少女のごとくあどけない風貌の妻が、素直で生真面目なのは知っていた。
だがしかし、仮定の話でこれだけ真剣に悩めるというのは一寸どうだろうか。
果てしなく呆れ、そしてそれを越える一種の感動すら覚えながら、
貴巳は黙って先を促した。
「それでね、どうしたらいいのか、お風呂の中でずっと考えてたの。
貴巳さんがなずに済んで、それで私も後悔しないで済むのにはどうしたらいいか。
でね、もう、これしかないと思うんだけどっ!」
雪子は握りこぶしを固めて、真剣な面持ちで貴巳ににじり寄る。
次の瞬間、妻の可愛らしい唇から発せられた台詞に、貴巳は一瞬言葉を失った。
- 73 :
- 「貴巳さんが他の人を犠牲にする場合、盾にするのは私にして欲しいの」
「……は?」
「ね?そしたら全部解決するでしょ?私が先にんじゃうから、
貴巳さんは約束破らなくてもいいし、関係ない他の人は犠牲にならなくていいし。
私も、貴巳さんの身代わりなら、わりと心安らかに食べられちゃえると思うし」
「……そんな事、できる訳がないだろう」
もう、色々と考えるのも馬鹿らしくなって、貴巳は何度目かの溜息をついた。
「どうして?」
心底不思議そうな顔で、雪子が聞く。
蒼ざめていた頬にはようやく血の気が戻ったが、濡れたままの長い髪が冷たそうだ。
雪子の手にしていたバスタオルを奪い、貴巳はわしわしと雪子の髪を拭く。
「わ、ちょっと、貴巳さんてば、真面目に聞いてよっ」
妻の抗議には耳を貸さず、長い黒髪からしっかりと水気を拭き取りながら、
貴巳は自分のした約束の重さについて考えていた。
雪子は高校生のとき、父親を事故で亡くしている。
貴巳は以前、彼女の母と二人きりになった機会に、その時の様子を聞いたことがある。
雪子と母が事故の知らせを聞いて病院に駆けつけた時には、
彼女の父の身体はまだ、ほのかに温かかったそうだ。
遺体に取り縋り泣き叫ぶ母の横で、雪子は、
見開いた瞳から大粒の涙をぼろぼろと零しながら、声もなく、
ただ父の、力を喪った手のひらを握り締めていたそうだ。
誰が話しかけても目を上げようともせずに、
大好きな父の体温がゆっくりと失われ、完全に冷たくなるまで。
ずっと、そうしていたという。
「だからあの子との約束は破らないで」
雪子の母、美紀子は、勝気な瞳を僅かに潤ませて、
射るように鋭く貴巳を見据え、そう言った。
「貴巳さんっ、もういいよぉ、髪の毛からんじゃう」
ふと我に返った貴巳は、バスタオルを持つ手を止めた。
目の前のタオルの塊から、雪子の白い顔が覗く。
「もう、私の話、全然聞いてないでしょ」
うらめしそうな顔で貴巳を見上げる妻の、すっかり冷えた頬を、
貴巳は手のひらで包んだ。
「……聞いている」
「ほんとに?」
雪子の潤んだ瞳の底に、普段は身を潜めている、微かな不安が揺れている。
二人がこの先どんなに仲睦まじく暮らしたとしても、
その不安を完全に葬り去ることはできないのだろうか。
(……もし、本当にそんな決断を迫られる時が来たら)
どうしたって自分には、雪子一人を犠牲にすることはできない。
かといって、何よりも大切な約束を破ることは論外である。
(……因果な約束をしてしまったものだ)
雪子は気づいているだろうか。約束が守られるということは即ち、
遺される痛みを味わうのはこの自分になるということに。
それを口に出して言うのはやめた。きっとまた、雪子が悩んで泣くから。
日ごろは思いやりのある雪子が、その点に気づいていない、というのも考えづらい。
とすると雪子は、敢えてその点について考えないようにしているのだろうか。
二人の年齢や経験の差からくる、雪子の、無意識の貴巳への甘えなのかもしれない。
だとしても貴巳は、それを責める気は無い。雪子に甘えられることが、
貴巳には喜びでもある。
(そうなったら……いっそ、二人一緒に人生を諦める、という手があるな。
雪子から一瞬遅れて俺がねば、まあ何とか約束も守れる)
日ごろの貴巳らしからぬ後ろ向きな結論は、しかし、貴巳自身意外なほどに、
魅惑的に心に響いた。
- 74 :
- 「貴巳さん?どうしたの?」
頬を撫でられるがままになっている雪子が、微かに震える声で言う。
「雪子には負けた。もし万が一そんな状況になったら、
雪子の言うとおりにする」
「ほんとに?!良かった……」
心底から安心した様子の雪子が、にっこりと蕩けるように微笑う。
先程の密かな決意は、貴巳の口から発せられることはない。
そんな事を言えばきっとまた、雪子が泣くから。
「……ひゃぁ、くすぐったいよ」
うなじに廻した手で雪子を自分のほうに引き寄せ、白い首筋に唇を這わせると、
雪子が身をよじって笑う。鈴を転がすような無邪気な笑い声だ。
「どうせ、真っ先にライオンに襲われるのは雪子に決まってるからな」
そう貴巳が嘯くと、雪子が拗ねる。
「どうせ、私は足も遅いし、カンも鈍いですよーだ」
「いや、それも勿論あるが、何より」
警戒する隙を与えないほどに素早く、貴巳は雪子の腰を抱え、
リビングの柔らかい絨毯の上に押し倒す。
「雪子のほうが美味そうだ」
バスローブの下の素肌は、まだほんのりと風呂上りの湿気を帯びて、
しっとりと手のひらに吸い付くような感触だ。
うなじから鎖骨へと唇を滑らせると、手を使うまでもなく、
バスローブの胸元はあっけなく開かれていく。
「たかみさんっ……ダメ、ベッドに……」
頬を染めた雪子の、小声の抗議をいつものようにあっさりと無視し、
貴巳はエアコンのリモコンに手を伸ばし、設定温度を2度上げた。
胸元をはだけ、洗い髪を乱れさせて横たわる雪子の姿は扇情的だ。
染みひとつなく真っ白な脚が、所在なさげにもじもじと擦りあわされている。
頼りなく細いふくらはぎから、やわらかな腿へと指を這わせる。
そのまま手を手を上に移動させると、身体で一番熱を帯びた場所がある。
雪子がはっと息を呑む音が聞こえるが、貴巳は敢えて其処には触れず、
腰骨をくすぐり、滑らかな下腹部の肌を手のひらで撫でさすった。
どうして雪子の肌は、何処もかしこもこんなに柔らかいのだろうか。
時折、初めて肌を合わせた時の驚きを貴巳は思い出す。
胸元をすっかり露出され、恥ずかしそうに顔を背ける雪子の耳朶を、
貴巳はそっと舌先で舐め上げた。
途端にびくり、と雪子の腹部が波打つ。桜色の唇から僅かに吐息が漏れる。
もとより感じやすいたちの雪子だが、ここのところ特に、
感覚が鋭敏になってきているような気がする。
ほんの少し触れただけで、電流でも流されたかのような妻の反応が面白く、
貴巳はつい必要以上に焦らして雪子を啼かせてしまうのだ。
耳元で、わざと湿った音を出して耳朶をねぶると、
雪子の唇から、押さえきれない声が漏れる。
「ひゃ、や、ああ」
苦しそうな喘ぎが、貴巳の嗜虐心を煽る。
- 75 :
- 細いくるぶしを掴み、雪子の脚を自分の胸のあたりにまで引き寄せた。
慌ててバスローブの裾を押さえながら、不自然な体勢に戸惑いの目を向ける
雪子の瞳を凝視し、貴巳は、見せ付けるように雪子の足指を口に含んだ。
「やっ、やだっ、、そんなのだめ、汚いよぉ」
慌てて身をよじり逃れようとする雪子だが、貴巳の力には敵うわけもない。
「だ、めぇっ……くすぐったいってばぁ」
石鹸の香りのする、可愛らしい指を舌で転がして味わう。
雪子の肌は、踵でさえまるで果物のように柔らかく、甘い。
全身くまなく味わい尽くしたい衝動にかられて、
貴巳の舌は雪子の脚をじわじわと侵略する。くるぶしからふくらはぎ、膝の裏。
相変わらず拒否の声を上げている雪子だが、抵抗する身体にはもはや力が入らない。
片足を肩に担ぎ上げ、腿の内側に軽く歯を立てた刹那、細い腰が僅かに痙攣した。
「……いったのか?脚を舐められただけで?」
耳元でそう囁くと、真っ赤になって首を振る妻。
今まで何度同じようなやりとりを繰り返したか知れないが、
飽きることなく欲情を駆り立てられる自分に半ば呆れる。
もはや隠すことも忘れられ、あらわになった下着に、うっすらと染みが滲んでいる。
わざと避けるように、足の付け根ぎりぎりを舐め上げると、
下着越しにもそこが期待にひくついているのが解った。
鼻先に、発情した雌の匂いが撒き散らされる。
「……脱ぐか?」
割れ目を軽く指でなぞりながら聞くと、妻は赤い顔を腕で隠しながら、
ようやくそれと解るほど微かに頷いた。
白いレースのついた下着に手をかけ、ゆっくりと引きおろすと、
秘所は既に透明な蜜を溢れんばかりにたたえていた。
充血した突起がぷくりと膨らんで、時折物欲しげに震える。
着ていたバスローブは、殆どどこも隠さないほどにはだけ、
僅かにベルトだけが腰に絡みついているという、しどけない姿。
乱れて胸元に張り付いた黒髪が、匂い立つような色香を漂わせている。
身に着けていたものを手早く脱ぎ捨てた貴巳は、
期待に震える雪子の身体に覆いかぶさった。
既に硬く張り詰めた棒の先端で、割れ目をくすぐると、くちゅくちゅと水音が響く。
内部へ進入しようと圧しつけると、雪子の腰が僅かに浮いて、
剛直を受け入れようと動いた。
「……ん……やぁ……なんでぇ?」
期待に反し、いつまでも与えられない快楽を待ちかねて、
雪子が縋るように夫を見上げる。切なそうに息を荒げ、
既に我慢の限界に達している様子が、ありありと見て取れる。
焦れる妻の痴態を満足げに眺めて、意地悪く、貴巳は耳元で囁く。
「……脱ぐかどうかは聞いたが、入れるとは言っていない」
「……っ!い、意地悪っっ!もう、馬鹿ぁぁ!」
充分に自覚していることをどんなになじられても、痛くもかゆくもない。
亀頭でクリトリスを擦り上げながら、貴巳は再び、
雪子の全身を味わい尽くす作業に戻った。
- 76 :
- 快感に蕩ける顔を見られたくないのか、妻はいつも顔を隠そうとする。
そのたびに貴巳にあっさりと阻止されるのだから、いい加減に諦めればいいものを。
恥じらっている姿がかえって貴巳の劣情を駆り立てるのだということに、
雪子はまだ気づかないらしい。
今日もまた、雪子の腕はあっさりと捕らえられる。
そればかりではなく、貴巳は、わざと見せ付けるように細い指の一本一本をねぶり、
指と指の間を舌で擽る。
すでに全身が性感帯となっている雪子は、指先に伝わる暖かい粘膜の感触にさえ
激しく反応して声を抑えることができない。
「ひゃ、や、も、もう、やめて、おね、おねがいっっ」
泣き声のような懇願は、貴巳の舌が肘から二の腕、脇の下にまで及ぶと、
悲鳴のように変わった。
「ああああああっっ!や、だめ、いやぁぁぁ」
激しくのたうつ雪子の身体を力ずくで押さえ込み、貴巳の唇は更に激しく全身を蹂躙する。
揺れる両乳を、時折きつく吸い上げ、紅い跡を残しながら、くまなく舐め上げ、頂を甘く噛む。
雪子は既に幾度も身体を痙攣させ、珠の汗を額に浮かべているのだが、
責める手を緩めるつもりは貴巳にはない。むしろここからが本番である。
仰向けの雪子の身体を、いとも簡単にうつぶせにひっくり返すと、
膝をついて腰を浮かせる獣の体勢で、自らの肉棒を擦り付けた。
「お……ねが、しますっ……も、もぉ……おねがいっ……」
恥じらいも忘れて、身も世もなく挿入を懇願する雪子の声を快く聞きながら、
貴巳は雪子の背筋に舌を這わせた。背骨の一つひとつを確認するようにじっくりと。
一人の女性の身体を、こんなに愛しく隅々まで知りたいと思う自分が不思議だ。
瑞々しい肌に溺れて、思わず肩口を強く噛む。そんな手荒な刺激でも、
今の雪子には快感に変換されるらしい。
紅く残った歯型が、妻の身体の隅々まで自分のものだという証に思えて、
貴巳は物狂おしく、柔肉の彼方此方を噛んだ。
腰を一旦離すと、雪子が切羽詰ったせつない声を上げる。
最近より一層、女性らしい丸みをおびてきた尻を両手で撫で上げると、
尖った尾てい骨に口づけて、更にその下の窄まりにまで、貴巳は舌を伸ばした。
「きゃ、や、うそ、嘘でしょ、やめて、やめてぇええ」
雪子が、恥ずかしさの余り、パニック状態で舌から逃れようとする。
今まで、その部分に触れられたことくらいはあっても、直に口で愛撫されたことなど
一度もなかったのだ。
「や、やだ、ほんとに、き、きたないってばぁぁ」
今までになく強い力で逃れようとする雪子の腰をがっちりと押さえつけ、
貴巳は強引にそこをついばむ。
「汚くなんてない。雪子の身体は」
どこもかしこも綺麗だ、と内心で付け加える。歯が浮いたような台詞は不得手である。
暫くそこを愛撫していると、雪子の声がほとんど泣き声になっていく。
「いやあぁぁ、ほんとに、もお、ゆ、ゆるしてぇ」
しゃくりあげる妻が流石に不憫になって、再びその身体を仰向けに戻してやった。
涙でぐしゃぐしゃの表情でも、雪子はやはり美しい。
「……嫌だったか?」
言わずもがなの質問に、雪子は何度も頷く。
「……ここは嫌だと言ってないが」
先程よりも更に潤いを増し、既に滴っている秘所に、
前触れもなく、貴巳は猛る自らを根元まで突き入れた。
- 77 :
- 「……っっっっ!あ、あああああんっっっっ!!」
白い身体が仰け反り、媚肉が激しく蠢く。
限界まで反った身体がびくびくと跳ね、挿入された瞬間に達したことを示す。
「ひゃ、あぁぁぅ、や、ああああ」
壊れたように喘ぐ雪子に、貴巳は更に容赦なく腰を打ち付ける。
今まで散々雪子を焦らしていた分、貴巳もまた、我慢の限界を迎えている。
きつい締め付けを繰り返す膣内を、がむしゃらに突き上げ、奥を擦り上げた。
「や、もうだめ、だめ、いってる、のに、っっああああっっ」
無意識のうちに貴巳の胸に縋りついた雪子が、その背中に爪を立てる。
僅かな痛みに、少し冷静さを取り戻した貴巳は、
雪子の最奥を押し上げたまま、動きを止めた。
暫くはゆっくりと、痙攣する熱い肉の感触を楽しむ。
息も絶え絶えな様子の雪子の唇を割り、舌で咥内をまさぐると、
熱く潤むひだが、物欲しげに奥へ奥へと誘う動きをする。
「や……やだぁぁ、やめてよぉ」
「俺は何も動いてないぞ」
「わ……かんないっ……な、なんか……勝手に……いやぁぁぁ」
雪子の肉壁が、まるで貴巳自身を舐め上げるように蠕動している。
先端に密着した子宮の入り口が、亀頭を舐めしゃぶるように吸い付く。
「ぁああ!とまんない!とまんないよぉぉ、ああああ!!!」
貴巳も堪らずに、再び激しく内部を突き上げる。
激しい水音と、肌を打ちつけあう湿った音が部屋に響く。
貴巳のものが一層大きく膨らみ、容赦なく雪子の一番感じる部分を擦る。
「あっ、ああっ、あ、くる、すごいの、くるぅっ」
異常な興奮が一瞬にも、永遠にも感じられた次の瞬間、
貪欲に精液を飲み干そうとする子宮に吸い付かれて、貴巳は爆ぜた。
しばらくは口もきけないほど息の上がった雪子を抱きしめながら、
貴巳は妻の乱れた長い黒髪を指で梳く。
潔癖症と言えるほど神経質な自分が、何のためらいもなく、むしろ喜んで
雪子の全てに口づけることができるのが、今更ながら驚きだった。
瞼を彩る長い睫毛が震えて、雪子が目を開け、自分を見つめて、
恥ずかしそうに微笑んだ。
「……食べられちゃった、ね」
「当初の予定通りだな」
「ええ?貴巳さんに、じゃなくってライオンにって話だったじゃないっ」
ころころと笑う雪子をみて、貴巳はそれこそ当初の予定を思い出した。
(今だ……このタイミングでサファリパークに誘えば、きっと自然に違いない)
「雪子、それなんだが」
言いかけた貴巳の台詞は、次の瞬間無残にも断ち切られた。
「でもね、やっぱりこうやって、ずーっと貴巳さんとくっついてたいなぁ。
二人とも長生きするのが一番だよね。だから、なるべくライオンのいるところには
近づかないようにしよーねっ!ふふふっ」
「……」
可愛らしく笑う妻のあまりの無邪気さに、海よりも深く沈黙する鉄仮面であった。
- 78 :
- 次の日。
貴巳の勤務する某市市役所の企画課ブースには、
鉄仮面の有能なる部下、橋本あや女史の怒声が朝っぱらから鳴り響いていた。
「だから係長、この企画書、何で私の意図が全然伝わってないんですかっっ!
言いましたよね?私言いましたよね?むしろ文書にしてお渡ししましたよね?」
隣ではバーコードヘアの富岡係長が、恰幅のいい体を最小限に縮こまらせている。
「……またやってるのか」あやの、女性にしてはハスキーなよく響く怒声に
眉をしかめながら、鉄仮面が二人の間に割ってはいる。
「また、で済ませられる問題じゃありません。このミスのお陰で
何時間ロスすると思ってるんですか」
今朝の橋本女史はことさら虫の居所が悪いらしく、簡単にその怒りは収まりそうにない。
貴巳としても気分的にはあやの立場を支持したいのだが、
朝っぱらからこの怒声を聞き続けるのは耳障りであるし、
怒っていても仕事が進むわけではない。
「……まあ、そのくらいにしておいたらどうだ」
「課長までそういう事言うんですか?」
「タダとは言わん。係長からだ」
そう言うと、鉄仮面はおもむろに背広のポケットから白い封筒を取り出し、
あやの机に置いた。
「何ですかこれ……サファリパークのチケット?」
「あーそれ!中嶋君行かないの?どうして?」
怪訝な様子の二人を、凍てつくような冷たい目線で黙らせると、
鉄仮面は黙って立ち去った。
「……今、『聞いたらすぞ』って目でしたねぇ」
「中嶋くんもしょうがないねぇ。彼氏のいない橋本くんに、そんなもの渡しても
仕方ないのにねぇ。逆に失礼だよね相手がいないのに。
……え、橋本くん、何その目は。何で頷いてるの?」
「納得してました」「……何を?」
「係長がなんで出世できないのかを」
「いやちょっと!そこ納得しないでよ!」
背後の部下たちの大騒ぎから逃れるように外に出た鉄仮面は、
厄介な胸焼けと戦っていた。
昨夜無理をさせすぎて雪子が朝起きられず、仕方なく朝食代わりに食べたドーナツの
せいである。しかも貴巳は、朝食べたものとは別に、
30センチはある長方形の箱にドーナツがきっちりと詰まっているのを目撃してしまった。
あれを誰が食べる羽目になるのか、想像するのも恐ろしい。
ずっしりと重い箱の絵柄は、何やらとぼけた顔のライオンだった。
終わり
- 79 :
- 以上です。
久々の投下のため不備があるかもしれませんがご容赦下さい。
読んでくださった方ありがとうございました。
- 80 :
- バカップル乙
久々のわりに違和感なく読めたわ
- 81 :
- 鉄仮面と子猫キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
- 82 :
- うわー!
キタキタキタキタ――(゚∀゚)――!!
待ってたよ、今回もGj!
- 83 :
- うわぁああああ!
このシリーズ好きです!
乙でした!
- 84 :
- ドSな鉄仮面・・・イイ!
- 85 :
- このシリーズもう読める日はこないと思ってたから
思わず>>67を二度見してしまった
- 86 :
- >>85自分は三度見したんだぜw
今日ほどこのスレに居座り続けて良かったと思う日はないくらい嬉しい
また気が向いたら投下してくれ
- 87 :
- お久しぶりです!なんか段々雪子がアホの子っぽくなってきてカワユス
GJ!
- 88 :
- あげちまった
すんません
- 89 :
- はぴまりっていう新婚の漫画にハマった
設定強引なところもあるけど少女漫画のツボ抑えてる感じ
4巻は裸祭りでしたw
- 90 :
- >>89
5巻もなかなかだった。しかしアレは女性向けだよなw
- 91 :
- 色気全開でしかもドMな年上熟嫁が出てくる話が読みたいです……
- 92 :
- 期待age
- 93 :
- 195 名無しさん@ピンキー sage 2009/11/09(月) 10:27:40
大学生の時父は単身赴任で、2週間に1度金曜夜から月曜朝まで在宅という生活だった。
両親のセックスは金土日と月の朝、4日連チャン。
母は激しいプレイで嬌声を上げるのではなく
子供に気を遣いつつも押さえきれない甘い声を引っきり無しに漏らす、という感じだった。
しかも1回1回の営みが、月曜朝を除き長かった。
寝室の外に聞こえてるのは気付いていなかったと思う。
自分で言うのもなんだが母は美人で中年太りもせず、とても父と同い年には見えなかった。
自分とも姉弟に良く間違えられていた。
日常両親を見ていても、父が母にベタボレで始終くっついていたから
寝室でも母の事を時間を忘れて可愛がっていたのだろう。
離れている時間を取り戻すように、帰れば毎晩毎晩母の体に精一杯愛情を注いででいたに違いない。
最初母の声聞いた時は、ショックだった。(寧ろ中年男女が毎晩できるということに)
もう大人だったから嫌悪感や恐怖は感じず、
自分も結婚したら丁寧な前戯とセックスで愛し合いたいと思った。
- 94 :
- >>93
良い夫婦じゃん羨ましい
- 95 :
- ある程度年食ってきたらさ、うちの親はいいセックスしてたのかな〜してたらいいな〜、って考えるようになった
もちろん、詳しく知りたいとか現場が見たいって訳じゃないけど
もしセックスレスとかだったら、なんか悲しいね
- 96 :
- 美熟女でドMな妻が欲しい
- 97 :
- 箱入り娘のお嬢様を嫁にして初夜に処女膜をブチ破りたい
- 98 :
- 他スレの話するとアレだけど、結婚とか妊娠とかで無事にくっついちまって、
『もうスレ違いなので投下終わります』とか言われると、ここに引越してくんねぇかといつも思う。
良い話はいつまでも読みたいと言う我が侭なんだが。
- 99 :
- >>98
同意
前も幽霊→素直クールに移行した作品もあったしな
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