Q. 最悪の場合はどうなるのでしょうか? A. どうなるかは、放出量と天気で決まります。ヨウ素131は空気より重いので、風が弱ければあまり遠くまで拡散しません。半減期も8日と短いです。
Q. 放射性物質の半減期はもっと長いのかと思っていました。
A. キセノン137の半減期は3.8分であり、半減期が30年のセシウム137に変化するおそれがあるので、油断はできません。
Q. 1 時間で放射能が1/100 に落ちるというのが、ちょっと解せません。風向きとかでしょうかね。 A. 放出されるのは、キセノンやクリプトンなどの希ガスの短寿命放射性同位元素が多いのです。たちまちレベルが落ちたなら、放出は長時間に及ばなかったと推測されます。
Q. 第一原発付近の双葉厚生病院にて被曝者が出ているようなのですが? A. 第一原子力発電所の北北西4kmあたりのところにある、双葉厚生病院のグラウンドで自衛隊のヘリコプターによる搬送を待っていた三人が被曝したようです。除染(まずは体を洗う)が必要ということは、ここでの被曝とは、原発から風で運ばれた放射性同位元素が体に付着しているという意味のようです。