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2012年07月一般書籍187: 【人は昼から】矢作俊彦【夢を見ろ】 (540)
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【人は昼から】矢作俊彦【夢を見ろ】
1 :2010/10/15 〜 最終レス :2012/10/26 せっかく新刊出たのに、落ちてたから立ててみた
2 : 百発百中おもろかった もっと色んな夢が見たい
3 : >>1 スレ立て乙 百発百中、やっぱり矢作の文章とは違う感じだね。 半島回収もそうだったけど。
4 : 犬ならと違って、名前の表記が司城の後だからかなあ
5 : アンリ・ミショーの「夜の中で夜の中で、わたしはよるとひとつになった」って感じの引用をしてたのって、 なんという作品でしたっけ? ミショーの詩集も買ったのですが、20年以上前なのでみつかりません。 ミショーの詩のタイトルも判る方がいらっしゃいましたら、教えていただけませんか? (検索で掛からなかったです) 「夜動く」??
6 : 「王様の気分」で,引用されている作品は「夜のなかで」だったと 思います。
7 : >>6 ありがとうございます。 ダンボールに収納されているのを探すか、買い直すか悩んでみます。
8 : なんだか『半島回収』みたいな話になってきたな。
9 : シンケンジャーに関わっていた模様。
10 : >>9 詳しく頼む。 初めて、というか子供の時以来、まともにああいう番組を見ていたが、 途中からどんどん面白くなってきて、終盤の頃は子供より真剣に見てしまったよ。
11 : >>9 ニュースソースは源ちゃんか
12 : ちゃんとインテリ源ちゃんと言ってくれ
13 : 今日8時頃から、近所で矢作俊彦さんと飲むことに。 ところが、しんちゃんが「ぱぱ、いっちゃいやだ」というので、 子どもたちを連れて、待ち合わせ先のビストロに参上。 挨拶だけで帰宅させるつもりが、 矢作さんが「マスター、この子たちにアイスクリームとアップルパイ」というので、 そのまま滞在。 2010年11月3日 23:03:50 webから そのまま15分ほど、矢作さんとれんちゃん・しんちゃんの「仮面ライダー」&「ゴセイジャー」トークが炸裂。 実は、矢作さん、前作の「シンケンジャー」の制作に関わっているほど詳しく、 モチロン、「仮面ライダー」もずっと全部見ているので、子どもたち、驚愕しながら話していました。 2010年11月3日 23:06:39 webから
14 : 探偵の設定だったライダーWを矢作がどう思うか興味がある、 みたいなブログを読んだことがあるが、そういうことだったのか。
15 : 鷹山と大下ってwww
16 : 筒井康隆「現代語裏辞典」に 『プータロー【風太郎】矢作俊彦の子息が「家業である」と思い込んでいる職業。』 とあるのだけど、不粋承知でこれはどういうことなのか解説プリーズ。
17 : 解説に解説とな
18 : 三島賞受賞のとき,石丸元章との対談にあった話かな?
19 : 何だろうな。小説連載四本もあるのに、まったく話題に出ないのは。 誰も読んでないのか。落ちずに続いてるんだぞ!
20 : これすごい。 http://www.sakuranbo.co.jp/livres/sugao/2010/11/post-4.html
21 : おーサンキュー
22 : >20 これも関連で。 ttp://www.sakuranbo.co.jp/special/narou/029.html >15 名前が入れ替えてあるのな。
23 : え、矢作俊彦、シンケンナントカジャー製作に関わっているの? 知らんかった まさか日活干された鈴木清順食わせようと、ルパンアニメ監督あてがっていたような幹事?
24 : シンケンジャーって、ちょっと衝撃的だったな。 どういうふうに大将が関わったんだろう。 知らないひとにぜひ教えたいので、以下ネタバレ書きますが、 戦隊物で赤のキャラといえば普通は正義感あふれるリーダーで、 他のキャラは仲間もしくはライバルでしょう。 でもシンケンジャーの場合、レッドは殿様で他は家臣。 戦うときに、家臣は命をかけて殿を守る。 なぜかというと、終盤で明らかにされたのだけど、 殿の血筋の者にしか敵のボスキャラを倒す技を使えないから。 で、このシンケンレッドの殿様は、普段まったく笑わないんですよ。 常に苦悩を湛えた沈痛な面持ち。
25 : スレ違いですが、あと少し。 レッドがあれほどまでに、子供向け番組とは思えないほど ストイックなキャラなのはなぜなんだろうと不思議でしたが、 いや、やっぱネタバレイクナイか。
26 : いざ民主党が政権とると 団塊左翼世代の世界観(NRIの鈴木正文とか)が死ぬほど嫌いになったんだけど 手に取るなやはり野に置け蓮華草って感じで、さ 実務をやらせちゃいけない人たちだなと思った。 矢作さんだけは別格だからな あれだな赤い旗を背負ってヒーローに身をやつし いつか仮面を抜いで本名に戻って祖国帰還パターンかな
27 : うまいこと言ったと思ってんだろうな↑
28 : 「バブルがはじけて、やっと目が醒めたわけだけど、 目が醒めたとき居る人材は、全部バブルに踊った人間だから、 対処療法しかできずに、あたらしい処方箋を書ける人間がいないわけだよ。 たぶん、菅直人なんかには、期待してるよね。 竹下に"ふるさと創生"とかって、1億円もらって、金のカツオを町役場に飾るような国になって、 それが作る景色というのは、やっぱりあるわけよ。 ぼくをそれを見てまわって、これは田中角栄だな、と思った。」 矢作さんに期待されていたんだよ、1998年には。 今はどう思ってるか知らないけど。
29 : >>25 いやいや、ものはついで。 男なら言い出したら最後まで。 ぜんぶ語り尽くしなよ。 コッチは思わずwikiにまでご訪問して、あの長ったらしいの一通り目を 通しちまったじゃないか。 それでも矢作のヤの字も出てこなかった。 たしかに Tokyo Gadget でのつぶやきでウルトラマンやライダーに触れてた。 『ツーダン満塁』なら117ページ。 「一度でいい。俺にもシナリオぐらい書かせてくれよ」と締めくくってる。 見るたび悔しい思いをする。 −とまで書いている。 それが叶ったのか? と、他人事ながら・・ だったコッチの宙ぶらりんな感覚を 収める先をご所望なんですけど w まぁ、>>25 にそれを望むのはお門違いってのは百も承知で w
30 : マイクハマーもキレイにカッコ良く死なせてやって下さい スレチ失礼
31 : らららが映画化される話、どうなってんの?
32 : されますよ。 「傑」=松田龍平 「礼子」=福田紗紀 「瀬島」=國村隼 「少女」=寉岡萌希 「ヨっちゃん」=ウド 「義父」=平田満 「妻」=川瀬智子 毛沢東=原田芳雄 紅衛兵たち=AKB48 吉田写真館 館長=塩見三省 「黒田」=段田安則 「『猫のゆりかご』(カー・ボネガット 「志垣」=佐野史郎 「彼」=豊川悦司 (回想中の「母」)=熊谷真美 (改装中の「父」)=柄本明 「妹」=杏 「フジツボ男」=村上淳 以下は、まだ把握できてません・・・・・・・
33 : >>32 監督は?
34 : >>32 めちゃめちゃイイんだが フジツボ傷の人の村上淳がわかりません
35 : >>32 佐野史郎の志垣はないだろう。 トヨエツでも若いよな、と思ったが、 物語の時代設定を原作に合わせるなら丁度いいのか。
36 : >>35 声だけだぞ。 なら、石橋凌にやらせるか? (もうちょっといいかげんさが出たほうがいいんだが) 「彼」は、風貌や体躯は間寛平が真にリアリティあっていいと思うんだが インテリジェンスや、センスのいい寡黙さを芝居で出せる器量がないだろう。 どこか「遠い」人、という空気感を帯びている点でトヨエツでいいんじゃ? 主役だから、そのくらいしとかないと製作的には困るだろう。 女子高生=寉岡萌希が隠れ最終兵器なんだがな・・ しっかし中国のほうを描くとなると、予算すごいことになるだろうな。 文革時代の都市部での点景や、下放されてからの莫賓の荒涼とした果てしない光景を どうロケするか、けっこう予算かかりそうだな。
37 : 「妹」が杏じゃ、若すぎるか・・ 菅野美穂だと色が出すぎるから 山本未来あたりでどう?
38 : 莫賓の「義父」を原田に演らせて 毛沢東は、知らない中国人俳優でもいいんじゃないか?
39 : 監督はヴァイブレーターの廣木
40 : >>36 あ、そうか。電話だけか。 東京カウボーイのイメージだとどうしても安部譲二さんなんだがなぁ。
41 : 役者じゃないけど、小黒一三さんていう編集者の人
42 : その人が志垣のモデルなの?
43 : 其れを言うなら見城徹の方じゃね?
44 : あじゃぱ 読んで面白かったので リンゴォ・キッド 買って読み始めたけど 最初の数十ページ なんか力みが空転してて気恥ずかしい・・ やがておもしろくなっていくの?
45 : A・JAP・!~ は十数年前だし、リンゴォ・キッドは三十数年前だし、 で、その時代を生きていたなら判る、というかその時代でなきゃピンとこない みたいなところはあるかも 二位を周回遅れにするほどの破壊力は持っていたはず 破壊はマズいか? 瞬発? なんにせよ時代を切り取らせたらピカ一 と、思いながら読んだ 読んできた で、最近再読、三読したりしてんだけど、自分がこの歳になってようやく、あぁなるほどな みたいな発見は、ちょくちょくある 自分がその本に初めて接したときの読み応えと、いくらか歳をとって改めて違った解釈を できるようになったりとか、かるく読み流してたところに意外なことが書かれてたみたいな おどろきもあったりする お気に召したら他も読んでみてくださいなw
46 : ららら科學の子も読みました。 これは文革中国という、ユン・チアンあたりでしか 読んだことのない途方もない世界観が緻密に描き込まれていて 時代の容赦ない巨大な相貌を見た気がしました。 その「遠くて静謐」な中国過去と、やや感傷的な68年過去、 そして、じつに巧みにブッシュマン視点で描いた(ほぼ)現代のシブヤ 連載中に起こった2001・911のテロという歴史の変動をしぶとく 作品に練り込んでいった作業のパズリングは至芸といった感じ。 らららは大好き。 という矢作きっかけへの期待を裏切らなかったのは、あじゃぱ! で、あじゃぱ! →リンゴォ・・で ・・・・なんだかまだ乗り切れません。。
47 : なんでマイクハマーに伝言か 暗闇にノーサイド、ブロードウェーの戦車から読まないんだ
48 : 君が薦めないからだろ
49 : >>47 マイクハマー 買ってみました。ありがとう。 暗闇にノーサイド、ブロードウェー ……アマゾンで発見できなかった
50 : 暗闇にノーサイド、ブロードウェーの戦車は 矢作先生あらすじ、司崎志朗作文(共著)だから 文章が平易で読みやすいです。 内容は日活アクション風英国冒険小説 ま、男の子が読めば喜ぶ感じ マイクハマーに伝言は、お得意の自動車をめぐる青春群像小説 なんつうか・・・あまりに矢作俊彦のライフスタイルはかっこよすぎて 一般大衆にはまぶしすぎて ・・・・出版社はかわりにちょっとださい村上春樹で市場を埋めるしかなかったといったら 言い過ぎだよねww
51 : 共作三部作は腐女子には向かないだろう。 五十前後に書いた近作の次に、マイク・ハマーやリンゴォ・キッドみたいな 二十代半ばに書いた作品を続けて読めば、そりゃ違和感はあるでしょ。
52 : テレ東で昨日流した 007/ Your eyes only を見た感想だなw 1981年公開らしいから、その三年前にリンゴォが出てる Your eyes は、今見たら失笑もんだけど、当時の人には鮮烈だった みたいな まぁ、当時ですら失笑したひとは居たんだろうけど、大将はそのうちの一人に 間違いなく入ってる気がするけどw 悲劇週間ならどうだい?
53 : 悲劇週間も同時にアマゾンしました。 (腐女子ではありませんが) リアルタイムでは『気分はもう戦争』だけ。 らららは、人生を変えた読書でしたが…
54 : 流れを切ってすまないが >>29 件の特撮ドラマと矢作氏との関連については何も知らないので、あなたを満足させるレスにはならないけど、 Wiki見たらさらっとネタバレしてるので、なにが衝撃だったのかを書きますと、 放送の終盤まで殿様を演じてきたレッドが、実は影武者だったということなんです。 本物の当主(幼い姫)が成長するまで敵を欺くために仕立てられた偽物だったと。 仲間はそれを知らずに自分を助けるために命をかけている。それが殿の苦悩だったんですね。 こんな、子供向け番組とは思えないような設定が矢作氏の創作だったのか、いつか事実を知りたいものです。 長文失礼。
55 : >>54 d これでつつがなく年を越せるw 解消できましたw 歌は世につれ、世は歌につれ リンゴォ・が出版されたころの世間のヒット曲 ホテル・カリフォルニア? そんな頃? Queen SomeBody to Love 恋のナイト・フィーバー そこらが1978近辺に転がってたけど、氏本人の原案とかは もっと以前なんでしょうね。 そもそも上に上げた曲にピンとくるかどうか不明ですがw
56 : しがない報告でスマソ 悲劇週間 とても相性いいです。 リンゴォは、ちょっと中断。 ハマーも買ったので、それもイッキ読みしておきたい。
57 : マイクハマーに出てくる色々な風景。 今の若い人が読んでもイメージできないだろうね。 例えば川崎駅や品川駅とか羽田空港。 そういう意味では、もう昭和の小説ってのは明治大正の作品と同じなんだね。
58 : 「アムリタ」とか今読んでも21世紀に耐えうる斬新な言葉に溢れてるけど・・・・・・・ > そういう意味では、もう昭和の小説ってのは明治大正の作品と同じなんだね。
59 : たぶん > そういう意味 ってヶ所の解釈が違うかと 矢作作品の魅かれる一面に情景描写があるのは否めないと思う マンハッタン・オプシリーズあたり読んでも、行ったことも見たこともない他国の都市の その季節感、体温、あるいは漂う街の匂い(たとえそれが腐臭であっても)でさえ まるで現実にその場に居あわせて、体感しているかのような描写 とかいう意味だと漏れは読んだけど・・・ ちがうか?w 変貌してしまった街、あの頃のあの風景でなければ表現し得なかった焦燥のようなもの う〜〜〜ん、上で書いたことと矛盾するなw ま、時代と寝た女になら判るみたいな もっと意味不明だなw もう寝よっと。。。。。
60 : 長島引退だから74年の某日 さらに72年ベトナム和平会談後の米軍縮小以前の「回想の中のハマ」の風景なんて 知らぬわ
61 : 10月14日
62 : >>59 それは実際には風景を描写する言葉が緻密に並んでいるのではなく その気分を伝える連想的なパズルが仕組まれているからでは? (だから共感覚が刺激される)
63 : >>59 あなたのような人が「アムリタ」を読むと (敢えて失敬なバージョンで想像すると) 話がちっとも進まなくて どうでもいい断片的な話ばかり書かれた 素人女子の日記みたい って読めるのではないかな? 春樹は矢作に凌駕されるのだが ばななは、太宰治の系譜だからな (矢作は鴎外〜荷風の流れを汲むと言われているが) 春樹は漱石、これはガチでしょうな。 谷崎が村上龍なのかな?
64 : >>57 をフォローしたつもりがw 余計なトコに口挟むもんじゃない、いい見本だなw ←独り言ですw 初期の作品ではまだ、粗削りなとこもあるでしょう。 私も当時の品川だのハマだの知りません。 それでも描写のしかたには魅かれました。 映画のシーンを見ているような、といった感覚で。 スクリーンの真ん中で進むストーリーだけじゃなく、フレーム内に描かれるすべてに存在感を もたせてしまうような、そんな感覚を矢作氏の作品には感じてしまうんですね。 で、57氏がいう「イメージできないだろう」は、現実の風景はさっぱり変わってるんだ。 字面だけじゃ・・・「 」 ということなんでしょうけど。 ま、読んだ本人の意識の中で、セピア色の情景として思い浮かぶかw いやいや、ちゃんと テクニカラーwで天然色wか とかいう違いでしょうかw アムリタさんは、選ばれた言葉たちが・・ と捉えて、昭和の小説を十把一絡げにスンナ!と仰ってんでしょ? あいにく春樹とか龍とかばななとか、読んでもいない私には判断しかねますので、悪しからず m(_ _)m
65 : あっ! 昨日(ちょっとはワクワクしながら・・)見た『アマルフィ』でひとこと・・ すわ! ゴロウ・フジカワかっ!! と、すこしワクワクしてたのは事実 ロードショーに縁無き衆生であるわたしにはTVで流れるのを松の実 ・・違った、待つのみなんですが ま、、、、、、 ま・・・ 中身の感想はこの際どうでもいいか 戸田恵梨香(?)扮する研修生が黒田の態度に舌打ちしたシーンがありました。 よろしくないですねえ。 えぇ、ぜんぜん宜しくない。 そんなのを平気で公共の電波に載せてはいけません。いまどきの青臭い小娘どもを増長させます。 そおゆうのは、は・し・た・な・い ことですよと教える人が居なくてはいけません。 原作(真保なんとかさんでしたね)にもあるのか、監督の思い付きか、いずれにしろその一点で三文芝居 に成り果てました。 私ン中でのこと スレ汚し失礼しました
66 : 最高傑作は何だと思いますか? と、主観で、ベスト1を挙げてもらって その理由から、矢作氏の多様性や本質について ともに考えてみる質問投下-----
67 : 個人的には『さまよう薔薇のように』だが 高齢者の意見も聞いてみたい リンゴオ・キッドは のびおのびするに東海地区一!
68 : 色々な意味で、同世代としては『ららら』には細部の細部にまで共感させられるし 作品としても、伏線がしっかりしていて、文庫版では極めて高い完成度だと思うのでこれ。
69 : ハード・オン
70 : マイクハマーをオンタイムで読んだのでとても好きだけど、 読み返してみると、こりゃもう賞味期限過ぎてるなあと感じざる得ない。 当時でも共感するのは少数だったろうなあ。 「舵をとり 風上に向く者」も素敵で好きなんだが、これでさえ いまじゃ共感以前に(車好きでさえ)理解できないのが普通かも。 ”失ったもの”を書くひとだから、時間が過ぎることで意味不明扱いに されてしまうのはいたしかたない。 よって、小説家として最高傑作は近年の長編ということになるかと。 自分的には「舵をとり 風上に向く者」の、古い価値観で生きたいと願う・・ という矢作作品のベースが散在しているという点で最高傑作としておこう。
71 : マイクハマー近年再読して、なんてチャーミングで素敵な小説だろうと僕は喜んだけどね
72 : そう、世間的評価での最高傑作は何か?でなけりゃ マイクハマー、リンゴォは最高なんだよ。 若い子にわかってもらえなくってかまわん。
73 : 読んで見夜
74 : 太陽が、低い空でかなりせっかちに振る舞っていた。 こんな、なに気な一行でさえ
75 : 目指してる 未来が違うwwww byシャープ http://twitter.com/saramura6/statuses/6688087715352576
76 : >>72 今、読んでる。ちょっと鼻持ちならないあざとさがあるんだがね・・
77 : あのさ、横浜の不良少年の物語じゃないのよ、マイクハマーは みな育ちのいい横浜のいいところの坊ンが あの頃、どんなカッコウで贅沢に遊びまわっていたか そういうお話でいいじゃん 「闘牛の牛の額のような愚劣」なんて さらりと作中言ってのけるスノビズムは 矢作俊彦なら許せる
78 : >>77 それ、スノビズムじゃなくて ある種のニヒリズムでしょ
79 : そうかなあ たとえば僕やきみがある日 堀口大学をつぶやいたとして、友人は 「こいつには虚無を感じているな」とは思わぬだろう 「気取るな俗物め」って方向での評価になるんじゃないか
80 : >>79 あなたはそれを気取っている(=スノビズム) と捉えているのですね。 スノッブはいわば気取り。衒学主義。 筆者の作品につねに通底してきたのは ニヒリズム。 気取りではなく、照れです。 スノビズムとニヒリズムを並べると 村上春樹と矢作俊彦 高橋源一郎と矢作俊彦 ほどの違いが浮き彫りになります。
81 : >>76 横浜を舞台にした日活無国籍アクションをかっこいいと感じた子供が、 それをさらに格好良く小説世界で描いてやろうとしているので、 そこを受け入れて楽しむのが良し。 落語の登場人物は、実際には当時も存在しなかったろう人物なわけで、 それでも脳内に存在させて楽しむではありませんか。 数年前、徹子の部屋で近年の宍戸錠を見た。 このひとを矢作俊彦が好むのは理解できる気がする。 宍戸錠にスノビズムは無い。
82 : >>70 > マイクハマーをオンタイムで読んだのでとても好きだけど、 > 読み返してみると、こりゃもう賞味期限過ぎてるなあと感じざる得ない。 > 当時でも共感するのは少数だったろうなあ。 俺もそう。 大体みんなオンタイムで読んだ。 その後、90年代から海外に出ちゃった。日本に戻ったときに、道の駅について何かの雑誌に書いてるのを読んで、なんだか懐かしくなった。 最近、ロンググッドバイって言うのが出てるのを知って、近所の日系本屋で買ってみた。でも、読むんじゃなかったって反省してる。 自分が悪いんだけどね。
83 : >>76 > >>72 > 今、読んでる。ちょっと鼻持ちならないあざとさがあるんだがね・・ まあ確かにそういえないことはないけど。 でも俺はあれが一番好きだよ。
84 : まあ感性はひとそれぞれだからね 日曜の午前一杯、終わった作家だと力説するもよし それがニヒルだといわれれば そういうものかと頷くしかない
85 : マイク・ハマーは何度も読み返した作品。 救急車が実にいい。 あまりここでは話題にならないが「死ぬには手頃な日」もなかなかだと思う。 何がベストかと問われると「ららら」か。 明日には「ロング・グッバイ」を、明後日には、また違う作品を推すかもしれないが。
86 : 進行中の連載が何本もあり、未刊行や未完成作も数あるというのに。 なにがベストかなんて選べるのは、終わった作家と見なしてる人たちなんだろう?
87 : もうすこし柔軟に考えろよ。 たまたま最近、そのお題でこのスレが回っているというだけのこと。 コミニュケーションの形としては、普遍的なお題なので、可もなく不可も無し、と 思って、皆さんの推奨作品へのコメントなど拝読しております。
88 : >>87 推奨作品と言えば、気分はもう戦争、だよね。
89 : 松本に「闘牛の額のような愚劣」と思わしめたマイク 松本は死ぬ直前にマイクをどう思っていたんでしょう? 幻滅していたんでしょうか?、それとも
90 : ベストとは言われ難いだろうが個人的に愛着があるのは、 ブロードウェイの自転車だな。 戦車も大好きだが。 らららのなかで妹がインタビューに答えるやりとりを読んだとき、 久しぶりに、ブロードウェイの登場人物が現れた気がした。
91 : 大島弓子のイラスト入りね>ブロードウェーの自転車 克哉とか出演していたな 克哉は克哉だ 主人公のクールな親友もちろんメガネっこ
92 : 短編集を挙げてる人に、その本ならこの話が好きだ、とレスしようと思ったら意外とタイトルが出てこないなぁ。 「ブロードウェイの自転車」の各作品のタイトルはすごく80年代っぽいというか、当時流行っていたコピーライターブームを思い出す。 野毛山動物園で迷子になってひとりで家に帰ろうとした想い出を語る、元野球選手の娘の話はなんて題名だったろう。
93 : >>89 松本は自分のことを言ったんだろう。 >>92 「ペニィローファーはもう沢山」だね。 男の子ならわかっただろう……のくだりが好きだ。
94 : >当時流行っていたコピーライターブームを思い出す。 ブロードウェイの自転車 (1982年2月号・メンズクラブ) ランクA (1982年4月号・メンズクラブ) フィルムのように (1983年1月号・ヴァンサンカン) 誰がリヴァティ・バランスを殺そうと(1982年2月号・メンズクラブ) ペニィローファーはもう沢山 (1982年2月号・ヴァンサンカン) レノックスヒル・ホスピタル (1982年2月号・メンズクラブ) モーニング・サイドを夜に向かって (1982年2月号・メンズクラブ) イエロウキャブを呼んでちょうだい (1982年2月号・ヴァンサンカン) マンハッタン・ジェイルバーズ (1982年2月号・メンズクラブ) たまにはラヴ・ソング (1982年2月号・ヴァンサンカン) うむ、確かに まるで黒歴史ノートだ
95 : ん? それがなぜ黒歴史? 黒歴史の意味をどう使っているのかな??
96 : >>94 >>95 黒歴史かどうかはともかく…。 (この頃の短編は、サクッと読めるし読後感も重くないのに味わい深いものがあって、僕は好きだけどな) 題名のつけ方はいかにも80年代だ。 スロゥカー…じゃなかった「スローカーブを、もう一球」みたいな。
97 : ヴァンサンカンのはメンクラ掲載作よりちょっと女性向けを意識してる感じ。 >>94 がどこからコピーしたかわかるけど、 その初出は間違えたまま訂正されてないんじゃないかな。 「さまよう薔薇のように」の各題もいいよね。 だけど、先生→船長、カラー→キラー、はわかるけど 「さまよう薔薇のように」はランブリンローズそのまま?
98 : もしかして、ライクアローリングストーンとランブリンローズをかけてるのか? と今思った
99 : マンハッタンオプもジャズスタンダード(東京FM)のタイトルがまずあって そこからインスパイアされて 話が書かれたのかな? いちおうどのタイトルも筋と絡んでいるしね
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