【岡本学】群像５１【片瀬藤崎和男】

1 ：12/06 〜 最終レス ：12/08

群像５０
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/bun/1333935317/

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3 ：

架空列車どうだった？芥川賞候補になりそう？

4 ：

講談社経由で野間文芸の候補になってウヤムヤのパターン

5 ：

そっか。そもそもタイトルが悪いよな。

6 ：

苦役列車とカブるし、元々の失った架空というのもちょっとな・・

7 ：

というかこの三人は全員不作でしょう。
誰も受賞後第一作なしに消えそうな。
こういう小説じゃダメだという見本市だったと思えば有用だけど。

8 ：

三人以外の作品はもっと酷いということになるんだろうから
どうしようもない作品が集まった大不作の年だったということかい？

9 ：

YES。
枠外候補が二人も出るくらいだから低レベルなのは間違いない。
反省しなきゃいかんよ。

10 ：

下読みがちゃんと機能してるかどうかにもよる

11 ：

不作はここだけじゃないみたいだし、それも10年くらい不作続きのようだ
慢性的に不作だとしたら、構造的なものなのかもしれない
深刻な事態だね、大丈夫なのかい？

12 ：

構造的って使い方合ってるの？煽りでなく
文学のファーストフード化が広まってゲームやラノベが隆盛して
読むのに多少手間のかかる純文学はどんどん衰退していくんだろう
悲しいけどこれ、時代なのよね
皆面倒臭いことを嫌いになってしまったんだ

13 ：

すばらしい分析だね

14 ：

第46回（2003年） 森健 「火薬と愛の星」　優秀賞 村田沙耶香 「授」、脇坂綾 「鼠と肋骨」
第47回（2004年） 十文字実香 「狐寝入夢虜」　優秀賞 佐藤憲胤 「サージウスの死神」
第48回（2005年） 樋口直哉 「さよなら アメリカ」 優秀賞 望月あんね 「グルメな女と優しい男」
第49回（2006年） 木下古栗「無限のしもべ」、朝比奈あすか「憂鬱なハスビーン」　優秀賞 深津望 「煙幕」
第50回（2007年） 諏訪哲史「アサッテの人」 優秀賞 広小路尚祈 「だだだな町、ぐぐぐなおれ」
第51回（2008年） 松尾依子「子守唄しか聞こえない」
第52回（2009年） 丸岡大介「カメレオン狂のための戦争学習帳」
第53回（2010年） 淺川継太「朝が止まる」、野水陽介「後悔さきにたたず」
第54回（2011年） 中納直子「美しい私の顔」
第55回（2012年） 岡本学「失った架空」 優秀賞 片瀬チヲル「泡をたたき割る人魚は」、藤崎和男「グッバイ、こおろぎ君。」

15 ：

>>12
どうして不作ばかりが続き
名前さえ知らないまま受賞者が次々と消えていくことと
文学のファーストフード化との因果関係が訊きたいね
それから2000作も集まってくるということとどう結びつくのだろう？

16 ：

村田沙耶香、広小路尚祈ぐらいしか名前見ないな

17 ：

文学のファーストフォード化の前で万歳している構図が見えてくるけど？
さすがにまだ手に白旗は持っていないようだ

18 ：

>>7
同感。可もなく不可もなくのレベルにすら達していない。

19 ：

>>14
こんなかにおまいらの好きな作家いる？

20 ：

>>12
従来型の「純文学的自意識」の持ち主の割合はどの世代でもそう変わらないと思うんだなあ。
四六答申とそれを用意した高等教育の爆発的普及にも関わらず、旧来の教養主義的な学生文化のノリを引き継いだまま、
文学に関心が無い連中が軽んじられたりしてた60〜80年代の読者層の厚さが異常だっただけで。
むしろ今の文学がかつての主要な消費層だった「純文学的自意識」の持ち主から乖離しつつあるのは
現代芸術とか現代音楽でありがちな、作品そのものを成立させる場自体への懐疑を前提とした分析や消費のありかたに
文学のそれも包摂されていしまってる点にあると思うよ。テキスト論なんかの方が後発だよね確か。提供側・消費側どっちにとっても不幸だね。
で、どこの編集部も、そういう前史を踏まえてる作品と、ナイーブな従来型の読者向けの作品をどうバランスよく提供するのかに難渋してるんじゃないのかな。
こんかい評判の悪いチオルさんふくめ、３名とも古くからの読者向けの選定だったと思うけどなあ。

21 ：

>>19
丸岡・淺川が二年連続で出てきたときは群像にめっちゃ期待した

22 ：

>>21
二人とも消えたね

23 ：

>>22
淺川は正社員だからしょうがないにしても、丸岡は今の文學界・松波太郎くらいには作品出せると思ってたんだがなあ
無職っぽいし

24 ：

文学のファーストフード化とかいう分析が仮に当事者のものとすると
もうほとんど万歳しているも同然なのだが
その上で尚且つ新人賞を継続するというのは
上層部では密かに戦後処理を考えているのに
何も知らない兵士を募って戦場に送り出しているのに等しくはないのか？
だから無駄な屍ばかりが累々と積み重なっていくのでは？
むしろ戦う意志と気力がある者が前線にいくと終戦処理に不具合がでるので
兵役検査の段階でで落とされていると勘ぐりたくなる
そうではないことを期待したい

25 ：

村田さやかは好きかな
木下古栗は一部熱狂的ファンがいるらしいので読んでみようと思う
アサッテ〜は作品のクオリティ高く感じたけど自分の好みではなかった
あとは…ほとんど消えてるよね
たまに文芸誌では見るけどペース少ないし単行本も書店で見かけたこと無い
かと言ってアマゾンで頼んでまで読んでみようという気も起きない

26 ：

カメレオン狂はすごいらしいね。
あくまでらしいねだけど。

27 ：

カメレオンはホントに良い小説だよ。
人から聞いた話だけど

28 ：

>>20 確かにね。あの世代の面倒くささは異常。
まあ完全には区分できないけど、ただ群像の購買層はほとんど…
と思うと絶望
いや、案外一番の購買層は各種図書館か？

29 ：

お下劣なスレタイｗｗ
書き込む気がなくなるよ

30 ：

そう言いながらも書き込んじゃう
ツンデレですね

31 ：

嫉妬婆のしわざかｗ
若いそれなりの容姿の子にかっさらわれたんだから、
わからんでもないけれどな

32 ：

>>31
>>2

33 ：

二十ほどのそこそこのイケメンが受賞したら面白い

34 ：

続稲次語録(イナよイヤも好きなうちより)
・頭の中に流れてることと歌うことは別なんですよ。
頭に絵は浮かんでいても、それを文章や映像で見える形にして伝えるってことはまた別なんですよね。
・ 映像系の場合、求められているものが視聴率や知名度だとしたら、
仕事を得るために小説や写真集といった著作物を出版するってのはありだと思う。
　倍率は千倍ぐらいだと思うが、なんとか賞ってやつを受賞するのが一番いい。
・脱稿して四日が経った。
『僕は僕が書いた最新の作品を読みかえすのが好きだ。ハートがきゅんきゅんしてる。なんども泣いた。もう脱稿した。』
・なんといっても名前がでれば仕事が増えると思っているたぐいが書いた不純文学だから、どうかとは思う。
・つまりこのブログネタはすでに書き上げた百枚程度の小説何編かと、
何回かの撮影で僕が演者となった写真集と、
僕が書いたシナリオをもとにつくる映像作品を、あたためてないで早く発表せよ、と――そう言って煽ってるんですかね。

35 ：

群像っぽいってどんなだと思う？
代表的なあたりでもハルキ、源ちゃん、アサッテの人
って全然違うじゃん？
で、おのおのは今の群像臭ってどのへんに感じる？

36 ：

わたしの群像のイメージは阿部和重の「アメリカの夜」「アサッテの人」かな
Ｗ村上は突き抜けてるから別枠で考えるしかないと思う
本音で言うと今回の三作品で群像はオワコンかなと感じた
締切日がちょうどいいという魅力はあるけど２０００の中から架空〜を一番優れているという評価をした賞に出すべきか否か迷うところだ

37 ：

だよねー。
いや実は文学界に向かってたんだけど間に合わなそうでさ、
次送るなら群像かな、と思ったんだけど、
今回のかんじを見てうーん、とね。

38 ：

受賞作はだいたい200枚くらいなんだね

39 ：

たしかに今年は架空列車が受賞してしまったが、
選考委員の選評を読むと、
おれはまだ群像という雑誌を信頼できる。

40 ：

こおろぎが一番枚数多そうだけど、
三作はそれぞれ何ページくらいだろう。
受賞作200枚くらいなの？
150枚〜180枚だと思った。
こおろぎは200〜250枚かな。

41 ：

保坂和志が、「学生時代に習作を書いていたが、それは名のある登場人物はほぼ主人公がひとり出てくるだけのもので
ラストで突然何かの啓示を受けたようなところで終わりになるものであって、要するに話を展開させることができなかった」
と語っていたのを何かで見たけど、今回の受賞作の「架空〜」ってまさにこれじゃないかと思うんだけど。

42 ：

太宰か早稲文あたりにしてみようかなあ、

43 ：

プロ目指すならやめとけ

44 ：

とりあえず経歴には書けるな

45 ：

80枚だったら文學界のほうがいいかな？
群像でも支障ないだろうか？

46 ：

どっちも駄目だと思う

47 ：

五大純文学賞出身でもプロになれないまま終わってる奴ばかり。
どの賞をとるかに関係なく、実力のある奴は必ず這い上がっているだろ。

48 ：

じゃあ新潮にするか

49 ：

群像は規定枚数がいちばん少なかった気がする。
ほかは100枚以上だよね？

50 ：

そうだね。

51 ：

ちがうよ（(･｡･)
百枚越えじゃないと駄目なの文藝だけだろ？

52 ：

架空ってなんか既視感があるなあと思って数ヵ月。
新聞社の秋採用がはじまって思い出しました。
失敗した課題作文に似ている。
最後に無理矢理まとめるあたりとか。

53 ：

群像も文學界も80枚じゃだめなのかぁ

54 ：

文学界は100枚程度だから何とか大丈夫かもよ？
群像で80枚が入賞するのは厳しすぎる（規定違反ではない）

55 ：

前>>51
下限はなかったと思うけどなぁ？
文藝は百枚って規定されてるけど。
すばるは前は五十枚だったのが百枚程度になったろ？
群像と新潮は下限なかったと思うんだよ。
文學界が百枚程度なんだし八十枚って駄目なの？　八十五枚ならいい？

56 ：

あのさー新人賞ってのはそいつの可能性という才能を見るわけ。
100枚って規定があるのにその規定も守れない才能を誰が評価するってんだよ。

57 ：

良い作品は何枚だろうが評価される

58 ：

前>>55
>>56
百枚という規定は群像にはない。
評論七十枚以下だったか、そういう規定はあったと思う。
小説は二百五十枚以下という上限だけ。下限はない。

59 ：

これだから頭悪い奴は困る。
出版社ってのは書けるやつを探しているんだよ。
昔と違って短篇集なんてお呼びじゃねーしな。わかるか？
最低でも100枚程度はねーと本にならねーんだよ。
だったら新人賞自体もそれに準じた審査になるのは当然だろうが。
今まで１００枚以下で選ばれた奴が何人いるか考えろ、それが答えだ。

60 ：

それが答えだ
良い曲だよね

61 ：

>>59
こいつアスペだから相手にしなくていいよ

62 ：

■ここ十年の生き残り（2003〜2012年受賞者）■
【群像】
村田沙耶香　朝比奈あすか　木下古栗　広小路尚祈　諏訪哲史
【文学界】
絲山秋子　赤染晶子　宮下奈々　木村紅美　揚逸　円城塔
【新潮】
青木淳悟　田中慎弥
【すばる】
金原ひとみ　中島たい子　原田ひ香
【文藝】
羽田圭介　白石玄　山崎ﾅｵｺｰﾗ　青山七恵　萩世いをら　磯崎憲一郎　丹下健太

63 ：

こうしてみると、文藝が多いのか
赤染晶子と萩世いをらはいなくなりそうだけど
男だと新潮と文藝に集中している

64 ：

宮下奈々ってだれって思ったら、宮下奈都だね。
この人は残ってるけどエンタメに移った人だから微妙。
谷崎由依とかシリンとかも残ってるんじゃない。
文學界は年2回だってことを考え合わせると
もうちょっと残っててもいいようなもんだな。

65 ：

■ここ十年の生き残り（2003〜2012年受賞者）■ 更新
【群像】
村田沙耶香　朝比奈あすか　木下古栗　広小路尚祈　諏訪哲史
【文学界】
絲山秋子　藤野可織　赤染晶子　宮下奈都　谷崎由依　木村紅美　揚逸　円城塔　シリン
【新潮】
青木淳悟　田中慎弥
【すばる】
金原ひとみ　中島たい子　原田ひ香
【文藝】
羽田圭介　白石玄　山崎ﾅｵｺｰﾗ　青山七恵　萩世いをら　磯崎憲一郎　丹下健太

66 ：

文藝は若い男が有利だったな

67 ：

忘れた頃に１００枚程度の作品出してくる作家でも、生き残りといえるのか？

68 ：

純文学だとそんな感じ

69 ：

80枚の人、どうやって100枚にする？昨夜ここをみて加筆始めた。苦しい

70 ：

>>69
俺は100枚ちょうどなんで、100枚の人って呼んで

71 ：

持ち時間４分以内ていう規定のコンテストで、
１分半の漫才で勝負する勇気。

72 ：

俺は一〇〇枚の最終行ぴったりだから、ピッタリピタピタの人って呼んで。

73 ：

おっと、ここは群像スレかｗ
群像へ送るのは200枚は書くよ。
やっぱ枚数は多いほうが有利だろうし。

74 ：

250枚以内なんだから200枚オーバーが良いに決まってる

75 ：

春樹さんはたしか180枚
古い話だが

76 ：

春樹に匹敵するというなら180枚でも良い
まあデビューの時はパッとしなかったらしいけど

77 ：

群像は短編も可じゃなかったか？
今はその文言も要項からなくなっちゃったみたいだけど…

78 ：

もちろん250枚までが規定なんだから掌篇でも応募可だよ
それと入賞できるかどうかは別の話

79 ：

69です。
100枚さんとピタリさんはもう増やす気はないんですか？

80 ：

短編でもいいの？
新潮は短編でも可って書いてあるけど
　ここかいてないもんで

81 ：

100枚最終行でピタリしたのは文藝に送った奴だよ。
群像のは200枚くらいの予定です。
240枚までOKってことは編集部も長いのを求めているはずだし。
少しでも書けるのをアピらんとダメでしょｗ

82 ：

>>81
これまでに何作品書いたんですか!?
作で100でもきつく感じます。250なんてプロ並に思える。独りで岩磨ぎか餅ついてる気分…地獄w

83 ：

100枚の小説でも実際は150枚くらい書いて
削って100枚ってのが多いと思う
まぁ最初からとんでもなく内容の濃い100枚なら削らなくても問題ないだろうけど

84 ：

>>82
今まで三作書いたよ。そういう意味では経験が少ないのは俺も同じ。
完成したのは一作目は190枚。二作目は160枚。三作目は100枚って感じかな。
で、今は群像のやつを書いているところ。
俺は別に書くのは苦じゃないなあ。書こうと思えば結構書ける方。
内容がいいかどうかは分からんけどｗ

85 ：

いやでも枚数書けるってのはスタートラインだし
一作目から190枚書けるのは幸先いいんでは？
友達は50枚でアップアップで小説は断念してたしｗ

86 ：

何枚ってどう数えてる？
俺は原稿用紙のテンプレート使って書いていて、
後で印刷用に設定して流し込むようにしてるから分かりやすいけど。
総文字数÷400、の計算だと随分減りそうだなあ。

87 ：

小説の換算枚数
｛縦四十×横三十×枚数−縦四十×（横三十−最終ページの最終行＋冒頭のタイトルと行空けの二行）｝÷四百
シナリオの換算枚数
｛縦二十九×横二十八×枚数−縦二十九×（横二十八−最終ページの最終行）｝÷四百

88 ：

400字原稿用紙で作成したもの。
（20×20）
これが400字換算枚数。

89 ：

四百字詰め原稿用紙で書かないもんね（(･｡･)
僕はワープロが好きだ。
ワープロで書いてワープロから印字するんだ。
いい。無理することないよ。四十字×三十行がいちばん読みやすい。

90 ：

今まで短編で受賞した人っている？

91 ：

だから村田沙耶香の授が3~40枚だったってば

92 ：

>>84
すごいね。創作？実話？
ほかのみなさんは、どんなジャンルなんですか。
すらすら書けるひと、いいなぁ…
あと、文章どうやって区切ってますか？第一章、第二章？

93 ：

>>91
おお、ありがとう
出尽くした話題だったのかごめんな

94 ：

評論出す人っている？
小説も書いて評論出す人とかいるのかな？
ここでは話題にあがらないけどスレチ？

95 ：

いるよ
いるよ
スレチではないと思う

96 ：

そうかスレチじゃないのか
けど面白いよな
小説家（阿部さんとか）が評論も評価して
評論家（安藤礼二）が小説も評価するということは

97 ：

評論家が小説を評価するのは当然のことじゃないか？ｗ
いや、揚げ足を取るようであれなんだが

98 ：

小説家が評論を評価するのが斬新だｎ

99 ：

でも阿部さんは群像受賞作が、半分は評論文みたいなもんだしな
もともと評論文の素養がある人なんだろう

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