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さいたま市緑区代山しらさぎ幼稚園 (137)
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さいたま市緑区代山しらさぎ幼稚園


1 :12/02/17 〜 最終レス :12/04/02
インフルエンザが大流行しています。
当園でもとうとう複数のクラスが学級閉鎖になってしまいました。
暫くの間は厳重な注意が必要ですね。
当園は「絵本の読み聞かせ」を保育の中心にしている幼稚園です。
3年前に竣工した園舎は信州産のカラマツ材を使ったログハウスです。
園庭は自然環境たっぷりで約2000uあり、
秋の園庭では「バッタとり」「(自然発生!)や、
柿の実をとることもできます。
〒336-0975 さいたま市緑区代山992番地
電話048-878-0076
*当園敷地内は、全面禁煙とさせていただいております。
皆様方のご協力をお願いいたします。

2 :
クソスレ晒し

3 :
腸管出血性大腸菌による幼稚園集団下痢症
−S幼稚園集団下痢症発生事件−
 Close 
地 研 名: 埼玉県衛生研究所
報 告 者: 所属 病理細菌部  氏名 大関瑤子
発生年月: 1990年10月
発生地域: 埼玉県浦和市
発生規模: 被害者数 319 人(調査対象者数1,068人)、
死亡者数 2人
原因物質: 腸管出血性大腸菌O157:H7(VT1.VT2)
キーワード: 腸管出血性大腸菌O157:H7、EHEC(VTEC,STEC)、
ベロ毒素、VT1・VT2、集団下痢症、 溶血性尿毒症症候群、HUS、
井戸水、水系感染、幼稚園

4 :
背 景
 新興感染症病原菌として腸管出血性大腸菌O157:H7に強い関心が持たれたのは、
1982年2月から3月にかけて、米国西部オレゴン州で発生した血便と腹痛を主症状
とする患者数26人の食中毒事件の原因菌として大腸菌O157:H7 が分離され、
ベロ毒素を産生することが明らかになったことに始まる。その後、米国を始めカナダ、
英国等においても症例が発見され、それとともに続発症として溶血性尿毒症症候群(HUS)、
脳症等による死亡者数が多いことが報告されてきた。なかでも、1985年9月に
米国オンタリオ州の老人ホームにおける発生例は患者75人(死亡者17人)で、
腸管出血性大腸菌による集団下痢症として最も大規模のものといわれた。
 我が国の腸管出血性大腸菌O157:H7感染症は、散発例では、1984年に大阪府下で
2歳と5歳の兄弟の出血性腸炎が報告されている。以後、東京都、大阪府、静岡県、
川崎市等で認められた。腸管出血性大腸菌による集団下痢症例は、1984年に東京都内の小学校で
発生した大腸菌O145:HNM(VT+)、1986年に愛媛県の児院で発生した大腸菌O111:HNM(VT+)
によるものがあり、 愛媛県の集団発生例は、患者22例中1例の溶血性尿毒症症候群に
よる死亡者があり、腸管出血性大腸菌による死亡者のわが国での初例といわれている。
 腸管出血性大腸菌の発症には、ベロ毒素が深く関わっているものと考えられている。ベロ毒素は、
アフリカミドリザル腎臓由来細胞(ベロ細胞)に強い細胞毒性を示す。VT1、VT2があり、志賀赤痢菌が産生する志賀毒素と同一性ないし相同性があり(SLT)、動物に対し強い致死活性を示す。
 腸管出血性大腸菌感染症は1)健康保菌者、軽症下痢、出血性腸炎、溶血性尿毒症症
候群(HUS)、脳症などひとにより様々な症状を示す。2)潜伏期が非常に長く4日から9日、

5 :

1日から14日等の例がある。3)ひとからひとへの接触感染・二次感染の可能性がある。4)
本菌による集団食中毒の原因食品はほとんどが畜牛由来である。近年は、野菜、果実の二次汚染、
池・湖水での水浴等種々の感染源が報告されている。
 消化器系感染症が水系感染で爆発的に流行することは多数報告されている。近代的水道の普及が、
コレラ菌、チフス菌、赤痢菌等の水系感染を激減させた。
 井戸水の飲用については厚生省生活衛生局より飲用井戸等衛生対策要領が出され(1987.1.29)、
自家用水道の水質検査を行う等の規制があった。正しい飲料水管理状態であれば、
この腸管出血性大腸菌集団発生は防止できたはずであった。
 腸管出血性大腸菌O157:H7による集団下痢症事件は、新型の大腸菌感染症の集団発生であり、
死亡者があったことで各方面に衝撃を与えた。しかし、腸管出血性大腸菌感染症が一般に知られ、
指定伝染病として防疫対策がとられるには、1996年堺市の事件を不幸にも待たねばならなかった。

6 :

概 要
 1990年10月18日16時頃、埼玉県立小児医療センターから所轄の保健所に、
S幼稚園から下痢症の園児 5人が入院し、そのうち17日1人と18日に 1人が
死亡した旨の報告があり、事件の端緒となった。
 この幼稚園の園児数は、 5歳児 3クラス75人、 4歳児 3クラス90人、 3歳児
1クラス17人、 計 7クラス、 182人であった。幼稚園職員13人、園児家族 169世帯
710人、職員家族 10世帯 36人.幼稚園業務以外の事業及び園主催運動会(
10月10日)参加者等 127人、合計 1,068人が事件の調査対象となった。
 調査対象者 1,068人中患者は, 319人(29.9%)であった。区分別患者数は、
園児 182人中 149人(81.9%)、園児家族 710人中 122人(17.2%)、「その他」127人
中45人(35.4%)、職員13人中 3人(23.1%)及び職員家族36人中 0人で、いづれも
性差はみられなかった。園児のクラス別患者発生率は100%から76.5%であった。
 患者 319人の症状出現頻度は下痢 312人(97.8%)、腹痛 153人(48.0%)、
発熱99人(31.0%)、嘔気・嘔吐62人(19.4%)及び粘血便40人(12.5%)であった。
 園児と菌陽性者及び有症者の医療機関による調査では、園児等小児(園児兄弟等家族)
174人のうち、有症者121人(69.5%)で、初発症状は下痢92.5%、腹痛36.3%、嘔吐13.2%、
発熱12.3%であった。後発症状では下痢のみ100人(57.5%)、下痢とその他の症状21人(12.1%)で、
その他の症状別ではHUS14人、貧血3人、血小板減少3人(死亡1人)、腎障害3人(死亡2人)、

7 :

尿蛋白3人、神経障害11人(死亡2人)、腸重積1人であった。死亡した2人はHUSを示す前に亡く
なったものと思われる。
 患者は、 9月上旬から漸増、10月上旬から中旬にかけて激増した。幼稚園の運動会が10月10日
に開催され、10月15日に園児、家族等最高15人の発病があった。10月下旬から11月上旬にかけて減少した。患者の発生様式は一峰性を示した。
 発病者が10月10日以降に特に多く、同時期に園児以外の患者発生が認められたことから、共通
原因として幼稚園での飲み水が疑われた。S幼稚園は、県営水道も入っていたが、大部分は消毒器
のついていない井戸水が使用され、無届けであった。10月19日、園児の水飲み場等 9ヵ所から採水、
水質検査、 病原菌検索等を実施、 5ヵ所から大腸菌血清型 (O8:H9、O18:H42、O55:H12及びO148:
H28) が検出され、1カ所から腸管出血性大腸菌O157:H7 が検出された。O157:H7はVT産生、LT、
ST非産生、残りの血清型はいずれも毒素非産生であった。

8 :

 園のし尿処理は、 2つの全曝気型浄化槽(7人槽と50人槽) で行われており、園全体の汚水は給水
源から約 5m離れた汚水タンクに集まり、園外に排出されていた。この汚水タンクは 2つの円筒状
コンクリ−ト管をモルタルで継いだものであり、破損が発見され、毎分8Lで漏水することが確認さ
れた。
 汚水がその近くに設置されていた井戸に漏入し、これを常時飲用していた園児が運動会を境に増幅
的に発症し、集団性を呈したものと推定された。 園児、園児家族等の症状の有無は、幼稚園での飲水
と関連が認められた。
 給食は、調理パン、給食弁当、牛、酸菌飲料を4業者が納入したもので、いずれも他の園にも多
数納入されており、他施設に下痢等の異常は認められなかった。
 10月18日〜20日に、園児、職員、その家族等の有症者を含めた55人の腸管系病原菌検索を実施した。
伝染病菌は検出されなかったが、大腸菌O157:H7 が園児42人中 7人(16.7%)と、その外の大腸菌血
清型が10人(23.8%)検出された。このことから病原大腸菌による集団下痢症が推測された。10
月18日〜11月14日(517人) の検便で25人から大腸菌O157:H7が検出された。大腸菌O157:H7分離
株はVT1, VT2産生、LT及びST非産生であった。
 その外の血清型大腸菌 (O1:H7、O1:H45、O1:NM、O18:H7、O26:NM、O55:H12、O63:H6、O1
11:H21、O126:H19、O148:H27、O148:H28、O153:H19、O157:H45、O166:HUT)はVT、 LT及び
ST非産生菌であった。
 1990年11月15日〜1991年1月17日の 720人の大腸菌(O157)の検便では、園児と園児家族7人から
大腸菌O157:H7(VT1,VT2)が検出され、園児家族2人から大腸菌O157:H45(VT-)が検出された。
大腸菌O157:H7検出者合計は32人(衛研実施分)、このほか大腸菌O157(医療機関実施分、
H抗原及びベロ毒素産生性は不明)は15人であった。

9 :
http://www.pref.saitama.lg.jp/page/factor-ecoli.html

10 :
 井戸水の飲用については厚生省生活衛生局より飲用井戸等衛生対策要領が出され(1987.1.29)、
自家用水道の水質検査を行う等の規制があった。正しい飲料水管理状態であれば、
この腸管出血性大腸菌集団発生は防止できたはずであった。

11 :
http://spa-tokyo.net/saitama-omiya/index.html
http://spa-tokyo.net/saitama-urawa/index.html

12 :
http://soudan1.biglobe.ne.jp/qa648787.html

13 :
さいたま市では地下水の水質状況を把握するため、市内を約2キロの区画にわけ、
各1地点ずつ年1回調査をしています。平成22年度は16区画で調査しました。
○概況調査
  「地下水の水質測定計画(埼玉県作成)」により調査を実施する区画が指定されており、
調査項目は、重金属や揮発性有機化合物など30項目です。平成22年度は11区画で調査しました。
○定期モニタリング調査
  概況調査等で、過去に何らかの項目で環境基準値を超過した地点について継続的に調査をしています。
○さいたま市継続監視調査(定期モニタリング・補足調査)
  概況調査の区画を除いた区画において実施しています。
平成22年度は硝酸性・亜硝酸性窒素、砒素の項目について調査をしました。
○汚染井戸周辺地区調査
  概況調査で新たに発見された汚染について、その汚染範囲を確認するための調査をしています。

14 :
「腸管出血性大腸菌」って何ですか?

15 :
>>14
 大腸菌は、家畜や人の腸内にも存在します。
ほとんどのものは無害ですが、このうちいくつかのものは、
人に下痢などの消化器症状や合併症を起こすことがあり、病原大腸菌と呼ばれています。
病原大腸菌の中には、毒素を産生し、出血を伴う腸炎や溶血性尿毒症症候群(HUS)を
起こす腸管出血性大腸菌と呼ばれるものがあります。
 腸管出血性大腸菌は、菌の成分(「表面抗原」や「べん毛抗原」などと呼ばれています)により
さらにいくつかに分類されています。
代表的なものは「腸管出血性大腸菌O157」で、
そのほかに「O26」や「O111」などが知られています。
 腸管出血性大腸菌は、牛などの家畜や人の糞便中に時々見つかります。
家畜では症状を出さないことが多く、外から見ただけでは、
菌を保有する家畜かどうかの判別は困難です。

16 :
死亡者数 2人

17 :
1990年10月18日16時頃、埼玉県立小児医療センターから所轄の保健所に、
S幼稚園から下痢症の園児 5人が入院し、そのうち17日1人と18日に 1人が
死亡した旨の報告があり、事件の端緒となった。

18 :
保護者の不安や動揺もとても大きいのです。
保護者も不安な気持ちを聞いてもらったり、相談に乗ってもらったり支えてもらうようにしてください。
また、こういう時には疲れやすくなりますから無理をしないでください。
対策として以下のことをしましょう。
•深呼吸で落ち着きをとりもどす
•自分の気持ちを家族や友人に話して聞いてもらう
•不安なことを1人でかかえず専門家に相談する
•軽い運動で身体をほぐす
•充分な栄養、睡眠、休養をとる
•好きな音楽をきいたり、入浴、遊びなどでリラックスする
•家事や日常生活のリズムをくずさないようにする
•家族や友人との会話を楽しむ

19 :
腸管出血性大腸菌による幼稚園集団下痢症
−S幼稚園集団下痢症発生事件−
http://www.21water.jp/k1/dw/sira1.htm 
地 研 名: 埼玉県衛生研究所
報 告 者: 所属 病理細菌部  氏名 大関瑤子
発生年月: 1990年10月
発生地域: 埼玉県浦和市
発生規模: 被害者数 319 人(調査対象者数1,068人)、死亡者数 2人
原因物質: 腸管出血性大腸菌O157:H7(VT1.VT2)
キーワード: 腸管出血性大腸菌O157:H7、EHEC(VTEC,STEC)、ベロ毒素、
VT1・VT2、集団下痢症、 溶血性尿毒症症候群、HUS、井戸水、水系感染、幼稚園

20 :

背 景
 新興感染症病原菌として腸管出血性大腸菌O157:H7に強い関心が持たれたのは、
1982年2月から3月にかけて、米国西部オレゴン州で発生した血便と腹痛を主症状とする患者数26人の
食中毒事件の原因菌として大腸菌O157:H7 が分離され、ベロ毒素を産生することが
明らかになったことに始まる。その後、米国を始めカナダ、英国等においても症例が発見され、
それとともに続発症として溶血性尿毒症症候群(HUS)、脳症等による死亡者数が多いことが
報告されてきた。なかでも、1985年9月に米国オンタリオ州の老人ホームにおける発生例は
患者75人(死亡者17人)で、腸管出血性大腸菌による集団下痢症として最も大規模のものといわれた。

21 :

 我が国の腸管出血性大腸菌O157:H7感染症は、散発例では、1984年に大阪府下で2歳と5歳の兄弟の
出血性腸炎が報告されている。以後、東京都、大阪府、静岡県、川崎市等で認められた。
腸管出血性大腸菌による集団下痢症例は、1984年に東京都内の小学校で発生した大腸菌O145:HNM(VT+)、
1986年に愛媛県の児院で発生した大腸菌O111:HNM(VT+) によるものがあり、 愛媛県の集団発生例は、
患者22例中1例の溶血性尿毒症症候群による死亡者があり、腸管出血性大腸菌による死亡者の
わが国での初例といわれている。

22 :

 腸管出血性大腸菌の発症には、ベロ毒素が深く関わっているものと考えられている。
ベロ毒素は、アフリカミドリザル腎臓由来細胞(ベロ細胞)に強い細胞毒性を示す。
VT1、VT2があり、志賀赤痢菌が産生する志賀毒素と同一性ないし相同性があり(SLT)、
動物に対し強い致死活性を示す。
 腸管出血性大腸菌感染症は1)健康保菌者、軽症下痢、出血性腸炎、
溶血性尿毒症症候群(HUS)、脳症などひとにより様々な症状を示す。2)潜伏期が非常に長く
4日から9日、1日から14日等の例がある。3)ひとからひとへの接触感染・二次感染の可能性がある
。4)本菌による集団食中毒の原因食品はほとんどが畜牛由来である。近年は、野菜、果実の二次汚染、
池・湖水での水浴等種々の感染源が報告されている。
 消化器系感染症が水系感染で爆発的に流行することは多数報告されている。近代的水道の普及が、
コレラ菌、チフス菌、赤痢菌等の水系感染を激減させた。


23 :

 井戸水の飲用については厚生省生活衛生局より飲用井戸等衛生対策要領が出され(1987.1.29)、
自家用水道の水質検査を行う等の規制があった。正しい飲料水管理状態であれば、
この腸管出血性大腸菌集団発生は防止できたはずであった。
 腸管出血性大腸菌O157:H7による集団下痢症事件は、新型の大腸菌感染症の集団発生であり、
死亡者があったことで各方面に衝撃を与えた。しかし、腸管出血性大腸菌感染症が一般に知られ、
指定伝染病として防疫対策がとられるには、1996年堺市の事件を不幸にも待たねばならなかった。

24 :

概 要
 1990年10月18日16時頃、埼玉県立小児医療センターから所轄の保健所に、
S幼稚園から下痢症の園児 5人が入院し、そのうち17日1人と18日に 1人が死亡した旨の報告があり、
事件の端緒となった。
 この幼稚園の園児数は、 5歳児 3クラス75人、 4歳児 3クラス90人、 3歳児 1クラス17人、
計 7クラス、 182人であった。幼稚園職員13人、園児家族 169世帯 710人、
職員家族 10世帯 36人.幼稚園業務以外の事業及び園主催運動会(10月10日)参加者等 127人、
合計 1,068人が事件の調査対象となった。
 調査対象者 1,068人中患者は, 319人(29.9%)であった。
区分別患者数は、園児 182人中 149人(81.9%)、園児家族 710人中 122人(17.2%)、
「その他」127人中45人(35.4%)、職員13人中 3人(23.1%)及び職員家族36人中 0人で、
いづれも性差はみられなかった。園児のクラス別患者発生率は100%から76.5%であった。
 患者 319人の症状出現頻度は下痢 312人(97.8%)、腹痛 153人(48.0%)、 発熱99人(31.0%)、
嘔気・嘔吐62人(19.4%)及び粘血便40人(12.5%)であった。


25 :

 園児と菌陽性者及び有症者の医療機関による調査では、園児等小児(園児兄弟等家族)174人のうち、
有症者121人(69.5%)で、初発症状は下痢92.5%、腹痛36.3%、嘔吐13.2%、発熱12.3%であった。
後発症状では下痢のみ100人(57.5%)、下痢とその他の症状21人(12.1%)で、
その他の症状別ではHUS14人、貧血3人、血小板減少3人(死亡1人)、腎障害3人(死亡2人)、尿蛋白3人、
神経障害11人(死亡2人)、腸重積1人であった。死亡した2人はHUSを示す前に亡くなったものと思われる。
 患者は、 9月上旬から漸増、10月上旬から中旬にかけて激増した。幼稚園の運動会が10月10日に開催され、
10月15日に園児、家族等最高15人の発病があった。10月下旬から11月上旬にかけて減少した。


26 :

患者の発生様式は一峰性を示した。
 発病者が10月10日以降に特に多く、同時期に園児以外の患者発生が認められたことから、
共通原因として幼稚園での飲み水が疑われた。S幼稚園は、県営水道も入っていたが、
大部分は消毒器のついていない井戸水が使用され、無届けであった。10月19日、
園児の水飲み場等 9ヵ所から採水、水質検査、 病原菌検索等を実施、
5ヵ所から大腸菌血清型 (O8:H9、O18:H42、O55:H12及びO148:H28) が検出され、
1カ所から腸管出血性大腸菌O157:H7 が検出された。O157:H7はVT産生、LT、 ST非産生、
残りの血清型はいずれも毒素非産生であった。
 園のし尿処理は、 2つの全曝気型浄化槽(7人槽と50人槽) で行われており、
園全体の汚水は給水源から約 5m離れた汚水タンクに集まり、園外に排出されていた。


27 :

この汚水タンクは 2つの円筒状コンクリ−ト管をモルタルで継いだものであり、
破損が発見され、毎分8Lで漏水することが確認された。
 汚水がその近くに設置されていた井戸に漏入し、これを常時飲用していた園児が運動会を境に増幅的に発症し、
集団性を呈したものと推定された。 園児、園児家族等の症状の有無は、幼稚園での飲水と関連が認められた。
 給食は、調理パン、給食弁当、牛、酸菌飲料を4業者が納入したもので、いずれも他の園にも多数納入されており、
他施設に下痢等の異常は認められなかった。
 10月18日〜20日に、園児、職員、その家族等の有症者を含めた55人の腸管系病原菌検索を実施した。
伝染病菌は検出されなかったが、大腸菌O157:H7 が園児42人中 7人(16.7%)と、その外の大腸菌血清型が10人(23.8%)検出された。
このことから病原大腸菌による集団下痢症が推測された。10月18日〜11月14日(517人) の検便で25人から大腸菌O157:H7が検出された。
大腸菌O157:H7分離株はVT1, VT2産生、LT及びST非産生であった。
 その外の血清型大腸菌 (O1:H7、O1:H45、O1:NM、O18:H7、O26:NM、O55:H12、O63:H6、O111:H21、O126:H19、O148:H27、
O148:H28、O153:H19、O157:H45、O166:HUT)はVT、 LT及びST非産生菌であった。

28 :

 1990年11月15日〜1991年1月17日の 720人の大腸菌(O157)の検便では、園児と園児家族7人から大腸菌O157:H7(VT1,VT2)が検出され、
園児家族2人から大腸菌O157:H45(VT-)が検出された。大腸菌O157:H7検出者合計は32人(衛研実施分)、
このほか大腸菌O157(医療機関実施分、H抗原及びベロ毒素産生性は不明)は15人であった。





29 :

地研の対応(埼玉県衛生研究所)
 1)
事件当初、医療機関で検出された大腸菌の送付を受け、血清型別、生化学的性状検査、
薬剤感受性検査及びベロ毒素産生性検査を10月18日から病理細菌部で行った。
 中央保健所の調査から集団発生と認定され、10月20日に衛生部に対策本部が設置された。
埼玉県衛生研究所は、所長が班長となり、検査班として検査組織を作った。病理細菌部は、
園児をはじめとして園関係者の腸内細菌培養検査、大腸菌培養検査を担当した。
また、ひと・環境から検出した大腸菌の全株及び衛研に送付された医療機関検出菌について、
大腸菌O、H血清型別、同定検査、易熱性・耐熱性毒素原性検査、
ベロ毒素の確認ならびに薬剤感受性試験を実施した。糞便検査について、
環境衛生部、保健所検査室の臨床検査技師を班員とした。
 食品衛生部は、給食用納入食品及び調理器具、機材のふきとり検体の細菌検査を行った。




30 :

 2)
第一次の健康調査は中央保健所により実施された。
 園児182人、職員13人、園児家族 169世帯 710人、職員家族10世帯 36人.
幼稚園業務以外の事業及び園主催運動会(10月10日)参加者等 127人、合計 1,068人について発病状況、
幼稚園での飲水の有無等疫学調査は中央保健所が行った。その解析は当所の疫学部が担当した。
 3)
水による感染が疑われ、10月19日に園内の給水栓から採水し、細菌検査を病理細菌部で、
水質検査を化学部で実施した。さらに、園内の井戸、周辺地域の井戸水の水質検査、並びに汚水槽と貯水タンクの漏水試験を実施した。




31 :

行政対応
1)対策本部設置、
 1990年10月20日、衛生部長を本部長に3副本部長(衛生部次長、県立病院管理監、
中央保健所長)、1参与(県立小児医療センター総長)、7対策班(総務、健康対策、環 
境調査、県立病院、検査、現地対策、組織管理)で設置され、1991年3月12日解散した。


32 :

2)医療機関との情報交換等
 腸管出血性大腸菌O157:H7の臨床と治療に関して:県医師会等関係団体との情報交換、協議連絡。
FAXによる病院間の入院患者データ、薬剤感受性データ等の送信を行った。
3)S幼稚園に対する指導等
ア 保健所による幼稚園保護者への調査協力依頼、保健指導は10月20日以来随時行われた。
イ 10月22日、S幼稚園の自家用水道無届けにかかる行政指導。
ウ 11月9日、S幼稚園に対し給排水施設の改善指導。



33 :

4)地域の一般住民について、
 中央保健所に、集団下痢症に関連する相談窓口を10月18日から12月29日まで開設。
5)市町村、保健所に対する通知等
ア 衛生部;市町村衛生対策課・水道担当、水道企業団あて、11月28日;一般飲用井戸水等に対する指導について(通知)。
イ 衛生部; 各保健所あて、12月3日:飲料水による感染性下痢症再発防止について(通知)。
 自家用水道条例適用施設、一般飲用井戸等使用者に対し、指導する。
 食品調理室等の井戸水使用施設滅菌装置設置指導・水道水への切り替え指導。
 集団給食施設の貯水槽の清掃・点検。
 ファストフードショップのハンバーグ汚染調査を実施。



34 :

6)学校、幼稚園、保育園等福祉施設に対する通知等
ア 総務部学事課;私立幼稚園あて、10月22日: 幼稚園児の集団下痢症発生について(通知)。
イ 生活福祉部;10月22日;保育園等入所児童の事故防止について(通知)。
ウ 教育長;10月29日;学校環境の衛生管理強化について(通知)。
エ 総務部;私立学校設置者あて、10月29日: 学校における環境衛生管理の実施状況調査について(通知)。
オ 生活福祉部;11月28日;社会福祉施設における事故防止について(通知)。




35 :

原因究明・診断(定性・定量)
1)細菌検査
 不明集団下痢症発生時に病原体の究明を行う際の検索手順に従い、法定伝染病菌検査及び食中毒菌検査を実施した。
その結果、法定伝染病菌のコレラ菌、赤痢菌、チフス菌、パラチフスA菌は検出されなかった。さらに、
コレラ菌以外の腸炎ビブリオ属、サルモネラ属、カンピロバクタ−も検出されなかた。しかし、
既知の病原大腸菌血清型に凝集 する大腸菌が検出された。腸管出血性大腸菌O157:H7が園児42人中7 人(16.7%)と、
その他大腸菌O157 以外の大腸菌血清型10人(23.8%)が検出された。ベロ毒素は、
ベロ細胞変性及びPCR法により確認した。これらの結果から病原大腸菌による集団下痢症が推定され、
以後病原大腸菌の検索に重点を置き検便を実施した。
 園児、園児家族、職員及びその他園関係者1237件の大腸菌検査を行い、32件から
腸管出血性大腸菌O157:H7(VT1、VT2)を検出した。 



36 :

2)患者の抗体価検査
 患者の一部については腸管出血性大腸菌O157:H7の凝集抗体、中和抗体の検査を実施した。
死亡した園児(1人)は、菌検査は不可能であったが加熱死菌凝集抗体が認められた。
3)汚染経路調査
ア 食品関係検査
 調理パン、給食弁当、牛、酸菌飲料が4業者より納入されており、
食品と調理器具器財のふき取り検体について細菌検査が実施された。
赤痢菌、サルモネラ、ビブリオ属、黄色ブドウ球菌、病原大腸菌は検出されなかた。
イ 井水等飲料水検査(水質検査、病原菌検査)
 水は各検体1Lについて、メンブランフィルター吸引濾過し、病原菌培養した。
幼稚園内の飲用蛇口から採水した井戸水から6種類の血清型大腸菌が分離された。
井戸水から分離された大腸菌血清型は、O157:H7(VT産生、LT及びST非産生)1株であり、
残り6株の外の血清型大腸菌はいずれもVT、LT及びST非産生であった。



37 :

ウ 患者等疫学調査、飲水調査
 有症者の集計は、園児、園児家族、職員及びその他園関係者1,068人についての質問票調査
及び保健所等による聞き取り調査等を基にした。
 S幼稚園の井戸水飲用有無の調査は、質問票により行った。





地研間の連携
 初発患者から分離した腸管出血性大腸菌O157:H7の血清型別及び毒素産生の
確認を東京都立衛生研究所細菌部に依頼し,協力を得た。


38 :

国および国研等との連携
 厚生省結核・感染症対策室と連絡。
 1)
厚生省:「浦和市における感染性下痢症患者の集団発生に関する専門家会議」を設置。
 2)
厚生省:「腸管出血性大腸菌の疫学的、臨床医学的研究」班(主任研究者:
京都大学医学部竹田美文教授-現国立感染症センター)設置。
 3)
厚生省保健医療局長・厚生省生活衛生局長による各都道府県知事、各政令市市長、
各特別区区長あて通知: 「埼玉県浦和市における感染性下痢症患者の集団発生について」。




39 :

事例の教訓(反省)
1)井戸水飲用に対する病原菌汚染の危険性に対する認識不足。
 一般に消化器系感染症が水系感染で爆発的に流行することは珍しくなかった。
コレラ菌、チフス菌、赤痢菌等による水系感染例は水道の普及しない時代にはごく普通のことであった。
近代的水道の普及はこの種の伝染病発生を激減させた。しかし、都市の周辺の農村部には、水道が敷設されていても、
いまだに井戸水飲用する状態が残されており、病原菌汚染に対しては、まったく考慮されておらず、
一時代前の事件を再現する結果となった。
2)新型の病原菌に関する情報不足。
 腸管出血性大腸菌については、症状の重篤性、二次感染等の知識が普及していなかった。
ベロ毒素産生性を確認する手技としてPCR法は、1990年では普及しておらず、機器導入、
プライマーの選定、電気泳動条件等検査上に多くの困難があった。腸管出血性大腸菌検査法については、
検査機材、ベロ細胞培養、診断血清が不十分であった。飲料水の腸管出血性大腸菌検査は、
もっぱらコロニーをひとつずつ血清型別し、毒素を検討した。
3)
医療機関との情報連絡体制が不備で、検出菌の情報が十分には得られなかった。 



40 :

4)
腸管出血性大腸菌は、症状の重篤性、二次感染等法定伝染病に匹敵する病原菌であるが、
厚生省生活衛生局食品保健課長より、腸管出血性大腸菌症は、食中毒として処理することが通知された。
厚生省の研究班が設置され、全国的視野に立つ調査研究が開始されたが、
一般に腸管出血性大腸菌が理解されるには1996年の事件を待たねばならなかった。



41 :
現在の状況(技術・体制・設備等)
1)事件発生後の調査
 ア 希少感染症対策事業
(健康人のO157:H7等腸管出血性大腸菌保菌状況調査):
一般健康者5,307人より1人: 腸管出血性大腸菌O128(VT1)検出、
調査期間 (1991年10月から1994年1月まで)。
 イ 飲料水の安全性に関する疫学的調査研究事業:
微生物汚染状況、微量化学物質、放射性核種等について、井戸水、河川水、
と畜場排水等のべ1,822件37,924項目について実施、と畜場排水よりVTEC検出。
調査期間(1991年4月から1994年3月まで)。
2)検査機器の整備状況
PCR検査機器の整備、パルスフィールドゲル電気泳動装置導入。
3)保健所等の検査機関の技術者講習実施、
県内医療機関との腸管出血性大腸菌検出に関する連絡体制をつくる。

42 :
今後の課題・問題
 散発的発生に対し、菌の種々型別等から共通性を検索し、防疫に資するための連絡体制を確立する。
1) 県内医療機関との病原菌情報交換システムを構築する。
2) 保健所との腸管出血性大腸菌防疫業務に関する連携を密にする。
3) 国内検査研究機関との連絡体制を緊密にする。
 1996年の腸管出血性大腸菌O157の全国的大発生に際し、埼玉県では散発例は増加したが、
集団発生と思われる発生は見られなかった。埼玉県は1996年7月、衛生部において「
埼玉県O157感染予防対策チーム」が設置された。万一の大発生に備える医療体制、
検査体制をシュミレートした。
 また、これを機に、県内保健所検査室に検査機器を整備し、検査研修を実施し、
医師会等医療機関から下痢症情報を得るためのシステム化に努めた。

43 :

関連資料
 1)
埼玉県衛生部(1991)、腸管出血性大腸菌による幼稚園集団下痢症ーS幼稚園集団下痢症発生事件ー報告書 H3−10月。 
 2)
S幼稚園集団下痢症臨床専門部会(1991)、S幼稚園集団下痢症患者臨床経過調査集計結果 資料編 H3−2月。
 3)
鈴木忠義(1991)、埼玉県S幼稚園における集団下痢症発生 関係者の諸対策と
厚生省の関係者への通知、公衆衛生情報1991.3。
 4)
奥山雄介、倉園貴至、山田文也ほか(1991)、浦和市S幼稚園で発生した腸管出血性大腸菌O157:H7による
集団下痢症について1.疫学的検討、2.分離菌株の細菌学的検討、3.血清学的検討、感染症誌66(2):259-260。
 5)
埼玉県衛生研究所(1994)、飲料水の安全性に関する疫学的調査研究 H6−3月。
 6)
埼玉県衛生部(1995)、希少感染症対策事業報告書 H7−3月。
 7)
城 宏輔(1997)、浦和市S幼稚園における腸管出血性大腸菌O157:H7による集団下痢症、日本の感染性腸炎II、采根出版KK。

44 :
>>32
イ 10月22日、S幼稚園の自家用水道無届けにかかる行政指導。

45 :

腸管出血性大腸菌による幼稚園集団下痢症
−S幼稚園集団下痢症発生事件−
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/baby/1329481985/19-43
      乙

46 :
一九九〇年、埼玉県浦和市の「しらさぎ幼稚園」で、飲料水に使っていた井戸水がO157に汚染され、
それがもとで三一九人の患者が出て園児二人が死亡するという事件が起こりました。
ちなみに、この事件では園児の遺族らが幼稚園や県を相手どり、
約二億円の損害賠償を求める訴えを起こしましたが、一九九六年七月三十日、
浦和地裁は、「保健所から飲用不適とされた井戸水をそのまま園児らに飲ませていれば、
被害が出ることが十分予見できた」にもかかわらず井戸水をそのまま使用しつづけたとして、
園長に対し、業務上過失致死罪で有罪判決を言い渡しています。

47 :
浦和市の「しらさぎ幼稚園」で1990年10月に園内の井戸水を飲んだ園児2人が
O157に感染して死亡した事件で業務上過失致死罪に問われた当時の園長で現在理事長の
厚沢春男(69)に対し、浦和地裁が禁固2年執行猶予4年の判決を言い渡す。

48 :

とりわけ、子どもを失った母親の悲嘆は、あまりに深く、痛ましいものです。
愛する我が子を失った悲しみの凄まじさは、常人の想像を絶するものがあります。
何年も、涙を流し続ける人もいます。
悲しみの果てなどないかのように、来る日も、来る日も、子どもの名前を呼びながら泣き続けるのです。
体調を崩して、病気になったり、食欲を失って痩せ細ってしまったりする人もいます。
体重が10キロ減った、20キロ減ったという話を聞くこともあります。
文字どおり我が身を削るような苦しみなのでしょう。
また、心のバランスを崩し、うつ状態に陥って寝込んでしまうこともあります。
すべての希望を失って、死ぬことばかりを夢見ている人もいます。
その子のいない、この世に生きていることが、もはや苦痛としか感じられないといいます。
息をすることさえ、苦しいと。
ある日を境に、人生というものが悪夢に変わってしまったのです。
大地がガラガラと崩れ、光の射さない世界に閉ざされてしまったのです。

49 :
痛い

50 :
>>48痛々しい

51 :
O157などの病原性大腸菌について
http://www.pref.saitama.lg.jp/page/factor-ecoli.html
【感染経路】
通常、家畜や感染者の糞便に汚染された食品や水が感染源となり、これらを飲食することによって、
経口感染する。
しかし日本においては、集団発生事例、散発事例とも感染経路が明らかになったものはなく、
さいたま市(旧浦和市)のしらさぎ幼稚園集団下痢症事件(1990年)についても、
汚染された井戸水が原因であることは究明できたが、
井戸水が腸管出血性(病原性)大腸菌O157にどうして汚染されたかは未解決である。
アメリカで1982年に集団発生した事例では、
原因食品がハンバーガー、さらに使用した生肉から、
腸管出血性(病原性)大腸菌O157が検出され、感染源が特定されている。
外国では、原因食品が牛肉や牛等の事例が多く、人から人の感染例もある。

52 :
>>48
今は真面目にやってんだから恨むなよ!

53 :
>>47
執行猶予とは
 懲役2年執行猶予3年。なんて、よく新聞などに載っていますよね。
執行猶予(刑法25条)がつくと何かトク!というイメージがありますが、
執行猶予ってどういう扱いを受けることなのかご存知ですか。
 「執行が猶予されて3年先になるっていうことじゃないの? それで、
その後、懲役2年ということで、刑務所に入るんでしょ?」などと思っている方はおられませんか。
 例えば、懲役2年の場合、実刑判決ということで、すぐ刑務所へ、ということになります。
 ところが、懲役2年執行猶予3年ということになると、ただ単に3年間執行が猶予されるだけでなく、
この間に他の刑事事件を起こさずにすめば、
そもそも懲役2年という刑の言渡し自体がなかったことになるのです。
 つまり、平穏無事に暮らしていれば、全く何のおとがめも受けずに済むというわけ。

54 :
学生時代の友人が子供を小学お受験させて「ママ友はみんな手の内なんて見せないわよ。腹の探り合いだよ」と言っっています。
一方、保育園に通わせている会社員の友人は「みん忙しいから、そんなドロドロしている暇もなくさっぱりしたお付き合いだよ〜」と言っていました。


55 :
学校法人 桜美林学園
桜美林幼稚園
所 在 地 〒336-0917
さいたま市緑区芝原3-24-5
電  話 (048)873-4845 F A X (048)873-4846
理 事 長 立石 勇 園  長 川村 典子
昭和55年4月開園。
さいたま市東部に位置し、自然が残された武蔵野の閑静な住宅地区内にあります。
知・情・体の三位一体の総合教育の中でバランスのとれたお子様を育てる事に
力を入れております。
知の面では、脳の発達段階を尊重し、発達に合ったいろいろな経験を通して
脳を刺激する教育法をとり入れています。
情の面では、神様から与えられた命の大切さ、人を愛する心と共に総てに
感謝する心を手話教育を取り入れ、思いやり、善悪の判断が正しくできる
お子様を育てます。
体の面では、雨.雪の日以外は毎朝、園庭での体育ロ−テ−ション.マラソンを通して、
体力が自然につき元気一杯のお子様の笑顔で溢れ一日の流れの中で一斉保育と
オベイユ(自発的)教育がほどよくマッチした保育で、お子様方もメリハリのある
自主と規律を身につける様にカリキュラムが組まれていますのでオベイユ教育の日は、
お子様の自発性を尊重し、自分で考え発想しながら、のびのびと好きな遊びを1日中
満喫しています。

56 :
>>55
優秀?

57 :
清水安三が作った幼稚園であり、彼が初代の園長である。
キリスト教を取り入れ、英語教育と体育に力を入れ、園庭で
園児が遊ぶ時にはわらじを履くのが特徴である。

また、「ありがとう」、「ごめんなさい」が素直に言える
子どもを目標としている。

桜美林学園の幼稚園なので、運動会等行事によっては学園の
施設を使う事がある。

埼玉県さいたま市にも桜美林幼稚園(おべりんようちえん)があるが、
町田市の桜美林幼稚園とは関係無い。

58 :
桜美林幼稚園、明の星幼稚園について
年少での入園を考えている男児の母です。
緑区なので、近所にこの二つの幼稚園があり検討中なのですが、
桜美林幼稚園に通園している方からの情報がなく、悩んでいます。
11月の申し込みまであとわずか。
桜美林を見学したときは、そのカリキュラムの多さにびっくりし、
子どもがついていけるか心配になりました。
情報をおもちのかた、何でも結構ですので教えて頂けたらうれしいです。


59 :
しらかば幼稚園 さいたま市見沼区
集団生活の中で遊びやいろいろな活動を通じて、
子ども一人ひとりの個性と想像力を引き出し、
感性にあふれ、健康で心身ともに調和のとれた発達が図れるよう、
幼稚園と保護者と地域の方々と共に連携をとり、日々見守っております。
幼児期は、健康な身体の基礎ができあがる重要な時期です。
子どもが身体を動かすことの楽しさや喜びを知ることで心身の発達が図れます。
そのため、体操専門教師による正課体操保育を週1回とり入れています。
英語は、異文化コミュニケーションの道具として、これからの日本社会に必要不可欠の道具です。
英語には、日本語にない独特の発音があります。それが聞き分けられると話すことが
できます。
人間は、自分の聞こえた音しか発音できないので、正しい発音ならば、意思の疎通が
できます。
そのため、外国人教師による正課英語保育を週1回とり入れています。

60 :
O111とO157と・岡山大学インド感染症共同研究センター 竹田美文 (2011.05.18)
 
用語の混乱:病原性大腸菌とは
   そもそも大腸菌は、健康なヒトの大腸の正常細菌叢を構成する細菌の一種である。
しかし、ある種の大腸菌が幼児の下痢の原因になることは、1920年代から報告がある。
1940年代半ばに、主としてイギリスの児院において大腸菌による集団下痢が相次いで報告され、
下痢原因菌としての大腸菌の重要性が注目を集めるようになった。その頃、
デンマークのKauffmannがサルモネラ属菌と大腸菌の血清型の研究成果を発表した。
その結果、イギリスで幼児の下痢の原因になった大腸菌は、
Kauffmannの提唱した血清型でO55とO111に属することが明らかになり、
やがてこの一群の大腸菌にenteropathogenic E. coli(EPEC)という名称が付された。
そして「病原性大腸菌」が和名となった。
 病原性大腸菌の一部をenteroinvasive E. coli (EIEC) として独立させたのは、
わが国の国立予防衛生研究所(現国立感染症研究所)の坂崎利一博士である。
「細胞侵入性大腸菌」という和名を当て、病原性大腸菌の中に、
病原性大腸菌と細胞侵入性大腸菌の2種類があるという整理をした。この時点までは、
用語の大きい混乱があったとは思わない。


61 :

 ところが、1970年代になってenterotoxigenic E. coli (ETEC、毒素原性大腸菌)が、
旅行者下痢症の原因菌として大きく注目されるようになって、
わが国でも盛んに研究が始まった。この時点で、毒素原性大腸菌を、
細胞侵入性大腸菌と共に、病原性大腸菌とは全く異なる下痢を起こす大腸菌と整理をしておけば、
その後の用語の混乱が現在まで続くことはなかったであろう。しかしわが国では、行政用語として、
毒素原性大腸菌を「病原性大腸菌」の範疇に入れ、「病原性大腸菌」の中に病原性大腸菌、
細胞侵入性大腸菌、毒素原性大腸菌の3種類がある、とした。
しかも「病原性大腸菌」の中の病原性大腸菌は紛らわしいので(当然である)、
「広い意味の病原性大腸菌」と「狭い意味の病原性大腸菌」という表現が使われるようになった。
さらに後年「狭い意味の病原性大腸菌」に「腸管病原性大腸菌」という和名が当てられるようになった。


62 :

 その後、enterohemorrhagic E. coli (EHEC、腸管出血性大腸菌) が発見され、
またenteroaggregative E. coli (EaggEC、腸管凝集性大腸菌)が別種の下痢の原因と同定されても、
同じように「広い意味の病原性大腸菌」の枠の中に分類してしまった。
 要約すると、わが国では、下痢の原因となる5種類の大腸菌、すなわち腸管病原性大腸菌、
細胞侵入性大腸菌、毒素原性大腸菌、腸管出血性大腸菌、腸管凝集性大腸菌の5種類はすべて
「病原性大腸菌」の中の亜種であるかのごとき扱いになっている。欧米では行われていないわが国独特の分類法である。

 5種類それぞれの大腸菌が下痢を起こすメカニズムが異なり、病原性という観点からは独立した
別々の種類の大腸菌であることを考えると奇妙なことである。5種類をまとめた大腸菌の呼び名が必要ならば、
「下痢原性大腸菌」としましょうと、長年私どもは主張しているが、厚生労働省の行政用語が5種類をまとめて
「病原性大腸菌」と呼ぶことになっているので、厚生労働省傘下の衛生研究所等の現場の人たちは、従わざるを得ない。
 「病原性大腸菌O157」とか「病原性大腸菌O111」とかの呼び名が汎用されているのは以上のような背景からであるが、
これらの呼称は腸管出血性大腸菌の名称を正しく表しているわけではない。まして「O157」とか「O111」
という呼び名は腸管出血性大腸菌の代名詞ではない。

 以上建前を長々と述べたものの、この解説のタイトルも矛盾を承知で敢えて「O111とO157と」とした。
そうする方が、読者に腸管出血性大腸菌の解説であると、手っ取り早く分かってもらえると考えたからである。


63 :

腸管出血性大腸菌の発見

 腸管出血性大腸菌は、1982年に米国で発見された。1982年2月から3月にかけて、
オレゴン州の有名ファミリーレストランでハンバーガーが原因の食中毒が起こり、
患者の下痢便からE. coli O157:H7が分離された。しかしこの時の患者の主症状が「鮮血の下血」で、
それ以前の食中毒で観察されたことのなかった症状であることから、果たして細菌性食中毒かどうか疑いが持たれた。

 ところが同じ年の5月から6月にかけて、オレゴン州の事件の原因となったファミリーレストランと
同じチェーンのミシガン州の店で、ハンバーガーが原因で食中毒が起こった。そして患者下痢便だけでなく、
ハンバーガーの材料に使ったひき肉からもE. coli O157:H7が分離された。そして、
新しい下痢原因大腸菌 enterohemorrhagic E. coli(腸管出血性大腸菌)としてNew England J. Medicine に報告された。

 発見後間もなく、腸管出血性大腸菌がVero細胞に毒性を示すVero毒素を産生することをカナダの研究者が発見し、
Vero毒素が腸管出血性大腸菌の病原因子であると提案した。しかも、トロントの小児病院のKarmaliは、
それまで原因不明であった小児の溶血性尿毒素症症候群(Hemolytic Uremic Syndrome, HUS)の原因が、
腸管出血性大腸菌が産生するVero毒素であると発表し、特に注目を浴びた。


64 :

Vero毒素(志賀毒素)

 明治30年(1887年)の細菌学雑誌(現在の日本細菌学会雑誌)に掲載された志賀潔の赤痢菌発見論文には、
赤痢菌が産生する毒素の記載がある。現在の志賀毒素は、既に赤痢菌発見の際に発見されていたことになる。

 ある種の大腸菌が、赤痢菌の産生する志賀毒素と免疫学的に交差をする毒素を産生するということを最初に報告したのは、
米国の女性科学者Alison O'Brienで、1980年代の初頭である。そしてこの毒素を
Shiga-like toxin(SLT, 志賀毒素様毒素)と呼んだ。いっぽうカナダのKonowalchukは、O'Brienより早く、
1977年に、ある種の大腸菌がVero細胞に毒性のある毒素を産生することを報告し、Vero toxin (VT, Vero毒素)と名付けた。

まもなくSLTとVTが同じ毒素であることが分かり、またShiga-like toxinという呼び名をShiga toxinとすることに
研究者達が合意した。しかし今もなお、カナダを始めかつての大英帝国圏の研究者はVero毒素と言う呼び名を捨てていない。
そのため、同じ毒素を志賀毒素とVero毒素という2種類の名前で呼んでいる。

 わが国の研究者は志賀毒素と呼ぶことが多いがVero毒素という呼び名を使う研究者も少なくない。
私自身は、発見のpriorityがVero毒素にあるのでVero毒素と呼んでいる。
かつて米国の志賀毒素派の友人に"日本人なのだからShiga toxinと呼べ"とからかわれたことがある。


65 :

腸管出血性大腸菌の定義

 腸管出血性大腸菌とはVero毒素=志賀毒素を産生する大腸菌のことである。
Vero毒素(志賀毒素)を産生しない大腸菌は腸管出血性大腸菌ではない。

 腸管出血性大腸菌の血清型はO157とO111に限定されているわけではない。
わが国では他にO26の分離頻度が多い。分離頻度が低い腸管出血性大腸菌の血清型を列挙すると、
O1, O2, O18, O103, O114, O115, O118, O119, O121, O128, O143, O145, O165など数多い。
諸外国の分離例を含めると、血清型の数は40~50種類、あるいはそれ以上になるであろう。
ちなみに現在、大腸菌の血清型は180種類余り確認されている。血清型は疫学マーカーとして極めて重要であるが、
繰り返しになるが、腸管出血性大腸菌の正式代名詞にはならない。なお疫学マーカーとしては、
O抗原とともにH抗原も利用されている。


66 :

菌の呼び名

 細菌の学名は、国際的な命名規約があり、リンネの二名法に従って属名と種名で呼ぶことになっている。
記載方法も属名は大文字で始まるが、種名は小文字で始まり、すべてイタリック体と決まっている。
ところが通俗名については国際的にも国内的にも決まりがない。enterohemorrhagic E. coli(和名:腸管出血性大腸菌)
という呼称は、1982年の発見時に提案されているが、いっぽうにおいて、上述の毒素の呼び名に2種類あることと対応して、
国際的には主として米国の研究者はShiga toxin producing E. coli(和名:志賀毒素産生性大腸菌)、
カナダやオーストラリア等の旧大英帝国圏の研究者はVero toxin producing E. coli(Vero毒素産生性大腸菌)と呼んでいて、
お互いに譲らない。3-4年に1回開かれる国際学会の正式名までが "International Symposium and Workshop on Verocytotoxin
(Shiga-like Toxin)-Producing Escherichia coli (VTEC) Infections"と、何ともややこしい。

 わが国ではenterohemorrhagic E. coli(腸管出血性大腸菌)という呼称が定着しているが、Shiga toxin producing E. coli
(志賀毒素産生性大腸菌)と呼ぶ研究者も少なくない。


67 :

 
2種類のVero毒素

 Vero毒素にはVT1とVT2の2種類がある。上述のKonowalchukとO'Brienが報告したのはVT1である。
VT1は一次構造が志賀毒素と同一である。VT2は、VT1との一次構造のホモロジーは約60%で、
免疫交差反応は殆どない。なおVT2には、アミノ酸残基が1~数個異なる変異毒素が数種類報告されている。

 腸管出血性大腸菌には、VT1のみを持つ菌、VT2のみを持つ菌、VT1とVT2の両方を持つ菌がある。
ヒトに対してはVT2の毒性がVT1より強いことから、VT2を産生する菌の感染の場合の臨床症状がより激しい。

 余談になるが、志賀毒素とVT1との一次構造が同一であるという研究には、少々込み入ったいきさつがある。
当時私たちは、VT1の一次構造解析を、大阪大学蛋白質研究所の下西康嗣教授(現大阪大学名誉教授)にお願いして、
アミノ酸配列を決める方法で挑戦した。ほぼ全配列が決まった頃、米国の研究者が塩基配列の解析結果から一次構造を発表した。
私たちの結果とアミノ酸が一残基異なっていて、結論も志賀毒素と一残基異なるとなっていた。下西教授は、
当時の最新鋭の一次構造解析用の質量分析装置で再度解析し、志賀毒素とVT1が同一の一次構造であることを確認した。
しかし、発表した論文は現在も無視され続けられている。件の米国の研究者は、後に論文の訂正を発表し、
VT1と志賀毒素が同一の一次構造であることを認めた。しかしながら、その後に発表された殆どのReviewは、
訂正論文には気がつかないのか、一残基異なるという論文を引用しているため、
残念ながら一残基異なるという間違った説が現在の定説になっている。


68 :

 VT2の発見も、私たちはpriority争いに負けた。余談を続ける。私たちがVT2の存在に気がついたのは、
私が1983年初めに阪大微研から東大医科研に移って間もなくの頃だった。
まだ日本で腸管出血性大腸菌を研究対象とする研究者が殆どいない当時,
研究室の立ち上げに新しい研究テーマとして取り組むことにした。当時米国では、
次々と腸管出血性大腸菌感染症の患者が発生しているとの情報があったので、日本でも患者が発生するに違いないと思い、
大阪府立公衆衛生研究所(当時)の塚本定三博士に、抗O157血清と抗H7血清を調整してもらい、
在京の病院勤務の検査技師に配布して分離を試みるようお願いした。間もなく、感染症病棟のあるB病院に
「鮮血の下血」を主症状として緊急入院した患者から、佐久一枝さんがE. coli O157:H7を分離した。
早速分離菌がVero毒素を産生することを確認したものの、Vero毒素活性が志賀毒素の抗体で全く中和されないことがわかった。
新しいVero毒素(VT2)の存在を示す成績であった。

 順調にVT2の精製が進んでいた頃、ビルマ(現ミャンマー)のラングーン(現ヤンゴン)でWHOが主催する腸管感染症の
シンポジュームがあった。精製が進行中のVT2について発表した。その席に居た英国の腸管感染症研究の大御所B.
Roweが腸管出血性大腸菌の研究をしていたことを知らなかった。迂闊だった。シンポジュームの数ヶ月後、
わずか数百語のVT2発見を報じるRoweの論文がLancetのLetter欄に掲載された。このRoweの論文がVT2の発見論文となっている。


69 :

Vero毒素の作用機序

 Vero毒素は、分子量約30,000のAサブユニット1分子と分子量約7,000のBサブユニット5分子から構成されている。
Aサブユニットは、RNA N-glycosidase活性により動物細胞の蛋白合成を阻害する働きがあり、Bサブユニットは、
細胞のレセプターであるグロボトリオシルセラミドへの結合を担っている。

 かねてから、志賀毒素の作用機序と植物毒素Ricin(ヒマの種子から抽出した蛋白性の猛毒)の
作用機序が類似していることが分かっていた。1987年に山梨医科大学の遠藤弥重太博士(現愛媛大学名誉教授)が、
Ricinの作用機序がRNA N-glycosidaseであると発表したのを知って、志賀毒素、
VT1およびVT2の作用機序の研究を遠藤博士と五十嵐一衛博士(現千葉大学名誉教授)にお願いした。
   その結果、志賀毒素も2種のVero毒素も作用機序がRicinと同じで、毒素のAサブユニットにRNA N-glycosidase活性があり、
しかもその作用は極めて特異的であることがわかった。すなわち、動物細胞リボソームの60S亜粒子由来の28SリボソーマルRNAを基質とし、
5'末端から4,324番目のアデノシンにのみ作用し、グリコシド結合を加水分解する。その結果、aminoacyl-tRNAがリボソームに結合出来なくなり、
ひいては蛋白合成が阻害されることがわかった。

 こうした分子レベルの作用機序が、臨床症状、例えば鮮血の下血などにどのように結びつくのかは、現在も十分にはわかっていない。


70 :

腸管出血性大腸菌はどこから来るのか

 腸管出血性大腸菌は牛の腸管内に生息していて、牛には病原性を示さない。
牛以外にも羊などの反芻動物の腸管内にも生息しているが、わが国の腸管出血性大腸菌感染症の感染源はほとんどが牛と考えて良い。

 わが国の牛の汚染調査の成績も報告されていて、例えば、2004年7月から2006年4月までの間、
7府県の屠場に搬入された牛1,025頭のO157汚染率は14.4%であった、またO26についても1.5%という報告がある。

 そもそもわが国には、腸管出血性大腸菌が土着していたとは思われない。かつて京大在籍中の1990年前後、
滋賀県の複数の小規模牧畜農家の牛の腸管出血性大腸菌の汚染状況を調べたことがある。
牧場によって汚染率が100%か0%と歴然としていた。ある時、1ヶ月前までは0%であった牧場の牛すべてが
(10数頭)が全部陽性に転じたので、牧場主の聞き取り調査をしたところ、この間に米国からの輸入種牡牛を入れたということだった。

 市販牛肉のO157汚染調査も発表されている。2006年の堺市の大流行がまだ終息していない8月、
福岡市で市販の牛肉を調べた成績によると、62検体中4検体(6.5%)がO157に汚染されていた。

 牛肉の輸入自由化は1991年4月である。安価な牛肉が食卓に上るようになったことと、
腸管出血性大腸菌感染症が増えたことが関連していないだろうか。調べる手だてはないが、
私は少なくとも1990年代初期の腸管出血性大腸菌感染症との関連性はあったと疑っている。


71 :

 しかしながら、その後の事情は全く異なっているという証拠がある。
すなわちわが国の国産牛肉の汚染が広がっているとの証拠がある。
BSEが大きい問題となって米国産牛肉が全面輸入禁止になったのは、2003年である。
2004年2月には在庫が全く無くなったという。私たちはわが国の腸管出血性大腸菌感染症患者が減ると信じた。
初期のように、米国からの輸入肉の腸管出血性大腸菌による汚染が、わが国の腸管出血性大腸菌感染症患者発生の
原因であるとするならば、当然である。部分的輸入再開が2006年9月であるから、少なくとも2004年と
2005年の患者数は減少する筈である。しかし、わが国の腸管出血性大腸菌患者数を年次毎に示した統計(表1)によると、
私たちの期待は裏切られた。2004年と2005年に患者数減少は認められない。国産牛肉が原因としか考えられない。


72 :

わが国の過去の腸管出血性大腸菌食中毒事例

 わが国の腸管出血性大腸菌食中毒の最初の事例は、1986年に松山市の児院で起こった事例で、
1名の犠牲者が出た。VT1産生性のO111が原因菌として分離された。この事例は報道でも取り上がられることなく、
私たちの感染症学会等での発表も余り大きく注目されなかった。

 その後、症例数は多くはなかったが、散発例の報告があり、死亡例もあった。大きく注目を集めたのは、
1990年に発生した浦和市のしらさぎ幼稚園でのO157が原因の集団事例である。園児が2名、
発生早々に死亡したこともあって、マスコミの報道が過熱した。しかも原因が園内の井戸水と結論され、
厚生省(現厚生労働省)が全国の井戸水調査をするという事態にまでなった。この時点で、
腸管出血性大腸菌感染症の感染源は「牛」ということがLancetの総説にも報告されていたので、
「井戸水が腸管出血性大腸菌で何故汚染されたかを追求することが必要であって、全国の井戸水調査などは極めてナンセンス」と
担当者に強く抗議をしたことだった。当時京大在籍中で、後に厚生省直轄研究所の幹部職員になることなど予想もしていなかったので、
かなり激しくやり合った。しかし井戸水調査を止めることも、原因調査をさらに徹底することも出来なかった。私の推定は、
園児の一人が生肉を食べて感染し、幼稚園のトイレで下痢をし、トイレが汲取式であったため、近くの井戸に、何らかの理由で、
例えば雨が降ってトイレが溢れたためO157を含む汚水が流れ込んだ、というものだった。


73 :

 1996年の堺市の学校給食が原因のO157集団食中毒は、患者数が1万人を超え、死者が13人に達するわが国のみならず、
世界でも前例のない大規模な食中毒事件であった。原因食材は"カイワレ大根"であることが疫学的研究調査で証明されたが、
「菌が分離されていない」という理由で一般社会では認められなかった。そればかりか、後にカイワレ業者に訴えられた厚生省は、
最高所においても敗訴した。私は、学問が司法に屈した歴史的出来事であったと、今でも思っている。

 堺の事例の原因がカイワレ大根であることが、ひょんなことから、翌年の春実証された。1997年の3月、
名古屋から東海地方へかけて、カイワレ大根を原因食材とするO157食中毒の広域流行があり死者も出た。
各地の分離株が同一クローンであることを実証するため、国立小児病院小児医療研究センター(当時)の
感染症部(部長・竹田多恵)が分離菌のPFGEを調べた。コントロールの菌株に研究室に保存していた前年の堺の流行株を選んだ。
結果が出て驚いた。堺の流行株のPFGEパターンが、東海地方で流行中の菌株のPFGEパターンと全く同一であった。
 堺のカイワレ大根栽培業者と東海地方の流行株を栽培した業者が仕入れた種子の出所が同一であることが分かり、
しかも種子が残っていた。早速種子からO157を分離することを試みたが成功しなかった。しかし、
PCRでO157特異遺伝子とVero毒素特異遺伝子の増幅には成功した。種子にVero毒素産生性の腸管出血性大腸菌O157が
混在していたことを強く示唆する成績だった。

 このカイワレ大根の種子は、米国のオレゴン州から輸入したものであった。おそらく種子を採取するための栽培の過程で、
何らかの原因で、例えば牛糞を肥料に使うなどによって、O157が種子を汚染したものと推定できる。


74 :

腸管出血性大腸菌感染症の原因食材は生肉ないしは加熱不十分の牛肉である

 しらさぎ幼稚園の事件にしても、堺の事件にしても、O157は牛由来であることを証明出来ず、
当時すでに米国では学会の常識になっていたことを、
広く消費者に知らせることが出来なかったことを、今でも後悔する。

 しかしその後、生肉ないしは加熱不十分の牛肉を原因食とする腸管出血性大腸菌感染症は集団事例も散発事例も毎年のように起こっている。
例えば平成13年(2001年)春、千葉県を中心にして発生した有名メーカー製造のローストビーフを原因とするO157食中毒は、
患者が1都6県にまたがって200名以上に及び、報道もかなり大掛かりであった。しかもこの事件の場合、ローストビーフに使った輸入肉からO157が検出された。

 2010年の東京都の感染症動向調査によると、腸管出血性大腸菌感染症患者175人のうち、原因食材が分かった84人中、
生レバー、ユッケ、半生肉などの牛肉であるのが63人(75%)であった。

 2009年10月13日のネット上で非常に参考になる記事を見つけた。タイトルは「ハンバーガーの是非めぐり激論、
大腸菌で死亡や後遺症も」とあり、CNNの有名な番組「ラリー・キング・ライブ」で、ハンバーガーや食肉消費をめぐり、
専門家が激論を交わした記事である。1982年に起きた大手ファストフードチェーンの集団食中毒(筆者註:
腸管出血性大腸菌が発見された食中毒事件)のに携わったビル・マーラー氏は「自分はハンバーガーを食べないし、
3人の娘にも食べさせない」と断言し「大腸菌による食中毒は、牛を解体する過程で腸が裂けたり汚物が付いたりして
腸内の大腸菌が肉の表面に付着し、ハンバーグのようなひき肉の場合は内部まで菌が入り込んでしまうことから発生する」と
解説している。これに対して、米食肉協会のパトリック・ボイル会長の反論は「米国で日々消費されている
何十億食の圧倒的多数は安全。大腸菌による死亡や健康被害は過去10年で60%減少し、事態は改善されている」

 おそらくは世界中でファンの多いCNNの有名番組が、腸管出血性大腸菌感染症の原因は「牛肉」であることを
前提にした議論をしていることが、私には印象深い。食肉協会会長の反論も反論になっていないのも興味深い。

75 :

感染菌量

 腸管出血性大腸菌の感染菌量は極めて少なく、10個とも数十個ともいわれている。
コレラ菌や腸炎ビブリオ等が100万個とも1000万個ともいわれているのに比べると、
著明な差である。ビブリオ属菌は酸に弱く、感染した菌が胃酸でほとんど死ぬが、
腸管出血性大腸菌は耐酸性遺伝子の存在が確認されていて、胃酸に抵抗するため感染菌量が少ないと説明されている。

臨床症状

 潜伏期は比較的長く、通常3~5日であるが、1週間以上の場合も珍しくない。
初期の症状は水溶性の下痢と軽度の発熱であるが、やがて激しい腹痛、頻回の血便を訴える。
鮮血の下血状態になると出血性大腸炎と診断される。

 重症患者の約10%は数日から1~2週間後に溶血性尿毒症症候群(HUS)を発症する。
HUSは溶血性貧血、血小板減少、急性腎不全を3主徴とし、確立された治療法がない。
1~5%はさらに重篤になると脳症を伴って死亡する。

 米国の症例の解析によると、腸管出血性大腸菌感染症患者の1%は死亡するという報告がある。
表1に示したように、わが国の年間の患者数は、毎年3,000~4,500人に及んでいる。
毎年30~45人の死亡者が出ているものと推定できる。


76 :

診断法

 腸管出血性大腸菌感染症と診断するには、患者の下痢便から大腸菌を分離し、
分離した大腸菌がVero毒素を産生することを免疫学的方法で調べるか、
分離菌がVero毒素遺伝子を持っていることをPCRなどによって検査し、確認することが必要である。
分離菌の血清型の同定のみでは確定診断にならない。

 問題はHUSを発症した時点では、便中に腸管出血性大腸菌は排泄されていないことである。
Vero毒素あるいはO157抗原に対する血中抗体を検査することで診断が出来るが、試薬の入手が容易でなく術式も煩雑なため、
検査が行われないことが多い。そのため、HUS患者を腸管出血性大腸菌感染が原因であると診断されない傾向がある。

治療法

 治療に関しては、平成9年(1997年)8月に「腸管出血性大腸菌感染症の診断治療に関する研究班
(班長:竹田美文国立国際医療センター研究所長)」がまとめた「一次、
二次医療機関のための腸管出血性大腸菌(O157等)感染症治療の手引き(改訂版)」が、
今でも利用されている筈である。

 要点は、抗菌薬使用が基本であるという点と、スコポラミン系(ブスコパン等)
鎮痛薬は腸管運動を抑制して菌ないしは産生された毒素の排出が遅れるので避ける、
の二点である。

 抗菌剤の投与は経口投与を原則として、小児ではホスホマイシン、ノルフロキサシン、カナマイシン、
成人ではニューキノロン、ホスホマイシンを奨めている。なおST合剤はHUSを悪化させると報告されているので奨められない。
 抗菌剤の使用については、上記手引きの勧奨に対して種々のコメントが発表されている。例えば、
抗菌剤の使用は発症3日以内にする、抗菌剤が腸管内の菌を破壊しVero毒素を腸管内に放出せしめ症状を悪化させるから使用は好ましくない、
等である。


77 :

予防法

 食中毒の予防の原則は、「付けない、増やさない、す」である。食材に食中毒原因菌(腸管感染症菌)を付着させない、
付着しても増やさない工夫をする、そして付着し増殖してもす、という3原則である。しかし、食中毒の種類によっては、
この3原則が通用しない場合がある。今回のユッケ食中毒の場合がそれに当てはまる。屠場で腸管出血性大腸菌が付着した肉が流通した場合、
流通過程では低温保存が原則であろうから付着した菌が大幅に増えることは無いと考えられる。とすると「す」以外に予防法は無い。
しかし、消費者が「生で食べる」という「食習慣」ないしは「好み」を優先する限り、予防は不可能である。とりわけ、
腸管出血性大腸菌の場合、上述の感染菌量が極端に少ないことを考えると、「生で食べる」ことの危険性は明白である。

 私は、食中毒予防の原則に、「付けない、増やさない、す」に加えて「食べない」を加えることを提案する。

78 :
食中毒で業務上過失致死で罰せられたのは、お隣の「しらさぎ幼稚園」ですので
私ども「しらかば幼稚園」とは関わりがありませんのであしからず。

79 :

しらさぎ幼稚園集団食中毒事件とは

 九〇年十月、「しらさぎ幼稚園」の園児や父母らに下痢症状を訴える人が多発。
埼玉県の調査で、同園のトイレの汚水タンクの継ぎ目部分の亀裂からO157など
の病原性大腸菌を含んだ汚水が漏れ出して約五メートル離れた井戸水に混入し、
感染したことが判明した。

1996年9月9日(月) 全国 夕刊 01頁(夕一面) 01段 121文字

80 :

 食中毒事故は、当該者だけでなく地域の事業者の信頼をも失墜させてしまいます。
したがって、事故を起こされた方のしっかりとした事故対応により、
失った信頼を取り戻すことがなにより大切です。

81 :
>>79

82 :
すれ違いで、気分を害させてしまった。すみません。
橋下は、韓国、アメリカ、中国に日本人の生活を売り渡す売国奴です。
「橋下 正体」
で検索してみましょう!
橋下の正体がわかったら口コミで拡散をお願いします。
行動するのは、私たち日本人の生活のためです。
あと、主にテレビは橋下側です。テレビにはだまされないようにしてください。

83 :

春はの季節。気の合うママ友できるかな?
最初はいいイメージで使われていた「ママ友」という言葉。
ママ友関係のこじれがきっかけといわれる人事件や、ママ友をテーマにした怖いドラマの影響などで、
今ではすっかりネガティブなイメージが定着してしまいました。
「ママ友」といえば、「大変」「怖そう」といったイメージを持つママも多いことでしょう。
でも、本来、ママ友は子どもの成長を共に喜びあい、困った時には互いに助けあえる存在であるはず。
まずは、あなたの心から「ママ友」という言葉へのネガティブなイメージを取り払ってみることからはじめてみてはいかがでしょうか?
そこからきっといい「ママ友」つながりができるはずですよ。
「ママ友」になれるきっかけを逃さないで
最初にママ友になれる可能性が高いのは、幼稚園でも保育園でも、進入園のごあいさつの時、隣同士になったママ。
あとは、送り迎えの時間が一緒になるママです。気になるママがいたら、とりあえず挨拶してみましょう。
「挨拶」なんて簡単だし、当たり前のことのようですが、「こんにちは!」のあとに、
ちょっとだけ自分の言葉を付け加えるだけでも、相手に与えるイメージが違うものです。
最初はあたりさわりのない「お天気」の話題だっていいんです。
「こんにちは! なんだかもうすっかり夏みたいですね」と声をかければきっと、「本当ですね。
うちの子どもたちも外で遊ぶのが楽しいみたいですね」というような答えがかえってくるはずです。
たとえばそこから「この近所の公園では、どこがいいですか?」といった質問につなげていくこともできるでしょう。
話のキャッチボールを続けるには、こちらから問いかけることが肝心です。
「迷惑がられるのでは?」と心配するかもしれませんが、そこは「空気」で判断。
相手も「ママ友」がほしいと思っていれば、決して迷惑がられることはないと思います。
いいママ友が欲しかったら、自分から積極的に関わらなければ。
周囲がお膳立てをしてくれることはありません。
そんな小さな働きかけから少しずつ、子どものことを間に挟んで良い関係が始められたらいいですね。
それぞれの子どもたちの個性を受け入れて、困った時にはお互いに子どもを互いに預けあえるような間柄に。

84 :
最近つくづく思うのは、子どもを通したママ友は友達未満ということです。
子供同士が友達だからって、ママ同士まで無理して仲良くすることなんかないですよね。
私は職場の人や子供を介さない友達に悩みは相談しています。
その方がアドバイスが適切だし、信頼できるから。
ママ友同士は相談しているうちに、いろんな人の悪口になりやすいから、
本当は相手への不満んですから、適当な距離で仲良くしています。

85 :
しらさぎ幼稚園食中毒被害者の皆さんの気持ちを封じ込めずに
子供に対しての罪悪感に悩まされず
語り合うことにより前向きに歩いて行きましょう。

86 :
病原性大腸菌感染後遺症で、医療機関・幼稚園・保健所を
病原性大腸菌の中に、ヴェロ毒素を産生するものがあり、それによって、溶血性尿毒症性症候群(HUS)という合併症を引き起こすことがある。
血小板減少による出血傾向、貧血、腎不全等が生じる重篤な合併症である。食物を介して感染することが多いが、残念ながら、
夏場には時々見られる感染症である。感染そのものは1,2週間で自然治癒傾向が高いが、HUSを生じると、死亡率は、数%に上る。
病原性大腸菌の一つO157の感染を起こし、不幸にも後遺症を残したお子さんのご家族が、「県や医療法人、学校法人」を相手取り、
1億円近い損害賠償請求の民事をした、という報道だ。「医師の誤診と不適切な措置」によりが、その後遺症の原因で、
さらに感染を防ぐ対策を、幼稚園や保健所が取らなかったという原告の主張のようだ。
この報道では、どのような経過でどのような後遺症が生じたのか、全く分からない。そもそも、重症化し、
致死性の経過をとりうる疾患にかかわる医療を、このように適切な情報を欠くまま、報道するマスコミの姿勢には、大きな疑問を感じる。
医療法人だけでなく、地方行政機関、学校法人がされた、このケースのの経過を、医学的にも理解しうるように報道してもらいたい。

87 :

以下、毎日新聞より引用〜〜〜
静岡・裾野の男児、O157で後遺症 「措置不適切」 県など相手に損賠
09/06/10
記事:毎日新聞社
提供:毎日新聞社
損賠:裾野の男児、O157で後遺症 「措置不適切」 県など相手に /静岡
 ◇9575万円
 裾野市内で06年、当時3歳の男児が腸管出血性大腸菌(O157)の感染で後遺症が残ったのは適切な措置が取られなかったためだとして、
この男児と両親が、県や医療法人、学校法人を相手取り、計約9575万円の損害賠償を求める訴えを地裁沼津支部に起こしたことが9日、わかった。
 訴状によると、男児は06年6月、O157に感染。診察を受けた病院の担当医の誤診と不適切な投薬で、
症状が重くなり後遺症が残ったと指摘。通園していた幼稚園についても健康に配慮すべき注意義務に違反したとしたほか、
県東部保健所も感染症の拡大を予防すべき法的義務に違反したとしている。
 県医療健康局疾病対策室は「訴状は受け取ったが、対応は協議中だ」とコメントした。【田口雅士】

88 :
>>86
しらさぎ幼稚園(さいたま市緑区)民事の中身についても
マスメディアは報道していない。

89 :

浦和市のしらさぎ幼稚園児の4歳が死亡、前日死亡した園児から、
病原出血性大腸菌O157が検出 10/18
浦和市の幼稚園で集団下痢。園児2人のO157型病原性大腸菌での死亡が判明 10/19

90 :
>>89
御存命なら25歳

91 :
死んでないけど重症だったとか他の園児とかに後遺症はないの?

92 :
園側が無届けで起きた事件だから
後遺症がどんなものか園側に気を使わないで書いてくれるととても助かる。

93 :
http://www.med.kobe-u.ac.jp/pediat/news/o157/iijima0.html

94 :
>>93
もれ、頭と腎臓が悪くてフリーターなんだ

95 :
http://www.pref.mie.lg.jp/WHOKEN/HP/syokutyudoku/p01.pdf

96 :
病原性大腸菌について|埼玉県ホームページ
http://www.pref.saitama.lg.jp/page/factor-ecoli.html
通常、家畜や感染者の糞便に汚染された食品や水が感染源となり、
これらを飲食することによって、経口感染する。
しかし日本においては、集団発生事例、散発事例とも感染経路が明らかになったものはなく、
さいたま市(旧浦和市)のしらさぎ幼稚園集団下痢症事件(1990年)についても、
汚染された井戸水が原因であることは究明できたが、井戸水が腸管出血性(病原性)
大腸菌O157にどうして汚染されたかは未解決である。

97 :
http://ikura.2ch.net/test/read.cgi/archives/1331307056/l50

98 :
いつまでも覚えていて恩をアダで返して恨んでやる悔しいああかわいくない

99 :
>>98
そんなバナナw
ベロ毒素(ベロどくそ、verotoxin)とは、腸管出血性大腸菌(EHEC, enterohaemorrhagic E. coli)
が産生し、菌体外に分泌する毒素タンパク質(外毒素)である。一部の赤痢菌(志賀赤痢菌、S. dysenteria 1)が
産生する志賀毒素(しがどくそ、シガトキシン)と同一のものであり、志賀様毒素(しがようどくそ、
shiga-like toxin)とも呼ばれる。真核細胞のリボソームに作用して、タンパク質合成を阻害する働きを持つ。
腸管出血性大腸菌や赤痢菌の感染時に見られる出血性の下痢や、溶血性尿毒症症候群(HUS)、
急性脳症などのさまざまな病態の直接の原因となる病原因子である。


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