AppleがiBookで採用したのは802.11bという、802.11の後継規格。 後継というだけにそれ以前があったことは明白なんだけど、 ウィキペの書き方だとまるで欠陥規格で全く出回っていなかったかのように読み取れてしまう。 現実には、802.11/b対応のPC向けのPCMCIAカードやアクセスポイントが 秋葉原やPCショップで普通に売られていたし、iBookが採用した無線LANモジュールは P C 用 の P C M C I A 無 線 L A N カ ー ド を 、 専 用 ス ロ ッ ト に 内 蔵 して実現していた。 実際に、当時は無線LAN非対応の(その分安く買える)iBookに PC用に売られていた無線LANカードを挿して使うHowToや、Macで使用可能な互換性リストが出回っていた。 それどころか、iBookの無線カード専用スロットも実質的にはPCMCIAスロットそのものであり、 「無線LANカード以外でiBookでも利用可能なPCMCIAカードのリスト」まで存在していた。 これらの事実は、Macが採用する以前からPC向けの製品と市場が存在し、 MacはPCに寄生していたに過ぎないという、何よりの証拠。 Apple史観に都合の悪い情報は、あっても出さないからな、連中。