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【四式戦闘機】疾風 Part15【誇大宣伝戦闘機】


1 :12/04/01 〜 最終レス :12/06/16
帝国陸軍の大東亜決戦機(主催者側発表)、
そして誰が言ったかわからない日本最優秀戦闘機、
公刊戦史に言う誇大宣伝戦闘機、
キ84 四式戦闘機 「疾風」についてのメインスレです。
前スレ
【四式戦闘機】疾風 Part14【誇大宣伝戦闘機】
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/army/1327127233/

2 :
過去スレ
【四式戦闘機】疾風 Part13【日本最優秀】 (実質part14)
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/army/1320300383/
【四式戦闘機】疾風 Part13【誇大宣伝戦闘機】
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/army/1320296252/
【四式戦闘機】疾風 Part12【日本最優秀】
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/army/1312610434/
【四式戦闘機】疾風 Part11【日本最優秀】
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/army/1307873291/
【四式戦闘機】疾風 Part10【日本最強?】
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/army/1304126743/
【四式戦闘機】疾風 Part9【日本最強?】
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/army/1295658039/
【四式戦闘機】疾風 Part8【日本最強?】
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/army/1286755532/
【四式戦闘機】疾風 Part7【誇大宣伝】
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/army/1279508073/
【四式戦闘機】疾風 Part6【日本最強?】
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1273041780/
【四式戦闘機】疾風 Part5【日本最強?】
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1271082729/

3 :
【四式戦闘機】疾風 Part3【日本最強?】 (実質part4)
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1263561358/
【四式戦闘機】疾風 Part3【日本最強?】
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1247132648/
【四式戦闘機】疾風 Part2【日本最強?】
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1244610051/
【四式戦闘機】疾風 Part1【日本最強?】
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1236242120/
【4式戦闘機】大東亜決戦号【疾風】
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1222444125/

4 :
スレタイの所以
戦史叢書「陸軍航空兵器の開発・生産・補給」
「四式戦の格闘性能は二式戦より遙かに優れ三式戦にやや劣る程度であった。
 その高速性を計算に入れると総合性能としてはまず上々であった。
 しかし、この空戦性能も、発動機の調子の良いものでは十分に発揮されたが、
 調子の悪いものは全く悲惨であった。
 技術の内容を確実に理解せず、多分に希望的観測をした陸軍中央部の幕僚が
 四式戦の性能を誇大宣伝し、十分な審査を行わず、その制式化・戦力化を急いだ結果は、
 このような結末に終わった。」

5 :
http://www5b.biglobe.ne.jp/~s244f/oshirase_10.htm
五式戦についての思い出  梼原秀見   手塚博文著『最後の一機』より(原文のまま)
 第三十戦闘飛行集団参謀から明野教導飛行師団司令部付となった私に対し、
 航空総監部から「比島作戦の戦訓を全戦闘隊に普及教育せよ」との命令があり、約二ヶ月あちこち回って四月一日明野に帰りました。
 丁度そのとき坂井庵少佐が五式戦をもってきておリ、乗ってみてくれとのことで早速操縦してみました。
 すると各舵の調和がとれて効きがよく、発動機の操作も隼と殆ど同じ、特に発動機の信頼性が高いので実戦むきだし、よい飛行機だと思いました。
 実戦性能をみたいと五四期の一人に四式戦に乗ってもらって単機戦闘をやりました。
 高位戦は勿論問題はなく、低位からでも四式戦には殆ど有効な攻撃をかけさせないですぐ反撃出来ました。
 そこで四式戦三機編隊と単機で戦闘をやりましたが、高位から終始有利な域闘が出来ましたし、
 低位でもだんだん態勢を挽回してゆけるので、すっかりほれこんでしまったのです。
 常陸に赴任の途中、航空本部の小森田親玄課長(三四期)と面接し、明野でやった実験を説明し、
「五式戦一機は四式戦三機以上の価値があるので、即刻五式戦の生産に全力を集中して下さい。四式戦では今の戦勢を挽回することは至難です」
 といったら、課長から
「梼原何をいうか、四式戦は大量生産に入ってどんどん出来ておる。五式戦は中京地区の工場の状態から今すぐ沢山は出来ない。
 君のような戦闘機のオーソリティが四式戦は駄目だなどと言えば、四式戦部隊の士気に大きく影響する。
 今後四式戦の悪口など言ったら即刻馘 くびきり だぞ」と叱られたことがあった。

6 :
四式戦は補助翼が重く、舵のバランスがとれておらず、又発動機の取扱いが複雑で故障が多く出足も悪いので、
 これから若い操縦者に乗りこなして戦力を発揮してもらうには不適当だと判断していました。
 前年(昭和十九年)夏、飛行実験部の今川一策大佐(二八期)が水戸にこられ、
 「梼原、四式戦をどう思うか」ときかれたので、感じたままを言うと
 「四式戦にかわるもっとすぐれた戦闘機をつくらん事にはこの戦争は乗りきれん。どうだ、新戦闘機をつくるよう意見具申せんか」
 とのことに、
「そりゃいい戦闘機は欲しいが、今から設計、試作、審査、大量生産となると戦局に間にあわんでしょう。
 四式戦の改修、性能向上の方がいいのではないですか」
 と返事すると、
「いや、今すぐ中島につくらせれば間に合うのだ」
 との意見を言われたが、私は今川大佐の言葉には余り乗気ではなかった。
 戦後確か昭和二十八年だったと思うが、久し振りに今川少将(昇進しておられた)にお会い出来た。その時に
「梼原、お前が新鋭戦闘機をつくることに反対するから敗けたじゃないか」
 と冗談まじりに不満をのべられた。
 五式戦は今川少将や私達の気持を察してか、駄目な三式戦の水冷発動機の代りに、
 その機体に星型空冷発動機をとりつけた苦肉の策であったが、ほんとに思わぬ拾い物をしたような戦闘機であった。
 グラマンと一度空戦をやってみたいと思っていたが、その機会に恵まれなかった。
 若しオクタン価九五若しくはそれ以上のよい燃料を使ったら、P51とでもよい戦闘が出来ただろうと思われる次第です。

7 :
海軍さんの四式戦(?)評価
空技廠 飛行実験部 山本重久少佐の手記
「月光や天雷も操縦してみた。また福生の陸軍航空審査部に、甲部員の小福田少佐とともに紫電二機
を空輸し、交換にもらった陸軍の新鋭戦闘機(名前は忘れた)を追浜にもちかえって、飛行テストを
おこなったこともある。これらの戦闘機のなかでは、紫電改がもっともすぐれていたように思う。」

8 :
現場のパイロットの評価
第47戦隊 大石正三少尉の手記 より
(昭和19年12月頃:2式単戦から4式戦への転換に際して)
「この改変には別段トラブルは起きなかった。着陸の容易さは前とは比較にならなかった。
 何しろ座敷ほどの大きな主翼がついているので失速の心配はなかった。
 そのかわり、今度は昇降舵の効きが悪く、どんなに引いても3点姿勢にはなかなかならなかった。
  大東亜決戦機と期待された疾風ではあったが、増産機は試作機ほどの速度は出なかった。
 巡航速度は鍾馗の方が15km/hくらい速かった。突っ込みも液冷機のようには加速がきかなかった。
 操縦桿を押してもせいぜいが20度くらいしか頭が下がらないのである。
  プロペラのピッチ変更も今までは米国式の油圧式で故障はなかったが、今度はフランス式の
 ラチェの電気式で故障が多かった。B29の腹の下をすりぬけて降下旋回に移った途端に
 プロペラのガバナーの調節範囲を越えてしまい、エンジンのシリンダーが一本抜けて、
 真っ黒な煙を吐きながら辛うじて成増にたどり着いたことがあった。
 また無線機も真空管がパンクして故障だらけで満足に使えたためしがなかった。」

9 :
渡辺洋二「決戦の蒼空」から
47戦隊パイロットの二式戦から四式戦への乗り換え感想(完全バージョン)
「二式単戦より四式戦のほうがよかった。落ち着いた感じの飛行特性
高高度性能も四式戦のほうが上」47戦隊旭隊長斎藤淳(重爆転科)
「二式戦より四式戦のほうが好きだった。着陸も四式戦が楽。
高速なのと20mmの利点については言うまでもない」旭隊野口博壽
「着速が速い二式戦より四式戦はずっと操縦が容易。皆、楽な
飛行機だといっていた」旭隊吉村實
「四式は重武装、高速で力強いが、機材への信頼感が減った。
 航続力が小さな二単は燃料が気になり、四式はエンジントラブルが心配」富士隊伴了三
「水平巡航速度は二単のほうが15〜20キロ速い。航続力は四式戦がずっと上。
 ただし四式戦は「両手で引け」と言われたほど昇降舵が重く、利きがいい二単と対照的」富士隊大石正三
「二単は飛行中ピクピク不安定なだけに舵の効きが早かった。
 四式戦はどっしりして乗りやすい。悪く言えば鈍重」桜隊一楽節雄
「選ぶなら四式戦。火力が大きく各種装備のレベルが二式戦より
上だし、飛行時間が長いのがありがたい 操舵は重いが」桜隊窪添竜温

10 :
「七名の回想はお互いに補完し合い、おおむね四式戦を歓迎している。しかし零戦や紫電11型を使っていた
 海軍の搭乗員が、紫電改に搭乗して味わった性能差に対する驚き、過大とも思える手放しの賛美とはだいぶ違う。
 陸軍にとっての紫電改は、真崎大尉が常陸教導飛行師団に転属後、四式戦との模擬空戦で
 「抜群。上昇力も運動性も着陸特性もはっきり上」と感じた五式戦闘機だった」
「大石氏は戦後に三菱重工でテストパイロットを務め、ライセンス生産で完成したマッハ2の
 ロッキードF-104Jスターファイターを次々に飛ばしただけあって、四十七戦隊当時から
 優れた操縦感覚を有し、四式戦の重さを歓迎しなかった。
 この点、重爆撃機から転科の斉藤氏との感想と好対照をなす。」

11 :
『悲劇の発動機「誉」』所収 「『航空ファン』1961年7月号「四式戦闘機『疾風』のすべて」 からの引用
談:吉澤鶴寿(元中島飛行機テストパイロット)
「量産型のエンジンでは悪いところが出るというので、結局ブーストを下げて、馬力制限をしたんですね。
 そういうときには、また前の試作エンジンを持ってきて飛んでみると、とてもいいんです。
 しまいには、試作と量産ではこれだけちがうのか、とあきらめちゃった。(中略)
 試作の時百オクタン価をつかってやったんですけども、高度八〇〇〇メートルで、640キロくらい出しましたね。(中略)
 量産だと五八〇キロくらいのものだったでしょう」

12 :
あれ? 片 2006/03/09 [06時25分46秒]
キ84I乙試作機の660キロって+300ミリ前後だったんでしたっけ?
あれは性能回復後の数字だとばかり思ってました。
といっても、いまだにソースがよくわからない情報ではあるんですが。

13 :
wikiより
数字はすべてソース付き
本土での運用時期における可動割合については前述の刈谷正意氏が飛行第47戦隊においては前述の通り在隊機100%、
航空廠修理機を含めて87%、その当時一般部隊においては良好なところで40%、悪いところで20〜0%であると述べている。[9]
また、この時期の陸軍調査の数字としては昭和20年5月20日航空総軍調査の「航空総軍飛行機保有状況」があり、
ここでは野戦部隊・防空部隊あわせて555機保有[注 11]の四式戦のうち状態甲(自隊内にて整備完了。出撃可能機数は同数かこれ以下となる)の
機体は235機となり割合としては42%となる。[10]
9 刈谷正意『日本陸軍試作機物語』光人社、2007年、273頁
10 防衛研修所戦史室『陸軍航空の軍備と運用(3)大東亜戦争終戦まで』 朝雲新聞社〈戦史叢書〉1976年 412頁
11 対象は航空総軍隷下部隊であり、特攻関係および第二航空軍(満州方面:飛行第104戦隊など)は除くとされている

14 :
航空情報 昭和31年3月号 座談会「キ87高々度戦闘機の思い出」
馬場
 (前略)4 式戦「疾風」(キ84)では、B-29の邀撃は不可能だったのですか?
吉沢
 キ84 じゃ難しかったでしょうね。
馬場
 戦闘できる高度は?
吉沢
 私の経験では8,000m ぐらいまでです。
馬場
 一般の人はデータをみて、「11,000m まで昇れるのにけしからん」(笑) 。
 もっともな話ですがね。
小山
 試作l時代は念入りに作り、あらゆる点を十分整備してやってますがね、
 マスプロになるとそうはいかなくなる。それに、ただ昇って行くのと、
 戦闘をするのとでは、大分条件は逃いますよ。
 試作機だって10,000m以上じゃ空戦はできない。
青木
 調布飛行場におったK 隊長の話では、3 式戦「飛燕」 (キ61-1)のほうが、
 もっとみじめだったらしい。装備品を全部おろし、機銃の弾丸が片銃50発
 だそうです。そして30分前から昇っている。そんなことをしても攻撃はたった1回。
吉沢
 キ84でも、宇都宮付近で一撃を加えると、第2撃を加えるのは大洗の海岸あたりになる。

15 :
馬場
 「疾風」(キ84) はよい戦闘機と思われますか?
吉沢
 もしも額面通りの馬力が出たら、確かにいい飛行機でしたね。
小山
 エンジンが悪いのか、ガソリンが悪いのか。
吉沢
 エンジンでしょうね。私は2年近く、そのために苦労した。
青木
 この間、馬場さんに見せていただいた米国側のテスト結果によりますと、
 大分いいんですがね。
馬場
 ガソリンが91オクタン価と140オクタン価では、 大分差がありますからね。
吉沢
 しかしね、 試作1、2 号機についていたエンジンは、 とてもよかったですよ。
馬場
 中島の「誉」というエンジンは、精密品ですからね。
青木
 圧縮比を下げましたね。
吉沢
 下げました。はじめは7でしたが、これじゃとてももたぬというので…。
 マスプロのエンジンは悪かったですね。
馬場
 脚関係が問題だったのではありませんか?
吉沢
 脚そのものの故障ではなくて、ミスでしょうね。
 会社では、脚が出なくて胴体着陸したのは、ほとんどなかった。
青木
 はじめは、ちょっと弱かった。
小山
 一度補強しましたね。飛行経験の少ない人が乗るようになってから、
 脚の問題が出てきた。

16 :
吉沢
 黒江保彦さん(元少佐)も述べていたようですが、突っ込みがよくなかったと思いますね。
馬場
 加速性が悪いのですか?
吉沢
 つまり、 突っ込みますと、昇降舵に応えて重くなり、 押さえがきかなくなってしまう。
 だから、機首が持ち上がってしまう。
小山
 あの時の思想としては、ある程度突っ込んでいったら、
 機首が起きるほうがよいと記憶しています。どんどん突っ込んでいったら、どんなことに
 なるか分からぬ。そういうことを審査員が心配されたので、 意識して「昇降舵は速度を
 増してくると重くなる」といっていましたよ。
吉沢
 敵がどんどん逃げたら、どうしょうもない。
小山
 そう、逃げる者は当時としては追わぬ、戦闘機パイロットの思想としては…。
内藤
 結局、戦法が変わっちゃったのだから…。
(以下略)
小山悌  元中島飛行機太田製作所技師長
森重信  元中島飛行機三鷹研究所製造部長
青木邦弘 元中島飛行機三鷹研究所設計部長
内藤文治 元中島飛行機三鷹研究所計画課長
吉沢鶴寿 元中島飛行機陸軍関係テストパイロット
馬場一夫 航空情報(司会)

17 :
「8月28日から9月1日までに22戦隊がかかわった空戦で撃墜したとされ
 連合軍の損害記録と合致する戦果はP-40撃墜7機、撃破5機、P-51の撃墜1機である。
 しかし古郡准尉が30日に落とした1機のP-51を除いては、
 全てが22戦隊の戦果であるとは断定できない。
 一方、その間の損害は四式戦喪失3機、操縦者の戦死3名である。」 (梅本弘「中国大陸の鍾馗と疾風」)

18 :
3/28 仏印沖で50戦隊と204戦隊(隼)がP-38Lに惨敗
4/7 P-51相手に4機未帰還
7/28 小月で47戦隊がF6Fに惨敗
8/13 ソウルで22戦隊と85戦隊がP-47Nに惨敗
8/14 関門海峡で47戦隊がP-38に負け
分類すると
これは遭遇戦
3/28 仏印沖で50戦隊と204戦隊(隼)がP-38Lに惨敗
8/14 関門海峡で47戦隊がP-38に負け
これは待ち受けてて
4/7 P-51相手に4機未帰還
これが奇襲喰ったパタンか
7/28 小月で47戦隊がF6Fに惨敗
8/13 ソウルで22戦隊と85戦隊がP-47Nに惨敗
奇襲というか
7/28 小月は発進指示が遅れ
8/13 ソウルは単に敵に気付かなかったという間抜けな話なんだけどね

19 :
台湾沖航空戦で疾風の評価
飛行第11戦隊附四至本廣之丞大尉の回想
「グラマンF6Fの性能は、わが四式戦(キ八四)より優秀であり、
 特にスピード、上昇、出足において優れていた。
 艦爆は四式戦の良い目標であった。」
(戦史叢書「沖縄・台湾・硫黄島方面 陸軍航空作戦」)

20 :
上昇も旋回もFw190(A5)の方が上である、これで格闘戦をやったら疾風が負けるだろう。
前に疾風はムスタングとまずまず互角に戦ったと書いたが、逆に言えば、やや分が悪かったということである。
しかし、五式戦ならムスタングと十分に戦えた。
これは、日本に来たムスタングがあまり高高度を飛ばず五式戦のレンジで戦ったということもあろうが、
数字だけを見れば五式戦は、最高速度では三式戦に劣り、疾風にももちろん劣るのである。
結局ものをいったのは上昇力であった。
空戦では上昇力、旋回中の余剰馬力というものがきいてくる。この点でもFw190は一級品だった。
それにしても、Fw190の操縦性能は魅力的であった。
by荒蒔
疾風は義理で触れてるかんじ

21 :
黒江の疾風評
・傑作機である
・20ミリと13ミリの威力!
・舵が重いが何となく性能の充実感である
・旋回性能はあの飛行機でこれ以上を望むことは出来なかったろう
・急降下の出足はFw190に及ぶべくもなかったが、不満足ではなかった
結論:傑作機である!!

22 :
渡辺洋二「決戦の蒼空」から  自称可動率100%の実態
「いったん根拠飛行場の成増に復帰した四十七戦隊は、沖縄決戦が終盤戦に入った五月二十七日、
 濃霧をついて発進し、宮崎県の都城西飛行場に移動。出発時27機の四式戦は、途中の故障・不調で
 8機が落伍して19機に減ったが、その後の追及機(遅れて到着した機)が加わって、31機までに増えている。」

23 :
比島決戦直前(昭和19年4月〜10月)の、
陸軍航空輸送部による内地〜台湾/比島間補給機空輸時の落伍率
小型機
 一式戦   4%
 三式戦  13%
 四式戦  20%
 九九襲   7%
中型機
 二式複戦  9.5%
 九九双軽  5%
 百偵    6.5%
 双発高練  6%
大型機
 九七重   4%
 百重   16%
落伍率とは大破、行方不明、故障に依る長期残置機等の全空輸機に対する比率とす

24 :
昭和19年11月20日 第二飛行師団飛行機現況表
          保管 状態甲  割合
司偵        26  12  46%
一式戦       42  31  74%
 (うち 第24戦隊  5   3  60%)
 (うち 第31戦隊 26  20  77%)
 (うち 第54戦隊 11   8  73%)
複戦改       50  20  40%
三式戦       41   6  15%
 (うち 第17戦隊 41   6  15%)
 (うち 第55戦隊          %)
四式戦       45  16  35%
 (うち 第22戦隊 16   6  38%)
 (うち第200戦隊 29  10  34%)
九九襲        6   2  33%
双軽        12   5  42%
計        222  92  41%

25 :
黒江の疾風評
疾風を誉める文脈で。傑作機だと言っているのだが何か歯切れが悪い。
・日本航空の底力をあらゆる意味で結晶した傑作機である 。
・昭和20年5月、(黒江氏自身の)B29迎撃においての20ミリと13ミリ近迫射撃の威力を実証
・舵が重いが何となく性能の充実感であるように私には感じられた。
・旋回性能はあの飛行機でこれ以上を望むことは出来なかったろう。
・突進の安定は良かった。
・急降下の出足はFw190に及ぶべくもなかったが、不満足ではなかった。
・もし100オクタン以上の燃料をフルに使い、まとめて何百機か集中運用できるに十分な
 後方支援体制を与え、一騎当千のパイロットで運用されたなら、
 本機こそ大東亜決戦号であったと今も私は絶対に信じている。

26 :
次スレは
【戦隊壊滅】疾風 Part16【惨敗戦闘機】
あたりでいかがかと

27 :
黒江さんって、航空自衛隊に入って
出世は目指さなかったの?
源田とライバルになりそうな人物かと?

28 :
>>5
日本陸軍が英語を平気で使っていたことは知っているけれど、オーソリティってのは洒落た言い回しだね

29 :
>>27
黒江さんは、旧帝国陸軍の少将の地位に当たる空将補になって、次世代の空将と目されていた第6航空団司令在任中、
越前海岸に磯釣りに行って行方不明になった。
まあ終戦時、官位は同じでも現場操縦者としての高官と司令じゃポジションは違うから源田のように
世渡りが上手かったとは思えないが。

30 :
そもそも出世に興味があったのかが疑問。

31 :
源田の方が14歳上で、一回り上の世代。
終戦時の階級も源田が大佐で黒江が少佐。
出世争いの競争相手になるわけないよね。

32 :
海軍ってスマートで開かれた組織の一般的なイメージと違って、
特権階級・村意識は陸軍よりも強い。
戦後はその特権階級の利益保護の為の代表として祭り上げられたのが源田だ。
海軍良い者、陸軍悪者説を広めたのもその人達だよ。

33 :
>>32
GHQの政策も忘れんなよ。

34 :
>>25
終わりの3行がこの戦闘機が短期間に大量産された理由を物語ってる
少数機運用では紫電改や零戦または五式戦のほうが良いってことですね

35 :

そういやキ43-W(ハ112U)ってプランもあったような・・・
あれ、ガセか?


36 :
剣の主任者の青木はイマイチ信用できないよなあ
飛べないガラクタを設計
言い訳ばかり

37 :
疾風の舵の件も吉沢は>>16みたいにどうしょうもないとか他人事みたいに言っている
中島はインチキ野郎ばかり
>そこで私は翼桁を太くするより操縦桿を重くして欲しいといった。
― 吉沢鶴寿, 井口修道「軍用機メカ・シリーズ7」中の「異色のテス・パイ“疾風”を語る」光人社[3]より
>吉沢 黒江保彦さん(元少佐)も述べていたようですが,突っ込みがよくなかったと思いますね。
>馬場 加速性が悪いのですか?
>吉沢 つまり,突っ込みますと,昇降舵に応えて重くなり, 押さえがきかなくなってしまう。
>   だから,機首が持ち上がってしまう。
>小山 あの時の思想としては,ある程度突っ込んでいったら, 機首が起きるほうがよいと記憶しています。
>   どんどん突っ込んでいったら,どんなことになるか分からぬ。そういうことを審査員が心配されたので,
>   意識して「昇降舵は速度を増してくると重くなる」といっていましたよ。
>吉沢  敵がどんどん逃げたら、どうしょうもない。
>小山  そう、逃げる者は当時としては追わぬ、戦闘機パイロットの思想としては…。

38 :
某動画サイトに上がってる誉エンジンの音は本物なの?

39 :
そのサイトは見てないけど、オレも二式戦のエンジン音を録音した当時のSPレコード(教育用)
持ってるから本物なんじゃないかな

40 :
どのサイトか判らない

41 :
ミリ系動画のあるサイトつったらつべかニコくらいしか思い浮かばない

42 :
明野の4式戦映像かな。

43 :
♪疾風戦闘機隊の歌♪の歌詞を教えてください。

44 :
>>43
http://logsoku.com/thread/toki.2ch.net/army/1284508433/773-780

45 :
>>44
そういう素人が耳で聴いたのはやだ??

46 :
>>38
Youtube検索したら該当しそうなのがヒットしたけどこれの事?
http://www.youtube.com/watch?v=8h0ZGkJfzik
あとフィリピンの鹵獲四式戦らしき離陸映像もあった
http://www.youtube.com/watch?v=qAKw6px4Nnk

47 :
5月撮影か。
3月のTAICレポートに間に合ったのかどうか。

48 :
おお戦時中の疾風のカラー飛行動画としては唯一じゃね
1945年4月までオーストリアで飛行試験していたとか
試験時期に関しては色々と説があるな
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/c/cc/Captured_Ki-84_with_Seafire_Hellcat_and_Mustang_1945.jpg
http://commons.wikimedia.org/wiki/File:Captured_Ki-84_with_Seafire_Hellcat_and_Mustang_1945.jpg

49 :
スマン、オーストラリアね

50 :
>>48
うわっ、蛇の目に羽根がついてる!?

51 :
>>46
規制する係りっぽい笛の音や、観客の声が聞こえるので、
帰国した時のお披露目飛行辺りでの録音かな?

52 :
いまだに可動率が低いとか書いてる奴いるけど
戦争末期ならどこもそんなもんだよ。
45年のJG26のFW190Dも可動4割くらい

53 :
無知乙
疾風は外地のフィリピンで
可動率60%

54 :
フィリピンに到着するまでに20%が落伍してるけどね

55 :
一番稼働率が低かったのは三式戦だったような・・。
ただし疾風の場合は、決戦機として1年と少しの期間で、3400機以上量産された
ぶんだけ風当りが強いような・・。

56 :
四式は操縦桿を重くしてるらしいんだけど
これは任意で軽くしたりできるんだろうか

57 :
もちろん出来る

58 :
疾風も操縦腕比変更装置を紫電改から拝借すべきだ。

59 :
二流メーカーの変なメカなんか無くても疾風は強いよ

60 :
米軍では太平洋戦争末期には耐Gスーツを実用化してたみたいだが
日本でもそれがあればもう少し操縦桿軽くして大丈夫だったかもね

61 :
>>59
同じエンジン積んで同じような大きさでも
三菱零戦は中島隼より強い
どうやら
川西紫電改は中島疾風より強そうだ

62 :
戦いは数だよ兄貴
疾風の方が生産数で勝つな

63 :
>>62
Bf-109Tってのがあってね
これは艦載機用転用可能に翼端を延長した型で
これが意外と基本形より強かったらしい
速度性能で圧倒できず似たような速さなら
艦戦のような操縦性のほうが強いんでないかい?

64 :
紫電改厨は専用スレいっとけよ

65 :
川西ってもともとは中島の出資者だったのが袂を分かったんだよね
会社は割れても技術者レベルでは案外仲悪くなくて交流とかあったんじゃなかろうか

66 :
需要が有るか判らないけど動画はっておきます
http://www.youtube.com/watch?v=8waXqQoBri4

67 :
>>65
中島知久平の「川西上陸阻止作戦」なるものがあったから、どうなのかね?

68 :
零戦は緒戦の過大評価が後々まで語り継がれてしまった感があるが
米軍の評価では隼の方が侮れない相手だとされている

69 :
>>66
6分過ぎと9分過ぎにフライアブルだった頃の疾風の動画
とか説明文入れれば良いのに

70 :
>>68
>米軍の評価では隼の方が侮れない相手だとされている
大塚好古の与太話の犠牲者がここにも

71 :
操縦桿を軽くすると、無茶な起動をしやすくなり、強いGがかかりやすくなる。
強いGに耐える為には、より頑丈作る必要があり、機体が重くなる。
機体が重くなると飛行性能が悪くなる。
昇降舵は重くし、ロールは軽く、欧米の機体はほとんどこの方式。
疾風は、昇降舵を重めに設定することで、耐G特性を下げで2000馬力級としては
軽く仕上げ飛行性能を上げた。
紫電改は、そこのところ考えなしに1000馬力級と同じようにつくったので、度々空中分解したのだろ。

72 :
>そこで私は翼桁を太くするより操縦桿を重くして欲しいといった。
― 吉沢鶴寿, 井口修道「軍用機メカ・シリーズ7」中の「異色のテス・パイ“疾風”を語る」光人社[3]より
>吉沢 黒江保彦さん(元少佐)も述べていたようですが,突っ込みがよくなかったと思いますね。
>馬場 加速性が悪いのですか?
>吉沢 つまり,突っ込みますと,昇降舵に応えて重くなり, 押さえがきかなくなってしまう。
>   だから,機首が持ち上がってしまう。
>小山 あの時の思想としては,ある程度突っ込んでいったら, 機首が起きるほうがよいと記憶しています。
>   どんどん突っ込んでいったら,どんなことになるか分からぬ。そういうことを審査員が心配されたので,
>   意識して「昇降舵は速度を増してくると重くなる」といっていましたよ。
>吉沢  敵がどんどん逃げたら、どうしょうもない。
>小山  そう、逃げる者は当時としては追わぬ、戦闘機パイロットの思想としては…。

73 :
>>71
12Gの試験をパスしてるし陸軍の強度規定を外れてるわけではない
>>72
いつもの人だろうけど同じコピペしかないのかよw

74 :
>>72はもはやwikiにも記載されてる有名な話だからな

75 :
紫電改は逆に昇降舵も補助翼も腕比変更装置で軽くしたんだったっけ?

76 :
>>71
紫電改の空中分解は戦術の変化により強度規定想定外の機動を行ったため生じた
その対策は期待側の補強と強度規定の改定
海軍の強度規定を使っている陸軍の戦闘機も過剰強度でなければ
同じ事をやれば同じようになるだろう

77 :
妄想乙

78 :
>>66
なんか横アングルだと四式やけに胴長に見えるな
あとムスタングの着陸事故こえーよく上手に止めたなあ
>>67
> 「川西上陸阻止作戦」
ほんとにそれがあったとすれば、逆に実際の交流があったことの証拠になりそう

79 :
>>76
そもそも陸軍戦闘機は、
引きこもってしまってるし

80 :
自演も乙

81 :
>>78
中島側が海軍に金を掴ませて「川西を陸に上げるな」とかなんとかあったりなかったり・・・
紫電でご破算になりますが

82 :
>>81
あ、上陸ってそういう意味かw
中島知久平って結構な大人物かと思ったが意外とセコいこともやるのか?

83 :
中島と川西で因縁があるねん

84 :
>>71
碇義朗著「海軍空技廠」下巻によると
紫電改の空中分解およびそれに類する事故は、
1.19年3月、横空の志賀少佐が試作3号機で急降下テスト
430ノット付近で補助翼の帆布が剥離→小骨への結合を強化
志賀少佐はこの機体に関しては空中分解はありえないと結論付ける
実戦配備での空中分解は2回
2.20年2月、343空の訓練中に340ノットで尾翼飛散、死亡
3.20年7月、仲一飛曹がB29邀撃戦で尾部が折れる、生還
この他、胴体後部が捻れて皺が寄る現象がしばしば発生
2の場合はパイロット死亡のため詳細不明
3の場合は急降下中、方向舵一杯、下げ舵一杯の退避操作中だった
計算の結果、同様な操作で縦通材が座屈を起こすことが分かり
全機の縦通材の補強を施した
そして終戦
戦後になって、遷音速領域では、いったん音速に達した空気の流れが
音速以下に押し戻されるとき衝撃波が発生することが分かり、
フィレット付近で音速を超え衝撃波が発生したとも想像されるが、
根本的な事故原因については確かめる術がなかった

85 :
引きこもり戦闘機には
出来ない芸当だな

86 :
だから、舵を重くすることで、無茶な機動を制限している。
1000馬力時代の低空低速での旋回なら、多少の無茶でも速度自身が低いのでGもそこまでではなかったが。
2000馬力の時代になって、そもそも戦闘時のスピードが速くなり、同じ様に操縦桿を引くとGの係りかたが全く違う。
疾風の場合は昇降柁をわざと重くすることで、機体を軽くつくり飛行性のをあげた。
5式戦は飛燕譲りの丈夫な機体(重い)があるので、少々無茶な機動でも受け付けるので軽めの操縦桿を実現できた。
紫電改は、戦闘速度を零戦時代と同じ設定で想定してしまい、太い胴体の割りに実線で空中分解を繰り返した。
その少ない生産量に比べて、驚くほど高確率で事故を起こしている。

87 :
そして疾風は敵に逃げられてしまう
戦闘機になった
チャンチャン

88 :
>>86
おまえ頭悪いだろ

89 :
疾風ファンでも
ちょっと引くな

90 :
A 攻撃力 機関銃・砲の口径と数
B 速度性能 最高速度の指数化
C 旋回性能 馬力荷重と翼面荷重の逆数
D 航続性能 落下式燃料タンクなしの航続距離について、平方根の逆数
E 防御力 敵弾が当たりにくいという意味から、翼面積の平方根の逆数
F 速度攻撃力 一撃離脱戦時の威力 A×B
G 旋回攻撃力 ドッグファイト時の威力 A×C
H 総合戦闘力 D×E×F×G
I 生産効果 自重1トン当たりの総合戦闘力
J 設計良否 エンジンの最大出力1馬力当たりの総合戦闘力
表中の数字は零戦二一型を100として指数化
・・・・・・・・・・・・A・・B・・C・・D・・・E・・F・・G・・・H・・I・・・J
零戦二一型・100 100 100 100 100 100 100 100 100 100
零戦五二型・100 106 092 088 105 106 092 090 080 075
紫電改・・・・・144 111 082 084 100 160 118 110 070 057
飛燕U型・・・118 114 059 086 105 135 070 072 046 045
疾風・・・・・・・118 117 079 070 105 138 093 080 050 038
F6F−5・・・・138 111 050 091 086 153 069 060 024 027
F4U−1・・・・138 119 048 102 086 164 066 069 029 032
P−47D・・・・183 129 043 095 090 236 079 087 032 036
P−51D・・・・138 133 047 089 100 184 065 077 040 043
丸 平成10年12月 パソコンが選ぶ最強ファイター検索データより

91 :
す…すごい
感動した

92 :
>>90
すげーっ日本機つえぇーっww

93 :
速度が出て多くの弾丸を吐き出せれば強いのね>項目F
旋回戦すると紫電改が強いな>項目G
飛燕は疾風より格下というのが判る
エンジンに余裕があるから大火力を運べる米機
貧火力の、低速軽戦とか短足重戦はこの表には載ってないねw
当たり前のことだが
航空機が重いから良いなんて時代は過去も未来も無い
ニワトリは空を自由に飛べないんだよ

94 :
>>90
ワロタwww

95 :
F6Fより防御力高いゼロ戦最高やで

96 :
>防御力 敵弾が当たりにくいという意味から、翼面積の平方根の逆数
これはこれでとりあえず置いておくとしても、装甲等を評価する項目がどこにもないw

97 :
まあ航空機には
装甲なんかあんまり意味ないからな

98 :


99 :
その号の丸持ってるわ。なんか見覚えあると思った。

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