森雅之

1 ：04/02/15 〜 最終レス ：2013/03/11

知性派俳優といえばこの人
　　　　 　 　　 　 　／￣￣￣￣￣＼
　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　＼
　　　　　　　　 /　　　　　　　　　　　　　　ヽ　
　　　／￣＼　l　　　　　 ＼,, ,,／ 　　　　　|　 思う存分語ってくれ！
　　,┤　　　 ト | 　　 （●） 　 　 （●）　　　|　　
　|　 ＼＿／　 ヽ 　 　 ＼＿＿_／　　 　　| 　
　|　　　＿_（￣　｜　　　　＼／　　　　　ノ　
　ヽ＿＿＿） ノ

2 ：

自分は『浮雲』などの成瀬作品の彼も好きだが、『こころ』
の先生役も好きだ。もう、こんな役者は日本では出てこない。
香港映画『花様年華』のトニー・レオンは、まるで
往年の森雅之が憑依したかのような演技っぷりだったが．．．。

3 ：

自分は「安城家の舞踏会｣の長男役？が好きでした。
助平そうな役でもどこかに品性を感じさせるのはこの人ならではかと…

4 ：

ちょっと早く亡くなり過ぎ・・・

5 ：

なぜ大ちゃんなんだい？

6 ：

娘は「愛のコリーダ」本番R、で、やはりちょっと早く亡くなり過ぎ・・・

7 ：

>>5
　　　　　　／￣￣￣￣￣￣＼
　　　　／　　　　　　　　　　　　 ＼
　　　/　　　　　　　　　　　 　 　 　 ヽ　 芸能界を代表する知性派の森君と
　 　 l:::::::::.　　　　　 　 　 　 　 　 　 |　 球界を代表する知性派の僕
　 　 |:::::::::: 　　（●） 　 　 （●）　　 |　 いわゆる知性派つながりってヤツかな？
　　　|::::::::::::::::: 　 ＼＿＿_／　　 　 |　　(言ってやった、言ってやった)
　 　 ヽ:::::::::::::::::::.　　＼／　　　　　ノ　　

　大ちゃんは静岡有数の進学校出身の慶応ボーイです
　(本当)

8 ：

>>6
あれ、娘も本番シーンあったっけ？
なんかもう主役二人の絡みしか覚えてない・・・
で、森雅之と中島葵の確執って何だったの？私生児ってこと？
よくは知らないので誰か教えて。

9 ：

彼女の追悼本によるとしっかり本番だったみたい。

10 ：

羅生門マンセー！！！

11 ：

>>8
葵が高校に入る時、雅之に認知してもらうため
雅之宅に行った。雅之は葵に、
「認知してやるから、二度と顔を見せるな」
みたいな事を言ったらしい。

12 ：

オファーが来たと噂があった七人の侍の久蔵役やってほしかった。
宮口さんが凄いというのは重々分かっているのだが。

13 ：

会社のアルバイト女子大生に好きな俳優を尋ねたら、「森雅之」と答えて、
その場にいた50代以上の人間と俺とを絶句させた（俺も20代だけど）。
最近、ビデオかなんかで「安城家の舞踏会」を見たそうな。

14 ：

中村伸郎は、「森君の芝居は遊びでやってるとしか思えん」と言っていたそうだ
褒めているのか、貶しているのかよくわからんなぁ
『映画読本　森雅之』良かった
久我美子のインタビューが特に楽しかった

15 ：

「あにいもうと」の森さんが一番好きなんですよねぇ

16 ：

「狙撃」だっけ？　加山雄三主演の映画。
敵スナイパー役の森雅之はなんか人形みたいだった。凄い。

17 ：

でもラストがちょっとあっけなかったね

18 ：

「グッドバイ」の少しとぼけた役も好き。
「雨月物語」で撮影が終わった時に、森さんが煙草をくわえると
溝口監督がライターで火をつけたんだよね？
あの監督がそんなことをしたと知って驚いたもんだ。
立ち姿の美しい人だよね。

19 ：

浮雲のダメ男の役に萌えてしまってはや×年
職場で森雅之が好きだと答えると、大抵の人は｢誰それ｣と答えるか
｢歳ごまかしてない？｣と聞いてきます。
私、今年で25歳なんですが…

20 ：

森さんを初めて拝見したとき、外国の映画俳優のように見えました。
(顔がバタくさいという意味ではありません。)

21 ：

出所は忘れたけど、高校位の時に読んだ本で淀川長治が森雅之を｢美しい美しい｣と
連呼している部分があって淀川の潔いカミングアウトぶりに感動した事がある。
が、実際に映画を見てみると男の俺でも美しいと思ってしまった
一瞬だがヤバイ世界に足を踏み入れそうになったよ…

22 ：

この方、色気あるからねえ。
翳りと知性と、女殺しってやつかねえ。

23 ：

『浮雲』とか『女の勲章』みたいな駄目駄目男はもちろん、
京マチ子とやった『あにいもうと』みたいなのまでこなして凄い。
肉体労働者の役やらせるとは…

24 ：

藤山寛美に弟子入りしようとしたらしい。
今読んでる「上方放送お笑い史」という本に書いてあった。
当然、弟子にはなれなかった。

25 ：

うん、まあ、「兄いもうと」は
戦前の丸山定夫のほうが
はまっていたけれど・・・色男じゃなかったし。（ｗ

26 ：

色気あるし映画見て引き込まれそうになるけどあの悪声で我に返る。
初めての森雅之が「羅生門」だったので前半の台詞なしまでは完璧に見惚れてた・・・
あの声、あれで舞台にも立ってたんだよね、、

27 ：

二枚目で声迄揃ってる人は意外に少なくない？
池部さんも声高いし、三船さんはこもってるし。
普通に聞いていられるのって佐田啓二ぐらい？


ぐらい？ってこたぁないだろうけど

28 ：

>>27
田宮二郎
山口崇

29 ：

なんで晩年になって急にエンターテイメントに目覚めちゃったんだろう？
「狙撃」のダンディーなの殺し屋。
「座頭市　あばれ火祭り」の不気味な闇公方。
それにコスプレが楽しい「カモとネギ」のサギ師。

30 ：

というか、映画会社が文芸ものなんかはやらなくなったからね。

31 ：

「白い巨塔」の再ヒットで考え直してるかも･･･というのは
希望的すぎますか

32 ：

>>28
そうだ田宮さんがいた

33 ：

共演した女優に絶賛されることが多いね
田中絹代、山田五十鈴、高峰秀子、京マチ子、久我美子、香川京子、岡田茉莉子等々・・・
口々に「最高の共演相手」と言ってる
初めて観たときに「太宰治に似てるなぁ、この人」と思った
成瀬巳喜男監督・森雅之主演で太宰の伝記映画を作って欲しかった・・・

34 ：

青柳信雄製作、島耕二監督、小国英雄脚本で、太宰の『グッドバイ』やってるよね。
森雅之は編集長、高峰秀子がきぬ子。清川虹子ﾜﾗ

35 ：

>>26
同感。せっかくのあの風貌なのに
声は妙に甲高いしゃがれ声で全然よくない。発声の勉強をしなかった・・・と
いうわけではないと思うが。
三船はハスキーだけれどいわゆる「男らしい」太い声だよね。
田宮二郎は顔・声・スタイルともに揃っていたなあ。

36 ：

＞「男らしい」太い声だよね。
三船は無理して声作ってる感じがする

37 ：

そうかなあ？
地で太いと思う
聞き取りにくいのでいい声とは言えないけど

38 ：

映画「華の乱」で松田優作演じる有島武郎が二人の息子を紹介するシーンがあったね。
特別なメッセージを観客に伝えさせようとする演出が感じられる場面だった。

39 ：

>>33
田中絹代は「素晴らしい俳優はいるけど、この俳優は恐ろしいと思った」
こう語ってるよね、恐ろしい俳優か〜。

40 ：

あの声がいいんですが…
『妻として女として』の弁明ぶりなんか、凄すぎて笑えてくるし

41 ：

「浮雲」ではあの声が、富岡のいい加減さやら投げやりさ、ダメさを醸し出して手良かったなぁ。
高峰秀子も、同様の悪声でやさぐれ感を漂わせていた。
声がよけりゃいいってもんじゃないや。

42 ：

森雅之の声は悪声っていうんですか。
大映の俳優の根上淳さんと声がそっくりだと思うのですが
根上さんも悪声ということなんですね。

43 ：

なんで小津さんは森さんを使わなかったんだろう。

44 ：

あうーー・・
上原謙と区別がつかん・・

45 ：

美中年という言葉が最もよく似合う人だな

46 ：

>>44
全然似てないじゃん(;´Д｀)

47 ：

「羅生門」で京マチ子さんを蔑みながら見る演技には、
凄〜く鳥肌が立ちますた。。。

48 ：

天性、なんすかね？
たまんないです、この方は。

49 ：

でも「羅生門」はやっぱり
影が薄い点は否めないかな。情熱の京マチ子と三船にはさまれて
かなり損している感じ。「羅生門」を観た
人に「ほら、森雅之って京マチ子の夫役だった」といっても
「さあ〜そういえばそんな人いたっけ」という返事がよく帰ってくる。（ｗ
>>47さんのように「すごくよかった！」という人もいるけれどね。

50 ：

「浮雲」見たら死んでも忘れない

51 ：

「女王蜂　毒蛇島奇譚」では、正体を現すまでの上品さと、ラストの狂乱ぶり
との落差が凄まじかった（死に方も壮絶！）。しかし、よくこんな役引き受け
たなあ。

52 ：

なんで「白痴」が出てこない。
雪の街を彷徨うシーンは秀逸。

53 ：

＞なんで「白痴」が出てこない。
有名すぎて

54 ：

そうでしたか、失礼。
「浮雲」「羅生門」が出てるのに、出てないから案外観られてないのかと思った。
森雅之ファンは必見。

55 ：

>>49
私は逆にあの抑えた演技に惹かれたよ。
他の二人が火のような濃い演技していたから。
全てを語るあの瞳！もうたまんないですね。
あんなに美しい人、もう出てこないな。
>>52
あんな心の綺麗な人、この世には勿体ないよ・・・泣けた。

56 ：

「カモとねぎ」最高　睡眠薬かがされて後ろ向きに失神するところなんて
mr.Booの有名なプールのシーンなみに爆笑。

57 ：

市川昆監督の「おとうと」や「太平洋ひとりぼっち」で、
田中絹代さんと夫婦役で出てますね。

58 ：

「おとうと」意外にコミカルだよね。

59 ：

有島の息子で京大っていうだけで
すっかり勘違いしている優等生って感じだよな
同じクラスにいたら、からかいたくなるタイプだな。
ちんちくりんだし顔もなんかクシャっとしてて美男とはいえないし
ヒゲやめろよ似合わないから
器用はそうだろうけどそれだけだよな
なんかスポイルされて育ったんだろうな
妙に堂々としてるのも大名跡歌舞伎役者みたいな人間離れした印象だよな

60 ：

戦前も、また映画斜陽期以降の晩年も、結構舞台での活躍があったらしい
ですね。そっちのほうのはなしも知りたいけど…。

61 ：

『ある落日』でも、
『浮雲』『妻として女として』と同じく、
不倫の言い訳というか開き直りをくどくどと…(w

62 ：

市川昆監督の「こころ」。「先生」役があまりにもハマって
いたので驚きました。原作ファン必見ですYO！

63 ：

>>59
勘違いしてるのはおまえ。R。

64 ：

>62
いや、ほんと、まったくおっしゃるとおりなんですが、
回想シーン、三橋達也でさえすでに30歳になんなんとしていて、
学生のKを演ずるのは無理がありそうなのに、
森雅之が40歳は超えているのに制服制帽で学生時代の先生を演じるという…。
でも、傑作だと思います。
とくに、安井昌二の出てくる現在の場面ですね。新珠三千代の奥さん役も
綺麗。原作をある程度しっている人向けですかね。ラストシーンは、
原作にはないんですが、夏十さんや市川さんの解釈かな？
本当にインテリ役はうまい。

65 ：

それもダメなインテリ

66 ：

卑屈と傲慢が交錯してるんだけどなんか地から出てる感じ
なのが痛い

67 ：

そうそう、駄目なインテリｗ
完璧じゃない感じが、私は好き。

68 ：

「おとうと」の善良すぎて何も言えずに息子を堕落させてしまう父親像は、
現代を先取りしてる気がする。

69 ：

すっすごい！
２ヶ月ぶりのレス、でも落ちてない。
この板って一体。。。

70 ：

>>55　森雅之は「白痴」の撮影のとき、夜になると酒を飲んで荒れたそうです。

71 ：

サッカー少年だったらしいですね。
高等学校(旧制)でも選手だったそうだ。

72 ：

>>68
「青春残酷物語」に出てこない?

73 ：

CSで「光る海」(日活)見たよ
田中絹代と死別して高峰三枝子とｹｺｰﾝする役
ｶｺｲｲな森

74 ：

日本イチの色男

75 ：

グッドバイでも見にいくか。

76 ：

黒澤明の「悪い奴ほど良く眠る」の森雅之と、
「羅生門」「白痴」の森雅之って、同一人物なんですか？？？

77 ：

山村聰とはテニス仲間だったそう

78 ：

>>77
ダンディインテリ同士で･･･

79 ：

>>76
「悪い奴」の森雅之はすごいね、メークが。

80 ：

CSで「楊貴妃」放送してたぞ
山村ｿｳと共演

81 ：

ｦｲ ｵﾏｲﾗ、CSで「男嫌い」っつー映画やってたのですが、
森が不完全燃焼の映画ですよ。

82 ：

森さんのベストは順位はどうでもいいけど「浮雲」「羅生門」「或る女」
ではないですか。
しっとりとした大人の男の色気を出せる俳優は森さん亡きあと見当たらない
んですよ　森雅之の前に森雅之なし　森雅之のあとに森雅之なし！

83 ：

成瀬の「あにいもうと」と「妻として女として」も入れといてくれよ。
「浮雲」の役はあんまり酷い奴なんでやるの嫌がったそうだが、(金子プロ談)
それで賞を貰ったから「妻として女として」はやることにしたのかな。
あんなのありえないよ…

84 ：

「雨月物語」とか「我が生涯の輝ける日」とかきりがないなあ。
絹代の「恋文」もよかった。「女の勲章」の役も酷いやつだったねえ。

85 ：

>>83
へー、酷いと思うこともあったんだ、意外・・・

86 ：

８２です。
なぜ「或る女」を入れたのかというと父親（有島武郎）の原作を仕方なく
やったそうですが　見事にずるくて好色な男を演じているからです。
個人的には京マチ子が苦手なので迷いましたが。
あと「羅生門」はセリフこそ少ないものの目の表情が凄かったので・・・
「浮雲」は成瀬監督のいちおうベストフィルムだったので　あの役は森
さんしかできませんよねー。
実は「グッドバイ」も好きです　原作者の太宰治と父と森さんが妙にだぶる
役柄でした。

87 ：

「グッドバイ」、最後の強引な展開以外はとてもよいね。
森雅之の前から高峰秀子が去った辺りでやめておけばよかったのに。

88 ：

８６です。
森さんの出た映画はほんの少しそれも最近になって日本映画を見始めた自分
ですが　戦前から６０年代にかけての俳優はなんて豊穣であったことか。
いわゆる二枚目、かたき役、色悪とか・・・森さんはその映画黄金期にいぶし銀
のごとく出現した俳優でした。
結局有島武郎の心中による影響から抜け出せなかったにしてもセンスの良さ
色っぽさは天性のものでしょう　背が低いとかいう意見もありますが人間は
完璧じゃありませんからねー上原謙だって１６０�pですよ戦前の日本男子は
その位でしょう　三国連太郎や笠智衆さんらはちょっと例外のほう。

89 ：

CStbsチャンネルで「マンモスタワー 」(1958年TBS )というTVドラマを10月に
放送するようですね。
出演：森雅之／森繁久彌／金子信雄／斎藤達雄／芦田伸介／殿山泰司

90 ：

おー「マンモスタワー」ですか　でもうちはＣＳtbsは契約していないです。
以前から小津映画常連だった斉藤達雄も出てるので気になってるドラマでし
たが・・・。
それにしても主な出演者は森繁さん以外全員鬼籍に入られてますねー
元劇団雲の金子さんは森さんよりかなり年下ですが仁義なきシリーズでの
山守親分でしたっけ？あの役で今だに男性ファン多いらしいです。
料理番組での金子さんトボケぶりすごかったけど好きだったなー。

91 ：

「浮雲」LD版に付属の高峰秀子さんへのインタビューによると
森さんはこの映画で第１回のキネ旬男優賞を獲ったものの
専門家にはあまり評価されず「一生懸命やったんだけどなぁ」と
とても淋しく思っていたとのこと。そして，それが映画の自分に
見切りをつけることにつながったらしい。
ここで言う「専門家」とは監督や製作者，あるいは俳優仲間の
ことなんでしょうか。（勿論，高峰さんは大絶賛ですよ。念のため）
事情に詳しい方，教えてください。

92 ：

だって、素でやってるように見えるんだもん(藁

93 ：

>>92
＞だって、素でやってるように見えるんだもん(藁
それが凄いことなのだと思われ

94 ：

専門家とは批評家のことでは？
男性批評家は森さんが自分にない魅力があるので嫉妬から無視で
女性批評家は妙なフェミニズムから「女は男のオモチャじゃない!」
とか言いいそうな感じ。
同業者はそんな風には批判するかしらん？「じゃお前富岡やってみろ」
って切りかえされたってできっこないざんしょ　と自分は思う。

95 ：

白痴　　　　　　　　ってなんで一発で変換されないんだ！

96 ：

「気違い」「唖」とかが変換でないのと一緒か
私たちはそんなコトバ知りませんっ・・・・てか

97 ：

ちょっと皆さんがた、もし貴女の目の前２０センチに４０歳前後の森さんが
立っていてあのミステリアスな微笑を向けてきたら平常心でいられますか？
私だったら心臓バックンバックンで血圧急上昇間違いなしだ！

98 ：

私だったら、よだれ出まくり・・。

99 ：

「あにいもうと」CS衛星劇場で11月放送予定だそうです。

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