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2013年08月軍事258: 南雲忠一中将を再評価するスレ(津) (187) TOP カテ一覧 スレ一覧 2ch元 削除依頼
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南雲忠一中将を再評価するスレ(津)


1 :2013/06/02 〜 最終レス :2013/08/04
南雲長官はもっと評価されるべき(20代目)
前スレ
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/army/1358424721/
>>325〜ジョン・ジェリコーの溜息の章、>>801〜東翼展開発動の章)
過去スレとテンプレはまとめwikiを参照されたし
admiralnagumo@ウィキ
http://www10.atwiki.jp/admiralnagumo
戦史検証が中心になるので、雑談は支隊スレへどうぞ
【黎明爆撃】本日の南雲部隊司令部 1AF【艦砲射撃】
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/army/1362788622/

2 :
スレタイと内容がずいぶん乖離してしまっているので、スレ艦位の確認をば。
当スレは、南雲長官を再評価するスレですが、
「ミッドウェー敗北の責任は、すべて南雲長官にある」
「しかし、南雲長官は無能指揮官でも、空母戦の素人でもない」
「それは、空母戦史を検証すれば明らかにできる」

3 :
この基本方針の下で、真珠湾攻撃から、印度洋機動作戦、珊瑚海海戦と
見てまいりました。
本職としては、ミッドウェーに関する懸案事項は、「ミッドウェー海戦編」が
始まる前までに、一通りおさらいしておきたいと考えております。
珊瑚海海戦の日米攻撃隊による敵艦隊攻撃まで終了したところで、次は、
「レキシントン沈没」になるのですが、その前に、ダメコンについて確認して
おきたいと思い、それには建艦史の知識も必要になるだろうということで、
日露戦争後までさかのぼって、進めてきた次第です。

4 :
第一次世界大戦に入り、建艦史を離れて、海戦史を詳しく採り上げたのは、
「南雲は水雷屋だから、空母戦のことは素人だ」との定説に対する反論のため。
その総決算として、現在「ジュットランド海戦」を進行中。
ここでは、
「水上砲戦でも、空母戦でも、指揮官に求められる基本要素は変わらない」
という結論に持って行く予定。

5 :
本海戦は、リデル・ハート氏が
「歴史を通じて、これほど多量のインクを費やさせた戦闘はない」(『第一次世界大戦(上)』)
と記すほど膨大なもので、すでに1年以上経過しております。
英独両艦隊の出撃から巡洋戦艦部隊の遭遇、南下戦、北上戦と続いて、
北上戦の終盤、いよいよ両軍の主力部隊が激突する直前まで来ました。
そして、本海戦の山場である英戦艦隊の東翼展開から主力決戦へ。
英大艦隊司令長官ジョン・ジェリコー長官の采配を通して、南雲長官の
作戦指導を評価していきたいと思います。

6 :
Hman Los688 Miwa.SS 岩見 その他の
wikiに寄生しているアホどもに告ぐ
不正な手段で偏向、中傷編集した
牟田口の編集を直ちに公正に復旧せよ
さもなくば、その報復として徹底して
山本五十六 及び 半藤一利を
2ちゃんで叩きまくるwww

7 :
東條や牟田口の背中を撃つバカ妄想を書きなぐるシコリアン土足に告ぐw
一.今からでも遅くないから中学生の勉強でもし直せw
二.土足がどのようなバカ妄想を書き殴ろうが法螺吹きであるからシコリアンAAを貼り付けるぞw
三.シコリアン土足の父母は土足が屑の法螺吹きで有るので皆泣いておるぞw
別に土足が誉め殺しをしようが土足シコリアンの証拠になる以外何もないなwwww
よう卑怯者のシコリアンwwwwwww
セットで貼れば土足の名前がシコリアンと定着するなwwwwwww
歩く法螺吹き改竄捏造トリミング野郎が何をしても「ああまたあのシコリアン」と思われるだけさw

8 :
長官飲んでる?

9 :
フリーメーソン山本が一番悪いのになぐものせいにするな

10 :
海軍の山本五十六がこそがA級戦犯
日中戦争を勃発させ、泥沼化させた張本人。
■海軍・米内、山本五十六体制が無差別爆撃を強行し、戦争を煽り、
陸軍参謀本部が進めた日中停戦をぶち壊した。
山本五十六の目論みは海軍の利権拡大、予算の獲得が目的で、
大量の航空兵力配備。その宣伝のため南京無差別爆撃は強行されたと考えられる。
第二次上海事変を口実に(船津和平工作などから見て停戦は十分可能だった)
南京無差別爆撃を強行し、反日勢力を刺激し無理やり日中間を泥沼戦争状態にした。
★海軍次官・山本五十六が主導したと考えられる南京無差別爆撃の結果
・米国大統領が歴史上初めて日本を批判(隔離演説)
・国際連盟は海軍による南京無差別爆撃に対し非難決議を採択。
・国共合作が実現。バラバラだった全中国人が抗日で一致団結してしまった。
・蒋介石夫人がアメリカ議会で日本の無差別爆撃を非難。アメリカ議会の賛同を得る。
以後、山本五十六海軍次官は米内海相とともに
黒潮会(山本五十六が育てた戦争宣伝組織)を利用して徹底して新聞で中国討伐を煽りまくり
陸軍参謀本部の日中停戦工作(船津和平工作、トラウトマン工作)をことごとく妨害し潰した。
何もかも、海軍の利権拡大が目的だと考えられる。
山本五十六は記者クラブ(黒潮会)を利用し、
新聞社を戦争扇動機関に育てた日本の先駆者である。

11 :
Hman Los688 Miwa.SS 岩見 その他
たかがwikiの編集者wの
無職のぶんざいに告ぐ
汚い手段で
牟田口の編集を誹謗中傷だらけにした偏向編集を
直ちに元へ戻し公正に復旧せよ
さもなくば、この報復として
山本五十六 及び 半藤一利を
2ちゃんで叩きまくるwww

12 :
>>10-11
東條や牟田口の背中を撃つバカ妄想を書きなぐるシコリアン土足に告ぐw
一.今からでも遅くないから中学生の勉強でもし直せw
二.土足がどのようなバカ妄想を書き殴ろうが法螺吹きであるからシコリアンAAを貼り付けるぞw
三.シコリアン土足の父母は土足が屑の法螺吹きで有るので皆泣いておるぞw
別に土足が誉め殺しをしようが土足シコリアンの証拠になる以外何もないなwwww
よう卑怯者のシコリアンwwwwwww
セットで貼れば土足の名前がシコリアンと定着するなwwwwwww
歩く法螺吹き改竄捏造トリミング野郎が何をしても「ああまたあのシコリアン」と思われるだけさw
法螺吹きは2chですら嫌われる屑の存在なのさ、シコリアンwwwwwwwwww
無職の分際とやらにソース付きでバカ妄想を一蹴されるシコリアン土足くんwwwwwwwwwww

13 :
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/army/1358424721/964の続き
(1)は英本国の情報部の失策と言えるもので、ドイツ側の偽電作戦に
まんまと騙されてしまった。
(2)は主にビーティ提督の指揮によるもので、せっかく独戦艦部隊と遭遇
しながら、その艦位は不正確であったために、結局のところジェリコー自身が
確認しなければならなかった。
以上二点は人為的なものと言え、ジェリコー長官の立場になると、いささか
同情を禁じ得ません。

14 :
>>6-7 おつとめ?ご苦労さまです。人気者ですなぁ。>牟田口閣下
>>9 そうだそうだ、全部いそっちのせいだ!
>>10 なるほど。条約派にもそんな裏の顔があったのか〜

15 :
>>8 呑んでますよ〜
今週の土曜日も飲み会なので、休みます!
嬢から聞いた話ですが、今月からうちの繁華街でも客引きが全面禁止に
なったそうです。黒服のボーイたちも路上に立てなくなったわけでして、
キャッチのおもしろトークも楽しみの一つだったんだが・・・
「お兄さん、R、R、R大きい娘いるよ〜」
ここで足を止めてしまうと、一緒に同伴している嬢からにらまれてしまうのです(汗)

16 :
前スレ埋まりました。
今週末は、映画『宇宙戦艦ヤマト2199』(第6章)の公開ですね。
いよいよ、七色星団決戦。
旧作では逆ミッドウェー(四空母被弾→誘爆沈没)でしたが、
今回はどんな展開が待っているのか。
というわけで、今スレも宜しくお願いします。

17 :
>>13の続き
だが、
>(3)気象条件の悪化(視程不良による敵視認困難)
これは、予め想定できたことではないのか?
「北海に実験を有する士人は、同海において如何に靄霧の日の多きかを
熟知せるべく、ドッガー・バンク海戦の如く、晴朗なる天候においては、
敵魚雷の射程外にて、我が大口径砲の効力を発揮するため遠戦を行うこと
もちろん至当なり。

18 :
>>17の続き
されど5月31日の如き、視界狭小なる場合にありては、大口径砲の利点は
大いに減殺せらるるに至る。
ジェリコー卿の計画は、北海において稀なる視界良好なる状況を基礎とせり」
(『ジュットランド海戦史論』鹿島萩麿/著)
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1447661

19 :
>>18の続き
>前進索敵部隊を進出させ、敵主力の位置を把握し、
>適切な時機に展開を行って、戦闘隊形(単縦陣)を形成し、
>全火力をもって敵を邀撃し、これを撃滅する。
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/army/1358424721/963
ジェリコー長官が思い描いていた「艦隊決戦」は、日本海海戦のように
「天気晴朗」なる場合に適用されるものであり、それを北海で望むのは、
想定が甘すぎるといったところでしょうか。

20 :
>>19の続き
言われてみればその通りで、ロンドンは”霧の街”として有名ですし、
英海軍の将兵なら、北海の視程が良好な時など、めったにないことは
熟知していたはずです。
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/army/1319886402/281-282

21 :
(3)5月7日(珊瑚海海戦一日目)薄暮攻撃の索敵計画
  索敵線4本(各九七艦攻2機)1315発進
「この情報に基づき五航戦司令官は直ちに攻撃を決意し、まず1315索敵機を
発進させた。索敵機は各艦艦攻4機の計8機、索敵方向は220〜290度まで、
進出距離200浬であった。
しかしいずれも敵情を得ず、1615〜1630の間に帰投した。
この索敵は、その進出距離および前述した敵との距離(約380浬)からみて、
前路警戒に重点を置いたものと水偵される。
(薄暮)攻撃隊はやや準備が送れ、1415ころ発進した。
兵力は瑞鶴の艦爆6機・艦攻9機、翔鶴の艦爆6機・艦攻6機の計27機であった」
                    (『戦史叢書(49)南東方面海軍作戦(1)』)p291

22 :
1240 五航戦司令官発→瑞鶴・翔鶴宛
「右ニ依リ、索敵ヲ実施ス
瑞鶴 290度、270度
翔鶴 250度、230度
進出距離200浬、側程右20浬、発艦時刻1315」
軍艦瑞鶴戦闘詳報(珊瑚海海戦に於ける作戦)(1)
アジ歴【 レファレンスコード 】C08030742700 (44/62)頁

23 :
航空母艦戦ってゴロ悪いよねと規制解かれたから言ってみる
水上航空戦とか戦艦戦とかは言わないんですかとやっぱりしつこく言ってみる

24 :
>>23 おつかれさまです。そのあたりは、個人の好みで良いかと。
>水上航空戦
これは、水上砲戦+空母航空戦という意味ですかな。
まさに七色星団決戦!
今回の第6章は実に濃い内容でしたなぁ。
レーダー手の未来ちゃんが「敵機直上!」と叫んだ場面は、
興奮度120%でしたよ。

25 :
>>20の続き
話はかわりますが、皆さんは「FIDO」(ファイドー)という言葉をご存知でしょうか。
Fog Investigation and Dispersal Operartion(霧研究・消散作戦)
海上の軍艦にとって、霧は厄介なしろものですが、それ以上に影響が大きいのが、
飛行機の運用です。
ひどい濃霧でも、船ならばまだなんとか航行することができますが、
飛行場が霧で覆われると、航空機による作戦行動は全く不可能になる。

26 :
>>25の続き
例えば、太平洋戦争の開戦初日。
われらが台南空の精鋭たちは、比島の米クラーク・フィールドを奇襲攻撃する
計画だったが、濃霧により出撃できなかったのは有名な話です。
「発進は午前4時の予定だった。ところが時計の針が3時を過ぎた頃から、
薄いR色の霧が飛行場をつつみ始めた。その霧はだんだん濃くなっていき、
ついには5メートル先も見えないほどになってしまった。
予定の4時発進は変更された。だが、霧はいっこうに晴れる気配もない。
”黎明を期してマニラ突入”の計画は、不可能になった」(『大空のサムライ』坂井三郎/著)

27 :
>>26の続き
結局、出撃は6時間も延期され、結果的にはこれが「奇襲成功」につながった
わけですが、霧に限らず、航空戦史を丹念にひもといていくと、
「悪天候により作戦中止」が意外に多いことに気付きます。
よく第二次世界大戦は空母の時代であり、戦艦などは時代遅れとの意見が
ありますが、空母(というより航空機)は万能の兵器ではないことを、よく知る
べきでしょう。

28 :
>>27の続き
特に、”霧の街”を首都に持つイギリス空軍の悩みは深刻であり、
時の首相、ウィンストン・チャーチルは、
「飛行機が安全に離着陸できるよう、飛行場の霧を消散させる手段を見つける
ことは極めて重要だ。
石油戦略部は、この目的にかなうあらゆる実験を実施せよ。それに対する
いかなる支援も惜しんではならない」
と命じた。

29 :
>>28の続き
そこで実行に移されたのが、この”ファイドー作戦”なのです。
さぁ、皆さんも考えてみて下さい。
どれだけ人や金を使っても良いんですよ〜
あらかじめ申し上げておきますが、
「巨大な扇風機で飛行場の霧を吹き飛ばす」作戦は却下です。
ただ空気をかき回すだけで、霧は晴れないという実験結果が出ていますので。
ここは波動砲(ry

30 :
>>29
湿度を下げれば良いのでしょうから、飛行場周辺を火の海に(ry
>>28
ロンドンの“霧”って、大半は産業革命以後の煤煙やスモッグでしたっけ。

31 :
         _ _               _ _
        /::. ソ . :;;ヽ            /::. ソ . :;;ヽ
        /::.     ..:::;;;ヽ          /::.     ..:::;;;ヽ
        /::.      ..::;;;;ヽ         /::.      ..::;;;;ヽ
      /::.        ..::::;;;;i        /::.        ..::::;;;;i
      (::.        ..::;;;丿       (::.        ..::;;;丿
       >::...___..::::;;;イ         >:::...___..::::;;;イ
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       |::: ( (  ゙ ..:;;;;;|         |::: ( (  ゙ ..:;;;;;|
       ( \  l. |  ..:;;;;;;|         ( \  l. |  ..:;;;;;;|
       |::\∨丿 ″..:;;;;;|         |::\∨丿 ″..:;;;;;|
       |::: ( (  ゙ ..:;;;;;|         |::: ( (  ゙ ..:;;;;;|
      (・3・) エェー こ、これはいちおつじゃなくて、いちもつなんだから! 勘違いするなお!

32 :
>>30 正解です。>飛行場周辺を火の海に(ry
流石ですなぁ。
>ロンドンの“霧”って、大半は産業革命以後の煤煙やスモッグでしたっけ。
そうですね。霧が発生するためには、その中心となる「凝結核」が必要で、
大気中の埃や煤煙などの微粒子が、それに当たります。
>>31 こ、これは、ドリルミサイル!
「アナライザー、すぐに新見女史を呼んで来い。
イチ〇ツの先っぽをいじくって、もてあそぶなんて、R臭い小娘どもには
出来ない芸当だからな!」

33 :
>>29の続き
正解は、神頼み・・・ではなくて、
「飛行場の霧を消滅させるには、帯電した砂の散布、塩化カルシウムの噴射、
強力な送風、油による河川のコーティングなどが提唱された。
しかし、確実に効果のある唯一の方法は、滑走路を熱するという力ずくの
技術であった。
1939年には、厚さ300フィート(90メートル)の霧を晴らすには、気温を
3.5度上昇させる必要があると試算された」
(『気象を操作したいと願った人間の歴史』ジェイムズ・フレミング/著、鬼澤忍/訳)

34 :
>>33の続き
これは、誰もが日常的に体験できることで、例えば車の曇止めヒーターなどが
そうですね。
具体的には、滑走路の両脇に2本のパイプ(長さ6キロ)を設置。
パイプ内にガソリンを流して、180メートルごとに開けられたバーナーから
噴射した気化ガスに点火するという仕組みです。
まさに
>飛行場周辺を火の海に(ry (>>30
ですよね。

35 :
>>34の続き
その効果は絶大であり、1943年7月グレイブリー基地の作戦では、
「ファイドーのバーナーが早朝5時に点火されると、7分間で幅200ヤード、
奥行き1500ヤードの広さで霧が晴れた。飛行機も15分間隔で無事に
着陸できた」
この時、着陸したパイロットの話によると、
”炎の輪をくぐり抜けるサーカスのライオン”の気分だったとか。
まぁ確かに、あまり良い気持ちはしないでしょうなぁ。

36 :
GF長官殿、いまだ「太平洋の試練」の訳本の出版については無言ですか。

37 :
>>36 有難うございます。うっかり見落としてました。>太平洋の試練
書評なんかを見ると、
「開戦から半年間敗れ続けたのは何故か。米側の視点から描く」とあったので、
読むのを楽しみにしてます。
ぜひ感想を聞かせて下さいませ。

38 :
>>35の続き
1944年になってからは、本格的な運用が開始され、
「ファイドーは実戦で使われた。ドイツ空軍が地上に釘づけになっている時、
イギリスで連合国空軍は哨戒や空襲を実施し、無事帰還できた」
ドイツ軍最後の大反攻として有名な”バルジの戦い”においても、このファイドーが
連合国側の航空支援に貢献し、「戦争終結を早めた」と評価する人さえいるようです。

39 :
>>38の続き
このように絶大な効果をあげたファイドーですが、長続きはしなかった。
それは、”恐ろしく金がかかるから”です。
ある試算によると、飛行機が一機着陸するのに、6千ガロン(27キロリットル)もの
ガソリンを消費し、その費用は1時間当たり4万ポンドにもなったとか。
そんなガソリンがあるんなら、モスキートを何機飛ばせるんだよ、って感じですよね。
こんな支出が許されるのは、”亡国の危機”だからこそであり、
「油の一滴は、血の一滴」と叫ばれた我が国では、とても実現不可能でしょう。

40 :
>>39の続き
「戦後、パリ近郊のオルリー空港で行われた実験では、滑走路脇に設置した
ジェットエンジンで大気を熱し、霧を消失させる試みが行われたが、成果は
まちまちだった。
以後開発された霧への対処法は、気象や雲を改変するのではなく、計器飛行
による着陸法で、そちらの方が普及した」
実際に、皆さんがファイドーを目撃することはなかったわけです。

41 :
>>40の続き
文中にある通り、高度計や昇降計などから自機の位置や姿勢を知る計器飛行は、
現在でも主流と言えますが、これとて万能ではありません。
例えば、本年1月ロンドン近郊にて、ヘリコプターが墜落する事故がありましたが、
その原因は、霧による視界不良で、高層建築用のクレーンに接触したことだった。
空でも海でも、深い霧はやっかいなものですね。

42 :
>>41の続き
このように、戦闘態勢を築く上で深い霧は大きな障害となるものですが、
それは出撃前から分かっていたはず。
なのに、ジェリコーの作戦計画は、あまりにも”教科書通り”であり、
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/army/1358424721/963
視程がせいぜい10浬程度しか望めない北海で、24隻の戦艦群を単縦陣に
陣形変換して敵を迎え撃つというのは、前提に無理があるのではないか。

43 :
>>42の続き
もっと状況の変化に応じて、柔軟に対応すべきだったのではないか、
とベレアース中佐は指摘しているのです。
そこで彼が主張したのが、西翼展開だった。
「警戒航行序列は、視界の状況によって変化する。
ジェリコーの実行せるものは、視界良好な場合には適当であろうが、
当日の如き展望では、急速展開に不便である」(『ジュットランド海戦史論』)

44 :
>>43の続き
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/army/1358424721/947の通り、
西翼展開最大の利点である、「展開所要時間の短さ」をもっと活用するべきと。
「右展開(西翼展開)は、火力の点では不利なれど、速やかに交戦し、日没までの
短き時間を利用することができる。ジェリコー卿は、北海の如き常に濃霧に鎖され
たる戦場において、迅速かつ機宜の展開運動法を研究せざりき」
と痛烈に批判しています。

45 :
>>44の続き
では、西翼展開の上でどう戦うべきなのか。
「彼(ジェリコー)の憂慮せし危険は、右翼(西翼)展開中の先頭に、敵全砲火の
集中、及び敵駆逐艦の襲撃により多大の損害を蒙ることあるべきにあり。
彼は視界不良にして、かつ数時間にして日光を失わんとせし時に当たり、迅速
なる戦闘開始の及ぼす影響に関して論及せず、奇襲の独艦隊に及ぼす結果に
対しては、寸毫も考慮せず。
要するにジェリコー卿は、兵力の数量に左右せられ、戦勝の意志、必勝を目的
とした犠牲的観念を欠けり」              (『ジェットランド海戦史論』)

46 :
>>45の続き
前スレに記した通り、
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/army/1358424721/933-934
ジェリコー長官が最も懸念していたのは、彼我の距離が接近しすぎていて、
展開完了前に交戦が始まってしまうこと。
特に、敵水雷戦隊の襲撃を受ければ、味方が大混乱に陥ってしまうことだった。
それに対して、ベレアース中佐は、
「彼我の距離が近すぎること」と「西翼展開所要時間の短さ」を利点ととらえている。

47 :
>>46の続き
すなわち、西翼展開によって速やかに単縦陣へ移行し、独水雷戦隊の襲撃を
受ける前に、こちらから奇襲をかければ良いというわけです。
もちろん、これは不確定要素が多く、必ずうまくいくとは限りませんが、
視界不良、日没まで残された時間はわずかという状況においては、断行すべき
価値がある。
なんとなく「即時発進」的な思想に、似ているとは思いませんか?
果断即決こそ、指揮官に求められる素養だと。

48 :
>>47の続き
そして、北海のような気象条件の下で、理想的な艦隊運動(>>19)なんか、
土台無理な話なんだから、
「しかるにジェリコー卿は、縦陣列を過重視し、嚮導艦の誘導により有利態勢を
維持せんとし、各戦隊司令官に機宜独断の自由を与えしこと少なく、戦艦20隻
より成る大艦隊において、司令長官好機に乗じて、速やかに全隊を運動せしむる
こと不可能にして、一部戦隊の迅速なる攻撃により獲得せる態勢を利用すべし」
                               (『ジュットランド海戦史論』)

49 :
>>48の続き
特にジェリコー長官坐乗の総旗艦は中央縦列の先頭にいたため、
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/army/1358424721/33
東翼展開にしろ、西翼展開にしろ、単縦陣になった後は戦列の中央付近に位置
するため、艦隊全体の指揮には不適当である。
むしろ24隻の弩級戦艦を一律に扱うのではなく、高速戦艦部隊と低速戦艦部隊
とに分け、特に優速隊の司令官にはもっと自由裁量を与えた方が良い。

50 :
>>49の続き
ちょうどトラファルガー海戦の時、ネルソン提督が、
「本職訓令の要旨を了解せる後は、次席司令官は当該麾下艦隊の全指揮を
採るべし」
と命じたように。
そのためには、展開所用時間の短い西翼展開を採用すべきであり、
麾下全艦を指揮下に置くのではなく、ある程度分散して戦う方が有利である。

51 :
>>50の続き
ここでまた、ミッドウェー海戦との類似点を考えてみたいと思います。
「北海において、視程不良に悩まされることはしばしばあるのに、
ジェリコー長官は何ら対策をとらずに、正攻法である単縦陣による
艦隊決戦を企図した」
「機動部隊の出撃が一日遅れた結果、先に輸送船団が発見され、
ミッドウェー島奇襲が失敗に終わることは十分に予想できたのに、
南雲長官は何ら対策をとらずに、当初の計画通り、友永隊108機を
黎明に発進させた」

52 :
>>51の続き
この二つには、共通項がある。
「事前に予測できた(はずの)事態に対し、どの程度の対策を講ずるか」
もっと言えば、
「どの程度までなら、計画変更しなくても許容されるのか」
どちらも、論理的には筋が通っています。

53 :
>>52の続き
ミッドウェーの方などは、公刊戦史ですら指摘していることですから。
>「さらに4日船団部隊が敵機に発見攻撃された報を受けたが、南雲長官は情勢を安易に
>判断していたためか、攻撃要領を改めなかった。
>この要領によると、ミッドウェーの攻撃時刻は日の出後約1時間半(0330頃)となる。
>従って同島攻撃時、敵の攻撃兵力は我が船団攻撃に発進後のことで、同長官が企図して
>いた”奇襲により敵機を捕捉撃滅する”ことは、出来なくなる虞れが大きいのである」(『戦史叢書』)
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1263203379/275

54 :
>>53の続き
同様に、ベレアース中佐の主張も納得できるものです。
日本海海戦で、東郷長官が適切な時機に「敵前回頭」を発令できたのは、
”天気晴朗”で、彼我の状況がよく把握できていたから。
視程がせいぜい10浬に届かず、「視認、即、砲戦開始」に等しい状況では
陣形変換どころの話ではない。
しかし、問題は対策の方です。

55 :
>>54の続き
史実の作戦指導を批評することは、決して難しいことではありません。
我々は史実を知っているのだから、指揮官の決断が正しかったか、間違っていたか。
誰にでも分かることでしょう。
では、どうすべきだったのか。
可能な限り”後知恵”を排除して、当時の情勢から判断しても不自然でない
対案を導けるのか。
ここに戦史検証の手腕が問われるものかと愚考します。

56 :
当時の情勢から判断しても不自然ではない対案を導くことは戦史検証とは違うんじゃないかなあ
その対案導くって発想は負けたという結果ありきが前提にしか残念ながら見えません
負けた結果ありきとはつまりそれが後知恵なんですよ
「ここの時点で何らかの兆候があったのだからこうすべきだった」とは失敗した戦闘に言われる傾向があり、勝った戦いでは「兆候が、対案が」と言われづらいのがいい例でしょう。
あまり例としては適切とは思えませんが、GF長官さんは仕事(仕事じゃなくても何でもいいんですが)で何か間違った判断を下した経験があると思います。(もしなければ申し訳ありません)
それについても「可能な限り”後知恵”を排除して、当時の情勢から判断しても不自然でない対案を導けるのか。」と言えるのでしょうか。
ただの怠慢プレーであるなら話は簡単かもしれませんが、そう物事は単純とは言えないのではないでしょうか。
どうすべきだったかより何故その当時そう判断したかの方が戦史検証において重要ではないかと私は愚考致します。

57 :
>>56 ははは・・・先に言われてしまいましたな。
まぁ、そこまで考えていたわけではないですけれど・・・
>負けた結果ありきとはつまりそれが後知恵なんですよ
仰る通りですね。
今回の「対案論議」は、手段であって目的はありません。

58 :
>>57の続き
当スレの趣旨は、南雲長官を再評価すること(>>2)ですが、
最も重視しているのは、勝敗の結果ではなく、その思考過程。
>何故その当時そう判断したかの方が戦史検証において重要ではないか
まさに、そのものズバリです。
過去スレも上記の方針で進めてきましたし、それをまとめたのがテンプレ。
その中で何度か、南雲長官の作戦指導を批判する試みを行いました。
「こうすればよかった」という対案であり、「仮想戦記の章」云々がそれ。

59 :
>>58の続き
ところが、具体的に考察を始めてみると、案外うまくいかないものでして、
「実は史実の決断って、理に適っているんじゃ・・・?」
そう思うことがしばしばありました。
つまり、真剣に対案を考えてみることによって、「何故その当時そう判断したか」に
より迫ることが出来ると思います。これが、
>今回の「対案論議」は、手段であって目的ではありません。
と書いた意味です。

60 :
>>59の続き
>GF長官さんは仕事で何か間違った判断を下した経験があると思います
それはしょっちゅうですよ〜
ただ渦中にいると、なかなか自分では気付かないものですよね。
私のような平社員でなく、もっと大局的な見地が求められる役員の方なら、
より具体例を挙げられるかもしれません。

61 :
>>55の続き
さてジェリコー長官の東翼展開を批判した、ベレアース大佐の対案とは。
西翼展開により、速やかに戦闘陣形に移行し、
また高速部隊の指揮官に自由裁量を与えて、独艦隊に奇襲をかける。

62 :
>>61の続き
一見、もっともな主張ではありますが、
統一指揮が困難なほどの、視界不良の中で、各隊の指揮官に任せていたら、
更なる混乱を助長し、各個撃破や、同士討ちなどの事態にならないでしょうか。
例えば東翼展開の後、いざ独戦艦隊との主力決戦が開始されようとする、
まさにその時、こんなことがありました。

63 :
[主力決戦]
                    △┐
   <英戦艦部隊>     △  └→▽▽
  戦艦アイアン・デューク△          ▽▽
  (ジェリコー大将)  △               ▽▽→
            △
          △       <英巡戦部隊>
        △           巡戦ライオン
      △           △△→(ビーティ中将)
    △         ┌△△
  △           ┘
┌┘
                              ↑
                              ▲
                              ▲
                             ▲
                             ▲   <独戦艦部隊>
                            ▲戦艦フリードリヒ・デア・グローセ
                            ▲  (シェーア中将)
                          ┌┘

64 :
そうですね。
過去スレ含め見通して見たらそうした方針で進めてきていますね
大変失礼致しました

65 :
>>64 いえいえ、貴重なご意見感謝します。
今回は、ジェリコーの采配そのものをあれこれ論じようというよりも、
批判する側の心情を考えてみようと思った次第です。
上記のベレアース中佐のように「東翼か、西翼か?」といった、正反対の選択肢は、
「雷装待機か、兵装転換か」あるいは、「即時発進か、友永隊収容か」などと同じで、
分かりやすくて、誰でも議論に参加しやすいですよね。

66 :
>>65の続き
特に”負け戦”の場合は、批判側が圧倒的に有利であり、
「栗ターンがなければ、レイテ湾の米軍は・・・マッカーサーは・・・!」
などの妄想も許されるわけです。
なにしろ、負けたのだから。
史実の決断が間違っていたに決まっている、と。

67 :
>>66の続き
ところが、ジュットランド海戦は英国側にとって、負け戦とまでは言い切れない。
確かに、損失艦艇ではイギリスの方が多かったけれども、大局的に見れば、
勝負つかずの引き分けといったところでしょう。
ボロ負けした指揮官が叩かれるのは、当たり前のことです。
しかし、引き分け程度の戦闘をあえて批判する人たちの心情とはいかなるものか。
それは、「こうしていれば、もっと戦果を拡大できたのに。大勝してたのに!」。

68 :
>>67の続き
ハワイ作戦での、南雲長官に対する批判と同様ですよね。
「第二撃を実施していれば、真珠湾は火の海に・・・(笑)」
本職から言わせてもらうと、米空母が所在不明という状況で、現海域にとどまり、
索敵機も出さずに、再攻撃をしようなんて、狂気の沙汰だと思うのですが・・・
ミッドウェーで同じことを主張できるのでしょうか。
まぁ、そんなところを掘り下げてみたいなと思っております。

69 :
>>63の続き
上図のように、ジェリコー長官は、南方を東航中のビーティ中将から、
「敵戦艦隊発見」の報を受けて、東翼展開を決断しました。
ということは、英独両戦艦隊の間に英巡戦隊が挟まれる形となる。
しかも彼らは、砲戦を継続しつつ、全速で航行していた。
なぜなら、友軍戦艦隊が戦闘隊形を整える前に、その先頭に出ようと企図
していたから。

70 :
>>69の続き
その結果どうなったかというと、
「如何なる状況が、巡洋戦艦艦隊をして戦艦艦隊にかくの如くの塁を及ぼすに
至らしめるにせよ、甚だ不幸なるものなりき。
これがため第五小隊もまた、巡洋戦艦隊が彼我の間に入りたるをもって、敵に
対し砲火を開くを得ず、かつ戦煙中に見え来たりたる軍艦は、敵なるや味方なるや
判別する能わず」                           (『北海海戦史』)

71 :
>>70の続き
第五小隊司令官ゴーント少将(>>49のリンク参照)の回想です。
戦艦隊の目の前を、味方巡戦隊が煤煙やら砲煙やらを撒き散らしながら、
横切ったため、照準どころの話ではなく、敵味方の識別すら覚束なかった。
やーれやれだぜ、ですよね〜
ベレアース中佐が主張するところの(>>61
「優速部隊の指揮官に、自由にやらせた」結果が、この体たらくなのですよ。

72 :
>>61 高速部隊の指揮官に自由裁量を与えて、独艦隊に奇襲をかける。
やたら勇ましい言辞を並べ立てる輩は信用出来ませんわな−。
また自分の立場によっても言うことが変わってくるんじゃないですかー?

73 :
>>72 まぁ、状況によりけりだと思います。
いくら統一指揮下だといっても、「奇数番艦は右砲戦、偶数番艦は左砲戦」
といったトンデモ命令を出すくらいなら、各隊の自由にやらせた方がうまく
いくかもしれませんしね。

74 :
>>71の続き
といって、西翼展開派を全面否定するつもりもありません。
史実の東翼展開が辛うじて成功したのは、ビーティ中将からの敵発見報告が
ギリギリ間に合ったからで、もしあと10分程度遅れていたら、展開途中に
主力決戦が開始されることになり、もっとひどい状況になっていたと思われる。
そうなるくらいなら、戦艦隊をいくつかの隊に分け、各指揮官に一任した方が
まだマシだったという結論になるでしょう。

75 :
>>74の続き
そのあたりの見極めはとても難しいですね。
ミッドウェーの場合で言うと、(>>51
「戦艦を中心とした水上艦艇を分派して、夜間突入し、ミッドウェー島を砲撃」
「友永隊の発進を前倒しして、黎明時にミッドウェー島を爆撃する」
等の対案が出されています。
これらはうまくいくかもしれません。また失敗するかもしれません。
演習と同じで、想定してみることしか出来ませんね。
史実では実施されなかったのだから。

76 :
>>75の続き
ただ一つ、申し上げておきたいのは、
上記案を採用した結果、”奇襲”には成功するかもしれませんが、
史実にはなかった、新たな問題が生じることに注目したい。
例えば、
「戦艦を分派したら、機動部隊の防空・対潜哨戒能力が減少する」とか、
「黎明爆撃を行うと、兵力不足で再攻撃要請につながりかねない」とか。

77 :
>>76の続き
結局、作戦計画でも作戦指導でも”百点満点”ということは有り得ない。
史実の決断について、ツッコミどころ満載であるのと同時に、
対案に関しても、また同様なのです。
では、なぜ当時の司令部は対案の方ではなく、史実の案を採用したのか。
もしかしたら、我々が考えるようなことは検討済みで、却下されただけなのかも
しれない。
その上で、「不測の事態はあり得るが、計画変更の必要なし」(>>52)と判断した。
それを妥当とみるか、甘いと評するかは、人それぞれで良いのではないかと。

78 :
>>77の続き
本職の個人的見解では、”なりきって”考えてみるほど、史実の決断は真っ当なもの
であり、軽々しく「無能」と叩けるものではないなと感じます。
色々対案を考えてみるんだけれど、似たような結論にたどりつくのです。
どうも抽象的な内容になって申し訳ないのですが、
本職の中でも、どうまとめていいのか、良く分からないのが正直なところ。

79 :
>>78の続き
スレ立て当初は、戦史を詳しく検証していけば、”空母戦術”を明らかでき、
それを根拠に、「この決断は正しい」、「あれは間違い」と評価できるものと
思っていたのですが、やればやるほど、評価基準が曖昧になっていくのです。
ああ、だから指揮官という立場が必要であり、
いくら優秀な参謀が何人集まったところで、指揮官の代役は務まらないんだな、
と感じる今日この頃です。

80 :
>>78 軽々しく「無能」と叩けるものではないなと感じます。
先のWW2の日本の指導部についても、軍板全体的には当時の判断を首肯
する評価、少なくとも軽々しく否定しない評価になってきていますよね。
みんな考えれば考えるほど…。
南雲長官については当時の当然至極、一番真っ当な判断だったのではない
かと本官も思います。
では機動部隊の指揮について、本当に南雲長官は素人同然で、源田部隊と
も当時揶揄されていたと言われる如く、本当に若手佐官クラスに任せっきり
だったのか?とか。
(では牟田口はどうかとか、栗田ンはどうかとか…これはスレチですが)
ところでまだ北海編は続きますよね?
ヒッパー提督の死の騎行がまだですよ?

81 :
>>79
ただいま帰投しました。長官!
>>80
前進部隊参謀、帰ってきたぞ、赤レンガの金庫からご禁制のブランデーをちょろまかせてきたぜ

82 :
テスト

83 :
>>80 そうですねぇ。
>本当に若手佐官クラスに任せっきりだったのか?とか。
優柔不断と叩かれる南雲長官ですが、ちゃんと指揮官として
決断はしてるんですよね。
ハワイの第二撃とか、ミッドウェーの兵装転換とか・・・
>ヒッパー提督の死の騎行がまだですよ?
もうしばらくのお待ちを。
まずは、フッド少将の奮戦かな。

84 :
>>81 おかえりなさい、東雲長官。
しばらくアニメキャラのAAを見なかったので、心配しておりましたぞ。
まずは乾杯といきましょう。

85 :
ご無沙汰しております。
週明けから書き込めなかったのですが、ようやく規制が解除されたようで、
再開したいと思います。
寝苦しい夜が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
賞与も出たことだし、ビアガーデンにも行きたいですねぇ。
それでは、今後ともよろしくお願いします。
本編は今晩にでも。

86 :
>>85>赤城ビアガーデン       乾杯〜
                          ,. -‐==、、
             ,. ===、、 o   ○o.  i       :::ト、
           _,/      `ヾ´´`ヽ、 ゚ .l       :::ト、\
           //      .::::/  :::::!===l      :::|ス. ',
             /./       .::::/   ::::l    |  __ ..... _::::|} ヽ l-、
.           ,ィク ,'..__    .::::/    ::::l    :l '´    `)'`ヽ ヾ;\
       /::{゙ ヽ、 ``丶、;/‐‐- 、::::l     `'::┬‐--<_   } ./;:::::\
     /::::::::!   ,>---‐'゙ー- ...__)イ ,. -‐‐-、ト、   |l::ヽ /;';';';';::::\
.     /|::::::;';';'\/} (ヽ、  _/|   (´    _,.ィ!::ヽ.  ヾー'´;';';';';';';';';:: /ヽ、
   / ,ノ:::;';';';';';';';';'/  /ヽ、二ニ-イ   ヾT ¨´ ,/;';';::`、. \';';';';';';';';';';〈::...
. /  i::;';GF長官/ ,イ.:前進部隊!    ヽ`ー‐二艦隊ヽ   \';各ROM司令
発2F長官
宛GF長官
たまに次スレを見失うので次スレへの誘導機(97艦攻)を手配されたし。

87 :
>>86 カンパ〜イ! 早速良い仕事をされますな。
>たまに次スレを見失うので次スレへの誘導機(97艦攻)を手配されたし。
次スレ誘導は、900レス以降のどこかに埋もれております。
それでも見つからないときは、軍板で”南雲”と検索!

88 :
>>79の続き
これで東翼と西翼の二つの選択肢を見てきたわけですが、戦術的に
「どちらが正解だったか?」に答えを出すことは難しいでしょう。
ジェリコー長官はある意味、戦場の女神さまに気に入られたのかも。
東翼展開が成功したのも、紙一重の勝利だったと感じますね。

89 :
>>88の続き
さて、この局面。実は”二者択一”で済まされるところではなかった。
もう一つの選択肢が存在します。
その名は、「中央翼展開」
これを主張したのは、かのウインストン・チャーチルでした。

90 :
>>89の続き
「チャーチル海軍大臣の意見は、中央展開であって、これもまた他の多くの
意見と異なり、珍しい部類に属する。
而してチャーチルは文官にして、艦隊長官の経験を有せざる人であるが、
これに賛同する海軍将校も多くあり、素人論と見なすことは出来ない」
                              (『ジュットランド海戦史論』)

91 :
[中央翼展開](展開前)
               ▽
            ▽   ▽
         ▽   ▽   ▽
      ▽   ▽   ▽   ▽
   ▽   ▽   ▽   ▽   1
▽   ▽   ▽   ▼   2
 ▽   ▽   ▽   3   
  ▽   ▽   4   └┐
   ▽   5        ↓
    6
(註)数字は小隊番号
▼が総旗艦の戦艦アイアン・デューク 

92 :
[中央翼展開](第三小隊が前方に進出)
                ▽
             ▽   ▽
      ▽       ▽   ▽
   ▽   ▽       ▽   ▽
▽   ▽   ▽       ▽   1
 ▽   ▽   ▽   ▽   2
  ▽   ▽   4    ▽
   ▽   5         ▽
    6              ▽
                    3
                    └┐
                      ↓

93 :
[中央翼展開](右翼の第四〜第六小隊は左舷8点回頭)
                           ▽
                        ▽   ▽
                         ▽   ▽
                          ▽   ▽
                           ▽   1
                            2
                  ┌→  ▽
             ▽   △4    ▽
              ▽ △       ▽
              └┘         ▼
            ┌→            3
       ▽   △5             └┐
        ▽ △                 ↓
        └┘
     ┌→
▽   △6
 ▽ △
 └┘

94 :
[中央翼展開](左翼第一〜第二小隊は、左舷32点大回頭)
                       ←┐
                         △1
                          △
                           △
                            △
                          ↑
                     ▽   △2
                      ▽  △
                 ┌→   └┘
                △5  ▽
              △      ▽
            △         ▽
          △            ▽4
       ┌→
      △6                 ▽
    △                     ▽
  △                        ▽
△                           ▼3
                             └┐
                               ↓

95 :
[中央翼展開](右翼小隊は最後尾に回る)
   ▽←┐
  ▽   △2
 ▽     △
▽1      △
↓        △

 ▽
  ▽
   ▽6
    ↓
     ▽
      ▽
       ▽
        ▽5
         ↓
         ▽
          ▽
           ▽
            ▽4
             ↓
             ▽
              ▽
               ▽
                ▼3
                └┐
                  ↓
   

96 :
[中央翼展開](単縦陣完成)

 ▽
  ▽
   ▽2
    ↓
    ▽
     ▽
      ▽
       ▽1
        ↓
        ▽
         ▽
          ▽
           ▽6
            ↓
            ▽
             ▽
              ▽
               ▽5
                ↓
                ▽
                 ▽
                  ▽
                   ▽4
                    ↓
                    ▽
                     ▽
                      ▽
                       ▼3
                        ↓

97 :
>>96の続き
航跡図は思い描けたでしょうか。
要は、総旗艦を先頭にした単縦陣に、無理やりもっていったわけですね。
ていうか、現場の人間には、とてもこんな発想は出てこない。
まさに机上の空論w
・・・と笑うなかれ。
現役将校にも賛同者があったようですし、検証する価値はありそうです。

98 :
>>95訂正
[中央翼展開](右翼小隊は最後尾に回る)
→[中央翼展開](左翼小隊は最後尾に回る)

99 :
>>97
いや、見事な艦隊機動ですね。
激闘ソロモン海戦史でもこうはいきません。
やったことありますか?長官。

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