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【北軍】南北戦争【南軍】


1 :2011/10/12 〜 最終レス :2013/09/01
南北戦争について語るスレ

2 :
>>1 スレ立て乙!

3 :
どこの国なんだよw

4 :
室町幕府 VS. 後醍醐天皇

5 :
南北朝時代

6 :
大韓民国vs朝鮮民主主義人民共和国。世界史の常識に基づき北軍が勝利。

7 :
ロバート李将軍マンセー

8 :
李将軍www

9 :
考えてみれば南軍が勝った事例って思い浮かばないな・・・。
中華王朝      ・・・ 漢(楚滅ぼす)、隋(北朝勝利)、元(南宋滅ぼす)
南北朝時代(日本)・・・ 北朝勝利
アメリカ独立戦争 ・・・ 北軍勝利
ベトナム戦争    ・・・ 北ベトナム勝利
朝鮮戦争      ・・・ ま、まさか! と思ったが、イングランドがスコットランドを吸収したな。

10 :
クリミア戦争とか日露戦争でロシアの南下政策阻止

11 :
ソ連のアフガニスタン侵攻阻止

12 :
>>10-11
そのへんは、明らかに違う国家間の戦争なので、南北戦争とは言わないかと。
後に同じ国になっていても、倭vsアイヌとか、ローマvsガリアとかは含まない。
中国・日本・ベトナム・イエメン・アメリカ・フランス・イタリアは北軍勝利。
朝鮮もたぶん……

13 :
会津戦争、秋田戦争、函館戦争

14 :
蒋介石率いる国民党の北伐

15 :
現台湾も国民党支持派が多い北部が勝つわけだな。
北アイルランドもアルスター北部が勝つことを祈るよ。

16 :
戦争がむごたらしいのは良いことだ

17 :
李将軍の名言ですね

18 :
ランカ・リーってリー将軍のお孫さんですか?

19 :
ストーンウォール・ジャクソン将軍の子孫で歌手はいる、男だが。

20 :
アメリカ連合国(1861 - 2012)

21 :
自由貿易重視 vs 国内産業保護 の路線対立で前者が勝利したって見方はあってる?

22 :
>>21
農業重視か工業重視かと見たほうが正しいだろ

23 :
>>21
亀レスで悪いけど逆でしょ。北部は>>22の言うように工業重視だったから、
イギリスなどの工業製品から国内の工業製品を守るために、保護貿易を、
主張してたけど、南部は奴隷を使った農業によって多く生産してた綿花を、
イギリスなどに輸出したかったため自由貿易を主張してたからね。それで、
結局勝敗は北部の国内産業保護派(保護貿易派)の勝利で終わったしね。

24 :
イギリスは、介入する余裕はなかったの?

25 :
そして、リンカーンの暗殺へ

26 :
>>24
リンカーンが奴隷解放宣言しちゃったから
それが北軍側の大儀になってしまった後で南軍を支持するわけにはいかない

27 :


28 :
ジョン・ブラウンの評価は?

29 :
リンカーンが生きてたら、何か変わったかな

30 :
リンカーンが神格化されることもなかったかも

31 :
淀川名画撰集 - 國民の創生
http://www.ivc-tokyo.co.jp/yodogawa/title/yodo2270.html
グリフィスの出自から歴史認識から間違いだらけじゃ。
淀川長治って一体なんだったんだろう。

32 :
>>30
神格化ってされてたの?

33 :
「戦争指揮官リンカーン」、具体的な地図や軍隊の展開図
があればよりおもしろいんだけどね。
ブルドッグのように噛み殺せ、とは凄え電報だな

34 :
南軍の制服かっこいいよな グレー基調で エリとかソデに緑や黄色の色がついてて なんかかっこいい

35 :
南軍カッコイイ
ドイツ軍カッコイイ
悪の軍団カッコイイ

36 :

 リンカーン大統領を暗殺してしまいますた。
 
 だってウェイド・デイヴィス法を握りつぶすんだもん。
                 byエドウィン・スタントン陸軍長官

37 :
戦史オタの俺から見た南北戦争史におけるベスト会戦は、
チャンセラーズヴィルの戦いかな。
戦術レベルでこの会戦以上の凄みを持つ戦争はあんまりないな。
リーとジャクソンという天才二人抱えてたがゆえに出来た芸当かな。

38 :
南部は北部と異なり、農業中心の経済で、綿花はもちろんの事、主要産品は、
コメ、タバコ、サトウキビ、トウモロコシ、柑橘類などが多かった。天然資源
も豊富で、石油の採掘はまだ本格化していないが、セメント、砕石、石灰、砂、
砂利などを生産採掘していた。
また南部の主要加工品も小麦粉、コーンミール(ひき割りとうもろこし)、
木材、加工したタバコ、綿製品、テレピン油などの食料加工品や嗜好品が多く、
農作物由来品がほとんどだった。これらの生産高は当時の合衆国全体のGDP
の一割にも満たなかった。
また、南部経済の特徴には、大変貿易依存度が高い経済だった事があげられる。
特に綿花をヨーロッパ、特に英国に輸出していた。それが英国の繊維産業を
中心とする産業革命を支えていたが、イギリス製品がアメリカ国内に流入し
北部の製造業への重大な脅威と競争相手になっていた。
南部は英国の産業界への原材料供給地として大きな利益を得ていたが、
北部の産業界は、イギリス製品との激しい国際競争に晒されており、
事実上南部は北部産業界から見ると商売敵への原材料供給地と見なされていた。
その為に北部産業界は、彼らの支持政党である共和党を使い、南部経済の中心で
ある大農園(プランテーション)を支える黒人奴隷制を攻撃する事でイギリスへ
の原材料供給を妨害する策に出始めた。

39 :
でも建国当時の姿をそのままに残す貴族的イギリス風の貴重で美しい建物や農場の風景が破壊されたのは残念だったよな
場所に教会、ドレス・・
戦争はあらゆるものを破壊するね。
もう一度でいいから牧歌的な美しい景色や建物観たいな。
http://www.youtube.com/watch?v=AXSFjpeVZcc&sns=em

40 :
間違えたw
http://www.youtube.com/watch?v=Nw5flT4nbAM&sns=em

41 :
南北戦争ってのは、外形的にはアメリカの北部と南部が戦った訳だが、
リンカーン政権は、実はイギリスと経済的戦争を行っていたとも言える。
南北戦争によりアメリカ北部の製造業(産業界)が完全に立ち上がった。
また英国製品をアメリカ国内から締め出すために高関税政策を取り、北部の
産業界を保護育成する政策をリンカーン政権は採用した。
さらに海上封鎖で南部がイギリスへ綿花や資源などを輸出する事を妨害する軍事作戦も行った。

この様にリンカーン政権は、イギリス経済に大きな打撃を与える政策を取り続けた。
その為にイギリスは、南部を助ける為に南北戦争に参戦し北部のリンカーン政権を
攻撃しようと常に伺っていた。カナダにイギリス陸軍を駐留させ南軍と挟み撃ちに
する計画であり、更にイギリスの海軍力を使い、合衆国海軍の海上封鎖を破ろうとしていた。
しかしリンカーン政権が、奴隷解放宣言を行った為にロンドンの新聞は、
一斉に北部に肩入れし、リンカーン大統領を賛美する論調に変わってしまった。
その為にイギリスは、南北戦争に参戦するチャンスを失ってしまう。

42 :
>貴族的イギリス風の貴重で美しい建物や農場の風景が破壊されたのは残念だったよな
アメリカは、元々イギリスの植民地だったが、南部は特に英国風の文化が独立後も温存されていた。
文化だけではなく、経済もイギリス産業界への原材料供給地として確固たる地位を占めていた。
アメリカ南部は、独立後もイギリス経済に組み込まれていた、と言っても良い。
その為にイギリス製品に対抗する形で、五大湖周辺で立上がり始めたアメリカの
産業界(製造業)が北部経済の中心になり北部の政治力も押える様になった。
リンカーン政権が、イギリスに対し経済的に対抗しようとしたのはこの為である。
しかし一方で、南部ではイギリスを最大のお得意先販売先とする大農園が引き続き
南部経済の中心であり、南部の政治を支配していた。北部と南部では経済構造と
国益が全く異なる二重体制になっていた。南部は独立後100年たってもイギリスに
従属し大英帝国の経済的分業体制に組み込まれ続けていた。故に南部は自由貿易
に固執しリンカーン政権の高関税政策を忌避した。
北部と南部の対立は、それぞれの政治のスポンサーの利益や主張が異なる為
激しく衝突し始めた、と言っても良い。北部の製造業者+鉄道資本と南部の
大農園主は、互いの主張や利益をめぐり真っ向から対立し、お互いに相手を
殲滅する事を企んでいた。

43 :
オーストラリアの州にも昔、南北戦争の南部みたいな独立志向があったみたいだね。
芽は摘まれたけど
先住民を半奴隷的にサトウキビ栽培に酷使した歴史があるし
黒人奴隷問題と似たような雰囲気があった
平和的に一応オーストラリアは独立したけどいまだにイギルス女王が頂点だし
唯一のイギルス軍とオーストラリア人の内乱と言えば好戦的なアイルランド労働者達が起こしたユーリカ砦の反乱かな?
40分でイギルス軍に鎮圧されたけど・・・


44 :
間違えた イギリス軍w

45 :
南北戦争の内実は、
北部産業界(製造業)による南部の天然資源収奪であり更に南部市場の確保でもあった。
北部産業界は、南部がイギリスに綿花等の原材料を輸出する事も気に入らなかったが、
南部の白人達が、欧州製品を好んで購入する事にも不満があった。
北部産業界は、高関税政策で南部から欧州製品を排除し南部白人に自国製品を購入させたかった。

南北戦争が、北部による南部への植民地化と言われる所以である。
今で言えば、TPPみたいなもんだわw

46 :

リンカーン大統領は、実は黒人奴隷賛成派の人種差別主義者だった。
それどころか南北戦争後には、全米の黒人をアフリカに追放する計画だった。
アメリカにおける、ある種の民族浄化作戦だね、これはw
アメリカ植民地協会が、リベリアを植民地にしたのは、その為だ。
同会の創設者のヘンリー・クレイとリンカーン大統領は親しくて、
リンカーン自身もアメリカ植民地協会の賛同者だった。

47 :
結局、北部が南部でやりたかった事は、
@南部の原材料や食料の収奪
A高関税による外国(欧州)製品の排除(輸入代替工業化)
B物流網整備の為のインフラ建設メンテの推進(公共事業拡大)
ナンダなこれが。
プロパガンダとしての奴隷解放なんて実は如何でも良くて、
アレクサンダー・ハミルトン財務長官が考案しヘンリー・クレイ上院議員や
経済学者フリードリッヒ・リストが提唱した、いわゆるアメリカ・システムを
南部でも実現したかっただけだろう。
アメリカ・システムを求める勢力や経済学者をアメリカ学派 (経済学) と言った。
実は、アメリカ・システムは、アメリカの中西部と南部から大反対されていた。
なぜなら中西部と南部は、食料と原材料の生産地であり欧州向けの輸出で成り
立っていたからだ。
ヘンリー・クレイ上院議員は、「アメリカ・システムが完成すれば、北部の
工業地帯と都市部住民が、中西部と南部で生産される食料と原材料を消費する
ようになるので高関税は関係ない」と言う主張を繰り返しアメリカ・システム
の反対派に反論し続けた。
実は、もっとも大きなアメリカ・システム反対派が、そっくり南部の大農園主であり、
合衆国を統一市場として構築する北部の計画に真っ向から反対し続けたのが彼らだった。
アメリカ・システム (経済計画)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0_(%E7%B5%8C%E6%B8%88%E8%A8%88%E7%94%BB)
アメリカ学派(National System・経済学)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E5%AD%A6%E6%B4%BE_(%E7%B5%8C%E6%B8%88%E5%AD%A6)

48 :
>>47
>プロパガンダとしての奴隷解放なんて実は如何でも良くて
リンカーン政権としては…
ロンドンの新聞を味方につけて
イギリスの参戦を阻止したかっただけだよw
まんまと成功したし。
でも国内では、あんまり奴隷解放宣言って評判良くなかった。
何で黒人奴隷の為に死ななきゃいかんのだ?
との意見が大半だった。
おかげで南軍の工作員のプロパガンダが大成功してニューヨークでは大暴動。
ニューヨーク州警察では押えられなくなり、
南北戦争真っ最中に北軍が治安出動してニューヨーク市民と市街戦をしている。

49 :
あのへんの動きではクェーカー教徒が暗躍というか活躍してたんだよな。

50 :
南北戦争開始後に北部に残留した民主党は民主党内では反主流派だった。
しかしリンカーン共和党政権を支持する戦争民主党とリンカーン政権に
反対する平和民主党の真っ二つに分裂した。
平和民主党は、リンカーン政権の軍事国家的専制的支配に反対し、特に議会
を無視しての政権運営に激しい批判を浴びせていた。
もっともワシントン政界では、リンカーンの議会を無視する専制的政権運営は、
戦時という事もあり、それほど批判は無かったが、南北戦争に批判的な平和主義者
と南部ビイキの勢力は、それを口実にリンカーン政権を攻撃していた。
その為にリンカーン政権は、平和民主党を平和主義に名を借りた南部支持派とみなし、
弾圧の対称にしていた。平和民主党の活動家の中には南軍のスパイとして処刑された
者も居る。事実、南軍工作員が平和民主党に潜入しており、反戦運動にかこつけた
反リンカーン政権運動を北部で展開していた。ニューヨークの大暴動でも平和主義
勢力と南軍工作員のジョイントオペレーションであった。
そして暴動は、ニューヨークだけではなくオハイオ州とイリノイ州でも発生し、
そちらでも北軍が治安出動して市民と市街戦となっている。
この様に北部で市民層の暴動が発生したのは、リンカーン政権が徴兵制を導入
した事にある。徴兵されるのは白人男性であり、黒人奴隷の為に死ぬ確立が高い
軍隊に徴兵される事を北部白人市民層は大変嫌がった。
その為に平和民主党の反戦運動が、北部でも支持を広げ、ニューヨーク、オハイオ州、
イリノイ州などで市民の暴動と言う形で現れ始めていた。

51 :
>>50
徴兵は金出せば猶予されるし
金で身代わりだしてもおkなんだぞ?

52 :
>>51
アメリカにも、そのシステムが有ったんだ。
でも、それが可能な層と不可能な層に分かれただろうから、
不可能な層の不満は余計に大きくなったとか?
ナポレオン戦争当時のフランスにも似た様なシステムが有って、
やはり不満の対象だったと。

53 :
それが出来る人は限られていた。
特に移民でアメリカに来たばかりのアイルランド系移民は、
孤独な貧困層であり、事実上徴兵を逃れる事は不可能だった。
ロックRーやカーネギーなんかは、お金や身代わりをだして徴兵を逃れたけど。

54 :
>>51は、バカだなw
金なんて払えないし、身代わりも居ないから暴動起こしたんだろw
そんな事も判らない池沼だなw

55 :
南部がずーっとヴァージニア式の装甲砲艦しか作れなかったというけど、
欧州の工業国が11インチなどの重砲を売ってくれなかったから、
9インチまでの砲を沢山並べる方式しか出来なかったんだよね。
もちろん旋回砲塔に張る厚い甲鉄とかそれを支えるベアリングとか
自在に旋回させる小機関なども作れなかったろうけど。
欧州列強は南部が負けると見越して遠慮してたのかね?

56 :
>>55
売ってくれたとしても、海上封鎖されていたからねぇ…

57 :
>>56
だって9インチや6インチだって兵隊に持たす鉄砲や野砲だって輸入モノだぜ。

58 :
>>57
封鎖突破艦隊で小数に分けての輸入だし、突破出来ない事の方が多かったらしい。
輸送コスパの悪い物は避けって話しも。
少なくとも必要量を手にする事は出来なかった。
前に借りた本に海外の対応が出てたけど、じっくり読まなかったのを後悔orz

59 :
>>58
When Liverpool, was Dixie!
ttp://www.whenliverpoolwasdixie.org.uk/
英国にあって南部のための軍艦や封鎖突破船の購入・建造・艤装、
兵器装備の購入に奔走した元南部市民の物語。
その他南部の船の物語多数収録。

60 :
ごめん、これでないと行けないようだ。
ttp://www.whenliverpoolwasdixie.org.uk/index.htm

61 :
改造ヴァージニアを設計した人は、乗っていた測量船が日本に漂着して
咸臨丸に便乗して帰国したブルック氏なんだよね。
福沢諭吉は日本人士官や水夫が彼らの助けを借りずに航海したなんて福翁自伝に書いているが、
彼らの助けなしには海を渡れなかったらしいね。

62 :
>>53
徴兵は籤引き制で、人口の多いニューイングランドの都市部じゃ
当たる率はかなり少なかったんじゃないの?
マーク・トウェインは「ミシシッピ河上の生活」で、
南部では30年以上経っても男が数人集まって飲み食いすると必ず戦争の話になる、
たまに戦争以外に話がそれてもすぐまた戦争話に戻る、
北部では滅多に戦争の話なんか出ない、と書いてるぞ。

63 :
>>60
ありがとう。
PCの機嫌が直ったら見に行って来ますね。
>>61
当初は咸光丸を使う予定だったのに、ブルック大尉が船体を点検して改修が必要と進言。
その後、紆余曲折が有って咸臨丸に決定と、航海前から世話になってる。
日本人乗組員の一部からは「難破した失敗者」と軽んじられていたけど、航海中も色々と助けていたと思うよ。
アメリカ到着後、軍艦奉行の木村が千両箱三つを示して、「礼として好きなだけ小判を取ってくれ」と言った位だからね。
ブルック大尉は受け取らなかったけど。

64 :
>>63
実際には、ほとんどの日本人乗組員が船酔いで当直にも立てないような
状態だったという話らしいね。ジョン万次郎はともかくとして、小野友五郎
や(船乗りではないが)福沢諭吉といった数名以外はほとんどがぶっ倒れ
ていたというし。
もっとも、ブルック大尉自身も経験がないほどの悪天候に突っ込むことに
なった理由の一つは、正使一行が乗った米艦より先に着きたかったから
とう、ブルック大尉達の意向があったからという話もあるようだけど、仮に
そうでなくても多分たどりつけなかったろうね。

65 :
潜水艇ハンリーは設計者たちにとって三番目の艇だった。
一番目は試験段階でニューオーリアンズが陥落した時、運河で注水して沈めた。
二番目は避難先のモービルで割り当てられた工場で建造した。
この工場にはシャイロで負傷したディクソンが銃の改造作業をしていて仲間に入った。
曳航水雷でボロ船を沈めて見せ、さらに湾口で試験のため被曳航中に高波で沈んだ。
ここで初期グループは資金が尽きたので、
南軍のために機雷を作っていた、主にテキサス人からなる
シンガーグループを紹介されて一緒に作ることになった。
艇体の材料であるボイラー板は同グループが提供した。
完成後、比較的防備の良いモービル湾よりチャールストンで使うべきだというので
フロリダ半島の根元を横断して鉄道輸送された。

66 :
最初の二隻は"American Diver"、"American Diver 2" と名付けられていたが、
最後の潜水艇には最大の出資者であるH. L. Hunleyの名がつけられた。
彼はルイジアナの裕福な農園主であり、戦争前はニューオーリアンズの税関吏
も務め、戦争中は南部陸軍への補給の仕事をしていた。
シンガーグループは元々テキサスの民兵隊が流れてきたものらしいが、
モービルで機雷を作り始め、自分たちの機雷が北部の艦船に与えた
損害額の一部を海軍からもらっていた。
それは私掠船が受け取るものよりかなりいい掛率で、従って資金は十分持っていた。
彼らは"Singer Secret Service Corps"とか"Singer Submarine Corps"とか
"Singer's Torpedo Company"とか呼ばれていた。
彼らは最初、艇の動力として今で言う蓄電池と電動機を考えていたが、
もちろん技術もなく材料も手に入らないので次に蒸気機関を考えた。
潜水前に罐で作った球型タンクに高圧蒸気を貯めてから潜るもので、
この方式はずっとのちにヨーロッパで試験されそれなりの成績はおさめた。
しかしこれもうまく行かず、結局前の二隻同様にクランクをつけて人力推進とした。
これらの試行錯誤にかなり時間と金を使ってしまった。

67 :
関連スレ
近世総合=火縄銃,戦列歩兵,ナポレオン=江戸・大航海時代5
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/army/1342678782/1

68 :
陸上での訓練のあといざチャールストン港のドックから漕ぎ出してみると
小さい全没艇にとって湾内の流れは想像以上に複雑だった。
しかも干満の潮流は速く、やがて夜間に湾の奥から漕ぎだして
湾口の敵を攻撃して朝までに帰るのは不可能と分かった。
それで出撃地はチャールストン港から近郊の町マウント・プレザントへ、
最終的にはムールトリー要塞のあるサリバン島の内水路に面した場所に変わった。
港口が遠いとわかってきた頃、蒸機推進の半没水雷艇のダヴィッドに
機雷を曳いたまま途中まで曳航してもらう試みが行われたが、
曳航中に潮流によって機雷がハンリーを追い越してダヴィッドに急接近したきわどい事件があり、
ダヴィッドの所有者から以後の協力を断られた。

69 :
こうしたこともあって開発グループは極めて慎重に慣熟訓練やパトロールを行なってきた。
ある時北の装甲砲艦数隻が威力偵察を試みて一隻がムールトリー要塞の前で座礁したが
すぐ霧に隠されて撃てなくなった。海軍側の市防衛司令官からハンリーに
出撃して砲艦を処分せよとの命令が下され、グループがそれに従わなかったため、
海軍で接収してすることにした。ハンリーがすぐ結果を出せないのは海の素人だからで、
玄人たる海軍の将校以下にやらせればすぐ出来ると思ったのである。
艇の価値が査定され、実際の費用にかなり近い数字が出たが結局払われずじまいになった。
第一回の沈没事故が起きたのはそれからで、結局艇はグループの手に戻され
海軍は漕手だけを提供することになった。

70 :
南北戦争の制服かっこよすぎ

71 :
>>9>>12
明は?
>>46
黒人奴隷賛成派なのに黒人全員アフリカ追放とは、これ如何に?

72 :
親切のつもりだろ。

73 :
>>70
南軍がしょぼい。北軍鹵獲を使用したりしてたらしいけど。

74 :
織物とかの軽工業さえ発達してなかったんだね。
ウールの軍服ぐらい家内工業でなんとかならなかったのかな。働き手は余ってるのに。

75 :
>>73
戦争後半の南軍は、入隊が決まるとバターナッツ色の生地と真鍮か木製のボタンを支給され、各々軍服を仕立る様にと。
まるでグスタフ・アドルフのスエーデン軍。
最末期には、それさえも充分行き渡らず、兵隊なのか農園労働なのか見分けの付かない風体に・・・

76 :
>>75
自宅から持ってきた包丁手に中華鍋かぶって突撃する中国人民解放軍みたいなものだな。

77 :
北軍=赤軍
南軍=白軍

78 :
>>75 でもバターナッツ色とか木製のボタンとかいかにも落花生や木みたいな 南部らしさ
の制服でかっこよくないか?
南軍で戦った連中には戦後西部開拓の際アウトローになったような連中が大勢いる
彼らは商業中心でマスケット銃の扱いになれてない北軍の兵士よりも 勇敢であり獰猛であり馬の扱いや銃の扱いにもなれてた
これがほとんどケルト人を起源とするアイルランド系アメリカ人の性質と一致するところが実に興味深いね。
アイルランド人は勇敢で獰猛で好戦的だから。
日本の武士とは少し違うけど。

79 :
>>74 綿花の栽培とトウモロコシの栽培で忙しかったの。ごめんね☆

80 :
>>79
とうもろこしはとともかく綿花は戦前に比べればほんの少ししか輸出できなかったろうから
綿花栽培は中断していたかと思ってたよ。
だって積出しできるのは封鎖突破専用に建造されたホッソリとした船で
しかもスピードの出る罐と機関をもってたから尚更船倉は狭かったんじゃないの?

81 :
>>80 ワシの畑はヤンキーに荒らされた。だからワシは分離派の一員としてたたかう。
奴等はワシの納屋に火を放ちやがった。ヤンキーは野蛮だ

82 :
両軍に踏み荒らされたシェナンドアは、どうすれば・・・

83 :
そもそも南部は何故工業化が遅れていたんだろう。
・工場の労働者に採られると農業が困るから?
・石炭がとれないから?

84 :
>>83 南部はもともと農業をするためにアイルランドなどから移民してきた人達が多くいたからかな。
彼らは工業化を望まなかった。
ジャガイモ飢饉前のアイルランド人のほとんどが貧しい小作農民だったしイギリス人から弾圧受けてたからアメリカで自由な農業がしたかった。
近代化・工業化の象徴であるイギリス人が嫌いなんだよ。

85 :
アイルランド人なら北部にもたっぷりいたと思うけど。
移民の7/8は北部に住んだと書いてるし。
ttp://www.nps.gov/resources/story.htm?id=251 (六段目)

86 :
アイルランド人云々は判らないけど…
北部は工業製品を自国で生産し、それを保護する為にヨーロッパ製品に高い関税を掛たのに対して、
南部は農作物を輸出して工業製品は安価なヨーロッパ製品を輸入すれば良いとしたと。
何故、農業に執着したのかは判らないけど、変化を嫌った?得意分野を生かそうとした?

87 :
・北部で工場がいっぱいできたら、労働賃金が徐々に上がって、
安い人件費を求めて、南部に進出したりしないのだろうか?

88 :
>>85
北軍にはアイルランド人旅団が有った位だからね。
>>87
そういった北部対南部、工業対農業って話は読んだ事は無いけど・・・

89 :
いずれにしても アイルランド人だけで構成されたアイリッシュブリゲイドとかかっこよすぎ
緑地にアイリッシュハープの旗
いかにもアイリッシュって感じがするね

北軍のアイリッシュの制服は合衆国陸軍の制服だったけど
ピケ帽にクローバー?みたいな飾りつけて戦ったよね
普通は羽つきのスローチハットや独立戦争時代のナポレオンみたいな帽子かぶったりしてたんだけどね
アイリッシュは葉っぱを付けてたね

90 :
クローバーは三位一体を表してて、プロテスタントの圧政者イングランドに対する民族的な
シンボルだったらしい

91 :
>>89
アイルランド旅団の制服が合衆国陸軍の制服と異なった点は、襟と袖口がアイルランドの緑色、ズボンが灰色だった事。
ポトマック軍/第2軍団/第1師団/第2旅団がアイルランド旅団で、ケピの天頂部に付けていた赤いクローバーは、第2軍団/第1師団の師団章。
クローバー:第2軍団
赤:第1師団、白:第2師団、青:第3師団
この組み合わせで識別していました。
三ツ葉のクローバーに3では無く2を当て嵌めるのは紛らわし気が・・・
南北戦争の制服は民族毎の特徴が出ていたり、奇抜なデザインで志願者を呼び込もうとしていたり、色々と面白いですよね。

92 :
白人同士の内戦に乗じて先住民達が独立国家を目指すような動きが出なかったのだろうか。
ロシア内戦では遊牧民達がバスマチ運動を起こして独立国家を一時宣言したりしていた。

93 :
>>92
一応、ダコタ戦争というのが起こってるよ。
まぁ、実態は独立運動と言うよりは単なる暴動に近かったらしいけど。
南北戦争中に起こった有名なインディアン戦争だよ。
他にもサンドクリークの虐殺など、インディアンと白人の衝突は、
南北戦争中にもいくつか起こってるよ。

94 :
アメリカの先住民は外の世界を知らなさ過ぎなのか
ロシアの遊牧民のようにトルコや日本に接触して協力を求めるようなことをしなかった。
白人の侵略を防ぐために白人外の勢力と接触を図ったのは太平洋のハワイだけ。

95 :
南北戦争中ニュージーランドではマオリ族とイギリス軍、ニュージーランド植民地軍との戦争(マオリ戦争)が起きていたね。
あまり知られてないけどニュージーランド植民地軍の青っぽいユニフォームもおしゃれだね。
オーストラリアではアメリカみたいな内戦は起きなかったけどカリフォルニアから来た金鉱目的の移民がユーリカ砦でイギリス軍と戦った。
金鉱を掘るのに高い税金をとってたイギリスに対する鉱夫たちの戦いだったけど
もう少し鉱夫達が強くて時代が南北戦争よりも前にその戦いが起きてればオーストラリア版独立戦争に発展してたたかも知れない。
税金のとりすぎに対する抗議は
アメリカの印紙に対する税金に似てる感じがするかな
つまり植民地の人たちが本国のやり方に対して抗議した。

96 :
>>94
フレンチ・インディアン戦争なんかに代表されるように、
インディアンも必要とあらば、敵対してる白人とは別の白人と組んだことはあったけどね。
フランスやイギリスやスペインなど、色々な白人勢力とインディアンは同盟してた。
でもその一方で、確かに白人以外の勢力と同盟した例はあまり見ないね。
もちろん、同じインディアン同士で同盟した例ならあるんだけど。
外国の非白人勢力と同盟して戦争した例はあまり見られないね。

97 :
過去の歴史で天然痘を利用した細菌・テロが行われたことで知られている戦争
それが「フレンチ・インディアン戦争」
英軍が天然痘患者が使用し汚染された毛布等の物品を先住民に贈って発病させ殲滅しようとした

98 :
それ、フレンチ・インディアンよりずっと前のことじゃないのか?

99 :
あ、失礼。そのとおりだった。

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