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【秘本三国志】陳舜臣スレ【中国の歴史】


1 :2007/05/02 〜 最終レス :2013/10/24
「秘本三国志」「諸葛孔明」「小説十八史略」などの中国歴史小説を執筆している
陳舜臣氏とその作品について語りましょう。
この人の「中国の歴史」から中国史に興味を持った人も意外と多いのでは?

2 :
陳舜臣新春シャンソンショー

3 :
病没する前に朱元璋を小説化してほしい。
後、「青山一髪」の続編で孫文死去〜蒋介石の話も書いてほしい。

4 :
小説十八史略は良書だね。というかこれを初めに読んで良かった。
曹操は一気に読めたけど、他は途中で断念。
続編??曹操残夢 -魏の曹一族 は興味がある。
ところで秘本三国志は面白いのかな?


5 :
小説十八史略は中国史入門の基本

6 :
>>4
秘本三国志は普通の三国志とはかなり毛色が違うので、何も知らずに読むとちょっと戸惑うかも。
でも面白いよ。

7 :
>>6
三戦板のスレで八百長三国志と呼ばれてたのはワラタ
諸葛孔明や秘本三国志で、中原ではまだ馴染みの薄い仏教に着目してるのが面白かった。

8 :
俺は陳先生に中国史の面白さを教えてもらったよ。

9 :
>>7
そのスレを教えてちょ。

10 :
個人的には中国の歴史とかの柔らかい語りの作品が好きなんだけど
あんまり無いのかな。

11 :
>>10
つ「六甲随筆」「録外録」「雨過天青」

12 :
「中国五千年」とか

13 :
「桃源郷」は珍しくファンタジー入ってるのが印象的
「秘本三国志」は突飛なようだが、実は史料の謎めいた部分を
合理的に解釈してて、異説ながら説得力がある

14 :
八百長多いんだけど、その辺りはミステリー作家の名残を感じるんだよねぇ
大学の同級生の司馬遼太郎と比べて、客観的で常に俯瞰してるスタンスを取るところが好きだわ

15 :
どちらかといえば武則天には好意的だけど
呂后や西太后には否定的だね

16 :
傑物伝・任侠伝・畸人伝・・・の○○伝シリーズで人物の好みが大体見えてくる
曹操ファンみたいだが虐殺・粛清をやった人物にはおおむね厳しい

17 :
陳先生、趙匡胤は大好きだけど劉秀はそれほどでもないって感じがするな。

18 :
光武帝は地味な上に配下もメジャーなのいないからな。
小説十八史略でも大して取り上げられなかったし。

19 :
陳先生は、後漢は建国から豪族が力を持った弱体政権って学説を支持してたからな。
もっとも、否定されはじめたのは最近だからしかたないか。

20 :
俺は「山河太平記」読んで、
太平記に嵌った。

21 :
「チンギスハーンの一族」全四巻を購入してつい先日読破。
前・中半はドーソンのモンゴル帝国史と自身の著である耶律楚材からの引用が主で
後半のフビライと文天祥の辺りは漢文史料(宋史・元史)を参考にしたと見た。
OPでサラディンを出したのはこの時代のマニアとしては嬉しいが
少し美化しすぎだとも感じた。

22 :
>>15
この人に限らず歴史的評価ってほぼそんな感じじゃないか

23 :
山河太平記は正直出来が良くないよな

24 :
>>17
うん、光武帝の書き方は一歩距離を置いた感を受けた。

25 :
自称仲良しの田中芳樹が熱烈ファンだから
彼の創作活動の邪魔にならないようにしてるんじゃない

26 :
>>25
二人の対談本読んだよ。光武帝に関しては上にある通り、陳先生はあんまり
興味なさげだったけど、田中芳樹が一人ゴリ押ししていたねw
しかし、オレもこれだけ中国史嵌ってんだから一度は中国に行かないとなぁ。。
小学校の同級生に中国人がいて、中・高で親友だったやつも向こうとのハーフで
ペラペラだから、気楽に動ける年齢の間に行ってこようとは思うんだけど。

27 :
おばちゃんたちから、この子がねぇ、とからかわれる人か

28 :
自分は北宋の王安石を独立した主人公にした小説が読んでみたい。
彼に興味を持ったのも陳先生の『傑物伝』や『詩人伝』『中国の歴史』など
がきっかけだったし。
近年のエッセイでもたまに彼について言及する事もあるので、いつかは彼の
小説を書いてくれるのでは、とも思っているのだが。
それに彼についての小説なら、宋代でも田中芳樹はまず書く事はないだろうしw

29 :
>>28
南京で隠遁生活している王安石の家に蘇軾が尋ねてくる辺りでエンディングかな。

30 :
その辺りで終わらせるだろうね。
王安石死後は不毛な派閥争いだし

31 :
中国美人伝 中公文庫 7/23発売

32 :
中国美人伝も文庫化するのか。

33 :
そいつは楽しみだね

34 :
「は、は、は」
というフレーズがやたら心に残る件。

35 :
「こやつめ、は、は、は」

36 :
秘本三国志の五巻読み直したが、関羽の最後が酷ぇと思った
人格崩壊で涎たらす関さん・・・泣けるぜ

37 :
>>34>>35
「〜だワ!」「〜だのォ!」
を毎回使うのに比べればずっとましさ。

38 :
この前新聞に寄稿されてた
お元気そうで何より

39 :
先生の絶版になってる推理小説、復刊しないかな

40 :
桃源郷とかインド三国志とかを読むに、
中国以外の地域にも積極的に手を出してもらいたい。

41 :
日本史も読みたい

42 :
みんな気軽にリクエストしてるけど、陳御大は今年で83歳だぞ。
小説書くのはかなり体力使うみたいで、72歳で逝った司馬遼太郎なんか晩年はエッセィばっかだったし。
エッセィくらいで我慢しとけよ。
本音を言えばオイラも小説を読みたいのは山々だが・・・

43 :
>>42
だって今の日本で、面白い中国史小説書けるのて陳先生くらいしか
居ないから仕方ない。
中国美人伝の文庫版買ったけどまだまだ健在だね

44 :
>>43
田中先生がいるじゃないか、



とか言ってみる。
陳先生は田中氏のことは内心どう思っているんだろうね。

45 :
>>44
陳先生「頭薄くなったな・・・は、は、は・・・」

46 :
最初から薄かったかな・・・は、は、は・・・

47 :
>>42
そんなご老体だったのか
なんかもっとバリバリ現役なイメージがあった

48 :
最近でもかなり作品を書き続けていたからね。
正直、年に1作品を書くだけでも、体力的にかなりきついんじゃないかな。

49 :
>>40
インド三国志は中途半端な形で止まったのが痛いな。
やはり陳先生にアウラングゼーブは合わんよ。

50 :
次はペルシャ、アラビアで挑戦だー、ってもう無理か。

51 :
御本人はサラディンを書きたかったみたいね。
チンギス・ハーンの一族のオープニングに少し出演させてる。

52 :
サラディンは是非とも読んでみたいけど、
年齢的に書くのは無理だろうな・・・・・・

53 :
本人が「中国の歴史」に書いてたけど、中国史の歴史学者は
誰でも「元史」で中断だってね
歴史も文化も語学も一から勉強しなおさないといけないから
サラディンなら余計そうなんじゃないか?
大変そうだ

54 :
陳御大に、もしやり残した題材がありこの世に未練を残したまま逝ったなら、幽霊になってオイラにとり憑ついてくれんかいな。
身体なら喜んで貸すから、今の仕事なんかとっとと辞めて「陳舜臣の再来」として作家デビューして、直木賞を狙いたいなぁ。
まぁ、個人的になんの因縁もないオイラのところなんかには、現れてくれないだろうけど・・・

55 :
「阿片戦争」と「太平天国」は期待したけど面白くなかった。この人は
近現代史は得意でないのかな。
ライフワークで孫文を扱うといってた後、病に倒れて、その後の作品を
読んでない。どこかに連載していたみたいですが。

56 :
確かに古い時代の方がおもしろい
多分近現代史には単なる好き嫌いではない、自分の人生経験やらナショナリズム
やらが直接的にはいりこんでしまって、感情移入が過剰になるんじゃないかな

57 :
自分というのは、読者ではなく作者自身ってことです

58 :
明史までは、正史があるので、それをよく読んでいれば、解説したり、
自分なりの解釈をいれて、多少、味付けをしてもよい。中国史に詳しく
ない読者には、面白いですよね。
しかし、阿片戦争以後、清末から辛亥革命、中華民国、抗日戦争、中華
人民共和国の歴史というのは、結局、連続した時代で、全体を通して考察
しなければ、分析できないし、その評価の結論はまだ出ていない。アヘン
戦争や太平天国や孫文、の評価も今後変わるかもしれない。毛沢東や周恩来
にしろ、歴史の人物となっていけば、さまざまな評価が語られるだろうしね。
総括的な歴史書を書くのは、一人の作家の力を超えているのかも知れない。

59 :
近代以降は、現代に直結してくるからねえ。

60 :
史料が豊富すぎて、冒険ができないんだろう。滅多なことが書けない。

61 :
>>55
孫文なら『青山一髪』で既に小説化されてるよ。
内容は亡命生活の頃が大半。

62 :
>>61
そうですか。これでライフワークを書き上げたのかな。
中国の歴史は18巻ほどで、毎月出版されていたような記憶があります。
その後、近現代編を書き始めたが、二回でぽしゃちゃった。
日清戦争を主題にした「江は流れず」というのも、読み始めたが
続刊を読んでいない。本屋に並んでいなかった気がします。
『青山一髪』は読んでみようかな。

63 :
ほ、ほ、ほ

64 :
『中国の歴史』近現代編ってもうぽしゃったの?残念・・・。
まあ、この時代になると左右バカがまとわりついてくるからなぁ。

65 :
え?マジで?
3と4の為に本棚あけて待ってるのに・・・

66 :
色んな意味で身近すぎて学問として冷静に話せる
「歴史」にはなりきってない時代だからな。

67 :
1949年の中共建国までで終わるんじゃないかな。

68 :
質問、たちばな出版から陳御大の本がいくつか出てるけど、
あそこって、何かの宗教系の出版社だったよね?
なにか御大と関係あるのかな?

69 :


70 :


71 :
五斗米道の者が主人公と言うだけあって、それに深く関わった劉焉が結構書かれている。
王叡なんかも、死に様まで描かれるとは・・・結構、マイナーな人物の事も書かれていたと思う。
ところで、3巻の終わりは曹操が張繍に敗れたところで終わりなのだが、その後の展開が異様に速い気がする。
そんな自分も、1巻だけ持っていない。どうしても見つからない。
そこで、1巻を持っている人に質問したい。1巻の最後はどの様にして終わるのだろうか?
この質問について一番知りたい事は、「董卓が長安に遷都した場面が描かれているか、否か」。
くだらない事だろうが、自分にとっては結構重要な事なので、是非とも教えていただきたい。

72 :
>71
念のため目次を書き出すと次のとおり。
 黄天立つべし
 月氏の美女
 曹操、東へ帰る
 洛陽、わが手にあり
 鉄騎、白波へ去る
 白馬寺だけが残った
というわけで、最後の章に董卓が洛陽から長安へ遷都するシーンがあります。
さらに具体的に知りたい点があれば、また書いて下さい。
私は図書館で借りて読んでから、ネットで探して古本の全巻揃い(文庫本)
を買いました。
バラでも入手可能と思われますので、ご健闘を祈ります!

73 :
>>72
素早いご返事ありがとうございます。
後は、ちょっと遠くまで行って探してみます。なにしろ滋賀大津なので・・・京都にでも行かないとありませんね、恐らく。

74 :
>>73
ネットの古本屋を活用するという手もあり。
今検索したら、イーブックオフで1巻が在庫にあったぞ。

75 :
sa

76 :
小説十八史略と秘本三国志は古本屋でもよく見かける。
一番売れたんだろうねえ。

77 :


78 :
陳先生が編集者が薦めた朱元璋の小説化を、
絶対書きたくないって拒否したって話は本当?

79 :
だったら中国の歴史で明時代の編集はやらないと思う

80 :
>>79
小説は感情移入を要求するから概説書とは一味違う。
>>78の真偽およびその理由はともかくとして、陳先生が朱元璋の精神に触れるのを忌避したとしても不思議は無い。

81 :
宮崎市定は小説と概説の両方兼ねてて最強だな

82 :
朱元璋に辛いんじゃなくて農民出身の皇帝にはすべからく辛いと思う>陳御大
劉邦はダラしないし、石勒・劉裕はスルー、朱全忠は残虐だったからな。十八史略では
陶淵明に言わせた「劉裕では文人は生きづらい」がそのまま御大の主張であり、本質的に知識人主義だ

83 :
sa

84 :
ge

85 :
そうち

86 :
8月23日「ものがたり水滸伝」中公文庫

87 :
2008/8/8 は、は、は

88 :
今小説十八史略を読んでいます。
始めてこの方の小説を読んだのですが、面白くって面白くって本当に夢中になって読みました。
ただ、最初から晋のあたりまではひたすら楽しかったのに、その後の
小国が建っては滅び建っては滅びの部分は小説って感じでなくて
読みにくくて苦行みたいでした。
それに比べると李世民のあたりは凄く物語的な感じですね。
兄をR前に思い出がよみがえったり、ヒロイックな描写が多い
なあと感じました。
これから続きを読むのが楽しみです。

89 :
>88
自分は『小説 十八史略』を読んでから『中国の歴史』を読んだ。
引き込まれて一気に読破した。
遅めの夏休みを取ってるが、また読み直そうかな。

90 :
>>82
遅レスもいいとこだけど、
秘本でも劉備三兄弟は野卑に描いてたね
曹操は育ちがいいインテリって感じで

91 :
しかし曹操で夏候淵スルーですか

92 :
レッドクリフ景気の影響はでるかな?

93 :
ある種、今の時点でもう三国志ブームだしな。
これ以上どうにもならん気がする。

94 :
あかかべ

95 :
>94 「作:水木しげる」じゃまいかw
『レッド・クリフ』を観て、『秘本三国志』、『曹操 魏の曹一族』と
『曹操残夢』を読み直した。
もうね、今更なんだけど漢詩の勉強をすることにしたよ。
次は御大の推理小説をざざっと読み直すつもり。
 

96 :
赤壁関係なくたまたま目に付いたんで「曹操」読んでるけど
先生は小説家としては、あんま面白くないな・・・。フィクション部分が。

97 :
>>95
その三作、興味あるんだけど『中国の歴史』で「曹操は偉大、曹植は神詩人、曹丕はただの冷血」
みたいな書かれ方をしていて曹丕好きな自分は読むのがちょっと怖いんだよね……。
漢詩や史料に詳しい陳先生なら、一般的に言われているようなただの陰険野郎ってだけじゃなくて、
別の切り口から意外な曹丕像を書いてくれるかも? と勝手に期待してたこっちが悪いんだけど。
チラ裏&携帯からでスマソ

98 :
>96
陳氏の歴史小説は歴史に名を残した大人物そのものを主題にした物よりも
そういった人物たちによって引き起こされる激動の歴史に翻弄されながら
自分の道を模索して必死に生きる歴史の脇役たちの視点で書かれた物が面白いな。

99 :
>>97
『曹操 魏の一族』と『曹操残夢』では意外に曹丕のことを掘り下げてると思った。
あとがきで陳先生は曹植の詩が好きだと書いておられたけど、「弟が兄を慕う気持ち」
を丁寧に書き込んでいるんじゃないかな。
是非、読んでみてほしい。

100 :
>>97
そんなこと書いてたっけ?
陳御大の作品における三曹は
曹操 揺れる独裁者
曹植 運命に翻弄される貴公子
曹丕 自分の心すら制御できる完全無欠な英雄
こういう人物像で一貫しているよ?
秘本の頃から、諸葛孔明でも、小説十八史略でも、曹操でも、曹操残夢でも。
基本的に曹丕が一番のスーパーマンで完全無欠野郎だぞ。曹操が「こいつ恐ー」って思う位。
それで曹操がコイツ陰険冷血と思うんだけど、ハッキリ言って曹操にそんなこという資格なんざない
曹操自身がそうあろうとして、時代の英雄たろうとして、その癖、時々軟弱になる。
曹丕こそ曹操の理想像なのに、曹操の駄目な部分(=詩人としての情緒の部分)が曹丕を嫌うって構図。
だから読んでいるコッチは曹丕の方に同情しちゃうね。曹植なんて一歩間違えばただのヘタレだし。
曹操が知らない所で、曹丕は曹植に優しいしw
曹操贔屓の文体じゃなくて平易な文体で書かれているから感情移入しないで俯瞰して読める。
だから陳御大がどう思ってようと、不快にはならないと思うな。
少なくとも曹丕好きの俺は、読んでて全然不快にならん。
曹操残夢で
「曹丕という人底が深く中々わかりにくいが、その詩は案外わかりやすい。底が浅いのかな?と評した文人がいた」
の一文が俺は一番のお気に入りだ。ココだけ切り取ると曹丕を扱き下ろしているように見えるけどw
曹丕の詩ってそうなんだよなって思うもん。それが魅力だし。
なんか下手に持ち上げたり、扱き下ろしている訳じゃなくて、ありのままを掘り下げているのが陳御大の良いところだと思う。
マンセー小説が読みたいなら他の作家読めばいいと思うよ

101 :
丕と植の争いも、どっちも取り巻きがいるから仕方ないみたいな。
他ではこの二人が相当仲悪いとか、植に嫉妬していじめた(豆と豆がらの詩)って
露骨に書かれている事もあるが御大はそうでもないよね?

102 :
全く逆だね
兄弟仲は良い

103 :
>>99
曹植を通して、曹丕の人物像が掘り下げられてるってことだよね。
それは非常に興味深いなぁ。
>>100
『小説十八史略』では冷徹ながらも自分のやるべきことをきっちりと心得、それを見事に実行した
まさに“下手に持ち上げたり、扱き下ろしている訳じゃない”描かれ方をしていて嬉しかったよ。
それでそのあとに『中国の歴史』を読んだら、確かに曹丕は当代一流の文学者であり、
曹植との争いは取り巻きにも原因があったと述べられている。
けれど母親や弟たち、そして甄氏とのエピソードばかりが強調されていて、
“なぜ曹丕がそうしなければならなかったのか”ということがあまり掘り下げられていないように自分は感じたんだ。
でも>>100のおかげで、この二作品だけで>>97のような印象を持ってしまったことがとんでもなく浅はかさだということはよくわかった。
怖いとかなんとかぐだぐだ言っていないで『秘本』や『曹操』を読んでみるよ。
>>99>>100もありがとう! そして不快にさせてごめん。
あ、あとレスを勝手に引用したこともごめん。
しかし>>100よ、そんなに畳み掛けないでおくれよ。
チキンだからPCの前でちょっと涙目になっちゃったじゃないか(´;ω;`)

104 :
>97=103
どうやら「血が騒ぐ」のは魏の曹一族だけじゃなくて、
そのファンも同じだってことだ。
97 も読んだら涙目どころか血が騒ぎ出すから、早く読むんだ!
ちなみに自分はオヤジが好きだ。今も酒に対して当に歌ってるw 

105 :
a

106 :
今年もよろしくお願い申し上げます

107 :
文庫版「中国の歴史 近・現代篇」を読了。
続きはいつ出るのかなーと思って調べてみたのだが……
あの、もしかして近・現代篇て頓挫したの?
あれで終わりなの??

108 :
続編はありまへん。(オマリー風に)
お上が許さなかったとかなんとか理由は定かならず。

109 :
>>108
マジでかorz ありがとう。
非常に残念だが陳先生もご高齢だし、あまりにも年代が近すぎると「今」と
直結するようなこともあって書きにくかったのかもね
しかし今後先生のようにわかりやすく、読みやすく、おもしろく
中国の歴史を書いてくれる人物が現れるのか? と思うと本当に残念だ

110 :
秘本だったかで曹丕が甄夫人に「え?お前も植が好きなの?」ってなるのが最高に面白いわ
兄ちゃん、伏望嵌める時に「植の初恋を不倫ごっこで冷やかして、喜ばせてやろう」ぐらいに思ってただろうにw
まさか嫁まで本気とかw 年の差が……とか考えてテラ常識人

111 :
来月から中公文庫で「秘本三国志」刊行
これで文春文庫版は絶版か?

112 :
関連スレ
陳舜臣の小説を語ろう
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/whis/1056913476/

113 :
新年度

114 :
聖人君子の劉備像をぶち壊した元祖だろう

115 :
推理物が復刊されたのぅ

116 :
長安日記の続きが読みたいが無理だろうなw
謎が謎のまま、終わったのが惜しい

117 :
>>116
印度三国志も

118 :
>>111
絶版はたぶんない。
複数の出版社から同じ本が出るのはよくあること

119 :
個人的には元以降清以前が読みたいんだけど、あんまり書く人いないな〜

120 :
闖王主役にした小説とか書いてないのかな

121 :
すれ違いで申し訳ないけど、古代から近代までの日本の歴史の本を探してます。
理想は、陳舜臣の中国の歴史みたいな本です。
何かありませんでしょうか?

122 :
>>120
翻訳はあるけどね、『叛旗・小説李自成』。

123 :
秘本

124 :
五胡十六国時代の作品書かないかな〜。
あと、その後の南北朝とか。

125 :
十八史略じゃダメなん?

126 :


127 :


128 :


129 :


130 :
c

131 :
y

132 :
great

133 :
間違いを恐れずに書けば、
国民党=中華民国=外省人=中国人=親中共
民進党=台湾=内省人=台湾人=反中共という事

134 :
内省人 ×
本省人 ○

135 :
二度目の発作で大変らしいぜ

136 :
ううむ

137 :


138 :
kamomeサーバ死亡により陳舜臣関連のスレはここだけが生き残りました。

139 :
どなたか小説十八史略における「他ならない」の使用回数を数えた人っていますか??

140 :
数えた事無いけど、海音寺先生の「最も〜」の総使用回数よりは少ないと思うよ

141 :
>>140
あ〜確かに。
ちょっと気になるので、挑戦してみます。

142 :
保守

143 :
小説十八史略面白かったよ
できれば五代十国時代の話書いて欲しいけれど
小説十八史略では結構流して書いていたから余り興味がないのかな

144 :
つーかああいう時代をみっちり書いたら小説十八史略の「ザックリ中国史を追おう!」っていうコンセプトから逸れるからじゃねーかな
実際、五代十国時代をザックリ説明してくれって言われると困るじゃんw

145 :
たしかにそうなんだけど、それにしてもこの陳さんノリノリである・・・
みたいな部分とそうでない部分の落差が激しい感じがする。

146 :
http://hiyo.jp/cache/of/2010-11-21-12-13-10/http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20101121-OYT1T00350.htm
「書かねば陳舜臣ではない」再起期す、台湾の旅
脳内出血で倒れ、再起を目指す作家、陳舜臣さん(86)が今月初め、自らのルーツである台湾を訪れた。
4年ぶりで、2度目に倒れてからは初めてのことだ。旧友と再会したり、小説にゆかりのある場所を訪ねたり。
「書かねば陳舜臣ではない」と懸命にリハビリに取り組む作家は、久しぶりの帰郷に何を考えたのか。同行して思いを聞いた。
桃園市の国際空港に着くと台湾在住の弟、本臣(ほんしん)さん(72)が駆け寄ってきた。
両手を握られ「おお、おお」と笑顔で応じるが言葉が出にくい。
車いす、創作は口述筆記の短いエッセーがやっとというのが現状だ。
2008年1月、2度目の脳内出血は、右手に加えて左手をもまひさせた。
一時期は「もう小説は書けない」と気力がなえた。
中世ペルシャの詩人、ハイヤームの憂愁に満ちた詩を読み返してはふさぎ込んだ。
だが、「生かされたのはどうしてなのか、考えて」という妻の未知さん(81)の言葉に前を向き始めた。
5Bの鉛筆で文字を書く練習をし、孫娘に「死ぬまで作家でおりたい」と語った。
今春、転地療養として沖縄に移り、次の目標として考えたのが父母の故郷・台湾行きだった。
家族と介護人の助けを借りて、ようやく実現した旅だ。

147 :
>>146
自身は神戸生まれだが、父母との会話は台湾語だった。
敗戦で日本国籍を失ったのを機に、中国や台湾をよく知ろうと、1946年から3年半、台北市近郊の学校で英語を教えた。
今回、当時の同僚や教え子がホテルに訪ねてきた。
「ハンサムで優しくて。あこがれだった」「皆、年をとり、同級生のよう」。そんな会話に、うれしそうに何度もうなずいた。
故宮博物院にも足を延ばした。
69年の直木賞受賞作「青玉獅子香炉(せいぎょくししこうろ)」では大陸から台北へと運ばれた美術品の運命を描いた。
お気に入りの場所で、「南宋の青磁が好き。南宋、探そう」と展示品に見入った。
3泊4日の旅の終わり、「小説を書くめどはつきましたか」と尋ねてみた。
小さく首を振り、「いや」と短い答えが返ってきた。
以前、陳さんはこう話していた。「書いてくれ、と頭の中に中国の詩人や日本の文人が出てくる」。
書きたいのに書けないというもどかしい状態が、今しばらく続くのかもしれない。
ただ、台湾の空気を肌に感じ、懐かしい人たちと会えたことに、
「来てよかった」としみじみ語った。家族らと同じように料理を平らげ、声には張りが戻った。
「また、来る」という陳さんに、再起の日は遠くはないと感じた。
(文化・生活部 浪川知子)
(2010年11月21日12時00分 読売新聞)

148 :
俺はいつまででも、陳先生の作品を待っています。

149 :
こんな記事も見つけた。要介護度5では小説書くのは厳しいだろうけど
応援していきたいな。
ttp://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=24627
夫のリハビリ 甘え排す
小説家の陳舜臣(ちんしゅんしん)さん(86)は、1994年と2008年の2度、脳内出血で倒れました。
現在は、日中の大半を車いすで過ごし、執筆は妻の未知さん(81)が口述筆記しています。
リハビリを支えている未知さんは、「『死ぬまで作家でいたい』と願う夫を、出来る限り手助けしたい」と話しています。

150 :
ほ、ほ、ほ

151 :
ほしゅ

152 :
あげ

153 :
捕手

154 :
あげ

155 :
このスレを保守したのはとうぜんであった。

156 :
保守!!!

157 :
「李淵は一人の子を殺せなかったために二人の子と十人の孫を失った」 という文章が印象深い

158 :
この人まだ執筆出来るの?

159 :
小説マルコ・ポーロ面白かった

160 :
う〜む・・・

161 :
>>157
そのフレーズは好きだ。

162 :
「諸葛孔明」は面白かったな
誠実な諸葛亮が良かった

163 :
ぐぐったら奥さん亡くなってたのね・・・。
先生、大丈夫かな。

164 :
それは心配だ…
最近この人の小説を読んで、「三国志から中国史へ」の定番ルートを歩み始めたところ。
優しい語り口が大好き。

165 :
先生のお歳で奥さん亡くすのって精神的にも辛いだろうな。肉体的にもリハビリを支えてくれた人だし
大丈夫だろうか……連れ合いが死んだら後を追うように、って話はよくあることだし

166 :
秘本、十八、諸葛、に続き今は曹操に没頭。

167 :
先生の鄭成功をやっと読む。白石一郎先生の怒濤のごとくを先に読んだんでその比較も楽しみだったり。

168 :
【レス抽出】
対象スレ:【秘本三国志】陳舜臣スレ【中国の歴史】
キーワード:西遊記

抽出レス数:0
なんだよ評判聞きたかったのに…

169 :
中国の歴史は名作だと思う。小説ぽくはあるが、
とてもわかりやすく中国史を学べる。

170 :
たまに四字成語とかの誤字が散見する

171 :
尖閣についてはどういう意見だろうか

172 :
陳舜臣って中国史担当の「司馬遼太郎」?

173 :
流石にあんなのと同列に扱うのは失礼

174 :
もう口述筆記も無理なのかな・・・
数行でいいから、先生の文章が読みたい。

175 :
陳は三国志のことになるとおかしくなるんだよな。
狼少年な嘘までぶっこくし・・・。

176 :
史実に基づいて考証や解釈の方が断然面白いよね
創作上の人物を登場させると、今ひとつ(中国任侠伝は除く)

177 :
風俗や情景をまるで見てきたかのように描写するし、
当時の詩や宗教だとか色々な角度から情勢を解説してくれるから、
読みやすくて勉強にもなるんだよな。
架空の人物の設定や働きがやや突飛なのは、ミステリー作家時代の名残なんだろうな。
「中国の歴史 近・現代篇」の続きが読みたかったけど、
このスレで現状を知って、これはもう諦めるしかなさげかなと思った。無念だ。

178 :
>>175
それは小説だからだよ。
全部史実通りで虚構が一切なかったら書く意味もないじゃない。
グレーゾーンな部分を好き勝手やれるから小説家は楽しいってご本人も言ってたし、
面白い解釈だなーぐらいに思っておくのが楽しめるぞ。

179 :
そういや『中国の歴史 6』で張魯の母が陳氏だって書いてあったけど出典はなんなんだろう?
wikiで盧氏って書いてあって、ずっとそうだと思ってたから気になる

180 :
なぜ、中国はガンなのか? (アポトーシスの欠如)
http://www.youtube.com/watch?v=NBKWa19RPv8&feature=share&list=UU_39VhpzPZyOVrXUeWv04Zg
1,人間を食べる  2,普遍的減少である犯罪  3,高官が外国へ逃げる
人肉を食べる歴史がある国→中国
http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-1800.html
三国志に出てくる軍隊は何を食料にしていたか?>>>>進路に住んでる人民の肉体

181 :
諸葛亮読んだ
等身大の人間として書かれていてなかなか良かったよ
完全無欠の天才軍師じゃないのって新鮮かも
当然だけど諸葛亮も人間なんだなぁ、って思った
で、この人日本国籍とってるのね
普通に中国の作家かと思ってた

182 :
「秘本三国史」のタイトルだけみて、Hな小説だと思ってた人がいた。
宇能鴻一郎に「秘本西遊記」という、アダルト西遊記小説があるから、
そっち方面だと連想したのか。

183 :
年下に攻められる文姫ちゃんエロいから

184 :
ところで陳さんはキングダム読んでるんだろうか そこがちょっと気になる

185 :
陳さん趙匡胤好きだよな
その反面漢の武帝や唐の太宗の評価が低い

186 :
>>181
生まれも育ちも日本だし、日本語の方が得意なんじゃね?あれだけの文章書けるんだし。
スレチだが王貞治って日本国籍持ってないんだな。最近知ったよ。

187 :
俺の好きな作家のスレあった!
しばらく読んでなかったけどまたなにか読みたくなってきたな
>>185
趙匡胤は虐殺とか陰謀とかあんまりやってないみたいだからな
武帝=李陵、司馬遷にひどいことをしたよね(´・ω・`)他色々
太宗=李建成と李元吉に(ry
名君でなおかつ陰惨な臭いが薄いところが気に入ったんじゃないか
弟の趙光義はアレだが…

188 :
>>187
武帝は先祖の遺産で俺強えーしただけだもんな

189 :
李元吉は元々碌でもない人物だから自業自得
武帝は衛青と霍去病を見出し匈奴を滅ぼした功績は大きい

190 :
陳さん嫌いな人物でも功績はしっかり描くよね
『小説十八史略』でも、青年武帝が人材を集めて改革を進めるくだりを丁寧に描いてたし
あの玄宗でさえ武氏討伐の時は凄くかっこよかったんだぜ?

191 :
陳舜臣は戦後台湾で暮らしてるけど、中共についてはどういうスタンスなんだ?

192 :
「中国の歴史」とか見ても基本、中華民国辺りまでで
共産党のことには余りふれてないな
台湾人だし、やはり難しい問題になるから避けてるのかな
日本についても、たまに少し厳しい視点になることもあるけど
「日本人と中国人」とか読んでも基本、双方に公平な立場に立とうとしてる感じかな

193 :
日本贔屓でないのは残念だが、反日ってほどでもないな陳さんは
司馬遼太郎みたいに赤に染まってるわけでもないようだし、
まあバランスがとれてるといっていいんじゃないの

194 :
小説でホラ吹くのはまだしも魏の陳羣の末裔とか真顔で言っちゃうのはな・・・

195 :
公平な立場に立とうとしてるのか?
「日本人と中国人」読めば分るが文革を肯定したり
文革によって大量虐殺が行われた事は全く書いてないぞ
この人は人肉食も殆ど触れない
宮崎市定の孫弟子らしいが良くも悪くも
誠実に中国史に向き合った宮崎市定の足元にも及ばないな

196 :
ううむ、その辺は確かに感心できんな
「小説十八史略」とかは好きなんだが
ところどころ擁護が目立つか……そこは玉に瑕だな
まあ、大体陳氏の主要な研究は清朝末期までみたいだし
それ以後のことは触れない方向でいった方がいいかも
文革肯定だとしても、「中国の歴史」で中国史を触れやすくしたことは功績と言っていいと思うし

197 :
中国の歴史の最近読み始めたんだけど
あまり使わない漢字連発する上に、文庫だと字が小さいから相当疲れる…

198 :
>>195
汪兆銘政権を持ち上げた歴史家(笑)の宮崎位置さだが何だって?

199 :
先生はご健勝だろうか…
奥様が亡くなられていたことを、久しぶりに見たこのスレで知ったよ。
やなせたかし氏逝去の報を聞いて、先生の事が心配になってしまう自分が厭だ。

200 :
ようやく小説十八史略を見つけたけど大きいやつだったから買うの辞めてしまった・・・

201 :
俺持ってるのも大きいやつ。
読みごたえあるよ、買うんだ!w

202 :
俺ネトウヨだが
陳先生の中国びいきは許せる
やはり曹操を綺麗に描いてくれたからだろうな

203 :
作品が面白ければなんでもいい

204 :
水木しげる先生とどっちが先か賭けよう。

205 :2013/10/24
高校時代に読んだ秘本三国志が最初の出会いでした
ママンで抜きました
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