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2012年2月エロパロ90: ドラマ『専業主婦探偵〜私はシャドウ』でエロパロ (342)
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ドラマ『専業主婦探偵〜私はシャドウ』でエロパロ
- 1 :11/11/19 〜 最終レス :12/02/10
- ドラマも盛り上がっているところですし、いかがでしょう?
- 2 :
- ドラマいいよね
- 3 :
- とりあえず、せりなと探偵の
「恋愛経験少ない癖に!」「そっちだって大した事ないじゃない!」
の低レベルな争いが物凄く萌えたw
せりなはふみ君と元鞘ならばもっと言いたい事を言えるようになってほしいな。
探偵なんか「このチキンやろう!」って言われたんだぞw ふみ君には絶対いわないw
- 4 :
- せりなが陣内のモノマネするとこ可愛かった
抱きしめたくなった
陣内もそんな気持ちだったのかなー
- 5 :
- せりなが陣内のモノマネするとこ可愛かった
抱きしめたくなった
陣内もそんな気持ちだったのかなー
- 6 :
- ごめんなぜか連投してた
- 7 :
- 今の芹菜なら、陣内が風邪でぶっ倒れたりしたら
おかゆ付きの完璧な介護をしてくれそうw
そして陣内は動揺しそう。
きっと芹菜の事だから、陣内が追い返そうとするも無理やり居座るんだぜw
- 8 :
- せりな料理は上手だもんね
今週から本格的に探偵がせりなを意識し出すと思うとドキドキw
予告がDV男のとこに返したくない!って感じだったし
- 9 :
- 陣内完全に落ちたねw
さすがにあれは惚れるよな
- 10 :
- あそこで安易にガシッと抱きしめに行かないのが良かった。
このドラマ、ノーマークだったんだけど当たりだった。
>>5
あれ、深キョンのアドリブなんだってさ。すごいよね。
- 11 :
- >>7想像しただけで萌える〜!
あ〜あの二人くっついてほしいわ〜
- 12 :
- 今のままだとくっつかなさそうだよなァ
何とかエロに持っていく手はないものか
やはり夢落ちしかないのか
- 13 :
- んじゃーフミくん視点で小話を。
フミくん視点・ホテルでデキた後設定です。
誰かもっとエロエロな奴書いて〜!
****
「ねえ、私とやり直さない?」
そう言われても、武文は既に醒めていた。
千早が全身から濃厚な雌の匂いを漂わせて誘っているのも鬱陶しいとさえ感じた。
カラダを重ねたばかりだと言うのに、我ながら酷い男だと武文は思う。
もちろん、これ以上千早や新山の思惑に安易に乗りたくないというのが建前。
そして、一回抱いて興味が失せたというのが本音。
あの夜。
千早は縋るように武文を求めてきた。
武文が命じることなら千早は娼婦のように淫らな行為すら辞さなかった。
昼の清廉な千早とは別人の顔に興奮しなかったかと言えば嘘になる。
いや、むしろ普段上司として仕える女を屈服させることに武文は没頭した。
鼻先で射精して完璧な顔やヘアスタイルを精液で汚し、淫らな体位を取らせては玩具のように弄んだ。
肥大したクリトリスを強く刺激しながら突き上げ、失神するまで追い込んだ。
千早は完全に堕ちていた。
だが。
(案外、つまらない…)
それが武文の率直な感想だった。
まるでアダルトビデオのようなその堕ち方は武文の征服欲を満足させはしたが、それだけだった。
第一、肌の質感も弾力もセックス相手としての性能も妻の芹菜の方が上なのだから。
(予想通りだとつまらないと感じてしまうのは芹菜という存在の副作用に違いない)
武文はひとりごちて苦笑した。
妻の芹菜という女は存在自体が予想外の、とにかく武文の予想を裏切り続ける女なのだ。
悪い方向に裏切られることも多く「どうしてもう少し…」と歯がゆく思うこともしばしばだが、
良い方向に裏切られた時の新鮮な驚きは武文の生活になくてはならないものになっていた。
芹菜と暮らすということは、常に固定概念を揺さぶられる刺激に満ちた生活を意味する。
武文は今、痛切にに芹菜を抱きたいと思った。
悲しい思いをさせたこと、そして裏切りを冒したことの許しを請い、芹菜の美しい肉体に溺れたいと思った。
だが、それもすべてはこのゴタゴタを片付けてからだ。
武文はひときわ背筋を伸ばして歩き始めた。
背中に、千早がねっとりとした視線を向けているのを意識しながら。
- 14 :
- あげときます。
明日だなあ
- 15 :
- ・エロとか皆無です。それでも許せる方はお付き合いください。
・前回の翌日の設定です。
浅葱芹菜が阿呆な事を言い出すのはこれが初めてではない。が、今回は度を超えていた。
もともと馬鹿だ馬鹿だと思ってはいたが、愛する旦那が他の女と仲良くしている写真を見てしまい
いよいよトチ狂ってしまったらしい。
「―――はあ?」
だから陣内春樹が全力でコイツ馬鹿かという顔をしても誰にも責められる言われはない、と思う。
「あたしと不倫してよ、陣内」
やはり陣内の聞き間違えなどではない。馬鹿奥様は先ほどと同じ言葉を繰り返した。
昨日、目の前の馬鹿は泣きながら帰った。
原因は旦那の不貞写真を見てしまったからであり、それを見せてしまったのは間接的には陣内であり、
しかし心のどこかでそれを望んでいたからこそ写真を捨てずにとっておいたのであって、
つまりはこの馬鹿の瞼があんなにもパンパンに腫れているのは陣内の所為だった。
きっと一晩中泣き明かしたのだろうと思えば少しだけ、本当に少しばかり良心の呵責を感じてしまう。
実は陣内も昨夜一睡もしていないのだがそんな事はともかくとして。
来ないだろうと思っていたのにいつも通りの時刻に事務所に来て、
開口一番に言ったのがそれなのだから、馬鹿女の馬鹿っぷりは陣内の理解を軽く超えていた。
「馬鹿か。……冗談は他所でやれ」
「本気だもんッ」
「本気かよッ?お前『馬鹿か』じゃなくて馬鹿だな、本物の馬鹿だ、ばーかばーか」
普段は陣内がおちょくれば簡単に頬を膨らませて怒るのに、今日は違った。
キッと目に力を込めて微動だにせず陣内を睨みつけている。
(本気なのか)
本当に、こいつは本気なのだ。だとすれば。
(当てつけか……)
こういう仕事をしていると、多数の浮気された人間に遭遇する。
陣内の調査で浮気が確定した場合、その反応は様々だ。
悲しみに暮れて自してしまう奴も居る。
これで離婚できると喜ぶ奴も居る。
何で調べたんだと逆切れする奴も居れば間違いに違いないと真実を拒絶する人間も居る。
そして、「当てつけに自分も浮気する」という選択をする人間も居る。
これでおあいこだと思うのか自分の気持ちを相手にも味あわせてやると思うのか知らないが、
根本的な解決には全くならないその方法を選ぶ人間は存外多い。
「……当てつけで浮気してどうするんだよ」
「当てつけなんかじゃないよッ」
冷静に諭したつもりだったのに、何故か激昂した馬鹿女の眼に涙が浮かんだ。
- 16 :
-
「な―――なんだよ」
なぜか声が上ずった。自分はこの程度で動揺する人間だっただろうか。
「あたしがいけないんだよ、あたしが悪いの。
あたしがふみ君の気持ちをちゃんと分かっていないから、い、いけないんだよ。
だ、だから、ああたしも、不倫してみれば、ふ、ふみ君の、気持ちが分かって、
そうすれば、きっと、ふ、ふみ君も―――」
ぱたりぱたりと涙を落しながら、途中から言葉を詰まらせながら、馬鹿女は言った。
(……何をしてるんだよ)
こいつの旦那は一体何をやっているのだろう。
自分の嫁が自分の為に陰でどれだけ泣いているのか、きっとふみ君は知らない。
自分の嫁が自分を理解するためにどれだけ阿呆な決意をしたのか、きっとふみ君は知らない。
何故分かってやろうとしないのだろう。折角……想い想われて夫婦になれたのだろうに。
しかしそれでもふみ君なのだ。この馬鹿奥様にはふみ君しかいないのだ。
一晩中考えた結果なのであろう阿呆すぎる結論に、陣内はいつものように阿呆だと言ってやる事は出来なかった。
……当てつけだと言われた方がよっぽどマシだった、と陣内は思った。
「な、なんか変な事言っちゃった」
陣内の沈黙をどう取ったのか、馬鹿女は涙を拭って無理やり笑顔を作った。
「あ、そろそろふみ君の会社に行く時間だ、早く行かないと。じゃあ行ってくるね陣内」
オタオタと不自然さ丸出しで事務所を出ようとする馬鹿女の手首を、陣内は反射的に掴んでいた。
(この馬鹿は)
一回知るべきだ。知っておくべきだ。
男と言うものがどういう生き物なのかを。
旦那以外の男にああいう阿呆な発言をすればどういうことになるのかを。
そして―――旦那以外にだって、自分を想ってくれる男が居るのだということを。
馬鹿奥様は陣内が少し引っ張っただけで軽くよろけ、少し手を振っただけで簡単にソファに転がった。
「あれ?」
驚いた拍子に涙も止まったか、馬鹿女は実に間抜けな声を出した。
「お前、不倫したいって言ったよな」
上着を脱ぎ捨ててソファに圧し掛かると、組み敷かれた馬鹿女はまだ状況がつかめないのか目をぱちぱちとさせる。
「不倫ってこういうことだろ」
馬鹿女の細っこい両手首を頭上で押さえつけるのは左手一本で事足りた。
右手で頭をそろりと撫ぜると漸く理解したらしい馬鹿女はビクリと震え、ぎくりとした陣内は反射的に手を引きそうになった。
(餓鬼か俺は)
思わず内心で苦笑した。クールで渋い探偵で売っているつもりなのに、この体たらくは何だろう。
右手を馬鹿女の顎に据えた。肌がすべすべと柔らかい。
馬鹿女は陣内の顔を大きな目でじっと見ていて、目が合った瞬間に心臓がばくりと鳴る。
それを無視して右手に力を込め、そろそろと顔を近づけた。
自分の心臓はこんなにも速く打っていただろうか。
自分の心臓の音はこんなにも大きく聞こえていただろうか。
自分の指先はこんなにも震えこんなにも強張っていただろうか。
自分の頭はこんなにもくらくらと落ち着かないものだっただろうか。
自分の胸はこんなにも苦しく締めつけられていたのだっただろうか。
自分は、こんなにも芹菜に―――
「ごめんね、陣内」
ぽつりと馬鹿女が呟いた。
旦那以外の男に組み敷かれて、その男の顔が目の前3センチの距離に有って、
その状況で謝ってくるこいつの脳内にはきっと地球外生物が湧いているに違いない、と陣内は思った。
- 17 :
-
「―――なんでお前が謝るんだよ」
顔の位置を変えずに陣内は呟いた。ここで離れるのはなんだか癪だ。
それより少なくとも陣内の常識に乗っ取れば、この状況で謝らねばならぬのは陣内の方である。
「だって陣内、すっごく苦しそうじゃん」
「それは……」
まあ、あながち間違いではない。先ほどから色々な部分が色々な意味で苦しい。
「あたしが変な事言ったから、陣内が苦しいんでしょ?ほんとごめんね。あたしは大丈夫だよ、ありがと陣内、もういいよ」
「……意味分かんねえし」
「だからぁ。あたしが不倫してって言ったから、陣内は無理やり不倫してくれようとしてるんだよね?
けど、陣内の顔見てたらあたしが間違ってるってよく分かった。こんなことでふみ君の気持ちが分かる訳無いのに。
陣内意外と優しいとこあるから、あたしに付き合ってくれようとしたんだよね。嫌な事させてごめんね」
とても申し訳なさそうな顔をして馬鹿女は言った。
(どこまでこいつは……)
馬鹿なのだろう。
ふみ君が浮気したのはふみ君がそうしたかったからだ。
陣内が今圧し掛かっているのは陣内がそうしたかったからだ。
この馬鹿女が謝らねばならぬ理由など何処にもないではないか。
それなのに、何故こいつは自分が悪いと思うのだ。
なんだか酷く堪らない気持ちになって、陣内は馬鹿女の両手を握る左手に力を込めた。
「俺が退かなかったらどうする」
気のせいか声がかすれる。口の中がカラカラだ。
なのに馬鹿女は意外な言葉を聞いたかのようにきょとんとして瞬いた。
「え?」
「俺が、このまま続けたらどうするっつってんだよ。ふみ君呼ぶか」
「やだなあ呼ばないよぅ」
決の思いで言ったのに、馬鹿女はふにゃりと笑った。
「何でだよ」
「だって陣内続けないじゃん。陣内の性格ぐらいあたしにだって分かるよ。
口悪いしカッコつけてばっかだけど、ほんとは意外と真っすぐなのあたし知ってるよ」
(―――くそッ)
どんなに抵抗されても。
どんなに泣かれても。
どんなに嫌われても恨まれても憎まれても。
どんなに、ふみ君の名を呼ばれても。
……決して止めないつもりだったのに。
なのに、絶対的な信頼に満ちたこの目を裏切れるほど陣内は強くは無い。
「ねえねえそれよりさ、陣内の顔って近くで見ると面白いね」
陣内の内心をよそに、馬鹿女はふにゃふにゃと笑った。
男の真剣な顔をこの距離で見て面白いと抜かす阿呆には一回くらい天罰が下った方が世の為人の為だ、と陣内は思った。
- 18 :
-
馬鹿女の口元を右手でむにゅと掴む。笑っていた顔が途端に笑える顔になった。
「にゃにするんだよじんにゃい」
ひよこ顔の馬鹿女はもごもごと抗議の声を上げた。
(知ったことか)
もっと力を込めると、馬鹿女はうぅと不機嫌そうな声を出し、むくれた顔をして唇を尖らせた。
この距離で唇を突き出すと陣内との距離がどれだけ近くなってしまうか分かっているのか、
そして陣内がどんな思いでこの距離をなんとか維持していると思っているのか。
それを全く、露ほども考えない辺りがこの馬鹿女の馬鹿たるゆえんである。
「―――当ったり前だろうが。お前みたいな馬鹿奥様なんて願い下げだっての」
陣内は左手の力を緩めて馬鹿女の両手を開放し、覆いかぶさっていた身体を離した。
右手のひよこ顔を馬鹿女が身体を起こすまで続けてやったのはせめてもの嫌がらせである。
「さっさとふみ君の会社に行けよ。浮気じゃなくて部長の罠に嵌っただけかもしれないだろ」
心にもない事を言ってみたが、流石の馬鹿女でも顔を明るくはしなかった。
「でもあの写真はふみ君からキスしてた」
「……」
何も言えなかった。その現場を、陣内は見たのだ。
その時の驚愕と怒りは今だに忘れる事が出来ない。
「けど、陣内」
言葉に詰まる陣内に、何故か急に馬鹿女がぱっと明るい顔をした。
「陣内のお陰で、なんか分かんないけど元気出たよ。あたし泣いてないでふみ君の為にもっと頑張らないと」
「お前……」
陣内がぽかんとしていると、馬鹿女はどたばたと身支度を始めた。
ふみ君の会社に行くのだろう、ふみ君を守るために。
「ありがとう、陣内。もう行くね」
つい先ほどまで大粒の涙を落していたその顔は、今や全開の笑顔で輝いていた。
(……こいつは知らねえんだろうな)
この変化の速さと笑顔の美しさが、どれだけ陣内を翻弄しているのかを。
「あ、そうだ」
ドアへ向かっていた馬鹿女がふと振り返り含み笑いをした。
「あたしもう一つ分かっちゃったよ?陣内って本当に好きな子としかしない……ていうか出来ないタイプでしょー」
「―――うっせえよ早く行けよこの馬鹿ッ」
馬鹿女はきゃあ陣内が怒った、とくすくすと笑いながら部屋を出て行った。
陣内はぐたりとソファに座りこむ。
何時の間にやら調査で三日徹夜した時以上に疲労していた。
「大正解だよ馬鹿奥様」
そこまで分かっていて肝心な事が全く分かっていないあたりが浅葱芹菜の凄いところだよな、と陣内春樹は思った。
≪了≫
- 19 :
- おまけ
部屋を出た浅葱芹菜は胸を押さえていた。
「あれ、胸がドキドキする」
首をかしげて考えるがいまいち理由が分からない。さらに顔が火照っている事に気が付いた。
頬に手を当てると熱い。きっと真っ赤になっているはずだ。
「大変、どうしよう」
これは大変だ。
きっと風邪を引いてしまったに違いない。熱があるのかもしれない。
ふみ君の会社に行って感染してしまってはいけないから、今日は止めるべきなのだろうか。
しかし、たかが風邪でふみ君を一人にして良いのだろうか。守りに行かなくてもいいのだろうか。
究極の選択に煩悶していると、目の前に十島丈二が立っていた事に気が付いた。
「あれ、ジョージさん何時から居たの?」
「うん、俺最初からいたんだよね。最初からね、うん、ずーっと。芹菜ちゃんが中に居る時からここにね」
「ふうん」
芹菜は首をかしげた。ずっと外に居て何故入ってこなかったのだろう。
「あそうだジョージさん、あたしさっきから胸がドキドキで顔が熱いの、何でかなあッ?」
「うん、それはね芹菜ちゃん、分からない方がいいと思うよ、分かっちゃうと色々ややこしくなるからね」
「あたし多分風邪だと思うの、どうしようふみ君の会社に行っても大丈夫だと思う?」
「多分、多分だけどね、きっと行っても大丈夫だと思うよ俺は。感染りにくい風邪だと思うからそれは、うん」
「―――ほんと?」
芹菜が喜ぶと、ジョージは一緒に喜んでくれずに何とも言えない顔をした。
「ほんとほんと。―――あぁ俺、なんか涙出そうになってきたわ」
「え、ジョージさんどうしたの?」
「いや大丈夫、こっちの事だから。ほら芹菜ちゃん、早くしないと遅れちゃうよ。
俺も陣ちゃんを褒めてやると言う大仕事があるから忙しいんだよね、早く行っておいで」
「きゃ、もうこんな時間だ、遅刻しちゃう」
芹菜は慌てて事務所を後にした。
結局胸のドキドキはしばらく治まらず、その謎が解ける事も無かった。
≪了≫
エロは書けないが、神を召喚するお供えとしてとりあえず、現時点での自分の萌えを全投入w
まさか当日になってしまうとは思わなかったがw
これでもっと人が来てくれると良いなあ。今日放送日だしw
- 20 :
- 職人様降臨してたーーー!
>>19 最高でした!続きも全力で待ってます
- 21 :
- 最高です
- 22 :
- ジョージさんとの会話が、いい感じで締めてくれました♪
- 23 :
- 放送日だったのでage
予告の最後の五秒くらいが全てを持って行ったw
- 24 :
- >>19 良かったです!情景が眼に浮かぶ
とくに丈二さんw
予告のおかげでここもにぎわいそう
- 25 :
- >>19
ものすごくよかったです!!
次回作を楽しみにしてます!
- 26 :
- >>19
GJ!!!
昨日本編見てやりばの無い萌えを発散できてなかったから嬉しいです!
- 27 :
- >>19
最高に萌えました。ありがとうございます!!!
- 28 :
- 文章に引き込まれましたー!
萌えたーw
- 29 :
- キスシーンで皆がこんなにテンション上がるドラマもあんま無いねw
中園さん、上手いんだなあ。やまとなでしこもハケンも面白かったもんなぁ
- 30 :
- ふみくんと千早、ふみくんと芹菜のキスシーンもあったのにそっちはぜんぜん萌えなかった。
でも陣内芹菜は何と言うか見た瞬間血が沸騰して動機が激しくなった。
一応人妻相手の不倫のキスシーンなのに、なんだろうこの感覚、いわゆる激萌えなんだろうか?
今期ドラマで蜜の味の既婚の叔父と姪のディープキスシーンはひたすら気持ち悪かったのに。
- 31 :
- >>30
すごく分かります。
一応不倫のキスなのに何でこんなに可愛いというか…すごくときめきました。
陣内の今までのやきもきや切ない気持ちを見てきたからなのか…。
今ならなにか妄想できる気がする
- 32 :
- >>31
さあ、その妄想をここに書き付けるのだ!
- 33 :
- 「じーんな〜い」能天気ないつもの声がした
「はい、これ陣内に今日のお弁当」差し出されたランチボックスは
この間のものとは違う、新品だった。
「頼んでねぇし」
「うん、頼める陣内じゃないもんね。だから、相棒として気を利かしたんだよ。
陣内、いつもコンビニやインスタントばっかりじゃん。
もうメタボ始まってると思うんだよね、頭髪もそろそろきそうだし」
「オマエな!」陣内はすごんだが、芹菜は気にとめずしゃべり続ける。
「だからね〜、芹菜、陣内のは玄米にしたんだ。フミくんのおなかは平らで硬いけど
陣内のお腹、ししゃもが隠れてそう」最後までいい終わる前に、陣内は芹菜の顎とつかんだ。
「お前だって、体脂肪率高そうじゃん、このプニプにした頬肉、シチューにできそうじゃん」
「違うもん!違うもん!」芹菜が口を尖らせる。
「でね、でね、このランチボックス、ハンズで出てる新品なんだ。
ご飯もおかずみ真空フレッシュ、でできたての家庭の味をオフィスでも」
「・・・オマエ、俺のためにわざわざ買ってくれた、のか?」
「うん」。芹菜は明るい笑顔でうなずいた。
「フミ君にって思ったけど、ホラ、新製品ってわかんないでしょ
だからまず陣内でモニタリングしようって」
「俺はモルモットかよ!」
「そ!餌代かかるし、口悪いのから、かわいくないんだけどさ」
二人の漫才を、ジョージはコーヒーを飲みながらヲチしていた。
- 34 :
- ジョージさん、ニヤニヤしながら見ているんだろうねw
- 35 :
- とりあえず、予告のキスまでを妄想してみた。
この後、どうにかエロに持っていこうと試行錯誤中です。
設定は次週予告のキス。
公式他、各種サイトの予告のネタバレ含みます。
陣内は事務所のソファではっと目を覚ました。
もう外は真っ暗だった。
ひばり証券の調査でここ最近あまり寝ていないせいもあって、
夕方戻ってきたあと、少しだけとうたた寝をしてしまったのだ。
(とりあえず、何か食うか。)
ソファから立ち上がろうとしたとき、真っ暗な部屋にノックの音が響いた。
「陣内、いるの?」
扉の向こうから聞こえた声は、浅葱芹菜だった。
「ああ、開いてる。」
ぶっきらぼうに答えると、芹菜が入ってきた。
「なんだ、寝てたの?電気消えてるからいないのかと思っちゃったよ。」
「お前と違って俺は寝る時間もないくらい忙しかったんだよ、
・・・お前なんだその格好。旅行でも行くのか?」
陣内は芹菜の旅行かばんを見て、ゆるゆると立ち上がりながら言った。
「あの、陣内・・・ごめん、私、今日で探偵辞めたいの!」
「えっ・・・」
陣内は耳を疑った。聞き間違いじゃないかと思った。
いずれこういう日が来るだろうとは思っていたが、
こんなにも唐突に、こんなにも早くやってくるとは
予想だにしていなかった。
「そ、そうか・・・」
次の言葉が見つからない。
- 36 :
- 芹菜が続ける。
「こんな、急に言われても困るよね。ほんと、ごめん。
でもね、私、フミ君と離れて一人でやっていこう、って決めたの。
フミ君をあんな風にしたのは私だったの。ずっと知らなかった。
私のせいでフミ君はいろんな人に責められて・・・。
だからフミ君を解放してあげたいの。自由にしてあげたいの。」
「だからって・・・なんで探偵までやめちまうんだよ。」
消え入りそうな声で陣内が言う。
「私、ずっとフミ君の影でいいと思ってた。自分の足で歩いていくことなんて
ないと思ってた。でも一人で歩けない私を、いろんな人が守ってくれてたの。
やっと気づけた。もう誰かが私のために犠牲になるのはいやなの。
自分の足で歩いて行きたいの。
ねえ、陣内。こんな風に私が考えられるようになったのって、陣内のおかげなんだよ。
本当に、本当にありがとう。陣内のおかげで右折もできるようになったし、
スナックで接客もできるようになったし、フミ君の会社で働くことも覚えたし、
全部全部、陣内のおかげなの・・・。ありがとう・・・陣内。」
芹菜は震える声で言った。
まっすぐに陣内を見つめる瞳からは大粒の涙が流れていた。
「泣くなよ・・・」
陣内はいつものように、けれど優しく芹菜のほっぺをつかんだ。
「だって・・・」
「泣くなっつってんだろ・・・」
そして陣内は優しく芹菜にキスをした。
- 37 :
- 35-36です。
8話放送までに続きのエロが書けるよう・・・ガンバリマス。
- 38 :
- >>19
ドラマそのものできゅんきゅんしちゃいました。ハアハア
続きをぜひお願いいたします<(_ _)>
- 39 :
- 職人の皆様乙
どの話も萌え楽しませて頂きました
- 40 :
- 明日の放送でもっとにぎわう事を期待して上げときますw
- 41 :
- 藤林丈司
- 42 :
- ええい皆どうしたテンションが低いぞ昨日放送だったのにw
探偵は相変わらずせつねえなあ
二人で会っているところを遠くから目撃とか、当て馬感がホント悲しいw
あとはあすなろ抱きして俺じゃだめかをやったら完璧なんだがw
ところでこのスレには職人さんはもうおらんのか……
すでに俺は萌えを全投下しちゃったんだよw誰か―
別に芹菜がふみ君を酔っぱらわせて泣きながら襲っても構わないからさあw
- 43 :
- だって全然萌えなかったんだもん
むしろテンション下がり気味
原作読んで上げようにも売ってない…
- 44 :
- 最初の二人が手繋いで逃げる場面は感極まって泣いてしまったのですが、それからの展開が切なくて…。
不意打ちキスも萌えたのにな…陣内の片思いが切ないったらないです。
- 45 :
- キスよりも手つなぎにドキドキしたなあ。
お互いの体温を感じた気がした。
- 46 :
- 藤林丈司
- 47 :
- 今専業主婦ブームとかほざきだしてるぜwwwwwwwwwwwwwww
そりゃそうだよな。ガキ手当や各種免除含め、専業主婦はかなりのメシウマだもんなwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
下手に社会進出するより、専業主婦していた方が結局いい思いができると考える女が急増しているらしいなwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
増える主婦の小遣い、減る夫の給料wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
- 48 :
- うふ〜ん
- 49 :
- 原作と違うラストなんかね?
だとしたらアホだね。
Part2とスペシャルへは繋げられないわ。
- 50 :
- 好きすぎて、キスはしたものの、軽く拒否られておどけてみせた陣内の男の純情が痛々しかった。
自分の者にはならないのに、探しまくるところなんて泣けた。
- 51 :
- みなさん心折れちゃった?
せめて二次で幸せエンドを…!
- 52 :
- >>51
ぽっきり折れた
夫婦の帰り道の件で、芹菜への萌え心がぽっきり折れてしまった
- 53 :
- そこで原作ですよ
あくまでもドラマはドラマ、原作が本当の結末だから
品薄だからみつかんないけどさ…
- 54 :
- >>53
そっか、でもどうしてもあの絵柄無理なんだよね。
始まる前に電子書籍で読んだんだけど、実写みてからだとキツくて。
予告で拳銃観たとき、フミくんエンドが覆せないならいっそ
芹菜庇って陣内が撃たれて芹菜の腕の中で息引き取る、
最初で最後の抱擁…ってオチ脳内妄想して悶えてたw
我ながらキモすぐる…w
- 55 :
- すみません。
エロなし、笑いなし、陣内END投下します。苦手な方はスルーください。
少し>>54さんのネタいただきました。
芹菜は夢中で車を走らせていた。
ふみくんからの電話で陣内が危険であると聞いたからだ。
助けに行った陣内はふみくんの代わりに捕えられてしまった。陣内が危ないと。
芹菜はマイクに向かって話しかける。
「もしもし私芹菜。今すぐ行く。大丈夫。必ずあなたを救い出すから信じて待ってて、陣内」
イヤホンからの返事はない。気を失っているのだろうか。
嫌な予感が脳裏をよぎるのを芹菜はあわてて打ち消した。
ハンドルを握る手に力が入る。アクセルを踏んでスピードを上げた。
マンションの駐車場に急いで車を止め、一気に階段を駆け上がった。息が切れる。
でもそんなことは言っていられない。部屋の前まで来ると、いったん深呼吸をして、勢いよくドアを開けた。
靴を脱ぐのももどかしく、そのままリビングに飛び込むと倒れている陣内の姿が目に入った。顔は腫れ上がり、所々血がにじんでいる。
「陣内っっ!!!」
芹菜は無我夢中で駆け寄った。そのとき陣内がうっすらと目を開けた。
「っっ、バカ!!お前、来んなっつっただろっ!」
叫ぶ陣内を芹菜はゆっくり抱き起こした。
「何だぁ、お前?」
芹菜の頭上に野太い声が降りかかった。見るからに怪しげで屈強な男二人が芹菜と陣内を見下ろしている。
「こいつ浅葱の嫁だぜ。」
「それは好都合だな、一緒にやっちまおう。」
この人たち何を言っているの…?
今までこんな世界からほど遠い生活をしていた芹菜にとっては信じられない光景だ。
「こいつら平気で人をせる奴らだ…だから来んなって!」
陣内は悔しそうにつぶやいた。
突然芹菜はポケットから例のものを取り出し、男たちに突きつける。
「やられるのはあんたたちの方よ!」
おもちゃの水鉄砲を構えながら芹菜はすごむ。
自分でもこんなことができるなんて驚きだ。本当は怖くてたまらない。でも陣内を守らなければ。芹菜は必だった。
男たちは一瞬ひるんだものの、さすがはプロだ。すぐにおもちゃだと見抜いてしまう。
「わっはっは!!!とんだねーちゃんだ!その心意気だけは買ってやるよ…」
芹菜に本物の銃口が突きつけられる。もうだめだ…芹菜は目をつぶった。
パーンと乾いた音が響く。大きな影が芹菜に覆いかぶさった。
「ちっ!邪魔しやがって!」
芹菜がゆっくり目を開けるとそこには腹を押さえて倒れている陣内の姿があった。指の間からは赤い液体が流れている。
「陣内っ!」
「次は外さないぜ…」
再び男は芹菜に銃口を向ける。その時だった。
外からサイレンの音が聞こえてきた。
「サツだ…ずらかるぞ!!!」
男たちは慌てて玄関を飛び出していく。助かった…。きっとふみくんが呼んでくれたのだろう。
「陣内…。陣内…。」
芹菜はそうつぶやきながら陣内を抱き起こす。涙が止まらない。
「だからお前は馬鹿奥様なんだよ…。後先考えず行動しやがって…」
陣内は震える手で芹菜の頬の涙をぬぐった。顔色が青ざめ、冷たくなっていくのがわかる。陣内のシャツがどんどん血に染まっていく。
傷口を手で押さえる。それでも血は止まる気配を見せない。
「お願い…陣内…もう喋らないでよ…」
「これで…ふみくんとやり直せるな…」
陣内はそう言って芹菜の腕の中で静かに目を閉じた。
- 56 :
- 題名書き忘れてました。
>>55の続き
JJ探偵事務所。
淀んだ空気を追い払うかのように芹菜は窓を開けた。
「主がいないとこの部屋もさみしいもんだね。」
丈二はそう言って笑った。芹菜もふっと微笑む。
「でも、芹菜ちゃん…本当に強くなったね。」
「…全部、陣内のおかげなんです。陣内がしっかり目を開けて現実を見ろって教えてくれたから…私にとって何が本当に必要なのかがわかりました。」
「陣ちゃんも幸せだなぁ。こんないい子に想われててさ。」
芹菜は窓から空を見上げ、小さく「ありがとう。」とつぶやいた。
「じゃあ、丈二さんちょっと行ってきます。後よろしくお願いします。」
「うん、気を付けてね、芹菜ちゃん。」
芹菜は白いドアの前にいた。静かにドアを開ける。
病室の奥にはベッドがあり、そこには陣内が横たわっていた。小さな寝息を立てながら気持ちよさそうに眠っている。
芹菜は寝顔を見ながら、まるで子供のようだとくすりと笑う。
その声で陣内がゆっくりと目を開けた。
「あ…ごめんね、陣内。起こしちゃったね。」
「痛ぇ…」
顔をしかめ、腹を押さえながら体を起こす。
「そりゃそうだよ。にかけたんだから。」
弾は大きな血管を外れていたが、出血がひどく、大量の輸血を必要とした。正直なところ、医師からは助からないかもしれないと言われていた。
助かったとしても後遺症が残るかもしれないと。1週間意識不明の状態が続き、芹菜は気が気ではなかった。
やっと意識が戻った時、芹菜は丈二と泣きながら喜んだ。医師には奇跡としか言いようがないと驚かれた。
「バーカ。お前が来るからこんなことになったんだろ。あんなの俺一人でカタつけてたよ。
…でも、なかなか格好良かったぞ。お前、結構この仕事向いてるかもな。」
陣内はカラカラと笑う。芹菜もつられて笑った。
「ありがとう、陣内。それから…あのね、もうバカ奥様じゃなくなったの。」
「ハァ!?」
あれからふみくんと話をした。
『ふみくん、離婚しよう。』
『芹菜…』
『本当は新山部長のことが好きなんだよね…?うすうす気付いてたの。
流産のこと、お父さんのこと、そして自分自身の弱さ…全てがふみくんを縛り付けてたの。
もうお互い自由になろう。今までありがとう。』
あの夜、バーで新山部長に芹菜が大事だといった時、わずかな戸惑いがあったのを芹菜は見逃さなかった。
ふみくんは新山部長に惹かれている。それを認めながらも逃げて隠れて嫌なことから目をそむけてきた自分。
ごめんね、ふみくん。ふみくんはいつでも優しかった。芹菜はずっとそれに甘えてたんだね。
ふみくんを愛してたんじゃない、ふみくんを想う自分を愛してたんだ…。
「…お前本当にそれでいいのかよ。」
「だって教えてくれたのは陣内だよ。目をしっかりあけて現実を見ろって。
それに何が本当に必要かわかったんだ。」
「何だよ。それ。どういう…」
「もう、うるさいなあ。陣内は。」
そう言って、芹菜は右手で陣内の両頬を掴みながら、ゆっくりとキスをした。
- 57 :
- 終わりです。
お目汚し失礼しました。
- 58 :
- >>57
GJ!
- 59 :
- >>57
ネタふりした54です
わーーーん!ありがとーーーー!
- 60 :
- >>54さん、レスありがとうございます!
アイディアを勝手に拝借してしまったので、私の稚拙な文章で
>>54さんの理想のEND像をぶっ壊してしまったのではないかと心配してました。
本当に申し訳ないです。
しかも>>57の名前欄、レス番号間違えてるし…orz
54→55ですね。
失礼いたしました。
ここはあんまり職人さん来ないのかな。
ほかの方の作品読んで妄想に浸りたいのに…
- 61 :
- >>57
GJ!!
- 62 :
- このスレにはまだ人が残っていたんだなw
誰も書き込まないから俺以外は無人だと思っていたよw
人がいるなら俺もまた妄想炸裂させてみようかな
エロは書けないから神召喚のお供えだけどなw
- 63 :
- >>57乙!
こうなって欲しかった
>>62
是非見たい
- 64 :
- >>62
おおーっ!新たな職人さん誕生の予感!!
エロなしでも全然OKです。
ぜひぜひ投下を!!!
私も妄想がまとまったら投下してみたいと思います。
- 65 :
- 陣芹本がほしい
- 66 :
- 最終回で心が折れたけど、なんかまだ俺行けそうな気がする!
誰かもっと陣芹を!!!
- 67 :
- 皆の書き込みみてるとにやにやがとまらん。
阿部真央のじゃあ何故?聞きながら
陣内×芹奈を妄想するとやばい!
一人で泣けるww
- 68 :
- 写真真っ二つにはがっかりだった…
- 69 :
- 写真はまだいいとして、ここではパーティーはなかったって、テイで行く?
- 70 :
- 書き手の自由でいいんじゃん?
- 71 :
- 写真は深キョンが止めるべきでね?
深キョンが探偵続けるいい出したときに
桐谷が切ない感じの顔たまらん
- 72 :
- ふみくんを松井から救ったでしょ。陣内面割れてるし絶対恨みかったはずだよね。
報復されるよね。で、そこで怪我して入院とか、もしくはやばい組織に狙われて
探偵事務所引き払うとか…ちょっとハードなテイストに妄想が…
丈二さんには黙ってるようお願いするんだけど知ってしまった芹菜は?! みたいな。
いやもちろんほのぼのもみたいんだけど、はさみの後どうやってほのぼのな二人に
戻れるのかよくわかんないんだYO…
- 73 :
- 陣内がフミ君より先に芹菜を見つけてたら、で書いてみました。
「陣ちゃん、地獄だよ」丈二の声が何度も頭にこだまする。
やめとけ、アイツは浮気されようが暴力ふるわれようが旦那大好き奥様、
わかってる、でも、でも・・・!
芹菜が来なくなった事務所で一人1週間過ごしたら、もう限界だった。
天使みたいな・お人よしの、料理がうまくて、笑顔のやさしい
思いつく限りの芹菜の特徴を挙げながら写真を見せながら陣内は芹菜を見つけたその後
自分がどうするつもりか、わからないでいた。
そして、芹菜はいた。つなぎに帽子を着て、オイルに汚れた手をして
でも、相変わらずかわいくて。
「陣内!」芹菜の方が先に陣内に気づいた。目つきの鋭い男が迫力のあるまなざしで
ガソリンスタンドに突っ込んできたので、トラブルの気配がしたのか、
芹菜の同僚はあわてて店長を呼びに走ったが、芹菜はキョトンとしたままだ。
「どうしてここに?あっ、そっか。仕事だね。今度は誰探してるの?
ぶんかっきー、試験ダメでまた家出したとか?それともロミーちゃん?」
陣内は自分の荒い息に気づきもせず、のんきにしゃべる芹菜にこの時は感謝した。
「オマエ、オマエな、」
「あっ、そっか、ガソリンだね。」
「そんなんじゃねぇよ」
給油ホースを掴んだ芹菜の手を陣内が掴んだ。そこへ、店長が走ってきた。
「あっ、あの、ウチに従業員が何か?」
「ああん?」陣内がすごむ。「俺はコイツを向かえにきたんだよ」
「あっ、そっか。芹菜ちゃんのご主人ですか。よかったね、芹菜ちゃん」
「違っ、違います。フミ君は、もっと足が長くて顔もよく」
芹菜の口を陣内がすばやく押さえ、営業用スマイルを浮かた陣内は
「いやぁ、お世話になりました。ご挨拶はまた後日。ちょっと、コイツと話させてください」
「はいはい、どうぞ。芹菜ちゃん、ずっとあなたを待ってたんですよ」
陣内に引きずられ、芹菜は陣内の車に乗せられた。
- 74 :
- 「もう、陣内、いつ陣内がフミ君になったのよ」
「うっせぇな」
「店長、すっかり誤解しちゃって。今日はお店、忙しいのに、陣内をフミ君だと思ったから
気を使ってくれたんだよ。店長、先月お子さんが生まれたばかりで大変なの」
「うっせぇよ。ちょっと黙ってろ」
ハンドルに手を乗せたままの陣内と、助手席に憮然と座ってる芹菜は、しばらく口を利かずにいた。
夕日がすっかり翳ったころ、やっと陣内が口を開いた。
「腹、減ったなぁ・・・」
「陣内、仕事中は食事も満足に取らないからだよ、あ、ちょっと待って。」
芹菜はつなぎのポケットを探ると、キャンディを取り出した。
「はい、陣内」
「ポケットにアメ入れてんのか。オマエ、ガキみたいんだな」
「違いますぅ。お店にドライブで親とくる子供たちに上げてるんだよ。」
「そっか。立派な営業活動なんだな」
「昨日来てくれたら、チョコだったんだよ」いかにも残念そうに芹菜が言うので、
相変わらずの彼女の天真爛漫さに、陣内はクスっと笑った。
「で、オマエ、今、どこに住んでる?」
「お店の寮だよ。」
「よし、じゃあ今からそこへ行くからナビしろ」
「送ってくれるの、ありがとう陣内」
「・・・寮についたら、10分で荷物全部引き揚げるぞ。」
「え?」
「オマエ、明日から俺と暮らすんだ」
芹菜を見ずに陣内は宣告した。
- 75 :
- きゃー!投下されてるー
>>73さん、GJです。
会話が芹陣らしくてイイ!
2828が止まりません
続きあるのかな…
興奮して眠れないや…
- 76 :
- 初めて書き込みます。エロはなしで、ハサミのお別れシーンから妄想です。
探偵事務所に芹菜が箱を手に入ってくる。
「陣内、お父さん明日退院できるの。これは、たくさん助けてもらったお礼。」
陣内が箱を開けると、陣内の顔をかたどったパンがぎっしり。
「趣味わるぅ。・・・でも、ありがとう。」
「お父さん退職して、これからは卓球場をやろうかなって。フミ君は、お父さんの体のことが心配だから一緒に住もうって言ってくれて。」
「そうか、・・・よかったな。」
「家族がやり直せるのは、陣内と探偵をしたおかげなの。人に頼ってばかりで、現実に目をつぶっていた私の目を開かせてくれた。
だから、これからもここで探偵を続けさせてほしいの。」
「だめだ、正式に雇ったわけではないし。お前は専業主婦にもどれ!」
「でも・・・」
「もしまたフミ君の浮気が心配なときは、俺がしっかり証拠つかんでやるから安心しろよ。」
「フミ君は浮気なんかしないよ!」
「いや、一度する奴は二度三度」
「陣内!!」
芹菜は陣内の両頬を指でぎゅっとつかんだ。
「そうだ、お前にプレゼントがあるんだ。私がかわいく写ってるから、買ってと言ってただろ。」
頬をつかまれたまま、陣内は引き出しからペアリフトの写真をとりだして、芹菜に渡した。
嬉しそうに写真を手に取りみつめる芹菜。陣内ははさみを取り出し、その写真を芹菜の手からそっととり、ゆっくりと二人の間を半分に切り離した。
そして、芹菜の写っている半分だけを芹菜に手渡した。
- 77 :
- (続き)
芹菜は、しばらく無言で陣内を見つめていた。そして、急にいつもの芹菜に戻ったように明るく言った。
「陣内、私も陣内に渡したいものがあるの。目をつぶって、両手を開いてくれる?」
陣内はあまりにも普通な芹菜の様子に、ただ素直に目をつぶり手をひらいた。
芹菜は陣内の写真をそっととり、自分の写真の下に重ねた。そして、陣内の頬に一瞬だけキスをした。
目を開け、驚きの表情で芹菜を見つめる陣内。
「隙あり〜♪これでお相子だね、陣内!」
いたずらな表情の芹菜、それが真顔にもどると芹菜の目が潤んできた。
「陣内、相棒になってあげられなくて、ごめんね・・・」
大粒の涙が頬を伝った。陣内は迷うようにゆっくりと手を伸ばし、芹菜の肩を抱き寄せようとした。
その瞬間、邪魔するかのように電話がけたたましくなり、我に返ったように陣内は受話器をとった。
「はい、もしもし、アルバイトの応募?」陣内はにやにやした表情になり、続けた。
「20歳、女子学生ですね!ちょっとお待ちください。」
陣内は手で受話器をふさぎ、おどけた表情で芹菜をみた。
「と、いうわけで相棒は間に合ってるよ。・・・バカ奥様、元気でな!」
芹菜は涙をぬぐい、笑顔でうなづいた。そして小さく手を振り、探偵事務所から出て行った。
陣内は受話器をふさいだ手をはずして、言った。
「ジョージさん、電話くれて助かったよ。俺、地獄に踏み出すところだった。」
陣内が視線を落とすと、陣内の写った写真がなくなっていた。
「芹菜・・・」
陣内は窓の外をみつめた。
一年後
芹菜の父の卓球場のオープン記念パーティーが開かれていた。
芹菜は花屋に指示をだしたり、招待客に挨拶したりと、きびきびと動いていた。そのお腹にはわずかに膨らみがあった。
卓球場内では福寿と交際相手、その子供たちが卓球を楽しんでいる。その隣の台ではもと子と掃除の先輩が。
そして、陣内とジョージ、フミ君と芹菜の父がダブルスをしていた。
芹菜は陣内とジョージのそばに近づいて言った。
「陣内さん、ジョージさん。今日は来てくれて本当にありがとう。」
「芹菜ちゃん、おめでとう!」
陣内は幸せに輝くような芹菜をみて、穏やかな笑みを浮かべながら言った。
「もうバカ奥様なんて言えねーな。芹菜さん、おめでとう。」
芹菜はにっこりとほほ笑んだ。
- 78 :
- 陣内エンド書いてくれた職人さん達のおかげでちょっとスッキリした!職人さんGJ!でもやっぱ映像でみたかったなぁぁぁぁ。
- 79 :
- おK。これを最終回にしよう。
- 80 :
- 妄想小説もっと読みた〜いっみなさん素晴らしいです!
私だったらあの写真をもう一度くっつけちゃうベタな展開を妄想しちゃいます…
- 81 :
- すみません。
エロ投下します。
芹菜×陣内で8話のキスの後からエロ突入です。
「私なんて生まれてこなければよかった。」
馬鹿奥様の頬を大粒の涙が伝う。
返す言葉が見つからない。
「もう泣くなよ。」
そういうのが精いっぱいだった。
「泣くなつってんだろ…」
「お前を必要としている奴はいっぱいいる。
俺もそうだし…」
その言葉を聞いて、彼女は涙を湛えた大きな瞳で俺を見る。
その澄んだ瞳が、彼女のすべてが愛しくてたまらない。
俺は吸い寄せられるように彼女にキスをした。
彼女の体が硬直する。
が、次の瞬間彼女は俺の首筋に腕を巻きつけてきた。
当然拒否されるものと思っていた俺は驚き、思わず唇を離す。
「…抱いて。陣内…。何もかも忘れたいの。」
「…本気なのか?」
彼女の瞳の奥には強い意志が感じられた。
だめだ。こんな弱みに付け込むようなこと。
理性が俺をとどめようとする。
でももう我慢できない。
こんなにも心は千々に乱れ、彼女を欲しているというのに。
彼女の甘い吐息が鼻にかかり、俺の理性は完全に吹き飛んだ。
ウエストを強く抱き寄せ、再びキスをする。
首に巻きついた彼女の腕に力がこもり、キスは強く、激しくなる。
おずおずと入ってくる彼女のかわいらしい舌に自分の舌を強引に絡ませ、彼女の口内を貪る。
息をする隙も与えないほど強く唇を重ね合わせ、お互いに舌を絡ませながらソファに倒れこんだ。
彼女のシャツのボタンを外していくと白い胸元が露わになる。
恐る恐る彼女の肌に触れ、その滑らかさに酔いしれる。
そして俺と彼女の間にある全ての衣服を取り去った。
窓から差し込む月明かりに照らされて、彼女の体は青白く光っているように見えた。
綺麗だ…
今まで数々の女を抱いてきたが、これほどに美しく愛おしい裸体は初めてだった。
奴は…浅葱武文は
薔薇の蕾のようなこの唇に何度キスをしたのだろう。
ベルベットのように滑らかなこの体を何度抱いたのだろう。
そんなことを考えながら、俺は嫉妬で狂いそうになる。
彼女の体の隅々まで口づけを落とす。
まるで奴の痕跡をすべて取り去るかのように。
- 82 :
- <続き>
そして首筋に唇を這わせながら彼女の柔らかい乳房を揉みしだく。
彼女の息遣いが荒くなってくる。
そしてその先端を口に含み、舌先でゆっくりと転がした。
「んんっ!」
もう一方の乳房を弄んでいた俺の手は腹、腰、太ももを彷徨い、彼女の秘部へと到達する。そこにはもう蜜が溢れているのを感じ、小さな悦びを覚える。
秘部の割れ目を指で何度もなぞり、奥にある花芽を掠めてやる。
「んんうっ…」彼女は口に手を当て、声を押ししているようだった。
「我慢すんな…感じてる声が聞きたいんだ…」耳元でささやくと、彼女は覚悟を決めたかのようにゆっくりと手を離し、「はぁ…」と甘い声を上げた。
唇を徐々に体の下部へ動かし、彼女の足の間に滑り込む。
舌で秘部を強くなぞると、彼女は体をのけぞらし、「ぁ…やっ…ぁ」と可愛い声を出す。
花弁を押し広げ、花芽を舌で強くこすり上げる。
「は、やあ…あぅ…!」
秘部からはどっと蜜が溢れだす。
それでも俺は舌の動きを緩めない。
そのうち、「ああぁ…」彼女は小さく叫んだかと思うと絶頂に達した。
もういいだろう。
俺は十分に猛り立った自分自身を彼女の中に挿入した。
「つっ!」
彼女は苦痛の表情を浮かべる。
ぎこちないキスの仕方をみれば、男性経験が少ないのは明らかだった。
俺は壊れ物を扱うかのようにゆっくり優しく体を動かした。
彼女の中は温かく、きつい締め付けを感じる。
内部の襞がじわじわといやらしく俺自身にまとわりつき、味わったことのない快感に気を失いそうになる。
「あぁ・・・ん」
彼女の苦痛の表情は徐々に恍惚の表情に変わる。薄暗い部屋の中でも彼女の頬が紅潮しているのがわかる。
俺は彼女の腰を引き寄せ、やや速度を上げながら強く突き上げた。
「…っあ…や…ぁん!」
彼女の喘ぎが一層甘くなる。
「…陣内…陣内…」
彼女が俺の名前を呼びながら、細い指が俺の頬に触れる。
そしてうるんだ瞳で俺を見つめる。
今この瞬間。
彼女は俺だけを見て、俺だけを感じている。
言いようのない幸福感に包まれた。
彼女から発せられる声、甘い息遣い、全てを聞き逃したくない。
彼女を誰にも渡したくない。
「芹菜…芹菜…」俺も彼女の名前を呼びながら、クライマックスが近付いているのを感じる。…もう果てそうだ。
彼女も俺に強くしがみつき、再び絶頂を迎えようとしている。
愛してる。
そう頭の中でつぶやき、俺たちは共に果てた…
- 83 :
- <続き>
どのくらいの時間がたったのだろう。少し眠ってしまったようだ。
たぶん短い時間だったと思う。
隣で彼女は背中を向けて横たわっていた。
細い肩が小さく震えている。
…泣いているのだろうか。
俺は思わず背中から抱きしめた。
腕に冷たいものが伝っては落ちるのを感じ、彼女の涙だと確信する。
「ごめんな…」
「どうして…謝るの…?」消え入りそうな声で彼女は言う。
あの時のジョージさんの言葉を思い出す。
『好きになればなるだけその先は地獄だぞ。』
わかってるさ。そんなこと。
でも。頼むから。
もう少しだけこのままで居させて欲しいんだ。
彼女の柔らかな髪に顔をうずめ、俺は静かに目を閉じた。
以上です。
シリアスすぎて陣内ぽくない…
芹菜も「抱いて」なんて絶対言わないし…
自分の乏しい想像力ではこれが限界です。
どなたか口直しの作品投下お願いします。
- 84 :
- GJ!GJ!GJ!x 1000
- 85 :
- 感激〜っ素晴らしすぎます!!文章力神!!
ちょっと切ない終わりがうるっ(泣)
ぜひともハッピーエンドなエロもお願いしたいです(ノ><)ノ
- 86 :
- エロだけど綺麗な文章で汚ならしくなくてGJ !頭のなかで映像化して萌えた。わたしもハッピーエンドなセリナ×陣内読みたいです!職人様お願い!
- 87 :
- 陣芹書いてる俺が言うのもなんだけど、ふみ芹が有っても別に良いと思うw
しかし盛況でなによりだな。ってかこのスレ人がいたんだなw
- 88 :
- ドラマのサイトにもあったけどそれだけ陣芹に期待してた人が多かったからかなぁ。要はラストは原作通りで良かったのかなぁ。芹菜の場合フミくんから陣内に気持ちが変わることは裏切りでも不誠実でもないと思うけど…フミくんを救ってからのお別れでも良かった…
ああ、また妄想が…(笑)
- 89 :
- GJ!!
- 90 :
- GJ!!!
- 91 :
- >>73>>74続きです。
一緒に暮らそう、思い切って言ったものの、陣内は芹菜の反応が怖くて陣内は怯えていた。
不自然な沈黙は、拒否、の証、だろうか、そっと彼女を盗み見ると、彼女は歩道を食い入るように見つめていた。
視線の先には・・・、浅葱武文がいた。アイツ、素人の癖に自力で見つけたのか。さすがは一流企業のリーマンだな、
芹菜の指がドアロックにかかるのを見た。嫌だ、あんなヤツの元へ返さない、
陣内は芹菜の肩を掴むと同時にシートを倒した。きゃっ、と芹菜が小さく叫んだ。
信号が変わると、そのまま陣内は車を発進させた。芹菜の荷物なんてもうどうでもいい、
アイツが芹菜のいたGSにたどり着くより前に、この街を出るのが先決だ。
倒したシートの上で芹菜が静かに泣いているのに気づいたが、陣内は次々に車を追い越して行った。
高速に乗って、ICに着いた。自分もだが芹菜にも休憩が必要だ、腹だって減ってるだろう
大好き、な”フミ君”がすぐ側にいたのに、強引に車に乗せたままここまで拉致してきたことに
芹菜は怒って当然だ。怒りや恨みをぶつけられるかもしれない。
陣内は芹菜を見られないまま、「おい、オマエな・・・」と思い切って声をかけた。
「もう大丈夫だよ、ありがと、陣内」シートごと起き上がってきた芹菜の答えは意外なものだった。
「ハァ?」
「私はフミ君の苦しみの源だってわかったから、離れたんだもん。
なのに、また傍にいようとするなんて、私ダメだよね。甘いよね。
陣内、私だけじゃなくて、フミ君のことも気遣って
私を止めてくれたんだよね、本当に、ありがとう」笑顔でお礼を言う彼女の頬はまだ涙で濡れたままだった。
「オマエ、鼻出てんぞ」
「わt、本当だ」つなぎの袖口で顔をぬぐった芹菜の頬には、今度はオイルがついた。
「降りて、まず、顔洗え。」ぶっきらぼうに言いながら、
相変わらず自分の気持ちより夫を大切に思う彼女にイラだちながら、彼女が怒っていない、という事実に
陣内は安堵していた。
- 92 :
- 「もう、陣内、あれほど生ごみはちゃんと水切りして、って言ったのに」
事務所のドアを開けた芹菜は叫んだ。窓を開け、バタバタと事務所を飛び回り片付けようとしていた。
「明日でいいだろ。とにかく今日は疲れてんだ」
「陣内の明日、って永遠に来ない明日だから、今やるの」
「オマエ、相変わらず本当に憎たらしいな」
そんなやりとりすら、大切なかけがえのないものになっていることを陣内は痛感した。
もう、失いたくないんだ、絶対に。あの男も同じ気持ちなんだろう。
だから、女房の弁当すら食わなかった男が、仕事を休んでまで、またコイツを見つけようとした。
(遅せぇんだよ、”フミ君”)心の中で武文に毒づいた。
「事務所のことはとにかく明日だ。もう夜遅いから送ってく」
キョトンとした顔のつなぎの芹菜は、罪なくらい可愛らしかった。
「丈二さん、パリに行ってる間、オマエに部屋貸してくれるってさ。
だから、オマエはしばらくそこに住んでろ、ホラ、行くぞ」
「・・・うん。」寒いのか、芹菜が少し身震いした。
そうか、つなぎのまま、だった。洋服一枚、彼女は持ってきてなかったな。。
「オイル臭い女だな。俺の皮ジャン、頼んでも貸してやんねぇから」
「陣内だって、ニコチン臭いじゃん。もう肺真っ黒な癖に」
「ツナギのババァには毛布がお似合いだよ」
「皮ジャンチキン野郎!」
陣内は、芹菜と悪口を叩きあいながらも、壊れ物を包むように毛布で芹菜をくるんだ。
「ドンキ寄ってくから、オマエ、必要な者買え」
「・・・いいよ」
「はぁ?オマエ、一枚のパンツでず〜っと過ごすつもりかよ」
「じゃあ、今の時間でもやってる質屋に連れて行って」
「質屋?何で?」
「お金ないから、この時計とピアス質屋さんに引き取ってもらって、それで」
「金なら俺が」
「それは陣内のお金で、私のじゃないから」
陣内は金庫まで行くと、分厚い封筒を出し、芹菜に渡した。
「ホラ、これ、オマエの掃除の仕事の給料」
「え?お金もらえてたの?」
「ああ、オマエに渡したらすぐ使ってしまうから、俺が貯めておいてやった」
探偵家業なだけに、咄嗟の機転は利く自分に陣内は、感謝した。
「うわぁ、陣内って気が利く人なんだね、ありがとう」
- 93 :
- どんきでは、当座に必要なものをさっさと買って済ませようとしたのに
「ねぇねぇ、陣内、兎の着ぐるみがあるよ、あ、こっちはポケモン」
「お似合いじゃござんせんか?馬鹿奥様、ぜひご試着を」
いい加減うんざりした陣内の皮肉を気にも留めず、芹菜は
「うん、着てみるね」と試着室に消えようとした。
「おい、冗談だよ。今日は長距離移動で疲れてるんだから、さっさといるもの買って
丈二さんのマンションに行くぞ」
って、「おい!」芹菜は陣内を無視して、フロアを歩き回った。
「あ、コレもかわいい。ハートのフライパンでホットケーキ作っちゃおうかな、キャッ」
「オイ」
「ん?なぁに陣内もコレ欲しい?」
「俺、喫煙ルームにいるから、買い物終ったら声かけてくれ」。
陣内は、両手一杯荷物を抱えた芹菜を丈二のマンションのエントランスで降ろした。
「じゃあな、明日ちゃんと定時出社しろよ」
「え?」
「何が?」
「荷物、こんなにたくさん」
「一度によせって言ったのに、オマエが買ったんだろ。」
「だから」
「は?」
「陣内が部屋まで運ぶんだよね。女の子にここまで言わせるなんて、気の利かない人ね。」
「フザけんな!」
「精神的に二枚目かなと思ったけど、やっぱ陣内は陣内だね」
「オマエこそ、馬鹿奥様のままじゃねーか」
二人は睨みあったが、マンションの防犯カメラがこちらを注視してるのに気づいた陣内は
「やっべ、俺飛び込みの仕事が一つあるんだった」と言って、車を発進させた。
「おやすみ〜、陣〜内〜、今日はお疲れさまぁ、ありがと」
吸い込まれるようにマンションに消えていった芹菜をバックミラーで追いながら
夜遅い時間に芹菜と二人で一つの部屋に長くいる自信がない自分をふがいなく思いながら
とにかく、とにかく、自分は取り戻したのだ、毎日芹菜が事務所にいる日常を。
今日はそれで十分じゃないか、と陣内は思った。
- 94 :
- 続き楽しみ
- 95 :
- 続き楽しみ!
キュンキュンした!
- 96 :
- >>91さん、乙です。
続き待ってましたー!
二人で買い物する姿が新婚さんみたいで萌えました。
また続きお願いします!
- 97 :
- 萌えました〜!乙です!!続き楽しみにしてます!!
- 98 :
- キュンにです(◎o◎)
早く続きが読みたい〜っ
- 99 :
- こんなスレがあるって今日初めて知りました!
モヤモヤの最終回が職人さん達のおかげでスッキリ!
どうもありがとうございます!
どのストーリー萌えでキュンキュンですー
皆さんの続きを楽しみにしています!
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