2013年01月エロパロ498: 君に届けでエロパロ★6 (226) TOP カテ一覧 スレ一覧 Pink元 削除依頼

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君に届けでエロパロ★6


1 :2010/09/04 〜 最終レス :2013/01/03
まだまだ引き続き神光臨超期待!
前スレ
君に届けでエロパロ★5
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1265163217/
保管庫(管理人さまに感謝)
ttp://wiki.livedoor.jp/ekdo31/

2 :
前スレが容量オーバーで落ちていたので立てました。
神々の降臨をお待ちしております。
↓ ↓ ↓

3 :
では即回避用に小ネタ投下。
・風早×爽子、お初済ませてしばらく経ったころ。
・事後なのでそれほど直接的な描写があるわけではありませんが、エロ単語の羅列があります。
・脳内会議ネタ。

それは慌ただしい情事を終えた夕暮れのこと。
毎週水曜日は黒沼のお母さんのボランティアが終わるまでは二人の時間。
お母さんにかわって夕食の支度をする黒沼を手伝って洗い物をしたり、一緒に宿題をしたり、
そしてやるべき事が終われば当然ヤルべき事をするわけで。
階下からは肉じゃがのいい匂いがする。
俺は黒沼の髪の毛を撫でながら幸せに浸りきっていた。
その時までは。
「あ、あのね、風早くん」
「ん?なに?」
「実は、ちょっと聞きたいというか、確認しときたいことがあって。その、コレって…何てよべばいいのかな」
「へ?」

それだけ言うと耳まで真っ赤にして、黒沼は枕に顔を押し付けた。
俺は黒沼がそっと触れている「ソレ」を見下ろした。
――戦いを終えて俺の股間でヘタリと横たわる、ソレ。
「やっぱり名前をきちんと知らないと、ほら、いろいろ…不便だし。きちんと名前を知ることから始めたいかなって」
「始めるって何を」
「その、――もっと上手にできないかなって」
そこまで言うと黒沼は顔をグリグリと枕に擦りつけ始めた。
恥ずかしさに身悶えしているらしい……か、カワイイイイんですけど!
俺はそんな黒沼をぎゅっと抱き寄せて囁いた。
「いいよ、そんなこと考えなくても。コレとかソレで」
「いえ、そういうわけにはいかないって言うか…やっぱり私がスッキリしないので」
「そ、そう?」
「はい。で、何て呼べば?」

4 :
困った。なんて答えればいいんだろう。
俺は素早く脳内会議モードに入った。
風早A「そんなんフツーにおちんちんでいいじゃん」
風早B「うわ、それ幼児語だし」
風早C「ドン引きや」
風早D「まったくだ、陰茎とかペニスとか他にもいろいろあるだろ」
風早A「待て、そっちの方がナイから」
風早C「マジ引くわ」
風早B「『風早くんの陰茎、おっきい』とか言われてみ?萎えるやん」
風早D「うひゃーエロいいいい」
「あ、あの、風早くん?なんかコレ、おっきくなってきたんだけど…」
「う、あ?あ、ああ。ごめん、もうちょっと待ってて!」
風早A「えーと、じゃあエロゲみたいにおちんぽとか肉棒とか…」
風早B「なんだそれ。てかお前、まじめに考えてる?」
風早C「ありえへん」
風早D「『風早くんのおちんぽ舐めたい』とか言われてみ?萎えるやん」
風早A「…いや、むしろ」
風早D「おい!そっちかよ!」
風早B「てかハッキリ言わせる必要あんのか?抽象的な言い方の方がグッとくるで」
風早D「『風早くんのおっきくて黒光りしたカチカチのやつが欲しいのぉ』とか?」
風早C「ハァハァ」
風早A「ハァハァ」
風早B「ハァハァ」
風早D「おい、黒沼に何を言わせる気だ!絶対阻止!」
「風早くん?あの…すごいんだけど、コレ」
「や、やっぱり『コレ』でいいんだけど、あひゃあ!」
「うふ…なんだかかわいい、ピクピクしてて」
「う、あ…やめて!そこはダメ!」
「じゃあ何て呼べばいいかおしえて?」
脳内会議は紛糾している。
俺の『ソレ』は不埒な妄想と黒沼のぎこちない指の動きでもう危険水域だ。
追い詰められた俺は完全に頭に血が上ってしまっていた。
いや、血が集まった場所は別の場所か。
「ねえ風早くん?」
黒沼が髪を掻き上げながら黒目がちの上目遣いで俺を見る。
ああ、もうだめだ。
俺はそのまま黒沼の手の中にぶちまけてしまった。
その後、いろいろ紆余曲折があって俺の分身の呼び名が「ペドロくん」になるのはまた別の話。
(おわり)

5 :
>>3
即回避乙&GJでしたー

6 :
ちょ、ペドロwww
乙&GJです!!

7 :
スレ立て乙ですー
脳内会議wなんで関西弁www

8 :
保守

9 :
ペドロくん・・・!かわいい

10 :
いいね、ペドロw
脳内会議いいなあ
GJでしたw

11 :
投下します。
シチュ;初体験から半年くらい、繋がったまま爽子をイカせられない風早の苦悩とカタルシス

(1/6)
私はまだ風早くんのアレでアレしたことがない。
もちろんアレの時にはアレしちゃうんだけど、そうじゃなくてアレがアレの中で動いてる時には…って意味。
ネットで検索したところによると、アレがアレの奥にあたるとすごくアレでアレしちゃうのが普通らしい。
アレが動いてる時はもう嵐みたいに何がなんだかわからないんだけど、でも風早くんがアレになると
私も満足感がすごくあって幸せ。
でもそのたびに風早くんが「俺だけ気持ちよくてごめん」って謝るのが、ちょっと。
早く風早くんが謝らないで済むアレができればいいのに。
「ごめん」じゃなくて「ありがとう」で終わるアレがしたいのに。
やだ私ったら。
あんなに良くしてもらってるのに、これじゃまるで文句みたい。
あんな風に風早くんと繋がって一つになれて、それだけで十分幸せなのにね。
人間って、どんどん贅沢になってしまうね。

【※伏字ばっかでワケがわかんないので、以下風早視点でお届けします。】

俺はまだ黒沼をイカせたことがない。
もちろんクンニではちゃんとイッてるみたいだけど、そうじゃなくて挿入中にってこと。
ネットで検索したところによると、GスポットとかA感覚だとかポルチオだとかもうわけわからん。
いつも射精の後には自分の不甲斐なさから「ごめん」と言ってしまう。
そしてそのたびに黒沼に悲しそうな顔をさせてしまうんだ。
本屋にいったら「本当に気持ちのいい◯◯◯◯」とかいう本が平積みになっていて、
「二人で気持ちよくなるって、こんなに簡単で素敵なことだった!」なんてPOPがついてたけど、、、、
あんなタイトルと表紙じゃ男子高校生が手を伸ばせるわけないっちゅーの!!!!
あの本が数学の参考書みたいなタイトルと表紙だったら今の10倍売れると思うよ、マジで。

12 :
(2/6)
俺もなんだか血迷って、矢野に相談したりしちゃって。
まあ突然切り出したわけじゃなくて向こうが「で、うまく行ってるの?」なんて意味ありげに聞いてきたからだけど。
「う、うまくって!?いや、ヘタなのか上手いのかもわからないよ!!」
「ちょ、風早、声が裏返ってる」
「俺ばっか気持ちよくてさ、やっぱり俺がヘタなの!?」
「……おちつけ。そういうこと聞いてるんじゃないから」
「あ、え?そ、そうなの?」
「うん。交際は順調ですか、的な」
「あ…そういう…的な…」
しばらく沈黙。
「つまり、もうあんたたち…ってこと?」
「うん」
「でも風早ばっか気持ちよくて悩んでる、と」
「う…そうまとめられると身もフタもねえ…」
「爽子は幸せそうにしてるけど?」
「あー、うん。黒沼は…今のままでいいって。でも俺は」
矢野は言い募ろうとした俺を、右手を上げて制した。
俺は「一緒に気持ちよくなりたいんだ」と言いかけた言葉を呑み込んだ。
「風早、あんた、爽子以前に経験って?」
「あるわけ、ないだろ」
「やっぱりね、まあそれだとしょうがないんじゃないかなー」
「えっ!や、や、やっぱり数をこなさないとダメとか!?」
「お・ち・つ・け。――爽子以外の女と練習しようとかしたら、あたしとちづですからね」
「……はい」
「うん、つまりは童貞と処女同士じゃそんなサクサク行くわけないつーか。そんなに簡単なら、ハウツー本があんなに売れるわけないでしょ」
「確かに」
「だから焦って変なことすんなよってこと。ムリしないで、ヨソと比べないでいいんだからね」
「そうか…」
「てか風早ひとりで煮つまらなくたって、あのコだって色々考えてるよ。ま、がんばって」
俺の肩をポンと叩いて、矢野は軽やかに去っていった。
何?いまなんて?
「あのコだって色々考えてるよ」
いやあああああああ!
どうしよう!
黒沼が、俺以外の男と練習しようとか考えていたら!?

(※もちろん矢野はそんなつもりで言ったわけではありません)

13 :
(3/6)
俺は一旦家に帰って私服に着替えると自転車で町の一番大きな本屋へと急いだ。
もう恥ずかしいとかなんとか言ってられる場合じゃない!
平積みの棚から「本当に気持ちのいい◯◯◯◯」を1冊取ると、俺はそれを「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」の下に隠すようにしてレジへと持っていった。
別にドラッカーに興味があったわけじゃない。
本のサイズがぴったり同じだったからだ。
無言でレジに向かって2冊を突き出すと、本屋もさすがプロだ。
さっと裏返して無言でバーコードをピッピッと当てている。
なんだ、別に難しいことも恥ずかしいいことも何もなかったんだ。
変に構えてた俺がバカみたいだ。
「2冊で3180円…あっ!」
店員が突然動きを止めた。一体なんだ?
「もうしわけございません、こちら、カバーが少々破れておりますのでお取替えさせていただきます」
えっ。
「三枝さーん!コレ、もう1冊持ってきて!こちらのお客様に!」
その店員はあろうことか、「本当に気持ちのいい◯◯◯◯」を高く掲げると、店の奥にいる店員によく見えるように振り回した。
なんとなく周囲がザワついた気配を、俺は背中に感じた。
だめだ、一刻も早くここから立ち去らないと――!
ふう、なんとか入手に成功したが、正直言ってどうやってお金を払ってきたのかもよく覚えてないぜ。
俺は今度からレジにもって行く前にはカバーの破れやヨゴレもチェックしなければいけないと心のノートに書き留めた。

14 :
(4/6)
「え、いつもとは違う…って?」
「うん、今日はちょっとやり方を変えてみたいと思って」
クンニでイッてぼわんとしてる黒沼をぎゅっと抱きしめると、俺はおもむろに切り出した。
例の本で得た知識を実地に移してみることにしたんだ。
「黒沼、多分俺、今までわかんなくて黒沼に辛い思いをさせたんじゃないかと思う」
「…?」
「まだ黒沼は経験が少ないのに、ガンガン勢いにまかせて奥まで突いちゃったり、バックからしたり」
「それは別に、辛いなんてこと…」
「本当は痛かったりしたんじゃ?」
「あ、え…でもそれは私がまだ上手にできないからで…」
「やっぱり!だから、だから!そうじゃない方法を試してみたいんだけど、いい?」
黒沼はコクリと頷いた。
俺はコンドームを装着すると、黒沼の脚を少しだけ広げさせてペニスの先端を挿入した。
入り口付近でゆるゆると少しずつ動かしながら、上半身を密着させて黒沼の唇を吸う。
この姿勢だと、たとえ俺が我を忘れたとしても奥まで突き込むことはできない。
いままで俺は、エロゲなんかで「奥がいーのー」なんて女の子が言ってるのを間に受けて、黒沼に対しても奥をガンガン攻めていた。
でも例の本でそれは経験の浅い女の子にとってはそれは苦痛でしかないと知り、正直ショックだった。
黒沼も痛いって言ってくれればよかったのにと一瞬考えたが、セックスというものがどんなものかも知らなかった黒沼にそれを求めるのは酷というものだ。
むしろ、自分の快感で目が眩んで気付いてやれなかった俺の方が…。
だから俺は、奥がまだ硬い黒沼でも快感を得られる可能性の高い入り口付近を丹念に攻めることにした。
まだ処女膜の痕跡が残っているのか、黒沼のそこは出し入れするたびにキュッと俺を絞り上げる。
それを何度も繰り返すのは、はっきりいって今の俺には拷問に近い。
俺はピンの顔を思い浮かべながら必に耐えた。

15 :
(5/6)
「う、うあ――んん…」
黒沼の口から、赤ん坊の声のようなうめき声が切れ切れに漏れる。
やばい、その声だけでイッてしまいそう。
てか結合部を見たら絶対出る。
俺は黒沼の顔をしっかり見つめた。
頬を染めて、目を潤ませて、眉間に力が入ってそこだけ白くなってる、きれいな顔を。
「か、風早くん…ちょっとやめて…」
「え、何?」
「なんか変で、あの、トイレに行きたいみたいな…ひああ!」
俺は黒沼の腰をしっかり抱えると、黒沼が敏感な反応をしめした部分を丹念に擦り上げるように腰を送った。
多分、これが黒沼のGスポットって奴なんだ。
1回奥まで突いて、2回はゆっくりGスポットをカリで引っ掛けるように。
狭い蜜壷の中が焼けるように熱くなって、クチュッという淫靡な水音を立てている。
奥の方もねっとりと俺を迎えて絡みついてくる。
すごい、これが黒沼の…。
「今のが、イイの?」
「やぁ…わかんない…はぁッ、でも…んあ!ああっん!」
ああだめだ。
気持ちが良すぎる。
うっすら発汗して薄桃色に光る黒沼の身体。
それがうねり、震えて、俺の頭のどこかのスイッチを壊す。
一緒に壊れて、どろどろに溶けてしまいそう。
「あふぁッ!や…怖い!」
「大丈夫、怖くない…そのまま、俺と一緒に…」
「い、いやあ、ひ、ぐぅ――あああああぁぁぁ――」
ガクガクと震え始めた黒沼の脚を俺は抱え上げ、一番深いところまで叩きつけ、ぶちまけた。
長い射精が終わり、ペニスを引き出すと、コンドームには白く泡だった愛液が絡みついていた。


16 :
(6/6)
俺がコンドームの処理をしている間に、黒沼は枕を抱えて俺に背中を向けてしまった。
そういえば初めての時もやっぱりこんな風にしていたな。
その時には「嬉しいのと恥ずかしいのが溢れちゃってどうしようもない状態」とか言ってたな。
俺は隣に身体を横たえて、黒沼の身体を後ろから抱いた。
「俺、すっげー気持ちよかった…」
「…」
「黒沼は…どうだった?」
「…」
何も言わずに耳まで真っ赤にしてる黒沼の背中にキスをして、俺は勝手に話し続けた。
黒沼がどんなにキレイだったか、黒沼の中がどんなに気持ち良かったか、俺がどんなに幸せだったか。
自分が気持ちイイのよりも、黒沼がイク顔を見てる方がずっと幸せだってって言ったら、黒沼に怖い声で「恥ずかしいから本当にやめてくれませんか」とか言われた。
それでもなんだか口が動くのを止められなくて、止めたら幸せがなくなってしまうような気がして、恥ずかしがる黒沼を羽交い締めにしながら俺はしゃべりつづけたのだった。

17 :
投下終了です。
コテ欄記憶にチェック入れ忘れて、見づらくなってしまいました。

18 :
乙です。本屋の風早がリアルw

19 :
GJ!!
本屋でケントあたり偶然遭遇してたら後日どんなイジリが‥wwW

容量オーバー気付かずにしばらく迷子になってたよー

20 :
なんとなくリアルで、でもこういう風にしていけるカップルがいたら
それはそれですごくいい感じがして、ちょっと感動してしまった。
しゃべり続けた風早にだんだんと折れていく爽子が見たかったかも。

21 :
再放送決定記念age

22 :
爽子は自主練ジョギングもしてるしスタミナも体力もあるだろう。
下心のみ太の止まらない勢いも受け止めてやれそうだ。

23 :
>>11
これ、すごい好き。GJ!
続き書いて欲しいくらいです。

24 :
投下いたします。
爽子と風早つきあって一年くらい 風早試練話?

黒沼爽子、俺の彼女。
最近俺は、彼女のことで悩んでる。
付き合い自体はすごく順調。幸せ過ぎてこわいくらい。
俺たちつきあってそろそろ一年たつけど…身体の関係はまだ。
今思えば何回かチャンスはあったかもしれない。
正直、押し倒してあの白い身体を意のままにしてみたい、なんて思うことはしょっちゅう。
だけどその都度俺の頭にあの言葉が蘇るんだ。
「真面目につきあいます」
初めて黒沼の家に行った時、黒沼の両親の前で俺はそう約束した。
あれ以来俺はずっと約束を守ってきたし少なくとも高校を卒業するまでは…と心に決めていた。
考えたくないけどもしも、の時があった時学生の俺はどうすることもできない。
高校を卒業すれば俺だって働くことは出来る。
だから、それまでは…。
――そう固く誓った俺の心に最近ヒビが入りはじめた。

「風早くんぎゅってして…」
部屋に黒沼の可愛い声が響く。

今日は俺の部屋で勉強会。
黒沼のおかげで俺の成績もかなりあがったし、真剣に問題に取り組む黒沼の姿を見ているのも好きだ。
問題はその後…。
暗くなってきた空を窓越しに見てそろそろ帰ろうかな、と黒沼が腰をあげる。
送るよ、と声をかける俺に黒沼がそっと呟く。
「風早くん、ぎゅってして…」
そうなんだ。最近黒沼がこうやって可愛いことを言っては俺の理性に何本もヒビを入れるんだ。

25 :
思い切り彼女を抱き締める。シャンプーの香りが鼻をかすめて頭がくらくらする。
俺は自分の欲を押さえるのに精一杯。だってあの黒沼から「ぎゅってして」だなんて。
黒沼がこうして自分の欲求を伝えてくれるようになったのはつい最近のこと。
それがはじめはすごく嬉しかった。いや、今だって嬉しいんだよ?だけど…
徐々に俺は、自分の限界が近いことを感じて始めていた。
「…きっ、キスして欲しいな…」
ああ、やっぱり黒沼は意地悪だ。
彼女は俺の腕の中でもじもじと身動ぎするとあの可愛い声で言う。
あああ。もうどうしてくれよう。知らないよ、そんな風におねだりされたら…
黒沼の頬に両手を添えると軽く口付ける。
ちゅ、と音をたてて顔を離すとぶつかる潤んだ瞳。
誘ってんの?ねぇ、黒沼。今日俺んち誰もいないの知っててやってんの?
そう思わずにはいられないくらい、黒沼の威力は半端ない。
その瞳に吸い込まれるように、もう一度口付ける。角度を変えて何度も。
痛いほど反応を示している下半身がバレないようにと、つい腰がひけてしまう。
呼吸の合間に黒沼は小さく、呟くように言う。
「…すき」
……もう、ダメだ。俺は黒沼の身体を引き離した。
「ごめん。もう俺、とまんなくなるから」
「え?」
きょとん、とした黒沼の顔。
「こうしてると…黒沼に触れたくてたまんなくなるっ…!だから」
「同じだよ?私だって風早くんに触れたいよ?」
わかってない。絶対に。俺の触れる、と黒沼の触れる、じゃ意味が違うこと。
黒沼は何にも悪くない。それもわかってる。
だけど、彼女の無邪気に俺を求める言動に、自分との温度差を感じずには居られない。
ずっと押さえてきた感情が爆発しそうだった。

分かってないなら、分からせればいい…突然、頭の中でもう一人の俺がそう囁く。

26 :
「んっ…」
強引に唇を塞ぐと隙間に舌を差し込んだ。黒沼の舌を見つけると自分のそれで絡める。
初めて味わう彼女の舌は柔らかくて、それだけで頭がどうにかなってしまいそうだった。
苦しげに呼吸する黒沼にねだるように囁く…
「黒沼も…動かして…」
俺はそういうと、また舌を絡めた。
少しだけど、黒沼が反応してくれて、それがすごく嬉しい。夢中で貪る。
気が付くと俺は彼女の胸の膨らみに手を伸ばしていた。
「きゃっ…!」
黒沼の声でようやく我にかえる。
あ、俺今何して……
指先に残る感触に夢じゃない現実なんだ、と思いながら黒沼を見ると、それは真っ赤な顔の彼女。
「こーゆーことだからっ」
「…え?」
「俺が触れたい、ってのはこーゆーことだからっ…」
黒沼に顔を見られないよう顔を伏せる。見なくたってわかる。絶対俺も顔、赤い。
「…わかった?」
ポーッとしたままの黒沼にそう告げると、俺は立ち上がって勢いにまかせて言った。
「…送る!」

黒沼を家まで送った帰り道。
俺は初めてのディープキスを思い浮かべながらニヤついた頬をピシリと戒めた。
黒沼…分かったよな、さすがに。俺の下心。

だけど。
しばらくして、俺は自分の考えの甘さを呪わざるを得なかった。

27 :
「風早くん、ぎゅっ…てして」

今日も楔が打ち込まれる。
ああ…また!こないだのこと分かってないのかな?
俺はたまらず黒沼を抱き締めると祈るように目を閉じた。
…今日は…大丈夫…かな?爆弾発言…ナシだからね?
腕の中でもじもじ動く彼女。腕を緩めるとすくうような瞳で俺を見上げる。
「おっ、お願いします…あの…」
黒沼はそう言うと目を瞑った。柔らそうな、唇。その艶が俺を誘惑する。
「黒沼あのね!そんな可愛いことされると…俺…」
我慢出来なくなる。ほんとに。
「いいよ」
「……へ?」
「この前みたいな…キス…すごく…嬉しかったから」
「………!」
はっ恥ずかしい……!と黒沼は顔を手で覆ってしまった。
適わない、君には。 ――ヒビがまた大きくなった。

黒沼爽子、俺の彼女。
今日も彼女は甘い言葉で俺を悩ませる。無邪気に…可愛く。
おわり


28 :
うわぁ。この爽子すっごく可愛いです。
がんばって約束を守ってる風早はやっぱり好青年だな(笑)
「ヒビ」という題名が、二人の間の壁のようなものかと思って緊張して
読み始めたらこんな可愛いお話しでよかったです。

29 :
このスレは外れがなくていいですw
ああ、かわいいなあ

30 :
悶々とする風早サイコーーwww
だが、この勢いでヒビがばりーんて割れてしまえばいいのに!とも思うww
よかった!

31 :

服をすべてベッドの下に落として、彼がタオルケットごと広げた腕の中に入ると、急に彼が言った。
「…黒沼って…ぷよぷよだよね」
「えっ」
私が言葉の意味を図れずに固まると、彼は慌てて続けた。
「あっ別に太ってるって意味じゃなくて!いやむしろ痩せてるし!」
「…でっでも…ぷ、ぷよ…??」
私は焦って自分の身を捻り、脇腹の辺りをチェックする。確かに、この辺はお肉が少し余るのだ。
「いや、そんなの全然大丈夫だから!ほんと、こんなにほっそいのにさ…」
そう言いながら、彼の腕は私をすっぽり包んでしまう。ぷよぷよの意味が気になりつつも、抱き締められると私は途端に安心しきって、彼に身を委ねる。
風早くんの身体は、いつも私よりも熱い。
彼の胸の中で訊いてみた。
「…ぷ、ぷよぷよは…お嫌いですか?…」
「違う!!違う違う違う!逆!むしろ逆!逆だからっ!」
「…え…」
「その…ほっぺとか(と言って彼は私の頬を指でつついた)、この辺とかこの辺とか(と言って彼は私のお腹や二の腕をさすった)…」
「それから唇も…」と言って彼は、私の唇に指をすべらせて「ほら、ぷよぷよ」自分の唇を重ねてきた。
「…ン…っ」
キスをされて、髪や背中を大きな手で撫でられると、身体中から力が抜けていく。
「…めちゃめちゃやーらかい…」
「…は…あっ、ァ…」
熱い掌で、胸を包まれる。ゆっくり揉まれて、私は声を抑えられなくなって来る。
私の吐く息もきっと熱い。
「ぁ…んッ…か風、早く…」
「ここも…」「あ、ぁん」
内股をやさしく撫でられる。
「ここも」「はっ…ぁ…」
お尻をやんわり掴まれる。
「ほんと…ヤバイよ…」
(何がどうヤバイんだろう…!)って思ってまた焦ったんだけど、
彼に身体を触られると、気持ちよさにいつも自分がなくなりそうになって、こわいから、風早くんの側にとどまろうと踏ん張る。
力を入れ過ぎで、目の縁に自然に涙が滲むのがわかる。
「…ぁ…か、風早くんっ…」
「…爽、子…かわいい……」
抱き合うとき、彼はとても照れ臭そうに名前を呼んでくれる。いつもの元気で明るい彼も大好きだけれど、この掠れた声を聴くと、なぜだか胸が締めつけられる。大好き…
その頃には、二人とも行為に夢中だった。
私はもう何も考えられずに、彼の唇や舌や、掌や指を受けとめるので精一杯。

32 :
「爽子…好きだ、…大好き」
「ぅあ、あんっ、…わ、私も……すき、だいすき…」
彼が私の中に入って来ると、意味のある言葉はもう紡ぐことが出来ない。
何度も何度も突き上げられて、頭が真っ白になって。
「あぁん!いゃぁっ…だ、め、だめ…っ…あ、は!あ!」
「…爽…」
急に、彼の動きが止まる。彼の、真っ黒に濡れた大きな瞳が私を見ている。そんな切ない顔をしないで。愛しくて愛しくて、どうしたらいいか、分からなくなるから
「…そんなカオされると、俺どーしたらいいか、分かんなくなる…」
「…えっ?て、テレパシー…?」
「えっ?」
私を見下ろす彼の髪に手を伸ばす。さらさら。
「い、いまね、私も…同じこと、思ってたの…」
「…ほんとに?」
「うっ、うんっ」
繋がったままで。彼が私の頬を撫でる。チュッと軽い音を立てて、口づけをする。今にも泣きそうに見えるけど、それだけじゃないの。
「あの、あの、私…もしかして…怖かった?あの…そんなにやばいかな?」
私がおそるおそるそう訊くと、風早くんはふっ、と優しく笑った。
「そーゆーイミじゃないよ…」相変わらずすごい解釈するなあなんて言ってる。
そして、ぎゅうっと抱き締められた。息が出来ないくらい。だから、彼の背中に回した腕を、私もぎゅうっとする。
この気持ちが、なるべく全部、彼に伝わるようにと、祈りを込めて。
「そうじゃないよ…だって、爽子、すげーかわいいんだもん」
「えっ、かっかわっ?!」
「…いつもいつもいつも、何しててもかわいい…」
風早くんも、いつもいつも素敵だよ。笑った顔も、真面目な顔も抱き合ってるときだけ見れる、泣きそうな顔も全部全部素敵。
「かわい過ぎて、そんで、あのね、してるときの爽子、すごい…やらしいカオだから…」
えええええっ!いやらしい??!それって、それって、女の子として良くないことなんじゃないかなあ?!
「そのカオされるとなんかもうね、いつも自分でも訳分かんなくなるくらい、爽子のことめちゃめちゃにしたくなるんだよ……」
「…!」
「だから…ゴメン」
彼は小さくそう言うと、ぐいっと私の腰を引き寄せた。
あやまらないでいいの。
風早くん。
だって、私、私もそれを望んでる。
もっともっと、めちゃめちゃになって、二人溶けてしまえばいいのにって、本当はいつも思ってる。
だけど言えなかった。
突き上げられる度に、身体中が花火になったみたいで。ちゃんと喋れない。
「あ、あ、あん、だめ、…っい、いく、いっちゃう…っ!風早くんっ、ああん、いく…!」
「爽子、…ッ」

終わったあとは、二人で抱き合って少し眠った。
彼の体温はいつも私よりも熱くて、それが今日も私の胸をきゅうっと絞りあげる。
眠りの中で、彼が消え入りそうにとてもとても小さな声で、さわこ あいしてるよ って言った夢を見た。
(おしまい)

急に投下してしまってすみませんでした!
初投下のためしくりました。
書き込み前にチェック出来るかと思い「付き合ってどれくらいで」等を、冒頭に入れられませんでした。。

33 :
>>24
風早は卒業までガマンできるのか?w 爽子かわいすぎる
>>31
>…ぷ、ぷよぷよは…お嫌いですか?…
これまたかわいい。

34 :
保守

35 :
保守
降臨待ち

36 :
原作者が「風早は我が強く自分の思う真実を突き通したいコ」と言っていたのを知って胸熱。

37 :
透太って翔太以上に我が強そうにも思える
いきなり爽子のスカートの中に潜り込まないか心配ダハアハア

38 :
龍がちづ連れ去って襲っちゃうのキボン

39 :
「俺のもん」なんだから好きにしちゃってほしいよね、龍。

40 :
「も、20分たってるよ。…んんっ」
「まだ」
「はっ…ぁ…ん。ううう嘘だ!」
ですね。わかります。

41 :
うわああああ
ヤバイ!萌えたー!!

42 :


43 :


44 :


45 :


46 :


47 :


48 :


49 :
爽子は家庭的だから何気に干し柿だって作っちゃうだろ

50 :
アニメ二期wktk

51 :
アニメ二期と別マ12月号を楽しみにする日々・・・
神降臨お待ちしてます!
余談ですがピクシヴで風爽イラストで萌える絵発見したのでおいときます
ttp://img38.pixiv.net/img/yamaguchirow/12858131.jpg

52 :
勝手に人の絵を貼るのはどうかと

53 :
ちゃんと許可とりましたー?
無断転載はマナー違反です

54 :
どなたかまたケントが出てくる話書いてくれないかな…ケント好きは少数派かしら?
最新号のケント見てたら切なすぎて泣けてきた

55 :
転載じゃなくてリンクなのでセーフ
でもここはエロパロ板なのでその点でアウト
でも風爽は素晴らしいのでdクス

56 :
この風爽は萌えすぎるなw
風早のやらしい目付きwww

57 :
燃料はあるはずなのだが
職人さん忙しいのかな
降臨期待保守

58 :
小説2次サイトも運営停止してるとこ多いしね

59 :
もうみんな飽きてんじゃね
原作面白いけどハラハラもだもだの山場は過ぎて落ち着きモード入っちゃったし

60 :
飽きるわけないです!!絶対

61 :
冬コミで風爽18禁本出るらしい
何年ぶりかにコミケ行ってみちゃおうかな

62 :
職人さん待ち中に小ネタ投下します。
・風早×爽子、大学生設定
・風早が変態ちっく
爽子は風早のアパートのキッチンに立っていた。
白いエプロン、それがとてもよく彼女に似合っている。
こんな風に彼の部屋のキッチンに立つことは珍しくない。
遊びに来て……風早が疲れて寝てしまった日は、洗い物に気付いた爽子が片付けをする。
そんな時、風早は爽子に大袈裟なくらいお礼を言う。それが二人の常だった。
――しかし……この日は事情が少し違っていた。
「恥ずかしいよっ」
爽子は下を向いてエプロンの裾をギュッと掴む。
「大丈夫。可愛いよ」
興奮を抑えきれない、といった様子で風早が爽子の後ろへ回りそのまま抱き締める。
耳たぶや、こめかみ、頬、首筋と次々に唇が落とされる。
「それに、すっごいエロい……」
耳元でそう囁かれ爽子の背筋はゾクリ、とざわめく。
風早は回した手をエプロンの隙間へと伸ばし爽子の胸をやわやわと揉みしだいた。
「あ……っ」
下着も何も付けていない身体をまさぐられ爽子は小さく喘ぎをもらす。
裸エプロン。
いつもなら到底無理なこの要求をなぜかこの日爽子は受け入れてしまったのだ。
「嫌?」
風早にそう問われ爽子は口籠もる。
嫌という気持ちよりとにかく恥ずかしくてせめて部屋の明かりを消してほしいと思う。
「や、じゃないけど……」
そう言いかけると、胸をまさぐっていた風早の指がお臍のあたりをツッと撫で、それからするすると下降した。
指が秘所に触れると、爽子の身体が大きく跳ねる。
「……いつもよりすごいね、ここ」
意地悪く囁かれるが、爽子は何も言い返すことが出来ない。
事実、爽子の秘所からはとめどなく蜜が溢れ彼女の太腿をも濡らしていた。
風早は爽子の中に長い指を入れて、くちゅくちゅと卑猥な音を出しながら愛撫を続ける。
どこをどうすると爽子が感じるか、長いつきあいでそれを熟知していた。
「やっあっ……ん」
甘い声。もっと乱れた姿が見たくなってつい意地悪をしたくなる。
もう少しで爽子が達しそうな時、風早は指を熱い壁から引き抜いた。
――どうして?
ぼうっとした目で自分をみる爽子の目がそう言っている気がした。

63 :
「まだイッちゃダメ」
「えっ……?」
「もっと、もっと気持ち良くしてあげる」
そう言うと風早は爽子の足を少し大きく開かせその間に顔を埋める。
「いややぁぁ!」
「嫌、じゃないでしょ?」
爽子から溢れる蜜を舐めとり、膨らんでいる突起を舌でつつく。
立っていられなくなった爽子はキッチン台に捕まり、ただひたすら快感に酔い痴れる。

潤いの中心に指をいれる、今度は二本。
舌の愛撫はそのままに、出し入れを続けると爽子の身体がガクガクと震えだし、壁の締め付けがきつくなった。
「あああ……!!」
背筋を反らし快感に悶える爽子。
「今度は俺の番だね……」
風早はベルトを緩めるとはちきれんばかりに熱く固くなったモノを取り出す。
「あっ……だめっ、電気消して!!」
「ダーメ」
爽子の必のお願いもむなしく、薄い膜を付けたモノが太腿に触れたかと思うと、ぬちゃっと音を立て秘所にのみこまれていく。
「爽子の中、あっつい」
その言葉と共に腰が揺らめいた。
一度絶頂を迎えた爽子は、風早に後ろから激しく突き上げられ、すぐにでも達してしまいそうになる。
「やあっ……またっ」
「気持ち、いい?」
「い……いっ!!」
望み通りの反応に嬉しくなり、風早はますます腰の動きを速くした。
「ああんっ、かぜはやく……!!」
「俺、もっ……イクっ!!」
* * * * *
絶頂後のけだるさを感じながらふたりは後始末を始める。
爽子がテッシュを手にすると風早がそれを奪い取った。
「かっ、風早くん!自分でやるので!」
「だめ!今日は俺のわがまま聞いてもらったから」
「ひゃっ!」
「ほら、爽子。じっとしてなきゃ拭けないじゃん」
よれてシワシワなったエプロンを見て風早はニッと笑った。
「また今度、着てくれる?」
おわり
以上です。どなたか龍×ちづをお願いします!読みたいです!

64 :
乙!超乙です!!
やはり風早はこうでなくては!!

65 :
うおおー!風早ちょーし乗ってんなーww
GJ!

66 :
GJ!風爽最高!!

67 :
2レスなのに、見せどころがしっかりあって良かった!作り方がうまい!

68 :
いいねいいね〜
しかし風早は変態すなあ

69 :
GJ!

70 :
変態作品GJありがとうございます。
過疎っているようなので保守がてら投下します。
自分でリクエストしといてなんですが
・龍×千鶴
・エロなし

雪の降るある寒い夜だった
「あーっ!!やられた……」
龍の部屋に千鶴の大声が響く。
テレビ画面にはContinue?の文字が表れカウントダウンが始まった。
「ねー、もっかいやろ!」
放り出したコントローラーを引き戻し千鶴は声を張り上げる。
「また?」
「いーじゃん!もっかいだけ!」
そう言うとゲームのリセットボタンを押した。
これで何度目の対戦だろう、と思いながら龍はしぶしぶコントローラーを握る。
派手な効果音が鳴り響き二人はしばしゲームに熱中する。
「あっ!」
「………」
「このっ!」
千鶴の頑張りもむなしくテレビには勝敗のついた画面が映し出された。
「あー!くやしー!」
千鶴は画面を睨み付け、その視線はそのまま龍に向けられた。
「なに?」
「どーして勝てないかなあ?」
二人はベッドの淵を背もたれにして座っていた。
そのベッドに千鶴が勢い良く飛び乗る。ギシリと軋む音がした。
変わらず睨みをきかせる千鶴に龍は少しだけ口角を上げる。
「そんなに勝ちたい?」
「勝ちたいよ!だって、負けたままじゃくやしーじゃん!」
あぐらをかいてプイとそっぽをむく千鶴。
負けず嫌い。それも半端なく。
こういう千鶴が好きだ。
しかし、時としてそれが自分を悩ませることも龍は知っていた。


71 :

それは今日の昼のこと。
龍が学食から教室に戻ると人だかりが出来ていた。
「やりぃ、またあたしの勝ち!」
人の山の中、誇らしげに拳を高く挙げる千鶴がいた。
机の向こう、相手がいてーと顔をしかめて腕を振っている。
「おおっ、また吉田の勝ちだー 」
「すげー」
「吉田ホント腕相撲強いよなー」
どよめくクラスメイトたち。
「じゃあ、明日のお昼よろしくー」
千鶴は周囲見渡し――おそらく対戦で負けたであろう男子にそう言い渡すと満面の笑みを浮かべた。
見慣れている、とその時龍は思った。
こんなふうに男子と張り合う姿を中学の時、いや、子どもの頃から何度も目撃している。
だけど、いつからか。
胸に広がるこの黒いもや。千鶴のこんな姿を見るたびそれは日増しに強まっていく。
この感情はいつまでたっても慣れない。
慣れたくもない、が。


72 :

「……龍?」
急に黙り込んでしまった龍に千鶴の訝しげな視線が突き刺さる。
「ああ、何でもない」
ハッと顔をあげた龍の目線丁度に、ベッドに置かれている千鶴の手があった。
いくら強いとはいえ、女だ。
女子にしては大きい手。
けれど指を見ても自分のそれと比べはるかに細い。
「負けず嫌いもいいけど」
龍はゆっくりと口を開いた。
「あんま無茶すんなよ」
「は?」
何それ、意味分かんないと答える千鶴に龍はふうっ、とひとつ息を吐いた。
「今日、教室で」
「?」
「腕相撲……」
その言葉に、思い出したように千鶴はニカッと笑った。
「すごいでしょー!5連勝!明日の昼は豪華なんだー」
「あたしに勝てるやつなんてそうそういないしー」
「今度は誰と勝負すっかなー?」
得意気な様子の千鶴。
それでも龍の表情が僅かに曇ったことに気が付いたようだ。
「なに?もしかして羨ましいの?」
「………」
「勝負する?勝ったらあたしの戦利品くれてやってもいーよ!」
「……いや、いい」
予想通りの反応が返ってきて龍は目を細めた。しかし……
気が長いことは長所だと思っている。
……いつまでもつか。
また頭の隅で、教室で男子に囲まれる千鶴の姿が蘇った。
いまだ消えない独占欲が燻り続けている。


73 :

龍は立ち上がると千鶴の腕を掴んだ。
咄嗟のことに、千鶴はバランスを崩し体を揺らす。
――またベッドが軋んだ音を立てた。
少しでも力を入れたら簡単に引き寄せられる。
男の力を見せてやりたい、そんな凶暴な欲がちらり、と顔を覗かせる。
「なっなによ?」
いつもと様子の違う龍に一瞬千鶴は戸惑う。
しかしそれも僅か、すぐにいつもの強気な瞳が龍を見上げた。
「やるの?あたし強いんだからね?」
「千鶴」
低いがよく通る声がその名を呼ぶ。
龍は掴んだ腕に少し力を込め細い感触を確かめた。
つけっぱなしのテレビからは何の音も聞こえてこない。
リセットボタンを押さない限りおそらくこのまま。
「龍?」
かすかな不安の交じった声色が空気に溶ける。
それだけで、体に燻っていた熱が一気に広がっていくのを龍は感じた。
その体を力一杯抱き締めたい、
いくら千鶴が頑張っても、振りほどけないほど、強く。
じりじりと焦げるような視線を上から受けて千鶴は立ち上がることも、腕を振り払うことも出来なかった。
しばらく二人は微動だにしなかった。
静まり返った部屋に階下から聞こえる賑やかな声。


74 :

「いたっ……」
先に動いたのは千鶴だった。
徐々に強まっていく力に千鶴は顔をしかめ腕を振りほどいた。
「ちょっと!痛いよっ!」
「あ……わり」
何とも気まずい空気が流れる。
千鶴は恨みがましく龍を見上げていたがやがて……
「……あたし、帰る」
そう言って慌ただしく立ち上がるとぴょん、とベッドから飛び降りた。
二人の距離は一気に広がってしまった。
「……気を付けてな」
「あたしんちすぐそこなんだけど」
「知ってる。けど、いちおー」
「はあっ?」
「お前、女だし」
「なっ……に言ってんの?今日の龍、なんか変!」
バタンと戸が閉まった。
「ひとの気もしらねーで」
その言葉が千鶴に届くことはない。
階段を掛け降りる音を聞きながら龍はポツリと呟いた。
「……惜しかったな」
『Time’s up』テレビ画面にはそう文字が浮かんでいた。
おわり  

何とも消化不要気味な話&エロなしですいません。

75 :
gj

76 :
龍ちづgj

77 :
乙です!
出来たらエロもお願いします!!

78 :
GJ!
龍ちづはこんな感じがいいよね。

79 :
GJ!よかったです。

80 :
保守

81 :
今月号の風爽に激萌してしまった
新作期待してますので職人さんよろしくです。

82 :
今年も神作品期待

83 :
うさわこはまだですかー。白うさわこも黒うさわこも待ってる。

84 :
とっても小ネタです。

「では、始めさせていただきます」
爽子は制服のジャケットを脱ぎ、丁寧に畳み一礼をした。
「あ、はい!よろしくお願いします」
風早も姿勢を正して爽子を見つめる。
* * * * *
「風早くんは男子大人数で出し物するんだよね?」
「…んまぁ。ジョーがはりきってるよ…」
当たり前になった二人での下校風景。
最近の話題は、いよいよ日にちがせまった修学旅行についてだ。
2日目の夜にクラス懇親会が開かれ、2-D男子数人でAKBを振りつきで歌うことになっていた。
(あんまし黒沼に見られたいカッコじゃないな…)
「楽しみだなぁ。写真いっぱいとるね!」
風早の気持とは裏腹に、爽子は胸の前で拳をつくり、目をキラキラさせている。
「まぁ俺たちのは置いといて…。黒沼たちは3人で何するの?」
「今回はちづちゃんと2人なの。あやねちゃんは今いろいろ考えることがあるみたいで大変みたい…」
2人は昇降口での出来事を思い浮かべ、納得する。
「吉田と2人でかー。楽しみだな。」
爽子の出し物を想像し、思わず顔がにやける。
が、次の一言でにやけ顔は崩壊した。
「うん。師匠が指導してくれたので!!」

「三浦が!?」
「絶対可愛いよって、お墨付きをいただきました」
一体三浦に何をしてもらったというのか。 焦りから思わず風早は爽子の手首を掴んだ。
「黒沼何するの教えて!!」
「え、それは当日までのお楽しみでないと…」
「お願い!」

85 :
爽子は風早に真っ直ぐに見つめられるのに弱い。
風早にお願いされたら、何を言われても断れないって思う。
「わ、わかった他の人には秘密ね」
「でも、…あのね恥ずかしいからここでは話せないな…」
* * * * *
そして、風早は自分の部屋に爽子を連れてきたのだった。
部屋に着くなり、爽子はジャケットを脱ぎ、出し物の準備をはじめる。
「ドドスコスコスコスコ〜♪」
歌いながら手をあげ、踊り出す。
(楽しんご!?)
まさかのお笑いネタに、はじめはあっけにとられた風早だったが…
(か、可愛い)
一生懸命腕を揺らし、腰を振る爽子に釘づけになる。
極めつけは…
「LOVE注入!」
ハートマークを作った愛しい彼女の決め台詞にノックアウトされてしまい、
思わず倒れ込んでしまった。
「おそまつさまでした。ど、どうだったかな」
「…だめ…」
「え、師匠には女の子がやったら絶対可愛いよって言われたんだけど、やっぱり私じゃだめか…」
言い終える前に、風早はきつく爽子を抱きしめた。
「そんな可愛いこと、俺以外の男の前でやったら絶対だめ!!」
「え、えぇ〜」
真っ赤になった爽子の頬やくちびるに、風早はキスの嵐を降り注ぐ。
「俺も、爽子に愛を注入したいんだけど…いい?」
さらにぼんっと、真っ赤になる 爽子だった。
**おわり**
ちづも龍の前でこれを踊って、修旅での出し物を禁止されると思います。
朝の某情報番組で、女子高生が制服で楽しんごをしているのがとても可愛かったのです。
別マ2月号を読んで、修学旅行編が楽しみなのです(*^_^*)

86 :
風早は「精子注入」するわけですねw

87 :
エロパロでまさかの楽しんごw
修学旅行ネタいいね!楽しかったです!

88 :
>>86
直接的には書かなかったのですが、そういうつもりでした!
ドドスコのテンポに合わせて頑張ったらいいと思います(笑)

89 :
風早が途中で東幹久になるわけですねわかります

90 :
風早「ヤベェこれ気持ちイイっしょマジで」

91 :
やめろw

92 :
保守

93 :
出し物の続きです。
11月までに、2人は体験済の設定で。

「風早くんも踊れるの?」
言葉の意味が分かっていないらしい爽子は、またきらきらさせた目で俺をみつめる。
「そうじゃなくって…」
強く口付けたままベッドに押し倒した。
「か、風早くん!?」
「爽子違うでしょ。しょーた」
2人っきりのときは名前で呼び合うのは、2人だけの秘密だ。
三浦のヤローにはなんでか感付かれていたっぽいけど…。
「…しょ、しょうたくん、あの…ひゃん!」
その言葉を遮るように耳たぶを軽くかじると、爽子の身体がびくんと跳ねた。
爽子が耳への攻撃に弱いのは、俺だけの秘密。
…そして、もう意味はわかっているはず…
「俺の愛、入れてくれるんでしょう?」
「///」
唇に、首筋に、胸元に何度も口付けをしながら、爽子の服を剥いでゆく。
雪のようにまっ白な爽子の肌が白桃色に染まっていくのを見るのが好きだ。
幾つも咲かせた赤い華は、俺のひとりじめの印。
「…は…あぁっ」
「…爽子…」
口付けの水音と爽子の甘い喘ぎ声だけが部屋に響き渡る。
局部に目をやると、甘い蜜がとろとろと溢れてだし俺を誘っているようにみえる。
もっと、もっと、舌や指で爽子のすべてを愛撫したいけど、
俺の下半身の疼きも限界みたいで、急いで避妊具に手を伸ばす。
「淹れるね」
ずぶずぶと音を立てて爽子の中に入る。
爽子と繋がる、ひとつになれる幸せな瞬間。
「あっ、あぁん…っ…しょうたくんっ」
背中にまわった手に力が入るのが分かる。
ちくっと爪がささる感触があるけど、爽子からもらえるものならば痛みだって愛おしいんだ。
「爽子…すっげぇかわいい」
いつもいつも、可愛い俺の爽子。
さっきの踊りもめちゃくちゃ可愛かったもんな。
LOVE注入ダンスを思い出し、にやけ顔になったのだが
ふっと爽子の言葉を思い出した。

94 :
…「うん。師匠が指導してくれたので!!」…
…「絶対可愛いよって、お墨付きをいただきました」…
三浦もあの踊り見たってことだよな?超絶に可愛い爽子の姿を!!
っていうか指導って…もしや、手とり足とりのレッスンとかじゃあ…
爽子と繋がりながら、こんなドロドロした気分にはなりたくないけど…
わがままで独占欲の強い奴だって我ながら思うけど…
「しょうた…くん?」
腰の動きを止めた俺を、爽子が不安そうに見つめる。
「ちょっと、ごめん爽子!」
繋がったまま、爽子を抱きかかえ体位を変える。
「ひゃっ!あぁん」
俺の上に爽子が跨る形で、いわゆる騎乗位ってやつだ。
「しょ、しょうたくん!」
初めての体位に爽子は困惑しているみたいだ。
「さっきみたいにさ。まわってみて」
「え?」
爽子は頭の上にクエスチョンマークを乗せたような顔をして首を傾げてる。
「さっき踊ってくれた時みたいに、腰をまわして欲しいんだ。」
「え、え〜!!は、恥ずかしいよ〜」
予想通りの反応。恥ずかしがって両手で顔を覆ってしまった。
「…爽子」
たしなめるように俺の手で爽子の両手を包む。
指を絡めて繋ぎ合わせ、腰の位置くらいまで手をおろさせた。
「さっきの爽子すっげー可愛かった。
 でも、三浦もそれ見たってのが俺くやしくって…」
かっこわりーけど、素直な気持ちを伝える。
「俺だけの爽子がみたいんだ。ひとりじめしたい…。だめ?」
今日2度目のおねだり攻撃はずるいと思いつつ、この気持ちは止められない。
爽子は赤い顔で俯きながら小さくこくんと頷いてくれた。
いつも俺のわがままをきいてくれる。子供みたいなこと言ってほんとごめんな。
「う、うたもつけたほうがよいかな…?」
「いや、それはなしでお願いします…」
爽子がゆっくり、ゆっくり腰をまわす。
黒く長い髪はさらりと左右に揺れ、可愛い胸がぷるんぷるんと上下する。
「あっ、あぁん…」
「…うっ」
回る度に内壁が擦れるらしく、爽子の中がきゅっと俺のそこを締め付ける。
組んだ指にも力が入る。
そして紅潮する爽子の顔…。

95 :
やばい、この体位って視覚的にもすっごくエロい!!
すぐに達してしまうかもしんない!
爽子もそろそろ限界みたいだ
「…ふぁ…しょうたくん…私もう…」
腰の動きがとまり、締め付けがどんどん強くなる。
「ん、俺もだよ。一緒にいこうね」
右手は指をほどき、爽子の腰をぐっと掴む。
左手はぎゅっと握ったまま、腰を揺らして爽子の内部を突き上げた。
「やぁあん、あぁ…」
「爽子っ爽子っ、すきだ!!」
爽子の嬌声と俺の叫びがひとつになって、2人で絶頂をむかえた。

大きく肩で息をしながら爽子が俺の方に倒れこむ。
ぎゅうっと抱き締めると、耳元で幸せな囁きをくれた。
「しょうたくんの愛、いっぱい入ってきたよ」
* * * * *
翌日、俺は三浦の姿を見つけ次第駆け寄った。
「三浦ぁ!黒沼にへんなこと仕込むなよ!あんなの絶対だめだかんな!!」
「HAHAHA、ばれちゃったか…。貞子ちゃんに彼氏には内緒っていっとけばよかったな」
そしてニヤリと笑いながら
「でも可愛かったっしょ?」
「…うっ」
そりゃこいつがいなきゃあんな可愛い爽子みれなかったけど…
昨日の情事を思い出してしまい、顔が火照る。口元がにやける。
思わず口元を手で隠してしまった。
俺が顔を火照らしている間に、三浦は爽子に声をかけていた。
「貞子ちゃん☆LOVE注入はヤキモチ彼氏からダメだしでちゃったみたいだね〜」
「う、うん。ごめんなさい師匠。違う出し物にするね」
爽子の頬も赤く染まった。
同じこと思い出してんだろうなぁ。
「で、師匠としてはもっと可愛いのをレクチャーしてあげるよ。
あやねとか遠藤ちゃんも誘ってKARAダンスなんてどうかな〜」
 
「それもだめ!!(怒)」
**おわり**
風早氏でなく、爽子がまた踊ってしまったような…
実際に楽しんごやKARAが高校生に流行っているのかは謎です。
今頃関東はアニメでしょうか〜(*^_^*)

96 :
GJ!爽子さんが可愛いすぎる。

97 :
最近健人×爽子に目覚めた
でもSS少ないね

98 :
GJ!何気に健人レクチャー編って多いねw

99 :
職人募集あげ

100 :
凄いよ風早編
朝教室到着時、爽子の隣の座席に座る風早
風早「黒沼」
爽子「か、風早くん!」
風早「おはよう」
爽子「あ、お、おはよう」
爽子(わ〜〜毎日毎日風早くんと挨拶してるはずなのに、やっぱり照れてしまう)
  (今日も風早くんの笑顔は爽やかだな。ドキドキが止まらないな。ア…)
ジーっと風早を見つめる爽子、
風早「ん、どうしたの黒沼?」
黒沼「か、風早くん…」
黒沼「今日は今朝からゲソ、とか海産物食べてきたの?
   すごくいい匂いがするの。なんだか海とか、夏祭りみたいな…」
ボンっと真っ赤になる風早、照れ隠しに髪に手をやりつつボソッと
風早「昨日したまま寝ちゃって、朝時間なくてお風呂入れなかったんだよ」
黒沼「そうなんだ…そっかゲソの匂いは人を集めるんだね!!」
  (ズボンからナニか凄い飛び出ててさっきからずっと気になってたけど
   感心、するな。風早くんは人との間に物理的にも壁がないんだね。)

凄いよ爽子編
胡桃沢告白後
胡桃「あぁ…言っちゃったぁ。」
胡桃(でも言ってよかった。最初っから無理だったんだもん。
   あんな風早見たことなかった。あんな…すっごいモノ立ててる風早)
  (だってあんなの喋ってる時絶対当たるじゃん!…あたしには出来ないよ
   爽子ちゃんのあんな身のこなし方…Cってレベルのポーズじゃないもん。)
胡桃の後姿を見つめながら
風早「胡桃沢、ごめんな。ありがとう。」
胡桃(ずっと見てきたのに、Cのポーズならあたしだって出来るかも。
   でも爽子ちゃん、たまにDのポーズになるんだもん。あたしには…出来ないよ。)

101 :
凄いよ龍編
ちづ「っかー!!くっそうまた負けたぁぁ。
   何で龍には勝てないんだぁっ!!お前のチンコ何なんだよー。」
矢野「ちょっとちづ、もう程々にしなよ。もう腕ボロボロじゃん。」
(」-」-)「……。」(ちょっと得意げ)
ちづ「だってーやべちん、あたし男にも腕相撲負けなしだったんだよ?
   龍に何にも勝てないとか、あたしの勝気が許さん!」
龍「あー。お前のこと考えて練習中もバット代わりにしてたからな。」
龍「最近打率上がったし。」
ちづ&やべちん「「す、すげぇ。」」

凄いよピン編
ッタッタッタッタ
やべちん「っく!なんなのコイツ切っても切っても…」
ピン「アッハッハッハッ!!存在が〜奇跡〜♪」
タタタタタタ
やべちん「ちづ!!あんたも手伝って!なんなのよコイツキリないんだから。」
ちづ「えーやだよー。ピンの、切っても切っても一向に伸びてんじゃんー。」
ピン「やっぱ、俺ぐらいの教師になると
   チンコぐらい切ってもすぐ生えるんだよなー。やっぱ俺奇跡。」
やべちん「いいから、ちづ。あんた龍のお父さんから出刃借りてきなさい。」
ちづ「あーもー帰りたいー!!ラーメン!!」

102 :
凄いよ風早編A
爽子母「あらー、風早くんじゃない!!」
風早「あ、おかおかお母さんっ!」
爽子母「今日は爽子と一緒じゃないの?」
風早「はい、今日は黒沼は放課後風紀委員の用があったんです。」
爽子母「あ!そーだ良かったら、爽子に内緒でお家に上がってビックリさせない?」
風早「え!!…あ、いいんでしょうか。」
爽子母「爽子の驚く顔ちょっと楽しみなのよねっ」
風早「あ、ではちょっとすぐに親に連絡して聞いてみます!」
爽子母「今日はねー、また美味しい和牛を買ってきたのー!!スk」
風早「親子丼。」
爽子母「ん?今日はまた前みたいに皆でスキヤk」
風早「親子丼。」
爽子母「………爽子が好きなシラタキも…」
風早「親 子 丼 。」
爽子母&風早「…………。」

凄くない健人編
健人「お!?くーるーみーざーわ♪元気してるー?」
バシッ
健人「…え俺なんでいきなr」
バシッ
健人「なんで!?俺なんでビンt…」
バシン!バシン!
健人「俺なにも立ってないじゃん!!イタ、俺何も立ててないじゃん!!」
バンバンパーン

103 :
なにこいつ。

104 :
やべちんて誰だよ

105 :
やべちんwww

106 :
いみがわからん

107 :
みんなこういうのには反応すんのねw

108 :
色々笑えたよw
過疎ってるからギャグでも読めればいい

109 :
健人メインの話が読みたい

110 :
移転だったか

111 :
みなさまgjです!
特に>>11さんの話は定期的に読み返してしまうくらいすきですw
あああもう。かわいいなあ。
龍ちづをどなたかお願いします!

112 :
健人×爽子もっと増えないかなぁ

113 :
爽子って「結婚するまではだめなので!」とか言わないかな
初体験後も、結婚するまではあんまりさせてくれなさそう

114 :
ケチんぼ爽子

115 :
逆に、
風早「黒沼! お、おれ、結婚するまでは、その・・・そういうことしないから!」
爽子「・・・うん。ありがとう、大事に思ってくれて
   (うぅ・・本当は辛抱たまらん私っていやらしい子!orz)」

116 :
でも挿入しなければいいよね!
と69プレイやらアナルセックスに興じてる二人

117 :
へんたいだー

118 :
最近投下すくないね

119 :
ひもパンていうから、サンバカーニバルみたいなパンツ想像してたわ

120 :
ひもパン履かせてデート中にその紐を解いてスカートの下ノーパン状態にさせる風早
爽子は耳まで真っ赤にしながら震える足でよたよたと風早に腕をとられながら歩く
公園のベンチで休んでるときも隣に座った風早がスカートをまくったりスカートの上から刺激したりして
もう爽子はメロメロ

121 :
>>120
神の降臨を待つ

122 :
春の女神待ち

123 :
保守

124 :
>>122
「いいだろ?爽子」
「…で、でも、恥ずかしいしっ」
「オレ、いつでも爽子のことを思ってるんだ。離れてて姿が見れないときでもいつでもずっと。だから、そんな可愛い彼女の可愛い姿をいつでも見たいんだ」
「……」
「ダメかな?もしダメだったらもう二度とこんなこと言わな「…いいです」」
え?
「しょ、翔太君が…わ、わたしの…え、え、えっちな、す、姿…いつでも見ていたいって、い、言うのなら…」


とまあそんな感じに、爽子がおっぱいをあそこを丸見えにした姿でケータイで写真を撮られてしまうSSマダー?

125 :
つづき期待

126 :
連休中に投下こないかな、お待ちしてます職人様、神様〜

127 :
昨日は俺の23歳の誕生日だった。
4月から2人そろって無事社会人になった。
俺の会社の研修がGW明けまであったこともあり、この週末まで爽子とゆっくり会える日がなかった。
もちろん電話やメールは毎日欠かさなかったけど、こんなにも会えない期間ははじめてで。
研修内容に日々翻弄されながらも、禁断症状がでてしまう。
…笑顔がみたい。会って抱きしめたい。
そんな中迎えた俺の誕生日。
「誕生日プレゼントは何がいいかな?翔太くんが本当に欲しい物あげたいの」
なんて質問に
「爽子と一緒にすごせればなんにもいらないよ」
って答えたのは、カッコつけたわけでもなく本当の気持ちだから。
とはいえ、爽子お手製のご馳走やケーキ、初任給で買ってくれたプレゼントもほんと嬉しかったんだ。


128 :
ちょうど週末と重なったこともあり、久しぶりに2人でゆっくり過ごすことができた。
金曜日の夜からずっと2人きり。
…ゆっくり…させてあげられなかったかもしれない…
一度抱きしめてしまったら、タガがはずれた。
久しぶりに爽子に触れられるのが嬉しくって、何度も何度も求めてしまった。
一緒に風呂に入ったり、朝や昼間っから求めてしまったり、新しい体位で攻めてしまったり…。
すっげー幸せだったけど、俺どう考えてもやりすぎだよな。
ムリさせちゃったんだろうな
でも…
社会人になった爽子は、毎日が新しいことだらけで充実しているそうだ。
楽しそうに話す笑顔が可愛くて抱きしめてしまう。
「充実はしているけど、翔太くんにあえなくて淋しかったの」
恥ずかしそうに俯く姿が可愛くて抱きしめてしまう。

129 :
…ごめん。やっぱりガマンできなかったんだ。


やばい、昨日あんなに摂取したのにもう禁断症状かも。
爽子に会いたくなった。抱きしめたくなった。

わがままかもしれないけど、素直な気持ちをメールしよう

「昨日はありがとうな。今日会える?今日も会いたくなった」


130 :
**爽子側**
昨日は翔太くんの23歳の誕生日でした。
翔太くんは会社の研修、私も赴任先の学校で覚えることがたくさんありゆっくり会える日がなかなか
ありませんでした。
毎日電話やメールしていたけど、やっぱり会いたいなって思っていたの。
…あの笑顔がみたいな。触れたいな。
翔太くんの誕生日は一緒にお祝いできることがわかって、すっごく嬉しかったの。
初めてのお給料もいただいたし、翔太くんが喜ぶことうんとしてあげたい!
でも、
「誕生日プレゼントは何がいいかな?翔太くんが本当に欲しい物あげたいの」
って聞いてみたら
「爽子と一緒にすごせればなんにもいらないよ」
って、お返事が!それは私の台詞だよ。嬉しくて涙がとまらなくなって困らせてしまった。

131 :
私にできることは精いっぱいしようと、翔太くんの大好きなお料理ばかりを用意することにしたの。
プレゼントは名刺入れに。これからお仕事でいっぱい使ってもらえますように…。
今年のお誕生日は日曜日だったので、金曜日の夜からお部屋におじゃまして
久々に2人でゆっくり過ごせて幸せだったな。
で、でも…ずっとゆっくり…というわけでもなかったかな…
何度も何度も求めてくれた。
いっぱい愛してくれたの。
一緒にお風呂に入ったり、明るいうちにえっちしてしまいました。はじめてのことをいっぱいしたような…。
今思い出すと、すごく恥ずかしいいのだけど、翔太くんといられるのが嬉しくって、すっごく幸せで…
あぁ、はしたない子って思われちゃったかな

132 :

でも…
4月から会えなかった分いっぱい触れたかった。
翔太くんへの下心はずっと消えません。

翔太くんのこと考えてたら、また会いたくなってしまった。
昨日まであんなにいっぱい一緒にいたのに!

困らせちゃうかもしれないけど、素直な気持ちをメールしてみよう

「月曜日からごめんね。今日会えますか?今日も翔太くんに会いたくなったの」

133 :
アンリミテッドエネルギーサンダー!?♪。

134 :
藤林丈司

135 :
ほしゅ

136 :
おぉ!誕生日SSが来てた!!乙でありますwww

137 :
君に届けとTUBEが好きな私のブログ
ttp://d.hatena.ne.jp/sawalove/

138 :
>137
見た。驚いた。
フランスパンやばい。

139 :


140 :
え、期待したのに…

141 :
エロイラスト書くので
刺激するような変態ネタをくれ

142 :
あげ

143 :
小ネタです。
・風早×爽子
・高3の冬くらい
・北海道はもう寒いんだろうな。早くまたらラブラブになってね。という気持ちを込めました。
「冷え込んできたね。今夜は降るかな。」
爽子は白い息を吐きながら空をみる。
「んー。ぽいかな空暗くなってきたし。」
隣で翔太も同じように空を見上げた。
隣に並んで下校するのは、もう当り前の光景になっていた。

「爽子、寒い?」
「えっ?ちょっと冷えてきたなぁと思っただけ!平気だよ!」
目の前でぶんぶんと手を振る爽子の前に、翔太はすっと手を差し出した。
「こうするとちょっとあったいでしょ?」
爽子の手のひらに指を絡めるようにして手を繋ぐ。
二人の距離もぐっと近くなる。
「う、うん。」
何度も同じ行為を繰り返しているのに、爽子は嬉しさと恥ずかしさで頬を赤らめる。
「しょうた君あったかい…」
爽子の小さな呟きに、今度は翔太が頬を染める。
「俺は爽子の作ってくれたこれがあるからさ」
それは、バレンタインとクリスマスにプレゼントしてもらった手編みのマフラーと手袋だ。
「だから爽子のおかげ」
にかっと笑った顔を見て、爽子の体温はあがる。
「ううん。やっぱりしょうた君があったかいからだよ」
「なーに、そんなことないってば・・・」
「あのね、しょうた君にぎゅってしてもらうと身体も心もぽかぽかになるの」
「なっ・・・それは爽子のほうだよ!」
繋いでないほうの手を口元にあて、翔太は耳まで顔を赤くする。
脳裏に浮かぶのは、あのときの爽子の体温や声・・・
「あ、あと、しょ、しょうた君が入ってくるととっても熱いもの!」
もう完全にノックアウト
「…今日さ、商工会の会合で父ちゃんと母ちゃん遅くなるんだ。とたも一緒に連れていくって言ってたし…」
絡めた指に力を込めた。
「爽子、うちこない?ふたりであっためあっこしよっか」
翔太の発言の意味を理解し、真っ赤な顔で爽子が頷いた。

144 :
久しぶりにドキドキした
続きが読みたい

145 :
>>137
昔、よく見に行ってたサイトがことごとく休止してるだけに
今も更新してるってなんかすごい新鮮

146 :
今時TUBEが好きってのも新鮮だね

147 :
ほしゅ

148 :
ほしゅあげぇぇぇ

149 :
過去スレで読んだエピに萌えた勢いで膨らませてリライトさせていただきました
・風早×爽子 (爽子目線)
・大学生(どちらかがひとり暮らししてるイメージ)
既読感ありまくりだと思いますが、保守に免じておゆるしください
職人さんホントにすいません&燃料ありがとうございました
 ***
試験期間が終わった週末。
久しぶりに会えた彼はよほど疲れていたのか、
少しのおしゃべりのあと、着替えもそこそこに
倒れ込むようにベッドに入ったと思えばすぐに寝息が聞こえてきて。
無防備な寝顔に、しあわせと、ほんの少しの寂しさを感じながら
わたしも彼の隣にそっと滑り込む。
いつもなら彼のぬくもりに安心して、すぐに眠りに落ちるのに、
今日はなんだか目が冴えてしまって。
触りたいな。
指先だけ絡めてみる。
ぜんぜん足りない。
すりすりとすり寄って胸元にもぐり込んでみる。
彼はよく腕枕をしてくれるけど、それに少し似てる。かな。いいかも。
でも……もうちょっと。
片腕だけ彼のからだに回して抱きしめてみる。
幸せ。 だけど、またすぐに足りなくなって。
…どうしたんだろう、わたし。
起きて…くれないかな。
穏やかな寝息をたてる彼を見上げながら
ついそんな事を考えてしまう。
触れて…ほしいな。
あなたの優しい手で。唇で。
髪に。頬に。唇に。そして――――
うー。やだ。恥ずかしい。
わたし。いったいナニを考えてるんだろう。

150 :
もぐり込んだときと同じように
そっと彼から逃げ出して、くるりと背を向けると、
「…爽子…」
寝ぼけた声がそう呼んで、ゆるゆると後ろから抱きしめられる。
ん…あったか…い…そのまま再び眠りに落ちそうな声。
パジャマの裾から入り込んだ手が器用に、おそらく無意識に、
わたしの肌をすべっていく。
…っ…は。
彼が触れたところから順に熱が灯り、
一人泣きそうになりながら気づかれないよう吐息を逃がす。
…このままじゃ眠れないよ。ちゃんと、触れて欲しい、のに。
抑えきれない熱が声にうつる。 と。
ぴくりと彼の腕がふるえて、
「…さわ…こ?」
目覚めきれてない低い声が問う。
っ!!!! …きこえてた?
あまりの恥ずかしさに
彼の腕から逃れようとちいさくうずくまるけど
そんなわたしを彼が逃がすわけも無く。
さっきよりしっかりと意思のある腕が伸びてきて
再びくるりと彼の胸の中に閉じ込められた。
「…俺…夢を見てたのかな…?」
寝起き特有の、のんびりした声音で
「爽子がね。もっと触って欲しいって…」
いじわるなことを言う。
「…今のはおねだり? 」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っく!!

彼の腕の中で悶絶していると、ふふっと髪にかかる笑いのあと
ちゅ。と音のするちいさなキスが降ってきた。
あたまのてっぺんに。おでこに。こめかみに。瞼に。頬に。
…気持ちいー…

151 :
ぎゅっと瞑っていた目をほどくと、すぐ目の前にやさしい眼差し。
お互いを見つめ合ったまま、ちゅ。ちゅ。ちゅ。何度も何度も唇を寄せて。
ああ。だいすき…だなあ。って。
キスの合間に、思わず声に出てたみたい。
彼は一瞬くるしそうに眉根を寄せると
次の瞬間、唇は深く重なって、押し入ってきた舌が絡みついて
あとはもう、息をすることもわずかな声を漏らすこともできなくなる。
そうしてお互いの熱に神経が焼き切れそうになる頃、
彼の唇はわたしの首筋を辿ってささやかな胸に辿り着く。
やわやわと形を変えながら大きな手のひらに捏ねられて、
噛み付くように胸の先を責められて、
ちりっと焼けるような痛みを残しながら、あちこちに吸い付くその痕を、
あたたかな舌でなだめられて…。 そうなるともう、
わたしはただ啼きつづけることしかできなくなる。
それがどれほど彼を煽ることになるか判っていても。
いつの間に入り込んだのか、脚の付け根のいちばん柔らかい場所に、
ちりっとまたあの鋭い痛みが走り、刹那温かな舌に癒される。
愛しくてたまらない。
わたしは融けかけた意識のまま、
足の間にある彼の髪をくしゃりとかきまぜる。
続きを期待して。促すように。励ますように。
いちばん敏感な部分に吐息がかかる。でもそのまま彼は動かない。
焦れて焦れて、腰から下腹部にかけて痛みにも似た鈍い疼きが篭るけど
それでも彼は動かない。やがて、じんわりとあふれてくる気配に羞恥する。
ぺろり。
思わず悲鳴を上げかけたけど、その声は
とっさに伸ばされた彼の左手に遮られ出口を失う。
代わりに溢れ出すわたしの「欲」は、こぼれ落ちる前に大きく舐めとられ
唇を割り込んだ彼の指が、あやすように叫びを飲み込ませる。
何度も。何度も。何度も。何度も。
気が。狂うかもしれない。
せつなくて。もどかしくて。くるしくて。 きもち…いい…

152 :
彼の右腕がわたしの腰をしっかりと抱え込んで、逃げ道を塞ぎ
彼の舌は、核心に触れること無くわたしを昂らせて
わたしは、はやく「そこ」に触れて欲しくてどんどん余裕を無くしていく。
かりりっ。口の中の彼の指に歯を立てると、
手がゆるんだほんの一瞬、わたしの言語能力が回復した。
お願…い…もう。だ、め…っ!!
あえぐ隙間に、消え入るような声で懇願する。触れて欲しくて。
ちゃんと触れて感じさせて欲しくて言葉を紡ごうとすると、
自分の味のする彼の口にしっかりと塞がれた。
と同時に右脚に充血して質量を増した彼自身が押し付けられる。
それによってもたらされる熱を予感して身を捩ると
唇を触れたまま甘く掠れた声がささやく。
「…さわこ…すんっげえ可愛い…」
いつもの彼とはまるでちがう、暗がりでにぶく光る眼。
ぞくり。と背筋を這い上がるこの感覚がすき。
「…しょう…たく…すき…」
うわ言のように彼の唇にのせた言葉がスイッチを押した。
抱き潰す。
という言葉がぴったりなくらいに強く強く抱きしめられて、
待ちわびた彼のユビがわたしの中に差し込まれ、ゆるゆると探られる。
増やされたユビが生き物のように蠢くと、
動きに合せてあられもない声がこぼれる。
その声をすべて呑み込むように彼はわたしの舌を吸い上げる。
たすけて。もう。我慢出来ない。
さわっって!
わずかな呼吸の合間に鋭く叫ぶと
つんっとカラダの芯をはじかれた。
ゃあぁあっっ!!
ぶるっと慄く体を押さえ付けるように力強い左腕がわたしを抱き込み、
手のひらが膨張した敏感な部分を押し潰しながら揺らす。
長いユビに弱い所を的確に突かれると、ちかちかと視界がはじけだす。
焦点の合わない眼を彼に向けると 「いいよ。イって。さわこ。」
湿ったつぶやきと一緒に耳の中をねぶられる。
……っ…………あ……ぁ…っっっ!
がくがくと身を震わせながら、声にならない叫びを天に放ち、
押し寄せる波にさらわれながら必に彼にしがみつく。

153 :
涙のにじんだ目尻をちろりと舐めとられ
落ち着く間もなく再び彼の指が動き出す。
熱く潤みきったそこに隠れる蕾のまわりを
くるくると円を描くように指を滑らせるものだから
達したばかりの体が二度三度と跳ねてしまう。
やっ…!さわ…ないでっ…!
強すぎる刺激に抗議すると、
彼はその声を受け入れる替わりに膝のあたりに手をかけ。
入れるよ。痛かったら言って。と囁く。
いいの……早く…抱きしめて!と手を伸ばす。と
ごめん、手加減できないかも。と短く返された。
一瞬体がこわばるけど、っん!と息をはく瞬間に合わせて、
一気に押し込まれる熱い塊を受け止める。
せつなげな吐息を漏らす彼をしっかり抱きしめて、体の奥の奥まで導く。
ゆらゆらと揺すられながらうすく目をひらけば
わずかに眉根を寄せて見下ろす彼の視線とぶつかる。
指を伸ばして汗ばんだ彼の額をそっとぬぐい、
そのままするりと頬を撫でた。「…さわこ?」
短く息を切らしながら怪訝な顔で問う彼に微笑む。
見つめる彼の顔がゆらりとぼやけたけど、今だけは素直に心を言葉に載せる。
「うれしい。しょうたくん、とっても、優しい」
大きな手が、潤んだ目元をいたわるように撫でて、
こぼれた雫をすくい取る。少し硬い指先が温かくて気持ちいい。
身の内に在る彼がいとしい。このまま壊されてもかまわないと思うほどに、
彼を愛してる。こんなにうれしくて気持ちいいの、知らなかった。
彼の首に腕を回してキスを強請ると、やさしく唇が重なる。
指が、唇が、肌が。触れるそばから、嬉しくて切なくて幸せで、
心臓が破裂してしまいそう。こんなあふれるようなつよい気持ちが
自分の中にあったなんて、知らなかった。
彼がそばにいてくれるから、何も怖くない。
彼を大事にしたいから、彼にずっと恋していたいから。
強くなる律動にかすむ意識の下、この思いがぜんぶ伝わればいいと願いながら
完全に意識を手放す前に彼の背にすがった。
 ***
オハリです
職人さんは爽やかエチーでしたがクドくしてしまいました…
や、ほらアパートじゃあんまり大声は出せないよねえとw
爽やかイメージぶちこわし&お目汚し失礼しました
最後まで読んで下さってありがとうございます
神待ちに戻ります

154 :
>>149-153
GJ!
読み応えあった〜
寝言でも爽子爽子言ってるあたり、大学生になっても抜群の安定感だなぁ風早はw

155 :
爽子かわええなあ

156 :
>>149-153
素敵!GJ!
相も変わらず風早は爽子の言動に振り回され気味で
「敵わないな」って照れながら髪を撫でてるところまで電波を受信出来た

157 :
>>149-153の続きを考えてみました。149-153さん、勝手にすみません。 <(_ _)>
初めての作文でお見苦しい点も多々あろうかと思いますが、保守替わりにでも。
*******************************************************************************
「スゲー……」
はぁっと大きく息を吐き出しながら、彼は言った。
「気持ちよかった」
「…うん」
仰向けの彼の胸元に顔を埋めながら、わたしは小さく頷いた。
ベッドの上に二人横たわり、全てを差し出して全てを受け取った後の、心も身体も無防備な状態。
無防備だけど、不安にさらされることなんて何ひとつ無い。あるのは幸福感だけ。
わたしの頭を撫でていた彼の手がそのまま指に髪を絡ませ始めた。
この時間いつもする彼の仕草だ。
幸せ過ぎて溶けちゃいそう……。
そんなことを思って一人頬を緩ませていたら、彼が顔をこちらに向けた。
何だか妙に真剣な表情で、じっとわたしの顔を見つめてきた。
「……声」
「え?」
「声聞きたい」
「……」
「オレ、爽子の我慢してない声聞いてみたい」
「えぇっ?」
や、ちょ、ちょっとお待ちください。
やっと息が整って、脳もようやく動き出そうかというこのタイミングで、大事な大事な彼が
何だかとんでもないことを言い出した!
内容が内容なので真意を確かめようと、思わずじっと見つめ返してしまった。
彼は少し照れた様子ながら、視線を逸らすことなく続けた。
「…いや、オレは今でも十分気持ちいいしスゲーんだけど……ホントは……し、してる時
抑えてほしく、ない、んだよなぁ…」
わたしの髪を巻き付けたままだった指でつんつんと引っ張りながら、静かに続けた。
最後の方は呟く感じになったけれど、しっかり届いた。
声が少し硬い? 翔太くん緊張してる?
引かないで聞いてほしいんだけど、とか、こういうことって話し合っていかないと、とか
もしょもしょ言いながら、彼は頬を赤らめつつ更に言葉を継いだ。
「お隣りとか気になってつい口塞いじゃうけどさ……爽子はどうなんだろって考えちゃって。
…うん、ゴメン。本音は爽子の声聞きたいし、何より出させたい」
「え」   しょ、翔太くん…
「気兼ねなく、いっぱい声出してほしいし思いっきり感じてほしいしメチャクチャになってほしい!」
「えぇっ?」   翔太くん…!
「…爽子はさ、声出したくない? 出すのイヤ? 環境が整えばOK?」
「ええぇっ?!」   翔太くん!!

158 :

どうしよう、わたし今、絶対顔赤い。真っ赤だ。
い、色々考えてくれて嬉しいんだけど…話題がわたしの『声』のことで…しかもアノ時の『声』のことで
でも彼は真っ直ぐに見つめてきて…わたしも見つめ返してて……ああ息ができない。
固まったわたしを見て彼はふふっと笑うと、空いてる方の手で熱い頬を包んでくれた。
「さーわ、落ち着いて。さっきから『え』しか言ってない」
そして、揺るがぬ決意を秘めた宣言口調で言い切った。
「オレ、もっと爽子の全部が欲しい。
じっくりたっぷりしっとりねっとりがっつりどっぷり……爽子と色々したい!」

ということで、翔太くんの翔太くんによる翔太くんとわたしの為の
『思いっきりH in the HOTEL』計画
が発動しました。しょ、翔太くん……。
今、彼はすっごく張り切ってホテルの情報収集してる。
だ、大丈夫かなぁ。いえ、私としても賛成の方向で考えてはいるんだけど、正直に話せば
実はちょっと楽しみでもあるんだけれど
「覚悟しといて」
なんて言われたものだから、ちょっと心配。
わたしが今出来ることって何だろう? ……体力づくり?
栄養ドリンクを買っておくとか?
ホテル行き直前の世のお嬢さん方は、一体どうしているのだろう…?

END
*******************************************************************************
声って意外と漏れるものだから、二人には何の心配もせずに心から楽しんで欲しいw
という思いを込めて捻り出してみました。
サッと選んでスッと入れ大げさに考えるなw、とは思いますが、ささやかなことも
イベントの一つとして過ごしてほしいのですよ。
あやねとの会話で何かの拍子に一部始終を白状させられ、「どうしよう?」と相談したら
「元野球部の彼氏持ちの方が(野獣)対処法アリなんじゃない?」とか言われればいい。
結局ちづにも相談し、最終的に龍にまで伝わってしまえばいい。

159 :
GJ

160 :
>>149 >>157 ひっさびさに来てみたら、ぐっじょぶが2件も!
ホテル編へ続け!ほ。

161 :
彼女を見ると  触れたくなる
彼女を意識してから、世界で一番幸せにしたいという気持ちは、ずっと変わらない
少し猫目の黒い瞳でじっと覗き込まれると、何も考えられなくなり、唇を押し付ける
瞬間、彼女の体が震える
それは本能的な拒絶なのか  という頭の隅にのこる疑念を無理やり打ち消しながら倒れ込む
世界で一番幸せにする を 世界で一番の悦びを与える に勝手に変換して


162 :
回を重ねるごとに、彼女の反応は明らかに早くなった
もっと、もっと、彼女をヨロコバセタイ
夢中でその肌を開発していく
けれども、それはイヴをエデンの東に追放するような行為にも感じて、いつも後悔と自己嫌悪を伴う
自分の考えはただ自分自身を満足させるためのものではないのか
彼女自身はどう思っているのか… 本当は…
彼女は自分がやることに抵抗をしない
けれどもそれが彼女が本当に望んでいることなのか、自分は勝手に幸せにしていると勘違いしているだけなのではないだろうか
…心を溶かす一遍の穢れも知らなかった笑顔を、おれは今でも守り続けることができているのだろうか…

「…爽子…」
少し眠っていたらしい彼女がこちらに体を向きなおす気配がする

「結婚して欲しい」

瞬間、彼女の体が震えた
二の腕に触れていた指がが下に降りていき、おれの指を探り当てると、ギュっと握りしめてくれた

    そっか あれは、拒絶ではなかったんだね…
暗闇の中、約束の口づけが終われば、ようやく安心して深い眠りに付くことができた

163 :
本誌でも早くいちゃいちゃがみたいな〜

164 :
・風早×爽子で風早視点。H直前まで。
・大学生かも。多分お互い一人暮らし。
*******************************************************************************

自分は「うなじ好き」なんだと発見した。
あ、訂正―――「爽子のうなじ好き」、だ。
彼女の長い髪を掻き分けて、うなじに静かにキスするのが好きだ。わざと音をたててするのもいい。
一番気に入ってるのは舌でゆっくりと首筋を辿ることだけど、それをすると爽子は瞳を潤ませて
オレの名前を囁くから、こっちは自制心が粉々になっちゃって、後はもうお決まりの
押し倒して剥ぎ取って絡み合って溺れ尽くすパターンになだれ込む。
いつもは下ろしてる髪を上げてうなじが露出してる姿なんて、とんでもない吸引力だ。眼が離せない。
女の子の髪型について考えたこともなかったけど、もしかしてオレって、ストレートのロングが好み?
いや、爽子がショートカットだったら、そっちを好きになってんのかな。
なってるだろうな多分、分かんないけど。

「……他にもあるよ? 翔太くん、気付いてない?」
恥ずかしそうに、伏し目がちで爽子が言った。
そんな『好きなモノ』話を、オレの部屋でコーヒー飲みながらしてた時のことだ。
…正直に言おう、うなじを始点にしてそういうムードにしてちょっと妖しい方面に持って行って
彼女をそういう気にさせてそのままベッドへ誘って最終的には…で、できたらいいなーと、思ってた。
ああ思ってたとも。
―――だけど、爽子は特製爆弾を炸裂させた。
忘れてたよ、オレの彼女、独自の切り口が持ち味じゃん。
「翔太くんは、あの…ス、ストッキングが好きだと思う、なぁ……」
「えっ」
「ほ、ほら、あの…太腿までのシリコンストッパータイプのストッキング! いわゆるパンストじゃなくてっ!」
と説明された。
思いがけない返しに言葉を失ったものの、ああアレね、とすぐ頭に浮かぶ程度の知識はあった。
「そのタイプの時、脱がすの嬉しそう……です」
とも言われてしまった。
言い終わった後、頬をほんのり染めて上目使いで見つめられ、脈が速くなった。

165 :

…喰い付きが違うのかな、自覚無いけど。
あ、ヤバイ顔つきになってんのか? 自覚無いけど。
うん、確かにストッキングは好きだ。つーか脱がすのが好きだ。クルクル丸めて下ろしていくのは超楽しい。
はっきり言って、脱がすの嫌いな男なんていないだろ。しかも相手は大好きな彼女だぞ。
エプロンの紐を解くのもブラのホック外すのも、スカートたくし上げるのも好きだ。大好きだ。
言っとくけど、爽子にしかしないから。
―――って、何ぶっちゃけてんだオレ!!
でも、爽子の白い肌を剥き出しに出来るのはオレだけだって思うと、もううわぁーっと気持ちが溢れて
いつも手の暴走は止まらない。
暴走するのは手だけじゃないけど、それはこの際置いておこう。
…ヤバイ、自分の中でスイッチ入ったのが解る。
爽子が両手で包み込んでいるマグカップをローテーブルの上に戻しながら、彼女をソファの上に押し倒した。
無言のままテレビのリモコンを掴んで電源はオフ、ついでに携帯の電源も切った。
何物にも邪魔はさせない。余計な音はいらない。聴くのは爽子の声だけでいい。
何か言おうとする爽子の口を自分の口で塞ぎ、そのまま唇をこめかみや震える睫毛、滑らかな頬に移していく。
片手で頬を包み、もう一方の手はニットの裾から忍び込ませ、柔らかなふくらみを収めて楽しむ。
ああ爽子だ。
オレだけが触れるのを許されてる、温かでなめらかで豊かで愛しいオンナの肌。
キスの場所をどんどん下げ、顎をたどって喉へと滑らせる。
この細い首筋に舌を這わすのも、艶やかな黒髪が身体の下敷きにならないように掻き上げるのもオレの特権。
オレだけの特権だ。
爽子の目を見つめたまま手を動かし、掌中の感触を堪能する。もちろん特権も行使しながら。
「あ……」
爽子の、つい洩れたという感じの喘ぎ声が更にオレを煽る。
後はもういつものパターン。
オレは自制心を手離した。

END
*******************************************************************************
今、本誌の風早くんが「……ふれられない」とのことなので、ここではある意味
思いっきり触れてもらいました。
ギクシャク早期解消を願いつつ投下します。

166 :
久しぶりに来た。楽しませてもらいました
書き手さんたちどうもありがとう

167 :
保守

168 :
・風早×爽子。お互い一人暮らしで、どちらかの部屋を想定。(爽子の部屋?)
・大学生か社会人。思いっきり事後。
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背筋がゾクゾクする感覚で、爽子は浅い眠りから覚めた。
指が背骨をなぞっている。
―――私より長くて骨っぽい、男の人の指。
ゆっくり目を開けると辺りは真っ暗で、カーテンの隙間から街灯の光が射し込んでいるのが見えた。
目覚まし時計の秒針音が響く静かな部屋の中には、濃厚な蜂蜜のような空気が微かに残っている。
背骨を辿っていた悪戯な指は、今度は手のひら全体で静かに背中じゅうを彷徨う。
思わず甘い溜め息がこぼれ、俯せの状態から寝返りを打ち風早の方へ向き直った。
「ごめん……目、覚めちゃった?」
爽子の左肩に軽くキスをしながら謝る風早に、大丈夫と微笑んで聞いた。
「いま、何時頃かな…?」
「さっき確認したら1時半だった」
ああ、眠っちゃったんだ……。
身体が気だるい理由―――少し前の熱くて激しいひとときを思い出し、爽子は頬が熱くなった。

最近、恋人とのベッドでの時間が濃密になった気がする。
彼が爽子に施すコトだけじゃなく、もう何もかもが、以前より露骨で熱が増したと感じるのだ。
風早の、揉みしだいたり暴き立てたりする手つきや、捻じ込んだり這い回ったりする舌、言葉や視線、
探り当てたり掻き回したりする指、そういったあらゆるものが、不埒で器用に変化したと思う。
さんざん焦らした後の満足げなオトコの顔も、我がもの顔で翻弄する強引さも、以前は知らなかった。
内を満たされ、こすられ、攻め立てられ、熱く弾ける感覚も彼に教えられた。
―――昔はこんなこと考えなかったのに……。
身体が敏感になって、気持ちも変化したのかな。
私より私の身体を知っている人……まるごと自分のものにしたいと思った、誰よりも愛しい人。

ブランケットを胸元に引き寄せながら、爽子はベッドから起き上がった。
頭に浮かんでいた思いを振り払うように、急いで着る物を探した。
「飲み物取ってくるね。翔太くんは?」
「ん、お願い」
何やら一心不乱に手探りする様子を見て、風早は「はい」と自身のTシャツを手渡した。
「そのままでいいのに」
横たわったまま枕を抱え込んで笑う風早に
「は、恥ずかしいからっ……着ます!」
焦ったように呟いて着ようとするものの、まだ爽子の身体は目覚めていないのか手間取っている。

169 :

「んー、じっとして」
手を止めさせ、風早は寝転んだまま自らの手で爽子の頭に被せる。
裾を引っ張り腰まで下ろしてやると、爽子は、ほう…と息をつき、出会った頃と変わらぬ
あの真っ直ぐな瞳で風早を見つめ、微笑んだ。
「ありがとう」
サイズの合わない襟ぐりからは綺麗な鎖骨が覗き、思わずむしゃぶりつきたくなる。
ちょっとした格闘で赤らんだ顔と乱れた呼吸、もつれた髪は全部Tシャツの中に入り込んでふわりと撓み、
むき出しの太腿は白くなめらかで、所どころに、風早の口が刻んだ小さな印が浮かび上がっていた。
―――ちょ……これはクル。
思わず喉が鳴った。
再び熱が灯り始めた風早に気付かない爽子は、ベッドの上にぺたりと座り込んであまりにも無防備だ。
くにゃりと力の抜けた全身からは、満たされた艶やかさが滲み出ていた。
少し漏れ入る灯りのせいか、妖しい空気さえまとって見える。

風早は、キッチンへ行く彼女の後ろ姿を目で追いながら起き上がり、
芸能人の誰かが、首回り緩くて胸の見えそうなTシャツを 【チャンスTシャツ】 とか言ってたなー
などと、どうでもいいことを考えた。
―――うん、確かになかなかのアイテム……爽子の部屋着、全部俺のに変えちゃおっかなー。
一人でニヤニヤしているところに、2つのペットボトルを持った爽子が戻って来た。
身に着けているのは風早のTシャツだけだ。
裾は膝近くまで届いていたが、歩を進める度に太腿の動きが分かり、布地越しならではの色っぽさだ。
今は見えないその奥がどれだけ熱くきつく自分を包み込むかも思い出し、また風早の喉が鳴った。
その時どれだけ自分が硬くなるか、どんな感じで締め付けられるのか、ありありと甦った。

何気なさを装い自分のすぐ隣をポンポンと叩くと、爽子は素直に従った。
これでいいかな、と手渡されたスポーツドリンクのペットボトルには
『運動するカラダをサポートします。』
『発汗状態におかれている方に最も適した飲料です。』
の文字が見えた。
「運動、発汗……か」
またもやニヤつきながら、並んでボトルに口をつけている爽子の耳元に顔を寄せた。
「いっぱい動いて汗かいたもんな」
ブホッ
爽子は盛大に噎せ、ミネラルウォーターを胸元にこぼした。
「これで補給して再開しろってことなら、彼氏としては受けて立つよ?」
咳き込む爽子の顔を上げさせ、笑いながら筋張った甲で頬の水滴を拭き取る。
「ねぇ、俺…お誘いと受け取ればいーの?」

170 :

頬を撫で続けていたら、口元から目が離せなくなった。
喘ぎ声を洩らして風早を煽り、悪戯を仕掛けて興奮させ、戸惑いながらも色々と喜ばせてくれる、
爽子の恋人で良かったと、オトコで良かったと心から思わせる口。
小さく開いた唇は濡れてつややかに光り、奥には自分だけが知る、慎ましくも奔放にもなる舌が
ひっそりと息づいているのだ。
―――ふたりで何年もかけてここまで来た。
触れたいのに触れられない頃があった。
距離を縮めたいのに恐くて、できなくて、しちゃいけないとまで思って、煮詰ってしまった昔むかし。
こんなことを言えるようになった『今』が愛しい。この関係が嬉しい。

ジッと見つめていたら、爽子が面映ゆそうにそうっと伏し目がちになった。
―――マジでクルんですけど……。
風早はドリンクを急いで飲み干し、空いたペットボトルをベッドサイドに置いた。
「これはここ」
爽子の手から水を取り上げ、同じ場所に並べる。
「これは無し」
着せたばかりのTシャツをたくし上げ、頭から抜き取る。
ほっそりした裸身を目にした途端その場に押し倒し、高ぶった身体を爽子に押し付けた。
「しょ、翔太くん! あの…腿に……あの…」
「だね」
「でも、も…もう寝た方が……」
「だね、じゃあ 『寝よう』 か」
「で、でもでも、さっき……」
「だね、じゃあもう1回」
「…うっ」
一連の言葉に抵抗は無駄と悟ったのか、爽子はゆっくりと恋人の首に両腕を回し
はい、と頷いて引き寄せた。
彼女の腿の間にいそいそと身体を割り込ませた風早は、あーでも1回で済むかなーと
モゴモゴ呟いたが、果たして相手に聞こえたかどうか―――。

もうすぐ2時になる部屋の中、今はただ、密やかなふたつの囁き声のみ。

END
----------------------------------------------------------------------------------
本誌での風早くんの動きがもどかしいので、ここでは動いてもらったw(主にベッドで)
数年後にはこんなカップルになって、イチャイチャイチャイチャすればいい!
そんな一念で書きました。保守替わりに投下。
スペシャルサンクス: ア●エ●ア● / ポ●リ●エ●ト / 田●亮

171 :
うああああああ超乙!GJ!
原作モヤモヤの先の希望が見えたぜ

172 :
・全くエロくないアホ小噺。日常ネタ。
・風早は大学生。友人らの証言内に間接登場。
----------------------------------------------------------------------------------

友人、吉田は言う。「風早は、あそこまで愛執の念を持てるならもう誇っていいと思う」
「グラビア雑誌なんて、一人暮らしの男の部屋にはあって当たり前で、もちろん風早も持ってるわけよ。
この話が出た時、女子から 『いやーっ!』 とか 『えー意外……』 とか声上がってたけど
風早にどんだけ夢見てんだっつーの。あいつはフツーにスケベだ。
ま、それは置いといて、グラビアな。
雑誌って、開きグセつくじゃん? よく見るページっつーか、よく使うページっつーか…。
で、遊びに行った時ふと思いついちゃって、テキトーに1冊拾って、テキトーに放り投げたんだけどさ、
どうなったと思う?」
思わせ振りに一旦話を切ると、吉田は軽く肩をすくめたあと続けた。
「そう、ご想像通りの顛末ですよ。意外性も何もあったモンじゃない、フツーの顛末ですよ。
パカーッと開いたページには、サラッサラのロングでつやっつやの真っ黒な髪のコが、シャツ1枚でバーン!
何度やってもシャツイチパカーッ! 黒髪バーン! 清楚なコがドーン! 毎回毎回同じ箇所。
『 おまえ… 完 全 に こ の ペ ー ジ だ ろ 』 っていう………ブフッ。
ほ、他の雑誌も…試してみたら、み、見事にぜーんぶ……黒髪ロングの、清楚系が…お出むかブッ……」
後はもう言葉にならず、腹を抱えて笑う吉田の姿があった。
何でそんなコトしたんだこの男―――そんなこっちの気持ちを察したのか、ケロリと答えてくれた。
「え? だって面白そうだったから! テンパったあいつ、からかい甲斐があるんだよ。
でも風早、最初は焦ってたのに最後は開き直って『ベタ惚れなりの事情があんだよ!』って叫んでた」
最後に涙を拭きながら吉田は言った。
「よく分かんねーけど、ありゃ三次元に持ち込んでるとみた。ほんと、ブレないよな、風早は」

友人、福田は言う。「風早って、酔った時の爆発力がシャレになんねーくせに基本ピュアなんだよ」
「野郎飲みしてたら元カノ話になって、風早が 『元カノいない』 とか言い出したの!
で、普段は自分のこと滅多に話さない奴だから、皆ここぞとばかりに喰い付いたわけ。
昔からモテてただろう男が、『爽子としか付き合ってない』 なんてぶっちゃけやがったから、何かスゲー
盛り上がっちゃって、酒ガンガン飲ませてベロンベロンにさせて……。あのノリ何だったんだろ」
思わせ振りに一旦話を切ると、福田は軽く首を捻ったあと続けた。
「『一人かよ、風早! 知ってるオンナ一人だけかよ!』とか『もっといろんな女とヤってると思ってた』
とか、みんな散々ツッコんだんだけどさ、風早の返しがまた……『抱き尽くしてないのに飽きるわけない』だの
『まだしてない体位あるから爽子とキワめる』だの、『あげねーかんな、ぜってーあげねーかんな!』だの
『俺だけが知ってる爽は〜ひ・と・り・じめ〜』だの、名言迷言の大サービス。いやぁ、酒って怖いねぇ」
呆れたように笑いつつも、どこか羨ましそうな福田の姿があった。
どんな心境で話してんだこの男―――そんなこっちの気持ちを察したのか、ニヤリと答えてくれた。

173 :

「俺、聞いたんだよね。 『俺ここ行ったことある』『私まだなんだけど誰と行ったの?』的な喧嘩も、
寝惚けて名前間違えちゃった失敗も無いのかって。そしたら即答、 『あるわけないだろ』 だってさ!
最終的にあいつ、『【 着 痩 せ 】ってゆ〜、チョ〜神様感謝な単語知ってるかぁ〜?』の一言後撃沈」
最後に大きく息をつきながら福田は言った。
「あの様子じゃ風早の経験人数、増えそうに無いな。―――と言う俺はゼロなんだけどね、あはは」

友人、池田は言う。「風早の、集中時の周りの見えなさは危険過ぎて恐怖を感じるね」
「珍しくあのカップル―――風早と爽ちゃんが学内カフェで喧嘩してたんだよ。
お互いムキになって声高に言い合ってんの。あまりに強烈で、内容覚えてるよ。確か……こんな感じ。
『風早くん、一回始めるとすっごく長いし、私が動かそうとすると呻くし…つ、疲れちゃった』
『爽子だって、もう一回って何度もおねだりしてきたじゃん! 俺眠たいって言ったのに……!』
『だって……したかったんだもん! 風早くんとしたかったんだもんっ!!』
『だからって一晩中はヒドくね? 俺もうクタクタ…』」
思わせ振りに一旦話を切ると、吉田は軽く脱力したあと続けた。
「もちろんオチはあるよ、どうしようもないオチがね。ほんと! マジで! どーしよーもねーオチが!!
後で分かったんだけど、二人は一晩中 【 将 棋 を 指 し て た 】 んだと…」
当時を思い出したらしく、少々げっそりした池田の姿があった。
よく細かく覚えてるなこの男―――そんなこっちの気持ちを察したのか、ボソリと答えてくれた。
「想像してみてよ。割と混んでるカフェ内で、【将棋】という単語が出てこないままのこのやり取り…。
あの時の、周りの人たちの何とも言い難い空気……ああ、表現しきれん! もう二度と体験したくねぇっ!
隣にいた福田が『童貞の俺にはキツイなー』って呟いてたけど、押しなべてキツイっつーの、ボケ」
最後に頷きながら池田は言った。
「いやー、風早のあの周りの見えなさはヤバイって。まぁ、爽ちゃんも大概だけどな…」

END
----------------------------------------------------------------------------------
『一回始めると(長考に入って)すっごく(対局時間が)長いし、私が(駒を)動かそうとすると呻くし…』
『もう一回(対局したい)って何度もおねだりしてきたじゃん! 俺眠たいって言ったのに……!』
『だって……(将棋を)したかったんだもん! 風早くんと(将棋を)したかったんだもんっ!!』
『だからって一晩中(の対局)はヒドくね? 俺もう(頭使い過ぎて)クタクタ…』
カフェでの風爽のやり取りはこういうコトですw
くだらない話ですみません。
爽子は実はそこそこたわわバディ、福田はジョーポジションという、どーでもいー設定w
悩み過ぎの傾向にある風早くんに、これっくらい明るくアホな大学生活を送ってほしくて投下。
吉田が語るところの風早くんは、前スレでツボったお話から浮かびました。ひとこと御礼をば。

174 :
>>172-173だけじゃあまりにもエロく無いので、>>168-170の続きをちょっと。
----------------------------------------------------------------------------------

風早が爽子の上からどこうとすると抱き締められ、もう少し待って、と整わない息で告げられた。
思わず頬が緩み、可愛いおでこに口づけてから押し潰さないよう身体をずらし、繋がったまま横向きになった。
そんな中、爽子が呟いた。
「…翔太くんの、大きいね」
「………」
……何というか、発言の破壊力が凄まじい。
二人で蕩けそうな時間を過ごした直後、しかもまだ風早は中に入ったままなのにこのセリフ。
昔なら顔が真っ赤になって声も乱れて、【あせり早取り乱し太】 になったかもしれないが、今はもう
燦然と輝くお付き合いの歴史、二人の日々がある。免疫は充分だし、少しはオトナにもなったと思う。
「……おおきい? 今?」
―――さっきまでの方が、断然『大き』かったよな…。
そんな疑問を浮かべつつ敢えて確認してみた風早だが、言葉に刺激されたのか早くも身体が反応し始めた。
―――あー…また大きくなりそう。替えないとヤバイ!
「ゴム、まだあったよね」
早速引き抜こうとした風早の動きと言葉に、爽子は何やらハッと気付いた様子だった。
「やっ…ちが、違うの! Tシャツ! お借りしたTシャツ!! …ですっ!」
「……」
「ヒジ、ヒジまでなの、私が着たら。しょ、翔太くんには半袖なのに…だし、長くて、太腿は隠れるし、だし……」
あの…おっきーなーと思ったの、と、顔だけじゃなく耳も首もピンクに染めてしどろもどろだ。
「翔太くんのア、アレは…ただ『大きい』って言うより、な、長くて太くて硬、く……――わーーーっっ!
いやっ…ダメッ!! ダメダメ! もうダメ、今のナシっ……! 絶対ナシ…う゛〜〜〜」
己の発言内容に衝撃を受け、爽子は風早の目から逃れようと必になった。
慌て過ぎて自分の顔を隠す事に思い至らず、見つめてくる視線を遮る為に風早の顔を両手で覆った。
「忘れて…」と涙ぐみながらぺたっと手のひらを押し付け、全身から湯気が出そうなほど体温を上げた。
恥ずかしがるそんな姿が可愛くて、風早はただ笑って爽子のしたいようにさせた。
―――こういうの堪んねぇって思うの、変? つーか、もう完全復活なんだけど気付いてんのかな。
爽子の中で質量が増し、図らずも言葉通りの―――長くて太くて硬い状態になった。
急いで身体を離して新しく付け替え、再び奥深くまで突き入れた。あまりの気持ちよさに思わず声が漏れる。
もうダメはこっちの台詞、そう思いながら円を描くように腰を回し、何度も強くこすり付けた。
「……なんか、一晩中ヤれそうな勢い」
風早が顔を近づけ爽子の唇の上で呟くと、彼女は何も言わず、ただきゅうっと瞼を閉じた。

END
----------------------------------------------------------------------------------
二人揃ってオカシな方向に……。すみません。

175 :
GJ!酔っ払い風早面白い。

176 :
HO

177 :
保守

178 :
保守

179 :
届け

180 :
この思い

181 :
どれだけ拒否られようとも

182 :
「ん、しょた、くん・・やだ・・」
「や、じゃないでしょ」
「ん・・も・・えっち」

っていう、二人をください。

183 :
「こういうの、イヤ? こんな俺…キライ?」
「そんなことないよ」
「じゃ、これは?」

っていう感じで、考えてみます。
期待せず気長にお待ちください。

184 :
初投下です。やってみたかった。
いろいろ中途半端でごめんなさい。


   +++++
「翔太くん、あの・・」
腕の中に閉じ込めた爽子が身じろぎしながら
遠慮がちに口を開く。
「ん?」
「シャワー・・借りてもいい?」
「んー・・・ちょっと待って、風呂沸かすよ」
ふにゃふにゃになってる爽子をベッドに残して
風呂場に向かう。
ざっと浴槽を流して
風呂に湯をためながら
さっきまでの幸せな事情を思い出して
顔が赤らむ。
まだ、慣れた、とは言い難い程
行為を重ねるのは指折り数えるほどで
いっぱいいっぱいの中でも
精一杯大事にしているつもりだけれど
今日は、なんか、たまらなくて
部屋について早々、求めてしまった。
シャワー浴びてから・・と、制止する声を無視して
貪り尽くすように、キスをして
身体を開かせた。
強引だったと思う。
まだ、爽子にとっては気持ちいいだけではないだろうその行為。
だけど、早く、俺だけのことしか考えられなくなるぐらい
とろけてほしくて
とろけて早く一つになりたくて
頭から、足の先まで
くまなく、愛して
おいしそうな胸の頂や
かわいいおへそや
俺を受け入れてくれる泉に
指や舌で、愛して、愛して。

185 :
「は、・ん・・・」
苦しそうにゆがむ顔。
伸ばされる、手を
背中に回してあげると
せがむようにぎゅっとつかんで
「しょ、たくん、おねがい・・」
初めて、爽子から、求められた。

つん、と立った胸の頂が触れて
俺の胸にぷにゅっと押しつぶされて
「いい?」
ときくと、こくこくうなずいてくれるから
避妊具を取り付けて
そのまま、あとは文字通り一つに。
十分に潤ったそこで
受け止められると、意識が飛びそうなほど気持ちがよくて
「は・・あ、あん、」
いつも控えめな爽子の声も
いつもより甘く響いてて
「きもち?」
って聞くと
うるんだ目で
「ん・・」
ぎりぎりまで抜いて
入れて
そんなことを繰り返して
いやらしい水音と
爽子の声にならない声だけが
暗い部屋の中で
甘く一つに溶け合った。

強引だったかな、って思うけど
行為を重ねるのも受け入れてくれるのも
初めてのことじゃないけど
こんな風に、二人で甘く溶け合えたのは
はじめてのような気がして
マジで幸せで、なんか、泣きそう。

186 :
ベッドに戻ると、俺のシャツを羽織った爽子が
「あ、ごめんね、借りちゃいました」
と軽くシャツをつまんで、俺を見上げる。
爽子のワンピースも下着も俺が脱がせてベッドの下に散らかったまま。
一番近くにあったシャツを慌てて着たんだろうけど
それがまた、めちゃくちゃこっちを煽ってることなんて
わかってないんだろうなー
「いいよ」
って平常心装いながら、冷蔵庫をあけて
ペットボトルのお茶を持ってベッドに戻る。
はい、と渡すと
ありがとう、と受け取って
シャツからちまっと出た
両手でこくこくと飲む姿もまたかわいい。

かわいいのに
シャツから除く鎖骨も
俺がつけまくったしるしも
伸びた足も
やばいぐらいに色っぽい。

隣にじっと座ってるなんてできなくて
思わずぎゅっと抱きしめれば
びっくっとするるからだ。
「もうすぐ、お風呂わくから」
「う、うん」
それまでこうしてていい?
って耳元できけば、こくんとうなずく爽子。
お茶をとりあげて
キスを交わすと
ひんやりとした舌が絡まる。
「湧いたら一緒に入ろうね」
俺の言葉に固まる爽子を強引に抱き上げて
風呂場に連れて行って
そのあと、お風呂でまた
仲良くする、


そのあとの話は想像におまかせします。おわり。

187 :
>>184-186
GJ!
仲良くすればいいよ!
ああ、すればいいさ!!
一緒に入るか入らないかで一モメしたり
浴室の灯りつけるか消すかで一モメしたり
「身体洗ったげるよ」と爽やかスマイルで言っても警戒されたり
盛り上がり過ぎて結局ベッドに舞い戻る羽目になったり…
思う存分イチャイチャしまくってください。

188 :
ありがとう。調子に乗ってちょっとだけ続きかけたから。
ちょびっとw

   +++
お風呂が沸く音がしたのは、そのあと間もなくのこと。
ゆるゆると抱きしめていた身体を離せば、今だ俺の言葉に硬直して赤くなってる爽子。
「あ、あの」
何か言われる前に、抱き上げる。
「わわっ!!」
「暴れると危ないよ。ちゃんとつかんでて」
慌てる爽子を、しれっとたしなめると
素直にぎゅっと首に抱きついてくれるからまた可愛い。
ほほをくすぐる髪とか、シャツ一枚隔てただけの体の柔らかさとか
片時も離したくないものが腕の中にあって、またどうにかなりそ。
お姫様抱っこで、狭い部屋を移動する。
浴室の前で、ゆっくりおろしてあげると
腕をつかんだまま、困ったように眉を下げて、
「あああ、あの、ほんとに・・・入るの?」
その顔を見れば
あぁー困ってるなぁーってわかるんだけど
ここでひいたら、この先、いつになったら
願いが叶うのかわからないし、そのタイミングを今後どう計ればいいのかもわからない。
だから、いつもだったら
爽子の願いはなんでもきいてあげたいって思うけど
今日は・・・だめ。
まだ、ひけない。

189 :
前髪をかきわけておでこに、かわいく見上げる瞼に
ピンク色のほっぺに、ちゅ、ちゅっとキスを落として
こつんとおでこをぶつける。
「うん、俺は入りたい」
ねだるように、顔を覗き込んで
「・・爽子は、嫌?」
嫌って、言わないで。
ずるい聞き方をしてるのはわかってるけど、爽子を逃がしたくなくて
一本一本左手の指を絡めてくと
困ったように眉を下げた爽子は
「い、嫌っていうか・・・」
―――・・・・恥ずかしいの。
小さく消え入りそうに、そういって俺の胸に顔をうずめる。
「うん、わかった」
右腕をそのまま頭に回す。
「じゃあ、いいよ。」
優しくそういうと、固まっていた身体がほっと力が抜けたようになるけど
「電気消す?」
また、びくりとして、え、え、っと慌てる爽子。
「だって、嫌なわけじゃないんでしょ?」
嫌じゃないなら、ひかない。
うん、っていうまで離してやらない。
「恥ずかしいなら早く慣れちゃったほうがいいよ?
 これから一緒に入ること多くなるんだから」
爽子が腕の中でうううと唸って、
観念した様に小さく絞り出す
「じゃあ・・電気、消して」
可愛いお願いに破顔して
爽子を腕の中から解放して、パチンと浴室の電気を落とす。
ついで、爽子のシャツも頭から抜き取って
手を引いて浴室に連れ込んだ。
ただ、一緒にお風呂に入りたかっただけ・・・なんだけど、ね。
あんまり可愛くて、お風呂でまた、仲良くしちゃうのも
しょうがない、はなし。

おわり。

190 :
お風呂いちゃラブ欲しい・・

191 :
初めて投下します。
携帯からなので、改行等おかしかったらすみません。
風爽です。高3くらいのイメージです。

192 :
「風早くん…DVD見ないの…?」
「いーよ。後で見たら」
「……っ…うん…」
俺の腕のなかで、黒沼が小さく動く。
今日はテスト最終日。午前中で学校が終わり、俺の家でゆっくりDVDを見る事にした。
ベッドを背もたれにして並んで座ったら、映画の内容なんか最初っから頭に入らなくて。
気が付けば黒沼をぎゅっと抱きしめ、キスをしていた。
キスはどんどん深くなる。
「っ…ん…」
小さな声を漏らす黒沼に煽られるように、舌を絡め、手は制服のボタンに手をかける。
おでこや瞼にキスを落としながら、彼女の服を脱がしていく。
黒沼をベッドに押し倒して、首に舌を這わせ、胸を手で包み込む。
「あっ…ん…」
一度身体を離し、黒沼が着ていたものを全て取り、全身にキスをする。
「…か…ぜはやくん」
潤んだ目で見つめられ、どんどん余裕を無くしていく。
また、唇にキスをして、足の間に手を伸ばし、敏感な所を優しく撫でる。
「まって…まって…」
構わずに続ける。
「ひぁっ…やっ…」
黒沼は枕に顔を半分埋め、シーツをぎゅっと握っている。
足の間に顔を埋めて口を寄せると、彼女が震えた。
「あっ、だ駄目!あっ…んっんっ…」
俺の髪をそっと掴み身体をもじもじと動かす。
「やぁん…あっ…だめ…」
続けていると黒沼の声が高くなり、俺の髪をぐしゃぐしゃと混ぜる。

193 :
彼女のそこは、もうしっかりと濡れていたので、自分の準備を済ませて、黒沼の顔を覗く。
「くろぬま?いい?」
ぎゅっと目をつぶって頷いたので、ゆっくりと彼女の中に入っていく
「……っ……」
あまりの気持ち良さに声が出た。
息を吐いて、自分を落ち着かせる。
それから、彼女を抱きしめ、揺らす。
「んっんっ…」
「黒沼っ!黒沼っ!」
「んっあぁっ…んっ」
ぎゅっと縋るように黒沼の腕に力が入る。
そんな彼女の行為にますます煽られ、動きが強くなる。
「風早くんっ…も、もう無理っ。駄目っ…あぁっ…」
「黒沼っ。こっち。俺を見て…」
黒沼のおでこに自分のおでこをつけ、じっと見る。
顔は赤くなっていて、そっと目を開けて、俺を見つめ返す。
「あ…もう…無理……やっ…むりぃ…」
黒沼は無理とか駄目って何度も言うけど、表情も身体も俺を求めてるようにしか見えなくて。
俺も、黒沼を離す事なんて出来なくて。
行為を続けていたら、回されていた手に力が入り
背中にピリッとした痛みが走った。

194 :
あ、終わりです。
なんか緊張した。

195 :
<<192-193の続きです。
エロくないですが。

ベッドが揺れる音で目が覚めた。
ぼんやりとした視線の先には広い背中に赤い傷。
すぐにその背中は白い布で覆われる。
しばらく眺めていると、風早くんの背中で彼がシャツを着た所だと気がつく。
まだ、ぼんやりしたまま視線を移すと、机にはペットボトル。テレビはDVDのメニュー画面になっている。
……あぁそうか、風早くんの家に来てたんだった……。
少しづつ頭の中がはっきりしてくる。
「あ、起きた?」
「…うん…」
風早くんは顔を覗き込んで、なんだか心配そうな顔をしている。
「温かい飲み物いれてくるけど、黒沼も飲む?」
「うん、ありがとう」
風早くんが一階へ降りていったので、その間に起きようとしたけれど。まだ怠くて、枕を抱えて横になる。
……DVDどんな内容だっけ?見たの最初の30分くらいかな……
そんな事をぼんやりと考えていたら風早くんが戻ってきた。
「黒沼、起きれる?」
「うん」
手を引かれて起き上がる。
制服は皺になるからと貸してくれたパーカーを着て、ベッドに腰掛けた。
「大丈夫?」
温かいミルクティーを手渡されながらきかれる。
「ん?大丈夫だよ??」
風早くんはほっとした顔になって、自分もマグカップに口をつける。

196 :
「そうだ。風早くん。背中に傷があったよ?引っ掻いたみたいなの。マルちゃんとじゃれて引っ掻かれた?」
何気なく疑問を口にすると、風早くんの顔が赤くなる。
「覚えてない?これ、黒沼が今したんだよ??」
「……私?!」
今?そんな傷が出来るぐらい掴んだの??え??
覚えが無くて、パニックになる。
「今日、俺、無茶したかな…?」
「無茶?」
「うん。黒沼さ、その…してる時さ…何度も無理って言ってたから…」
そんな事、言った気もする。
「あと、駄目とか嫌とか」
…そんな事も言った気がする…
「でも、止めらんなくて…嫌だった?」
さっきまでしてた事を徐々に思い出して、顔が赤くなる。
「あのね、今日はいつもと違って、辛かった…んと、違うな。無理というか、いっぱいいっぱいというか…」
「……うん」
「嫌じゃなかったよ。でも…限界って感じで…ただ必で…」
そうだ、それで風早くんの背中に縋り付いて。
「ごめんね。背中に傷つけて。」
風早くんを見るとさっきより真っ赤になっていて、手で口を押さえていた。

197 :
「いや、凄く嬉しい。」
「う、嬉しい?なんで?痛かったでしょ?」
「だって、気持ち良かったって事でしょ?」
………気持ち……えっ?…
「違う?」
風早くんが私を覗き込む様に見る。
そっかあの感覚はそういう事なのか。
「違わないです…」
恥ずかしくて小さく答える。
風早くんは私に腕をまわし、きつく抱きしめてくる。
「嬉しい。俺、すげー嬉しい。」
「嬉しいの?」
「うん。黒沼が気持ちいいって。」
風早くんは体を少し離して、おでこにキスをする。
「風早くんも?」
「え?」
「風早くんも気持ちいいの?」
頬に手が添えられ唇にもキスをされる。
「うん。無茶苦茶、いい。」
「なら、私も嬉しい…よ?」
キスが段々と深くなり、ベッドに押し倒される
「黒沼…」
名前を呼ばれただけなのに、彼が言いたい事が伝わってきて
私も同じ気持ちだったから、返事の代わりに、風早くんの頬にキスをした。
おわり

198 :
>>192-193>>195-197
GJ!
本物wの制服エッチは、この時期しかできないから
お二人さん、楽しんで!!
風早翔太18歳・背中に爪痕を残す男、か。
風早のくせにww

199 :
初めてここ見たけど、制服エッチか...
風早の家で、家族の留守のあいだに風呂まで使ってとか、
いまいちリアリティーに欠けるんだがなあ
夏休みで両親と弟が町内会旅行、風早だけ予備校のため
参加せず、みたいな設定を、せめて冒頭にさらりとして
おいたらいいと思うよ
それでも、もう「数回いたしている」ってのはどうだろ?
風早の母って専業じゃないの? そんな留守がちなのかな
冷や水を浴びせるようでごめん
ただ、親の目を盗んでというならそれなりの背徳感もある
だろうし、爽子の性格的に、そういうシチュエーションで
エッチするのをよしとしない気がしてね

200 :
>198
風早のくせにwwに吹いたw
風早のくせにwwけしからんのもっとくださいwww

201 :
>>188-189
GJ!
一緒に入るか入らないかで一モメしたり
浴室の灯りつけるか消すかで一モメしたり
のところ、妄想してた通りの情景が文章になってる〜!!
今日はとことん早攻めまくる太、元気だなぁw
下2行も妄想してたので、拙いながら書いてみました。

----------------------------------------------------------------------------------
>>184-186と丸々同じ設定。すみません、お借りしました。
>>188-189の続き。
 入浴手順が違い(風早:掛け湯後ザブン派 / 爽子:身体を洗った後入湯派)、少し話し合う。
 爽子が身体を洗ってる間、先に湯船に一人で浸かる風早。(この時点で既に想定外)
 湯から上がりシャンプーを手伝おうとするも「一旦お風呂に入るので…!」と拒否られる風早。
 仕方なく自分の身体と髪を洗い、遂に湯船でイチャイチャに挑もうとする風早。
 が、髪を洗うつもりの爽子が入れ違いに出ようとする。風早ピーンチ!
という場面からです。上の諸々は飛ばしました。

202 :
「いや、いーから! そのまま入ってていーから。て言うか、入ってて!」
出ようとする爽子を押し留め、急いで俺も湯船に入ろうとバスタブの縁近くに寄った。
恥ずかしがってこっちを見ようとしない爽子の態度を逆手に取り、わざと仁王立ちになった。
案の定顔も上げられず、爽子は俯いて膝を抱えた姿勢で浴槽の半分以上を空けてくれた。
―――どーだ! これじゃ湯船から出られまい!
そんなことを考えながら湯に足を入れた。
ゴメン爽子。俺いま、正常な判断できないんだ。必なんだよ。一緒に入りたいんだよ。

しばらくモゾモゾ動いた後にやっと体勢が落ち着き、思わずふぅーっと大きな息が出た。
現在、目の前に座っている爽子は俺に背を向けている。
俺は脚を広げた格好で後ろから彼女を挟み込んでギュ〜ッとハグ―――なんてのを
思い描いてたんだけど、爽子は俺の胸に倒れ込んで来てはくれなかった。
だからそれぞれ体育座り。
俺は一人膝を抱え、前方の彼女の背中を眺めるだけ。ただの整列。座った姿勢での整列。
まあ、いーんだけどね…。【一緒にお風呂】…うん、いーんだけど……。
いや、いやいやいや! いやいやいやいや、やっぱ違う。
遂にここまで辿り着いたけど、これじゃない感がハンパない。
爽子は緊張してるのか、背筋が強張ってガチガチなのが暗い中でも明らかだった。
俺は俺で、膝に彼女の背中がちょっと当たっただけで、下半身が昂ぶって仕方ない。
背中と胸をピターッとくっつけてのイチャイチャじゃれ合い、すげー楽しそうだけど
股間が主張し始めた今は、ギリギリ密着のこの状態の方がいいかもしれない。
でも……やっぱりその先を望む気持ちを捨てきれないんだよなぁ。
「その姿勢疲れない? 俺に凭れなよ」
「うっ…ううん。大丈夫……」
「でも」
「恥ずかしいから―――いいの、これで…」
あれ? けんもほろろってこのこと? どうしよう、彼女のガードが堅過ぎる。しかも
「…しょ、翔太くんは普通なのに……なんか、私ばっかり…ズルイ」
と、小さな声で恨めし気に抗議されてしまった。
暗闇に慣れた目には、片側に寄せて前に流した長い髪のお陰でくっきり現れたうなじが
ぽわーとピンクに染まっているのが分かった。
普通に見える? 爽子のことに関しては、いつもいっぱいいっぱいなんだけど。
こっち向いてくれたら、俺がどれだけ追い込まれてるか一目で分かるよ。

203 :
「…し、心臓はれつしそう」
俯いたままこっちを見てもくれない爽子にそんなこと言われてる間も、
向かい合うように座ったら、絶対胸をガン見しちゃうだろーなー…つか、したい
とか、距離全部なくしたい誘惑に勝てなくて、手足がついつい不埒な動きするかも!
とか、背後からギュッと抱きすくめるのもアリか……の前に、下半身暴発注意だな
とか、頭の中ではイロイロと夢が膨らんでいた。
でも、初心者の哀しさで余裕無い。
俺だって、全く恥ずかしくない訳じゃない。ただ一緒に風呂入りたい気持ちが勝っただけだ。
 【 裸を見られる羞恥心 < 裸を見たいスケベ心 】
なんだよ! 俺、ふつーにすけべだし!!
だけど、Hまで想定してるってことじゃない。
そりゃできたら嬉しいけど、お互い初めての状況だし、そこまでは望んでない。
大好きな彼女とイチャイチャしたいんだ。
酌んでほしい、このオトコゴコロ。
爽子に伝わるかなぁ……。

そんな想いを胸に秘めつつ、ちょっと距離を詰めてみた。
膝頭に置いてた手で湯をすくい、薄紅色の色っぽい首にかけていく。
爽子はピクリと肩を揺らしたけれど、何も言わなかった。
静かに何度も湯をかけた後、首筋から肩にかけてそっと撫でた。
上から下へ肩からうなじへ、ゆっくりと手を滑らせながら更に上体を寄せた。
ぶっちゃけこの接近決行は、股間の興奮がバレちゃっても構わず攻める不退転の覚悟だった。
今日はまだ引けない。と言うか、もう引かない。決の突撃。
よし、後ろから抱え込んで密着させる体勢、成功。
バレたかな? 引かれた? 気付いてない? スルーなの? どれなんだよ!
拒否の言葉が出て来ないのを励みに、次の一手を繰り出す。
脇の下から腕を回し、手のひらで胸を包み込んだ。
爽子がきつく膝を抱え込んでいたから、妙に狭く感じる空間を手探りで進んだ。
そんな中、もうガッツリ中指と薬指の間に乳首を挟んだ握り締め抑え込み状態に
持って行けた俺は、我ながら頑張ったと思う。
―――嫌がっては……ないよな。大丈夫だよな。
ドッドッドッと凄い音が聞こえるけれど、爽子の心臓なのか自分の脈なのか
もう訳が分からなかった。
そのまま手をずらし、膨らみを下から支えるように持ってみた。
力を込めたり緩めたり、ふにふにとした感触を楽しんだ。
「…あっ」
「痛い?」
「ううん……」

204 :
爽子の肩から少し力が抜け、気持ち良さを感じてくれたのか息遣いが速くなった。
指先でゆっくり円を描き、段々と小さな円にしながら頂に近づけていった。
最後にそっと先端をつまみ、弱めに引っ張ると甘い声が聞こえた。
慌てず優しく焦らすように触れ、爽子に快感を与えることのみ考えた。
うなじにかすめるだけのキスをし、耳たぶを齧った。
今度は思いっきり手を広げて鷲掴みにし、存分に揉みしだいて柔らかさを堪能。
…気持ちいい。楽しい。何だこの手触り。最高。
爽子も喘ぎを抑えきれなくなってきて、小さく身を震わせて反応を見せてくれた。
ますます力も抜けた様子で、くたりと身体を預けてきた。
そういえば、こんなにボリュームのある裸の胸に触れるのって、初めてかもしれない。
服着たままでふざけて触ったことは何度もあるけど、布が間に立ちはだかってるし、正直
その先のことを気にしてて、もちろんドキドキはするけどそこまで夢中ってことはなかった。
決めた。今度から、Hの時は座位もバックも騎乗位もガンガン取り入れていこう。
それらなら、こういう形の胸に触れるもんな……なんてことを考えた。
そもそも、裸の爽子を見る機会はベッドでしてる時だけだった。
しかも、数えられる程度の今までの経験ではいつも正常位や後側位だったから、何というか、
胸は広がっちゃって結構なだらかというか、起きてる時より割引きされてる感じというか
何より「コトの最中の彼氏」としては他の感覚に気を取られっぱなしなわけで
むにっとナマを鷲掴みはほとんど無い―――って、俺……
お湯の中の爽子自体、初めて見たんじゃん! 濡れ肌爽子に触れるの初めてじゃん!
この状況を改めて把握した途端、さっきからヤバくなってた下半身の暴走が加速した。
もうずっと勃ってたけど、更に大きくなって硬くなり、俺の広げた脚の間にすっぽりと
収まっている爽子に、容赦なく、隠し切れない程、説明不要な状態で当たっていた。
というか、完全に押し付けてしまっていた。
「えーと、その……うん。ゴメン…」
謝ると、爽子の耳が真っ赤になって、首筋の赤味もみるみるうちに増していった。
「……ううん、いいの」
何かもう今さらだけど、このままってのもアレなので、腰を引いて爽子から距離を取った。
愛しの彼女は相変わらず前を向いたまま。無言。……どうすりゃいいんだ、これ。
何とも言えない空気があたりに漂った。無音。……だからどうすりゃいいんだ、これ。

マ、マジでどうすればいい?
開き直ってこのまま迫る? 場所を変えて改めて迫る? あ、迫るの無し?
とにかく謝り倒す? 何も無かった振りってイケる? もっと身体を離すのも有り?
分かんねぇーっ! 俺には分かんねーよ!! みんなどうやって乗り切ってんだ?!
『初カノとのエッチ数回後に初お風呂』って、一気に目標上げすぎた?!
もっと身体を離す、は……とりあえず無理。
爽子の豊かな柔らかさを知った手が、ここから動きたがらない。
―――この後に及んでバカでゴメン。
―――悪気はないんだ。爽子を感じるとこうなるんだ。
―――さっきまで仲良くしてたけど、まだまだ仲良くしたいってことです。すみません。

205 :
そんな思いを込め、爽子の膨らみを握り込む両手にキュッと力を加えた。
温かなうなじにキスを落としてからそっと顔を埋めた。
甘い肌の香りで頭はクラクラ、身体はゾクゾク。ああもう、ノックアウト寸前。
情けないけど手が震えてるのが分かる。でもどうしようもない。止められない。
胸も苦しくなって、呼吸が浅く速くなるのを抑えられないまま息を吐き出した。

俺は何も言えなかった。
爽子も何も言わなかった。
ただ、爽子が静かに右手を背後に伸ばして来て、俺の昂ぶりにそっと触れた。
「ぐぅ」
思わず喉の奥から声が出て、ビクリと身体が震えた。
爽子が慌てて手を離した。
―――違う。
やめないで。嫌だったんじゃない。
急いで爽子の手を掴み、さっきまでの位置に引き戻した。
自分の手を添えつつ包み込むように握らせ、少し強めにこする動きを教えた。
爽子は俺に背を向けたままの格好だから、手を動かし難そうで、それがかえって
絶妙な刺激になり、更に俺を蕩けさせた。
今日、初めて爽子から『おねがい…』って求められた。
初めて一緒にお風呂にも入った。
そして遂に! 初めてアレに触ってくれた!!
嬉し過ぎて、ちょっと涙が出るかもしれない。
「一生忘れない日」リストに今日を追加しておこう。

急に積極的になった爽子に煽られ、拙いながらも献身的な手つきに追い立てられ、
限界はすぐやって来た。
「イ、イキそう…」
―――ヤベ、お湯!!
慌てて爽子の手を止めさせ、急いでバスタブから出た。
一人お湯の中にいる爽子の腕を思わず掴み、立ち上がらせた。
もう何も考えられなかった。
目の前の爽子のことで頭がいっぱいで、ただただ彼女を味わうことに集中した。
下半身はもうギリギリで、解放されたがってビクビクしていた。
最後の瞬間は少しでも爽子を感じたくて、水を求める砂漠の旅人のような必さで
頬を挟み、急いで唇を塞いだ。
下唇を吸って少し強めに噛んだ。気が急くあまり、いつもより乱暴になってしまった。
爽子が口を開けた。すぐに舌を滑り込ませ口の中の熱さを探った。

206 :
爽子の舌を俺のでなぞってからかうと、するりと絡めてきた。
もちろんこっちも応じる。
めいっぱいじゃれ合った後、少し退いたら追いかけて来た。
また絡めて捕まえ、ねっとりと吸いついて相手の勢いを削いだ。
暫くしたら逃げたから追いかけた。今度は爽子が吸い付いてきた。
何、このご褒美展開……なんて心の中でニヤつきながら反撃しようとしたら、
押し付けた舌先に軽く歯を立てられた。
思わず顔を引いた。
想像もしなかった彼女からのイタズラに、何も反応できなかった。
きっと俺、世にもマヌケな顔してたと思う。
爽子はそんな俺に恥ずかしげに微笑み、今度は左頬にちゅっと口づけると
俺の身体を引き寄せ、首に腕を巻き付けてきた。
「ずっと背中向けててごめんね……」
その瞬間、俺は呆気なく限界を迎えた。―――ああもう、完全ノックアウト。

立ちこめる湯気、俺の荒い息、放出後の気だるさや目の前の爽子の可愛らしさ、
戻ってきた色んな感覚を頭に収め直す中、思ったのは
―――もーいーよ俺、一生風呂住みで。
ってこと。
笑いたきゃ笑え。真剣にそう思ったんだよ。
あー、マジで風呂出たくねぇー。

END
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実は、【バスタブ縁の仁王立ちスタイル】が、かなりのディフェンス力だと発見し
心の片隅に小さくメモした風早。
一人暮らしっぽい部屋の割にはバスタブが広そうだけど、そこら辺は大目に見てくださいw
狭いサイズがよく分からなかった……。

>>184-186>>188-189、設定勝手にお借りしてすみません。
だいぶ風早くんが崩れちゃったなぁ…。
真面目だからもっとノーテンキになってもいいかも…との私の希望が入ってしまった。
長々と失礼しました。

207 :
>>206
風早のテンパり具合が絶妙www

208 :
>>206
本人ですが、ありがとうございます!
なんっていうか、ありがとうございます!!!www
夢みたいだ!めっちゃ楽しかった!!w
あいつ幸せだな!
ずっとお風呂に住めばいい!!ww

209 :
ラストがけっこう不完全燃焼だったし、このまま風呂住みになっても爽子さんがのぼせそうなので。
一部の言葉、>>208とカブッちゃいましたが、言わせたかったので敢えてそのままですw
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すさまじい快感だった。
腰から広がる甘い痺れに、頭の中の何もかもが吹っ飛んだ。
今改めてこの言葉を使おう。というか、使ってもいい状況じゃね?
『夢 み た い だ』
うん、本当に、夢のような時間だった。
これは……ヤバイ、色々とヤバイ。気持ち良すぎてヤバイ。
爽子のお陰でちょっと落ち着いた。でも、本当に 「ちょっと」 だった。
呆れることに俺は治まりきれなくて、急き立てるように爽子にシャンプーを勧め、二人で浴室から出た。

ねえ爽子、この後の展開分かってる?
俺はね、まだまだ君が足りなくて、もっともっと欲しくて、これから心ゆくまで
貪り尽くしたいと考えてるんだ。
ベッドに直行しようか、それともここでこのまま抱こうか―――そんなことを考えてるんだ。
自分がこんなだってこと、知らなかったよ。
暗闇の脱衣所で、爽子がバスタオルを身体に巻いている気配がした。
次はきっと、濡れた長い髪を乾かそうと、もう1枚のタオルを手に奮闘するつもりだろう。
頭を少し傾けて、髪を片側に寄せてタオルでポンポンと挟むアレ、やんのかな?
その後は器用に巻き付けて、落ち着くまでちょっと一息。
俺だけが見れる、風呂上りの解けた雰囲気……いつもとはちょっと違う爽子。
結構好きなんだよ、髪の濡れた姿。色っぽいんだよな。
―――よし。
この後現れる爽子で、ベッドでするか脱衣所か決める。
鎖骨に水滴を光らせてこっちを見つめる艶やかな爽子なら、ここ。
頬をほてらせて伏し目がちに立ってる愛らしい爽子なら、向こう。
どっちにしろ仲良くするのは変わらないから、そこはもう諦めてもらおう。
わざとガシガシ頭を拭きながら、俺は何気無い様子で声を掛けた。
「爽子、電気つけていーい?」

END
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DOTCHの爽子SHOW、如何に。
もう止まらない風早。一緒にお風呂で浮かれまくる風早。色々と残念過ぎる風早。
一方、いきなりスイッチ入った爽子。よく分かんないけどやり遂げた爽子。
そして、まだまだ解放されそうにない爽子。
この妄想話の風早くんはすぐに自由に動いてくれるので、書いてても楽しかったです。
実は、風早がバスタブから出てキスした後も、ひたすらイチャコライチャコラしておりました。
最後までヤるどころか、一通りのコトをしそうな勢いだったので省略強制昇天。
後悔はしていないw

210 :
風早ww
面白いー!!

211 :
よくわかんないけどやり遂げた爽子に
まだまだ解放されそうにない爽子www
おかしいっ!おもしろかったありがとう!!!
ひたすらいちゃこらも欲しいけどw
風早、強欲だなw

212 :
無くなった母の服を無理やり着せられる徹
や、やめろよ親父!
こうしてると…本当にそっくりだな…(太ももを軽く触る)
そして着せた服を再び脱がせる龍父
徹「あっあっやめっ…あっあっああっ!」
龍パパン「徹…徹…!(ギシッギシッギシッ)」
それを目撃してしまう龍
龍父「おにぎりやるから向こういってろ」

これをもとに龍父×徹の話を作ってくださいお願いします

213 :
・風早×爽子(風早目線)
・大学生で多分二人とも一人暮らし
です。
     *****
今日は、俺の部屋に爽子が泊まりに来る事になっていた。
バイトが終わり、携帯を確認すると【お部屋で待ってるね】と爽子からのメール。
急いで部屋に戻り、ドアを開けると爽子はベッドに座って雑誌を読んでいて。
「爽子?ただいま!」
声を掛けると爽子は凄い勢いで雑誌を閉じて、鞄の横に置く。
「お、お帰りなさい!」
ん?なんか様子が?
「ただいま。どしたの?顔赤いよ?」
「大丈夫!大丈夫だから!」
いや、明らかに大丈夫じゃなさそうだけど?
爽子の隣に座ると、耳まで赤くなった。
「熱?」
おでこに手をあてると、爽子の体がびくっと揺れた。
「爽子?」
「風早くん…」
俺をみつめる目が潤んで、甘い顔になる。
おでこに当てていた手を頬にするりと滑らすと、爽子は手の方に顔を傾けて、目をそっと閉じた。
あれ?今日はなんか…
急にそんな雰囲気なって驚いたけど、その甘い顔に抗える訳無く。
彼女にキスをして、そのままベッドに押し倒した。
瞼や頬にキスをしてから、唇にキスをする
触れるようなキスを何度もしてから、深いキス。
舌で唇をなぞり、舌と舌を絡めあわせる。
「…ふっ…んんぅ…」
爽子から声が漏れる。
その声ごと吸い取るように深く深く、くちづける。
服の上から胸を触り、舌を耳に這わせる。
服のボタンを外し、首や肩にも舌を這わせると、爽子の甘い香がして…
「あ、あの…シャワー…シャワーしてきていいかな?」
俺の肩を軽く押して、真っ赤な顔のまま、こちらを伺う様に見る。
そんな、可愛い顔されたら離したくないんだけど…
自分もバイトで汗まみれになってた事を思い出し、頬にちゅっとキスをして体を離す。
「俺、汗まみれだから、先にいい?」先にシャワーさせて貰う。
ほんとはシャワーからあがってきた爽子を見て、我慢できる自信ないからだけど。
シャワーからあがり、入れ代わりで、爽子も浴室に入って行った。

214 :
頭を拭きながら、ベッドに座ると、さっき爽子が読んでた雑誌が目に入る。
それは、爽子が時々買ってる雑誌で、手に取ってパラパラとめくってると。
『彼とあなたの相性は?』
というページがあって、手を止める。
占いかと思ったら、それは身体の相性の事で。その後も『セックス体験談』とか、今月号の特集みたいだった。
そっか、帰ってきた時、爽子がおかしかったのは、これ読んでたからかな?
ページをめくると、色々な体位のイラストが載っていた。
へぇー。女の人の雑誌でも結構な内容書いてあるんだなぁ…男の雑誌と違うのはイラストって所か?
…そういや、俺と爽子は正常位ばっかりだよな…まだ、お互い馴れてないけど、そろそろ…
そんな事を考えてたら、爽子が浴室から出てきた。
   ******

「あっ…ん……」
爽子の体を充分に溶かしてから、爽子の中に入る。
キスをしながら体を揺する。
「んっんっんっ…」
俺の動きに合わせるように短く息を吐く。
「はぁっ…あぁ…」
擦りつけるように腰を動かすと、爽子は俺に足を絡めて、ぎゅっと抱きついてきた。
最初の頃に比べたら、反応が良くなって、積極的になってきたよな…俺も余裕でてきたと思うし。
さっきの雑誌のイラストを思い出す。
・・・・試してみようかな。
爽子の身体をひっくり返して、腰をグイッと持ち上げる。
「きゃっ!やっ…」
突然の事にびっくりして爽子は小さな悲鳴をあげる。
後ろから覆いかぶさり、爽子の耳に口を寄せる。
「このまま、いい?」
耳をぺろりと舐めてからキスをする。
爽子は俺の顔をちらっと見て、小さな声で
「……いいよ…」
と言ってくれた。

215 :
爽子は枕を掴んで、そこに顔を埋めていた。
背中に黒い艶やかな髪がかかっていて、爽子が少し動いたら、髪が横に流れて、白い背中が顕になる
膝をついてお尻をあげているから、背中から腰のラインがなだらかな曲線を描いていて…
うっわ…これは、やばい。やばいよ。
爽子の色っぽい姿に心拍数があがる。
彼女の腰を持って、ゆっくりと沈み込む。
いつもと違う刺激に慣れるまで、目をぎゅっと閉じる。
「さわ…だ…いじょぶ…?」
「…うん…」
爽子が頷いたのを確認してから、動き出す。
「あっ…んー…」
爽子は耳も首も背中も真っ赤にして、強く枕を掴んでいる。
俺は、いつもと違う感覚と刺激的な爽子の姿に、頭が痺れるぐらい、興奮していた。
彼女の腰を持って、打ちつける。
「んぅっ………」
「さわこっ…ん…」
「あっ…あっ…」
爽子は気持ちいいのか腰をくねらす。
「さわ…気持ちいいの?」
「…うん。……」
爽子が感じてる様子に動きが激しくなる。
「か…風早くん…まって…んっ…まって…」
「…待てない」
気持ちよくって止まれそうもない。
「ん〜〜お願い…」
爽子が苦しそうな声を出したので、なんとか動きを止める。
興奮し過ぎて動きがきつくなってたかも…

216 :
「ごめん、きつい?」
「大丈夫…そーじゃないの」
爽子は枕から顔をあげて、俺の方を見る。
俺も体を離して、爽子の顔を覗き込む。

「…風早くんが離れてるのが寂しいの……」
爽子が俺の手に手を絡める。
「だからっ…抱きしめて…………して?…」

真っ赤になって、目に涙を溜めておねだりするその顔は、さっきの後ろ姿より色っぽくて、刺激的で…
「…うん…」
おねだり通り、ぎゅうっと抱きしめて、彼女と繋がった。

     ******

「あの雑誌見てたから顔赤かったの?」
後始末も済ませて、爽子の横に寝転んで、気になってた事を聞いてみた。
「雑誌…?」
「うん。俺帰ってきた時、読んでたでしょ?」
「あっ!あれは…」
思い出したのか、爽子がいきなりもじもじ、しだした。
あーとかうーとか言わなきゃだめかな?とか独り言の後、俺の方をちらちら見ながら、小さな声で教えてくれた。
「あのね、嫌だったえっちの体験談が載っててね…」
「うん」
「私は、嫌だった事って無くて、風早くんに大事にされてるんだなって思ったら…」
「思ったら?」
爽子の声がどんどん小さくなったので、爽子の口に耳を寄せる。
彼女から囁かれた言葉に、俺の理性はすっかり吹き飛ばされてしまった。

・・・・早く、早く、抱いて欲しくなったの・・・・
終わり。
お粗末様でした。

217 :
神が降臨してるっ(涙)
ありがとう!>>213

218 :
その後の展開が・・・

『もぉ・・・そんなこと言ったら・・・しらねーよ?』
「え?」
『もう一回してもいい?』
「え、ええ?」
『大事にするから』
「・・・・・うん///」
しか思い浮かばないw

219 :
>>172-173の 【風早翔太という男】 の続きです。
・全くエロくないアホ小噺。日常ネタ。暇つぶしにでも。
・風早は大学生。友人らの証言内に間接登場。
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友人、原は言う。「風早は一回太ればいいと思う。完全に嫉妬だけど、デブってデブってデブりまくれ」
「【彼女の手料理】の話題になった時、森が『風邪ひいたらリポDで飯炊かれた…』とグチったんだけど
みんな続々と俺なんか俺なんかで、結構な奴がヤバイもん食わされそうになってたんだよね。
なのにあいつ―――風早! 何故か 【食べ切れない量のナス消費法】 を出してきやがった!!」
腹立たしそうに一旦話を切ると、原は続けた。
「大量のナスが手に入ったとかで、以下、風早の美味そうだけどムカつく報告な。
『爽子がトルコ風ムサカ? とかいうヤツ作ってくれた。超おいしかった!! 煮浸しもサイコー。
茄子入りキーマカレーや特製味噌の茄子田楽、挽肉挟み揚げや本格派の麻婆茄子も忘れずメニュー入ってたし、
爽子の料理すっげーおいしー。―――あ、茄子って、結構色んな料理に使えるのな』
だと。……基本、トンデモ料理話の出し合いなんだよ。何フツーに彼女自慢してくれてんの」
少し悔し気な原は、砂を噛んだような表情で大きく息をついた。
相当羨ましいんだな―――そんなこっちの気持ちに気付きもせず、原は更に続けた。
「当然、『何だその充実っぷり』 『とんだグルメライフじゃねーか』って大ブーイング。一斉に太れコール。
ただ、福田だけは『レシピ見てぇなー!』ってテンション高かった。あいつ…料理好きだもんな……」
最後に原は言った。
「例え太ったって、彼女特製の美味しいダイエットメニューで戻すんだよな。あーマジで太れ」

*

友人、菅は言う。「風早に困惑させられる……。あいつ、無駄に女子力つけてねぇか?」
「この前風早が『団子作るのが早くなった!』って一人悦に入ってたから、料理に目覚めたのかと思いきや
彼女の髪の方だった……。もうそこからオカシかったけど、まとめ髪のアレンジも習得したとかで
どんどん訳分からん方向へ話が行くんだよ。何なんだアレ、雑誌の特集記事でも丸暗記してんのか?」
空を仰いで一旦話を切ると、菅は続けた。
「ふと軽い気持ちでロングが好みなのか聞いたらさ、『長さより、触れられる特権』って……あいつ―――
静かに笑って言いやがった!  し か も 真 顔 で。 何なんだアレ!!
男の所有欲やらを滲ませつつ、彼氏の主張欲もチラリと覗かせたNOハニカミFULLスマイル、何なんだアレ。
この年齢であの微笑…ヤバイだろ。どこ向かってんだよ! 何目指してんだよ!」

220 :
 
投げやりな態度の菅は、咳払いをして気持ちを落ち着かせようとした。
そんなに苛立たしいんだな―――そんなこっちの気持ちに気付きもせず、菅は更に続けた。
「あいつの買い物メモも、異世界だった。 【豆板ジャン / メイク落としジェル / クッキングシート】
……いやいやいや、それ女子の買い物だから! 頼まれた物だろうけど、女子になってるから!
挙句の果てに『あ、昨日ペディキュア落とした時、リムーバー少なかったな……』とか呟いてた。
大体な、ペディキュアって何だよ、足のマニキュアじゃ駄目なのかよ。同じだろ?
男子校上がりで女きょうだい無しの俺には縁遠い分野なんだよ。未知の領域過ぎてポカーンなんだよ。
理解出来ない単語を繰り出してくんじゃねぇ。つーか、女子力磨くにも程がある」
最後に菅は言った。
「しによん・ばれった・そっかんとっぷこーと―――ダメだ、呪文にしか聞こえねー」

*

友人、岸は言う。「カラオケでの風早の選曲センスがとんでもないことになってるわ。彼女の影響が強すぎる」
「みんなでカラオケ行ったら、風早が 『練習させてくれ!』 って真剣な顔で頼むんだよな。
何事かと思ったら、まさかまさかの 【居酒屋】 ……。知ってる? 昭和のデュエット曲。
―――うん、微妙な空気になったけどさ、『銀恋は押さえた! 爽子と歌う次の曲覚えたい!』 って
必だから、俺……木の実ナナになったよ。…うん、まあ、何とかこなしたさ。微妙な空気だったけど。
いや、【居酒屋】はいいんだ、【居酒屋】は。問題はその後」
呆れ気味に一旦話を切ると、岸は続けた。
「続いて飛び出したのが 【3年目の浮気】 【カナダからの手紙】 【別れても好きな人】 でさ、
それらって何て言うか……歌われてる世界観とか歌詞内容が独特じゃん? で、誰だったかな…福田か。
福田が歌詞を見て、迂闊にも『浮気でモメてー北米まで離れてー結局別れてー、ってか?』
『仲がどんどん壊れてる』 『破局に向かってるな!』ってサラッとツッコんだから、もう大惨事。
『ちげーよっっ…!!』ってすげー剣幕で猛否定する割には、お悩み相談室臨時開設。深刻さがパねぇ」
困惑しきった様子の岸は、眉間にシワを寄せながら俯いた。
受け止めきれないんだな―――そんなこっちの気持ちに気付きもせず、岸は更に続けた。
「選曲に隠れた意図がありそうで怖い、ピリオドを匂わされてるとしたらどーすりゃいーんだ、だってさ。
『今ちょうど3年目なんだよ、何だよあの歌、怖えーよ。浮気なんて、するはずないのに…』らしいわ」
最後に岸は言った。
「この前【天城越え】を歌い上げたあの彼女だぞ? 別れを切り出される心配より、自分の命の心配しろ」

END
----------------------------------------------------------------------------------
「誰かに盗られるくらいなら あなたをしていいですか」 な感じで保守代わりに投下。
本誌でも爽子が「人を呪わば〜穴二つ〜〜」と歌ってますが、ここでも不穏な歌詞ですみませんw
そして福田の存在が便利なことに気が付いたw
正統派エロを書ける方を尊敬します。
では、よいクリスマスを〜。

221 :
面白かったですwwありがとー!!

222 :
乙です!
風早安定の爽子バカw
笑わせていただきましたw
桜色のペディキュア塗ったり
リムーバーで綺麗にしたり
ヤスリかけたり
保湿クリームでマッサージしたり
好き放題やらかして…ムカつくw

223 :
この風早には
乳首にリップクリームを塗るとプルプル乳首になるって
入れ知恵したくなる

224 :
投下します
・風早×爽子
・高校生ですが経験済み
     ************
「か…ぜはやくん…ドキドキして、苦しいよ…」
俺の部屋でベッドに座る黒沼を後ろから抱きしめる。
今日は俺の部屋に来るとすぐに、黒沼をベッドに座らせて、抱きしめた。
いつもは、課題をしてからとかお茶をしてから、キスしたり抱きしめたりするけど、いきなり抱きしめたのは初めてかも。
それだけ今日は黒沼に触れたくて我慢できなかった。
黒沼の髪に顔を埋めて、大きく息をする。
「ふっ…んぅ……」
たったそれだけの事なのに黒沼が甘い声を出した。
「黒沼、気持ちいいの?」
自分の出した声にびっくりしたのか、口を手で覆い真っ赤な顔で首を横に振る。
首をぺろりと舐めて、制服のボタンを外して胸を揉む。
「!っ…んぁ…」
ぶるっと震えて、また甘い声。
……いつもより反応がいい?
ブラをずらして胸の先を触ると震えが大きくなった。
今日はただでさえ興奮してるのに、反応が良い黒沼に煽られる。
足を少し開かせてスカートをめくり、下着の中に手を入れる。
「やっ…あぁ…」
黒沼のそこはもうしっかり潤っていて、俺の指に絡み付く。
「黒沼。もう濡れてる。」
「〜〜恥ずかしいから…言わないで…」
黒沼は下を向いて俺の腕をぎゅっと掴む。
「俺、もう我慢できない…」
黒沼をベッドに押し倒し、キスをして服を脱がしていく。
自分の準備をして、足を掴んで黒沼の中に入る。
「痛かったらごめん」
「だい…じょうぶ…んんっ」
「動くよ」
ぐいっと奥までいれて、ゆっくり動きだす。

225 :
「あっ!あぁ…」
黒沼の口から声が漏れて、俺にしがみつく。
「かーちゃん店にいるから、声駄目…」
口を口で覆って舌を絡める。
「ん……」
目をきつく閉じて、声にならない声を出す。
俺はもう夢中で、黒沼を抱きしめ、舌を絡めながら腰を動かした。
「んっ…んぅ」
口を塞いでるから、苦しそうな息が漏れ、しがみつく腕に力が篭る。
「くろぬまっ…」
角度を少しづつ変えて、黒沼の気持ちいい所を探る。
「んー!んんっ!」
苦しそうな顔になったので口を離す。
「も…だめ…」
小さな声で漏らし、痙攣した様に震えて俺の胸に顔を埋めて
「や…いやぁ…」
と言って、しがみつく腕が俺の体から滑り落ちた。
黒沼のナカがきゅっと締まって、俺を刺激する。
頭が真っ白になって、奥へ突き上げて吐き出した。

口を離して、息を整えてから体を離す。
頬に軽くキスしてから、体を起こして、自分の後片付けをする。
…したんだけど。
………全然、元気なんだけど!
黒沼をちらっと見ると、ごそごそして、下着とか探してる。
もう一回とか駄目?
そう思いながら見てたら、俺の視線に気が付いたのか
「どうしたの??」とか聞いてくる。
その顔が可愛いくて、更に元気になる。
いいや、もう言っちゃえ。
「黒沼、あのさ。もう一回したいんだけど」
もっと違う言い方あるだろうけど、余裕なくて、そのまま言う。
あー格好悪いな。
黒沼は目を見開いて、固まっている。
…駄目かな、やっぱ。
しばらくの沈黙の後、赤い顔でこくりと頷く。
やった!心の中でガッツポーズして、黒沼を押し倒す。
「無理してごめん。止まんない…」
「いいの!私も同じ事、思って……」
黒沼はそこまで言うと、はっとして黙った。
「…………ナンデモナイデス。」
顔だけでなく、全身を赤くして、目を逸らしながらぎくしゃくと呟く黒沼が可愛いくって、笑みが零れた。

226 :2013/01/03
END忘れてた。
終わりですー。
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