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2012年07月世界史295: ★☆★イスラーム史総合スレ  その4★☆★ (350) TOP カテ一覧 スレ一覧 2ch元 削除依頼
世界史上最高の君主 (214)
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★☆★イスラーム史総合スレ  その4★☆★


1 :11/04 〜 最終レス :12/07
イスラーム世界の歴史について語るスレッドです。
前スレ
★☆★イスラーム史総合スレ  その3★☆★
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/whis/1289735509/

2 :
過去ログ
イスラーム史総合スレ
http://academy4.2ch.net/test/read.cgi/whis/1007890822/
http://mimizun.com/log/2ch/whis/1007890822/
イスラーム史総合スレ その2
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/whis/1128158512/
http://mimizun.com/log/2ch/whis/1128158512/

3 :
スレ立て乙です。
以下、関連スレ並べます。
【香料から】アラビア半島の歴史【原油まで】
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/whis/1110041173/
史的ムハンマド(彼の上に平安あれ)の実像に迫る!
http://academy4.2ch.net/test/read.cgi/whis/1060530135/
ウマイヤ朝って・・・・
http://academy4.2ch.net/test/read.cgi/whis/1089632478/
アル=アンダルス史〜イスラム統治下のイベリア
http://academy5.2ch.net/test/read.cgi/whis/1117383572/
アッバース朝
http://academy4.2ch.net/test/read.cgi/whis/1013461725/
バグダードの円城について
http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/whis/1106841531/
   ハールーン=アッー=ラシード 
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/whis/1210132238/
アッバース家のカリフ=日本の天皇
http://academy4.2ch.net/test/read.cgi/whis/1140959572/
中世アラビアの生活
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/whis/1079366492/

4 :
マルコ=ポーロ イブン=バットゥータ 鄭和
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/whis/1214129345/
サラディンとクルド族
http://mentai.2ch.net/whis/kako/1012/10124/1012458023.html
マムルーク軍団のウホッ情報求ム
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/whis/1114320028/
メフメト2世は何故ビザンツ帝国を滅ぼしたのか?
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/whis/1218875699/
オスマン帝国とウィーン包囲
http://mentai.2ch.net/whis/kako/1013/10138/1013879746.html
※※ハプスブルグ VS オスマントルコ※※
http://mentai.2ch.net/whis/kako/1004/10040/1004077018.html
ササン朝滅亡〜モンゴル侵入前夜のイラン
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/whis/1155224692/
サファヴィー朝を語るスレッド
http://mentai.2ch.net/whis/kako/1008/10084/1008428214.html
イル汗国崩壊〜サファヴィー朝成立期のイラン
http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/whis/1033482388/
イラン近現代史
http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/whis/1088521961/

5 :
中東問題について
http://mentai.2ch.net/whis/kako/997/997391220.html
■中東戦争について教えてください■
http://mentai.2ch.net/whis/kako/1000/10008/1000809756.html
サッダーム・フセイン
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/whis/1170777020/
トルコのEU加盟の可能性はあるのだろうか?
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/whis/1202572644/
トルコ共和国ってさ
http://mentai.2ch.net/whis/kako/987/987871402.html
トルコの歴史
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/whis/1124980232/
アラブ諸国が発展するためにはどうすればいいか?
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/whis/1184577551/
アラブ諸国が発展するためにはどうしたらいいのかU
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/whis/1193837473/
アラブ諸国が発展するためにはどうしたらいいのかV
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/whis/1199867160/
アラブ諸国が発展するためにはどうしたらいいのかW
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/whis/1208961439/
なぜイスラム教文化圏は欧州に負けたんだ?
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/whis/1006593370/
中東が西洋に勝てなかったのは宗教のせい?
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/whis/1056647548/
アラブ人の黒人差別の歴史
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/whis/1224387862/
中東・北アフリカ近現代史
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/whis/1297336647/
ムスリムが増えて欧州国家オワタって言うヤツは
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/whis/1296467537/
ヨーロッパを侵略するイスラム移民を応援するスレ
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/whis/1297857822/

6 :
オスマン朝・オスマン帝国(04)
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/whis/1293719080/
■オスマン・トルコの歴史■
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/whis/1293690693/
オスマン朝・オスマン帝国(03)
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/whis/1234609506/
オスマン朝・オスマン帝国(02)
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/whis/1160847288/
オスマン朝
http://academy4.2ch.net/test/read.cgi/whis/1008047030/
ムガル帝国最強じゃね?
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/whis/1292086395/
ロシア帝国vsオスマン帝国
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/whis/1286800549/
西欧人とアラブ人の植民地統治の違いについて
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/whis/1292845099/

7 :
ティムール帝国
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/whis/1292470336/

8 :
神聖ブリタニア帝国第99代皇帝ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア

9 :
>>1スレ立て乙。

10 :
>>3
アッバース家のカリフ=日本の天皇
http://academy4.2ch.net/test/read.cgi/whis/1140959572/
>1 世界@名無史さん 2006/02/26(日) 22:12:52 0
>
>創生期には権勢を極めるものの(cfハールーン・アッラシード、聖武天皇)
>次第に台頭した勢力に飼い殺しにされる(マムルーク朝時代カイロ城の最上階に
>幽閉されたカリフ=江戸時代に御所の内裏に幽閉された天皇)
これって無理あるよな。そうなのか?こういう理解が通るの?

11 :
西洋史ではローマ教皇=天皇とされることが多いけどな。

12 :
前スレの
>>998
この件は僕も「えっ」と思った。ただ、彼の著作は過激なんだけど、
結構分かりやすい面もあって、たまに使えたりもするんだよなぁ。
>>999
中国では唐の時代に大秦寺が建てられてるし、モンゴルでは、
トオリル(後の王・ハン)とかが信仰してたよ、ネストリウス派を。

13 :
>>10
イスラーム史におけるカリフとスルタンの関係を日本史に、
おける天皇と将軍の関係に置き換えるのは良く聞くけどね。

14 :
>>13
カリフ(ハリーファ)とスルターンの関係は、西欧における教皇と皇帝、
日本における天皇と将軍の関係と対比されることが多いが、
イスラーム国家の理解としては、つぎのような相違点に留意する必要がある。
第一に、イスラームの国家(ウンマ)概念は、そもそも、宗教と政治、
聖と俗、教会組織と国家というような二分法をとっていないこと。
第二に、カリフがムハンマドから受け継いだのは政治的権限だけであり、
宗教の教義にかんする決定権はもたず、それはウンマの全体、
実際にはウラマーの合意に委ねられており、イスラームの国家観念からすれば、
カリフは軍人のスルターンやアミールにたいして、
自らが保持していた統治権を委ねたのであり、権威の源泉はカリフにあったこと。
三浦徹
「東アラブ世界の変容」
佐藤次高編『西アジア史T―アラブ』(新版世界各国史8) 山川出版社 2002年

15 :
ネストリウス派キリスト教徒いうと、モンゴル圏ではナウマン部族がよく侵攻していて
プレスタージョン伝説の起源になったとかいうな。

16 :
オスマン帝国とサファヴィー朝

17 :
ケレイト王国は1007年にウイグル商人のツテでネストリウス派に改宗している。
若きテムジンを保護したトグリル・カン(オン・カン)の親父はクルチャクス(聖キリアクスから)、
祖父はマルクズ(聖マルコから)という洗礼名で、オン・カンの姪のソルカクタニ・ベキはモンケとクビライの母になった。
ナイマンがネストリウス派になったのは1100年頃らしい。
プレスター・ジョン伝説の元になった情報は、1141年にサマルカンドでセルジューク朝のスルタン・サンジャルの軍を
カラ・キタイ(西遼)の耶律大石が撃破したという史実だが、当時のカラ・キタイは仏教やマニ教を信仰していた。
当時ムスリムと戦っていたキリスト教徒を勇気づけるため「東方にムスリムと戦う巨大なキリスト教徒の国がある」
との偽書簡が作られ、欧州に流布したというのが伝説の始まり。その後一時はモンゴル帝国と結び付けられたが、
マルコ・ポーロは「Mスに倒されたキリスト教徒のオン・カンこそプレスター・ジョンだった」とも伝えている。

18 :
杉山正明(笑)

19 :
ようするにけレイトとナウマンでは100年ほど伝播に差があるということか。 

20 :
前スレでオマーンの歴史の話が出ていたけど明石書店あたりで出している
「世界の歴史教科書」シリーズでオマーンは出せないかね?コスタリカとか
ブータンとかマイナーどころも出ているし。オツガイも言っていたけどオマーンは
テーマとしては面白いと思う。

21 :
>>20
あのシリーズはチョイスが良く分からないね。最初は中国と、
韓国ばかりかと思ったら、コスタリカみたいなマイナーな国も、
出てる。中韓の他には、東南アジアや中南米やヨーロッパが、
多いね。オマーンも出てくれないかな。あのシリーズで中東は、
今のところイランしか出てないね。しかも歴史教科書じゃなくて、
イランの宗教の教科書だった。まぁあれはあれで結構興味深く、
読めたけど。とにかく、オマーンの歴史書は何か出て欲しいね。

22 :
出版社は面白い面白くないで出しているのではありません。

23 :
>>20
>>21
歴史教科書シリーズは当たりはずれがあるぞw
ブータンは確かに日本語で初のブータン史かもしれないけど
話が前後に飛んでいてワンチュク朝のことがメインで古代中世は
断片的な書かれ方しかしていない。
スレチになるがブータンは中世は宗派の割拠、そして17世紀以降は
神権国家になりワンチュク朝が成立。その過程が書かれていない。
当たりはコスタリカ。これもスレチになるんだろうけど植民地前から
順序立てて現代まできれいにまとまっている。
オマーンも歴史教科書シリーズで出ても外れたら意味がないよ。

24 :
>>22
出版社が売れるかどうかで出してるのは分かるけど、
明石書店はコスタリカやブータンとかマイナーな国も、
出してるからなぁ。そこら辺出すならオマーンも出して、
良いじゃないかと、個人的には思わなくもない。
>>23
歴史教科書シリーズで当たり外れがあるっていうのは、
ようはその国の教科書がつまらないってことだからね。
個人的には中国やポーランドなど、その国の歴史観や、
イデオロギーが露骨に表れてる教科書は当たりだと、
思う。このスレ的にはイランだけど、イランのもわりと、
良かった。まぁ本当は教科書に政治的イデオロギーを、
交えて書くのは良くないんだろうけど僕みたいな第三者が、
読む分にはそういうほうが面白い。僕は逆にタイとかは、
当たり障りのない内容過ぎて微妙だった。タイ史の部分が、
薄くて大部分が簡単な世界史の話だったし。

25 :
>>20
出版社の中の人がが元々いわゆるプロ市民系の思想の持ち主で、中韓やコスタリカ大好き人間だからです。
Amazonで著者らの他の著書をみてみると一目瞭然。
>>22
偏向しているところはchoice時点でかなり意図的なもの

26 :
元々、明石書店のルールがこんな感じ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%8E%E7%9F%B3%E6%9B%B8%E5%BA%97

27 :
元々、明石書店のルーツがこんな感じ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%8E%E7%9F%B3%E6%9B%B8%E5%BA%97

28 :
有用な本ならそれでええやん、出版社がどうであれ

29 :
>>28
まぁ、そうだね。個人的には世界の教科書シリーズは、
外れもあるけど、全体的には当たりが多いから好きだ。

30 :
>>17
18世紀にカルムイクとしてロシア方面に現れたトルグート族は
岡田英弘さんがケレイト王国の後身とか書いてたけど
その頃にはもうチベット仏教徒になってたみたいですね。
今ではカルムイキヤは「欧州唯一の仏教国」で有名になってる。

31 :
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%AB%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%A4%E3%83%AA%E3%83%A5%E3%83%A0%E3%82%B8%E3%83%BC%E3%83%8E%E3%83%95
この人世界有数の富豪でもあるらしい。 宇宙人に攫われた!と変なこというおっさんでもあるけど

32 :
>>12>>17>>30
中東のネストリウス派はアッシリア教会と呼ばれ、
その信徒はアッシリア人と呼ばれる(古代のアッシリアとは関係しない)。
アッシリア教会の中で、16世紀末以降の教会合同運動(ユーニエット)によって
ローマ教皇の権威を認めたものはカルデア教会という。

33 :
>>32
アッシリア人って中東の少数民族の中でもものすごいマイナーな、
存在な気がするなぁ。同じキリスト教徒でもエジプトのコプト教徒や、
レバノンのマロン派なんかはそれなりに海外でも取り上げられるのに。

34 :
>>32
オスマン帝国ではカルデア教会のミッレトが1845年に認められた。
W.A.Wigram,
『The Assyrians and Their Neighbours』 New Jersey: Gorgias Press, 2002

35 :
>>34
結構近代なのか。まぁそもそもミッレトという言葉は前近代オスマン帝国では、
あまり使われてなかったと鈴木董氏が言ってたしね。マイナーな宗派だから、
そんなに不思議でもないかな。近代になり西欧列強が中東のキリスト教徒に、
関心を持つようになったことが背景にあるような気もするけどそこら辺はまだ、
断定はできないや。ていうか、アルメニアの影が濃くてあまり目立ってないけど、
オスマン帝国ってアッシリア人も同じように迫害・虐殺して問題になってるよね。

36 :
1845年が近代か近世かは結構議論がわかれるとおもうけどなあ。
日本の近代が1868-70年ぐらいだとするとトルコはいつぐらいが近代になっていたと考えてる?

37 :
>>36
一般的に非西欧地域における近代はウェスタン・インパクトを区切りとするのが、
普通だと思うから、オスマン帝国の場合だとナポレオンのエジプト遠征辺りから、
近代とすれば良いんじゃないの。そういう概説書も結構あるし。1845年だったら、
ギュルハネ勅令でタンジマート(オスマン帝国の近代化)がすでに始まってるしね。

38 :
>>36-37
オスマン帝国の「近代」の開始については、
18世紀末のセリム3世の時期からとするのが最近の通説のようだ。
・鈴木董
 『イスラムの家からバベルの塔へ―オスマン帝国における諸民族の統合と共存』
 リブロポート 1993年
・鈴木董
 『オスマン帝国の解体―文化世界と国民国家』
 筑摩書房 2000年
・新井政美
 『トルコ近現代史―イスラム国家から国民国家へ』
 みすず書房 2001年
などを参照。

39 :
>>38
エジプト遠征の彼の治世、彼の時代からオスマン帝国も本格的な、
近代化政策(ニザーム・ジェディードなど)を始めるようになった訳だからね。

40 :
>>39誤字訂正
誤)エジプト遠征の彼の治世、
正)エジプト遠征も彼の治世、

41 :
イスラム教で輪廻転生を信じているところもあるようですが、
イスラム教と輪廻転生が習合してしまうのだったら、
もう少し近代思想と習合して近代化ができそうな気がする
するのですが?
いががなものですかねぇ

42 :
それ、カザフスタンとかキルギスみたいなとこでしょ。
もともと大乗仏教の素地があるところに
現地語訳のクルアーンが導入されているし
宗教指導者がおらず、シャーマニズムも混入されているでしょう。

43 :
>>41
トルコにおいて一部のウラマーが国内における世俗主義を、
イスラムの教義的に考えても正しいと言ってるみたいだよ。
これは近代思想と合わさったと言えるんじゃないかな?後、
近代的な汎アラブ主義にイスラムが利用されたのもそれに、
近いかも。ナショナリズムの高揚は近代化に繋がるからね。

44 :
「中東革命」発端の警官、無罪に=焼身青年平手打ち疑惑―チュニジア
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110420-00000087-jij-int

45 :
>>43
1858年に公布されたオスマン帝国の刑法は、フランス1810年刑法のトルコ語訳を基本とし、
これを「タアズィール」(裁判官の裁量に任された刑罰)として法典化したものだが、
草案は、イスラーム法の最高権威シェイヒュルイスラムのもとへ送付されて、
若干の条項をつけ加えた上で成立している。
近代になると、オスマン帝国では新しい裁判機関や教育機関がつくられるが、
そこで判事や教師をつとめたのはウラマーたちであることが多かった。
新しい学校でも、文学などの伝統的な科目の教師にはウラマーが動員されることがあり、
総じてウラマーは、新たな体制を批判するより、むしろその体制に取り込まれ、
そこに自らの居場所を見いだすことが多かったようだ。
・新井政美
 『オスマン帝国はなぜ崩壊したのか』 青土社 2009年
・秋葉淳
 「オスマン帝国近代におけるウラマー制度の再編」
 『日本中東学会年報』13号 1998年
・田村真奈
 「オスマン帝国における師範学校の制度的発展と近代国民教育」
 『お茶の水史学』51号 2008年

46 :
>>45
トルコの近代化っていうのは、政教分離などのせいで宗教を排除した、
近代化というイメージが強いけどどっちかというとウラマーたちを体制に、
取り込むことで統制することによる近代化なんだよね。現在のトルコの、
政治もそんな感じだし。宗務庁というのがあってそこで国内のウラマーを、
統制してる感じ。こういうのはオスマン帝国時代からそうだったんだろうね。

47 :
オツガイ ◆EAbyJft1LY 荒し
http://www.google.co.jp/search?sourceid=navclient&hl=ja&ie=UTF-8&rlz=1T4ADBF_jaJP272JP273&q=%e3%82%aa%e3%83%84%e3%82%ac%e3%82%a4+%e2%97%86EAbyJft1LY%e3%80%80%e8%8d%92%e3%81%97

48 :
革命端緒の事件で無罪 チュニジアの警察官
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110420/mds11042022160008-n1.htm
「中東革命」発端の警官、無罪に=焼身青年平手打ち疑惑−チュニジア
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201104/2011042000576

49 :
近々イランに旅行に行くのですがイランについての本でおすすめあります?
ペルセポリスとマシュハド楽しみです!

50 :
ビンラディンが殺されたそうだけど、
イスラム史で取り上げるのが適当な人物かね?
この人、コーランもまともに読んでいないと想像できるし、
宗教的人物として扱うよりも
連合赤軍の系列の人として扱うべきかも知れないが?

51 :
ビンラディンに つ菊

52 :
おい、ビンラディンがついにアメリカの手によって殺されたらしいな。
おまえらイスラム史厨的にはどう解釈するの?

53 :
>>52
イスラムにカミカゼの思想を植えつけたと
解釈するな
カミカゼ→連合赤軍→自爆テロ

54 :
ビンラディン死亡と聞いて

55 :
>>50-54
現代に関心のある人はこっちでお願いします。
中東・北アフリカ近現代史
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/whis/1297336647/

56 :
>>49
イランのモスクについては次の図書を参考に。
羽田正『モスクが語るイスラム史』 中央公論社 1994年

57 :
>>56
羽田正氏はもうこういうイラン史を取り扱った著書を書く気はないのかな?
「イスラーム世界の創造」以降はグローバル・ヒストリー的な分野ばかり、
書いてるからつい気になった。まぁそれはそれで良いと思うし彼が自著で、
述べてたイスラーム世界という概念への疑問はうなずける点もあるので、
分からなくはないんだけど、イラン近世史を研究してる日本人は貴重な、
気がするから少し残念だなぁと思ってしまう。とは言え、僕は彼の新しい、
研究分野も面白いと思ってるんだけどね。イラン史も少しは書いて欲しい。

58 :
>>49>>57
イラン近世史については、
樺山紘一他編『イスラーム・環インド洋世界』(岩波講座世界歴史14) 岩波書店 2000年。
近世イスラーム史を扱うこの本には、イラン関係の論文が多く収録されている。
近藤信彰論文はペルシア語文学を、深見奈緒子論文は建築を扱っている。
絨毯については、
坂本勉『ペルシア絨毯の道―モノが語る社会史』 山川出版社 2003年。

59 :
>>58
なるほど、ありがとう。確かに岩波講座のはイラン関係の論文が結構あったね。
坂本勉氏のほうはイラン史じゃなくてペルシャ絨毯についての著書だったけど、
それなりに面白かった。イランに旅行に行くのだったら確かに読むべきかもね。

60 :
>>49
マシュハドについては、
守川知子「サファヴィー朝支配下の聖地マシュハド
 ―十六世紀イランにおけるシーア派都市の変容」『史林』80巻2号 1997年
イスファハーンについては、
羽田正編著『シャルダン『イスファハーン誌』研究―17世紀イスラム圏都市の肖像』
 東京大学出版会 1996年
坂本勉「イスラーム都市の市場空間とイスファハーン」
 佐藤次高・岸本美緒編『市場の地域史』(地域の世界史9) 山川出版社 1999年

61 :
あげ

62 :
>>58
ペルシア語文学については、最近出た次の本も参照。
森本一夫編
『ペルシア語が結んだ世界―もうひとつのユーラシア史』
 北海道大学出版会 2009年。
この本で扱うペルシア語文化圏は、東は中国から西はクリミアにまで及ぶ。

63 :
よく、ペルシア文学はサファヴィー朝以降に衰退していったって言うけどさ、
そもそも文学の衰退って具体的に言うと、どういう事なんだろ?
その後も、ペルシアでは宮廷詩人とかは登場してるし・・・。

64 :
>>63
詩以外の文学作品について言えば、
ガージャール朝時代には、旅行記や小説などの散文には優れた作品があるし。
ガージャール朝時代の旅行記については、
守川知子『シーア派聖地参詣の研究』 京都大学学術出版会 2007年。
杉田英明『日本人の中東発見』 東京大学出版会 1995年。

65 :
>文学の衰退って具体的に言うと、どういう事
まんねりになって独創性がなくなること。
イランには今でも詩の愛好家は大勢います。

66 :
>>63-65
近代には、
学校教育制度の普及、新聞や演劇などの新しい情報媒体の出現があるが、
これらは、小説などの新しい文学のジャンルを普及させるのに貢献している。
「イスラーム世界の文学が近代には衰退した」というのは、
勝手な思い込みに過ぎないと思うが。

67 :
http://www.tube555.com/tube-watch/1355506/asian-guy-white-girl-interracial--scene-.html

68 :
>>32-35
中東というと、ムスリムばかりに目がいきがちですが、
中東のキリスト教徒について知るのに良い本は何かありませんか?

69 :
>>68
探してみたら、「中東キリスト教の歴史」というそのまんまのタイトルの本が、
あった。僕自身は読んでないのでどれぐらい詳しいのかは分からないけど。

70 :
イラクのキリスト教徒といえばアッシリア人だな。
あの古代民族のアイディンティーが現在ではキリスト教徒であることらしいが。
イラクには古代の多神教を信じる小数民族がまだのこっているらしい。
イスラム教って、僧侶階級を否定したはずなのに、ウラマーやらイマームやらが
他の宗教の僧侶以上にでかい面してるよね?
ありゃ何故なんだろ?

71 :
ファーティマとアリーの子孫がイマームの始まり
本願寺の世襲みたいなもの?

72 :
ファーティマはカトリックの聖地と関係あるの?

73 :
>>70
アッシリア人は中東のキリスト教徒の中でもかなりマイナーなほうに入るね。
クルド人が自分たちはメディア人の末裔であるという説を出したりエジプトの、
コプト正教徒が儀礼などでエジプト語(コプト語)を使ったりと、あそこら辺の、
少数民族は古代オリエントの民族とのつながりを強調しがちな傾向にあると、
思う。アッシリア人もそのパターンかなという気がする。まぁただの推測だけど。
イマームはシーア派のほうだからまたちょっと違うけど、ウラマーの権限は、
同時代のキリスト教の聖職者とかと比べて特にでかいというほとでもないでしょ。
まぁ、僧侶階級を否定したって、人間社会なんだから宗教におけるそのような、
階級が出てくるのはある程度は不可抗力だと思うよ。イスラームとか関わらず。

74 :
>>72
ポルトガルの聖地のことを言ってるのかな?ファーティマというのは、
イスラーム圏では良くある女性名で、ポルトガルはイスラーム国に、
支配されてたから、その時の影響でそういう地名になったんじゃないの。
まぁ詳しくは知らないけど。

75 :
ファーティマはムハンマドの娘
アリーはムハンマドの女婿の人名である。

76 :
>>75
そうだね。だからファーティマはイスラーム圏では昔から良くある、
女性名になってるよ。ポルトガルのファティマもその関係だと思う。

77 :
ファティマ(Fátima)は、ポルトガルの都市。1917年に起こったとされる、ファティマの聖母の出現と呼ばれる宗教的幻視によって著名である。
ファティマは面積71 km² 人口およそ10,000人の町で、オポルトから187km南部、リスボンから123km北部のポルトガル中央部に位置する。
元来は小さな農村の町であったが、現在はローマ・カトリックの巡礼者を中心に国際的な巡礼地として知られる。
ファティマの名前は、アラビア語の女性名ファーティマ(Fāţimah, アラビア語表記: فاطمة )に由来する。
ムーア人の姫ファティマがレコンキスタの最中にキリスト教国側に捕らえられ、洗礼を受けキリスト教徒となり、
1158年にオウレン伯と結婚したという伝説がこの地に伝わっている。

78 :
このオツカイとかいう人は、1次資料が読める訳でもないのに、あちこちで学者気取りなのですね?

79 :
ポルトガルのファティマは、この地にいたムーア人の姫君ファーティマに由来する。
彼女はレコンキスタの最中にキリスト教徒に捕らえられたが、洗礼を受けてキリスト教徒となり、
1158年にオウレン伯と結婚したという。これは伝説ではあるが、まあそんなふうなことがあったのだろう。
アッシリア人は近代まで長らく「シリア人」と呼ばれており、言語もシリアで使われたアラム語。
「アッシリア東方教会」は、5世紀半ばにシリアのエデッサからニシビスに亡命したネストリウス派のこと。
20世紀になってオスマン帝国やアラブやクルドから迫害されまくり、欧米に離散していったが、
民族主義に目覚めて「古代アッシリア帝国の末裔だ」と言い出したらしい。

80 :
>>77>>79
やっぱりイスラーム圏のファーティマと関連性があるのね。
ポルトガルのファティマ自体はキリスト教の聖地だけど。

81 :
>>70
ウラマーはイスラム法学者
コーランとシャリーアを解釈する学者であって僧侶ではない

82 :
>>81
イスラームは、教義の上では僧侶階級というのを否定してるから、
ウラマーというのは単にイスラーム学に関して詳しい学者を漠然と、
指してるに過ぎないんだよね。ただし、オスマン帝国ではウラマーに、
なるには試験などを受けてちゃんと国家に認められなければならず、
そういう意味では聖職者に近いかも。これは政教一致というよりは、
宗教を中央政府の管理下に治めようという意図のほうが大きいね。
このような宗教政策は現在のトルコにおいても少し共通してる。

83 :
ウラマーはちょうど「儒者」のようなもの。

84 :
そうだな儒者に近い
あくまでも学者であって僧侶じゃない

85 :
ウラマーのほかにスーフィー、サーレフ、シャリーフ、ワリー、フキーなどが
存在するが、どれも「僧侶」じゃないよな

86 :
>>81-85
イスラームでは聖職者を否定しているが、
ロシア帝国では、1788年にエカチェリーナ2世が、ウファにムスリム宗務協議会を設置し、
そこを中心にして、各地の宗教指導者(ムッラー)を組織化して社会に秩序をもたらす政策が採られた。
帝国の法律は、正教会の理解に基づいて、教会を中心とする教区や聖職者といった用語でムスリムの共同体を規定し、
ヴォルガ・ウラル地域のムスリム自身も、金曜モスクを中心とする共同体をマハッラと呼ぶようになった。
中央アジアでは、マハッラが居住地区に基づく共同体であり、モスクが副次的なのとは異なっている。
ヴォルガ・ウラル地域のムスリムは、ムッラーを「聖職者」とも呼んでおり、
帝政末期に彼らは、「イスラームに聖職者はいるのか」という論争を起こしたくらいだが、
このときもクルアーンやハディースを引きながら聖職者の存在を肯定する論者がいた。
長縄宣博「ロシア帝国のムスリムにとっての制度・地域・越境―タタール人の場合」
 宇山智彦編『講座スラブ・ユーラシア学第2巻 地域認識論―多民族空間の構造と表象』
 講談社 2008年。

87 :
イスラム世界の周縁地域の話だな
アラブ世界には僧侶なんていない

88 :
建前だけで、実際には僧侶だろ

89 :
スーフィーは、「行者様」であって
聖職者でも僧侶でもなく、シャーマンに近い。

90 :
>>84だよな。
そもそも、アラビア語のアーレム(学者)の複数形がウラマーだからな。

91 :
>>68-70
中東のキリスト教徒、ユダヤ教徒については、次の文献を参照。
菅瀬晶子『新月の夜も十字架は輝く―中東のキリスト教徒』(イスラームを知る6)
 山川出版社 2010年。
松田俊道『聖カテリーナ修道院文書の歴史的研究』 中央大学出版部 2010年。
深沢克己編『ユーラシア諸宗教の関係史論』 勉誠出版 2010年。所収の以下の論文
宮武志郎「オスマン帝国とユダヤ教徒」、
黒木英充「オスマン帝国におけるギリシア・カトリックのミッレト成立
 ―重層的環境における摩擦と変容」、
田村愛理「漂着聖女信仰とユダヤ教徒―チュニジア、ジェルバ島の事例から」

92 :
コーランに直接禁酒とは書いてないんだけど
何時から本格的にダメってことになったんだろ

93 :
段階は踏んだけど
禁酒については食卓編90〜91節で「忌み嫌われる悪魔の業」と呼んで
「これを避けなさい」と言っている
雌牛編219節でも、「益もある。だがその罪は、益よりも大である」と述べている
啓示の時期だけど、この2編はヒジュラ以降とされているから
政治組織として発展していく段階で禁酒が定められた
どれだけ本格的だったかは、ウマイヤ朝のカリフたちが離宮で隠れて飲酒していたから、
一般的には禁酒が当然守るべき規範として受け取られていたんだろう

94 :
>>93
×禁酒については食卓編〜
○飲酒については食卓編〜

95 :
カザフスタンやキルギスでは禁酒になった時代が全くないよ。

96 :
サファヴィーのイスマイル1世も愛飲してたよな

97 :
コーヒーも「イスラム法に反する」として長らく禁令が出されていたが
庶民はあまり気にしなかったようだ

98 :
結構イスラーム圏では禁酒がそこまで厳密に守られてないからね。向こうの、
詩なんかを読むと酒を飲んでる場面が割りとあるし、オスマン帝国スルタンの、
セリム2世なんかは大酒飲みとして有名だし、バーブルとかも酒好きだからね。

99 :
「ルバイヤート」を忘れては困る

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