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2012年4月軍事127: ミッドウェー海戦の戦犯を決めるスレッド (304) TOP カテ一覧 スレ一覧 2ch元 削除依頼
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ミッドウェー海戦の戦犯を決めるスレッド


1 :12/04/11 〜 最終レス :12/04/23
誰も悪くないとか、みんなが悪かったとか、
そんなヌルイ話はどうでもいい!
悪いのはコイツだっていう戦犯を決めるスレッドです。

2 :
ミッドウェー作戦を考えた奴

3 :
連合艦隊司令長官 山本五十六
機動部隊指揮官 南雲忠一
参謀長 草鹿龍之介
航空参謀 源田実

4 :
とりあえず>>1かな
>>1は最悪だよね

5 :
「原因」を追及して欠点を改められるアメリカ、
「戦犯」探しで終わり、根本的な欠点は放置される日本。

6 :
南雲かな

7 :
作戦を立てたのは源田だから、
悪いのは源田か

8 :
ヨークタウンを沈めなかった原為一が
一番悪い

9 :
原因
 暗号を頻繁に変えなかったために
暗号解読を許してしまった
 作戦の目的がハッキリしていない
敵空母が主目的なのかミッドウェー島が主目的なのか不明朗
 空母間の距離が近過ぎて芋蔓式に沈められた
空母直衛の戦闘機の遣り繰りと配置が杜撰だった事も被害の拡大を招いた
 レーダーの軽視
これはこの作戦に限ったわけじゃないけどね

10 :
作戦の目的を米機動部隊の撃滅に絞っていれば、
ミッドウェー島の第2次攻撃のための兵装転換がいらなかったよな。

11 :
>>10
米艦隊の所在場所および動向を全く掴んでない以上、それは不可能
源田実の著書においてミッドウェー作戦が事前に悟られ米側が満をじして待ち構えているという展開を
軍令部、連合艦隊司令部の誰一人として想定してなかったし検討しようともしなかったと本人は指摘している

12 :
ど素人の南雲以外にはあるまい。

13 :
>>11
スマン、源田実ではなく淵田美津雄の著書

14 :
第2段階作戦案として、海軍側の出したインド洋制圧作戦、その取っ掛かりとしてセイロン島攻略作戦を
東条英機が拒否して、ミッドウエー作戦をGF司令部が軍令部に上げたけど一度却下。
東京初空襲の過剰反応として哨戒地点の前進ということで海軍と陸軍が一致してアリューシャン作戦と
セットにすることによりミッドウエー作戦が復活。
開戦前に第2段階作戦をどうするか決めてなかった大本営の責任だな。

15 :
お女学院でいいんだよ

16 :
>>15
どこにあんだ?

17 :
責任はすべて山本五十六長官にある。
敗因はまた別の問題ですが。

18 :
巨砲主義の南雲に機動部隊任せても意味無し。
「なんで南雲なんだよ」

19 :
ハンモックナンバーで決まってるから

20 :
1 名無しさんにズームイン! [] Date:2012/03/28(水) 08:28:15.02 ?ID:NWYs/2ZP Be:
 やらなけゃいけない
 電○の各局への圧力が半端ないんです
 昨日、一昨日前田AKB卒業ネタやった情報番組全てが前田AKB卒業ネタ中の毎分で視聴率がダダ下がりしました。
 各局本音では毎分視聴率ダダ下がりするこのネタははやりたくなかったけど原子力村以上に電○からの圧力が凄いんです
ブーム捏造、枕営業、自社買い、サクラの動員そして
AKBの捏造ブームのために税金が大量に使われている証拠がこちら
やっと気付いた「AKBに電通が絡んでる」ではなく「AKBの正体が電通」な件 その122
http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1332925336/
テレビの捏造ブームに騙されるな

21 :
山本の責任は別格なので置いといて
やっぱり南雲だよな
前日に哨戒機に発見され、奇襲攻撃が
成立しない状況で108機の大部隊を繰り出す
神経を疑う

22 :
南雲は機動部隊の用兵を知らないから。
神経疑うより、南雲に機動部隊任せた奴の責任。
機動部隊任された南雲も無責任馬鹿。

23 :
>>18
南雲長官は水雷屋さんじゃなかったっけ?

24 :
南雲もダメだが補佐する参謀も酷いかったわけで
索敵機もダメダメだったしな米空母の索敵に失敗したのが一番痛かった。

25 :
水雷の南雲を任命した奴もくそ
年功序列の観念つよすぎ

26 :
>>24
索敵を巡洋艦搭載機のみに任せたのも悪かった
空母に沢山飛行機積んでいるのだから
巡洋艦搭載機が故障して索敵網に穴が開いたら手当て位出来たはず

27 :
>>26
加賀と赤城からも一応、索敵機は出ている
数段索敵を行わなかったのは海軍は伝統的に攻撃に重点を置き索敵自体を疎んじる傾向にあって
高性能の索敵機の開発を行わなかった(勿論、予算の都合もあったのだろうが)
そういった事により索敵搭乗員は戦闘機乗り達よりは一段下にみられ優秀な索敵員を輩出しにくい環境にあった
現実問題として索敵機が機位を失し母艦へ帰りつけなくなるケースが頻発しており
その度に無線方位で母艦は誘導しなければならないという習性が
ミッドウェーにおいて潜在意識として索敵を躊躇するという結果になったとも言われている

28 :
>>2>>4>>5がこのスレの全てであり結論だろう
だいたい戦争犯罪じゃないのに戦犯だの言い出すとか
全ての責任は>>1にある
従って早急にスレ削除依頼を要求する

29 :
>>28
そんなの、>>1で事前に意見表明してるよ。

30 :
戦犯って言葉は間違いだろ

31 :
                        
                       
                           ____________,r'"[`ヽ
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   _i!,.k、    匸{=ュ T ̄             r'´ `ヽ       <_      ヽ、_>
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  ` -  ,j     | Lュ i! _,..  - ― --  _- 、、_ヽ _ _,,. '- ‐ '''' "" ̄   /  ``' ー '
    l! ヽ _ __ 厂r_ 、´          `` ィr''´ ̄<敵春厨および栗田∀艦隊を発見
.     |!     '-ー''´_\            ヽ    これより攻撃隊の誘導を開始する
      |l!        ` ̄ ̄\    ,. ‐ ―- 、 ヽ          /  
.      |l,!              \   ゝ、 _  _ _) ヽ       / 
                 ーー―\           ヽ    /
                      ヽ、         ノ    /
                         ` ー--‐ '' "   / 
                                 /

32 :
[MI作戦の作戦目的] (『戦史叢書(43)ミッドウェー海戦』p92)
「ミッドウェー」島作戦に関する陸海軍中央協定
一、作戦目的
「ミッドウェー」島ヲ攻略シ、同方面ヨリ来襲スル敵国艦隊ノ機動ヲ封止シ、兼ネテ我ガ作戦基地ヲ推進スルニ在リ
二 略
三、作戦方針(1〜3は略)
 4、海軍ハ有力ナル部隊ヲ以テ攻略作戦ヲ支援擁護スルト共ニ、反撃ノ為出撃シ来ルコトアルベキ敵艦隊ヲ捕捉撃滅ス
第一機動部隊の任務は「ミッドウェー島航空兵力の無力化」と「米空母部隊の捕捉撃滅」です。

33 :
[MI作戦の作戦日程] (『戦史叢書(43)ミッドウェー海戦』p164)
5月27日(N−11日)第一機動部隊、柱島を出撃
6月4日(N−3日)第二機動部隊、ダッチハーバー空襲
           攻略部隊(輸送船団)、敵哨戒圏(600浬)内に突入
6月5日(N−2日)第一機動部隊、黎明にミッドウェーの北西250浬付近に進出し、ミッドウェー攻撃隊を
           発進させて同島を奇襲し、所在の敵機、防備施設等を撃滅する。
           情況により同日再度ミッドウェーを攻撃することがある。
           索敵はミッドウェー付近の広範囲を行い、警戒を厳にする。
           ミッドウェー島攻撃の間、母艦搭載機の半数は敵艦隊の出現に備えて艦上待機を行う。
6月6日(N−1日)第一機動部隊、敵情に変化なければ敵艦隊の出撃に備えつつ、ミッドウェー島攻撃を続行
6月7日(N日)  攻略部隊、上陸開始
           第一機動部隊、敵情に変化なければ敵艦隊の出撃に備えつつ、ミッドウェー上陸作戦に
           協力の後、同島北方400浬付近に進出し、敵艦隊の出現に備う
           同島の基地使用可能の報を得ば、各空母に搭載中の基地航空部隊の戦闘機を同島に
           進出させる
6月14日(N+7日)爾後、N+7日まで付近海面を機宜行動し敵艦隊の出現に備え、N+7日以後、
            命により同海面を離れトラックに向かう
(註)第一機動部隊のミッドウェー島空襲は、当初N−3日の予定だったが、出撃が遅れたためN−2日となった。

34 :
[ミッドウェー海戦戦闘経過](6月5日三空母被弾まで)日本時間
(日出0152時・日没1543時)
0130 第一次攻撃隊発艦(指揮:友永丈市大尉)零戦36・艦爆36・艦攻36(計108機)
     上空警戒機・索敵機も発進(利根四号機は遅延し、0200発進)
0220「敵情特ニ変化ナケレバ第二次攻撃隊ハ第四編成(指揮官加賀飛行隊長)ヲ以テ本日実施ノ予定」
     (南雲長官・第二次攻撃隊のミッドウェー再空襲を予令)
0234 PBY、南雲機動部隊を発見、触接開始
0334 第一次攻撃隊、ミッドウェー島攻撃開始
0400 「第二次攻撃ノ要アリ」(友永隊長、再攻撃要請)
0405 ミッドウェー島基地からの敵機第一波来襲(TBF6機・B−26 4機) 0415に終了
0415「第二次攻撃隊本日実施、待機攻撃機爆装ニ換ヘ」(南雲長官・雷装から爆装への兵装転換を下令)
0440「敵ラシキモノ一○隻見ユ」(利根四号機から0428時の報告・敵艦隊発見)
0445「敵艦隊攻撃準備、攻撃機雷装其ノ儘(ソノママ)」(南雲長官・雷装復旧を命令)
0453 ミッドウェー基地からの敵機第二波来襲 (SBD16機・B−17 15機・SB2U11機)0540に終了
0506 第一次攻撃隊帰投開始(対空戦闘中のため上空待機)
0509「敵ノ兵力ハ巡洋艦五隻・駆逐艦五隻ナリ」(利根機・続報)
0520「敵ハソノ後方ニ空母ラシキモノ一隻ヲ伴ウ」(利根機・敵空母発見)

35 :
0530「直チニ発進ノ要アリト認ム」(山口少将・即時発進の意見具申)
0537 第一次攻撃隊収容開始(0617終了)
0555「収容終ワラバ一旦北ニ向ヒ、敵機動部隊ヲ捕捉撃滅セントス」
    (南雲長官、第二次攻撃隊をもって敵空母を攻撃することを明示)
0618 敵空母から敵機来襲(ホーネット第八雷撃中隊 TBD15機)0637終了
0640 同(エンタープライズ第六雷撃中隊 TBD14機)0700終了
0713 同(ヨークタウン第三雷撃中隊 TBD12機)
0722 同(エンタープライズ第六爆撃中隊 SBD31機)
0723 加賀被弾
0724 赤城被弾
0725 同(ヨークタウン第三爆撃中隊 SBD15機)
     蒼龍被弾

36 :
Q1.事前の索敵計画(七線一段索敵)は、索敵軽視ではないのか(その1)
A1.当時の日本海軍では、重視でも軽視でもなく、標準である。
(註)「当時の聨合艦隊戦策では、索敵は一段索敵とすることが定められており、二段索敵を実施することに
   改められたのは、昭和18年5月のことである」    (『歴史群像(55)日米空母決戦ミッドウェー』)
Q2.事前の索敵計画は、索敵軽視ではないのか(その2)
A2.真珠湾でもインド洋でも珊瑚海でも、二段索敵は実施されていない。
   そもそも、二段索敵そのものがミッドウェー海戦の戦訓から生まれたものである。
(註)二段(多段)索敵という方法自体は、開戦前から考えられていた。
  「偵察が大事であるということは私自身もこれを痛感し、昭和2,3年ころ、初めて航空界に身を投じた時、
  第一に選んだ研究課題が"航空機による敵情偵知"であって、各種索敵法というものを考え出した元祖が
  私であったといっても過言ではないと思う」                  (『聨合艦隊』草鹿龍之介/著)

37 :
Q3.事前の索敵計画は、索敵軽視ではないのか(その3)
A3.索敵機の数を増やすことは万能の解決策ではない(収容の手間)
(註1)艦上機(九七艦攻・二式艦偵等)の場合、収容の際、風上に立たなければならない。
    珊瑚海海戦一日目(昭和17年5月7日)、艦隊針路と風向が逆だったために、攻撃隊収容時に
    反転しなければならず、 その結果敵空母との距離を詰められず、薄暮攻撃になってしまった。
(註2)水上機(九四水偵・零式水偵等)の場合、着水した機体を揚収しなければならない。
    艦隊の行動が止まってしまい、敵潜水艦の格好の標的となる。
(註3)母艦が対空戦闘中の場合、帰艦した索敵機は上空待機を強いられる。
    ミッドウェー海戦では、利根四号機が0730頃に自艦上空に帰投したが、防空戦闘及び三空母
    被弾の混乱から、収容したのは0847時になった。
(註4)索敵機の中には、機位を失い不時着する機体が出るおそれもある。
   「インド洋作戦で起きたある不運な出来事のため、偵察に必要最小限度以上の兵力を割くことを、
   南雲およびその幕僚はためらうようになっていた。索敵機が機位を失し、そのために母艦が無線
   封止を破って電波を出し、艦隊の位置を敵に暴露することになったからである」 
                           (『ミッドウェーの奇跡』GordonPrange/著・千早正隆/訳)

38 :
Q4.事前の索敵計画は、索敵軽視ではないのか(その4)
A4.索敵機の数を増やすことは万能の解決策ではない(誤報の増加)
   索敵機を増やせば、敵情報告も増加するが、同時に誤報が含まれる恐れも大きくなる。
(註)珊瑚海海戦一日目(昭和17年5月7日)では、20機以上の索敵機を出したが、最初に
   入ったのが誤報(油槽船を空母と誤認)だったため、攻撃隊が空振りに終わった。
   同海戦二日目では、わずか7機の索敵機だったのにも関わらず、正確な敵情報告のため、
   攻撃隊は会敵に成功した。
Q5.0415時、南雲長官が兵装転換を命じたのは何故か(その1)
A5.0400時、友永大尉より「第二次攻撃ノ要アリ」と要請があった。第一次攻撃隊長が「効果不十分」
   と判断したのだから、再攻撃が必要なのは当然である。
(参考)「日本海軍には、第一線下級指揮官の判断を尊重する伝統があった」
                                 (『太平洋戦争航空史話』秦郁彦/著)
Q6.0415時、南雲長官が兵装転換を命じたのは何故か(その2)
A6.0405時から、南雲機動部隊はミッドウェー基地航空隊の攻撃を受けている。同島航空兵力は未だ
   健在であり、速やかにこれを壊滅させなければならない。
(註)「この攻撃によって、ミッドウェーに対する第二次攻撃の必要性についてのすべての疑問が解消した。
   いったいこれらの飛行機はどこから飛来したのか。南雲にとっては、もはや確認する必要はなかった。
   ミッドウェーから来たことは明らかだった」             (『逆転』WalterLord/著・実松譲/訳)

39 :
Q7.0415時、南雲長官が兵装転換を命じたのは何故か(その3)
A7.味方攻略部隊は、すでに前日からミッドウェー島の敵哨戒圏(600浬)内を進撃中である。
   輸送船団に損害が生じては作戦全体に大きな支障をきたす。敵基地制圧が急務である。
 (註)「聨合艦隊命令は敵艦隊撃滅を第一順位としていたが、同命令はまた機動部隊によるミッドウェー空襲を
    6月5日と特に指令していた。もし我が機動部隊が計画通りミッドウェーの航空兵力を無力化しなかった場合
    には、空襲の二日後に予定されている上陸作戦は猛反撃を受け、全攻略作戦は重大な支障を受けるであろう」
                                      (第一航空艦隊先任参謀・大石保中佐)
Q8.0415時、南雲長官が兵装転換を命じたのは何故か(その4)
A8.0130時から発進した索敵機(巡航速度120節・進出距離300浬)は、2時間半あれば索敵線先端に到達する。
   (最も遅い利根四号機でも0430頃)
   0415の時点で報告がないということは、南雲機動部隊の半径300浬内に敵艦隊は存在しない可能性が高い。
   よって、ミッドウェー島再空襲を優先すべきである。
(参考1)昭和19年6月19日マリアナ沖海戦1日目について。
「0730第一段索敵機、概ネ端末ニ達シタル時機、攻撃距離内ニ他ノ母艦群ヲ 認メザリシヲ以テ、
一航戦第一次攻撃隊ヲ発進セリ」               (『戦史叢書(12)マリアナ沖海戦』)
小沢長官もまた、索敵機が索敵線先端に到達した時点をもって、「他に敵空母群は居ない」と判断している。
南雲長官の兵装転換下令は、決して「航空戦の素人」だからではない。
(参考2)昭和17年5月8日珊瑚海海戦2日目について。
索敵機が米機動部隊発見を報告したのは、側程に入ってから約20分経過した時点に相当。
よって、南雲長官の決断は「時期尚早」という評価も成立する。

40 :
[補足1]兵装転換評
(1)国内
「第一機動部隊は0405ころから防空戦闘を開始した。この戦闘中南雲長官はミッドウェー島再攻撃を決意し、
艦内で雷装して待機していた艦攻の兵装を爆装に換えるよう命じた。
ところが敵水上部隊発見に伴い、南雲長官はこれが攻撃を企図し、0445『敵艦隊攻撃準備、攻撃機雷装其ノ儘』
と下令した。
この命令に『其ノ儘』(そのまま)という字句を使っているところでも判るとおり、同長官は兵装転換に長時間を要する
ことや、30分前兵装転換を下令してから防空戦闘が続いたことなどから、爆装への転換作業はほとんど進んでおらず、
簡単に雷装に復旧できると判断したのである」                   (『戦史叢書(43)ミッドウェー海戦』)
(2)海外
「多くの著述家が、これ(兵装転換)を取り返しのつかない大失策であり、 おそらく日本に敗戦をもたらした
大錯誤だったと強調している。
そういうことにつながるとしても、その時点においては、これは妥当な決断 だったと言える。
ミッドウェーを再攻撃しなければならないのは明白だった。
現にたった今、 ミッドウェーからやってきた飛行機隊が、南雲自身の乗艦を攻撃したばかりである。
一方、索敵機が付近の海域に敵水上艦隊を発見したという徴候は全くない。
南雲長官は、正当な決断である、と判断した。
ミッドウェーに第二次攻撃をかけることは決して賭けではない。
第一波は間もなく帰投して、発進して行く飛行機と交替する。 第一波は着艦するやいなや爆弾と魚雷を
搭載して、 索敵機が敵の艦隊を 発見したなら、いつでも発進できるように待機するだろう。
客観的に見れば、これは論理的な決断だったと言える」  (『空母ヨークタウン』PatFrank/著・谷浦英男/訳)

41 :
Q9.0530時、南雲長官が山口少将の意見具申を採用しなかったのは何故か(その1)
A9.0530頃B−17が二航戦を撮影した写真がある。それによれば甲板上には攻撃隊は整列していない。
   この状態から発艦準備を完了させるには40分は必要。現実的に即時発進は不可能である。
 (註1)写真については、『歴史群像(55)日米空母決戦ミッドウェー』(学研)p64、p136 
                『写真太平洋戦争第3巻』(光人社NF文庫)p190を参照のこと。
 (註2)よく見ると、蒼龍飛行甲板艦尾付近に1機・飛龍飛行甲板中央付近に1機確認できる。
     おそらく直衛の零戦と思われる。
 (註3)「攻撃機などの兵装が完備していても、これを格納庫から飛行甲板に揚げ、攻撃隊の発進準備を完成する
     のにはまず40分は必要であろう」                    (『戦史叢書(43)ミッドウェー海戦』)
蒼龍(0521〜0524時におけるB−17の攻撃。艦尾に1機確認できる)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Soryu_under_B-17_attack.jpg
飛龍(後部甲板に「ヒ」の識別記号。飛行甲板中央に1機確認できる)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Hiryu_f075712.jpg

42 :
Q10.0530時、南雲長官が山口少将の意見具申を採用しなかったのは何故か(その2)
A10.第二次攻撃隊の制空隊(零戦)のほとんどは、母艦直衛に上がって対空戦闘中である。
    護衛なしの艦爆隊で敵空母を攻撃しても、戦果は期待できない。
(参考1)珊瑚海海戦一日目には、護衛なしの薄暮攻撃を実施した。(編成は艦爆12・艦攻15の計27機)
     しかし、米戦闘機の奇襲に遭い、未帰還機9(艦爆1・艦攻8)の損害を出した。
     薄暮ですら、この大損害なのだから、昼間攻撃では到底有効な打撃は与えられないだろう。
During these battles, it became clear that attacks without fighter escort amounted to suicide.
これらの戦闘(珊瑚海海戦)を通して、護衛なしの攻撃隊は結局自行為になることが明らかになった。
                                        (『Grumman F4F Wildcat』Coral Sea)
http://users.skynet.be/Emmanuel.Gustin/history/f4f.html
米側の認識も同じである。
(参考2)ミッドウェー海戦において、単独で南雲機動部隊に攻撃してきた米空母雷撃隊は壊滅した。
     護衛なしの攻撃に躊躇したのは、間違ってはいない。
 (註)VT−8(ホーネット)    15機中全機撃墜
    VT−6(エンタープライズ)14機中10機撃墜
    VT−3(ヨークタウン)   12機中10機撃墜(2機未帰還)
    計41機中35機撃墜。
(参考3)0530時点での米空母情報は、利根四号機の「ミッドウェーヨリノ方位10度・240浬」(0428時発信)のみ
     であり、 実際の位置より北へ100浬近くずれている。よって、即時発進しても会敵できない恐れが大である。

43 :
Q11.第一次攻撃隊収容より、第二次攻撃隊発進を優先させるべきだったのでは(その1)
A11.第一次攻撃隊は0500時過ぎから帰投を始めていたが、母艦が対空戦闘中であったため、上空待機を
    強いられていた。速やかに収容しなければ、燃料切れで不時着する機体が生じる恐れがあった。
Q12.第一次攻撃隊収容より、第二次攻撃隊発進を優先させるべきだったのでは(その2)
A12.第一機動部隊の任務は「ミッドウェー島航空兵力の無力化」である。
    この後のミッドウェー島再空襲、及び攻略部隊の上陸支援のためにも、母艦兵力を減少させる
    わけにはいかない。
Q13.第一次攻撃隊収容より、第二次攻撃隊発進を優先させるべきだったのでは(その3)
A13.第一機動部隊の任務は「米空母部隊の捕捉撃滅」である。
    0530時点で、発見した敵空母は一隻のみ。新たな空母が別の場所で発見された場合、第三次攻撃隊を
    編成する上でも、母艦兵力を少しでも確保しておきたい。
(参考)海外の評価
「南雲としてはそのような意見具申(山口少将の即時発進)を必要としていなかった。真珠湾の勝利者である彼(南雲)
以上に航空攻撃の奇襲性と迅速性の価値を認識している者はなかったと言ってよい。が、彼は山本に対し、天皇に対し、
更に祖先の神霊に対して責任を負っている幾千の将兵の生命をその手中に預かっていた」
「南雲は理論的には、非難の余地のない作戦決定をしたのであったが、それが皮肉なことに裏目に出たのであった。
南雲は彼が戦闘の主導権を失っていたことに気づかなかったが、彼が入手していた情報を見る限り、彼がそのことに
気が付かなかったことを非難する理由は見出し難い。
だからこそ、彼にはパニックに陥り、中途半端の兵力で敵艦隊の攻撃に向かわす必要性がなかったのであった」
                                                       (『ミッドウェーの奇跡』)

44 :
Q14.南雲長官は米空母が付近に居る可能性を考えていなかったのか。油断し過ぎではないか。
A14.考えてはいたが、A7の理由から、敵空母所在の「確証」がない限り動けない事情があった。
    敵空母所在の「兆候」のみでは、ミッドウェー島再空襲の方を優先したいという考えだった。
「このとき南雲長官は大した逡巡もなく(ミッドウェー島再空襲の)決断を下している。
が、ここで読者諸氏は疑問を浮かべられるであろう。米空母部隊の所在に、ここまできても気を遣わなかったのか
という当然の疑問である。
敵機動部隊に対する配慮は、当たり前のことながらあった。ただ何度も書くように
『味方の輸送船団は休むことなく前進を続け、ミッドウェー島に近づいているであろう』
という焦慮が、絶えず南雲長官以下各幕僚の頭から離れず、思考の弾力を奪っていた。
草鹿参謀長の言う『二兎を追うわずらわしさ』である。
もし、それなりの処置をとって敵空母部隊に出合えばよい。が、遭遇することなく無駄な時間と兵力を費やし、
空からの援護なしに味方輸送船団を裸でミッドウェー島に近づけ、作戦を根底から崩してしまうようなことが
あってはならない。
そういう思いが片時も離れない。責任の重圧から来るその感情は、恐怖にさえ似ていた」
                                      (『ミッドウェー戦記』亀井宏/著)

45 :
Q15.山本GF長官は敵空母撃滅優先を指示していたはずだが、南雲長官に伝わってなかったのか。
   (その1)
A15.南雲長官は、GFの作戦方針を正しく理解していたと思われる。
    現に、0520時の敵空母発見の報告を受けて、0530時には敵艦隊に対する第二波準備を下令し、
    0555時には「敵機動部隊ヲ捕捉撃滅セントス」と敵空母撃滅を優先することを明示している。
(参考)
(1)珊瑚海海戦1日目には、索敵機が油槽船を空母と誤認し、攻撃隊が空振りに終わり、その後の作戦に
   大きな支障をきたした。
(2)珊瑚海海戦では、敵空母2隻を撃沈破したにも関わらず、MO作戦は失敗に終わった。
  「敵空母を全滅させても、味方攻略部隊が上陸できなければ、作戦は失敗である」
(3)0530の発令とは、
   「発:機動部隊指揮官」「宛:機動部隊」「本文:艦爆隊二次攻撃準備 二五○粁爆弾揚弾」
   収容した友永隊(第一次攻撃隊)の艦爆隊(一航戦)に対艦装備を施し、第二次攻撃隊発進後、
   すぐさま第二波として敵空母に向かわせることを企図したもの。

46 :
Q16.山本GF長官は敵空母撃滅優先を指示していたはずだが、南雲長官に伝わってなかったのか。(その2)
A16.雷装待機中の第二次攻撃隊は「最強編成」である(板谷制空隊・江草艦爆隊・村田雷撃隊)
    新任の友永大尉に基地制圧を任せ、真珠湾以来の熟練指揮官を敵空母撃滅用に残していたというところから、
    南雲長官が米空母撃滅の方を重視していたことがうかがえる。
(註)板谷茂少佐(赤城)真珠湾攻撃では第一次攻撃隊制空隊長。
   江草隆繁少佐(蒼龍)真珠湾攻撃では第二次攻撃隊艦爆隊長。「艦爆の神様」インド洋作戦で8割超の命中率。
   村田重治少佐(赤城)真珠湾攻撃では第一次攻撃隊雷撃隊長。「雷撃の神様」
「まことにこの三人の指揮官は、この舞台ではベストワンのトリオである。そして彼らに続く
搭乗員は、すべて一騎当千の精鋭で、かけ値なしに当時日本海軍のベストワンの編成である。
もしこれでスポーツのように国際競技が行われるものとしたら、金メダルは確実である。
南雲中将は、米空母群は近くに居ないと一応は判断しているが、それでも万一に備えて、このように
敵空母群攻撃の最良編成で待機させたのである」      (『ミッドウェー』淵田・奥宮/共著)
「(第二次攻撃隊の)パイロットたちはぶらぶら歩きながらくつろぎ、待機していた。こんなに数多くの
優秀なパイロットをこのように待機させておくのは、なんだか無駄遣いのように見えた。
しかし、南雲は艦隊の安全を希望していた。
誰でも動かない島を攻撃できるが、動きまわる艦船を攻撃するには伎倆が必要である。だが、見込み
がなくても米艦隊の出現の恐れがある限り、南雲は使用できる優秀な搭乗員を待機させておきたかったのだ」
                                         (『逆転』WalterLord/著・実松譲/訳)

47 :
Q17.『第一航空艦隊戦闘詳報』の「経過概要」では、0428時送信の利根機敵艦隊発見電は
    0500時受信となっているが、戦闘経過では0440時受信としているのは何故か。
A17.0445時の換装中止命令と矛盾するから。
    0500時受信の場合、情勢に何の変化もないのに、いきなり換装中止命令を出したことになる。
    兵装転換の中止を命ずる限りは、その前に何らかの敵情の変化が入ったはず。
    0445時の発令自体が虚偽とする説もあるが、0447時の無電を米側が傍受した記録が残されている。
                                               (『歴史群像ミッドウェー』より)
(註1)『戦闘詳報』の出典は、『記録ミッドウェー海戦』(澤地久枝/著)
    または、「国立公文書館 アジア歴史資料センター」のホームページより
    http://www.jacar.go.jp/index.html
    【レファレンスコード】C08030023900(11/54)
(註2)0447時の無電とは、
   「発:機動部隊指揮官」
   「宛:利根四号機」
   「本文:タナ一、艦種確メ触接セヨ」
   つまり、南雲長官が利根四号機に「艦種を確認せよ」と命ずる以上、0447時以前に利根機からの
   敵艦隊情報を赤城が受信していたことになる。

48 :
<攻撃前日の敵情判断>
Q18.6月4日に輸送船団が攻撃を受けながら、なお奇襲が成立すると見込んでいた南雲司令部
    の判断は甘かったのではないか。
A18.企図漏洩をうかがわせる情況は以下の三点。
@第二機動部隊による、ダッチハーバー空襲(0040時)
A攻略船団の被発見(0615時)と被攻撃(1330・2354時)
B南雲機動部隊が、敵哨戒艇による触接を受ける(1630・2354時)
6月5日0000時点での情勢判断
@〜Bによりハワイから米空母が出撃してきても間に合わないと思われる。
6月5日0130時に友永隊を発進させても、基地が空の公算大である。
しかし発進時間や編制を変更する時間の余裕はない。
奇襲成功の見込みは甘かったが、現実問題として他に方法はなかったのではなかろうか。

49 :
Q19.Q18は機動部隊の出撃遅延が判明した段階で予想できることであり、
    出撃前に何らかの対策を立てておくべきではなかったのか。
日本出発前の打ち合わせで、1AFの出発が1日遅れると判明した時点で、
輸送船団の参謀から、「敵基地を攻撃する前に敵哨戒圏に入れというのか?」という話し出てた。
6/4に輸送船団が発見され、6/5黎明にミ島基地の航空機がカラになる(奇襲空振り)危険性は、
5月下旬に想定できるのに、当日まで放置されていたのはなぜ?
「発進時間や編制を変更する時間の余裕はない」のではなく、
そういう想定を最後まで放置していたから、余裕がなくなったのではないか?
GFがタイムスケジュールを変更するのが、そりゃ良策だろう。
ただし、1AF側が、前日に輸送船団発見される可能性を踏まえ、
発見された場合とされない場合で、別建ての作戦を準備すべきだったのではないか?
そういう作戦準備は、GFから具体的に指示されない限りは、1AFは準備しないものなのか?

50 :
A19.第一機動部隊の出撃が一日遅れて5月27日になると判明したのは、最終打合せ(25日)
その結果、ミッドウェー島空襲前に輸送船団が発見される公算が大となった。
GF司令部は「敵艦隊誘出に役立つ」と判断していた。
機動部隊司令部も同様に認識していたが、攻撃計画変更は行わなかった。
現在、有効な対応策を検討中である。(攻略日延期や船団避退は除く)
「しかし船団発見のためミッドウェーにある敵部隊に警報を与え、N−2日(6月5日)朝
第一機動部隊が同島を攻撃する際、敵航空兵力は出動中の公算が大きかったが、
前記の第一機動部隊の攻撃計画説明から見て、少なくとも第一機動部隊はその点に
関する考慮がなかったように思われる」(p121)
(註)前記の第一機動部隊の攻撃計画説明とは、
「第一機動部隊は、N−2日(6月5日)黎明、ミッドウェーの北西ないし北250浬
から空襲する。第一目標は所在飛行機の撃滅である。
情況によりミッドウェーに対し、第二次攻撃を実施する。
N−1日(6月6日)にも再空襲し、N日(6月7日)上陸作戦に協力する」(p119)
第一目標が「所在敵飛行機」のはずなのに、出動中では撃滅できない。
つまり、相当の確率で「第二次攻撃ノ要アリ」になることは予想できた。

51 :
「なお第一機動部隊は、ミッドウェー攻撃開始がN−2日となったので、その前日に
船団部隊に敵哨戒機に発見される公算が大きくなったが、なお奇襲が成り立つもの
として、新事態に応ずる攻撃計画の変更を行わなかった」(p165)
これは失策と言わざるを得ない。
では、当の輸送船団はどう思っていたのか。
「近藤長官(近藤信竹中将・攻略部隊指揮官)は、第一機動部隊の空襲開始が
一日遅れたのに伴い、26日その変更を知らせるとともに、上陸は予定どおり
決行すべきことを麾下に命じた。
白石参謀長(白石萬隆少将)は、N−3日(6月4日)船団部隊が最初に敵に発見
される公算が大きくなったが、これに対しては大した不安を感ぜず、むしろ敵艦隊
誘出に役立つと考えた。
また攻略作戦中、敵艦隊が出現することとなったとしても、第一機動部隊が簡単に
片付けてしまうだろうと、その点もほとんど心配していなかったと回想している」(p175

52 :
(参考)
機動部隊、輸送船団、基地哨戒機の相対位置関係
[6月4日の位置関係]( )内はミッドウェー島からの距離
                         ┓<第一機動部隊>
                         ×4日0530時(600浬)
                          ┗┓
                            ×4日1300時(500浬)
                             ┗┓
                               ┗┓
                         友永隊発進×5日0130時(210浬)
                                 ┗┓
      0815時(700浬)                 ↓
      ×←┐
      │  └────┐
      │          └────┐
      │                  └────┐      0115発
      ↓                          └────┐
      ×───────────→───────────■ミッドウェー島
     1015時(700浬)                         1715着
                  4日1300時 ┏→
         4日0728時 ┏×━━━━┛
4日0330時 ┏×━━━━┛(600浬)
 ━×━━━┛(670浬)   被空襲
(710浬)    被発見
<攻略輸送船団>

53 :
輸送船団は基地哨戒圏先端付近(約700浬)で発見された。
上図から分かることは、
(1)敵哨戒圏内(600浬)に突入するのは、機動部隊の方が船団より7時間半早い。
(2)船団がB−17に攻撃された時、機動部隊の位置は、島から500浬。
(3)機動部隊の出撃が遅れなければ、空襲開始時(4日0330頃)の船団の位置は、島から710浬。
(4)PBYは往路索敵線先端付近で船団を発見した。
(註)ミッドウェー島哨戒圏は日本側の推定では600浬。実際は700浬だった。
船団の行程を見ると、4日0730頃に島から700浬の位置を航行していたため、
ちょうどPBYが往路先端にかかる時間帯と重なり発見されてしまった。
南雲機動部隊はそれより6時間も早く、700浬地点を通過しているため、うまく
敵の目をあざむけたようです。24節の高速接近が功を奏したと言えるでしょう。
当初の計画通り、友永隊の空襲が6月4日ならば、攻撃開始時の0330頃、
船団の位置は島から710浬のため、船団が先に発見される恐れは無い。
もし機動部隊が空襲前日に発見されるとしたら4日0700頃であり、輸送船団被発見(0615時)と
どちらが先になるかは微妙なところ。

54 :
<索敵>
Q20.ミッドウェー海戦における第五索敵線(77度)の筑摩一号機の行動について、
   (甲)米機動部隊の航路上を通過しながら、雲上飛行だったため発見出来なかった。
   (乙)途中で米艦爆(SBD)と遭遇し、交戦しがら報告しなかった。
A20.筑摩一号機(機長・都間信大尉・筑摩飛行長)の行動は謎が多く、断定は出来ないが、  
(甲)について、
索敵計画線を見れば、筑摩一号機は米機動部隊(TF16)航路上を通過している。
(甲)について、
索敵計画線を見れば、筑摩一号機は米機動部隊(TF16)航路上を通過している。
雲上飛行は、都間大尉自らが認めている。
予定通りに飛行していれば、同機は0320頃、左手方向・約23浬に米空母を発見できたはず。
米側の記録によれば、当時米空母上空の天候は良かった。
この状況で索敵機から視認できないのは不自然と思われる。
仮に雲上飛行をして、雲下の米艦隊を発見できなかったとしても、米海軍のレーダーが筑摩一号機
を捕捉するはず。史実でもエンタープライズのレーダーが利根四号機を発見している。
米戦史にその記録が見られないことからも、筑摩一号機は規定の索敵線を外れて飛行していたのでは
ないかとも考えられる。

55 :
(乙)について、
日米双方の公刊戦史に該当の記録は見られない。
日本側では『実録太平洋戦争』(秦郁彦/著)に、
米側では『空母ヨークタウン』(PatFrank/著・谷浦英男/訳)に見られる。
秦氏の著述は『空母ヨークタウン』を出典としているのだろう。
しかし同書の記述だけでは、筑摩一号機と交戦したとは断定できない。
更にヨークタウンSBDの索敵圏から考えると、仮に筑摩一号機と接触したとしても、
それは復路(0430時以降)になり、0415時の兵装転換下令には影響しない。
また、筑摩四号機(第六索敵線・54度)と遭遇した可能性もある。
よって、都間大尉の責任にすることは過早であると考えられる。

56 :
                        
                       
                           ____________,r'"[`ヽ
          ,. -‐- 、、               |                 /AII-301l
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   i! ii!      l _ ____ /7l|ーl|―lFl`ト`メュ 、 _____ _   l、   ン.    l;  「|/
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   _i!,.k、    匸{=ュ T ̄             r'´ `ヽ       <_      ヽ、_>
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  ` -  ,j     | Lュ i! _,..  - ― --  _- 、、_ヽ _ _,,. '- ‐ '''' "" ̄   /  ``' ー '
    l! ヽ _ __ 厂r_ 、´          `` ィr''´ ̄<敵、春厨部隊および栗田∀部隊に攻撃を完了
.     |!     '-ー''´_\            ヽ    厨空母四隻が炎上中 これより前衛部隊に戻る
      |l!        ` ̄ ̄\    ,. ‐ ―- 、 ヽ          /  
.      |l,!              \   ゝ、 _  _ _) ヽ       / 
                 ーー―\           ヽ    /
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                                 /

57 :
>>1
ここはプロ野球とかの板じゃないんだから
まず「戦争犯罪人」の意味から勉強しなさい
「A級戦犯」は「B級戦犯」より悪い奴だと思ってたりしないか?

58 :
>ミッドウェー海戦の戦犯
ってw
負けた責任はあるだろうが戦犯ってなんの戦争犯罪人だよw
>>57
「A級戦犯」は自分の手は汚さず、敵味方を問わず大量に人をした連中だよ。
戦犯と言うが犯罪は犯していない。平和に対する罪ってあと付けで付けられた罪状。
敵前逃亡をした約1名以外は戦争に勝ってりゃあ英雄と呼ばれていただろう人間。
「B級戦犯」はほとんど冤罪、報復で罪をデッチ上げられた人間も多数いる。
さらにこちらも戦争に勝てていれば問われておらんかったであろう罪。
この意味で「A級戦犯」は「B級戦犯」より悪い奴w(ジョークだよ)

59 :
×「B級戦犯」
○「B・C級戦犯」
もう一つ言うなら、ABCというのは罪の種類であって罪の重さじゃあない。

60 :
>>2
作戦考えたのは源田だが、源田自身失敗したと認識している。
もっと冷徹に作戦指揮していればと後悔もしているが、
一番悪いのは総指揮官である山本五十六。
さらにこいつはことごとく、海軍で指揮官先頭を実践していない張本人。

61 :
>>60
山本は戦争が始まる前に責任を取って指を詰めていてる

62 :
>>57
野球の例を出してるということは、
「戦犯」が「敗戦の責任」の比喩と、
自分で分かっているということじゃないですか。

63 :
>>32
>一、作戦目的
>「ミッドウェー」島ヲ攻略シ、同方面ヨリ来襲スル敵国艦隊ノ機動ヲ封止シ、兼ネテ我ガ作戦基地ヲ推進スルニ在リ
「兼ネテ我ガ作戦基地ヲ推進スルニ在リ」これは、
ハワイ攻略のための基地を得るという意味でいいのかな?
山本五十六がミッドウェー島の攻略を作戦目的に加えたのは、次にハワイを攻略して、
アメリカ国民の戦意を喪失させて早期和平を実現するためである、という本を読んだんだけど。

64 :
年功で南雲だったのが痛いな
小沢か山口だったらと思うよ。

65 :
>>62
だからそんな無知から生まれた変な現代日本語を持ち込むなと

66 :
                        
                       
                           ____________,r'"[`ヽ
          ,. -‐- 、、               |                 /AII-101l
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   i! ii!      l _ ____ /7l|ーl|―lFl`ト`メュ 、 _____ _   l、   ン.    l;  「|/
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  ` -  ,j     | Lュ i! _,..  - ― --  _- 、、_ヽ _ _,,. '- ‐ '''' "" ̄   /  ``' ー '
    l! ヽ _ __ 厂r_ 、´          `` ィr''´ ̄<こちら二航戦隼鷹 三索索敵機 宛2f 司令長官
.     |!     '-ー''´_\            ヽ    残存部隊を発見セリ 追撃の要有り!直ちに攻撃隊の発進を請う
      |l!        ` ̄ ̄\    ,. ‐ ―- 、 ヽ          /  
.      |l,!              \   ゝ、 _  _ _) ヽ       / 
                 ーー―\           ヽ    /
                      ヽ、         ノ    /
                         ` ー--‐ '' "   / 
                                 /

67 :
          ,__|__,
          ,_|_,                      _i_、_i_、
       ,' ,'_|rュo_                   |  |
       ,' ,'~llェェlil                   |  |<二航戦索敵機よりの無電を受信
      _,'_,'__,||_|:|________________l_l_ <旗流信号!第一次雷装攻撃先にゆけ 発艦セヨ
        ̄└二ヾヽ´"┴'┴'┴'┴"// //二二iiュ/
       \rjliーiーiヾヽ ̄ ̄_i_i:iーiー//_//iーiーiーi二l
       lニl| ̄l ̄:ヾヽ ̄ ̄li  ̄// //: ̄ ̄l ̄|│
       └,,| ̄l ̄ ヾヽ _::iーiー//_//ーiーi ̄l ̄|┘          _._
        t;;フ', ', ̄', ヾヽ_,,i、,// //__ _  ̄,'.::,'t;;フ        _|____ij_
          i´ ̄ ̄ ̄゛´ヾ , ''` ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`i         ''i_',i__/j'
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68 :
                             __|_|!__<助太刀
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                                 ``´ヽ  |        ,.r''`'´  
                                ::::', |   ,. ‐、'⌒'  
                                `ヾミ!ソ'''´  

69 :
                         _______________
                         |翔鶴第一次攻撃隊隊長より編隊へ ワレに続け
                         |昨日、叩いた死に損ないの空母に航空魚雷でトドメだ
               ´ ̄`丶    └──v────────────
           /        ヽ                           ,-、
                       ,.、-∧ ∧_    | ̄ ̄¨   ー----  /::|::゙l
               ,. ‐‐‐‐---- '"- l(゚Д゚#)゙゙゙ ー-l、             /::├::|
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          ¨ ー- ..._ヽ _;;;;;;;;;;ノ::::::::::::::::ニニニニニニ二 " ´´         _... -‐ '"´==‐
               ~  ー-'" :::_______      ___ =-‐・ "´-‐'"
                       ||__||...........ニニニ二 ,-┐       ゙O
            \     /l´  ̄ ̄           __....、__」
               -     `ー--―‐―一  ''''' " ¨ ̄   ブーオォォーン

70 :
【1942年10月26日】
激戦の続く太平洋・南東方面、ソロモン海域における日米の死闘。
その中心であったガダルカナル島を巡る一連の戦闘において発生
した3回目の日米空母決戦(米国名:サンタクルーズ沖海戦)
日本海軍がアメリカ艦隊を相手に互角以上の戦いをし勝利した最後の戦い。
≪戦死した指揮官クラス≫
所属 氏名      役職
翔鶴 関衛少佐    翔鶴(艦爆)飛行隊長
  村田重治少佐 翔鶴(艦攻)飛行隊長
  山田昌平大尉 瑞鶴(艦爆)分隊長
  鷲見五郎大尉 翔鶴(艦攻)分隊長
瑞鶴 今宿滋一郎大尉 瑞鶴(艦攻)飛行隊長
  石丸豊  大尉 瑞鶴(艦爆)分隊長
準鷹 山口正夫 大尉 準鷹(艦爆)飛行隊長
  三浦尚彦 大尉 準鷹(艦爆)分隊長
  入来院良秋大尉 準鷹(艦攻)分隊長

71 :
南雲は悪くない理論の人達が粘着しているけど
山本の作戦主旨を理解してない時点でカスだよな

72 :
機動艦隊は当時の新しい概念だったのでよく理解している
小沢で良かったんだよ。
残念だ
南雲は別艦隊で良かった

73 :
ウェーク島の情報部隊
AFは真水が〜

74 :
無電打つからばれるんだよ

75 :
あるいは、暗号化しないで無電を打つとか

76 :
鹿児島弁の暗号化もやったらしいけど
すぐ米軍に解読されたようだ

77 :
>>76
二つの祖国ですね

78 :
松本幸四郎が解読したやつね

79 :
方言を暗号文にしたら標準語にならないのかな?
文の意味が同じなら、同じ暗号文になりそう。

80 :
サンカ語にすればよかったのである

81 :
米軍の無線傍受でミッドウェー近海に米空母が遊弋していることがわかっていながら
南雲に伝えなかった山本が悪い

82 :

640 名前:名無しさん@12周年[] 投稿日:2012/02/18(土) 15:05:47.13 ID:sskgsjsc0 [2/2]
『平清盛』プロデューサー在日朝鮮人 磯智明(反日・天皇制度廃止論者)のプロデュース作品
@『監査法人 (2008)』反体制・反社会
A『最後の戦犯 (2008)』反日・天皇制度廃止・反体制・反社会
B『リミット -刑事の現場2- (2009)』反体制・反社会
日本放送協会 、、 〒150-8001 東京都渋谷区神南2-2-1
韓国放送公社(KBS) 〒150-0041 東京都渋谷区神南2-2-1NHK東館710-C ←よく痴漢やヤクで捕まるのはここの工作員
テレビが言えない民主党のスポンサー=韓国北朝鮮
あとはもうわかるよな

83 :
単にアメリカが日本より一枚上手で、一本とられただけじゃない
真珠湾の借りを返されてイーブン
ミッドウェーで負けてもまだ日本のが空母多かったし
戦艦や重巡だと騒がないけど空母沈むと騒ぐ不思議
基地航空隊だってあるのに

84 :
主力空母を失ってるのに何がイーブンなんだw
パイロットの育成だってままならないのに

85 :
結局主力艦隊が傍受した米空母らしき交信を南雲艦隊に伝達していれば
少なくとも空母の存在に気づかずに兵装転換することはなかったんだよなぁ
空母がいるなら索敵ももっと念を入れただろうし
やっぱりあの段階で南雲に伝達しなかった山本の責任は免れないと思うが
無線封止も大事だがあの海域に空母が出てきている以上、もう作戦が米側に探知されてるのは明白な訳だし
逆に主力部隊の位置が探知されれば米側を翻弄できたかもしれない

86 :
>>83
太平洋戦争の時の海戦の主役は空母で戦艦や重巡は空母の護衛をしていた。
空母のうち主力は大型空母で日本は6隻を保有していた。
ミッドウェー海戦で4隻沈められて戦力が1/3になったので大騒ぎになった。
大型空母の保有数は開戦時の6隻が最大で、最後までそれを超えることが出来なかった。
基地航空隊は、飛行場から離れた地点で海戦が行われると戦いに加われないので、
空母の代わりは出来ない。

87 :
>>85
南雲自身も「なんで知らせてくれなかったんですかッ!?」と山本に泣きながら詰め寄ったというしな
伝えたほうが良いのではとの参謀の申し出を「こっちが聴いてんだから赤城だって聴いてるだろ」
と却下した山本自身にもたとえ無線封鎖を敷いてたとはいえ連戦連勝で驕りがあったんだろうな

88 :
>>64
機動部隊の長官が南雲中将から小沢中将に指揮官が変わってもあまり変わらないのでは
ましてや、山口少将がトップに立ったら3戦隊と8戦隊を機動部隊傘下におけない
山本大将が望んだGF長官→米内大将、1AF長官→山本大将の人事が昭和16年4月頃に通れば歴史は変わったかも

89 :
>>86
まぁ実際は翔鶴級2隻、隼鷹級2隻でミッドウェー時と同レベルの機動部隊規模なんだけどな
南太平洋海戦で飛鷹が機関故障で戦列離れたのは地味に戦いの行方を決したと思う

90 :
南雲が山本に鳴きながら詰め寄るシーンを映画化したい

91 :
映画連合艦隊では草鹿が黒亀に詰め寄ってたな

92 :
>>89
ミッドウェー海戦時の正規空母の保有数は6隻。4隻は出撃した数。
また、沈没した赤城、加賀の搭載機数は、ともに63機。
同じく沈没した蒼龍・飛龍の搭載機数は、ともに54機。
合計234機
隼鷹・飛鷹はともに48機だから、合計96機
穴埋め出来ていない。

93 :
>>89
二航戦の第二次攻撃攻撃時は米艦隊下がっちゃっているからねえ
第一次攻撃隊でどれだけ頑張れるかって話なわけで、その時の米艦隊上空は視界悪いからなあ
その第一次攻撃隊も恐らく隼鷹艦爆+飛鷹艦爆とはならず、隼鷹艦爆+飛鷹艦攻みたいになるだろうから機数はそれ程増えんだろうよ
地味に戦いの行方を決したと言われてもいまいちピンと来ないと言うか、「夢の見方」が良くわからない

94 :
>>92
そのために瑞鳳がいるんだろうに
正規空母の6隻集中運用はデフォじゃなくて航戦ごと分派してるのが実情

95 :
>>94
瑞鳳の搭載機数は28機だから、まだ足りない。
正規空母6隻というは全体の戦力のことで、、
個々の海戦に出撃した空母の数について述べているのではない。

96 :
真珠湾から全ての敗因はヘタレ南雲のせい
日本敗戦の原因はマヌケ南雲のせい
山本もバカ南雲は使いたくなかった。
恥を知れカス南雲

97 :
正規空母6隻なんて真珠湾だけでしょw
インド洋では加賀が戦線離脱してるし
なぜ正規空母6隻の集中運用前提で話してるのか全くわからんわ

98 :
>>95
追加
ミッドウェー海戦以前に機動部隊が分割して使われた例は
珊瑚海海戦(5航戦)
ミッドウェー海戦(1航戦と2航戦)
があり、
ミッドウェー以後の例は、第2次ソロモン海戦で、
海戦に参加した1航戦+龍驤と、
本土警戒のために残された2航戦
がある。
これでわかるように、全体の空母の数が少なければ、
個々の海域に進出する空母の数が減ってしまう。
ミッドウェー海戦の正規空母4隻喪失は大きな損失だった。

99 :
ラバウル攻略でも分割して使われてるし結果として海戦になった戦いだけ例に出されてもね
ミッドウェーで空母が全滅してなくても航空部隊は半壊状態だろう
珊瑚海でも五航戦の航空部隊が戦闘能力失ってるし
空母だけ残ってても載せる航空機もパイロットもいない
結局戦力的には正規空母4隻も翔鶴級2隻、隼鷹級2隻、瑞鳳1隻でも大して変わらん
ゲームみたいに航空部隊失えば航空機生産して空母に配備すればいい程度の知識で語られてもね

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