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2012年6月リーマン618: 佐天「…百式観音かあ…」 (492) TOP カテ一覧 スレ一覧 2ch元 削除依頼
あふぅ、フェイトにゃんフェイトにゃん・・・ (864)
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佐天「…百式観音かあ…」


1 :11/01/30 〜 最終レス :12/05/14
初春宅
佐天「パーソナルリアリティかぁー。実はまだよくわかんないんだよねぇ。ねぇ初春もっかい教えて!」
初春「このまえ説明したばかりじゃないですか。うーん。なんていうんでしょう、思い込みとかー、妄想?みたいなものに近いかもしれませんね。」
佐天「妄想かー、中二病的な?」
初春「なんていうか、まあ、あながち間違いでもないですね…」
佐天「じゃあ白井さんはともかく御坂さんは妄想のスペシャリストってこと?レベル5はみんな頭おかしいの?」

2 :
なにここ

3 :
http://i3.sinaimg.cn/dy/w/p/2010-05-13/U4864P1T1D20263428F21DT20100513093231.jpg

4 :
住民投票での外国人投票権は「合憲」 政府答弁書
産経新聞 2月1日(火)10時38分配信
http://suumo.jp/tokushu/daikibo/mansion_kanto/kiji/01/images/diagram1.gif

5 :


6 :
http://www.gothamstudio.com/images/Vegetables/Tomatos/Beefsteak_Tomato_771.JPG

7 :
>>6
トマト画像

8 :
http://blog-imgs-32.fc2.com/b/e/a/beatarai/hunter081122.jpg

9 :
http://www.itsudebu.net/images/step0.jpg
http://www.itsudebu.net/images/step01.jpg

10 :
http://livedoor.blogimg.jp/netagazou_okiba/imgs/a/d/ad0f350a.jpg

11 :
>>10
        ___|二ニー-、、;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:|;::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:l
        /rヽ三三三三三─‐-- 、;:;:;:;:;:;:;:|;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;l
        ',i ,-三三三三三、   _,.ニ、ー-、!;: -‐二 ̄彡′
        ',、、ヾ三三'" ̄ ̄   `ー‐"    ヾ-'"  .〉′
        ヽ ヽヾ三,'    :::..,. -‐- 、     _,,..-‐、、,'
         `ー',ミミ     ::.弋ラ''ー、   i'"ィ'之フ l
         /:l lミミ     ::::.. 二フ´   l ヽ、.ノ ,'     
      ,.-‐フ:::::| |,ミ             l      /       
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 _,. -‐"i .|::::::::::::::::::',.',. \        ⌒ヽ、,ノ   /ヽ,_             
"    l ヽ:::::::::::::::::ヽヽ. \   _,_,.、〃  /l |    ___,. -、
     ',\\:::::::::::::::ヽ\  \  、. ̄⌒" ̄/:::::| |    ( ヽ-ゝ _i,.>-t--、
     \\\;::::::::::::\\  `、.__  ̄´ ̄/::::::::::l |    `''''フく _,. -ゝ┴-r-、
       ヽ \`ー-、::::::ヽ ヽ    ̄フフ::::::::::::::ノ ./   ,.-''"´ / ̄,./´ ゝ_'ヲ
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               ̄`ー─--─‐''" ̄      / にニ'/,.、-t‐┴―'''''ヽ
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                              /  /  /   ̄   )  ノ__'-ノ
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                            /           /‐<_   ヽ  |ヽ

12 :
ほす

13 :
ほす

14 :
ほす

15 :
>>16
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       ヽ \`ー-、::::::ヽ ヽ    ̄フフ::::::::::::::ノ ./   ,.-''"´ / ̄,./´ ゝ_'ヲ
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                            /           /‐<_   ヽ  |ヽ

16 :
初春「そうですよー、白井さんはただのとして、御坂さんはすごいんです。
   携帯に登録されてるアドレスの数は片手で足りるのに、この前ファミレスで友達と遊びに行くからって先に帰りましたよね?
   これってつまり妄想の中のお友達と遊びに行ってるってことですからそれはもう素晴らしい妄想力の持ち主なんですよ!」
佐天「」
初春「佐天さんも中ニ病になれば、能力が開花するかも知れませんよ〜」
佐天「ぜ..善処します」
初春「中ニ病になるには、それっぽいアニメや漫画が効果あるって言われてます。」
佐天「へぇ〜」
初春「たまたま私『HUNTER×HUNTER』全巻持ってるんで貸しましょうか?」
佐天「はんたぁはんた〜?」
......的な流れのスレなのだろうか?

17 :
>>16
執筆作業に入るのだ

18 :
サテンサン!

19 :

翌日
佐天「初春〜、昨日の夜『HUNTER×HUNTER』の1巻と2巻読んだんだけどさあ〜あれ、中ニ病漫画というより冒険活劇って感じじゃない?
   7つの玉集めるとドラゴンが出てくるあの名作漫画みたいな.....」
初春「あれ〜?そうでした?(親からもらったまま読んだこともないなんて言えない....)」
佐天「そうだよ〜、あっでも試しに10巻パラ見してみたら何かよく分からない能力使ってるよね〜皆」
初春「そう!そうですよー。不思議な能力を使ってるんです。それを元に妄想してれば、パーソナルリアリティの発見につながるんじゃないでしょーか?」
   
佐天「そうなのかなぁ〜?」
初春「そうです!ちなみに佐天さんはどのキャラのどんな能力が気になりましたか?」
佐天「んーと、ネテロっておじいさんの百式観音って能力がインパクトあったよ。」
初春「百式....観音?あぁあれですね!何かイケてますよね!分かります。(本当は全く知りませんけど...)」
佐天「(イケてる?あれが?初春のセンスは分からないなぁ〜)..まっまああれ使えたら無敵っぽいよね」
初春「じゃあその百式観音って能力を妄想して頑張って下さい!私ジャッジメントの仕事があるのでこれで!じゃ!(古本屋に立ち読みしに行こ..)」
佐天「初春はちゃんと履いて頑張ってね〜、私は縞パンがいいと思うな〜」
初春「ちゃんと履いてますよ!,,,しかし何故縞パン?」
佐天「純白より現実味があり、かつ清純さを保つ、縞は一見肉感を減少させるようでいて形を浮き彫りにする....人類の文化の真髄だよ......」
初春「だめだ、こいつ重症だ...」

20 :
その夜
佐天「なるほど〜、ネテロって人は山にこもって毎日一万回正拳突きをして百式観音の能力を手にいれたのか〜byウィキペディア」
佐天「残りの夏休みを使って山ごもりをするのも悪くないかも、そういうの一回やってみたかったし。」
彼女はこの夜密かに能力開発?の決意をしたのであった....
......的な流れで続いて良いのだろうか?

21 :
>>20
続けるんだにゃー

22 :
かまわん続けてくれ

23 :
期待

24 :
mendokuse

25 :

どこかの山奥
佐天「えーと、地図によるとこっちかな〜?...にしても学園都市に外出を申請したらわざわざ修行場所を紹介してくれるなんてほんとラッ
キーだよね〜♪」
??「君が佐天涙子君だね?」
佐天「そうですけど、どなたですか?(びっくりした〜瞬間移動?)」
??「私の名前はドラコ=エイワスと言う。住職から君を迎えに行くよう言われてね。」
佐天「はあ、そうなんですか..(何この人?体がなんか光ってるような?)」
エイワス「どうしたのかね?」
佐天「あの..その〜エイワスさんの体が光ってるような気がするんですけど?」

26 :

エイワス「ああ、そんなことか...(説明したいがgcydgystがewrt聖mmgを引き起こしているとは言えんな..)」
佐天「あの〜..」
エイワス「ふむ、私が光っているのはこの修行場で鍛えたことによって気が高まっているからなのだよ。(適当なことを言ってごまかして
おこう..)」
佐天「へ、へぇ〜(この人もしかして重度の中ニ病?やはり能力を使えるようになるには中ニ病にならなきゃいけないの?)」
エイワス「(中ニ病って何なのだろうか?まあ勝手に納得してくれたようだが..)....それでは寺に案内しよう、ちなみに君の面倒は私が
見ることになっている。」
佐天「はい!これからよろしくお願いします!」
修行場の寺
住職「よく来なすったノ〜、この寺は来るものを拒まヌ。気のすむまで己を磨いてくださレ。」
佐天「はい!頑張ります!」

27 :
住職「うム、今日は遅いシ、飯食って寝なさイ。後、それト....豆食えっ!豆ぇ〜〜!!」
佐天「!?」
エイワス「(しまった!中ニ病について調べようと『ニコ動』なるものを見ていたら、感動しすぎて精神制御に影響が出てしまった!ニコ
動...恐ろしい文化だ、実に興味深い....)」
住職「失礼!何でもなイ。ではまた明日。」
佐天「あっはい、お世話になります。(何だったの?さっきの?)」
エイワス「君の部屋はこっちだ。」

28 :

二日目
佐天「はあ〜、昨日は何かよく眠れなかったなあ〜、悪夢見たし。(初春に延々と身体を落書きされる夢ってどうよ?)」
佐天「ま、そんなことより修行修行!!ちゃんと心の文字が印刷されたTシャツも着たし、準備はおk!」
佐天「昨日エイワスさんが巻ワラも用意してあるって言ってけどー.........あ!あったあった。何か丘?のてっぺんにある。まわりに無造
作に巨石が転がってるところがまた修行場って感じ出てる〜♪」
佐天「よし早速!いーち!にー!さんー!しー!.................百九十八、百九十九、に...百ぅ」バタン
佐天「ただ突くのがこんなに疲れるなんて〜、一万ってやっぱ無理なのかなぁ〜」
佐天「いや、初春にも必ず能力を手に入れて来ますってメール打って出てきたし、ここであきらめるわけには行かない!」
佐天「お寺のお坊さんたちも頑張って歌を歌ってるんだし、私だって!..........て、ん?歌!?」
お坊さんズ「もぉーりもぉりタカーシくぅんーかーらーだがマンドリルぅ〜♪...〜豆食え豆食えー! 壮絶なイ・ロ・ケ♪」
佐天「.........................聞かなかったことにしよう、そうしよう..」
佐天「気合を入れなおして!!、二百一!二百ニ!.............九百九十九、一千、ガハぁ、まだまだああ、1千一!1千ニ!.......」

29 :
その夜
佐天「アタたた....腕が痛くてご飯食べるのが辛いや...でも、私、一日で一万回正拳突きできたんだ〜、人間為せば為るんだよね。」
佐天「今日は一万回突くのに8時間ぐらいかかっちゃったけど、明日は7時間を目指そうっと。疲れたしもう寝よ。宿題は...まあそのうち
で良いよね♪」
時は流れて十日目
佐天「今日も寝起き悪いなあ〜。十日間連続で同じ悪夢ってすごくない?まあ身体の疲れは何故か取れてるんだけど....」
エイワス「やあ涙子君。調子はどうだい♪」
佐天「あ、エイワスさん。おはようございます。調子良いですよ〜。」
エイワス「.......それは良かった。」

30 :
佐天「ところで何かエイワスさんここ数日っていうか私が来たときからずっと機嫌良さそうですね。何か良いことあったんですか?」
エイワス「いやまあ人類普遍の原理を見出したってところかな、じつに興味深い。」
佐天「(エイワスさんは相変わらず中ニ病だな〜、私も見習わないと..)じゃあ私行ってきますね。後で宿題も教えてくださいよ」
エイワス「もちろん。(中ニ病は彼女が見習うべき性質とは思えんが..まあいい。こういう経験もじつに興味深い)」
エイワス「(しかし予想より術式の展開が遅いな...下準備は万全だし、そろそろ並のhgxtt天flbpなら『引っかかる』はずなのだが...まあ
良い。数日中には『引っかかる』だろう。)」
佐天「...九千九百九十八、九千九百九十九、一万!よし一時間三十八分三十二秒!また一秒世界を縮めた....。まだお天道さんも高い!」
佐天「しかし身体は鍛えられてるけど能力はまるで発現しないな〜、よく考えたら身体鍛えても妄想力ってあがらない気もしてきた。こん
なんでいいんだろうか。」バタン
お坊さんズ「この〜木なんの木♪木ィィィ原くゥゥゥゥゥン!エッエイ!♪...〜木ィィ原おまえはロ・リ・コ・ンだ!〜あっへへへっへ違
う違うーおっれが好きなのはぁお前♪〜....」
佐天「今日もお坊さんズは楽しそうだな〜。あの人たちみたいに意味不明になれば能力使えるのかな....。」
佐天「(いや、違う。中ニ病になるとかならないとかじゃなくて努力するかしないかだよ!努力しないなら幻想御手の時から何も変われな
いじゃない!)」
佐天「よし!明日からはただ突くだけじゃなく、自分の中でどう突くかのイメージを組み立てながら突いてみようっと!」

31 :

さらに時は過ぎ十七日目
エイワス「(しかし...遅い。もうとっくに『捕まって』も良いはずだ。彼女の『器』は完璧だ。問題があるとすれば魂の内面か...これは
私とて完全には理解できない。)」
佐天「...............」ビシビシビシビシビシビシ
佐天「...一万!っと〜、今日は〜♪四十二分二十八秒!...おかしいな〜、一つずつ昨日より丁寧に突いていったんだけど、昨日よりだい
ぶ早い。これってけっこうすごいんじゃ...もしやこれが私の能力?」
エイワス「(この十七日間彼女を見てきたが、彼女は純粋だ。純粋故にだまされ、純粋故に欲する。純粋は悪でもあり善でもある。まあ悪
や善なんて概念私は興味ないがね。しかし、そう考えるとさらに興味深い。それはまだ『釣れない』という事実に一見反するように見える
からな。)」
佐天「....能力..なわけないよね。(分かってる。こんな修行がパーソナルリアリティの発見の役に立たないことくらい。でも信じてる。
私はこの修行で能力を手に入れる。これは賭けだ、驚くほど分が悪い賭け。でもやる!.....やらなくて後悔したくない!!)」

32 :

佐天涙子は目を閉じた....集中できるように。
佐天涙子はイメージした....例の百式観音を。
佐天涙子は構えた.....イメージしたものを繰り出すように。
そして、佐天涙子は拳を突きだし....
               『その賭け.....乗った』
佐天涙子が目を開いたとき、世界が変わっていた。
目の前の巻ワラは粉砕し、あたりの巨石は消え去っていた。
そして後ろには..........

33 :
            【次回予告】
エイワス「さあ始めよう」
                    佐天「御使堕し?」
一方通行「たァのしーなァかまーがァ、ぽぽぽぽ〜ン♪」
                     神裂「!!?」  
    
                

34 :
ツヅキマダ-?

35 :
マダー?

36 :
>>33
続き期待してますっ

37 :

佐天「嘘.........」
彼女の後ろには彼女が想像したとおりの手がたくさん生えている観音様が立っていた。
百式観音「√__________rfg」ヨッ
佐天「どうも.....(なんか片手?っていうか手一本挙げて挨拶してきた!!)」
エイワス「すーばらしい!!」
佐天「え!?エイワスさん?」
エイワス「君は私が見込んだ通りだよ!素晴らしい能力だ.....!!(まさかあのjcdf魔trwstfを『釣り上げる』とは.....)」
佐天「あ、はい。なんかよく分かりませんけど....できました。(自分が能力使ってるって実感が全くないんだけれど.....)」
エイワス「む、涙子君、身体は大丈夫かね?痛いところとかは?」
佐天「え?特にないですけど.....まあ疲れてはいますが...」
エイワス「それなら良いが..いきなり能力が開花して反動があるかも知れない。念のため今日は休みたまえ。(反動がない....だと!?そん
な馬鹿な.....まさかやつは自分から...実に興味深すぎるぅぅ!)」

38 :

佐天「エイワスさん。」
エイワス「何だね?」
佐天「さっき私が集中してるときなんか言いました?」
エイワス「いや何も言ってないが...」
佐天「そうですか...(さっきなんか聴こえたような気がするんだけど、気のせいかな?)」
百式観音「________mh」フッ
佐天「あ!観音様消えちゃった.....」
エイワス「大丈夫、彼は君の中にちゃんと在る。呼べばいつでも出てくるはずだ。」
佐天「なんでそんなこと分かるんですか?」
エイワス「ん...いや私はこう見えて超能力に関しては研究していてねぇ。だいたい分かるのだよ。(今の彼女に精神操作は通用しないし、
なんとか誤魔化そう。)」
佐天「へぇ〜そうなんですかぁ。じゃ私もう部屋戻ってますね、宿題終わらせないと...」ノシ
エイワス「ああ、頑張って...(彼女は少し人を信用しすぎる...まあそれが長所なのかも知れないが...)」

39 :

翌朝=十八日目=八月二十八日
一方通行「あァ?ここはどこでェすかァ?俺は確かに家で寝てたはずなンだがよォ....」テクテク
一方通行「!! くぁwせdrftgyふじこlp」バタン
エイワス「ふぅ、危ない危ない.....。(一方通行、学園都市が誇る第一位、流石に異常に気づいたか。だが御使堕しにしても何故中身まで
転移してきたのか、昨日の召喚の影響だろうか?)」
エイワス「(というより何故このタイミングで御使堕しなのだ。これも奴のプランの一部なのか?非合理的というかxghkivdft的だ...涙子
君が気づかぬよう細工をして置かねば....)」
佐天「おはようございまーす!」
百式観音「√______yiujsf早!」ヌラリ
エイワス「お..おはよう。(発現してる....だと!?)」
佐天「ああ、観音様朝起きたら出てたっていうか今朝は起こしてもらったんですよ。」
エイワス「何ぃ!?(馬鹿な....そうやすやすと使役されるはずが...まさか自分から....!?)」

40 :
佐天「それはもうびっくりしましたよ。目を開けたらこのデッカイぬらっとした顔があったから」
百式観音「_______hun」プイッ
佐天「あ..もしかして怒った?ごめーん。起こしてくれてホントありがとね〜」
百式観音「_________yyw」ニタリ
エイワス「(二人を見ているとまるで友人のようだ...信じられん...)....朝食が終わったら私がその能力の使い方について教えるからい
つもの場所に来なさい。」
佐天「あ、はい。分かりました。行こ、観音様。」
百式観音「__________hgi後sd」フッ
佐天「また消えちゃった...まあいっか。.........ってあれ?あの白い髪の人....あんな人いたっけ?」
エイワス「ああ、じつはだね......」カクカクシカジカ

41 :
佐天「御使堕し?」
エイワス「そう。そのせいで今朝急にね、あのような状態に...(嘘泣)」
一方通行「まーほォお〜の言葉でェ〜♪たァのしーなァかまーがァ、ぽぽぽぽ〜ン♪」
佐天「つまり人がいきなり瞬間移動させられて、その人は気が狂うって現象がとある能力者によって世界各地で起きてるってことですね?
分かりました。」
エイワス「まっまあ概ねそんな感じだ。(ふ...許せ、一方通行、貴様には精神操作が難しく、データを処理させ続けて封じこめるよりほか
なかったのだ....)」
佐天「かわいそうに.....」
エイワス「まあ明日には収まるだろう....学園都市も放ってはおかないからな」
佐天「...そうですか。じゃまた後で(どうせ私じゃ解決しようとしても無理なんだろな..)」
エイワス「ふむ。待ってるぞ。」
一方通行「この〜木なんの木♪木ィィィ原くゥゥゥゥゥン!エッエイ!♪...〜木ィィ原おまえはロ・リ・コ・ンだ!〜あっへへへっへ違
う違うーおっれが好きなのはぁお前♪〜」

42 :
その後
エイワス「さあ始めよう、まずはその『観音様』の制御についてだが....」
佐天「制御?そんなのする必要あるんですか?」
エイワス「それはもちろん、動かすにはそれ相応の方法が必要だ。」
佐天「でも観音様、私が何をして欲しいのか分かるみたいで、簡単に動いてくれますよ。」
エイワス「なん...だと!?(まさかもうパスがある!?)」
佐天「じゃやってみますね。百式観音...壱の掌!」
百式観音「√______brrh」ズゴゴゴーン
エイワス「」
佐天「よし!ネットで調べたのと全く同じ!そういや両手を合わせるのがどうのとかあったけど気にしない気にしない」
佐天「次!百式観音.....弐の掌!参の掌!肆の掌!!」
百式観音「√___hsed破hfr;gg\\%!!!!」ズギュギュドカドカシュパパパーン
佐天「うん...完璧!漫画に登場しない技も作っちゃったけどいいよね?」

43 :
エイワス「あれっ..?ひょっとして私必要ない......?」
佐天「.......ああ、そういえばエイワスさん(かわいそうだし何か聞いとこう)」
エイワス「なんだね?」
佐天「観音様がなんか言葉をしゃべってるみたいなんですけど...分かります?」
エイワス「ああ、そのことか。特に意味はないから、気に..」
百式観音「_________m」ギロリ
エイワス「...いやまあ彼なりに情報を言語で伝達しようとした結果みたいなんだが、人間には聞き取れないみたいだね。(私にもよく分か
らない)」
佐天「ふーん、まあそこはボディランゲージでどうにかなるでしょ。ね、観音様」
百式観音「√______bb」ビシッ
佐天「じゃ、後で使えるボディランゲージは教えとくとして、次いってみよう!」
百式観音「_______hygdrt了gtg」コクリ
エイワス「(想定外の現象が続く.....これもまたじつに興味深い..)」

44 :

その夜 某所
神裂「(全く...上条当麻、油断も隙もありませんね。あれほど入れるなと言っておいたのに.......)」ブツブツ
神裂「おや?あれ..は...」
彼女の目の前には、上半身裸でガチムチな男が二人、その二人の間に1歳ぐらいの赤ちゃんがベンチに座っていた。
おそらくガチムチは赤ちゃんの保護者なのだろう...赤ちゃんをあやそうとしているようだが、その表情は困惑に満ちていた。
神裂「どうかしましたか?(天草十字のモットーは救われぬものに救いの手を...見すごすわけにはいきません。たとえ生理的に無理な人で
も....)」
父親「ん?ああ神父さん助けてください。この子の様子が朝から変なんです。」
母親?「そうなのぉ〜昨日まであまり話さなかったのに、今朝から急に話すようになって....お願いしますわ!神父さん!!」ガシッ
神裂「そうなのですか...ちょっと診て見ましょう。何か分かるかもしれません。(うぅ、ムサ苦しい.....)」
夫妻から赤ちゃんを受け取る。話を聞く限り実際の年齢は1〜2歳ぐらいのようだ。
神裂「はぁい、たかいたか〜い〜♪」
赤ちゃん「たかいたかいすんじゃねぇよぉ(怒)」
神裂「!!?」

45 :
赤ちゃん?「テメぇなめてっとピーーをねじ切るぞゴラぁ!」アアン?
神裂「」
赤ちゃん「だんまりかよ..この落とくぁwせdrftgyふじこlp!!!」ガクン
神裂「は!?...土御門!」
土御門「なーに赤ちゃんに絡まれてんだにゃー。こういうのは寝かした方が無難だぜぃ。ああ両親の方も完全に落としてあるから心配ない
。あとは適当な精神操作の魔術でどうにかすればいい。」
神裂「土御門....とりあえずは礼を言っておきます。しかしこれは......」
土御門「ああ、なんかエラーがちらほらあるみたいだにゃー。」
神裂「エラー?」

46 :
土御門「御使堕しが不完全になされた部分があるらしく、精神が変なところに転移してる人がいる。当然周りの人は異常を察知する。これ以上続いたら...明日には終わらせないとヤバいんだにゃー。」
神裂「なるほど...。とにかく早急に術者を見つけねばなりませんね。土御門、探索術式に心当たりはありますか?」
土御門「それがあったらもうやってるにゃー。そういうねーちんはどうなんだにゃー?」
神裂「残念ながら...ですがよくよく考えてみれば、歪みの中心にいる上条当麻に近いものが術者である可能性が高いかと....」
土御門「確かに、その可能性が高い。じゃ俺はかみやんを周りを調べとくぜぃ。」
神裂「...お願いします。ではまた...(なぜでしょうか..こころなしか嫌な予感がします。)」
魔術師二人、この世界に新たな頭痛の種が舞い降りていることを、まだ知らない。

47 :
【次回予告】 『御使堕し後編〜必殺九十九の掌〜』
佐天「私.....が?」
             エイワス「大丈夫だ...問題ない。」
アレイスター「今日は淡いピンクのしましまかぁ.....」
   
             土御門「どん引きだにゃー」ズサ

48 :
>>47
乙です

49 :
wktk中

50 :
8月29日
佐天「おっはようございますー!」
百式観音「sofensu早srh」
エイワス「........おはよう」
佐天「あれ?御使堕し、まだ終わってないみたいですね。」
一方通行「せェが〜いでェ〜いぢィばんおォひめさま”ァ〜♪」ゲフンゴホッ
佐天「声がもう枯れてるみたいですけど、大丈夫なんでしょうかね?あの人.....」
エイワス「大丈夫だ.......問題ない....と思う。今日までならなんとか....(許せ、一方通行!)」
佐天「それはそうと、修行は今日が最終日でしたね。一万回なんて30分で終わると思うんで、終わったらまた修行見てくれますか?」
エイワス「ああ、もちろん」
佐天「じゃあ後で〜」ダッ
エイワス「(しかし、彼女の身体能力は超回復促進の魔術効果による補正を考慮しても非常に高い......まさか.....)」

51 :
佐天「................」ズガズガズガズガ
佐天「...一万っと♪」
佐天「今日の記録は〜.....え?....19分57秒?....予想よりはるかに早い..これって一秒間に8回以上突いてることになるんじゃ..」
エイワス「終わったかね?」シュン
佐天「あ、エイワスさん!終わったんですけど、昨日よりもかなりタイムが早いんです。これって能力と関係あるんですか?」
エイワス「む......、そうだな、関係はあるといえばある。」
佐天「どういうことですか?」
エイワス「つまり副次的なものなのだよ、涙子君。たとえば涙子君の友人の超電磁砲は電撃使い、だが同時にさまざまな副次的な能力を有
している。たとえば、電撃に対する耐性、電波を用いたレーダー機能などだ。これらは能力を応用していく過程で得られた能力だ。君の場
合にも似たようなことが言えるのではないかね?(これは答えではないが、嘘でもない.....)」
佐天「なるほど、確かに一理ありますね。ってことは、百式観音の能力を極めれば私は超人になれるってことですか?(そんな漫画チック
なことあるわけ.....でも現に百式観音いるしありえるのかも....)」

52 :
エイワス「まあ楽しみにしていたまえ、その能力を使っているうちにわかってくるだろう。(彼女がこれからどうなるのか...この私でさえ
予想もつかない、なんと興味深いことか♪)」
佐天「はあ、まあとりあえず頑張ってみるしかないってことですね。今日もよろしくお願いします!」
エイワス「ふむ、では始めるとしよう。対象とパスはもう繋がっているね?」
佐天「昨日言ってた『自分の身体と同じ感じになる状態』ってやつですね?朝起きた時からもうなってます。」
エイワス「.......ならいい。今日は力を引き出す練習をしよう。」
佐天「力を引き出す?」
エイワス「そう。今の状態はおそらく無意識のうちに力を抑えてしまっているはずなのだ。故に意識して力を引きださねばならない。」
佐天「へぇ〜、どうやるんですか?」
エイワス「それを今から教える。君の場合精神を集中して蛇口をひねるようなイメージをすればうまくいくはずだ。」
佐天「じゃあやってみますね。」

53 :
数時間後
佐天「百式観音.....伍の掌!!」
百式観音「______ukyigryg!!!」ビュビューン
百式観音の百を越える腕を一斉に振ることで突風、竜巻、カマイタチが発生した。
佐天「どうですか?」
エイワス「うむ......すごいんじゃな〜い。(かの『ソロモンの指輪』があるといえども、これはありえん。悪魔が味方をしてると考えれ
ば別だが...)」
佐天「よし!........あれ?」
その時、突如としてあたりが暗くなり、空に魔法陣のようなものが出現したのだ。
佐天「これ...は」
エイワス「どうやら神の力が元の座標に戻ろうと、暴走し始めたようだな。」
佐天「神の力?」

54 :
エイワス「いや、こっちの話だ。それよりまずいな、この魔術が発動すると世界がめちゃめちゃになる。」
佐天「それってやばいんじゃ..(魔術?)」
エイワス「どうだろう、涙子君。この世界の危機を救う手伝いをしてみないかね?(どうせアレイスターがなんとかするとは思うが...)」
佐天「私......が?」
エイワス「そう、君だ。今の君なら十分に手伝えると思う。(こっちの方が興味深い。)」
佐天「なんで私?御坂さんや白井さんの方が力になれるんじゃないんですか?」
エイワス「この御使堕しによって彼女たちも正常な状態でない可能性が高い。よって動ける人は限られているのだよ。」
佐天「でも....私にそんな権利なんてないし.....(でも今の私....なら)」

55 :
エイワス「権利?世界を、自分が大切なものを救うのに、そんなものが必要なのかい?」
佐天「!」
エイワス「君もよく知ってるだろうが、自分の価値は自分で決めることができるはずだ。」
佐天「............」
佐天「観音様。この魔術?が発動すると世界がめちゃめちゃになるのは本当?」
百式観音「√_____」コクリ
佐天「.............わかりました。私、行きます。(私は...変われるはず!!)」
エイワス「ふむ、では私の能力でこの魔術の中心まで飛ばそう。覚悟はいいかね?(最終的にやつを判断材料にするとは.....)」
佐天「......はい。」
エイワス「(そういや魔術って言葉普通に使ってしまったが.......ま、いっか)」

56 :
同じ頃、どこかの海岸
神裂「天草式は多角宗教融合型、天使と渡り合うこともできる!..はぁ!!」キン
ミーシャ「______」ドドドドド
無数の氷の刃が神裂を襲う
神裂「くっ.....う、ぐはぁ!」ポタポタ
神裂「(正直このままではまずいですね。予想以上に天使の力が強大...あと2分持つかどうか...)」
その時、ふいに攻撃が止んだ
ミーシャ「!遠隔転移術式を確認。警戒。」
神裂「(何?)」
天使の真下に魔法陣が現れ、そして、閃光とともに人影が出現する
バシャーン!!
佐天「バシャーン....てここ海じゃん!! 何あの人いきなり人を海に落っことしてくれてんの?まあ足は余裕でつくけど....」ブツブツ

57 :
神裂「(誰?魔術で転移してきたところを見ると魔術使でしょうけど.....ただのJCにしか見えませんね。)」
ミーシャ「?..排除。」ドドドド
神裂「避けてください!(もしかすると御使堕しのエラーによって巻き込まれただけかもしれない、くっ、間に合いません!)」
佐天「は!観音様!!」
百式観音「√__dkhg!」バキーン
向ってきた氷の槍はいとも簡単に叩き割られた
佐天「いきなり攻撃とか心臓に悪いですよって、ん?これは.....水の操作能力?」
神裂「(あの観音菩薩のようなもの.....あれは使い魔などではない.....一体...)」
佐天「あのー、あなたがこの魔術を使ってるんですよね?やめてもらえませんかあ?」
ミーシャ「_却下」
佐天「ですよね〜(世界を破滅させようって人が説得に応じるわけないよね、やっぱり)」

58 :
神裂「一体あなたは何者なんですか?(天使相手に説得を試みるとは......)」
佐天「えーと、あなたはこの人を止める側の人であってますよね?」
神裂「ええ、まあ」
佐天「じゃああなたの味方です。」
神裂「しかし....その理y」
ミーシャ「脅威を排除する。」ドドドド
佐天「向こうは待っちゃくれない!!百式観音弐の掌全開!!」
百を越える手刀が数十の氷の槍をなぎはらう
神裂「す....ごい。(天使の力をいとも簡単に.....)」

59 :
佐天「あのー、お名前聞いてもいいですか?」
神裂「えっ!ああ、神裂です。」
佐天「じゃあ神裂さん。あの魔術を止めるにはどうすればいいんですか?」キーン
神裂「それは....術者を倒すか、あるいは魔術の発動条件をなくすかです。(普通は対抗術式で打ち消すが...相当の準備が必要。)」
佐天「発動条件?」
神裂「ええ、この場合、最も分かりやすいのは『夜』でしょう。というか私にもよくわかりません。」ギーン
佐天「う〜ん。(もしかしたら....)観音様、夜を昼にできる?(駄目もとで頼んでみよう)」
神裂「なっ...(そんなことできるわけが....)」
百式観音「____hsujOK」b グッ
佐天・神裂「(できるんかい!?)」

60 :
直後、百式観音を中心として大地に巨大な魔法陣が出現、あたりに赤い日差しがたちこめた。
神裂「二ー四ー六ーは...太陽が、八つ....」
佐天「すごい...朝日がたくさん...」
空の色が変わり、天使の魔法陣がかすみはじめる。
佐天「これで....魔術は止められますね」
神裂「こんなことが.....」ポカーン
ミーシャ「....行動を変更。排除を完了してから術式を完成させる。」
佐天「え?」
空に浮かぶ魔法陣が突如として消え、空に海から水が集まってくる。
神裂「くっ!これはまずいことになりました。」

61 :
佐天「何がですか?」
神裂「今まで術式を完成させるためにまわしていた力を我々を排除するために使おうとしているのです。」
佐天「はあ...」
二人が会話している間にも天使ミーシャ=クロイツェフの周りには無数の氷の槍がつくられている
神裂「ここはいったん退きましょう。あれをまともに相手するなど不可能です。」
佐天「いや.....私はやります。」
神裂「!? 正気ですか?あの槍ひとつひとつに神格の魔術が施されているんです。勝ち目はありません。」
佐天「じゃあ質問ですけど、逃げたら状況が変わるんですか?」
神裂「それ...は..」

62 :
佐天「逃げても変わらないなら、勝ち目がなくても何か変わるほうを私は選びます!」
神裂「くっ...分かりました。やりゃあいいんでしょやりゃあああ!!(こんなJC?に諭されるなんて....)」ガクガク
佐天「(いきなりキャラ崩壊?膝笑ってるし.....)....じゃあ行きます。観音様!!あれ行くよ!」
百式観音「√_______eosfgj!!」
ミーシャ「殲滅...開始」
佐天「全力...全開!!百式観音...九十九の掌!!!!!」
百式観音「sehuifj嗚呼!!!」ムン
ギャギャギャギャギャーン
神速で迫りくる氷の槍を、百式観音の百を越える手が伸び迎え撃つ。しかし迎え撃つ掌底は百やそこらではない。千を数えても足りず、万
を数えてもまだ足りぬ。その腕の数は......無限という言葉がふさわしい。

63 :
神裂「(これは....多重次元屈折現象!?)」
佐天「(くっ、どうして?.....背中、いや身体中が熱い....)」
神裂「(彼女の背中に魔法陣が.....見たことのないものだ..)」
佐天「観音様!いけええええぇぇぇぇぇぇー!!!」ジリジリ
百式観音「seyl喝uoft!!!!!」ヌゥルガアアア
二つの流星群の拮抗が破れる。数多の槍を天使の方へと押し込め....瞬間...
激しい閃光とともに爆発した。
神裂「危ない!」カキーン
爆発のため飛来した氷の破片が佐天に当たりそうになるのを防ぐ。
佐天「あ...ありがとうございます。」
神裂「どういたしまして...て、え?」
神裂が驚くのも無理はない、彼女がいると思っていた場所に彼女がおらず、いつの間にか自分の前方にいたのだから....

64 :
神裂「(私は確かに彼女の前に出て破片を迎え撃ったはず............)ずいぶん素早いのですね。(この子、聖人?)」
佐天「ま、まあそれなりに?(なんか前に飛ばなきゃならない衝動に襲われて飛んだだけなんだけど....)」
水蒸気の煙が晴れて、天使の姿があらわれる。
ミーシャ「魔力が著しく低下。行動を変更。離脱して術者を.....」
その時だった。海と反対側から光の玉があらわれ、東方へと飛んでゆく。
衝撃音が遅れてやってきたころ、天使の姿はかききえた。
佐天「?よく分からないんですけど一件落着ってことでしょうか?」
神裂「はい、御使堕しは完全に消されました。」フー
佐天「そうですか....観音様、お疲れ〜♪」
百式観音「_____um」シュン
神裂「(消えた.....!)」
百式観音が消え、八つの太陽もまた消える。

65 :
エイワス『おうい〜、よくやったな涙子君。』
佐天「あ、神裂さんちょっと待ってて下さい。」
佐天は目を閉じる。
佐天『やりましたよ〜エイワスさん!』
エイワス『うむ、ご苦労様。そろそろ君をこっちに戻そうと思うけど良いかな?』
佐天『あ、じゃあ一分後にお願いします。』
エイワス『了解』
佐天は神裂に向き直る
神裂「今のは遠隔念話術式ですか?」

66 :
佐天「エンカクネンワ術式?...よく分かりませんがたぶんそれです。で、神裂さん、私一分後に元の場所に戻りますんで....今日はどうも
ありがとうございました。」
神裂「いえ、お礼をしなければならないのはこちらの方です。この借りはいつかかならず.....あ!お名前聴かせて下さい!!」
佐天「佐天....佐天涙子です。」
神裂「それでは佐天殿....神のご加護がありますよう...(彼女にはもうすでにあるような気もしますが...)」
佐天「じゃ.....」
次の瞬間には来たときと同様、光を残して消えていた。
神裂「(彼女は一体何者なのでしょうか......ただものでないことは確かですね、身体も、そして心も...)」
彼女もまた後始末をするため、走り去っていく....

67 :
8月30日 第七学区のどこか
佐天「うーいーはーーるぅー♪」バサ
初春「佐天さん、何度やったら気がすm...て佐天さん!今までどこ行ってたんですか!?」
佐天「もちろん修行だよ〜。メールにも書いたじゃん。」
初春「でもこんな二十日間もなんて書いてませんでしたよ!(怒)」
佐天「ごめ〜ん。でも成果もあったし許して。クリームあんみつおごるから。」
初春「クリームあんみつなら仕方ありませんね。ん?成果!?佐天さん能力に目覚めたんですか!?」
佐天「へへー。ついにやったよ〜♪」
初春「で、どんな能力なんですか?やっぱり空力使い(エアロハンド)ですか?まさか第四波動?」
佐天「いやだな〜。忘れたの初春?私が何を目指して修行してたのか(第四波動って何だろ?)」

68 :
初春「えー、何でしたっけ?」
佐天「だーかーらぁ〜。ん?それよりその前に気づこうよ今初春のスカートをめくってるのは誰なのか...」
初春「え、そんなの......(あれ?佐天さん私の前にいる...じゃあ現在進行形でめくっているのは....)」
初春がギギギという効果音とともに後ろを向く
百式観音「______sfj初ratf」ヨッ
初春「」バタ
佐天「ちょっと初春、大丈夫!? スカートめくられたまま気絶するなんて.....て、あっ!ちゃんと縞パン履いてるじゃん♪」
百式観音「_____sfshp眼福jph」

69 :

同時刻 窓のないビル
アレイスター「今日は淡いピンクのしましまかあ.......」
土御門「どっドン引きだにゃー」ズサッ
アレイスター「なんだ土御門、いたのか」
土御門「まさか...アレイスターともあろうものが、『滞空回線』を使ってJCのを覗きみているとは.......」
アレイスター「ふ、誤解しているようだから言っておくが、別に見たくて見ているわけじゃない。観察対象の趣味に付き合っているまでだ
。」
土御門「ああ、あの佐天涙子とかいうJCのことか。それで、彼女は貴様のプランに関係あるのか?」
アレイスター「関係あるといえばある、ないといえばない。そもそもお前に答える義理はない。」

70 :

土御門「まあそう答えると思っていたがな.....神裂から聞いたが、ありゃ人間の手に負える代物じゃない。過ぎたものは身を滅ぼすぞ。」
アレイスター「...忠告として受け取っておこう。(エイワスのやつめ、こんなに早くあれを露呈させてしまうとは......)」
土御門「で、感想はどうなんだにゃー?」
アレイスター「感想?」
土御門「仕方ないとはいえ、JCのを見てしまったからには感想の一つや二つあってしかるべきだと思うにゃー。」
アレイスター「感想......か。一言で言うと『足りない』な。」
土御門「足りない?何が?」

71 :

アレイスター「彼女に足りないもの....それはぁ〜!情熱思想理念頭脳気品優雅さ敏感さ、そして何よりもおお!!色気が足りない!!!」
土御門「.......その嗜好は俺と真っ向から対立するにゃー..(あれ?の話をしてたんじゃ....にしてもこんな熱いアレイスター初め
て見た.....あとでツイッターで呟いとくかにゃ〜..)」
アレイスター「ほう、おもしろい。ではお前の嗜好を聞かせてもらおうか。」
土御門「まず第一に妹、第二に妹、第三に(ry........................」
窓のないビルで.....実にくだらない論戦が続いていた................
アレイスター「(ふふ、詐天の留威子.......彼女こそ......XXX)」

72 :
【次回予告】   『831〜その日、佐天涙子〜前編』
佐天「判決!死刑ィ!!」
             アレイスター「何!?...一方通行が死んだだと!!」
上条「そのg(ry.......あれ?」
             
             風斬「私....決めました。仏教徒になるって!」
次回は時間がかかると思われるのでよろ〜

73 :
星ゅ

74 :
>>72
乙です

75 :
続きこないかな

76 :
捕手

77 :
今週末ぐらいかな

78 :
あげ

79 :
保守

80 :

8月30日 夜 某所
佐天「はぁ〜、すっかり遅くなっちゃった。初春がクリームあんみつ食べたあとに、新しいクレープ屋行きたいなんて言いだした挙句ファ
ミレスで延々とグチを聞かされ、その上ジャッジメントの仕事の手伝いをさせられるなんて......不幸だ。」
佐天「(まあ連絡しなかったのは私が悪いんだけどさ、でも修行場は携帯が圏外だったんだからしょうがないよ....)」
佐天「嘘!?もう12時近いじゃん!.....とっとにかく早く帰ろっと......ん?向こうで誰か騒いでる......何だろ?」
同時刻 某所
一方通行「お゛い、お前その毛布取っ払っでh..ゲフンゴハっ(クソっ、のどがイテェ)」
一方通行「顔良く゛見せでmhい゛ろ.....」
打ち止め「ってまさか往来で女性に服を脱げというのはいささか大胆というか無茶というk」
バサああああっという音とともに服というか毛布を脱がす一方通行。目撃されたら性犯罪者以外の何者でもない。
そして今回は運が悪かった.......................一方通行乙b

81 :

佐天「.......百式観音、壱の掌。」
百式観音「lretj9wpsf!!!!」
一方通行「(ん?何か来やがる....何だァ?)」ドゲシ
一方通行「グはああ!!!」ゴロゴロ
説明しよう、一方通行は普段外部からのあらゆる有害なものを反射しているので、後ろからなんか飛来して来ようが、基本無視しているの
である。
打ち止め「えっ?」
佐天「大丈夫ですか?(何この羞恥プレイ......かわいそすぎる。あの白い人.....許さん!)」
打ち止め「えーーとミサカは大丈夫なんだけどこの後あなたが大丈夫じゃないかもってミサカはミサカは逃げるよう促してみる!」
一方通行「いきなり何するンですghァァァゴホンゴフン(このクソアマ、どうやって俺の反射を.....)」
佐天「言いたいことはそれだけですか?....この!!」
一方通行「まだ何も゛言っth.....h..(畜生!声が出ねぇ!!)」
佐天「.......わかりました。じゃあ判決!死刑ィ!!」

82 :
一方通行「(ハッ、さっきは何故か攻撃を受けたがたまたまだろォ....返りうちにしてやらァ)」
打ち止め「別にわたしは大丈夫だからもうやめてってミサカはミサカは....」
佐天「天誅!!!」ダッ
打ち止め「(だめだコイツ話聞いてねぇ!)」
この時の佐天さんはこの日一日の疲れとストレス+怒りで若干ハイになっていたのだ、決して普段の精神状態ではないということをここに
書いておく。
一方通行「.......フン」ドシ
一方通行が地面を蹴っただけでコンクリにヒビが入り、無数のコンクリ片が佐天を襲う
佐天「観音様!」
百式観音「____」ムン
だが、彼女の隣にいる何かはそれをいとも簡単に払いのける
佐天「観音様!弐の掌!!」
そして百を越える抜き手が一方通行に迫る

83 :

一方通行「ちィ!!」
対する一方通行はそれを重力を利用したバックステップでかわす
一方通行「(何なンだあの仏像の化けモンは.....俺のベクトル操作がうまくいかねェ!)」
佐天「.....よし。観音様、あれやっちゃおう!」
百式観音「?」
佐天「さっき初春が教えてくれたやつ。.......百式観音....零の掌!」
百式観音「√___srw」コクリ
一方通行「(今度は何だァ?)」
次の瞬間、百式観音が一方通行の視界から掻き消えた.....
一方通行「!!」ガシガシガシガシガシ
そして刹那の後、背後から無数の腕にとらわれる一方通行
一方通行「チィ゛!(まずい....完全に動けねェ。この化けモン....衝撃を緩和するくらいはできるが反射すンのは無理だァ!)」

84 :

佐天「それで.....何か遺言はありますか?」
一方通行「(おいおいおいおい!!!マジでやべェぞこりゃ....このクソアマ完全にぶっとンでやがる。『学園都市最強が陵辱中に死亡』
なンてのが明日の朝刊に載ったらシャレになンねェぞ!!!何とか説得しねェと!!)」
一方通行「.........g。(声がでねェーーーーーーーー!!)」アセアセ
佐天「はい。時間切れ〜、じゃやっちゃって観音様★」
一方通行「(こうなったら神様仏様〜.........って俺を殺そうとしてンのが仏様じゃねェかァーー!...ン?なんか頭の上が熱い.....)」
一方通行の頭上には口を開けて何やら何かヤバげなものを吐こうとしている百式観音。口の中が光輝いている....
一方通行「」ポカン
百式観音「__fiuf」ゲロゲロボシュー
一方通行「ァァッァァッァあっア゛−−−!!!!(人って死ぬとき走馬灯が見えンだなァ.......時が見えるぜェ....)」

85 :
同時刻 窓の無いビル
アレイスター「何!?一方通行が死んだ...だと!!」
研究員ω「はい。間違いありません。先ほど彼の脳内にあるナノマシンからのバイタル信号が途絶えました。ナノマシンが壊された可能性
も否定はできませんが、彼自身では壊せない位置にあり、他者によって壊されることも彼の実力から考えられません。先日の幻想殺しとの
戦いにおいても無事でしたし......」
アレイスター「ふむ..........いや私に少しこころあたりがある。目標666を滞空回線から映せ。」
研究員ω「はっ!」
研究員ωが機械を操作してアレイスターに見えるようディスプレイに映し出す
そこには.......倒れる一方通行を前にあたふたしている佐天涙子の姿が.....
研究員ω「えっ映像から一方通行のバイタルを確認しました!」
アレイスター「.....ふ。(さすがに、一方通行もあれには勝てない...か。だが.....もしかすると..)」

86 :
8月31日 朝 某病院
初春「全く、佐天さんは能力者になって早々問題を起こさないで下さいよ〜」
白井「本当ですの。命に別状なかったとはいえ、一歩間違えばあなた殺人者になっていましたのよ!注意してくださいな。」
佐天「すみませ〜ん。ついかっとなってしまって〜」エヘヘ
白井「で、初春、被害者の名前はなんでしたの?」
初春「え〜と....」
佐天「(完全に私加害者になってる....)」
初春「本名は割り出せませんでしたが、能力名その他は分かりました。能力名は『一方通行』、で................................」
白井「どうしましたの?」
初春「れ.....レベル5序列第一位の.....超能力者です......」
白井「」

87 :
佐天「ん?それって.......この学園都市で一番強いってことじゃないんですか?」
初春「そういうことに......なりますね。」
佐天「おお!だったら私能力身に着けたばっかだし、彼が起きたらなんか能力開発について教えてもらわないと〜♪」
白井「佐天さん......」
佐天「ん?」
白井「その学園都市最強をあなた昨日叩きのめしましたのよ......」
佐天「.......あ」
白井「気づくの遅いんですの!!!」
佐天「あははー、きっとあれですよ、深夜にの服を脱がしてるとこ見られたから焦って実力だせなかったんですよ〜。ね?」
白井「だったら分かるんですが......」
初春「そうですよね〜、佐天さんが学園最強にイキナリ実力で勝つわけないですもん。」

88 :
とりあえず納得する三人、そこへ....
ドタドタドタ、バン
御坂「佐天さんが事件に巻き込まれたんですって!?」ハアハア
初春「あ、御坂さん」
白井「お姉さま、そんなに焦って来なくても.....」
佐天「そうですよ〜、大事には到らなかったんだし.....」
御坂「それでも、友達なんだから心配よ!....で、何があったの?」
佐天「それが......カクカクシカジカで」
御坂「へぇ〜、そんなことがあったのー。まあでも佐天さんの気持ちは十分分かるわ。私もその状況ならそうするし....」
白井「まあ情状酌量の余地は十分あり、たぶん佐天さんは罰せられないと思いますの。」
初春「でも...問題がふたつほどあるんです。」
御坂「問題?」

89 :
白井「そうですの。一つ目は、被害者のロリコンが......レベル5第一位の『一方通行』ですの。」
御坂「...................は?(今なんて?)」
佐天「そうなんですよ。第一位とは知らずに倒してしまいまして〜」
御坂「なっ何かの間違いでしょ!(私でも歯が立たなかったのに...)」
白井「いえ、間違いありませんの。バンクの情報と合致(ポジティブ)でしたし....」
初春「それで、レベル5であることが佐天さんに不利益になる可能性を心配しているんです。」
佐天「学園都市はそういうのあるじゃないですか......能力者絶対優遇....みたいな」
御坂「いや、そんなことないと思うわよ。特に犯罪とかに関しては....」
御坂「(........あの一方通行が.....佐天さんに....嘘でしょ....しかもロリコン..................まあロリコンはありえるか)」
初春「それで、2つ目が.....」
そこに、ドアが開き小さい人影が部屋へ飛び込んできて...

90 :
打ち止め「どっきゅ〜ん、てミサカはミサカは抱きついてみたり♪」
迷わず佐天涙子に抱きついた
佐天「あ、ミサカちゃん!よく眠れた?」
打ち止め「うん!もうぐっすりってミサカはミサカは体いっぱいに表現してみる!」
御坂「」
白井「.....この子ですの。路上で毛布一枚で保護されましたし、性犯罪の被害者であることは間違いないかと...」
初春「それに、私の情報網を駆使しても情報が洗い出せませんでしたし、何か裏事情があるのかもしれません。」
打ち止め「あ!お姉さまー!ってミサカはm...」
御坂「ストーップ!!ちょっと私この子と話があるんで借りるわね!!じゃ!!」ダッ
佐天「あっ、御坂さん..........行っちゃった....」
初春「御坂さんとあの子なんか関係があるんですかね?」
白井「さあ?でもなんかお姉さまと同じ匂いがしてるような......」

91 :
コンコンッ
初春「はい、どうぞ!」
カエル医「失礼するよ」
白井「あ、お医者様。被害者の方は目覚めましたの?」
カエル医「ああ、目が覚めたよ。記憶が喪失してないかと気が気じゃなかったが、問題ないようだね。」
佐天「記憶?」
カエル医「そうだ。頭頂部から足にかけて不可思議な力が働いた跡があったからね。一体どんな衝撃を与えたんだい?」
佐天「それは〜、うまく言葉にできないというか何と言うか〜(私にも分からない...)」
カエル医「まあこれからこんなことにならないように気をつけてね。」
佐天「はい、以後気をつけます.....」
カエル医「もしまた何かあったらココを頼るといい、生きていさえすれば僕が治す。」
佐天「ありがとうございます」
カエル医「もちろん、次がないのがベストだよ。じゃ彼は○○○号室にいるから会いにいくといい。ではまた」

92 :
初春「じゃ、行きましょうか」
prrrrrrrrrrrrr
白井「わたしですの。悪いけど先にいってて下さいな、佐天さん、初春」
佐天「じゃあ先行ってますね〜」
病院 ○○○号室
一方通行「(........俺、生きてンじゃねェか...確かに死んだと思ったンだがよォ....)」
一方通行「(....まあ、一万人も殺した俺が生きてても誰も喜ば............いや研究者どもは泣いて喜ぶだろォがなァ...)」
コンコンッ
一方通行「(誰だァ..)空いてンぞォー(..あ、のど治ってる)」
佐天・初春「失礼しまーす。」
一方通行「!!!(あンのクソアマは....)」

93 :
佐天「えーと、とりあえず...ごめんなさい!!」
一方通行「あァ?」
佐天「ついかっとなってしまって、そのー、とにかくすみませんでした!!」
初春「佐天さんそれ謝罪になってませんよ〜」
一方通行「.....まァ、この通り身体は特になんともねェし、大丈夫だ。頭上げてくれ。」
佐天「ふ〜、一方通行さんって見た目によらず良い人みたいですね....でも」
一方通行「でも?.....(おかしい、さっきのセリフ俺のキャラじゃねェ気がする)」
佐天「なのは許せません!!」ゴゴゴ
一方通行「.....いっいやあれは理由があったンだ...」タジタジ
佐天「へぇー、深夜に路上でを丸裸にする理由ですか...ぜひ聞きたいですね」
一方通行「ぐゥ.....」

94 :
初春「まあまあ佐天さん。人それぞれ価値観は色々ですから、話たくない理由もあるでしょうし...(こんなところでアブノーマルな話題を出されたら正直困ります。」
佐天「初春がそういうなら...」
一方通行「.....」ホッ
佐天「でもこの人にはそれ相応の...」
バタン!!
白井「失礼しますの。たった今学園都市上層部がこの件に関して【一方通行及び佐天涙子は不問。ジャッジメント及びアンチスキルは両名ならびに保護された女子に対して不干渉とする】という決定をしましたわ。」
初春「それって......」
白井「つまり佐天さんとその人は無罪放免で私たちは干渉してはならない....今日一日はあなたも佐天さんと関わらないほうがよろしいと思いますの。」
佐天「でも....何故?」
白井「さあ?私に聞かれても、学園都市の上の方の意図はわかりませんの。」

95 :
初春「そんな....」
佐天「初春、元気だしなって!それに別に私が一方通行さんに干渉してもいいんでしょ?」
一方通行「!!」ギクゥ
初春「佐天さん、相手は学園都市が誇る第一位ですよ。昨日はまぐれだっただけです!!」
佐天「わかってるって、冗談だよ初春〜。そういうことなら私帰りますね〜」
一方通行「あ、おい!クソアマちょっと待て(名前ぐらい聞いておくか)」
佐天「クソアマ......だと!?」ギラリ
一方通行「ヒィ......」
   一方通行の脳内イメージ
佐天「おい貴様...私の名を言ってみろ......」ギリギリ
一方通行「あ.....あg......(やべェ...知らねェ....もうだめだァ.....おしまいだァ...殺されるゥ)」
佐天「ククク、さあ、貴様の神に祈るがいい、天国に逝かせてくださいってなァ!!」ゴキャ
一方通行「ぎィやァァァァァァっァッァァあっぁ!!!!!!」
   一方通行の脳内イメージ終了

96 :
佐天「一方通行さん。一方通行さん!聞いてますか!?」
一方通行「あ....ああ(なんだったンだ今の...これがトラウマってやつなのかァ.....)」
佐天「私の名前は佐天涙子、クソアマじゃありません!」
一方通行「わっわかった、佐天...いや佐天さァァァン!!」
佐天「うん!よろしい!!じゃ皆またね!(...にしても一方通行さん前にどっかで見たような.....)」
白井「それでは私はお姉さまにこのことを伝えてから支部に戻りますの、初春は先に行っててちょうだいな。」
初春「分かりました。あ、一方通行さんお大事に〜」パタン
一方通行「.............やっと行ったか。久しぶりに人と話して疲れたぜェ.....」
一方通行「(.......それにしてもあのクs、いや佐天さァァンは何もンなンだァ?....身体から妙な気が漏れてやがる...)」
一方通行「(...まァ考えても仕方ねェか。もう会うこともねェだろうし.......ン?あれ...は....)」
一方通行は窓から病院の駐車場を見ていた
一方通行「天井亜雄.....なぜココに?」
一方通行「.....あのガキか!(あのガキ十中八九実験に関係してやがる、あいつが狙ってもおかしくねェ!)」
一方通行「(俺もヤキがまわっちまったのかもなァ.....あンなガキのことが気になっちまうンだからよォ..)」
その後、○○○号室に見回りに来た看護婦は彼の姿を見なかった....

97 :
8月31日 昼すぎ 柵川中学女子寮
佐天「はあ、家に帰ったは良いけど暇だな〜。寝ようと思っても寝れないし、宿題はとっくに終わっちゃってるしトレーニングもしたし....」
佐天「やっぱ御坂さんとミサカちゃんのとこ行けば良かったかも.....」
ウオーンウオーンウオーン
佐天「ん?何この音?警報?(初めて聞いたけど変な音だな....とりあえずテレビつけてみよう)」
キャスター『現在学園都市に進入したテロリストは地下街に.........』
佐天「テロ!?この学園都市に?......」
キャスター『ジャッジメント、アンチスキルも総動員で.......』
佐天「初春.......大丈夫かな.....」
佐天「....................よし!(やっぱ見に行こ!気になるし、何より暇だし。)」ダッ

98 :
御坂「はあ〜、打ち止めとははぐれちゃうし、あのちっこいシスターもどっか行っちゃったし.....」
佐天「御坂さーん!」
御坂「あ、佐天さん!どうしてココに!外出控えるようにって警報出てたでしょ?」
佐天「え!そんなの出てたんですか?知りませんでしたよ〜」
御坂「...まあいいわ。で、どうしてココに来たの?」
佐天「いやまあ初春が心配になったんでつい。御坂さんは?ミサカちゃんと一緒じゃなかったんですか?」
御坂「あの子とはお昼の後、はぐれちゃって。探してたら黒子がなんかピンチだったんで助けて、それで....」
佐天「なるほど...そんなことが.....」
御坂「ていうか初春さんは絶対現場に出てないわ。彼女の戦場はPCの前でしょ?」
佐天「よく考えれば、確かにそうですね。」
ドドドーン ガラガラ
御坂「何の音?」
佐天「あっちみたいですね。見に行きましょう!」ダッ
御坂「あっ、佐天さんは危ないから.....て速っ!!」

99 :
同時刻 某所
風斬「逃げて!早く逃げて!! ここはまだ....危ないから...」
インデックス「ひょうか....」
エリス「ヴォーーーン」
エリスというなの黒いゴーレムはあらゆるものを吸い込んで再生する
いや再生というより成長と述べるべきか.....どんどん大きくなっていく
インデックス「ひゃう!!(ゴーレムが暴走してる....再生機能が制御できないのかも..)」
エリス「ヴォヴォーン!!」
インデックス「ひょうか!早く逃げよう!」
風斬「あなたは....早く逃げて!」
インデックス「あなたはって...........ひょうかはどうするの?」
風斬「私は...あのバケモノを止めないと..」
インデックス「無理だよ!あんなバケモノなんかと戦うなんて思っちゃ駄目だよ!!そんなことをしたら、ひょうかは.....!」
風斬「大丈夫...私も人間じゃ...ないから..」
インデックス「え?」
風斬「ごめんね...いままで...ずっと騙してて.....」

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