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2012年6月文学185: エミール・ゾラ part2 (414)
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エミール・ゾラ part2
- 1 :10/09/10 〜 最終レス :12/05/20
- 「ルーゴン・マッカール叢書」のエミール・ゾラのスレです
前スレ
【居酒屋】仏文豪 エミール・ゾラ【ジェルミナル】
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/book/1101877655/
http://mimizun.com/log/2ch/book/kamome.2ch.net/book/kako/1101/11018/1101877655.html
- 2 :
- ルーゴン・マッカール叢書(Les Rougon-Macquart)
1巻 ルーゴン家の誕生(La Fortune des Rougon)
2巻 獲物の分け前(La Curée)
3巻 パリの胃袋(Le Ventre de Paris)
4巻 プラッサンの征服(La Conquête de Plassans)
5巻 ムーレ神父のあやまち(La Faute de l'Abbé Mouret)
6巻 ウージェーヌ・ルーゴン閣下(Son Excellence Eugène Rougon)
7巻 居酒屋(L'Assommoir)
8巻 愛の一ページ(Une page d'amour)
9巻 ナナ(Nana)
10巻 ごった煮(Pot-Bouille)
11巻 ボヌール・デ・ダム百貨店(Au Bonheur des Dames)
12巻 生きる喜び(La Joie de Vivre)
13巻 ジェルミナール(Germinal)
14巻 制作(L'Œuvre)
15巻 大地(La Terre)
16巻 夢(Le Rêve)
17巻 獣人(La Bête Humaine)
18巻 金(L'Argent")
19巻 壊滅(La Débâcle)
20巻 パスカル博士(Le Docteur Pascal)
- 3 :
- 美術論集の翻訳がでてるんですね。
新聞の書評でみたんだけど、買ってみよー♪
- 4 :
- 制作読んだ
悲惨すぎて面白かったお
- 5 :
- ゾラってあんまり読まれないのかね?
徹底的に悲惨な物語書くので大好きなんですが。
- 6 :
- 自分も好きなんだけど日本だといまいちマイナーな感じだね
去年何ヶ月もかけてちまちま20巻全部読んだよ
- 7 :
- 日本語になってないルーゴン・マッカールはある?
- 8 :
- ない。すべて日本語でよめるようになったのはここ数年のことだ。
ゾラの読者が増えるのはこれからだ。そのためにも安易に絶版にしないでほしい。
- 9 :
- ただ、文庫で読めるのが半分にも満たない。藤原書店や論創社のハードカバー
は4〜5千円する。わたしは社会人だから購入できたけれど、学生だと
ちょっと手が出ないのじゃないか。図書館で借りるという手があるが、
それだと本が売れず、絶版になりかねない。むずかしいね。
- 10 :
- 高いから全部図書館で借りて読んだよ
百貨店とか生きる歓びとか最後に希望を感じられるのが好きかな
- 11 :
- 三都市叢書と四福音書も出版してほしい。
- 12 :
- 落語にあるよね。「ゾラゾラ」っていうの。
あれもルゴーン・マッカーレですか?
- 13 :
- >>12
そうです。イタリア版のマッカーレです。
- 14 :
- おー、しゃれてるねい。
- 15 :
- >>14
n'est-ce pas?
- 16 :
- 獣人が一番おもしろいよね
- 17 :
- まあ、業界のことはよく知らないが、ゾラを褒めるような奴が今では気取っただけのフランス文学者だから
余計敬遠してしまうってことがあるんだよな。本人はゾラの世界とは全く違うと言うのに。
- 18 :
- ゾラを読むかどうかはそんなこととは全く関係ない。
- 19 :
- 『壊滅』これが重要な作品だ。
- 20 :
- ルーゴンマッカール全部同じ出版で出してくれないのかな
なんかバラバラで気持ち悪い
- 21 :
- バルザックほどの奥深さはないが、パワーは感じる作家。
- 22 :
- 「おフランス」とか言ってる奴はゾラ全読みしろと言いたい
猥雑さが面白いよな
- 23 :
- ゾラはナポレオン同様イタリア人なんだよ。
- 24 :
- ポリーヌ健気かわいい
ナナビッチかわいい
アンジェリック妖精かわいい
- 25 :
- 百貨店て昔原書で読まされてうんざりした覚えがあるけど、翻訳で読んで
みようかな。訳は藤原と論叢とどっちがいいんだろ。
- 26 :
- >>25
うんざりとした原因はゾラにはない
- 27 :
- 辞書を引くのにうんざり、という意味。話は面白かったから読もうかなと
思ったんだけど。で、翻訳はどっちがいいのさ。
- 28 :
- ナナかわいいよ、ナナ
- 29 :
- 俺は読み比べた結果、論創社版を買った。
- 30 :
- 大地と壊滅が大作なのにいまいちぱっとしないのは
主役に魅力がないせいだと思うね
- 31 :
- 清水正和の『ゾラと世紀末』を読んでいたら、『壊滅』は出版当時絶賛の嵐
だったと書いてあった。しかし、今日フランスで良く売れるゾラは『居酒屋』
や『ジェルミナール』だそうだ。『壊滅』はなぜ注目されなくなったのだろう。
- 32 :
- 近親相姦ネタってどこにでるの?
- 33 :
- 『パスカル博士』
- 34 :
- え?最終巻だろ?いいのかw
- 35 :
- パスカルと姪の間にできた子に未来の希望を託すという締めくくり。
藤村の『新生』とはえらく違うな。
- 36 :
- 二つの血族が交じるってオチか
古典だからネタバレが気にならないな
- 37 :
- てかパスカルと姪がどうなるかなんてあんまどうでもいいし
それまでのシリーズの主役たちのその後が書かれてるのが重要だから
一番最後に読んだ方がいい
- 38 :
- フェリシテ好きだな
ルーゴン家の黒幕燃える
あとはジェルミナールのマユの女房もいい
素晴らしい逞しさ
- 39 :
- 『生きる喜び』出産場面の陰毛の描写に萌えた。
- 40 :
- 新潮文庫のゾラのカバーは良くなったね。カフカはひどくなったけど。
- 41 :
- カフカのカバーって変わったの?
居酒屋の表紙が好き
お値段そのままでもう少し丈夫なカバーにしてくれたら一生贔屓するよ新潮さん
- 42 :
- 新潮文庫って古臭い文芸イメージを温存しすぎていると思う
- 43 :
- それは大事なことだよ。
- 44 :
- うまけりゃまだ良いけどヘッタクソな漫画家の絵を使ったり
映画化されたらその出演者の写真をカバーにするなんて野暮やってるとこもあるんだから
新潮のゾラの表紙みたいのが残っててもいい
- 45 :
- 登場人物を演じた役者の顔を使うのが一番嫌い
最低最悪
- 46 :
- >>43
ゾライメージに関しては害悪
- 47 :
- 俺が持っているカフカのカバーはかっこいいぞ。
杉浦康平・辻修平によるデザインだ。
- 48 :
- このルゴーンマッカーレは順番に読んだはうが良いでしょうか?
あと、テレーズラカーンはどういふ位置づけになるんでせうか?
それと、アフェールドドレイフュスはルゴーンマッカーレにはどう関連するんでせうか?
ご教示願へませうかどうぞシィルヴプレー?
- 49 :
- 好きに読んだらええやん。
あとは自分で勉強しなはれ。
- 50 :
- >>49
読んだことないやつに聞いてへんで。
知らん奴はだまっとき。
- 51 :
- >>48
> ルゴーンマッカーレ
la fortune des rougonから読みなさい。
マッカーレのプレーちゃん。
- 52 :
- >>51
はい、わかりまちた。
メルシビアーン
- 53 :
- 『壊滅』すごいね。
- 54 :
- 最近ちょっと「ボヌール・デ・ダム」が注目されてない?
なんとなく。そういえば、鹿島茂がなにかでちょっと触れてたかな?
- 55 :
- ベンヤミン大好きな文化史の影響だと思う
- 56 :
- >>48
最初にルーゴン家、シリーズ全部読んだら最後にパスカル。
↓は主役が同じだからこの順で読んだ方がいい。あとはお好きに
獲物→金(サッカール主役)
ごった煮→百貨店(オクターヴ主役)
大地→壊滅(ジャン主役)
- 57 :
- プラッサンの征服が一番面白い
最後の盛り上がりが
- 58 :
- ゾラのドレフュス事件での獅子奮迅の活躍を読むと熱いものがこみ上げてくる。
それとテクストの評価は一応別だが、かれに第一回ノーベル文学賞をあげたかった。
1902年9月に死んでいるから、第二回以降は無理だった。
- 59 :
- 確かノーベルが個人的に嫌ってたから受賞できなかったとか
- 60 :
- 第1回はトルストイも存命だったけど無視されたし
むしろノーベル賞なんかにそっぽむいた彼らに栄光有りと…
- 61 :
- 20世紀初頭は他にもハーディ、コンラッド、ジェイムズ、チェーホフらが
存命だった。後からなら何とでも言えるというけれど、実際今の受賞者も
首をかしげることが多い。世界的に有名な賞だけに、長く古典として残る
作家を選んでもらいたい。
- 62 :
- 初期には今のような権威性なかったじゃん
後知恵でなにいってんの
- 63 :
- 今でもどうでもいい賞だよ
- 64 :
- たまーに歴史に残るような作家が取ってるだけで基本的にはその時の流行りだけの作家ばっかだろ
受賞者リスト見たら今でも読まれてる作家の方が少ない
- 65 :
- >63
そう言うのは簡単さ。しかし作家やジャーナリズム、文学愛好家たちが
世界中で大騒ぎする賞はこれしかないんだ。賞にはそれなりの意義がある。
>64
流行りの作家が選ばれているわけでもない。そこが問題だ。最近でも
ダリル・フォーやケルテース、イェリネクには首をかしげてしまう。
- 66 :
- >>65
あんたの61での主張には首を傾げる
- 67 :
- どこが?
- 68 :
- 賞なんてどうでもいいよ
作品の話してよ
- 69 :
- じゃあ、お前がしてみろよ。
- 70 :
- シリーズで一番つまらないのは夢
あんだけ短いのに途中でやめそうになった
- 71 :
- どうつまらないんだ?
- 72 :
- 今年のノーベル賞、バルガス=リョサは順当だ。
- 73 :
- ぼくわゾラのルゴーンマッカーレを全部読もうと思って
買ってわ読んでます。しかし、いままでに13冊読みましたが
あと本が見つかりません。みなさんわどこで本を見つけていますか。
- 74 :
- どことは?出版社?書店?
- 75 :
- THE 自演
- 76 :
- 書店とかウェブサイトとか、買うところです。
- 77 :
- アマゾンでいいんじゃね?
- 78 :
- ゾラでいちばん気に入っているのが『生きる喜び』だ。
海辺のポーリーヌの健気さが胸を打つ。
- 79 :
- 生きる歓びが一番心情は掘り下げてるんじゃない
他の作品の群集劇に対して登場人物がほぼ家族だけだし
ラザールうざすぎ
- 80 :
- ”J'accuse!”を買ったぜ!
- 81 :
- ゾラって日本文学史の中で「自然主義文学」と絡められたせいもあって
なんだか暗いイメージが強くて、読む人なんていないかと思ってたけど
以外と熱心に読んでる方、いるんですねえ。
美術好きのほうからゾラに興味が行くってのがあるかな?
- 82 :
-
日本を熟知する彼らならではの意見も、私には貴重だった。
ダンゴウについての意見は、まことに彼らしかった。
建設業界を震撼させる、談合のことである。
「日本では、ダンゴウが厳しく罰せられても、なくなりませんね。
発展途上国のように、受注に賄賂が横行するのはおかしい。
国民の税金を任されている省庁は、より安く、より高レベルの信頼できる業者を厳選し、
工事を発注する義務がある。
おやおや?
この文章は、談合と贈収賄の区別ができてねえぜ
最終的に損をこうむるのは、国民なのです。
やはり肝心なのは、僕たちが保証できる業者を選ぶことなのです」
元同級生とは言え役人と建設業者の関係だろうが。
だからジャンは建設会社に入ったんだよな。
官僚に友だちがたくさんいれば、コネを使って有利な条件で事業を受注できるからよ。
首相や大統領にさえなれる道を蹴って建設会社に入ってるんだ、
そりゃ相当なうまみがあるんだろうぜ。
http://fban.blog9.fc2.com/blog-entry-48.html#comment1857
- 83 :
- モンマルトルの道路陥没で死者
1909年10月31日(日)
恐ろしい事故が31日夕刻、パリ18区モンマルトルの丘の西側斜面、ダムレモン街とトゥールラク街の角で発生した。
道路の一部が長さ6mにわたって陥没し、通行人2人が生き埋めとなったのである
救出の試みは断続的に続けられた。
地区警察署のデュピュイ署長、地区消防署の署長をはじめ、
警視総監のレーピン氏、県知事秘書官のローラン氏、18区選出の国会議員マルセル・サンバ氏などが現場を訪れた。
http://france100.exblog.jp/14757983/
- 84 :
- 『パリ』出版されますね。読んだ方いらっしゃいますか?
- 85 :
- 『ルールド』『ローマ』は?
- 86 :
- >>85 わからないんです。『パリ』は11月下旬に出るみたいで・・・ 予約するかどうか悩んでいます
- 87 :
- パリ、ルールド、ローマって小説ですか?
ルーゴンマッカールではないわけですよね?
- 88 :
- 『パリ』は三部作の3作目で、前の2作を読まなきゃねえ。
- 89 :
- ルーゴン=マッカールのあと、ゾラは『ルールド』『ローマ』『パリ』
から成る三都市双書と『豊産』『労働』『真理』『正義』から成る
四福音書を書いた。ただし、『正義』は作者の死で書かれなかった。
すべて小説だが、世評はあまり高くない。
- 90 :
- >>88 じゃあ、なんでいきなり『パリ』? 出版社は何を考えてるんだか・・・
- 91 :
- 『火山の下』と同じ白水社のシリーズで上下巻で7000円近くする。
ピンチョン『逆光』より安いが、果たして売れるかね?
- 92 :
- ルーゴンは全冊買ったが、『パリ』は買うか迷うね。
- 93 :
- まあ、ストーリー的には、『ルールド』『ローマ』はつまらないね。
『パリ』が一番面白い。この作で結ばれる主人公夫婦の4人の子供が
次の連作の各主人公になるという趣向だ。
- 94 :
- テレーズラカン初めて読んだけど面白かった(´∀`)
巻末に載ってた誰もこの作品の意図をわかってねーよてゾラの手紙とかも笑えた
- 95 :
- 『巴里』(全2冊)、杉田次郎訳、春陽堂世界名作文庫、昭和8
をかなり前から持っているが、読むと本が解体してきそうなほどボロだったので、
読まずにいた。新訳を買って読むことにする。
- 96 :
- 時々稠密なクソリアリズムの小説を読みたくなることがある。
そんな時、まず思い浮かべるのがゾラだ。
ルーゴン=マッカール20巻が手許にあり、
いつでも読めるのは幸せだ。
- 97 :
- ゾラの同時代の時点ならともかく、今時、クソリアリズムといって
思いつくのがゾラという人も珍しかろうな。
もっと緻密なクソリアリズムはいくらでも出たわけだし。
結局、ゾラしか読んだことなかったりしてw
- 98 :
- そんなわけねえだろ、ボケ!
- 99 :
- ロブグリエあたりを思いつけば玄人(笑)だと思ってもらえるんですか?
- 100read 1read
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