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2013年03月哲学170: 【共同主観性】廣松渉【事的世界観】 (229)
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【共同主観性】廣松渉【事的世界観】 (229)
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【共同主観性】廣松渉【事的世界観】
- 1 :2012/01/11 〜 最終レス :2013/02/21
- 関係の第一次性、四肢的構造連関に定位して、事的世界観の定礎、共同主観性論を展開した廣松哲学の再検討
- 2 :あぼーん:あぼーん
- あぼーん
- 3 :
- ここは今まで考えた自殺の方法をひたすら列挙するスレです
テンプレ以上。
- 4 :
- 『世界の共同主観的存在構造』(講談社学術文庫)が一番の入門書です。
廣松哲学が凝縮されています。
『存在と意味』より面白い。
- 5 :
- 『存在と意味第三巻文化的世界の存在構造』が出ずじまいだったから、
我々は、廣松倫理学・正義論を遂に見ることができなかったのだ。
- 6 :
- 今日でも読み返すに値する独自の内容があるだろうか?
- 7 :
- 勝守真『現代日本哲学への問い』
ttp://www.amazon.co.jp/dp/4326153997
戦後日本を代表する哲学者は大森、広松、永井、高橋であり、
なかでも広松が素晴らしいとのことです
- 8 :
- >>6
@ikedanob
池田信夫
私が哲学科に進学する(文Uからjはフリーパス)のをあきらめたのは、廣松の授業を受けて「この人には絶対に勝てない」と思ったからだが、
いま思えば彼は例外的な天才だった。内田某ぐらいでいいのなら、私も文学部に行ったほうがよかったかも。
12月30日
- 9 :
- 亡くなった時、福岡の地元紙の投書欄に昔の同級生の投書がいくつか載ってた。
高校時代、廣松は知能検査か何かで物凄い数値が出て職員室で話題になっていたらしいが、
あっという間に学生運動で退学していったのだと。
- 10 :
- 弁証法の論理
- 11 :
- 最初に読んだのは『マルクス主義の地平』だったかな。当時22歳くらい。
あ、俺と同じ考えの人間が居たんだ、という気持ちよい感動を覚えたもんだ。
ところで、岩波さんよう。
どうでもいいから『存在と意味』を文庫化してくりゃれ。
かれこれもう15年以上待っとる。
- 12 :
- >>7
大森、廣松は認める
渡邊二郎、坂部恵、金子武蔵、今道友信
- 13 :
- >>8
内田樹は哲学者ではないが、レヴィナス理解では世界レヴェル
いまの若手仏哲学研究者は全然ダメだ
合田某とかは、
- 14 :
- 性格がまんま神秘主義だからね
- 15 :
- 合田はもう若手ってほどでもないのではw
- 16 :
- もう老後のことを考える歳だろ。だから私大に移ったんじゃ?
- 17 :
- ヒロマツは凄いのか凄くないのか本人の著作だけ読んでると分からんのよね〜
- 18 :
- 凄くはないです。ふつうの秀才。
主要著作が欧語訳されてもとくに注目されることはないでしょう。
- 19 :
- いや、だからその凄さは、他人の分析をしているものを読めばわかるんだよ
よく勉強している
- 20 :
- 凄いとは思うけど21世紀に通用して今後も継続して必要とされるかなという気はする。
- 21 :
- 社会哲学ではガンガン使われるよ。
- 22 :
- いや、もう使われない。すでに時代遅れ。
- 23 :
- んなこたぁない。
時代遅れという奴にとって先端は何?
何もないんじゃない?(笑)
- 24 :
- ロジックとパッションを同量入れたカクテルで明日の夜に酔うのじゃな?
- 25 :
- いや、最初から時代遅れだった。
物象化論はやはり疎外論で、
虚偽意識には見えない隠された本質が背後にあるという前提があるから。
しかも広松の場合は「学知」がそれを知りうるという恐るべき前提があった。
ちなみに物象化論の元祖のルカーチではそれを知りうるのはプロレタリアートの自己意識だけで、
もっと古臭いが、なお味わうべき本質洞察が含まれている。
- 26 :
- んなこたぁない。
典型的な誤読をしてるね。
物象化論をよく読め。
出来れば、著作集全巻読みなさい。
- 27 :
- 25が誤読とは思われない。
ただし、壮大でじつはアナーキーなまでに大風呂敷の廣松哲学のある側面だけで取り出して
切り捨てようとするのは不毛だな。
アリストテレスは重いものをのほうが速く落ちるとしたとか、奴隷制を擁護したとか、部分部分だけで全面否定するようなもの。
まあ、ホッブズなんかは実際にアリストテレスを全否定していたけどな。
- 28 :
- 25の最後の2行に賛成!
26はできるというなら25にちゃんと反論してみな
- 29 :
- 広松は共同主観性論の方がもっと駄目じゃないかな。
他者をパースペクティヴの違いに還元してしまうところなんか救いようがない。
- 30 :
- >>29
近年の他者論者からおこりそうな典型的な批判ですな。
共同主観性の哲学は他者の他性を共同主観性に解消しちゃう同一性の哲学だっていう批判。
これは廣松の立論を丁寧に追っていない言いがかりに近い批判でね。この点、熊野純彦が
こうした典型的な批判に対して反論しているから、読んでみてよね。
- 31 :
- いや、それは熊野氏の「脱構築」的な読み換えだから……
- 32 :
- マルクスの読みについては代々木系やら宇野派やら色々な緊張関係があったせいか
今読んでも面白いと思うけどね
- 33 :
- >>7
著者って廣松の弟子?
- 34 :
- 要は廣松の「上空飛翔的」と揶揄される体系から如何に実践論を抽出するかってことであって。
- 35 :
- 私もある意味で25の最後の2行には賛成だ。
しかし、その前半には反対だ。
26は物象化論をよく読めと言っているが、読めば読むほど駄目だ。
それは25の意見とは逆に疎外論になってないからだ。
マルクス的な批判の牙が全部きれいに抜かれている。
あれじゃあ、で、物象化の何がいけないんですか〜と言われて終わりだ。
- 36 :
- 広松においても、物象化はいけないことなの?
- 37 :
- 広松の弟子筋の人が、
「俺は広松の漢字のネタ本を知ってるんだ…」って言ってた。
詳しく聞いておけばよかった。
なんか、名前の付け方辞典だったか、冠婚葬祭のスピーチ用字典だったか、
そんなことを言ってた気がする。
- 38 :
- 物象化のない世界ってきっと素晴らしい世界なんだろうな!
すべてが流体なのかな?
- 39 :
- そもそも物象化が起こらなかったら世界像を描けない、というのが広松の立論だったと思いますが。
- 40 :
- 西田哲学あたりの悪い面を引き継いでる印象。
物自体は物自体なんだよ。
- 41 :
- こいつの漢語は異様にみ読みにくいね。一体何の影響を受けたのだろう。
- 42 :
- この人の著作はマルクスを読んでないと意味不明ですか?
興味があります
- 43 :
- 意味不明ではないですが読んでおいたほうが理解は深まります
- 44 :
- はっきりいって読む価値なし 時間の無駄
難読漢字を勉強するにはいいかもしれんが
- 45 :
- 安倍公房と対談して欲しかった
五木寛之より面白かったはず、絶対
『箱男』『他人の顔』『砂の女』『友達』等々、役割存在論・共同主観性論・関係の物象化論から面白い解釈が期待できた
- 46 :
- オワタ
- 47 :
- 物象化の否定とは、その都度その都度の課題・情況に於けるそれの乗り越えってこと。
単なる認識次元なら仏教の悟り、大きくは社会体制の変革ってことっスね
…んでも、もうマルクスだ共産主義だっていっちゃ駄目よw
- 48 :
- >>38
物象化の完全否定(状態)とは、純粋質料=無=死ってことっスね☆
- 49 :
- 廣松
- 50 :
- 『存在と意味』は読んでおいて損はないよ。独特の漢字熟語ばかりで
何言ってるかよく分からないけどね。この人の弱点は哲学的に社会を
考えることに関心があるのに、社会的事象をとらえる感性が欠けていること。
哲学的体系化は弱いのに、社会的事象を哲学的にとらえる感性は異様に鋭い
エリアスと好対照
- 51 :
- 廣松の社会哲学=実践論=革命論は
“革命の形而上学”
だね☆
決してまんま現実に当て嵌むべからず
謂わば現代文学だね☆
- 52 :
- さげ
- 53 :
- >>50
それ何となくわかるわ
- 54 :
- 個人史は知らないけど、理想的な環境に恵まれすぎたのかな。
生活に追われ、厭わしい日々の制約やあからさまな妨害を
一時的にでも逃れないと哲学的考察に没頭するのは難しい。
でも、逆に解放されてしまえば、考えるべき対象である
厭わしい日常の現実から哲学的思考そのものが隔離してしまう。
- 55 :
- 揚げ
- 56 :
- 揚げ物大好きです
- 57 :
- 揚げ松
- 58 :
- 難読漢字を書きたいだけの人
- 59 :
- >>58
そう思う人は読みなさんなw
純粋に素晴らしい
- 60 :
- この人のオリジナルな主張って何なの?
- 61 :
- なんでも既存の説に還元して解ったつもりのヤカラにゃw
- 62 :
- ないわけね はい了解
- 63 :
- ↑鼻から決めつけてるヤツにゃw
- 64 :
- test
- 65 :
- 松
- 66 :
- 竹
- 67 :
- 梅
- 68 :
- だいたい同じ。古谷と同じ
- 69 :
- なにが
- 70 :
- 既説・他説と同じだから読む価値が無い、と思うなら読みなさんなw
ともあれ廣松固有の魅力(内容であれ文体であれ構成形式であれ単なる誤解であれ)に捕り憑かれ、その影響のもとに自己の何物かを作りつつある人が少なからず居るという事実……哲学の世界に止まらないだな
- 71 :
- 要するにエッセイストってことね
- 72 :
- 廣松は現代文学ですなあ、マジ
- 73 :
- >>71はイミフだな
- 74 :
- 7 名前:考える名無しさん :2012/10/02(火) 10:35:34.12 0
これで大体処理は済んだと思うんで、
あと波平のAA荒らしとか削除依頼とかは各自でお願いします
ではでは
純一
- 75 :
- つづきは波平で!
- 76 :
- ↑なんスか波平って???
- 77 :
- この人が初めて主張した法則ってなんんですか?
- 78 :
- ↑釣り質問
どう答えてもケチ付ける気見え見えっスw
- 79 :
- >>77
法則1 : この世界は四肢的である。
法則2 : 実体があるためには関係が必要である。
- 80 :
- >>79
おそらくそれに対しても既説云々言うヤツが必ずいる
が、その(世界の四肢構造論・関係主義)廣松自身の論述はやはり随一だ
が、
本気の本気で未完に死した真の独創哲学は、それの変革論(構造変動=物象化の克服=革命論)を定式化することに有った筈
単なるマルクスモデルを越え、諸科学を睥睨しつつ…
- 81 :
- >>80
> 本気の本気で未完に死した真の独創哲学は、それの変革論(構造変動=物象化の克服=革命論)を定式化することに有った筈
そこの部分を知りたいです。廣松の変革論とは如何なるものになるはずだったのか。
変革論の素描なり構想なりといったものがあったのですか?
- 82 :
- よく読むとたいしたこと言ってない
よくある実体否定の関係主義
- 83 :
- 実際に社会について哲学的に考えたかったら廣松よりエリアスの方がはるかに役立つ。
ただし、エリアスの場合、社会現象の優れた哲学的解釈が手品的に提示される印象。
哲学的判断が解釈を導いていることが明白でありながら、自らの哲学を体系的に
明示することはしていない/できていない。
- 84 :
- >>81
ごく大雑把なスケッチとしては『世界の共同主観的〜』第三章、普通の人にゃこれが一番読み易い
本格的には『存在と意味』第二巻
ちなみに具体化プランとしては『新左翼運動への射程』『今こそマルクスを読み返す』(第三章)
があるが、これはもう夢物語=革命の形而上学と言う他なく、云わば文学として読むべきだね
じゃあ無価値か? それは読む人と継承の仕方にかかると思うだぜよ
- 85 :
- 誰か西田のエピゴーネンみたいなことを言っていたが、
基本的に正しいと思う。
しかし、エピゴーネンとしても、廣松は、師匠の下村寅太郎にまるで及ばない。
- 86 :
- なんでも既説にこと寄せて「日の元に新しきもの無し」主義者にゃw
- 87 :
- 衰退しているジャンルでは、
だいたい新しいほうがレベルおちるものだ。
高田はアントニオ猪木に及ばず、猪木は力道山に及ばない。
が、イチローが長嶋より上手いというのは当たり前。
野球はプロレスほど衰退してないからな。
- 88 :
- 晩年に新聞に「西欧の哲学思想は行き詰っていて、それを乗り越える可能性が
あるのはアジアの哲学」とか言い出して、あきれたのを覚えている。
よくある「現代物理学が仏教に追いついてきた」とか言いたがるやつと
同じレベルではないか。散々マルクスマルクス言っておいて、結局
ただの漢字好きだったのかと。
- 89 :
- 朝日新聞に載った遺言の内容は、左翼がアジアを考察の対象として除外すべきではない、
という真っ当な指摘だった
現にそのツケが今来ている
吉本も廣松も基本的にへーゲルだから骨抜きにされたマルクスと言えないことはない
あるいは早過ぎたジジェクのようなものだったか
- 90 :
- でもジジェクとの決定的な違いは現実界の不在
- 91 :
- みなさん、ジジェクで打ち止めにしないで、
ジュディス・バトラーの『ヘーゲルの不幸な意識論を読む』
あたりにも一回目を通してみたらどうか。
私は随分前に読んだのだが、そのときは目からうろこが落ちたな。
みなさん、じゅうぶんに頭いいんだから、やや毛色の違うものも、
もうすこし読めば、さらに話題が広がると思う。
- 92 :
- ほう
- 93 :
- 頭が悪い人に限って晦渋な表現を使いたがるよね
- 94 :
- で?
- 95 :
- べつにぃ、
- 96 :
- 好き嫌い、高評価・低評価は別として、廣松を読んで頭悪く感じるとしたら
学問にはまったく向いていないと思った方がいいレベル
- 97 :
- 哲学やら現代思想とやらの通俗本が数多あるなか、中卒の俺が読んで初めて「解り易い!スゲーっ!」と思えたのが、廣松の『世界の〜』だった。
19の頃、「世界の謎が解ける!」ってな興奮で、以後、辞書を座右に夢中で廣松を読み漁った。
丸山も竹田も今村も読んでピンと来なかったDQN脳がなw
こんなに明晰で解り易い哲学書はなかなか無いぞマジw
- 98 :
- あ
- 99 :
- い
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