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2013年04月軍事256: 【黎明爆撃】本日の南雲部隊司令部1AF【艦砲射撃】 (229)
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【黎明爆撃】本日の南雲部隊司令部1AF【艦砲射撃】
- 1 :2013/03/09 〜 最終レス :2013/04/03
- 南雲忠一中将率いる機動部隊の戦い振りについて語ろう。
諸君らの雑談、研究、史料、妄想、仮想、連想振りに期待する。
なお、本支隊(前進部隊)は、南雲忠一中将を再評価するスレの分遣支隊でもある。
前スレ なお、このスレ隊はナンバリングせず、【】【】内の変化をスレ番の代わりとする。
【敵機直上】本日の南雲部隊司令部 1AF【急降下!】(実質6)
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/army/1320846156/
- 2 :
- 初代スレ
【長官は】本日の南雲部隊司令部 1AF【無能だよ】(実質1)
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/army/1238337939/
二代スレ
【艦攻雷装】本日の南雲部隊司令部 1AF【そのまま】(実質2)
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/army/1300371849/
三代スレ
【若い者は】本日の南雲部隊司令部 1AF【良い】(実質3)
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/army/1305975001/
四代スレ
【南雲】本日の南雲部隊司令部1AF【東雲】(実質4)
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/army/1311072304/
五代スレ
【無線封鎖】本日の南雲部隊司令部 1AF【そのまま】(実質5)
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/army/1316694827/
南雲忠一本隊スレ
南雲忠一中将を再評価するスレ(曽)
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/army/1358424721/
- 3 :
- スレ主不在のようなので、代わりに立てました。
僕と契約して、機動部隊司令長官になってよ!
|\ /|
|\\ //|
.l ,> `´ ̄`´ < ./
. V V
. i{ ● ● }i
八 、_,_, 八 _
// 个 . _ _ . 个 ', /\
/ ./ il ,' '. li / /
/| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄(__.ノ ̄|\/|
| けいやくしてください | /
|__________|/
- 4 :
- スレタイのセンスが悪い
【奇襲攻撃成立せず】 【転電不要】 に変えてくれ
- 5 :
- 南雲さんとは直接関係するかどうかわからんが、ちっちゃい島に対する艦砲射撃は大変に有効だよねえ。
- 6 :
- ノ;;;;;;)〜〜 プゥ〜ンかまってかまってかまって
(;;;;;;;;;;;;;;;)〜〜〜〜 プゥ〜ンかまってかまってかまって
(;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ〜〜〜〜 プゥ〜ンかまってかまってかまって
/:::::::::::::::::::::::::::::::ヽ 〜〜〜〜 プゥ〜ンかまってかまってかまって
人;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;)クサイ クサイ
。 川|川/゚∴゚\ b〜 プゥ〜ン
。‖|‖.゚◎---◎゚|〜 ゚プゥ〜ン / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
川川‖∵∴゚。3∵゚ヽ〜。゚ 。 。 <俺のスレ最高!!ハァハァ・・・
川川∴゚∵∴)д(∴)〜゚ 〆⌒\。 \______________
。川川∵∴゚∵o〜・%〜。 (c人゚∴3
川川‖o∴゚〜∵。/。 ゚|゜#。゚。゚b。カユイ カユイ
川川川川∴∵∴‰U d゚。o∵。|゚ プゥ〜ン
U 〆∵゚‥。 ゚o゚ o\_ 。(・∀・。)プゥ〜ン
。 / \゚。∵@゚∴o∴つ (c‥∵゚)゚
o |∴\ '''''゚''''''''''''つ U d;∵|:∴|゚。
%。゚。。‰∴>>1゚∴o゚ o (::c(∴゚)。o。。
|o∵o。。| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
- 7 :
- なんという首席参謀ホイホイスレw
- 8 :
- >>1-3
QB長官に敬意を表して乙!
首席参謀、本スレの↓に対する返答を希望します。
585:ゲショゲショ :2013/03/07(木) 22:16:59.62 ID:??? [sage]
>>534
>1.確認せる敵機
>2日0220より相次いで発進せる飛行艇9機、在空哨戒中の戦闘機3機にして昼夜共に哨戒は最重なるを認む
この文言だと「敵戦闘機が夜間空中哨戒を行っている」というふうにも読めるような?
>ミッドウェーを偵察した日本潜水艦の無線情報が、ニ水戦旗艦・神通で受信され、それが輸送船ブラジル丸に無電連絡されている。
>一航艦旗艦でこの情報が受信してない and/or 作戦運用に全く反映されてないことが大問題だろう。
“大問題”ということは、第一機動部隊以外のMI・AL作戦参加部隊の全てで「当該情報を受信していた」と確認出来たんですよね?
ところで、ぶらじる丸は例の「敵空母行動中らしき情報」を受信しているのですか?
- 9 :
- 以下、本スレより順次転載。
こちらで交戦開始!
(以上“南雲スレ四天王”の権限に基づきます、今勝手に決めますた。ウガッ)
620:首席参謀@代行(アク禁中) :2013/03/09(土) 15:05:48.00 ID:??? [sage]
海軍大学校戦略担当教官・井上成美の講義メモによる兵術の6原則(昭和7年2月)。
N^2法則に基づいて、純数学的(合理的)に結論を引き出したもの、と言われる。
ttp://mnagata.net/blog/2012/07/11/%E4%BA%95%E4%B8%8A%E6%88%90%E7%BE%8E%E3%81%A8%E3%81%AF%EF%BC%88%EF%BC%94%EF%BC%89/
・兵力はできる限り集結して用いる。
・決戦には十分且つ大なる兵力を準備する
★兵力を分派する場合でも、兵力既知の敵勢力より優勢であること。
★やむを得ず予期する敵勢力より劣等な兵力を分派する場合はその速力を同等以上とすること
★決戦前にやむを得ず兵力を分派する場合でも、決戦に参加する要の無い兵力を使用せよ
・上記に反して決戦に必要な戦力を分派するときは、決戦に参加できる限度を超えてはならない
「兵力既知の敵勢力より優勢」かどうか?
→ 戦艦1隻の火力は、海岸砲を上回る(参考:真珠湾奇襲後のミ島分派計画は、戦艦1+5航戦空母2)
→ ミ島基地の「兵力既知」の航空兵力は陸軍機1-2コ中隊、これを迎撃可能な零戦を用意したか否か?
「決戦に参加する要の無い兵力」かどうか?
→ ミッドウェー海戦は航空決戦、戦艦は護衛戦力であっても、決戦兵力ではない
→ 敵機動部隊との決戦用の航空兵力、直衛隊を残した運用かどうか
ミ島砲撃分派論を批判するのであれば、上記に基づいて精緻に議論すべき、であろう。
- 10 :
- 621:首席参謀@代行(アク禁中) :2013/03/09(土) 15:23:17.42 ID:??? [sage]
>上記に反して決戦に必要な戦力を分派するときは、決戦に参加できる限度を超えてはならない
山本五十六は、「ミッドウェーを叩くのが主目的ではなく、敵艦隊を潰すのが主目的だ。
そのあとでミッドウェーを取ればいい。本末を誤らないように」とクドいくらいに南雲長官に言われた(渡辺戦務参謀)、のであれば、
決戦の対象は敵艦隊であり、ミッドウェー基地ではない。
だから、ミッドウェー基地攻撃の編成は、敵空母攻撃の編成を崩してはならないし、
そういう意味で赤城・加賀の艦攻隊に雷爆転装命令を出すことは論外、と考えたくなるし、
更に言えば、敵空母攻撃隊の直衛機と、1AF艦隊直衛機のバランス、という観点で、
友永隊に36機の直衛零戦を用意した点は、「決戦に参加できる限度」を超えた戦力の分派、という意味で批判の対象になる。
むしろ、「ミ島砲撃分派論を批判」するケースって、一般論、敵空母との決戦兵力の分散がどうのこうの、
という理屈で批判するのだろうから、
そういう分派論・批判論者は、その同様の理屈に基き、史実の友永隊の編成を批判すべきであろう。
史実の友永隊の編成を批判しないなら、ダブスタだね(笑)
- 11 :
- 623:首席参謀@代行(アク禁中) :2013/03/09(土) 16:16:01.43 ID:??? [sage]
>>616 ブーメランしようか?
貴公だって、一航艦の飛行錬度はこれだけあり夜間飛行は何組可能だ、って資料の提示、できないんだろ?
勿論、小職もできないが、その替り50sfの雛鳥ですら夜間発艦+編隊飛行できるよう訓練されてるのに、
1AF(日本の母艦搭乗員の最精鋭)が、夜間発艦+編隊飛行できないハズがない、
との資料を提示し、GF長官ですら、その点だけは認めた >>581のに、貴公は往生際が悪いですな。
ちなみに、昭和19年における実用機教程・百里原航空隊(艦攻)における雛鳥たちの実例。
>また、小さな編隊灯だけを頼りの夜間編隊飛行訓練も【徹底的に実施】された
ttp://senri.warbirds.jp/05hiyakuri/hiyakuri1.html
ttp://senri.warbirds.jp/24aq/17/1-15.html
>百里原航空隊でも夜間飛行は度々実施された。
>「薄暮定着」に始まり「夜間定着」「夜間編隊飛行」と夜間飛行は重視されていた。
ttp://senri.warbirds.jp/05hiyakuri/hiyakuri1-1.html
こんなコメントもあったね。
>海軍の搭乗員で夜間飛行が出来なければ一人前とは云えません。
ttp://senri.warbirds.jp/23ura/34/sidoo.html
- 12 :
- >>9 本スレ>>620etc
>>★兵力を分派する場合でも、兵力既知の敵勢力より優勢であること。
他、残り全部→だから米軍兵力が「既知」なのは今だからだろ!
当時は敵戦力が未知数だから、ヲマイの考えは全部後出しジャンケンだって言ってんの!
また過去の戦況や判明している相手戦力に対して、重箱の隅的に合わせて奇策を出してん
のがヲマイのやり方。
んでその偏った奇策が司令部に採用されるためには、どの時点まで遡ってどう説得するのか
まで考えて出せ!
その上でなお、こちらが手を変えればあちらも変わるのが現実。
その点を考えないから「ゲーム脳」丸出しの火葬疝気。
ぜひ「未来人」として過去に干渉していただきたいものだw
- 13 :
- 1AFの練度は定期的な人事異動の為かなり低下していたはずだが
- 14 :
- >>10
>山本五十六は、「ミッドウェーを叩くのが主目的ではなく、敵艦隊を潰すのが主目的だ。
そのあとでミッドウェーを取ればいい。本末を誤らないように」とクドいくらいに南雲長官に言われた(渡辺戦務参謀)、
本当に山本長官がこんなことを言ったんですかねぇ?特に>そのあとでミッドウェーを取ればいい。
もしそうなら
「山本長官は自分で承認したMI作戦を理解していない」
ことになるんですが。
(これはある意味では山本長官をおとしめていませんかね?)
ミッドウェー攻略後の対敵配備で一目瞭然ですが、
MI作戦の最大達成目標はミッドウェー攻略後に(可能ならば)敵艦隊を誘引撃破することです。
最小達成目標はミッドウェーを攻略し哨戒線を前進すること。
もしミッドウェー攻略が後回しで良いのなら、なぜN日を変更出来なかったのですか?
月齢や潮の干満に関係なく上陸作戦を決行出来る、ということなのですから。
記憶が曖昧で申し訳ありませんが、そもそも首席参謀の「黎明爆撃」論は、
第一機動部隊の史実空襲では攻略船団への再空襲が防止出来ない、
から始まっていませんでしたっけ?
そして現在の本スレでは、第一機動部隊が現場で対処できる範囲を超えて、
MI作戦自体の改変に着手している。
(これはこれで山本GFの作戦立案能力を批判していることになるわけですが)
それならば「黎明爆撃」など必要ありません。
N日を変更して攻略船団のミ島哨戒圏突入を第一機動部隊より1日以上遅らせれば良いだけかと思案します。
- 15 :
- ☆ チン
☆ チン 〃 ∧_∧
ヽ ___\(\・∀・) <首席参謀まだ〜?
\_/⊂ ⊂_ )
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| .|
- 16 :
- レーダーで察知され空中退避されるだけ
- 17 :
- まどまぎキューベーが長官かいw
>>8
一言で言えば、MI・AL作戦参加部隊の全てで「当該情報を受信していた」と確認、できるハズもない。
小職は、何かしら6F情報に類する交信記録がないか、1水戦やら2水戦やら、ぶらじる丸やら、
資料を精査したが、ミ島方面に関し端折って記載されたか、記録から抹殺されてるか…
挙句のはて、田中少将は、6/1〜6/9の記録に関して「部下が保管中なり」とのメモを提出してるぐらいでね。
ぶらじる丸の記録は、リファレンスコード付きで提示したのだから、貴公も目視・確認したまえ。
小職が見た限り、「敵空母行動中らしき情報」を受信した、との記録はない。
>>14
>本当に山本長官がこんなことを言ったんですかねぇ?
戸川幸夫が渡辺安次中佐から直接聞いた話らしいね。「人間提督・山本五十六」に記載してる話しの引用。
なお、小職は「人間提督・山本五十六」を読んではいない。
>「山本長官は自分で承認したMI作戦を理解していない」
山本長官が、ミ島作戦における狙いを、実施部隊幹部に明言した、と受け取るべきじゃないか 【続く】
- 18 :
- >>14
>ミッドウェー攻略が後回しで良いのなら、なぜN日を変更出来なかったのですか?
>月齢や潮の干満に関係なく上陸作戦を決行出来るということなのですから
敵機動部隊を粉砕した後だったら、月齢や潮の干満に関係なく、上陸作戦を決行できる、
という意味合いが、貴公には理解できていない、と見た。
B-17や迎撃機の発進を阻害するよう、適当なタイミングで敵滑走路を破壊爆撃できれば、
1AFの安全は確保されるし、その状態なら、海岸砲14門を叩き潰すのも容易だろう。
敵機動部隊撃滅後に、滑走路の破壊・海岸砲の破壊が双方達成できるなら、夜間上陸・奇襲に拘る必然性はなく、
昼間に堂々と上陸戦を敢行すればよい。
>そもそも首席参謀の「黎明爆撃」論は…始まっていませんでしたっけ?
敵機動部隊の航空戦力と、ミ島基地機の航空戦力を、どう個別撃破するか、との観点から、だね。
敵機動部隊からの攻撃を受ける前に、どれだけミ島基地機の航空戦力を撃破できるのか、
つまり、友永隊の黎明出撃ではミ島基地機の発進を阻止できなかった史実を踏まえ、
黎明爆撃開始という選択肢だと、もっとマシな結果になりそうなのかどうか、検証したかったわけさ。
- 19 :
- 発QB長官、宛GF長官
本文、後始末は我々がやっときますんで、長官は引き続き北海で敵艦隊の捜索をされたし
本スレより>>639転載
>小職の目的「敵機の発進を半日以上阻止する」を、【言葉尻通り解釈】するなら、
>そりゃ貴官たちが主張したいように、0100に避退させりゃ発進阻止にならない、だろうね。
>「敵機の発進の阻止」を「爆装・雷装した対1AF攻撃機の発進を阻止」と柔軟に解釈するなら、
>TBFなりSBDなりB-26が空装で避退しただけの場合、かなり目的を果たした、と主張できるところ。
これってさあ、いわゆる「広義の解釈」ってやつだよね?
「いわゆる従軍慰安婦」とか「いわゆる南京事件」とか
自分の方から騒ぎ立てておきながら、証拠をつきつけると、「いや間接的な関与はあった!」
とかいってごまかすやつ。
首席参謀ってサヨクと考え方が一緒だったんだね。
だいたいB-17は爆装して発進してるっつーの
「迎撃するのに十分な零戦を用意してるから(キリッ」って言うけど、
史実でも零戦は1機のB-17も撃墜できなかったってのに。
それ以外の機種だって、なんで空装って決めつけてんの?甘すぎるよw
- 20 :
- 再び順次転載。
(ガラケーでこんな作業するのは面倒なんですよ)
637:首席参謀@代行(アク禁中) :2013/03/10(日) 12:37:05.02 ID:??? [sage]
やれやれ、GF長官は自らの説【a=b】に悪酔いしてるようだ。更に顔を真っ赤してる様子が目に浮かぶ(笑
a) 2300黎明爆撃隊の発艦だと、史実の0100のB-17/F4F 4機の発進を阻止できない、
b) 黎明爆撃は意味がない
aについては、97艦攻が、300浬の行程全て巡航速142節で飛行した場合、
0100に間に合わないことは確定だ。(97艦攻の爆撃過荷1076浬、片道300浬)
では、0100に間に合わないとして、黎明爆撃隊の戦果を冷静に検証してみよう。
a-1) F4F等米軍黎明迎撃機との戦闘
既に小職は、米軍戦闘機が「全機26機」迎撃に上がり、昼間の攻撃並みというキルレシオだった、
という【米軍に甘い想定】で、以下の日本軍の損失を見込んだ。 >>450,615
→ 97艦攻:8機撃墜(10機生存)、零戦:5-6機撃墜(6-7機生存)
→ 黎明爆撃で、命中率の低下(80%→50%)を見込んで、5発滑走路に命中
この当時、夜間に戦闘機が戦闘行動するためには、かなりの熟練パイロットが必要であり、
26機全機が迎撃に上がる、という想定は、米軍に対し激甘な想定であることは、誰にも否定できない。
そういう日本軍に厳しすぎる想定であっても、ミ島の滑走路(スチールマット)に5コ以上穴が開く。
米軍黎明迎撃機との戦闘の想定に、文句あります、長官ドノ? 【続く】
- 21 :
- 638:首席参謀@代行(アク禁中) :2013/03/10(日) 12:38:07.14 ID:??? [sage]
【続き】 a-2) 米軍の対空砲火 【参考資料】 ttp://blog.zaq.ne.jp/kusunoki/article/472/
(黎明ではなく)日の出後という米軍有利な時間帯において、友永隊の艦攻10機に対して、
対空砲火による投下前の撃墜は1機というのが米軍の練度である。
従って、黎明で射撃精度が悪化する以上、a-1で生存した97艦攻を撃墜できるとしても0乃至1機だろう。
故に、黎明爆撃の結果、0130以降、ミ島のスチールマット滑走路に「最低でも」5コ以上穴が開き、
数時間の単位で使用不可能に陥る(≒B-17/26の発進不可)という想定、どこに無理があります、長官ドノ?
仮に0100に空中避退が可能、との主張であれば、着陸不可能になる点は了解できますな?
(空中避退については、a-4にて)
a-3)米軍の補修能力
ガ島で21穴の補修に24時間以上かかった史実を提示済だし、ガ島並みの補給資材があったとして、
「単純計算」で、24h×(最少)5穴/21穴≒5.71時間は使用不可能に陥りそうですな。
さて、小職は長官ドノに、>>590でミ島に滑走路補修資材が潤沢にあったのか、資料提示を求めましたが、
その後どうなりました? 滑走路の使用不可能な時間が短い、18機の黎明爆撃は意味がない、
と強行に主張なさるなら、結構クリティカルな論拠だと思いますが(笑) 【続く】
- 22 :
- 639:首席参謀@代行(アク禁中) :2013/03/10(日) 12:38:38.56 ID:??? [sage]
【続き】a-4) 米軍機の空中退避
さて、B-17なりTBFなりカタリナなり、米軍攻撃機が全機空中退避に成功した、としよう。
ただし、a-1,2,3の想定にある通り、着陸できる滑走路は3本ではない。ゼロもありえる。
まともに着水できるのはカタリナだけ、1-2時間で滑走路が補修できない限り、残る機体は全滅する。
更に、6/5の0100時点では、1AFは米軍索敵機に発見されていない段階。
上空に退避したままでは、零戦(12機マイナスα【迎撃機に撃墜された数は減】)との戦闘に巻き込まれる。
零戦の20mmは黎明迎撃機との交戦で消費されるだろうから、7.7mmで簡単に米軍機が撃墜できる、とは思わないが。
米軍指揮官としては、腹をくくって、ミ島レーダーが探知した、ミ島黎明爆撃隊が飛行してきた方角に向かって
避退攻撃機(TBF×6,SBD×16,B-26×4,B-17×17)を発進させるしかないだろうね。
日本時間0100に日本の輸送部隊攻撃に向かうつもりだった、B-17に関しては爆装済みだったが、
TBFなりSBDなりB-26に関しては、奇襲を喰らって上空に避退する際、爆装・雷装完了しているのだろうか?
言い換えれば、日本時間0100の時点で、全機爆装・雷装完了していたのか、ということ。
小職の目的「敵機の発進を半日以上阻止する」を、【言葉尻通り解釈】するなら、
そりゃ貴官たちが主張したいように、0100に避退させりゃ発進阻止にならない、だろうね。
「敵機の発進の阻止」を「爆装・雷装した対1AF攻撃機の発進を阻止」と柔軟に解釈するなら、
TBFなりSBDなりB-26が空装で避退しただけの場合、かなり目的を果たした、と主張できるところ。
- 23 :
- 641:首席参謀@代行(アク禁中) :2013/03/10(日) 12:43:45.10 ID:??? [sage]
零戦4機+99艦爆18機で、迎撃のワイルドキャット12機と交戦した対ヨークタウン戦(小林隊)の数値を元に、
零戦12機とF4F黎明迎撃機6機との交戦結果を、試算してみよう。(全26機が上がった際の最悪の想定は、既に提示済み)
小林隊は、零戦の3倍の迎撃機を相手に、零戦が3機(75%)、99艦爆は13機(72%)失われている。
ランチェスター二乗の法則からみて、1対9の戦闘機の戦力比で、70-75%前後が失われた、ということ。
零戦12機 対 F4F 6機の仮定では、迎撃機の比率は0.5倍(12機対6機)に下がるから、戦力比として0.25倍となる。
小林隊の戦力比は9倍だから、1/36に低下した試算になる。
だから、零戦の被撃墜数は、12機×75%(小林隊)÷36(戦力比補正)=0.25機、
97艦攻の被撃墜数は、18機×72%÷36=0.36機、というところだろう。
米軍パイロットの練度>>零戦パイロットの練度が成立するケースに限り、日本側の損害が高まるけれど、
ほぼ無傷に近い結果が計算できますな。
零戦の7.7mmで、爆装・雷装してるTBD/TBF相手だと、運動性能は悪いわけだし、爆弾や魚雷に命中弾喰らえばオダブツだね。
勿論、黎明という明度で、簡単にTBD/TBFの後ろの射撃点を確保、かつピンポイント銃撃する難易度は低くはないけれど。
まぁ、零戦を振り切って、1AF攻撃のため、【ミッドウェー北西方面】に飛行な可能な米軍機は、ほぼB-17/26、と見ておくべきか?
TBF×6, SBD×16の1AFへの攻撃飛行をほぼ阻止できるのなら、黎明爆撃、多少なりとも意味があった。
更に言えば、黎明爆撃隊から「敵機編隊、貴方ニ向フ」の打電が期待でき、ミ島基地機の「奇襲」は成立しない。
0300過ぎ、1AF上空に、27-30機の零戦迎撃機が待ち構える想定に、無理があるならご指摘どうぞ。
- 24 :
- 642:首席参謀@代行(アク禁中) :2013/03/10(日) 13:45:41.84 ID:??? [sage]
戦闘機26機全機が「黎明に空中避退した」という話しと、戦闘機26機全機が「黎明に交戦できた」という話し、
戦闘機パイロットの質、という観点で雲泥の差があることは、ご理解いただけている、でしょうな、諸君。
>>588 における資料提示がある以上、小職も、以下の点に関し、同意する。
・遅くとも、0045(現地時間0345)頃までには、レーダー探知される(史実通り93マイル手前で捕捉される)
・「他の小型中型機は暖気運転を済ませ、即時発進の状態で地上で待機」していた
米軍は、日本空母4隻がミ島に向かうという情報に基づき、迎撃態勢を組んでいるなか、
6/5の0100に、F4F【6機】が上空警戒のため出撃してた、というのが小職には引っかかるわけですな。
レーダー探索できるにせよ、日本軍の黎明爆撃を予知し、その編隊を数十機と見積るなら、
6機で迎撃が足りるハズも無し、だから小職は黎明飛行可能な米軍戦闘機の【上限】を6機+αか、と判断した次第。
なお、ミ島爆撃隊は、事前レーダー探知されることから、全機空中避退に会い、その破壊は不発に終わるわけであるから、
極論を言えば、黎明爆撃であれ、史実の黎明発進であれ、敵航空戦力の破壊は無意味に近いと考えられる。
つまり、小職の黎明爆撃策を「レーダー探知/空中避退論」で批判する諸君は、
同じ理屈で史実の南雲司令部を批判していただけるのでしょうな、
友永隊の一部、加賀艦攻隊の滑走路爆撃は無意味で、むしろ他の敵基地機能破壊を優先すべきだ、と。
もっとも、小職の黎明爆撃策、避退した敵機が着陸できる滑走路はロクにない、という戦果があるけれど(笑)
- 25 :
- キューベーは威勢だけはイイようだ。>>19
>「いわゆる従軍慰安婦」とか「いわゆる南京事件」
いきなり話しをそらしますな(苦笑) 小職の「従軍慰安婦」なり「南京事件」に対する主張をどこかで見ましたかね。
首席参謀のコテで、ネット上で開陳したことなど一度もありませんが…
>それ以外の機種だって、なんで空装って決めつけてんの?
「空装じゃない」と資料を見つけてから、小職を批判すれば良いのに、貴官は極めて感情的に反応しますな…
なお、爆装・雷装してるTBD/TBFが相手なら、運動性能は悪いわけだし、爆弾や魚雷に命中弾喰らえばオダブツだ、
ttp://toro.2ch.net/test/read.cgi/army/1358424721/641
という部分、貴公はどう考えるか、意見開陳願いたいですな。
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・
さて、こういう試算もできる。
ttp://www10.atwiki.jp/admiralnagumo/pages/28.html
6/4の1200から24節でミ島(522浬)に向かうわけだから、2300だとミ島から258浬地点であることは言うまでもない。
97艦攻の巡航速(142節)だと、110分でミ島到達だから、2300に「編隊組み終わって出撃」だったら、0050到達予定。
レーダーに探知される時間は約30分前として0020チョい前か。黎明発進(0100-0130)できても夜間発進しない米軍。
00時台に避退発進させるためには、相当照明を明るくするんだろうね。黎明爆撃隊のいい目標になったりしてw
- 26 :
- 零戦搭乗員会が編纂した「海軍戦闘機隊史」より引用 ttp://www.npo-zerosen.jp/zero005/zero005-0104.htm
>〇一四五 索敵機発進 → 避退B-17発進
>〇二四五 平文で「多数機ミッドウェーに向かう。方位三二〇度、距離一五〇カイリ」と打電 <=★★★(第一報)
>〇二五三 ミッドウェーのレーダーは「多数機三一〇度九三カイリ」 <=★★★(第二報)
>〇三〇〇 F4Fワイルドキャット六、F2Aバッファロー二〇計二六機発進
>〇三一〇 TDFアベンジャー(雷装)六機、B26マローダー(雷装)四機、SB2Uビンディケーター艦爆一二機発進
>〇三一五頃 SBDドーントレス艦爆一六機が発進
「多数機ミッドウェーに向かう」の第一報から、戦闘機発進まで15分経過、攻撃機全機避退完了までは30分以上経過してる。
0020にレーダー探知の第一報入ったところから起算して、戦闘機発進が0035、TBF等の発進が0045、SBDで0050か?
もっともB-17も全機避退させなきゃいかんから、TDFやSBDの発進時刻はB-17避退後(5-10分後?)だろうな。
黎明爆撃隊、日の出前1時間数十分前にも関わらず、前方が妙に明るい(=ミ島の夜間発進のための照明)ことに、
どれぐらいの時間で気が付くかな? 戦闘機発進0035の時刻だと黎明爆撃隊はミ島の手前66km。
ここら付近で全速力(204節)で進撃指示できるようだと、11分後にミ島に到着するから、
0045あたりに発進していそうな敵攻撃機(避退させたい優先順位から言えばB-17?)の発進、阻止できる可能性すらギリギリ秘める。
後回しにされるだろう、TDF, B-26, SB2U, SBDは、0050以降、発進できるチャンス、ロクにない、と断言したくなるぐらい。
- 27 :
- 結局長官が指摘した「黎明爆撃をやっても敵機の発進は阻止できない」って部分は首席参謀も覆せないわけだね
あとは色々と数字をいじって、苦しい言い訳をするわけだ
>2300に「編隊組み終わって出撃」だったら、0050到達予定。
もともとは0130〜0200に島爆撃という計画だったはずだが
なんで発進時刻が同じなのにいきなり40分も爆撃開始が早くなるの?不思議だな
長官じゃないけど、いったいどういう計算から2300発艦ていう数字をはじき出したのか気になるw
- 28 :
- ランチェスター則自体疑似科学の類だからなあ
- 29 :
- >>27
どうせ、
黎明爆撃で俺スゲーがやりたいだけだからいつ発艦するかなんてどうでもいい
その発艦時間がオカシイってんならオカシクない時間に変えればいい話であって、黎明爆撃で俺スゲーは揺ぎ無い(昔は夜間爆撃で俺スゲー言ってたがね)
程度に考えているじゃねえですかね?
要は、やりたいのは「俺スゲー」(ココ重要)であって、それ以外の事はどーでもいい話で聞くだけ無駄っしょ
- 30 :
- >>28 日本海軍の「対米7割」がランチェスターの法則に基づくって話は聞いたことがあるよ。
日:米=7:10を2乗すると、日:米=49:100で、実質戦力は半分以下になってしまうという理屈。
しかし空戦で適用するって話は始めてだな
- 31 :
- 沖田艦長(納谷さん)、土方艦長(木村さん)、山南艦長(小林さん)、古代艦長(富山さん)、これで全てご逝去。
歴代宇宙戦艦ヤマト艦長、偉大なる声優さん達の霊に敬礼…
それはさておき。
>>27 レーダー探知+事前避退、って禁断技を使ったら、どんな時間に爆撃したって、敵機一機たりとも発進阻止、
なんて不可能になるわな。
戦果を想定する際に、この事象を組み込むには仕方ないにせよね。
当時、ミッドウェーにレーダー基地があって、事前避退可能、なんて情報は、日本軍が持ちえないわけだから、
仮想作戦立案時に「レーダー探知+事前避退」を組み込んだら、それこそ後知恵になるわけで(笑)
だから、「レーダー探知+事前避退」で黎明爆撃論を単純に批判するのは、後知恵による批判と同一であり、
批判するのであれば、事前避退の後、どう立ち回れるのか、それは正しいのかという点に絞るべきだろう、ね。
とはいえ、>>26をも一度読み返してみたら? 戦闘機の発進の阻止はまず無理だろうが、
その他の機種に関しては、発進阻止できる可能性秘めてるわけだから。
レーダー基地から米軍機への無線電話を探知し(方角や速度を尋ねてるだろう)、スクランブル発進する兆候がつかめたら、
その時点で全速力で、照明で明るくなってるミ島に向かえば、0045にミ島上空に到達できるから、97艦攻であっても。
- 32 :
- 今晩の最後に、
海軍大学校・井上成美教官の、純・数学的観点による個別撃破策における戦力の最低量(×0.707)、という視点で
一航艦が、用意すべき零戦直衛機の「最低値」を検討してみる。
敵空母は2-3隻の想定だったから、F4Fが50数機〜80機前後いるところまでは、南雲司令部でも試算できただろう。
米艦隊直衛に半数、日本艦隊攻撃隊の護衛に半数使用されるだろう、とも予想できるだろう。
従って、日本艦隊攻撃隊にF4Fが最大40機投入されるのであれば、
個別撃破を徹底するという前提で1AF直衛用に最少でも零戦28機は残すべきである。
同様に、米艦隊攻撃隊(村田隊・江草隊)を護衛するために、最少でも零戦28機を用意すべきである。
そういう観点で言うと、友永隊に用意すべき零戦は、最大でも16機だったのではないか、と小職は思う。
勿論、索敵完了後、周辺海域に敵艦隊がいない、と確認できたのであれば、艦隊直衛機の数を減らす運用はありえるが、
索敵完了前に、不用意に友永隊に36機の護衛を用意した点、
不意の横槍をクドいくらい注意された航空甲乙参謀は、批判されるべきだろう、と小職は思う。
勿論、F4Fと零戦を比較して、キルレシオに圧倒的な差があるなら、この数値通りでなくても良いが、
珊瑚海海戦を経験した5航戦、日本に帰港してるわけだから、ヒアリングして確認することぐらいはできるわね。
- 33 :
- 読むだけ時間のムダだな
- 34 :
- >>18
>敵機動部隊を粉砕した後だったら、月齢や潮の干満に関係なく、上陸作戦を決行できる、という意味合いが、貴公には理解できていない、と見た。
>夜間上陸・奇襲に拘る必然性はなく、昼間に堂々と上陸戦を敢行すればよい。
「N日」にこだわっているのは、私ではなく山本GFですよ。
個人的には、月齢や潮の干満のような要素は上陸作戦においては重要ではあるが、絶対視すべきではないと考えてますので。
これらは、守備側にとっては警戒レベルを判断する指標になり、攻撃側にとっては該当日時の天候が良好であるかどうかを保障してはくれませんから。
しかし当時の日本陸海軍の上陸作戦は制海空権の程度とはほとんど関係なく、
敵守備隊との戦闘のために夜間上陸を多用しているのです。
例えば井上4F長官が総指揮を執り海軍陸戦隊のみで実施したウェーク攻略作戦は、第一次(失敗)、第二次ともに夜間上陸です。
特に第二次は山口司令官の2航戦他の増援(空母2、重巡6他)を受け、
敵基地航空兵力の完全撃破と防備施設への相当な打撃を与えたと判断したにも関わらずです。
つまり、山本長官だけではなく井上長官や山口司令官にとっても夜間上陸が基本だったのです。
(実は米空母3隻がウェーク救援に接近するが最終的に断念、しかし日本側はその事実を察知出来なかったことは、今は取り敢えず置いておきます)
>黎明爆撃開始という選択肢だと、もっとマシな結果になりそうなのかどうか、検証したかったわけさ。
思考実験好きな私としてはその辺は理解できます。
ただ他人の意見ももうちょい聞いても良いでしょう、掲示板なんですから。
あと首席参謀だけではなく、双方煽るようなレスはやめましょうよ、ホント。
- 35 :
- >>34
>「N日」にこだわっているのは、私ではなく山本GFですよ。
そうかなあ
N日に拘った軍人なんていないんじゃないかと個人的には思うんだけどねえ
常識的に考えて、N日が何らかの理由で(天候不良でも上陸第一波失敗でも何でもいい)失敗した場合、N+1なりN+2に再度決行するだろうからね
当時の人が絶対視しているとは到底思えませんのよ
- 36 :
- 拘ってないのなら第1機動部隊の出撃が遅れた時点で上陸予定も遅らせなよ
- 37 :
- >>34 「N日」にこだわっているのは、私ではなく山本GFですよ。
まぁ >>36「遅らせなよ」とか、"今"言っても詮ない事を言い出す人が出てくる
始末ですからねw
山本長官にしても陸軍に対する責任感があったでしょうし、当時の上陸作戦
で月齢、潮の干満、日の出などの作戦に好適な条件を考慮しないという常識
はずれは有り得なかったと思いますので(現代でもあまり変わらないと思いま
すが…)、今それを言い出しても仕方がないと思いますが。
作戦については、何でもかんでも自由自在、好き勝手には出来ないわけです。
戦史研究に於いては、過去にあった作戦上の縛りや制約は、それとして認めた
上でなければ何でもアリになって破綻すると思います。
仮想戦記を考える上でも制約なしでは同様かと。
薄暮攻撃の件も、この時点ではなぜ日本海軍が当初は正攻法中心で、薄暮攻
撃などの奇襲的う戦法を使わなかったのかを、もっと遡って考えるべきかなと思
います。(MO作戦時の薄暮攻撃の失敗を考えれば鬱になりますが)
寧ろ英海軍航空隊の方が、正攻法よりも夜戦などの奇策を多用してきたようです
が、それはなぜなのかとか。
- 38 :
- 僭越ながら意見具申いたします。
>「兵力既知の敵勢力より優勢」かどうか?
> → 戦艦1隻の火力は、海岸砲を上回る(参考:真珠湾奇襲後のミ島分派計画は、戦艦1+5航戦空母2)
戦艦を砲撃に派遣するという発想がそもそもありません。
> → ミ島基地の「兵力既知」の航空兵力は陸軍機1-2コ中隊、これを迎撃可能な零戦を用意したか否か?
陸軍機2コ中隊が36機とすれば戦闘機は1/3として12機。
友永隊の18機で制圧可能と推察されます。
>「決戦に参加する要の無い兵力」かどうか?
> → ミッドウェー海戦は航空決戦、戦艦は護衛戦力であっても、決戦兵力ではない
その考えだとトンボ釣りの駆逐艦も「決戦に参加する要のない兵力」です。
4空母まる裸にして派遣しちまいますか?
> → 敵機動部隊との決戦用の航空兵力、直衛隊を残した運用かどうか
半数待機の面々は1AF屈指の精鋭です。
戦力も80機以上、相当な打撃力を期待できます。
ただし護衛を確保できず発進に手間取ったのは事実ですので
「直衛隊を残した運用かどうか」については検証が必要ですね。
>ミ島砲撃分派論を批判するのであれば、上記に基づいて精緻に議論すべき、であろう。
そもそも南雲部隊から分派する筋合いでしょうか?
こう言うのはGFが立案して事前に計画を立てるべきかと思います。
元々1AFは空母とトンボ釣りの駆逐艦しか持たない艦隊です。
「機動部隊」として他艦隊から3戦隊や8戦隊、10戦隊などを借用しているに過ぎません。
本来は3戦隊は第1艦隊、8戦隊は第2艦隊所属です。
36期の南雲が35期の高須、近藤から「借りている」戦力を迂闊に分派するのは躊躇するのではないでしょうか?
- 39 :
- >>32 敵基地空襲は初撃が大事だと思うが。
中途半場な戦果に終わると、再攻撃要請につながるんだし、
俺はゲショゲショさんのように、「二兎追うものは・・・」にならんように、二波全力で島を制圧すべきに賛成。
首席参謀案のように「最低これだけは必要」という考え方だと、兵力が限られている以上、どちらも半端になる。
過去スレでもやってたけど「索敵完了まで友永隊発進待機」(だったか?)の時から変わってないよな。
首席参謀は、機動部隊を守るには零戦の数が不足しているとの認識から出発している。
その条件を満たそうとすると、常に保有零戦の半数近くを母艦上空に貼り付けておかないといけない。
島を空襲するにしろ、敵空母を攻撃するにしろ、どちらも護衛不足に陥るだろう。
結局、史実の結果から逆算して出した数だからそうなるわけであって、
作戦計画を立案する参謀からの視点になっていない。
だから、他の住人から叩かれる理由となっているんだろうな。
- 40 :
- >>39 >作戦計画を立案する参謀からの視点になっていない。
貴公も、随分強引な主張をなさいますな。
空母2-3隻の想定って、1AFの公式記録にある数字だし、2-3隻の空母があれば戦闘機が「50数機〜80機前後」存在する、
って試算するぐらい、南雲司令部の面々でもできる想定だね。
南雲司令部の面々が事前に試算出来ない論拠を提示できるなら、具体的にどうぞ。
更に言えば、5月段階で「不意の横槍に気をつけろ」を真摯に受け止める参謀だったら、
敵空母からの不意の攻撃を迎撃するための戦力を残すための、6月の作戦立案は普通に行えるハズなんだけどね。
草鹿あたりは、敵空母が出てくるのは、ミッドウェー爆撃後だ、と強烈に思い込んで(=慢心)いるフシが、行動に満載である。
それを「後出しジャンケンだ、史実の結果から逆算して出した数だ」と否定しないと、南雲擁護論が成立しない、
だから、この点に関しては強硬に小職に噛みつく、という心情だけは理解する。
ただし小職は納得しないし、貴公らが宗旨替えする、とも思わないから、この手のレスはスルーしたいぐらい(笑)
- 41 :
- >>38 「ミ島砲撃分派論」に関しては「黎明爆撃論」が終わってから議論した方がいい、
と小職は思うけれど、どうかな? どうしても、というのであれば、さわりだけ。
>戦艦を砲撃に派遣するという発想がそもそもありません。
その「戦艦を砲撃に派遣」する発想、ガ島戦で十分な航空戦力を確保できないなかでの、
山本GF長官の苦肉の策だと思うが、17年秋段階、山本長官が参考した戦史があったっけ?
真珠湾の際には、タラント空襲を研究した、という解説もあるけれど。
「発想がない」という先例主義に陥っていたら、戦術の革新など生まれないし、
この一言がこういう選択肢を検討しなかった真の原因であれば、その一言を理由にする参謀は戦争のプロとしては落第だろう。
日本海軍、「発想(先例)がそもそもない」ところからの戦術革新、かなり多い方だろうね。
「陸攻を集中運用→POW撃沈」しかり、「空母の集中運用(→ 第一航空艦隊編成:真珠湾)」しかり、
「戦艦分派による(夜間)砲撃策」しかり、「潜水艦によるモグラ輸送」しかり、「特攻隊の編成」しかり。
もう少し革新のレベル落とすと、小澤中将の「三段索敵」、美濃部少佐の「芙蓉部隊」だって、先例にない手法だね。
そういう意味で、山本長官や小沢長官の発想力・実現力と比較すると、南雲司令部の面々、二流三流と言われて当たり前だと、
小職は判断している。
- 42 :
- >>37 下記、「達見」だと思うし、極めて重要な書き込みだと思いますよ。
>薄暮攻撃の件も、この時点ではなぜ日本海軍が当初は正攻法中心で、
>薄暮攻撃などの奇襲的戦法を使わなかったのかを、もっと遡って考えるべきかな
>と思います。(MO作戦時の薄暮攻撃の失敗を考えれば鬱になりますが)
>寧ろ英海軍航空隊の方が、正攻法よりも夜戦などの奇策を多用してきたようですが、
>それはなぜなのかとか。
例えば、タラント空襲は、ソードフィッシュ雷撃機(のみ)21機のみによる、(奇襲)夜襲なんだよな、冷静に考えてみると…
■発進: 21時@タラント南方272km
■第一波12機: 2機(照明弾)、4機(爆弾)、6機(魚雷) → 魚雷命中3本
■第二波9機: 2機(照明弾)、2機(爆弾)、5機(魚雷)→ 魚雷命中2本
夜間だから敵迎撃戦闘機が上がってこない、という時代だし、昭和17年段階でも十分応用可能。
海上で、輪形陣を張って自由に回避運動可能な敵艦隊が相手で、こんなスコアを出すのはキツいにせよ、
動かぬ敵基地を強襲するにあたり、夜襲奇襲という点、参考にできる部分は多かった、と思う。
もっとも、丹作戦とか、T攻撃部隊とか、芙蓉部隊とか、
【ホントのホントに(戦力差が)切羽詰まる】ようになって初めて、夜間奇襲を【真剣に検討】するようになるんだよな、日本海軍。
- 43 :
- そもそも事前にミッドウェー攻略が漏れていた時点で負けだよな
その前提条件で大きく変わる
- 44 :
- 野球に例えると、「ビッグボール」主義と「スモールボール」主義の違い、と考えるといいのだろうか?
>リーグ制であれば勝越すことが重視されるため統計的に最も獲得平均点が高い戦略が優先される。
>これに対して、勝抜き戦の場合は一度でも負けることが許されないので、
>最も安全に(統計的に偏差が少ないように)点を取りにいき、守備のエラーを最小限に抑える戦略が支配的となる。
小職が提案してる、黎明爆撃策、及び板谷隊27機程度/艦隊直衛専用27機、という運用案、
上記でいうところの「一度でも負けることが許されない」という前提で、「守備のエラーを最小限に抑える戦略」
つまりスモールボール主義であることは、理解できない連中の方が少ないだろう。
その一方、ミッドウェー島攻撃第二波を全力で、というのは、ビッグボール的な運用だろう。
昭和18年後半になれば、両洋艦隊法の予算による米艦隊の拡充艦隊が就役し、日米の戦力比が悪化する以上、
日本軍の戦略として、「守備のエラー=空母の撃沈/航空戦力の消耗」を最小化しながら、
かつ米戦力を個別撃破してゆかざるを得ないだろう…
勿論、潜水艦をもっとまともに活用できないか、とか、他にも工夫の余地はあるけれど、脱線しすぎなのでここでは省略。
- 45 :
- >>27なんだけど、逃げずにちゃんと答えてほしいよな。
>もともとは0130〜0200に島爆撃という計画だったはずだが
>なんで発進時刻が同じなのにいきなり40分も爆撃開始が早くなるの?不思議だな
>レーダー探知+事前避退、って禁断技を使ったら、どんな時間に爆撃したって、敵機一機たりとも発進阻止、
>なんて不可能になるわな。(>>31)
こんな一般論で逃げちゃダメよん
ホント、都合が悪くなるとすぐにごまかそうとするよなw
- 46 :
- ちょっと確認なんだが、
首席参謀の黎明爆撃案は、史実の作戦行動において、空襲前日(日本時間6/4)に
日本軍輸送船団が発見攻撃されたことを受け、当日(6/5)に計画通り黎明発進すると、
敵基地機による船団攻撃を阻止できないという意図で発案されたものと思っていたが、
今の流れだと、出撃前の当初の作戦計画の段階から夜間発進黎明爆撃にすべきと
言ってるように思えるんだが、いったいどういう設定で進めてるんだ?
もし後者なら、誰か言ってたけど船団の進行を一日遅らせれば済むだけの話だ。
- 47 :
- それと
>「一度でも負けることが許されない」という前提
なおさら基地攻撃に兵力を集中させないといけないだろ。
でないと、もし敵空母が出てきたときに、南雲は両方を相手にしないといけなくなる。
タラントと違って上陸作戦なんだからな。基地制圧は前提条件なんだよ
夜間発進だと熟練者しか参加できないから、兵力の分散逐次投入になるというのが反対理由なんだが。
ちゃんと答えて欲しいもんだ。
- 48 :
- >>41
>「ミ島砲撃分派論」に関しては「黎明爆撃論」が終わってから議論した方がいい、
了解しました。先に黎明爆撃の検証をしましょう。
>そういう意味で、山本長官や小沢長官の発想力・実現力と比較すると、南雲司令部の面々、二流三流と言われて当たり前だと、
>小職は判断している。
黎明爆撃が必須の戦術だとすれば、それに思い至らなかった南雲司令部の面々は非難されてしかるべきでしょう。
しかし、それが本当に必須だったと言えるのでしょうか?
事前情報ではミ島には陸軍1〜2個中隊、戦闘機2個中隊、守備兵力は海兵隊750名程度の戦力とされています。
この程度なら友永隊108機の攻撃でおおむね撃破可能と推察されます。
完全撃破は無理でしょうが、稼働機を半減させ防備設備を大破可能かと。
しかし史実では3500名以上の兵員を擁し、対空火器や陣地構築も頑強で不十分な成果となりました。
その史実をふまえての「黎明爆撃論」なのでしょうが、そこまで予知を期待していいのでしょうか?
あるいは、闇夜の爆撃で史実以上の成果を期待できるのでしょうか?
お互いにタマの無駄になりそうな予感がします。
早朝爆撃は、けして無知蒙昧な選択ではなく、最も妥当な選択だと思います。
敵情がわからないこそ、正攻法で無理をしない事が肝要かと。
「予知」関しては、南雲でなくともそこまで読める提督がいたでしょうか?
南雲司令部が二流、三流なら、それは任命した海軍省の責任だと思います。
さらに言えば、そのような無能司令部に作戦をまかせたGFの指導責任もあるでしょう。
「半数待機」ではなく「全力待機 格納庫から出たら負けだと思え」ぐらいの指導をするべきでしたね。
- 49 :
- >>45,27
名無し&ID無し&トリップ無しのチキンのクセに、小職に対する口調だけは立派なものだ(苦笑)
更に、貴公は、例え一機でも空中避退したら、発進阻止不可能と判断して、小職の意見を全否定したい意図がミエミエだ。
>なんで発進時刻が同じなのにいきなり40分も爆撃開始が早くなるの?
そりゃ、「小職に都合がいい」史実を見つかったから、だわな(笑)
ミッドウェー島における 6/5の日の出0152は科学的事実。米軍が黎明発進するなら(日本軍の精鋭同様)日の出の30〜60分前、
と仮定し、0100頃爆撃開始、というのが、「黎明」爆撃行う場合の頃合い、と小職が設定。
史実の爆撃開始が0335だから、上記を踏まえ、発進時刻を2時間半繰り上げたのが2300、というのが、当初の見込み。
その後、97艦攻巡航速142節というデータに加え、2300時点でミ島沖258浬とのデータを入手できたから、
これを元に2300に編隊組み終わって出撃する前提で、数値に基づいて客観的に検討したら、巡航速で0050到着できる、
との、小職に都合がいい計算結果になった(笑)
勿論、照明弾を投下する97艦攻の数を増やせる(=夜間編隊飛行可能な搭乗員が多い)なら、
黎明爆撃ではなくて、タラント空襲同様に照明弾有の(黎明に近い時間の)夜間爆撃に、小職の主張を切り替えても良い。
レーダー探知+空中避退を使えば、迎撃機の離陸阻止はまず不可能だが、攻撃機の離陸阻止はかなりの部分叶いそうだね。
南雲艦隊に対する攻撃力を低下させる、という観点に立てば、十分に成功の類に入る、と小職は思う。
- 50 :
- >>46 >出撃前の当初の作戦計画の段階から夜間発進黎明爆撃にすべきと言ってるように思える
然り。どうすれば、ミ島基地機の攻撃を最小化できるか、という観点で、議論を進めている。
>>47 >なおさら基地攻撃に兵力を集中させないといけないだろ
では、基地攻撃に兵力集中策に関し、貴公の想定スケジュールを開陳していただこうか?
小職は、山本長官の「不意に横っ腹へ槍を突っ込まれないように研究しとくことだ」とクドいくらいに言われ、
それを真摯に受け止めての作戦立案なので、同様の前提で願います。
でないと、客観的な比較検討にならないからね。
>>48 >この程度なら友永隊108機の攻撃でおおむね撃破可能と推察されます。
空中避退とかがなく、奇襲が必ず成功する、という前提では、小職は上記に同意できるけど、
5月の最終打ち合わせで、2F中島参謀が、輸送船団が前日にミ島哨戒圏に突入するため、輸送船団が発見されるリスク、
南雲司令部の面々の前で主張してるんだよね。
だから、6/5に関しては、黎明時刻(0100-0130)にカタリナなりB-17が(輸送船団に向け)発進するだろう、と南雲司令部の航空甲乙参謀は
気付いて当たり前。ここの部分だけは予知可能。空中避退を予知することは極めて難しいにせよ。
だから、0335あたりに友永隊108機で爆撃したって、おおむね敵の地上戦力撃破はありえても、航空戦力の撃破にならない、
と小職は判断したくなる。
- 51 :
- >>48 >そのような無能司令部に作戦をまかせたGFの指導責任もあるでしょう
南雲・草鹿に関しては、こんなエピソードがあるらしい。
戦藻録に関し、千早正隆が「日本海軍の驕り症候群」に、こんな記載を残しているらしい。
>本書の序編にあたる部分を千早が英訳した際は、
>1941年(昭和16年)10月22日に、宇垣が第一航空艦隊の人事につき山本五十六に
>「南雲長官と草鹿参謀長を更迭し長官後任に小沢治三郎を用いるよう進言し、山本から同意を得た」
>との記述があった、としている。しかし刊行された『戦藻録』に該当部分はなく
>千早は何者かによって抹消された可能性を指摘している。
千早氏が入手した戦藻録って、「刊行当時行方不明となっていた開戦前50日間の日誌」の原文なのだろうか?
1968年に原書房から出版された版(開戦前50日の記録を追加した初版)から既に、抹消された、ということか?
山本五十六が同意したことが事実だった場合、それを実行に移さなかったのは、山本五十六の大チョンボ、
かもしれないね。その責任を自覚してたから、ミッドウェー大敗戦後、南雲・草鹿のみ、解任されずに3Fへ横滑りできたのだろうか?
- 52 :
- >>50 想定スケジュールも何も、史実の友永隊編制が一番妥当などころと考える
雷装待機という縛りがある以上、手持ちの兵力の半分を投入したのは「兵力の集中」の
原則にかなうものと評価できる。
また「不意の横槍」対策としては、雷装待機そのものがそれに当たる。
確かに史実では兵装転換が過早すぎて混乱を助長してしまったが、
当日の南雲の判断はともかく、事前の作戦計画としては妥当なところだろう。
もちろん完璧だったと絶賛するつもりはないが、少なくとも黎明爆撃などという
奇策よりはマシだと思えるからだ。
その理由は、>>47の通り
>夜間発進だと熟練者しか参加できないから、兵力の分散逐次投入になるというのが反対理由なんだが。
この疑問に対して、貴公は答えていない。
- 53 :
- 続き
当初の作戦計画では、空襲開始日から上陸予定日まで繰り返し島を攻撃することになっていた。
つまり再攻撃は前提なのだが、戦術の基本は先制と集中である。
初撃で敵航空兵力及び基地施設を「ほぼ壊滅」できれば、復旧は大幅に遅れることになり、
空襲開始日に「不意の横槍」があったとしても、そちらに専念できるからだ。
もし貴案のように「先制」を優先するあまり「集中」をないがしろにすると、戦果は不十分なものとなり、
その分基地の復旧が早まり、運悪く空母が出てきた場合、敵空母と敵基地の両方を相手にしなければならなくなる。
>小職は、山本長官の「不意に横っ腹へ槍を突っ込まれないように研究しとくことだ」とクドいくらいに言われ、
>それを真摯に受け止めての作戦立案なので、同様の前提で願います。
本当に真摯に受け止めたのなら、考え直すべきだな。
- 54 :
- 続き
もう一つつけ加えるならば、夜間行動可能な搭乗員は熟練者ということになり、
彼ら優秀な搭乗員は敵空母への備えとして、待機させておくべきであり、
護衛のわずかな基地攻撃などに使うべきではない。
史実でも、南雲はベテランの指揮官を「不意の横槍」対策として取っておいた。
長官も本スレのテンプレの中で仰っているが、「最強編制の第二次攻撃隊」は
南雲が「不意の横槍」対策を重視していた証左であり、
貴案だと珊瑚海の薄暮攻撃で貴重な熟練搭乗員をむざむざと失った戦訓を
聞き流していたと言われても仕方ないだろうと考えるがいかかがな?
- 55 :
- >>52 >また「不意の横槍」対策としては、雷装待機そのものがそれに当たる
だから、「雷装待機」だけじゃ不足、って理解できないかな…
敵機動部隊に先制攻撃を喰らうことだって、「不意の横槍」のひとつだろうが(苦笑)
不意の横槍を真摯に受け止めるなら、板谷隊に零戦3コ中隊、艦隊直衛専用に3コ中隊を残し >>32
更に艦攻隊または艦爆隊を、敵空母攻撃隊用に残したうえで、
残る戦力でどうミ島を破壊するか、という狭い選択肢の中で考えなきゃ。
>この疑問に対して、貴公は答えていない
最終的に、敵艦隊が撃滅でき、ミ島が占領できるのであれば、兵力の分散逐次投入したって、「勝てば官軍」なんじゃないの?
これが小職からの回答だが。
>>53 >「先制」を優先するあまり「集中」をないがしろにすると
小職は、むしろ、第一撃の攻撃対象を、滑走路に「集中」すべし、という主張ですが。
>>54 >彼ら優秀な搭乗員は敵空母への備えとして、待機させておくべき
優秀な艦爆隊搭乗員(江草隊)を温存してますが、何か?
- 56 :
- >>55 首席参謀殿、まあ落ち着かれよ。
長官の時もそうだったが、貴公は追い詰められると、回答がおおざっぱになるようだ。
>だから、「雷装待機」だけじゃ不足、って理解できないかな…
それ故に「妥当」と書いたはずだが、よく読んでもらいたい。
島攻撃と母艦直衛と敵空母攻撃と、すべてを完全に満たすことなど不可能なのだ。
だから、私はこの3つをせめて2つに減らせないだろうかと考えたのが出発点だ。
〇島攻撃→島は動かないから、攻撃すれば確実な戦果が見込まれる。
事前の予測ならば、友永隊108機で撃破可能
前日に輸送船団が攻撃されている以上、なおさら急ぐ必要がある。
〇母艦直衛→敵空母が出現するかどうかは不明
しかし敵哨戒圏に入った以上、敵基地機の空襲は確実と思われる。
〇敵空母攻撃→敵空母が出現するかどうかは不明
しかし万一の場合に備えて、残り半数を雷装待機
- 57 :
- 続き
上記を比較検討すれば、史実の作戦計画を妥当と評価した理由が理解して頂けるはずだ。
貴案は、「敵機動部隊に先制攻撃される」場合にしか通用しない。
それはいくつかの想定の中の一つに過ぎない。
これも長官の言う通り、「敵空母は必ず出現する」との前提からまず離れよう。
かえって偏った見方しかできなくなるぞ。
「敵空母が出現した場合に備える」のと「敵空母が出現した場合しか考えていない」
とは明確に違うからな。
>最終的に、敵艦隊が撃滅でき、ミ島が占領できるのであれば、兵力の分散逐次投入したって、「勝てば官軍」なんじゃないの?
>これが小職からの回答だが。
まるで答えになってない。
戦術の良否を論じているのに、結果オーライを出すのか?
- 58 :
- 続き
>小職は、むしろ、第一撃の攻撃対象を、滑走路に「集中」すべし、という主張ですが。
そんな屁理屈を述べられても、困惑するだけだが。
滑走路に攻撃を集中しても、他の施設が無事ならば、早期に復旧されるとは、
長官も指摘していたことだろう。
貴公の「不意の横槍」には、基地機の反撃は含まれてないのか?
まして、それが敵空母の反撃と重なった場合の「最悪の想定」は考えているのか?
- 59 :
- 私が考える「最悪の想定」とは、敵空母と敵基地両方を同時に相手にすることだ。
「同時」に注目してほしい。
敵空母のみ、敵基地のみ、それぞれに専念できるならば、南雲の兵力ならば可能と考えている。
だから、作戦計画でも島を空襲し、上陸占領してから敵空母を迎え撃つことになっている。
貴公はここで「敵空母から不意の横槍を受けたらどうする」と指摘するつもりだろうが。
敵基地が健在ならば、常に「敵基地からの不意の横槍」を警戒しつつ、敵空母に当たらなければならない。
これだけは避けねばならない。
だから初撃に兵力を集中して、島に大打撃を与えておけば、完全制圧はできなくても、
その日の間だけは、敵空母攻撃に専念できる態勢が構築できる。
両方を同時に相手にしなければならない最悪の事態は回避できるのだ。
、
- 60 :
- >>17
>一言で言えば、MI・AL作戦参加部隊の全てで「当該情報を受信していた」と確認、できるハズもない。
であれば、少なくとも現時点では「第一機動部隊だけが大問題」ではありませんね。
>挙句のはて、田中少将は、6/1〜6/9の記録に関して「部下が保管中なり」とのメモを提出してるぐらいでね。
ご参考まで。
亀井宏『ミッドウェー戦記 さきもりの歌』(文庫版P198)には、
6/3〜6/4分の二水戦首席参謀遠山安巳中佐の日記が転載(全文かは不明)されています。
6/3は
「ミッドウェー方面敵潜情報ニ依リ航路ヲ北寄リニ変更シタ為、七戦隊トノ連絡姿ヲ見失フ。」
6/4は
PBYの触接、B-17の爆撃、敵飛行艇の夜間雷撃について。
伊168の偵察情報を無線で船団内に転電したことは、特に触れてはいませんね。
“敵空母行動中らしき情報”も無し。
>ぶらじる丸の記録は、リファレンスコード付きで提示したのだから、貴公も目視・確認したまえ。
私のネット環境はガラケーなので、閲覧は物理的に不可能なのです。
まあ、以前にもご説明したとおり、私のスタンスは
「スレで得られた情報のみで状況判断、考察、意見」
という擬似索敵・通信諜報解析ゴッコです。
ですから最低でも本スレのミッドウェー編終了までは、叢書や一次資料、研究書籍には目を通さないつもりですので。
既に読んでしまったものは「事前・既知情報」の扱いです。
>小職が見た限り、「敵空母行動中らしき情報」を受信した、との記録はない。
これについては了解です。
>山本長官が、ミ島作戦における狙いを、実施部隊幹部に明言した、と受け取るべきじゃないか
それは推測に過ぎませんし、事実であるなら「作戦文書」としては失格かと思量します。
- 61 :
- >>56
>島攻撃と母艦直衛と敵空母攻撃と、すべてを完全に満たすことなど不可能なのだ
>だから、私はこの3つをせめて2つに減らせないだろうかと考えたのが出発点だ。
この点に関しては、貴公と小職で意見の違いは小さい。この後の方法論や思考については、相違点が大きいが。
敵機動部隊を含めて事前の米軍兵力の日本軍想定からして、1AFの最大の脅威(火力)は、敵機動部隊の航空兵力、
次いで敵機動部隊の戦艦・重巡等の砲火、その次がミ島基地の航空兵力、一番脅威でないのがミ島基地の陸上兵力だろう。
そういった守備的な発想に基づけば、1AFの攻撃目標の優先順位としては、脅威の順番で対処すべきだし、
艦隊直衛機の運用の狙いに関しても同様。
>>57 >「敵空母は必ず出現する」との前提からまず離れよう
ありえませんな。山本五十六から「主目的は敵艦隊撃滅だ、とクドいぐらい念を押されてる」わけですしな。
それこそ、本末を謝った発想ですな。兵力を集中すべき「決戦の相手」は敵機動部隊であって、ミ島基地ではない。
これが、南雲・草鹿を始めとする「1AFの直属上司」の明確な意向。
渡辺参謀の回想が勘違いだ、ということが立証されれば、小職は喜んでこの意見取り下げます。
- 62 :
- >>17
>小職は、何かしら6F情報に類する交信記録がないか、1水戦やら2水戦やら、ぶらじる丸やら、
資料を精査したが、ミ島方面に関し端折って記載されたか、記録から抹殺されてるか…
これまた参考まで。
仮に「6F情報」が事実だとすれば、
マーシャル防備の第6根拠地隊(及び隷下の各島配備の警備隊)が協力しているのはほぼ確実でしょう。
その場合、上位組織の4Fにも報告されている可能性は極めて高いと思量します。
よって、これら各部隊の資料(現存するなら)にも当たるべきかと。
まあこの場合、井上長官や4F司令部の各参謀も“沈黙”していることになるわけですが。
他にも当時のマーシャルで「6F情報」に接する可能性があるのは、24航戦や11AFですかね。
- 63 :
- 1AFにとって脅威言い出したら、ラバウルやポートダーウィン空襲だって、敵機動部隊の航空戦力が一番脅威じゃないんですかね?
敵地を空襲している間に不意の横槍とやらをされたら大変だよねえ
そっちは出てこない?何でそう言い切れるの?
米空母の脅威に対処する必要が出てくるよね
そっちは敵空母云々が主目的とやらになってないから不意の横槍とやらを考えなくても良い?
どうしてそっちは敵空母撃滅が主目的扱いされて無くて、MI作戦は主目的扱いされていたのだろうかねえ
- 64 :
- あとまあMI作戦では脅威度の上位に「潜水艦」が間違いなく入りますね。
当時の日本側は「ミッドウェー島は潜水艦の前進基地」との認識を持ってますから。
(ミ島の本格的な潜水艦基地の整備はミ海戦後のようですけど)
単純に考えても、ミ島に接近すればその分だけ敵潜との「会敵率」が上がるわけで。
- 65 :
- >>61 これ、MI作戦が攻略作戦であることを全く無視してるよね。
>1AFの最大の脅威(火力)は〜
南雲は限られた兵力を使って、基地制圧と敵空母撃滅の両方に対処しなければならない。
史実の計画は、その時間軸をずらして各個撃破をもくろんでいるから、妥当と評価できるが、
貴案では、ミッドウェー航空兵力は早期に復旧し、南雲が両方からの攻撃に同時にさらされる
というリスクを抱えている。
>そういった守備的な発想に基づけば、1AFの攻撃目標の優先順位としては、脅威の順番で対処すべきだし、
守備的な発想に基づけば、なおさら敵基地に兵力を集中して、大打撃を与えておくべきだ。
それに対して、貴公は原則論ばかりで、具体的な対策を示していない。
いくら「直衛用に零戦を残してるから大丈夫」と頑張ってみたところで、基地を再攻撃しなければ
何度でも反復攻撃を受けることになるぞ。
そうなると、敵空母攻撃隊も発進できなくなるし、
優柔不断な南雲に「兵装転換して島攻撃した方がいいんじゃ?」と迷いも出て来る。
つまり、貴公がいうところの1AF最大の脅威である「敵機動部隊の航空兵力」に専念できなくなるのだ。
貴案より史実の計画の方がマシなのは明らかだと思うが。
- 66 :
- >>49
>名無し&ID無し&トリップ無しのチキンのクセに、小職に対する口調だけは立派なものだ(苦笑)
2ちゃんで何を言ってるんですか?
それで“ゲショゲショ”が爆誕したのに、これ以上奇人変人を増やしてどうするのかと小一時間(ry
てか、首席参謀自身がその後2回以上は「名無し」で私と交戦してるでしょうに。
あと首席参謀の主張は下記がゴチャマゼになっていると思量しますが。
1.作戦計画について(戦略目的や戦術目標の選定)
2.作戦立案時に取り得る選択肢の検討(作戦方針)
3.作戦行動中に取り得る選択肢の検討(戦術)
4.作戦・戦闘終了後の検証(反省会や戦訓研究、次作戦や自国軍備・ドクトリンへの反映)
- 67 :
- チキンチキンていうなら自分でスレ立てりゃいいのに、雑談スレで吠えてどうすんだか
- 68 :
- 長官ラシキモノ1れすアリトミトム
- 69 :
- 首席参謀はお忙しいようだ。
せっかくだから、論点を整理しておくか。
[目的]
山本長官からの「不意の横槍」訓令を受け、敵空母航空兵力に対する警戒を厳にする
[条件]
南雲の兵力では、敵基地制圧/母艦直衛/敵空母撃滅に同時に対応することは出来ない
[方針]
(1)首席参謀(黎明爆撃)敵基地制圧にかける兵力を減らして、母艦直衛を強化する
(2)QB長官(史実の計画)敵基地制圧に全力を投入し、敵基地機の反撃を封じてから敵空母に備える
[主張]
・計画立案段階では、敵空母の所在は不明である
・敵基地は動かないから、攻撃すれば確実な戦果が見込まれる
・敵基地攻撃に大兵力を投入して、大打撃を与えれば、それだけ復旧が遅れる
・復旧が遅れるほど、敵空母出現に備える余裕が生まれる
[反論]
・首席参謀案(小兵力で滑走路のみ破壊)では、敵基地は早期に復旧する
・敵空母に対応している最中に、敵基地機の反撃を受けるリスクは避けられない
こんなところだ
さあ、議論を再開しよう
- 70 :
- 昨晩のうちに準備してたレスを代行依頼しようとしてたら、>>69が書かれてる。>>69に則った議論は明晩から再開しよう。
>>61 >史実の計画は、その時間軸をずらして各個撃破をもくろんでいるから、妥当と評価
「0130時点で、敵艦隊はミ島周辺海域に出撃していない」とほぼ確認がとれていた場合に限り、史実の計画は妥当、と評価してよい。
航空索敵で周辺海域に敵艦隊がいないと確認できるのは、R気味に判断(索敵線先端到達)する前提でも0400-0430頃。
利根機の30分発進遅延を知っていたのなら、0430以前に全索敵線で確認できた、とは言わない。
ちなみに利根機の索敵線は、敵艦隊が出撃してきそうと予想された索敵線だから、ますますね。
従って、東京からの通信放送等で、「6/2に潜水艦の大部分が、散開線配備完了した」と1AFに伝達されていた、
という史実でもあるのであれば、ここまで強いトーンで非難しない。(そんな資料は出てこないだろうけれど)
従って、0130という決戦の相手(敵機動部隊)の有無を全く把握できない時間に、
決戦相手を攻撃する艦攻and/or艦爆隊を護衛する零戦、及び艦隊直衛機、共に十分に確保できない状態に陥れる、
史実の友永隊の出撃(零戦36機護衛付き)は、愚かな「個別撃破」策と小職は判断する。
海軍大学校・井上教官の説に従えば、「(敵機動部隊との)決戦前にやむを得ず、(ミッドウェー島に)兵力を分派する場合でも、
決戦に参加する要の無い兵力を使用せよ」というのが上策。
だから、決戦に参加する(艦隊直衛や村田・江草隊護衛)要のある零戦隊を、36機も投入することは下策、小職は断固却下。
- 71 :
- どうやら論点が「戦闘機運用論」になってきましたね。
以下「直掩専用空母を用意」は禁止ワードとsますw
- 72 :
- >>69 貴公の「敵基地制圧に全力を投入」論、以下の結果になりそうで、史実と比較して何が改善されるのか、全く意味がわからない。
0130に友永隊を、艦攻36機/艦爆36/艦戦36で発進するという初手の部分はコレでよかろう。
その後、敵艦隊を発見してない時間(0230?)、艦攻または艦爆36/艦戦18ぐらいで、ミ島第二撃を発進させる ???(=直衛機の減少)
このケース、ミ島基地の「陸上兵力」を減少させることができるけれども、「ミ島基地機の脅威」を取り去ることは不可能だし、
史実同様、基地機と米艦載機の波状攻撃を喰らって、1AFが壊滅的な被害を被る可能性が極めて高い、と小職は判断する。
■カタリナ索敵機の発進を阻止する行動を何も行ってない(6/2の伊169電で、0230に索敵機発進が目撃されている)以上、
1AFは(史実通り)カタリナに0220-0240頃に発見され、友永隊第一波も0245にカタリナに目撃され、基地に打電される
■0252にレーダーに探知され、0300頃から敵機の空中避退が始まることを阻止できない
■0100に輸送船団に向かったB-17の発進も阻止してない中、1AFの位置がバレるから、B-17の攻撃は不可避になる
■空中退避機、及び米艦隊はカタリナ機の索敵結果に基づき、攻撃隊を1AF方角に出撃させることができる
→ 史実通り、0405から米軍基地機第一波、0453からの基地機第二波を避ける術はなく、直衛機も減少している危険性も存在する
→ 0428に「敵ラシキモノ一○隻見ユ」が飛び込むと、村田and/or江草隊は、護衛機不足のため出撃させられないのは史実同様
→ 雷爆転装/爆雷転装騒ぎはなくなりそうだが、友永隊の零戦を収容し、再整備終わるまでは村田and/or江草隊は、発進不可能
→ 友永隊収容が0537頃となると、収容終了と同時に敵空母からの攻撃を0618,0640,0713,0722と喰らう。
- 73 :
- 空中避退に関して、1点補足。当時、発動機で言えば数十分前後の暖気運転が必要だったことは事実。
つまり0100に発進することが命ぜられた各機は、最悪でも0030頃にはエンジンに暖気運転してたわけだ。
ミ島航空隊の整備員が、0100発進予定だったF4FやB-17に対し、史実で何時何分に暖気運転を開始していたか、
という点は、個人的には非常に興味があるところである。
小職の2300黎明爆撃隊出撃、レーダーに探知されるのは0020頃であり、ミ島到着は0050頃である。
0005頃から暖気運転を行っていれば、文句なく、レーダー探知の第一報の15分後に、F4Fだけは完全な状態で発進可能。
仮に0030チョい前に暖気運転開始だった場合、敵機が接近してるわけだから、中途半端な状態であっても
戦闘機は発進せざるを得ないだろうが、いきなりエンジン全開で戦闘行動できるかどうかはビミョーじゃないか?
F4Fはともかく、0100に発進予定がないF2A、暖気運転を開始するのは0020レーダー探知第一報後の0025-30あたりだと思う。
離昇運転は最大1分ぐらいというし、発進だけは無理させるにせよ、F2Aがエンジン全開の戦闘運転に入れるのは最速何時何分かな?
0050-0100頃に、零戦隊と全力で迎撃行動を取れるのは、F4F 6機だけ、というのは、甘い想定でもなさそうな気がする。
同じ意味で、B-17以外の攻撃機、F2A同様、中途半端な暖気運転で離陸を強いられそうだな。
史実通り0130発艦の場合、0100出発組に関しても、0300から空中退避した組に関しても、
30分の暖気運転を行う時間は充分にある。従って、0245の友永隊発見電から30分強で離陸完了、するわな、そりゃ。
- 74 :
- 暖機運転に関し、過去の2ch資料。 ttp://history2.log2.me/1133864236_200.html
> 242 名無しさん@お腹いっぱい。 []2006/01/12(木) 13:09:34ID:gb9KDJ4p0
> (前略) エンジンの試運転。暖気運転が15分以上必要だったそうだ。
> 中島飛行機の技師、関義茂氏が著した「航空発動機入門」(昭和18年刊)によれば、
> 暖気は30分以上かけるべきとしている。
> 248 名無しさん@お腹いっぱい。 []2006/01/13(金) 17:51:26ID:rYiqsuC30
> >>242
> 暖気運転にそんなにかかるとは知らんかった。暖気運転せずに飛び発つとどうなるの??
> 250 名無しさん@お腹いっぱい。 []2006/01/13(金) 19:06:03ID:GszAm9lr0
> >>248
> エンスト即墜落につながるので、エンジンの暖気は絶対に省略出来ない手続きだったそうだ。
> 米軍の艦上機は、だいたい20分以上の暖気を義務付けられていたという。
米軍の義務規定が20分だとして、レーダー探知(0020)の第一報の前に暖気運転を行ってない限り、
米軍機は0040とか0045に迎撃や避退のため離陸することは不可能、と見て良さそうだね。
- 75 :
- 史実を知る後世の人間だからこそ、1AFが何時に爆撃隊に発進させようとしても、
30分程度前にレーダー探知されるし、暖機運転が終わっていれば空中避退によって、
ミ島基地航空戦力が一時的に保持される、という結果に終わるだろう、と試算することができる。
当時の1AFの面々では知り得ぬネタであろう。
だから、爆撃隊を何時にどういう編成で発進させるのか、の議論は、
「攻撃隊がどんな戦果をもたらすか」という観点ではなく、
「(攻撃隊が発進して帰艦する迄の時間を中心に)1AFはどういう防御態勢を整えられるのか、その防御戦闘の戦果は何か」
という観点で評価すべきものだろう、と小職は判断する。
小職の黎明爆撃プラン、ミ島基地機の暖気運転を開始するタイミング次第では、小兵力でありながら滑走路のみ破壊できる
可能性はそれなりにある。ガ島砲撃で滑走路に21コの穴を埋めるために24時間以上かかった昭和17年の米軍、
ミ島で6〜9コとかの穴が滑走路に空いたら、補修に「最低でも」7時間(6穴÷21穴×24h)ぐらいはかかる。
全機空中避退ができたとしても、着陸できる滑走路が無くなった場合、燃料尽きた時点で米軍基地航空兵力は全滅だね。
空中避退機の1AFに対する一撃をどう上手く捌くか、にもよるが、敵航空戦力は(一時的に?)低下するわけだから、
敵艦隊がいないと確認できれば、全力で(昼頃迄に)ミ島第二撃を用意し、戦果を拡大すればよい。
史実同様に敵艦隊の存在を確認したら、ミ島からの航空攻撃が当面ないだけに、「後顧の憂い少なく」敵艦隊攻撃を実施できる。
- 76 :
- >>73 素朴な疑問なんだが、
>小職の2300黎明爆撃隊出撃、レーダーに探知されるのは0020頃であり、ミ島到着は0050頃である。
0050頃は日の出の1時間程度前になると思うが、滑走路だけを正確に照準できるのか?
メクラ投下になったりしない?
- 77 :
- 首席参謀のレスは長すぎて読む気がしない。3行でまとめてくれんかね。
ところで、QB長官の案は、二波全力で島を攻撃する(でいいんだよね?)んだと思うが、
滑走路も攻撃目標になっているんだよな。
全力で攻撃しても、
>史実同様、基地機と米艦載機の波状攻撃を喰らって、1AFが壊滅的な被害を被る可能性が極めて高い、と小職は判断する
と書いておきながら、
自分の案(小兵力で黎明爆撃)だと、
>ミ島からの航空攻撃が当面ないだけに、「後顧の憂い少なく」敵艦隊攻撃を実施できる。
どうしてこうなるのか、よくわからん。
なんで投入兵力が少ない方が、基地制圧に成功することになってるんだ?
説明してくれ。
- 78 :
- すまん、コテつけるの忘れてた。名無しじゃ答えてくれないんだよねw
ついでにもうひとつ
>ミ島で6〜9コとかの穴が滑走路に空いたら、補修に「最低でも」7時間(6穴÷21穴×24h)ぐらいはかかる。
イースタン島には3本の滑走路があるが、6〜9個の穴で3本とも使用不能になるっては、ムシがよすぎないかい?
普通に考えたら、一番被害の少ない滑走路を優先して穴埋めるだろ
2〜3個の穴埋めるんだったら、2時間(2穴÷21穴×24h)で復旧するぞ。
0100過ぎに爆撃が完了するとして、0300には発進できることになる。
史実と何も変わらんじゃないか。
ちなみに俺はこんな計算方法で復旧時間を見積もれるという考えには、全く賛同できんがw
とりあえず気になったところをつっこんでみた。
- 79 :
- >>73 黎明爆撃が0050頃開始ってビミョーな時間帯だよね。
PBYやB-17やF4Fは、0100発進予定だから、もう暖機運転は終わってるよね。
レーダーで30分前に探知されるとしたら、さっさと発進しちゃうよね。
黎明爆撃隊の零戦12機だから、艦攻隊の護衛で手一杯になるから、PBYやB-17と
すれ違ったとしても、見逃すしかないよね。
レーダーの探知方位から日本軍機動部隊の位置は推測できるから、B-17は真っ直ぐそちらに向かうよね。
>1AFは(史実通り)カタリナに0220-0240頃に発見され
おそらくこの時間帯にB-17隊の爆撃も開始されるよね。
いくら母艦直衛に零戦をたくさん用意しておいても、B-17はほとんど撃墜できないよね、たぶん。
>>78によると、B-17が島に帰投する頃には、最低1本の滑走路は復旧している計算になるよね。
基地の給油施設や爆弾庫や搭載設備は、攻撃目標じゃないから無傷で残ってるんだよね。
じゃあすぐにB-17隊の再出撃準備は整うよね。
>ミ島からの航空攻撃が当面ないだけに、「後顧の憂い少なく」敵艦隊攻撃を実施できる。
なんでこうなるのか、わかるように説明してくれ
- 80 :
- コテ多すぎるだろw
どれが誰の主張かわからん。
誰かまとめてくれ!
- 81 :
- >>76 レーダー探知の第一報を受けて、空中避退しようとする米軍機、「照明」無しに、黎明出撃できるのかな?
6/5は、下弦の月明かりが夜明け前にミ島基地を覆ってるから、雲にかかっていない限りは暗黒の闇夜ではないね。
ちなみに、昼間の爆撃精度80%のところから、小職は50%程度まで低下させて見積もってるからね、念のため。
>>78 ミ島にどれだけ復旧資材があるか、資料提示しないんですか?
「ムシがよすぎる」と批判するなら、
復旧資材がどれだけ存在してるのか、復旧に必要な人材やブルトーザー等がどれだけ手配できるのか、
具体的な資料提示とセットでどうぞ。楽しみだな(笑)
ちなみに、
>零式通常弾による炸裂孔が直径7m深さ2mの漏斗状(円錐)とした場合、一つの孔は25.64立方メートルになります
と、いう話しだから、80番の空爆で、どれだけ大穴が開くか、容易に想像できますな。
ttp://www.warbirds.jp/ansq/21/B2001998.html
更に、米軍はコンクリなりスチールマットを使用してる滑走路、日本軍の砂塵舞うラバウルの滑走路とはスペック違うんで、
そこんとこは丁寧に解説を、ヨロシクどうぞ。
- 82 :
- 黎明爆撃が0050頃に始まるとして、それと前後してF4Fも発進するとなると、
月明かりの中での戦闘機どうしの交戦になるわけだな。
日米ともに機上レーダーなんか装備してないんだし、統制のとれた行動は難しいだろうなあ
どういう戦闘結果になるか興味深い。
ただレーダーで日本軍編隊の侵入方位と高度(?)が分かっているのなら、迎撃側に有利か。
零戦が目視頼りの警戒だとすると、いきなり奇襲をうけて、艦攻隊が大損害を受ける場合もあるな。
珊瑚海海戦での薄暮攻撃がまさにそれだったし。
実はあの失敗って、戦闘機の護衛がついてなかったから大損害を受けたって言われるけど、
真相は雲のかげから突然敵戦闘機が現れて奇襲されたから大損害になったんだよね。
つまり零戦がついていたら、薄暮攻撃隊の損害を防げたわけではない。
首席参謀さん、そのへんのこと考えてるの?
零戦たった12機の護衛で大丈夫かいな。
前にランチェスターの法則とかなんとかで、シミュレートしてたけど、あれはこちらが先に敵を発見できた場合だよね。
奇襲をうけたら、一方的な惨敗になることもありえるよね。
- 83 :
- 一応資料を提示しておこう。
珊瑚海海戦の薄暮攻撃隊は、艦爆12機に艦攻15機(零戦の護衛なし)
夜間着艦を想定した上で、高橋/島崎両飛行隊長を中心としたベテラン編制だ。
1545時(日没の約30分前)、空母レキシントンのレーダーが、日本軍編隊の接近を探知
「未確認機の一群は145度方向、距離45カイリ、当隊に接近中」
直ちにレックス/ヨークの両空母からF4F15機が発艦
うちラムゼー隊4機が母艦から30カイリ地点で、日本軍編隊を発見して攻撃
1603頃から攻撃開始、艦攻8機自爆
ここから分析されることは、
・当時の米空母レーダーは高度の探知は出来なかったが、迎撃に成功している
(方位と距離の情報だけでも有効な迎撃ができる)
(米軍機は基地からの無線で目標へ誘導することが可能)
・魚雷(爆弾でも同じ)を抱えた動きの鈍い艦攻はカモである
・零戦が護衛していたとしても、月明かり下では初撃を防げるかどうかは疑問
・実際に攻撃に参加したF4Fは4機だけだが、艦攻8機が撃墜される大損害
最悪の場合、零戦隊が敵を求めて右往左往してる間に、艦攻隊はヒットエンドランを繰り返しうけて、
滑走路爆撃どころではなくなると思うが、いかがかな。
- 84 :
- 弁解しておくが、私は君の案を否定しているわけではない。
珊瑚海の薄暮攻撃でも、ミッドウェーの友永隊でも、日本側の攻撃隊は敵の「奇襲」を受けている。
しかし珊瑚海が失敗したのに対し、ミッドウェーで態勢を立て直せたのは、友永隊には零戦36機という
強力な護衛がついていたからだ。
(この点において、私はQB長官の全兵力投入案に賛同している)
まして日没前の薄暮ではなく、日の出1時間前の月明かり下となると、ますます日本側が不利になるだろう。
黎明爆撃そのものはいい着眼点だと思っている。
(史実の計画案では、B-17の日本軍輸送船団に対する攻撃をどうしても防げないからだ)
ただどうせやるなら、このような不測の事態に備えるために護衛をしっかりつけて行うべきだと
提案したい。
だが、君は母艦直衛を重視する方針みたいだから賛同は得られないとは思っているが。
- 85 :
- >>81 まだ言ってたんだね。
>ミ島にどれだけ復旧資材があるか、資料提示しないんですか?
そんな資料は持ち合わせていないが。てか、そこにこだわる理由がわからん。
敵基地は復旧資材を準備しているとの前提で作戦立案するものだと思うが。
滑走路に何個か穴あけたから「後顧の憂い少なく」なんて、ずいぶん楽観的な参謀なんだな。
さて、本題に入るが、
>80番の空爆で、どれだけ大穴が開くか、容易に想像できますな。
当然ながら、友永隊でもそれをやっている(蒼龍艦攻隊が12発の800キロ爆弾を滑走路に命中)
滑走路に12個もの大穴を開け、重油タンクを炎上させ、飛行艇格納庫や対空砲台を破壊した
友永隊長が「効果不十分」と判断して再攻撃を要請しているのに、
6〜9個の穴を開けた程度で7時間は安心と豪語できる神経がわからんな。
参考までに、南雲艦隊を爆撃したB-17隊は、ミッドウェー帰投後、1300(日本時間)には
再出撃して、被爆後の飛龍を攻撃している。
彼らは第一次攻撃後、0700頃にはミ島に無事着陸したことを意味している。
復旧には3時間もかからなかったということだな。
- 86 :
- ていうか、友永隊が去った後、生き残ったF4FやF2Aが燃料補給のため着陸しているから、
爆撃直後から滑走路は使えただろ
3本もある滑走路を1本残らず、完全に使用不能にするのは現実的には難しいということだろう。
首席参謀は、>>78の参謀さんの質問をごまかしているが、
3本とも完全に使用不能にするには、3本の滑走路の中央付近にそれぞれ2,3個の命中弾が必要になる。
12個の命中弾で出来なかったことが、6個の命中弾で出来るとは思えんな。
まして復旧に最低7時間はかかると言うに至っては・・・
- 87 :
- >>83-84 は名無しの携帯参謀長ドノかな? 航空巽参謀がGF長官と同一かどうかは、判断するに充分な材料ないけど。
>>83 1603交戦開始だったら日没12分前だから、黎明1時間前にF4Fが艦攻8機が撃墜できるか、その資料だと微妙。
>>84 >黎明爆撃そのものはいい着眼点だと思っている
ありがとう。貴公には航空巽参謀とは違って、柔軟性があるね。
>>85 >そんな資料は持ち合わせていないが
貴公が「数時間で復旧」なんて、自信満々に主張する根拠がロクにない、という点、了解。
>彼らは第一次攻撃後、0700頃にはミ島に無事着陸したことを意味している
加賀の艦攻の戦闘詳報を見てるかい、航空巽参謀?
ttp://toki.2ch.net/test/read.cgi/army/1316694827/538
この戦闘詳報の爆撃図を見る限り、滑走路1本は「ほぼ無傷」っぽく見えるな。
つまり、友永隊の飛行場爆撃で、「滑走路3本全てに穴を開けた」わけではない、ということ。
米軍の公式記録で、滑走路3本、一時使用不能に陥ったが、数時間後に復旧、とでも書かれていたのだろうか?
>>86 のレスとを併せ考慮する限り、滑走路を使用不可能に追い込むような爆撃を行ってない、と判断できそうだが。
- 88 :
- >>83だが、君は他人にはしつこく資料を求めるのに、自分には甘いんだね。
>1603交戦開始だったら日没12分前だから、黎明1時間前にF4Fが艦攻8機が撃墜できるか、その資料だと微妙。
それならば、月明かり下で零戦が艦攻隊の直掩任務をとどこおりなく遂行できるという資料を提示すべきだろう
お互い敵機を視認しにくい状況は一緒だが、アメリカ側はレーダーと無線による誘導ができる分有利
日本側は目視のみで全周を警戒しなければならない。
F4Fが雲を利用して接敵し、急降下による一撃→離脱を繰り返したとしたら、零戦12機では対応できないんじゃないか。
対応できると主張するのなら、その資料を提示すべきだ。
君の主張(ランチェスターのなんとか)は小林隊のヨーク攻撃時に話であって、月明かり下の話ではないからね。
>>84にも書いたが、友永隊は昼間の爆撃だったのにもかかわらず、
島直衛のF4Fを先に発見し、その奇襲を防ぐことはできなかった。
36機も零戦がついていながら、だ。
更に条件の悪い日の出前なら、なおさら不利になると思うが?
- 89 :
- それと、>>84で君の着眼点は評価するといったが、黎明爆撃案そのものに賛同する気はないよ。
上記のように不確定要素が多すぎるからだ。
敵基地を撹乱(滑走路の一部を使用不能)する効果は見込めるが、
小兵力の爆撃で、「必ず」3本の滑走路全部が、長時間にわたって使用不能にできる
と考えるのは、見通しが甘いと言わざるをえない。
だから、艦攻が正確に照準し爆撃できるように、もっと零戦の護衛を増やすべきと主張している。
- 90 :
- 黎明(つーか未明)爆撃での戦果はやはり疑問があります。
それはさておき、首席参謀殿の論旨は「黎明爆撃」より「戦闘機運用論」に移行しつつありますね。
それを踏まえて反論します。
【前提1】南雲部隊はミ島攻撃と米空母撃滅の二兎を追う任務を帯びている。
【前提2】事前情報でのミ島兵力は(実際より)少数。
【前提3】米空母の動向は不明。出撃の算なしと認められていた。
【前提4】米空母に備えて「雷装待機」を指示されていた。
まず前提4より動員可能兵力は半数。艦戦36艦爆36艦攻36が使用可能。
この戦力であれば、通常ならミ島航空兵力に一定以上の打撃を与えて基地戦力を削ぐ事が可能と推察されていた。
前提3より敵の反撃はミ島からの陸上機によるものと思われ、その練度は艦載機のそれと比べれば劣るものと思われる。
従って母艦直援は最低限の艦戦で行えると判断された(各艦3×4=12機)
この時点で母艦格納庫に残存する戦力は艦戦24艦爆36艦攻43(45機中2機が策敵に使用中)
史実ではミ島からの波状攻撃をしのぐため直衛の艦戦を追加し20機以上が上がっていたとの事。
実数は私は知りませんので補足願います。
で、多少憶測ですが格納庫内の手持ち艦戦は10機以下に減少していたと思われます。
証言などから、ほぼ0だったのかも知れません。これは「後手」に回った弊害でしょう。
それを予防するための首席参謀殿の黎明爆撃案だと思います。
が、この状況を事前に予測できたでしょうか?
- 91 :
- 前提2より、ミ島の航空戦力は陸上機2個中隊程度と思われていました。
波状攻撃どころか、一度の攻撃で手持ちがなくなる数だと思います。
(まさか1個小隊ごと進撃させて波状攻撃なんて愚策はしないでしょうから)
すなわち、「事前情報ではミ島からの迎撃は30機〜40機程度の一会戦」←ここ重要
と予測するのが妥当となります。
むろん「もっと増強されているかも知れない」と警戒する必要はありますが、それを言ったらキリがありません。
南雲には前提1の任務があり、ミ島だけに集中してよい状況ではありませんから。
一会戦で数十機の陸上機の迎撃なら12機の艦戦でほぼ完封可能と思われます。
多少追加したとしても、雷装待機の江草隊村田隊の直掩に15〜20機程度は確保できると思います。
それ以上を確保しようとして、友永隊の直援を減らすのは愚策かと思います。
「先制と集中」が肝要なワケですから、ミ島への攻撃に先制と集中する意味でも
友永隊の直援36機は妥当だと思います。
と、素人考えながら「当時の南雲司令部の目線」で考えてみますたw
- 92 :
- さて、どこから反論つけて行こうかな… 気力体力ともに低下してる今日だしね(苦笑)
>>88 米軍の義務規定・暖機運転20分 >>74 を終えていた場合に限り、まぁレーダー基地の第一報から15分後、
F4Fが発進する時刻は、0035頃となる。
このケースであれば、F4Fは全力運転で6096mに到達することは可能だから、97艦攻に対し、優位を保ち、
上空から奇襲できるだろう。
ただし、レーダー基地の第一報で暖機運転を始めた場合、義務規定を終え、発進できそうな時刻は0045前後だろう。
基地から格納庫の作業員に対し、無線で緊急暖機運転開始が命令され、それから作業にとりかかり… 作業開始は0025あたり?
当初の発進予定時刻は0100だから、0030頃に暖機運転開始予定であっても、全く不思議はないだけにね。
F4Fが5分で上昇できる高度は何メートルかな? 零戦に対し、数でも劣勢なところ、「劣位戦」を挑む形になる。
F4Fが「急降下して」97艦攻を攻撃できるための条件は、ただひとつ。0020前に暖機運転を開始してるときのみ。
護衛零戦だって、イースタン島の空港設備の照明が灯っているのを目視できるし、迎撃機が上がってくることを警戒可能。
はたして貴公が主張するように、米軍有利、とは考えづらいんじゃないか、関連情報を含めて検討した場合はね。
小職は、上記を踏まえ、F4Fによる迎撃行動、実はいうほど大したことがない、と判断するね。
むしろ、空中避退の順番待ちで、滑走路付近に並んでいる敵機に爆弾命中、という可能性すら肯定したくなる。
- 93 :
- >>90
ttp://homepage2.nifty.com/navy76/seminar_files1012/seminar204.html (海軍兵学校第七六期有志勉強会)
>五月一日から三日の間に大和で図上演習をやりました。この時の統裁官が聯合艦隊参謀長の宇垣さんですが、
>この時、実際のミッドウエー海戦と同じように日本の機動部隊がアメリカの機動部隊に、
>側面から奇襲を受けまして赤城と加賀が沈没するという場面が、図上演習で出たわけです
宇垣図演で、敵機動部隊に側面から奇襲を受けて沈没、という想定を、南雲・草鹿は目にしており、
更に「敵の不意の横槍」云々とクドいぐらいに申し送りされていたのに、
【前提3】米空母の動向は不明。出撃の算なしと認められていた、が成立するのだろう?
>この状況を事前に予測できたでしょうか?
宇垣図演が、まさにこの状況の予測、ではないのだろうか?
ミッドウェーに向け出撃する米3空母、珊瑚海海戦同様に、1隻あたり20機程度のF4Fしか搭載してない、
という情報が、南雲司令部に事前に伝わっているのであれば、艦隊直衛機を21機程度に削減、という話しもありえようが…
- 94 :
- >>92 暖機運転が間に合うかどうかは聞いてないんだが。
日の出1時間前の月明かり下で、敵機を発見できるという資料はまだ?
何度も繰り返しているが、友永隊は昼間で36機の零戦をともなっていながら、
最初の一撃をくらうまで、F4Fの存在に気付かなかったのだが。
>イースタン島の空港設備の照明が灯っているのを目視できるし、迎撃機が上がってくることを警戒可能
これが根拠なの? 夜間発進する時に滑走路上を明々と照明で照らす資料をどうぞ。
着陸時ならともかく、発進時は最低限の照明にとどめると思うが。
他人には資料を求めるのに、自分は脳内妄想で済ませていいの?
- 95 :
- すごいよねえ
>小職は、上記を踏まえ、F4Fによる迎撃行動、実はいうほど大したことがない、と判断するね。
どんだけご都合主義なんだよ。
攻撃隊が敵戦闘機の迎撃を警戒しなくていいんなら、零戦もいらないよねw
- 96 :
- >>93
93 :首席参謀@代行(アク禁中) :2013/03/18(月) 23:27:12.35 ID:???
>>90
>宇垣図演で、敵機動部隊に側面から奇襲を受けて沈没、という想定を、南雲・草鹿は目にしており、
>更に「敵の不意の横槍」云々とクドいぐらいに申し送りされていたのに、
>【前提3】米空母の動向は不明。出撃の算なしと認められていた、が成立するのだろう?
成立します。
真珠湾を哨戒中の6艦隊から「空母出てきたYO!」という情報がありませんので。
しかし策敵をするなど警戒はしています。
それを言うなら米空母の呼び出し符号の情報を回さなかったGFの怠慢を責めるのが筋かと。
>>この状況を事前に予測できたでしょうか?
>宇垣図演が、まさにこの状況の予測、ではないのだろうか?
論点が違います。
私の主張は「ミ島航空兵力が事前情報より増強されていたため波状攻撃を受け、その対処のため戦闘機の運用に難儀した」です。
宇垣図演の話など1ミクロンもしていません。
>ミッドウェーに向け出撃する米3空母、珊瑚海海戦同様に、1隻あたり20機程度のF4Fしか搭載してない、
>という情報が、南雲司令部に事前に伝わっているのであれば、艦隊直衛機を21機程度に削減、という話しもありえようが…
米空母が出撃しているという、確たる情報があればそもそも作戦用兵が180度違ってきます。
その情報を南雲が持たない前提での話をしています。
ご自身に都合のよい部分だけ抽出して反論されても困ります。
- 97 :
- 私の主張を整理しておきます。
・友永隊の護衛艦戦36機は妥当な数だった(>>90)
・艦隊直衛の12機、格納庫待機の24機も妥当だった(>>91)
・しかしミ島の兵力が予想以上に多かったため波状攻撃を受け艦戦の運用に支障をきたした
そうなると、そもそも軍令部の事前情報に問題があったのがMI作戦敗北の要因となりますね。
- 98 :
- >>92 首席参謀さん、暖機運転について少し誤解があるようだから、
専門家としての意見を述べてもいいかな。
>当初の発進予定時刻は0100だから、0030頃に暖機運転開始予定であっても、全く不思議はないだけにね。
暖機運転というのは、そういうものじゃないんだ。
0100発進予定なら、0030から暖機を始めるのじゃなくて、0030にはもう終えておくものなんだよ。
なぜなら、暖機運転はエンジンを暖める他に機体の最終チェックという目的もあるから。
暖機運転中に何か不具合があった場合、例えばプラグを交換しないといけなくなったとか、
発進予定が遅れてしまうからね。
実際にどういう手順で行うのかというと、
0100発進なら、0000(1時間以上前)から暖機を始めるんだ。
そして、30分ほど回して異常がなかったら、いったんエンジンを止める。
ずっと回し続けたらガソリンの無駄になるからね。
そして、予定の10分前(0050)くらいになったら、再始動するんだよ。
一度暖機した後だから、直前に動かし始めても問題ない。
もし間が空くようなら再度暖機をする必要があるが、夏期に30分程度止めてても、
エンジンが冷え切ってしまう心配はないからね。
だから30分前にレーダーが探知するとして、その時は「即時発進可能状態」と
考えるのが、自然だと思うよ。
セスナとかレシプロ機を整備した経験がある人間にとっては、常識的なことだけど、
一般の方が知らなくても仕方がないから、気にすることはないよ。
- 99 :
- >>98 傾聴に値するご意見、ありがとう。
0100発進予定のF4FとB-17に関しては、0000頃から暖気運転を始めるもの、なんですな。
関連質問1コイイですか?
史実では、0245の発見第一報、0252のレーダー探知を受けて、
0300頃からに暖機運転済のF2AやTBF、B-26等が空中避退のため離陸してゆきますが、
常識的には、0100発進予定がないが、スクランブル空中避退の予定がある機体も、
夏季のミッドウェー島の気候だったら、0000頃に一斉に暖機運転を開始するのが常識的判断なのか、
0100発進予定組の暖機運転が完了してから、0030頃から順次、暖機運転を開始するのが普通なのか、
どっちなんでしょうね?
勿論、機体の最終チェックを兼ねるわけだから、整備員が充分いれば、同時にやれることは想像できますが。
〜・〜・〜・
ということで、「0100発進予定の」F4Fは、0035に発進繰り上げ可能という結論が出たかな?
次に考慮すべきは、0035時点で、「後15分ほどで敵機来襲を把握した」指揮官が、
B-17から先に発進させる(日本艦隊攻撃優先)か、F4Fを先に発進させる(迎撃優先)か、の点に関し、どう判断するか、だね。
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