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2013年05月漫画サロン56: 【2週目】究極!!変態仮面 連載中 (431) TOP カテ一覧 スレ一覧 2ch元 削除依頼
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【2週目】究極!!変態仮面 連載中


1 :2013/04/01 〜 最終レス :2013/05/11
週刊少年ジャンプ1992(平成4)年42号にて「究極!!変態仮面」という漫画が掲載された。
この漫画について語ろうじゃないか。
尚、この漫画は作者がパンティをかぶりエクスタシーに達する事により1日に1話ずつの速度で連載されるようだ。
時々エクスタシーに達せず、変な時期に合併号になったり休載する事もあるが気にしないでくれ。
※注意※
連載中スレとは連載終了した漫画作品を第1話〜最終話まで順々に、
『現在連載されているもの』つまり現在進行形で語り合うスレです。
●ただし、あらすじは単行本基準で進行していきますが、
●まれにページが多く、やむを得ず同シナリオでも複数に分ける場合があります。
●(「第1話・A」とか「第2話・前」等)
●スレ住人から教えられた場合は別ですが、この場合、
●区切りのいい所や一定のページで一旦切り上げる場合があります。ご了承下さい。
ネタバレ発言はご法度。現在明かされてる情報のみで語り合いましょう。
連載中スレにそぐわない話は楽屋裏スレで行いましょう。
次スレが立ったら or 連載終了して合図があったら楽屋裏! 現代に戻って好き放題に語り合え!

連載中スレの楽屋裏 第34幕
http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1358072497/
連載中スレ避難所
http://jbbs.livedoor.jp/comic/5124/

2 :
H2年増刊サマースペシャル掲載 

夜の住宅街に新聞を抱えた不審者がいた。不審者はおもむろに新聞に火をつける…放火魔だ!  …だが。
「そこで何をしている!」
不意に背後から放火魔を呼び止める声。ドキリとした放火魔が振り返ると…
そこにはパンティを被り、パンツ一丁、網タイツにスニーカー、マッチョな変態男がいた!
     特別読切「究極!!変態仮面」

――とある高校の拳法道場。
そこでは一人の青年が練習に励んでいた。その様子を先輩らしき角刈りの青年が褒める。
「狂介の奴、だんだん技に磨きがかかってきてますね… これで今年の大会も楽勝ですね主将!」
「ほんと、ほれぼれしちゃう♪」
スキンヘッドにべん髪、紐ヒゲの中国人のようないかつい顔の主将はホモらしく、狂介に惚れていた。
その様子を見た角刈りの青年は目頭を抑えて嘆くのだった。

朝練も終わり、狂介が着替えていると後輩が新聞を手に狂介に声をかける。
「せんぱーい ちょっとこれ見ましたぁ? ほら、これこれ、今話題の…」
「お――、変態仮面の記事かぁ、、知ってるよ」
「でも変態仮面てどんな人なんでしょうね?」
「そーだなぁ、正義の味方だからきっとカッコイイんじゃないかな?」
しかし後輩は、名前からしてただの変質者じゃないかと冗談交じりで反論して帰る。
そして狂介以外、誰もいなくなった道場で、狂介はため息をつく。
「変態仮面かぁ…名前、変えよかなぁ…」
――そう、彼こそが変態仮面の正体、色間狂介17歳であった!!

着替えも終わり、狂介が廊下を歩いていると、前方に憧れの愛子ちゃんを見つける。
狂介は愛子に挨拶すると、愛子も狂介に挨拶を返す。

3 :
しばらく雑談しながら廊下を歩いていると、ふと今朝の新聞の変態仮面の事を話し始める。
「ぼく そういうのに憧れちゃうな…ねぇ、愛子ちゃんはどう?」
「ん―― 正義の味方っていうのはステキだけど、名前からしてきっと変態なのかもね… 私、変態はちょっと…」
まぁ当然の反応だがその回答に一瞬狂介は真っ白になり、慌てて変態はちょっとね、と同意する。
2人が一緒に教室に入ると、男女問わず、クラスメートから愛子中心に挨拶が飛ぶ
…が、狂介が一緒なのに気付くと、男子から一緒にいるなと僻みのブーイングが飛ぶ。
そんな男子を自分がモテないだけだの、ここにもかわいい子がいるだのとバカにするかわいい女子。
…と、それに同意するブ○な女子。さすがにこいつには女子も驚く。
そんなやり取りのさなか、担任の先生が来る。
今日は転校生が来る、と一言話すと紹介すると…出てきたのはサングラスに黒スーツのコワモテの男2人!?
「さっ、どうぞ 坊ちゃん!」
…いや、違う。どうやらこの男2人は転校生のボディガードのようだ。
「どうも初めまして、僕の名前は「おおがね たまお」と言います。
 あのニューヨークに7つのビルを持つ大金財閥の…」
後ろではボディガードが彼の名前を黒板に書き、大金財閥という言葉に驚く生徒達。
自慢話を始める青年だが、ふと何かに気付いた男子生徒が笑いをこらえながら隣の生徒に教える。
「ププ… お…おい 黒板の字読んでみろよ…」  <大金玉男>
「え? …字? おおがね た…ん? プッ! …だ・い・き・ん・た・ま・お・と…ププッ!
 ぶぁはははは〜〜〜!!「だいRおとこ」だってよぉ〜〜〜〜!!!」
あまりの事に爆笑する生徒。つられて他の生徒まで吹き出してクスクスと笑い声が聞こえる。
「…人が一番気にしてる事を…ううう… 剛田!蔵本!」
玉男は半べそをかきながらボディガードを呼ぶと、2人は先程の男子生徒に詰め寄り廊下に引きずっていった。
しばらくした後、彼がボコボコにされて戻ってきたのは言うまでもなかった…。
「話が逸れてしまいましたね、えーと あ、そうそう、これでも前の学校では結構女の子達にモテましてね…フフフ」
先程のボディガードの件もあり、逆らわない方がいいと判断し、機械的に感心する生徒達。

4 :
「まぁ、何というか、ボクには魅力があるんですね。だからこのクラスの女の子達もいずれボクの魅力に…フフ」 と、寝言を吐く玉男。その顔で言うか?
あの顔でとヒソヒソ話をする最前列の女子。そんな玉男はそのヒソヒソ話をした女子に歩み寄り、かわいいと褒め言葉を言う。
内心嫌がる女子だったが、ふと玉男が蔵本を呼ぶ。するといきなり札束入りのトランクを見せる!
「お近づきのしるしに…フフ」
呆然とする女子をニヤニヤ見る玉男。 …そしてクラスの女子はほとんどが玉男になびいてしまった。ちなみにブスはしっかり足蹴にしている。
そんなやり取りを見ていた男子。
「くっそぉ〜 何が魅力だ!しかもブスはしっかり避けやがって!」
「でもいいじゃない、愛子ちゃんだけはちゃあんと…な!さすが我らのアイドルだよな!」
だが、玉男はその会話に気付いたか気付かなかった、金の力になびかなかった愛子に気付く。
「…ん? な、何!?ぼくの魅力が通じないのか!? それにしてもめちゃんこカワイイ!!  どけぇ!!」
玉男はすがり寄る女子を突き飛ばし、愛子の側に走りより名前を聞きナンパを始める。
「さっ、よかったら今度の日曜日…」と、トランクを愛子の机の上に置く玉男。だが、愛子はそれを断る。
「じゃあ、さっそく今日でも…」…と、トランクをいくつも積んでいく玉男。それでも好きな人がいるから、と断る愛子。
その言葉にひっそりとうれし泣きする狂介と、唖然とする男子一同。ものすごい形相でその男が誰か聞きだそうとする玉男。
「き…狂介くん…」
その言葉に唖然とする玉男。背後には男子一同にリンチされる狂介がいた。
「フッ…君か、狂介とやらは…」「そうだけど…」今にもキレそうな玉男に、ボロボロになった狂介は答える。
玉男はトランクを狂介に渡し、愛子から手を引いてくれないかと頼むが、当然狂介は断る。
「できないよそんなこと ぼくたちの愛は金には変えられないもの…」
歯軋りし悔しがる玉男はボディガードを引きつれ廊下に出て行った。
そんな玉男を心配そうに見る金の力に惹かれた女子達(とブス1名)が呼び止めようと手を伸ばすが、玉男の裏拳がブスの頬にクリーンヒット!
気絶するブスを放置し、ぶりっこポーズで見ている女子と、担任だった…。

5 :
放課後。愛子と狂介は一緒に下校中だった。今日の狂介の言葉に、愛子は嬉しかったと言う。
狂介はあの時は思わず言ってしまったのだが、結果オーライ。
ふと、2人の後方でピシッと何かを叩く音が聞こえたので後ろを見る。
「奴隷のくせして生意気な事言うな!」そこにはメガネ君をいじめる悪ガキ3人組が!
「なんてひどい事を…ちょっといってくる!」怒りに震える狂介はクソガキに向かって走りよっていく!
「あ!ちょっ… 狂介くん!相手は子供なんだから乱暴しちゃだめ…! あ〜〜〜どうしよぉ、無茶しなきゃいいけど…」
心配そうに見ている愛子だが…狂介は子供に反対に負けている!?思わず駆け寄る愛子。
「 快 ・ 感 」背中をはだけ、悶える狂介がそこにいた…

一方、狂介達と少し離れた所を歩いていた玉男。こいつはまだ愛子の事をまだ諦めていなかった!
そんな考え事をしていると、先程狂介を叩いていたクソガキ共がこっちに向かって逃げてくる!?
『うわーっ、あの人変態だ――!逃げろ――!』
変態と言う言葉が気になり、クソガキ共が走ってきた方向を見る玉男。 …そこには狂介と愛子がいた。
その狂介はと言うと、先程叩かれた快感で悶えていたのを必死に冗談だとごまかしていた。怪訝な表情で何とか納得する愛子。
そんなやり取りを一部始終見ていた玉男。
「うーむ あのありありと分かる気まずい雰囲気…それにさっき変態とか…何かある!」そして携帯電話で蔵本を呼ぶのであった。

 <狂介ん家>
「母さんただいま」「おかえり、おやつ冷蔵庫だからね」
そんな母と子のやり取りのさなか、玉男は狂介を尾行し、家を突き止めていた。そして玉男は蔵本に肩車してもらい、家の中を覗く。
「ただいま父さん」 チーン
ダーティー○リーそっくりな父の遺影を前に、狂介はお鈴を鳴らし、父に今日の出来事を話す。
「今日ね、いじめを注意したら反対にやられちゃった…ハハ  でも、悪い奴見ると血が騒いじゃうんだよね…これも刑事だった父さんの血筋かな…」
「何言ってるの、それは母さんの血筋でしょ!」
そんなシーンに、鞭を振りながらSMルックの母(38歳、SM嬢)乱入! その光景に覗いていた玉男もビビる!

6 :
ふと母は狂介の背中の無数の傷に気付くが、狂介は何でもないと振舞う。2階に薬があるからつけようと、狂介の手を引っ張る母。
そんな彼らを剛田に肩車してもらい、覗きを続ける玉男。改めて2階を見ると、母がつけようとしたのは薬ではなくローソクだった!
「な…何やってんだ…」呆然とする玉男。 
ちなみに彼はベンツの上に乗った剛田が蔵本を肩車し、さらにその上に玉男が乗っていた。その様子に通行人はビビっていた…。

「ちょっ…母さん、そんな… ああ…でも 何だか…何だか気持ちいい〜〜〜〜〜っ!」
「ほーら元気になった!やっぱり私の子ね!」
背中の傷にローソクを垂らされ、よがっていた狂介を窓の外から一部始終見ていた玉男。
「へ…変態…やっぱりそうだった…こ…これが愛子さんに知れれば…ははは…いいぞ!いいぞ!」
二段(いや、ベンツの上に乗ってるから三段?)肩車の上で狂喜乱舞し暴れる玉男。
剛田と蔵本はバランスを崩し、玉男はブロック塀に後頭部をしたたかぶつける。
…と同時に、彼の脳裏に何かが閃いた。

次の日の拳法部道場。
他の生徒が狂介を尋ね、愛子からだと手紙を渡す。その一方、愛子にも狂介からだと手紙を渡す。
内容はどちらも「帰りに新しくできたハンバーガーショップに行こう、放課後校門で待つ(要約)」という内容だった。
実はこの手紙を渡した男子、玉男に金で雇われたのだった。

さて、放課後。手紙の通り校門で待ち合わせた愛子と狂介は店に向かう。その背後にサングラスをつけて尾行している玉男がいた。
「フフフ…作戦成功、これで完璧だ!これから決定的な変態ぶりをお見せしよう… 嫌われる事うけあいだ!」と、ローソクを取り出した。
マック怒ナルドハンバーガー。カウンターで注文する2人に、こっそりと近づく玉男。
愛子が注文し終わり、狂介が注文しようとした瞬間、玉男は火をつけたローソクをこっそり狂介の手に近づける。
「ビッグマックに…ポテトのLに…」 ポタ。狂介の手の甲に垂れた蝋が落ちる。驚きつつも一瞬快感を覚える狂介。
愛子がどうしたのかと尋ねるが、なんでもないと答える狂介。どうやら刺激が足りなかったようだ。
「ならばこれならどうだ!」と、玉男の次の手は10本位まとまったローソク!

7 :
カウンター上のメニューを見ながら迷う狂介に、ローソクの束が忍び寄る! これにはさすがの愛子も気付いて驚いた。
「え…えーと、それから…それからコーンポター…」 ポ タ ッ ついにローソクの束の蝋が狂介の手の甲に落ちた!
「ポタ ポタ ポタ ポタタタ… ああ〜これはやっぱり〜 くぅ〜E気持ち… でもなんでここに…あぁ〜〜」
恍惚の笑みを浮かべる狂介。そんな狂介を見て、よくやったとローソクの束をプレゼントする玉男し去っていく。 だが、その玉男を不審に思った愛子が見ていた。

さて、狂介はと言うと…まだ恍惚状態に陥っていた。ふと我に帰ると、隣で青ざめた愛子が震えていた。
あわてて冗談だとごまかす狂介だが、時すでに遅し。愛子はその場を逃げ出した! 狂介は追う事はできず、呆然と見ていた…。

その夜。
「あうう…!愛子ちゃんに見られたぁ、あうっ あうっ 懺悔します!懺悔します!!」と後悔する狂介。
…だが、よく見ると両手を縛られ、扇風機をくくりつけた鞭で背中をしばかれていた。
翌日。憂鬱な気持ちで投稿する狂介に、後ろから挨拶をかけられる。そこには不適な笑みを浮かべる玉男と一緒にいる、目を伏せがちな愛子が!
思わず愛子の名を呼ぶ狂介だが、青ざめながらそんな深い意味は無い、ととっさに答える愛子。
そんな2人の様子を見て吹き出し、しまいには爆笑する玉男。「お前のよーな変態野郎には もう興味ねえとよ!!」
勝ち誇った顔で爆笑する玉男だが、それ自分の計画を暴露してるんじゃ…。「…あ…」
気付いた時には遅かった。玉男の暴露にショックを受ける2人。怒った愛子は玉男に平手打ちを撃つ。
「あ…あの時の男、あんただったのね!」 だが、一瞬、我に帰る愛子は玉男に謝る。と、その時玉男が豹変した!
「い…いてぇ…いてえよ…パ…パパにも… パパにも殴られたことないのに〜〜!!! なめやがってこの女(アマ)!」
泣き喚き、愛子の頬にパンチを食らわす玉男!そして愛子の腕をつかみ、来いと引きずる!
「何をするだァ――――ッ、許さん!!」とっさに止めようとする狂介。
「へっ、そんな事言っても、もうお前の元には戻らんぞ なんせ変態だからな…ヘヘ」愛子の腕をつかんだまま、ニヤつく玉男。
だが、そんな事は構わず玉男を睨む狂介。

8 :
「わかってるさ! しかし、もうお前だけは許す訳にはいかない… それにお前のおかげで、隠す必要がなくなった今… 真の力でお前を討つ!」
と、狂介が取り出したのは…パンティ!?
「はっ…とうとう狂ったか! あ…元々狂ってるもんな」冷汗をかきながら笑う玉男と、心配そうに見つめる愛子。
『 装 着 !!』
パンティを顔にかぶった狂介。その様子を見てヤバイと感じた玉男は、携帯電話で蔵本に車を要請する。
目つきが変わり、服を脱ぐ狂介。――パンティのフィット感による異常興奮で、究極の変態となるのだ!―― そして――服を空に大きく投げる!

マジで狂ったか、と相変わらず笑っている玉男に狂介は問う。
「大金… 変態仮面て知ってるか」
「え!? 変態仮… あ――、ニュースで聞いた事あ… ま…まさか!!!」相変わらずのん気に笑っていた玉男も、その言葉に気付く!
「そう!このオレが!!(パンツの横のゴムに手を突っ込む)
 変!(パンツを上に思い切り伸ばす)
 態!!(ヌンチャクのように振り回し、ゴムを肩にパチンとかける)
 仮面だ!!!!」 バシィィィィィィィィィ   変態チックな決めポーズで名乗りを上げる変態仮面!!
…登校中なので、愛子・玉男以外にも周りの生徒達も目を丸くしあっけに取られ…愛子以外は男女関係なく爆笑の渦に包まれる!
愛子は手で顔を覆いながらも指の間からもその様子を見、思考がパニック状態になっていた。きっと夢だと思っているようだ。
「大金!てめえのような欲望の塊を人間のクズと言うんだ! そしてか弱い女性に手を出すとは… てめえ、人間じゃねぇ!!! おしおきしてやる!」
玉男を指差し、一喝する変態仮面。
「この技をしっかり受け止めろ!」と玉男に向かって大ジャンプする!玉男はまだ爆笑していて動けない!
変態仮面の股間アタックをギリギリでかわす玉男は、笑いながらもはいずって逃げる。舌打ちする変態仮面。
ほとんど動けない玉男の顔に自らの股間をくっつけようと、フンフン腰を振りながら接近する変態仮面。必死で蔵本を呼ぶ玉男。
その様子を赤面しつつも、呆然としながら見ている愛子。
『ああ…夢のせいかしら、変態だけどとてもステキ… で…でも何だか狂介くんのようにも…
 はぁ〜〜もうだめ、変態仮面 私のナイト様のよう… 夢なら覚めないで』

9 :
その光景に変態仮面と狂介をダブらせる愛子であった。
その時、校門にベンツが到着したのに気付く玉男。
「は 早く校庭まで来…ひゃあ〜〜〜〜!!」
携帯電話で蔵本に指示を出す玉男であったが、とっさの股間攻撃をかわした…と思ったら、股間が鼻先をかすめた!
「いやあぁ〜〜〜〜!!!! あったか〜〜〜〜い!!!」パニック状態になり泣き喚く。
「今度こそまともにくらえ!」
変態仮面に金を出して見逃してもらおうとする玉男だが、それが変態仮面の逆鱗に触れた!
「金 金 金 てめえは金しか能がねぇのかぁ――――!!!」
突進してくる変態仮面! だが、そこに割って入る様にベンツが走ってくる!とっさに避ける変態仮面。
蔵本が急かすも、玉男は笑いとパニック状態ですぐには車に乗り込めない。何とかドアを開けて助かった、とつぶやくも…
「逃さん」すでに車内に乗り込んでいた変態仮面に悲鳴をあげる!
『 必 殺 !   ぬ く も り ア タ ッ ク !!』ピトッ
変態仮面の股間をまともに頬に受け、小さな悲鳴を上げる玉男は泡を吹き、半失神する。
そしてトドメは変態仮面の怒りの鉄拳!!吹っ飛ぶ玉男。
『 成 敗 !』

――悪党は退治した…。
顔のパンティを取り、元の制服に着替える変態仮面…いや、狂介。
だが…狂介にとっての最大の危機が、今 訪れようとしていた!!
振り向くと、一部始終を見ていた愛子がそこにいた。
「…あ 愛子ちゃん、分かったろう。ぼ…ぼくは変態仮面なんだ…
 い…今まで隠しててゴメンね… でも…もうお別れだね…今まで ほんとにありが…」
泣きながら愛子に告げる狂介。 …だが、愛子の反応が無い?いや、ボーっとしている?
目を点にしながら愛子を呼ぶ狂介の声で我に帰る愛子。
「あ…あれ? 私 今まで…何か夢を…? あぁ〜〜〜やっぱり夢だったんだわ、ヘンだと思った…」
「え? …どんな?」愛子は今までの事を夢だと思っているらしく、これ幸いと狂介は愛子に会話を合わせることにした。
どんな夢か恥ずかしくて言い出せない愛子だが、変態仮面に狂介をダブらせていた愛子には、目の前の狂介が輝いて見えた。
「 好 き ♥」
そう言って狂介に抱きつく。狂介は嬉し涙を浮かべ、夢なら覚めないでくれ、と頬をつねるのだった…。

10 :
なんだこれwwww 良い子の少年ジャンプでこんな変態漫画いいのかwwww

11 :
ぬくもりアタック・・・恐ろしい攻撃だ・・・・w

12 :
色間…しきまってw
いや嫌いじゃないがこの古き良き昭和な作風

13 :
マジで変態だwwww

14 :
早く警察は逮捕しろよ

15 :
ルシウス・モデストゥスvs変態仮面

16 :
>>15
誰それ?
http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1358072497/

17 :
主人公なのに色魔てwwwww 変態てwwwww
まあこんな下品かつ変態な漫画、読切で十分だw
まかり間違っても連載しちゃいかんレベルwwww

18 :
ホモに変態に色魔にパンツ… これPTAを敵に回したぞwww

19 :
だいRおとこwwwwww
いくらギャグ漫画とはいえこれはひどいwwwww

20 :
ついマネしてコスプレしてみたが、これ顔バレるだろww

21 :
実写版体はそれなりだな

22 :
>>21
>>1

23 :
変態だけどかっこよくて面白いなw
続編や連載は無理だけどアンケ送っとくわ

24 :
タマタマは普通急所なのに、それを武器にする変態仮面、マジ漢やでえw

25 :
H2年増刊オータムスペシャル掲載読切 『究極!!変態仮面−誕生編ー』の巻

上段蹴りの一撃で不良を退治する青年。
「どうだ、まいったか不良ども!二度とうちの学校の生徒に手を出すんじゃないぞ!」
だが、その時騒ぎを聞きつけた警官がやってくる!
青年は逃げ出そうとし、助けた少女に声をかけ、手を差し伸べる。そして胸がときめき、見詰め合う二人。  
帰り道、2人は雑談しながら一緒に歩いていた。
「へ…へぇ〜〜〜 早乙女愛子っていうのかぁ。いい名前だね…
 ぼくは1年B組の色間狂介。君ととなりのクラスだね…よろしくっ」
愛子も照れながらよろしくと返す。いい感じの2人である。
愛子の家の前につき、ここで分かれる2人。愛子はお別れの挨拶と改めてお礼を言い、また明日と言う。
狂介は一人帰路につきながら愛子との会話を思い出し、ついにやけ顔で道着に頬ずりし通行人を青ざめさせた。

 ―狂介宅―
「ただいま父さん」 チ――ン
クリント・イースト○ッド似の父親の遺影を前に、狂介はお鈴を鳴らし亡き父に今日の出来事を報告。
「おかえり!!」 バシッ いきなりSMルックの女性に背中を叩かれた!短い悲鳴をあげる狂介。
「かっ… 母さん!」
「母さん!…じゃないわよ!いつも聞いてりゃあ、父さんの血筋父さんの血筋って…
 母さんの血筋はどーしたのよ!え!?」
そんな狂介に、母は夫の遺影に泣きついてしまう。
(回想シーン)
「思い起こせば17年前…あれは(SMクラブの)手入れの時だったわね、あなた…」
17年前の母は、踏み込んだ警察…父と一目ぼれしてしまうのだった。
「それで生まれたのが狂介だっていうのに、私の血は流れてないっていうのよ!」 
夫の遺影を抱きしめ、折角の美人が台無しな程泣き崩れる母。(注:狂介はそんな事一言も言ってない)
「いいわ!そこまで言うんなら…これで証明してあげる!」
突然ムチで狂介をしばく!苦痛に耐える狂介だが、次第にその苦痛が快感になり悶える。やはり母の血筋も入っている。

26 :
翌日。高校の拳法部。
練習も終わって着替えている狂介。先輩達は先に着替え終わり退室していった。
その頃、部室のすぐ外では愛子と友人は狂介の事を話していた。
だが、友人は狂介の母がSM嬢をやっているという噂がある事を愛子に教える。
「う〜ん、やっぱりくつ下よりこっちの方がいいや」と、何かを履いている狂介。
「…だからぁ、狂介くんにもその趣味あったりして、かなりの変態とか…ププ…」冗談を言う友人に愛子は怒る。
熱いので狂介が窓を開けると、すぐ目の前には愛子と友人がいた。
挨拶する愛子と狂介だが、愛子の友人はヤバイとばかりにそそくさと退散する。
「おはよ… あ、今の話…」「え?」
どうやらさっきの噂話は狂介には聞こえてなかったようだ。  …が、狂介は網タイツを履いていた…。
その後、校庭のベンチで話をしている2人だが、校内放送で呼び出される狂介。
嫌な予感がしつつも、生徒会室に行かなければならない。

 ―生徒会室―
「実は警察から連絡があってな、昨日ケンカがあったそうだ。
 しかもやったのはうちの生徒だそうだ… ドンピシャリお前だろ!」
ブルー○・リー似の先生はコーヒーを飲みながら狂介に言う。違うとごまかす狂介。
相手は相当ひどくやられたそうだ、とつぶやくと…
「で…でもそれは!そいつらに女の子がからまれてたから助けようとしてやったことです!
 そうでもしなきゃこっちだってやられてましたよ!!」
机を叩いて激昂する狂介。     …やはりお前か。誘導尋問成功!
こういう事は狂介にとってもう数え切れないほど、何度もあるらしい。
「お前は正義の為にやっているようだが、しかしやりすぎだ
 …まぁ、色間はまじめだし、オレも拳法部の顧問として多めに診てきてやったが、
 警察から指導されるようになっては、 学校側としてもそれなりの処分を…
 心配するな、今回のことは校長には黙っといてやるよ。
 オレもほんとは色間に拳法部にいてほしいからな!」
先生の厳しさと優しさに感激し、思わず抱きつく狂介。
…だが間が悪すぎた!先生が持ってたコーヒーがぶちまけられ唇と頬をヤケドする先生。 スイマセン

27 :
「だが、今度やったらもちろん停学、部は大会出場停止…おまえがクビって事もありうる!
 いずれにせよ気をつけて行動することだな!」
唇と頬をヤケドし腫らしたまま、狂介に注意する先生。
 ―拳法部―
「狂介…おまえがいなくなったらこの部はどーなるんだぁ!」
「今度の試合、みんなおまえに期待してんだぜ!?」
「みんなでいっしょにやっていこうよ!なぁ――狂介!!」
先生から話を聞いた部員たちは口々に狂介を激励する。
…が、床にはフルボッコにされた狂介が…。 「あ…ありがとう、みんな…」
そんな部員達をもういいだろう、とモンゴル風ないかつい顔の主将が止める。
「だが、二度と問題を起こさぬよう、オレがじきじきにけじめをつける! 来い狂介!」
主将は狂介の襟首をつかみ、強引に立たせる。
嫌な予感がし、止めようとする部員。けじめをつけるどころか反対に自主退部してしまうのでは?
「いや!狂介にそんな度胸は無い!」
襟首をつかんだまま強引に隣の部屋に引きずっていく主将。そんな2人を青ざめながら見送る部員達。
そんなにその「けじめ」はスゴイのか…?
部屋に入り扉を閉める主将。冷や汗をかきながら様子を見る狂介が見たものは…
狂介の名を呼びつつ、顔を赤らめウインクする主将!?しかも周りには点描トーン!
あまりの不気味さに思わず壁にぶつかるほど、大きく引いてしまう青ざめた狂介!
「アタシね、まえから狂介のこと……ホントよ♥
 でも ほんとは影で見守っていたかったの けど、こうなったのも狂介くんのせいだからね」
顔に似合わずオカマだった主将!いかつい眉毛と思ったのは実はまつ毛!両目を閉じながらキスしそうな程迫り来る!
「だからケンカはやめて♥
 だって期待してんだもん…技のキレもあるし、スピードもあるし……顔もいいし」
そうつぶやきながら狂介の道着を脱がし、R首にキスして吸いまくる主将!   オェ  あまりの事に狂介は悲鳴を上げる!
『主将――――――っ!主将――――――っ!   ぎぇ〜〜〜〜〜〜    やめてぇ〜〜〜〜〜』
一方、道場の方では主将の声は聞こえず、狂介の叫び声のみが届くだけなので、
他の部員達はどんな恐ろしい事が起こっているのか、恐怖に怯えていた…。

28 :
…ややあって。
『こ…こんな部いやだ、 ぼく いやだ…』 
「あ、そうそう、もし部をやめようとか、また問題起こしたら、その時は…
 ほ ん と に 食 べ ちゃ うか ら ♥」
不気味な微笑と視線と台詞を残し部屋を後にする主将に、体中キスマークの狂介はただただ泣くしかなかった… 

狂介と愛子の下校中。
愛子は狂介と先生の話を心配のあまり、立ち聞きしていた事を白状し、狂介に謝る。
そんな2人を背後から鬼気迫る形相で見ている3人の不良がいた。
冒頭で狂介に倒された不良が、親分格を連れて尾行していたのだ!
「あいつですよ鬼島さん! もうメチャ強くて…どうします?」
「やるしかねぇだろ!」
「で…でも、何人かかったって……」
「たわけ!こういう時こそオレの得意とする「手」を使うんだろうが!」
その「手」とは… そう、悪役にはおなじみ、卑怯な手か!
「あったり――っ♪」と別人のような明るい顔になる鬼島だった。

次の日の放課後。
部活の後に一緒に帰ろうとする狂介と愛子だったが…
「こら」
狂介の背後から密着状態で首筋に生暖かいブレスを吹きかける、ホモンゴルマンの一声でやむなく部活を続ける狂介。
ホモンゴルマンは狂介の襟を掴み、嬉しそうにスキップしながら走り去っていく。
だが、これが仇となった!愛子が1人で歩いていると、昨日尾行していた不良共が現れた!
部活も終わり、帰宅する狂介達生徒多数。その狂介の元に、1台のバイクが近づいていく。
狂介を確認した不良は、女を助けたければ今すぐ船見埠頭の第4倉庫前に来いと伝言する。
…だが、女と言われてもピンと来ない狂介。誰だそれ?思わずコケる不良。
「な…なに!? 愛子とかいうのはちがうのか」その言葉に豹変する狂介!逃げる不良共!
当然助けに行きたいが、今のやり取りは他の拳法部員も一部始終見ている。

29 :
先日も先生や仲間に注意されたばかりだというのに!葛藤する狂介。
「モタモタするなぁ!さっさと行けぇ!!」以外にも狂介を叱咤したのは…主将!
「ケンカが学校にバレるとは限らんだろうが!余計なこと考えずにさっさと行けぇ!!
 …オレ達はただバレないことだけを祈るだけだ」
意外にも、主将以下拳法部員は同じ考えのようだ。
信頼し、暖かいまなざしで狂介を見つめる拳法部員に感激し、涙ぐむ狂介。 
「さぁ 行け!」
「で… でも主将!」
「早く行けぇ!!!」
「場所知らないんです…」     ばたたっ!
なんと船見埠頭の場所を知らなかった狂介!一斉にコケる拳法部員!  折角の熱い友情シーンが台無しだ!
場所を聞き走り去る狂介の背中を見送る主将達。
『これが愛というものなのね……♥』
先程の鬼のような形相で狂介を叱咤のが嘘のように、オカマ顔になった主将はそうときめくのであった。

走りながらも不安になる狂介。
『で…でも もし学校にこの一件が知れたら…大会出場停止、そしてぼくは退部…
 ぼく一人のために、みんなに迷惑が… くそぉ…バレたくない!でも、もしバレたら…  ハッ!』
不意に、主将の言葉とあのウインク顔を思い出し青ざめ足を止めてしまう。
「いやだぁぁぁ! 絶対バレたくない!!」ついには号泣してしまう。
その時、狂介の頭に何かがパサリと落ちる。…パ、パンティ!? 狂介が手にとって認識すると同時に、頭上から謝る声が。
見上げるとキレイなお姉さんがいた。これを落としてしまったようだ。
――その時、狂介の頭に何かが閃いた!
「そうだ!ちょっとこれ借ります!」
再び走り出す狂介!何か考えがあるのだろうが、
そんな事を知る由も無いお姉さんから見ればただの下着ドロボーだ!プリプリ怒るお姉さん。
「どうしたの?」
「あ、姉さん 姉さんのショーツ取られちゃったのよ、変な学生に…」
「うそぉ〜〜〜〜! イヤンイヤン!」
     ( Д )    ゚ ゚     スイマセン、…あまりの姉妹の似てなさに一瞬あらすじ書きも気絶してしまいましたorz

30 :
船見埠頭第4倉庫前。
狂介がなかなか来ないのでイライラしている鬼島。そんな鬼島に、スケベ心出しまくりの子分が、先に愛子をいただこうと提案する。愛子の貞操大ピンチ!
…だが、意外にも子分を殴りつけ、止める鬼島!それに同意する他の子分達!
「たわけ!先にいただいちまったら意味がねぇじゃねーか!」
「そうだそうだ!何考えてんだテメーは!!」
「最初の味見はオレからだ」
…結局ヤリたいのね、鬼島は… 一瞬でもカッコイイと思った子分達だが、前言撤回する。

一方、狂介は第4倉庫の隣まで来て、周りの様子を伺っていた。倉庫の前には見張りが2人いる。
「このままぼくが行けば、愛子ちゃんにナイフが向けられ、ぼくは無抵抗のままやられるのがパターンだな…
 よし!上だけ脱いで…これをかぶって別人のフリをして行くしかない これで愛子ちゃんとは赤の他人だ… さしずめ、変な拳法使い現る!ってとこだな…」
制服の上半身を脱ぎ、先程のパンティをマスク代わりに顔にかぶる狂介。  …だが。
『 ! フォッ… な…何だ!この皮膚に吸い付くようなフィット感は!
 ス…ストッキングのそれとは違う…新感覚のフィット感!
 こ…これはたまらん… これからはこれも趣味の一つに… な…何を言ってるんだ、こんな時に!
 …で…でも… も…もう…』
 パンツをかぶった途端、自分でもなんとも言えない気持ちよさが湧き上がる!鼓動もどんどん早くなり、身もだえする狂介!
「気分はエクスタシー!」
狂介の目から白目が無くなり、三白眼となって大きく見開く! 
――この時、狂介の体内に眠る<超変態な血>がこの異常興奮に誘発され、ついに覚醒したのだった!
さらにズボンまで脱ぎだし、パンツマスクにパンツ一丁+ストッキングという、
ジャンプの作品としては前代未聞な変態チックフルパワーな姿となる!
「ズボンなんてはいてられるか! …実際、このカッコウ変態だな… しかし、それがまたいいぜ! よし!いくぞ」

第4倉庫前でたむろする不良共。 だが、そのうち1人が思い切り蹴り飛ばされる!
不良が振り返ると、夕日を背に、蹴りのポーズで立っている狂介が。
「うわぁ――――っ!なんだコイツッ!!!」
狂介は変態チックな決めポーズで答える。

31 :
「てめえらのような虫ケラどもをおしおきするためにやってきた、
 正義の味方『 変 態 仮 面 』だ!(我ながらいいネーミングだ!)」
そんな変態仮面を笑い飛ばす不良共。 …だが、鬼島はこいつがあの男かもと勘ぐる。   フツウソレシカナイヨナ
その言葉にギクリとなる変態仮面。しかし、愛子は絶対違ぁ〜〜う!と首をブンブンふって否定する。
そんな愛子に思わず脱力する変態仮面。
「そ…そうだな、違うわな」
「自分の女の前にこんなカッコウで現れるわけないですよね…」
愛子の態度に、不良共も少し脱力しつつも、変態仮面は狂介じゃないと思い込むことにした。
鬼島はこの変態野郎を始末しろと命令する。
するとさっき変態仮面に蹴飛ばされた不良が棒を持って変態仮面の相手になる。
だが、変態仮面の蹴りが一瞬早く不良の腹に叩き込まれる!続いて2撃、3撃と攻撃を叩き込む!
見た目とは裏腹な強さに不良共はひるんでしまう。そこに鬼島が割り込む。
「待て! たしか正義の味方と言ったよなぁ。これ見ろ!」
鬼島は脇にかかえた愛子の顔にナイフを向けた!
『うっ しまった!』 ビクッ
「おっ!ビクッとしたね ビクッと…! ヘヘ〜〜〜」
動きが止まった変態仮面ににやつく鬼島。そのまま子分にやれと命令する。
すると子分はヌンチャクを振り回し、変態仮面に襲い掛かる!
だが、変態仮面はブリーフの両横に両手をつっこむと、掛け声と共に何かを振り回す!変態仮面もヌンチャクを持っていたのか!?
変態仮面は頭上で素早く手を何度も交差させ…  パパパパパパパパ
「あたっ!」  ピチイィィィ 
ブリーフを何度もねじり、ネクタイのようにして身構えた!その様子に不良共は大爆笑!  ――大成功!
その隙に次々と不良を蹴散らす変態仮面!さらに鬼島のナイフを蹴り上げ、遠くへ弾き飛ばす。
「さぁ!てめえだけはどんな<おしおき>をしてやろうか!」
怯える鬼島に、変態仮面はそばにあった船舶系流用フック(「←こういう奴)に目をつける。
フックに巻かれたロープを掴み、倉庫の2階へ投げつけると、巧みなロープさばきで手すりの間にロープをくぐらせ、
落ちてきたロープを掴むと、掴んだままの手で鬼島を殴りつけ、そのままフックに縛る。
2本のロープで鬼島の首を挟みこみ、逃げられないようにする!

32 :
変態仮面は三角飛びの要領であちこちを足場に、先程ロープをくぐらせた倉庫2階の手すりへジャンプし、結んだロープを跨ぐ。
『いくぞ、覚悟!  必 殺 ・ 地 獄 の タ イ ト ロ ー プ !(綱渡り)』
ロープを股間に挟んだ格好で、直立のまま滑り落ちてくる変態仮面!
そのまま鬼島に股間をぶつけ、さらに勢いでフックで後頭部を打ち付ける鬼島は気絶した!
変態仮面はフックのロープをほどくと、特撮ヒーローの必殺技の後のように振り向く。
…そこには変態仮面のブリーフに直接頭をつっこまれ、グッタリした鬼島がいた。
『  成  敗  !  』
愛子の方を振り向き、優しく声をかける変態仮面。だが、愛子の眼前にあったのは、変態仮面の股間だった…
脳内で何かが噴火し(※画像はイメージです)、愛子もまた気絶する。

戦いが終わり、愛子に上着を着せて一緒に帰る狂介。
「あんな所で気絶してたけど大丈夫?」
「うん、大丈夫 でもね… その時ずぅ〜っと変な夢見てたんだ」
どんな夢か聞く狂介だが、愛子は夢…変態仮面の事は恥ずかしくて言い出せなかった。
「あ…だけど この事が学校にわかったら…」
「ハハハ 大丈夫だよ…いつもぼくたちを守ってくれる正義の味方がいるからね」
白々しく答える狂介。   ちなみにその遥か後方では、鬼島がまだ失神していた。うわごとをつぶやきながら。

33 :
まさかの続編来ちゃったよwwwwwwwwwww
これそんなに人気高かったのか?www

34 :
>地獄のタイトロープ
これはっきり言って鬼島より自分の股間の方が地獄じゃね?w
想像しただけでツラいんだけど

35 :
まさかこのまま連載まで…いや、いくら何でもそれは
で、でももしかしたら

36 :
>>34
それよりも内腿が摩擦熱で大やけどしそうなんだが…w

37 :
まさかの続編キタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!!
よし、もっとアンケ送って連載させてみせるぜww
PTAなんかくそくらえww

38 :
何か色々凄すぎて
そもそもブリーフがこんなに伸びるかよとか突っ込む気も無くなるなw

39 :
マネしてみたらブリーフ裂けてかーちゃんに怒られた(´;ω;`)

40 :
おまいらこの変態漫画の続編か連載読みたいか?
俺アンケ送っとくわ

41 :
第1話 『変態仮面 誕生!』の巻

とある平和な公園で女子高生が2人組の不良に絡まれていた。
人を呼ぶ、と抵抗する女子だが、周りには大勢の通行人がいるにも関わらず、見て見ぬふりでいた…。
「おら、ネーちゃん、金が嫌なら体で払ってもらおーかい おお!?」
『やめろぉ不良共!』
救いの騎士(ナイト)登場。女子、不良が声のした方を見ると、狂介と呼ばれた1人の男子高生がいた。
友人は、そいつは近所では悪名高い不良達だと狂介に忠告するが、狂介はそんな事お構いなしで女子を助けようとする。
「おらぁ!ガキのくせにでけぇ口叩きやがって!!」 怒った不良はこっちに走りよってきた!
「いい度胸してんじゃねーか!」
襟を掴んでメンチを切った相手は…狂介達のそばにいた通りすがりの小学生。思わずコケる狂介達。
「こっちだ、こっち!」
思わず訂正する狂介。どうやら狂介の声はかわいいらしいので、不良達は小学生と間違えた模様。
痛い目にあわせてやる、とお約束的な台詞を吐く不良だが、狂介は引かずに拳法やっている、と忠告してやる…が。
「そーかぃ、オレぁ野球やっててね〜」と、不良がどこからともなく取り出したのは釘バット!!思わずビビる狂介。
咆哮あげて突進してくる不良に、狂介はカウンターの上段蹴りを放つ!
そこにもう1人の不良Bも加わって、1対2の大乱闘!
「チッ、手こずらせやがって」 …果たして勝ったのはどっちだ!?
恐る恐る狂介の友人がよく見てみると、2人の不良はボコボコにされて小便小僧に投げ込まれていた。
「二度とうちの学校の生徒に手を出すんじゃないぞ!」
もう大丈夫、と狂介は女子に手を伸ばす。…よく見ると結構かわいい。

ファミレスで食事をしつつ、女子は狂介の手当てをしていた。女子の名は愛子。LOVEの愛だ。
友人2人(いたのかお前ら)も隣で食事しつつ、狂介と愛子の手当て兼ラブラブトークで目のやり場に困っていた。
「狂介!オレ達もう帰るからな!」「え?」
見ると狂介は愛子の愛のこもった手当てで顔中絆創膏だらけになっていた…。
狂介と愛子のいちゃっぷりを見せられた友人は、ささやかな嫉妬としてさんざん飲み食いしていた。

42 :
帰り道、電車の中で会話する狂介と愛子。どうやら愛子は狂介と同じ高校の転校生のようだ。
愛子が下車する際、立て替えてくれた代金を今度ちゃんと返すと言う狂介だが、愛子は私のおごりだとにこやかに返す。
「ホントいいです。助けてもらったお礼としてそれくらいしかできないけど」
『間もなくドアが閉まります、ご注意ください』
ドアが閉まり、別れを惜しむかのように涙ぐむ狂介を見る愛子。     
…実は狂介の足がドアに挟まって痛くて泣いているだけだった。 

狂介の母(37歳)が経営するブティック。ここが狂介の自宅である。
狂介は母に挨拶し、クリント・イーストウッd…じゃない、父の遺影にも挨拶し、今日の出来事を報告する。
「でも、ちょっとやりすぎちゃったかな 悪い奴見るとどうしても血が騒いじゃってさ」
『おだまり!!』ピシッ!!!  不意に女王様ルックの母親に背中をムチで叩かれた!
「ぎゃっ! かっ…母さん!」
「母さん!じゃないわよ!何よ、父さんの血筋父さんの血筋って、母さんの血筋はどーしたの!?え!?」
 (↑母37歳、アルバイトでSM嬢もしている)
母は夫の遺影の前で、狂介には自分の血が流れていないと嘆く。

(回想シーン)
18年前、SMクラブへの警察のガサ入れの時…狂介の両親はお互い一目惚れした。
「そして生まれたのが狂介だっていうのに私の血は流れてないって言うんですよぉ あなた〜〜〜〜!!」
母、美人台無しなくらい号泣!
そこまで言うなら(注:狂介は何も言っていない)証明してあげる!と言う事で、母の猛烈なムチの嵐が狂介を襲う!
『ぎえ〜〜〜〜〜っ!やめて〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!』
家の外にまで響く狂介の悲鳴とムチで叩く音。
しばらくした後、痛さでうずくまる狂介…と思いきや。
「き…気持ちいい〜〜〜〜〜」
「まぁ、やっぱり私の血筋ね♪」
恍惚の表情を浮かべて悶える狂介を見て喜ぶ母であった…。

43 :
次の日の紅優高校拳法部。そこでは狂介達拳法部員が熱心な練習試合をしていた。
「狂介の奴、三年のレギュラーと互角に戦ってるぜ。一年の中ではピカ一だな」
「いや、互角どころか狂介の方が優勢だな。今度の大会は優勝も夢じゃないかもな」
そんな折、意外にも愛子が拳法部にやってきた。
『な、愛子ちゃん!?何でここに!?』    バキッ
油断した隙に相手からクリーンヒットを食らう狂介はノックダウン。
「あー…しかしキャリアの差が出たか」「優勝が遠のいた…」嘆く先輩2人であった…。
「え!!愛子ちゃんが明日からマネージャーに!?」
なんと愛子は現マネージャーの幼馴染で、誘われたので拳法部に来たのだった。
「狂介くん、ケガしたらまた手当てしてあげるからね」
それを聞いた部員達はオレもオレもとゾンビのように愛子に群がる。
愛子は銀行に行くため部室を後にする。       
…なお、当の狂介は大勢の拳法部員に踏まれて足蹴にされていた。

ATMの暗証番号を押す愛子は、狂介の事で物思いにふけってしまう。後ろに長蛇の列が出来る位に。
お金をおろし、帰ろうとする愛子だが…その時、覆面をした4人組が押し入ってくる!
「何この人達…もしかして銀行強盗!?」
強盗はカウンターの行員にバッグを押し付け、金をつめろと命令する。
その様子を見て、カウンター奥の男性行員が警報ボタンを押そうと、恐る恐る手を伸ばす…
だが、が、強盗はその行動を見逃さず、ナイフを投げると行員の腕に突き刺さる!
「そこに警報ボタンがある事は調査済みだ!他の奴らもいいな、下手に動くとコイツが黙っちゃいないぜ…」
「そーだぜ、なんたって兄貴はカンコドリ大サーカスのナイフ投げやったからよ、
 百発百中だぜ!気をつけた方がいいぞお前ら…!」
「テメェが気をつけろ…!!   バラしてどーすんだ!」 アホな弟分にすさまじいガンを飛ばす兄貴。
と、その時、警官2人が入ってきた。
「表に止めてある白のライトバンの持ち主おりますかねぇ」
「私の車ですが」思わず応える強盗A。
警官との普通にやり取りしていたが、ふとお互い強盗と警官だと気付く。

44 :
「なんだお前達はぁ――――っ!?」
「う…うるせ〜〜〜!!この人質がどうなってもいいのかぁ!!」

一方、狂介は自転車で先輩に言われた道着の注文を受け取って学校に戻る最中だった。
聞いてみると先程の銀行強盗があった事を知る。
警察署長が強盗を説得すると、愛子が強盗の脇に抱えられて一緒に出てくる!
「おい犯人!早く武器を捨てろぉ!さもないとひどい目にあうぞ!」
警察署長にあるまじき挑発的な発言に驚き、止めようとする警官だったが…
発言者はいつの間にか署長を締め上げ、メガホンを奪い取っていた狂介だった!
当然の如く取り押さえられる狂介はどうにもできず歯噛みする。
裏口も塞がれているとの警官の話を聞き、狂介は路地の小窓から銀行内に侵入しようと試みる。

少々狭いが何とか銀行内に侵入成功した狂介だが、そこは女子更衣室だった。
そこには読者が待ち望んだ美人な女性行員…ではなく、太めで顔もブs…
もとい、非常に個性的な行員がイヤホンで音楽を聴きながら着替えていた。
行員は侵入してきた狂介に気付くと、当然ながら犯されるだの何だのと悲鳴を上げた!
騒ぐ行員に説明しようとする狂介だが、こいつはイヤホンしたままなので話が聞こえない。
やむなくイヤホンを外そうと手を伸ばすが、モンスター行員に一撃で吹っ飛ばされる!
その隙に逃げるモンスター行員だが、当然の如く強盗に捕まってしまった…。
様子がおかしいので強盗の兄貴分は弟分に見てこいと指示する。
一方、狂介は思わず銀行内に侵入したのはいいが、後先考えていなかったのを後悔していた。
その時更衣室のドアが開き、強盗の1人が入ってきた。狂介はその一瞬の隙をつき、強盗をKOする!
強盗の服を着て、奴らの1人に成りすまし愛子ちゃんを助けようという作戦だ。
最後に覆面をかぶろうとしたが、それはパンティだった!
鏡を見てパンティだったのに驚く狂介。あわてて脱ごうとするが、その時奇跡が起きた!
「フォッ!な…何だ、この皮膚に吸い付くようなフィット感は!?
 ム…ムチの刺激とはまた一味違うこの刺激…(中略)
 今はそんな事考えてる場合車内…何を言ってるんだオレは…!」
狂介の脈が速くなり、力がみなぎってくるのを感じる。…そして目つきが変わり、パンイチになった!?

45 :
――狂介はこの時、体内に眠る母譲りの変態の血がこの異常興奮に誘発され覚醒、潜在能力が100%引き出されたのだ!
「ひゅ〜〜〜〜〜 服なんか着てられるか!!」
その様子を一部始終見ていた強盗は逃げようと必死になるが、縛られていたので無理だった…
「フフ…これぞ変態ルック、それでいて動きやすい!」と鏡を見て自分に惚れる狂介。
そして愛子ちゃん救出に移行しようとする狂介だったが、更衣室の片隅にあるパンストに気付き、それを手に持ち何かを考えた…。

銀行内。
弟分が戻ってくるのが遅いのを気にしていた兄貴分。他の弟分が奥から誰か来るのを見つけ、兄貴分に知らせる。
「誰だ、サツか!? …いや、サツではないような…」「あ、あいつです、覆面被ってますから…」
「随分遅かったじゃ… わぁ――――――――!!!!!違――――――――――――う!!!!」
現れたのは、先程パンティをかぶり、パンイチになり、さらにパンストを履き変態度を倍増させた狂介だった!!
思わずビビる兄貴分は何者かと名を尋ねる。
「貴様らの様な悪党を打ち砕くためにやってきた、 変  態  仮  面  だ!!  (愛子ちゃん今助けるからね…)」
その光景を見ていた愛子も、変態仮面が狂介だと気付かない。
子分Bはバカにしやがって、と変態仮面に拳銃を向ける!だが、変態仮面は挑発している!
「急所を外すとかえって暴れるからな、しっかり狙えよ!」
「さぁ、どうした!1発で仕留めないとオレの飛び蹴りでオマエの首が
 音を立ててへし折れる事になるぞ! さぁ、撃て!撃たんか!!」
子分Bを威圧する変態仮面だが、兄貴分が愛子ちゃんを人質にしているのを強調すると変態仮面は戸惑う。
何者か不明だが、やはり人命第一だと分かると、兄貴分は脇の愛子を子分に押し付け、変態仮面と遊んでやろうとする。
「行くぞ!くらえ、ランダム・ショットォォォ!!」
兄貴分の得意な投げナイフの乱れ撃ちが変態仮面に向かってくる!!  しかし――
変態仮面は手刀でナイフをことごとく迎撃するが、1本足をかすめ、その顔が苦痛に歪む!
兄貴分が勝ち誇ると、釣られて弟分も余計な事を言ってしまい兄貴のナイフをまともに食らうが、それはさておいて。
「さーて、今度は10本いってみるか…」変態仮面、ピンチ!

46 :
(どうする…!このままではやられる!相手は飛び道具…そして愛子ちゃんが人質に…くそ!)
――その時、変態的ひらめきがおこった!
変態仮面はパンツの両脇のゴム部分に手をつっこむと、激しい勢いで両手を振り回した!
「何ィ、ヌンチャクだとぉ!?こざかしいマネを!そんなものでよけられると思っているのか!
 いくぞ、スーパー・ランダム・ショットォ!!」
    ぐん! ぐん! キュッ! ぱちん!『あた!!』
なんと変態仮面が振り回していたのはヌンチャクではなく、パンツのゴム部分だった!
ゴムを肩にかけ、レスリングユニフォーム(レスリング関係者の皆さんごめんなさい)を
股間と肩部分以外細くしたような変態ルックになった!
兄貴分は思わず爆笑しナイフを落として(というか自分の両足に刺して)しまう!!
そのあまりの変態ルックに、強盗も人質も思わず涙を流して指差して爆笑してしまう!
…ただ一人、愛子だけは赤面しつつも、目を手で隠しながらも指の隙間から凝視してしまう。
(キャ――ッ ななな何あれぇ あそこがちまきみたいに…でもどーなってんの、ス…スゴイ…)
作戦成功!変態仮面はその隙を逃さず強盗の弟分達に飛び掛り、次々と撃退する!
――そう、このレスリングスタイルにすることで、一瞬にして敵を戦意喪失に陥れてしまうのだ!
今だ腹を抱えて爆笑している弟分を蹴り飛ばすと、
彼は転がって先程の太めで顔が非常に個性的な行員へぶつかってしまう。
「いやぁ!誰か助けてぇ!!」
行員にぶっとばされ、トドメを刺される弟分。いとあはれ。彼女の強さには変態仮面もちょっと驚くのであった。
「残るはお前だけだ!お前だけは特別なおしおきをしてやる!
最後に残った兄貴分へダッシュでする変態仮面。
兄貴分は逃げようと足に刺さったナイフを必死で抜いているが、最後の1本が抜けない!
変態仮面がジャンプすると、空中で股間を強調するかのようなのけぞりポーズで兄貴分に迫る!
「必殺!変態秘奥義…地獄の…ジェット・トレイン!!!!」
兄貴分の顔面にピンポイントに変態仮面の股間を押し付けられ、
さらに後頭部をガラスに強打しそのままぶち割って押されて行く!
そのまま勢いで外に出て、包囲していた警官や野次馬までビビりまくる!!

47 :
警官、野次馬は思わず逃げるが、ジェットトレインの勢いはまだ止まらない!
『イャアアアアア気持ちわるいいいいい!!!!』
股間を顔に押し付けられた体勢のまま、強盗は後頭部を地面にガリガリと削られハゲていく。
そして――そのままガードレールに激突する。
「到着〜〜っ!」
変態仮面はゆっくりと立ち上がるとそのまま見栄を切る。
『 成 敗 !』
その様子を見ていた愛子は…
「へんたいかめん…変態だけど…変態だけど…ステキ…」 と、その時変態仮面が愛子の方を振り向いた。
「さぁ、お嬢さんだいじょうぶでしたか?」
変態仮面はパンツ部分に強盗の頭を入れたまま強盗を引きずって愛子に近寄る。
――その時、愛子の中で何かがはじけ、気を失った。
ざわめく警官と野次馬をあとに、「さらば!」と一声残して去っていく変態仮面。
変態仮面は先程の更衣室に戻り、道着に着替えて元の姿(狂介)に戻ると、自分の能力に改めて驚いた。
落ちているパンティに気付き、試しにもう一度被ってみると――
「やっぱりぼくの思い過ご… あちょおおおおおおおおおおおお!!!!」
その様子を一部始終見ていた、服を脱がされた強盗の弟分は失禁して気絶してしまった…。

――次の日の拳法部。狂介は組み手試合で前人未到の30人抜きになろうとしていた。
その横で愛子とマネージャーが、昨日の銀行強盗に居合わせた事を話していた。
「じゃあ、あの例の変態仮面ての見たんでしょ?ね、どんな感じの人だった!?」
マネージャーの問いに思わず口ごもる愛子。そして試合になりつつも、思わず聞き耳を立てる狂介。
「え〜〜…どんなって…ん〜〜… た…<たくましい感じ>…かな」   バキッ
愛子の台詞と同時に部室に強烈な打撃音が響く。
「大丈夫か狂介!」
「全く…何であんな突きがよけられないんだ?」
聞き耳に集中しすぎて大きな隙を呼び、試合相手に一撃KOされ、白目をむいて気絶していた狂介がそこにいた。
…だが、気絶しつつも、その顔は幸せそうに笑っていた。

48 :
>>37 >>40
ちょww
どうすんだよ、お前らみたいなのがふざけてアンケ送るからww

49 :
ジャンプ編集部も思い切ったな
結構好評だったのかw

50 :
ちょwwww ホントに連載キタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!!wwwwwwwww
いいのかこれwwww前代未聞だぞwwww
>>48
すまん、でもまさかホントに連載するとは思わなんだwwwwww

51 :
流石に色間(色魔)はやめたかと思ったら
色丞狂(色情狂)介…全然自重してねーw

52 :
>>51
そんな意味があったのかwww始めて知ったwww
変態仮面がパンツのゴムを振り回して「あた!」と言ってるところ、
北斗の拳のパロだと思うんだが、ゴムの痛みに「あ痛!」と言ってるようにも見えるw

53 :
まあ連載は驚いたけど、せいぜい10週、単行本全1巻程度で終わるんじゃね?

54 :
>>53
まさかの読み切り二回目、まさかの連載と来たんだぜ
こうなったらまさかの10週超えもありそうな気がする

55 :
PTAに目をつけられなきゃいいんだがなw

56 :
ブスな奴ほど自意識過剰だよなw

57 :
http://sadaonokukan.chatx.whocares.jp/   頼む住人になってくれ<(_ _)>

58 :
しかし連載が進むにつれて、タマを押し付けるだけじゃマンネリすぎるぞ。
何か新技考えないと・・・・って、こんな変態漫画でそんな新技できるかどうかだ

59 :
久々に読んだ気がする
やっぱおもしれーな
当時のジャンプは糞漫画でもあのレベルは保ってた

60 :
>>59
こちらへどうぞ
http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1358072497/

61 :
第2話 『真夜中のデート』の巻

夜の公園。ほろ酔い気分のおねーさんがふと横を見ると<チカンに注意!>の看板があった。
「アハハハハハ、チカンにちゅーいだってぇ、笑わせんじゃないわよ
 これでもアタシ合気道三段よ!チカンなんか投げ飛ばしてやるわ!」
と、酔いながら看板をゴンゴン小突く。
しかしおねーさんの背後には、覆面をつけて柔道着の上着を着たフンドシ姿の痴漢が迫っていた!
「だが 柔道六段のワシにはかなうまい!イヒヒヒヒヒ」  そして、夜の公園に悲鳴が響き渡った…。
次の日の夜の色丞家。TVを見ている狂介に母親は手伝ってと声をかける。
どうやら押入れの不用品を整理しているようだ。狂介の物が一番多いらしい。
その時、冒頭の事件がニュースで流れる。
「最近痴漢が多いよなぁ、ねぇ、母さんも気をつけたほうがいいよ」
「私?そうね、もし痴漢が着たら… こうよ」
女王マスクをつけ、荷造りロープを狂介に投げる母は、あっという間に狂介を縛り上げる!さすが37歳SM嬢である。
母は我に返り、のせるんじゃない、さっさと手伝うようにと狂介に促す。(自分が勝手にやっただけだが)
足元を見ると、整理が終わった箱は見事な亀甲縛りが!思わずコケる狂介。
「なんちゅー縛り方…」
ふと横を見るとクマのぬいぐるみの頭が。狂介が子供の頃愛用していた物だ。
引っ張り出してみると、これまた見事に亀甲縛りにされていた…。

翌日、拳法部の朝練。狂介達拳法部員は鉄アレイで腕力トレーニングに励んでいた。(狂介は一番窓際)
ふと、外から先日の痴漢が出たという女生徒の話が聞こえた。
何となく狂介が外を見ると、話をしていたのは1話のインパクトある女性行員以上に、顔がすさまじく個性的な女生徒だった…。
思わずあっけに取られた狂介は、足に鉄アレイを落としてしまう。
女生徒は痴漢に襲われたら大変、心配だと嘆いていたが、むしろ狂介の足が心配です。
狂介が後ろで制服に着替えている友人に痴漢の話題を振る。
そういう変な奴が多いみたいだな、と言うと、もう1人の友人が雑誌を見せる。
その雑誌には銀行強盗退治後、走り去る変態仮面の後姿の写真が載っていた。
その友人のおばさんが現場に居合わせたらしく、まさに変態だったという感想まで聞かせてくれる。

62 :
「じゃ、最近の痴漢もそいつじゃねーのか?」 その言葉に思わず(*゚ω゚):;*.ブッとなる狂介。
「ま…まさか正義の変態仮面が痴漢なんかしないでしょう…」とあわてて訂正する。
しかし、いやに変態仮面の肩を持つ狂介に疑問を持つ友人は、変態仮面はお前だろ!と冗談で言う。(図星)
もちろん狂介は笑ってごまかす。
友人2人は先に着替え終わったので、狂介に戸締りを頼んで部室を後にする。
2人が出て行った後、狂介はその雑誌を読み、なぜ変態仮面になったのか、
こんな名前をつけたのか、なぜ脱いでしまうのか…と苦悩する。
とりあえず着替えようと窓を閉める。
ほぼ同時期。窓の外ではマネージャーと愛子が強盗事件の事を話していた。
「もしかしてさぁ、その変態仮面の正体って狂介くんだったりして…」
「え?き…急に何言い出すの、里見(マネージャーの名前)」
「いやね、噂なんだけど狂介くんのお母さん、SM嬢やってるらしいのよ…
 だからもしかして狂介くんもその気があってヘンタイとか…ププ」
そんなはずない、と言い張る愛子。2人の会話が騒がしいので、何事かと窓を開けて外を見る狂介。
マネージャーはやばいと思いさっさととんずらする。  …って、待て、狂介、何だその網タイツは!w(←愛子からは見えない)
――あの事件以来、網タイツが気に入ってしまった狂介だった。

一気に放課後――
美術室で愛子は馬の像のデッサンをしていた。
絵を描きながら、今朝の狂介との会話を思い出す。
痴漢事件の護衛として狂介が下校時つきあうとか色々な話を思い出し妄想に浸っていた。
ふと顧問の先生が愛子の後ろを通りかかる。
「どれ、できたかな? …ほぉ、さすが姫野、馬の躍動感をよくつかんで…ひいぃっ!!??」
愛子は妄想と回想に浸るあまり、デッサンが馬ではなくケンタウロス狂介になっていた…。
9時半。愛子と狂介は公園を通って下校中だった。
あまりの時間に狂介は家の人が心配しないかと尋ねるが、愛子は「今日は遅くなる」と連絡済だった。
その言葉を聞いて、狂介は色々と深読みしすぎてしまう。
「な…何時になっても…?いけないよ、ぼ…ぼくも気持ちは同じだけど何時間もだなんて ぼくら高校生だし…!」

63 :
ふと愛子が横を見ると、<野犬に注意!>の看板が。
だが、狂介が一緒なら野犬も痴漢も安心だと言う…が、同時に野犬の唸り声が!?
ガルルルルルル… 「ハッ や…野犬だわ、すぐ近くみたい!」
だが、その唸り声は狂介の腹痛の音だった。思わずコケる愛子。
どうやら校門で愛子を待っている間におなかが冷えてしまったらしい。
狂介は部の雑用で遅くなるのではなく、愛子と一緒に帰りたいがために嘘をついたのだ。
あまりの出来事に狂介の服を掴んで泣いて謝る愛子 …だが、狂介はトイレに行きたくても服を掴まれて動けない状態だった。

公園のトイレの前で狂介が出てくるのを待っている愛子。
「でも 考えてみたら、今、私狂介くんとふたりっきりなのよね。
 真夜中のデートかぁ…なんかロマンチックだわ…」
ときめいている愛子だったが、その背後には例の痴漢がいやらしい顔で迫っていた!
愛子の悲鳴にあわてて外に出る狂介。
今まさに痴漢に茂みに引きずりこまれそうになっている愛子がいた!
「やめろぉ、愛子ちゃんを放せぇ!!」
狂介は痴漢に駆け寄るが、痴漢はうざったそうに狂介を遠くの茂みに投げ飛ばす。
投げのダメージが大きく、茂みの中をはいずる狂介の頭上に、なんとパンティーが落ちてきた!
そのパンティを見て、強盗事件の事を思い出す。
ちょっと離れた所でカップルの女の子が脱いだパンティを探していた。
「ねぇ、私のパンツどこに行ったのよぉ?ちょっと探してくるわ …ああ、あったあった」
パンティに手を伸ばす女の子。…と同時に変態仮面が現れる!!
『フォォォォォォォォ!!!』「きゃあああああ!!??」
――人間は普通、自分の潜在能力を30%しか使うことができないと言われている。
  だが狂介はパンティのフィット感による以上興奮で、体内に眠る母の変態の血が覚醒し、
  潜在能力を100%発揮することができるのだ!
驚く女の子の目の前で変態仮面は服を脱ぎ捨て、愛子救出へと駆け出す!
一方、愛子は黒帯を猿ぐつわにし、痴漢に押し倒されていた。
「そこまでだ痴漢魔め!」
不意の制止の声に振り向く痴漢。

64 :
「うわ――――――変態!!!!!ななななんじゃお前はぁ!!?」驚く痴漢と喜ぶ愛子。
「貴様に変態呼ばわりされたくないが…いかにも変態仮面だ!」

「な…なんか分からんが、柔道六段のこのワシにかなうかー!!」
と、暑苦しい胸毛&フンドシ姿で応戦しようとする痴漢、殴りかかる変態仮面。
痴漢は片手でパンチを受け流し、得意の柔道技に持ち込もうと、変態仮面の胸倉をつか…つか…つかめなかった。
そう、変態仮面はほぼ全裸なのだ。痴漢の右手はむなしく空をスカスカつかむ。
「あっ、つかめん!お前服くらい着ておけ!!」
そんな痴漢に問答無用の一撃をくらわす変態仮面。痴漢はたまらず逃げ出した!
追いかける変態仮面がふと横を見ると…そこは、公園のロープ付柵。
この時、変態的ひらめきが起こった!
気合と共に変態仮面はロープ付柵を引き抜く。釣られて次々と抜ける柵!そのロープを痴漢に向かって投げつける!
「くらえ!変態秘技・空中亀甲縛り〜〜〜〜〜っ!!」
何とかまいたと思って後ろを振り返った痴漢の目に飛び込んできたのは…無数のロープ!
さらにそのロープが痴漢の体に絡みつき、変態仮面の巧みな技で痴漢をえびぞった状態で亀甲縛りで拘束する!
さすが、縄使いは母ゆずりである。
変態仮面はダッシュする!…痴漢の方向ではなく、後ろに。
そして大ジャンプすると木の枝を支点に、必殺仕○人のように縛ったままの痴漢を吊り上げる。
「ぎゃぁ〜〜〜〜締まるぅ〜〜〜〜!!」
そして変態仮面は足を止め、ロープを担ぐ形で肩にかける。
「地獄へ…」ロープに指をかけ、「落ちろ」ビン!と、ロープを弾く。 
弾かれたロープは痴漢を一気に(股間を集中的に)締め上げ…痴漢は気絶した。
「これでまた一つ、犯罪がなくなっ… おお、こんな所にいたのか!?」
変態仮面は戦いに集中して、目の前にいる愛子に気付かなかった。
「さぁ、もう大丈夫ですよ」
と優しく声をかけるが、愛子は至近距離の変態仮面の股間を凝視し、こちらもまた気絶してしまう。

65 :
ちょうどその時、2人の警官が駆けつける。
「そこで何をしている!…ややっ、貴様痴漢だな!?」
否定する変態仮面だが、誤解が解けそうもないのであわてて退散する。
「待て――っ、逮捕する――っ!!」
後には、介抱される愛子と、木の上に吊るされ忘れられた痴漢が残されただけであった…。
「おまわりさん助けて!自首するからここから下ろして〜〜〜〜っ!!」

66 :
こいつ痴漢じゃなくてR魔じゃね…?

67 :
土曜日、新宿バルト9いくんだろ? パンティかぶってさぁ。

68 :
>>67
HKの劇場マナーCMで、かぶっちゃダメってあったでしょ!

69 :
>>67-68
お前ら>>1を100回読んでスレのルール理解して来い。
でないと変態仮面のおしおきが待ってるぞ!
それはともかく必殺仕事人のパロきたー!w
まさかあの技を変態技に昇華させるとはw

70 :
正義の味方なのに警察に追われる変態仮面カワイソスw
最終回までずっとこの調子なのかな?いつか認められるといいな…

71 :
ヒロインの愛子ちゃんは今までの反応を見るに「変態仮面」の方も
嫌いではないらしいのが救いだな
いつか正体がバレてもハッピーエンドの希望がある

72 :
公園でパンツ脱いで女の子は何やってんだw

73 :
第3話 『愛子のヒ・ミ・ツ』の巻

拳法部。今日も絶好調で組み手試合で連勝する狂介であった。
その様子をいかつい眉毛と長いヒゲを生やした主将と角刈りの副将が見ている。
「狂介のやつ、近頃調子いいですね。技の一つ一つに磨きがかかってきてますね主将!」
「ホント、ほれぼれしちゃう!」 主将…。     いかつい顔なのに、以外にもホモの主将であった…。
今日は愛子が風邪で休み。例によってよそ見した狂介は受身も取れず、相手に一撃で倒される。
あまりの不甲斐なさに主将が狂介を叱咤する。気合を入れ、集中する為にも狂介はもう1本組み手をお願いする。
その横で猿渡(友人)とマネージャーが話をしていた。
「ねぇねぇ、里見ちゃん これ見た?」猿渡が見せたのは変態仮面の記事が載っている週刊誌だった。(前回の痴漢退治)
その話を聞いてしまい、集中力を欠いてしまう狂介。
「てっきり私、あの変態仮面が痴漢していると思ってたのにぃ」
よそ身をしていた狂介はやはり相手にKOされるのであった。
「まったく!おい姫野、手当てを頼む!」
主将はうっかり風邪で休んでいる愛子に声をかけてしまい、もう1人のマネージャー(里見)が私じゃダメなのか、と機嫌を損ねてしまう。
あわてて謝り、愛子の容態を聞く。里見曰く、もう熱は無いが大事をとってもう少し休む、との事。
主将は誰かを見舞いに行かそうかとつぶやくと、狂介が鼻血大流血のまま立候補する   …が、他の部員までも立候補してしまう。
「バカモノ!そんなに行ってどうする!そんなに行ったら練習はどうなるんだ、練習は!見舞いなど1人でいいんだ、1人で!!」
怒って後ろを向く主将。
「じゃあ、ぼくが代表で行ってきます」  
「…何だ狂介の奴、不調だと思ったら絶好調じゃないか…」 周りには、他の部員達が天井、床、壁四方八方に死屍累々としていた。

下校中の狂介はお見舞いの花も買い、初めて行く愛子ちゃんの家に心躍らせていた。
公園沿いを歩いていくと家があると言われたのを思い出し、それらしい造りの家を見つける。「あれかな?」
<姫野邸>と立て看板がある割にはえらく小さくて狭い。不思議に思う狂介の脇を、ゴミ拾いのおじさんが通り、建物に入っていく。
声をかけると…この建物は公衆トイレだった!!

74 :
「な…なんで公衆トイレに姫野邸って…?」もう一度立て看板を見る狂介。(とおじさん)
「おーおー、また落ちとる。こないだの台風の影響じゃな」 実は台風で「あと100m」の看板が外れていたのであった。
おじさんは狂介に何をしているのか、と聞き、狂介は見舞いに来たと答える。
「もしやそれは愛子お嬢様のお見舞いですかな!?」急に態度が変わるおじさん。だが、本当に狂介が愛子の友達なのか疑う。
何とか説明しようとするが、同時におじさんの正体も聞く。
「まさか若者…!愛子お嬢様とお付き合いなるものをしておるのではないでしょうな…!?」
恐ろしい形相で顔を近づけるおじさんに狂介もビビる。 と、その時電話のベルが鳴る。
おじさんは背中に背負ったくず入れから空き缶を1つ取り出すと…真っ二つに割った!? いや、携帯電話だ!
「あのぉ、失礼ですがあなたは…?」
「おっ、そうでしたな。私、姫野家の…(一瞬だけ木に隠れる)執事をしております、世羽でございます」 一瞬にして清掃員から執事に早変わり!
なんだかんだあって、狂介を本当の姫野邸へ案内する世羽さん。あまりの豪邸さに驚く狂介。
1話でおごってもらった事も思い出し、改めて愛子がお金持ちなのを知った狂介であった。
愛子の部屋まで案内される狂介。室内も愛子の部屋もゴージャスだ。
名前を聞いてくれればパジャマでなくちゃんとした服で出迎えてくれると言った愛子だが、名前を聞くのを忘れた世話を軽くとがめる。
ちなみに世羽は本当に狂介はただの友達なのか、と妙にしつこい。気持ちは分からんでもないが。
狂介は見舞いの花を渡すが…周りの高級そうな花の山(?)に圧倒されてしまう。花の山と見舞いの花を生け変えようとするが、
「生け変えなくてもいいよ、折角きれいに生けてあるじゃないか。一緒に生けとけば…」
「でも…せっかく恭介君が持ってきてくれたお花だから…その…他の花とは一緒にしたくないから…」と恥らう。
その返事に感動する狂介。お熱いですねぇ。青春ですねぇ。
「お嬢様!その若者の言うとおり!一緒にしておけばよいではありませんか!
 折角姫野グループ各企業のかたがたから頂いた見舞いの品を、
 そんなもうすぐかれそうな花に交換す・・・・「爺降りてきて」あ…」

75 :
心配のあまり、いつの間にか忍者装束に身を包み、愛子の部屋のシャンデリアに潜んでいた爺に呆れる愛子と驚く狂介。
当然、邪魔者(爺)は愛子によって部屋の外へつまみ出される。爺のせいで狂介と愛子の仲はまた一歩近づくどころか、逆に10歩下がってしまった!
結局、あの花の山を支えるだけのでかい花瓶にちんまりと生けられる、狂介の見舞いの花であった。
2人は家族の話をしながらのんびりしている時に、愛子が飲み物を持ってくると言うが、狂介はおかまいなく、と遠慮する。
「お嬢様!そのような事はメイドにやらせればよいではないですか!
 将来、姫野グループの総帥となろうお方がそんな訳のわからぬ男のために…「爺…」 ハッ」
またさっきの爺が横槍を突いてきた。しかも今度は愛子のタンスから。怒った愛子につまみ出される爺。
呆れながら見送る狂介。2人がいなくなった後の部屋に何か落ちているのに気付く。拾ってみると…愛子ちゃんのパンティだった!!! パンパカパーン
どうやらさっき世羽が出てきたタンスから落ちたらしい。早くしまわないととあわてる狂介。こんな所見られたら誤解されかねん!
しかしこんな切羽詰った状況なのに、またパンツをかぶりたくなってしまう狂介だった。
「いかん!何を考えてるんだ!愛子ちゃんのパンティをかぶろうなんて…そこまで落ちたのかよ狂介!」
自分で自分を責め、嘆き、パンティをもったままの手で顔を覆ってしまう。…と、その弾みでパンティをかぶってしまう。
「あ かぶっちゃった」
その時、狂介の体内のエクスタシー(興奮)メーターが一気に最大へと上昇した!!
『フォォォォォォ!! クロス・アウッ!(脱衣) 変態仮面見参!!』
変態仮面は今までのパンティと違うフィット感を感じていた。体中に力がみなぎる!!
「あふれるパワー!目にも止まらぬスピード!見よ、このジャンプ力!!これぞ!まさしく!究極のパンティー!!!!」
愛子の部屋内で跳んだりタンスを持ち上げたり、無意味にカーテンを開け閉めする変態仮面。
「お待たせー」…と、そんな時ドアを開けてようやく愛子が戻ってきた。お互いの存在に気付き、顔を見合す変態仮面と愛子。
愛子はゆっくりとドアを閉めると、幻覚だと言い聞かせて落ち着いて再度ドアを開ける。
そこには制服姿の狂介が椅子に座っているだけだった。

76 :
愛子は狂介にさっき部屋に変な人がいなかったか、と狂介に尋ねるが、当然狂介は知らないふりをする。
さすがに一瞬で脱衣できても、一瞬で服を着る事はできないようだ。狂介は制服の上着を後ろ前に来て、ズボンは足の上に乗せているだけだった。

見舞いも済み、姫野邸の入り口まで見送る愛子(車椅子に乗せられて世羽に押されている)。
また元気になって部に顔を出してくれと狂介が言うと、世話が心配のあまり部をやめてはどうかと言い出す。
しかし愛子はマネージャーだから、と部を辞めるつもりは無い。
ふと、帰ろうとする狂介を愛子が呼び止める。
「あの…さっきの人もしかして…」
その言葉に思わずドキリとする狂介。やばい、バレたか!?
しかし愛子はそんなはずはない、幻覚だ、と自分に言い聞かせ、やっぱりなんでもない、と狂介に言う。
お別れもすみ、入り口の門が閉まると、狂介はバレたのかと思って冷や汗をハンカチで拭いた…ん??
『あっ 持ってきちゃった…!』
ハンカチじゃなく、さっき変態仮面になった時にかぶっていた愛子のパンティだった!!

77 :
金持ちお約束の執事来たか。つーかじいさん変わり身早すぎw

78 :
変態仮面の幻覚(?)と消えたパンティ
この間、愛子の部屋にいた狂介
やばくね?状況証拠揃いすぎ

79 :
想像以上のお嬢様だな愛子ちゃん…これは前途多難だ
愛子ちゃん本人とは既にあからさまに両思いだけどさw

80 :
今後世羽のじいさんはなにかと邪魔してくるのはもう確実だなw

81 :
今回は一瞬とはいえ愛子も見てるし、狂介がパンツ持ってるのをご近所さんも見てるし…色々とまずくね?

82 :
第4話 『究極のパンティ!』の巻

『イヤッホー!!』
深夜。暴走族を多くのパトカーが追跡している。しかし暴走族もただ追われるだけではない。バットでパトカーのガラスを割るなど、かなりの悪行が目立つ。
「ぶぁははははは!闇の爆走ライダー、マッド・エンジェルスを止められる奴は誰もいねぇぜ!」
「ヘッド!前から1台来ますぜ!」
暴走族のリーダーがパトカーをあざけ笑っていると、部下の1人が警告を発する。
はたして前方からやってきたのは…バイクに乗った我らのヒーロー、変態仮面だ!!
変態仮面はバイクサーカスのように、バイクの上で様々な変態ポーズを決めながら暴走族を次々と蹴散らしていく!
(…というより、暴走族の方が驚いて事故ったり避けたりしているのだが)次々と悲鳴とバイクの爆発音が響いていく。そんな状態にリーダーも怒り心頭。
「う…ぐぐ… マッド・エンジェルスをおちょくりやがってぇ… どこへ行きやがったぁ…?」
「お前の目の前だ」
いつの間にかリーダーの目の前、目と鼻の先にいた変態仮面!!ビビるリーダー。
「私の名は変態仮面!市民の安眠を妨げるうるさいハエ共を叩き潰すためにやってきた!」
「た…叩き潰すだと、なめやがって!叩き潰されるのはテ…テメェだぁ〜〜!!」
意気込んでタンカを切るリーダーだが、言葉だけで体はどう見ても逃げています、本当にありがとうございました。
リーダーは部下達に叩きのめせ、と号令を出すが、部下はどうみても全滅して(ry
残るは貴様だけだ、と身構える変態仮面。逃げるリーダー。ふと、リーダーはまだ動くバイクを見つけ、それにまたがる。
運のいい奴だ、今日はこれ位にしておいてやる等、月並みな悪党撤退時の台詞を吐くが、後ろを見るとすでに変態仮面がいない!?
「…あれ、どこ行きやがった…?」
「お前の目の前だ」「え…」
恐る恐るリーダーが正面を振り向くと…そこにはバイクと一体化したような形でバイクに乗っている変態仮面がいた!
「逃がさん」
「うぎゃああああああ!!! いつの間にぃぃぃぃぃ!!!!???」
これには驚いてたまらずふっとぶリーダー。その弾みにガードレールにぶつかり、わずかの間気絶する。

83 :
目覚めると、リーダーの顔の数cm前、文字通り目と鼻の先には変態仮面の股間があった!
「貴様だけは特別な<おしおき>をしてやる」と言うと、変態仮面はずぁ〜、と腰から上を左右にゆっくりとふり始めた?
「わぁ――、それ以上近づくなぁ――――!!!」
だが、変態仮面の変態ダンスはとどまる事を知らず、ずぁ〜 ずぁ〜 と変な擬音を出しながら腰から上をふっている。
「い…一体何がやりたいんだ、何が目的だ!金か?言え…言ってみろぉ!
 ひっ…今鼻先にかすったぞぉ〜〜〜!!
 ひぃ、生あたたかい うぅ…もうやめてくれ、殴るなら殴れ、蹴るなら蹴れ、つけるならつけろぉ…
 ギリギリはやめてくれぇ〜〜〜〜〜!!!」
「望みとあらば」 ピト。「あ」
リーダーのリクエストにお答えして、股間をリーダーの顔面に押し付ける変態仮面。 
チッ チッ チッ チッ チッ チッ チッ チッ
  …1分経過。チ――ン そこには、鼻がつぶれ人肌にホカホカ温まった、半失神状態のリーダーが出来上がっていた。
崩れ落ちるリーダーを背に、変態仮面は決めポーズを取る。
「 成 敗 !!」
「あそこが現場だ!」ややあって、そこに先程のパトカーが到着する。かけつける警官達が見たものは…
『だじげでぐれ〜〜〜〜っ!』 バイクと一体化するような形で縛り付けられているリーダーであった!
その様子を見守りつつ感嘆、賞賛の声をあげる野次馬さん達。
「全く驚くぜ、今変態仮面がオレのバイク返しにきてよぉ、ほら…」
「あっ、ホントだ!じゃあやっぱりあの暴走族、変態仮面がやったんだ」
「スゲェ〜〜 やっぱスーパーヒーローだよなぁ」
さらに野次馬の後ろで成り行きを見ていた狂介。スーパーマンになった気分で今後も頑張ろう、と意気込む。
『しかし、愛子ちゃんのパンティはスゴイ!バイクなんて一度も乗った事がないのに、
 あんな1100ccのバイクを操れるなんて…まさにこれは究極のパンティだ!』
パンティを握り締め、心の中で感謝する狂介だった。
(ちなみに他の人からはパンツを持って笑っている変質者に見えている)

84 :
翌日――拳法部。
主将が3人の男を引き連れて部員に紹介する。
「えー 今日は我が拳法部OBの先輩方が、せひとも我々の練習を拝見したいと見学に来られた。
 まぁ、先輩方が見てるからといって緊張せずに、いつもどおり練習に励むように、いいな!」
一方、愛子と里見はOBの5歳の男の子の面倒を見ていた。
そして、OBは一年で黒帯のうまいやつがいるらしいとの事で、それが誰か主将に聞いていた。
主将は狂介だと答え、OB連中は狂介の強さをぜひ見てみたい、と主将に頼む。
そして主将は少し離れた所にいる、後ろ向きの狂介に声をかける
…が、振り向いた狂介は、まさにミイラのような、すさまじくゲッソリやつれた顔だった!!
あまりのやつれ具合に驚く仲間達。心配した主将は声をかける。
「きょ…狂介!どうしたんだ、そんなにやつれて…やれるのか!?」
「え…ええ…何か急に力が抜けてきちゃって…」
そう答える狂介だが、たった1つだけ心当たりがあった。それは、夕べの暴走族退治だった。
変態仮面になった後は筋肉痛や疲労感があったが、
夕べの愛子のパンティをかぶった後は、いつも以上に尋常ではない疲労感があった。
どうやら愛子のパンティは強烈過ぎたらしい。しかも長い時間かぶっていた為、肉体にすさまじい反動が来ていたのだった。
とりあえず組み手試合をやらせてみる事に。 
…だが、今の狂介には防具すら重すぎて立っていられない程だった。
その様子に怒るOB達。お前ら狂介の今の状態を見ろと。
青ざめる主将は狂介に何とか無理にでもがんばってくれ、と懇願する。
だが、狂介自信も今の状態では無理だというので、
主将は特別に弱い相手(OBの5歳息子)を防具を付けさせて用意する。もちろん、親に止められたが。
ゲッソリやつれ、ふらつく狂介を心配する愛子であった。

下校中のレストラン。
愛子・里見・猿渡・もう1人の友人が唖然としつつ、狂介のすさまじい食欲を眺めている。恐らく30人前は食べただろう。
…と思ったら。
「すいませーん、あとこれ3つくださーい」まだ食う気か狂介!さすがにもうやめろと止める友人。
体はもう大丈夫なのかと里見が聞くと、食事したら元気になった、と答える狂介。

85 :
しかし、あまりのやつれっぷりに昨日何かやったのか、と猿渡が尋ねるが、まさか変態仮面となって暴走族退治していた…などとは言えない狂介は
過酷なトレーニングをしていたんだ、と必死でごまかした。
愛子達と別れ、1人帰路につく狂介は昨日の事を険しい表情で思い返していた。
「う〜ん 愛子ちゃんのパンティは使えばスゴイが、反動も同じように来るからな…そうそう使えるものじゃないぞ、まさに禁断のパンティ!
 …とすると、ぼくの秘められた力はパンティの種類によって左右されるということなのかな…?」
…と苦悩していると、ふと民家の2階にパンティが干してあるのに気付き、思わず見入ってしまう狂介。
「いかん!何を考えているんだぼくは!
 たくさんパンティがあるから試してみようだなんて…そんな事したら下着ドロボーと同じじゃないか!!」
頭を振り、必死で邪念を捨てようとする狂介。
「…でも変態仮面もまだ未知な所が多い… 市民を守るためには、もっともっと研究しないと…
 でもやっぱり試したいけど、あからさまにパンティ取るなんて、まさしく下着ドロボーさながらだもんな…」
…と、言いつつ、物干し竿で干してあるハンガーごと落とそうとする狂介だった…。

姫野邸。
愛子は自分の下着を確認していた。やはり自分の名前入りの下着が無い。それも15歳の誕生日プレゼントの大切なものだった。
先日狂介が見舞いに来たのを思い出すが、まさか彼はそんな事するはずは無いだろうとつぶやく。
となると、あと考えられるのは、タンスに潜んでいた爺(世羽さん)かもしれないと思い、聞いてみる事にした。
だが、彼も知らないという。…やはり犯人は狂介なのか?と疑い始める愛子。
その時、ニュースでまた変態仮面が現れた事を報道した。昨日の暴走族退治のニュースだ。
「な…なんたるハレンチな姿、しかも奇怪な…」
『スゴイわ!変態仮面さん、また悪い人を捕まえたのね』  食い入るようにニュースを見る世羽と愛子。
「ちょっと顔がわかりづらいですね、もっと拡大してみましょう」と言うアナウンサーに愛子は心躍らせる。
「なんと!仮面と思ったらこれは女性もののパンティですねぇ、驚きました!
 …あっ、頭部に何か文字が見えますねぇ。A・i・K・O…アイ…アイコー… どう読むのでしょう?」

86 :
拡大された変態仮面の顔。そこには、無くなった愛子のパンティがでかでかと映し出されていた!放心し、気絶する愛子。

一方、変態仮面。
『フォォォォ――ッ!!!』
先程ハンガーごと盗んだパンティを被り性能を試していた。やはりどれも愛子パンティを超える物は無かったようだ。
同じタイプのパンティでも、やはり愛子本人のでないとあのすさまじい能力は発現しないらしい。
懐にパンティをしまう狂介が何かに気付く。それは隣の家に干してある、俗に言う「ヒモパン」!あれはまだ試した事がない!
即効で盗み、その性能を試してみようと装着する。
「フォォォォォ… こ…これはスゴイ!ヒモをしめればしめる程快感がぁ…あああ…!!」 エクスタシーメーターが大きく振り切る!
狂介が変態仮面に半ば変身しかけた、その時。ヒモパンの持ち主の家の窓が開いた。出てきたのは…お婆さん?
「あんら、やだぁ おらのパンツかぶって何しとるだね …ハズカシイ で…でも、あんた好みのタイプだで、よかったら持ってってもええだよ」
年に似合わず赤面するバーサン。もちろん狂介の変身は解け、エクスタシーメーターも逆方向、つうかマイナスに萎えて振り切った…。    オェー_| ̄|○lll
フラつきながらその場を後にする狂介。
もう少しで絶頂だったが、バーサンの登場ですさまじい疲労感に襲われた。まるで生気を吸い取られたかのように。
そこで狂介は気付く。どうやらパンティの種類ではなく、むしろ持ち主の影響の方が大きいようだ。
「…でも、ヒモパンじゃ顔がバレちゃうな…ハハ」
翌朝。
昨日のニュース(愛子が見ていた奴)は部でも話題になっていた。やはりみんなパンティではなく、覆面と思っていたようだ。
その会話を聞いて、ちょっと鼻高々の狂介。だが――
「あんなに変態だったとはな。パンツかぶるなんて絶対、異常だぜ!」   その言葉に思わずコケる狂介だった。
こちらでは、愛子と里見も同じ話題をしていた。ところが――
『え―――っ!?狂介くんが愛子のパンツ盗んだぁ!?』 里見のあまりの大声と内容に、思わずドキリとなる狂介。やばい、バレたか!?
「…と!思ったけど、変態仮面がかぶってたからびっくりしちゃったの! もう、大声出さないでよぉ!」
意外なオチに、部室の床板が砕ける程にコケる狂介だった。

87 :
>OBの5歳息子
児童虐待寸前じゃねえかwww 
愛子ちゃん鈍すぎるにもほどがあるw

88 :
多分このままずっと気づかないんだろうなw
わかるとしても最終回近くとか

89 :
盗む理由を正当化するあたり、ある意味ただの下着ドロより性質が悪いなw
しかも本当に正義の為っていうのがw

90 :
まさか最終回は愛子ちゃんに正体バレ&逮捕…じゃないよな?

91 :
それ以前に問題は単行本何巻分まで出るのかだな。
最低1巻出ればいい方だ、内容が内容だけにいつPTAの圧力くらって打ち切りになるかわからんw

92 :
第5話 『ボロは着てても気分は最高!』の巻

拳法部。威勢のいい掛け声が響く。
『どりゃあ!』 ドカッ バキ バキ メキ メキ バキィ!
「ひょぉぉぉ〜〜〜……」
狂介の上段蹴りを食らって、部室の壁を数枚ぶち破り、吹っ飛ぶ部員。あまりのすごさに愛子を含め部員達は感心する。
「スゴイパワーだ…狂介の奴、確実に力をつけてきてますね」「な…なんという…」この様子に感心する副将と主将。
『へへっ、主将達、ぼくの技のキレに驚いてるな』   …だが。
「なんということをしてくれるんだ、穴あけやがって!!また出費がかさむじゃないか!」
主将が驚いていたのは、狂介の強さではなく、壁に大穴が開いた事だった…。
主将は狂介の強さよりも、手加減しろだのそこの壁は腐ってるから気をつけろだのと、怒りながらドスドスと近づいてきた。
「自分であけた穴は自分で修理しとけよ!」「は…はい」狂介を指さし命令する主将…あれ、何か主将の身長低くない?
「主将、そこの床も腐ってるんですよ…」よく見れば、主将も腐った床を踏み抜いて少し床にめりこんでいた。
「よーし、さっそくオレも修理するかぁ」照れ隠しで半笑いする主将。ちょっとかわいいぞw

壊れた部室の壁と床を修理する狂介と主将。副将も手伝ってくれている。
「いい加減、この道場も建て直せばいいのにな」
「何言ってんだ、防具や武具だってまともに揃ってないんだぞ、金がありゃそっちに回すさ」
狂介のぼやきに笑顔で答える副将。
しかし、その様子を他の部の連中が野次馬かつ冷やかしに集まる。みんな部費に余裕がある所ばかりだ。イヤミな奴!
「あーあ…なんでうちの部には金がないんだろ…」
ハンマーで釘を打ちながらつぶやく狂介の前に、窓から愛子が何か手伝おうか、と顔を出す。
思わず愛子の方を向いてしまい、狂介は自分の指をハンマーで叩いてしまい、痛さのあまりうずくまる。 イタソー
「みんなえらいわねぇ、自分達で修理するなんて」
愛子に感心され、狂介は謙遜しつつ、照れながら何かをダンダン叩く。
副将達の方は修理が終わり、そっちの方はどうだ、と狂介の方を見る…と…
なんと狂介は照れながら壁を修理どころかますますバキドカ破壊していた!!

93 :
「むぅ…今まで修理に修理を重ねてきたが、この道場もそろそろ限界かもしれんな…」
狂介の頭をヘッドロックで固めつつ、ハンマーでタコ殴りし、天井を見上げてつぶやく主将。
大会で優勝すれば学校側も部費のアップを考えてくれそうなものだ。今年は狂介がいるからなおさら優勝も夢ではない。
副将、先輩、さらには愛子にも期待の激励をされ、はりきって空を蹴り、大ジャンプする狂介。
…と、着地した瞬間に道着のズボンのお尻が破れてしまった、これは恥ずかしい!w そう、道場だけでなく道着もボロボロなのだ。
「ホント、こんな道場でみんな頑張ってるわね、せめて道着ぐらい新品だったら…」
里見がもらした言葉に、愛子は自分のお小遣いで道着を買ってあげる事を思いつく。

「ほぉ〜〜〜、最近の拳法はかなづちを振り回すのですねぇ」
ふと何者かが道場に上がりこみ、嫌味たっぷりの台詞を吐く。
見ると、SP(シークレット・ポリス)を2人引き連れた、黒い道着の男がいた。
「お…お前は隣の空手部の主将、大金玉男(おおがね たまお)!」
主将は玉男を追い返そうとするが、玉男はいい話を持ってきたんだと返す。
玉男の空手部も人が増えて、道場を増設しようとし、この道場を敷地ごと買い取ろうとしているらしい。
ふと、玉男は愛子に目をつけナンパし、うちの部のマネージャーにならないか、と引き抜き交渉を始める。
もちろん愛子は断ると、玉男はSPに合図し、持ってきた札束入りトランクを見せ付ける。
だが、愛子が拳法部のマネージャーだからと断ると、玉男は死ぬほど驚く!
こんなボロ道場のどこがいいのかだの、うちの道場の構造がどうのだの、しまいには札束トランクを2つ3つとどんどん積み始めるだの、
愛子のかわいさを何とか引き入れようとする玉男。
「でも、私は拳法部のみんなが好きだから…(だって狂介くんがいるんですもの)」それでも頑なに引き抜きを断る愛子に玉男は痺れを切らす。
ついには札束トランクをさらに4つ追加し、札束を3つ口にくわえ、ハヒフヘ言葉で頼み込む玉男。ホントしつこい男だ。
あまりのしつこさにキレた副将は、この部には金で心を動かされる奴はいない!と玉男に一喝する。
同意を求め主将を振り向いたが…主将は札束を両手に持って頬ずりしていた…。

94 :
「大金主将見ぃつけた♪」
玉男の背後から、個性的な風貌のマネージャーが抱きついてきた。どうも戻ってこない玉男を連れ戻しにきたようだ。
だが、ブスージャーは玉男が愛子の手を握っているのを見ると豹変した!
「あっ!あなた何大金さんの手握ってるのよ!」と鬼のような形相で愛子を突き飛ばし、玉男を引き剥がす! 何をするだァーッ、許さん!
「そっちこそ何よ!この女を使って大金さんを勧誘しようとしていたくせに〜〜〜〜〜ッ!」
さらに鬼気迫る形相で狂介や主将達を威嚇するブスージャー。ダメだこいつ…顔に加えて性格もダメダメだ…早くなんとかしないと…。
ブスージャーに引きずられ戻っていく玉男だが、相変わらず愛子は諦めていなかった…。
「それにしても顔面核弾頭と言われるあのガンつけによく耐えたな、狂介…」
冷や汗をふきながら感心する主将だが、実は立ったまま失神している狂介。
これまでのやり取りを見ていた部員達は、バカにされたこと、愛子を横取りしようとした事に腹を立てていた。
「愛子ちゃんがいなくなったら拳法部はどーなるんだ」とボヤく猿渡。
「そうねぇ、一応私が残るけど」 里見の存在をすっかり忘れていた猿渡は土下座で謝る。  ゴメンナサイ
「だから金持ちっていやなんだよな、金出しやぁ何でも解決すると思って!」
誰かが言ったこの言葉に、愛子はドキリとする。…そう、さっきまで彼女も似たような事を思っていたのだった。

部活を終えて下校時。だがそれでも道着くらいは新品が欲しいとぼやく部員。 なお、狂介はまだ部室で着替えていた。
着替えるのが遅い理由は、当然、履いている網タイツ。考えてみると変態仮面になる時に履けばいいのだが、これを履いていると気が引き締まるで悩む。
と、その時、愛子の声がして、あわててロッカーの陰に隠れる狂介。
更衣室に入ってきた愛子、里見、世羽は全員の拳法着を運び出す。
「しかし、こんなに拳法着をどうするおつもりで… ぐっ!!」顔を拳法着に近づけた世羽は、あまりの汗臭さに思わず吐く。
その後、どこから持ち出したのか、細菌実験用の完全密閉衛生スーツで全身を覆い、何とか拳法着を運び出す。
「一体どうすんだろ、洗濯なら学校でしてるのに…」 気になった狂介は愛子達を尾行し、姫野邸正門まで来てしまった。

95 :
愛子達が何をやっているのか非常に気になる狂介は、正面きって入っていくのもためらい、
かといって姫野邸の高い塀も並の人間では超えられなかった。
 … 並 の 人 間 じゃあ 『!』
それに気付いた狂介は、路地裏に隠れ変態仮面となる! 確かに変態仮面は並の人間ではない!
路地裏前におねえさんが犬の散歩をさせながら近づいてくる。そんなおねえさんの前に現れる変態仮面。
「方位・北北西、距離11m、体調・絶好調」
そんな変態仮面を見て悲鳴をあげるおねえさん(と犬)であった。
驚異的なジャンプ力で難なく姫野邸の塀を越える変態仮面。

「また刺しちゃったのぉ?」
「うん、やっぱり慣れない事なんてするもんじゃないわね…」
愛子と里見はボロボロの拳法着を持ち帰ってつくろっていたのだった。
愛子の指の血を吸いながら、もう止めませんかと心配する世羽。吸血鬼かお前は。
これ位ならメイドに任せればよいではありませんか、との世羽の言葉に里見も同意する。
「でも、みんなか日々努力した結果ボロボロになった道着だもの、
 私はマネージャーだからこれぐらいしてあげないと…」
愛子のそのまなざしは真剣そのものだった。狂介だけではなく、拳法部全員が好きだから。
「こ…こういう事だったのか…」窓の外からその様子をうかがっていた変態仮面。
「あ…あんなに指に傷をつくりながら、僕たちの道着を…」
愛子の両手の指はボロボロで、絆創膏だらけになっていた。 愛子ちゃん、キミって人は…。
縫い終わり、ハサミで糸を切る愛子。「よーし、できたぁ!」縫い終わった胴着を持ち上げる。
「あ…スカートまで縫っちゃった」
スカートまで一緒に大きくめくってしまい、パンティまる見え状態に思わずコケる世羽&里見。
もちろん、その様子は変態仮面も見ていた。
窓の外からバサバサと音がしたが、愛子も里見も気のせいだと思った。
音の正体は、あまりの予想外の光景に鼻血を出し、木から落ちた変態仮面だった。
(自分のパンツが木に引っかかっているが)

96 :
――翌朝。
全員分の道着をつくろってくれた事に驚く部員達。
だが、よく見ると縫い方が下手くそですぐ破れそうではあった。
愚痴る部員に事情を知っている狂介はカチンと来るが、
里見がその道着は愛子が縫ったものだと言うと、その道着を奪い合って部員達が乱闘を始めた!!
さて、全員着替え終わり、練習前に主将からのお言葉。
「せっかく姫野と山崎(里見の苗字)が繕ってくれたんだ、大事に使うように、いいな!」
『 は い ! 』
狂介達を始め、全員に気合が入る。練習開始!
…だが、よく見ると、狂介の道着の一部が他の道着の端とくっつき、他の部員達が動く度に全身を引っ張られる狂介であった…。
『ちょ…ちょっとみんな待ったぁ!!』
その様子を見て里見と愛子が冷や汗を書きながら話す。
「愛子ぉ… 狂介くんの道着だからって、力入りすぎたんじゃない?」
「あ〜ん 全部縫いつけちゃったぁ…」

97 :
愛子ちゃんw
まあお嬢さまだしな

98 :
犬の頭の毛が飛んでるとことか細かい

99 :
今回のブスージャーといいいつかの銀行員といい
この作者の描く「個性的な風貌」の女キャラは秀逸だなw

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