弟「俺の姿見てどんな状況か言ってみて」
義姉「私の大好きな弟がベッドにくくりつけられ、可愛い顔してる」
弟「誰がやったっけ？」
義姉「私」
義姉「弟が可愛いから」
弟「答えになってない」
義姉「弟とｷﾞｼｷﾞｼｱﾝｱﾝするたm」
弟「それ以上......ってか、アウト」
義姉「え？あ、ちょっと緩めるね」
弟「ありがと。............と緩まった隙に」
ｿｲﾔｯ
義姉「縄から脱出した......！？」
弟「こんな事もうやめてよ？俺たち姉弟なんだからさ」
ｷﾞｨﾊﾞﾀﾝｯ ｽﾀｯｽﾀｯ......
義姉「......だって好きなんだもん」
血のつながってないR姉で脳内保管おなしゃす
―翌日―
弟「............ん、晩飯の後、いつの間にか寝てたのか」
義姉「おはよっ、弟」
弟「おはよう。ところで義姉さん」
義姉「何？」
弟「なんでまた俺縛られてるの？」
義姉「大好きだから」
弟「それアスペって言うらしいよ？」
義姉「響きはいいよね」
義姉「何って......\\\\」
弟「......」
義姉「と、ともかく！今日こそは弟を逃がさないんだからね！ 父さんも母さんも寝たからヤりたいほーだいなのさ！」
弟「......義姉さん」
義姉「な、何？ 今日は縄を良い感じにしたからキツくないはずだよ？」
弟「トイレ」
義姉「え」
弟「で？今度は何？」
義姉「何って......////」
弟「......」
義姉「と、ともかく！今日こそは弟を逃がさないんだからね！ 父さんも母さんも寝たからヤりたいほーだいなのさ！」
弟「......義姉さん」
義姉「な、何？ 今日は縄を良い感じにしたからキツくないはずだよ？」
弟「トイレ」
義姉「え」
義姉「え、えと......どうしよ......」
弟「(慌ててるな義姉さん。もうちょいで縄を、)」
義姉「は、はい、どうぞ......////」
弟「？口開いて何してんの？」
義姉「ここに......どうぞ////」
弟「」
義姉「//////」
弟「やっぱガマンする」
義姉「えー！？」
義姉「そ、そだよね.........じゃガマンしてね？」
弟「そう思ってたけど無理っぽい」
義姉「っ！じゃ、じゃあ、」
弟「うん、縄をほどいて」
義姉「............ﾁｯ」
弟「もうやだこの人」
義姉「............だって、弟逃げるじゃん」
弟「逃げないよ」
義姉「嘘だ。昨日逃げたじゃん」
弟「............義姉さん、俺の事好きなんだよね？」
義姉「うん。大大大大大大大大大大好き」
弟「なら、信用してくれてもいいんじゃないかな？ それが愛だと思うよ？｣ｷﾘｯ
義姉「お、弟......！｣ｳﾙｳﾙ
弟「(ここまで扱いやすいと心配になる)」
弟「ありがとー縄ほどいてー(棒」
義姉「うんっ！｣
ﾎﾄﾞｷﾎﾄﾞｷ
弟「じゃ、行ってきまーす」
ｷﾞｨﾊﾞﾀﾝｯ
弟「......義姉さんの部屋で寝るか」
父「今日から夏休みだよな」
弟「あぁ」
父「......俺と母さんが仕事でいない間、義姉を頼むぞ？まだこの家に来て日が浅いからな」
弟「いいけど、なんで結婚してすぐ二人で出張するんだよ」
父「いろいろあんだよ。大人には」
母「あなたー、行くわよー」
父「今行くよー。............ヤルときは避妊しろよ？｣ﾎﾞｿｯ
弟「ぶっ！」
あざす
父・母「行ってきます」
弟「らっしゃーい」
ﾊﾞﾀﾝｯ
弟「さてと、初めの週で宿題終わらせるか。まずは、」
義姉「......」
弟「あ......お、おはよ」
義姉「......ﾌﾝｯ」
ﾃｸﾃｸﾃｸ
弟「昨日の事まだ怒ってるのか......あとで様子でも見に行くか」
弟「やっと半分終わったぁー。底辺高校はいいねぇ。宿題が少なくて」
弟「(今は1時過ぎか。そろそろ義姉さんの様子でも見に行くかね)」
ﾄﾝｯﾄﾝｯ
弟「義姉さーん。開けてー」
ｼｰﾝ
弟「あれ、出かけたのか......｣ｶﾞﾁｬ
弟「しかも開いてるし。入るよー」
弟「......いねぇな。音もなく出かけるとはさすが義姉さん。これも夜這いで身につけたのか......」
弟「いないならしょうがないか。ひとまず撤退を、」
ﾊｲｺﾞﾆｱﾈｰ
弟「」
義姉「」
弟「何しt」
ｶﾞｽｯ
弟「うごっ」
見てくれてありがとー
弟「う......ん」
義姉「あ、起きた？」
弟「義姉さ、ん？ ってまた縛られてるし......」
義姉「だって弟が嘘ついて逃げるんだもん。こうなったら実力行使しかないじゃん！」
弟「だからって殴る事ないだろ！下手して死ぬかもしれないよ！？」
義姉「大丈夫だもん！弟の部屋のエロ雑誌で殴ったから致命傷にはならない！」
弟「」
義姉「ん？どうしたの？」
弟「その、エ、エロ雑誌は......？」
義姉「全部捨ててきた」
弟「」
弟「うっ、うっ......俺の宝物がぁ......」
義姉「安心して！弟！」
弟「......？」
義姉「私が処理するから！」
弟「............さて、逃げるか」
義姉「あれー？」
義姉「......」
弟「ね、義姉さん？」
義姉「ふ、ふんっ。弟の話聞いてたらまたほどいちゃうから、聞かないもん。何も言わないもん」
弟「えー」
義姉「......」
弟「......(どうしたもんか)」
義姉「......」
弟「(......そうだ)」
弟「ね、義姉さんって、可愛いよねー」
義姉「っ！？」
弟「俺、義姉さんの弟で幸せだなー」
義姉「......////｣ﾌﾟﾙﾌﾟﾙｯ
弟「義姉さんの彼氏になれたら幸せだろうなー」
義姉「っっっ！？」
弟「俺達血がつながってないから、チャンスあるかもなー」
義姉「さたやらかみやこやらかま｣ﾌﾟｼｭｰ
弟「義姉さんと結婚もしてみたいなー」
義姉「あばばばばばばば」
弟「でも義姉さんは何も聞かない、言わないから、無理かー。思いを伝えられないって残念だなー(棒」
弟「ん？」
義姉「わひゃひも！ わひゃひも大好きらよー！｣ｳﾙｳﾙ
弟「義姉さん、何も言わないんじゃなかったの？」
義姉「忘れた！」
弟「俺の言うこと聞かないんじゃなかったの？」
義姉「忘れた！」
弟「そっか。じゃ、これから婚姻届もらってくるから、縄ほどいて？」
義姉「うん！」
ﾎﾄﾞｷﾎﾄﾞｷ
弟「行ってきますー」
義姉「行ってらっしゃーい！」
ｷﾞｨﾊﾞﾀﾝｯ
弟「(嘘って書いて廊下に貼っとこ。どこかで時間潰してこないとなぁ)」
ごめん、見てる人いないと思てた
―夕方―
弟「ただいまー」
ｼｰﾝ
弟「(静かだな......いつもなら義姉さんが飛びついているのに。もしかして気付いたか？)」
弟「ね、義姉さん？入るよ？｣ｷﾞｨ
義姉「......」
弟「だ、大丈夫？」
義姉「どこ、行ってたの......？」
弟「......」
義姉「また嘘ついて遊びに行って楽しかった？」
弟「......義姉さん」
義姉「ごめんね、今まで変なお義姉ちゃんで。でもこれからはきちんするから......」
弟「」
義姉「もう、あまり関わらないようにするから......！嫌いにならないで......！｣ｳﾙｳﾙ
弟「義姉、さん......」
義姉「ばいばい、私の弟............！」
弟「後ろに隠してるドッキリのプラカード、隠れてないよ？」
義姉「」
弟「」
義姉「」
弟「」
義姉｢ﾃ､ﾃｯﾃﾚｰ」
弟「(やっぱ馬鹿だなこの人ー)」
弟「」
義姉「おはよっ」
弟「また？」
義姉「うん」
弟「はぁ......ほどく気は？」
義姉「ない」
弟「そっか。じゃ寝るから昼になったら起こしてね」
義姉「へ？寝ちゃうの？」
弟「だってやる事ないじゃん」
義姉「寝てる間に私がｷﾞｼｷﾞｼｱﾝｱﾝするかもよ？」
弟「一理あるね。なら、」
義姉「なら？」
弟「襲ったら『義姉さん大嫌い』って叫ぶね」
義姉「」
義姉「弟、起きて。弟ー」
弟「んー............おはよ、義姉さん」
義姉「おはよう」
弟「襲ったりした？」
義姉「ちょ、ちょっとだけ///」
弟「何した？」
義姉「お、弟のほっぺにちゅって」
弟「義姉さんなんか大k」
義姉「じょ、冗談！冗談だってば！」
弟「本当にー？」
義姉「う、うんっ......ｸﾞｽｯ」
義姉「私、約束、守ったもん......弟に触ってないもん......」
弟「え？え？」
義姉「なのにっ、なのに、嫌いって言った......ﾋｸﾞｯﾋｸﾞｯ」
弟「あ、ご、ごめん！悪気はなかったんだ！」
義姉「うぅぅぅぅぅ......」
弟「ごめんよ義姉さん......何でも言う事聞くからさ......」
義姉「本当？｣ｹﾛｯ
弟「え」
弟「ね、義姉さん？」
義姉「何？」
弟「泣いてたんじゃ......」
義姉「ふっふっふっ......」
ﾃｯﾃﾚｰ
義姉「嘘泣きなのさー！プラカードも完璧に隠せた！やったー！」
弟「」
弟「は？何が？」
義姉「弟、言ったじゃん。何でもするって」
弟「嘘泣きならノーカンだろ！」
義姉「また約束破るの？」
弟「おおとも！」
義姉「堂々言い切った！」
弟「......と思ったけど、買い物程度ならいいよ。親睦も兼ねて」
義姉「えー」
弟「えー、じゃない。だって義姉さんがして欲しい事なんて予想つくし」
義姉「何？」
弟「......ｷﾞｼｷﾞｼｱﾝｱﾝ///」
義姉「？私は肩揉んで欲しかったんだけど......」
弟「え」
義姉「え」
弟「」
義姉「」
弟「うわぁぁぁぁぁー！！////」
義姉「お、弟！？」
エロかけないから非エロ予定
義姉「落ち着いた？」
弟「うん......なんかごめん」
義姉「謝らなくていいよ。それより、早く行こ？」
弟「......あー、買い物だっけ？どこか行きたいとこある？」
義姉「ない」
弟「そんなはっきり言われると行く気失せるね......」
義姉「だって弟がいるならどこでもいいもん」
弟「わー、ありがとー(棒」
義姉「本当に喜んでる？」
弟「もちろん。ちょっと待ってて、スマホでオススメ聞いてくる」
ｶﾞﾁｬﾊﾞﾀﾝｯ
義姉「聞いてくる？って誰に？」
>>40に新キャラ出す(何キャラか指定可)or出さないか決めて欲しい
まじか
再安価>>42
これで変なのきたら独断でいくわ
ok
ｷﾞｨﾊﾞﾀﾝｯ
弟「オススメの場所聞いてきた」
義姉「誰に聞いたの？」
弟「従妹」
義姉「従妹？ 弟に従妹いるの？」
弟「そういや義姉さんには紹介してなかったね。俺より一個下で近くに住んでるんだ」
義姉「へぇ......そーなんだ。それより、その従妹ちゃんが言ってた場所行こうよ。日がくれちゃうよ？」
弟「まだ真上だよ？」
弟「ここがオススメらしい」
義姉「......よく行く大型スーパーじゃん」
弟「だって、何でも揃ってるし見てて楽しいって言ってたから......」
義姉「まぁ、私としては弟といれればどこでも同じだけどねー。さ、行こ？」
弟「ちょっと待ってて。そろそろ来るから」
義姉「？誰が？」
弟「従妹」
義姉「え〝」
従妹「おとっとー！」
従妹「......お久しぶりです。おとっと」
弟「4日前に道で会ったろ」
従妹「そうでしたっけ？」
弟「おとっと、って連呼してたじゃん」
従妹「記憶にないです」
義姉「......弟、ちょっと」
弟「ん？」
義姉「おとっとって誰の事？」
弟「俺。あいつ、ろれつが回らないんだ」
義姉「(弟＝おとっと)............あぁ」
弟「義姉さん、こちらが従妹。従妹、あいさつ」
従妹「始めまして。従妹と申します」
義姉「ご、ご丁寧にどうも......義姉です」
従妹「おとっとの未来のお嫁さんです」
義姉「弟の現在の姉d............はぁ！？」
しばらくこれで行ってくれ。
で、もう一人追加することになったら、従姉妹の姉か妹とかで頼むｗ
弟「あんたもその呼び方か！......なんか昔に約束したらしいよ？」
義姉「どういう約束？」
弟「『大きくなったら結婚する』って。俺と従妹で」
義姉「」
弟「義姉さん？」
義姉「速攻でタイムマシン作って従妹、消してくる」
弟「本人の目の前で何言ってんの！？」
弟「(なぜラマーズ法)」
従妹「はい、何でしょうか？」
義姉「弟と結婚するって本気？」
従妹「はい。10年来の約束ですから」
義姉「や、やめといた方がいいよー？弟変態だから、エッチな本いっぱい持ってるんだよ？」
従妹「割合的に妹萌が6、姉萌が4という統計がでてるので私的にはGJです」
義姉「」
弟「」
弟「は、はい？」
義姉「帰ったら、強制家宅捜索ね」
弟「............はい」
義姉「(気を取り直して......)で、でもね従妹ちゃん。弟にはもう彼女がいるんだよ？」
弟「ふぇ！？」
従妹「誰ですか？」
義姉「何を隠そう私です」
従妹「そうですか。なら安心です」
義姉「どうして？」
従妹「だって、私はお嫁さんですから｣ﾄﾞｬｧ
義姉「っ！」
弟「ちょ！義姉さん！？何噛み付こうとしてんの！？ダメだっ！」
義姉「離して！従妹ちゃんのほっぺ、食いちぎってやるんだからー！今やらないでいつやるの！今でs」
弟「そのネタ嫌われてる上に古いよ！」
弟「よかった......従妹もあんな古い約束、もう忘れろよ？子供の時の約束なんて、適当丸出しだぞ？」
従妹「嫌です。約束は約束です」
義姉「(弟の様子を見ると、結婚なんてアウトオブ眼中ね。これならまだいける！)」
弟「ったく。二人とも強情な所は似てるな......ほら、義姉さん行くよ」
ﾃｦｻｼﾀﾞｽｯ
義姉「うんっ」
ﾃｦﾆｷﾞｯ、
従妹「やめてください。私のおとっとです。触らないでください」
ﾀﾞｷﾂｷｯｳﾃﾞﾂｶﾐ
弟・義姉「！？」
従妹「さ、行きましょ？」
義姉「............コロスコロスコロスコロコロコロコロコロコロコロ助コロ助コロ助......」
弟「(壊れとるっ！？)」
その一言で救われる
―夕方―
従妹「今日は楽しかったですね、おとっと」
弟「あぁ。久々にゲーセンなんて行ったからな。何年振りだろ」
従妹「私と最後に行ったのが2年ちょい前です」
弟「よく覚えてるな」
従妹「おとっとと一緒にした事なら何でも覚えてますよ？ 一応、未来のお嫁さんですからね」
弟「......///」
従妹「どうしました？」
弟「い、いや！何でもない」
義姉「......」
義姉「(二人とも、楽しそうだなー...)」
義姉「(弟も、家にいる時より笑ってるし)」
義姉「はぁ......」
弟・従妹｢ｷﾔｯｷｬｯｳﾌﾌ」
義姉「大丈夫......」
弟「？元気ないみたいだけど？」
義姉「ちょっと疲れてるだけだよ......」
弟「そ、そう？」
義姉「うん......」
弟「(なんかあったのかな......)」
従妹「おとっと、私はこちらの道ですので」
弟「おぉ、そうだったな。今日はありがとう。お前のおかげで楽しめたよ」
従妹「いえいえ、また何か会ったら呼んでください」
弟「わかった。またな」
従妹「......近日にまた会えると思いますけどね」
弟「は？」
従妹「それでは。失礼します｣ﾍﾟｺｯ
弟「お、おう............義姉さん、帰ろう」
義姉「うん......」
弟「(やっぱ元気ないな)」
弟「義姉さん、ご飯できたよ」
義姉「うん......」
弟「......」
義姉「行かないの......？」
弟「義姉さん、何があったか話してよ」
義姉「何も......ないよ」
弟「嘘だ。だって............泣いてるじゃん」
義姉「！｣ﾅﾐﾀﾞﾌｷｯ
弟「兄弟なんだからさ、話してみてよ。俺だって心配なんだよ？」
義姉「......今日の買い物でね」
弟「うん」
義姉「弟と従妹が仲良いし、結婚するとか言ってたからなんか、悲しくなっちゃって......」
弟「......え」
義姉「うん？」
弟「そ、それだけ......？」
義姉「っ､｣ｳﾙｳﾙ
義姉「それだけって......酷いよ......！好きな人が、取られちゃうかもしれないんだよ！心がズキズキして、今にも倒れそうなんだよ！？」
弟「............」
義姉「私がこんなに心配してるのに、弟はのんきに従妹と話してさ。モテモテですねー」
弟「あ、いや、そんな事は......ちっとも」
義姉「従妹も昔の約束は忘れろよ？まんざらでもない顔して言ってもねー？」
弟「」
義姉「私思うのよ？弟はちょっと遊びすぎだって。1番近くにこんな、ぐらますびゅーてぃーがいるのにさ」
弟「」
義姉「よく言うじゃない？本当に大切な物は無くしてから気付くって。もし私が誰かに取られたらどうするの？」
弟「それはそれで、姉さんが選んだんだから問題ないかと......」
義姉「黙らっしゃーい！」
弟「えー」
弟「してるじゃん」
義姉「じゃあもっと！今の100倍！」
弟「何すればいいのさ」
義姉｢ｷﾞｼｷﾞｼｱﾝｱﾝ///」
弟「(なぜ即答できるんだよ......)」
義姉「ほら、弟、きて......？ﾁﾗｯ｣
弟「自分でﾁﾗｯって言う人初めて見た。......義姉さん」
義姉「な、何？そんな真剣な顔して」
弟「俺は誰よりも義姉さんを大切にしてるつもり。足りないなら、一線を越えない程度ならもっと優しくする。だから、」
義姉「だから......？」
弟「あんな心配しないで、ずっと笑っててよ。俺、義姉さんの笑顔が1番好きだからさ」
義姉｢////｣ｴﾝｼﾞｮｳ
弟「先下に行っておくから、早く来ないと冷めるからね」
ｷﾞｨﾊﾞﾀﾝｯ
弟「(よくあんなくっさいセリフ言えたな俺......///)」
弟「......」
義姉「......」
弟「......義姉さん？」
義姉「な、何かな｣ｱｾｱｾｯ
弟「俺昨日、一線を越えない程度なら優しくするって言ったよね」
義姉「うん｣ｱｾｱｾｯ
弟「なんで俺縛られて、義姉さんが隣で抱きついてるの？」
義姉「......てへぺろ☆」
弟「......あー、やっぱ馬鹿だこの人」
義姉「口頭！？」
弟「だって馬鹿じゃん！なんでそっちから一線越えてくるの！？」
義姉「好きなんだもん！しょうがないじゃん！昨日、弟にあんな事言われてこんな事しない女の子はいないよ！」
従妹「気持ちはわかりますね」
義姉「でしょ！？従妹ちゃんも何か言ってよ！」
従妹「そうですね......弟はちょっと鈍感すぎると思います」
弟「......あれ？」
義姉「......ん？」
従妹「どうかしました？」
弟・義姉「......なんでいるの！？」
はお出掛けかな？
弟「話って何の......」
prrr prrr prrr
弟「ちょっと待ってて............うん、......は？............わかった」
義姉「誰だったの？」
弟「父さんだった。従妹の両親も出張だからここで面倒見てやってくれって......」
義姉「はぁ！？」
従妹「という事ですので、ふつつか者ですがよろしくお願いします｣ﾍﾟｺｯ
弟「あ、はぁ......」
義姉「......(弟を、守らなきゃ！)｣ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ
従妹「私が一緒だと嫌ですか？」
弟「そうじゃなくて、夏休みに旅行の計画立ててたんだよ。義姉さんと二人で......ん？」
義姉「どうしたの？」
弟「......海と山、どこ行くんだっけ？」
義姉「忘れちゃったの？まったくー。弟は忘れん坊だなぁ」
弟「計画書の上に野菜ジュースこぼしたの誰だっけ」
義姉「し、知らなーい｣ｱｾｱｾｯ
弟「えっと、たしか、海と山の二択で......>>72だっけ？」
>>72
おまいら......
頼む>>75、海か山で。
>>72
>>74
よく見たら同一じゃねぇかww
>>75承知
弟「......思い出せないから山でいっか」
義姉「私はどこでもいいけどね」
従妹「そういえば、いつ行くんですか？」
弟「今日の午後。そんで、どこかで泊まって明日、明後日に帰ってくる」
従妹「適当じゃないですか......」
義姉「計画書ないからね。しょうがないよ」
弟「あんたが言うな。ともかく従妹、準備しないのか？」
従妹「準備？私も行っていいのですか？」
弟「当たり前だろ？面倒見れって言われてるし、何より3人の方が楽しいはずだ。ね？義姉さん？」
義姉「ソウダネ。タノシミダネ」
従妹「すごい棒読みですけど。来るなというオーラが滲み出てます。まぁ、来るなと言われても行きますが」
弟「ツンデレなんだよ、うん」
従妹「それじゃ私は一度、準備しに帰りますね」
ｷﾞｨﾊﾞﾀﾝｯ
弟「早く来いよー」
義姉「ハハハッ、タノシミダー」
弟「(放置プレイなう)」
義姉「バスなんて久々に乗ったねー」
弟「高校なんて徒歩で行けるからね。そういや義姉さん、進路どうするのさ。高3の夏休みに思いっきり遊んでいいの？」
義姉「楽しいムード壊さないでよー。でも大丈夫、私にはしっかりした未来設計図がある！」
弟「どんな？」
義姉「まず来年、弟と結婚。今すぐにでもしたいけど弟が17なので諦めました」
弟「」
義姉「そして......ｷﾞｼｷﾞｼｱﾝｱﾝして子をもうける////」
弟「何言ってんのこの馬鹿ちん」
従妹「そうですよ。おとっとは私と結婚する運命です。妄想でもやめてください」
義姉「妄想じゃないもん。決定事項だもん。それに弟はボインボインなお姉ちゃん萌えだもんねー？」
従妹「いいえ違います。おとっとは貧Rの妹を愛でるロリコンです。私以外眼中にないはずです」
弟「(ヤバイ、帰りたい)」
義姉・従妹「どっちが好きなの！？」
弟「えー」
弟「............>>85」
弟「......二人とも、ごめん」
義姉「え」
従妹「え」
弟「俺実は......付き合ってるんだ」
義姉「弟、もっと面白い冗談言おうよ。さすがにお姉ちゃんでも笑えないな」
従妹「弟がRなのは調査済みです。ふざけないでください」
弟｢｣ｼｸｼｸｼｸｼｸ
義姉「あ、バス停ついたよー」
義姉「やっぱり山はいいねー。空気は美味しいし、川もある。ね、あとで釣りしに行かない？」
従妹「いいですね。おとっとも行きますよね？」
弟｢｣ｼｸｼｸｼｸｼｸ
義姉「よし、皆行くって事だ。じゃ、釣竿借りてくるねー」
従妹「私、先におとっとと外出てますね」
弟｢｣ｼｸｼｸｼｸｼｸ
義姉「弟！すごい！水の色が透明だよ！」
弟「本当だ、よく見りゃ魚もいるな。これ釣ったら食べれるのかな」
従妹「旅館の料理人さんが焼いてくれるらしいですよ。さぁ、早速始めましょうか」
弟・義姉「おぉー！」
―30分後―
弟「......えっと、」
義姉「」魚0匹
従妹「」魚0匹
弟「......なんかごめん」魚7匹
義姉「なんで弟ばっかり！弟！場所交換！」
弟「それもう5回目だよ」
義姉「じゃあ餌交換！」
弟「俺の餌、全部元義姉さんのじゃん」
義姉「うぐぐ......！」
従妹「義姉さん、まだ30分ですよ？魚が食い付くのを待ちましょう」
弟「いや、従妹の場合は無視嫌いだからって餌つけなかったら一生来ないと思うけど......」
弟「」魚10匹
義姉「」魚0匹
従妹「」魚0匹
ﾋﾞｸｯ
従妹「っ！？きたっ......！」
弟「やっとか！引っ張れ！」
従妹「お、重い......！持ってかれる......」
ｽﾞｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞｯ
弟「従妹、頑張れ！」
ﾊｲｺﾞｶﾗﾀﾞｷﾂｷｯ
従妹「っ////」
弟「ほら、俺も持ってやるから！せーのっ！」
ﾂﾘｱｹﾞｰ
弟「義姉さん、網！」
義姉「う、うん......」
俺たちの冒険はこれからだEND
弟「11匹」
従妹「3匹」
義姉「......0匹」
弟「......うん、センスはあると思う」
義姉「自分だけ11匹も釣れりゃあねぇ」
従妹「そうですよ............まぁ、おとっとが体で教えてくれたのでよしとします///」
弟「何そのびっくり勘違いな言い方。でも義姉さん、惜しいのもあったじゃん。餌だけ取られたのとか」
義姉「弟が従妹に夢中で、私なんか見向きもしなかったから逃したんだよなー......」
弟「それはタイミングが悪くて......」
義姉「......帰る｣ﾃｸﾃｸﾃ
弟「すねちゃったよ」
従妹「なんだか立場が逆みたいです。おとっとが兄で義姉さんが妹みたいな」
弟「......いや、俺にとってはどうあっても義姉さんだよ」
弟「魚も渡したし晩飯まで時間あるな......義姉さんでも慰めに......いや、また騙されるかもな」
弟「どうするか......>>99」
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