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2013年07月孤独な男性300: 知らない町で人生をやり直したい・・・ (140)
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知らない町で人生をやり直したい・・・
- 1 :2012/03/18 〜 最終レス :2013/06/22
- すべてが立ち行かなくなった今、
不用品を整理するんだ。
着ない洋服、読まない本、使わないエロ本・・・
すべて処分するんだ。
残ったものをカバンにつめて、知らない町に行くんだ。
駅に行く路地のノラちゃんたちにも別れを告げたよ。
トラちゃん、クロちゃん、そして最近来たシロちゃん。
北関東のはずれの町、そこに午後4時に着いた。
駅前には立喰いソバ屋、不動産屋、人もまばらだ。
- 2 :
- バスターミナルを抜けた路地に、居酒屋をさがす。
まだ時間が早いらしい。どこも仕込みの最中だ。
駅前に戻り、バス停横のベンチに座る。
曇り空から、わずかに橙色の日がのぞいた。
まだまだ寒い。
- 3 :
- 5時を過ぎるとサラリーマンが駅から降りてきて、
バス停に並ぶ。
皆コートを着込み、カバンを持ち、自身にあふれた横顔だ。
いたたまれなくなった俺は、歩き出す。
- 4 :
- わかるなあ、この衝動があっていろいろ物を捨てまくった結果部屋の生活感が稀薄になってる
- 5 :
- 薄暗くなった路地を進む。
大きなカバンを持ってうつむきながら歩く俺に、
「いらっしゃい」と声がした。
振り向くと、中年の小太りのおばさんが暖簾を
出しながらこっちを見ている。
- 6 :
- 見透かされてるんだな、と思う反面、
これが俺に似合になんだな、と思った。
モツ煮、モツ焼き、焼き鳥、おでん、漬物、佃煮・・・
べとべとの壁にメニューが貼られている。
ホッピー、ビール、焼酎、酒・・・・
- 7 :
- まとめサイト
↓
ネットで話題
↓
書籍化
↓
ドラマ化
↓
映画化
>>1 勝ち組
おれら:養分
- 8 :
- >>7 ?
続き。
太ったおばさんは、さっきからいろんなところに電話している。
別に不思議と思わなかったが、目の前に佃煮が置かれた。
そこでおばさんは俺に微笑んだ。
「おにいさん、でいいのかなあ? まだ若いよねえ?」
「え、いやあ、えーと・・・」
佃煮をつまみながら、うつむく俺。
- 9 :
- ラジオからは、冠二郎の「旅の終りに」が流れている。
今日は函館、明日は釧路 ♪
俺は心の中で、首を振る。
どこかに、落ち着くために家を出てきたんだ。
ガラッと扉が開くと、真っ黒に日焼けした男たち数人が入ってきた。
紺色のジャンバーに大きなリュックをしょっている。
- 10 :
- リュックを床に置き、ジャンバーを脱いだ彼らは、カウンターの
奥のほうに陣取った。
俺はカウンターの真ん中にいた。
おばさんは焼酎をコップで出し、佃煮を出した。
そして、皆静かに焼酎を飲みだした。
旅の終りに 見つけた夢は ♪
一番奥に座った男が、口を開いた。
「ここはまだいいぞ、前んとこはひどかったぜ」
「はい・・」
- 11 :
- モツ食いたくなってきた
- 12 :
- 「社長の後輩がいてよう、やりたい放題なんだよ」
「は、はい・・」
「な、どんな仕事だって、仕事は仕事なんだよ、な」
チラッと見てしまったんだが、奥の男は55歳くらいで
顔が真っ黒、筋肉質で堂々としている。
真ん中のは少し太っていて、これまた真っ黒。彼の小皿の
佃煮はもうなかった。
そして俺の隣にいるのは、平均的な風体の男。ほとんどしゃべらない。
コップの焼酎をちびちびなめるだけだ。
俺は思った。こいつらの仕事なら出来そうだ、と。
- 13 :
- 「おう、モツいくか」
奥の男がその返事を待たずに、おばさんに
「モツ煮、モツ焼き3人前」
「あいよ」
煮込みの入った鍋に杓子を入れるおばさん。
大き目の鉢を三つ並べ、杓子から具を入れる。
モツ、コンニャク、豆腐。最期にネギをいれる。
彼らはカウンター越しに受け取り、奥の男が唐辛子を
ふりかけると、後の二人もそれにならって振り掛ける。
俺の佃煮はなくなりかけていた。
まだ飲み足りなかった。
- 14 :
- これ何かの掛売なの?
- 15 :
- 何かの転載か?って聞くべきだろ
- 16 :
- 「モツ焼きお待ちどう」
おばさんが彼らにジュウジュウ焼けてるモツ焼きを
差し出した。
チラッと見てしまったが、一人前3串だ・・。
おろしたニンニクが皿のすみに盛ってある。
俺は、2杯目の焼酎を頼み、ついでをよそおって
モツ煮とモツ焼きを頼んだ。
奥の男が、低くかがみ連れの二人を潜り抜けるように俺を見た。
「あんたも仕事帰りかい?」
- 17 :
- 渋川か沼田でも行ったか
- 18 :
- モツ煮とモツ煮込みは違うのか?
あとモツ焼きって、こてっちゃんとは違うの?
- 19 :
- 悩むなよ
- 20 :
- とりあえず一人暮らししたいけど貯金もない。いつかね。
- 21 :
- 北関東がきになる
- 22 :
- 茨城だろ。多分潮来の近く。
- 23 :
- 北関東とモツ煮って聞いて沼田を思い出した。
- 24 :
- 「いや、あの、その・・ ちょっと・・」
「はい、モツ煮」
おばさんがモツ煮の鉢を掲げる。
それを受け取る俺。
「おう、ここのモツは最高だよ、な」
「あ、どうも・・」
そのとき、真ん中の黒い小太りが、奥の男に話しかけた。
「主任、あの工場に沼田組の幹部が送り込まれてるって、本当っすかね?」
「めったなことは言うもんじゃねえ、俺たちはきちんと仕事を
していればいいんだ」
味噌仕立てのモツ煮は、唐辛子がきいている。
刻みネギの香りがいい。モツは大きめに切ってあり、
すこぶるやわらかく煮込んである。うまい。
主任と呼ばれた男は、焼酎を何度もお代わりしている。
- 25 :
- わっふるわっふる
- 26 :
- 引っ越したが最初の半年だけだった。
見知らぬものへの好奇心があったのは。
- 27 :
- だなー
知らない土地に来て生活保護で助けて貰って今はアパート借りて働いてる
金ない奴は俺みたいに保護で地元脱出も有りだと思う
形振り構わず
- 28 :
- モツ焼きをかじり、モツ煮の汁をすすりながら、
俺は5杯目のコップ焼酎を受け取った。
三人組はもうベロンベロンだ。一人を除いて。
少なくとも俺にはそう見えた。
奴らは交通誘導の仕事を終えて、ここに飲みにきたようだった。
風の吹きすさぶ道路補修工事の現場に立ち、停止の旗を掲げて
深くおじぎをしている彼らが目に浮かんだ。
主任は現場の苦労話を、連れに話すとともに、俺にも聞かせた。
俺はいつしか彼らの輪に入っていた。
突然、主任が言った。
「ゴトがねえってのは、別に恥ずかしいことじゃねえんだ」
俺はもう隠さなかった。
- 29 :
- ラジオの曲が変わった
鎖につながれてお前は生きるのか ♪
馬車を出せ 魂のシャベルで金を掘り起こせ ♪
- 30 :
- ああ、もう俺には鎖さえ付いていない
鎖につながれた頃がなつかしい・・・
あきらめた顔のまま 老いぼれてしまうのかい ♪
- 31 :
-
男だったら 鎖を引きちぎれ ♪
- 32 :
- ほんとうにそうしたい.
地方の中小に勤めてひっそりと暮らしたい.
でもそんな行動力と勇気がない.
そんな自分が嫌い
- 33 :
- 逆に、俺の職場によそから流れてきたオッサンがいる
本人が低能&やる気がないってのもあるが、周りからケチョンケチョンに言われてて、
それに反発してますます嫌われて、誰からも相手にされなくなってる
でも行き場がないから、上司にだけヘラヘラしてクビを繋いでる
- 34 :
- 知らない町に逃げてもどこ行っても
「あいつ」が見てますよ
最も近いところから私の一挙手一投足を見てますよ
- 35 :
- ワンボックスカーで一生放浪したいな
40年放浪するとしていくら必要かな?
- 36 :
- おう、そろそろ行くか。主任が言う。
すると、小太りと隣の男は無言で支度にかかる。
リュックを背負う三人。見上げる俺。
「無理強いはしねえが、とりあえずうちらのところへ来い」
三人に続いて、俺が出て行こうとしたそのときだ。
異様な風体の男二人が入ってきた。
- 37 :
- 一人は身長190センチはありそうな若者。
もう一人はサラリーマン風の中年だ。
心なしか、カウンターのおばさんがうろたえたように見えた。
たっぷり飲んで、いい気持ちになった。
この季節、この時間、しこたま飲むと暑いくらいだ。
どしどしと無言の主任。それに続く小太り。
隣にいたリーマン風の男。
彼らのあとを俺はついていった。
- 38 :
- 続きは?
- 39 :
- 続きはwebで
- 40 :
- 続きはまた今度
- 41 :
- 早くぅ
- 42 :
- わっふるわっふる
- 43 :
- 三人は路地の奥に向かってゆく。
- 44 :
- 鳥取行こう
- 45 :
- 俺もよく考えるよ。全然関係ない土地でゼロから生活始めてみたいとか。
- 46 :
- 居酒屋の中では太ったおばさんが、先ほど入ってきた人相の悪い男二人と
ひそひそ喋っている。
「そんなこと言ったって、しょうがないじゃないのさ!」
「なんのためにここで商売させてるんや?あん?」
「そんなこと言ったって、一応連絡したんだからさ、あとは
そっちでやればいいじゃないの!」
「ちっ、まあいいか、しょうがねえ」
- 47 :
- あとで思ったことだが、交通誘導員3人の好意に甘えて、
彼らについていったのは正しかったのかもしれない。
- 48 :
- 風吹き荒れる北関東。
今日の予報は明日にかけて強風。
- 49 :
- 都会嫌だ
田舎で静かに暮らしたい
- 50 :
- わっふるわっふる
- 51 :
- 結局そこても同じだと思う
- 52 :
- どこに行っても同じだと思う反面、
知らない町で似た境遇の孤男や孤女と知り合える気もする。
今のままでは永遠にぼっちで孤独だろう。
なぜなら周囲がまともな人間ばかりだからだ。
- 53 :
- 幸せの黄色ハンカチを見ればいい
- 54 :
- ネトゲをやめて別のネトゲをやってもぼっちは変わらなかった俺
- 55 :
- sくぁび
- 56 :
- アパートの階段を上がっていった。
- 57 :
- 知らない町でやり直したいのにその金すらないクズです
- 58 :
- >>57
やり直すのに金は必要ない。
明日を生きる金がある香具師はどこにも行けない。
今を生きられない香具師が何度かうずくまった末に、
顔を上げるのだ。
- 59 :
- そして見飽きた風景が眼の前に広がるってえ寸法さ
どこか行こうとしても身体の中からは出られんのだねぇ
- 60 :
- アパートの2階は4部屋あり、すべてが警備会社が
従業員用に借り上げているようだった。
- 61 :
- 引越の準備が進まない
- 62 :
- なんかやばい感じがした
- 63 :
- どこ行っても結局同じだと思う
- 64 :
- 結局は孤独男って、人と付き合うのが嫌なんじゃないの?
彼女とか結婚とか面倒でしょ?
- 65 :
- なんかこれに似ているなあ・・
http://logsoku.com/thread/human4.2ch.net/dame/1082537008
- 66 :
- 東京住み=年齢だけど、できるもんなら名古屋でも福岡でも
住んでみたいね。仕事がないだろうから無理だけど。
- 67 :
- 「流れようとして流れたんじゃない、ただ流されて来ただけだ」
「帰る場所だけは作っとけ」
ウチの会社のオッサン達は流れ者が多い
そんなオッサンと飲んでる時にボソッと言われた言葉が心に響いたな
- 68 :
- 人生は転がる石のようだというが人生はほっていても転がる
- 69 :
- 転がり落ちた末の問題なのか、
そのあとまた足掻くのか、
どこかに行こうとして主要国道を歩き続けた
三日目に、ビール瓶を積んだトラックが、
カーブを曲がり切れずに傾いて激突した。
ビール瓶がシャワシャワと道に満ち溢れてた。
運転手が今まで見せたことのないであろう表情を
道行く人に公開してた。
- 70 :
- 彼を見て思った。
ププッ
笑いが止まらなかった・・
ププ、アハハ¥・・・
イヒヒ・・・・
つまり私が何を言いたいかというと、
他人が窮地に陥ってる姿が姿が。。。
- 71 :
- 離れ小島に住みたい
- 72 :
- 山の麓に住みたい。
北国でも構わない。
車は軽の4WDがいい。
アルトでも構わない。
仕事は手取り15マソあればいい。
派遣やバイトでも構わない。
- 73 :
- 知〜らな〜い〜ま〜あぁちーを 歩い〜て〜みーたぁい〜
- 74 :
- ど〜こ〜かぁ〜とおぉくへ〜い〜きぃ〜た〜い〜
- 75 :
- お金はどのくらいあるの?
それによって違う。
1000万くらいあれば、田舎でのんびりできそうだし、
500万でもなんとかなりそうだ。
50万ではアパート借りて、職安にいくか。
5万では、スポーツ新聞で住み込みを探すか。
- 76 :
- ひたすら歩いて、疲れたら、
公園のベンチに横たわる
- 77 :
- ある程度お金がたまったら九州とか四国とかの田舎で暮らしたい
ぼろい一軒家で近くにスーパーがあれば問題なし
でも孤男だと怪しまれるのだろうか?
家を売ってくれるのだろうか?
- 78 :
- レスが全然ないな
- 79 :
- >>77
いいえ
はい
- 80 :
-
10年前 ―
手渡された紙に書いてあった番地を訪ねた。
そこは二軒長屋だった。
二軒長屋が六棟あった。
もう日が暮れていたが、その長屋は
- 81 :
- どっか長野の山奥にでも隠居してーなぁ
- 82 :
- 雑草が茂っていた。
メッキパーツで改造した2トントラックが2台並んでいたが、
人気はなかった。
午後6時。
- 83 :
- 引っ越しから人生やり直すって素敵だよな
まあ金無いとそんな大挙できないんだけどねwwww
- 84 :
- そのときだった。
軽ワゴン車が長屋と長屋の間にある駐車場に入ってきた。
彼はその車のナンバーをみた。
なんとその車のナンバーは、○○ナンバーだったのだ!
- 85 :
- つまらん
小説書くならR
- 86 :
- 長屋って保証人が必要なのかな?
- 87 :
- つか、家賃いくらなんだろ?
- 88 :
- あ、このスレって1が書いてる続き物スレだったんだ
- 89 :
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- 90 :
- もう疲れてしまって、その長屋の庭先に座り込んだ。
そこで眠ってしまったようだ。
- 91 :
- おーい、だれか続きを考えてくれぃ
- 92 :
- お習志野ナンバー
- 93 :
- 人生はやり直せない
どのように身をふろうとも最後の最後まで不幸が付きまとう
- 94 :
- ギター持って東京へ行きたい。
音楽やりたいわけではないが。
- 95 :
- ギター持ってなにするんだよw
小林旭か?
- 96 :
- 誰とも会うことのない生活がしたい
- 97 :
- そういう妄想をする事もあるが、結局今と同じかそれ以下の人生になるだろうな
- 98 :
- 若いうちに裸一貫で知らない土地に乗り込むか、
それとも今の仕事を辛抱して
年を取ってから小金を持って知らない土地に行くか
どっちがいいかな?
- 99 :
- わしは50くらいで山奥に引きこもる計画を立てている。
若隠居計画だ。
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