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■野球のネガティブ記事専用スレ■


1 :2008/11/08 〜 最終レス :2013/06/05
野球のネガティブ記事を見つけたら貼って下さい。
今後の野球界の改善に役立つと思うので。
主に夕刊フジ、日刊ゲンダイ、東スポ、週刊ダイヤモンドなどに
野球のネガティブ記事がよく載ってます。

スポーツ:ZAKZAK
http://www.zakzak.co.jp/spo/index.html
※月額200円で携帯でしか見れない記事が見れます
ゲンダイネット スポーツ
http://gendai.net/?m=new&g=sports
※月額315円で携帯でしか見れない記事が見れます
東京スポーツ新聞社
http://www.tokyo-sports.co.jp/
ダイヤモンド・オンライン
http://diamond.jp/

2 :
ゲンダイ
阪神・オリックス両オーナーにカミついて“縄張り争い”に脱せんのバカバカしさ
(2004/6/21)
 この日のヤフーBBスタジアム、試合後も熱気が冷めやらぬやりとりが
繰り広げられた。
 17日、パ・リーグ緊急会議の直後、阪神・野崎球団社長が、合併後の
新球団が大阪ドームとヤフーBBスタジアムの両方を本拠地にする
という案に対し、断固反対を表明。さらに久万オーナーも、「1リーグでも
2リーグでも、仲良くやるのはいいですけど筋道がある。(本拠地が神戸と
大阪の)両方にまたがるのはいけません」と、オリックスと近鉄が主張する
ダブルフランチャイズ案にかみついたのである。
 そして一夜明けた18日、その久万オーナーを、宮内オーナーと小泉球団社長
が訪ねたからマスコミは騒然。試合後に宮内オーナーの会見が開かれるや、
報道陣の質問はもっぱら久万オーナーとのやりとりについて集中した。
――久万オーナーとはどんな話を?
「ごあいさつに。メディアに(合併話が)出る前にしたかった」
――本拠地の話は?
「相手さまと話した内容を申し上げることはできません。
いろいろなお考えがあるということです」
 宮内オーナーにこういってお茶を濁された報道陣、次は小泉球団社長を
捕まえて詰問だ。
――久万オーナーからフランチャイズについて注文はあったか?
「ありましたけど、同じ地区でゲームをさせていただくということで、あいさつに
お伺いしました。阪神さんと話を決めたからといって、全部が決まるわけでは
ありませんから。パ・リーグで理解と承認をいただいて、実行会議、
オーナー会議に進めていくので、その時にその話も出てくるでしょう。
1チーム2チームで決めることではありません。うまく通ればうれしいですね」
――それはダブルフランチャイズでお願いしているということですか?
「そういうことですね」
 ここまで聞いて報道陣、ひとまず納得だった。
 それにしても、あの巨人・渡辺オーナーでさえ、「球界全体を考えないと
いけない」と論じている今回の合併問題。自分の損得ばかり考えている
阪神のおかげで縄張り争いに脱線とは、何ともバカバカしい限りだ。

3 :
ゲンダイ
巨人2分割して「パ新球団設立」案の当否
(2004/6/21)
 1リーグ制移行に、突如「待った」である。
 大阪商工会議所の井植敏副会頭(三洋電機会長)が18日の定例会見で
巨人を俎上にのせ、「あれだけの選手が集まったら面白みがなくなる」と
指摘。巨人をセとパに分割するべきだと大胆な提言をしたのである。
 「球団が減ると地方の元気がなくなる。セ・リーグジャイアンツと
パ・リーグジャイアンツをつくったら2リーグ制も維持できる」
(井植副会頭)というのだ。
 自ら会長を務める三洋電機が球宴冠スポンサーを務めているだけに、
井植副会頭にとっても切実な問題というわけだ。が、実はこの
「巨人分割案」、すでに球界関係者の間でもささやかれていた。
オリックス、近鉄の合併話が明るみに出た13日、巨人―広島戦が
行われた東京ドームのネット裏では、こんな話が飛び交っていたのだ。
 「パを存続させるには、清原、桑田、元木ら大阪出身の巨人の選手を
中心にして、“大阪読売巨人軍”をつくるしかない」
 その清原は18日、東京ドームの阪神戦の試合前に名球会の金田正一
代表幹事から紺色のブレザーを着せられて大ハシャギだったが、
肝心の試合ではサッパリ。七回2死一、三塁の好機に代打で登場
しながら、あっけなく見逃し三振に倒れ、今や完全なお荷物と化している。
清原の他にも、桑田、江藤といった選手が新チームに移籍すれば、
目玉選手になるのは確実だ。さらにその新球団でオリックス、近鉄の
合併によって余った選手をすくいあげれば、巨人・渡辺オーナーが常々、
口にしている「選手の救済」にもつながる。
 球界内部はもちろん、財界からも噴出した、この「巨人分割、
新球団設立案」は、実に理にかなった方策ではないか。
 「球界活性化のためにも巨人分割を進めるべきですよ。巨人に戦力が
偏重し過ぎていることが、プロ野球をつまらなくしている一つの原因でも
ありますからね。選手救済はもちろん、オリックス、近鉄両球団の裏方
や球団職員の雇用も確保できる。球場使用の問題も解決できるだけに、
“第2巨人軍”を設立して人気の回復を図るしかないでしょう」
(経営評論家・梶原一明氏)
 今や球界のお偉方の間では、1リーグ制移行で意見がほぼ一致。
7月7日の12球団オーナー会議には西武・堤義明オーナーが26年ぶりに
出席する予定で、巨人・渡辺恒雄オーナーとセ、パの盟主同士がタッグ
を組んで一気に1リーグ制に持ち込まれることは必至とみられている。
 「しかし、球団数を減らして1リーグ制にすればプロ野球は存続できる
という考えは短絡過ぎますよ。1リーグ制になっても、経営を続けられない
球団が出てくるでしょう。そうなれば間違いなくプロ野球はジリ貧ですよ。
大阪巨人軍も結構だし、地方にも新球団を増やすべきでしょう。
プロ野球市場の拡大につながり、日本球界の選手層も厚くなりますからね。
球団を増やすことなど、新球団を設立する際に必要な60億円もの加盟料を
撤廃すれば簡単なことなんですから」(スポーツライター・戸部良也氏)
 何が起きても不思議ではなくなった世の中。裏では、コッソリと
“大阪読売巨人軍”設立に向けて動きだしていたりして。

4 :
ゲンダイ
「NYポスト」紙の記事の読み方
(2004/6/22)
 25日から始まるヤンキース―メッツの交流試合、「地下鉄シリーズ」
(ヤンキースタジアム)が前景気を呼んでいる。00年にワールドシリーズ
を争うなど、人気絶大のカードだけに当然だろう。
 日本人ファンも大挙押しかけそうだ。秀喜―稼頭央の松井対決を
見るために旅行会社がすでに数千個の観戦パッケージを販売、
その単価が3000〜4000ドル(約33万〜44万円)という。
 これを取り上げたのが20日付の地元紙、ニューヨーク・ポスト。
「マツイ・マッドネス(熱狂のマツイ対決)」と報じている。それにしても
同紙の記事はずいぶん日本人をオチョクっているように見える。
 「当然です。彼らは日本人の野球熱をよく知っている。東京ドームは
アメリカよりはるかにバカ高い入場料でも満員になる。野球なんて家族
で安く見られるスポーツなのに、と彼らは驚いている。まして地下鉄
シリーズを見るために30万円も40万円もかけてニューヨークくんだり
まで押し寄せるというのは、いくら日本人が金持ちでも理解できない狂気
のさたと思っている」(大リーグに詳しいスポーツライター・友成那智氏)
 そのくせ日本人は日本人選手しか応援せず、試合なんかロクに
見ていない連中が多いことも記事では皮肉られている。
 「ハッキリ言ってバカだと内心思っているんですよ。日本はイチロー
だの松井秀だの最高の選手を大リーグに取られた上に、これだけ
盛り上げてやって、揚げ句は大金払って見に行くんだからお人よし
も極まる。いいカモだと思われても仕方がない」(作家・松崎菊也氏)
 現地の記事のこれが「正しい読み方」か。

5 :
ゲンダイ
台風一過 西武ドームに傘の花
(2004/6/22)
 屋根付き球場にもかかわらず、お客さんが傘をさして観戦しております。
これはきのう(21日)、西武―オリックス戦が行われた三塁側内野席の光景。
この日東上した大型台風6号の影響により、西武ドームの外は大変な
風雨に見舞われました。ふつうの球場に屋根をかぶせて造ったこのドーム、
スタンドにも雨が吹き込んで、下手をするとずぶ濡れになりかねません。
おかげで、スタンドのそこここに傘の花が開いたという次第。
ちなみに、外野の芝生席には雨合羽持参のファンもいたそうです。
さすが「自然の感じられる唯一のドーム球場」ですね。

6 :
ゲンダイ
“2リーグ制護憲覇”中日は本気で巨人にケンカ売るつもりか
(2004/6/22)
 このままいけば、巨人と刺し違えることになる。1リーグ制移行に真っ向
から反旗を翻している中日。実行委員会に出席した伊藤一正球団代表が、
あらためて球界再編に反対の意を表明したのだ。
 「(中日としては)1リーグも交流戦も考えていません。今は1リーグどうこう
という時ではないと思う。現実問題としてプロ野球振興のため、先にやるべき
ことがあると考えています」と伊藤代表はキッパリ。1リーグ制反対の理由
として「今まで以上に収入増が図れるのか、というのがあります」と話した。
 中日は1リーグ制移行には、一貫して反対の立場を貫いている。
1リーグ制に移行すれば巨人戦が減り、年間にして数十億円ともいわれる
利益を失うことになるからだ。
 7月7日のオーナー会議で、オリックス、近鉄の合併が承認されれば、
1リーグ制移行が推進される。そのオーナー会議の議決には、出席者全員の
4分の3以上の同意が必要。12球団のうち9球団が賛成すれば、1リーグ制
が実現する。これを阻止したい中日にとっては、少なくとも他の3球団の
票の取りまとめをしたいところだが、この中日に同調する球団はあるのか。
 「セの各球団にとっては、既得権益である巨人戦をパと分け合うなんて冗談じゃ
ないというのが本音でしょう。すでに1リーグ制に賛同しているヤクルトを除いて、
阪神、横浜、広島の3球団は反対の立場を取りたいはずですよ」(球界関係者)
 しかし、1リーグ制移行は、巨人・渡辺恒雄、西武・堤義明の両オーナー主導で
進められている。1リーグ制に異を唱えることは、球界の盟主を自任する2人の
オーナーにケンカを売ることにもなるのだ。中日は本気でケンカするつもりなのか。
 「実は中日も、球界再編は仕方のないことととらえていますが、それは球団数
が減ればの話です。渡辺オーナーが唱える10球団では、巨人戦が少なくなり、
うまみがない。もともと、名古屋はプロ野球への関心が高い土地柄ですから、
むざむざ利益が減るようなリーグになってもらっては困るのですよ」(事情通)
 そこへ渡辺オーナーが「理想は8球団」と発言。これを受けて中日は、
どう出るのか。もっと減らせというのか、それならと手のひらを返すか、
オーナー会議の成り行きに注目である。
 一体、何のためにノコノコ顔を出したのやら。
 実行委員会に出席した球団代表者から、ひとり冷たい視線を浴びていた
のがダイエー・佐藤球団代表だ。親会社の経営問題で、自らも身売りを
待つ身とあり、今回の合併話に口を挟める余地も資格もない。おまけに
オーナーまでお飾り同然で、何の決定権も持っていないからなおさらだ。
 委員会終了後、報道陣から「合併問題に関するダイエーのスタンスは?」と
質問された佐藤代表、「今はわれわれの話よりも、オーナー会議の問題だから」
とポツリ。そこへ「中内オーナーの立場も微妙でしょう」と突っ込まれ、「いや、
微妙も何もオーナーはオーナーだから」とコメントするのが精いっぱいだった。
 「要するに、実行委員会でもオーナー会議でも、ダイエーは聞き役に回るしか
ないのが現状。極端な話、オーナー会議議長の巨人・渡辺オーナーに
『じゃ、ダイエーさんは××に吸収されてくれ』と言われても拒否できないだろう。
逆に、大喜びでウンと言うかもね」(マスコミ関係者)
 ダイエーが「次の合併候補」と言われる理由、かくのごとしなのだ。

7 :
巨人・渡辺、西武・堤両オーナーが企む次の一手
(2004/6/22)
 「大筋では両球団が合併の手続きをすることについて了解しました」――。
 昨21日、プロ野球の実行委員会が行われ、オリックスと近鉄が合併について
初めてセ・リーグ各球団に事情を説明。セ・パ10球団から合併を了承された。
今後、7月7日に行われるオーナー会議を経て、合併が正式に動きだすことになる。
 懸案事項だった新球団設立に伴う30億円の加盟料については、
「徴収しない方向で進めていく」(豊蔵議長=セ会長)というが、
フランチャイズ権の問題、選手の分配方法については継続審議となった。
結局、オーナー会議までは何も決められないということである。
 5球団でパ・リーグを存続するのか、1リーグ制に移行かという大問題に
ついても、突っ込んだ話し合いはなかった。豊蔵議長も「現段階では1リーグ
の問題は出ておりませんので、2リーグで進めていく」との方針を打ち出した。
 しかし、水面下では「1リーグ計画」が着々と進んでいる。以前から
実現を訴えている巨人・渡辺オーナーと西武・堤オーナーが手を組んで
“奥の手”を用意しているというのだ。
 1リーグ制に移行するとしても、1球団が余ってしまう現行の11球団では
不可能。「オリックス・近鉄」以外の2球団が合併するしかない。これまで
「ダイエー・ロッテ」「横浜・ヤクルト」といった球団の合併がささやかれて
いたが、どこも消極的で実現しそうにない。そこで、堤オーナーが動くという。
 「西武が横浜を“吸収合併”するというウワサがあるんです。西武は、かつて
クラウンライターから球団を買い取りましたが、もともと堤オーナーは大洋
(現横浜)を買収しようとしていた。横浜が計画していた新球場の建設を西武の
親会社であるコクドが担当するという話もあった。当時から横浜と西武の関係
は深いんです。横浜にしても球団は赤字でお荷物になっている。親会社の
TBS関係者からは『ウチが合併してほしいくらいだ』なんて声が上がっている
ほどです。合併問題が表ざたになる前後から、堤オーナーは親しいテレビ
朝日関係者と頻繁に接触している。横浜のオーナーはTBSだから、テレビ局
同士の話し合いに持ち込むのではないかとみられています」(放送関係者)
 西武と横浜が合併すれば、流れは一気に1リーグに傾く。
そうなれば、堤オーナーの念願がかなうことになる。
 「もちろん、巨人の渡辺オーナーとの間で話はできているはずです。
渡辺オーナーが『10球団で1リーグならOK』と主張して、同時に
堤オーナーが動けば、他の球団も認めざるを得ません。7日の
オーナー会議には、堤オーナーが78年の球団買収以来、初めて
出席する予定です。西武グループの総帥が自ら動くのだから、
何らかのシナリオができているのは間違いない」(マスコミ関係者)
 西武の星野球団代表が「1リーグが好ましい」と繰り返し発言して
いるのは、堤オーナーの意向を受けてのもの。実行委員会終了後
にも「ウチは最初から(パ5球団では)無理だと言っている」と念を押した。
 これに呼応するかのように、この日は渡辺オーナーが「2リーグ?
それは分からん」と発言。1リーグについて踏み込んだ持論を展開した。
 「11球団なら2リーグで行くしかない。理想は8球団で1リーグだけどな。阪神の
久万さん(オーナー)もそう言ってるだろ。ただ、5、5(の10球団)なら久万さんも
考えるだろう。巨人が他球団を買収? そんなことが許されると思っているのか!」
 水面下では、「西武・横浜合併で1リーグ」がすでに“内定”しているのではないか――。

8 :
日本のプロ野球の合併問題にこれだけの謎と疑問 (2004/6/23)日刊ゲンダイ
●うるさ型のオーナー連中を黙らせ裏であやつって主導権握っているのは銀行ではないのか
 21日の実行委員会ではとりあえず「合併はやむなし」ということで、スムーズに意見の
一致を見た。それは狡猾(こうかつ)な銀行がバックについているからだとの声がある。
 「今回の合併劇、オリックスの宮内オーナーが1リーグ制を見据えて仕掛けたものといわれている。
1リーグになれば巨人戦が組まれ、高額な放映権料も入る。昨年あたりから上場企業が軒並み
大幅増益となり、球団価値が上がれば、近い将来買い手が出てくるといった読みがある。しかし、
他球団の親会社と関係する銀行も球団を投資対象として考えているんです」(マスコミ関係者)
 近鉄は年間40億円もの赤字を出しているが、他のパ・リーグ球団も毎年15億から30億円以上もの
赤字を計上。セ・リーグだって巨人、阪神、中日以外は、「額こそ少ないが赤字経営」ともっぱらだ。
 「そこで銀行は、球団経営に熱意を失ったオーナーたちにウマい話を吹き込んでいる。『今回の
合併により、1リーグ制への移行のほかに、30億円の加盟料撤廃や選手の年俸抑制まで進めば、
球団の資産価値は必ず上がる。そうなれば株を高値で売り抜いて儲けることができる。だから合併
話には反対するな。マルハはTBSに横浜の株を140億円(70万株)で売ったが、球界が再編され
たらその程度の金額ではすまない、もっともっとオイシい思いができますよ』とね」(前出の関係者)
 かつてダイエーに南海を、オリックスに阪急を押しつけたのは三和銀行(現UFJ)
だったが、今回もオーナーの後ろで糸を引いているのはやっぱり銀行か。
●球団数減って儲かるのは誰か、損するヤツはひとりでもいるか
 巨人・渡辺オーナーは常々「8球団が理想。10球団でもできる」と主張している。これに
合併の当事者オリックス・宮内オーナー、1リーグ論者の阪神・久万、西武・堤両オーナー
が賛同。理由はほかでもない、「球団が減ればもっと儲かる」と踏んでいるからこそ。
 「巨人を読売新聞の拡販材料にしている渡辺オーナーは、北海道や九州で定期的に
巨人戦を行えるようにしたい。それには日ハム、ダイエーをのみ込んだ1リーグ制に
するのが一番。オリックスや西武にとっても、観客を増やせる巨人戦、阪神戦は
大きな魅力だ。8球団で154試合組むとすると本拠地で巨人戦、阪神戦を22試合行える。
放映権料も合わせると、数十億円もの利益になるはずだ」(某パ球団関係者)
 逆に、元から巨人戦を頼りにしているセ球団には大打撃。現行で14試合ある巨人との
主催試合が少なくとも3試合は減る勘定で、こちらは数億円の減収となってしまう。
 「人気のないパ球団との試合が増える分、さらに赤字となる恐れもあります。
横浜、ヤクルト、広島はもちろん、中日も大損でしょう。8球団になるころは、
広島や横浜などはとっくに消滅しているかもしれませんけどね」(某セ球団関係者)
 得をするのは親会社に体力のあるパ球団、損をするのは巨人に
寄りかかってきたセ球団、ということになりそうである。
●5球団のパの来季はどんなことになるのか
 「知恵を出していけば5球団でもできる」――。プロ野球界のトップ
である根来コミッショナーは、パ・リーグの存続を希望している。
 過去にも7球団でリーグ戦を行った例があるだけに、絶対に不可能
ではないが、奇数球団でリーグ戦を運営するには問題が山積みだ。
 奇数では、試合を組めないチームが必ず出てきてしまう。現在のような
「1節3連戦」がベースだと、試合間隔が1週間近く空くケースもある。
 「こうなると、選手の調整が難しくなるし、各チームに不公平感が残る。優勝争いをしている
チームが1週間も試合をしないなんて可能性もある。これじゃ試合は盛り上がらないし、ファン
もシラけます。日程問題をカバーするため、デーゲームで試合をやった後、ナイターで違う
チームと対戦する『変則ダブルヘッダー』案も出ているが、これだって選手の体調管理が難しい。
同じ日に2試合やれば、観戦に来るファンが分散するのも間違いない」(パ・リーグ関係者)
 現行の135試合制を維持するなら、各対戦カードが増える。
同じ顔ぶれの対戦が増えれば、それだけ新鮮味は薄れるだろう。
 ただでさえ観客動員にアタマを痛めているチームが多いのに、さらにファン離れが
進む可能性が高い。仮に消滅を免れたとしても、パ・リーグの先行きは暗い――。


9 :

●1リーグになれば野球は面白くなるのか、見料安くなるのか
 実際に1リーグ制に移行するとなったら、プロ野球ファンは喜んでいいのか。
 球団数が減れば優秀な人材だけが残り、野球のレベルが上がると考える向きもある。
「しかし、それは一時的なことです」と、スポーツライターの戸部良也氏がこう言うのだ。
 「1リーグ制になれば最大でも10球団。1球団がいままで以上に多くの選手を保持しなければ
ならなくなる。そうすると、新しい選手がなかなか出てこられなくなる。いま各球団に所属している
人数だけでも選手が余る状態になれば、新人や外国人選手の獲得に積極的でなくなるでしょうし、
獲得できる人数の制限が厳しくなるかもしれない。そうなると、日本のプロ野球の裾野(すその)が
狭められて、ますますジリ貧になる恐れがある。今まで見られなかった対戦が見られるように
なったとしても、目新しさだけでは長くは持ちませんよ」
 これまで、パ・リーグの球団はさまざまなファンサービスや営業面での努力を続けてきた。
1リーグ制になれば、そうした企業努力に励む球団もなくなるのではという危惧(きぐ)もある。
 「1リーグ制になって巨人戦が組まれるようになれば、“元パ球団”は観客動員の増加も見込め
るし、テレビ中継の放映権料も入るようになる。いまのセ・リーグの球団のようにすべての球団が
巨人頼りになりかねない。それでも、今までより選手を多く抱えなくてはならないわけですから、
入場料や球場での飲食代を値上げせざるを得なくなるでしょう」(前出の戸部氏)
 ファンがツケを払わされるのは1リーグ制になっても変わらないようだ。
●きれいごと並べたところでプロ野球は興行、商売だから儲かればいいんだろうが、これで選手の給料安くなるのか
 高過ぎる給与体系が崩壊するかもしれない。
 何しろ、日本のプロ野球選手の年俸の高さは異常だ。横浜・佐々木、近鉄・中村の5億円を
筆頭に1億円以上の選手は12球団で74人。今季の一軍選手全球団の平均年俸は6954万円
と金額だけは、不況とは無縁の業界のようである。
 今回の合併問題、オーナーたちは「球界再編がプロ野球の活性化につながる」などときれい事
ばかり言っているが、しょせんプロ野球は興行、利益優先。儲けを出すには、人件費の削減が
何よりも手っ取り早いと考えたのだろう。
 すでに巨人・渡辺恒雄オーナーは、最低年俸(440万円)の減額や年俸の総額制限(サラリー
キャップ)などの私案を披露しているが、今回の合併に端を発して選手の給料は安くなるのか。
 「現状の年俸水準を維持しようとすれば、数年後には破綻する球団が出るのは確実だ。
年俸水準を引き下げるため、すでにオーナー側と選手会側とで調整に入っているといわれる。
労組プロ野球選手会会長の古田が『選手としても痛みは受け入れる』と年俸カット容認を
ほのめかし始めたのも、オーナー側と何らかの話がついているからでしょう」(球界関係者)
 巨人・清原のように4億5000万円ものバカ高い年俸をもらっていながら、働かない選手が淘汰
(とうた)されれば、球界活性化につながるのは確実。高額年俸を手にできるのはごくごく一部
となれば、選手間の競争は激しくなり、ファンにとっては魅力のある試合が増えるはずだが……。

10 :
近鉄の裏方、球団職員の再就職先探しはいま… (2004/6/24)日刊ゲンダイ

 「子供が小学校に入学したばかり。これからカネがかかる時期だというのに、
どうすればいいんだい。何か仕事はないか」――。
 さるセ・リーグ球団のコーチの元に、近鉄の裏方職員が切実な声でこんな
電話をかけてきたという。
 オリックスと近鉄の合併問題で、あぶれた選手の救済、配分がしきりに
議論されているが余剰人員となるのは何も選手だけではない。両球団の
職員、打撃投手や用具係といった裏方職員も当然、リストラの対象となる。
 名もない一介の職員の場合、再就職先探しは選手以上に深刻だ。無事
に転職できなければ、家族を抱えたまま路頭に迷うことにもなりかねない。
 「今回の合併で割を食うのは近鉄の職員ですよ」とは、かつて近鉄に
在籍したことがある球界関係者だ。
 「オリックス主導で進められているため、大半のオリックス球団職員は
新球団に残るとみられている。オリックスは本社からの出向社員も含めて、
裏方さんに至るまですべてが正社員。だから、簡単にクビを切るわけには
いかないのです。対照的に、近鉄は出向社員を除いてスカウト、用具係など
の裏方さんは1年契約ですからね。契約切れを理由にみんなクビを切られる
のではないかと、近鉄球団の職員はビクビクしています。裏方の多くは『雇用
を確保するためにも、中村の年俸(5億円)を削れ』と愚痴を言い合っている」
 近鉄本社は1兆5000億円を超える有利子負債を抱えており、不採算事業の
整理、再編を進めている最中だ。近鉄ではかつて、引退する選手に対して
関連企業への再就職を斡旋(あつせん)していたこともあったが、今では親会社
にも人員を受け入れる余裕などない。
 「球界のツテを頼って、他球団への再就職を模索する裏方がほとんどだが、
それにも限界がある。中には、プロ球団への転職をあきらめる裏方も少なくない。
高校野球の指導者を目指し、大学に通うことを考えたり、現役時代からの
知り合いである串焼き店で修業するという裏方もいます」(前出の関係者)
 他球団の裏方職員にとっても、人ごとでは済まされない。
 「オレだって、いつまでも若くないんだし、いつクビを切られるかわからない。
来年はオリックス、近鉄の余った打撃投手に仕事を取られるかもしれないな」
(某セ球団打撃投手)
 選手同様、裏方職員も生き残りに必死である。

11 :
ひたすら「パ・リーグ優勝」目指すダイエー・王監督は野球人の鑑か(2004/6/24)日刊ゲンダイ
 合併問題に大揺れのパ・リーグ。「5球団でリーグを存続すべきだ」「いや、
1リーグにした方がいい」などと意見が飛び交い、とてもペナントレース
どころじゃないムードが漂っている。
 そんな中、合併なんかどこ吹く風の人物がいる。首位・ダイエーの王監督、
チームの好調にご機嫌で“シャレ”にならない冗談を連発しているのだ。
 当事者同士が対戦したオリックス―近鉄戦で2万人以上の観客が集まった
ことを伝え聞くと、「どんどん合併すればいいんだよ。お客さんが入るんだから」
と一撃。ダイエーとロッテの合併がウワサされると、「ロッテなんかと一緒に
なったって、あっちの選手はひとりも試合に出られないぞ」とやって大笑い。
一部でヒンシュクを買った。
 「合併が発表された13日の前後からダイエーは絶好調だった。球団新記録の
11連勝を達成したし、西武を抜いて単独首位に立った。それでメチャクチャ機嫌
がよかったんです。今回の合併問題は、身売りが確実なダイエーにとっても
対岸の火事ではない。でも、開幕前に『5ゲーム差以上つけて2連覇』をブチ
上げていた王監督にとっては、目先の1勝の方が重要なんですよ」(地元関係者)
 去る20日のロッテ戦で連勝を止められたときは、「1年間試合をやっていれば、
こういう試合だってあるんだ!」と激怒。チーム内からは「一体、いくつ勝てば
いいんだよ」とアキレた声が上がった。
 昨23日の日本ハム戦は13残塁を喫して0―3と完敗。王監督は
「点が取れないと勝てないという見本のような試合だ」とご立腹だった。
 現場の監督が何を言ってもどうにもならないだろうし、ペナントを争っている以上、
「目の前の試合を必死に戦うだけ」という姿勢は正しい。王監督の場合、毎年のように
「身売り問題」で騒がれてきただけに、騒動慣れしているのかもしれないが……。

12 :
佐藤隆夫(国学院大学名誉教授)[聞き書きコラム] (2004/6/24)日刊ゲンダイ
 近鉄とオリックスの合併問題で大揺れのプロ野球界だが、根本的な問題が
見過ごされていないか。巨人・渡辺オーナーや根来コミッショナーが再三
「不備が多い」と指摘している野球協約がそれだ。今こそ、この協約を見直す
べきではないか。「プロ野球協約論」の著者で、01年オフの横浜株譲渡騒動
などでも問題点を指摘した国学院大学名誉教授(民法)佐藤隆夫氏が、
今回の事態について率直な提言を行った。
 合併が発表されてから、野球協約の合併項目について「極めて不備」
(渡辺オーナー)、「(今回のような)新設合併は範囲外になっている」
(根来コミッショナー)といった発言が相次いでいる。しかし、現行通りの
協約で、この問題を解決しようとすること自体がナンセンスです。
 現在の野球協約は12球団2リーグ制を前提に締結された。だから、
12球団の体制を維持できなくなった時点で、現在の協約が適用される
べきではない。新体制に移行するのであれば、2リーグ制の発足時と
同様、新たな協約を作ることが必要です。
 それでなくても、現行の協約は非常に問題点が多い。今回の合併騒動でも
よくわかるように、条文の表現が極めて曖昧(あいまい)です。読む人の立場に
よって、都合よく解釈できるようになっている。
 しかも、現行の協約では、オーナー会議が最高の意思決定機関となって
います。巨人の渡辺オーナーのように発言力が強いオーナーの意見には、
誰も反対できない。だから、FA制度が付加された際など、一部のオーナー
の都合のいいように改定されてきている。
 新しい協約では、特定の球団だけが有利にならないようにしなければいけない。
そのためにも、中立の立場であるコミッショナーに最高の権限が与えられなければ
なりません。これは絶対に必要です。
 21日の実行委員会では、根来コミッショナーが協約改正の原案を作成することが
了承されました。各球団にとって公平な協約を作るために、法律家、マスコミ、
元プロ野球選手など幅広い分野の人材を集めて諮問機関を設けるのがよいでしょう。
 古田選手会長が特別委員会の招集を要請して、拒否されたことも問題です。
実行委員会において選手の契約にかかわる事項が審議される場合には、
特別委員会を招集しなければならない。合併による球団数の減少は、
明らかに選手の契約にかかわる。選手側が要請せずとも、実行委員会から
招集があってしかるべきです。
 もはや新体制への移行は避けられない。新体制を運営するための協約を
作らなければなりません。7月7日のオーナー会議では、新しい協約の作成と
締結に向けて話し合いがなされるべきです。

13 :
近鉄消滅で路頭に迷う人間約150人 削除コスト約35億円 (2004/6/25)日刊ゲンダイ
●選手と首脳陣の年俸
 球団赤字額の約半分を占めるのが約22億円にものぼる選手(69人)の年俸だ。
ここにメスを入れられることが何より大きい。
 巨人・渡辺オーナーの意向もあって、合併新球団でプロテクト(他球団への
流出防止)できるのはおそらく10人程度。
「近鉄では、岩隈、礒部、大村、北川あたりをプロテクトして、トータルで約20人の面倒
を見るのではないか。それだけで14億円ぐらいは減らせる。中村ノリ? ひざに故障
を抱え、人気もガタ落ち。意外にプロテクトから外されるのではないか」(球界関係者)
 オリックス主導の合併なら首脳陣のリストラも避けられないだろう。
「近鉄の中で指導力に定評のあるコーチはいない。梨田監督以下、16人の
コーチ全員がクビになれば3億3000万円の節約です」(前出・関係者)
●補強費、フロントや裏方の給料
 球団が“消滅”すれば助っ人だっていらなくなる。最盛期には15億円もの
巨費を投じていた補強費も、昨年は3分の1強まで減ったがこれも必要なしだ。
 フロントや裏方で働く人たちも職場を失う。近鉄にはスカウトやトレーナー
など、現場の裏方35人に、球団事務所で働く40人近い職員がいる。
「すべて人員整理されたとしたら約10億円の人件費が浮く。が、全員解雇という
ことは考えられない。新球団に数人程度は移るでしょう」(パ・リーグ関係者)
 ちなみに、難波にある球団事務所は親会社の系列企業が所有する
ビルの中にあって、家賃はタダだとか。
●業務提携費
 2球団の合併によって「ただのカネ食い虫」と悪評だったメジャーとの契約も
今季限りとなった。
 01年から、日米球界の情報交換という名目で大リーグ・ドジャースと
結んできた業務提携にかかる費用は年間1億円。
「ドジャース副社長のトミー・ラソーダ氏個人にも、アドバイザー契約として
同額のカネを渡し、来日時にはアゴアシ付きで数千万がかかっていた」
(球団関係者)というからコスト意識の低さにアキれるばかりだ。当のラソーダ氏は
この日(24日)、早大で講演を行い、「合併反対」を訴えていたが“よく言うよ”である。
●球場使用料
 近鉄が本拠地を置く大阪ドームの使用料もバカ高い。試合日は1400万円、
練習日500万円で年間約10億円。ダブルフランチャイズが認められず、
新球団がここを本拠地にしても、近鉄の負担は半分以下になるはずだ。
大まかに計算しても、ここまでで35億円以上もの経費がカットできる。
近鉄の親会社が球団を手放したくなるのも当然だろう。

14 :
新球団名は「オリックス・バファローズ」に (2004/6/25)日刊ゲンダイ
 いよいよ、オリックスと近鉄の合併の具体案が明らかになってきた。
 この日(24日)報じられたところによると、オリックスによる近鉄の
吸収合併の形はとらず、一度、両球団を解散。新たな運営会社を
設立することで親会社同士が基本的に合意したという。
 また、両者は本拠地は大阪を軸にするという点でも意見が一致。
オリックスの小泉球団社長は大阪ドームの使用料(年間約10億円)の
値下げを大阪市などに求めることを明言していた。
 さらに、新球団名にも見通しがついたようだ。親会社の名前を使いたいと
思っているのはオリックス側。近鉄側は「命名権も売ろうとしたチームですから」
と企業名には執着していなかった。その一方、近鉄は1962年から40年以上
使われてきた「バファローズ」の呼称に強いこだわりを示していた。
両者の意向により、球団名は「オリックス・バファローズ」となりそうだ。
 それぞれ7月1日のパ・リーグ臨時理事会で提案されることになるが、
果たして他球団の反応はどうか。

15 :
またも「新リーグ」ぶち上げた巨人・渡辺オーナーの狙いと波紋 (2004/6/25)日刊ゲンダイ
「新リーグだよ……」
 とうとう、巨人・渡辺オーナーが禁断のセリフを口にした。この日(24日)の夜、
都内で報道陣の取材に応じ、近い将来新リーグを設立する可能性を示唆。
パ・リーグの存続か、1リーグ制への移行か、意見がまとまらないプロ野球界を
恫喝(どうかつ)する手に出たのである。
 1リーグ制に移行するには、現行の協約を改正する必要がある。改正に当たっ
ては、12球団オーナー会議で4分の3、9球団の賛同を得なければならない。
渡辺オーナーはこのことに言及して、「これをやんなきゃどうにもならん。そうで
なければ(9球団から賛同が得られなければ)コミッショナーに一任する」と発言。
その上で、「それでもダメなら有志連合でいくしかない。新リーグだよ」と語ったのだ。
 さらに、返す刀で「セの他球団は損だ、損だと言うが、巨人が一番損をするんだ」
と、1リーグに反対している中日などをけん制。「新しい行動を起こすしかないんだ。
プロ野球が野垂れ死んでもいいのか。このままでは全球団がつぶれるぞ。そんな球団
と心中するのは嫌だ」と、いざとなればプロ野球機構から脱退する姿勢も見せている。
 渡辺オーナーは11年前にも一度、新リーグ結成をぶち上げている。FA制度、
逆指名ドラフトを93年オフから導入するに当たって、難色を示したプロ野球機構、
他球団に対し、「どうしてもダメだと言うのなら新リーグを結成する」とほえたのだ。
水面下でこの計画を持ちかけたのが西武の堤オーナーで、その時から
新リーグ結成を虎視眈々(こしたんたん)と狙っているのである。
 「当時、渡辺、堤の両オーナーが考えていたのは、ロッテ、日本ハムを除く10球団
での1リーグですよ。近鉄、広島あたりも排除して8球団制にする計画もあったし、
サントリーやJRといった企業に新球団を持たせて新たな10球団制にするプランも
練られていた。オリックスと近鉄が合併して、あと1球団減らせばいいというところ
まできた今こそ、当時の青写真を実現する絶好の機会なのですよ」(読売関係者)
 自分の発言の影響力の大きさを考えてか、最後は「来年は1リーグじゃなきゃ
2リーグだ」と、来年早々新リーグを設立することは否定した渡辺オーナー。
「新リーグは先の話だ」と締めくくったが、他球団はどう出るのか、いよいよ
予断を許さない事態となった。

16 :
堀内巨人 投壊、貧打、不人気の重症度はこんなに深刻 (2004/6/25)日刊ゲンダイ
 醜態だ。中日に2連敗して迎えた昨夜(24日)の札幌シリーズ最終戦、巨人が
またしても北海道のファンの期待を大きく裏切った。先発の左腕・林が5回で
6失点、終わってみれば3―11で連夜の2ケタ失点負けだ。
 試合後、たまりかねた堀内監督は緊急ミーティングを招集。そのあとで報道陣
の前に姿を現し、「ちょっとなあ。前半に点を取られちゃうから」と苦虫をかみつぶした
ような表情を見せた。周囲の首脳陣も一様に険しい顔で視線を落としていた。
 初戦は先発の木佐貫が自滅し、前日(23日)は高橋尚が大炎上して記録的な
大敗。コーチ陣の間では木佐貫の二軍落ちも検討されたが、「代わりに二軍から
上げる投手がいない」(チーム関係者)という何とも締まらない理由で見送られた。
久保が左脇腹痛、ランデルが腰痛で二軍落ち。2試合連続で序盤にKOされた
高橋尚も登録抹消され、投手陣は今や火の車だ。
 6月頭にリーグトップだったチーム防御率は4.67にまで跳ね上がり、リーグ4位
に後退。初戦で初登板し、堀内監督が「あれは使える」と唯一の収穫に挙げた
新外国人のコーリーも、ヤクルトの片岡スコアラーには鼻で笑われている始末だ。
 「確かに、コーリーは思ったよりはいい。高めの球が伸びるから、球速以上に速く
感じるタイプ。チェンジアップ、スライダーのキレもいい。ただ、先発があれじゃあね」
 掘り出し物の新外国人も、しょせんは宝の持ち腐れというわけである。
 打線も重症だ。ここ6試合で奪った得点はわずかに13点。初戦でペタジーニが
セーフティーバントを敢行したが、他球団スコアラーに「バントをするために7億円
もの年俸をもらってるわけじゃないだろう」と笑われる始末で、逆に貧打の深刻さを
印象付けてしまった。
 「開幕から調子の上がらないペタジーニに首脳陣はお手上げ状態。
淡口打撃コーチは『いいときばかりじゃない』とかばっているが、実績があり頑固な
ペタジーニにアドバイスができないというのが実情。チーム内では、不振の原因は
オルガ夫人とモメたからといわれており、家庭の事情でいつ“米国に帰る”と
言い出さないかとヒヤヒヤしている」(チーム関係者)
 この日は開幕からスタメンマスクをかぶってきた阿部が欠場。「左太モモの
筋膜炎でスタメン復帰まで最低でも2週間はかかる」(チーム関係者)という。
高田バッテリーコーチは軽症を強調したが、阿部はベンチ入りもせずに試合中に
宿舎へ帰還。トレーナーは「状態? いや、ちょっと」と言葉を濁していることから、
重症の可能性もある。清原が骨折、二岡も足を痛めており、野戦病院状態だ。
 1942年から続く巨人の札幌シリーズで同一球団に3連敗を喫したのは球団史上初の
屈辱。巨人ファンの多いことで知られる北海道でも、巨人人気の凋落が露呈された。
かつてはプラチナペーパーだった巨人戦のチケットが札幌市内の金券ショップでは
原価割れ。ネット裏のS席が500円引きでも売れ残っていた。3試合とも4万3500人の
満員で発表されたが、「球団の人間が『当日券、買わない?』と関係者に営業してた
くらいだから、満員発表もマユツバ」(マスコミ関係者)である。
 歴史的大敗を喫した23日の試合、関東地区の中継視聴率は8.9%を記録。今季3度目
の1ケタ視聴率は巨人ファンの怒りの表れだ。試合中には「堀内、辞めちまえ!」と
容赦のないヤジが飛んだが、それに反論する資格は今の巨人にはない。

17 :
ボロボロ巨人に「新リーグ」を率いる力なし(2004/6/28)日刊ゲンダイ

 「巨人と一緒に1リーグになろうなんて言ってるパ・リーグの球団はね、
いっぺん神宮に来てスタンドを見てみりゃいいんですよ。もう日曜の夜でも
満員にならないんですから。こんなんで商売になるかっちゅうんです」
 毒舌で鳴るラジオ中継の解説者が、吐き捨てるように言った。この日の
ヤクルト―巨人戦、主催者発表は3万2000人ながら、スタンドは一塁側も ←★注目
三塁側もガラガラ。巨人がローテーションの谷間に立てた先発はドラフト
4巡目の高卒新人・平岡政樹で、初回にいきなり3失点と敗色濃厚な
展開となっては、いくら空席があっても見に行く気になれるわけがない。
 ルーキー平岡は4回を投げ、3本塁打を含む6安打4失点で降板。
2番手の前田も城石に2ランを食らって6点目を献上し、後半に4点を
奪った打線もそれ以上追い上げられず。
 終わってみれば2点差も、終始ヤクルトに主導権を握られたままの
完敗と言ってもいい。
 「最後はよく追い上げたんだけどな。平岡はやっぱり緊張していたかな。
不用意なボールをホームランにされていただろ。左打者への投球が苦しい
な。逃げていくボールを覚えないとね。でも、4回で4失点なら……」
 試合後の堀内監督は、そう言って平岡に「次のチャンス」があること
をニオわせた。が、「一軍で投げさせるにはまだ早過ぎます」と、
評論家・堀本律雄氏はこう言う。
 「まだまだ、ストライクを取るのが精いっぱいというレベルなんだから。
初回、先頭の真中に真っすぐばかり投げて、ストレートの四球で歩かせ
たでしょう。そうしたら、続く宮本からスライダーだけでストライクを取りに
いき始めた。あげく、ど真ん中に入ったところを岩村に本塁打にされて
いる。力もなければ覇気もなくて、とても一軍の投手とは言えませんよ」
 前日、連敗を5でストップさせたエース上原の力投もこれでフイ。このところ
負け試合はすべて一方的な展開で、客足が遠のくのもテレビ視聴率が
下がるのもむしろ当然だ。「そこで」と、堀本氏がこう続けるのだ。
 「最近、渡辺オーナーは二言目には1リーグだと発言している。しかし、
これだけ投打にボロボロで、球場でもテレビの前でも巨人離れが著しい。
そんな巨人とパの球団が1つになったところで、ファンが戻ってくる
わけがありません。今の巨人には、そんな大層なことを言える力も
人気もないんですから。セやパの他球団は、渡辺オーナーの
言いなりにならず、自分たちだけで大同団結し、これまでの
巨人中心主義から脱却するべきです」
 視聴率はすでに3度も1ケタ台を記録し、1億円といわれる放映権料
の値崩れは必至。観客動員にしても、切符を値下げしなければさらなる
激減は確実な情勢だ。「巨人とくっつけばもうかるというのは大いなる錯覚」
(堀本氏)でしかない。このまま本当に1リーグに移行すれば、それこそ
プロ野球は沈没である。

18 :
近鉄・オリックスの合併にケチつける王監督の杞憂(2004/6/28)日刊ゲンダイ
 ちょっと待った――。ダイエーの王監督が、オリックスと近鉄の合併に注文をつけた。
 “当事者”である近鉄との試合前、まずは球界再編問題についてピシャリ。
「2リーグ制なのか1リーグ制なのか早く決めてほしい。もたもたしていると、
ファンの人に『何をしているんだ』と言われてしまう」と、正論を主張した。
 しかし、それ以上に心配しているのは「オリックス・バファローズ」の陣容だ。
新球団側は「(両球団の)主力選手を1人でも多く確保したい」と希望している。
これに真っ向から反対したのだ。
 「強くなるための合併は許してはならない。ウチと巨人が合併したら、
絶対に強くなるからね」
 王監督には、苦労してダイエーを強くしてきたという思いがあるから、単純に
2球団が合併して戦力アップすることが許せない。優勝争いの“ライバル”に
なることも危惧(きぐ)しているのだろう。
 でも、そんな心配は無用ではないか。ダイエーは投打ともに20代から
30代前半の主力選手がズラリとそろい、戦力は12球団ナンバーワンといえる。
 この日(27日)の近鉄戦も12―2で大勝。先発全員の18安打に、松中、城島、
ズレータが一発を放った。
 仮にオリックスと近鉄が合併して新チームをつくり、主力を総ざらいしても、
ダイエーの戦力にはかないそうもない。王監督の心配は杞憂(きゆう)に
終わりそうだ。

19 :
オリックスの東京ドーム“全員集合”は合併問題のとばっちりか(2004/6/28)日刊ゲンダイ
 集客のかいあって、初の東京ドーム主催試合は大盛況だった。近鉄との
合併問題に揺れるオリックスである。
 この日(27日)の日本ハム戦は、「オリックス40周年記念お客さま感謝デー」
と称し、オリックス本社の取引先企業の関係者約1万2000人を招待。
弁当付きの特典が受けてか、一塁内野席はほぼ満席。東京ドームは
昨季まで、日本ハムが本拠地にしていたこともあり、観衆は今季最多の
4万6000人を集めた。「オリックスデー」だった前日も、オリックス関連企業
の社員と家族約1万2000人が観戦し、こちらも4万人の観衆を記録。
2日続けて4万人以上の観客動員があったのである。
 これには、オリックスの営業担当者もニンマリだが、実は東京ドームの
ネット裏では、こんな声で持ち切りだった。
 「合併問題で揺れるオリックスにとっては、週末の東京ドームでの試合で
閑古鳥が鳴いていてはあまりにも格好が悪い。スタンドがガラガラでは、
『観客減で合併も仕方ない』という印象を持たれかねませんから。
取引先はともかくとして、オリックス関連企業の社員に関しては、
タダ券を配って動員をかけたそうです。社員は貴重な休日に“集合”
がかかって駆り出されたわけです」(球界関係者)
 当初、この日の「お客さま感謝デー」には、オリックスグループのCEO
(最高経営責任者)でもある宮内義彦オーナーが出向いて取引先関係者に
あいさつするとみられていた。
 しかし、「1泊2日で海外に行く」(宮内オーナー)と急きょキャンセル
したから、報道陣からは「顧客をほったらかしで海外でゴルフかよ」
との陰口も聞かれたものである。
 その一方で宮内オーナーをかばう、こんな声も。
 「何か重要な商談や大きなプロジェクトがある際、財界人が海外へ
ゴルフに出かけるのはよくあることです。宮内オーナーも休暇といいながら、
問題山積の合併問題について、コースを歩きながら、あれこれと
思案しているのではないか」
 ちなみにゲームは2―6で敗れたから、招待客はガッカリだった。

20 :
日本プロ野球選手会の言い分と今後の闘争方針(2004/6/29)日刊ゲンダイ
 連日、スポーツ紙は合併報道で大にぎわい。各オーナーの考えや、球界再編に
関する憶測記事が飛び交っているが、シーズン中ということもあって、選手たちの声は
あまり聞こえてこない。労働組合でもある日本プロ野球選手会は、今回の合併問題
をどう考え、どのように対処していくのか。選手会の松原徹事務局長に聞いてみた。
――合併問題に球界は大揺れです。
 「6月13日に、近鉄とオリックスの合併に関する記事が出てから、まだ2週間しか
たっていない。その間に、合併から8球団による1リーグ制という話まで進んでしまう。
怖い話です」
――6月21日の緊急理事会では、合併に反対する球団はなかったようですが。
 「合併の前に、なぜ12球団を存続させるための方法を考えないのか。セ・パ交流試合
はできないか、命名権の問題はどうするのか、加盟料の引き下げ、撤廃はできない
のか。近鉄の親会社がどうしても球団を経営できないというのなら、球界が一時支援
してでも存続させることはできないのか。知恵を出し合って、いろいろやっても、
どうしても合併しか手がないというのであれば仕方ありませんが、そういう動きは
なかった。球団に赤字が出る、だから合併しますという流れには納得できません」
――何も決まっていない現状で、巨人の渡辺恒雄オーナーは新リーグ構想まで口にしました。
 「怖いと思うのは、球団の経営が苦しいというより、すでに1リーグ制へ向かって、すべて
が動きだしているということです。1リーグだか新リーグだかわかりませんが、ファンや
選手を無視して着々とそちらへ向かっている気がしてなりません。仮に今、近鉄球団
を買ってもいいという企業が出てきても、各球団は、それを阻止するのではないか」
――選手会が要望した特別委員会の招集は実行委員会で拒否されました。
7月5日の交渉では、まずどんな質問をぶつけますか。
 「近鉄合併に至るまでに、本当に買い手はいなかったのか。真剣に探したのか。
もし今から買ってもいいという企業が出たらどうするのか。加盟料の30億円は難しいが、
球団を持ってもいいという者が現れたら、7月7日のオーナー会議までに話し合いを
する気があるのかを、ぜひ確認したい」
――今後の流れによっては、選手の雇用を守るために年俸ダウンに同意することもありますか。
 「ええ。しかし、そのためには、多額の裏金が動いているといわれているドラフト
やFAの補償金の問題など、まずは無駄なお金がかからないようにシステムを
変えるべきです。そのような問題に手をつけず、選手の年俸だけを減らせ
というのはおかしいですから」
――仮に、職場を失う選手が出てきたら選手会は支援しますか。
 「もちろんです。ただし、職場を失う者が出てこないようにこれから話をするわけ
ですし、もしも最悪の事態になれば、まずオーナーたちは就職支援活動を考えて
くれることでしょう。社員をリストラする企業は、再就職のためにセミナーへ
通わせてくれたり、退職金の割り増しなどを行っていますからね」
――オーナー側が強引なやり方で物事を決めていき、多くの選手が
解雇されるようなことになればストライキまで考えていますか。
 
「選手は今、そこまでは考えていませんが、世間の人たちやOBの方々からは、
いざとなればストライキも辞さずだと、励ましの声をたくさんいただいています。
こんなことは今までなかったことです」

21 :
ロッテ、ヤクルトも合併へ(2004/7/2)日刊ゲンダイ
幹部が極秘接触
 近鉄、オリックスの合併話はきのう(1日)、パ・リーグ臨時理事会で基本的に
了承された。今後は10球団による1リーグ制移行に進むとみられるが、
そんな中、新たな合併球団が急浮上してきた。
 きょう(2日)のスポニチが報じたもので、ロッテとヤクルトの組み合わせだ。
両球団とも「1リーグ制、合併」には前向きの発言をしていて、ロッテ本社幹部
とヤクルトの球団株20%を保有するフジテレビ幹部が極秘に接触したという。
フランチャイズについても神宮と千葉マリンをダブルフランチャイズにする案
などが検討されているという。

22 :
中日が独走できない根拠と台所事情(2004/7/5)日刊ゲンダイ
 昨季のリーグチャンピオン、阪神の勢いもここまでか。
 この日のヤクルト戦、2―2で迎えた九回裏2死三塁から、来日初登板
した新外国人右腕のマイヤーズがラミレスに左前打を許してサヨナラ負け。
連勝は4で止まり、今季初の5連勝は、お預けとなった。
 マイヤーズを守護神として期待していた岡田監督は「どんどん使っていか
ないとあかんからね。(九回は)やられたけど不運な面もあった」とかばった。
 一方、首位の中日は横浜との接戦を制して連敗を3でストップ。
前半戦3試合を残して2位の阪神と4.5ゲーム差がついたため、中日の
前半戦首位折り返しが決定した。下手をすれば、後半戦は中日が独走する
ことにもなりかねない。阪神に中日のブッチギリを阻止する力はあるのか。
 「いかに投手陣を整備することができるかでしょう」というのは評論家の石井晶氏だ。
 「先発陣は井川が本調子には程遠く、下柳、杉山、金沢に関しては
投げてみないとわからない状態。確実に計算できるのは福原だけ。
リリーフ陣にしても、リガンが右ひじの手術で今季中の復帰は微妙だし、
ウィリアムスも豪州代表としてアテネ五輪出場が決まっている。情けない
話ですが、未知数の新外国人投手に頼らなければならない状況です。
先発はホッジス、抑えはマイヤーズに期待するしかありません。特に
今季は打線の得点力が落ちているだけに、継投で逃げ切るしか勝ち目
はない。ホッジス、マイヤーズの2人が使い物にならないようでは、
後半戦は中日の独走でしょう」
 しかし、その中日にも不安はある。
 「他球団も主力を持っていかれるとはいえ、リリーフエースの岩瀬が
五輪で抜けるのは不安要素です。前半戦こそ不調だったものの、
ここにきて調子を上げてきた。岩瀬が万全なら、彼の穴を埋めるだけの
リリーフ左腕はいませんからね。打線は得点圏打率が5割近い立浪が
引っ張っているが、腰痛を抱えており、34歳という年齢も考えれば、
シーズン終盤まで前半戦のような働きは期待できない。後半戦で
貧打と守護神不在となれば落合監督も頭を抱えるに違いありません」
(評論家・河村保彦氏)
 プロ野球全体のためにも、全国区とは言い難い中日の独走だけは
勘弁してほしいものだ。

23 :
ダイエー・ロッテ合併案 最大のネックは王監督(2004/7/5)日刊ゲンダイ

「イヤなものが吹っ切れたよ」――。
 ダイエーの王監督が満足そうにうなずいた。
 この日(4日)、6連勝中のロッテを下し、連敗を「3」で止めた。打っては、
初回にバルデス、松中、城島の3連打で3得点。三回には城島の犠飛で
加点。七回は松中が3ランをたたき込んだ。投げては、先発の倉野が
6回3安打無失点。リリーフ陣も好投して完封リレーを達成した。
 打つべき主軸が打ち、投手陣が抑える完勝。王監督がニンマリだったのも
無理はない。しかし、何より王監督を喜ばせたのは、相手がロッテだった
ということである。
「王監督は必要以上にロッテを敵視している。『ロッテが苦手』と騒がれる
のを嫌がっていて、6勝10敗1分けと負け越していることに納得がいかない。
開幕直後、バレンタイン・ロッテに15連敗していたときは、『呪い』だなんだと
騒がれて激怒。コメントを拒否したこともあった。連敗を止めた後は、報道陣
に向かって『いまだから言うけど、君たちはバカじゃないかと思っていた』と
ブチまけていたほどです。逆にダイエーの11連勝をロッテに止められたときは、
『1年間やっていればこんな試合だってあるんだ!』と声を荒らげてた。それまで
何連勝していようが、ロッテに負けたのが許せなかったんです」(地元関係者)
 こんな王監督の“ロッテ嫌い”が、ダイエーの将来を左右しかねない。一連
の球界再編問題に絡み、ダイエーとロッテの合併がウワサされているからだ。
「仮にこの合併が実現すれば、王監督が『辞める』と言い出すのは間違いない。
王監督にはダイエーをゼロから強くしたという思いがある。敵視しているロッテ
との合併はガマンできないでしょう。王監督が『ウチと合併したってあっちの選手
はひとりも出られないぞ』なんて大笑いしていたのも、あながち冗談ではない。
王監督はもともと身を引くタイミングを見計らっていたし、未練はない」(地元関係者)
 ダイエーにとって、「世界の王」は象徴的な存在。その王監督に辞められたら、
ダメージは計り知れない。この日、福岡ドームを訪れた高橋球団社長は、
首脳陣と選手を集めて「身売り、合併はないので野球に集中してほしい」
と方針を説明した。やっぱり、合併はできそうもないか。

24 :
ロッテが横浜との合併を検討中(2004/7/6)日刊ゲンダイ
 プロ野球の10球団による1リーグ制移行を加速させるような合併話が
またも急浮上した。けさのサンスポの報道によると、ロッテが横浜との
球団合併を検討中というのだ。
 ロッテはすでに重光昭夫オーナー代行(49)をはじめ首脳陣が「5球団に
よるパ・リーグ維持は経営上難しい」との意見で一致。合併についても
各球団がにらみ合う現状に業を煮やし、自ら合併の相手先を探し始め、
横浜をその第1候補として調整を進めているという。
 重光代行は頻繁に巨人の渡辺オーナーと接触を図り、来季の
球界再編に向けて相談を重ねているとの関係者証言もあるらしい。
ともにかつて川崎球場を本拠とした仲。先日はロッテとヤクルトの
合併をスポーツ紙が報じたばかりだが、1リーグ制に向けた
“相手探し”がいよいよ活発になってきたようだ。

25 :
西武時代の金髪騒動が懐かしい前田勝宏さん[あの人は今こうしている](2004/7/8)日刊ゲンダイ
 野球選手にもかかわらず、グラウンドの外で騒がれることが
多かった。西武時代、突如として金髪に変身し、頭がカタい連中が
「プロ野球選手のモラルうんぬん……」と騒ぎ、西武では勝ち星ゼロ
だったのに、ヤンキースと高額契約を結んで、関係者を仰天させた。
前田勝宏投手である。さて、今どうしているのか。
 「いやあ、もうあきれるより笑っちゃいますよ」
 中国は上海市。大規模開発が行われている浦東地区にある
浦東康貝棒球場で会った前田さん、こういって笑った。
前田さんは今季、中国棒球リーグの「上海金鷹」に参加したのだ。
 「たまたま中国にプロリーグがあると知って、情報を集めてみると、日本の
企業が関係してることがわかりましてね。で、自分で売り込み、今年3月に
来たんですが、プロというからにはある程度のレベルだと思っていたら、
とんでもない。驚いたことに、スライディングのやり方を知らないんですよ。
こっちでは野球というスポーツがほとんど認知されていないんですわ」
 去年発足した中国棒球リーグには上海、北京、天津、広東の4つの
球団が所属し、今季は天津が優勝。上海は最下位だった。
 当然、リーグでただひとりの日本人選手である前田さんに
大きな期待がかけられたが、0勝5敗と無残な成績に終わった。
 「とにかく他の3球団と比べ、レベルが低すぎました。相手チーム
にランナーが出て、盗塁するでしょ。アウトにしようとキャッチャー
が投げる球がことごとくセンターに抜けてしまうんですから。
1試合にエラーが10個近くある。これでは勝てません」
 それにしても、前田さん、実に転々とした野球人生だ。
 93年、神戸弘陵高からプリンスホテルを経てドラフト2位で西武に入団。
しかし、3年間で1勝もできず、話題になったのは“金髪騒動”だけだった。
 「髪の形や色は野球とは関係ないんちゃいます。今は長いこと
散髪屋のイスに座ってないとアカンので、黒いままです」
 96年5月には契約金150万ドルと異例の高額でヤンキースと契約。
だが、ルーキーリーグ、2A、3Aまででメジャーには上がれず、01年は
中日、02年は台湾の興農、去年はイタリアのリーグと渡り歩いた。
 「イタリアではボローニャってチームで6勝を挙げ、優勝に貢献したん
ですよ。ところが、シーズン終了後はクビときた。その当時は月給1800ドル
もらってて、中国では契約金15万円、月給は4000元。円に換算すると
5万円ちょっとですか。安いのは承知の上だったとはいえ、
ここまで安いとは。3食ついた寮暮らしじゃないとやっていけませんよ」
 中国では7月はじめにシーズンが終わり、来春、新しいシーズンがスタートする。
 「正直、来年の契約は苦しいでしょうね。で、次はオランダあたりを
狙ってます。ただ、連絡先がわからんのです」

26 :
仁志 敏久(横浜)
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/grampus/news/200811/CK2008112002000057.html
野球選手は野球の決まった動きしかできなくなっている部分がある。
サッカー選手と一緒にやることで、本来自分が持っていた能力が呼び覚まされるし、
体力的にすごく劣ってるな、と感じる。

体力的にすごく劣ってるな、と感じる。
体力的にすごく劣ってるな、と感じる。
体力的にすごく劣ってるな、と感じる。

27 :


28 :
仁志の体格を知らない上に
発言を丸呑みして得意気にコピペ
やっぱりサカ豚は馬鹿なんだな

29 :
age

30 :
ハンカチってある意味アカン

31 :
日本シリーズどうなん…

32 :
ネイティブ

33 :
a

34 :
安芸の春 衝撃の空き
ttp://mytown.asahi.com/kochi/news.php?k_id=40000001203050003

35 :
あっそ

36 :
なんなんやこのゴミスレは

37 :
長文だな

38 :
長文やな

39 :
ふん

40 :
なんだ

41 :


42 :
【社会】甲子園経験高の元監督、野球部の部員に平手打ち、十数回平手打ちして重傷を負わせ逮捕・広島
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1340703524/

43 :
【野球】野球教室で「巨人ファンはあっちいけよ」 涙ぐむ子供…ヤクルト株主総会★2
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1340581356/

44 :
なんだ

45 :
知らん

46 :
へぇ

47 :
しらんが

48 :
大丈夫や

49 :
そうや

50 :
ないやろ

51 :
作新野球部員逮捕 強盗容疑など、本人否認
(8月18日 朝刊)
 宇都宮中央署は17日、強盗と女性暴行致傷の疑いで宇都宮市、高校2年男子生徒(17)を逮捕した。
生徒は第94回全国高校野球選手権大会に本県代表で出場している作新高の硬式野球部員で、同校は
日本高校野球連盟に経緯を説明し謝罪した。生徒は大会の登録メンバーではないという。
 逮捕容疑は10日午前6時50分ごろ、同市の雑木林内で、県央在住の少女(16)を暴行しようと
後ろから抱きつき、ひざなどに軽傷を負わせた上、少女の財布から現金数千円を奪った疑い。
少女が抵抗したため、暴行は未遂に終わったという。
 調べに対し生徒は「少女の体は触ったが暴行目的ではない。現金は奪っていない」などと
容疑を否認しているという。
 下野新聞社の取材に同校は
「生徒が逮捕されたことは非常に残念。事実関係を確認し、適切に対応したい」としている。
下野新聞
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20120817/856111


52 :
あっそ

53 :
ないやろ

54 :
せや

55 :
ないで

56 :
うん

57 :
【野球】元横浜の捕手で暴力団幹部の山根善伸容疑者を詐欺容疑で逮捕[09/28]
山梨県警は28日までに、亡くなった同級生の妻から現金をだまし取ったとして詐欺の疑いで、
元プロ野球横浜ベイスターズ(現横浜DeNA)選手で指定暴力団稲川会系組幹部、山根善伸
容疑者(43)=甲府市=を逮捕した。
南アルプス署によると、山根容疑者は容疑を認めている。
逮捕容疑は2010年3月、小学校の同級生が生前に知人から車の購入代金を預かっていた
などとうそを言い、同級生の妻から返済名目で計300万円をだまし取った疑い。昨年2月、
同級生の妻が同署に被害を相談した。
山根容疑者は東海大甲府から新日鉄名古屋を経て、91年ドラフト7位でベイスターズの前身、
横浜大洋ホエールズに入団。7シーズンで33試合出場と出場機会に恵まれないまま、
98年に引退した。
[ 2012年9月28日 13:03 ]
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2012/09/28/kiji/K20120928004212611.html
・山根善伸 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E6%A0%B9%E5%96%84%E4%BC%B8

58 :
ないわ

59 :
そうやで

60 :
やれとる

61 :
ないで

62 :
せや

63 :
やれてるがな

64 :
うん

65 :
ないわ

66 :
そうだ

67 :
ないで

68 :
うん

69 :
さすなや

70 :
ないわ

71 :
そうだ

72 :
そんなのない

73 :
せやで

74 :
行けてる

75 :
うん

76 :
良いやろ

77 :
せや

78 :
ないで

79 :
聞かん

80 :
ないわ

81 :
聞かんで

82 :
知らん

83 :
ないで

84 :
知らん

85 :
せや

86 :
ないわ

87 :
そうだ

88 :
ないで

89 :
うん

90 :
やれてる

91 :
良いわ

92 :
行けてるわ

93 :
せや

94 :
良いがな

95 :
行けてる

96 :
そうや

97 :
良いわ

98 :
やれてる

99 :
そうやで

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