【煙草】ハードボイルド総合【値上げ】

1 ：2010/12/01 〜 最終レス ：2013/09/14

コソコソと、そこそこに語ろう。

2 ：

新スレ開店おめでとうございます！！
ウチも営業再開しました〜↓
法月綸太郎スレッド　その5
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1291070429/
法月はハードボイルドにも造詣が深いですよね。

3 ：

特に話題がない
原りょうの新作のニュースでもきてくれたらな
ルヘインの新作は期待だな、偶数作だし
嗚呼

4 ：

関連スレ
ロス・マクドナルド3
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1285328962/l50
前もそうだったけど、ハードボイルドだといつもロスマクスレが真っ先にに立つのな
チャンドラーのスレも一旦立てばロスマクスレを追い越す位の勢いになるのに
前のサーバーの時もなかなか立たたなかったんだよな
ハメットスレが後回しになるのは仕方ないかもしれないが

5 ：

新宿鮫のような「そんなやつおらんやろ」とつっこみたく
なるような奴じゃなくて、黒川博行の悪果のようなリアリティの
高いハードボイルド作家や作品を教えてください。

6 ：

「どっちもにたようなもんやろ」

7 ：

あげ

8 ：

お気に入りのジャズかクラシックをかけた部屋で、ダウンライトを落とし、
薄明かりの光の筋に紫煙を絡ませて、ローゼスをロックですする。
手にはハードボイルド小説。
最近はこれが最高の楽しみ。
このために、１人バーカウンターを日曜大工でしつらえ、スツールとダウンライトを買ってきた。
ハードボイルド小説はオヤジのナルシストな時間には必須。

9 ：

>>8
目悪くなるぞ。
俺もジャズ好き。
今夜は、9日に亡くなったジェーム・スムーディ聴いてます。

10 ：

この季節、正午前ぐらいに窓開けて、
日光を浴びながら読む小説が最高だな
あ、ブラックのコーシーも忘れずに

11 ：

雨の日にコーヒー片手に読むのも良い。
こう、ハードボイルドらしいゴツゴツした読了感の本はないものか。

12 ：

海野碧の新刊読んだ。
香納諒一と同じくくりって印象をもった。

13 ：

んー、ハードボイルドにはウイスキーとシガーじゃね？
で、こんなブログ見つけた。
http://mystery.usukeba.com/
記事も面白いがリンク先の表紙リストが半端ねえｗ　最近の洋物ハードボイルド系はほとんど網羅してそう。
でも、ここ半年更新してない。ブログ主になにかあったんだろうか。

14 ：

こたつにくるまってNHKののど自慢を聞きながら、堅焼きせんべい片手に
梅昆布茶をすすりつつ読むハードボイルドもなかなかいいもんだよ。

15 ：

朝の通勤電車で目の前のオヤジの頭からゆで上がるハゲのにおいを感じながら、
「ラッシュの車内で本なんか読んでんじゃねえよ」という鋭いOLの目線に拮抗しつつ、
混雑に四肢の自由を奪われページを顔でめくって読むハードボイルドもなかなかの体験だよ。

16 ：

>>14
吹いたｗｗｗ

17 ：

事務所に立て篭もって窓からの狙撃手の盾替わりにしている横倒しになった事務机に背中を預けて
脱出の機会を待ち構えながらタバコを吹かしつつ読むハードボイルドもなかなかいいもんだよ。

18 ：

>13
洋物ハードコアと見間違ったじゃねえかｗ
でも大したもんだわ、そこ。

19 ：

活きのいい日本人作家はいないのかね、最近ので。
原りょうで止まってるよ。

20 ：

ダンディズムとかリリシズムがハードボイルドには必須だが、いまの日本人には縁遠い美学になってしまったからなあ。
小説の主人公に憧れる若い読者層なんていないでしょ。

21 ：

読み手がおっさんばかり
わざわざ苦労して叩かれに出てくる若いのなんているわけない

22 ：

石田衣良みたいな、若者向きのハードボイルド書いてる人もいるよ。
まぁ彼の作品をハードボイルドと言うと、原りょうのようなクラシックで
ステレオタイプのハードボイルドを愛する人には不満だと思いますが。
まぁ、とにかくハードボイルドはまだ死んでないってことです。

23 ：

読んだ事無いけど、沖方丁って人もいたな。
あれはラノベなんだっけ？

24 ：

>>23
「冲」方丁

25 ：

チャンドラーの『大いなる眠り』絶版になってたのか…

26 ：

>>25
マジかぁ〜？　俺の好きな作家の好きな作品がどんどん絶版になっていく･･････。
遂にあんな名作までもが･･････。
マンガに一本毛が生えたような、くだらない作品ばかり売れてるし。
なんだかなぁ。
ところで最近、ドン・ウィンズロウのニール・ケアリー・シリーズ読んで思ったんだけど、
ハードボイルドの定義そのものが、時代とともに大分変わってるんだよな。
渋いおっさんが「ハクい」決め台詞で活躍するステレオタイプは、もう受けないかもね。

27 ：

大いなる眠りは新訳で出して欲しいような

28 ：

東直已の探偵シリーズはどぅよ

29 ：

>>28
新作出るたびに読んでるよ
癖のある書き手だから好みは分かれるだろうけど

30 ：

>>25-27
どうせその内万年ノーベル賞候補が訳してくれるよ
「ザ・ビッグ・スリープ」として

31 ：

>30
ｗｗｗ
そういう意味では新訳の意義があったな。

32 ：

村上春樹の訳ってどんな感じですか？
いいところと、駄目なところを挙げていただければうれしいです。

33 ：

>>32
・いいところ
語学的により正確になった。
後発訳が語学的な正確さでは有利なのは当然で別に村上春樹の手柄と言うわけじゃないけど、
最近は先行訳よりも誤訳が多い新訳も珍しくはないようだからこれは長所と言っていい。
・駄目なところ
村上春樹自身が、すでに確立した個性を持った作家だから、「村上春樹のチャンドラー」という色がついてしまっている。

34 ：

>>32
ありがとうございます。
村上春樹って読んだことないけど
ナヨっとしているイメージなんだけどｗ
春樹訳は読む価値ありですか？

35 ：

>34
ほかにいいところ。
早川書房の懐が多少温もって、新刊を増やせるｗ

36 ：

ジョー・ゴアズ死去
http://www.47news.jp/news/2011/01/post_20110115084602.html
合掌。
「脅える暗殺者」一冊しか読んだことなかったけど、他のも読んでみようかな。

37 ：

21時からBS2でLAコンフィデンシャルだぞ
見るしかない

38 ：

>>36
ハードボイルドやノワール物で生れて最初に読んだのが
ゴアズの『野獣の血』だったので、なんかホントに残念です。
＞他のも読んでみようかな。
扶桑社から出てた『路上の事件』はお薦め。
ハードボイルドではないですけど、面白かったです。

39 ：

>>36
昨年「スペード＆アーチャー探偵事務所」が出て、まだまだ達者なもんだと喜んでいたのに。
またハードボイルド小説を支える作家がいなくなってしまった。合掌。

40 ：

路上の事件100円でゲット

41 ：

しゃあない。ここは追悼の意も込めて、iPhoneのJBハロルドもので遊ぶとするか。

42 ：

>>38
チェックしてみる
てか、そういえば「裏切りの朝」も読んでたわ
>>40
あってめ

43 ：

深夜プラス１ってハードボイルドですか？

44 ：

>>43
新宿ゴールデン街のお爺ちゃんが1980年代にハードボイルド認定してから
日本ではそういうことになってますね。
最初は、冒険小説として紹介されていたみたいですけど。

45 ：

ハードボイルド小説というジャンルはないと思う。探偵小説や冒険小説に限らず、主人公のキャラクター次第でしょう。銘打たれるか否かは。

46 ：

ザンクおもしれ〜
古い作品だけど色あせてないぜよ

47 ：

>>44
新宿ゴールデン街のお爺ちゃんって？

48 ：

内藤陳のことだと思う。

49 ：

内藤陳を知らない世代も、もういっぱいいるんだなぁ。
と、しみじみ‥‥

50 ：

知らないほうが良いような気もする

51 ：

独特の語り口だったから好みはあるだろうけど、
私は10代の終わり頃に内藤陳氏の書評で『暗殺者』に出会って以降、
色んなブックレヴューを読んで、たくさんの本を手に取るきっかけになったから、
活動もろもろ感謝している。

52 ：

玉師とかいう本の最後に載ってる、作者と北方の対談おもしろいね

53 ：

>>51
私も同じく諸々感謝してるけど、
「“読まずにRるか！”って程でもないぞ・・・陳さん」
と、独り呟いた事もあることはあった。

54 ：

館シリーズはトリックが一捻りしてあるから面白い
有栖川有栖の江神シリーズはその辺がものたりない

55 ：

>>36
え、初めて知ったよ(人)合掌
このレベルの人の訃報すらスルーする日本の新聞はホント終わってるわ
(ピーター・イェーツも無視されてたし)
｢ハメット｣と｢マンハンター｣しか読んでないけどどっちも面白かったな

56 ：

>>55
無視してないよ
少なくとも共同は配信してる
イェーツも同じ
地方紙には載ってた

57 ：

そうか
読売がダメなだけか

58 ：

香納諒一は「私立探偵　碇田」モノ、又は「ヨコハマ・ベイ・ブルース」の
続編書いてくれ。
後、木内一浩は面白いのに寡作なので残念。もっと書け。

59 ：

ヘミングウェイをここで語ってもいいんですか？

60 ：

いいんじゃない？

61 ：

生島治郎先生の「追いつめる」は国産ハードボイルド屈指の格好良さ

62 ：

>>61
あれはハードボイルドじゃなく
人情話

63 ：

WMA賞絡み読んどけば間違いないかな？
ちょくちょく刊行されてるよね、ハヤカワから

64 ：

ルヘインのパトリック&アンジーシリーズは、春頃らしいね
角川で出るなら、やっぱりレヘイン表記になるのかな？

65 ：

いまさらルヘインには変えられないでしょうね。
ネイティブが発音するとどっちに近いのかな。

66 ：

おお、ついに出るのか。
あのシリーズは偶数番目の巻のほうが出来がいいから楽しみだ。

67 ：

光文社新訳のハメット「ガラスの鍵」　
なかなか読みやすくて良いと思った
光文社はいい物だしてくれるのになぁ…潰れちゃうんだなぁ

68 ：

ハードボイルド界の新鋭マーク・ストレンジは二作目のボディブローは邦訳されているのに、
処女作のショッカーパンチは邦訳されていないんだね。

69 ：

エルロイとペレケーノスが絶賛、と書かれた本が置いてあった。
しかし、俺は騙されない。何度痛い目にあったことか。

70 ：

ブコウスキーってハードボイルドなのに、
どうしてチャンドラーやハメットの並びで紹介されないのさ?
ヘミングウェイが好きだといってて入るし、こんなのってないぜ

71 ：

おっと誤爆したぜ、お詫びにギムレットを奢るよ

72 ：

e

73 ：

ルヘインの新作だが、題名が無難な感じになっててがっかり
今までのクサいタイトルがよかったのに
まぁ、買いましたけどね

74 ：

ブコウスキーには謎解きや探究の要素はないからなあ。
パルプにはあるけど。でもブクは最高だね

75 ：

従来通りだったら｢月よ、我が往く道を照らせ｣みたいな感じか

76 ：

読んでみたいな、ブク

77 ：

ハヤカワ・ミステリ文庫　「さよなら、愛しい人」　レイモンド・チャンドラー/村上春樹

78 ：

なんと!?

79 ：

ムーンライトマイル読了
寂しくなるな〜

80 ：

>>79
面白かった？
レヘインは作品が映画化されまくってる割には、知名度あがらんね

81 ：

藤原伊織先生の作品の文体は「テロリストのパラソル」が一番キレがあって読みやすかった
その次に刊行された「ひまわりの祝祭」は冗長すぎて、
主人公が京都に着いたところから苦痛になって諦めそうになってしまった

82 ：

テロパロはあきらかにチャンドラーを意識してる。
ミステリーとしては、それ程上手い造りではないのに、
乱歩賞と直木賞のダブル受賞に至ったのは、
フィリップマーロウを偲ばせる主人公に
多くの選考委員が郷愁を感じたんだと思う。

83 ：

確かにテロパラだけは藤原作品の中でも群を抜いてスラスラ読めるというか、疾走感があった

84 ：

ハードボイルドという名称は、直訳すれば「茹で過ぎ卵」であり、
最初は非難の意味をこめたあだなであるが、
現代アメリカ文学の通有性にあてられたもので、
元来推理小説に限っていなかった。
（中島河太郎）

85 ：

推理物でないハードボイルドといったら、
藤原伊織の短編「紅の樹」がかなり面白かったなあ
テロパラと同じくらい好きな作品だ

86 ：

NHKラジオの『新日曜名作座』で「藤原伊織短編集」をやるそうじゃ。
http://www.nhk.or.jp/audio/prog_me_future.html

87 ：

ハードボイルド・ミステリでないハードボイルドの最高傑作ってことでは、
パパの「殺し屋」を抜くものは、いまだ現れていないと思う。
まあ、本作をノワール（ヒットマン出るし）と見て、広義のミステリと把握
するかの問題はあるけどね。

88 ：

【文芸】北方謙三氏、人生相談で「ソープに行け！」と言ったのは4回だけだった ttp://kamome.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1305022482/

89 ：

懐かしいな、北方謙三の『試みに地平線』
そこのスレ覗いて大爆笑しちゃったよ
オレのイメージは毎回「ソープに行け」と言っていたような気がするが4回しかなかったんだね
ところで、最近はあまり知らないが、初期の桐野夏生のハードボイルドものは大好きだったな
『顔に降りかかる雨』とか『水の眠り　灰の夢』とか

90 ：

>>86
紅の樹がないやんけっ！！
短編集の中で一番面白いのに

91 ：

ちょっと「紅の樹」、立ち読みしてみる

92 ：

このスレ的にはロバート・B・パーカーはどうなの

93 ：

はじめてレイモンドチャンドラーを読みました、鈴木氏訳ですが
村上春樹に似ているなと思いました。

94 ：

>>92
大丈夫だ。問題ない。

95 ：

「大いなる眠り」ってポルノ業界ネタなの？

96 ：

>>93
それは逆です

97 ：

>>93
すみませんが
鈴木氏訳って何ですか。
古い人間なんで
清水、稲葉、田中くらいしか思いつかないんですが。

98 ：

>>95
何でやねんｗ。

99 ：

はじめて、マルタの鷹を読んだが、サムスペードは酷い奴だな
依頼人と寝るなんて鬼畜だよ、マーロウに人気があるのが理解できた

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