放射能に「安全な量などない」:オーストラリア人医師のR・ニューヨークタイムズ和訳 http://onihutari.blog60.fc2.com/blog-entry-46.html チェルノブイリ事故の犠牲者の人数に関しては大きな議論がずっとなされています。 IAEAは約4000人があの事故が原因で癌を発病して亡くなっていると発表をしていますが、 2009年にNew York Academy of Scienceのリポートでは、約100万人の人達が事故の影響で癌やそれ以外の病気にかかって亡くなっているという結論をだしています。 更に、高濃度放射能の放出によってどれだけの流産が起きたかについては、遺伝子を破壊された胎児の人数を知ることはできないのでその犠牲は数に入っていません 広島と長崎のケースから分かるように、癌の発病は何年もの時間がかかります。白血病は5年から10年ですが、癌となると15年から60年かかったりします。 更に、放射能が関係する変異体は劣性的に起こります。つまり、二つの劣性遺伝によって特殊な病気をもった子供が産まれるまでには何世代も時間がかかったりするのです。 原子力事故は決して終わりがないのです。要するに、私たちはこれからの将来にチェルノブイリや福島の事故で拡散された放射性物質によってどれくらいの癌や他の病気が発病されるのかまったく分からない状態なのです。