the open door ギターのベンが脱退、エイミーが中心になって作られた(?)第2作目。 基本的には前作路線の踏襲だけど、前作よりエレクトロニクスが減少しデジタル感が薄れ 緻密だった音がよりシンプルな作りになり、ギターの音がより重くなり前面に出た事で アルバム全体の音が前作よりかなりヘヴィーロック寄りの音になった。 個人的には前作にさりげなく使っていた、寒寒とした冷たいメロディーが失われたのは残念 前作には「かなり浮いた違和感のある曲」が数曲存在していたが、今作ではそういったものがなく アルバムとして統一感があるのは良い。 正直期待してなかったけど予想以上に出来が良くて驚いた作品 前作のファンが求めている音楽と微妙に違うのでそこを批判する人もいるだろうが 特出した曲はないもののABなどの佳曲があるし、全体的に良い出来の良作だと思う。 ただ欲を言うならギター(リフとか)をもう少し捻って欲しかった、正直ギターの面白みに欠ける。 1/2/3/4/F ※ベストチューンはFlacrymosa、ダークでオペラティック、まるでワルツ踊るようなサウンドにやられた。 http://jp.youtube.com/watch?v=oxFvdunfv-4
38 :
乙です 何かもっといっぱいアルバム出してるのかと思ったら、2枚しか出てないんだね
39 :
Apextwin、Squarepusherあたりやってくんないかなあ
40 :
マニックスお願いします
41 :
前スレのトータス貼ってくだしあ
42 :
Husker Duやります Gt/Vo Bob Mould、Ba/Vo Greg Norton、Dr/Vo Grant hartの3ピース。 ミネアポリスの伝説的バンド、結成時にはキーボードもいたみたいです。 「Huske Du」とはノルウェー語で「Do you remember?」の意味で (デンマーク語やフィンランド語、スウェーデン語とも言われたりするけどわかりませんw) 神経衰弱的ゲームの名前から付けられたとのこと。
Land speed record (1981) デビュー盤、ライヴ録音。27分弱17曲だが区切られてなく2曲扱いのアルバム。 ドタバタとした反復運動ハードコア、ボブのギターはカッコイイがオススメ出来ない。 ハスカー、シュガー、ボブのソロ集めた人のコレクション程度で。
Everything falls apart and more (1982) オリジナルがEFAでRhinoから再発されたボーナストラック付きが+and more まだまだハードコアスタイルですがLSR買う位ならこちらをどうぞ。 因みに初期は髭のベース、グレッグも曲を書いてます。
43 :
Metal Circus (1983) SSTデビューEP、この作品が彼らにとって転換期になったと思います。 音圧を極端に押し潰したギターのディストーションはシートメタリックと呼ばれたりしました。 It's not funny anymore、Dianeは言うまでもなく名曲。
Zen arcade (1984) メディアで最も評価が高いのアルバム。レコードだと二枚組、70分を超える大作。 ハードコア、ノイズ、ポップ、不穏なインストあり、最後は怒涛のサイケ。 ストーリー性のあるコンセプトアルバムらしいが英語力弱いので… オルタナのバイブルみたいなアルバム。 Pearl jamのSpin the black circleはBeyond the thresholdのパクりですよね?
New day rising (1985) 彼らを代表するアルバム。冒頭のタイトルナンバーから飛ばしてくれます。 ハードコアとは決別しメロディに重きを置いたスタイルながら疾走感も維持。 名曲多し、圧倒的完成度。一見さんはここから入るのがオススメ。
「新しい夜明け」とは言い得て妙なタイトル、何かが吹っ切れたような傑作です。
Flip your wig (1985) 「ヅラを取れ」バランスが良くNDRよりも好きなファンも多い、これまた傑作。 1年に1枚ペースで作品を発表しているのも驚きですが85年は充実作が2枚も。 ハスカースレでwikiを和訳してくれた人によるとCMJでトップになった初めてのインディーズ作品らしい。
Candy apple grey (1986) ワーナーからのメジャーデビュー、しかしハスカーの国内盤は発売されなかった… 更にぐっとテンポを落としたポップでエモーショナルな楽曲が並ぶ。 Don't want to know if you are lonely等素晴らしい曲も多いが音が悲惨でショボい印象。 パンクっぽさが消えてちゃんと聴いてないと知らないうちに終了してしまいます。 全作品に言えることだがリマスターして欲しい。
あ、シンガー2人とか書いちゃいましたがモッサリ声の髭のベースも歌いますw NDRのI don't know what you're talking aboutは3人のかけあいがカッコ良い。 抱き合わせシングル8 miles high/Make no sense at allとライヴ盤The living endは持ってないので割愛。
需要あるかわからんけど、Blink-182 Cheshire Cat 悪くはないけど、これと言って目立つものはなし 90年代の普通のメロコア Dude Ranch 若干演奏と歌が上手くなった 曲の幅が増えて聴きやすくなった Enema of The State このアルバムで有名になった 以前と比べると音がクリア、よりキャッチーに Take Off Your Pants and Jacket 相当ポップになった 良くも悪くも大衆向けに作られてる わかりやすいのが好きならありかな Blink-182 この盤でガラっとバンドのカラーが変わる 歌詞・音ともに内省的に インディーロックからの影響が感じられる盤 オルタナ好きでも聴きやすいと思う 個人的に名盤
スレ住人の1人くらいしか知らないだろうけどwww 先日解散ライブを日本で行ったレイジングスピードホーンを! ★1st、Raging Speedhorn Voが歌い方も声質も異なるツインヴォーカル編成で 音楽的には、『PANTERA+DOWN』にドゥーム、R&R、ハードコア、デスメタルを混ぜ合わせた感じの音楽性 攻撃性(ドゥームの効果による)音楽的混沌性 は全作品で一番高い作品。 ただ曲個別に見れば良いのだけど、音楽性が拡散されていて纏めきれてない感があり 似たタイプの曲が多いし、(俺は好きだけど)人によっては途中でダレれてしまう人もいるかもしれない。 ただ本編と別扱いのボートラ、シングル曲のJはマジで最高な曲。 A/4/6/G/J ★2nd、We Will Be Dead Tomorrow 格段に成長した2作目。楽曲の完成度が高まり、前作よりテンポの早い曲が増えて いい意味で緩急がついた事によりアルバムの流れも良くなった。 基本的に前作の路線踏襲だけど、纏まりがなかったと感じた部分が改善されていて 前作が本能的、初期衝動で作った作品、本作はそれらを冷静に整理した作品という印象 たぶんバンドの代表作になってるアルバム。個人的にもベスト @/A/B/5/8/
67 :
★3rd、How the Great Have Fallen 今までと少し作風が変わった第3作目。 元々1stからFASTな曲はモータヘッド的なラウドなR&Rやハードコア色が強かったが 本作では更にその色が強くなっていて(比較的キャッチーな)メロも増えた事から かなり聞きやすくなっている。前作には及ばないが良質な作品 @/2/D/6/H ★4th、Before the Sea Was Built ラストアルバムの第4作目。 前作のR&R路線も影を潜め、ドゥーム色を消滅 音も広がりのあるものになり、ダークでゴシック的メロディが強調されていて前作よりも更に聞きやすくなっていが 肝心の(悪くはないんだけど)楽曲レベルが過去の作品と比べると少し弱い感がある 過去3作品に共通して存在していた要素、彼らのあの個性もかなり薄れているし ファンには賛否両論な作品かもしれない。 個人的にはこの路線を発展させた作品を次作で聞いてみたかった。 B/5/7/G/H
オフスプリング Ignition (1992)・・・2nd。良曲はKick Himのみで他はゴミ Smash (1994) 1600万枚以上売った大出世作。 アメリカーナ以降のポップさはなくストレートなパンクアルバム。 Dookieと共にロックシーンに大きな影響を与えた重要作。 Ixnay on the Hombre (1997) 一番ハードロック寄りで名曲多数なのにライブでは軽視されてる。 MOTAはスペイン語でマリファナのこと。メタラーにもおすすめ。 Americana (1998) ・・・超ポップでほぼ捨て曲なしの名盤。人に勧めるならこれ。売上げ1200万枚 Conspiracy of One (2000) 前作の延長線上だが楽曲の出来にばらつきがある。 1番踊れるので家で一人ライブやる人は必聴。 Splinter (2003) ・・・どうしようもない駄作。まともな曲が一つもない。 Rise and Fall (2008) 新規ファン獲得する力はないが、 既存ファンをおおむね満足させる作品。
俺Americana駄目だったなあ アハ〜ン×2ってのが嫌だった なかったのでLimp Bizkitやります 1st Three Dollar Bill Y'all 恐らく一般的に持ってるリンプへの先入観で聴くとちょっと驚くかも 若干音が汚いけどそれもまた良し George Michaelのカバーの「Faith」がヒットしました 2nd Significant Other ニューメタルの代表的な盤といえばこれ 前作より音がクリアに、より重くなった ファンの間では2ndまでが全盛期とされてます 3rd Chocolate Starfish and Hot Dog Flavored Water 一番売れた盤、ただちょっと悪乗りしすぎな感も 自分はパーティアルバムと位置づけてます 音は前作の延長線上 4th Results May Vary ギターが抜けて新しいギターの人が入って出したアルバム ラップがちょっと姿を消して、歌物が増えました リリース当時はボロクソ言われてたけど、今聴くとそこまで悪くない 普段Linkinとか聴いてる人ならこれで入りやすいかも 5th The Unquestionable Truth ギター復帰、なぜかRATM風 悪い盤ではないけどちょっと物足りない 以上Limp Bizkitでした ブックオフで全アルバム絶賛投売り中ですので、興味持てたら是非
>>93のカスのためにレインボウというカスバンドを! 1作目 RITCHIE BLACKMORE'S RAINBOW つまらないカスアルバム、聞く時間の無駄。 2作目 RAINBOW RISING 有名だが、最後の2曲以外はカス曲ばかり。演奏が上手い奴が揃っただけのカスアルバム。聞く時間の無駄 3作目 LONG LIVE ROCK'N'ROLL ようやく聞ける曲が増えてきたキルザキングは名曲。聞く価値はある 4作目 DOWN TO EARTH voグラハムに変更、曲はまーまー。聞く時間の無駄。 5作目 DIFFICULT TO CURE またvo変更、ポップな歌メロが得意なジョーリンに。カバー曲のアイサレンダー以外はゴミ。聞く時間の無駄。 6作目 STRAIGHT BETWEEN THE EYES 全曲並、アイサレンダーみたいな曲もないのでカス、聞く時間の無駄。 7作目 BENT OUT OF SHAPE 全曲完成度高い、名盤と呼べる作品、聞く価値あり 8作目 STRANGER IN US ALL ソロだけど売上のためレインボー名義に。まー悪くはない、暇なら聞けばいいレベル。 結論、ベストアルバムを聞け。カス、ゴミ作品が多いので聞くだけ時間の無駄。 どうしてもオリジナルが聞きたい極Mなあなたには 『LONG LIVE ROCK'N'ROLL』 『BENT OUT OF SHAPE』だけをお勧めする
Ryan Adams前スレから転載 Heartbreaker - 1stにしてこの完成度・・・まあWhiskey Town時代があってこその、この1stだと思う。カントリーやブルースらしい曲が大半を占めて、 エリザベスタウンで再評価されたCome Pick Me Upが入ってるのもこのアルバム。しかし1stでいきなり「Heartbreaker」なんて付けるのがいかにもライアン。 夜中に一人でチビチビ飲みながらつまびくお供に最適。ライブでの定番曲も多く収録されてる。 http://www.youtube.com/watch?v=dRnoh86FD2A Gold - 1stに比べて一気にポップ&開放的になった出世作。日本でもライアンの名が(ある程度は)知られるようになったし、グラミー賞ノミネートもあったり100万枚のセールスも記録した。 ゲストを迎えまくって音が豊かになった事もあって、ライアンの中では一番とっつきやすいかも。逆に、後の作風を考えると作りこみ過ぎててちょっとってファンも少なくない、俺とか。 個人的にはThe Rescue Bluesが白眉の出来だと思います。最近のツアーでのライブverも最高。 http://www.youtube.com/watch?v=1IhDW18rxyY Demolition - ツアーなどで書いた曲をまとめた前作のアウトテイク的な作品。なのでかなりラフだし曲調もバラつきがあってまとまりは無い・・・の割にGoldより数倍良い出来。 これだけ良い曲が詰まってるのにデモ集なんてライアンの才能に嫉妬するわホント。そして彼の作品の中で一番歌詞が良い曲揃いのアルバムだと思う。 http://www.youtube.com/watch?v=KMLd-M98NAU Rock n Roll - 後述するLove Is Hellが「暗すぎる」というレコ社の意向でお蔵入りになってしまい、その後出来たのがこれ。 This Is ItやSo Aliveなどいかにもロックンロールな曲揃いではあるが、完成度という面では(ライアンにしては)かなり低いアルバム。リフもパクりっぽいのが多かったり。 売れるようなアルバムを意識して作ると失敗するという典型的な例だろうか、Wish You Were Hereなんかはライブで聴くとものすごくかっこいいんだけど。 http://www.youtube.com/watch?v=7pue8ubHY9c
117 :
Love Is Hell - そのお蔵入りになったアルバムがこれ。その後2枚のEPに分けて出されたり、結局後でアルバムとして出たり日本盤にはボーナスディスク付きだったり買うときややこしい。 しかし内容はとにかく素晴らしいの一言。歌詞はどん底だけど曲だけみるとそんなに暗くは無いと思うし、何よりアルバムがもつ雰囲気がとても良い。 これを最高傑作にあげるファンも多数だし、ライアンを聴いてみようと思うなら一度は聴いてみて欲しい。ノエル自身がインスピレーションを受けまくったというWonderwallのカバーも収録されてる。 http://www.youtube.com/watch?v=0gVxRvNfFLg Cold Roses - みんな大好きThe Cardinalsとの名義での初作品にして、個人的には一番好きなアルバム。二枚組ではあるが曲数は抑えられててダレる事なく聴ける。 全体的にアコースティックな音作りで、リラックスした質の高い演奏がとても良い。聴く度に新しい発見があるあたり、ニール翁とかザバンドに通じる深さを感じ取れる。 (ボンジョビみたいとかそういう意味でなく)現代のアメリカンロックとして是非評価して欲しいと思います。買うならTonightが収録されている日本盤を是非。 http://www.youtube.com/watch?v=4mD7aooTxVU Jacksonville City Nights - 非常にカントリー色濃いアルバム。演奏は完全に良い意味でユルユルで、良い意味で安っぽい。 決して悪くないんだけど、Cold Rosesと29に挟まれるとどうしても見劣りしてしまう。このアルバムの曲はライブ版聴いた方がしっくりくるかも。 ただ肩の力を入れずに聴けるし、ジャケのように仲間と酒場で飲みながら聴くのが非常に合っていると思います、やった事ないけど。 ちなみにこの頃在籍していたCatherine Popperさんはとても良いベーシストです。 http://www.youtube.com/watch?v=az0Hu2A2EK0 29 - 重い。 Easy Tiger - 前三作を経て、そしてカージナルスとの長いツアーを経て吹っ切れたのか、偉く風通しが良くなったアルバム。 非常にコンパクトにまとまっていて、ライブで練ったおかげか演奏は完璧。ビルボードでも7位になるなど一般的にも高評価になった。 その後に出たFollow The LightsEPをセットにした2枚組が出ているので、買うならそれを。そっちもとても良い。 http://www.youtube.com/watch?v=F6RDTF3TFWE
The Stranglers ヒュー・コーンウェルがバンドを脱退するまでやります 【Rattus Norvegicus】1977 ファーストアルバムの1曲目「Sometimes」がいきなり「いつかおめえのツラを張っ倒す」 で始まり、むかつく女性記者を揶揄した「London Lady」や場末の街角をうろつくしか ない日々の焦燥感を歌う「Hanging Around」などの楽曲と数々の過激な発言や、白Tに 革ジャンのファッション、バイク狂で空手師範のジャンジャックのキャラクター・・・ 全てがストラングラーズ=暴力という雰囲気を醸成する。 それらの曲と、なぜか何年か前にアディダスのCMに使われた元祖ヒップホップ?の 「Peaches」や、ニヒルな歌詞がヤケクソなワルツのような曲調にマッチする 「Goodbye Toulouse」などの曲との振幅の激しさに、この時点でキャリア4年であったと いうバンドの音楽的奥深さを感じる。 バンドのシンボルでもあるネズミと共生する人間を歌った「Down in The Sewer」はプログレ とも言えるほどの構成力と他のパンクバンドとは一線を画した演奏力の高さを見せつける。 サウンド的にはメロデッィクかつゴリゴリのベースに、オルガンをメインにした キーボードが絡み、それをあくまでカッティング中心のギターとリズムキープに徹する ドラムが支えるというスタイルが基本。ドアーズとの関連を言われることがあるが 「キーボードだけ」を取り出して聞き比べたら似てるかな?って程度だと思うが。 ヒューのロックンロール一筋宣言 (Get A) Grip (on Yourself) http://jp.youtube.com/watch?v=9jGqx3sqq-4
125 :
【No More Heroes】1977 サウンド的には1枚目に比べより演奏がタイトにまとまった印象だが歌詞は凄い。 差別語、禁句のオンパレード。「I Feel Like A Wog」のwogは黒人やアラブ人など 白人社会で差別される全ての人種のことだし、「Bring On The Nubiles」でピコピコ キーボードと宇宙人コーラスに乗せて歌われるのは"let me,let me,fuck you,fuck you"だ。 タイトルチューンの「No More Heros」は軽快なキーボードに乗せて"Whatever happened to all the heroes? No more heroes any more!"と連呼し、「Five Minutes」は ナイフ片手に暴虐を尽くす連中へのシンパシーと醒めた視線の入り混じった感情を歌う。 この曲のイントロから歌いだしの高揚感は尋常なテンションではない。 体制へのインテリヤクザの怒りが爆発、ギラギラしたエネルギーが凝縮された一枚。 クールな映像がカッコイイけど、カウンターのせいでほんとに5minuteだと勘違い。 http://jp.youtube.com/watch?v=QEui2pouQWk
126 :
【Black & White】1978 モノクロジャケットに浮かび上がるメンバー。膝を抱えたジャンジャックは胎児の ように無防備だし、うなだれたヒューは首吊り死体のようだ。 アナログ盤では6までがホワイトサイド、12までがよりヘヴイなブラックサイドと 位置づけられたが、機銃掃射のごとく叩きつけるドラムに疾走するベースがグイグイ 引っ張り「俺は俺だけの戦車を乗り回すんだ」と叫びまくる「Tank」から、 「あんたの顔が崩れていくぞ、時間はあるのか」と性急に迫る「Enough Time」まで 全曲異様なテンションのまま一気に突き進む。 レゲエのリズムにリードベースがバリバリ全開の「Nice 'N Sleazy」、ワルツの 調べで工業都市東京を歌う「Outside Tokyo」、"Bring me a piece of my mummy" (日本公演ではmummyを"おっかぁさん"に変えてた)の歌詞が印象的な「Threatened」、 三島由紀夫フリークのジャンジャックが彼に捧げて書いた「Death And Night And Blood (Yukio)」などがお奨めだけど、個人的には良く練られた構成で曲の長さを 感じさせない「Toiler On The Sea」がここでのベスト。 TVショウでのTankとCurfew。オープニングの和やかな雰囲気も彼らが登場するといきなり殺伐。 http://jp.youtube.com/watch?v=TXCRCL0EMV8 youtubeにはNice 'N Sleazyのライブ動画も投稿されてるけど18禁。なぜ18禁なのかは 見てもらえればわかるが、ノーカット版が収録されたDVDは尼で普通に買える。
127 :
【Live (X Cert)】1979 Black & Whiteで初期の頂点に達した彼らは総括的なライブアルバムをリリースする。 日本では色々な伝説を生んだ初来日に重なったライブということもありかなり売れた。 キーボードはスタジオ盤のような凝った音色を使わず基本プレイに徹し、ベースは より重量感を増し、ギターはよりエッジを際立たせ、初期のいくつかの曲(Get A) Grip (On Yourself)、I Feel Like a Wog、5 Minutesなんかはスタジオ版よりもより攻撃性が アップしているこちらをベストトラックとしたい。 ライブアルバムのベスト投票があったとしたら上位に押したいアルバム。
【The Raven】1979 転換期となったアルバム。オルガン主体だったデイヴのキーボードはこのアルバムから シンセサイザーを前面に出し、またピアノでの楽曲「Don't Bring Harry」など新機軸を打ち出す。 バイキングの守り神であるレイブン(ワタリガラス)をバンドの新しいシンボルとし、 タイトル曲「The Raven」ではジャンが今までのシャウトとは違う囁くような声で、 しかし力強く"Fly straight with perfection"とこれからの決意を歌う。 取り上げるテーマもイランのパーレビ王朝の崩壊「Shah Shah A Go Go」、日本の武士道「Ice」、 オーストラリアの核「Nuclear Device」などメンバーが興味を持つあらゆることに広がり、 サウンドもそれに応じて多様性を増し、今までの攻撃性一辺倒なイメージからはだいぶ離れた。 ダブルベースを使用した奇妙なノリの「Dead Loss Angeles」がベストトラック。 シングルカットされたDuchess。 中年聖歌隊に扮したメンバーと「ア〜ア〜!」というヤケクソコーラスがコミカルで面白い。 http://jp.youtube.com/watch?v=UI7Wa637YQo
128 :
【The Meninblack】1981 前作に違和感を覚えた、攻撃的なストラングラーズが好きなファンは、それまでとあまり にも異なるアプローチを持ったこの作品で多くが見切りをつけて去っていった。 前作で一番奇妙な味だった加工ヴォーカルを使ったナンバーをタイトルにもってきた 今作は、ワルツのインスト+宇宙人の哄笑?の「Waltzinblack」で幕を開ける。 全編を通じて、XTCのMUMMERのようなバシャバシャした音色のドラムにボソボソとつぶやく 呪術的なボーカルが乗っかっている。全体の第一印象としては、ずいぶん音空間が スカスカに感じたものだったが、今後バンドはこの空間を生かすサウンドアプローチを 突き詰めて行くことになり、このスカスカの音空間こそが繰り返しこのアルバムを聞かせる 魅力になっている。 収録曲も「Second Coming」や「Two Sunspots」など実は歌えるメロディー ラインを持ったポップな曲が揃っているのだが、とにかく当時はゲテモノ扱いされていた アルバムだったのでそこまで評価が至らなかった。 アルバムコンセプトは人類を超越した存在" Meninblack"についてで、UFOとの関連や キリスト教批判などとも解釈されているが、まずはサウンドをじっくり味わって欲しいアルバム。 who wants the world 本作の前に出たシングルだが結局収録されず。ポップすぎるとの判断か? 書き割りのキーボードを弾きまくる絵が笑える。 http://jp.youtube.com/watch?v=SOXy_brWguQ
129 :
La Folie】1981 イギリスでのバンド史上最大のヒットシングル「Golden Brown」を擁する今作は「愛」が テーマだが、ストレートな愛などどこにも見当たらないのが彼ら流。 「La Folie」はパリの佐川人肉食事件がモチーフだし、ジョンレノンの死に触発された という「Everybody Loves You When You're Dead」はあんまりなそのまんまのタイトル。 "I love the family"と連呼しながら本音は真逆の「Let Me Introduce You to the Family」など、 皮肉がすぎる曲ばっかりで、他のバンドなら暗い曲になるはずの「How To Find True Love And Happiness In The Present Day」でなんかホッとしたりする。 サウンド的にはキーボードがより洗練されキャリアの中でも最も聞き易いアルバムに 仕上がっている。ジャケットはファーストに負けす劣らずのワーストだと思うが。 扮装ものPVでGolden Brown。この曲が売れたというのはポールマッカートニーのMull of Kintyreがバカ売れしたのと同じで、こういう音楽がイギリス人の琴線に触れるってことか。 http://jp.youtube.com/watch?v=oIHBUGvAUMo&NR=1
Aural Sculpture】1984 「現代のミュージシャンは売女であり山師だ。音楽なんて終わってる。ストラングラーズが おまえらにオーラル・スカルプチャー(聴覚の彫像)をお届けしよう」 という挑戦的なアルバムコンセプトをわざわざインナースリーブに印刷した自信作。 「Ice Queen」の途中で初めて導入されたホーンセクションがいきなり華々しく登場するが、 基本的には前作の流れを踏襲し、サウンドプロダクションをより練り上げていったアルバム。 どの曲もポップなメロディを、コーラスまで良く作りこまれたアレンジで包み最初から 最後まで一気に聞かせる良質なポップアルバム。そのサウンドに乗せて歌われるのは 「Let Me Down Easy」楽にさせてくれ、もう恐れるものはない 「No Mercy」毎日奴隷のように働いても人生は無情 「Souls」俺は心を捧げ彼女は魂を喰らう などなどニヒリズムに徹した虚無的な歌詞ばかり。でもそれが心地よく聞こえてしまう。 No Mercy "耳"の悪夢に悩まされる?ヒュー http://jp.youtube.com/watch?v=1BA6HUJ1gFI
【Dreamtime】1986 「どんな罠が待ち受けようとも誇りと強さを持って生き抜いていく」という オーストラリア先住民アボリジニの思想をコンセプトの基にした9作目。 邦題「夢現」がピッタリはまる浮遊感たっぷりのサウンド創りがなされており、 スムーズに流れるようなメロディの曲が多い。「Always The Sun」のサビのコーラスや 「Dreamtime」でぶ厚く繰り返される"SHARE MY DREAMTIME"のコーラス、「Too Precious」 で長めにプレイされるインストを聞いていると、そのまま夢の世界にトリップしそう。 初期のような過激な歌詞を骨太のボーカルで歌う「Was It You?」やアメリカをコケにした 「Big In America」、「Shakin' Like A Leaf」などの曲では前作から導入されたホーンが 巧く使いこなされており、ビッグバンド風の味わいすら漂う。 ビートルズのABBEY ROADやロキシーのAVALONに相当する円熟期の傑作。 Always The Sun 本作以後のライヴで定番となる名曲 http://jp.youtube.com/watch?v=cy9-epdDw9E
131 :
【All Live And All Of The Night】 ここで区切りのライブアルバム第2弾をリリース。誠実という言葉で語られることの多い 彼ららしくX Certとの曲のダブりはなし。ここでの「No More Heroes」はアレンジこそ 大きく変えてはいないものの、ヒューのボーカルはあくまで淡々と抑えて歌っている。 貫禄の「Toiler On The Sea」や重厚なドラミングが冴える「Spain」が聴き所。 「All Day And All Of The Night」はKINKSのカヴァーでシングルカットされヒットした。
【10】1990 このアルバムを最後にヒューが脱退。Aural Sculpture、Dreamtimeの流れを踏襲し、 POPな佳曲が揃えられた小品集的性格のフツーに良いアルバム。 正規にスタジオアルバムに収録されたものでは唯一のカバーの「96 Tears」や、これの アンサーソングのような「Too Many Teardrops」、グループサウンズのような曲調ながら 微妙に音程をハズすボーカルに絡むコーラスがいい味出してる「In This Place」がおすすめ。 96 Tears オリジナルは1966年の"? & The Mysterians"のヒット。 元祖パンクらしく他にDavid Byrne、Iggy Pop、Primal Screamといったところが取り上げている http://jp.youtube.com/watch?v=8YGFDco26FA
>>158 パイ時代のキンクスいきます KINKS 記念すべきファースト。カヴァーも多くオリジナルも荒削りだが、程よくポップで気持ちいい。「You Really Got Me」収録 KINDA KINKS 前作の勢いは継承しながらも、オリジナル曲がぐっと増えた。しかしやや散漫な印象も。 KINK KONTROVERSY いよいよポップセンスが花開いてきた3枚目。曲調もバラエティ豊かになったが、後半ややダレる。 FACE TO FACE 多彩さはそのままにアルバムとしてのまとまりもしっかりしてきた。サイケなジャケも可愛い。 SOMETHING ELSE 名曲ぞろいの名盤。ジャケも最高。「Waterloo Sunset」収録。 VILLAGE GREEN PRESERVATION SOCIETY 初のコンセプトアルバム。晴れた午後によく似合う、ほどよいぬるさの名盤。 ARTHUR … ザ・フー「トミー」より先に出るはずだったが、もたもたしてたら先越されちゃって、パクリ扱いされた悲劇のロックオペラ。内容は良い。 LOLA … またコンセプトアルバム。個人的にあまり好きではない。 PERCY B級お色気モノ映画のサントラ盤。アホくさいインストもあるが、素敵な曲も多数。
Spectrum/Spiritualized +Spectrum Soul Kiss (Glide Devine) Spacemen 3のラストアルバムの前半の雰囲気そのまんま。 音響処理は時代を感じるけど今でも全然聞ける。 Highs, Lows and Heavenly Blows ジャケットからしてあっちへ行ってしまった感があるけど中身はそこまで行ってない。 "Heavenly Blows"の響きがぴったりの甘い感じのゆらめきが続く。おススメ。 Forever Alien 完全にあっちへ行ってしまってもう自分はついていけなかった。 アナログシンセがひたすらニュロ〜ン、ムニョ〜ンっていう。 +Spiritualized Lazer Guided Melodies Spacemen 3のラスト後半からさらに黒っぽさを前面に出した感じ。 元相棒と同じく音は時代を感じるけど今でも全然聞ける。 Pure Phase 仰々しさがいくらか出てきて、最近まで続く路線の感じが出てきた。 曲単体はかなりいいのが多い。おススメ。 Ladies and Gentlemen We Are Floating in Space 前作の仰々しさは引き続き、綺麗にまとめた感じ。 もうSpacemen 3とは完全に別物になっちゃった。タイトルトラックは素敵すぎます。 Let It Come Down 大袈裟すぎて萎えた。 Amazing Grace 聴きどころなし Songs in A&E 聴いてない。
こないだThe Promise Ringのレビュー書いたものですが、 >>232のリクエストにお答えしてJoan Of Arcやります、ただ未聴のものもありますが… 「A Portable Model Of...」 ギターのアルペジオを骨組みにしたポストロック+エレクトロニカ的サウンド、 そして音痴とかヘナヘナという域を超越したTim Kinsellaの歌 彼らの基本的な音楽性は既に1stの時点で完成されていたことがわかる1st 飛びぬけた曲は少ないが、バランスの良いアルバム 「How Memory Works」 1stの路線をさらに突き進めた感じの初期の代表作、 Gin & PlatonicやWhite Outといった名曲を生み出している 「Live in Chicago, 1999」 ライブ盤ではないです、ちなみに私が初めて聴いたアルバムはこれでした ギターのフィードバックにティムの不安定な歌声が乗っかる不穏極まりない@から美しいイントロになだれ込むA〜B 冒頭の3曲の流れの美しさは衝撃的、バンドサウンドにとらわれないアプローチの楽曲も増えてくる 「The Gap」 個人的には一番ぶっ飛んでいて、一番美しいアルバム ストリングスを使ったGの後半の展開は鳥肌物、ポストロック+エレクトロニカ路線の集大成的作品 「So Much Staying Alive and Lovelessness」 エレクトロ要素を減らし、バンド志向が強い作品 全体的に陰鬱でダルい空気が漂う、なんとなくペイブメントっぽい感じも 「In Rape Fantasy and Terror Sex We Trust」 前作と同じ時期に録音された素材を使ったアルバム、未聴 「Live in Muenster, 2003」 ドイツでのライブ盤、Capp'n Jazzを思わせる荒っぽい演奏で自ら原曲Rしまくり ただしこれはこれでと思わせるのが彼らの彼らたる所以 「Joan of Arc, Dick Cheney, Mark Twain」 躍動的なピアノとドラムがストリングスと踊る1曲目は名曲中の名曲 元々ティム以外のメンバーは流動的だったがこの時期のメンバーは異様に多い そのせいかおもちゃ箱をひっくり返したように雑多なアレンジは聴いていて楽しい
238 :
続き 「Presents Guitar Duets」 キンセラ一族とその仲間達が様々な組み合わせでギター2本で演奏する企画盤 キンセラ関連の人脈は個性的なプレイヤーが多いので曲ごとの色がまったく違うのは興味深い 歌は無く純粋なJOAの作品化というと微妙なので、まあ全部集めたい人向け 「The Intelligent Design Of...」 7インチなどの音源を集めたレアトラック集 元同僚のThe Promise Ringの名曲Picture Postcardのカバーも収録 「Eventually, All at Once」 どちらかというとTimのソロ作的意味合いが強く、アコースティックギターが多様されている 彼らの作品ではもっとも地味だが結構いい曲が多い 次作のボートラに本作収録曲@Eのバンドアレンジが収録されているので聞き比べるのも面白い 「Boo! Human」 昨年発売の最新作、これまた多数のメンバーが参加しており Make Believeを含むTimの音楽性をすべて詰め込んだごった煮アルバム 灰汁が濃すぎず薄すぎずの丁度良いバランスなので、これを入門アルバムとするのもアリ ここからはMake Believeのレビューです 「Shock of Being 」 JOAのツアー用編成として組まれた4人組バンド、一言で言えばド変態 Timのまったく自重しないボーカルに、タッピングギターと荒々しいベース、キーボードを同時に演奏するドラムが、 見事に調和しているんだかいないんだか、Bは聴いていて軽くイラッとくる名曲w 「Of Course 」 変態度はそのままに若干メロディアスになった、個人的には一番好き 「Going To The Bone Church 」 一時的にバンドを脱退していたTimが復帰して作った3rd 変態なことは変態なのだが、前2作に比べると落ち着いたというか突き抜け足りない感も 以上。 キンセラ関連は作品の説明が難しく、大変抽象的になってしまいました… 気が向いたらOwenとかもやります
前スレでやってた人いたけど、来日直前ってことでBECKやりまーす Stereopathetic Soul Manure BECKの音楽を表すとき、「おもちゃ箱」とか「ごった煮」という言葉がよくが使われるが、このアルバムは、道端に落ちてるタバコとか10円玉とかキーホルダーとかを拾って袋に入れてみました。みたいな作品。 デビュー前の音源で、言うならばBECK史紀元前みたいなもん。 よっぽどファンじゃなければ買わなくてもいいと思うw けど2006年あたりでライブでやってた「One Foot In The Grave」が入ってます。 Mellow Gold 1曲目は「Loser」 あの名曲。 とにかく緩い、脱力、無気力。 もしBECKを今から聴き始める人になら、このアルバムはあんまりおすすめしないかな。 「Loser」は聴きやすいと思うが、他がノイズが結構たくさん入ってるのでビビるかもしれん。 One Foot in the Grave デラックス盤待ちでまだ持ってない
The Information これは個人的には「Guero」と兄弟みたいな認識のアルバム。 BECKに息子が産まれて、「Cellphone's Dead」では息子の声を入れてます。前作よりもドラムの打ち込みとかベースのビートのノリが良い。これも洗練された感あり。 「Odelay」聴いてみて、BECK微妙かも、と感じた人がいたなら、これか前作を聴いてみてほしいアルバム。 Modern Guilt 去年の夏にリリース。こちらは歌モノ中心。 デンジャーマウスと組んで作ったということで、リズム遊び的な要素が見られます。「Gamma-Ray」を聴けばデンジャーマウスっぽさが分かるはず。「Chemtrails」は、BECKのフワフワしたボーカルと、正反対なドラムの打ち込みが印象的。 トータル30分ちょいという短めなアルバムなので全体を通して聴きやすい。締めくくりの「Volcano」まで、曲の流れも非常に良い。
ミーハーなギタポ好きなおれのレディオヘッド Pablo Honey・・・CreepとHoe Do You?が聴きやすくていい でもあんまり聴かないかな Bends・・・High and Dry,Bones,Just,My Iron Lungがいい けっこう聴く Ok Computer・・・Let Downがいい Paranoid Androidがすごい 通して聴き終わるころには寝てる Kid A・・・なんか恐らく凄いんだろうけどめったに聴かない Amnesiac・・・1曲目から寝れるので重宝している Hail To The Thief・・・2+2=5,there thereがいい でも最近聴かないかな In Rainbows・・・買い方がよくわからなくて1ポンド払ってしまって後悔している アルバムの内容が悪くてってわけじゃなくてお金を払ったことに対しての後悔ね
全然書き込みないようだが Grandaddy Under The Western Freeway インディーローファイポップチープシンセサウンドな良盤 AM180はインディーポップ好きなら聴いておこう 全体通してラフな捻くれポップが良い でもラストトラックから延々虫の声聴かせるのは悪趣味 これがなければまだ評価上がった The Sophtware Slump 前作のラフさは洗練されつつも、捻くれ感残しつつ、より深み増した方向に ポップな曲もあるが全体的に他より暗め。一応これが評価高いらしい Sumday グッドメロディーを追求したポップソング集。一番聴きやすい 前作までの捻くれ感は味付けに使い、メロディー生かす方向 個人的には一番好き Just Like The Fambly Cat ラストアルバムの本作は過去作の要素全部入れようとしている感がありバランス悪い 良い曲あるが詰め込み感がある。悪くはないと思うが…
基本的に駄目男向けです
274 :
駄目男から乙
275 :
駄目男って何?童貞?底辺?非リア充?
276 :
その全てに=であり≠でもある
277 :
Beta Band Beta Band 00年代直前にデビューした、変テコバンド、 The Beta Bandの同名タイトルのデビュー作です 犬猫をはじめとした動物の声のサンプリング、スチールドラム、打ち込みなど、 あれもこれもの国境線知らずの音使いで、 ジャンル不在の無邪気な音楽をひたすら演奏し続けます しかし、子供の一人遊びの如く終りどころの掴めない曲達は、 この作品の大きな欠点とも考えられると同時に、 彼等の個性として呑み込むと、不思議と気にならなくなります 雑多な音数にも関わらず終始一貫しているクールさ、 ふざけているように見えて大真面目な音造りが、それを可能にしているのかもしれません 中古CDショップで絶賛安売り中のこのアルバム、聴いてやって下さい Hot Shots U 前作の好き勝手なやり方からは少し大人しい、 曲としての体裁を整えた、完成度の高いアルバム その分、前作の風呂敷広げ放題な音楽を期待している人にとっては、 若干の食い足りなさを覚えるかもしれません しかし、むしろ、きっちり構図を練り、焦点をしっかり合わせた事により、 彼等のセンスをより深く楽しめることを喜ぶべきでしょう 絶賛投げ売り中のこのアルバム、買ってやってください
278 :
Heroes to Zeros ジャケットからして売れる気を感じさせない彼等は、 今作を限りに「多くの称賛は受けたが、商業的成功は得られなかった」とコメントを残して解散します デビューから変わらずクールであり続けた音も、 今回に限っては、秘めたる情熱をぶちまけた、 ロックアルバムの名にふさわしいテンションとなっています とは言いつつも、相変わらず犬が鳴いたり、ピコピコしたりは健在で、 ベータバンドここにありの、集大成的作品です 棚の片隅にひっそりと眠るこの名作、連れて帰ってやってください 補足 Three E.P.'s 彼等はアルバムデビュー前にEPを三枚だしているのですが、 哀愁漂うバンド屈指の名曲Dry The Rainだけあればいいなら 「Champion Versions」だけ買えばいいでしょう しかし、15分に及ぶ、ペットショップもびっくりの鳴き声ソング、Monolithを 聴きのがしたくないなら「The Patty Patty Sound」も 残り一枚がだんだん気になってきたところで、完成度の高い 「Los Amigos Del Beta Bandidos」を買うべきです しかしこの三枚、嬉しいことに3 EPとして一枚にまとめられているのです! これで素敵なBeta Bandライフをお過ごしください
BLACK CROWES Shake your money maker 90年デビューにも関わらず、70年代丸出し土臭いロックバンドの1st 完成度は高いが、1stならではの初期衝動は抑えめで手堅くまとまりすぎている感も チャック・リーベル(オールマン、ストーンズ参加のキーボーディスト)の客演により2バンドの影響大 The southern harmony and musical companion バンドの最高傑作とされている2nd ギタリストの能力が飛躍的にアップ、1stではかき鳴らしとパワーコード中心だった荒いプレイが今作からリフ中心になり どっしりとしたリズム隊の上で、土臭く濃いツインギターの絡みが展開される 楽器陣に触発されたヴォーカルも、1stの手堅さがウソのような弾けた歌唱を披露 クロウズを最初に聞くならまずこれ Amorica ジャム方面に接近した3rd、パーカッションを加えたバンド全体のうねりは凄いがキャッチーな部分は希薄 衝撃的なジャケットが話題になったが、曲が冗長なのとグルーヴ重視の作風のためファンの間でも賛否両論 曲単位よりも、アルバム通して1つの流れとして聞いてほしい1枚 聞くなら最後 Three snakes and one charm 前作の延長線上にあるジャム路線のアルバム 同じジャム路線でも、曲をコンパクトにまとめフックのあるリフを随所に配したことにより聞きやすさは前作よりアップ ファンキーなナンバーや、ジミーペイジを彷彿とさせるアコースティック曲もいいアクセントになっている
289 :
By your side 前2作の反動からか、吹っ切れたような陽気でキャッチーなロックンロールアルバム ど頭からスピードナンバー2曲が飛び出す弾けっぷりで、ヴォーカルのテンションもシャウト率も高め ギター中心かつアップテンポなナンバーが多いのでエアロスミス好きにもおすすめ キャッチーな中にもクロウズ節がしっかり貫かれており、どっしりしたリズム、オープンチューニングでのスライドは健在 Lions 今までの集大成的アルバムだが、決して焼きなおしではなく培ってきた音楽性をさらに押し進めた意欲作 ドゥーミーな曲あり、もはやハードロックとも言えるヘヴィリフを配したナンバーあり、 ジャム、ファンキー、クロウズ版フォーク、レイドバックナンバーと何でもありの聞きごたえ満点の作品 この作品で燃え尽きたのか、バンドはこのアルバムを機に一旦活動停止に入る Warpaint 1st以来、久々の全米チャートのトップ10入りを果たした復活作であり、最新作 中心人物であるロビンソン兄弟、各々のソロ作が色濃く反映された、クロウズ史上最もレイドバックした作品 もはやベテランバンドのようなグルーヴと間のとり方、これぞクロウズ!の、らしいスライドフレーズ、 長年バンドをやってきたからこその渋さと深み同居したこれぞクラシックロック 新加入ギタリストのルーサー・デッキンソンが本当に良い仕事をしている
290 :
おー今度聞いてみるわ
291 :
アモリカ乙^^
292 :
Aimee Mann 元Till Tuesdayのヴォーカリスト兼ベーシスト。シニカルな歌詞と計算された オルタナサウンドに強み。 上品な楽曲が多く、どうもアメリカ人というより カナダ人といわれた方がしっくりくる。エルヴィスコステロ、ライアンアダムス あたりのソロ、初期のオアシスファーストのコールドプレイが好きな層が好きそう。 Whatever 1st。フォーキーで上品なサウンドが機軸。この系統には珍しく歌詞がしっかりメロディラインに乗っている。 I'm With Stupid オルタナに傾倒。フォーク色は減退。3分程度の出来のいいオルタナロックがズラリ。 Bachelor No.2 マグノリアにの成功により一躍脚光が。ビートルズに通じる秀逸なサウンドで グラミー&アカデミー賞ノミネート。最高傑作。 lost in space 音数を減らし、フォークロック色を強化。コンスタントに秀作を作るとの評価が定着。 The Forgotten Arm 得意の三拍子の楽曲が減少、強めのドラムのビートが利いたロックアルバムに。 ストーリー仕立てで、一曲一曲に繋がりがあり。 smilers 徹底してギターレス&アコースティックに。派手さはないができはいい。
Manic Street Preachers Generation Terrorists 英米で1位を取る宣言して結局何にもならなかったあまりにもクソすぎるデビュー作。 歌詞が過激な割にメロディは普通のポップスで音はグランジ勢のパチモン以下のクソ。 覚えたくもないのに全曲歌詞を見なくても歌えるようになってしまった。 Gold Against the Soul 解散宣言を撤回って言う恥ずかしすぎることを平気でやって作った2枚目の超クソ作品。 相変わらず意味不明な歌詞とメタル崩れのクソサウンドが全編にわたって響く超絶ウンコ。 最終の表題曲のイントロのリフがなった瞬間あまりのクソさにいつも頭を振ってしまう。 The Holy Bible クソがクソを作っても3枚目くらいにはどうかなると思ったが相変わらずクソな3枚目。 日本盤なんてシングルをわざわざ両A面表記にして、誰もクソのA面なんて気にしねーよ。 10周年記念盤なんて作りやがってディスク2なんて夜も眠れないウンコさだったし。 Everything Must Go 自分たちのウンコさにクソなりに気づいたか4REALウンコが失踪した大ヒットウンコ作。 それまでのパンク崩れのクソから更にビッチビチに下ったメロディアス下痢クソ曲に変化。 また10周年盤なんて作りやがってDVD見るためにホームシアターセット買わせられ最悪。 This Is My Truth Tell Me Yours 前作でビチクソは十分なのに更に腹を下したような相変わらずクソすぎる大ヒットウンコ。 日本人にこびたか「Tsunami」なんて曲を作りやがってそりゃ完璧に歌えるっつーの。 クソどもには愛想をつかせかけたが可哀そうなんでシングルもCD1,2含め全部買ってやった。 Know Your Enemy クソが昔のクソに戻りたかったのかいきなりパンク風味になったウンコの中のウンコ作。 シングルのB面にイアンブラウンなんてクソにリミックスさせやがってどう考えてもクソ。 フジロックなんてどんなクソか見てやろうとトラビスの時からスタンばってクソを眺めた。
河村隆一「Love」(97/11/22) 1.I Love You 言わずと知れたソロデビュー駄曲。サビの「〜探してたー、うっふっふ」ってとこがキモい駄曲。 2.好き Say A Litlle Prayerに提供した駄曲をセルフカバー。引き続きキモいです! 3.涙色 酒井のり子(のりP)に提供した曲。ここまで来るとアイドルヲタのカラオケみたいです! 4.Birthday 誕生日にこんな曲をRYUICHIに隣りで歌われたらその日は眠れないかも、キモくて、っていうおぞましい駄曲です 5.Love Song アコースティックな優しい響きに乗せたメッセージが絶望的にサムイです。 6.BEAT 「波乗りに行ったときに出来た曲。波の音が、別れた彼女の声に聞こえて・・・」との事ですが、 何言ってんだおまえ、って感じです!! 7.蝶々 これも酒井法子への提供曲。「女言葉を僕が歌ったら、面白いかなって思って」との事ですが、 ちっとも面白くなく不快な仕上りになってます。 8.Love アルフィーの高見沢作曲。繰り返し歌われるRYUICHIの恋愛観に辟易させられる駄曲です。 9.Evolution アルバム中盤で、ちょっとしたアクセントになっている駄曲。 10.小さな星 セイアへの提供曲。RYUICHIが歌う事によって鳥肌が立つほどの駄曲になってます。 11.Glass ソロ2ndシングル曲。テレビでもよく歌っていたせいか、サビでは高音を張り上げるRYUICHIの顔が浮かんできて怖いです! 12.でも淋しい夜は・・・ まだ続くのかよこのアルバム、って駄曲です。 13.SE,TSU,NA このアルバムでは珍しくアップテンポのアレンジに乗せて歌われるメッセージが圧倒的にウンコです。 14.Love is… 「僕の、究極の理想の愛を歌ってます」との事ですが、そんなのどうでもいいと思える駄曲で幕を閉じます。 総評:全14駄曲という圧倒的なボリュームのソロデビュー作。主婦は狂気し、 LUNA SEAファンはいろいろな意味で腰を抜かした200万枚のヒット作です。 中古屋では100円で売ってました。100円出すのも勿体無いです!
317 :
Maroon5 Songs About Jane メロウなメロディとファンクテイストで頭角をあらわした若手バンド 基本はポップだが、憂いを帯びたSワンダーとでも形容できる美しいメロディラインが心地よく、 クランチリフ+カッティングのツインギターのバッキングがバンドの独自性を出すのに一役買ってます 洗練されたメロディを武器にロングヒットを記録 It Won't Be Soon Before Long 前作のバカ売れがプレッシャーになったのか、長いインターバルをはさんで発売された2nd アカ抜けたダンサブルな曲で幕を明けバンドとしての進化を大いに期待させるが、 その勢いが続くのも残念ながら3曲目まで 4曲目以降は何のヒネリもない凡庸なポップソングが延々と続き、別の意味で涙を誘います 特色であった憂いのメロディとギターカッティングが激減しており、凡作と化してます
3rd「Springtime Can Kill You」 基本的にこの人は金太郎飴でしてw 同じアルバムを三枚レビューしてる気分なのですが、 あえて書くと、少しづつジャズ方面に近寄りつつ音楽の幅も広がってる感じです。 ほんとこの人わざとらしさが一つもない。生活の延長線上に音楽があります。 非常に安定したソングライティングをする人なので、 一枚でも気に入ったら芋づるしても大丈夫です。 4th「The Living and the Dead」 今作で一気に作風が変わりました、だいぶロックに寄りました、 ファンの方はビックリしたことと思います、が、 こんなに大胆でかつ自然な方向転換は見たことがないです。 一曲目のタイトルが「Mexico City」というのですが、タイトルのまんまの音です。 ヴェンダースのロードムービーのような雰囲気です。 恐らくほとんどファンを失うことなくメキシコ方面に軌道修正してくれましたw名盤!
気が向いたらまた、フォークシンガー、SSWらへんちまちまやりたいと思います。
354 :
乙やで
355 :
需要なんてないでしょうがぼくが大好きなのでRaveonettesを The Chain Gang of Love もうジザメリが好きでしょうがないってのが死ぬほど伝わってくるアルバム。 ガレージっぽさがいくらか強いけど全編通して完璧なまでのフィードバック地獄。 この前にEPで「Whip it On」てのが出てるんだけど初めての人はそれかこれがおススメです。 Pretty In Black もう甘くて甘くて大好きなアルバムです。5段階評価なら15くらいあげたいくらい好きで。 ディスト―ションの嵐はほとんど面影なしで、メロディが死ぬほど甘くなってます。 ちょっと他とは毛色の違う「Twilight」て曲があるんですけどね、途中からギターソロから 盛り上がって行くところがあるんですけど、そこで毎回「ウギャー!ワー!」ってなります。 本当にいいんで甘党の人にはめっちゃおススメです。 Lust Lust Lust これが1番最近のやつなんですが、1番ジザメリっぽくなってます。 「Honey's Dead」あたりの感じでしょうか。これはフリーダウンロードのリミックスEPがあって、 それがモノクソ良かったんで興味があればそっちも聴いてみてはいかがでしょうか。 まだ無料で流れてるかはわかりませんけどw
Guns N' Roses Appetite For Destruction 肉食マッチョヤンキーが初期衝動を爆発させまくったモンスターアルバム エアロスミス+少々の初期パンク風味+クイーンといった、ごった煮チンピラスタイルでロックシーンを席巻 変幻自在のアクセルのVoと、ロックンロール馬鹿のスラッシュの豪快なリードギターが暴れまくる様は圧巻 マッチョイズム一辺倒ではなく、隠しきれない毒気とポップセンスをビンビン放つジゴロっぷりも持ち合わせており 絶倫丸出しのえげつなさと、濃すぎるフェロモンが1stにしてこいつらをモンスターバンドたらしめた Use Your Illusion T ドラムがチェンジ、タイトにきっちり叩けるタイプのため作風がカッチリかたまる しかし、薬中でクビになった前任のヘナチョコドラマーが醸し出していた独特のグルーヴが消え去り バンドのごった煮感がなくなったのは完全なマイナス 良質なハードロック作品だが、巧いプレーヤー加入=単純にバンドのレベルアップに繋がる訳ではない 典型的なアルバム 大作バラードのNovenmber Rainのスラッシュのソロはギタリスト必聴 Use Your Illusion U 前述のUse Your Illusion Tと同時発売された実質2枚組 映画ターミネーター2に提供されたロックチューンYou Could Be Mineがヒットしたが、 全14曲中の7曲がバラード調で、アクセルのメロウな一面を存分に発揮したアルバム しかしこのアクセルのバラード指向が他メンバーとの対立を生みバンドを崩壊へと向かわせる ラストに収録されたアクセル自作自演の糞テクノMy Worldがその後の混沌ぶりを暗示している
363 :
Guns N' Roses 続き The Spaghetti Incident 遅々として新譜の製作が進まないため、息抜きとしてリリースされたパンクカバー集 50'sドゥーワップのカバーSince I Don't Have Youだけは異質で面白いが、 あとは特に驚きもなくはっきり言って単調 ベースのダフがリードヴォーカルをとっている曲があるなど、ただのお遊び 完全なファン向けアイテム アクセルとバンドの対立構図はかわらず、紆余曲折の末ガンズはアクセルのソロプロジェクトと化す Chinese Democracy 糞
よく考えたら★評価いらなかったじゃんねwwwww 邦楽板の同スレの癖が出てしまった…ごめんなさい ついでにずっと心残りだったBECKの未消化分のレビューを消化します 「Sea Change」 最高傑作の呼び声が高い一枚。これ以上ないほど素直なポップソングが続く。 歌詞もいつもの奇々怪々な世界から急に自分の心情を描いた繊細なものに。 普段の作品では見過ごされがちな彼の作るメロディの優秀さが堪能できる秀作。 もしかしたら(音に加工は施されているが)「One Foot in the Grave」よりも素朴な作品かもしれない。ナイジェルGJ しかし自分にとってはこれが一番って感じではないかなー…でも「Mutations」よりはずっと好きだ。 お勧めは「Lost Cause」「End of the Day」「It's All In Your Mind」「Sunday Sun」 「One Foot In The Grave Deluxe Edition」 「One Foot in the Grave」のデラックスバージョン…だが、ボーナストラックが13曲(!)追加され、最早全くの別物。 日本盤にボーナストラックとして収録されていた7インチ「It's All In Your Mind」の3曲を始め、 ラジオやライブのみで発表されていた未発表曲をこれでもかというほど収録。 これがまた今までお蔵入りだったのが惜しくなる名曲の連続。あの「One Foot in the Grave」のスタジオバージョンや、 軽快でかわいらしい「Teenage Wastebasket」、「Asshole」に負けず劣らずの哀愁を放つ「Axe Ex」などなど… そして本人監修によるリマスタリングがいい。今まで聴いたリマスタリングの中で一番いいかもしれない。 お勧めは「Mattress」「Teenage Wastebasket (Erectlic)」「Favorite Nerve」「Axe Ex」 ちなみに「Axe Ex」は海外盤では「Burning Boyfriend」というタイトルになってます。 あと、「Piss On the Floor」は海外盤では「Piss On The Door」になっている。この変更にどのような意味があるのかは謎。
376 :
「MODERN GUILT SPECIAL EDITION」 「MODERN GUILT」の日本限定スペシャル盤。 しかしZuccaとのコラボによるエコバック付きのスペシャルパッケージとなっていてかなり法外な値段。 しかも3000個限定…。ボーナストラックの4曲は良曲ぞろい、更にPVを収録したDVDも付いてるナイスアイテムなのに 余計なことをしてくれたせいでぜんぜん勧められないアイテムになってしまった。 お勧めは「Vampire Voltage No.6」「HALF & HALF」「Necesurry Evil」「Youthless」のPV
377 :
大量レビュー乙です
378 :
前スレでGuided By Voicesをやった者です。 眠れないのでGBVのボーカリストにして首謀者のRobert Pollardソロ行きます。 アルバム歯欠けなのは勘弁。 "Not in My Airforce"1996 初ソロ作。以後の作品と比べるとローファイ・ラフな作りながら、ニョロニョロと流れ出るポップさ/美メロは その筋の人にはたまらない出来。 "Waved Out"1998 前作よりもバンドサウンドが前面に押し出されてた内容。開放的な曲と内向きな曲が混在してる。 全体はやや薄暗い雰囲気だけど、メロの輪郭がはっきりした曲が印象に残り、前作より親しみやすいかな。 "Kid marine" 1999 音のスカスカ度アップで、ペイヴメント(あんま詳しくないけど)っぽさもアップな気がする。 これだ!という1曲は無いながら、ゆる〜く心地よく流れていきます。 "Speak Kindly of your Volunteer Fire Department"1999 後期GBVギタリスト、ダグギラードとのコラボ作。 こいつは傑作。GBVの同時期の作品に比肩するポップさがある。 音もいい塩梅にタイトになって安定したローファイさ(矛盾してるか)が楽しめる。 "Calling Zero"2002 「Go Back Snowball」名義でSuperchunkのあの人とのコラボ。歌はrobert、演奏はsuperchunkの人。 でもsuperchunk色は皆無、捻りの効いた宅録インディポップの上で相変わらずのロバート先生が歌いまくります。 "Fiction Man"2004 やや暗め、シリアスめな印象。ジャケもそんな感じね。他のアルバムよりも地味か?全然悪くないけど。
379 :
"From a Compound eye"2006 GBV解散後の初ソロ。嬉しい26曲入り。内容はコレまで以上にバラエティに富んでる。 この辺からローファイさは徐々に薄れてきて、しっかりタイトにバンドサウンドを聴かせてくれる曲が増えてきてる。 "I'm Strong Lion"って曲が凄いんだ。1分間ポップ。ポップの塊。 "Normal Happiness"2006 「Rhoda Rhoda」っつう曲がスンバらしいんだ。歌に希望を感じるね。 洗練されたインディポップ。全体的にはまあいつも通りのアルバム。Rhoda Rhodaじゃないけど↓ ttp://gbv.com/sounds/supernaturalcarlover.mp3(オフィより)これも名曲。 "Coast to coast carpet of love"2007 過去最高にロバート特有のエグみの少ないメロディアスな傑作。ロバート先生入門ならばこれを。 本当はGBVのベストが一番だけど。 ローファイさや所謂インディっぽいショボさを求めるには曲は整っていすぎてるけど、自分は大好きです。 ttp://gbv.com/sounds/currentdesperation.mp3(オフィより)メロが美しいです先生! "Robert Pollard Is off to business"2008 10曲入りと曲数は減り、1曲の尺も3分くらいのものが増えた。さらに1曲を煮詰める方向に行ってるみたい。 GBV初期〜中期ののガタガタサウンドからは大分離れたような。クオリティは高く成熟してます。 "The Crawling Distance"2009 目下の先生名義での最新作。落ち着いた歌い口の曲が主ながら、ハイテンションなイカれた曲もバッチリ。
380 :
いいねいいね
381 :
ID:hDCbxhBy あんたの文章好きだよ
382 :
Norah Jones Come Away With Me ノラのスモーキーなヴォーカルを最大限に生かす最高の完成度を誇る1st ジャジーな作風と、癒しの美声からなる楽曲群はまさに一家に1枚レベルの名盤 グラミー総ナメの実績は伊達じゃない 本人のピアノも○ Feels Like Home 前作のジャズテイストよりも、カントリーに比重をおいた2nd 悪くはないが、これといったインパクトのある楽曲がないため地味にうつる 1stを聞いて気に入ったなら迷わず買い Not Too Late 全曲本人が作曲を手がけた意欲作だが、完全な失敗作 暗く内省的なミュージカル風の楽曲はビョークの二番煎じで、勘違いもはなはだしい 作曲センスはゼロでこれまで積み上げてきたキャリアを総崩れさせた駄作 声ファン以外が買うと後悔すること確実
Hefner イギリス産の繊細ヘッポコ胸騒ぎギターポップバンド。1996 - 2002。 本国ではそこそこ人気あったみたいだけど、日本ではさっぱり。 全作国内盤出てるのに… 歴史に埋もれてしまわぬよう、絶賛安売り中のお近くの中古CD屋でお求めください。 "Breaking God's Heart" 1st。ちょっと神経質な細いギターサウンド。ポストパンクの影響がどうのって解説にあるけど、 ポストパンクには詳しくないのでよくわかりません。「こいつ絶対にメガネかけてる」と聴く者に 想像させるようなか細くヘナチョコな歌声がやるせなきセンチメロディを歌う&感情に駆られて叫ぶ。 この苦しげな叫び声に僕は惚れました。結構日本人にも親しみやすいメロディ作りなんじゃないでしょうか。 "The Fidelity Wars" 傑作2nd。名曲多数。1stよりも僅かに重心を落としたサウンドとなり安定感アップ。 曲の質も非っ常に高いです。個人的に、同時期にWeezerのPinkartonを聴いていたんですが、 本作の曲群は全盛期のリバースクオモに比肩する出来だとずっとずっと思っていました。 "The Hymn for Cigarettes" 名曲です。後半の展開に胸が熱くなってきます。 http://www.youtube.com/watch?v=UqzDTBjt0FA
387 :
"We Love The City" 3rd、これも傑作。これまでのような高ぶらせた歌声は抑え目に、一歩大人に成熟したメガネ。 神経質なギターは大分丸くなり、ゆったりと暖かいサウンドを聞かせてくれる。 "Greedy Ugly People" BBCライブ音源ですが名曲です。 http://www.youtube.com/watch?v=ICCQxAtDgM8 "Dead Media" 4th、これまでと一転し80'sなエレポップサウンドを大幅に導入した最終作。 ギターポップ⇒エレポップと方向性は変わりましたが、全体的な雰囲気はあんま変わらず、 3rdが気に入ればすんなりいけます。でもこれまでの作品と比べると小粒な曲が多めかなと。 デスキャブのPostal Serviceファンは、本作収録の"When The Angels Play Their Drum Machines" 聴かなくちゃダメです。Youtubeは無し! "Boxing Hefner" 3rd以前のシングルB-side集。これが凄く質の高い曲満載。最高傑作といってもいいかも。 ボーカリストのDarren Haymanは現在ソロとして活躍してるみたいです。 この歌声に惚れたならソロも是非。来日はしないと思いますが。
388 :
乙です。
389 :
今月35年ぶりに新譜が出るらしいムタンチスをレビューさせてもらいます。 Os Mutantes(1968) ムタンチス同様1960年代末に現れたノヴォス・バイアノスが、広いバックグラウンドから無駄な部分を省いて、 比較的シンプルでストイックな音楽に変換することに成功したのに対して、 このムタンチスのデビューアルバムは何も省くつもりがありません。 サンバだろうがサイケだろうがその他諸々のポップミュージックだろうが何一つ削ることなく、 そして多分シンプルなサウンドに凝縮させる技術が欠けているわけでもなく、 単純に“好きな音楽は全部そのまま使ってしまおう”という貪欲な精神が垣間見えます。 サイケデリックなサンバ「Minha Menina」「Bat Macunba」や、秘境的な「Adeus, Maria Ful」など、聴き所は少なくありません。 Mutantes(1969) 1stと同じタイトルなので紛らわしいことこの上ない2ndアルバム、内容のほうも1stの延長線上です。 1stもいい加減おふざけが過ぎるアルバムですが、こちらはさらに上を行った遊び心満載のアルバムです。 ただちょっと遊び心が前面に出過ぎていて、楽曲の美点が隠れてしまっているように感じる曲が幾つかあるように感じます。 あとストリングスにエレキギターを乗せるやり方とか、う〜ん、何と言うか・・・良くないと思う。 しかし同時にこのアナーキーなミクスチャー性が彼らの魅力でもあるのでしょう。 カラフルでサイケデリックでコミカルな印象が一人歩きしているムタンチスですが、 私の意見では「Fuga No U」のようにしっとりとした抑え目の美しい曲でこそ彼らの本領が発揮されると思います。
390 :
A Divina Comedia Ou Ando Meiodesligado(1970) ゾンビーズのあの曲を思わせるイントロが印象的な「Ando Meio Desligado」で幕を開ける3rd。 詩聖ダンテからタイトルを拝借し、ジャケットも神曲地獄編を思わせるような只ならぬ雰囲気を醸し出していますが、 内容は別に神妙でも何でもないということは「Quem Tem Medo De Brincar De Amor」などで明らかです。 本作も今までの路線を継ぐものですが、フラワー云々よりも英米ロック志向が強くなり、装飾がやや削ぎ落とされています。 オルガンの大袈裟な使い方なんてまさにそれです。 相変わらずカラフルですが、サンバな曲がほぼ皆無なのはMPB好きには残念でしょう。 後半は地味な印象が拭えない・・・と早とちりして最も攻撃的なラスト「Oh! Muiher Infiel」をお見逃しなく。 Tecnicolor(1970) フランスで録られた未発表アルバム。 基本的に収録曲は再録(或いはこの時点での未発表)で、だいたいの曲はサイケ色がかなり抑えられ、 ノイジーで骨太なギターもほとんど廃されていて、ある意味で最もムタンチスらしくないアルバムとも言えます。 これまでに「ムタンチスの魅力は色彩豊かでサイケデリックで混沌とした音楽性」という旨のことを 再三繰り返してきましたが、私個人はシンプルなこのアルバムが一番好きだったりします。 個人的にはこの路線のアルバムも連発して欲しかった。 そしてこれらの控えめな再演の中でもとりわけ素朴で甘く優しい「Baby」。 これが最高に好きで、何度聴いても溜め息が出てしまいます。 メランコリックな夏の夕方、涼しい窓辺で聴きたいアイスクリーム・フレイヴァーな一曲。
391 :
Jardim Eletrico(1971) 『Tecnicolor』収録曲の再録が数曲、それに加えて同じような毛色の曲が数曲といった具合の4th。 サイケで派手でキャッチーでエフェクトを駆使した曲が多く、バラエティに富んだアルバムです。 しかしこのアルバムを聴くと、ナディア・ブーランジェが若き日のエグベルト・ジスモンチの曲について指摘した、 「悪くない曲です。しかしこれらの曲のどこにブラジルらしさがあるのでしょう?」という言葉を思い出します。 Mutantes E Seus Cometas No Pais Do Baurets(1972) これまでのアルバムと特に代わり映えのしないカラフル、サイケデリック、云々・・・な5thアルバム。 本人たちがよく飽きないな、と個人的には感心してしまいます。 何か新しいことに気付かせてくれる音楽というのは、きっと素晴らしい音楽だと思います。 私がこの五枚目のアルバムまでレビューしていて遂に気付かされたことは、 実は私は全アルバムをレビューするほどこのバンドに思い入れを持っていない、ということです。 A E O Z(1973) Tudo Foi Feito Pelo Sol(1974) ヒタ・リー脱退後に録られた6,7枚目のアルバム。 彼女のいないムタンチスは私にとってまるでペリーのいない黒船、鳳凰堂のない平等院のようなもの。 さらに2枚ともプログレに強くインスパイアされたアルバムで、プログレに不案内な私にはほとんど魅力が解りません。 しかしプログレ好きな人でもそこまで有難がるような内容ではないと思います。・・・多分。 総評: 60年代末のブラジルで最も先鋭的だったトロピカリア、 その参加者の中でも当時最も進んだ音を出していたのがこのムタンチスだったのではないでしょうか。 最近はあまり聞かない言葉ですがミクスチャー、クロスオーヴァーなどと呼ばれる音楽に彼らが残した功績は少なくないでしょう。 しかし、トロピカリアの中では古臭い音を出していたナラ・レオンの音楽が現在でも耳に新しく響くのに対し、 当時の最先端を走っていたであろうムタンチスの音楽は今となっては少し風化してしまっているように思えます。
392 :
おつ! てか、人いなすぎw
393 :
ID:3+l0zIZpのレビューよかったで!
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UK新人あたりお願いします
395 :
誰かPearl Jam頼む
396 :
んじゃPearl Jam 1st/Ten 言わずと知れたグランジの金字塔 Nevermindの前月に出ており何かと比較されることも多い HR寄りの楽曲が多く、そちら方面の人でも気に入ると思います 実話を題材にしたJeremyの歌詞に衝撃を受けたのも学生時代の思い出になっています 個人的に本作か次作がベスト 2nd/Vs. アメリカンロック色が強まった作品 前作とドラムが交代し演奏にメリハリがつきダイナミックになりました 最初はタイトルがなく便宜上付けられたそうな 当時の売り上げ最速記録を樹立し、まさに絶頂期にあったと言えるでしょう 代表曲Rearviewmirror収録 3rd/Vitalogy 転換点となった作品 グランジムーブメントという一つの時代が終わろうとしていた空気が伝わってくる 全体的にささくれ立った荒さを感じます 序盤に置かれたパンキッシュなSpin the Black Circleには驚きました アコースティック感覚溢れるBetter Manも沁みますね 奥深いアルバム
397 :
4th/No Code 何気に今作から入りました この頃からフーを引き合いに出されることが増えたような 一聴して分かるキャッチーさはないが、どんな時でも自然に耳に入ってくるスルメ盤です 優しい気分になるWho You AreとOff He Goesがお気に入り 余談ですが、ケースを広げるとピラミッドみたいのが浮かび上がります 5th/Yield 前作が取っ付き難かった分、本作で少し揺り戻した感じです 久しぶりにPVが作られたDo the Evolutionでの叫びがかっこいい エディーは元気良い方が魅力的だと思います 6th/Binaural 大名盤だと思います 枯れた音像を通して伝わる情熱が作品一杯に詰まっていて感動しました Light Yearsとか静かな感じなのに凄い熱いんですよ PJって初期の爆発的な勢いと後期の老成した感覚に分けれると思うんですが、今回はその両方を上手く合わせたような このキャリアの重ね方は理想的です 7th/Riot Act 実は買い逃して以来そのままなので勘弁して下さい 8th/Pearl Jam セルフタイトルにして心機一転 メッセージ性がストレートになって、音も現代的になりました World Wide Suicideの同時代性にこちらもやる気が出ます 次作はもっと弾けるんじゃないかと期待
398 :
B Sides/Lost Dogs B面とレアトラック集 とりあえずYellow LedbetterとLast Kissは押さえておくべきです このバンドは後期だとかなりコマーシャル性が薄れるんで順番に聴いた方が入り易いと思います 全く関係ないけど、その内Dead Can Danceやるつもりです
パイ時代以降のキンクスいきます。まずRCA時代。 マスウェル・ヒルビリーズ(1971.11.24) - Muswell Hillbilies 多額の契約金で移籍しての(このお金を利用して後にレーベル、スタジオを立ち上げる)RCAでの第一弾アルバム。 コンパクトなヒット曲を期待したRCAを見事に裏切る地味な曲の数々。 案の定イギリスではチャートインせず、アメリカでも100位。 しかしこれは傑作。個人的にはキンクスベスト3に入るアルバムです。 コンセプトアルバムばかりのこの時期のアルバムの中でも最もとっつきやすいと思います。 この世はすべてショー・ビジネス(1972.8.25) - Everybody's In Show Biz 気だるいアーシーさ(?)はそのままに、今回はスタジオ録音とライヴとの2枚組。(CDでは1枚) スタジオ録音は前作に比べるとやや散漫な印象ですが、「セルロイドヒーローズ」等印象深い曲も多数。 このころからブラス隊もメンバーとして加入しており、ライブ盤ではそのてんやわんやさが伝わってきます。 プリザヴェイション第一幕(1973.11.16) - Preservation Act1 ファンの間でも賛否両論の作品。最初の1枚には絶対お勧めしません。 この頃には女性コーラス隊も加入し、まるでポリフォニック・スプリー。 プリザヴェイション第二幕(1974.5.8) - Preservation Act2 今回は2枚組。ロック色はさらに後退、ナレーションだけのトラックも多く、ストーリーも奇抜。 まさに踏み絵のような作品です。 ちなみに俺は嫌いじゃないです。 ソープ・オペラ(1975.4.25) - Soap Opera 前作までのズンドコ路線は引き継ぎながらも、若干ギターの活躍が増え、かなり聴きやすくなりました。 曲も粒ぞろいでストーリーも分かりやすく、個人的も大好きな作品です。初めての人にもお勧め。 不良少年のメロディ?愛の鞭への傾向と対策(1975.11.17) - Schoolboys in Disgrace RCA最終作。ブラス、コーラス隊が抜け、再びロックバンドへ。 コンセプトアルバムではありますが、今まで沈んでいたギターが大活躍、来るべきアリスタ時代を予感させます。 こちらも初めての人にお勧め。
406 :
続いてアリスタ時代のキンクス。 スリープウォーカー(1977.2.12) - Sleepwalker シンプルなバンド構成、楽曲もキャッチーになり、RCA時代に比ベ格段に聴きやすくなってます。 現行CDはボーナストラックも充実。アリスタ時代の最初の1枚には最適です。 ミスフィッツ(1978.5.17) - Misfits アリスタ時代の作品の中では最も落ち着いた内容。(悪く言えば地味) しかし「ロックンロールファンタジー」等聴きどころも多数。ジャケも印象的。 ロウ・バジェット(1979.7.10) - Low Budget レコーディング期間1週間、製作費用も従来の1/3。 安く仕上げたのが功を奏したか、アメリカでゴールドディスクを獲得する大ヒット作となりました。 内容的にはパンクとディスコを意識した曲が多く、やや時代に囚われた感はありますが、 メロディはいつもの高品質なのでご安心を。しかしジャケデザインは最悪。 ワン・フォー・ザ・ロード(1980.6.4) - One For The Road ロウ・バジェット発表後のツアーの様子を収めた2枚組ライブ盤。(CDは1枚) この頃の彼らの人気がわかる熱狂ぶり。選曲も良いので初心者にもお勧め。 ギヴ・ザ・ピープル・ホワット・ゼイ・ウォント(1981.8.26) - Give The People What They Want ロウ・バジェットからディスコ色が抜けよりハードになった印象(特にギター、ドラムの音がメタリックに)。 ジャケは酷いけれど、タイトル曲、「デストロイヤー」「ベターシングス」等いい曲多し。 ステイト・オヴ・コンフュージョン(1983.5.24) - State Of Confusion 収録曲の「カムダンシング」が大ヒットしたこともあり、このアルバムも売れましたが、 (日本でも当時来日公演の影響もあり、彼らの作品で1番売れたそうです。) 内容は少し息切れ気味のように思えます。ジャケも相変わらずです。 ワード・オブ・マウス(1984.11.19) - Word Of Mouth アリスタでの最終作。ジャケはアリスタ時代でも最悪のカッコ悪さ。売上もいまいちでした。 しかし個人的にはアリスタ時代で1番の愛聴盤。レジに持っていく勇気さえあればお勧めの1枚です!
モデストマウスとりあえず名作3枚 1st This is a long drive 刻まれるような変則ギターと変なボーカルで一躍インディ界の顔かつ異端児になった1作目。 まだ青いけどリリカルな面とこのやるせないひりひりした虚無感というか緊張感というか空気感は後の作品より 上と見る目もある。 2nd lonesome crowded west 2作目にしてこの達観ぶり。前作よりもエッジ効いててロックしてる印象。鋭角とはこのことよ。 とにかくかっこいい。初期傑作3枚のうち一番一般ウケしそう 3rd moon and atrantica 前2作で極めてしまったと思われた計算し尽くされた隙のなさが更に洗練された最強の1枚。 複雑な曲構成や演奏は一聴してはまるもんでもない。マスロック好きにも受けそう ベクトルこそ違うが、俺は2000年代のスパイダーランドといってええと思う。 。
★TRAFFIC AND WEATHER イマイチ。 アルバムの核になれる曲がないし、下手に踊れる曲を書いたもんだから、いままで聴いてきた人には賛否両論が起こる。 売れたかったのかなあ…。 ライブ映えする曲はあるので、たまに聴くくらいでいいです。 ★B SIDE 2枚組。ファン向け。 KINKSのカバーBETTER THINGを入れてないのは納得がいかん。
440 :
トラブルドタイムズは名曲だよな 乙
441 :
出来ればブライアンアダムス誰かお願いします
442 :
出来ればライアンアダムス誰かお願いします
443 :
ネタだろうけどライアンはもうあるぞ
444 :
いくつあってもいいじゃん
445 :
( ゚д゚)・・・
446 :
Roosterのレビュー酷すぎワロタ セカンドそんなに悪くないと思うから俺も書く ROOSTER 1stアルバム、良い曲が多い名盤 内容は印象的なギターリフで気分を盛り上げる曲が中心でバラード曲が少々といった比率だ このアルバムの雰囲気(クラシックロックかな?)がいかにもROOSTERって感じの個性があって このクオリティで似た雰囲気を持つバンドはなかなかいないと思う あとバラード曲のギターソロは簡単だけど泣ける、コード進行がちょっと特殊だからかもしれない Circles and Satellites 前作と比べるとポップな感じになったアルバム Gtの音が軽いものが多くギターソロがある曲が大変少なくなってしまった しかし、クオリティ自体は前作と比べるとやや劣るといったレベルなので ちょっとポップな感じでもOKな人はこちらの方が好きという場合もあると思う ちなみに自分は1st>2nd、一番好きな曲は1stのSTARING AT THE SUNかな!
447 :
(, `●´ ) ポクの大好きなPrimusのアルバムでもやるポ!アルバム一枚のレビューの文章量は平均3行〜5行くらいが妥当かな? 1st Frizzle Fry ファンキーなリズムにベースの変態的なボーカル・タッピング・スラップベースに加え、トリッキーなメタリックでヘヴィなギターサウンドに バリエーション豊富なツーバス使いの多彩なドラム。1stの時点で既に何処か突き抜けた感でるくらいのアルバム。入門編にもお勧め。 楽曲はアルバムと同名曲のFrizzle Fryの後半に来る怒涛の演奏が特にお勧め。スリーピースながらサウンドだけでハイになってしまうアルバム。 2nd Sailing the Seas of Cheese Primusファンの間では傑作との声が高いその変態ソング集が散りばめられた名盤。 6弦フレットレスベースを超絶技巧で歌いながら弾くこのレス・クライプールの才能が完全に開花したアルバム。 全体的に1stの頃のギターがノイジーなサウンドになりメタリックさは後退、ファンキーさ変態さ増大。初めての人は引くかも。 Tommy the CatとJerry Was a Race Car DriverがはPrimusの中でも上位を争う超変態名曲。 3rd Pork Soda Primus史上最も商業的に全米に4位に食い込む程何故か相当売れてしまった名盤。前作から更にプログレッシブな アプローチも凄く、2曲目のMy name is mudはもうギターサイケデリックでノイジーでぶっ飛んだギターにゴリゴリベース、 重量感溢れるドラミングの名曲。それ以降もウッドベースとかインストなどの実験的ながらもファンク性を失っていないけど 何がなんだかわからないけど何故か売れたアルバム。
448 :
4th Tales From the Punchbowl 自分が大傑作だと感じるアルバム。ファンク性をこのアルバムでまた前進させたがメタリックな感じはせず ハードでトリッキーな演奏はとにかく初プライマスにピッタリ。 大傑作だと感じずにいられない程の名曲揃い。後半にはドラマーのジャム感溢れるドラムに前作のプログレッシブな 面に通じる楽曲もあり総合的に一番バランスがいい。 5th.The Brown Album 残念なことにドラマーが脱退し代わりに入ったドラマーも上手いのだけど全体的にベースもギターも ファンクなんだけど何か物足りなく感じる。ファンク性やヘヴィな感じもあるのにリズムが余りにも正統派過ぎるのだろうか? タイトな演奏でサイケ的な感じは完全に感じなくなった。他バンド比べたら明らかに変だけど乾いた音になったと感じる。 6th.Antipop Primusの中じゃ実質上一番ポップです。リンプのフレッドがプロデュースに参加してあるだけあって、かなり時代を反映してるアルバム。 自分初めて嵌ったきっかけのLacquer Headは一聴の価値あり。リズムは正統なんだけど前作よりも音の埋め合わせがとても上手い。 一番ポップメロディーにファンクメタルなし上がりに成ってるのでかなり聴き易いです。
The Kills Keep on your mean side ストロークス以降のガレージロック全盛にリリースされた1st。 歪んだギターとやさぐれ一辺倒の女性ボーカルに終始し、飽きる。 未だに2002年〜2003年のガレージロックを聞ける人におすすめ。 No wow 前作の雰囲気を支配していたギターは若干後退し、 打ち込みを効果的に使うようになった。 音がすっきりした分、女性ボーカルの個性と魅力が際立つ作品。 Midnight Boom 前作よりもさらに歌にシフトした印象。 ボーカルの表現力はさらに増し、ギターも抜き差しが上手くなった。 「Tape Song」や「Black Balloon」のようなジリジリと絡みつくような曲や 「Sour Cherry」や「Cheap and Cheerful」などのラジオ向けの曲が 不思議と一体感を持って同居している、傑作です。
Sparklehorse 1.Vivadixiesubmarinetransmissionplot 音楽業界に幻滅して田舎に引きこもって作ってみました。テーマは牛。 2.Good Morning Spider 前作がすごく評判よかったんでまた頑張ってみました。テーマは鳥。 3.It's a Wonderful Life そろそろネタ切れしそうなんで色んな人に手伝ってもらいました。テーマは犬。 4.Dreamt for Light Years in the Belly of a Mountain ネタがなくなりました・・・。動物入れるの忘れたし。 R.I.P. マークリンカス
486 :
It's a Wonderful Lifeは墓に持っていきたい
487 :
Dreamtは普通に良作だと思うけどなあ、歌詞がいいよ歌詞が
488 :
ジャケット見た感じ1stからのまとめ的な作品だと思ってた
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MAGMAおねがいします
490 :
テスト
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簡単にJAY-Zの中〜後期の代表作2枚だけをレビューしてみようと思う。 *ザ・ブルー・プリント 数多いバックカタログの中でも最高傑作との呼び声高い01年の6th。 #2〜#8までの流れは素晴らしく、「Takeover」、「Heart of the City」、「Girls, Girls, Girls」、 そしてジャクソン5をサンプリングしたキラートラック「Izzo」など ライブの定番にして燦然と輝くクラシックを多数収録。 デキる男の背中が醸し出すのは良い仕事ぶり。渋いジャケもキマッてる。 *ザ・ブラック・アルバム ラッパー引退を表明し(後にカムバック)、当時のラストアルバムとして発表された8作目。 引退作と銘打っただけに、キャリアを総括したような多彩な内容。 それゆえ曲ごとに流れが散漫な印象もあり、やや着膨れした感もあるものの、基本シングル集のようなアルバム。 「Encore」、「Dirt Off Your Shoulder」など大ヒット曲を収めるが 何と言っても、本家JAY-Zスレでも1番人気な「99 Problems」の存在が異彩を放つ。 AC/DCの「Back In Black」のリフを使った必殺ロック・チューンは破壊力抜群。 ご存知グラストンベリーで話題をさらったオープニング披露であり、ロックリスナーでも一聴の価値ある名曲である。 ・99 Problems http://www.youtube.com/watch?v=d_eU-bGxvtw ・Encore(Linkin Park Mush Up MIX 'Numb/Encore') http://www.youtube.com/watch?v=ofmSiWSl5dU
492 :
age
493 :
all time lowと3oh3はアメリカですごい人気です。
494 :
フランク・ザッパとJBお願いします
495 :
いやん。あげるわ。
496 :
レディへ Pablo Honey 僕はクリープ、屁たれ野郎なんだよ…でも売れたいんだ。 みんなのアイドルになりたいんだよ… Bends もういいよ!!売れないなら、屁たれ野郎を極めるよ!! でもHigh & Dryでちょっと売れ線に色気も出してみるよ… Ok Computer 2ndが売れたよ…売れたけど、何か空しいよ。 …ついでに英国なんか沈んじまえばいいよ。あとハリウッドは糞。たぶん KIDA また売れたよ…とうとうビッグバンドの仲間入りだよ。 もう売れるの飽きちゃったから、エレクトロニカとか趣味に走ってみるよ… Amnesiac またけっこう売れちゃったよ… 前のに入れられない曲作りすぎたから、まとめて出しちゃうよ…いい曲あるよ。 Hail To The Theif やっと落ち着いたよ。もうやりたいことも無いよ。 とりあえずギターかき鳴らしてみるよ。あとブッシュは糞。たぶん In Rainbows ねっとじだいののかくしんしゃだぞー!!あるばむまるごとはいしんだぞ!!がおー!! …空しい…ねだんはあなたがきめるんだぞー!!がおー!! そして伝説へ…
497 :
うん、つまらん
498 :
まあ中学生が書いたと思えば、かわいらしくていいんじゃないかな
499 :
pixies路線を目指して滑った感じだな
500 :
お前ら厳しいな
501 :
知ってる人いるかな?Athleteのレビューします。 1st Viechles and Animals ブリットポップなメロディーに色々と付け加えた感じ。「westside」でR!って叫んでますが、普通に良いです。 2nd Tourist 1stとは打って変わってアコースティック風味。しかしナイスなメロディはちゃんと健在してます。個人的には2000年代の名盤の一つ。 3rd Beyond the Neighborhood また変化してエレクトロニカを導入。なんか聴いてて疲れるが、「hurricane」、「secondhand store」、「in the library」など安心して聴けるポップソングもある。聴かなくてもいい部類。 4th Black Swan 今のところ一番ポピュラー度の高いアルバム。でも曲の進行がほとんどワンパターン(メロ→サビ)なので飽きやすいかも。日本人受けしそうなサウンドです。ジャケットの絵も素敵。 The Getaway EP 4thからの「the getaway」と新曲入りのEP。新曲はどれもクオリティー高く、それb面にしていいのかっていうレベル。cd版が欲しかった。
BRMC 1st ジザメリまがいなシューゲイザー風味と当時はやりつつあったガレージ風味が合わさった傑作。 激しくないのに凶暴な感じがする。サイケデリック満開。 最高傑作かな。 おすすめ:Punk Song、Spread Your Love Take Them On, On Your Own 基本は1st路線だけど、演奏は激しくタイトになった。 ひとつひとつの曲は悪くないけど、一本調子でややだれる。 おすすめ:Heart + Soul、Six Barrel Shotgun Howl うってかわってアコースティックに。 ゴスペルやフォーク、ブルースの影響を感じる。 良いんだけど、これだけ聞いてBRMCをわかったとは思ってほしくない。 おすすめ:Ain't No Easy Way、Fault Line
507 :
Baby 81 なんだかかっこいいタイトル。 まさに集大成。2ndの作風にうまくアコースティックを混ぜてきた。 ライブ映えする曲も多い。来日公演ではなぜかリーゼントだった。 今のBRMCの音はここで確立。 これから入るのもいいと思う。 おすすめ:Weapon of Choice、American X The Effects of 333 聞くな。 Beat the Devil's Tattoo 基本的にBaby 81路線。つぼをわきまえてきた。 お前らこれを聞きたいんだろ?みたいな。 サイケ、シューゲ要素がちょっと薄れてきてる?のが残念と言えば残念。 おすすめ:Conscience Killer、Mama Taught Me Better あとEPとライブ盤もいいよ
このスレまだ生き残っていたのかw久しぶりに投稿してみる The Replacementsやります ・Sorry Ma, Forgot to Take Out the Trash 若い、とにかく若い、ベースのトミーなんて当時13歳 早い、短い、雑の3拍子揃ったハードコアパンク ・Stink 1stの流れを汲んだEP、相変わらず短く早いハードコアパンク ・Hootenanny 勢いはそのままに、若干ポップになった 打ち込みビートを使ったりとサウンドにも若干幅が ・Let It Be 激しさと切ないメロディが共存する傑作、このアルバムでバンドは化けた ピーター・バックが参加したI Will Dareなどの勢いあるナンバーと Unsatisfiedのようなミディアムテンポのナンバーのコントラストが素晴らしい ・Tim このあたりから、徐々に正統派アメリカンロックにシフトしていく ポールの王道なメロディとボブのざらついたギターの相性はバツグン Bastards of YoungやLeft of the Dialといった名曲もこの頃誕生 続きます
521 :
・Pleased to Meet Me サウンドの核だったギタリストのボブが脱退、3人編成に ポールがメインギタリストになったことで、ハードロック寄りのサウンドに アコースティック、ジャズ(風味)、ホーンの導入など冒険もしている Alex Chiltonを始め、名曲多し ・Don't Tell a Soul 新しいギタリスト、スリム・ダンロップが加入 一番メジャー寄りな音のアルバム、曲はいいがアレンジには賛否両論あるかも ・All Shook Down ラストアルバム、実質解散しかけの状態でポール主導で作成 そんな状態でありながら、意外にまとまったいいアルバムになっている ルーツロック的な音作りは後のポールソロに通じる部分も 久々に書いたら、あんまりうまく書けなかった、すまんw ラスト2枚を気に入ったらポールソロも全然行けると思います
522 :
乙 手出そうと思ってて放置してたところなのでありがたい
523 :
乙 Replacementsいいよな Husker DuとかFugaziあたりも書いてくれんか
524 :
どっちも前の方にあるぞ
525 :
Nickelback State メタリカ好きだけど、魂売って今風に作ってみるか Slversideup メタリカ・・・まだ我慢・・・ All The Right Reasons ぐっメタリカ・・・メタリカ・・・ Darkhorse いぇーメタリカ!メタリカ!
the Stone Roses 好きな曲はwhere angels play 1.the stone roses グルーヴがうんたらかんたらを期待して聞くと多分拍子抜けすると思う。 そういうのは頭から外してキラキラギタポを期待してれば、多分ハマって そのうちグルーヴうんたらも分かった気になると思う。 最初にオリジナル聴いて気に入って、そのあと20周年記念盤買ったら色々感動すると思う。 2.Second coming これは1枚目とは完全な別もんでハードロックって言うんでしょうか。 多分1枚目と同時に買ったら最初はこっちのdriving southとかdaybreakを好きになる。 でもそのうちhow do you sleepとかten storey love song以外聴かなくなる。 ギターは聴いたら凄いけど基本ペンタばっかだからコピーは意外に楽ちん。 turns into stone 2枚目前に出たシングル集。レア集。fools goldやone loveのロングバージョンなんかが入ってる。 記念盤とかベストが出る前はかなり重宝したけど今はあんまり意味ない。 the complete stone roses シングル集。レア集。sally cinnamonのために買った。ボーナスディスクはあまり意味ない気が。 garage flower 初期録音のレア集。コレクターズアイテム以外の何物でもない。多分金出して買ったら後悔する。 the remixes リミックス集。名の通った人が多い。Bloody Valentine Editてのはマイブラとは関係ない。 本人達は気に入ってないらしいが、色々楽しめて個人的にはオススメ。 the very best of the stone roses ベスト。1枚目のリマスター出る前に出た初出のリマスター。音が劇的に変わってて賛否がありそう。 個人的にはマジで感動した。リマスターするってことの意味がこれでわかった。
サマソニ素晴らしかったのでストロークス 1.is this it とにかくアルバムの流れが素晴らしい。前半、中盤、後半にそれぞれ素晴らしい曲がありあの短かさもグッド 後の影響を考えても彼等のベスト 2.Room on Fire あの1stの後と考えれば十分及第点なアルバム 1stよりキャッチーな曲が多いので初心者にはこっちをまず進めたい 3.First Impressions Of Earth 賛否両論なアルバム シンセも使いだして今までとか明らかに違ったサウンドへ 中盤にだれることさえなければ名盤なんだけどなあ個人的には… Ize of the worldが個人的なストロークスのベストです あとサマソニでこれからは一曲しかやりませんでした 本人達的には失敗作なのかな 4.Angles 5年ぶりの新作 今作からジュリアン以外も曲作りに参加 解散も噂されてただけにだしてくれただけでファンとしては嬉しい 内容としては短く抑えたこともあり佳作 まあ人によってはダサすぎてアウトでしょうがw
んじゃペイヴメントいきます。 1st "Slantend & Enchanted" 今となっては苦笑するしかない"ローファイ"ブームの中発表された記念すべきファーストアルバム。 ギャリーのドラムは独特かつ微妙だが、この時の音には合っている気がする。 音はリマスター後も相変わらずショボイが"Summer Babe", "In The Mouth A Desert"の二大 代表曲の他、"Trigger Cut"に"Here"、あと"俺はがんばってる"と叫び続ける"Conduit For Sale"など。 後年も演奏される名曲多数。 デラックスエディションに入ってるライヴとSilver Jewsのカバーも必聴。 2nd "Crooked Rain, Crooked Rain" ドラムがスティーヴ・ウェストに替わってのセカンド。 (この人のドラムはなにげにとてもペイヴメントに合っている気がする) "Silence Kit"(イントロ前からわくわくする), "Cut Your Hair" "Range Life" "Gold Soundz"等、 キャッチー度合いではこの作品が一番。このアルバムが一番という人も多い。 ちょっとジャジーな曲もあったりと、意外に引き出しが広かったことが伺える。 "Fillmore Jive"の"Goodnight to the rock and roll era"という歌詞がロキノンで拡大解釈されたりした。 なおこのアルバムからの音質は非常に良いと思う。
560 :
3rd ""Wowee Zowee" アナログだと2枚組(2枚目の片面はつるつる)の長尺アルバム。アコギでしっとり始まる1曲目の "We Dance"から一聴した時の印象は地味だが、実は恐ろしいスルメアルバム。一番良く聴いた。 糞耳な俺はこのアルバム発売後の来日公演見て一気に印象が変わった記憶がある。 1曲目から5曲目までの流れは素晴らしい。特に"Rattled By The Rush""Black Out""Grounded"。 また"Kennel District"はスコット(=スパイラル)の才能が開花した大名曲。 今手元にCDがないので曲名忘れたが、"Happiness Is A Warm Gus"みたいに支離滅裂な曲などもあり、 個人的にはペイヴメントのホワイトアルバムという位置付け。コアなファンはこれを最高傑作とする人も 多いんじゃないだろうか。 ちなみにそれまでトレードマークだったDADADEチューニングの曲が減り、レギュラーチューニングも 使うようになる。 4th "Brighten The Corners" 最後の2枚はあんま聴いてません。 1曲目の"Stereo"は代表曲の一つ。 あと彼らにしては妙に美麗なイントロとメロディの"Shady Lane" も人気だが個人的にはあんま聴かない。 "Stereo"の印象で他の曲の印象があまりない。"Date with IKEA"はスコットの筆による前作の ケンネル路線の佳曲。 5th "Terror Twilight" レディへのプロデューサーを迎えた5作目にしてラスト作。 こっちもリードシングルの"Spit On A Stranger"(ほわほわした電子音とペイヴメントの音がうまく 混じってると思う)と"Carrot Rope"の印象が強い。 すまん、あんま聴いてない。 今聴いたらまた印象が違うのかもしれないが、当時金がなくてユニオンに売り払ってしまった。
Marilyn Manson Portrait of an American Family 1stアルバム。その後のアルバムと比べると作風に差がある。しかし曲自体はいいものが多い。 Dope Hatなんかはかなりインダストリアル。 Antichrist Superster マリリンマンソンの名を知れ渡らせた一枚。「お化けだぞー」的な雰囲気とは打って変わり、政治や社会に怒りをぶつけるような内容のコテコテなインダストリアルアルバムである。 Cryptorchidという曲は次作の作風にかなり近い。 Mechanical Animals 前作のドロドロとした雰囲気とは打って変わり、キーボードを多用したスッキリとした感じのアルバム(歌詞はブラックなのが多い)である。 そのため、初心者には聴きやすいかもしれない。 ドラッグについてをテーマにした曲が多い。 「マトリックス」のテーマソングに「Rock Is Dead」が使用され、世間により一層認識された。 Holy Wood マリリンマンソン史上、最もダークなアルバムと言っても過言ではないだろう。 コロンバインの事件が起きた後の作品であるためか、「銃」についての曲が多い。 そして、キリストについてアンチクライスト〜より多く触れている。 音楽に関しては、メタル風味が強くなった印象。The Fight Songを始め、Burning Flagなどとてもよいインダストリアル・メタルの曲がある。
581 :
The Golden Age Of Grotesque アンチクライスト〜ホーリーウッドまでの「3部作」の次のアルバム。 30年代のベルリンをテーマとしている。 曲調はポップな感じであり、純粋なメタルの曲も増えたと思う。 人によってはメカニカル〜よりも取っつきやすいかもしれない。 Eat Me, Drink Me このアルバムを聴くとずいぶん違和感を覚えるかもしれない。 とても落ち着いたアルバムである。 メランコリックという言葉がよく当てはまる作品。 内容は愛などに関連した曲が多く、マンソンの身に起きた恋愛関係のトラブルからのようだ。 The High End Of Low 前作の落ち着いた雰囲気を匂わせつつも、Arma-Goddamn-Motherfuckin-GeddonやWe're From Americaなど初期きあったような暴力的な歌詞が復活した印象。 PVもアンチクライスト〜ごろのPVと似た部分がある。 ただ、初期とくらべるとおとなしい感じがどうしても拭えない。
7.Days Of Speed アコースティックツアーの曲を集めた編集ライブ盤。 ジャム時代の曲も収録されている。 8.Illumination ウェラーのこれまでのキャリア集大成的なアルバム。ステフォのケリーとのデュエット。オアシスのノエルがドラムを叩くという珍しい曲も。 9.Studio 150 ウェラー初のカバーアルバム。完成度は高くウェラーのボーカル好きの人にはお勧め。 10.As Is Now ビューやカサビアンなどの若手ロックバンドに刺激されたというだけあってフレッシュなロックアルバム。ジャムから入る人はこのアルバムを聴くといいかも。 11.Catch Flame! ソロ3枚目のライブ盤。ポール・ウェラーのライブ盤に外れなし。後半にジャムとスタカンの曲を立て続けに演奏していて、往年のファンにも嬉しい内容では。 12.22 Dreams 2枚組アルバム。バラエティに富んだアルバムで聞いていても飽きない。ウェラー版ホワイトアルバム。 13.Wake Up The Nation ジャムに戻ったかのようなテンポの速い短い曲ばかりで、アルバム通しても40分しかない。ロックなウェラーが好きな人はぜひ。
586 :
勢いで書いたので、誤字脱字あればすみません。 スタカンが好きな人は1stやスタンリーロード、ジャムが好きな人はAs Is NowやWake Up The Nation、そうでない人はWild Wood やIllminationから聞くといいと思います。 邪道かもしれないけどいきなりライブ盤聞いて好きな曲の入ってるアルバム聞くのもいいかも。
PANTERA(パンテラ)やります。 Cowboys from hell いい曲もあるが、いろんなタイプの曲がありすぎてアルバム全体のまとまりがイマイチ。 音質も残念。 Vulgar display of power 一般的には名盤だが、冷静に聞いてみると捨て曲も以外と多い。スラッシュ好きには少々ツライものもあるかも Far Beyond Driven 一気にヘヴィネス。ハードものにこだわりたいならこれが一番なのかな?しかしキャッチーさは皆無。一曲目と2,3曲目以外は印象が薄い。 the great southern trendkill 消化不良。なんかただリフをゴリ押しているだけ。 Reinventing the steel パンテラのなかで一番出来が良く、わかりやすさや楽曲の深さもピカイチ。そのかわりギターソロはほとんど存在しないのが玉に傷
610 :
Alice in Chains(アリス・イン・チェインズ) Facelift ロスメタルの名残りがある。メタル全開。初心者はこのアルバムから入るといい。 ガンズのアペタイトをサバスっぽくした名盤。 Dirt ひたすら己ら以外の追随を許さないクオリティ。評価できないくらいにどよめいたウネリのあるサウンド 傑作といいたいが、人によって好き嫌いが激しいきわどいアルバム。 Jar Of Flies 全体の流れが美しい。たぶん一番万人受けする作品。ビートルズのように親しみやすい曲もあれば、 狂気の静寂の片鱗も漂う。ドラッグのように病みつきになる。しかも他の作品と比べてものすごく異端のおかげで このバンドの良さもあげている。 Alice in Chains ユーモア皆無に鬱に徹している。しかしセカンドアルバムより聞きやすい。 ところどころでカントレルの歌が入ってて、重苦しい雰囲気を解放してより一層アルバムを引き立てている。これも傑作。 Black Give Way To Blues 未聴
The Dismemberment Plan Is Terrified ジャケがなんか気持ち悪い 内容もまさにカオスと言った感じ バンドの真価が見えてくるのはここから 1stから大傑作3rdへの橋渡しのような作品 しかし1st同じく前半のテンションが高すぎるのが難点 でも何気によく聞いてるアルバム 1曲選ぶとしたら最後の基地外シャウトっぷりがたまらない「Bra」
The Ice of Boston 2ndからのシングルカット 2,3曲目は日本の編集盤に入ってるのでそのために無理して入手困難なこれを手に入れる必要はない しかし、後の3rd収録曲「Spider in the Snow」は こちらの方が断然素晴らしい(と思う)ので余裕があるなら ちなみにYoutubeで曲名を検索して一番上に出てくるのはこちらのversionなので注意
Juno & The Dismemberment Plan Junoとのスプリットシングル 「The Dismemberment Plan Gets Rich」は2ndの頃のようなハチャメチャ感溢れる良曲 1stの国内盤にもボートラとして収録されている もう1曲はJennifer Paigeのヒット曲「Crush」のカバー 原曲とは全く雰囲気が変わっていて、暗く重い Change 今でもよく聞く一番好きなアルバム 以前の毒気がほぼ抜けて、バンドとしての核は同じながら ジャケットの青空のような清々しい世界観に変わっている 1stから走り続けてきて辿り着いた境地 まさに「Change」 過去作と聞き比べると面白い 特に1st 多分スルメ、だと思う ベストや編集盤から入るのはオススメしません ベストはリミックス目当てで最後に聞こう 上で3rdから聞くべき、と言ってますが ディスメンは面白いくらいにステップアップしていったバンドなので順に聞くのもいいと思う Pavementよろしく一昨年再結成したけど、新作の予定はないそう 残念
620 :
アルバム全部欲しいんだよなぁディスメン なかなか見つからない
621 :
連投で申し訳ないんだが Respect Is Dueって曲、タイム見る限りだとすげぇ長いんだけど あれって隠しトラックがあるから?それともマジで12分ほどの長さ? 隠しトラックが国内盤のボートラと同じなら、輸入盤でいいかなって思ってるんだけど
622 :
>>621 無音時間も隠しトラックもないマジで12分 ボートラはThe Ice of Bostonの2曲だね 2nd国内盤はマジで手に入らないし俺も諦めたから輸入盤でいいと思う The Ice of Boston入手困難とか書いたけど米尼マケプレで普通に手に入るから 高い金払ったり中古屋巡りするよりはそっちと輸入盤買ったほうが建設的かな しかし今見たらどんどん流通しなくなってきてるね
「Hangable Auto Bulb」 長らくレア盤だった同名12インチ2枚を1枚のCDに纏めた編集版。結構最近出た。 タイトルは「Analogue Bublbath」のアナグラム。Bが足りない…。 実はここから本格的にブレイクビーツを導入したといわれている超重要作。 マッシュポテートーで有名な「Children Talking」や名曲「Laughable Butane Bob」など人気曲も収録。 パッと見はちょっと地味な感じで、後からじわじわ効いてくる渋い一枚。オススメ。 個人的な白眉は哀愁に満ちたメロディの上でビートが跳ね回る「Arched Maid Via RDJ」。 ※一部の盤では7曲目と8曲目の収録内容がひっくり返っているのに曲名表記がそのままなので注意。 3分50秒の「エエエェェェッヴゥリデェェェイ」って声が入っている曲が「Every Day」で、 5分27秒の少し歪んだ音の旋律で始まる曲が「Arched Maid Via RDJ」です。 「Chosen Lords」 2003年頃から突如始まった、アナログな機材だけで曲を作る12インチシリーズ「Anaload」の ベスト盤的な内容の編集版。1曲目と10曲目だけAphex Twin名義でややこしい。 かなりシンプルで「いなたさ」を感じさせる内容。削ぎ落とせるものは全部落としたような曲が並ぶ。 個人的にはこのアルバムの音は滅茶苦茶好きなんだけど絶対人を選ぶ内容だと思うので 事前にyoutubeなどで予習するのが吉。9曲目「PWSteal.Ldpinch.D」はかなりの名曲。 ただ、何故か同シリーズの第9弾である「Anaload 9」の曲が一つも入ってなかったり、 シリーズの中でもファンに人気の高い「Pissed up in SE 1」や「I'm Self Enployed」は入ってなかったりする。 同シリーズは全曲Rephlexの配信で購入できるので、海外の配信サイトで購入できる環境が 全部揃っている方はこれ買うよりそっちで全作買っちゃった方がいいかも。配信限定のボートラもあるし。
640 :
第3部・うんざり!大量の別名義 ☆ここら辺時系列乱れてるかもしれません、ごめんなさい 「Surfing on Sine Waves」 Polygon Window名義。言わずと知れた傑作。 暴力的なビートの嵐が聞き手に襲い掛かる名曲の3曲目「QUOTH」を筆頭に、 聴くものを突き放したかのような冷たいテクノがこれでもかと並ぶ。 メロディがある曲も多いが、いつものような美しいメロディはあまり無くどれも不気味なものばかり。 それ故にアルバムとしての統一感が半端なく、最高にスリリングな内容になっている… と思わせといて最後に風邪をひいた日のお母さんのように優しいアンビエント「Quino-phec」が 配置されているという構成が素晴らしい名盤。初心者にも勧められる安心の内容。 因みに2001年に出た再発版のほうが曲が2曲多いのでそちらをオススメしたい。 「Compilation」 Caustic Window名義。 同名義で出した12インチ作品を一枚に纏めたタイトル通りのコンピレーション。 この名義はもうなんていうか全ての音が歪んでいて、「The Garden of Linmiri」に至っては 音が歪みすぎていてもうただひたすらノイズが続いているようにしか聴こえないという始末。 聴く人を選びそうな内容だが、このアシッドベースとノイズの海はハマる人はすっごいハマる筈。 筆者は一時期ドハマりしてずーっとこればっかり聴いてました。未だに別名義の中でも特に好きな一枚。 「Come To Daddy」のPVに使われたバージョンなんかが好きな人なんかはこれを聴くのがいいかも。 AVからサンプリングされたおねーちゃんの喘ぎ声入りの名曲「Fantasia」収録。 あと「We Are the Music Makers」の別バージョンも入っているが実はただの別曲といういつものパターン。
>>662 XTC書いてみる。 White Music ジョン・レッキー御大プロデュースの1枚目。 勢いに任せて作りました感ありでのちの作品しか知らない人はビックリかも。 バリー・アンドリュースのキーボード演奏に話題が集中するけど、いまの若い人が聴くとダサく思うかも。 本当の聴き所はコリン(b)とテリー(ds)だと思う。 ボブ・ディランの苦みばしった名曲All Along the WatchtowerもXTCの手にかかるとSFになる。 (ちなみにこのテイクは1発録音。) 現行CD盤はアウトテイク満載仕様でお得感があるが、かえって聴き通すのが苦痛かも。 別のボックス・セットにはこの頃のライブ・テイクが多数収録されてて、XTCマニアは好評。 テリーのパワフルなドラミングは実はXTCの核だったことがわかる。 パンク/ニューウェイヴ?そんなの考えずに楽しくいこうぜ!っていう気楽さこそこの作品の魅力では?
Drums and Wires(79年) プロデューサーにスティーヴ・リリーホワイト、エンジニアにヒュー・パジャムという今考えたら凄い組み合わせで製作された3枚目。 アンディは前の2作のドラムの音が不満だったらしく、ヴァージン・レコード側に申し出たところ当時新進気鋭だったスティーヴを紹介されえた。 彼(スティーヴ)にとってもこのアルバムは出世作となる。 デイヴの加入でギターを前面に出しながら、リリーホワイト/パジャム組が押し出した「英国特産頑固ドラム」がサウンドに躍動感をもたらした。 加えてコリンのユニークなベースがギター2人とは別のラインを刻みのアンサンブルの面白さも追求した。 アルバム名はそんな新XTCを表したものだろう。 ・・・と書くとライヴ感を押し出したバンドサウンドを想像しそうだけど、さすがリリーホワイト/パジャム組。 ギターの音はミックスで丸めていて、聴きやすい。 ロックというかポップ寄りのミックスでラジオでもかけ易い仕上がり。 アルバム発売に先立って発売されたシングルLife Begins at the Hopは初期ビートルズ風の佳曲だが狙いが当たってラジオを中心にヒットする。 アルバム1曲目はコリン作のMaking Plans for Nigel。 コリンのスッとぼけたヴォーカルと非ラブソングな歌詞は子供達を中心にヒット。 テープを逆回しにしたかのような変ったリズムパターンはテリーの勘違いから生まれた。 その他テリーのドラムが素晴らしいスカのリズムを使ったWhen You're Near Me I Have Difficulty、デイヴのギターが駆け回るOutside World(布袋ファンは必聴)、 ワビサビ系のTen Feet Tall(ベルセバがカヴァーしてもハマる。)、酔っ払ったジョン・マクラフリンが弾きそうな東洋系リフが炸裂するMillions等シングル・カット出来そうな佳曲が並ぶ。 あと重要なのがコリンが自分の作風を開花させたのもこのアルバム。 XTCの「芸風」がこのアルバムで確立されたといって良い。 初心者に次作Black Seaを薦めるファンは多いけど、おいらは断然このアルバムを薦めたい。 なんたってポップで適度に弾けていて、なおかつ曲が良い。 シャッフル再生しても楽しい。
Black Sea(80年) 前作と同じくリリーホワイト/パジャム組で製作された4枚目 と・・・その前にピーター・ガブリエルの名作3rd(通称スクラッチ)もリリーホワイト/パジャム組で同じスタジオで作られている。 わざわざここに書くのはBlack Seaとは「兄弟」だと思うので、是非聴いてみてほしいところ。(デイヴも参加。) ジャケットとタイトルはあまり気にしないこと。(当初はWork Under The Pressureというタイトルも候補に挙がったけど、レコード会社の反発を恐れて却下。) アルバム全体としては>>685さんの指摘どおり「ロック」寄り。ギターも「煩く」鳴ってる。 特にテリーのドラムがリリーホワイト/パジャム組の仕掛け(ゲート・エコー処理)によってパワフル極まりない。 (アンディはのちに「あの時代の音って虫眼鏡でドラムを見ているようだ。」と案外不満そうなコメントをしている。) ライヴのために作ったとアンディが言い切るぐらいバンドサウンドを押し出した仕上がり。 特にアタマのRespectable Streetは強烈(イントロの傷でジャリジャリしたレコード音は前述のスクラッチのテスト盤を使用したもの)。 2曲目はコリンのペンによるGenerals and Majorsディスコ風ビートに乗ったBeatlesといったところか。 メダマは3曲目のLiving Through Another Cubaか。 アンディお得意の中東風リフがのたうち回る。 その他リズムとリフの重なり合いが素晴らしいTowers of London、ドラマーの悪夢といえそうなSgt. Rock(Is Going to Help Me)等聴き所に不足なし。 ・・・と書くと「必聴盤!」となるけど、おいらはそう思わない。 正直おいらはこのアルバムはあまり聴かない。 ポップとアバンギャルドが同居したつくりはどうも居心地が悪いような・・・ 旧態依然とした音楽は演りたくないけど、ポップの甘美さも忘れられないというココロとカラダが分裂したアルバムと思っている。 (のちの作品もそうだけど) おいらは大分後になって後述するライヴ・アルバムを聴いてXTCのカッコよさに気づいた。 あっそうそう。 このアルバムはザッパ・フリークにもおススメ。 ルース姐さんが居たころのザッパ・バンドの影響を受けてると思う。 久しぶりに書いたけど、まだまだかな? 皆さんの意見をお伺いします。
>>673 >>701 おもしろかったです、とても。Drums and Wires 聴いてみたくなりました。 SkylarkingとDukes of Stratosphereもおねがいします。 Chips from the Chocolate Fireballかなんか。
707 :
あ
708 :
XTCの続き書く。 English Settlementに行く前にコイツは外せないかな BBC Radio 1 Live in Concert (92年) 多くのブートレグを生んだ80年12月ロンドンでの高音質ライヴ音源。 いわゆる「BBCモノ」はラジオ向けの収録だから割りとおとなしめのミックスが多いんだけど、コレは別物。 2本のギターはハジけまくってるし、コリンのベースもクッキリだ。 何といってもテリーの豪胆なドラムがカッコイイ。 Black Seaでのリリーホワイト/パジャム組の仕掛けに逆に誤魔化されてたんだと痛感した次第。 こりゃ文句無いですわ。 欠点は風邪でボロボロなアンディの声だけど、テンションは高い。 観客との一体感も抜群でのちに「ポップ室内楽派」になったXTCしか知らない人はビックリかも。 聴き所はBlack Seaとは順番を逆にしたLiving Through Another Cuba〜Generals and Majorsのメドレーか。 Generals and Majorsのリフが始まる瞬間はXTCファンにとっては至福の時だろう。 Drums and WiresとBlack Seaが好きな人は無条件でおススメ。 「どうだいXTCってこんなにカッコ良かった(過去形なのが哀しい)だぜ!」って言いたくなる名盤。
709 :
>>708 BBCいいよな XTCはスタジオワークにすべてを賭けてるっていう印象が強かったんで このライブを聴いてかなりカッコよかったんで意外に思った記憶がある 「Respectable Street」のイントロで客席から合唱が起こって 「Are you ready?」「Yeah!」なんてベタな掛け合いがあってから あのリフを弾きはじめるところとかイメージと違いすぎて笑った
710 :
English Settlement(82年) 前作Black Seaで「時代を切り開いた」XTC。 ライヴ・ツアーも盛況で特にでオーストラリアでは人気者になる。 同時期にデビューしたポリスのような「スター街道」をひた走るXTCは新作を製作する。 プロデューサー兼エンジニアに盟友ヒュー・パジャムを起用する。 ヒューは前年にポリスのアルバムGhost in the Machineを手掛け「時の人」となった。 本作ではBlack Seaで確立した基本路線を踏襲しつつも作風のバリエーションを拡げ15曲入りの大作になった。 でもBlack Seaの音を求めちゃダメ。 このアルバムの色を決めているのはデイヴのキラキラした12弦エレキ・ギターとテリーのドラム。 ヒューの仕掛けが更に進化して機械音と生音が混ざってるクセになぜか生音感が強いテリーのドラミングが素晴らしい。 硬質なビートににアンディのアコギの音が絡んでなんとも幻想的な音像を作り出した。 そんなガチガチな鉄壁サウンドなのにアコースティックな感触も持ち合わせた贅沢さ。 隠し味はコリンが弾くフレットレス・ベースだったりする。 アタマはコリン作のRunaways。ゆったりとした曲調とデイヴの美しいギターの音色は今作を象徴する仕上がり。 3曲目はアンディのSenses Working Overtime。なんとチャート5位!イギリスでの話だけど。 アンディ流ポップ・ミュージック賛歌。 その他キンクスが演ってもおかしくないJason and the Argonauts、次作への目配せともいえるYacht Dance、レゲエ調で珍しいEnglish Roundabout、 似非アフリカンのIt's Nearly Africa(サックはなんとアンディ)等が聴き所か。 >>686さんの指摘のなかでとっつきにくいとあるのは、 おろし金で引っ掻いたような「ロック魂」が奥に引っ込んで代わりに音響&リズムオタクぶりが発揮されたせいかもしれない。 アンディが言うように「ちょっと気取っている」ように聞こえるかも。
711 :
訂正 シングル「Senses Working Overtime」(全英チャート10位) アルバムEnglish Settlementが全英チャート5位