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2012年2月エロパロ185: 優等生を堕落させたい (322) TOP カテ一覧 スレ一覧 Pink元 削除依頼

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優等生を堕落させたい


1 :10/10/07 〜 最終レス :12/02/09
悪堕ちに近いけど、こういうシチュってちょっと違う気がする。
真面目っ子、優等生をケバ女とかギャルとかヤンキーとかビッチに堕とすシチュに激しく萌える方々のご参加お待ちしております。
MCだろうがなんだろうが、真面目っ子を落とせれば、それでいいのさ。

2 :
登場人物駄目にしたいって欲望はよくわかる。

3 :
やはりこの俺がSSの駄作を投下するしかないようd・・・
おや、誰か来たようだ

4 :
たいへんよく理解可能。
つかとっくにそんなスレあるだろと思ったら、あんがい無いんだな

5 :
堅物な学級委員長男子を小悪魔びっち娘が堕落させるスレか
これはたまらんな

6 :
これは期待age

7 :
まごの亭みたいな奴?

8 :
出木杉くんをジャイ子が堕とすスレか

9 :
男が堕とされても吐き気がするほどキモいだけだがな

10 :
男が堕落するの見たいわ

11 :
親が資産家で真面目に堅物に生きてきた僕。勉強と運動が趣味だ。
ある日強引にギャル女に誘われてホテルで一発やってからはハマってしまった。
成績は落ち、彼女の望みで格好もギャル男になった。でも幸せだ。さてもう一発!
産業で終わってしまったwwwww

12 :
月曜夜にでも何か投下しようかな。
内容予定は
まず真面目男がギャル男になって
連鎖で女をケバビッチに堕とす
みたいな

13 :
色仕掛けスレで充分だな、男の堕落は。

14 :
MC有りってことは「女王の庭」みたいなのでおkってこと?

15 :
女王の庭とか闇の声みたいな話でいいんじゃ

16 :
イケメン優等生が堕ちる

17 :
清涼院流水のコズミックであったな

18 :
SS準備中
暫くお待ち下さい

19 :
頼みます

20 :
まだか

21 :
22時頃投下予定
内容的にはカタブツの風紀委員長さんがヤンキーの仲間入りする話

22 :
期待

23 :
書いてて気がついた
このままではエロがない
選択肢
1 とりあえず途中までのを投下、エロ話をあとから考えて、出来た頃続き投下。ただし時間がかかる
2 エロなしで突き進んで完成させたのを投下
3 無理やり今からエロありに変更させ、出来次第投下。22時投下は事実上不可能だが1よりは早くに全文投下可能、質が落ちる危険アリ
さぁどれかを選んでください

24 :

エロくない作品スレに投下したらと言おうと思ったらスレが落ちてるな。
無理にエロありじゃなくてもいいよ

25 :
>>23
自分で納得できるやり方でいいんじゃねーの
と今日はもう賢者モードの俺

26 :
とりあえず中間案でなんとかエロをちょっとでもつけてみようと思って若干の修正加筆中。
だってここはエロパロ板。いやエロくないのもあるけど。
22時頃から投下を始めるが、30分おきくらいで何回かに分けるので、全部はそれなりにかかるかも。
というか、22時に書き終わらないので少し投下しながら書かせてくださいという希望

27 :
というわけで一発目投下
桜舞い散る春、新しいクラス編成が発表された日。
受験に向かい、例年ならば成績別に分けられたクラスが発表され、受験生として近いレベルの同級生と切磋琢磨していくためのその編成が、おかしなことになっていた。
「え・・・?」
成績では学年で常に上位10位以内であり、運動神経も良く、去年の秋から風紀委員長として学内の綱紀を改め・・・
教師にも信頼されている優等生の委員長像を絵に描いたような中井永子は、そのクラス編成の表を既に10分は眺めている。
例年のことであれば、AからIまでの9クラスを成績に準拠した並びで編成されているはずであるが、永子の名前はAクラスはおろか、Bクラス、Cクラスにすら見当たらない。
Aクラスの名簿を見ると、永子としのぎを削りあっている成績上位の人物はほぼ全員いて、それには及ばないものの、成績上位者として知られる面々は大体が漏らすことなく列挙されている。
永子の知る限り、上位30名に常にいる人物で、ここから漏れているのは4人ほど、うち2人はB、Dに納まっている。
そして、永子以外のもう一人は、成績こそ非常に良いが、素行に大きな問題があり、上位クラスから漏れたのは納得が出来る部分もある。
しかし、永子自身には落ち度は無いはずだ。自他共に認める品行方正な彼女には、原因は何一つ考えられなかった。
あまりに呆けて、自分の名前を他から探す気にもなれない時間が過ぎ、確認を終えた生徒たちが次々と新しいクラスへ向かう中、永子に向かって話しかける人物がいた。
「風紀委員長さんよ、いつまでもそこにボケッと突っ立ってても、そんなところにオマエの名前はねぇーから」
下品な言葉遣いで話しかける声を聞き、我に返ったように振り向くと、そこに立っていたのは3人の取り巻きを連れた、学内でも素行不良で有名な生徒、東大寺美絵だ。
規律正しいこの学園で、彼女のような存在はかなり奇特であり、それだけに非常に目立つ。
校則違反は当たり前で、教師の言うことも聞かず、授業はサボり、タバコも吸っている。取り巻きの女たちも、同じようなものだ。
ただ、彼女たちは、美絵の言うことには従い、一人では何も出来ないところが、大きな違いではあった。
この美絵は勿論カタブツの永子とはソリも合う筈がなく、風紀委員長として常に指導、マークすべき存在であり、天敵でもあった。
それだけではない。
この東大寺絵美、成績は抜群に良かった。
授業は寝ているかサボっているかどちらかだというのに、永子よりも成績が悪かったことが一度も無い。それどころか、トップを取ったことさえある。
運動神経もケンカで鍛えているのかすこぶるよく、やはりサボり気味の体育にたまに思い出したように授業に出ては、一人だけ違うレベルの身体能力を発揮している。
それが、永子には更に気に入らないところだった。
こんな不良女が、自分よりも能力が上だとは認めたくない、認められない。
「東大寺さん・・・あなた、3年になっても、そんな格好のまま登校して来るなんて、この学園の最上級生としての品位と自覚に欠けているんじゃありませんか?」
さっきまで呆気に取られた表情のまま固まっていた姿から、風紀委員長としての姿を取り戻し、彼女の言葉には意にも解さないようにして絵美をなじる。
しかし、絵美や取り巻きはそれを聞くと、大声で笑い始めた。
「アハハハハハ!あーーーーおかしい!真面目ぶっちゃってさ!!」
取り巻きの一人が馬鹿にしたように永子を指差す。それは、永子のプライドを刺激するには充分だった。
「何がおかしいのですか!」
「いやいや、おかしい、あーおかしい。」
「だってよ、アタイらのクラスメイトになるやつなのに、未だに委員長ぶってるとかさ、マジアリエネーだろ!」
永子は耳を疑う。
「ちょっと・・・私があなたたちと同じ・・・クラス?」
目を丸くする永子の様子がそんなにおかしいのか、4人はまた大声を張り上げて笑う。
「マジでしらねーのかよ!ウケルんだけどー!」
「オメーも委員長面して、陰で何やってっかわかったもんじゃねーんじゃねーの?」
見る見るうちに、永子の顔が青ざめていき、その手から通学用の鞄が落ちる。
既に、永子にはヤンキー女たちの癇に障るような下品な笑い声など耳には入っていない。頭の中には、何故、どうして自分が、という疑問符で埋め尽くされていた。
「ま、とりあえず一年ヨロシクな・・・委員長サン」
ポン、と肩に置かれた手を振り払う気力もなく、始業のベルが鳴るまで、永子は呆然とその場に立ち尽くしていたのだった。

28 :

HRが終わり、まず永子が取った行動は、担任の教師に食いつくことだった。
「先生!納得できません、どうして私がこのクラスなんですか!」
3年次のクラス編成は成績順に行われるのは特にそういう方針や決まりではないが、半ば公然とした事実でもあった。
永子のような優等生の例外は、今まで聞いたことも見たことも無い。
「どうしてもといわれても・・・」
新任の気が弱そうな女教師は、その剣幕に非常に困った表情を浮かべている。
新任の教師のだけに、そういった事情には疎い。
「もういいです、主任のところに文句を言いにいきます!」
しかし、主任も答えられないの一点張り。歴代のクラス編成の話をしてみても、学校側は意図していないとしか返答が無い。
あまりにしつこく迫るので、周りの教師たちも呆れ顔になっている。
埒が明かないので校長のところへ行こうとすると、逆に主任に叱られることになった。
クラス編成は教師の総意で行われたもので、一人の生徒のわがままで変更できない、校長のところへ行った所で変更は無い、邪魔をしにいくな、終いには気に入らないなら辞めろとまでいわれることになった。
泣きそうな気持ちで職員室から出ると、そこには一番見たくない顔があった。
東大寺美絵だ。
「ダッセェ・・・」
一言だけ言い放って、入れ違いに職員室へと入る美絵。
その一言が、永子の様々な感情を沸き立てる。
悲しさ、悔しさ、嫉妬、恥ずかしさ、不甲斐なさ、怒り、嘆き・・・
それらがどうしようもないほどに一気に噴出し、知らないうちに廊下を走り出していた。
廊下は走るな。
常日頃、指導する側であった永子が、我知らず、指導される側へと。
何人かすれ違う生徒たちが、不思議な目で永子の事を見たが、彼女にはそれに気がつく余裕がない。
教室の前まで着くと、急に熱していた気持ちが冷めていく。そうすると、今の自分の行為を振り返る余裕も出来てくる。
その余裕が、永子を更に苦しめる。
廊下を走ることは取り締まるべき事項であり、その取り締まるべき最たる自分が、我を忘れていたとはいえ、破ってしまっていたのだ。
ハッとしたように後ろを振り返ると、こちらを見ている生徒が数人いるように見えた。
その目には怪訝の色が浮かんでいて、そして自分を責めるような目だ。
そう、永子には見えた。
たった一度の違反とはいえ、規範となるべき存在が、それを破れば途端に説得力を失う。
2年、重ねてきたものが、たった一度の行為で崩れ去る。
今まで頑なに守り続けていたものが、軽率な感情で崩れ去る音を、永子の耳は聞いていた。
実際人間は誰でも大小の違反は犯すもので、廊下を走るなどは本来そこまで責められるものには値しないことだ。
すれ違った生徒たちも、実際のところは珍しいものを見た程度の認知でしかなかったろう。
だが、永子は違う。
そういった生き方をしてこなかった。ひたすらに自らを律し続け、それが当たり前であり、遵守されるべきことであり、絶対の事柄だったのだ。
新しい、だが絶望のクラス編成。
自分の戒律を自ら破った過ち。
この1時間程度で、永子は既に様々な絶望と後悔に苛まされていたのだった。

29 :

案の定、新しいクラスで永子は完全に孤立していた。
元々永子は人付き合いは得意なほうではない。
人と付き合っても、どうしても自分の常識の型に嵌めてしまいがちになるのだ。
友達といえる存在は、ほとんどいない。
流石にその自覚はあるので、あまり表には出さないようには気をつけてはいたが、だからこそ人との関わりは永子を疲れさせるものであった。
更にこのクラスは、Iクラス、つまり学年での最下層クラスであり、素行に問題がある生徒、コミュニケーションに問題がある生徒ばかりが集まっている。
後者に永子が含まれていたのを本人は知る由はないのだが・・・
つまり、問題児を集めた掃き溜めのようなクラスなのだ。
「あーかったりぃー」
「次数学だっけ?めんどくせー、サボんね?」
「あーいーね。屋上でタバコでも吸ってくるか?」
クラスで交わされる会話の多くは、永子には看過できない内容の事が多かったが、最初のうちはいちいち注意をしていたものの、1ヶ月も経つうちに所詮ぬかに釘であることを悟った。
そもそも、永子が注意してすぐ直す類の人物であれば、ここまで堕ちることなどなかったのだ。
一ヶ月も経てば、永子がIクラスにいることも大分伝わる。
そのせいか、風紀委員長としての彼女の立場も、現状かなり微妙なものになっており、何処となく委員会でも敬遠されている、というより疎外されている感が気のせいではなく感じられる。
自身の無力感や喪失感に囚われ、虚ろな気持ちのまま望んだ定期考査は、案の定ボロボロであった。
美絵は相変わらずトップクラスでありながら、その素行は変わる事は無い。むしろ、永子が積極的に彼女を指導しなくなってから、更に調子に乗ったかのようだ。
既に美絵には永子は眼中にないかのように振舞う。
不思議なことに、それが一番、永子には悔しかった。
美絵に自分の存在を認めさせてやりたい。テストの成績で大きく水を開けられ、風紀委員長としての肩書きも最早形骸化した永子など、美絵が気にする価値もないのだろうか。
テストが終わると、永子はそんなことを考え始めていた。
クラス編成の時には、クラスメイトとしてヨロシク、なんて言っておいて、実際には永子のことをいないかのように振舞う。
美絵に、自分を認めさせたい。
日に日に、その思いは募っていく。
知らずに、永子の目は自然と美絵の姿を捉える。その姿を追う。
ある種恋慕にも似たような執着が、空虚になっていた永子の心を侵食していく。

30 :

そんなある日。
エスケープは日常茶飯事だが、登校は欠かさずしていた美絵が、朝から姿を見せなかった。
取り巻きが話しているのを遠巻きに聞いたところ、なにやら重い風邪にかかったらしい。
美絵のいない一日は、何やら永子には色褪せたようなものに感じられ、ため息も多く出た。
外は雨。もう、梅雨の足音が聞こえる時期だ。雲に覆われ、モノトーンの外の景色も、色彩鮮やかなはずの教室の中も、今日の永子には同じモノに見える。
本来美絵の座っているべき席は、座るべき主を失いぽつんと孤独に佇んでいる。
似ている、と美絵は思った。何に似ているかは、考えず。
そのまま、放課後になった。
雨はまだ降り続いている。傘は持ってきていたが、何故か直ぐに帰る気にならず、天気と同様、永子の気持ちも重い曇天模様。
教室に留まるのもいたたまれなく、かといって数少ない友人を訪ねてAクラスの方面まで行く気もない。
真っ直ぐな廊下なのに、とても、Aクラスが遠い。
階段を降り、行くアテもなく校舎をさ迷い歩いていると、窓の外の薄暗い景色の中、木の葉が雨よけになっているのか、校舎裏の木の下でタバコを吸っている数人の生徒が見える。
そこは永子が今までノーチェックだった場所で、この窓以外からはほぼ角となっている。そもそもこの廊下は普段人通りが少なく、窓も微妙な位置にあるので気がつきにくかったのだろう。
風紀委員長として現在実質的な活動が出来ていない彼女だったが、見てみぬ振りは出来ない。
クラスメイトの会話程度ならそこで行動を実際しているわけではない以上スルー出来るが、見えたものは流石に注意しなくてはならない。
「あなたたち、タバコはやめなさい!」
男子生徒3人に、女子生徒2人の不良集団のようだ。
風紀委員としての気概をここ数ヶ月で大いにがれていた永子は一瞬臆しそうになったが、怯む自分を奮起させる。
不良生徒たちは永子を睨みつけてくるが、彼女の風紀委員長としての存在を知っているのか、チッ、と舌打ちをし、吸い込んだタバコの煙を思いっきり永子に吹きつけたっきり、タバコをポイ捨てして去っていった。
タバコのポイ捨てされた吸殻を拾い集めていると、誰かが落としたのだろう、多くの吸われていないタバコが入ったままの箱が目に留まった。
「これ・・・」
普段タバコの銘柄など気にしないで捨てるだけの永子だが、このタバコの銘柄は覚えていた。
美絵の吸うタバコの銘柄だ。
「東大寺さんも、このタバコを吸ってるのよね・・・」
何故だか永子はその拾ったタバコを捨てる気にはなれず、そのまま誰にも見つからないように鞄に入れた。
雨はいつの間にか小降りになっていた。

31 :

先日注意した時は気にしなかったが、あの集団は2年生だったようだ。
相変わらずタバコは鞄の中にある。
タバコの入った鞄を抱えながら、校内を歩いていると、先日の集団が2年の教室へ向かうのが見えたのだ。
別にこの時は気に留めることではなかったが、その放課後、永子は彼らの衝撃的な光景を見ることとなった。
教師の頼まれごとで、放課後滅多に立ち入らない美術室方面に足を運ぶと、教室の中から何か呻く様な声が聞こえてきた。
少し開いていたドアから恐る恐る覗いてみると・・・
「あんっ、あああ、あんっ、いいっ、いいの!」
半裸になった男子生徒と女子生徒が、馬鍬っている。
知識としては、年頃の女子である永子も当然理解していた。
だが、実際に見るのは初めてだ。
責められている女子生徒は涎や涙を流し、口からは舌がだらしなく伸び、だがとても陶酔したような恍惚を浮かべているのが辛うじて見える。
目を離さなければ。見てはいけない。
そう頭では理解しても、体はそこを動かない。目は完全に二人の様子に釘付けになっている。
聞こえてくる声も、どことなく喜悦の色が浮かんでいるように聞こえる。
止めなければ。校内での如何わしい行為、不純異性交遊は許されない。
しかし、声が出ない。
「イ、イクぅぅぅぅぅ!!」
「お、俺も・・・イクっ・・・!」
一際大きな嬌声が、人気の無い放課後の教室に轟く。まさか、この二人も今目撃者がいたとは思っていないだろう。
果てた様子を見ると、金縛りが解けたかのように永子の体が動いた。
ガタン、と近くにあった何かに触れる音が響く。
気づかれた、と思う前に永子は全力でその場を走り去った。
女生徒のあの性行為中の表情、声、そして艶かしく動く身体・・・
頭から離そうとしても、直ぐには離れない。
そのまま、全力で家に帰ったが、その晩はよく眠れなかった。
どうしても、別なことを考えようとしても、あの光景が頭に染み付いたように離れてくれない。
あの二人は先日注意した2年生の不良生徒たちだったのは間違いない。
そういえば、クラスメイトたちも、そういういかがわしい話をしているのを聞いたことがある。
ならば・・・美絵は?美絵はどうなのだろうか?
あの勝気なヤンキー女も、男の前ではあんな風に腰を振って、興奮しているのだろうか。
それを思い浮かべた途端、永子の身体が熱くなった。
好き勝手に振る舞い、淫らな行為をし、しかし自分よりなんでも出来る美絵。
股が、股間が更に熱を帯びてくる。まるで、触ってほしいと主張しているように。
永子は知っている。オナニーという行為がどういうものであるか。だがそれは、彼女にとって唾棄すべき破廉恥極まりない行為であり、己を律することが出来ない、弱者の行為であった。
だが、股間の疼きは止まらない。止めようと意識すればするほど逆効果的に意識せざるを得なくなり、半ば無意識に手が伸びる。
「ひゃう!」
少し指が触れた程度だった。
だが、それでも永子の体には電撃が走ったように、全身を震わせるほどの刺激が一瞬にして駆け巡った。
「あ・・・ああ・・・」
ダメだコレ以上は、そう思っても、本能がその指の動きを止めることをしない。次は、もう少し強く。
「あんっ!!」
ビクン、と全身が跳ね上がる。
「ちょ・・・ちょっとくらい、これ一回だけだから・・・もうちょっと・・・」
更に指を走らせる。
先ほどの微弱な電流から、バチン、と何かが弾けるほどの電流へ今度は変化していた。
ここまでくれば、もう、止められない。止まらない。
「あんっ、あんっ・・・あああああああ!」
徐々にその指は加速していき、強く押し付け、激しく陰部を擦り付ける。
身体を巡る電流は加速度的に強くなり、毒入りの高圧電流のような痺れを伴って、永子の精神をも麻痺させて行く。
「こ、これ、すごっ、すごいっ!すごすごるううううう!」
一際強い電流が走り、脳がショートしたかのようにスパークする。目の前が真っ白になり、何処か知らない世界へ自分が飛んでいくかのような陶酔感。
「い、イっちゃううううう!!」
そして弾けた。
後に残ったのは、半開きの目で涎をたらす永子の姿と、盛大に出た潮の染み。
暫くは何も考えられず、永子はその余韻に浸っていた。
その後に押し寄せる激しい後悔を、今は知らずに。

32 :

かつてない自己嫌悪に襲われた朝、登校をするとここ数日姿を見せていなかった美絵の姿があった。
風邪で休んでいたらしいが、髪の毛の色が金髪だったのがオレンジ色に染めなおされている。どちらにしても校則違反ではあるのだが、美絵の髪を綺麗だな、と永子は思った。
美絵は永子を一瞥したが、興味もないように直ぐに目を背け、取り巻きと談笑を続ける。
物凄い怒りが永子に押し寄せ、自己嫌悪を押し流してしまう。
美絵の中に、永子の存在価値はないのだ。そう思うと、自然と美絵の前に足が進む。
「東大寺さん、風邪はその様子じゃ大丈夫みたいね・・・尤も、こんな頭にしてくるくらいだから、はじめから仮病かも知れなかったけど?」
努めて冷静に、だが出来るだけ挑発じみたように永子は言った。
しかし、美絵は意に介した様子もない。
「聞いているの東大寺さん!」
思わず声を荒げると、不機嫌そうに永子の方に視線を向ける。
「うるせーな、オマエに構ってる暇はねーんだよ」
そして、直ぐにまたそっぽを向く。永子には我慢がならなかった。
「こっちを見なさい、東大寺さん!」
思わず激昂し、美絵の肩口を掴んでしまう永子。しまった、と思ったときにはもう遅かった。
「ごちゃごちゃうぜーんだよ!」
バチン、と乾いた音が教室に木霊する。
振り向きざまに頬を打たれ、その勢いで尻餅をつく永子。それを冷たい目で見下ろす美絵。
「ホント、オマエ、ダセーな」
ペッ、と噛んでいたガムを永子に向かって吐き捨てると、美絵はそれっきり、永子の方を振り向かなかった。
尻餅をついたまま固まっていた永子を。
クラス中から押しした笑い声が聞こえる。
悔しさと、いたたまれなさと・・・そしてもう一つ、永子には解らない感情と。それらが永子を走らせた。
何処かに逃げたかった。一秒でも早く、一ミリでも遠く、美絵から離れてしまいたかった。
あの自分を見下ろす目、その目に浮かんでいた明らかな軽蔑の色。
何のつもりがあって、どういう気持ちで、美絵は自分の思っていたのか。
いや違う。
自分が、美絵を思っていたのか。
あの女に、自分を認めさせたかった。
自分の存在を、知らしめてやりたかった。
何故、そう思ったのか。
永子の思考がぐるぐる回る。
気がついたら、先日不良生徒たちを注意したあの裏庭のスモーキングスポットに来てしまっていた。
例によって、そこには先日と同じ5人の生徒たちがいて、タバコを吸っていた。
彼らは永子の姿を見て、チッ、と例によって舌打ちをしたのだが、どうやら様子が違うことを察する。
永子は俯いて、注意する様子もなく、ただそこにいて、何かを堪えているように肩を震わせていたのだった。
「お、おい、風紀委員長さんよ・・・?」
逆に不良たちが困惑する光景だった。
彼らが怪訝と戸惑いの表情を浮かべながら、おずおずと近づくと、かくん、と糸の切れた人形のように永子が座り込んだ。
「お、おい!」
流石にこれには慌てた不良の一人が素早く駆け寄ると、永子は彼の顔を色の無い表情のまま少し見つめて、そして・・・
「う・・・ううっ・・・うわぁぁぁぁぁ!」
見る見るうちに顔が歪み、大声で泣き出したのだ。
不良たちのうちの一人に身体をあずけ、泣きじゃくる永子を彼らは黙って見守りながら佇んでいることしか、今は出来なかったのだった。

33 :

この日、初めて永子はサボりというものをした。
泣き続けて10分。HRは既に始まっている。
だが、泣き終えた永子は、教室へ戻る気はなかった。
少し落ち着きを取り戻した永子は、戸惑っている表情の不良後輩たちに、ごめんね、とまず謝る。
「あ、いや、急なことでちょっと面食らっただけで・・・」
普段は悪ぶっていても、こういうときは素が出るらしい、永子に胸を貸していた後輩は照れたように頭をかいた。
それが、永子には妙におかしかった。だから、少し笑えた。
いつも通りならただ注意して、睨まれるだけの関係。だが、こういう不良たちも今のように照れたり笑ったりもするのだ。
それが何か、永子には新鮮な感じがした。そういえば、美絵も談笑している時は凄く楽しそうで。
「それよりも、いつも強気な風紀委員長サマが、一体全体どうしてこんな?」
困惑したように尋ねてきたのは、確か先日美術室で見かけたペアの片割れだ。短く刈り込まれた短髪が、金色に光っている。
「よく・・・わからないの。何か急に悲しくなって、気がついたらここに来てた。」
「ふーん。あの鬼の風紀委員長でも、そういうことがあるのねぇ」
「おい、オマエ、一応先輩なんだからもう少し・・・」
「あ、いや、いいのよ。気にしないで。失礼はお互い様だし・・・ね?」
「あ、ハイ、すいませんッス。」
その言い方が体育会系の男子っぽくて、それもまた永子には可笑しかった。
今、永子は妙に気持ちが落ち着いている。泣きはらして、少しさっぱりしたのだろうか。
まだ心の奥底にくすぶっている何かはあるが、今のところそれが噴出する気配は無い。
「あ、そうだ。あなたたち、先日私に注意された時、タバコを落としていった人いないかしら」
鞄をそのまま持ってきていたことを思い出し、連鎖的に鞄の中のタバコの事を思い出す。
「あ、それ、多分自分のです」
先日までの美絵のような金髪をした女生徒が答える。
よく見るとどことなく、その雰囲気は美絵に似ていて、少し心がざわついた。
「しかし、なんでまた持ってたんです?普段なら直ぐ捨ててるんじゃ?」
「まさか、風紀委員長様がタバコに興味があったりとか・・・」
「違うわよ。何か、クラスメイトが良く吸ってる銘柄だから、なんとなくそのまま持っててね・・・」
「まさか、好きな男ですか!真面目な委員長が、不良の男に恋をする・・・ケータイ小説の話にありがちじゃないっすか」
「残念ね、男じゃないのよ。女子よ女子」
「あ、もしかして、それミエ先輩じゃないっすか?」
「え、知ってるの?」
「勿論っスよ、アタシはあの人に憧れてて、そのタバコ吸ってますもん。髪とかメイクとかも真似てるんっスけど、やっぱかなわねーもんなぁ・・・」
「ああ、通りで東大寺さんと少し雰囲気が似てると思った。」
「マジっスか!そう言われたのあんまないんで、自分めっちゃ嬉しいっス!」
思わず会話が弾んでしまう。
ここまで一続きに、それも積極的に他人と談笑しているのは永子には珍しいことだった。
確かに不良だし、格好も校則に則ったものではないが、それでもこう話す分には、彼らは普通の後輩たちのようにも思える。
「あ」
男の一人が間抜けな声を上げる。
何事かと思ったら、ごく自然な動作でタバコに火をつけていた男子生徒がいたのだった。永子が先ほど胸を借りていた後輩である。
鬼と言われる風紀委員長の目の前で。幾ら多少の気安さが生じていたとはいえ、本来なら怒鳴られるところである。
が。
「別にいいわよ。私は今本来ここに居ない人だし、借りもあるし・・・」
気まずそうに火を消そうとした男子生徒が面食らった表情になる。
まさか、永子の口からそんな言葉が出るとは思わなかったのだろう。
「ただ・・・未成年の喫煙はほどほどに、ね?」
しっかりと、釘は刺す。
「・・・ハイ。」
素直に頷く彼を、少し永子は、可愛いと思った。

34 :

、永子にはそう思うことが出来た。
彼らと交流するようになってから、美絵に対してあれほど持っていた感情も無くなったわけではないが、大分落ち着いている。
最早、彼らは永子には不可欠な存在となりつつあるのだ。
「さて、次の授業始まるわ。んじゃ、また後でね」
教室に戻ると、教室から出ようとする美絵とぶつかる。
「・・・っ!」
目が合った瞬間、永子は心臓を握りつぶされたように息苦しくなった。
今、確かに美絵の目に、永子の姿が入っている。
一瞬だったが、確かに美絵は永子を見ていた。
ぶつかった時に僅かにしたタバコの香り。
美絵はすぐに永子を無視し、去っていったが、その足元には美絵が落としたのだろう、タバコが一箱落ちていた。
よく、見覚えのある銘柄だ。
「これは・・・」
手が、素早く動いた。
廊下側の、永子にしか見えない位置に落ちていたタバコを素早く拾い、スカートのポケットの中にしまい込む。
何故そうしたかは、永子にも解らないものだった。
美絵は戻ってきた後何かを探しているようだったが、一瞬永子を見て、諦めたように席へ戻った。
ぶつかって落とした時に見つかって、そしていつものように処分されたのだろうと思ったのだろう。しかし実際は、今それは永子のポケットにある。
美絵の持っているものを奪い取った。
以前はそんなことを思わなかったが、今は何故かとても達成感を感じている。ドキドキして、興奮で胸が熱くなるのを感じる。
その興奮は収まらず、放課後後輩たちに挨拶だけして直ぐに帰宅し、オナニーを3回もした。
既に永子にはオナニーに対する嫌悪感はさほどなく、生理現象だと割り切り、指遊びに耽る。
美絵のモノを自分のものにした。そう思うと、身体の火照りが収まらない。
歪んだ征服欲が、徐々に永子の中で育っていった。

35 :
すまん、コピペ失敗した。
>>34じゃなくこっちを読んでくれ

それから、永子と彼らは頻繁に会うようになった。
登校時、昼休み、放課後。少し時間が空いたときにその場所へ赴き、彼らと談笑を交わす。
最初こそ遠慮していたが、段々気安くなるにつれ、彼らは永子がいてもタバコを平然と吸うようになった。
永子もそれを咎める事はしない。
「じゃあ、エーコ先輩は、今委員会でも立場がビミョーってことっすか」
「そーなのよね。今学校で居場所があるとしたら、ここくらいじゃないのかな?」
「本来取り締まるべき俺らがいるココっすか?」
「いーのよ。ここは私たちの秘密の場所ってことで、無礼講よ無礼講」
永子にとって、彼らの見てくれや素行が悪くても、気安く話が出来る大事な友人たち・・・そう、友人と認められる存在なのだ。
細かいことを気にして、それを損なうことなんて出来ないのだ。
やっと、永子にはそう思うことが出来た。
彼らと交流するようになってから、美絵に対してあれほど持っていた感情も無くなったわけではないが、大分落ち着いている。
最早、彼らは永子には不可欠な存在となりつつあるのだ。
「さて、次の授業始まるわ。んじゃ、また後でね」
教室に戻ると、教室から出ようとする美絵とぶつかる。
「・・・っ!」
目が合った瞬間、永子は心臓を握りつぶされたように息苦しくなった。
今、確かに美絵の目に、永子の姿が入っている。
一瞬だったが、確かに美絵は永子を見ていた。
ぶつかった時に僅かにしたタバコの香り。
美絵はすぐに永子を無視し、去っていったが、その足元には美絵が落としたのだろう、タバコが一箱落ちていた。
よく、見覚えのある銘柄だ。
「これは・・・」
手が、素早く動いた。
廊下側の、永子にしか見えない位置に落ちていたタバコを素早く拾い、スカートのポケットの中にしまい込む。
何故そうしたかは、永子にも解らないものだった。
美絵は戻ってきた後何かを探しているようだったが、一瞬永子を見て、諦めたように席へ戻った。
ぶつかって落とした時に見つかって、そしていつものように処分されたのだろうと思ったのだろう。しかし実際は、今それは永子のポケットにある。
美絵の持っているものを奪い取った。
以前はそんなことを思わなかったが、今は何故かとても達成感を感じている。ドキドキして、興奮で胸が熱くなるのを感じる。
その興奮は収まらず、放課後後輩たちに挨拶だけして直ぐに帰宅し、オナニーを3回もした。
既に永子にはオナニーに対する嫌悪感はさほどなく、生理現象だと割り切り、指遊びに耽る。
美絵のモノを自分のものにした。そう思うと、身体の火照りが収まらない。
歪んだ征服欲が、徐々に永子の中で育っていった。

36 :

後輩たちの一人、キリコは美絵に憧れていて、同じ銘柄のタバコを吸う。
そのケムリの臭いは、あのぶつかった時に感じたタバコの臭いと同じものだ。
「・・・エーコ先輩、どうしたんっスか?」
知らず知らずのうちに、キリコを凝視してしまっていたようだ。
そのタバコって、美味しい?
そう思わず口に出しかけたが、恐らくキリコはそれを聞くと、自分に勧めてくるだろう。
タバコは未成年が吸うものではない。ここでは見てみぬ振りをしてはいるが、自分に対しての戒律として未だに永子の中では守られている。
だが。
その日、家に帰ると、机の引き出しを開け、あの日美絵から奪い取ったタバコを取り出す。
そして、あの臭いを思い出す。
タバコは吸ってはいけない。
だが、美絵のものを自分が「使う」ことは、彼女に対して優越することではないのだろうか。
これは美絵のものだ。それを、自分が美絵ではなく、自分が無断で使ってやる。
そう考えると、体の芯からぞくぞくと快感が押し寄せてくる。
一本タバコを取り出し、口に咥えて買ってきたライターで火をつけ、少し吸い込む。
「うっ・・・ゲボッ、ゲホッ!」
黒い塊のようなものが喉に押し込まれたような感覚に堪えきれず、永子は咽込んでしまう。
しかし、これを美味しいとか不味いとか、永子はそんなことを考えたりはしなかった。考えたのは一つだけ。
「東大寺さんは吸えるのに、私が吸えないとか・・・ありえない・・・!」
美絵に対する対抗心だった。
むせながら、一本吸い尽くす。
二本目。
三本目。
一箱吸い終わるころには、もう永子は咽ることなく、タバコのケムリを肺まで吸い込むことが出来る様になっていた。
そして、吸い尽くした残骸を見る。
永子に浮かんだのは禁を犯してしまった後悔と、それを払拭してしまうほどの、悦び。
「あは・・・あははは・・・あはははははは!」
美絵のタバコを、自分が吸い尽くした。
そう思うと、以前それを奪った時よりも強い興奮が体中を瞬く間に支配し、股間が疼いて仕方が無くなる。
思う存分にオナニーをし、気を失うほどに繰り返す。
身体の熱が引いた頃には、すっかりその興奮も冷め切ってしまっていた。
「・・・勉強を、しなきゃ・・・」
まだタバコの臭いが消えない部屋で、宿題を取り出し、最初はかなりはかどりはしたものの、30分も経たないうちに、徐々に集中力が途切れ、宿題が手につかなくなる。
それでも1時間ほどなんとかやっているうちに、タバコの臭いが気になり始め、何故か酷くイライラしてくる。
そのうち宿題も手につかなくなり、大きく深呼吸をする。
タバコの残り香を吸い込むと、若干、イライラが消えた気になる。
もう既にニコチン中毒になってしまっている己を自覚することが出来ず、とうとうイライラに耐えられないまま、宿題もそこそこに永子は寝てしまうことにした。

37 :
若干ペースはやめて3時までには投下完了予定
10
次の日になってもイライラは収まらないどころか、ますます激しくなっていた。
朝、いつものように校舎裏の場所へ行くと、まだ一人しかいないようだった。胸を貸してくれた後輩の、ショウ。
彼は一人でタバコを吸いながら空を見ていた様子で、永子の存在に気がついていない。
永子はそのショウの吸うタバコが、やけに美味しそうに見えた。
「おはよう、ショウ君」
そう思っている素振りを見せず、いつものように挨拶を交わす。
近くに寄ると、タバコの臭いがした。
「ねえ、ショウ君・・・」
ショウがもう一本タバコに火をつけようとするのを見て、永子は限界を迎えた。
思わず口走った一言。
「私に、そのタバコちょうだい」
「・・・えっ?」
答えるよりも早く、俊敏な動作でショウの持っていたタバコの箱から一本ひったくると、流れるような動作で火をつけ、大きく吸い込んだ。
ショウはその様子を呆気に取られたように見ていたが、永子にはどうでもよかった。タバコが欲しくてたまらなかったのだ。
瞬く間に一本吸い尽くし、フィルター近くまで迫っている火を消す。灰皿代わりに用意してある空き缶に吸殻を入れると、すっきりした表情でショウに向き直る永子。
「エーコ先輩、いつの間にタバコとか吸うようになったんっすか・・・」
風紀委員として、委員長として、常に厳しく取り締まってきた永子からは考えられない姿だった。
あまりに衝撃的すぎて。その変わりように。
「うん、昨日ね、ちょっとね・・・」
「昨日っすか・・・しかしまた、どうして?」
その問いに少し困った顔をして、永子は答えた。
「まぁ・・・話すと長くなるんだけどね。そのうち気持ちの整理が出来たら、話してあげるよ。」
そういってショウの目を見ると、恥ずかしそうにショウは目を背ける。
「い、いいっすよ、いつでも。そ、それに・・・」
「それに?」
「エーコ先輩の、タバコを吸う姿・・・すげぇ、カッコイイなって・・・」
ゴニョゴニョと聞き取りづらい声だったので、永子には正確に伝わらなかった。
しかし、大体の内容は彼の様子をみてわかる。耳まで真っ赤だ。
「ふふーん。なになに、もう一回言ってよ?」
「ちょ、エーコ先輩、ちょ、ちかっ、近いっす!」
ちょっと永子が迫ると、ショウはあたふたと逃げようとする。その様子が、とても可愛くていじらしい。そう永子は思う。
「だー、め!男の子なんでしょ、ビシッと言いなさいよ、ビシッと!」
「ちょ、先輩、キャラ違いすぎ・・・」
もう少しからかって遊ぼうとも思ったが、やってきた4つの人影の姿を認めると、それ以上永子は迫ることはしなかった。
「おはーっす」
「おはようみんな。」
「お前ら、聞いて驚け!エーコ先輩が、なんと、スモーカーになってしまわれたんだ!」
「おおー!」
「ショウ、良かったじゃねぇか。オマエ常々、先輩にタバコを吸わせてみた・・・」
「ストップストップ待て待て!それは言うんじゃねぇ!」
「え、何、なになに?」
「ああ、もう、エーコ先輩ももうそこ突っ込まないでくださいって!」
四人は特に永子がタバコを吸っても抵抗を示さなかった。むしろ、歓迎している様でもある。
どんな自分も受け入れてくれるんじゃないか、そう、永子は思い始めていた。

38 :
11
それから、永子はタバコの虜になった。
5人のうちの一人、エイジの兄がタスポを所持していて、普段はエイジがそれを使ってタバコを購入しているようだ。
永子もエイジにタバコの購入を頼むようになり、徐々にその本数も増えていった。
タバコを吸い始めて気がついたことの一つに、ニコチンを摂取した暫くの間は頭が冴え、勉強がはかどるのだ。切れるにつれ集中力が低下してくる。
いつしか、勉強には欠かせないアイテムの一つにもなってしまっていた。
親には何も言われていないが、頭を洗うとタバコ臭いのが自分でもわかる。
だが、もう辞められないのだ。
夏休み前の期末考査で、初めて美絵にテストで勝った。
美絵から奪ったタバコを吸ったことでタバコを覚え、そのお陰で美絵に勝つ。
爪の先までそのときの快感は行き渡り、それ以来ますます永子はタバコの量が増えた。
その時の興奮を思い出すだけで、毎日オナニーもできた。
そして夏休み前。
仲間達に、自分の気持ちを打ち明けた。
美絵にテストで勝ったことで、漸く自分の心の奥底を認められたのだ。
ずっと、美絵に抱いていた感情。その正体。
「・・・エーコ先輩も、ミエさんに憧れてたんっスね」
そうだったのだ。
自由奔放に振舞い、何からも自由な彼女が羨ましかった。
そのくせ、何でも出来る彼女が嫉ましかった。
だから、彼女に認めて欲しかったのだ。
それを理解できた時、永子の目の前に、新しい開けた道が出来たような錯覚を覚えた。
今までの自分とは違う道。憧れていた、美絵のような自由な道・・・
しかし、それは歪められたものだった。、自由な道は美絵そのものであり、美絵のような存在になりたいという願望は、美絵になりたい、という同化願望に変わっていた。
タバコを吸った時感じた感情は、美絵と同化できたという喜びと興奮であり、テストで勝つということは、美絵と自分を置き換えた、自らが自分の思う美絵になっていたということだった。
そして、この後輩たちとの付き合い、それも、取り巻きのいる美絵と似たような環境に身をおけることから来る、安心感。
永子にとって、美絵は全てだった。
恋愛だとか、そういうチャチな感情ではない。
だから、永子は美絵になる。
そして、その心に隠されたもう一つの、感情。
それが、征服欲。
美絵になり、そして美絵を支配する。
美絵が生み出した美絵が、オリジナルを超える。
それが、いつしか最終的な永子の望みとなっていたのだ。
そして、夏休み中、永子はショウと付き合うことになった。
ショウは可愛い弟分ではあったが、彼氏としては考えてなかった永子に、ショウが告白をしたのだ。
記念に、お揃いのピアスを空けた。
セックスをするようになったのは、付き合い始めて直ぐのことだった。
始めこそ痛かったものの、徐々に慣れるにつれ感じ始める快楽に瞬く間に永子は溺れた。
ショウたちとつるんで、色々なところへ遊びに出かけた。
深夜のクラブ、バー・・・悪い仲間も増えた。
永子がその間に知ったことの一つに、美絵の彼氏の話と、それによって今美絵が若干仲間内で浮いているということだった。
美絵の彼氏は仲間内では評判が悪い男で、そのことで、美絵も若干省かれている節があるということ。
直ぐに、永子はその美絵の元々いたポジションに収まった。
ショウは、段々と感化されていく永子にますますほれ込む。元々、彼は派手な女が好きなのだ。永子が派手になることは、ショウにとっても喜ばしいことであったのだ。
夏休みが終わる頃には、既に、永子は以前とは全く違う永子になっていた。

39 :
12
「あれ・・・」
「ちょっと・・・」
「え、嘘だろ・・・」
夏休み明け、I組は朝から騒然としていた。
美絵がいつもどおり取り巻きと談笑していると、後輩の不良たち、中には以前可愛がっていたキリコの姿も含め5人と、もう一人、見覚えのない、しかし何処かで見たことのある女がいきなり殴りこんできたのだ。
その女は、目が合うなり突然腹に拳を入れてきたのだ。あまりに不意をつかれ、まともに食らってしまいうずくまる美絵。
「なにすんだコラァ!」
取り巻きどもがいきり立つが、後ろに控えているのは5人。うち3人は男なのだ。3人の女では勝負は見えてる。
元々、彼女たちは美絵の取り巻きに過ぎない。凄んだ所で、実戦派には怖くもなんとも無いのだ。
「オメーら後輩の分際で先輩に対してなにしやがんだ!」
「後輩?そうね、彼らは確かにあんたらの後輩だけど・・・」
美絵をいきなり殴った女が、蹲った美絵の顎を思いっきり蹴り上げて言う。
「あたしは、クラスメイトなんだよ。クラスメイトの顔も覚えてないとか、つれないこと言ってんじゃないよ!」
仰向けに倒れた美絵の腹を、思いっきり振り上げた足をそのまま振り下ろす。
「ぐはっ」
「あーあ、アバラ折れたかなー、これ。あははは、無様だね、東大寺美絵。でもね、コレは自業自得なんだよ、わかってんの?」
踏みつけた足を、捻るようにして回す。アバラの折れた事を知ってての仕打ち。痛みは想像を絶する。
「あ、あんた・・・」
「あら、今更気がついたの。そういえば以前あんたはあたしにダセーとかウゼーとか言ってくれたわよ、ねぇ!?」
腰を蹴り飛ばす。
「え、うそ、まさか・・・」
信じられないといった面持ちで取り巻きの一人が女を震える指で指す。
「何人を偉そうに指差してんの?エイジ」
「おう」
後ろの男を顎で促すと、取り巻きの一人のその女は、エイジと呼ばれた男に髪の毛を鷲づかみにされて引っ張り上げられる。
「い、いたいいたいいたい!」
「先輩にはわりーっすけど、姉さんの指示なんでね・・・」
宙に吊り上げ、そのまま投げ飛ばす。
髪の毛がごっそり抜け、一部からは頭皮が見えている。
「エーコ姉さん、そいつらもやっちまいますか?」
「キ・・・キリコ・・・あんた、なんで・・・」
美絵にしょっちゅうついて回っていたキリコ。
彼女は今、倒れこんでいる美絵を、上から冷たい目で見下ろしている。
「ミエさんには悪いっスけど、今はアタイは姉さんに付いてってるんで。悪く思わないで下さいね」
エーコだって?
あの風紀委員長の?
別人じゃねーか・・・
そんな呟きが重なり、どよめきとなり、クラスがざわつき始める。
「うるさい!少し黙ってろ!」
エーコと呼ばれた女、永子が声を張り上げるとクラスは水を打ったように静まる。
不良たちの吹き溜まり場と言われたこのクラスでさえ飲み込んでしまうようなこの胆力は、そうそう持っているものではない。
風紀委員長して多くの不良に負けず、張り合ってきた永子にはその胆力が少なからずあったのだ。
「まぁいいわ。さて東大寺美絵。あんたに聞きたいことがあったんだ、ちょっと付き合ってもらうよ」
動けなくなっている美絵をエイジが担ぎ上げる。
ろくな抵抗も今の美絵には出来やしない。
「・・・好きにすればいいじゃないか」
そういうのが、精一杯。
「そうさせてもらうわ。じゃあ、みんな騒がせたわね、また後で。」
美絵を拉致した彼女たちの去る姿を、クラス一同はただ呆然と暫く眺めていた。

40 :
13
「さて、東大寺美絵。質問に答えてもらうわ」
例の校舎裏に美絵と6人は来ていた。
エイジは先ほどまでの手荒な扱いではなく、丁寧に美絵を下ろし、木にもたれかけさせた。
「・・・」
沈黙が、今美絵に出来る最大の抵抗だ。
「あんたが突然あたしに対して態度を変えたのは何でよ?」
美絵は答えない。
「あたしが知りたいのはそれだけよ、それだけがどうしても、腑に落ちないのよ」
先ほどまでの暴力的な態度は鳴りを潜め、以前のような落ち着いて凛とした態度が永子からは見える。
「・・・オマエに失望したからだよ」
ぼそり、と美絵は呟いた。
「あんたは自分の事を結局理解してなかった。自分が大事で、他の人を見下してた。それがたまらなく気に入らなかった・・・そういうことだ」
「そうね、確かにそうだった気が今ではするわ」
あっさりと永子が認めたことに少なからず美絵は動揺した。
「でもね、あたしはあんたが羨ましかったの。ずっと。だからあんたになりたかった。そう思った。わかったのはもう、ずっと後の話だけど」
タバコに火をつけて、永子は深くケムリを吐き出す。
その姿があまりにもサマになっていて、たった一ヶ月の間の彼女の生活が目に見えるようだった。
「・・・あたしも同じさ。あたしも、あんたが羨ましかったよ」
唐突に吐き出された言葉は、永子にとって動揺を誘うに値する物だった。
「だけどな、だからこそ、失望したよ。」
永子は思い返すと、確かに自分のことしか考えていなかった。
それが、美絵からみてとても滑稽に見えて、空しくなったのだという。
「そうね、そういう意味では、お互い自業自得だったってことね」
このとき、もう永子の中の美絵はんだのだ。
美絵はそんなにつまらない人間だったのか。そう思って。
「あたしも、今あんたに失望したわ。だからもう興味も無い。後は好きにするといいわ」
まだ火の付いたタバコをポイ捨てする永子の姿を見て、美絵は何故か無性に悲しくなった。
どうしてこうなってしまったんだろう。
「さよなら、美絵。」
そして去っていく。
動けない自分の身体、思うように出せない声。
苛立ちが募る。悲しみも募っていく。
そして理解した。
永子も、同じ気持ちを持ってたのだろうか。
ならば、次は自分が永子になる番だ。
いつしか立場の入れ替わった二人。
今度は、美絵が、永子になる。
そうして二人の交わらない感情と運命は、交差して行くのだ。
とりあえず完?
続くの?

41 :
終わり。
正直すまんかった。
どうしてこうなったか俺にも解らないのでそのうちリベンジをしたい。
待たせた人には失望させたかもしれないが、次はもうちょっと頑張ってみますわ。

42 :
すごく面白かった。シチュエーションはかなりツボだったな。
できれば、次回作には、派手になって行く子の外見の
描写を入れて欲しいなぁ。
次回策も期待してます!

43 :
今気がついた
いきなり一発目の美絵の名前を2回絵美って誤字っていた
コレは推敲漏れだ。申し訳ないっす

44 :
>>41
起きてて良かった。
面白かったです。
次回作(続き?)楽しみに待っています。

45 :
やばいヨダレ垂れてきた

46 :
古手川唯をハレンチ大好きエッチな女の子に堕落させたいぉ

47 :
すまん誰だそれ

48 :
しかしSS来ても寂しいな

49 :
会長はメイド様のミサちゃんを堕としめたい

50 :
佐藤寛子は顔つきも変わっちゃったし
事務所を移籍して何かあったんじゃないかと思うんだ

51 :
先のSSをpixivに貼っとくかなー。

52 :
いかんなスレが止まっている。

53 :
よし

54 :
保守


55 :
生徒会内部で奴隷にしたい

56 :
すまぬ。
あげさせてくれ…。

57 :
つまりどういうスレ?

58 :
佐々木との再会
違うスレに投稿したけど、ある意味ありかなと
あぁ、キョン久しぶりだね
高校卒業してからだから、一年以上だね
うん、君が変わらずいてくれて僕は嬉しいよ
え? 僕が変わったって?
あぁ、これかい? 
確かに、僕は当時は髪は染めていなかったね、学校の規則でもあったし
何より、若い人は髪を染めるべきだみたいな風潮が苦手だったからね
じゃあ何で染めてるんだって?
うーん、話せば長くなるんだけど……
僕も女の子さ、色々あるんだよ
解ってくれて嬉しいよ
でも、金髪はやりすぎ?
……僕もそれは思うよ
だけど、以前と一切変わらない君もどうかとおもうよ?
僕が変わりすぎって、どこがかな?
肌?
そんなに焼けていなかった……うん、そう言えばそうだね
でも、それは仕方のないことさ、皮膚は紫外線による変化に敏感で
え? その話は良いって?

59 :
そうか、また君に話を聞いてもらえると久しぶりに興奮したんだけどな
無理強いはしないさ
それで、何の話だっけ?
あぁ、僕が変わったって言う話しか
服? 服もそうだね、以前の僕はパンツルックを好んでいたね
それに対して今の僕は、マイクロミニのワンピースドレスだ
君は視線を僕からそらすのはこれが理由なんだろう?
うん、おさっしの通り下着はつけていない
まぁ、見ればわかるだろう? これは元来下に何か着て羽織るものだからね
随分と透けやすい素材なんだ、だから僕の乳首がはっきりとは言わないけど見えるだろ?
もちろん他の変化も、透けてみえるはずだ
くつくつ、君は嘘が下手だね、相変わらず
見えないならこっちを見れば良いじゃないか? 
僕の乳首が見えないのなら、君が目を逸らす理由はないんじゃないのか?
それとも僕を視界に入れるのが苦痛かな?
くつくつ、あぁ、そういうことにしておこう
君がそう言うならね、話を元に戻そう
えーと、髪の色、肌の色、服の趣味
これ以外に僕の変わったところは見受けられるかな?
あぁ、爪の長さとか、歯についている歯垢とか変化して当然のものは無視してくれよ?

60 :
え? 爪? さっきも言ったが――あぁ、これか
うん、そうだね一般的に言うネイルアートってやつだよ
まぁ、雑誌に載るような派手なものではないが
一般的な大学生とのオシャレ心だよ
文字? よく気がついたね
うん、これは文字、一つの指の爪につき一文字書いてあるんだよ
これはS、これはLだ、こっちはA
左手も同じ文字だよ
え? この単語の意味かい?
うーん、それはネタバラシになってしまうから、また後でだね
さ、他に僕の変わったところを指摘してくれたまえ
おいおい怒らないでくれよ
ここに僕を呼んだのは君だろう? 話したい事があるって
それなのに誤魔化すなって言われてもね、僕には何がな――
…………うん、そう、そうだね
ご指摘どおり僕は変わったよ
髪、金色に染めたよ
肌も焼いた、服もさ、以前の服は全て捨てた
そう、この首輪も、乳首のピアスも以前はなかったね
この刺青、タトゥーって言うのかい?
それも以前にはなかったね、そして何よりも僕は男を知ってしまった
うん、そうキョン、君も例のビデオは観たんだろ?
いや、観てないとは言わせないさ、だったら何で僕を呼び出した?
久しぶりに親友の顔が見たかったとでも言ってくれるのかな
くつくつくつ、それもある、か
本当に君は変わらないね
でも、大本の目的はこっちだろ?
ほら、しっかり見てくれ
え? 服を着ろって?
服を着てたら細部まで解らないじゃないか、相変わらずずれてるな
羞恥心? ……今の僕にそんなのがあると思うのかい?
……ビデオ、観たん、でしょ?
『私』が何をしてきたか、何をされてきたか……全部
そう……
…………いや、君が気にすることじゃないさ
僕としては感想を聞きたいくらいなんだから
実のところ、僕の家にはビデオカメラなるものがなくてね
自分の姿を映像にとられるのに慣れてなくて、どんな風になっているか気になっていたんだよ
で、僕は君の目にどんな風に映ったかな?
彼らが君にどれだけの映像、画像、情報を送ったかは知らないけど

61 :
映像で言えば僕の破瓜の瞬間から、先々週の海岸での露出調教まであったはずだよ
新しいのを撮るたびに僕はそれを何回も見せられるからね
覚えているんだよ、どんな映像が写真があったかってね
で、君はどんなのを観たんだい?
ふむ……くつくつ、なるほど全部か、そりゃ良いね
つまり君は僕が犯され、変態行為をしてる映像、たっぷり100時間以上のを見てから僕を呼び出したのか
あぁ、気を悪くしないでくれ
別に君を悪く言ったつもりはないんだ
ただ君らしいなと思ってね
……それで、君は僕の映像で、その、あれだ
そう、あれ、あれをしたのかい?
おいおい、まさか僕に言わせたいのかい?
君まで変態になってしまったら、ここの変態率は100になってしまうよ
せめて50にしときたいところじゃないかね?
え?
あ、あぁ、そ、そう……し、したんだ
自分から聞いておいてなんだけど、その、照れるね
別にそんなことを言われたのは初めてじゃないんだ
僕のその映像の一部や画像はサイトにアップされているからね
毎日100近い感想が届くんだ
映像を見たなら知っているだろう?
そう、それだ、送ってきてくれた感想を読み上げるやつだ

あれは結構屈辱的でね、くつくつ
最後に「こんな無様なメス豚でオナニーしてくださってありがとうございます」って土下座するんだ
毎回毎回ひどいもんだよ
君にもしようか? 土下座
そうだね、そう言うだろうね君は
そんな君はどの映像でしたのかな?
最初は、へぇ、一番最初の
つまり僕の処女喪失のでか
まさか、最初からとは光栄だね
懐かしいねあれはまだ僕が入学して間もない頃だったね
当時の僕は妙な開放感と高揚感に包まれていて……まぁ、調子に乗ってたんだろう
新歓コンパなどに多数お呼ばれして、飲んだこともない酒を煽り
可愛いなどと褒められていい気になり気づいたらあれだ
そう、君が映像や写真で見た通りさ
8、いや7人だったね
7人の男性に代わる代わる犯され、苦痛のはずの破瓜も妙な薬物で快感に変えられて
だらしない顔で喘いでいたよ
ほら、ネットに流出した僕の画像でも結構評価の高いあれだよ
女性器から大量の精液を垂らして、涙と涎と鼻水にまみれた顔でピースしている写真
あれがあのときのだよ

62 :
あれから僕は脅されて奴隷になったんだから、懐かしいもんだ
で、次はなにでしたんだい?
ふむふむ、あー、あれか
「奴隷のくせに精液慣れしてない」って言われて始めたあれだね
言いがかりもいいとこだったけど、写真を見せられて脅されたよ
あれも辛かったね、街角100人フェラは
あんな恥ずかしい服装で、え? 今のが恥ずかしいって?
当時の僕としてはだよ
薄いチューブトップにハイカットジーンズのみなんて始めての体験だったよ
ひきづられるようにしてつれていかれたよ
そこからは映像の通りさ、道行く男性に声をかけて
精液を恵んで貰うのさ
深夜までかかったよ、顎は痛いし
舌は痺れるしで、辛かったよ
事前に彼らから手ほどきを受けてなかったら、二日はかかってたね
しばらくゲップが精液くさかったよ
そのお陰で見事精液慣れしたよ
更に、町中に僕のファンを作ってしまった
くつくつ、そうさ僕は精液便所、歩くザーメン処理機だからね
ほら、これ、この下腹部の刺青を見てくれ
去年のクリスマスに入れられたんだ、その映像もあったろ?
そう、それだ、ミニスカサンタの格好でアダルトショップにいった映像の次のやつさ
そのときに入れたんだよこれは
ほら、読んでみてくれ
遠慮はしないでくれ、僕とキョンの仲だろ?
くつくつ、そうだね使うべきときじゃなかったね
まぁ、それは良いさ
とりあえず読んでくれ、僕の下腹部にかかれた文字を
……そう、ザーメンメス犬だ
実に僕を表した的確な言葉だろ?
それにこの二の腕には、僕の名前
内側ものには男性器の絵と『無料マンコ』『ザー汁大好き』の文字さ
そして君も見ただろ?
背中にはほら、この通り
僕の個人情報ってやつだ、住所携帯番号アドレスなんでもござれさ
住所や携帯番号なんていつ変わるか解らないのに、刺青にされてしまったよ
この背中の刺青を見せるために、僕は普段から背中の見える服を着てるんだ
これのおかげでもう僕は銭湯にいくことができなくなってしまったよ
まぁ、肌を焼いたおかげで少しみずらくなっているのが救いかもね
あぁ、肌を焼いたのは今年の夏、ほんの少し前さ
彼らは僕の容姿に文句をつけはじめてね

63 :
最初にこの通り髪を染めるように言われたよ
何も変わらず僕のまま髪だけ金色になってのは、鏡を見てどうにも不自然だったね
そして金髪に会うように肌を焼くことにしたんだ
恥ずかしかったよ、全身に卑猥な刺青をした女が日焼けマシーンを使いに来たんだからね
随分と好奇の視線に晒されたよ
ある意味なれっこになってしまったけどね
それで肌を焼いたのさ
うん? あぁ、映像を見ていたんだったらもちろん知っているよね
ほら、まだ少し残っているだろう?
この少しだけ色の薄い部分がそうさ
からだのいたる所に特殊な液体で文字や絵を描き、焼けないようにして日焼けマシーンに入らされたんだ
それによって僕の身体には、黒い肌に白い文字が浮かび上がったよ
映像みたんだろう? その卑猥な日焼けアートをほどこされた僕が、マイクロビキニをきて海につれていかれたのを
そうさ、ほらこのお尻を見てくれ
ここが一番よく残っているんだ
右に『牝』左に『豚』
あぁ、君から見て左右だよ
胸にはまるでトイレの落書きみたいに女性器の絵と『精液のみたい』の文字
ほら、ここも解るかい? 僕の右頬
うん、これもさ『チンポ』って書いたあったんだ、君も見ただろ?
その姿で海につれていかれたんだから恥ずかしかったね
異性の好奇の視線に同性の軽蔑の視線
まぁ、いきなり海に卑猥な水着を着た、金髪日焼け女がきたらそうなるんだろうね
しかも、卑猥な日焼けと刺青つきだ
その姿で僕はナンパさせられたんだよね
まぁ、映像観たなら解っているだろうけど中々ひっからなくてね
僕に命令した彼らも予想外だったのか、つまらなそうにしてたよ
そのせいで僕は大声で「ちんぽしゃぶります」何て叫びながらビーチを歩く羽目になったけどね
そのおかげで、彼らの望むシチュエーションになったよ
数十人に犯されて精液まみれにされて記念撮影
うん、今でもよく見かける『まさに肉便器な』写真だよ
犬としたこともあったね
小便を飲まされたこともあったよ
全裸で早朝マラソンもあったし
コスプレってやつをさせられて写真をとられたりもした
日常生活でも痴漢にあって2日近く犯されたこともあったし
AVにも3度出演した
とあるAV監督から専属女優としてオファーがきたくらいだ
うん、その通り、僕の将来の職業はAV女優だよ
給料はほとんど彼らに渡るらしいがね
まぁ、それが僕の今のこからのこれまでの状況さ
それで、君は……
あなたは私をどうするのかな?

64 :
ハルヒ、少ししか知らないですけど、
佐々木との再会、良かったです。
また期待しています!

65 :
>40続きが読みたいですね。
立場が入れ替わったあたりから
派手になる永子と目立たない絵美なんて良いね

66 :
いいねぇ。続きが読みたいな。
これで外見の変化も書いてくれれば、最高だよね。

67 :
エロ漫画で優等生が援交してるクラスメート見下しつつ、自分も援交の手前までやって
自分に値段付けさせて満足してる話があった。ある日高額出してきた男に思いっきり
やられてずるずると自分の値段を落としながら男に自分を売り続けて依存してくんだ
最終的にはお金なんて関係ないから――という感じにまで数話かけて堕とすいい話だった
ハルヒのみたいに、しばらく会ってなかった優等生が堕落していくのもいいかも
あと家庭教師にたぶらかされて勉強に集中できずにドンドン駄目になってくシチュはどうだろう
家庭教師の色気に酔って授業中とかも思い出して集中できなくなるとか
最終的には教師の犬になり街中どこでも命令に従うようになったり
あるいは見放されて、誰にでも体を許すビッチに成り下がるとか

68 :
強制喫煙シチュの方に
ここっぽい優等生激変の新作が…

69 :
ああ、俺もそれ読んだ。
何気に被ってるよな。「エロケバ化スレ」でもういいんじゃねーか

70 :
セラムンの亜美ちゃんギャル化させるSSとか考えてるが
需要ある?

71 :
是非

72 :
規制が解けたようなので明日からがんばる。
あ、>>70の話ね

73 :
待ってるから〜

74 :
このスレ、ギャルとか不良にするってテンプレみたいだけど
単に真面目な委員長を、エロテクでエロ大好きな人にしちょうシチュエーションは違うのかね?
そっちの方がベタな気がするんだが

75 :
とりあえず成績優秀で、周りから尊敬されてる子が
お馬鹿さんになっちゃうシチュならなんでもいい

76 :
エロじゃないけど、もろ少女マンガだけど「純情クレイジーフルーツ」梅本ってこの典型タイプ

77 :
>>76
なんだそれ!
よーし読んでみよう
>>74
それでもいいんじゃね?
って>>1が言ってた

78 :
というわけで、>>70の話をメモ帳に執筆というかタイピング中なのだが
エロパロだからやっぱり18禁のネタ入れたほうがいいよなぁ。どうだろうなぁ。
とかタバコ吸いながら考えてる。
俺の吸いかけのタバコ亜美ちゃんに吸わせてみたい。
今の話強制喫煙スレ向けだな

79 :

ここは俺がくい止めるからッ
おまえは作品を頼むッッ
なぁーに、どうってことないさ

80 :
親の借金のカタにされて地主の息子の婚約者になった優等生が
夜は息子とズボズボやりまくって
授業中は息子に乳やら尻やら揉まれながらベチャベチャとキスして
昼休みや放課後は尻穴を一回500円で売らされるというのはどうだろう
勉強するヒマなくて成績下がりまくり

81 :
勉強する時間がなくてっていうよりは
根本的に頭悪くなる方が、堕ちた感があって好きだわ。
そうすると、ニコチンか薬ぐらいしかなくなっちゃうんだけどw
周りからもうらやまれるような秀才で
テストではもちろん1番だし
教室で問題を答えるときも必ず正解。
もともと地頭がいいから、普段の勉強でも
宿題や授業で苦労なんかしたことなくて
他の子がなんで分からないのか分からない。
だから、周りの子が勉強をサボっているんだと思っていて
ちょっと下に見ている感じで
ノートや宿題を見せてって言われても
それは○○のためにならないと切り捨てるような女の子が
ふとしたきっかけでニコチン中毒になって
理解力や暗記力がだだ下がっていく。
そしてテストではずっと続いていた1位から陥落。
そのストレスを解消するためにさらにニコチンに走って
あんなに簡単だったはずの
普段の勉強にもついていけなくなる。
それがさらにニコチンに走るんんだけど
もうタバコを買うお金がなくって
今まで絶対的に軽蔑していた援助交際を始めるようになる。
そんなこんなで
そして最後には、たった1問の簡単な宿題さえとけなくなって
今までバカにしてたクラスの友達に
必にノートを見せてと懇願するぐらいになる。
それでもだめなら、クラスの男子を誘惑して
ただノートを見せてもらうだけのために
手コキやフェラをするようになる。
だけど、それがだんだんだんだん中毒になっていって
最後には、勉強なんかできなくてもおちんちんがあれば幸せ
っていう感じの、終わった女になるまで堕ちて欲しい。

82 :
>>81
そんな話良いですね。
あと成績優秀な優等生と不良なギャルが徐々に入れ替わるとか
好きだなぁ…

83 :
このスレとしては
ストライクだろ
http://up.pandoravote.net/up21/img/panji00000654.jpg

http://up.pandoravote.net/up21/img/panji00000655.jpg

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84 :
>>83
中二〜中三でどうしてこうなったw

85 :
甜歌りんは、昔から天てれに出てた頃からアフォの子だったから
こうなるのも当然っていう感じ

86 :
ほのかに恋心を寄せてた女の子が夏休み明けにこんなんなってたら確実に女性不信になるわ

87 :
風紀委員の川島さんっていたじゃん
ほら、あの入試で主席だった川島さん
知らない? ああ、あの二年の三学期に中退した川島さんって言ったら分かるかな
そうそう眉毛なかった川島さん
あの頃ハメ撮り写真みんなで回してお世話になってたのが川島さんだったらしくてさ
うん、なんか二年の夏休みっつーか終業式にさ、和田たちが輪姦したらしいのね
それで夏休みの間脅されてずっと相手とかさせられててさ
なんか売春とかさせられてたらしいよ
どこで知ったって?
ああ、さっきAV借りに行ったらさ、川島さんの名前があったのね
で、驚いたね、だってタイトルが「糞食決算」だぜ?
ああ クソクイで糞食
裏見たら全身黄土色
で、まあ趣味じゃなかったけど借りてみたらさ
やっぱ川島さんだったわけよ
うん、ションベンは飲むは糞は直食いだわで
気持ち悪かったわ、やっぱ俺スカトロ無理
あれ、川島さんのこと好きだったの?
言えよお前、興奮して喋りまくって俺バカみたいじゃん
え? 又貸ししてくれって?
まあいいけどさ

88 :
ぐっ・・・ぐああああ川島さあああああん

89 :
堕落したけど相変わらず成績は優秀で先生方からも気に入られていた
けど卒業式の答辞の最中にいきなり服を脱ぎだして
出席の方々の前でエロ刺青まみれの身体でオナニーしだす
気持ちよさそうに二穴に刺さってる腕みたいに太いディルドーを抜き差ししながらだ
そんな早川さんは今では田舎のサディストに幸せに飼われています

90 :
駄目だ
俺には文才がない・・・と思い始めている今日この頃。
例の亜美ちゃんの話だが、途中まで書いて完全に詰まった。
うーん

91 :
高校生の時の話だ
その頃、俺には好きな女の子がいた
その子はいつも自分の席で本を読んでいるのに、他人の変化には敏感で誰の体調が悪くなったら、真っ先に気づくのはいつもその子だった
引っ込み思案で恥ずかしがりやだったけど、困っている人は見過ごせない性格で、テストではいつも学年順位一桁以内に入っていた
でも、高校三年の夏休みが明け、彼女は変わった
髪を金髪にし、煙草を吸うようになった
夏休み前は授業中でも私語を慎み、先生の話を聞いてノートもしっかり写していて、授業を休んだことは一度もなかったのに、授業中に教室にいることの方が珍しく感じるほど彼女は授業に出席しなくなった
噂では、彼女は夏休みに他のクラスの奴らに脅され、何度も何度も犯されたらしい
そして、夏休みが終わる直前、彼女はついに壊れた
彼女は他のクラスの誰かの家に呼び出され、犯されている最中に突然何事か叫びながら逃げ始めたのだという
彼らが彼女を見つけた時、彼女は包丁を持っていて、彼らを視界にいれた途端襲いかかってきたらしい
彼らの中には腕とかを切られた奴はいたらしいが、致命傷となるような傷や顔などの目立つところへの傷はなかったらしい
彼女は彼らが彼女を脅すために使っていたらしい写真やネガを燃やし、データが保存してあったパソコンのチップも砕き、彼らのパソコンすら破壊した
すべての脅迫材料を消すと、彼女は最後に彼らの財布を「わたし……いや、あたしの身体を抱いた代金だ。でもこれだけじゃ足りない。痛めつけられたくなかったらあたしの奴隷になりな」といって奪っていったらしい
そして彼らは彼女の奴隷……まあ、いいなりになっているのだという
彼女がそんな風になり、誰もが敬遠して近づかなくなっても、俺は彼女が好きなままだった
なぜなら、彼女は時折寂びしそうな顔を見せて涙を零していたからだ
きっと、彼女はまだ戻れる
俺はそう思った
だから、俺は何度も彼女に話しかけた
彼女に殴られても、蹴られても、クラスの全員から無視されるようになっても、小学校以来の友達が離れていってしまっても、俺は彼女に関わることをやめなかった
卒業を控えた三日前、彼女が突然卒業式の練習中に体育館に乱入してきて、俺を空き教室まで無理矢理に連れ込んだ
そして、いいなりのやつらに俺を裸にして四肢を拘束させ、彼女は俺の逸物を頬張り、俺のが吐き出した精液を嚥下し、騎乗位で俺を犯した
俺と彼女の交わりは、陽が暮れ、いいなりどもが全員いなくなるまで続いた
すべてが終わると、彼女は呆然としている俺にキスをした
でも、俺はキスする直前の彼女の顔を見た瞬間にすべてが吹き飛んだ

92 :
その顔は、何度も見かけた、あの、寂びしげな表情をしていた
俺は、俺と舌を絡めている彼女を抱きしめた
すると彼女は、俺の行動に驚き、突き飛ばそうとした
でも、俺は彼女を離さなかった
そして、まだ俺の口内にある彼女の舌を俺の舌と絡めた
……優しく、慈しむように
彼女はその間ずっと抵抗していたが、運動部に所属していた俺の腕力に元々華奢で運動も苦手だった彼女がかなうわけもなかった
そして、呼吸が苦しくなった俺が唇を離して一息つこうとした瞬間、彼女は俺に頭突きをかました
頭突きを食らった俺がひるんでいる合間に、彼女は俺の腕から逃げ出した
教室から出て行く瞬間の彼女は、泣いていたように見えた
そして、三日後の卒業式
俺を犯した日以降学校に来なかった彼女は誰もが予想していなかった格好できた
その格好は、夏休みの前の彼女そのものだった
制服の着方も、髪の色も、手にハードカバーの分厚い本を持っているところまで同じだった
まあ、卒業式に本はいらないが
俺が彼女に話しかけると、式が終わったら屋上に来て欲しいと言った
式が終わり、俺は屋上へ向かった
屋上への扉を開くと、すでに彼女はいた
俺は、彼女のいるその場所を見て驚いた
彼女は、屋上の金網の反対側にいたのだ
俺は、彼女に金網のこちら側に来るように必に説得した
しかし、彼女は首を振るだけでこちらに来ようとはしなかった
そして、彼女は話し始めた
自分が知らない同級生に脅され、犯されていたときの恐怖と無力感
そいつらを自分に屈服させたときの達成感と高揚感
変わってしまった自分に対する侮蔑と嘲笑
そして、諦めずに自分に関わろうとした俺に対する僅かな期待と微かな恋慕
でも、彼女はとうに気づいていた
自分がもう戻れないことに
だから、彼女は言った
「このまま迷惑をかけ続けるくらいなら、もう、わたしなんてんだ方がいいのかもね」
俺は、そんなことないと叫ぶ
でも、届かない
届かなくても、叫ぶ
彼女への気持ちのすべてを
気づくと、彼女は泣いていた
俺は彼女の涙をみて思った
綺麗だ……と
彼女の涙が止まり、俺と彼女は再び向かい合う
彼女はすべてを吹っ切ったような表情をしていた
彼女が口を開く
「嬉しい」
そう微笑んだ彼女はこの瞬間、この世で一番綺麗な存在だったと確信できた
「好きだよ」
最後にそう言って、彼女は屋上から落ちた
月日が経ち、俺は社会人になり、会社に就職し、退屈な、変わり映えのない毎日を送っている
この日々は簡単に忘れてしまえるものだ
けど、俺は忘れない
俺がんだとき、彼女の手から零れ落ちてしまった日々を、彼女への土産話にするために……
…………あれ?なんか違う

93 :
目から汗が止まらない
これは堕落じゃなく墜落だな

94 :
>>93
お兄様、あなたは墜落しました。
堕落、堕落は糾える縄のごとし。

95 :
これも堕落だよな
http://www42.atwiki.jp/ntrntr/m/pages/127.html?guid=on

96 :
さきさきぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ(泣)w

97 :
マサと聞くとどうしても斉藤の方の顔を連想するからダメだ

98 :
>>92 GJ!
最後はジーンとしたよ…
いいものをありがとう

99 :
快楽堕ちでいいです…

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