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2012年3月ワールド音楽258: Ethiopia, the Sudan, and Mali (145) TOP カテ一覧 スレ一覧 2ch元 削除依頼
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Ethiopia, the Sudan, and Mali


1 :
1週間くらいで100以下になるみたいなので、
それから下のほうでまったりやりたいと思います。

2 :
エチオピーク(σ´・∀・)σ2ゲッツ!!

3 :
栃木,the 群馬 and 岐阜

4 :
>>1の意味がわからないですが、楽しみにしてます。

5 :
>>1
放置するとすぐ落ちるぞ。

6 :
一週間も放置したらdat落ちだっつーのに。ヽ(`Д´)ノプンプン

7 :
 
6月13日の金曜日
1.趣旨:
なにか面白い(私にとって)音楽は無いかなというのが理由です。
 主に、20年代〜30年代アメリカ南部の黒人民謡、特にブルース近辺の音楽
(以前かなり好きでした)に通じる音楽を探せればと思ってます。
 
 たまたま別の種類の面白い音楽があればそれはそれでまた楽しいと思ってます。
 また、日本で人気のある種類のアフリカ音楽はある程度聴いていますので(ただ
地理を考える等系統立てて聴いていません)、それ以外の種類ものがみつかれば楽
しいと思います。
 数年前タジ・マハルやライ・クーダーなど多くのアメリカのミュージシャンが
西アフリカのミュージシャンと共演したりしてましたが、そのときにはあまり
興味がありませんでした。ですからすでに雑誌などで特集が組まれていてそれを
読めば終了!という可能性もあるのですが、そのときにはその記事にそって確かめ
たり、枝葉を広げていって面白い音楽にたどりつければとは思います。
 もしかして、ブルースのルーツに近いというより、アメリカ黒人音楽の逆輸入
されたものかもしれませんが、それはそれで面白ければよいということで。
 時間と予算の制約やズボラな性格からゆっくり地味にやりたいと思います。

8 :
>>1
おもしろそうなんで、
40ぐらいまではdat落ちしないように保守汁。
2日にいっぺんはなんかカキコ汁。
以上

9 :
6月15日の日曜日
2.スレタイ(スコータイってのがタイにあったような):
"Ethiopia, the Sudan, and Mali"
ニュアンスからいえば"アフリカにブルーノートを求めて"なんかが近いと思うのです
が、ブルーノート=ジャズと思われる場合も多いと思ったのと、ブルーノートだけが
面白い、面白く無いの判断基準ではないと思い上記のタイトルとしました。
 このタイトルは"Markus James"のアルバム"Nightbird"についての解説"Alex
Henderson, All Music Guide"から取っています。
 このアルバムのタイトル曲Nightbirdをネットラジヲで聴いてカッコイイと思い調べた際
に見つけたものです。この曲はスライド・ギターを使用してブルースっぽい曲をおそらく
マリ風に演奏しようとしたのではないかと思います。2000年夏にマリで録音したものの
ようです。
 (他のアルバムに含まれる曲のサンプル等を聴いた結果、演奏者として聴けばカッコイイと
思えるかもしれませんが、ボーカルが弱そうなこととアメリカでは5ドル程度で買えることも
あり日本で新品を買うのはやめ時間があったら中古を探すという結論に達しましたが。)

10 :

 解説では"including soukous, zouk, and makossaなどはエネルギッシュだが多
くのEthiopia, the Sudan, and Maliの音楽はmoody, dusky, and hauntingと表現
される。"とあります。
*** 手掛り1."Ethiopia, the Sudan, and Mali" ***
またamazon.comの解説では西フリカのスーパースターは
Habib Koite, Salif Keita, Ali Farka Toure, Boubacar Traore, Rokia Traore, and Ali Hasan Kuban
と言っています。
*** 手掛り2."Salif Keita, Ali Farka Toure, Boubacar Traore, Rokia Traore, and Ali Hasan Kuban" ***
また一週間のごぶさたになりそうな気もします。

11 :
エチオピアとスーダンは隣国同士だけれども
それらとマリの間には、チャドやニジェールといった国が。
それらの存在は考えてなくてよいのだろうか。

12 :
そこんところは難しいというか...。
エチオピアとスーダンは西アフリカなのかどうかとかありますし。
とりあえず、手掛り1、2を調べてみてということで考えてます。
実は調べている途中です。

13 :
そろそろ落ちるので保守。

14 :
6月21日の土曜日
3.マリの音楽(1) (逸見エミリのおかあさん...。そんなわけはありません。)
(*)印で参照したCDについてのその時点での私の購買欲ちを表すことにしました。
(*):   記憶に留めておく。
(**):   かなり安く買えれば購入。
(***): いずれ購入したい。
(****): 安いショップを見つけ次第購入。
(*****): 即購入。
1回目のCDについては
Markus James ; Nightbird (**)
ということで本題。
 タイトルが "Ethiopia, the Sudan, and Mali" ですので、
Ethiopia -> Sudan -> Mali の順でまとめようと思ったのですが、Mali-> Sudan -> Ethiopia にしました。
マリのポップがブルースとの関係などで西欧で話題になっていることやサンプルも多く聴くことができるため、
やはりマリがまとめの中心となるのかなと想像したからでしたが...。
 現時点では Mali-> Sudan -> Ethiopia とまとめたほうが次につながるような気がしてます。
今日の残りは今晩にでも

15 :
6月21日の土曜日U
3.マリの音楽(1)夜
今日大きいCDショップを2つまわったのですが、アフリカ音楽のコーナーは充実してませんでした。
最近アフリカ関係は売れないのでしょうか?
マリの音楽について調べたあとの私の感想を先に書いてしまうと、予想どおりというかなんというか 
"ブルースとの関係はよくわからないがマリの音楽は私にとって魅力的だ" いうことです。
ただ、ブルース・ルーツとかアフリカン・ブルースとかの刺激的なコピーがついてることにより、かえってブルース・ファン
からは敬遠されるかもしれないとは思います。なぜかというとアルバムを聴くとブルースを感じさせない曲が多く含まれる
からです。("ブルースを感じさせない"とはどういうことかは後で説明します)。
ということで、マリの音楽について箇条書きでまとめると、
1.ブルースを意識しないで聴いたほうが面白そう。
2.最近のポップはかなり面白い。
3.コラ以外の伝統and/or民族音楽のCDが少ないようだ。
4.北マリの伝統民族音楽を聞きたい。
1〜4についてと*** 手掛り2."Habib Koite, Salif Keita, Ali Farka Toure, Boubacar Traore,
Rokia Traore, and Ali Hassan Kuban" ***については、予定では明日か来週に。

16 :
A. 戦後ブルースについての大雑把なまとめ。
 まず、戦後ブルース(戦後=ポスト・ワー:ブルース・ファンでは一般的に戦争とは第二次世界大戦のことをいいます)
について独断で大雑把にまとめてみますと次のようです。なぜ戦後ブルースかというと、現在のマリ音楽と比較して引用
されるのが、ジョンリー・フッカーやライトニン・ホプキンスなどの戦後ブルースマンのようだからです。
 アフロ・アメリカン民謡のなかのスタイルのひとつ(日本でいえば追分とか甚句とかだと思いますが....??)であった
ブルース(形式の歌)がアフロ・アメリカン社会のなかで全国的なヒットとなりアフロ・アメリカンを代表するようなポピ
ュラー・ソングのスタイルとなります。1920年代〜30年代のローカルで活躍していたブルース・マンはブルース以外
の形式の歌もレパートリーに入れていたと思います。
 この過程でというか人気をえる手段としてというか、エレキ・ギターが使われたりゴスペル唱法を取り入れられたりして
いろいろなブルースの新しい演奏、歌唱方法が生まれ、パワー・アップしていくのですが、それと同時に、ブルース(形式
の歌)しか歌わないブルース歌手が出現し主流になります。
 これが1940年代後半から1950年代後半にかけてくらいだと思います。
 
 その後、1960年の初めくらいから?ブルース歌手がブルース形式の歌以外の歌を歌うようになったり(例:マディー
・ウオーターズのウィリー・ディクソン作曲の一連のヒット曲)、ブルース形式の歌をそれほどうたわないブルース・マン
(例:ボビー・ブルー・ブランド)が現れたりします。
 ではなぜ、このようなブルース形式の歌以外の歌をブルースといったり、ブルース形式の歌をそれほどうたわない歌手を
ブルース・マンと呼んだのかというと、簡単にいえば、それまでのブルースやブルース・マンのサポーターたちがそれまで
のブルースやブルース・マンと同じように受け入れたからだと思います(ファン層が同じだということでしょうか)。
その新旧ブルース共通の趣とはおそらくボビー・ブルー・ブランドの名前にもあるような、ブルージーな流行歌というような
ものだったと私は思っています。

17 :
B."ブルースを聴いて感じること"についての私の思うこと
 少しオーバーで薄っぺらい感じがしてしまうかもしれませんが、ブルースをブルージーにしている特徴はどんなことかと
考えてみたのですが、次の言葉から響いてくる感じということで現在はまとめました。
 これらはブルースでは一人称で語られます。そして、それは聴衆に共感され共有されます。
 a. 絶望、諦め、悲壮、慟哭、叫び
 b. 開き直り、願望、誇張
 c. 恋愛、Sex、楽しみ、. 踊り
a、b、c比率としては、ブルースのスタイルによるより、歌手個人によって違う場合も多いと思いますが、ブルース・ファンに人気のあるブルース
(マン)を考えると、戦前ブルースやカントリー・ブルースは a>b>c が多く、戦後特にアーバン(都市)・ブルースは a=b=c が多いかなと思います。
 説明についてはもっと考えつくかもしれませんが、こんなことを考えるといやなことを思い出しているみたいで気が滅入ってくるようです。
 それこそ、ブルースを聴きたくなってきますのでこのへんで終わります。

18 :

6月22日の日曜日
5.マリの音楽(2)
 手掛り2は次の歌手の名前でした。
 "Habib Koite, Salif Keita, Ali Farka Toure, Boubacar Traore, Rokia Traore, and Ali Hassan Kuban"
 このうち Salif Keita, Ali Hassan Kuban は前から有名だったと思います。
 Ali Hassan Kuban はスーダンのところでチョコット...。有名なので。
 あとのHabib Koite,Ali Farka Toure, Boubacar Traore, Rokia Traore はマリの歌手のようです。
 では先に Salif Keita をチョコット...。
 サリフ ( が1'st nameだと思いますが...)の若いときはどうなんでしょ。ということで
 The Best of the Early Years のサンプルを聴いてみました。
 1984年までのものらしいのですが、感想としてはその後のスタイルと基本的に変わらないように感じました。
  "electric Mandingo music and mixing in some Cuban sounds" とAMGの説明があります。
 1969-1980というアルバムもあるようですが、聴けるサンプルはありませんでした。もし違うスタイルであれば
きいてみたいのですが。
2. Salif Keita; 1969-1980; Sonodisc (*)

19 :

Boubacar Traore
1994 Kar Kar (済) ソロ
1994 Mariama 不明、コラつかってるみたい?
1997 Sa Golo (****) 歌他よりパワフル?リズム付き
2000 Macire  (****) バック付きあり
2003 Je Chanterai pour Toi (****) 多種バック付きあり
Mariama についてはサンプルを聴けるところは見つかりませんでした。
実は "Kar Kar" はすでに愛聴してます。私の現在のお気に入りで、寝る前にリラックスしたいときなどには、
1940年代はじめから中ごろのナット・キング・コールのトリオと同じように、最適だと思ってます。
なんか Boubacar Traore の曲は、西欧音楽でいえば、ジェームス・テーラー、キャット・スティーブンスの
ようにも聴こえます。シンガー・ソングライター、それも癒し系の...。歌ってる内容は不明ですが、やさしく
語りかけてくるようです。
 AMGの解説などではブルース・シンガーを例に出して "blues of songsters like Furry Lewis and Mississippi
John Hurt" などといってますが、確かにやさしい歌声はミシシッピ・ジョン・ハートにようにも聴こえますが、曲
の感じはジェームス・テーラー、キャット・スティーブンスに近いように感じます。オールドタイム・ミュージックの
スター、ドック・ワトソンのソフト・ボイスというよりは、加藤登紀子に近いような...。
 曲調も特にギターの弾き語りではアジアっぽい感じがします。フィリピンとかタイで聴いたことがあるような感じです。
 わたしは、リズムがついてるほうが、ユニークで好きになるかもしれません。
 
 "Mouso Teke Soma Ye" ようにブルースっぽいのもレパートリーにあります。そういうのが好きな人は "Sa Golo" が
いいと思います。ボーカルに力があるようです。
 わたしは基本的に Boubacar が好きなようですが、 "Kar Kar" のような曲調だけだとさすがにキツイと思いますので、
まず、"Je Chanterai pour Toi"次に"Sa Golo" を買おうかと思います。

20 :
6月25日の水曜日
訂正
Boubacar Traoreについて購買欲マーク(*印)を訂正します。
このままでは買うことになるのが多すぎになるような気が...。
無印は態度保留です。
1997 Sa Golo (***) 歌他よりパワフル?リズム付き
2000 Macire  バック付きあり
2003 Je Chanterai pour Toi (***) 多種バック付きあり
とりあえず買いたいものを選んでおいて、あとは最初に買ったCDを聴いてから次をどうするか考えることにしました。

21 :
6月28日の土曜日 朝
6.マリの音楽(2)続き
Ali Farka Toure
アリは"マリの音楽がブルースの起源だ!!"と言ってるようです。
マリの(最近の)音楽についての私の感想は前に説明しましたとおりです。私
の感想は彼の意見とは異なりますが、それはそれとして、"Ali Farka Toure"
の音楽は面白そうです。
ミュージシャンの言動がそのミュージックの質と相関していないということは
少なくてもブルースに関しては周知の事実のことですし...。
1996 Radio Mali (***) 70-78 レコーディング 沖縄1曲
1988 Ali Farka Toure 弾き語り中心 手拍子
1990 The River (***) フィドル、サックス、エレキ 
1990 African Blues 弾き語り?
1990 West African Bluesman (日本編集盤?)
1991 The Source タジ参加.オーバー・プロデュース?
1992 Songs from Mali "Ali Farka Toure"と同じ?
1994 Shade
1994 La Drogue 弾き語り?
1994 Talking Timbuktu ライ・クーダー
1999 Niafunke' 
次のタイトルはLPだけのようです
 ・Timbarma
・SIDY GOURO
 ・LA DROGUE

22 :

 さて私のサンプルをきいた限りでの、 "Ali Farka Toure" についての感想ですが。
 戦後ブルースのファンからすればブルースやブルージーなレパートリーが少なく、
良い曲はあるもののアルバム一枚聴くのはつらいと思うかもしれません。戦前ブルース
のファン、推測するに現在戦前ブルースを聞いてる人の多くはフォーク、アコースティ
ック and/or ギターのファンではないかと思うのですがどうなんでしょうか、にとっては
面白いのではと思います。
 ではアリのブルースは戦前のブルースと比較したほうが楽しめるかというと、それが
私にはこんがらかるところになっています。

23 :

 デルタ・ブルースの父チャーリーパットンやその弟子サン・ハウスなど、戦後ブルース
ファンにとっても一目置かれる人たちでさえ、そのレパートリーはブルースだけでなく
他の白人オールドタイム、ヒルビリーの人達と同様、多種多様です。
 アリはレパートリー的にはブルースでない曲も多くやっているというかとから戦前ブル
ースマンっぽいんですが、やってるブルース(っぽい曲)のスタイルはというと戦後の匂
いが強いという感じでしょうか。その為CDをとおして聴いた場合、ブルースとその他の曲
のギャップが大きすぎて違和感があるのではないかというのが、私の心配です。
 ミュージシャンにとっては面白いかもしれません。タジやライと一緒にやってるCDでは
サンプルを聴いたかぎりではアリがやりたいようにやってるというより、タジやライが
やらせたいようにアリやってるというように感じました。それはそれで興味はあるのですが
...。(ちなみに私はタジやライのファンでアルバム単位でも各5枚以上は持ってるはず
です。)
 (***)をつけた2つのタイトルについては、それぞれアルバム全体に統一感があるよう
に感じたのでまずこれらを買おうかと思います。どちらを先にするかは迷うところです。
 "West African Bluesman"(だと思いますがちがうかもしれません)はP-VINEから
発売されていたものらしいのですが、内容はわかりません。それより前に発売された
3枚のアルバムからの編集盤だと推測しました。P-VINEですからどのように選曲したの
か興味のあるとことですが、内容がわからない以上買うことを決めるのを躊躇してしま
います。

24 :
 
6月29日の日曜日 朝
 
Ali Farka Toure 続き
まず購買欲マーク(*印)の訂正から...。
1999 Niafunke' (****)
 これは来週末までに買います。
 アリについて調べた際、まずCD屋さんのウエブで表示されているCD順にサンプルを聴いて
いったのですが、てっきりこのCDは "1991 The Source タジ参加"の前に発売されていると
思いました。その時の感想メモでは"エレキを使い始めた"となっているのですが、それと同時
に私はマディー・ウォーターズのことを思いだしていました。
 マディーはご存知のとおり、デルタ・ブルースを電気化して、シカゴ・ブルースを作り出し
帝王として君臨したのでしたが。その後に(白人向けに)アコースティック・ギターを使った
アルバムを出したりして一部のファンのヒンシュクをかいました。
 この事と、アリのタジとの共演以後のCDなどの私の感想から、アリの絶頂期はコレ "Niafunke'"
だと思ったわけです。(買って聴いた後の感想は2週間後くらいに)
 個人的にはジョン・リーやライトニンが好きな人にも受けるのではと思います。ブルース云々
というより、アリ自身のユニークな音楽でありとてもパワフルです。
 

25 :

6月29日の日曜日 昼
Rokia Traore
1998 Mouneissa Indigo (***) バンジョー、リズム付きのほうがグー。ベース付きは?
2000 Wanita Indigo バックのリズムは多彩。アラブ系入る。
 アフリカ回帰のようでカッコいいと思います。西アフリカにはWest African diva と呼ばれる"Angelique Kidjo"
というシンガーがいるようなのですが、ファンクのリズムを取りいれたりしてアフロ・アメリカンしてるようです。
これに比較してロキアのリズムからはそのような印象は受けません。
カッコイイイ曲はすごくカッコいいのですが、彼女の2枚のCD全体についての感想は"もう少し、ほんともう少しなん
だけどおしい"というようなものでした。彼女のレパートリーとエレキ・ベースの音が個人的にシックリこないと感じた
せいかもしれません。生楽器でまとめてくれたらなあ...。
 ロキアを聴いて思い出したのは、アン・ピーブルズ(1970年代(サザン)ソウル・クイーン)とジャズ・シンガー
のカサンドラ・ウイルソンでした。顔が細長いのも理由のひとつですが、サウンド的に超カッコイイ曲があるのと、
もうちょっとストロング・ボイスならほんと最高なんだけどと思わせるとところです。ロキアの場合、参照した他の
二人と違って声に特徴はあるのですが。
 AMGの解説で、ロキアはいいとこのお嬢さん、父親が大使館職員で仕事の都合で "Algeria, Saudi Arabia,
Belgium, and France" で生活したみたいなことを読んだのですが 意識して彼女のルーツ・リズムを取り入れてい
るようにも感じます。
 気になる点としてはタジがブルースを学習したようにロキアもルーツ・リズムを学習したのでは、その結果頭でっかち
になる心配はないのか、ということです(タジが頭でっかちだということではありません)。

26 :

Habib Koite
1995 Muso Ko サリフに近い?
1999 Ma Ya (**) アリやバーバカウに近い?アコースティック。
2001 Baro 前作にちかいがソフトになりすぎ?
 これまでの四人のなかではいちばんポップだと感じました。ただCD毎にスタイルを
変えすぎるというか自分のスタイルを確立していないのではと、サンプルを聴いた限り
では、思いましたがどうなんでしょうか...。
 買うとすれば"Ma Ya Putumayo"かなとは思いました。

27 :

7月2日の水曜日 夜
Rokia Traore 追加
 ロキアは "the balafon, n'goni, and kora" などの伝統楽器を使用してるとのことです。
 この中でおそらく "n'goni" という楽器だと思うのですが、バンジョーのような音がします。
このバンジョーのような三味線のような音はとても効果的だなと感じました。
 米国の戦前民謡ではギター、フィドル、バンジョーなどが主要楽器として使われていたようで
すが、アフリカから伝えられたといわれるバンジョーが現在では白人のブルーグラス音楽のなかで
主に生き残っていて、アフロ・アメリカンである戦後カントリー・ブルースの歌手たちはヨーロッ
パから伝えられたギターを使ってるというのが面白いところです。

28 :

 米国で1弦ギターなどど名前のついた楽器を使った黒人民謡が録音されていますが、これにして
も1弦バンジョーの方がアフロ・アメリカンの音楽としてはフィットしているように思うのですが、
どうなんでしょうか。まあどちらにしても、アフリカであるからプリミティブであるというふうに
はならないわけで(コラなどは良い例だと思います)、どちらでもいいのかもしれませんが...。
 バンジョーについて少し前、インターネットで1時間くらいルーツについて情報を探してみたので
すが、どのアフリカの楽器がもとになったのかはっきりしたことはわかりませんでした。が、次のよ
うな記述を見つけました。"body made of gourd, very few strings, no standard tuning".
gourd=ひょうたん? これが n'goni なのかどうか。
*** 手掛り3."n'goni" ***

29 :

7月5日の土曜日 昼
 マリの音楽(暫定まとめ)
 一応これでマリについては調査中断です。なにせマリは聴くことのできるサンプルも多くて大変です。
マリについてはこれまでに感想をまとめたミュージシャン以外にも例えば
Alpha Yaya Diallo, Amadou & Mariam, Damon Albarn, Djelimady Tounkara, Issa Bagayogo,
Kandia Kouyate, Kante Manfila, Kasse Mady Diabate, Les Ambassadeurs, Nahawa Doumbia,
Oumou Sangare, Sali Sidibe, Super Rail Band, Toumani Diabate, kulanjan, Nahawa Doumbia
などのサンプルを聴けるようです(全部チェックしたわけではありません)。
Kante Manfila は欧米でも有名ですが他にも有名なミュージシャンが多いようです。

30 :

私がサンプルを聴いたりした限りでは、現在のマリの大衆音楽は "the balafon, n'goni, and kora" 
の組み合わせを基本(コラがスター楽器)としているようです。私にとってコラは音色が多少きれい過ぎ
るような気がしないでもないのですが...。それにしてもマリのミュージシャンについては物欲マーク
で(**)以上クラスも多いようなので多少危険を感じたことも調査中断の理由のひとつです。例えば、
"Amadou & Mariam" などはロック世代といってもいいのではと思うほどで、ジョン・リー・フッカー・
ナンバーの白人ブルース・バンド(例えばキャンド・ヒート)によるカバーをベースとしたような曲もあ
って、それはそれで聴いてみたくなってしまいます。
どこに書いてあったか忘れたのですが、マリは独立後に"民族主義体制"(怖そうですが)をとっており
伝統芸能が大切にされたそうです。そのせいで伝統的な音楽を演奏するミュージシャンも活動しやすかっ
たのかもしれないなどど考えてみたのですが、あまり根拠はありません。

31 :

╋╋╋ エチオジャズにぶっ飛んだ奴 ╋╋╋
http://music.2ch.net/wmusic/kako/1028/10287/1028798323.html
・・・資料です ( ? )

32 :

ありがとうございます。
方向としてはあの一連のシリーズは基本的に(**)ということで...。
お金があれば全部買いたいと思っているのですが、多すぎて...。
"あんな感じの音楽がまだあるんじゃないか"というのが今回調べてる
目的のひとつでした。

33 :

7月6日の日曜日 昼
手掛り3についての追加訂正
インタネットで調べたものはコピペしてメモているのですが、そのメモの中にこのような記述がありました。
米国の(もしかして、ブルーグラス系?)WEBだったと思います。
the Kaffirs (one string banjo)
The banjo became very popular from early minstrel shows of the 1830s and 1840s.
ブルースの誕生は19世紀末といわれてるようですので、それからさかのぼること50年ということに。
ただ、この"the Kaffirs (one string banjo) " については、より詳しい説明等をこれまで見つけていません。
*** 手掛り3."n'goni" "he Kaffirs (one string banjo) " ***

34 :

7月12日の土曜日 昼
7.スーダンの音楽
 スーダンの音楽についてはあまり情報を得ることができませんでした。サンプルが聴けるものも少ないようです。
一般的に(私も)スーダンの音楽というと"エジプトの音楽"に近いというように思われているようにも感じます。
サンプルなどを聴いたりしたかぎりでは、特徴のある音楽を見つけることができませんでした。
 スーダンはナイル川によってエジプトとつながっており、ブラック・エジプトと言われてピラミッドを含み昔(と
言っても5000年前くらい?)からエジプト文化の影響を受けていたと前に聞いたことがあるような気がするのですが、
特にナイルに関係するエリアでは"都会エジプト"の影響を受けていた(いる)ことは想像されます。
 ということで、"Ali Hassan Kuban"についても、面白いとは思うのですが私にとっての今回の捜索目的からは外れ
るように感じます(イスラムっぽすぎる?)ので、有名なこともあり特に調べませんでした。
 できれば今度スーダンでもナイルとは関係がなく、イスラムからの影響が比較的少ない地域(田舎?)の音楽を聴い
てみたいと思いました。

35 :

スーダンについては、"Kubik, Gerhard" が "Africa & the Blues"という本を書いていて、同じタイトルでCDも
発売されているようです。Kubikはドイツ人の大学教授のようですが本はミシシッピの大学系出版会社から英語版が発売
されています。 彼は この本で"the Western and Central Sudanic Belt"について検証しているようですが、ブルー
スについては、"アフリカにブルースの痕跡はみとめられるがブルースはアメリカで発明されたもの"というのが結論の
ようです。図書館かどこかにあれば借りて読んでみたいと思いますが、2週間で読みきるのは難しいかも...。
CDについてはサンプルを聴いてみました。このCDには米国のブルースや民謡、"One-Stringed Guitar"なども入って
いるのですが、他のアフリカからのサンプルがブルースっぽく無いように感じてしまいました。本を読みながら聴けば
もっとちがう聴き方ができるのだろうと思います。CDに含まれるカメルーンの音楽に興味を持ちました。

36 :

これは音楽に直接関係ない話題になってしまいますが、調べている途中で面白いことを見つけました。西アフリカや中央
アフリカにはスーダン系諸族といわれている人々がかなり広範囲にすんでいるようです。マリもそのようで、ほとんどの人
々がこのスーダン系諸族らしいのです。ところがsudanにはそれほどスーダン系の諸族はすんでいないみたいなのです。
どうなっているんでしょう。
Africa & the Blues (*)
*** 手掛り4."カメルーンの音楽" ***
*** 手掛り5."スーダン系諸族" ***
この二つの手掛りについては、調べる段階にまでたどりつけるかどうか不明というか...。

37 :

7月13日の日曜日
スレ開始から早1ヶ月...。
8.エチオピアの音楽
 最初にETHIOPIQUESシリーズを聴いたのはネット・ラジヲで確かSWINGING ADDISの中の1曲だったと思います。
それ以前にあったワールド・ミュージックのブームで魅力的な音楽はだいたい探し尽くされ商品化されていたのでは
と思っていましたから、"まだこんな音楽が残っていたんだ"とビックリしました。私が知っていたアフリカの大衆音
楽(もちろん民族音楽とも)とは感じがまったく違うように思えたからです。なんであのようなユニークな音楽が生
まれたのか。前からエチオピアにはあんな感じの音楽が存在したのか、興味は尽きません。

38 :

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄

39 :

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄

40 :

7月16日の水曜日
 ETHIOPIQUESシリーズの音楽はとてもユニークでネット・ラジヲでかけられたりすると、私でもすぐ"あっ、あ
れだ"とわかってしまうほどです。"SWINGING ADDIS"やサンプルなどを聴いた限りでは、1969年から1978年まで活
動していたアムハ・レコーズに録音された音楽は1950年代末から1960年代の米国黒人系大衆音楽、R&B、ROCK(&R))
などの影響を受けているように感じられたのですが...。
 アムハ・レコーズに録音された音楽についてはもっとCDを買って聴いてみないとなんとも言えないというのが本
当のところだとは思いますが、とりあえず(私の感じた)ETHIOPIQUES音楽の特徴と他のアフリカ諸国の大衆音楽の
違いについて考えてみておく必要はあると感じました。そしてその為には他大陸の大衆音楽からの影響についての概
要を押さえておくことが重要ではないかと思いました。

41 :

ヤフー・ジャパンの登録サイト、「エチオピアベット」
http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Ocean/5987/
軍人さんが日本の音楽を持ち帰ったという・・・・・。
ならば音楽大国アメリカのものなど、いうまでもないような。

42 :

ありがとうございました。あれは私も読ませてもらいました。面白いです。
 前に書きましたように、エチオピアの音楽についてはあまり聞いていないので起源とかの問題については判断不能と
いうのが実際のところです。
ところで、ティラフン ガササという歌手についてですが、(最初私は二人かと思ってました)Tilahun Gessesse
という男性歌手のようです。いろいろネットCD屋を探したのですがサンプルが聴けるところを見つけられませんで
した。ところが、22kps程度のストリーミングであればwww.wfmu.org/playlists/TPというサイトで一曲まるごと
聴けるようです。June 22, 2003: Popular music from Africaという2時間程度のRAMの二曲目にでてきます。
5曲目くらいまで聴いてみたのですが、非常に面白く休みの日に全部聴こうと思っています。

43 :

7月19日の土曜日
 アフリカ以外の国の音楽が(ヨーロッパや中東と国境を接する北アフリカ以外、以南の?)アフリカ大衆音楽に影
響を与えるようになるのはレコードやラジヲが普及してからと書いている人がいました。 また、アフリカで最初に
外国の影響を受けた大衆音楽は椰子酒音楽とのことです。なんか、最初のアフリカン・ポップだとか書いてあったの
もあったような気がします。   本当でしょうか?...。

44 :

 話はちょっとそれてしまいますが、小国の文化が近隣の大国の影響を受けやすいのは昔の中国と日本の関係を考え
れば理解できます。また、植民地や属国が統治国の文化の影響をうけるのも事実のようです。貿易中継地や貿易港が
貿易相手国の文化の影響を受けやすいというのも長崎などを考えれば理解できます。ただ、必ずそのような環境にお
いて、他の文化からの影響がユニークな文化にまで昇華するということでは無いというのも事実なのではないかとは
思います。

45 :

 このように考えると、アフリカにおいても特に都市部や港町で昔からアフリカ内外の他の地域から音楽的影響を受
けていたことは間違い無いのではないかとにらんでいます(そんなことは無いと睨まれそうな気もしますが)。
 こう考えると、日本がポルトガルに発見されたように、西欧社会からアフリカの大衆音楽が発見または注目された
のが1930年代の椰子酒音楽だということなのかもしれません。もちろん、レコードやラジヲの普及によって、他の地
域の音楽から影響を受ける度合いやスピードがそれ以前とは比較にならないものになったとは想像されますが...。

46 :

7月20日の日曜日
 インターネットでいろいろ調べてみたのですが1930年代に(北米やヨーロッパでは?)第一次とも呼べるワールド
ミュージックのブームがあったようなのです。ただ、この時流行った音楽はワールドミュージックとは言っても中南
米の音楽がメインだったようなのです。ルンバ(キューバのルンバからヒントを得て欧米の人々に受けるようにアレ
ンジされ名前がつけられたたものらしいです)が最初だったと書いているところもありました。
 日本でも戦前戦後にラテン音楽がはやったことがあったようですので、このワールド・ミュージックの波は極東日本
にも届いていたということのようです。これはやはりレコードやラジヲなどのマスメディアの力がいかに大きかったか
という証明みたいなものなのかもしれません。

47 :

 1930年代の椰子酒音楽については最初パスしょうかなとも思ったのですが、音楽自体よりもその成り立ちが面白いの
でとりあえず概要をしらべて手掛りにしておくことにしました。
 椰子酒音楽はどうやら、アメリカの奴隷たちがアフリカに帰ってきた(送り返された)ことがきっかけとなって出来た
音楽のようだからです。1847年にリベリアという国が米国(北部?)の黒人奴隷の帰還国として独立したとのことです。
実際に帰還事業が始まったのはそれから20年くらい前らしく、そしてその時から100年後椰子酒音楽が認知された。と...。

48 :

 ブルースの誕生は米国南部(ミシシッピ流域?)で19世紀末と言われていますので、黒人奴隷の帰還が始まったのは
それより50年以上前のことになるらしいです。その後米国の内戦(南北戦争)後に開放された米国南部の黒人奴隷だった
人達が椰子酒音楽が生まれたリベリアやシエラ・レオネなどに帰還したのかどうか。帰還したとしたらいつ頃で状況は?
などと興味はつきませんが、とりあえず聴いてみるかぎり、椰子酒音楽はブルースとは感じが違いますので調査は一時
保留ということにしました。
 参考までに、キューバにアフリカの人々が奴隷としてつれてこられていたのは1873年くらいまでらしいです。
*** 手掛り6."リベリアなどへの米国黒人奴隷の帰還事業 ***

49 :
>>43-48
パームワイン・ミュージックとは、西アフリカ沿岸の港の酒場なんぞで、
大西洋はもちろん、はるばるインド洋の彼方まで航海を続けるヨーロッパ人の船乗りたちと、
アメリカ帰りの帰還奴隷たち(って、ここがホントの故郷ってわけじゃないっつーの)と、
昔からここに住んでますが何か?ってな現地の港湾労働者あたりが、
椰子酒を酌み交わしながら、それぞれ楽器を持ち寄ってセッションしてみましたー。
・・・といった具合に出来あがった音楽である。
そして、その「パームワイン」の味わいは「原酒」や「ブレンド」の違いによって多様であり。
(と、多少の想像を交えて言ってみる。 いやー実際どうなんでしょう?)

50 :

 ありがとうございます。いやぁ、どうなんでしょうね。ホントに。
 なんか椰子酒音楽から生まれた(ということでしょうか?)hilife音楽は日本でいえば"山の手音楽"というか"軽井沢サ
ウンド"みたいな感じらしいと読んだことがありますが、そのこととリベリアの内戦なんかのことを考えると、米国からア
フリカにもどってきたの人達がムチャなことやっていた人達のなかに含まれていなければいいなと願わずにはいられません。
 ここいらへん、音楽のことを知りたければ理解しておく必要があるんでしょうけど...。気が重くなるのは...。
ハイライフにまでたどり着くのはこのスレが続いているとして、3ヶ月後? 6ヶ月後?

51 :

7月20日の日曜日夜
 第一次ワールド・ミュ−ジック(欧米でのラテン=キューバ?)ブームについてなんですが、1930年代の米国ではDon Aspiazuの
バンド("The Peanut Vendor = 南京豆売り"が世界中?で大ヒット)、ヨーロッパではlecuona cuban boysがそのブームをリード
したようです。
 そして1940年代始めから、特に太平洋戦争前後には Xavier Cugat(ザビア・クガード)がルンバの王様と呼ばれ人気があった
ようです。

52 :

7月21日の月曜日

前回は一行の長さが長すぎ失礼しました。いつになったらethiopiaにもどれるのでしょう...。
 これら欧米で活躍した楽団は基本的に白人(スペイン)系キューバ人が中心となってできてい
たようです。いろいろな読んでみると彼らのルンバは実際にキューバで黒人たちが演奏していた
ルンバとは違うようなのです。1.リズムを誇張したり、2.キューバ音楽であればどんな種類
でも(ソン=ブエナビスタ?)ルンバと呼んだ、と説明していたwebも見つけました。

53 :

 サンプルを聴くかぎりDon Aspiazu、lecuona cuban boys、Xavier Cugat各バンドには特徴
がありますが、リズムと洗練さの度合いでいうと
   リズムの強さでは Don Aspiazu > lecuona cuban boys > Xavier Cugat
   洗練さでは Xavier Cugat > lecuona cuban boys > Don Aspiazu
というふうに感じました。ザビア・クガードが紹介された戦後の日本では、"戦前のルンバ演
奏とは異なる流麗なスタイルは新鮮だった"ということらしいです。

54 :

 なんかくどくなってきたような気もします...。
 で途中略。
 どちらにしても、この白人系ルンバが世界中で流行するとともに全世界のポピュラー音楽に大き
響力を与えたようです。その結果、第2次大戦前後にはアフリカにもルンバと呼ばれる音楽が誕生
すると(やっとアフリカにはもどってきました)。

55 :

 すいませんが、寄り道で...。
 ちなみに1950年代にルンバはフラメンコに影響を与え、ルンバ・カタラーナ(スペイン、カタル
ーニャ地方のルンバ)という音楽が生まれているそうです。またジプシー・ルンバ、ルンバ・フラ
メンカというのもあって(ルンバ・カタラーナから生まれた?)この流れからジプシー・キングス
などが出てきて第二次ワールド・ミュージック・ブームを喚起する。とつながっていくのかもしれ
ないという所など、因果転生というか世界は狭いというか...。

56 :

7月25日の金曜日
 すいません。訂正です。7月20日の日曜日夜での次のラインは訂正します。
 "そして1940年代始めから、特に太平洋戦争前後には Xavier Cugat(ザビア・クガード)がルンバ
の王様と呼ばれ人気があったようです。"
 正確には
 "ビア・クガードは米国では(すでに)1030年代にルンバの王様と呼ばれていたようです。"です。
 これでは文章がつながりませんので、明日以降説明する予定です。
 とりあえず、日本では戦後?のラテン音楽ブーム時にマンボの王様"ペレスプラード"、ルンバの
王様"ザビア・クガード"として有名になったようですが...。

57 :

 この訂正にともなって、というか、ルンバに深入りしてしまったせいでというのが正確だと思いま
すが、米国ポピュラー・ミュージックについて調べることになってしまっています。
 そういうわけで、これからは、"Ethiopiaへの道(3、2、1、0の予定)"ということで、強引に
でも(というかギブ・アップというか)エチオピアにまずもどるように努力する所存です...。
 で、なんでルンバにこだわるかについては、次回にでも...。なるべく早く抜け出したい...。
 

58 :

7月26日の土曜日 Ethiopiaへの道3 "ちょっとだけよ"
以前"SWINGING ADDIS" については、1960年代の米国黒人系大衆音楽、R&B、ROCK(&R))などの影響
...などと書いたのですが、実際にSWINGING ADDISの1曲目はルンバ調といっていいような曲調で、
これを歌ってる歌手ギルマ・ベイェネ(彼はEthiopique時代を代表するアレンジャーのようです)のCD
に入ってる全曲4曲のうち4曲ともこのルンバ調になっています。
 ところが、このルンバ調というのが面白く、お隣くらい近いところのキンキラ(ギター)・アフロ系
では無く、キューバンよりも物憂く退廃を感じさせるようなマイナー調ルンバとでも言っていいような
感じで...。バックのリズムも通常のルンバのアレンジにはなっていません。
 この感じに近いルンバといえは、lecuona cuban boys のヒット、"カトちゃん-ちょっとだけよ"
タブー(Taboo / Tabu) になるとは思いましたが、それよりもあのサンタナがカバーしたピーター・
グリーンの作った?ブラック・マジック・ウーマンにかなり感じが近いようにすぐ感じました。
 そこで、"ちょっとだけ"ルンバを調べるつもりが、いつのまにか...。

59 :

 7月27日の日曜日 Ethiopiaへの道2 "Shall we dance?"
 前回の "実際に!!SWINGING ADDISの1曲目はルンバ調" は "実際の!!SWINGING ADDIS" の間違いで
した。元の文ではなんだか意味不明というか、気取らずに"で、なんでルンバが入ってるの?"としとけ
ばよかったと後悔してます。
 ところでザビア・クガートについてなんですが、ネットで調べてみたんですがどうもコアなラテン・
ファンからはあまり良い評価を受けてないというか無視されてるというか...。
 コアなファンからすると
"流行りにすばやく便乗しチャッカリ人気を得るが、演奏は元ネタを薄めたような軽いもので結局は
(カクテル)ラウンジ・バンド"
という感じでは無いかと想像されます。

60 :

 しかし見方によっては "いつも流行の先端に目をくばるセンスを備え、演奏もマイルドかつ華麗"と
も言えるわけで"ルンバの王様" "ラテン(音楽)の王様" とよばれた理由のひとつもこのようなこと
ではなかったかと思われます。
 また、ザビア・クガート人気のもうひとつの理由が当時アメリカ(の白人の間?)で音楽と同様か
それ以上に人気のあったballroom dance(社交ダンス)にあったようです。社交ダンスはヨーロッパ
でも流行っていたと想像されますが、調べていません。クガートのバンドは1930年代中ごろ、土曜の
夜に3時間連続で放送された人気ラジヲ番組"Let's dance"の専属バンドでもあったとのことです。
 このようなことからザビア・クガートは、色々なラテンのリズムを米国に紹介し人々をラテン・ダンス
に熱中させた人気バンドというのが一般的な評価のようです。

61 :

 これでルンバについてはギブ・アップです。ホント長かったです。
 最後に少ししか出てきませんでしたが、社交ダンスというのが結構曲者のように思いました。
 社交ダンス(アイス・スケートなども)は競技としても行われているくらいですし、当然リズムについ
ては独自の取り決めがあるような気がします(確かめてはいません)。
 そんなことからも世界に広まった ballroom dance がラテン音楽の普及に貢献したと同時に、ラテン音楽
のスタイルやリズムについての混乱にも一役買っているのではないかという印象ですが、どうなんでしょ
うか...。

62 :

ところでルンバを調べている最中に出会った面白そうな音楽は、アフリカのミュージシャンによるキューバ
音楽のカバー(?)でした。なんか最近(どれくらい最近かはわかりませんが)米国では流行っている模様
です。なんか本家キューバの音楽と比較するとリズムにより粘りがあるというか、音のタメが多少多いという
か全体に重い感じがしました。
 このような音楽は今のところ、"AFRO-LATINO"、 "CONGO TO GUBA"くらいしかサンプルを聴いてい
ませんしザイール(コンゴ)関係を筆頭に探せばもっとあるとは思いますが、とりあえず物欲マークを付け
ておくことにしました。
Afro-Latino (*)
Congo TO Cuba(*)

63 :
(^^)

64 :

どうも、難しいことになって...。
 まずAli Farka Toure の Niafunke ですが、
ジャケット等の写真を見ながら、1曲目えを音量を大きくして聴くと(ここがポイント)
ブルース好きとしての期待が高まってしまって...。
 それと "Ethiopiaへの道" については1920-40年代のJazzについてもとりあえず
まとめておいたほうがいいかなとか思ってしまって...。

65 :
がんがってますね。
『ノイズ』バックナンバー
『非西欧世界のポピュラー音楽』
『大衆音楽の真実』
はお持ちでなければ参考になると思います。
あと、洋書ですがダカーポのコンテンポラリーアフリカンミュージックも。

66 :

 ありがとうございます。
 予算の都合(買いたいCDが多すぎ)と、インタネットでどれくらい調べ
られるかを知りたいということで...。
 とりあえず、現状で、おかしいところがあってもというかあるんでしょう
けれども...、まとめたいと思っています。
 

67 :

8月8日の金曜日 Ethiopiaへの道3 "試さないけどガッテン"
 
 以前、ザビア・クガートに関して "クガートのバンドは1930年代中ごろ、土曜の夜に3時間連続で
放送された人気ラジヲ番組"Let's dance"の専属バンドでもあったとのことです。" と書きましたが、
実はこの情報のソースには、このラジヲ番組の専属バンドは2つだったとありました。もうひとつバン
ドの名は"ペニー・グッドマン楽団"です。
 このことを読んだときになんか引っかかったのですが、後日、突然ある考えが頭をよぎり"ガッテン、
ガッテン"と二度机をたた...とそんなことはいいのですが、なんか私の疑問点を誤魔、いや説明して
くれそうなキー・ワードが頭に浮かびました。それは......   "ビッグ・バンド"です。

68 :

8月9日の土曜日昼 Ethiopiaへの道1 "Swingしなけりゃ意味ないじゃん"
 "Ethiopiaへの道3"ではなく"Ethiopiaへの道1"でした。無限ループに入りそうなのは事実ですが...。
  (ビッグ・バンド)ジャズのファンには、"ビッグ・バンドがジャズの主流だった頃がジャズが大衆音
楽の頂点だった唯一の時期"という見方もあるようです。その通りだろうと私も思いました。が、今回の私
のように(なにかもっと面白い音楽無いのというような)目的の者にとってはこういう風に考え方には多少
注意が必要なのかなと感じました。

69 :

 その頃のジャズという音楽ジャンルの許容度の大きさ(例えば1930年代米国でのスィング・ジャャズ
全盛期、日本ではジャズもタンゴもシャンソ ンもルンバもみんなまとめて「ジャズ」と呼ばれたというこ
ともあったようです)によって、少なくとも私にとって隠れてしまう可能性のある情報があったようです。
 例えば、前回のカキコのように1930年代中ころにはジャズと同様にルンバも大衆に人気のあった音楽だ
ったようですが、そのような状況は見えにくくなってしまったというか...。

70 :

8月9日の土曜日夜 Ethiopiaへの道1 "Big Bandでビッグ・バン3"
 "ビッグ・バンド"をキー・ワードにした、1920年代(後半)から1940年代(前半)の米国大衆音楽のつじ
つま、いや、まとめは以下のようです。
 アメリカの国力が増し人々が豊かになったことと、ラジヲ、レコード、映画、などのマス・メディアの
発達&普及によりビッグ・バンドによる(ダンス)音楽が巨大マーケットとなり、そこに富、名声、自己
表現の場などを得たい多く才能(アレンジャーも最重要!)が集まって大衆音楽を磨き上げていった...。
 おそらくここでいう大衆とは白人が大部分なのかなとは思いますが、簡単に音楽に限ってまとめてしま
うと、"おもに白人用大衆音楽のマーケット(ミュージシャンは白人で無い場合も多いとしてですが)が
異なった文化の音楽を取り込んでアレンジし、活性化した"ということではないかと...。
 ただ、ここでいう"取り込んで"という言葉はいろいろ問題ありそうで"取り入れる"、"影響を受ける"
"借用する"、"流用する"とどれにもあてはまりそうでで意見の分かれるとことかもしれません。
 どうなんでしょうか。実際...。

71 :

8月10日の日曜日朝 "Shall we dance? -U ラストダンスは私と"
 昨日のカキコの最後くらいは内容を映し出すごとくトホホな文章になってしまい失礼しました。
 今日の朝面白いことを思いつきました。それは、"ジャズというダンスのスタイル"はあるのか?と
いうことです。ジャズ・ダンスってのはあるような気がしましたが。ルンバというスタイルはあり
ます。
 で、社交ダンスのサイトとのぞいてみましたら面白いこと発見しました。
 社交だんすは大きくモダン系(ワルツとか)とラテン系(タンゴやルンバとか)に分かれている
ようなのですが、ジャズというスタイル(ステップ)は無いようです。
 そのかわりというか、もっとすごいことに、ジャズを踊るための多くのステップ(スタイル)が
存在しそれぞれ(当然ですが)別の名前が付けられて存在しているようです。それも、そのスタイル
は競技ダンスに使われるものでもモダン系、ラテン系の両方に含まれています。

72 :

(カッコ内はステップの生まれた音楽のスタイルで、---以降は現在実際のダンスに使用される音楽)
 音楽のスタイル名の定義についてはどうなってるのか未調査です。ホント無限ループです。
 
モダン系
 スロー・フォックスロット (ラグタイム)---スローなジャズ、ブルース
 クイック・ステップ(早いラグ用)---アップテンポなジャズ
ラテン系
 ジャイブ(ジッターバグ=ジャイブ)---アップ・テンポなジャズ、ロックン・ロール
パーティ系(競技には使われないが踊られているもの)
 ジルバ(実際にはジッターバグ=ジャイブと同じもののよう?)---ロックン・ロール
 チャールストン(アップテンポのジャズ)---現在は他のステップに吸収されている

73 :

 以上から、"ジャズとダンスの結びつきというのは想像以上"かなと思ってしまいますが、前に書いた
ように、このジャズっていうのはどんななのという話になるとホントまたトホホなことになってしまい
そうです。もしかしたら1920から1940くらいの米国大衆音楽全体のことかもしれないとかになってし
まいそうで...。

74 :
 
8月10日の日曜日夜 Ethiopiaへの道1 "Big Bandでビッグ・バン2"
 
 1920年代前半、米国ではタンゴ(ザビア・クガートも最初タンゴのバンドをやっていたという情報も読
みました)やハワイアン音楽が流行したそうです。(ニューオリンズ)ジャズ、ラグ・タイムも一部では
流行っていたようです。ビッグ・バンの主役ビッグ・バンドも活動を始めています。
 ただ、ラジヲやレコードの普及前であり、音楽産業の主流はシート・ミュージック(楽譜)で、ポピュ
ラー音楽もブロードウェイがリードしていたようです(ガーシュインとか)。ブルースも楽譜として既に
発表されていました(1910年代 W.C.ハンディー等)。また、チャールストンというダンスも流行ったよ
うです。
 そして、総ての構成要素が出揃っての1920年代後半、いつとは無しにビッグ・バンが始まった...。
(なんかカッコイイきっかけが欲しいところでしたが、思いつきませんでした。)

75 :

8月10日の日曜日夜 Ethiopiaへの道1 "Big Bandでビッグ・バン1"
 いろいろなビッグ・バンドがある中でジャズ系?で調べていて面白いと思ったのはやはりというか、
デューク・エリントン楽団でした。ジャングル・サウンドという(実際のジャングルとどう関係がある
かはよくわかりませんが)妖しいサウンドを作り上げたり、30年代半ばに"キャラバン"という(アフロ
・キューバンと呼ばれたらしい)曲をヒットさせたりしています。またデュークは組曲、交響曲などと
題された曲も作って発表していたのですが、これをロックでいうとプログレだねと言っている人もい
るようです。
 このように色々興味深い(そして、多くのミュージシャンに影響を与え尊敬されたようです)デューク・
エリントンとその楽団ですが、今回個人的に非常に面白く思ったのは20年代後半、ハーレムの白人向け高級
ナイト・クラブ(コットン・クラブ)に出演していた頃に作りだしたジャングル・サウンドでした
(有名なムーチとかムード・インディゴとかは知ってますが)。
 というか、このジャングル・サウンドの妖艶さとダンス・リズムとしてのルンバをベースにして完成
したのがあの、"カトちゃん-ちょっとだけよ"タブー(Taboo / Tabu) かもしれないと想像すると結構
個人的には辻褄があってしまいます...。        長い道のりでした...。

76 :
    (⌒V⌒)
   │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  ⊂|    |つ
   (_)(_)                      山崎パン

77 :

8月16日の土曜日 "バック・トゥー・ザ・ETHIOPIA" and/or
          "ゲット・バック (to the place where you once belonged)"
  "松井はやはりジャイアンツにもどるのか"ということではありません。
 Ethiopique時代について考える為の情報として、次のようなものがメモに書かれていました。
 ・世界最古の独立国のひとつらしい
 ・少なくても第二次世界大戦後はイギリスの影響が強かったようだ
 ・英語がかなり使われているらしい
 ・イスラム教徒、キリスト教徒の数はだいたい同じくらいらしい
 ・1960年代後半には音楽に関して規制緩和が進んだらしい(それ以前は規制が多かった?)
 ・Ethiopiqueを担ったミュージシャンの中心は軍隊のブラスバンド出身者も多いのようだ

78 :

8月17日の日曜日 YONDER COMES ETHIOPIQUE(シブすぎ?)
 国別調査順序についてなんですが、
 タイトル"Ethiopia, the Sudan, and Mali"の順では無くてでマリから始めてエチオピア
を最後にしたのは、実は、エチオピア関係で私にとって面白い音楽が見つかっていて色々調べ
たいと思っていたからでした。失礼しました。
 が、結局、いつもの私のようにダラダラと...。
 で、結局、私が面白いと思った音楽というのはCDでいうと
・Air Mail Music : Ethiopia  1-5曲目 (特に3、2、5曲目)
・Ethiopique 12 : Kosmo Music and Songs (特に8、5、1曲目)
 ということになります。
 サンプルを聴く場合はEthiopique 12 の1、5曲目がいいと思います。
 最初にサンプルEthiopique 12 の1曲目を聴いた時の感想:"サン・ハウス?"でした。
(Air Mail Music、Ethiopique 12の8曲目はサンプルだけではチョット...)

79 :

失礼しました、サン・ハウスでは無くてチャーリー・パットンでした。

80 :

 Air Mail Music : Ethiopia を買ったのはEthiopiqueを最初に買ってからすぐだったと
思いますから、かなり前かもしれません。
 その時の印象は
"あのエチオピークを思い出させる節回し。ただし、ビートが弱くエチオピークよりは
一般受けはしないと思う"
というような感じでしたが、このスレを始めてEthiopique 12のサンプルを聴きスゴイ
と思ってから聴きなおすと、色々面白いことが見つかりました。
 Ethiopique 12は今年になって発売されたようで、それも他のEthiopiqueシリーズとは
異なるフォーク・ソングです。これは(*****)だと判定し早速購入しました。

81 :

8月23日の土曜日 
 "AIR MAIL MUSIC" は安かったとは思うのですが、データ等が何も記されていない困った
CDです。CDの内容は 民族音楽(folk music), 宗教音楽, ドルジ族のポリフォニー,
西南部族のポリフォニーだとしか書かれていません。
 私が面白く思った音楽は、1-5曲目なので最初に書いてある民族音楽とは思うのですが、
あとで説明しますがかなり洗練された伝統音楽のようにも感じられます。
 ただfolk musicというのがよくわからない定義のような気もしますし、宗教音楽でもその
民族独特なものもあるはずですし、Ethnic Music と、どうちがうのかとか...。

82 :

 とりあえず、Ethiopique 12の方なんですが、なんと言っても"弦楽器のカッティング・
リズムがすごい、パワフルだ" という点が新鮮です。ただボーカルは基本的に素朴です。
 1曲目は前回の感想の通りですが、5曲目はすんごーくパワフルでポリリズミック・
ヘビー・パンク(とこのように音楽のスタイルの定義が曖昧になって...と叱られそう
ですが)とでも言っていいのではというほどではないかと...。
これとパワフル・ボーカルがあれば今でもストリートで話題になるような...。
 8曲目は私のこのCD一番のお気に入りです。
 まず、好きな所はボーカルが他にくらべて力強くバックのリズム・カッティングに負けて
いないように感じられることです。
 次に曲の後半盛り上がっていき、CDではカットされてるけど実際は即興演奏(トランス?)
に突入してしまったのではと思わせるほどの熱気です。

83 :

 そして "AIR MAIL MUSIC"なんですが1-5曲目はボーカル、フルート、弦楽器で演奏され
ているようですが、漠然と聴いていたときには確かに民謡のようにも感じられました。
 しかし、よく聴くと基本的にバックは1曲目以外、弦楽器のリズム・カッティングのよう
です。ただ、共鳴部が無い為?なのかEthiopique 12とくらべて音が小さくなっています
(ソリッド・タイプのエレキ・ギターを電気使わないで弾いてる感じ?)
 ボーカルはいわゆるコブシ系でかなりなものです。それに、フルートですが、この関係
がかなり洗練されているようです。

84 :

 最初はユニゾンというか歌とフルートが同じメロディーなんですが、途中から(盛り上
がって?)歌とフルートが自由に即興演奏しているような感じになります。
 曲自体は短いのですが、大体みんなこんなパターンのようで、たとえばパキスタンのカ
ッワーリーに似た展開というか...。とすると宗教音楽?ってなことになってしまいま
すが、実際よくわかりません。
 わたしは、AIR MAIL MUSICの中では3曲目が一番気に入りました。ただし、これは1曲
全部聴かないと楽しめませんのでサンプルではわからないような...。
 

85 :

おじゃまします。
当板の雑談&相談スレの#643で紹介されたサイト。
http://www.oct.zaq.ne.jp/musicau/
ここでは、エチオピアはアラブ地域の扱いとなっております。
アリ・ハッサン・クバーンのCD評も合わせて、ご参考に。
http://www.oct.zaq.ne.jp/musicau/meibanarabethiopia.htm
http://www.oct.zaq.ne.jp/musicau/meibanarabedypt.htm

86 :

8月24日の日曜日 
 ありがとうございます。
 
 "ここでは、エチオピアはアラブ地域の扱いとなっております。"
 ですよねー。そこんところ難しいというか。
 一応わからないというのがもっかの結論(というかいつもそう=わからない、なんですが)
は(無謀にも教えていただいたサイトを見る前に)今日カキコするような感じです。
 ありがとうございます。
 
 "ここでは、エチオピアはアラブ地域の扱いとなっております。"
 ですよねー。そこんところ難しいというか。
 一応わからないというのがもっかの結論(というかいつもそうなんですが)、
(無謀にも教えていただいたサイトを見る前に)今日カキコするような感じです。
 

87 :

 Air Mail Music : Ethiopia とEthiopiques 12 を聴くことのよって共通点らしきものが
ありそうだということがわかり、エチオピア関係で探せばまだ何か面白い音楽があるんじゃ
ないかと思えてきたわけでした。
 エチオピアの南西部(おそらくEthiopiques 12=Konsoの部族も含まれると思いますが)に
は少数民族が(80部族以上?)それぞれ別々に生活しているようですし、もしかしてずごい
音楽があるのではないかというふうにも思えてきます。
  ただ Air Mail Musicについてはほとんどなにも手掛りが無い状態ですので、どうやって
次に進んだらよいのかわからない状態で...。

88 :

 また、Air Mail Music : Ethiopia とEthiopiques 12 を聴く限りではボーカルのスタイル
については共通してはいませんでした。
 あのAir Mail Musicでのコブシ(それは12以外のEthiopiquesに恐らく共通しているところだ
と想像しますが)はどこから来ているのかについては興味のあるところです。
 Ethiopiquesを最初に聴いた当時は単純に(たとえばアジアの国のように)民謡を歌うときにも
コブシをクルクルではと考えていましたがそうでも無いようです。そういう部族もいるのかもしれ
ませんが情報が少なくて...。

89 :

 エチオピアの南側に隣接するケニアの歌についてもポップス系も含めていろいろはしょって聴い
てみましたがポップスはエチオピア系というよりコンゴ系や南アフリカ系のような感じで...。
 コブシ系の歌もあるにはあるようですが、Ethiopiques のようではありませんでした。
 民謡もあまり熱心に探さなかったせいなのかもしれませんけど、Konsoのようなリズム・カッテ
ィング系は見つかりませんでした。ボーカルは素朴系でした。
 
 結局Ethiopiqueのコブシについては、北アフリカ諸国のようにイスラム経由(というか昔、超文明
国であったイスラム諸国の文化の流入という形)でエチオピアに来たんじゃないだろか。という仮説
に納得しているような現状です。

90 :

 そうすると、Air Mail Musicの音楽は(宗教音楽では無いとすればですが)、世界最古の独立国
(王国?の都市?)に誕生した大衆音楽というように考えられて、探すのがずっと楽になります。
*** 手掛り7.エチオピア南西部トライバル・エリア(SNNPRS)の音楽 ***
*** 手掛り8.エチオピア(アジス・アベバ)の大衆音楽 ***

91 :

 はたして、米国における南部黒人系音楽(アンチ・テーゼ?のようでありエキゾティックで魅力的
でもあったような)のようなメイン・ストリームな音楽に対する強力なエスニック音楽がエチオピア
に存在したのか?(それがイスラム系音楽だったかもしれませんが)
 というか、(Konsoのような)魅力的な音楽を取り入れる(クロスオーバーする)ことのできた大衆
音楽は存在したのか?また社会状況が後押ししたような状況はあったのか?

92 :

 というような、難しいが結果が得られれば実りの大きいことも予想される、手探りの探索に足を踏み
入れてしまったようです(私の勝手で踏み込んだのですが...)。もちろんブルースに関しての手掛
りについても常に意識して調べたいと...。
 ということでエチオピアについてはまだ色々調べてみたいと思いますが、その前にこれまでに見つけた
物欲マーク獲得CDタイトルについて、まずまとめてみたいと思っています。

93 :

8月30日の土曜日
 最近知ってしまった(****)CD
 先週カッワーリーのことが出てきましたので(私が出しておいて...)、それ関係の音楽を。
 カッワーリーといえばヌスラット・ファテ・アリ・カーンが超有名ですが。この偉大なヌスラット
の名前は、他の国の歌手を形容する場合にも(誉め言葉?)として使われることが少なからずあるよ
うです。ここでは女性について。

94 :

 先日、CDショップでマリの女性歌手のCD帯に"女性版ヌスラット"という感じで書いてあるのを
見つけ面白いなと思ったのですが、私も最近"アフリカの女性版ヌスラット"といっても良いのではと
いっても良いような歌手を知ってしまいました。
 Ooleya Mint Amartichitt; Praise Songs  (****)
 なんか、Mauritania(モーリタニア)の人らしいです。
 

95 :

 おそらくイスラム宗教音楽かと思いますが、カッワーリーのようにだんだん盛り上がっていきます。
ですから基本的にはカッワーリーと同じ種類の音楽ではないかと思うのですが、わかりません。
 面白いのは伴奏の楽器や音が北西?アフリカ的だったりするところや、声が多少ハスキーでサハラ
砂漠を感じさせる?ことなどでパキスタン本家とは違った趣があるように感じられ気に入ってしまい
ました。
 CDには曲は1から14までとあるようですが、盛り上がるのは5曲目くらいからのようです。
カッコイイ第6曲のサンプルを聴いたときに、"これは全部聴く必要あるだろな"と思ってしまいました。

96 :

8月31日の日曜日
 最近知ってしまった(****)CD T-2 (モーリタニアついでに)
 なんか、モーリタニアの音楽のサンプルだけ聴いてると"イスラム命"みたいな感じで簡単に通り
すぎようと思ったのですが、偶然聴いた民謡にはまいりました。全曲サンプルを聴けるところは見
つかりませんでしたが。
 Mauritania: Songs By Nemadi Women (****)

97 :
 
 一曲目のサンプル聴いたとき、"これブルースじゃん"と思ってしまいました。探してもサンプルは
5曲目まで聴けませんでした。基本的に手拍子しながら女の人が歌ってるんですが、手拍子のリズム
がエルモア・ジェームスのおばあちゃん?と思わせるリッパな三連。ボーカルは素朴系なのですが、
ひなびた感じで物怖じしてる感じはしないし多少コブシも入っているためかそれほど気になりません。
ただし、アワワワワ?という裏声の合いの手がすこし...。
 エチオピアのKonsoとも共通するというか、"ポリリズムをシンプルにしていくとこうなる"のかなと
思ってしまいます。イヤー恐るべしモウリタニア。というわけで手掛りに。

98 :

*** 手掛り9."モウリタニアの民謡等" ***

99 :

9月7日の日曜日
 Ethiopiquesつながりで...
 なんか、Music of ETHIOPIA:エチオピアの音楽 キング・レコード 1971年録音
というCDを聴くチャンスがあったのですが、この解説がとても面白く思いました。解説はかの
小泉文夫氏です。私の中ではまだまとまってませんが...。1971年というところも期待を
いだかせますが、その期待は外れてはしまいました。
 それとEthiopiquesのプロデューサーらしい人がその音楽について語った本があるようです。
Abyssinie Swing: A Pictorial History of Modern Ethiopian Music by Francis Falceto
ネット内の情報では"あまり詳しいことかかれてない"ともありましたが興味ムンムンの本です。ただ、
$25なので躊躇してしまいます。

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