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アルバム全曲レビュースレ in 邦楽版27th


1 :2012/07/26 〜 最終レス :2013/10/26
商業誌/サイトにありがちなオブラートにくるまれているようなレビューではなく、率直なアルバムレビュースレ。
【基本精神】
レビューの数が多いとレビューの精度が上がります。
カブっても気にせずあなたの視点で批評してください。
【ローカルルール】
◆レビュー中の割り込みレスは控えましょう。
◆レビューする側は十分に準備をして短期間に投稿を終えてください。
◆レビューを読む人にとってレビューのレビューは通常のレビューと紛らわしいので禁止。
◆レビュー以外の長文の投稿はスレのサイズオーバーを招き、本来のレビューの邪魔なので禁止。
◆反応すると削除依頼が通らなくなるので上記に対するレス禁止。(上記と同類にみなされます)
→反応さえしなければ削除依頼が通る可能性は十分にあります。
参照:http://qb5.2ch.net/test/read.cgi/saku/1117204058/60
→13thスレで削除依頼通りました。
参照:http://music7.2ch.net/test/read.cgi/musicj/1155204694/78-83
◆上記について何か言いたいことや議論したいことがあれば避難所へ
URL:http://jbbs.livedoor.jp/music/16782/
新レビュー保管サイト
http://www10.plala.or.jp/puusan/review/al_dom/al_domtop.htm
旧レビュー保管サイト
http://www.geocities.co.jp/MusicStar-Guitar/3494/index.html

2 :
【過去スレ】
01 http://music.2ch.net/musicj/kako/1024/10245/1024554912.html
02 http://music.2ch.net/musicj/kako/1027/10270/1027020540.html
03 http://tv3.2ch.net/musicj/kako/1031/10314/1031413980.html
04 http://music2.2ch.net/test/read.cgi/musicj/1040203720/
05 http://music2.2ch.net/test/read.cgi/musicj/1052577473/
06 http://music2.2ch.net/test/read.cgi/musicj/1066395187/
07 http://tv3.2ch.net/test/read.cgi/musicj/1070274392/
08 http://ex5.2ch.net/test/read.cgi/musicj/1080804234/l50
09 http://music4.2ch.net/test/read.cgi/musicj/1099299014/
10 http://music5.2ch.net/test/read.cgi/musicj/1116083538/
11 http://music5.2ch.net/test/read.cgi/musicj/1135517461/
12 http://music5.2ch.net/test/read.cgi/musicj/1142982200/
13 http://music7.2ch.net/test/read.cgi/musicj/1155204694/
14 http://music8.2ch.net/test/read.cgi/musicj/1169466862/
15 http://music8.2ch.net/test/read.cgi/musicj/1180696011/
16 http://music8.2ch.net/test/read.cgi/musicj/1193764951/
17 http://music8.2ch.net/test/read.cgi/musicj/1203221560/
18 http://music8.2ch.net/test/read.cgi/musicj/1209871679/
19 http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/musicj/1217869023/
20 http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/musicj/1224999777/
21 http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/musicj/1235558537/
22 http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/musicj/1248680630/
23 http://toki.2ch.net/test/read.cgi/musicj/1262611034/
24 http://toki.2ch.net/test/read.cgi/musicj/1283530834/
25 http://toki.2ch.net/test/read.cgi/musicj/1299488388/
26 http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/musicj/1320834551/l50

3 :
>>1
スレ立て乙

4 :
>>1
前スレ完走目前で落ちちゃったか・・・

5 :
>>1

6 :


7 :
レビュー投下します。需要無し、酷い文章ですが…
ひらく夢などあるじゃなし/三上寛
1.あなたもスターになれる ★★★☆
渋いサックスイントロで始まる。まず三上のドスの利いた独特の声に驚く。
比較的メロディアスだが、次々に歌われる暴言の数々、怨念こもったVoと1曲目から圧倒される。
2.ひびけ電気釜!! ★★★★
放送禁止用語を使いまくる歌詞がかなり強烈な曲。
「楽しい僕らの買い物カゴに ひと山いくらの堕胎児が」など強烈な皮肉も含まれていて一筋縄ではいかない。
「わめけ ガスコンロ!! みごもれ こけし!! 唄え つけものよ!! 死ぬな みみず!!」と意味不明な歌詞を絶叫していてかなりシュール。
3.痴漢になった少年 ★★★☆ 
タイトルどおり痴漢になった少年の歌。
痴漢になった少年の思いをどもりながら歌う様子はかなりシュール。
4.股の下を通りすぎるとそこは紅い海だった ★★☆
ここから、ギターと歌だけの曲が続く。
ややソフトに歌われているが、やはり歌詞は強烈。
「なぜ他人様の幸せを うらやむことだけするのかえ」のフレーズが心に刺さる。
5.パンティストッキングのような空 ★★★☆
どこか物寂しげな雰囲気を醸し出す曲。ギターと歌の編成のため、より三上のVoが生々しい。
「怪人20面相の幸福は いくら化けてもひとつだったんだろうか」
6.一人女のフィナーレ ★★★☆
男に刺された女の死に際の歌。
ドラマの一面を見ているような。三上の表現力に脱帽。

8 :
7.昭和の大飢饉予告編 ★★★★
このアルバム中で最も過激な歌詞。諦め切った退廃的な歌詞、怒り、否定の言葉達。
「愛なんて ただ単にやりゃあ片付くもんだ」「平和だなんて ただ単に殺しゃあ片付くもんだ」
こんなフレーズが飛びだしてきて、ひたすら絶望的な気分になる。
8.誰を怨めばいいのでございましょうか ★★★★☆
再びバンド編成。冒頭の悲しげなフルートで幕をあげ、サビで感情を大爆発させる。
サビの、不穏なピアノ、連打するドラム、そして絶叫する「誰を怨めばいいのでございましょうか」
まさに怨歌。誰にもまねできない唯一の歌の世界。
9.夢は夜ひらく ★★★☆
様々な歌手にカバーされた歌謡曲のカバー。園まりのカバーが最も有名。
ただ歌詞がかなり過激になっており、放送禁止歌になっていた。
おそらく数々のヴァージョンで最も過激。バックのサックスに痺れる。
10.故郷に帰ったら ★★★
イントロのピアノ、バックのフルートなど雰囲気が他の曲と異なる。
Voも感傷的に歌う。アルバムのアクセントになっていると思う。
11.気狂い ★★★
曲の序盤は、Voの歌い方も歌謡的、ギターのアルペジオ中心で抑えめ。
後半で絶叫しまくるが、正直いまいち凄みが欠けている気がする。
12.夜中の2時 ★★★
体を売る母親の行為を見てしまった子の歌。
しゃがれて声を震わせて歌う「母ちゃん泣かないで」
実際にその場に遭遇しているかのような絶望感が味わえる。

9 :
13.五所川原の日々 ★★
語りかけるように「〜な」調で歌うのが印象的。
5,12曲目で聞けるように、この人はただ絶叫するだけでなく、間の取り方がうまいと感じた。
14.青森県北津軽郡東京村 ★★★☆
イントロの太鼓からもわかるが、民謡っぽく和の雰囲気が漂う。
抽象的だが都市生活の批判が歌われている。
15.葬式 ★★★
妻?が夫の死を痛む様子が歌われる。サビで連呼される「わいがつぐつどしだ」は青森の方言で、
「どうしてこうなってしまったのか」という意味らしい。なんとも後味の悪い曲で終えるのが彼らしい。

総評 ★★★★☆
まず一言、強烈過ぎる。曲名からもこのアルバムの強烈さは伝わってくるが、曲中の必殺フレーズがかなりエグい。
力強く鳴らされるギター、バックの演奏、そして三上の唄、歌詞は人間の闇、狂気を見事に表現している。
ここまで聞いていて、絶望的になれるアルバムは中々ない。故に人によってはトラウマに成りかねないアルバム。
ただこの唯一無比な存在、正に日本でしか生まれえなかったこの怨歌集をぜひ聞いて欲しい。暗い部屋の隅で一人で聞きましょう。発狂しそうになります笑
ちなみに三上寛はこの他に「BANG!」という作品も有名だが、フリージャズの要素も強く、若干取っ付きにくいので、まずこのアルバムが三上寛を知るには良いと思います。

10 :
>>9
乙です。いきなり濃いっすなー

11 :
>>9
一発目のレビュー乙です!

12 :
>>1
スレ建て乙!
>>9
杮落としレビュー乙。のっけから濃いなぁw
じゃ、こっちも濃いのを…

贋作師 / ALI PROJECT
1 贋作師 ★★★☆
妖しさ漂うミディアムチューン。だが、サビになるといきなりギターっぽい音を引き連れて疾走。
こういう変化球は『禁書』から増えてきたけど、さらに自分なりのカラーを出してきた印象。
どこか人を試すかのようにおちょくった音を入れたのはタイトルが根底のテーマにあるかららしい。
こうやって聞くと結構ロックサウンドもいけるんだなと思えるんだが…やっぱり生ギターを入れてくれ。

13 :
2 ALICE同罪イノセント ★★★
歌詞はアリプロお得意の倒錯ソング。曲調も割りと一般的なアリプロに近い。
それもそのはず、片倉が「聖少女領域」を意識して書いたかららしい。
しかもご丁寧に宝野に「不思議の国のアリス」のモチーフを提案してきたらしい。
だからこそ…うーん、クサくていいんだけど浮いてる印象。シングルカップリングならわかるけど。
3 蓮華幽恋 ★★★★
蓮をテーマにした中華ホラー。とはいえ、舞台こそ中華だがどちらかといえばロシアンホラーかな。
御伽噺のように幻想的なサウンドスケープなので、そう例えてみた。
なので、ちょっとエグいけど浸りやすい不思議な曲。ジャスミンティー片手に聞きたいかな。
個人的にもこのタイプの曲は結構好物なのでお気に入り。
4 真偽贋者遊覧会 ★★★☆
宝野が「‘そこへ迷い込む感じも楽しいでしょ’みたいな楽曲」とコメントしている通り、
管弦楽やギターの音が不穏なのに序盤がやたらと明るかったりするなどフェイント入りまくりの楽曲。
ロックだけどテクノっぽい音を織り交ぜたりと相当癖のあるアレンジに驚いたが、
メロディもかなり捻くれている。だからこそノリだけ聴いていると楽しみが半減されるのが残念。

14 :
5 La verite ★★★★☆
宝野なりのアンチスイーツ(笑)向けラブソング。
「ここでは‘本当の自分なんて見せるわけないじゃない’
‘(心の)すっぴんなんて見せなくていいんですよ’と、ちょっと意地悪な感じで歌っています。」と、
スイーツ(笑)なら発狂しかねない内容である。イントロも見事なフェイントである。
ポップなのかなと思ったら結構メロディがお耽美だったりするし。
敢えて、流行に逆らう歌詞を書いたことも、媚びを逆利用するアイディアもいい。
6 野性双生児 ★★★★★
ジキルとハイドをテーマにした従来のアリプロっぽい曲。
早くないのに音がやたらと攻撃的な音をふんだんに使用しているのはアリプロでは珍しい。
そういえばロックバンドなんだよなということを再認識。
いつに無く凄みのあるように聞こえるアリカの歌唱力は本当にすばらしい。
個人的に一番お勧めの曲。これぞアリプロじゃないだろうか。
7 Rる王女の肖像画 ★★★☆
インド音楽風のメロディーを取り入れたバラード。ディエゴ・ベラスケスにインスパイアされた楽曲で、
ロマンチックな路線はオリジナルじゃもう聞けないだろうと思ったら…。
実はジャケット写真ともかかわりがある楽曲だったりもする。
ロマンチックな音使いは健在だが、クサメロを重視する人には薦めにくいかな。
どちらかといえば空気を味わうタイプの曲だし。

15 :
8 真夏の憂愁夫人 ★★★
ラブソングだがただのラブソングではない。マザコン男のラブソングだった。
しかも好みがかなりの年上…ずいぶんと強烈なテーマである。
そう考えると嫌になるくらいにロマンチックなのはテーマの気持ち悪さを体現したものだろう。
そういった意味では成功。成功してほしくなかったけど。
やっぱりアレンジはいいんだけど歌詞がなぁ。それさえ無ければ…。
9 天譴と超克 ★★★☆
今回の大和ロック代わりになる曲。ちなみに天譴とは「天帝のとがめ」とか「天罰」のこと。
テーマにあわせたのか、おとなしい音とのコントラストはさすがだが、
やっぱり何か物足りない。もう少し暴れても良かったんじゃないだろうか。
10 RED WALTZ ★★★★★
ラストはインストではなく歌モノ。しかも3拍子。
ドラマ性のあるアレンジと構成、さらに宝野特有の歌声が重なることで
最後の曲にふさわしい風格を漂わせているように思える。
やはりラストはドラマティックに終わるとすごくきれいにまとまる。
このようなトラックがラストなのはいいサプライズだと思う。

16 :
総評 ★★★☆
ALI PROJECTにとって12枚目のオリジナルアルバム。
いつに無くロックカラーが強く出ており、歌詞がわからなくても乗ることもできる曲もある。
ただ、歌詞を含めてフェイントを入れていたり、浸ったり考えることを要求する曲も多く、
純粋に音やメロディを楽しみたい人には厳しい内容になっている一面もある。
プログレバンドらしいといえばらしいが、とっつきにくさが付きまとうのは評価が割れる。
いい曲もあるが、プログレの素養があるかどうかの判定マシーンにもなっているのも事実。
てことで、従来のファンよりはプログレ好きにお勧め。
個人的にはギターが不満。何で生じゃないんだ。一曲くらい生演奏入れてもいいじゃないか。

17 :
>>9>>16
乙乙

18 :
乙です。

hide TRIBUTE SPIRITS (1999.05.01.)
1.Intoroduction
2.ROCKET DIVE(布袋寅泰) ★★★
まぁ声はね。布袋さんだね。布袋さんならもうちょい派手でも良かったんじゃないかな。
メッセージはやっぱり反則。クサいクサいと思っても感動しちゃう。
3.Beauty & Stupid(清春.SHOJI) ★★★★☆
原曲をもっとトガらせて、ワルにした感じ。かっこいい。
完璧に清春と合ってていうことないですわ。

19 :
4.TELL ME(kyo&TETSU) ★★
歌が軽い軽い。声と相まってもう気持ち悪い。あと英語も日本語もはっきり発音しすぎ。くどい。
途中の「うぉ〜うぉ〜」ぐらいの迫力で最初から歌ってくれよ。
5.ピンクスパイダー(SIAM SHADE) ★
Vo.が曲と合ってなくて残念すぎる。あとパートごとの歌い分けができてないと思う。
本編がガッカリで、最後にギターが暴れるのもただただ虚しい。
6.LEMOed I Scream(shame) ★★★★☆
すっごくいいです。洋楽みたい。Vo.もすごく心地良い。アウトロもうちょいすっきりしてても良かったかな。
でもギターソロ素敵だからアウトロも聴いちゃう。
7.ピンクスパイダー(CORNELIUS) ★
え、よくわかんない。
8.FLAME(ZEPPET STORE) ★★★☆
良い感じ。ステキな曲にあうステキな歌、声。


20 :

9.SCANNER(LUNA SEA) ★★
後半だけならなんとか・・・。「透けて見えるぜ」って口調の隆一はなかなか聴けないので。
10.DOUBT '99(BUCK-TICK) ★★★★☆
まとめにもあったけど、これ聴くなら原曲でいいかと。Vo.がBTが好みならこっち、hideが好みなら原曲ってぐらい。でも星はいっぱいつけちゃう。ビクンビクン。
ただ、BTのは二人で掛け合いになってるのがちょっとおもしろい。
ちなみに私BTオタなんですけど、まとめの人もBTオタのようで。だからなんだって話ですが。
11.ever free(TRANSIC NERVE) ★★
途中で音飛びするんだけど。やっぱ中古で買ったのがまずかったか。
ブリッジからサビの演奏が突き抜けてたり、アウトロで走ったりしてて良いカバーだったのに。残念だなぁ(棒)。


21 :

12.限界破裂(OBLIVION DUST) ★★☆
まとめでは評価高いですが、私的には3つぐらい。前半と後半が別曲過ぎらぁ。
13.MISERY(GLAY) ★★★
これでもかという程たっぷり叩かれまくっているナンバー。まぁ確かにそんな感じ。
ただ、発売から13年も経ってから聴いてみるとやっぱりこれはこれで正解だったんじゃないかと。
そう思ったのは、未だにGLAYがこの曲をライブでやってること。
へんに気合の入ったカバーじゃ何度もライブでできない。1回こっきりの作になってしまう。
一回カバーしてはい終わり、じゃなくて、ずっと演奏していくことが大事。
布袋さんとかXメンバーより若手のGLAYはその辺の自分たちの役割をしっかりわかってた。と思う。
自称愛のバンドはこのトリビュート盤の一番大事なところをしっかり掴んでたんじゃないか。
14.CELEBRATION featuring hide(I.N.A. Pata heath)
15.GOODBYE(YOSHIKI)
この二つは評価しない方向で。自分自身Xについて詳しくないので、評価するのもおこがましいと思いますし。
ただ、14.はやっぱり間違いない出来ですね。


22 :
総評.★★★★★
4、5、9に関しては、頑張りは伝わるけどもあともうちょっと。
特にルナシーはもっと出来ただろうと思えるだけに惜しい。
7、11に関しては、よくわかんないです。CD買い直します。
2、3、6、8、10、13は、楽曲の素晴らしさとともに愛が溢れてる。
GLAYに関しては引き継いでいこうという姿勢が感じれると思う。
ある意味、完璧なカバーしか許されないXやBTが出来ないところをしっかりフォローしてるんじゃないかな。
布袋さんも同じく。先輩だからこそできるダイレクトメッセージ。熱い漢です。
どのバンドも出来はどうあれ愛がこもっていて、良い盤になってると思います。
まとめ見てて「自分と違う感想だなぁ」と思ったのがきっかけで書き始めたので
なに言ってんだこいつと思われるかもしれませんが読んでいただければと思います。

23 :
乙です

24 :
乙です
GLAYのMISERY好きなので評価されてて嬉しい

25 :
連投ごめんなさい

天使のリボルバー/BUCK-TICK (2007.9.19) 15thアルバム

1. Mr.Darkness & Mrs.Moonlight
★★★☆
あんまり一曲目っぽくない暗めの曲。
前作のゴシックっぽいノリも引き継ぎつつ、ポップさを追加した感じ。
静かな妖しい幕開け。

2. RENDEZVOUS〜ランデヴー〜
★★★☆
先行シングル。ちょっと浮いてるかなぁ。
シンプルなバンドサウンド、ストレートなロックな曲。
単品なら、個人的には★5余裕のメチャメチャ好きな曲なんですが、他曲と曲順から少しマイナス。

3. モンタージュ
★★★★
今井曲っぽい、クセのある、でもキャッチー、といった曲。得意分野ですなぁこういう曲は。
1.ではゴシックっぽいノリって書いたけど、ここまで聴くとどっちかというとファンタジー要素って感じかな。
そこまで主張してくるわけじゃないけど。

26 :

4. リリィ
★★★☆
柔らかいふわふわした曲調だけど、ちゃんと盛り上がりもある。
優しい滑り出しで、無理なくサビへ繋がる感じが心地良いです。
5. La vie en Rose〜ラヴィアン・ローズ〜
★★★☆
星野曲。再び少し暗い雰囲気の曲調へ。
テンポは割と早めだけど、音色がさっぱりしてて重い曲ではないです。
こっちのが比較的ゴシック感あり。
6. CREAM SODA
★★★☆
急にどうしちまったんだ櫻井さん!と驚く曲。しかも星野曲というとこでもう一発驚かされる。
歌い出しも"狂いそうだ"ってなっているが、"そうだ"じゃなくて完全に狂ってる。というか壊れている。
とにかくこれまでにないハイで可愛いvo.が聴きどころ。案外曲も悪くない。
ちなみにクリームソーダとW狂いそうだ"がシャレになってます。いやマジで。
7. RAIN
★★★★☆
マジメな切ない系バラード。これこそ星野曲だろと思いきや今井曲。うーん、掴めないバンドですなぁ。
歌詞もファンタジーとかじゃなくて親しみやすい感じの失恋系、
曲もいうことない完成度で、ストレートな傑作ラブソングです。

27 :

8. BEAST
★★★
普通にかっこ良いロックな曲。一曲はこういう分かりやすい曲があった方が落ち着く、
という狙いだと思われる。そうだとすればその役割はしっかり果たしているので、
★3つだけど不要な曲とか飛ばす曲とかではないです。耳のリセット曲。
9. 絶界
★★★★
え〜…。なんていうジャンルなんだろうこれは。音楽的な知識がなくて申し訳ない。
カントリー調なのだろうか。カスタネットとアコギが特徴的、情熱的でフラメンコなイメージ。
でも左耳はノイズギターに責められまくる…。とにかく渋くて良い曲です。汗
10. Snow white
★★★★★
あれ、今回は「RAIN」が感動バラード担当しちゃったし、星野お役御免じゃん。チョイ曲作っただけかよ。
とか思っていると、来ましたよ。どえらいのが。
これが4分半なのかという充実度の、悲しいバラード。切なく悲しいメロ、押し寄せるような力強いサビ。
アコギじゃない星野バラードも非常に良いですなぁ。
歌詞も櫻井さんらしい、暗くて重くて美しい歌詞で言うことなしです。

28 :

11. スパイダー
★★★
面白い音色のリフで、それ自体はグランジなロックンロールっぽいんだけど
歌メロが立っててロックンロールじゃなくなってます。
これも8.と同じでわかりやすさを狙ったのかなと思う。
それを、まぁアルバム後半だしもうちょっと大人しめにしよう、みたいな。
といっても曲が先か曲順が先かわかりませんが。
12. Alice in Wonder Underground
★★★★★
はい、良い曲です。今井さんのひねくれた性格がよーく出てます。楽しい。
すごくざっくりいうと、「怪しいサーカスのチンドン屋集団が幼い少女を誘惑して連れ去っちゃう」
そんな感じですかね。こう書くとなんか筋肉少女帯の曲みたいだな。
ただ、個人的には2.のランデヴーと順番逆にして欲しかった。その方が
Mr.Darkness〜との繋がりも良いし、後ろのモンタージュにも、
ランデヴーよりはまだうまく流れたかなぁ。なんて。
13. REVOLVER
★★★★☆
最後に非常に激しいハードなナンバー。
12.で終わらせて、前盤と似たようなシメにするかと思いきやこれですよ。
BUCK-TICKでこういう速い曲をシメにするのは今までにない感じ。
暴力的で荒々しい曲調で、ギターもドラムもベースも暴れてて良い感じです。
なによりラスサビのvo.が迫力あってgood。

29 :

総評 ★★★★☆
なかなかうまくまとまっているんじゃないでしょうか。
バンドサウンド中心で、派手さこそないもののシンプルゆえ何回も聴ける味わい深さ。
聴きどころは(2.と9.を除く)★3半〜★4つの楽曲たち。これらの曲は
星の数こそそれなりに付けたものの、しっかりアルバム曲としての役割を果たしていて
狙った★3半という印象。ゆえに物足りなさやストレスを感じることなく聴けるし、
★4半や★5の曲をうまく引き立てている。
そしてなによりクセになる。個別のレビューでは詳しく書かなかったものの、
さっぱりしているのになぜか聴けば聴くほど味が出る仕上がりになっている良い曲たちで、
ハマればこれらの曲だけでも十分聴けるほど。
加えて★4半、★5は言わずもがなの出来、完成度、世界観。
BTのアルバムとしてはシンプルすぎる感もあるが、ハイレベルにまとまった一枚。

30 :


31 :
みんなも書こうぜ!

32 :
みなさん乙です
100s/OZ   2005年
1.OZ T ★★
オズ という声と共に、激しい爆発音。その後ろでVoの中村が歌っている。
オープニングということで曲自体は1分半と短いが、印象に残りやすいナンバー。
2.A ★★
gt 小野の1.2.3という掛け声からのギターリフは素晴らしい。
だが、歌詞が何を言っているのかわからない。またサビでは声が高すぎて少し聞きづらいかも。
楽器隊の演奏は格好良いだけにちょっと残念だ。
そして軽快なドラム音が次のナンバーに直接つながる。
3.B.O.K ★★★★★
タイトルはBe O.K と掛けているのだろう。バンドを組んだ楽しさや喜びがにじみ出ている佳作。
あと、無駄に歌詞がかっこよかったりする。全体を通してみるとピアノがいい味を出していて、
ポップに昇華されている。
4.バーストレイン ★★★★
明るい曲が続く。
もう同じような事はないんだから、前を見て進もう。普通に元気をもらえる曲。
ブルーハーツに関する歌詞に出てきてたりするから、もしかすると意識して作ったのかもしれない。

33 :
5.ここが果てなら ★★★★
果てがここなら・・・。
幼い頃から馴染んできた部屋を出る勇気 そんなイメージが自分は歌詞を見て思った。
歌詞は嫌というほど現実的だが、曲調は明るくポップ。
6.なのもとに ★★
ゆったりとした雰囲気のメロディに中村の声が違和感なく入る。
しかし、この曲はちょっと退屈かもしれない。
OZUの繋ぎとみればいいかも。
7.OZU 
子供の燥ぎ声から、リモコン音のような音と共に曲調がガラリと変わる。
ここから鬱曲が目白押し。
8.(For)Anthem ★★★☆
アルバムを通してみると、ここから路線がガラリと変わり驚くと思う。
いままでのポップ路線はどこにいったのか。泣きのピアノから入る死んだ者たちへのレクイエム。
この曲にはドラムが入っていない。静かで眠りにつくようなシンセサイザーとピアノがメインだ。
悲しみが渦巻くナンバー。ここからはそういう曲が続く。
9.Sonata ★★★★★
・・・です。ソングオブフリー・・・です。
こんな歌詞が書けるのは中村一義ただ一人だろう。BPMは速めだが、この曲に渦巻く狂気はなんだろうか?
ストリートアートを目指す少年が逮捕されるという曲なのだが・・・なんだろう雷ゾーンって。
10.やさしいライオン ★★★★★
やなせたかしの同名の絵本が脳裏に浮かんだ。鬱度はここでマックスだ。
サビではバンドらしい、壮大な感じだが、どこか歌詞は内面的だ。

34 :
11.leek rag's leek ★★
流石に、鬱曲はもうお腹いっぱいだ。
コミュニケーションの難解さ?を歌詞にしている。
ここがアルバムの丁度折り返し地点となり、次曲へと繋がる。
12.Santa's Helper
短いイントロ。聴いてる人を不安にさせそうだ。
そして次曲へ繋がる。
13.Honeycom.ware ★★★★★
これは名曲。いままでになかった幻想的な曲だ。
イントロから最後のピアノ音まで一瞬たりとも気の抜けない曲。
11〜13は繋がっているため、通して聴くことでさらに鬱度も上がるだろう。
そしてOZUもいよいよクライマックスへ。
14.扉の向こうに ★★★★★
これまた名曲だ。OZUでは悲しい曲が多いのだが(というか全部)この曲は別だ。
悲しみを乗り越えて、この先の扉を開ける。そういったメッセージがこの曲には溢れている。
実質、このアルバムのクライマックスといってもいいのでは?
この曲はOZVへとつながっている。
15.OZV
扉の向こうにはこの曲で完結する。
そして、この先のナンバーは希望に満ちあふれたナンバーが沢山出てくる。

35 :
16.光は光 ★★★
光には光。素晴らしい曲なのだが、間奏に入るバイオリンの音がショボすぎる。
それがなければ13,14に続く名曲になっていただろう。
この曲も次曲へつながっている。
17.いきるもの ★★★★
多分、アルバム中で一番激しい曲。それだけにかなり盛り上がる。
様々な感情を人間は出すことができる。それ故に人間は素晴らしい。
人間讃歌の曲だと自分は思う。
18.K-ing ★★★★★
ここでまさかのユーロビート。
曲名や歌詞からして、キング牧師の歌だろうか?なんでまたこんな所に。
とはいえ、この人間が書いたとは思えない歌詞に、自分は翻弄されてしまった。
よって星5です。
19.またあした ★★
実質的ラストナンバー。
メロディラインも歌詞もいいのだが、いままでの曲が良すぎたために、印象が薄い。
20.バハハイ ★
蛇足。
21.ハルとフユ ★★★
中村が飼っていたうさぎが死んでしまい、その事について歌ったそうだ。
状況が裂いた部屋と別れ、フユよ、おやすみ。
そのままだが、少し悲しい。
そして、このアルバムも眠りにつく・・・。

36 :
総評 ★★★★☆
素晴らしいアルバム。1stでこの完成度とは恐れ入った。
中村一義のコンセプト上で発売された100sというアルバムを含めると、これが2ndになるのだが。
本当に難癖だが、最後OZVからが少し蛇足だった。
13,14を超える曲がOZVにもあれば2005年のアルバムでもナンバー1だっただろう。
しかし、楽器隊も上手いし、中村の声も違和感なく入っているので、JーROCKが好きな人には普通にお勧めです。

37 :
>>32>>36乙です!
量的にも質的にも聴きごたえありそうでいいなぁ・・・

38 :
鬼束ちひろ DOROTHY 2009 10/28 5th
1.A WHITE WHALE IN MY QUIET DREAM ★★
パーカッションとボーカルのみの質素な曲。全英語詞。
アルバムイメージの導入的な意味合いで1曲目にふさわしく感じた。
2.陽炎 ★★★★☆
復帰後3枚目のシングル。歌詞に「春の息吹 夏の風」「秋の鈴鳴り 冬の吐息」など四季を取り入れたミディアムバラード。
シングル曲。バンドサウンドで聴きやすい。Cメロではものすごくエコーを利かせている。個人的に好きな曲。
3.X ★★★
09年復帰後初シングルの両A面の片方。荒々しいロックテイストな曲であるがレコーディングは休止前なので少し不安定な印象。
歌詞は昔を彷彿させるような感情的なものとなっている。ただ声量の勢いが少し弱くそれが残念。
4.ストーリーテラー ★★★★
今までになかったようなタイプの曲。このアルバムを総括している感じがする。
歌詞の「健全で痛みもない そんなふうにはなれなくて」とはまるで現在の彼女を模しているようだ。
ただ歌い方に非常に癖があり人を選ぶであろう1曲となっている。

39 :
5.STEAL THIS HEART ★★★
PVにおける彼女の風貌とキスシーンが波紋を呼んだ一曲。ボーカルに機会を通してありノリとテンポが良い曲。
この曲も彼女にしては珍しいタイプである。エレクトロニックポップロックといったところだろうか。
個人的には歌い方や歌詞が下品な感じがして好きでない。メロディは聴きやすい。
6.I Pass By ★★★☆
全英語詞。No.7のB面ではアコースティックverだったが今作ではロックバンドサウンドに編曲されている。
歌詞のイメージは「狂気の私」で日本語訳がかっこいい。英語の発音は…w
テンポ感があり聴きやすいがこの後怒涛のバラード連続なので流れとしては微妙かもしれない。
7.帰り路をなくして ★★★☆☆
復帰後2枚目のシングル。スローバラードだがただひたすら長い。アルバムに入れるにあたってイントロを追加したため約7分となっている。
淡々とメロとサビが流れていきCメロから大サビへといく構成はNo.2と同じ。壮大な編曲となっている。
歌詞も「光と闇」のイメージで全体的に暗く長さも会いまみえて人を選ぶ曲のように感じられる。個人的には好きな1曲。
8.Losing a distance ★★★★
曲名が公表された時点ではNo.7の英語Verかと思われたがそんなことはなかった。しかし構成は全く一緒である。
こちらの方がより淡々としており2曲続けてなのでだるく感じるかもしれない。単体としては良曲である。
メロディと歌詞が綺麗で「明日は簡単に訪れるけれど 疑ってしまう ここが終わりのようで」という鬼束らしい歌詞である。

40 :
9.ラストメロディー ★★★★☆
復帰後初シングルA面のもう片方。テンポの良いミディアムバラード。
この曲は休止中にレコーディングしたため声量が一気に回復しており、先行で初めて聴いたとき鳥肌が立った。
イントロのピアノが綺麗で「やっと街も足音を立てて 風さえも隙間を埋めようとする」や「あとは目を覚ますだけ」という歌詞が
再び復帰する彼女のように感じられて非常に良かった。テンポ感がある為アルバムの流れをよくする潤滑油のような位置づけとなっている。
10.蛍 ★★★★★
休止直前のラストシングル。ある映画のタイアップとなっていて哀愁の漂う雰囲気がより一層この曲を引き立てていた。
構成こそ他のバラードとも同じであるが全体の流れや雰囲気はこの曲が1番すぐれているように感じられた。
今回のアルバムでは1番この曲が好きで周りの評判も良い。名曲。このシングル以降タイアップが全くなくなった。
11.VENUS ★★★★
ラスト飾るのも非常に壮大なバラード。1番壮大な編曲かもしれない(笑)。曲の雰囲気はクリスマスのように感じられた。
この曲も約7分と長いが聴きにくくはない。歌詞もポジティブな内容で「本当を知った時」の内容となっている。
総評.★★★★☆
2009年復帰後の5枚目のアルバム。前作のコバタケプロデュースから平原綾香や徳永英明を担当している坂本昌之氏になった。
前作よりもバラエティに富んで聴きやすいものになっている。昔の作品もバラードが多いので気にならない人はならないだろう。
ただ曲の構成が同じものが多いのでそこのとらえ方によって印象が変わるかもしれない。自分は彼女のバラードが好きなため気にしてはいない。
昔の鬼束とは違うが当時を垣間見れるような曲もあり人にも勧めやすい作品かもしれない。聴きやすい分坂本氏の編曲は無難かもしれない。
ただタイアップを全くしてなかったため前作より売り上げは落ちている。個人的には良いアルバムだと感じられた。

41 :
おつおつ

42 :
>>38->>40
乙です
文章ぐっちゃぐちゃですがお願いします。。
ENTERTAINMENT/SEKAI NO OWARI
1.The Entrance ★
インスト曲。
2.スターライトパレード ★★★
2ndシングル。
なんか普通のJ-POP。
歌詞の世界観が「眠り姫」に似てる。
3.ファンタジー ★★★★★
インディーズ1stシングル(両A面の2曲目)。
このアルバムの中で一番明るい(であろう)曲。
ライブで盛り上がりそう。
4.illusion ★★
メロディーも歌詞も暗い。
「命が並ぶ午前0時のスーパーマーケット」はちょっと…


43 :
5.不死鳥 ★★☆
1stシングル(トリプルA面)の2曲目。
高音がきつそうなところがある。
歌詞の意味がよく分からん…
まあこの曲に限ったことじゃないが。
6.天使と悪魔 ★★
インディーズ1stシングル(両A面の1曲目)。
う〜ん…正義と悪についてなんだろうけど
好きではない。
飛ばし曲。
7.Love the warz ★★★★☆
おそらくこのアルバム一番の問題作。
歌詞もエグイ。
「あなた方を処刑します」は…
メロディーは最高!
8.Never Ending World ★★★☆
1stシングル(トリプルA面)の3曲目。
We are with youで泣きそうになる。
歌詞を見ながら聞くと震災復興支援ソングにも聞こえる。
9.生物学的幻想曲 ★★☆
3rdシングルのc/w。
メロディーは良い。
ただ歌詞はこのアルバムの中で最高なぐらい意味不明。

44 :
10.TONIGHT ★★★★
ギターの中島がボーカルになっている作品。
(作詞作曲も中島)
内容としては「生きてこれた奇跡」みたいなものかな。
時々入る掛け声(ヘイ!)が邪魔。
でもいい曲。
11.yume ★★★
2ndシングルのc/w。
「夢」って言い過ぎ。
メロディーは明るくて好きな曲。
12.花鳥風月 ★★★
1stシングル(トリプルA面)の1曲目。
何で「暗い」がひらがなになってるんだ?
メロディー自体は爽やかで、個人的にはイントロがすごい好き。
13.炎の戦士 ★★★★
歌詞がいい。
メロディーも良い。
つまり良い曲。
ちなみにこの曲も中島ボーカル。

45 :
14.Fight Music ★★★☆
「勝つために」で終わるのもいい感じ。
でもなんで「イエーイ」まで歌詞っていうのはちょっと…
15.眠り姫 ★★☆
3rdシングル。
歌詞がすごいファンタジーの世界。
にしても歌詞に深い意味はないと思って良いのかな?
16.深い森 ★★☆
全編英語詞。
歌詞の意味を考えると日本語だとちょっとなぁ…
途中で転調あり。
終わりが中途半端な気がす(ry
総評 ★★★
SEKAI NO OWARIのメジャー1st(「EARTH」を含めると2nd)アルバム。
個人的に(珍しく)好きな曲と嫌いな曲がはっきり分かれた。
歌詞は過激なのにメロディは普通のJ-POP。
c/wも入っているせいでシングルを持っている人は新曲7曲(1曲目除けば実質6曲)のためだけに買うことになるが待ち望まれていたLove the warzとTONIGHTの音源化がされているためこれだけのために買ってもいい。
もちろん最近(「眠り姫」)ファンになった人もこれと「EARTH」だけで全曲コンプできるため手軽にレンタルできる。(「インスタントラジオ」Live ver.を除く)
賛否両論にはなると思うけど普通にいいアルバムだと思う。

46 :
>>42>>45 乙です。
すかさず投下

MICROCOSM / FLOW  6th(2010.6.16)

1. -ECHOES-
2曲目へ繋がるインスト。
宇宙っぽいイメージだけど、壮大で未来的といった宇宙のイメージではなく、もの寂しく悲しげな雰囲気。
2. CALLING
★★★★
シングル。キャッチーなサビとアッパーな感じはいつものFLOWなんだけど、
前曲から続けて聴くとその中にある寂しさ悲しさが浮き出て聴こえる。良い曲。
3. SIGN
★★★★
シングル。こちらも同じく、いつものFLOWなんだけど寂しい雰囲気が漂っている。
一曲目よりは大人しいが、こちらも良い。疾走感があるのにどこかしんみり聴けてしまう。
あれ、こんなのFLOWじゃない。

47 :

4. UNION
★★★☆
先ほどがシングル2連続だったので少々とっつきにくいかもしれない。キャッチーさは控え目。
冷たげなSEがちょくちょく挟まれ、これまた宇宙的なイメージ。
莫大に広がる宇宙に漂う船に、ひとりぼっち。そんな感じです。
ただ残念なことに、歌詞の方はそんな大人な世界観に追いついていない。
語彙のチョイスがイマイチ幼稚で、曲の世界観に浸っていたのに思わず冷めてしまう。
まぁこういう歌詞がFLOWといえばそうなんだけど。彼らに大人な切ない曲は不向き。
5. ATMOSPHERE
★☆
前曲と異なり、歌詞のイタさがフォローできないレベルまで行ってしまった例。
いや、許せないレベルというべきか。
「例えば大切な人が誰かに殺されて」とかあんまり言うもんじゃありません。
6. PLANETARIUM

同じくイタバラード。イタい歌詞に気を取られがちだが、実は曲もなんだか?な二重構造。
騙されないように。

48 :

7. -CORE-
★★★
インスト、だけど星つけちゃった。それぐらい良い出来です。めちゃくちゃヘビーでかっけぇ。
6.までは寂しくて冷たい「無の空間」としての「宇宙」だったのが、このインストからは
外敵や生物(人)の攻撃性、それらの中で生きていく強さみたいな、もう一つの孤独の側面が示されてます。
8. FREEDOM
★★
前曲のインストから続く、これまたヘビーでハードな曲。でもなぜかこっちは残念な出来。なぜなんだ。
相変わらず歌詞のイタさもあるが、それ以上に曲展開が微妙。
せめてシングル曲みたいにキャッチーさがあれば…と思ったらこれシングルかよ。救いがないね。
9. ENEMY
★★★★
良い曲!前曲までのハードな感じは薄れたものの、相変わらずドッシリした低音が跳ねてて心地いい。
歌メロもキャッチー、歌詞も面白い。アルバムで唯一おふざけ感がある、重要なポジションの曲です。
10. SOUL RED
★★★★
こちらも聴きやすい、キャッチーなサビ。より歌メロがしっかりしててgood。
サビメロが力強く、いぶし銀を感じる曲です。

49 :

11. LUNA
★★★☆
これもなかなか良い感じの曲。メロはちょいワルい雰囲気で、サビはひたすら爽やかという作り。
サビにもうひと工夫あっても良かったかな。もしくはもっとこざっぱりするか。
Aメロとかの歌詞も彼ららしくて良い。
ここから宇宙のイメージは「星空」へ。
12. TONIGHT
★★★
ド真ん中3。
1番が良い感じの英詞なのに、2番からいきなりダサい日本語になるのが気になる人は
まだまだFLOWを理解し切れていないのかもしれない。私みたいに。
曲も11.に引き続き爽やかなバンドサウンド。たとえると、歌メロたってる
エルレガーデンみたいな感じ。エルレガーデン聴いたことないけど。
13. AMBIENCE
★★★★
実際にアルバムを聴いたことのある方はお気づきの通り、テーマは
「宇宙」どころか「星空」からも離れ、ただの「空」になっております。でもそんなの関係ねぇ!
青空のように爽やかで、天空に広がる雲のように壮大。サビの力強さに勇気づけられます。
14. TO-O-KU-E

オ・マ・ケ♪
もうテーマもへったくれもありません。謎曲。そして謎配置。まさに雲のように浮いてます。
最後にするには重たい上に歌詞も曲も微妙。前曲で終わっておけば良いものを…

50 :

15. -F.O.E-
インスト。1.とか2.のイントロに使われているフレーズが爽やかになって流れる。
だから14.なくていいじゃん…
総評 ★★★★
とにかく今までのFLOWとは異なる方向性が感じられるアルバム。個々の曲よりも、アルバムとしての出来が良い。
相変わらずな歌詞が今回のテーマに追いついていない感は否めないが・・・。
楽器隊は普通にうまいです。ドラムが少々大人しめなものの、アルバムの色からして良い判断。
テーマは宇宙と孤独。メインは1.〜6.で、”「MICROCOSM」(マイクロコズム)は人それぞれが心の中に持つ
小宇宙をあらわすが、 どんな人でも抱えている「悲しみ」「怒り」「葛藤」「喜び」などの様々な感情を
今のFLOWの音で表現した作品となっている。”と公式にもあるが、まさにそんな感じ。
いつもの明るく元気なFLOWとは異なっていて、ジャケットの宇宙船の中に一人ポツンと立つアストロノーツの
イメージにぴったりハマっている。このアストロノーツがちょっとかわいい。
これからもこんな感じでテーマ決めてアルバム作ったら良いのに。
うまくまとまっていて、世界観を堪能するためにも通しで聴くのがオススメ。

51 :
おつおつ

52 :
ここってシングルのレビューは駄目なの?
Spending all my time/Perfumeと夢の外へ/星野源がやりたいんだが…

53 :
たまにやってる人いるしいいんじゃない

54 :
アルバムに収録されないとかもあるしね
新譜でアルバムにまだ入ってないってだけならちょっとわからんけど
まぁまとめには載らないかもね

55 :



56 :
test

57 :
いちおうまとめに浜崎のHのレビューはあるね。シングルだと

58 :
七尾旅人のオモヒデ〜も一応マキシだけどレビューされてたな。
あの盤は本当に特殊な立ち位置だから個人的にはレビューも納得だけども、
(デビューシングルの癖に4曲ともアルバムに入ってないどころか
 それ以降と音の方向性が180°違うので。後追いだとコンセプトアルバムっぽくも感じる。)
それでも当時、賛否両論だったような記憶が。ちょっと様子見したほうがいいかもね。

59 :
スピッツの99epはアルバム扱いなんだっけ?あれも3曲入りだけど

60 :
スピッツの99epはミニアルバムかな

61 :
ほしゅ

62 :
久し振りに
SPYAIR 「Just Do It」
1.Just Do It ★★☆
一分三十秒ぐらいの短い曲。特に書くことも無い。
2.Rock'n Roll ★★★
シングル「0 GAME」通常盤のカップリング。「Yeah Yeah Yeah」としつこい位に繰り返すサビは一度聴けば間違いなく覚えるだろう。
勢いは良いんだけど何か空回りしてる感。でもライブでは間違いなく映えるだろう曲。
3.0 GAME ★★★★★
映画アメイジング・スパイダーマンの日本版テーマソングになった曲。
「日本版テーマソングなんかいらねえんだよ!」と公開当時散々叩かれてた曲でもある。
でも個人的には本アルバム収録のシングル曲の中で一番好み。イントロのベースとか重厚なサウンドとか…イイ!
曲自体はインディーズの頃に既に完成されてたらしく、そこに映画の内容に合わせて「蜘蛛の巣」などの単語を散りばめたらしい。まあ取って付けた感はある…
因みにアルバムバージョンとかで冒頭の「もしもし?今何してる?」という女性の声がカットされてるかなと思ったらそんなことはなかった。
しっかりと入ってます。いらないよ…
4.My World ★★★☆
こちらは機動戦士ガンダムAGE アセム編のEDテーマだった曲。
インディーズの頃から大事にしていた曲らしく、完成度は高い。でも個人的には佳作な印象。
因みにこれタイトルに表記はないけどが再録verのようで。分かり辛いが…
5.Little Summer ★★★★★
切なすぎるバラード。とにかく良い。一度聴いてみて欲しい。
6.No Where, Now Here ★★★★
前作「Rockin' the World」のBeautifulをテンポアップした感じの曲。曲の長さが三分切ってるんであっという間に終わる。
歌詞といいメロディーといいかなり好み。UZにはもっとこんな感じの曲作って欲しい。ただやっぱ短い…少し物足りなさはあるかな。

63 :
7.Stay Gold ★★☆
前作のStay togetherと被ってる。タイトルまで被ってる。個人的には捨て曲。
8.Break Myself ★★★☆
確かゲームのCMソング。シャドウカンパニーだったかな?
テンポ全くこっちのが早いんだけど何となく前作のSTRONGを思い出させる。歌詞は相変わらずブイブイ韻を踏んでて中々凄い。MOMIKENの作詞センスに脱帽。
9.Naked ★★★
このアルバムの先行シングル。メンバー全員全裸で撮ったというPVが良い意味でも悪い意味でも話題になった。
雑誌等で「サムライハートのような疾走感溢れるナンバー」と紹介されてた覚えがあるけど、サムライみたいな感じなの?と期待して聴くと多分ガッカリくる曲。
自分も初めて聴いたときは「えぇー…」って感じだったけど聴き込むと良さが出る。スルメ曲。
ドコドコいってるドラムとサビのギターが心地良い。
10.U & I ★★★☆
普通に良い曲です。でも普通すぎて何か影が薄いという…
曲としては「My World」のカップリングである「Come on」に近いかな?
11.I want Place ★★★
UZのコーラスが目立つ一曲。このコーラスが好きか嫌いかでこの曲は評価変わるだろうな…
というかサビはもう半分近くUZ。個人的にはまあこういうのもありかなと…
12.Raise Your Hands ★★★★★
多分このアルバムの核。IKEのこれでもかと言う位の高音が炸裂するサビは圧巻。
とにかく全体のメロディーが凝ってて聴いてて飽きない。歌詞も良い。オススメ。

64 :
総評:★★★★☆
SPYAIRの2ndアルバム。とにかくその完成度の高さには驚き。
前作の「良いんだけど何となくモヤモヤした感じ」を見事に吹き飛ばす名盤に仕上がってる。彼らのファンでない人にも聴いてほしい。
個人的にオススメなのがシングル曲の3、バラードナンバーの5、そして6、12である。この四曲は本当に良いよ!レンタルでもいいから聴いてみるべき一枚。
良い面だけじゃなく色々悪い面も話題になってるバンドだけど(前述のスパイダーマン、全裸PV等)、サウンドは本物だと思う。

65 :
あのベースの目つきが怪しいバンドか


66 :
>>62 おつおつ

67 :
斉藤和義 / ONE NIGHT ACOUSTIC RECORDING SESSION at NHK CR-509 Studio
1.tokyo blues ★★★★
最初期の曲。やるせない歌詞とまったりとしたアコースティックサウンド。
シンプルなだけに演奏力が光る。
2.好きな人の手 ★★★★
ビートルズ〜ジョージ・ハリスンの香りのする名バラード。ってかIsn't It Pityと同じ進行か?
ストリングス隊が入ってスケールの大きなサウンドを聴かせる。
アルバムタイトルから小規模なアレンジを連想していた人は面食らうかも。
ドラムのリバーブも深いし、エレキも歪サウンドだし。
3.僕は他人 ★★★★☆
そういえば初期せっちゃんはオシャレなポップス系の音も出していたのだった。
というわけでエレキのカッティングが印象的な都会的な曲。
個人的には原曲の印象が薄かったので、このアルバムで化けたと感じた。
4.大丈夫 ★★★☆
ウクレレ、パーカッションなどが入って多少民族的な要素が加わったが基本フォーク〜ポップな曲。
楽しそうな雰囲気で歌詞はきついという、ある意味せっちゃんを代表する要素がある。
期待が大きいわりには……ということで★は抑え目。

68 :
5.ドライブ ★★★★☆
イントロのアコギで一気につかみ、弾き語りパートで持っていく名曲。
ロック的なバラードだが間奏だけはハードロックの匂いもする。
歌がいい。腹から声が出てる感じがする。「ベイベベイベ」の連呼で岡村ちゃんを連想してちょっと笑う。
ブレイクの瞬間の溜めに演奏力の向上が見える。
あえていえばストリングスをもっと活かして欲しかったかもしれない。
6.さよなら ★★★★
ストリングスが活きてますな!
結構頻繁に発表されるジャズ調の曲の中でも渋い選曲といえるだろう。
ジャズということでベースが頑張っている。
7.蕎麦屋 ★★★★
お、ロックな出だしだな、なにかな、と思ったらまさかの中島みゆき。
「ハローグッバイ」で聞けたような轟音エレキでのロッカバラード曲。
喋り系と歌い上げ系を使い分けるボーカルがなかなか。
しかしすごい歌詞だ。
8.やわらかな日 ★★★☆
これもある意味すごい歌詞で日常の中の夫婦愛を描く。
さわやかバラードだった原曲から若干早いテンポになりさわやかポップスになった。
ストリングスがイントロと間奏で頑張っている。
ブラスセクションはいないので口で「パパパパ」とかいうのだが意外とこれがいい。

69 :
9.ベリーベリーストロング 〜アイネクライネ〜 ★★★★★
確か伊坂幸太郎とのコラボシングル。しかし言われないと分からないくらいいつもの斉藤和義調と言える。
単調なコード進行の上でハーフスポークンなボーカルを入れるという発想の曲は毎回あるのだが、
その中でもこの曲はお気に入りらしい。
早いパッセージを奏でるストリングスが効果的。このアルバム、ストリングスはいまいちだと思ったがまさかのこの曲で覚醒。
10.新宿ララバイ ★★★☆
すごいベンドがかかったイントロで何かと思ったらこの曲。シャッフルビートに乗った都会的コードが美しいポップス。
ボーカルのディレイ芸も忠実に再現しているがますますアンプラグド的なアルバムタイトルとの乖離が……
歌詞はデリヘル嬢を歌ったものらしいと聞いてなんか誰か幻滅してた。逆に言えばそこで幻滅するぐらい曲は綺麗!
11.やさしくなりたい ★★★☆
ああ、この曲ね、というイントロだがまさかのアコギによる演奏。
ここでアルバムタイトルに忠実にならなくても……。
ヒットしたわりには初期っぽい要素(単調なコード進行の上にメロディを乗せるあたりとか)があって
ポジション的には「地味にいい」曲だと思うのだがどうだろう。
そして初期の曲に比べると歌詞の弱さが透けて見えるかなと……。
12.今夜、リンゴの木の下で ★★★★☆
知らない曲キタ。しかし「好きな人の手」と同様ジョージ風のバラードですっと聞けた。
相変わらずスライドギターを盛り込むのが上手いな。ディミニッシュらしきコードも「らしい」。

70 :
13.月光 ★★★★
タイトルは知ってたけど初めて聞いた。ハチロク調のフォーキーな曲。
ブルースハープも入ってる、しかもなんかうまくなってる気がする。
いい曲だけど、なんかAメロがまんま「天国の月」のような点だけが気になった。
14.ひまわりの夢 ★★★
まったりとしたポップ。ビートルズの影響の別側面が出たような「大人のみんなの歌」。
パーカッションが良い感じ。
総評 ★★★★☆
ツアーのメンバーで録ったセッション作品。
だからだろうか、まず、他のアルバムより歌と演奏のクオリティが高いのが嬉しい。
せっちゃんの場合アルバムで一人多重録音をよく使い、また変な音作りとかもするのだが、
このアルバムではそういったものが入り込む余地がないので音がいい。
まあ他のアルバムにはそれはそれで良さがあるんだが。
次に各曲のレビューでも触れたがあんまりアコースティックっぽくない。
変な音作りとかしてないと書いたが、音作り自体はしている。ドラムの音とか、ライブにはないビッグな感じがする。
なのでライブアルバムを期待するとちょっと違う。
あと最後に、ストリングスの立ち位置が微妙。
まあでもいい作品です。大いに気に入りました。
曲はオリジナルの発表順にならんでいるっぽいが、歌詞はやっぱ初期だなぁと思ってみたり。

71 :
乙!

72 :
おつおつ
斉藤和義いいよね〜

73 :
まとめみたいな立派なのは書けないけど・・・感想程度ですがオナシャス。

ABINGDON ROAD/abingdon boys school (2010/1/27 2th)

1.STRENGTH. 4:33
★★★★★
5thシングル。重めのサウンドにピアノが合わさりかっこいい。
力強いボーカルで、曲も疾走感がありgood。何気に歌詞も好き。
2.PINEAPPLE ARMY 4:38
★★
歌詞がイタい。さらに曲にもイマイチのせれてない感が。
さらにさらにサビメロもノリにくい感じ。Aメロとかは面白いけどね。
3.and I love... 5:58
★★☆
普通のバラード曲。パッとしない割に展開が多くてダルい。
イントロがGacktのジーザスみたいで楽しい。
4.JAP 3:55
★★★★
6thシングル。ギターの余裕たっぷりのプレイがイカす。
キャッチー過ぎて少々飽きるが、軽いノリにつられてつい聴きたくなる。

74 :

5.蒼焔 -SOUEN- feat. BASI, サッコン, FUNKYMIC from シスト 3:38
★★☆
「レコーディングの都合が付かなかったTAKUYA∞に代わり
韻シストの3名が参加した(TAKUYA∞の紹介)」らしい(wikiより)。
確実にTAKUYA∞を待ったほうが良かった。韻シストさんのラップでかなり台無し。
気だるいラップがとにかく合ってない。ラップ詞もなんだこれってぐらい幼稚。
これならラップなしか、岸がやったほうがマシだったんじゃないかとさえ思う。
曲自体は素晴らしくかっこいいだけに惜しい。
激しいながらも綺麗な歌メロ、サウンド…もったいない。
ラップなしなら★5でもいいかも。
6.潮騒 4:20
★★★☆
うまくまとまってる印象の、疾走系良曲。普通といえば普通。
7.From Dusk Till Dawn -INCH UP- 5:16
★★★☆
8thシングルでバラード。良いけどキャッチー過ぎて飽きる。
歌詞も普通過ぎて全体的に面白みにかける。
8.Siren 4:44
★★
変拍子にデスボイスに…と、なんか色々やってる印象の曲。
でもそのどれもがあんまり頭に残らない、チグハグな出来。
英詞というのもその要因かも。せっかくのかっこいいギターソロも浮いてるし、
サビメロも単品ならともかく曲全体としてみたときになんか変な感じ。
デスボイスとかこのバンドに合わないと思うけどなぁ。

75 :

9.BLADE CHORD 4:32
★★★☆
4thシングル。かっこいいけど、もう一押し欲しくなるシンプルさ。
これもキャッチー過ぎて飽きちゃう。
10.キミノウタ 4:07
★★★★
7thシングル。これもキャッチー過ぎて… となるが、
いくぶん他のものより(サウンド的に)爽やかなので聴きやすい。余談だがライブが良い。
11.Sweetest Coma Again 5:30
★★★★★
LUNA SEAのカバー。原曲は聴けたもんじゃなかったのに素晴らしい楽曲に生まれ変わっている。
ヘビーだけどメロが立ってて聴きやすい。
でもなんでこの曲?感は否めない。有名曲はやらしてもらえなかったのかな。
河村隆一と気が合わなさそうだし(イメージ)。
そしてカバー曲になると元気になるリズム隊。特にドラムは暴れに暴れてます。
ボーカル、ギター、リズム隊、そしてキーボード、どれも文句なしの出来です。

76 :

12.Gold Eclipse 1:53
インスト。次につながる。
13.Valkyrie -Lioleia Mix- 4:38
★★★★
6thシングル「JAP」のカップリング。
モンスターハンターのゲーム内効果音が随所に挿入されている。
かじった程度にモンハンをやったことある身としては…意外にアリじゃないかと。
抜刀の音とか、大剣を振り回す音とか良い感じに曲を盛り上げてくれてると思う。
まぁ、ここまで全面に出てると拒否反応出ちゃう人も多いと思うけど、
そんな人は10.でabsのアルバムは一区切りで、ルナシーのカバーからは
ボーナストラックとして考えれば楽しめるのでは。
14.nocturne 1:55
インスト。ライブで使われてるらしい。

総評
★★★
アルバムとして微妙。シングル多いし、その多くは聴いてて飽きる。
アニソンだからかもしれないが、前作よりも飽きやすいというか、面白みにかける気がした。
キャッチーな曲が多く個々の評価は高めだが、アルバムとしては★3つほどかと。
ボーカル、楽器、音質、マスタリングその他は一級品なので、曲に飽きたら
その辺を楽しんだりしてアルバムを堪能しよう。次回作に期待。
オススメはアビングドンの良さが特に出ている1.と、メンバー、スタッフの実力の高さがうかがえる11.あたり。

77 :
>>73-76
乙です
レビュー投稿は初めてですが、よろしくお願いします

299792458/後藤まりこ (2012/7/25)
1.HARDCORE LIFE (0:26) ☆
のっけからそのタイトルに期待してしまうが、単なる朗読。
番組が始まる前のCMのような感じ。
2.ままく (3:07) ★★☆
割とハードコアな曲。良くも悪くも変わらない後藤さんの声で安心。
ただリズム隊がちょっと不安定で聴き辛い。ズレている気がする。
3.M@HΦU☆少女。。 (3:42) ★★★★
「MAHOU☆少女。。」……でいいのか。ヲタ向けかと思ったがそんなことはなかった。
「脳's NO! know にゃん!」=「のかな」になるというカオス変換。
しかしかなりの良曲。一番ぶっ飛んでいる。
4.うーちゃん (5:16) ★★
みんなの変うた。これで5分は少々キツい。
ロリ声MAXなのでそっち方面が好きな方に是非。
ながあっ↑れっ→るー↓ながあっ↑れっ→るー↓

78 :

5.ゆうびんやさん (2:56) ★☆
みんなのへんなうたPart.2。しかし歌詞がまともになりありがちな曲に。
アルバムの折り返し地点。
6.ドローン (6:47) ★★
トラック4より長いが、飽きはあまりこない。
でもそれだけ。
7.ユートピア (3:54) ★★★☆
初めはそうでもなかったが、後にスルメ曲だと気付いた。
安定してノれる曲。難点はサビの物足りなさ。
8.あたしの衝動 (4:13) ★★★★
印象的なドラムから始まる本作のリードトラック。
音程はぐちゃぐちゃ、だがそれが良いとさえ感じさせる。
むしろ変に上手く歌われても困る。そういうのは別の人がやってくれる。

79 :

9.299792458_TOKYO-U (1:19) ☆
ひたすらとうきょう。
彼女らしいといえばらしいのだが、素直に前曲で終えてもよかったのでは。

総評 ★★★
2010年の終わりに解散したオルタナティブロックバンド「ミドリ」。
その歌とギター担当として、後藤まりこのソロアルバム。
ミドリの面影は随所に残されつつ、初心者でも比較的とっつきやすい。
全曲通して約30分なのでサラッと聴ける。内容が内容なので物足りなさは感じない。
個人的にはいいアルバムだったし、次回作にも期待が持てる。
ただし、ポップな曲が多く、そういうのが嫌いな人は買わない方がいい。
ちなみにタイトルは光の速さ。299792458と書いて「後藤まりこ」と読む。そうなんですかへえ。

80 :
おつおつ

81 :
>>79
乙。うーん…後藤さん、叫んでないから怖くて手が出せなかったんよ。
そう考えるとミドリが好きだったんだなぁ、自分。

82 :
さて、こちらは懐かしいアルバムでも。

薔薇の聖堂 / MALICE MIZER

01. 薔薇に彩られた悪意と悲劇の幕開け
いかにも彼らだとわかる重々しいパイプオルガンによるインスト。
02. 聖なる刻 永遠の祈り
一曲目を引き継いで演奏されるのは本物のクワイアを交えたゴシックワールド。
途中の語りもいい感じに怪しく盛り上げ、ここで当時は謎だった男性ボーカルが登場。
女性ソプラノとの掛け合いが美しく、構成も見事。
そんなガッチガチのゴシックワールドに違和感無く途中参加するYu~kiの音もよい。
03. 虚無の中での遊戯
再開後第二弾シングル。どことなく硬質なピアノから始まり、
突然鳴り響くインダストリアルビートが不気味なゴシックロック。
低音男性ボーカルとフィメールクワイアとの絡みがとても怪しく、
さらにはメインブリッジは完全な女性コーラス隊であるために
もはやMALICE MIZER with 女性コーラス隊といった趣向である。
これで自分達のカラーを出し切っているから恐ろしい。
…だが、Mana様。シングルにこれのインストがあるってことは
我々に歌えと。ママさんコーラスに歌わせチャダメですか?

83 :
04. 鏡の舞踏 幻惑の夜
ここでKoziが手がけたナンバーが登場。
優雅な旋律をバイオリンとチェンバロが奏でるが
所々に入るシンセやインダストリアルビートが怪しい。
途中で男性ボーカルが悩ましく歌い上げる様はなかなかどうして、
聴いてみるとぴったりと足りなかった部分を保管している。
05. 真夜中に交わした約束
四曲目で暗さが足りないと思った貴方(貴女)。ご安心を。
この曲はその暗さをしっかりと補ってくださるそうです。
まるで婚礼の朝のようなしっとりとした鍵盤楽器群をバックに
男性ボーカルが朗々と歌い上げます。
しっかりと打ち鳴らされた生ベースもいい味を出している。
うわべのメロディにだまされてはいけない。
しっかりと黒い音を違和感無く混ぜ込んでいるのだから…。
まさかこれが次の曲への伏線になるとは。
06. 血塗られた果実
そして、またもMALICE MIZERでお馴染みのインダストリアルゴスである。
今ならMoi dix moisでブラストビート全開で演奏されそうな曲である。
スローパートでは美しいシンセワークを見せるが基本は激しいビートとともに
這うようなベースとヴォーカルが襲ってくるような構成。
まさしく「ゴシックとはこうじゃあ!」と言わんがばかりの楽曲。
07. 地下水脈の迷路
ここで美しい女性ボーカルの声とささやきを交えた神秘的な曲。
ハープの音とアトモスフェリックなシンセが見事に絡んで、
美しい硝子細工の様な曲に仕上げているのではないだろうか。
きっとメジャーでやるには色々といわれそうな曲だったであろう。

84 :
08. 破誡の果て
こんばんはバンドの皆様w
そう、この曲でようやくギターが登場するのだ。Yu~kiはちょこまか出てきたのに。
効果的にブラストビートを交えながらノイジーなギターをバックに
混声合唱団による本気の歌唱が堪能できるファストチューン。
後にも先にもこんな構成はMALICEしかやらないだろうな。
09. 白い肌に狂う愛と哀しみの輪舞
再開後第三弾シングル。生のバイオリンとバンド、
クワイヤとシンセが一体となって織り成す本作のクライマックス。
朗々とした男性ボーカルが上手く曲を引き締め、
バンドもストリングス隊とともに上手く曲を取りまとめている。
まさにゴシックロックにおける金字塔と呼べる名曲。
10. 再会の血と薔薇
再開後第一弾シングル。火サスの新テーマ曲ではない。
まさかヴィジュアル系バンドでこのような曲を書くとは当時は想像だにしなかった。
純正クラシックと言っても差し支えなさそうな曲をシングルにするとはすごい勇気だ。
展開が本当に演劇のハイライトを思い起こさせる出色の出来で、
エンディングだと様々な悲劇を振り返り嘆くヒロインが想像できそうである。
実は当初、本当にストリングスとシンセだけにしようとしたらしいが、
低音が弱いので仕方なくYu~kiのベースを入れたらしいのだが、
エレキベースをまったく連想させないミキシングは本当にすばらしい。

85 :
総評 ★★★★☆
日本におけるヴィジュアル系の歴史、そして、ゴシックシーンにおいて
決して避けて通ることの出来ない一枚。勿論、音楽ファンを自称するなら聞いて損はしない。
ヴィジュアル系の根底を成す世界観のひとつとして耽美で退廃的な世界があるのだが、
この世界観を見事に描ききっているメンバーの手腕は素直に尊敬できる。
もし、少女漫画やロマン主義、バロック文学やゴシックにご興味があるのなら、
ぜひとも手にとってほしい。あなたの耳には魅惑的な音に聞こえるでしょう。
しかし、少しでも上記の要素に嫌悪感を感じるのであれば今からでも遅くは無い。
あなたの好む文学や音楽で今すぐ浄化なさってください。
※今回は好みの楽曲のみであるため、星付き評価は総合のみとさせていただきます。

86 :
次回はcoldrainかDir en grey、サンホラあたりをレビューしようかな。
ただ…Dir en greyの場合はすごく時間かかるかも。
なにせ、書こうとしているのが『UROBOROS』『DUM SPIRO SPERO』なんで。
…誰か、チャレンジしてみない?w

87 :
おつおつ

88 :
途中まで書いてた奴消しちゃった
好きなアルバムとか思い入れのあるやつとかはなんか書きづらいな

89 :
>>88
待ってるよ
人によって評価は違うから、楽にレビューすればいいんじゃないかな

90 :
軽く適当に書いてみた
くるり / 坩堝の電圧
01.white out (heavy metal) ★★★
メタリカみたいなリフに乗せて岸田がぶつぶつ歌ってる。別にheavy metalって感じではない。むしろグランジっぽい
02.chili pepper japons ★★★
1分半の小曲。スラブ民謡風のメロディに乗せて早口でまくしたてているが、その内容も日本の唐辛子類について歌ってるだけ
まぁお遊びにしては良くできてる気がする
03. everybody feels the same ★★★☆
これは比較的くるりっぽい、ビートロック。音に今までにない重みがあるのは新メンバーのおかげか
こういうオールドな感じのやらせたら上手いバンド
04.taurus ★★☆
最近のくるりによくあるチェンパーポップ。まぁ可もなく不可もなく
05.pluto ★★
1分弱のインスト。コーネリアスみたい
06.crab, reactor, future ★★★
80年代MTV風なポップロックで始まったかと思えば、ディランのオマージュに移行する良くわからん曲
まぁこういうパロディみたいなの得意だよね
07.dog ★★
これまたチェンバーポップ。ちょっとメロディが弱い気がする
08.soma ★★☆
山本精一の羅針盤を意識したであろう、ジャパニーズシューゲイザー

91 :

09.o.A.o ★★
名曲「ばらの花」に似たイントロ、でも曲自体は歌謡フォーク。相変らずパンチに欠ける
10.argentina ★★★★
アルゼンチンの首都では丸ノ内線の車両が走ってるらしい、そんなプチ情報のナレーションから始まる曲だがこれまた凄い歌謡曲
聴いてて笑っちゃうくらいのコッテコテぷりはもはや清々しい。これくらい吹っ切れてるの9mmとくるりくらい
11.falling ★★★
イントロがスピッツの曲まんまなのはご愛嬌だが、中々疾走感があって良い曲ではないですかな
12.dancing shoes ★★★★
裏打ちのドラムが気持ちいい。そして曲はラルクの疾走系。幅広い
13.china dress ★★★
中国語のピアノバラード。それっぽさが良く出てる
14.my sunrise ★★★☆
今度は北欧風のお洒落なポップス。悪くないね
15.bumblebee ★★☆
これはソウルかな。小気味良いけど、岸田には合ってないんだな
16.jumbo ★★★☆
一転して一時期流行った4つ打ちのダンスロック。キラキラしてるんだけど、途中でサティスファクションのリフが入ったりしてて面白い
17.沈丁花 ★★★
今度はほぼギターとチェロだけの弾き語りになった。もうお腹いっぱい。でも岸田が作るこういう曲はあまり外さない
18.のぞみ1号 ★★★☆
詰め込んで歌う感じ、もろ吉田拓郎。でも曲が出す雰囲気はおしゃれなバー。中々良くできた曲だわ

92 :
19.glory days ★★★★
ここまで色んなジャンルの曲聞かされてくたくたなのに、最後は7分半もある大作
このアルバムのラストにふさわしい壮大なロックンロール。最後には今までのくるりの名曲のフレーズが出てきてアルバムコンセプトを象徴してるともいえる
総評:★★★☆
くるりが10枚目にだしてきたのは節目としてふさわしい、今までの音楽遍歴を振り返るような超大作
思えばくるりってアルバム毎に様々なコンセプトを打ち出してきて、結構ころころと印象が変わるバンドだった。まぁ最近はそんなでもないけど
このアルバムはとにかく雑多。グランジありテクノありフォークあり歌謡曲あり。今までやってきた音楽を思いつくくままにぶち込んだ感じ
凄いくるりらしくていいアルバムだと思うけど、ちょっと曲自体にパンチがかけるのが多いかな
ただまさに「坩堝の電圧」な雑多性は聴いてて飽きることは無いと思います

93 :
くるり乙!

94 :
>>92
乙! 振り返ると本当にいろんな音楽をやってんだよなぁ。
では、こちらはまだ某バンドがかけないので時間稼ぎも兼ねて…。
Chronology [2005-2010] / Sound Horizon

Disc 1
01. エルの楽園 [→side:E→] ★★★
アルバム「Elysion 〜楽園幻想物語組曲〜」収録。
アルバム最初の曲だが、しょっぱなから語りが炸裂している。
当時はやはりリズム隊の音が薄く、生演奏なのに
打ち込みっぽく感じるのが残念でならない。
ギターソロはいい具合にクサく、ヴォーカルもいいのだが…。
サビはギターが無ければ牧歌のように感じるのも不思議。

95 :
02. StarDust ★★★★☆
アルバム「Elysion 〜楽園幻想物語組曲〜」収録。
普通のアーティストならシングルカットしそうな曲。
でも、歌詞は結構怖い。ある意味西野カナみたいな女である。
途中から入り込むギターとピアノの旋律がすごくいい味を出している。
それゆえに語りが気に入るかがカギだろう。
03. 朝と夜の物語 ★★★★
アルバム「Roman」収録。アルバムの世界観を告げるプロローグナンバー。
ここからAramaryは脱退し、Revoとゲスト女性ヴォーカル(複数)が
メインヴォーカルを交代で歌うことになる。
やはり初代メインヴォーカルに比べてRevoの歌唱力は…
プロ女性歌手とのデュエットだから余計にそう思ってしまう。
さて、楽曲はメタラーならかなりグッとクルのではないだろうか。
クサメロに重めのギター、さらには80年代HRによく見られた
オルガンソロ、さらにシンフォニックな世界観…
本当にメタラーからしたら天国のようなポップスである。
04. 黄昏の賢者 ★★★
アルバム「Roman」収録。サンホラ名物のゲストシンガー、Jimangが
メインヴォーカルを務める胡散臭い楽曲である。
さて、肝心の内容は胡散臭い語りとストリングスをはじめとした
クラシック要素が無ければ本来のJimangの音楽性に近い。
ジャズとクラシックが融合する楽曲なので、肩を軽くして聴けるのが強み。
唯一の心配が語りよりJimangの歌声だろう。上手いのだが…。

96 :
05. 11文字の伝言 ★★
アルバム「Roman」収録。アルバムのラストを飾る楽曲で、
死にゆく母が、生まれてくる我が子の幸福を願い歌う物語。
実は3曲目の前奏につながるように作られているほか、
収録アルバムにとってキーになる楽曲でもある。
歌っているRIKKIの歌唱力は流石の一言で、
真のメッセージを隠した状態でも十分に美しい曲になっている。
だが、真の姿はDisc 2までお預け。なので、あえて低めに評価。
06. 石畳の緋き悪魔 ★★★☆
シングル「聖戦のイベリア」収録曲にしてリードチューン。
舞台がシチリア半島だからだろうか、若干スパニッシュな香りがする。
とにかく女性ヴォーカルがすごくいい仕事をしている。Revo? 知らんな。
だからこそあえて言わせてもらう。この音源で聴いちゃダメ。
聴くのであればライブDVDで聴くことを強くオススメする。
07. 冥王 -Θανατος- ★★★★
アルバム「Moira」収録。こちらもプロローグナンバーである。
もう、楽曲がどう聴いてもRhapsody Of FireかTherionです。
本当にありがとうございました。クサすぎるっての。
どうやら今回のRev…もとい、タナトスの歌声に賛否が分かれているが
個人的には今回のような歌い方はありだと思う。
中盤のジャジーなパートは組み込み方としては面白いと思う。
惜しむべくはシャウト。キレが足りない。

97 :
08. 死せる者達の物語 -Ηρωμαχια- ★★★
アルバム「Moira」収録。アニメファンなら栗林みな実や霜月はるかに
目が行くだろうが、一般的には宇都宮隆に目が行くだろう。
しかし、参加した曲が悪かった。全く合っていない。
やっぱりTKじゃなければ彼を活かすことが出来ないのだろうか?
メロは本当にクサく、Rev…Eλευσευςさんもがんばっている。
シンフォプログレとしては成功しているから、余計に宇都宮パートがなぁ。
09. 光と闇の童話 ★★★☆
シングル「イドへ至る森へ至るイド」収録。
この時のメンバーが恐ろしく豪華である。ギターにマーティ・フリードマン、
ドラムに元SIAM SHADEの淳士、キーボードに桜庭統というメンツである。
しかも、対オタク対策に初音ミクまで導入しているという意欲作。
では、肝心の曲はというとミクとの掛け合いとRevoにかけているエフェクトが
相当好みが分かれる要素ではないだろうか。特にミク。
しかも、ミクと提供元となった声優が同じ役で参加しているから、余計にそう思う。
それでもマーティの見事な泣きギターや堅実なキーボードとドラムのおかげで
結構安定した演奏になっているのではないだろうか。
10. 宵闇の唄 ★★★★
アルバム「Marchen」収録。これもアルバムのプロローグ曲である。
アルバム自体は完全なプログレだがこちらはまだメタルっぽさが残っている。
こっそり『喜びの歌』『展覧会の絵』なども引用されていたり、
過去のアルバムタイトルがドイツ語で挿入されていたりと遊び心が出ている。
内容はDRAGONFORCEの要素を取り入れたPATHFINDERといった趣で、
要するに頭が振れるプログレ…いや、メタルである。
途中のミクパートが嫌でなければ十分に楽しめるだろう。
しかし、これがラストとは…これ、メタラーが聴いたら首が筋肉痛になるぞ。

98 :
Disc 2
1. 屋根裏物語 ★★
アルバム「Roman」の謎を解いた者に送られた楽曲のひとつである、
yaneuraromanを改題して収録。ジャズ要素が強くなっており、
結構ポップなのだが…歌詞がエグい。ただ、アルバムを持ってないと
この曲を楽しめないのが残念でならない。
2. 11文字の伝言 [Le vrai message]  ★★★★★
アルバム「Roman」の謎を解いた者に送られた楽曲のひとつである、
truemessageを改題して収録。とはいえ、ライブではこちらが
よく演奏されるので、サンホラライブ常連ならご存知だろう。
歌っている人がリアルお母さんでもあるので、本当に説得力がある曲。
こちらは歌パートだけでも十分に楽しめる名曲。
3. 神の光 -Μοιρα-  ★★★☆
アルバム「Moria」の謎を解くともらえる音源をCD化したもの。
もう、完全なシンフォニックバラード。
しかし、歌詞が歌詞なのであまり元気になれない。
よって、宗教的な要素を嫌う人にはオススメできない。
曲自体はRPGみたいで面白いのだが。

99 :
総評 ★★★
Sound Horizonがメジャーデビューして初めてとなるベストアルバム。
収録範囲は「Elysion 〜楽園幻想物語組曲〜」から「Marchen」まで。
基本的にプロローグナンバーやハイライトナンバー、シングルメインタイトルを
収録しているため、単体でも楽しめる内容になっている。
メタル要素が強く、メロディもクサメロと十分にメタラーにアピールできるのだが、
メジャーレーベルの宿命か全くと言って良いほど重い音は削られており、
さらには「Roman」以降の曲は例外なくRevoがヴォーカルで足を引っ張っているのも
厳しい要素ではある。特に「Roman」楽曲が顕著である。
もう、ここまで来るとRevoは作曲と演奏に専念した方がよいかもしれない。
歌うにしても「Moria」と「Marchen」の曲だけでよいだろうし。
語りも好みが分かれるが、少なくともIke Nelsonは空気を壊さずに仕事しているし、
「光と闇の童話」や「朝と夜の物語」、「エルの楽園 [→side:E→]」では
あった方が自然に思える入れ方をしているのではないだろうか。
まぁ、お高い内容ではあるが入門編としては悪くないアルバムである。
ただし、Disc 2は蛇足。「11文字の伝言 [Le vrai message] 」を
ボーナストラックとして収録した方がよかったかもしれない。

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