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VitaminXエロパロスレ


1 :07/06/02 〜 最終レス :11/11/05
2007年3月29日に発売された「VitaminX」のエロパロスレです。
*ネタ投稿時にはカップリング名を名前欄に表記してください
*特殊なシチュ(レイーポ/近親相姦/3P等) の場合は注意書きをおながいします
*好きではないカップリングネタが出た時にはL3がお約束
*sage進行推奨。雑談、萌え話OK。マターリマターリ(´∀`)
なお、他のD3ゲームについてはこちらでお願いします
乙女ゲーエロパロ総合2
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1155483598/l50

2 :
>>1さん乙です。
とりあえず保守

3 :
>>1さん乙です。

4 :
おらおら、WWF(World Wide Fund for Nature:世界自然保護基金)の
愛くるしいパンダ様が>>2ゲットだぜ! 頭が高いんだよ、ボケ!
.         ,:::-、       __     >1 クソスレ建ててんじゃねーよ。ビンスみてーにで潰しちまうぞ。
    ,,r   〈:::::::::)    ィ::::::ヽ    >3 >>2ゲットも満足にできねーお前は、俺の着ぐるみ着てプラカード持ってろ(プ
  〃   ,::::;r‐'´       ヽ::ノ     >4 お前はカキフライのAAでも貼ってりゃいいんだよ、リア厨ヒッキー(プ
  ,'::;'   /::/  __            >5 汗臭いキモヲタデブは2ちゃんと一緒に人生終了させろ、バーカ。
.  l:::l   l::::l /:::::)   ,:::::、  ji     >6 いまさら>>2ゲット狙ってんじゃねーよ、タコ。すっトロいんだよ。
  |::::ヽ j::::l、ゝ‐′  ゙:;;:ノ ,j:l     >7 ラッキーセブンついでに教えてやるが、俺はストーンコールドが好きだぜ。
  }:::::::ヽ!::::::::ゝ、 <:::.ァ __ノ::;!     >8 知性のねーカキコだが、お前の人生の中で精一杯の自己表現かもな(プ
.  {::::::::::::::::::::::::::::`='=‐'´:::::::::/      >9 つーか、自作自演でこのスレ盛り上げて何が楽しいんだ?
  ';::::::::::::ト、::::::::::::::i^i::::::::::::/      >10-999 WWEなんか見てるヒマがあったら、俺に募金しろカスども。
.   `ー--' ヽ:::::::::::l l;;;;::::ノ       >1000 1000ゲットしたって、WWF時代の映像物に販売許可は出さねーよ。
        `ー-"

5 :
>>1 乙だったな。 永田、ドリンクだ。 1にもな。

6 :
即予防の為にも乙女ゲスレからSS引っ張って来てもいい?

7 :
単なる転載ならする必要ないと思う。
即防止なら萌え語りで十分。

8 :
1さん乙

9 :
今までのビタミンのSSは乙女ゲスレのくくりで保管庫に登録されるの?

10 :
>>9
投下されたスレごとのくくりだから、そうなるでしょう。

11 :
>>9
見てきたけど、まだ保管されてはいないんだね
乙女スレで投下されてないキャラのSSが読みたいんだぜ

12 :
>>1さん乙です

13 :
>>1
ポペラ乙だよ〜

14 :
結局勃った…いや、立ったんだな
>>1乙、お礼にスーパーの特売品を教えてやる。

15 :
マニアックボイスの「誘って」の一のエロさは異常
他のキャラも萌える

16 :
なんで「誘って」一だけあんな息荒いんだろうwww

17 :
でも他キャラも正直あれくらいやって欲しかったww

18 :
正直、「誘って」よりも「泣いて喜んで」にエロスを感じたw

19 :
「悶え苦しむ」が1番エロ
翼の初めて聞いた時驚いたwww
もう直に触ってるのかと

20 :
「悶え苦しむ」は口でしているのだと思ってた。

21 :
自分も口でしてると

22 :
乳で挟むのもありだと思う

23 :
乳で挟んで先端をなめてるんだよ、きっと

24 :
上目遣いで反応窺われながら、チロチロと舐められてるわけですな
そりゃあ悶え苦しむな

25 :
>>19->>24で萌え苦しんだ

26 :
悶え苦しむやつで注意しながら聞かなきゃいけないキャラって何人いるの?

27 :
二階堂先生と主人公です。
長文スマソ

28 :
   『苦手』
先日、私が校長から呼び出されて悟郎君の補習を変わっていただいたとき。
校長の用はたいしたことでは無かったので急いで教室に戻った。 その時に私に耳に飛び込んできた会話。
「ゴロちゃん、数学キライー。 どんだけ説明されても全然意味わかんないモン!」
「いくら苦手でもちゃんと勉強しないと。 卒業が掛かっているのですから」
「えー。 苦手なモノは苦手なのぉー。 ショウちゃんだって苦手なモノってなんかあるでしょー?」
悟郎君の問に彼はこう答えたのだ。
「そうですね……。 今、私の一番苦手なモノは……『南先生』ですね」
間違いなくそう聞こえてきた。 それ以上は聞いていられなくて直ぐに教室から離れて一旦、職員室に戻ったけど、
ショックでその後、教室にしばらく戻れなかった。
そっか。嫌われてたんだ…私。 なんだか心にぽっかりと大きな空洞が開いたような気分……。
そういわれてみれば最近、二階堂先生に避けられている気がしてた。
二人っきりでは話しかけてもすっと逃げられてしまうし、目もあわせようとはしない。
私がなにかしたのだろうか。 自分のここ最近の言動を思い起こしてもそれらしいことは思い浮かばない。
悟郎君の補習の相談にのっていただいたり、補習をさぼって逃亡した悟郎君を捕まえるのに協力してもらったり。
あとは葛城先生の強引なアプローチから助けてくださったり。 それくらいだった。
(私の考えすぎだろうか)
まったく心当たりのない私はそう思おうとしていた。
しかし、決定的な言葉を偶然耳にして気のせいではない事がはっきりした。 
これからどうしたらいいのだろう……。

29 :
今日も逃げ回る悟郎君をバカサイユでなんとか捕まえて教室に連れ戻し、補習を終えた。
かなり逃げ回られていたので終わった時間が結構遅くなってしまった。
早く家に帰ろうと職員室に戻ってみると、私の机の上以外にも二階堂先生の机のところにもカバンがあるのが
見える。
「二階堂先生、まだ帰られてなかったのね。 こんな時間なのに」
ホワイトボードを確認すると二階堂先生の名前の横に『宿直』の文字があった。
そうか、今日は泊り込みなわけね。だからまだカバンがあるんだ。
いくら嫌われていたとしても、そこは社会人。
「ちゃんと挨拶してから帰ろう」
帰り支度をしてから職員室の隣にある宿直室の方に行った。
部屋は予想に反して電気がついておらず、暗かい。 
手探りで電源のスイッチを押すと、ベッドの上に二階堂先生が倒れこんでいるのが目に入った。
「二階堂先生!!……っと、…寝てる?」
そ〜っと覗き込んでみると寝息が聞こえてくる。完璧に熟睡しているようだ。
スーツの上着も着たまま。 顔にはメガネが掛かったまま。 うつ伏せ。
「メガネをしたままで寝ちゃうなんて…。 よっぽど疲れてるんだな〜」
そうよね。 教師って本当にこんなに大変な仕事だってなってみるまでは思いもしなかった。
気力と体力がないと続かない。 それに加えてClassXの悟郎君の指導も手伝ってくださっている
んですもの。 
突拍子もない言動に振り回されてばかりで、これで疲れないハズがないわよ。
「でも、これじゃあ風邪ひいちゃうかも」
そ〜っと二階堂先生の足元から、折りたたまれた布団と毛布を引っ張り出して、体にかける。
「これでよし。 良く寝てるから起こすのかわいそうだし、どうせ宿直だからここで寝るんだし、そのうち起きると
思うし。 このままそっとしておいた方がいいよね?」
そう言いながら、肩までちゃんと毛布が掛かっているか確認する。
すぐ起きちゃうかもと思ったのに、二階堂先生は全然起きる気配がない。

30 :
二階堂先生の寝てるところは初めてみる。
いつもピシッとスーツを着こなして、髪も少しも乱れたところがない、ある意味まったくスキがない二階堂先生が
自分の目の前で寝ているなんて……ちっと不思議な感じ。  悟郎君に補習をサボられる度に深いため息を
つきつつお小言をいただいてばかりなのに。
ふふ。今はスキだらけ。
こうして近くで見ると肌きれい。 起きているときは切れ長でちょっとキツイ感じがするのに、目を閉じていると
優しい感じ。
ちょっと額に乱れた前髪が色っぽい。 …寝ているだけなのにとってもハンサム。
好きなだけ”二階堂先生の無防備な寝顔”を堪能した後、部屋の灯りを消し、そっと出て行こうとした。
が、電気を消したときふと、メガネは外してあげようと思った。
「メガネ曲がっちゃったり割れちゃったりしたら大変だし」
…それに……。 ちょっとだけメガネを外した二階堂先生の顔に興味があったりして。 
そっと指先を伸ばしてメガネの蔓を摘み、二階堂先生を起こさないように(気付かれないように?)そろそろと外す。
っと!?
ガシっと腕を二階堂先生に掴まれて、熟睡しているとばかり思っていた私は思わずきゃっと悲鳴を上げて飛び
上がった。
メガネが半分ずり落ちた状態で二階堂先生が上体を起こす。
「あの……、あの…、これは、その……」
暗がりの中で腕を強く掴まれたまま、寝起きで目が据わったままの二階堂先生にどう言い訳をしたらいいのか
解らなくてしどろもどろになる。 これではますます嫌われる!そう思ったのに、二階堂先生はずれたメガネを中指で
くいっと押し戻し、まだぼーっとした視線で私を見つめると、
「誰かと思ったら。 なんだ、 ”また” 南先生ですか」
そう言った二階堂先生に、離してくれると思った腕を逆に強く引っ張っられた。
「わっ」
まさか引き寄せられるとは思ってもみなかったのでそのまま二階堂先生の上に乗り上げる形で二人ともベッド
にもつれ倒れてしまう。
「まったく……。貴方はどこまで私を寝不足にしたら気がすむんでしょうね…」
「えっ?」

31 :
また?って何? 私こんなことしたのははじめてなのに。 寝不足って?
二階堂先生の言葉の意味が、ワケがわからなくて自分が今どういう立場に置かれているか考えが及ばなかった。
直ぐに立ち上がらなかったので、そのまま二階堂先生の下に組み敷かれて身動きが取れなくなってしまった。
「どうせ夢なんですから、もう遠慮はしません。 きっと本懐を遂げてしまえば、もうこの夢に悩まされることも
ないはず」
「?ホンカイって……う、うむ?んンーーーー???」
二階堂先生の顔がどんどん近づいてきて吐息が掛かるくらいに近くから見つめられて。
そしてそっと唇がふさがれた。 最初は優しく。 そして段々激しく。  
何が起こっているのか、頭が理解できるまで身動きもできなかった。
したくても出来なかった。 強い力で両腕を戒められて、逃げようともがいてもびくともしない。
(なんで!?私の事が嫌いなはずの二階堂先生がなんで私にキスするの!?)
ゆっくりと舌が絡めとられてびくんと身体が跳ね上がる。 これ以上されないよう、必で胸を手のひらで押し
返した。
「に、二階堂先生!! ひょっとして寝ぼけてるんですか!? お、起きてくださいーー!」
「?………………え……っ! うわっ!!ほ、本物!?」
私に圧し掛かった状態で、だんだん覚醒してきたらしい。
ぼんやりしていた目の焦点が定まってくると自分の直ぐ目の前に私の顔がある、今現在のこの状況に心底
驚いているらしい。
「どうしてこんなところに南先生が」
「それはこっちのセリフですよ〜。 いきなり何をするんですか!」
「私はなに…か、した…のでしょうか?」
「しました。 いきなり…キスをして…。その、本懐を遂げるとか言ってましたし」
「そんなこと…言っていましたか?」
「はい」
「ハァ〜まったく…。我ながら呆れますね」
頭を抱えるような仕草でつぶやく。
「最近、ずっと眠れませんでしたからね。寝ぼけた、それだけです。 キスの事は…すみませんでは、すまないとは
思いますが……どうか忘れてください」

32 :
「え……」
「もう、けっこう遅い時間ですよ。 明日またあらためてちゃんと謝罪しますから今日のところは帰ってください」
「私…。帰れません」
「はい?」
「………………二階堂先生。 ……私、先生に嫌われるようなことを何かしましたか?」
「はあ?」
「だって最近、私、二階堂先生に避けられてるし。 今だって目もあわせてくれないし、私を速攻で追い帰そう
としてるし」
「そ、そんなことはありませんよ」
このままじゃ誤魔化されて終わりになっちゃうので、負けじと食い下がる。
「それに!…それに二階堂先生は私の事が『苦手』とおっしゃっていたじゃないですか〜」
「………………悟郎君の補習の時の会話、…ですか?」
「ハイ…私、聞いちゃったんです」
「ハァ〜 あれを、本気にしたのですか?」
「本気にしますよ! 私なにか失礼なことをしたのかと気になって…」
「君は風門寺君や仙道君など、B6達に本当に自分が苦手な物を素直に教える気ですか? 
そんな事をしたら翌日からどんな目にあわされるか予想が付きそうなものでしょう?」
「そ、それは確かにそうかも。 ……でも、それで何故、”苦手なモノ”の返答に”私”の名前が出てくるので
すか?」
彼はコホンと咳払いをしてちょっと頬を染め、いい加減に気が付いてくださいよ、とぼやきつつ説明をする。
「『饅頭恐い』ですよ。落語の。 ご存知ないですか? 好きな物を恐いと言った男の話です」
「はい?」
「好きだから。 好き過ぎて、寝ても覚めても南先生の事しか考えられなくなった程好きですから。
だから『南先生は苦手』なんです」
「……ええっ!?」
「…本当に今、初めて気が付いたのですか?」
二階堂先生の顔が赤くなっているのが暗い部屋の中でもわかる。

33 :
「最初はいつも風門寺君に補習を逃げられて、要領が悪いな、くらいだったのですが」
ボソボソと呟くように説明をする。
「そのうち、また今日も逃がしてがっかりしているのかなとか、小テストや補習のカリキュラムを一生懸命
作っているのを目にして頑張ってるなとか。段々気になりだして。
ふと気が付くと、いつのまにか風門寺君がベタベタあなたに抱きつくのが気になりだして。 あと葛城先生が
馴れ馴れしくするときとか、妙にイライラして。
風門寺君だけでなく他のB6達や、他の先生方に貴方が笑いかけたりするのが気になって、気になって。
何か他意でもあるのかと勘ぐったりして。 
もし誰かが南先生に気があるようなら是が非でも阻止しなくてはと、わけもなく貴方の近くをうろうろしてみたり」
そんな事、全然気が付いていなかった。 なんだか聞いている自分もかなり恥ずかしい。
「このところは夢にまで出てくるようになって。 良く眠れなかった……。
このまま症状が進めば馬鹿なことを言いそうで、貴方を避けていたのですが、つい宿直室でウトウト
したばかりに、ついにやってしまったという訳ですね。 ……本当にすみませんでした。
これからは、気をつけますから。 だからもう帰ってください」
「…本懐は…遂げなくてもいいの…ですか?」
「はぁ?」
二階堂先生が呆れた声を出す。
「あの…私も…私も……『二階堂先生のこと苦手』ですから! 
気が付けばいつもいつも助けてくれる。ダメな私をちゃんと叱ってくれる二階堂先生のことが……スキです」
自分の顔がどんどん赤くなっていくのが解る。
「だから…さっきの続きしてくだ…きゃ!」
全て話し終える前にとんっとベッドに押し倒された。
「…………そんな事言って…どうなっても知りませんよ。 まったく私が今、どれだけ我慢していると思って…」
そして二階堂先生は上着を脱ぎ、片手でベッドの下に落とし、もう一方の手で締めていたネクタイを緩め首から
ひっぱって外し、それも上着の上に落とす。
腕時計、ワイシャツのボタン…と黙ったままつぎつぎと服を脱いでいく二階堂先生をベッドに横になったまま眺める。
着やせするタイプみたい。男っぽい身体にドキドキして、段々正視できなくなって視線を外す。
ぎっとベッドを軋ませながら私の上にのりあがる。
「…まったくしょうがない人ですね。 せっかく貴方の為を思って遠ざけようとしたのに」
両手で私の頬を包んで囁く。
「……愛しています」
そして唇を重ねた。

34 :
「……ぅん」
舌が触れ合うたびに身体がぞくぞくする。
溶け合って混ざってしまいそうなその濃厚なキスに驚く。
(いつもクールなのに…こんなキスするなんて反則)
いつだってストイックで、欲望なんて一瞬も感じさせない人なのに……。
「あ……ゃ…」
やっと唇が離れたと思ったのに、その唇は次は首筋を辿って胸元に落ちた。
片手でするすると私の服のボタンも外されていく。
手のひらが喉元からくすぐるように触れて胸にたどり着く。
「キレイな肌ですね。……すべすべして、柔らかくて……甘い香りがする」
「あっ」
ブラジャーに指が潜り込んで乳首を指で触られて思わず声があがる。
「こんなに硬くして……」
ブラジャーを外さずにずり下げられて、片方の乳首を長い指でクリクリと刺激しながら、もう片方を口に含み、
軽く噛んだり、舌をねっとりと這わせてちゅっと吸い上げる。
びくりと身体が反応して大きな声がでそうになり、慌てて両手で口を押さえる。
「声、聞かせてください……。かわいい声を聞きたい」
ここは宿直室で、こんなところで声なんて!と恥ずかしさに必で我慢しているのに、
ざらりと舌で敏感な頂を舐られると下腹部のほうまできゅんと甘い刺激が伝わって声が我慢できなくなる。
「はぁ……ん…」
いつのまにかとろとろに濡れているのが自分でも解る。
でもそこには少しも触れてくれなくて、じれったさに足をもじもじさせてしまう。
「早く欲しいですか?」
「ちがっ…」
クスリと笑われた。 いつもよりもずっといじわるで、男っぽい表情で、ゾクゾクする。
「でも、まだですよ。 そんなに簡単には終わらせてあげられません。 貴方が煽ったのですから。
それくらいの覚悟はあるのでしょう?」
「…も…いじわる」
「イジワルじゃありませんよ。 ……うんと可愛がってあげますからね」
再び胸に唇を落とされて、硬くしこったその部分に軽く歯を立てられるとどんなにがんばっても喘ぎ声が唇から
漏れてしまう。

35 :
「ぁやぅ……っ」
交互に先を吸われ、指でやさしく弄られ、ときに軽く噛まれる。
「……あっ…ん……」
そのたびに身体がびくびくと跳ねてたまらなくなる。
「もう……そこばっかり……や………あっ!」
不満が口を付いて出ると、指で尖りを弾かれ、つい声をあげてしまう。
「ここばかりでは物足りないですか?……じゃあ、どこがいいですか?」
「そんなの……」
「言ってください。 言わないとずっとこのままですよ」
そう話している最中ですら、両手で硬くなった尖りをクリクリと捻る。
「……っ……や」
両手が無意識にシーツをぎゅっと掴んで、激しい快感をやり過ごそうとする。
「……かわいいですね…」
「…っ!?」
「いじっぱりだけど……かわいい」
ようやく胸から唇を離した。 と思うとまた深く唇を貪られる。
舌を絡められながら両膝に手をかけ、私の両足を大きく開かせる。
「んぅっーーーふーーーっ」
スカートはめくれ上がって腰にまとわり付いたまま。
その中に手が差し入れられ、下着をするすると脱がされていく。
「ああ…もうこんなに濡らしていたのですね」
いまだ手も触れられていないのに、こんなに淫らな状態になったそこを見られている!そう思うと、身体が
ますます火照るのを感じる。
足をさらに広げられ膝の裏に手を当てて深く折り曲げられ、その部分に顔を近づけてくる。
生暖かい息が……濡れた部分にあたっているのが解る。
「み、見ちゃダメ」
「見られて感じているのでしょう? まだ何もしていないのにますます溢れてくる」
とろとろと溢れてシーツにまで滴ろうとしている、そんな恥ずかしい部分に視線が痛いほど突き刺さる。
『観察されている』 そう思うだけで全身にしびれが広がって、逃げたくても手足が。 身体が動かない。

36 :
指がそろそろと太股を撫でて下りてくる。
でもいじわるなその指は待ちかねて濡れた部分にも、尖って震える突起にも触れてくれない。
ただ太股をいったりきたりさせながら、時折足の付け根をくすぐるだけだ。
そのじれったさに、もっと強い快感を求めて思わず腰がゆらゆらと揺れてしまう。
「や、そこじゃ…な…っもう、……もうお願い…………………お願いします……」
涙目で懇願すると、私の顔を見て満足したのか、二階堂先生が唇を下腹部に近づけてきた。
(や、来る……っ!)
そう思った瞬間、ぺろりと舌が尖った小さな粒に這わされた。
「あああっ!」
ようやく待ちに待った部分に刺激が与えられて、その瞬間全身に電流が走った。 目の前が真っ白になって
そのままイってしまいそうになる。
クチュリと両指でその部分を広げて、さらに皮を剥かれてぷっくりと顔をだした敏感なそこを、ねろりと舌で舐る。
「ぁ……は……っ!」
直ぐに尖らせた舌でくりくりと嘗め回されて、気を抜けば直ぐにでも達してしまいそうなのを必で堪える。
「挿れますよ……?」
指が泉の入り口にあてがわれて、ぴくりとそこのヒダが震えるのが自分でも解る。
私が溢れさせた分泌液でぬらぬらになったその部分を二三度くすぐるように指をすりすりさせた後、膣内に
入れられた。
「あ……っ!!」
長い指が一気に奥まで潜り込んでくる。 壁を摺る感触に堪りかね、腰が浮き上がってしまう。
「随分と待たせてしまったようですね……。こんなにとろとろに柔らかく、熱くなって……」
くちゅっと水音が部屋に響く

「ほら、こんなに中まで入っていく」
「ああっー!」
自分のその部分が悦んでその指を逃さないように締め付けるのが解る。
その狭い中をゆっくりと二階堂先生の長い指が潜り込んでくる。
「ぁ……ああっ……」
焦れた身体をさらに煽るように、ゆっくりゆっくりと出したり入れたりされる。

37 :
「気持ちいいですか?」
「あ…はぅ……きも…ち、ぃ……っ」
荒い息を付きながらそう私が答えると、二階堂先生は指をさらに深く挿し入れ、そのまままた前の小さな尖りを
口に含んだ。
「……やあぁっ……!」
外からと中からの両方から押し寄せる刺激に、無意識に逃げようと腰を捩ってしまう。そのときに指が膣内の
強く感じる部分を掠めた。
「ダメ…そこ」
「ここがいいのですか……?」
「ダメ、ダメ……そこ、だめぇ」
「どうしてですか? 気持ちいいのでしょう?」
さらに指を増やされ、その部分をぐりぐりと擦られる。
「もう……もう……イっちゃう…。二階堂…せんせ…イヤ…イっちゃう、あ…やぁあああっ!!」
最後にきゅうっと強く、唇で突起を吸い上げられ堪らずに嬌声を上げながら達する。
極上の快感に身体の震えが止まらない。
手の甲で唇を拭いながら、二階堂先生が顔をあげる。
「…………」
チロリと舌で薄い唇を舐めとるのが見えて、身体が熱くなる。
達したばかりだというのに、身体中の疼きが去っていかない。
「も…して……」
両手を差し出して懇願すると促されるまま、二階堂先生が身体に覆いかぶさる。 
灼熱の楔が入り口にひたりと当てられて、その熱さにどきりとする。
(二階堂先生も感じてるんだ……)
私を見て身体を熱くしているんだ、と思うと嬉しかった。
両腕を二階堂先生の背中に回してぎゅっと抱きつく。
「はやくっ……んっ!」
ぬちゅっと音を立てて膣内に挿ってくる。
「あ、あーー……っ!」
ぐんと腰を進められて奥に届く。
一気に奥まで突かれて、いっぱいに満たされて身体中がビリビリする。思わずぎゅっとそれを締め付けると、
「……っ」
上で二階堂先生が息を詰める。
「いけませんね…そういう事をしては……危うく持っていかれそうになりましたよ」
そう言って入れたまま、少しも動いてくれない二階堂先生にじれったくて我慢ができなくなる。
「もっと………」
「…何をですか?」
「もっと…して……動いて……なか……もっと…」
うわ言のように哀願すると恥ずかしいくらい両足を掴んで開かされ、その奥を激しく突かれる。
「あ、や、も……あああっぁーーー!」
深い抜き差しを数度されただけであっという間に二度目の絶頂を迎える。
深すぎる快感が身体を焼き尽くし、荒い息が静まってくると疲労で身体が鉛のように重くなる。

38 :
でも二階堂先生はやめてくれない。
身体の奥深いところに留まっていたそれは、私が落ち着くのを見計らったようにまたゆっくりと動き出した。
それが次第に速くなってくる。
「も…やめ…あぅ…はん……やめ…て、二階堂…先生……や……ぁんっ!」
「…………まだです。 まだそんなに簡単に離してはあげられませんよ」
激しく突き上げられながら、唇で乳首を軽く噛まれる。
「いや……ああっ……」
その瞬間また入り口が、ぎゅっと締め付け、また次の高みに向かって収縮する。
二階堂先生はいつもと変わらず涼しい顔をしているけど、その瞳には焔が宿っているように思う。
「ここまで私を狂わせたのは貴方ですよ?責任を取ってくださいね」
こんな事を言って、私が意識を失ってもずっと、攻め続けた。
暖かいモノが頬に押し当てられて、目を覚ます。
目の前にはワイシャツを羽織っただけのラフな格好の二階堂先生がお湯を絞ったタオルで私の顔や身体を
拭ってくれていた。
疲れて途中で眠ってしまったようだ。
慌てて起きようとするのを止められた。
「ムチャをさせましたからね。 まだ寝てていいですよ」
そういって身体を清められる。
ふと思いついて、聞いてみた。
「二階堂先生の本当に苦手なモノって何なんですか?」
そこで彼は腕組みしながらちょっと考えてこう言った。
「私の夢の中に出てきた南先生は”かなり”苦手です」
「夢の中の私は何をしたんですか?二階堂先生を寝不足にする程の事って?」
そう聞いた私に、二階堂先生は珍しく微笑みながら答えた。
「さあ?……この件につきましては、それ以上の質問は受け付けません」
  糸冬

39 :
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
ところで宿直って今もあるんですかね?

40 :
あるよ


41 :
ショウちゃんキタコレ、GJ!!

42 :
久々に覗いたら単独スレになってるわでビックリしたが
>>27GJ!!

43 :
>>39
新スレ初SS乙です!
朝からSっぽい二階堂先生に悶えました…敬語いいな〜

44 :
>>39
ビタミンはよく知らないけど萌えた

45 :
本命カプktkr!!
>>27
乙です愛してる
落語持ってくる辺りほんとGJ
何事も丁寧なのが二階堂先生っぽ

46 :
ずーっと待ってましたよ神!!また作品を見れてうれしいです、GJ!!!
T6の先生方大好きだからうれしさ倍増でしたよ〜!!
次の投下もワクワクしながら待ってますね!!
次のお相手は衣笠先生とかどうでしょうか、神。

47 :
>>46
またってどういうこと?
今回投下してくれた人は前にいた誤爆の人と違う人でしょ?
言い掛かりはやめなよ、スレの空気が悪くなるじゃん
職人さんたちは、こんなの気にしないでガンガン投下してくださいね!

48 :
ビタミンの作品がまたみれてよかった
の また では?

49 :
同じひとだけど……

50 :
いつまでもこんな調子じゃ他の人も書きにくくなるんじゃないかな?

51 :
 ___    からけ?
‖    |     ∨
‖空気 ∧_∧   .ヘ∧
‖ \ ( ・∀・) (゚A●)
|| ̄ ̄⊂   )  (   と)
凵    し`J   U U

52 :
>>47のレスこそ、スレの空気を悪化させてるワケだが

53 :
47はビタミンアンチだから気にしないように。

54 :
 ___    からけ?
‖    |     ∨
‖空気 ∧_∧   .ヘ∧
‖ \ ( ・∀・) (゚A●)
|| ̄ ̄⊂   )  (   と)
凵    し`J   U U
↑悠里  ↑翼

55 :
不覚にもワロタ

56 :
翼www

57 :
アホスw

58 :
かわゆいwww

59 :
一気に萌えAAにww

60 :
GJw
しかし、「からけ」より「からき」のが、
読む確立高いと思うんだがどうだろう

61 :
じゃあそらきで

62 :
 ___     ○○○?
‖    |     ∨
‖空気 ∧_∧   .ヘ∧
‖ \ ( ・∀・) (゚A●)
|| ̄ ̄⊂   )  (   と)
凵    し`J   U U
     ↑悠里  ↑翼
好きな読みがなを入れよう!

63 :
 ___     ながた?
‖    |     ∨
‖空気 ∧_∧   .ヘ∧
‖ \ ( ・∀・) (゚A●)
|| ̄ ̄⊂   )  (   と)
凵    し`J   U U

     ↑悠里  ↑翼
好きな読みがな、入れさせてもらったWW

64 :
なんでもとりあえず永田なのかw真壁かわいいなw

65 :
かわゆす(*´∀`*)

66 :
悠里「そ、そうよね。永田さんは翼君にとっては空気みたいにいつも一緒だもんねっ。」

67 :
 ___     ながた!
‖    |     ∨
‖空気 ∧_∧   .ヘ∧
‖ \ ( ・∀・) (゚A●)
|| ̄ ̄⊂   )  (   と)
凵    し`J   U U

     ↑悠里  ↑翼
つR3
 ___         
‖    |      
‖空気 ∧_∧   .ヘ∧
‖ \ ( ・∀・) (゚A●)
|| ̄ ̄⊂   )  (   と)
凵    し`J   U U

     ∧     
答えを永田さんに訊いちゃダメでしょ!

68 :
真壁ボンの保健室で補習が読みたいです、先生!(゜A●)

69 :
ばかっwwおばかwwww

70 :
無人島で永遠に助けがこなくて一妻多夫でもいい、と思ってしまった。

71 :
B6×悠里もいいな。
>>70のレスから何故か6人同時を想像した。どう考えても悠里が大変なことになりそうだ。

72 :
口、胸×2、膣、アナルで5人…
あと1人はどこを攻めよう?

73 :
脚でも舐めてろってことで。

74 :
もうもうと立ち上る湯気でかすかに白く霞む視界の中、
年下の恋人が熱のこもった視線を投げかけてくる。
白い額に張り付いた濡れた髪や、ほの赤く染まった目尻に怖いくらいの色気を感じる。
悠理はやんわりと体の自由を奪うような湯着のすそを直す振りをして、
そっと目を伏せ、ひっそりと息を吐いた。
「あんまりじっと見ないでよ…翼くん…」
いつもはよく動く薄い唇が、閉じられたまま動く様子がないのに、悠理はじれて声をかけた。
と、翼が悠理へと近づいていく。
ゆっくりと、悠理がその気になればいくらでも逃げられるほどの速度で。
悠理は逃げなかった。
鼻先が触れるほどの距離に秀麗な顔の恋人を迎えて、悠理は反射的に目を閉じる。
「キスされる」
悠理はそう思った。
けれど、いつまでたっても翼は目前から動く気配がない。
不審に思いそっと目を開けると、翼はニヤリと性質のよろしくない笑みを浮かべて、
しっかりと悠理の視線を絡めとったまま、悠理の唇をそろりと舐めだした。
下唇の右端から左端へ、上唇へ移動してぷっくりと膨れた唇の中央はやや丹念に。
見詰め合ったまま、唇に施される緩慢な愛撫に、悠理は知らず息を止めていた。
「甘いな」
唇が触れ合ったまま、翼が嬉しそうに目元を綻ばせるのに、
悠理ははっとして、つめていた息を吐いた。
途端、あむっと甘噛みするように悠理は唇を奪われる。
翼はするりと舌先を忍び込ませて、縮こまる悠理の舌にちょんちょんと挨拶すると、
大胆に口腔を探り出した。
「…んっ…ふっ」
突然の激しすぎる口付けに、答えることもできずただ翻弄される悠理。
翼は少しずつ唇が合わさる角度を変え、余すところなく悠理を味わおうとする。
二人が身じろぎするたびに、ちゃぷちゃぷと湯がうごめき、二人の肌を撫でていく。
「…ちょっ…待って翼くん!」
必で腕に力を込めて、悠理は翼を引き離す。
眉間にしわを寄せて、分かりやすく不機嫌な顔をする翼に、悠理は困ったように呟く。
「…こんなの、こんなとこでしてたら…のぼせちゃうよ…」
「場所を変えれば文句はないんだな?」
言うなり、翼は悠理を抱え上げる。

75 :
「ちょっ…歩けるから!降ろして!」
「降ろさない。黙って心の準備でもしてろ」
「こっ心の準備って!?」
悠理は湯のせいだけでなく顔を赤く染めて、己を軽々と抱き上げたまま歩を進める恋人を見上げた。
意図せず上目遣いになっているのに、悠理は気づかない。
「docomoカシオも俺に曝け出す準備だ」
「それを言うなら、どこもかしこもよ!じゃなくて!」
足をばたばたと動かし抵抗を始めた悠理に、翼は再び眉間にしわを寄せる。
しかしその一瞬後ニヤリと笑うと、悠理の耳元へ顔を寄せた。
「悠理……イヤ…か?」
吐息混じりに、意識して低く囁く。
「悠理……唇だけじゃ足りない…」
ついでとばかりに、桃色に染まった耳たぶを甘噛みする。
腕の中で悠理がピクリと体を反応させるのを見て取って、翼はとどめとばかりに囁いた。
「欲しい」
抵抗を止めた悠理が首元にギュッと抱きついたのを了承のサインと見て、
翼は悠理を抱き上げたまま、部屋へと向かった。
おしまい。

76 :
>>74
>>68じゃないが、早速真壁ボンが…dd!

77 :
>>74
アペンド1ですな乙です
いい所で続くでなくおしまいなのが残念
ERO WING想像して我慢します

78 :
イイヨイイヨー(・∀・)
LOST聞いて床ローリングしまくりだお(;´Д`)

79 :
むしろそっからが読みたいわけですが。
GJ!

80 :
>>75
GJ!!!
良いところで終わってしまったよー
気が向いたら続き書いて下さいませ

81 :
読んでくださった方々、ありがとうございました
自分でもエロないよな、これ。と、思ったので続きを書いてみました
思いのほか長くなり、これから6レスほど頂きます。
引き続き翼×悠理になりますので、お嫌いな方はNG指定お願いします

82 :
部屋へと続く扉の前で悠理はそっと降ろされた。
そのまま翼の手が腰へと伸びて、水分を含み幾分重くなった帯の結び目を解く。
ぼんやりとそれを見つめていた悠理は急激な羞恥心に襲われ、
翼の拳を包み込むように上から手を握った。
翼は形のよい片眉をひょいっとあげると、逆に悠理の手を握り返し、
視線の高さまで持ち上げ、ほんのり色づいた悠理の手の甲に小さく吸い付いた。
「往生際が悪いぞ担任」
欲望を色濃く滲ませる視線に見つめられ、悠理は居心地悪そうに身じろいだ。
「こっこんなときに担任とか言うっ!?」
「こんなときとは、どんなときだ?担任」
「……っ」
しっかりと握られた手をベロリと舐め上げられて、悠理は息を呑んだ。
悠理はどうにも言葉に詰まり、ほんの少し目尻に水分を含ませて意地悪な恋人を睨み上げる。
翼は困ったようにひとつ笑うと、悠理の目尻にたまった涙をちゅっと吸い取り、
今は肩にひっかけられただけの悠理の湯着をゆっくりとその肩から滑らせた。
「すねるな…悠理…」
顔中に小さな口付けを受けながら、自分の背中をゆっくりと辿る大きな手のひらを感じて、
悠理はどうしても消えることのない羞恥心に硬く目を瞑った。
湯着はもう悠理の足元に小さくまとわりつくばかりで、裸体は隠すものなく翼の目前に晒されている。
翼は今日二度目の唇を深く味わいながら、悠理の体を強く引き寄せた。
「…っ…んんっ」
深く深く、口腔内を探られて、悠理は助けを求めるように翼の首に抱きついた。
濡れた肌がこすれあい、二人の熱は加速度的に上がっていった。
「…んっ…ここじゃ…やだよ…」
若さゆえか、どうしても暴走しがちな翼を押しとどめるように、
悠理はそれでも名残惜しげに、身を離した。
翼は軽く肩をすくめると、部屋への扉を開き、どうぞ?とばかりに片手で悠理を室内へ促した。
室内に一歩足を踏み入れた悠理は、自分の体がまだ濡れていることを思い出して足を止めた。

83 :
「どうした?」
後から続いた翼が後ろから悠理を抱き込むようにしてたずねた。
「濡れたままでいいの?」
「どうせ濡れるだろ?」
悪戯っ子のような笑みを浮かべて、自分を覗き込む翼の鼻を悠理はぎゅっとつまんで抗議した。
「そういう問題じゃないの!」
今度は「じゃぁどういう問題なんだ?」と問うこともなく、
翼は傍らに置かれていた大きなバスタオルで悠理の体を包んだ。
「…じっ…自分で拭けるからっ」
翼の手からバスタオルを奪うと悠理は黙々と肌を伝う水分を拭き取りはじめた。
それを見て翼も自分の体をざっと拭い、悠理の手が止まったのを見ると、
悠理の前面に回り、ちゅっと音を立てて悠理の鼻先にキスを落とした。
「もうよろしいですか?姫君?」
笑みを含んだ声で翼が尋ねるのに、悠理は広い胸に抱きつくことで答えた。
翼は一瞬ぎゅっと強く悠理を抱きしめたあと、その体を抱き上げ寝室へと足を運んだ。

84 :
大きなベッドへと辿り着くまでの僅か十数歩の間にも、二人は小さな口付けを交し合い、
ベッドへ辿り着いたころにはもう、悠理の瞳は欲望に熱く潤み、
その存在すべてで翼をさらに煽っていった。
それでも優しく丁寧に、壊れ物を扱うかのように慎重に、悠理は大きなベッドへ横たえられた。
二人は熱く見つめあい、激しく口付けを交わす。
飲み下しきれなかった唾液が悠理の顎を伝うのを、翼の舌が追いかけ、そのまま首筋へと下りていく。
「…んぁっ…」
熱の篭った身体にはそんな小さな刺激さえ、大きな快楽となって悠理を襲う。
翼は首筋を下から上へ辿り、悠理の小さな耳たぶを見つけると、
ぴちゃぴちゃとわざと音を立てるようにして舐めしゃぶる。
敏感な耳への愛撫に悠理はくっと身を竦ませる。
まるで鼓膜に直接響かせるかのような、淫らな水音が悠理の身体をさらに熱くした。
「んっ…ひゃっ」
耳への愛撫に気をとられている間にも、悠理の身体を大胆に探っていた翼の乾いた手のひらが、
本格的に胸への愛撫を開始して、悠理は耐え切れず悲鳴のような喘ぎ声を上げた。
すっかり立ち上がった乳首の先端を手のひら全体で撫でるようにされ、
その穏やかな優しすぎる刺激に悠理は知らず、「もっと」と言うように胸をのけぞらせる。
その悠理の無意識な痴態に気をよくした翼は、耳を愛撫していた唇を強い刺激を求める胸元へ移動させた。
「いっ…あっ…」
穏やかな刺激から一転、硬くしこった乳首をねっとりと舐め上げられ、悠理は身をよじる。
もう一方の乳首は親指でくにくにとその感触を楽しむように愛撫されている。
悠理はすでに自分の体の中心からとめどなく熱い液体が生み出されるのを感じていた。
両足をこすり合わせるようにして自ら快感を追いはじめた悠理に翼は気づいていたが、
わざとゆっくり全身をくまなく辿るように、舌を這わせ続ける。
うっすら浮き出た助骨を舌で辿り、小さく窪んだ臍には恭しいキスを、足の指一本一本すべてを口に含み、
ゆっくりと、じれったいほどにゆっくりと、内股を上へと辿っていった。
「…足開いて…」
翼にそう声をかけられるころには、悠理はすっかり息が上がっていた。
快感に霞む脳ではもはや羞恥心を感じる余裕もなく、声に促されるまま悠理はそろりと足を開いていった。
そこは悠理が途中で自覚したとおり、熱く潤みきっていた。
足を開いたことで少し綻びたそこからは、粘性の高い液体がとろりと滴り落ち、
そのあまりにも淫靡な光景に翼はごくりとのどを鳴らすと、
吸い寄せられるように、蜜をたたえた花めかしい場所へ顔を寄せていった。

85 :
「ひゃっあっあっ…やっ…」
くちゅりと音がした。
翼が蜜の生み出されている中心に舌を押し込んだ音だ。
ねっとりと舌に絡みつく粘膜の感触と、微かに甘い液体の感触に翼は夢中になってそこを舐めた。
悠理は体内から聞こえる水のはぜるような音と、圧倒的な快感に意味を成さない声を上げ続けた。
「あっ…やっ…もっだっめっ…」
生理的に浮かんでくる涙を振りこぼしながら、悠理は激しく身悶えた。
翼はそんな力ない制止の声などまるで聞こえないように、
後から後から溢れてくる蜜をその舌に乗せるようにして、下から上へと悠理の性器を舐め上げる。
そしてその頂上でぷっくりと膨れ上がった快感の中心ともいえる器官へ、
蜜を塗りこむような愛撫を送った。
「……っ……やっあぁーっ」
高められるだけ高められた性感に、止めともいえる快感を送られて悠理は絶頂に達した。
荒く息を吐き、どうにか呼吸を整えようと胸を上下させている。
しかし翼はそんな悠理の懸命の努力を無視し、まだ僅かに包皮に守られていたそこを剥き出しにして、
舌の裏側を使って円を描くようにぬるぬると刺激した。
「っひっ…だっめっ…つばっさっ…くっ…」
一度いって弛緩し切った所へさらに激しい刺激を与えられて、
悠理は翼の舌が動くたびに、小さな絶頂を迎える。
休むまもなく与えられ続ける快感に、悠理はどうにかなってしまいそうだった。
けれど、もう止めてほしい、開放してほしいと思うよりも遥かに強く、
身体の奥にもっと決定的な刺激がほしいと思う自分の思考を、悠理はもう止められなかった。
「んっ…くっ…もっ…もう…入れて……っ」
悠理が我慢しきれずに訴えた途端、翼は晴れやかな笑みを浮かべると、
愛撫の手を止め、悠理の頬へ穏やかな口付けを送った。
「どうしても…悠理の意思で求めてほしかった…」
「…ばかっ…」
悠理は翼に強く抱きついて、耳元へ囁きを送った。
「…翼くんがほしいよ…」
翼は参ったとばかりに一瞬天を仰ぐ仕草を見せると、
いつの間に用意していたのかすばやく避妊具を着けて、悠理の身体にゆっくりと自分自身を沈めていった。

86 :
「んはっ……」
ぬかるみきった悠理のソコはやんわりと翼を受け入れ、ひくひくと蠢きながら、更に奥へ誘おうとする。
「くっ」
翼が耐え切れずに声を漏らし、額から滴る汗が悠理の唇へ落ちた。
その汗をぺろりと悠理が舐めとるのを見て、翼は一気に腰を突き入れた。
「あぁっっ…」
身体の奥へズンっと押し込まれたモノが余りにも熱く、悠理は体内の熱を吐き出すように大きく喘いだ。
一番深くまで繋がった状態で、二人は一時呼吸を整える。
翼は甘さと熱を同じだけ瞳に湛えて、悠理の眉間に口づけした。
「とても気持ちいい…」
甘く囁かれるのに、悠理は羞恥心を取り戻し、イヤイヤと頭をふった。
そのかわいらしい仕草に、翼は笑みをこぼすとゆっくりと大きく腰をまわしはじめた。
「んんっ…」
ぴったりと繋がったお互いの腰を更に押し付けるように緩やかに動かれて、
悠理は必で唇をかみ締め、こぼれ出そうになる嬌声を抑えようとした。
翼はあえてそれを咎めたてることをせず、緩やかな円運動をやめ、
細かく激しい律動に切り替えた。
「あぁっ…んっ…やっ…あっあっあっあっ…」
突然の激しい律動に悠理はついに堪えていた嬌声をこぼし始めた。
奥を抉られるたびに吐く息とともに短く嬌声がこぼれる。
悠理は翼の広い背にしがみつくように手を回し、与えられる快感に酔った。
寝室には二人の吐く息の熱さが充満し、とろりと滴り落ちそうな淫靡な空気に染まっていた。
「…もっ…だっめ…いっ…いっちゃ…」
熱く堅い翼に中を探られ続け、悠理は息も絶え絶えに訴えた。
翼はその声を聞いて、悠理の体内の微かに膨らんだ部分を先端で強く圧迫するように腰の動きを変えた。
「…あああっ…んーっ…やぁぁぁっっ」
「…っく…」
悠理は全身を激しく麻痺させ、翼の肩に強く爪を立てて一度目よりも高く強く昇りつめた。
少し遅れて翼も、激しく収縮する悠理の中の動きに耐え切れず精を解放した。
ぐちゅりと音をたてて翼が引き抜かれるのに、悠理はどうしようもない恥ずかしさを感じて、
翼の胸へ頬を押し付ける。
翼は悠理の頭へひとつ口付けをして、その身を引き寄せた。
べたつく汗にも不快感などまったく感じず、二人は心地よい倦怠感に身を委ねるようにして、
そのまま眠りについた。

87 :
翌朝、翼より一足先に目が覚めた悠理は翼の肩口を枕にして、
全身を委ねるようにして眠っていた自分に気がつき、ぽっと頬を染めた。
そして起きている時より幾分幼く見える恋人の顔を、その胸の中で見つめ、
そっと伸び上がって顎元へ小さなキスを送り、もう一度眠りにつくために瞳を閉じた。
規則正しい悠理の寝息が聞こえてきた頃、翼はそっと目を開いて、
穏やかに自分の胸の中で眠りにつく年上の恋人を起こさないようにそっと囁いた。
「愛してる…悠理」
残念ながら悠理はその頃深い眠りについていたので、
その声がどれほど甘く慈しみに満ちていたのか、
その表情がどれほど喜びを湛えたものだったのか、知ることはなかった。
おしまい。

88 :
GJ!!
素晴らしかったです。
また読みたいです。

89 :
GJ!!
本当に続きがうpされて嬉しいです!!

90 :
GJ!
すごく萌えた

91 :
甘いけどえろいところが最高です!
ありがとう!ありがとう!!

92 :
保守

93 :
翼×悠里GJ!物凄く萌えたよ。
翼アペンド1のスチルはなにげに悠里の手が翼の背に回されてるのがエロイと思った。

94 :
ゴロリンがハニーちゃんを泣かせてる話が読みたいな

95 :
>>74
GJ!!!
ありがとう、職人さん!

96 :
だいぶ下がってるので一度だけage保守

97 :
保守あげ
萌えをください職人様…
瑞希BDとかとかとか

98 :
BDってバースデイか。
一瞬BAD ENDと読めて、瑞希の鬼畜希望?とか思っちゃった。

99 :
初セクロスのとき、リンカーン未遂のトラウマで震える担任と瞬が読みたい

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