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2013年03月クラシック81: 【生誕】貴志康一【百年】 (301) TOP カテ一覧 スレ一覧 2ch元 削除依頼
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【生誕】貴志康一【百年】


1 :2009/01/04 〜 最終レス :2013/03/11
今年生誕百年を迎える
夭折の天才もしくは、
多芸異才の坊ちゃんヴァイオリニスト兼作曲家兼…
貴志康一について語ってください。
演奏情報・レポート歓迎。

2 :
2ゲト
大フィルこんどやるよ

3 :
ミッテンヴァルトが頑張ってるね

4 :
作曲はキワモノ。
ベルリン・フィルが振れたのも、フルトヴェングラーの面識を
得たのも、彼の家の桁外れの資産ゆえか。

5 :
>>4
痛いなあ(^^;
そんなことどうでもいい。
ケチつけるのが趣味なのか?

6 :
まあ>>4には面識も資産も無かったんだよ。
ユニークな作風だとは思う。

7 :
朝比奈隆より年下だったのか・・・夭逝しなければ指揮者として一家をなしたかもね。
ところで
・裕福な家に生まれ貴公子然とした風貌
・ヴァイオリニスト、指揮者、作曲家というマルチタレント
・ジュネーヴ、ベルリンで学び、フルトヴェングラーの薫陶を受け、若干20代半ばにしてベルリン・フィルを指揮
・ヒンデミット(作曲の師匠)、ケンプなどとの交流
・評論家に気障っぽいと言われるほどの流麗な指揮
・紋付の羽織を引っ掛けてヴァイオリンを弾いていたというジュネーヴ時代
以上がエピソードの概観だけどそれを知りながら某漫画を斜め読みしたとき
その主人公のイメージってここからきているのかなと思った。

8 :
>>4に同意するね。
作曲が凡庸なのは隠しようがないだろう。

9 :
>>8
どんな風に凡庸なのかね・? 詳しく教えてくれ
民謡などのモチーフ採用にしても他の作曲家より鋭角的なアールデコ的モダンさがみうけられるが。
しかしどうしてクラヲタは自国の作曲家に暴力的なほど冷たいのか?
(東大出の作曲家や海外(仏)の作曲家にほめられた作曲家にはあまったるい学閥・楽壇政治に頼っている価値感)
こんなんだからナクソスのシリーズがブツブツ・・・・・

10 :
>>9
正気とは思えない……

11 :
5に「痛いなあ」と呆れられた4より。
交響曲「仏陀の生涯」には、転調などたしかに美しいと思わせる部分はある。
しかし、それはあくまで部分的であり、全体的にはキワモノとしての
印象しか受けない。「管弦楽のための日本スケッチ」はまったく邦楽器の
ための音楽であり、オーケストラ曲としては違和感しかない。同じ
日本人の手による管弦楽曲でも山田耕筰の「かちどきと平和」(1912年)、
「マグダラのマリア」(1916年)には敬意を払う。滝廉太郎に、せめて
あと30年の命が与えられていたら、間違いなく貴志以上の音楽をもっと
書いたであろう。それは滝のピアノ曲「憾」一曲だけでも証明できる。

12 :
(続き)
私はピアノの上に貴志の写真を2枚飾っている。
ジュネーブ音楽院とベルリン高等音楽学校の留学時のもの。
同年齢の欧州人の学友たちと実に楽しそうに一緒に写真に
写っている。欧州人の男子学生も女子学生も貴志の明朗で
優れた人柄に魅せられている様子が伝わってくる。こちらの
気持ちまで明るくなるような写真だ。
しかし、残された音楽はとりたてて騒ぐほどのものではない。

13 :
大作曲家とは思わないけどかといって熱烈に批判しまくって演奏機会を潰すのもかんがえものだ。
山田や瀧についてはそのとおりだが。
但し、山田は実質的に緻密なオーケストラ曲は書けてもオペラは昨年上演された「黒船」のとおりだし
(「香妃」もピアノスコアだけみても器楽と歌の剥離ともみれる箇所がある;)
瀧も生き延びたら多分オペラでなく歌曲と器楽に方向を見い出すだろなぁ、とオモタ。
>「管弦楽のための日本スケッチ」はまったく邦楽器の
>ための音楽であり、オーケストラ曲としては違和感しかない
こういったキワモノ感が魅力に感じる自分は人間として軸がズレているのか?

14 :
貴志は曲がひどいわりに演奏されすぎだろ。戦前の日本の作曲家でも、この人は並みの域を出ない。
ナクソスのシリーズ聴けば一目瞭然。

15 :
そりゃそうだがクラヲタは今でもそんな大成功作ばかり聴かないと精神が持たない
怖がりさんなのか?
まあ自分が物好きな変人だからだろうけどな。
ひとまず国立博物館逝ってみるわブレブレ。

16 :
ふと思ったのだが
湯川秀樹がノーベル賞の晩さん会とかでどうして貴志の曲が演奏されたのだろ。
ゲッペルスと無邪気に笑って写真に映る男だぞ!;※
(※ナチスが政権とる前の写真だが。)

17 :
>>14
上演されすぎ?
クラ全体からみたらカスみたいな数だよ。それを減らせというなら一種殲滅だな。他の戦前作曲家も引きずられて演奏回数減;
そんな自殺行為な事書く代わりに現在楽壇セイジに反抗して大澤とか他の戦前作曲家もどんどん上演すべきだと書くべきなのだ。

18 :
しかし貴志を評価に値せずと書く>>4 = >>12はそんな写真飾ってるの?
「貴志」でなく
「素晴らしきベルリン音楽界サロンの群像」を見て
「ベルリンと(ボンと)ドイツ音楽よ永遠なれ」と毎日心に刻み付けているのだろうか。
まさか某組織みたいに写真の前で毎朝敬礼しているのか?;;
すまん。敬礼うんぬんはそんなイメージが湧いただけの冗談だ。

19 :
今から80年も前に欧州の地で、現地人と日本人青年の間に
確実に芽生えた友情を尊いものとして、その写真を飾っている。
みんな、はちきれそうに楽しく、そこには忍び寄る戦争の影を
見出すことはない。この写真のほかには、晩年のカラヤンと
知人のBPOのメンバーと一緒に撮った写真、そして
若き日のケンプの写真をピアノの上に置いている。

20 :
>>19
ありがとう。

21 :
日本作曲家のオペラ
ttp://mamono.2ch.net/test/read.cgi/classical/1199596691/
200あたりから"NAMIKO"の話題あり。

22 :
てか、彼の遺したレコードが、まともな形で復刻されていないだけでも不幸だ。
ダットンとかの技術で、全部復刻してほしいものだ。

23 :
>>19
>>20
お人よしめ。
カラヤンとBPOとケンプの写真を飾りたいだけ。
喜志は東洋から来た金持ちサルだと思っているよ。
喜志は凡庸だから上演されることをキリストさまも
ゲルマン民族とその薫陶受けた超優秀な>>19も許せないのだよ。

24 :
ミッテンヴァルトのヴァイオリン曲集を聞いた限りでは、日本旋律のうまい
西洋音楽化を実現していると思った。ブラームスがハンガリー舞曲を書いた
ような意味で、貴志はかなりの才能があったと思う。

25 :
>>24
そうかなあ。おれは駄目だ。

26 :
>>19=4のいうことも、>>24のいうことも、公正でまっとうな意見だと思います。
以前、貴志スレが立ったときはアンチスレで埋まって落ちてしまったので、
こういう展開が嬉しいです。
>>19さんがおっしゃるように異国で日本人が音楽仲間として溶け込んでいたこと、
これは近衛秀麿や山田耕筰とはちょっと異なるところだと思います。
ただのベルリンへの来訪者ではなく、仲間になったこと。それが大切だと思います。
作曲については28で死んだので限界もありますが、作品がヨーロッパに日本の
情緒や感情を示す目的で作られたものであるということを踏まえれば、
仕方ないかなというところもあると思います。でもそれにしても魅力的です。
>>19さんのような感想は、伝記にも出ていたと思います。つぎはぎとか稚拙とか。
戦前から日本ではそう言われてたって。ドイツでは…どうだったかな?
ヴァイオリン曲や歌曲は美しい作品が多いと思います。
「竹取物語」なんかフィギュアスケートの課題曲にしたいくらい。

27 :
>>25
何が駄目なんでしょうか?
趣味もありますからなんですが、
アンチならその根拠も明確にしてもらった方が盛り上がるので。
わたしはまだ24の女子ですが貴志だいすきですよ☆

28 :
この人の作曲にはオリジナリティがない。しかもオーケストレーションはドイツ人を雇っていたと聞いたぞ。秘密にされてるけどね。
それが本当ならプロと言えないでしょう。ものすごく類型的な書き方だから、人任せだとすると確かに納得が行く。
存在自体がほかの作曲家に失礼な気がする。金に飽かせて勝手をしたぼんぼん。

29 :
>>28
昔の本にそう書いてあったけど、それは嘘らしいよ。
>それが本当ならプロと言えないでしょう。
それがウソだったらとても失礼でしょう?
そのことを書いたのはある関西の評論家だったと思いますが、
貴志が教えてもらった作曲家を、オーケストレーションした人と
間違えたのだと思います。やっかみもあったと思います。
ちなみにドイツ人ではなくユダヤ人。貴志の先生はユダヤ人で、
それは合っていますが、オーケストレーションは貴志が自分でしていると
いうことです。情報弱者?データ古すぎーwww
いまだに貴志康一を金持ちのぼんぼんとしか見られないなんてどんだけー
ちょっと釣り針が大きすぎません?

30 :
それほんと? あれだけ短期間にあれだけのスコアを書いたことがそもそもおかしいと
思ってるんですが、筆跡鑑定とか、ちゃんと研究されてるのですか?

31 :
つまりですね、28の内容が火消しのためのウソじゃないかと信じてるんですけど。

32 :
ミッテンヴァルトの聞いただけだけど、単なる編曲以上に構成の良さを感じる。
これってクラシック音楽の一つの王道だ。
「ブラームスの」ハンガリー舞曲だってブラームス本人はリアルな民謡を編曲
しただけであって、「作曲」とするには躊躇したということだよ。

33 :
>>28
しつこいようですが、オーケストレーターが居なかった、全部で自分でやっていた、
交響曲、ヴァイオリン協奏曲、日本スケッチ、天の岩戸、オーケストラ伴奏歌曲、その他
2年間くらい? ともかく短期間に他の仕事も多くしながら自分でやった
しかもオーケストレーションがまるで映画音楽のアレンジャーのやりかただと思うのですが
それでもその仕事は貴志本人にまちがいない
この根拠がおおやけに誰かによって明かされている事実があるなら教えてもらいたいのです。
これは貴志の評価をめぐる重大な問題だと思います。
たとえばですね、よく読んでないんですが、毛利氏の伝記はそのあたり説明できてるのでしょうか。

34 :
>>33
>毛利氏の伝記はそのあたり説明できてるのでしょうか。
きちんと説明がされています。


35 :
>>34
貴志が他人に編曲させてばかりいたんて書いてなかったよ。

36 :
>>33
悪魔の証明って知ってるかい?
他人に編曲をさせてたというのなら、そういう証拠を出すのが筋である。
それを「させていなかった証明をしろ」というのは悪魔の証明である。
編曲を他人にやらせてたというのは噂レベルだろ?
そんなのでいいのかい?
短時間にできる仕事ではないということの「根拠」は、単なる>>33個人の「そう思う」でしかないだろ?
そこはちゃんと>>33が作品の音符数を数えるなりして「個人レベルでないもの」を出さないとね。
参考までに言うと、ロッシーニですらベルリーニにかかったら「作曲が遅い」と言われた。
自分基準で他人の仕事量や仕事の速さを考えないようにしないとな。


37 :
>>35
誤解がありましたね。
貴志先生が短期間に、なぜ効率的に自分の力で、
大量の作品を作曲できたかということが説明されていた、
と言う意味です。

38 :
>>37
毛利の本は自筆譜の写真もでてないだろ。その点ではその前に出されていた疑問点を
何も払拭できていない。

39 :
仮に全部自分でやっていたとしても、深井史郎や大澤や伊福部や諸井に比べたら、2ランク位落ちる。
ショスタコとフレンニコフくらいの差はある。もちろんその程度のものとして大いに演奏され聴かれる値打ちがあると思う。
おれはフレンニコフも大好きだから。

40 :
あと確認だが人にオーケストレーションやらせていたと書いたのは誰?
日下徳一か?

41 :
>>38
資料批判の問題?
そんなもの、もし本当に疑問に感じるならば、
研究者が自分で資料を検討すればいいかと。
あるとこはわかってるんだから。
一般に、研究書に資料の写真を一々出さなければならないなんて常識は、
どこの世界にも存在しないです。
それまでは「前に出されていた疑問点」なんて、
根拠のない疑問なんですから無視すればよろしい。
自分で資料まで遡って検討しないで、
疑問点を口にする人の言い分なんて、気にする必要など無いですね。

42 :
でも先行している日下(?)の本にそう書いてあるわけだろ。訂正もされていないんだろ。
無視していいといわれてもそれは通らないだろ。普通、名誉回復を公明正大にはかるんじゃないか

43 :
>>42
>でも先行している日下(?)の本にそう書いてあるわけだろ
いやあ、その本は手元にあるんだが、
今酔っているんで確実とはいえないんだが、
ぱらぱら見てみたが、そんな記述はなかったように思うんだ。
貴志先生に対する噂や陰口の数々は、
もっといいかげんなところから出てきたんではないかと思うな。
それこそやっかみ半分の戯れ言のような。

44 :
ここで貴志馬鹿にしているような奴に限って、ヨーロッパ生活をして
「竹取物語」でもラジオで流れてきたら目がウルウルしてきちゃうような
奴なんだろうな。

45 :
私は大学院から社会人生活の10年間をウィーンとベルリンで過ごしました。
当時、貴志の音楽がブームで知人がCDを送ってきてくれました。
ずっこけましたね。帰国する時、処分しました。

46 :
>>45
日本文化が嫌いでしょうがないというわけだね。

47 :
俺が最近聞いたのは木野さんのCD。残念ながら貴志作品は録音が古かったり
演奏者がいまいちだったりして正しく評価できないものが多い。
木野さんは演奏家として一流だし、録音もいいので、これでの評価を
聞きたい。
http://www.amazon.co.jp/%E8%B2%B4%E5%BF%97%E5%BA%B7%E4%B8%80-%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%83%B3%E4%BD%9C%E5%93%81%E9%9B%86/dp/B000L43Q2O/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=music&qid=1231735255&sr=1-1

48 :
>46
茶道と邦楽(筝、三弦)は教授資格を持っておりますが。45

49 :
ハンガリー人がブラームス聞くと違和感あるんだろうな。

50 :
http://tetsuwanco.exblog.jp/7196381/
個人的には、「大阪」、否、いかにも「浪速」という感じがして、妙な愛着を感じざるを得ません(笑)。
貴志康一というと、芦屋や神戸の深江という、スマートなイメージがあるのですが、彼の生まれは大阪の都島。
コテコテの大阪人であります(笑)。
「赤いかんぎし」と「かごかき」の歌詞は彼が書いたものですが、そのなかには「天神祭のかがり火を」、「天神祭
のお舟が通る 太鼓たたいて松明つけて どんちきちきちき どんちきちん」などの大阪の夏の風物詩「天神祭り」
の情緒豊かな情景が出てきます。
おそらく、この「祭り」というのも、大阪の天神祭りをイメージしたものなのでしょうね。

51 :
某音階のトンデモ過剰使用に
初めて聴いた時はナンジャコラでしたが
今はユニークな個性として聴いていますw

52 :
要するに大阪人のコテコテを理解できない奴が貴志を理解できないというわけか。

53 :
なぜかソプラノの中嶋彰子が日本とベルリン・ウィーンでの記念公演に出る。
何か所縁でもあるのか?
http://www.akikonakajima.com/l2_news_j_kishi2009.html

54 :
>>28
清書(シュルツ?)じゃなかったか?
毛利氏が貴志自身の自筆か清書されたものか甲南高に残ったスコアを調べたデータがネット上にもあったような。

55 :
>38
毛利の本は自筆譜の写真もでてないだろ。
出てますた。
「貴志の曲ユダヤ人に編曲させた」というのは、
俺の読んだ限りでは吉村一夫という関西の評論家の言説です。
(なんという本科忘れましたが関西の洋楽史について書かれた本に出ていました)
貴志はエドバルト・モリッツというユダヤ系の作曲家に作曲を
師事しているそうなので、それが吉村氏の根拠になるのだと思います。
毛利は、「貴志はモリッツに師事して管弦楽を学びつつ、作曲した。
オーケストレーションについては、貴志が楽器指定をし、モリッツに
楽譜浄写を依頼した。」ということを述べています。ガーシュインも
同じようにして作品を作り出していましたが、、だからといって
ガーシュインの作品にケチをつける人はいないでしょう?
管弦楽の個性づけは貴志が間違いなくしていたと思います。

56 :
連投スマソ
貴志がオーケストレーションをしていたのが間違いないというのは、
実は管弦楽の自筆譜については俺自身、毛利の伝記を読んでから
>>33と同様、疑問に思って自筆譜を見に行ったのです。東京から某所へ。
貴志のオーケストラ曲のスコアには二種類あります。貴志の自筆譜と
モリッツの清書譜です。貴志の自筆でスケッチ含め残っているのは、
ヴァイオリン協奏曲、日本組曲、仏陀、映画音楽、歌曲、器楽曲などでした。
「日本スケッチ」は自筆が残っていないようですが、その代わり
帰国してから貴志が書いた大編成のオーケストラ曲の自筆スコアを
見せてもらいました。それで貴志が自分で編曲をしたことを確信しました。
未完成なのが残念な、壮大な序奏の作品でした。
それもたぶん伝記に書いてあったとおもいますが、貴志についてはまだ
誤解されていることが多いと思います。


57 :
毛利氏とすべきでしたね。酔っ払っていたので失礼しました。

58 :
1/17国立博物館での歌曲コンサート
演奏者の方々には悪いけどヴィブラートの多い歌手向きではないなと。
あと歌手・伴奏ともに要求する演奏技術が難し過ぎる。これは伴奏編曲者
の小松氏にも責任あるかも。

59 :
2月以降貴志康一関係のコンサートありますか?
「ベルリンの月」は初演経験者の話聞いてたら
滝廉太郎の伝記オペラと似た様な印象を受けたので
萎えて来ますた・・・・・・・

60 :
何か今年も日本のクラッシック雑誌で特集1つ組まれぬまま年が過ぎて行くようですな。

61 :
戦前のベルリン・フィルに客演できたんだから、それだけでも山田耕筰より上だと思います。
山田は、自費で借り切った形でしかベルリン・フィルを指揮していないんですから。
日本に帰国後は、あのケンプと共演して、本人から絶賛されたし。

62 :
今日の朝日新聞夕刊に一面分の記事あり

63 :
>>61
貴志も自費だよ。
チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲は初演から数十年もの間非難が絶えなかった
そうだが、その理由は高尚なクラシックなのに低俗なロシア民謡(風)が出て来る
という理由だ。貴志もその程度の批評家には批評されたくないだろう。

64 :
で、昨晩ミッテンヴァルトから出ているヴァイオリン作品集を聞きなおしていたが、
やはり非常に良い。これ聞いた人いないの?

65 :
>>64
ミッテンヴァルトのCDは注文してから届くまでに相当時間かかるから敬遠されているのかも。
珍しい貴重な作品を出してるのは確かなんだけど。

66 :
>>63
レコーディングは自費でしたが、それ以前に客演しているはずです。

67 :
貴志作品をシンセサイザーで公開しているサイトがあるんだね。
http://a-babe.plala.jp/~jun-t/Kishi_Works.htm
一読してまずその濃厚な和風の響きの連続に驚かされました。瀧廉太郎が
シューベルトだとすれば、貴志康一はムソルグスキーというところでしょうか。
とにかくコテコテの日本ふう、という感じなのでございます。
とはいえ、単に日本的な旋法や和声を使っているというだけでなく、書法に
モダンな感覚が満ちているのは、さすがに20世紀の作曲家と思わせ、なか
なかに面白い作品集でございます。

68 :
>>59
貴志のソナタが2月10日に東京文化会館であるって。これは聴きに行きたい。
幸田延のソナタも興味あるし。
ttp://homepage3.nifty.com/mittenwald/0210inda.html
ほかに3月4月5月と大阪でコンサートがあるみたい。
3月31日 大フィル「貴志康一生誕100年記念コンサート」
曲目は歌曲4曲とヴァイオリン協奏曲と交響曲「仏陀の生涯」。
ヴァイオリンは小栗まち絵。
あと4月か5月かは関西フィルだったと思う。

69 :
>>68
出来たらレポート頼みます。

70 :
小松一彦がきっとやるでしょ
中央大のオケか大阪市音楽団で

71 :
>>68
ソナタ聴いた人感想キボンヌ

72 :
ソナタ聴いてきた。第1楽章と第2楽章だけだったけど良かった。
印田千裕というヴァイオリニストは自分なりのスタイルでこなしていたよ。
音は美しいけど線が細いので、第1楽章はもっと荒々しさが欲しかったな。
でもCDのと違う解釈で面白かった。第2楽章の繊細な感じがよく出てた。
ピアノパートもかなり難しそうだったな。ピアニストが時々とちってた。
ついでに、幸田延のも骨太なソナタで思ってたより聴かせた。美しい曲だね。

73 :
あとは4月の「ベルリンの月」くらい?

74 :
ほかは大阪フィルとか関フィルとかなかったっけ。

75 :
大フィルが小松一彦で仏陀と協奏曲

76 :
関西フィルが小松長生で日本組曲

77 :
>>75 >>76
出来ましたら感想等お願いします。

78 :
山田は自費で借り切ってベルリン・フィルとの演奏会なんてあったかな…近衛秀麿と混同してないか?
山田もベルリン・フィル振ったことがあるはずだけど自費ではなかったはず。
ベルリン・フィルを日本人が初めて振ったのは近衛だし、日本人として初めて定期に招かれたのが
近衛であるということは認識しておいた方がいいと思うぞ。もちろん貴志は定期に招かれたことはない。
早世の音楽家を讃えるのはいいけど悲劇のヒーロー扱いして美化し過ぎるのはの正直どうかと思う。
個人的には貴志の作曲はいまいち。

79 :
>>78
近衛のは大使館と日独協会後援だが、疑えばこれも費用出しているかもしれない。
そこを突っ込んで調べてみましたか? 近衛なら資金関係で突っ込みどころが多いんだよね?
むしろ貴志のように出費関係が明白な例の方が少ないんだよ。
>山田もベルリン・フィル振ったことがあるはずだけど自費ではなかったはず。
1937年だよ。帝国放送局で振った。因みに残っている写真はフィルハーモニーザールでの練習風景。
ちゃんと調べようね。そうして自費でないという根拠は?
>もちろん貴志は定期に招かれたことはない。
貴志が指揮者になって何年ベルリンにいたと思う? たった一、二年だぞ。
すでに日本で実績を積んできた近衛と同列にするのは乱暴じゃないか?
客演して一年で日本に帰っているのに「定演に呼ばれてないよー」って鬼の首取ったように言うのはどうよ。
で、誰が貴志を悲劇のヒーロー扱いしているか、それを説明してもらおう。
むしろ貴志は生前も死後も幸運の持ち主だと思うのだが。
いまいちな作曲で、なんで今ごろ頻繁に演奏されているんだろうねえ。
貴志の曲が好きな人もあれば嫌いな人もあって当然だろう。
でもノーベル賞で、他の海外に知られた日本人作曲家じゃなくて「竹取物語」が採用されたのは悲劇かな?
生誕100年にとりあえず祝ってもらえてるのは幸せなことだと思うよ。

80 :
ああごめん。本見たら一年にも満たなかった。
1934年11月に客演して、35年3月末に帰国の途についているから4カ月くらいだ。
その間、再度客演の打診を受けているけど帰国したので近衛より成績はいいんじゃないかね。
BPOから打診が来るってことは定演も間近だったんだろう。

81 :
「なみ子」のアリアは他の作曲家の"日本的"とは違う当時のモダニズムも積極的に入れたもので
本当に日本人かよお前みたいな感じ。アリアの後で他の登場人物が「何て不思議な歌」というのも納得出来る。
しかし、オーデションに国粋主義な歌を歌う歌手ってどうよw?

82 :
山田はどこかから派遣されていったんだよ。自費でなくて公費でしょ。

83 :
ミッテンヴァルトのヴァイオリンソナタ(仮)聴いた。
明らかに「オレが弾けるから他の奴も弾けるだろ」と考えて作曲してるとしか思えん。
鬼か悪魔かあんまり考えないおぼっちゃまの作りそうな作品だ。

84 :
それパガニーニもそうだな

85 :
それはパガニーニにあまりに失礼だ。

86 :
>>48
昔持つと割れる河太郎を先生に持たされた事があります。

87 :
あげ

88 :
新交響楽団が貴志康一の日本スケッチをやるそうみたいだな。
第207回演奏会
2009年10月12日(月・祝)14時開演
曲目 貴志康一/交響組曲「日本スケッチ」 他
指揮 小松一彦
東京芸術劇場大ホール
ttp://www.shinkyo.com/01next/
日本の作品に対する思い(決して日本オンリーではなく)は好感持てる。
名実ともに日本を代表するアマオケと言えるだろう。

89 :
小松の馬鹿に牛耳られた情けないアマオケといえるだろう

90 :
すまん。
×『やるそうみたい』⇒ ○『やるみたい』

91 :
芥川さんのオケだった

92 :
09.3.31(火)19:00 ザ・シンフォニーホール
大阪フィルハーモニー交響楽団 貴志康一 生誕100年記念コンサート
指揮/小松一彦
ソプラノ/坂本 環
ヴァイオリン/小栗 まち絵
曲目:
貴志康一/歌曲「天の原」「かごかき」「力車」「赤いかんざし」
貴志康一/ヴァイオリン協奏曲
貴志康一/交響曲「仏陀」
09.5.21(木)19:00 ザ・シンフォニーホール
関西フィルハーモニー管弦楽団 第211回定期演奏会 [オリエンタリズム]
指揮/小松長生
ピアノ/河村尚子
曲目:(18:40より小松長生によるプレトーク)
貴志康一/大管弦楽のための「日本組曲」より
ラヴェル/ピアノ協奏曲 ト長調
コダーイ/ガランタ舞曲
バルトーク/バレエ「中国の不思議な役人」組曲 op.19

93 :
オペレッタ「なみこ」今秋再演

94 :
>>89
あんたはニッポニカか?
今の新響が気に食わないのか知らんが嫉妬するな。
彼らの音楽への真摯な態度は賞賛に値する。

95 :
>>92
大阪フィル公演はどうでしたか?
聴いて来た方いらっしゃったら感想おねがいします。

96 :
>>95
【没落】大阪フィルハーモニー18(大殖英次) 【凋落】
http://jfk.2ch.net/test/read.cgi/classical/1234535227/386

97 :
>>96
ありがとうございます。

98 :
>>95
96じゃないけど、これも見つけた
ttp://opera-ghost.cocolog-nifty.com/blog/2009/04/100-7c1d.html

99 :
この人邦人作曲家なら何でもOKっぽくてダメだね

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