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2012年6月懐メロ邦楽515: ヒットメーカー阿久悠物語 (298) TOP カテ一覧 スレ一覧 2ch元 削除依頼
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ヒットメーカー阿久悠物語


1 :08/08/02 〜 最終レス :12/02/04
語ろう。

2 :
おう!

3 :
森昌子にスカウトのプラカードが
上がったときは、ちと感動してしまったw

4 :
この番組は権利の関係で
再放送もDVD化もありません。

5 :
【追悼】阿久悠・この一曲
http://bubble6.2ch.net/test/read.cgi/natsumeloj/1185988756/

6 :
中三トリオ&ピンクレディー中心だったので
阿久ヲタ的にはツッコミにくいですか?

7 :
阿久オタなんて存在しないと思うんだが。
阿久悠に敬意を表する歌謡曲オタはくさるほどいる。俺もだが。
仮想的は作んなくてもいいよ。そんなの最初からいないんだから。

8 :
筒美ヲタは実在しますけど。

9 :
それはいるな。それだけは。
リスト付きボックスCDやムックの「筒美京平の世界」もある。
オタの存在を認識してないと出せないもんね。

10 :
阿久物語なのに百恵映像多すぎるよ。
何考えてんの、日テレ。

11 :
スタ誕OBが「久留米の女の子に目をつけた」エピソードは余計。
ソニーの若松氏は阿久とは縁なし。

12 :
>>11
俺も思った。
アレは事実なの?

13 :
>>11
でも、もうピンクレディーが活躍してた頃には水面下で松田聖子デビューが
着々と進められてたんだなとは思ったね

14 :
阿久悠の番組を見た。
音楽をおもちゃにして安物のプレハブ住宅みたいな歌ばかりで
日本の音楽を支配した男だな。
あの当時はロックの多様化全盛期で、
ジョン・レノンらが魂の叫びを歌に込めた時代だった。
自分を、命を歌に託したアーティストが続出した時代だった。
阿久悠は日本の音楽界の恥部だった。

15 :
>>14
ロック(笑)
魂の叫び(笑)
自分の命を歌に託したアーティスト(笑)
そんなポリシーで生き残った人どんだけいる?

16 :
>>14
コンポーザーとシンガーの音楽なんだからロック・アーティストとの比較は無意味。
せめてポップスとかAORとかR&Bとか。
それより比較論で意見を書くなんていうブロガーみたいなことすんな。
お前はロックがわかってる。どう凄いか、どれほど好きかを書けばいい。
比較で他のジャンルを貶さなくていい。無駄に手を汚すな。
もちろんこんな懐メロ板に書き込む柄ではない。相応の板に行くべき。
お前の熱い言葉を欲しがってる連中はここにはいない。

17 :
>>14>>16
自演はプレハブじゃないんですか〜?

18 :
>14
プレハブ住宅、大いに結構。
災害時の避難所や、仮設住宅はみんなプレハブ。
日本人はプレハブ住宅によって、すいぶん救われてきたんだよ。
あんたもプレハブに救われるときがくるんだから、
プレハブをバカにするんじゃない。

19 :
むしろ今は
安っぽい歌詞を自作する自称アーチストが増えちゃったんじゃ
ないか。
ロマンスとか、ファンタジーとか、センチメンタルなんて
そうそう書けるもんじゃないぞ。

20 :
ロックのなんたらはまだ生きてるけど
歌謡曲に命をかけた阿久先生は早死にしましたよね。

21 :
>>19
ちゃんと日本語で伝えようとした阿久は、その点では素晴らしいと思うよ。
英語風訛りで歌えば意味はどうでもいいとか、
サビになると英語になるとか、そういうのはインチキ。
だって、欧米の人達は自分の言葉で歌っているんだもの。

22 :
穢多出身者

23 :
阿久の詩って、おそらく今どきのアーチストとか何とかで、「私も作詞しました!」
とか言っている奴らのような身近な私生活や日常風景しか描けない人達には
理解できないだろうなー。非日常的な夢を与えられるような詩は。ホント、
ロマンスだよ。
松本隆の詩はどちらかというと少し現実的で、風景美などもとても感じるが
太田裕美の曲のようにオシャレな小道具を詩にちりばめるところと描写の
美しさがいいんだよなー。でもピンクのモーツアルトとか聖子であったな〜。
売野が荻野目や後の方の河合奈保子や松本伊代に書いていた詩はもう耽美
の極限極まれみ…であれも良かった。
秋元康…切れ味するどかったな〜。おにゃん子から美奈子、キョンキョン、
芳恵、あとひばりか。この人の時代感覚の鋭さだけは先読みは出来ん、完敗。

24 :
>>10
阿久悠ほどの怪物でも自分で自分に瑕疵を抱え込ませてしまうんだよ
それが小さな因果応報として百恵という存在となって阿久を駆り立て、呵責させた。
宇崎・阿木コンビとの戦いこそが、歌謡曲時代の最後の聖戦で
百恵不在の80年代に入ってると、阿久の脳裏はアパシーに陥っていったのでは?

25 :
百恵ヲタは勝手にライバルにしてるけど
阿久側は、そんなに意識してただろうか?
売り上げなんか比較になんないけどw

26 :
本人がさまざまな著作物でそう言っているのだから意識はしていただろう
「百恵は時代と寝た女」と、引退直前に公言しているし
阿木耀子がライバルだったわけではなく、自分が否定した百恵が時代の寵児になっていったことが
ピンクを過剰演出させるモティベーションになっていたとは思われる
番組上では、ピンクがレコ大とったその瞬間、百恵のスター性に決定的に気づいたとしているが
阿久は後年ずっと、「あの時代」の意味について反芻しつづけていたように思う(著作物で幾度も触れている)

27 :
あと、阿久にとって最も親心で見守りたかったのは桜田淳子だったと思った
タイミング的に、救い主のようにあらわれた無垢な子で、だから天使として扱い、
クッククックを書いたのも、モロに淳子への自分の思いだったと述べていた
実際、秋田予選のフィルムの淳子の存在感は特別だった
あの頃の阿久にとってどれほど淳子が可愛い存在だったかと思いを馳せてしまうな

28 :
君は歌手よりも、青春スターの妹役のほうがいいかもね、
と阿久が言ったことを、百恵は引退前の著書『蒼い時』に書いてあった。
彼には作詞のオーダーが来ず、引退前の著書に書いていたわけだから、
その思いがずっと彼女のなかにあったのだろうと、阿久は思ったに
違いない。だからかなり傷ついていたんだと思う。
デビューしてすぐの百恵はピッチが狂っていることが多く、
阿久がそういう発言をしてもおかしくないと思われる。
ただ恋をして、素晴らしいクリエーターに、
百恵は化けたんだよ。
化けてからの百恵を見て、阿久は彼女に書きたいという
気持ちはずっと持っていたんだと思う。
百恵に対して「語るべきことは何もない…」と言ったときの
阿久の沈んだ瞳は忘れられない・・・

29 :
>27
デビューの頃の淳子は圧倒的だったから、
そうだったかもしれない。
百恵は売りがなかったんだよね。だからこそ当時のクリエーターが
いろんな売り方を提示した。
それが功を奏して百恵は化けたんだと思う。

30 :
>>23
>身近な私生活や日常風景しか描けない人達
これほんとそう思います。
かといって彼等に物語は作れないだろうし、ファンもそれを求めてない。
J-POPがつまらなくて売れなくなったのはそれが一番大きいですね。
買う層が入れ替わるだけで増えて行かない。しかも入れ替わるどころか減ってるし。
他の娯楽へ取られた層だけに向かって新譜をセールスしても。ねぇ。
自分も範疇に入ってますが、歌謡曲といわれた頃のほうが好きで再発ばかり聴いてます。
作詞家、作曲家、楽団、歌手による日本の商業音楽は素晴らしいです。
「千の風…」みたいな曲がロングセールスなのは、買うのをやめた人が久々に買ったからではと思います。

31 :
歌謡曲の醍醐味って作詞家と作曲家と演者が協力し合ってるようで
勝負しあってる側面もあるやんか
今の曲はメロディーメーカーと演者だけでなんか軽いんだよね
J-POP批判に取られるかもしれないけど
一言で表現すると腹持ちが悪い

32 :
アーティスト事務所が「出版のほうが儲かる」と気付いて
たいした作家能力のない自社アーティストに
自作自演させるようになってから、
ランキングの上位がほとんどシンガーソングライターになっちゃったんだよね。
それで職業作家が用済みになった。

33 :
>>30
俺も再発盤とか復刻盤とかいわれるような代物しか買ってないなー
明日は予約した淳子のライブCDボックスの発売日。
自宅にあるエイベックス製品は、さがしてみたけど原田知世の最新アルバムと
大映ドラマのDVDボックスくらいしかない。かろうじて、ビーイングのZARDのCDは2枚あった。
今の音楽シーンも一応「商業音楽」なのだけれど、同じCDを仕様を変えて
3種類買わせるとか、DVD付けて定価4500円…っていいうのは有り得ないよなー。

34 :
サビの部分に英語もってくるのって、歌謡曲ではゴダイゴが走りだったような気がする。
小学生のガキだった当時はあれがえらくかっこよく感じたものだ。

35 :
>>34
ゴダイゴは歌謡曲じゃないよ。
ゴダイゴがカテゴリされる和製ロックなら10年以上前からサビは英語の曲は多いよ。
日本のロックの歴史の本を読めばすぐわかる。

36 :
>>34
欧米でもサビの部分は英語だけれど、それがかっこいいのかな。

37 :
ゴダイゴと言えば、彼らが絶頂だった頃?デュランデュランが来日した際に
ゴダイゴの曲(モンキーマジック)を聴いて「(゚Д゚)エッ?これって英語なの?」っと、
インタビューに応えていたのを思い出すw 全く聴き取れなかったらしい。

38 :
スタ誕のEDを見てみると、毎回クリップに「監修 阿久悠」と出てくる。
テレビ番組における「監修」というタイトルは意味深で、時に重厚な意味を持つ。
黒子として単なる作詞家で稼いでいた頃にはなかった醍醐味、
自らテレビに出演し、アイドルを発掘し、育成するという快楽、
時代が自分のカリスマ性や実務能力に期待していると自惚れる陶酔もあったはず。
やがて職業作詞家の時代が失われ、歌謡曲というジャンル自体が
時代から取り残されることを、多分、阿久は百恵の周辺を凝視しながら
じょじょに予感していったのではないか。
つねに時代の匂いや方向性を感じ取ろうとするところに
阿久の力の秘密があったとすれば、ごく近い未来に自分が旧物となる予感が
ピンクレディをキメラ的に加速させ、歌謡界にあったはずの「夢の預金」を
すべて引き出してしまったのではないか?
淳子の「天使も夢見る」のような歌を書いていた阿久とは明らかに異なる。
ふわふわと漂う夢を見たり、追いかけたりしていてもいい猶予が
もはや限られていることに気づいていたと思われる。

39 :
漫画家に憧れた夢見がちな文学少年の一面と、
宣弘社に入って社会人生活の初めを企画屋として過ごした一面が
拮抗しているのが阿久悠の実態かな。

40 :
>32
そうなんだよ。
お前の金になるんだよ、と妙な入れ知恵を
するから、音楽がダメになった。
ただ所詮つまんない曲なんで、一時金にしかならない。
歌い継がれることもなく、アーティスト自身もフェードアウト。
聴き手もつまんないと思っている。
それが今のJ-POP

41 :
阿久悠が死んだとき、
作詞家歴代売り上げベストテンが出ていたが、
1,阿久悠
2,松本隆
3,小室哲哉
だったね

42 :
百恵ちゃんも、中期以降阿木−宇崎で語られることが多いけど
陽水や大滝がいい曲をピンポイントで書いているんだよなー。
>>41
ちなみに秋元康はどの辺なのでしょう。

43 :
秋元なんてどーでもいい。
80年代ってつまんなかった。

44 :
阿久悠さんは美空ひばりと同級生年齢なのを意識してたね
花の中三トリオのアイデアもそんなところから来たのかな?
それこそ漫画みたいな発想だけど、現実にそれで世の中が回っていったんだからおもしろいだろう
やりたいことをやれて、綺麗で可愛い女の子の運命を一握りにして
なまじ作家や漫画家にならず正解でしょう

45 :
>>42
言ってることがことごとく的を外してるなw
だいたい「ピンポイント」って言葉の意味は「正確な位置制御」だぞ

46 :
松田トシ先生役の女優さんは
オレと同い年なんだな。
オレも年をとったもんだw

47 :
>>46
あの頃のホンモノ松田トシさんは品位もあって
厳しいけれど、ほがらかな山の手おばさまというイメージだった。
佐藤真弓のトシさんは、かなりカジュアルで可愛かった。
これはドラマ的にはいい意味ではないのだが
佐藤真弓にように年をとってるなら、決してそんなにおっさんというわけでもないとは思う。

48 :
>>47
ミスった スマヌ
×佐藤真弓にように → ○佐藤真弓のように

49 :
>>42
秋元は4番目だったんじゃないかな。
ただそれってシングル総売上枚数での比較だった気がするんだよなあ。
つまり、アルバムも含めた「売上」でいくと、ホントに勘弁して欲しいんだが、作詞家の1位小室哲哉とかになってしまう可能性が。。。

50 :
>>49
作詞家のアルバムの売上枚数は計れないでしょう。
例えば10曲入りアルバムの中に1曲だけ阿久悠作詞の歌が収録されていて
それが200万枚売れたとしても、
阿久悠に200万枚プラスされるのは変だし
オリコンにも作詞作曲家の売上データはシングルしかないと思う。

51 :
10曲中、1曲ならば単純に、アルバムの売り上げにかかる作詞家への
員税収入の、その10分の1という具合に按分できないの??

52 :
>>51
誰がそれを集計するの?
作家別の支払い調書はJASRACにはあるだろうけど
個人情報を公開しないでしょ

53 :
こないだのミヤネ屋
数字がおかしいとこがあるので、参考までに。
ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org20122.png.html

54 :
追加
>阿久さんは6821万枚

55 :
>>52
まあざっくりした話にはなっちゃうだろうけど、多分TKがらみのアルバムの売上枚数でgrobe、trf、アムロ、鈴木、かはら、
その他で4000万ぐらいはいってると思う。
金額ベースでアルバム一枚=シングル3枚として、1億2000万枚。
そのうち小室の作詞が占める割合を2割ぐらいとして、2400万枚。
阿久悠にもアルバムの売上があるだろうから、多少の誤差があっても作詞家としては小室より売り上げてるな。
松本隆は微妙かな。。。
まあ、遊びだと思って軽く考えてちょ。

56 :
しかし、税金対策どうやってたんだろ?
前年収入から税率割り出してるおかげで
多くの一発屋ミュージシャンが凋落後に大破産してるじゃん。
やっぱ企業みたいに、前年比アップで、ヒットを出し続けていくしかないのかな?
あるいはユーミンみたいに(噂)たくさんゴーストやとって
自分の名前をブランドにして、ヒット出し続ける工房化していくとか。

57 :
金の話はやめない?
作品を聴けば十分じゃないか。

58 :
当時の状況を考えると、中三トリオとPLだけで十分に阿久悠の仕掛けたものの大きさがわかる。
このドラマで五木ひろしや小林旭や沢田研二をひっぱりこんでも焦点が定まらなくなるだけ。

59 :
スタ誕方式はナベプロ独裁を
変えたんだから画期的ですな。

60 :
軍司貞則の『ワタナベ帝国の興亡』によると
国政に関わるほど絶対覇者であったナベプロは
日本テレビとの「戦争」によって落日を迎えたとまとめられている。
「戦争」とは大げさな!!と思うかも知れないが
阿久悠自らも、90年代に著作物で「戦争」だったと穏やかならぬ表現をしている。
戦争だと思ったから、阿久悠も萩本欽一も池田文雄も本気になったんだろう。
赤坂真理が、(いい意味で)「男は戦争が好き」だと最近書いていた。

61 :
日テレさん、今度はジャニーズと戦争してみないか?

62 :
>>19
> 安っぽい歌詞を自作する自称アーチストが増えちゃったんじゃ
> ないか。
文学的センス、素養の無い人が多い。阿久に限らず、
昔のコンポーザーには職人としての誇りみたいなものがあった。
今のアーチスト(笑)なんてほとんどが自分のために書いたような
詞ばかりだろう。プロの仕事じゃないんだよ。アーティストを自称するなら、
それに相応しいアウトプットを出せよ。

63 :
>>62
学芸会の職人(笑)ね。

64 :
>>35
だよな。日本のロックが長い間、テーマにした(未だに解決できていない)
「日本語でロックは可能か」
の一つのアプローチのしかただよな。
同じメロでも、詞を日本語に買い換えるだけで歌謡曲になってしまう。
歌謡曲ではなく、日本語のロックというのが非常に難しいのは
今も変わっていないだろう。さらにロックよりむしろR&Bの方が苦労しているくらいだ。

65 :
>>57
スレタイが「ヒットメーカー」だから金の話になるのかもしれないが、
儲かる=いい作品
ではないだろうな。プロモーションの仕方でも変わってくるし。
一番いいのがプロのプロデューサーや歌手の評価なんだけど、
そういうのってなかなか本音が表に出てこないしね。
阿久にしても阿木にしても松本にしても、その時代その時代の
スター歌手の求められる歌詞を供給で来ていたからヒットしたし、
カバーも含めて未だに評価されているんだろう。
自作自演のアーティストでも1990年代までは、そこそこの
レベルのヒットメーカーがいたんだよね。ミスチルの桜井とか
ZARDの坂井とか。今聞いても「いいな」と思えるし、
あの時代を連想することもできる。

66 :
>>61
1960年代末までは1強以下弱という情勢だったから
今でいえば、「アミューズ+ジャニーズ+吉本+バーニング+ホリプロ+(ちょっと前のホリプロ)」連合軍から
特定のテレビ局へ、所属タレントを一切供給しないと兵糧攻めにされ
十年戦争に到ったという途方もない構図に匹敵する。あるいは、それ以上の苦境・・・
音楽シーンそのものに多様性の無い時代だから、今に置き換えるのは難しいな。
アイドルという新ジャンルを確立しなければ、勝ち抜けなかっただろう。
威嚇して日テレを本気にさせた渡辺晋も抜き差しならぬ状況だっただろうし
受けて立った井原高忠も悲壮だった。局の音楽部員全体に
「死ぬ気でやれ、絶対に負けられない。放送局とプロダクションの戦いは
電波を握っている側が最後に必ず勝つ!」と檄を飛ばしたらしい。
「うわさのチャンネル」と「スター誕生!」はナベプロからの兵糧攻めへの粘り強い反撃と、クーデター。
和田アキ子の地位が後々保証されるのも、ナベプロとの戦争で官軍側の陣頭に立ってたからなんだろう。
まあそこで軍師・阿久悠はんがクーデターを成功へ導いたんだから
阿久悠はいわば維新後の大久保利通くらいの功労があるんじゃないか?

67 :
ドラマではスタ誕の企画の時点で大喧嘩したことになってるが、
話を面白くするためのフィクションだな。
「うわさのチャンネル」の企画時の必死さを持ってきている。

68 :
>>67
阿久悠は「自分は一制作部門者だから内情はわからないが」としたうえで
ナベプロとの問題は、60年代終盤から
確執→絶縁→戦争状態 へと遷移していった、となっている。
たぶん、確執〜絶縁を見越した時期に、スタ誕は企画されている。
阿久悠の業績は、作詞家としてよりも
ここで音楽業界やシステムへの維新を達成したことではないだろうか?
本人の回顧録でも、主に出てくるのはこの時期の獅子奮迅の働きの話。

69 :
>>65
坂井泉水や櫻井と阿久を同じフェイズで語るのは論外だとオモ。。

70 :
>>66>>67
ドラマはちょっと大げさだった。面白く分かり易くするためでしょ。
いくら時代の一部を作ったとはいえ、あくまでも本人は職業音楽人
としての裏方にいたんじゃないのかな。阿久のスタンスがもし本当に
ドラマのように…だったと考えてもいいのだけれど。
気になるのはその時にもたんたんと曲を作ってた筒美さんは一体…
こっちはまったく謎謎謎。浅野ゆう子や岩崎宏美のディスコ調の
曲を結構書いてたなこの頃は。

71 :
>>70
阿久の(スタ誕企画→開始)当時の、本業の肩書きは「テレビ作家」(本人回顧録より)
ドラマは、分かりやすくするのもあったが、実際の生々しさを滑稽さへ転化していて
大げさというより、事実を集め咀嚼して、コミカルに仕立てたとすら思ったけれど。
筒美さんは、天才作曲家。
阿久さんは、緻密な実務家。

72 :
>>69
たしかに。大幸や織田ならわかるけどな。
ユーミン、サザンの流れが煮詰まったのが今のJ-POP。
それでも昔はヤマハとかで基礎を学んだ人が多いから、良い音楽を目指していた。
それがミスチル、ZARD、ドリカムの頃に方向が入れ替わる。
良い音楽を目指して、しかも爆発的に売れちゃったからね。J-POPの始まりですよ。
でも、まだ大幸や織田のようなヒットメイカーと共存してた。お互いに刺激になったはず。

73 :
歌謡歌手が本格的に自作詩っていうのはどのあたりが起源なのかな。
俺は歌謡曲・アイドルの一部しか分からんが、あの太田裕美
でさえ、アルバムのオマケ曲程度にしかLPには入れられてなかった。
松本隆音楽監督がいるわけだが、太田本人もプロの仕事の分別が
とても分かっていたような話だった。
漫研部長の斉藤由貴はかなり自作詩の曲が良かった。谷山浩子ライク
なものを含め、おそろしく良かった。
あのひとは昔も今も周りの人に恵まれていた。
岩崎宏美とかはあまりないよな〜。あったっけ。

74 :
岩崎宏美には全作詞のアルバムがある。本人もファンも作詞は向いてないと納得

75 :
「ラブレター」だっけ。そうだ。あれで岩崎宏美もフツーの女の子
なんだなと当時はあらためて思った。ファーストの「あおぞら」
以来、久しぶりに素の宏美に会えたんだ。歌はやっぱり変わらず
上手いけど。
そう考えると職業作曲家とか作詞家は歌手本人よりも、かなり特殊な
存在。

76 :
>>75
>特殊な存在
今の視点で見るとそうなるだけ。
川内康範における森進一とか橋本淳におけるいしだあゆみとか。
やっぱりシンガーだからこそ表現者として際立ったと思うの。
渚ようこは「歌手」だということにずうっとこだわるから好きです。
実はあのエルヴィスも生涯「シンガー」を志したんですよね。

77 :
「スタンダード・ナンバー」ってシンガーとコンポーザーという概念のたまもの。
だからこそジャズ・シンガーは過去の名曲を懐古趣味じゃなく歌うことが出来る。
もちろん観客、聞き手も違和感を感じてない。素直に楽しんでるわけで。
セリーヌ・ディオンがバラードの古典を歌っても「レトロ」ではないんだよね。
このへんはアメリカの伝統ショービズのほうが成熟してると思う。

78 :
昔の歌謡曲と今のJ-POPの大きな違いは
メロディーを聞いたら他の歌詞が考えられないくらい一体化していること
そして、今歌詞を無造作に出されても瞬時にメロディーが思い出せるところだね
今のJ-POPだと別に他の歌詞をあてられても特に思い入れがないかぎり
違和感を感じない

79 :
>>78
それって長いこと聞いてきたからってのもあるんじゃないかな。
あと当時は玉石混交だったのに、時を経て玉だけ残ったとかいうのも。
確かに今のJ-Popは歌詞の重要性は全体的に見れば低下してるとは思うけど、さ。

80 :
いまの歌は歌詞がケータイの着信とか、止まない雨はない、とかそんなの
ばっかだな。

81 :
>>79
それが石とされてるのにいい曲あったりするから困るの。
いっぱい出てるんだよね、再発盤。追い付くのに必死よ。
で、自作自演を全否定するわけじゃなくて、昔の曲はそれなりに情景浮かぶ。
ドラマ性というか絵画的というか。
別に好きな曲じゃないけど「神田川」「精霊流し」とか。
いまのJ-POPの歌詞よりバラエティに富んでると思う。
それはやっぱりメインとして常に歌謡曲があったからだろう。
>>80
そんなもんに没頭するのはかなり難しい。

82 :
>>78
それと、昔の曲はイントロが強く印象に残った。
前奏も間奏もサビも、よく練られていた。J-POPはそれらが手抜き。
私はいつも洋楽を聴いているんだが、そこにJ-POPが入ってくると、
伴奏のクオリティが全然違うのがわかる。
演奏のクオリティを測るコツを教えよう。
インストゥルメンタルとして聴くに堪えるか?
J-POPはただごちゃごちゃ音を重ねているだけだとわかるよ。
洋楽も、ラップ系の伴奏のクオリティは最低だけれどね。

83 :
ピンクと百恵、微妙な雰囲気
ttp://jp.youtube.com/watch?v=TD7WnIV8OQA&feature=related

84 :
>65
90年代は論外だろう。
坂井泉水や櫻井って…陳腐すぎるW
あんな含みのない歌詞と、阿久さんの作品は全く別物。
>72
大幸や織田って…それも違うだろう。
どういうところが良さなのか、全くわからない。
阿久さんもかわいそうに。その程度といっしょにされてしまったか。

85 :
>>81
神田川は自作自演ではない。
喜多条忠って人だ。うちの親の友達だから。

86 :
>>11-13
遅レスもいいとこだがwやっと録画見たので
1978年12月の大晦日だろ?あのレコ大シーン
聖子ちゃんというか蒲池法子さんだが
まだ久留米のお嬢さん学校の高2ですよ
この年1978年4月のミスセブンティーン(集英社とCBSソニー主催)
の九州大会の優勝者で
ただ本線は学校と親がダメ出しで辞退
でもCBSソニーの若松宗雄が歌ってるテープを聴いちゃって
6月くらいに久留米に参上スカウト開始
首を縦に振らない親父さん相手に
翌年まで延々の交渉をして1979年春にようやく許可
若松氏と上京した法子で3月にあちこち回った末に
サンミュージックで受け入れ内定(相澤は興味なかったが女性のブレーンが欲しがった)
高校出てから来いと言って聞かせたのにそれを聞かず高3の1学期終わるかどうかの頃上京
堀越に転校して正式に事務所入り。
セイコー(成功)どうこう言ってたが松田聖子なんて名前が決まったのすら
この年の秋だったと思う
完全なフィクションだなあのくだりは。
自分は聖子がリアル世代の限界で百恵の話はわかんないから鵜呑みにして
しまいそうだが
やっぱ脚色いっぱいあるんだろうなぁ。

87 :
ドラマだから脚色があってもいいと思う。
ただあの部分で、阿久が時代の移り変わりを感じた、
という部分が描ければよかったんじゃないかな。
80年代に入ると、阿久がアイドルに書くことが
少なくなったわけだし。
ただ聖子を売り出すときにも、ソニーは阿久を
使わなかった。百恵もソニーだったわけだし、
阿久を使わずに売上を出すというのが、当時のソニーの
戦略だったのかな、と思う。

88 :
>>84
>大幸や織田って…それも違うだろう。
善し悪しの問題じゃなくて、歌謡曲のシステムでやってたのってこの辺でしょ。
あとは作家に専念していた頃の小室哲哉だよ。
比較するにはクオリティを考えてはいけないと思って、あえて出してみただけ。
内容が匹敵するという次元の話ではない。

89 :
今回はスタ誕の企画とか、ピンクの件とか
作詞家と言うよりプロデューサー的な面に
スポットが当てられたわけだが、
一般視聴者は、中三トリオ等の懐かしい映像で
楽しんだだろう。

90 :
>>87
ソニーって言うよりプロデューサーじゃないかな?
清水由貴子は阿久さんだったし。

91 :
「お元気ですか」と「みずいろの手紙」は
くりそつですなw

92 :
>>78
まさに!!!!!

93 :
>>83
こっちはほがらかだよー
http://jp.youtube.com/watch?v=Pk-o0ngSIZE

94 :
>>89
阿久悠の本業は、言えばまぁ、プロデューサー的な仕事が先だから

95 :
>88
比較されることが、そもそもイヤ。
しかも歌謡曲のシステムとは違うし。

96 :
別に百恵とPLは仲が悪くなかった。
当時のアイドルは懐もデカく、
正々堂々と戦っていたと思う。

97 :
歌謡曲ってのは80年代で終わったよ

98 :
いや、70年代でしょう。

99 :
たしかに>>95さんのいう歌謡曲のシステムだったら70年代で終ってる。
キャンディーズの解散コンサートあたりなのかな。
80年代はスタッフが新しい歌謡曲のシステムを構築して、それを終わらせたのがJ-POP。
いや、既に終っていたからJ-POPのようなものが出てきた気がする。
そしてJ-POPの使い捨てリリースが日本の大衆音楽そのものが消えて現在。
再発が増えるのも無理ないよ。そっちのほうが楽しめるから。

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宮城谷昌光が見る風景 その7 (878)
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